JPH10210247A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10210247A
JPH10210247A JP9007877A JP787797A JPH10210247A JP H10210247 A JPH10210247 A JP H10210247A JP 9007877 A JP9007877 A JP 9007877A JP 787797 A JP787797 A JP 787797A JP H10210247 A JPH10210247 A JP H10210247A
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雅彦 谷口
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俊晴 高橋
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弘信 町田
Kenji Takano
健二 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、種々のオプションボードの接続
状態に応じて、最適なデータの流れになるように、画像
データの流れを切換えることができる。 【解決手段】 この発明は、複写機の基本部に対して接
続される、PM部103、FAX部104、PRT部1
05、HDD部106の各オプションボードの接続状態
に応じて、最適なデータの流れになるように、画像デー
タの流れを切換えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、通常
のコピーの他に、メモリコピー、ファクシミリ、プリン
タとして、機能拡張して用いれるデジタル複写機等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機等の画像形成装置
では、通常のコピーの他に、メモリコピー、ファクシミ
リ、プリンタとして、機能拡張して用いれるようになっ
ている。
【0003】このように機能拡張される際、画像ページ
メモリとしてのページメモリボード、ファクシミリ送受
信できるファクシミリボード、パーソナルコンピュータ
からのプリントデータを受信するプリンタインターフェ
ースとしてのプリンタボード、磁気的にデータを大量に
記憶可能なHDDボードが、オプションボードとして必
要に応じて搭載されることにより、機能を拡張すること
が可能となっている。
【0004】しかし、このようなものでは、種々のオプ
ションボードが接続された際に、画像データの流れにつ
いては何等考慮されておらず、そのデータの流れが最適
なものとなっていないという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、種々
のオプションボードが接続された際に、画像データの流
れについては何等考慮されておらず、そのデータの流れ
が最適なものとなっていないという欠点を除去するもの
で、種々のオプションボードの接続状態に応じて、最適
なデータの流れになるように、画像データの流れを切換
えることができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像を読取る読取手段と、この読取手段により読取
った画像データを被画像形成媒体に形成する画像形成手
段とからなるものにおいて、上記画像形成装置に装着さ
れ、第1のページメモリを有し、外部装置からの画像デ
ータに対する画像を上記画像形成手段を用いて、被画像
形成媒体に形成したり、あるいは上記読取手段により読
取った画像データを外部装置へ出力する第1の機能を有
する第1の処理ボードと、上記画像形成装置に装着さ
れ、第2のページメモリを有し、外部装置からの画像デ
ータに対する画像を上記画像形成手段を用いて、被画像
形成媒体に形成する第2の機能を有する第2の処理ボー
ドと、上記画像形成装置に装着され、上記読取手段によ
り読取った画像データを記憶したり、上記第1の機能を
実行する際の画像データを記憶したり、上記第2の機能
を実行する際の画像データを記憶する第3の機能を有す
る第3の処理ボードとの少なくとも1つの処理ボードが
上記画像形成装置に装着されている際に、上記画像デー
タの流れが最適なものとなるように切換えられる。
【0007】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段と、この読取手段により読取った画像データを
被画像形成媒体に形成する画像形成手段とからなるもの
において、上記画像形成装置に装着され、第1のページ
メモリを有し、外部装置からの画像データに対する画像
を上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成し
たり、あるいは上記読取手段により読取った画像データ
を外部装置へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボ
ードと、上記画像形成装置に装着され、第2のページメ
モリを有し、外部装置からの画像データに対する画像を
上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する
第2の機能を有する第2の処理ボードと、上記画像形成
装置に装着され、上記読取手段により読取った画像デー
タを記憶したり、上記第1の機能を実行する際の画像デ
ータを記憶したり、上記第2の機能を実行する際の画像
データを記憶する第3の機能を有する第3の処理ボード
との少なくとも上記第3の処理ボードと第1あるいは第
2の処理ボードが上記画像形成装置に装着されている際
に、第1あるいは第2の処理ボードが有している第1あ
るいは第2のページメモリを用いずに、上記第3の処理
ボードによる第3の機能を用いて、上記第1あるいは第
2の処理ボードによる第1の機能あるいは第2の機能を
実行する。
【0008】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段と、この読取手段により読取った画像データを
被画像形成媒体に形成する画像形成手段とからなるもの
において、上記画像形成装置に装着され、第1のページ
メモリを有し、外部装置からの画像データに対する画像
を上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成し
たり、あるいは上記読取手段により読取った画像データ
を外部装置へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボ
ードと、上記画像形成装置に装着され、第2のページメ
モリを有し、外部装置からの画像データに対する画像を
上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する
第2の機能を有する第2の処理ボードと、上記画像形成
装置に装着され、上記読取手段により読取った画像デー
タを記憶したり、上記第1の機能を実行する際の画像デ
ータを記憶したり、上記第2の機能を実行する際の画像
データを記憶する第3の機能を有する第3の処理ボード
との中で、上記第3の処理ボードが上記画像形成装置に
装着されずに、第1あるいは第2の処理ボードが上記画
像形成装置に装着されている際に、第1あるいは第2の
処理ボードが有している第1あるいは第2のページメモ
リを用いて、上記第1あるいは第2の処理ボードによる
第1の機能あるいは第2の機能を実行する。
【0009】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段と、この読取手段により読取った画像データを
被画像形成媒体に形成する画像形成手段とからなるもの
において、上記画像形成装置に装着され、第1のページ
メモリを有し、外部装置からの画像データに対する画像
を上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成し
たり、あるいは上記読取手段により読取った画像データ
を外部装置へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボ
ードと、上記画像形成装置に装着され、第2のページメ
モリを有し、外部装置からの画像データに対する画像を
上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する
第2の機能を有する第2の処理ボードと、上記画像形成
装置に装着され、上記読取手段により読取った画像デー
タを記憶したり、上記第1の機能を実行する際の画像デ
ータを記憶したり、上記第2の機能を実行する際の画像
データを記憶する第3の機能を有する第3の処理ボード
との少なくとも上記第3の処理ボードと第1あるいは第
2の処理ボードが上記画像形成装置に装着されている際
に、第1あるいは第2の処理ボードが有している第1あ
るいは第2のページメモリを用いずに、上記第3の処理
ボードによる第3の機能を用いて、上記第1あるいは第
2の処理ボードによる第1の機能あるいは第2の機能を
実行し、この実行を行う際に、他の機能により使用され
ているかを判断し、緊急性の度合いを比較し、緊急性が
高いと判断された際に、緊急性の低い使用中の機能を一
時中断させ、緊急性の高い機能の実行を行った後、再度
緊急性の低い機能の動作を継続させる。
【0010】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段と、この読取手段により読取った画像データを
被画像形成媒体に形成する画像形成手段とからなるもの
において、上記画像形成装置に装着され、第1のページ
メモリを有し、外部装置からの画像データに対する画像
を上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成し
たり、あるいは上記読取手段により読取った画像データ
を外部装置へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボ
ードと、上記画像形成装置に装着され、第2のページメ
モリを有し、外部装置からの画像データに対する画像を
上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する
第2の機能を有する第2の処理ボードと、上記画像形成
装置に装着され、上記読取手段により読取った画像デー
タを記憶したり、上記第1の機能を実行する際の画像デ
ータを記憶したり、上記第2の機能を実行する際の画像
データを記憶する第3の機能を有する第3の処理ボード
との少なくとも2つの処理ボードが上記画像形成装置に
装着されている際に、画像入力系で動作する処理ボード
と、画像出力系で動作する処理ボードとで、同期信号及
び同期タイミングを分け、使用しようとする画像データ
との処理ボードとの接続/切断タイミングをそれぞれ独
立に判断し、独立なタイミングで行う。
【0011】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段と、この読取手段により読取った画像データを
被画像形成媒体に形成する画像形成手段とからなるもの
において、上記画像形成装置に装着され、第1のページ
メモリを有し、外部装置からの画像データに対する画像
を上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成し
たり、あるいは上記読取手段により読取った画像データ
を外部装置へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボ
ードと、上記画像形成装置に装着され、第2のページメ
モリを有し、外部装置からの画像データに対する画像を
上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する
第2の機能を有する第2の処理ボードと、上記画像形成
装置に装着され、上記読取手段により読取った画像デー
タを記憶したり、上記第1の機能を実行する際の画像デ
ータを記憶したり、上記第2の機能を実行する際の画像
データを記憶する第3の機能を有する第3の処理ボード
と、上記画像形成装置に装着され、上記第3の処理ボー
ドでの記憶容量より大きな記憶容量を有し、上記読取手
段により読取った画像データを記憶する第4の機能を有
する第4の処理ボードとの少なくとも1つの処理ボード
が上記画像形成装置に装着されている際に、上記画像デ
ータの流れが最適なものとなるように切換えられる。
【0012】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段と、この読取手段により読取った画像データを
被画像形成媒体に形成する画像形成手段とからなるもの
において、上記画像形成装置に装着され、第1のページ
メモリを有し、外部装置からの画像データに対する画像
を上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成し
たり、あるいは上記読取手段により読取った画像データ
を外部装置へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボ
ードと、上記画像形成装置に装着され、第2のページメ
モリを有し、外部装置からの画像データに対する画像を
上記画像形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する
第2の機能を有する第2の処理ボードと、上記画像形成
装置に装着され、上記読取手段により読取った画像デー
タを記憶したり、上記第1の機能を実行する際の画像デ
ータを記憶したり、上記第2の機能を実行する際の画像
データを記憶する第3の機能を有する第3の処理ボード
と、上記画像形成装置に装着され、上記第3の処理ボー
ドでの記憶容量より大きな記憶容量を有し、上記読取手
段により読取った画像データを記憶する第4の機能を有
する第4の処理ボードとの装着状態に応じて、上記第1
あるいは第2の処理ボードが有している第1あるいは第
2のページメモリで可能な頁単位の逐次動作と、上記第
3の処理ボードでの複数頁単位の逐次動作と、上記第4
の処理ボードでの文書一括処理動作を切換えて実行す
る。
【0013】この発明の画像形成装置の送受信処理ボー
ドは、画像を読取る読取手段と、この読取手段により読
取った画像データを被画像形成媒体に形成する画像形成
手段とからなる画像形成装置に装着され、外部装置から
受信した画像データに対する画像を上記画像形成手段を
用いて、被画像形成媒体に形成したり、あるいは上記読
取手段により読取った画像データを外部装置へ送信する
機能を有するものにおいて、受信、送信、編集等の画像
ピクセルデータそのままを扱う第1のメモリ領域と、送
信用の画像データの圧縮後のコードデータや受信したコ
ードデータを蓄積する第2のメモリ領域とを別の領域に
分け、送受信動作と画像編集動作を同時に動作可能に構
成したものである。
【0014】この発明の画像形成装置の送受信処理ボー
ドは、画像を読取る読取手段と、この読取手段により読
取った画像データを被画像形成媒体に形成する画像形成
手段とからなる画像形成装置に装着され、外部装置から
受信した画像データに対する画像を上記画像形成手段を
用いて、被画像形成媒体に形成したり、あるいは上記読
取手段により読取った画像データを外部装置へ送信する
機能を有するものにおいて、受信、送信、編集等の画像
ピクセルデータそのままを扱う第1のメモリ領域と、送
信用の画像データの圧縮後のコードデータや受信したコ
ードデータを蓄積する第2のメモリ領域とを別の領域に
分け、送受信動作と画像編集動作を同時に動作可能に構
成し、第1のメモリ領域と第2のメモリ領域とをアクセ
ス制御する制御系と第1のメモリ領域と第2のメモリ領
域とを接続するバスを選択的に切り離すものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】すなわち、この発明を複写機、ファクシミ
リ、プリンタの3機能を有する複合形の画像形成装置の
実施例について説明する。
【0017】図1はこの発明の画像形成装置の一例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す断面図である。
【0018】図1に示すように、デジタル複写機は装置
本体10を備え、この装置本体10内には、後述する読
取手段として機能するスキャナ部4、および画像形成手
段として機能するプリンタ部6が設けられている。
【0019】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送
り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。
このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配
設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置
台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0020】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ1
5、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、
原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送
ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向
きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つま
り、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対
16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿
載置台12の所定位置へ搬送される。
【0021】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ部4によ
り画像情報の読取られた原稿Dは、搬送ベルト18によ
り原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、
フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7
上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を
読取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬送
ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ロー
ラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18によ
り原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0022】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0023】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0024】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0025】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0026】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露
光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレー
ムに固定支持されている。
【0027】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ
送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレ
ーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して
感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を
走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像
を形成する。
【0028】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露
光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光
体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0029】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0030】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60a
を有する定着装置60が設けられている。定着装置60
に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成さ
れ、排出口61にはソータ装置81が装着されている。
【0031】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0032】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0033】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0034】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通してソータ装置81上へ排出される。
【0035】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0036】両面コピーを行う場合、定着装置60を通
過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介してソータ装置81に排紙される。
【0037】このソータ装置81は、本体10の排出口
61からの用紙Pを搬送する搬送ローラ86、この搬送
ローラ86によって搬送される用紙Pをソート時とノン
ソート時とで振分けるゲート手段84、ソート時に上記
ゲート手段84によって振分けられた用紙Pを搬送する
搬送路82、この搬送路82の出口に対向し、図示しな
いビン移動機構により上下方向に移動可能に配設された
複数のビン83a、…と、ノンソート時に上記ゲート手
段84によって振分けられた用紙Pが排出される排紙ト
レイ85によって構成されている。
【0038】搬送路82は、搬送ガイド87aと搬送ロ
ーラ87bとによって構成されている。
【0039】上記搬送ローラ86の近傍には、上記本体
10の排出口61からの用紙Pのソータ装置81への挿
入を検知する検知器88が設けられ、上記搬送ローラ8
7bの近傍には、ビン83a、…への用紙Pの搬送を検
知する検知器89が設けられている。
【0040】また、装置本体10の前面上部には、様々
な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号な
どを入力する操作パネル90が設けられている。
【0041】次に、図2〜図5を参照してデジタル複写
機の制御システムについて説明する。
【0042】デジタル複写機の制御システムは、大きく
2つの部分に切り分けられる。
【0043】先ず、1つ目は自動的に原稿Dを一枚ずつ
原稿載置台12に供給するADF7、原稿Dを光学的に
走査し画像に応じた電気的画像信号に変換するスキャナ
部4、このスキャナ部4からの電気的画像信号を受け濃
度特性調整、フィルタリング、拡大縮小、階調処理等を
行う画像処理部100、この画像処理部100からの画
像信号を受けコピー用紙Pに記録するプリンタ部6、プ
リンタ部6から排出されるコピー用紙Pを仕分けるソー
タ装置81、それら全体の動作を制御するM(メイン)
−CPU部101、から成るPPCエンジン部である。
【0044】2つ目は、ユーザとのインターフェースで
ある操作パネル90、M−CPU部101とのインター
フェース機能やローカルバスをシステムバスに変換する
バスブリッジ部102、画像データを少なくとも1ペー
ジ分保持できるPM部(画像ページメモリ:PMボー
ド)103、公衆回線110を通して外部装置111に
FAX送受信できる機能を有するFAX部(FAXボー
ド)104、パーソナルコンピュータ(PC)112か
らのプリントデータを受信するプリンタインターフェー
ス部(PRT部:PRTボード)105、磁気的にデー
タを大量に記憶可能なHDD部(HDDボード)10
6、それら全体を制御するSM(システム)−CPU部
107、このSM−CPU部107が用いる制御プログ
ラムが格納されているROM108、処理データ記憶用
のRAM109である。
【0045】上記PM部103、FAX部104、PR
T部105、HDD部106は、複写機の基本構成部に
付随するオプションボードとなっている。
【0046】PM部103、FAX部104、PRT部
105には、それぞれ増設メモリ103a、104a、
105aが設けられている。
【0047】画像処理部100と、PM部103、FA
X部104、PRT部105とは、画像バス113によ
り接続される。バスブリッジ部102、操作パネル9
0、PM部103、FAX部104、PRT部105、
HDD部106は、ローカルバス114により接続され
る。バスブリッジ部102、SM−CPU部107、R
OM108、RAM109は、システムバス115によ
り接続される。
【0048】以上の構成で、この装置は、ユーザからの
操作パネル90からの指示によりSM−CPU部107
はM−CPU部101に対しコピー等の動作開始を指示
する。M−CPU部101はADF7、スキャナ部4、
プリンタ部6、ソーターを制御してコピー動作を行わせ
る。一方その時、SM−CPU部107は画像処理部1
00に処理方式に基づく処理パラメーターを設定する。
画像処理部100はスキャナ部4やプリンタ部6からの
同期信号に応じて画像処理動作を行う。
【0049】ところでこの装置は、コピー機能を基本と
して、他に、メモリコピー等の拡張コピー機能、FAX
機能、プリンタ機能を実現できるよう構成されている。
しかし、全てのユーザーが全ての機能の付いた装置を必
要としないため、基本機能の他はユーザーの要望に応じ
て付加可能にしてある。つまり図中破線により囲まれた
ブロックはオプション部分である。
【0050】その時、オプションの付加具合に応じて画
像データの流れを示したのが破線の矢印である。
【0051】先ず、コピー機能の時の画像データの流れ
を、図2を用いて説明する。
【0052】(a)は基本構成の際の画像データの流れ
である。この時は画像データはスキャナ部4、画像処理
部100、プリンタ部6と流れる。(b)はオプション
としてPM部(画像ページメモリ)103を搭載した時
の流れである。
【0053】この時は、画像処理部100からのデータ
を画像バスを通じてPM部103にページ単位に一旦保
持させ、圧縮し圧縮ファイルとして保存する。原稿台に
積載された原稿に付いて全て圧縮ファイルとして保存し
終わると今度は最初に読み込んだファイルから読み出し
伸長してプリンタ部6に画像データして送出するとプリ
ンタ部6は用紙Pに像形成する。これを最後のページま
で繰り返すと、原稿と同じ順に並んだコピーが得られ
る。またこの繰り返しを指定回行うと、複写指定部数の
コピーが得られる。
【0054】このようにして、スキャナ部4では1回し
か読み込んでいなくても、複数部数のコピーを得る事が
可能となる。1部目は実際には圧縮ファイルとして保存
すると同時に圧縮以前のデータをプリンタ部6に出力す
る事でコピー出力が遅れる事を防ぐ事ができる。
【0055】以上のファイル複写動作は読み取り回数の
削減により騒音の低減、省エネルギー等、またユーザー
は原稿を早く取り出せる事で時間の節約に役立つ、等利
点は数々ある。
【0056】その外に、複数の画像を重ねあわせる,画
像合成、複数のページ画像を縮小して1ページに一覧的
に載せる縮小合成編集等でも、同様の経路となる。
【0057】(c−1、c−2)は(b)で述べたファ
イルをPM部103内部に保存するのを、さらに大容量
化する為にHDD部106に保存するようにしたもので
あり、PM部103へのファイル保存と同時にHDD部
106に保存する事で見かけ上スピードは遅くならな
い。
【0058】図3はFAX送信時の画像データの流れを
説明したものである。
【0059】(a)は基本構成にFAX部104だけを
付加した時の画像データの流れである。スキャナ部4で
読み取られ画像処理部100で画像処理された画像デー
タは画像バスを流れFAX部104内に取り込まれる。
その後必要な時には画像回転が行われる。これはコピー
機としての画像入力姿勢とFAX機としての画像入力姿
勢が異なる為である。その画像データはITU標準勧告
に従った画像圧縮が行われFAX部104内部に送信フ
ァイルとして蓄積される。その後FAX部104は公衆
回線を通じて指定された相手FAX宛にその送信画像デ
ータを送信時刻や送信元情報を付加した圧縮データの形
態で送信する。
【0060】(b−1、b−2)は(a)の時の構成に
さらにPM部103をオプションとして付加した時の画
像データの流れである。このPM部103を付けた時に
はFAX部104だけを付けた場合に比べて、画像回転
動作、または圧縮動作が高速に処理可能である事で、複
数枚の原稿がある際に画像入力動作が高速に行う事がで
きる、または縮小編集合成等を処理可能になる等のメリ
ットがある。この時の経路は画像処理部100からの画
像データはPM部103に取り込まれ、そこで必要な時
には回転/編集作業が行われ、さらに画像圧縮処理ファ
イル化された後、送信ファイルとしてFAX部104に
送られる。その際、ページメモリの容量が許す限り、手
置きで原稿入力された場合には入力された順に送信し、
ADF7より原稿入力された場合には最終ページからそ
れを1ページとして送信する。これはコピー機の通常の
原稿入力順とFAX機での原稿入力順が異なる為であ
る。この処理はFAX部104の単独では行われない。
FAX部104はその送信ファイルに(a)の場合と同
じように送信時刻や送信元情報を付加して公衆回線を経
由して相手先FAX宛画像データを送信する。
【0061】(c−1、c−2)はコピーでの実施例と
同じように、PM部103及びFAX部104へのファ
イル保存を代替えするもので、ファイル記憶容量の大容
量化が可能になる。そのことで例えば時刻指定FAX送
信で送付文書の多数化、相手先の多数化が可能となる。
この場合の経路は画像処理部100から出た画像データ
は一旦PM部103に取り込まれ、回転/編集作業、画
像圧縮処理ファイル化された後一旦HDD部106に保
存される。ADFに積載された全ての原稿がスキャナ部
4より読み取られHDD部106に保存された後、FA
X部104ヘ送信データとして送られる。FAX部10
4はその送信ファイルをFAX送信する。
【0062】図4はFAX受信時の画像データの流れを
説明したものである。実線で示した基本構成にFAX部
104のみを接続した場合には(a−1、a−2)の破
線で示す流れになる。つまり受信したFAXデータはF
AX部104で圧縮コードデータチェックされた後、伸
長され、印字データになる。その後プリンタ部6にある
用紙Pにあわせて印刷する為に必要に応じて回転処理さ
れ出力画像バスに出力される。そのデータは出力画像処
理としてスムージング処理をし、プリンタ部6にて印刷
され排出される。
【0063】基本構成+FAX部104の構成にさらに
PM部103を付加した場合には(b−1、b−2)で
示す経路に変わる。この構成では1ページ単位での処理
速度が上がる為受信文書の一括印刷時の時間短縮が図れ
る。FAX部104で受信したFAXデータはFAX部
104で圧縮コードデータチェックされた後、PM部1
03に送られページ単位に保存される。その時、ページ
メモリの容量が許す限り、送信の場合に述べたFAX機
での送信データ順とコピー機の通常の印刷順の違いを吸
収する為に、1通信での全てのページをPM部103に
蓄積終了した後、PM部103で最終ページから伸長さ
れ印刷される。この処理はFAX部104の単独では行
われない。
【0064】基本構成+FAX部104+PM部103
の構成にさらにHDD部106を付加した場合には(c
−1、c−2)で示す経路に変わる。この構成では受信
容量が飛躍的に上がる為、コピー機或いはFAX機とし
て動作しており、現在受信している通信以外の作業中で
あっても、十分な受信容量がある為通信不可となる事が
無い、或いは親展通信等の受信者がパスワード入力等し
印刷処理しない限り受信ファイルを消せないような相手
を指定した通信の受信容量を増やす事ができる、等の利
点がある。
【0065】この時の経路は、FAX部104で受信し
たデータはFAX部104で圧縮コードデータチェック
された後、HDD部106に保存される。印刷が指定さ
れると受信文書内で最終ページからHDD部106より
読み出され、PM部103に送られ、伸長処理/画像回
転等処理した後、画像処理部100に出力され、スムー
ジング処理した後プリンタ部6で印刷される。
【0066】図5はプリンタ部6の受信時の画像データ
の流れを説明したものである。これは基本的に図4で説
明したFAX受信の時と同じ変化をする。
【0067】プリンタ部6としての最小構成は、基本構
成+PRT部105の構成である。この時は受信データ
を順にPRT部105で伸長し画像バス経由で画像処理
部100でスムージング処理をしながらプリンタ部6で
印刷出力する。
【0068】基本構成+PRT部105+PM部103
の構成では、1文書単位で複数ページ分PM部103に
保存し一括してプリンタ部6で印刷できたり、縮小/編
集等の印刷ができるようになる。
【0069】基本構成+PRT部105+PM部103
+HDD部106の構成では、たとえマシンがコピー機
能或いはFAX機能等の他の機能で使用中であってもプ
リンタデータの受信が可能となり、同時並行処理が可能
となる。
【0070】図6〜図9はPM部103の内部構成と各
動作でのデータの流れを示したものである。
【0071】PM部103内部は、システムインターフ
ェース部121と、メモリコントローラ部122と、C
ODEC(圧縮伸長)部123と、画像インターフェー
ス部134に別れる。
【0072】システムインターフェース部121はSM
−CPU部107のシステムバスに接続され、SM−C
PU部107からの画像メモリアクセス、設定レジスタ
アクセス、等の仲介を行う部分である。
【0073】メモリコントローラ部122では、4チャ
ンネルの矩形アドレス管理部131a〜131dと、2
チャンネルのFIFOアドレス制御部132a、132
bと、システムアクセス制御部133と、その下に繋が
るDRAM134で構成される。また内部に、2チャン
ネルの拡大縮小制御部135a、135bと、2チャン
ネルの回転処理部136a、136bを持っている。D
RAM134で構成されるメモリはページバッファ部1
37、コードバッファ部138に分けられるが、メモリ
領域を分ける事で行っている。メモリコントローラ部1
22内部は、それぞれのチャンネルは独立並行的に動作
するよう作られている。
【0074】CODEC部123は圧縮または伸長を行
うブロックを複数持ち、それぞれを同時並行で動作させ
られるよう作られている。
【0075】画像インターフェース部124はスキャナ
部4用の画像入力インターフェースとプリンタ用画像出
力インターフェースが独立に動作できるようデータライ
ンと同期信号ラインがプリンタ部6用とスキャナ部4用
で別々になっている。
【0076】図6ではこの構成で電子ソートコピー動作
時のデータの流れを示している。つまり画像処理部10
0を経て来るスキャナ部4よりの原稿画像読み取りデー
タは(a)で示す破線のように、矩形アドレス管理部1
31aで管理されるメモリ領域つまりページバッファ部
137に保存される。矩形アドレス管理部131aでの
入力が始まるとすぐに、その内容を矩形アドレス管理部
131bで読み出しCODEC部123による圧縮作業
を開始する。ここで矩形アドレス管理部131aの書込
みアドレスを矩形アドレス管理部131bの読み出しア
ドレスが迫い越さないようにしてある。
【0077】圧縮されたデータはFIFOアドレス管理
部132aで管理されるメモリ領域つまりコードバッフ
ァ部138に保存される。1ぺージ全部の圧縮作業が終
了するとページバッファ部137上の最初のページの画
像データは消去しても構わなくなる。そのため2ページ
目の画像入力を開始しても良くなる。実際は圧縮動作時
の読み出し動作はページ書込み動作よりも十分早く動作
するように作られている為1ページ目の画像読み取りが
終わるのとほぼ同時に圧縮作業が終了する。
【0078】原稿入れ替え作業後の2ページ目の画像読
み取り開始が圧縮作業が終わるのを待つために遅らされ
る事はまず無い。このような(a)(b)(c)の経路
で示される動作を原稿枚数分繰り返し原稿の入力動作を
行う。
【0079】次にコピー出力の際にプリンタ部6への画
像出力は、先ず先程のコードバッファ部138に1ペー
ジ目の圧縮データが入り終わると、FIFOアドレス管
理部132bによりその1ページ目の圧縮データを読み
出し(d)で示される経路でCODEC部123に送
り、伸長動作をさせる。
【0080】そこで伸長されたデータは(e)で示され
る経路で矩形アドレス管理部131cで管理されるペー
ジバッファ部137に保存する。(e)の経路での伸長
保存動作が始まると原稿サイズに応じた一定時間経過
後、その内容を矩形アドレス管理部131dで読み出し
プリンタ部6に対して送出し始め、用紙Pへの印字を開
始する。ここで原稿サイズに応じた一定時間とはCOD
EC部123の伸長作業に掛かる最も長い時間からプリ
ンタ部6への原稿送出時間を引いたもので、伸長動作を
プリント動作が絶対迫い越さないようにする為の工夫で
ある。この時間は用紙サイズと記録姿勢によってー定で
予め判っている。
【0081】(d)(e)(f)の経路で示されるこの
動作を、続く2ページ目以降に対しても行い1部のコピ
ー出力を行う事ができる。複数部数指定の際にはこの伸
長印刷送出動作を1ページ目から再度繰り返し、部数指
定回数分行う事で複数部数のコピー出力を行う事ができ
る。
【0082】図7ではFAX送信を想定した原稿入力か
ら圧縮データのシステムからの吸い上げまでを示してい
る。
【0083】この場合基本的には、図6で説明した電子
ソートコピー動作時の画像入力時の動作と同じである
が、FAXの場合には通常コピーでの原稿読み取り方向
と90度回転した方向に送信する必要があるため、読み
取った画像を圧縮する際に回転動作を行う必要がある。
そのため、1ページ分の画像読み取り動作が終了した
後、回転、圧縮動作を行う必要がある。
【0084】つまり(a)の画像読み取り画像入力動作
が1ぺージ分終了した後、(b)の経路で示すとおり、
矩形アドレス管理部131bにより読み出しを行いなが
らそれと同時に回転処理部136aでの回転処理を行っ
た後CODEC部123に対して画像データを送る。そ
して圧縮されたデータは(c)の経路でFIFOアドレ
ス管理部132aにて管理されるコードバッファ部に保
存される。その動作が終了すると圧縮されたデータを
(d)の経路でSM−CPU部107が読み取る。
【0085】図8ではFAX受信を想定したデータダウ
ンロードからプリンタ部6への印刷用画像データ出力ま
でを示している。
【0086】この場合基本的には図6で説明した電子ソ
ートコピー動作時の画像出力の時の動作と同じである
が、FAXの場合は図7と同じで受信したデータは90
度回転した姿勢で印刷する事でコピーの場合に標準的に
使用する紙で(カセットで)印刷する事が可能となる。
【0087】つまり(a)の経路でコードバッファ部に
収められた受信データは(b)で示される経路でFIF
Oアドレス管理部132aを使って読み出されCODE
C部123に送られる。CODEC部123で伸長され
たデータは(c)の経路で矩形アドレス管理部131d
で管理されるページバッファ部137に展開される。そ
の展開されたデータは(d)で示される経路で矩形アド
レス管理部131cにより読み出され回転処理部136
bで処理された後、画像インターフェース部124を介
してプリンタ部6に送られ印刷される。
【0088】図9ではFAX送信での画像回転依頼処理
を想定したデータの流れを示している。この動作は例え
ばA3画像を送信しようとした時、送信相手先がA3受
信能力を持たない場合に通常であればB4縮小して送信
してしまい画質劣化が生じる処を、高速な画像編集が可
能なPM部103でA4−2ページに分割回転送信する
事で画質劣化を生じる事無く送信を行う時の処理の場合
を示している。
【0089】つまり(a)の経路でSM−CPU部10
7よりFAX送信ファイルがPM部103にダウンロー
ドされ(b)の経路で伸長され(c)の経路で矩形アド
レス管理部131dの管理するページバッファ部137
に展開される。そのA3の画像データの半分のA4分の
画像データを(d)の経路で示すとおり回転しながらC
ODEC部123に送り再圧縮する。
【0090】再圧縮されたデータは(e)の経路で再度
FIFOアドレス管理部132bで管理されたコードバ
ッファ部134に保管される。その後再度SM−CPU
部107により送信データとして読み出されFAXによ
り送信される。残りのA4の画像データも再度(d)の
経路で読み出す作業以降を繰り返しA4の2ページ分と
して送信を行う事で作業を終える。つまりこのような複
雑で処理時間の掛かろ作業をFAX等の専用オプション
では時間が掛かるところを、汎用オプションであるPM
部103で処理する事で短時間に処理可能となる。
【0091】次に図10〜図14によりFAX部104
内の構成を説明する。
【0092】先ずFAX部104は内部を制御するFA
X専用のFAX−CPU141とその制御プログラムが
書込まれたROM142、作業用のRAM143等を使
って動作制御を行う。また上位CPUであるSM−CP
U部107とのインターフェースであるシステムインタ
ーフェース部144、電源が切れても保持しておく必要
のある情報、つまり通信ログ情報、相手先電話番号と名
前情報、等を格納するNVRAM部145、送受信デー
タを圧縮データ形態で保管するコードバッファRAM部
146、送受信データを読み取り時、或いは印刷時一時
的に保管するページバッファRAM部147、ページバ
ッファRAM部147のデータを回転処理等する回転編
集部148、画像データの圧縮伸長を行うCODEC部
149、送信データをアナログ回線用に変調したり変調
データを受信データに戻したりするMODEM部15
0、MODEM部150と公衆回線の高圧信号とを相互
変換するNCU部151、で構成されている。
【0093】ぺージバッファRAM部147及び回転編
集部148のローカルバス152は、通常の場合FAX
−CPU141のシステムバス153と接続されている
が、回転編集処理の時だけローカルバス152を切り離
す事で回転編集動作の高効率化を図っている。
【0094】つまり回転編集時だけは回転編集部148
が独自にページバッファRAM部147をアクセスし、
回転処理をした結果を再度ページバッファRAM部14
7に戻す作業をしている間バススイッチ部154でロー
カルバス152を切り離す事でシステムバス153を邪
魔し続けないようにしている。FAX−CPU141は
この時ページバッファRAM部147をアクセスできな
いようになるが、その分、自分自身の動作を制約されな
いようになる。このバススイッチ部154を接続状態に
すれば通常のメモリとしてアクセス可能になる。
【0095】またFAX−CPU141にはDMA機能
も内蔵されており、圧縮/伸長/符号変換等のCODE
C部149を使った動作の時、或いはSM−CPU部1
07との送受信データのやり取りのシステムインターフ
ェース部144を使った動作の時に使用する。さらに回
転編集部148にもDMA機能が内蔵されておりスキャ
ナ部4及びプリンタ部6との画像データのやり取り、ま
た回転編集時の時に、画像インターフェース155とペ
ージバッファRAM部147、回転編集機能とページバ
ッファRAM部147との間のデータの転送動作の時に
使用する。
【0096】コードバッファRAM部146、及びペー
ジバッファRAM部147にはメモリ容量を拡張する機
能が組み込まれており、基本構成での低価格化を図って
いる。つまり基本構成でのページバッファRAM部14
7のメモリ容量は、例えば本実施例では、FAX送受信
での低解像度(8×3.85及び8×7.7)でのA3
原稿まで対応できる容量である1MB、コードバッファ
RAM部146のメモリ容量は例えば圧縮された低解像
度原稿が100枚入る1MB、の容量にしてある。
【0097】拡張後は高解像度(16×15.4)での
A3原稿まで対応できる4MBに、コードバッファRA
M部146のメモリ容量は圧縮された高解像度原稿が1
00枚入る2MB、の容量になるように、拡張はそれぞ
れページバッファRAM部147が+3MB、コードバ
ッファRAM部146が+1MBの形に対応してある。
【0098】以上の構成での原稿画像走査とFAX送信
時の動作を、図10を用いて説明する。この動作は図3
での(a)に相当する。
【0099】先ず(a)で示す経路で画像インターフェ
ース部155よりページバッファRAM部147ヘスキ
ャナ部4で読み込んだ画像が入力される。次に(b)及
び(c)の示す経路で画像回転が必要な際には回転編集
部148で画像を90度回転する。その画像データは
(d)で示す経路でCODEC部149に送られ(e)
で示す経路で圧縮ファイルとしてコードバッファRAM
部146に格納される。原稿Dの読み込みが開始される
とFAX−CPU141はNCU部151を制御して回
線と接続し、相手先番号を示す信号を公衆回線に送り出
し相手FAXとの接続作業を行う。
【0100】そして通信解像度、送信原稿サイズ、送信
スピード、送信圧縮コード種類等をネゴシエーションに
て決定し圧縮データの送信を開始する。送信データはコ
ードバッファRAM部146に格納されたものを送る
が、送信データに送信時刻情報、送信元情報等をデータ
として付加する為に、送信するその時に再度CODEC
部149にて一度伸長し、情報画像を付加しながら、相
手先とのネゴシエーションで決めた圧縮コードで再圧縮
しながらコードバッファRAM部146への蓄積とMO
DEM部150への転送、回線への送出を行う。これを
示す経路が(f)(g)(h)である。
【0101】次にFAX部104によるFAX受信と印
刷時の動作を図11にて説明する。この動作は図4での
(a−1)、(a−2)に相当する。
【0102】先ずNCU部151の検出で公衆回線から
接続要求が来ている事をFAX−CPU141が察知
し、それをSM−CPU部107に伝える。SM−CP
U部107から受信可を受けると、FAX−CPU14
1はNCU部151を回線接続側に切り替え、FAX応
答信号を回線側に送出する。相手がFAXであれば送信
の時と同じように受信速度、受信解像度、受信画像サイ
ズ、受信圧縮コード等をネゴシエーションにより決め、
圧縮データを受信し(a)の経路でコードバッファRA
M部146に格納する。
【0103】受信したコードはすぐデータとして合って
いるかをチェックするためにCODEC部149に送ら
れ伸張チェックを行われる(b)。また同時に圧縮効率
の最も高いコードに変換されコードバッファRAM部1
46に再格納される(c)。1ページ分のコード受信が
終了すると印刷のためにコード伸張されると同時に
(d)伸張データはページバッファRAM部147に展
開される(e)。
【0104】ページバッファRAM部147に展開され
た印刷データは回転が必要なときは回転編集部148で
プリンタ部6の持つ紙の姿勢に合わせて回転される
(f)(g)。そのページバッファRAM部147のデ
ータは画像インターフェース部155を通してプリンタ
部6に送られる(h)ことで用紙Pに印刷される。
【0105】次に原稿走査時の画像入力をFAXのペー
ジバッファRAM部147経由ではなく、PM部103
経由で行った時の動作を、図12を用いて説明する。こ
の動作は図3での(b)及び(c)に相当する。
【0106】まず、PM部103で読みとり圧縮した送
信用データがシステムインタフェース部144を通して
FAX部104内のコードバッファRAM部146にダ
ウンロードされる。そのダウンロードされたデータはF
AX部104のみの構成で送信する時の動作と同じよう
に回線接続、ネゴシエーションをした後で送信時刻情
報、送信元情報の付加と、圧縮コード変換をしながら
(b)(c)相手FAXに対して送信する(d)。
【0107】この動作の時は、つまりPM部103をオ
プションとして持っている時の構成では、ぺージバッフ
ァRAM部147は永遠に使用しない。そのためPM部
103を持ったときの構成ではページバッファRAM部
147はコードバッファRAM部146の拡張部として
使用する事で基本構成での、送受信バッファ容量を増や
して使う事ができる。
【0108】次に、FAX受信した時の印刷をFAX部
104のページバッファRAM部147経由ではなく、
PM部103経由で行うようにした時の動作を図13に
て説明する。この動作は図4での(b−1)、(b−
2)及び(c−1)、(c−2)に相当する。
【0109】先ずFAX部104のみの構成での受信動
作と同じように、回線接続、ネゴシエーションをした後
圧縮データをコードバッファRAM部146に受信する
(a)。その受信を行いながら受信したコードデータを
符号チェック/符号変換を行う(b)(c)。1ページ
分のデータ受信が終了し、そして異常が無い事が判った
データはSM−CPU部107の判断によりそのまま内
部にしばらく保存されるか、すぐかの違いはあるが、何
れにしても最終的にはSM−CPU部107側にアップ
ロードされる(d)。
【0110】この動作の時も図12の時と同じようにペ
ージバッファRAM部147はページバッファとしては
使用されないためコードバッファRAM部146の拡張
部分として使用される。
【0111】次にFAX部104内部でのDMA制御に
関して図14にて説明する。
【0112】通常DMAはデータを高速に転送するとき
にFAX−CPU141の転送命令を使わず、ハードウ
エアにてFAX−CPU141の管理するリソースの
内、メモリとメモリとの間、メモリとIOの間、IOと
IOの間、で行うものである。そのことである程度以上
の量のデータを転送する場合には、FAX−CPU14
1の転送命令を使うよりも高速に処理することが可能に
なる。
【0113】今回の実施例では図10〜図13で示した
各経路の内、(1)SM−CPU部107とFAX部1
04との間のFAX送受信データ転送、(2)CODE
C部149を使用しての圧縮/伸張/符号チェック/符
号変換/送信元情報付加の各動作の時、(3)スキャナ
部4及びプリンタ部6とのFAX部104間の画像入出
力時の画像インターフェース部155とページバッファ
RAM部147間の画像データ転送の時、(4)ページ
バッファRAM部147上での画像回転の時のページバ
ッファRAM部147と回転編集部148間の転送の
時、の各場合に用いる。
【0114】先ず(1)として、SM−CPU部107
とFAX部104との間のFAX送受信データ転送で
は、システムインターフェース部144がSM−CPU
部107側へと、FAX−CPU141側へ、それぞれ
DMAリクエスト信号を出力し、それそれからのDMA
応答信号に応じてDMA転送を行う。
【0115】先ずSM−CPU部107側からコードバ
ッファRAM部146への転送では、システムインター
フェース部144がSM−CPU部107側へDMAリ
クエスト信号を出力し、それに対するDMA応答信号に
応じて送られてくる圧縮データを受信する。受け取った
受信データはシステムインターフェース部144内部の
中間バッファ144aにラッチされる。
【0116】中間バッファ144aにデータがラッチさ
れると、今度はFAX−CPU141へのDMAリクエ
ス卜信号である図14で示す(a)DREQ1信号を真
に出力し、それに応じたFAX−CPU141からの応
答信号である(b)DACK1信号に対応して内部中間
バッファ144aにラッチしたデータをデータバスに出
力する。そうするとそのデータはFAX−CPU141
内のDMAコントローラ141aが出力するアドレスに
応じてコードバッファRAM部146に書き込まれる。
【0117】システムインターフェース部144は内部
中間バッファ144aが空になると再びSM−CPU部
107に対してDMAリクエスト信号を出力して、次の
データを受け取ろうとする。以上の動作を繰り返しSM
−CPU部107側からコードバッファRAM部146
への転送が行われる。
【0118】逆にコードバッファRAM部146からS
M−CPU部107側への転送は、次のような順序で行
われる。先ずFAX−CPU141への(a)DREQ
1信号を真にし、その応答でFAX−CPU141から
出力されるアドレスに応じて、コードバッファRAM部
146から受信データが出力する、それと同時にFAX
−CPU141から出される(b)DACK1でシステ
ムインターフェース部はその受信データを内部中間バッ
ファ144aにラッチする。
【0119】内部中間バッファ144aにデータをラッ
チするとSM−CPU部107側にDMAリクエスト信
号を出力しそれに応じたSM−CPU部107からのD
MA応答信号に応じて中間バッファ144aのデータを
SM−CPU部107側のデータバスに出力する。その
ことでSM−CPU部107側は受信データを受け取
る。
【0120】SM−CPU部107側がデータを受け取
るとまたFAX−CPU141側ヘ次のデータを受け取
るために再び(a)DREQ1信号を出力する。このよ
うな事を繰り返し例えばFAX受信データはSM−CP
U部107側ヘアップロードされる。
【0121】次に(2)として、CODEC部149を
使用して圧縮/伸長を行う際の動作には、CODEC部
149がFAX−CPU141に対しDMAリクエスト
信号(c)DREQ2を出力しこれに対応してFAX−
CPU141がRAMアドレスを出力しながら(d)D
ACK2信号を出力しそれに応じてデータのリード及び
ライトを行う。CODEC部149の場合は常に2チャ
ンネルのDREQ信号DACK信号を使用する。
【0122】つまり(e)DREQ3、(f)DACK
3も同時に使用する。つまり圧縮動作の場合には1チャ
ンネルのDMA信号を使用し、ページバッファRAM部
147のビットマップデータをリードし、圧縮動作の結
果を2チャンネル目のDMA信号を使用して、コードバ
ッファRAM部146の圧縮ファイルとして書き込む。
【0123】伸張動作の場合には逆にコードバッファR
AM部146からページバッファRAM部147にへの
動作となる。
【0124】圧縮データの符号変換や送信元情報付加の
際には、ページバッファRAM部147からコードバッ
ファRAM部146への動作となる。
【0125】実際には図10及び図11で示すとおり、
読みとり画像圧縮と送信元情報付加/符号変換FAX送
信か、FAX受信符号チェックと符号伸張印刷を同時に
できるようにこの実施例のCODEC部149にはDM
A信号が4組付いている。説明の簡略化のために説明図
では省略してある。
【0126】次に(3)として、画像インターフェース
部155を使っての画像データをスキャナ部4から入力
する時、及びプリンタ部6ヘ出力する時の動作について
説明する。
【0127】先ず、画像入力の際には、画像インターフ
ェース部155が画像データをページバッファRAM部
147を構成しているビット幅だけ取り込むと、回転編
集部148へDMAリクエス卜信号(k)DREQL1
信号を出力する。それに応じて回転編集部148はFA
X−CPU141に対してバス使用権を求める(i)B
REQ1信号を出力する。
【0128】そうするとFAX−CPU141は内部で
設定される優先動作でない限り自分の外部バス動作を止
め、バス使用を認める信号(k)BGNT1を回転編集
部148へ出力する。回転編集部148はそれを受け、
自分よりぺージバッファRAM部147の或アドレスを
出力し(l)DACKL1を応答信号として出力する。
(l)DACKL1を受け取ると画像インターフェース
部155は画像データを出力する。そのことで画像デー
タはページバッファRAM部147に書き込まれる。
【0129】ここでバススイッチ部154が接続状態で
ページバッファRAM部147側のローカルバス152
と、FAX−CPU141側のシステムバス153とが
繋がっているとして説明をしたが、FAX−CPU14
1の指示でバススイッチ部154を切り離し状態になっ
ていると、回転編集部148からの(i)BREQ1は
そのまま(j)BGNT1信号として返される。
【0130】つまりFAX−CPU141側のシステム
バス153と切り離し状態ではローカルバス152をど
う使おうが自由ということになる。この状態では画像入
出力と後で説明する画像回転の動作は、FAX送受信動
作とは独立に動作可能となる。しかし圧縮データとビッ
トマップ画像データの変換は不可能となる。このバスス
イッチ部154の接続/切り離しを制御することで同時
並行動作と複合動作の切り替えが可能となる。
【0131】なおバススイッチ部154の接続の際には
(g)BREQ1bf信号は(i)BREQ1信号を反
映した信号で、(j)BGNT1信号は(h)BGNT
1bf信号を反映した信号である。切り離し状態では、
(g)BREQ1bf信号は常に”偽”となり、結果的
に(h)BGNT1bf信号も常に”偽”となる。
【0132】画像インターフェース部155を使っての
プリンタ部6への画像出力はデータの流れる方向は逆に
なるが、DMA信号の流れるシーケンスは画像入力と同
じである。
【0133】次に(4)ページバッファRAM部147
上での画像回転動作について説明する。このときは回転
編集部148自身の中にDMAリクエスト信号が2チャ
ンネル分あり、それを受けて(i)BREQ1信号を外
部に出力する。後は画像インターフェース部155を使
っての画像入出力の動作と同じである。
【0134】つまり1チャンネルを使いページバッファ
RAM部147から取り込んだ画像を回転編集部148
内に取り込み、回転処理をした後2チャンネル目を使い
その処理後の回転画像データをページバッファRAM部
147上の別の場所に戻す。
【0135】以上の動作の組み合わせでFAX部104
内の、画像データの圧縮/伸張処理、FAX送/受信、
画像入出力が並行して行われる。
【0136】次に、FAXシステムを例に制御フローの
違いを説明する。
【0137】まず、FAXタスク処理について、図15
に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0138】たとえば今、FAX部104に対してどの
ような制御手順でFAX送受信動作制御を行うかを、シ
ステム構成を変える可能性のある、電源断が発生した後
に最初に立ち上げた時に最初にFAX部104に対して
伝える。
【0139】PM部103無し構成の場合にはFAX部
104単独で原稿入力、受信データ印刷、とFAX送受
信処理双方共に行う必要がある。そのためFAX部10
4に対して単独動作を指示する。PM部103があり、
FAX送受信ファイル保存用のPM用拡張メモリが無
く、HDD部106も無い場合は送受信ファイル蓄積は
FAX部104内に行い、画像入出力だけをPM部10
3で行うモードで動作するようにFAX部104に指示
する。
【0140】PM部103があり、FAX送受信ファイ
ル保存用のPM用拡張メモリがあるか、それが無くても
HDD部106が付いている場合は、送受信ファイル蓄
積はFAX部104外で行い、FAX部104はFAX
送受信だけを行うモードで動作するよう指示する。
【0141】これらのFAX動作モード設定は電源断が
発生しない限り変化しない。
【0142】送信要求が新たに発生する、若しくは送信
処理中には送信処理を行うよう、送信処理を続いて行
う。受信要求が新たに発生するか受信処理中には受信処
理を続いて行う。
【0143】次に、送信処理について、図16〜図21
に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0144】スタートボタンを押し下げた結果として最
初に送信処理に入って来た場合には、まずUI処理(ユ
ーザーインターフェース処理)にてちゃんと設定事項が
設定されているかをチェックし、設定されていない場合
には再度設定ルーチンに戻す。
【0145】送信サスペンドが発生して一度抜けている
場合には、サスペンドが発生したところから実行するた
めそこに制御をジャンプさせる。
【0146】時刻指定送信設定がある場合には別の処理
が必要であるため別ルーチンとなるが、ここでは説明を
割愛する。
【0147】送信を開始するに当たって原稿DがADF
7にて検出できない場合にはやはりユーザに対して原稿
Dを入れるよう要求するUI処理へ制御を戻す。
【0148】原稿Dが検出された場合には原稿Dをスキ
ャナ部4ヘ給送指示を出し、その結果として得られる原
稿サイズ検出結果を受信する。
【0149】以上の処理以降にシステム構成形態によっ
て処理フローが異なる。
【0150】まず、(A)として、PM部103が無い
場合のフローを説明する。この場合には原稿入力、ファ
イル蓄積、FAX送信処理全てをFAX部104が行
う。
【0151】まずFAX部104に対し原稿入力処理付
き送信開始指示を出し、応答としてOKかどうかを確か
める。FAX受信印刷中とかの処理中で応答不可の場合
には、その旨をユーザに伝え、一旦処理を終了するため
にUI処理へ制御を戻す。
【0152】FAX部104から送信開始可能である旨
の応答があると、続いて送信相手先番号情報、送信する
原稿サイズ情報、密度情報等の送信条件情報を伝達す
る。
【0153】通常ではこのときは異常は発生しないが、
異常処理は行えるようにしてある。
【0154】送信条件情報を伝達した後、スキャナ部4
に1枚目の原稿スキャン開始を指示する。そうする事
で、スキャナ部4から画像転送同期信号が出力され、そ
の同期信号に合わせてFAX部104は画像データを取
り込み、圧縮処理後に送信動作を関始する。続いてAD
F7に原稿給送を指示すると、原稿Dが残っている限り
原稿給送を行い終了後OKと返答する。
【0155】原稿Dが残っている事が判るとFAX部1
04に対して次原稿読み込み指示を行い、FAX部10
4は次原稿読み取り準備が済むとOKを返してくる。O
Kが帰ってくると1枚目と同様にスキャナ部4に原稿ス
キャン関始を指示し、それに応じて自動的に原稿画像転
送が行われる。以下原稿DがADF7から無くなる迄動
作を繰り返す。ADF7上から原稿Dが無くなるとAD
F7が原稿給送指示に対してOK(正常終了)を返さな
いため、そのことで原稿Dが無くなつたことが判断され
る。
【0156】原稿Dが無くなった事によるOKでない返
答の場合は紙ジャム等が考えられる。
【0157】原稿Dが無くなった際には読みとった後の
最後の原稿DをADF7から正常に排出できたかをチェ
ックしFAX部104ヘ原稿読み取り処理が最終的にう
まく行ったかどうかを確認後、送信処理を終了する。
【0158】続いて、(B)として、PM部103が有
り、FAX部104向けのPM拡張メモリが無くHDD
部106も無い揚合に、原稿入力処理のみをPM部10
3経由で行い、送信用ファイル蓄積とFAX送信処理を
FAX部104で行う場合の処理を説明する。
【0159】(A)の処理とほぼ同じで、FAX部10
4が送信動作開始可能かどうかを問い合わせ、OKの揚
合には相手先番号、送信原稿サイズ、送信密度を伝え
る。FAX部104への問い合わせと指示が済むとコピ
ー動作等でPM部103を使ってないかどうかをチェッ
クし、使ってなかったら、原稿入力動作と圧縮動作の準
備を行う。その後スキャナ部4に原稿スキャンを指示し
画像データをPM部103に取り込む。
【0160】この時もスキャナ部4からの画像転送同期
信号によりPM部103へのデータ取り込みと圧縮動作
は自動的に行われる。画像圧縮が正常に終了したかどう
かをチェック後圧縮ファイルをFAX部104ヘ1ペー
ジ単位で転送する。その動作が終了すると引き続き次ペ
ージ以降の処理、つまりADF7による原稿給送、PM
部103設定、スキャナ動作、圧縮動作チェック、FA
X部104へのファイル転送をADF7上の原稿Dが無
くなるまで繰り返す。原稿Dが無くなると、あとは原稿
排出を行い送信処理ルーチンを終了する。
【0161】続いて、(C)として、PM部103が有
り、FAX部104向けのPM拡張メモリが有り、HD
D部106が無い揚合に、原稿入力処理とファイル蓄積
をPM部103により行い、FAX送信動作だけをFA
X部104で行う場合の処理を説明する。
【0162】この場合はファイル蓄積を行う拡張メモリ
がPM部103上に存在するために、複合型複写機とし
て、FAX原稿入力処理を早く終え、その他の作業に一
刻も早くADF7、スキャナ部4、PM部103の画像
バッファを空ける事を可能にするために、原稿入力処理
を一括して高速に処理するよう制御する。また同時に付
帯機能として、複写機向けADF7による原稿給送の順
番が原稿最終ページから行われるという原理的不具合を
解消するために、全ページを読み取り後ADF7に積載
の最初のページからFAX送信する、つまり読み取った
最後のページから順にFAX部104に送るようにす
る。
【0163】全ページの原稿読み取りを一括して終了
後、FAX部104へのファイル転送は、回線速度の影
響で次々のページのファイル転送を継続して行えない。
よって1ぺージのファイル転送が終了したら次のファイ
ル転送が始まるまで送信サスペンドフラグを立て、一且
他の処理のためにタスクを抜けるルーチンが発生する。
【0164】サスペンド状態では次のファイル転送可能
になるまで何回もこの送信処理ルーチンを通る。ファイ
ル転送が全ページ分終了すると、次の送信のために拡張
メモリ上の送信ファイルを消去し、消去したメモリ上の
穴を詰める意味で、その他に時刻指定送信等のファイル
を前に詰める作業(ガーベージコレクション)を行いこ
のルーチンを抜ける。
【0165】次の(D)として、HDD部106がある
場合には、FAX部104の役割は(C)の場合と同じ
で、送信処理のみである。(C)との違いは、PM部1
03の役割を画像入力とファイル圧縮にし、ファイル保
存をHDD部106に置き換える事である。
【0166】この時はPM部103により、画像データ
取り込みと圧縮、HDD部106へのファイル保存をペ
ージ単位に行い、その後HDD部106からFAX部1
04ヘ送信ファイルを最終ぺージよりFAX部104に
ページ単位に転送する処理を行う。この時も送信サスペ
ンドが発生するため(C)と同じような制御が必要とな
る。HDD部106の場合は記憶容量が大きいため、フ
ァイル消去動作は行うが、ガーベージコレクション処理
は行わない。
【0167】次に、受信処理について、図22〜図25
に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0168】すなわち、FAX部104よりの受信通知
により受信処理フローにはじめて入ってきた場合には、
以下のシステム構成別で分かれるフローを実行する。
【0169】プリンタ使用権が許可されない場合にプリ
ントサスペンド状態で受信処理フ口ーに入つて来た場合
には、サスペンドされている時の処理から実行する。
【0170】まず、(A)として、PM部103が無い
場合の受信処理では、FAX部104に対して印字準備
ができたかどうかを問い合わせ、準備ができたらFAX
部104よりプリンタ部6に対して直接印字データを出
力させ、印字ページが無くなるまで順にプリントさせる
ように制御を行う。もし、プリンタ部6の使用権を要求
し、確保できなかつたら、FAX部104内のファイル
メモリ(コードバッファRAM部146)に受信ファイ
ルを蓄積するよう指示しプリンタ部6が確保でき次第プ
リントを行うようにする。またFAX部104内のファ
イルメモリが一杯になってきたらより優先度の高いプリ
ンタ使用要求、つまり他の処理を止めてでもプリンタ部
6を使用させるよう要求する程の強い要求をし受信ファ
イルをプリントするようにする。
【0171】実際のフローは、まずプリンタ使用要求を
行い、使用が許可されたなら、プリンタ部6が確保され
たことによりプリントサスペンドフラグをOFFにし続
くプリン卜処理を行う。
【0172】使用が許可されない場合にはFAX部10
4に対して内部ファイルメモリに受信ファイルを蓄積す
るよう指示し、プリントサスペンドフラグをONにし、
受信処理を一旦抜ける。内部ファイルメモリが一杯で内
部蓄積が難しくなつてきたら優先度の高い要求を他の処
理に対して行う。
【0173】プリント処理はまずFAX部104に対し
てプリントするサイズ、印字密度等を問い合わせ、それ
に応じてプリンタ部6にカセット種類、印字密度を設定
する。その後1枚目より順にプリントするようFAX部
104に指示し、印字準備ができた段階で一枚ずつプリ
ンタ部6を起動し、実際のプリントを行う。これを受信
ページ全ペ一ジをプリントし終わるまで続ける。プリン
トし終わるとプリンタ部6を解放し、受信処理ルーチン
を抜ける。
【0174】続いて、(B)として、PM部103があ
り、PM部103に受信ファイル蓄積用FAX向け拡張
メモリが無くHDD部106も無い場合には、印字処理
だけをPM部103経由で行いFAX受信とファイル蓄
積をFAX部104で行う。
【0175】この場合には(A)で説明したルーチンで
FAX部104に対して直接行っていたプリント指示
を、ここでは受信ファイルを一枚ずつPM部103に対
してファイル転送し、PM部103上で伸張展開し、そ
れをプリンタ部6に対してプリントするように変更す
る。またプリンタ部6と同様にPM部103もPPC機
能等の他の処理でも共通に使用するものであるため、確
保と解放処理が発生する。
【0176】(C)としてPM部103があり、さらに
PM部103に受信ファイル蓄積用FAX向け拡張メモ
リが有り、HDD部106は無い場合には、受信ファイ
ル蓄積と印字処理をPM部103で行い、FAX受信だ
けをFAX部104で行う。
【0177】この場合には一旦FAX部104が受信し
た受信ファイル全ページ分をPM部103内のFAX向
け拡張ファイルメモリに蓄積し、その後、受信ページの
最終ページよりプリント処理することで、全ページプリ
ントしたときに1ページ目から最終ぺージに向かって順
に並んだ状態になっているものが得られる、ということ
が可能になる。PM部103上で全ページプリントが終
了したら、受信ファイルの印字終了した一通信受信につ
いて一括消去処理を行い、後続して蓄積されているファ
イルをずらす処理(ガーベージコレクション)を行う。
これを行うことで、より大きいファイル蓄積容量を確保
することができる。
【0178】さらに(D)として、HDD部106がフ
ァイル蓄積用に付属されているシステムの時は、(C)
のルーチンでPM部103上ファイル蓄積用拡張メモリ
に蓄積していた受信ファイルをHDD部106に記憶す
るようにし、同じように受信ファイル全ページの最終ペ
ージからプリントするようにする。HDD部106の場
合は記憶容量が格段に大きいためガーベージコレクショ
ンは行わない。
【0179】次にFAXシステムを例にシステム構成別
の、機能比較を行った場合について、図26を用いて説
明する。
【0180】オプションレベルAでは、FAX部104
のみの構成のため、FAXに関する動作をすべてFAX
部104単独で行う必要がある。
【0181】オプションレベルBでは、FAX部104
用の増設メモリ104aが増設されるため精細解像度入
出力、送受信対応が可能となる。
【0182】オプションレベルCでは、PM部103が
付くため画像入出力をPM部103経由で行う事で、高
速に圧縮伸張動作を行うことが可能となる。よって画像
入出力動作が高速になる。さらにPM部103にある編
集機能を利用して編集送受信機能が可能となる。
【0183】オプションレベルDでは、PM部103用
の増設メモリ103aが増設されるため、PM部103
によるファイル蓄積が可能となる。それに派生してFA
X部104の増設メモリ104aの無しで精細解像度対
応が可能となる。
【0184】オプションレベルEでは、HDD部106
が付くため、広大な蓄積容量を利用することで大容量送
受信は勿論の事、相手を指定した送受信である親展送受
信機能や、回線利用料の安い時間に送受信したりする時
刻指定送受信等の機能を実現できる。
【0185】次に、上記図15に示すFAXタスク処理
のフローチャートで説明した内容を、FAX部104ば
かりでなく他のオプションの場合でも一般的にどう処理
形態が変わるかを、図27を用いて説明する。
【0186】ここではPM部103は付いているか、H
DD部106が付いているか、PM部103に増設メモ
リ103aが付いているか、PM部103を使っていな
いか、PM部103の増設メモリ103aのファイル容
量は使用により一杯か、の各段階で判断し、どう動作制
御するかを決める。
【0187】次に、PM部103の各処理での利用リソ
ースチャンネル数とその処理時間を、図28を用いて説
明する。主機能である複写関連処理時間を1とした場合
に、FAX処理では普通解像度で1/4、精細解像度で
1/2である。印字を伴わない編集作業のみをさせると
通常より多くて1/4しか掛からないため、PM部10
3をオプションとして付けた場合には、PM部103に
処理をさせた方が格段に高速に処理できる事を示してい
る。
【0188】以上によりユーザ別構成により制御を最適
化制御することで、その構成別に最も効率良く、システ
ムを運用することができる。
【0189】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、種々のオプションボードの接続状態に応じて、最適
なデータの流れになるように、画像データの流れを切換
えることができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明するための画像形
成装置の一例としてのデジタル複写機の内部構造を示す
断面図。
【図2】デジタル複写機の制御システムを示す構成ブロ
ック図。
【図3】デジタル複写機の制御システムを示す構成ブロ
ック図。
【図4】デジタル複写機の制御システムを示す構成ブロ
ック図。
【図5】デジタル複写機の制御システムを示す構成ブロ
ック図。
【図6】PM部の内部構成を示すブロック図。
【図7】PM部の内部構成を示すブロック図。
【図8】PM部の内部構成を示すブロック図。
【図9】PM部の内部構成を示すブロック図。
【図10】FAX部の内部構成を示すブロック図。
【図11】FAX部の内部構成を示すブロック図。
【図12】FAX部の内部構成を示すブロック図。
【図13】FAX部の内部構成を示すブロック図。
【図14】FAX部の内部構成を示すブロック図。
【図15】FAXタスク処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図16】送信処理を説明するためのフローチャート。
【図17】送信処理を説明するためのフローチャート。
【図18】送信処理を説明するためのフローチャート。
【図19】送信処理を説明するためのフローチャート。
【図20】送信処理を説明するためのフローチャート。
【図21】送信処理を説明するためのフローチャート。
【図22】受信処理を説明するためのフローチャート。
【図23】受信処理を説明するためのフローチャート。
【図24】受信処理を説明するためのフローチャート。
【図25】受信処理を説明するためのフローチャート。
【図26】システム構成別の機能比較を行った場合の例
を説明するための図。
【図27】種々のオプションの実装時の処理形態を説明
するための図。
【図28】PM部の各処理での利用リソースチャンネル
数とその処理時間を説明するための図。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…プリンタ部 7…ADF 81…ソータ装置 90…操作パネル 100…画像処理部 101…M−CPU部 102…バスブリッジ部 103…PM部 104…FAX部 105…PRT部 106…HDD部 107…SM−CPU部 108…ROM 109…RAM 110…公衆回線 111…外部装置 112…パーソナルコンピュータ 113…画像バス 114…ローカルバス 115…システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 弘信 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 高野 健二 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 の少なくとも1つの処理ボードが上記画像形成装置に装
    着されている際に、上記画像データの流れが最適なもの
    となるように切換えられることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 の少なくとも上記第3の処理ボードと第1あるいは第2
    の処理ボードが上記画像形成装置に装着されている際
    に、第1あるいは第2の処理ボードが有している第1あ
    るいは第2のページメモリを用いずに、上記第3の処理
    ボードによる第3の機能を用いて、上記第1あるいは第
    2の処理ボードによる第1の機能あるいは第2の機能を
    実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 の中で、上記第3の処理ボードが上記画像形成装置に装
    着されずに、第1あるいは第2の処理ボードが上記画像
    形成装置に装着されている際に、第1あるいは第2の処
    理ボードが有している第1あるいは第2のページメモリ
    を用いて、上記第1あるいは第2の処理ボードによる第
    1の機能あるいは第2の機能を実行することを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 の少なくとも上記第3の処理ボードと第1あるいは第2
    の処理ボードが上記画像形成装置に装着されている際
    に、第1あるいは第2の処理ボードが有している第1あ
    るいは第2のページメモリを用いずに、上記第3の処理
    ボードによる第3の機能を用いて、上記第1あるいは第
    2の処理ボードによる第1の機能あるいは第2の機能を
    実行し、 この実行を行う際に、他の機能により使用されているか
    を判断し、緊急性の度合いを比較し、緊急性が高いと判
    断された際に、緊急性の低い使用中の機能を一時中断さ
    せ、緊急性の高い機能の実行を行った後、再度緊急性の
    低い機能の動作を継続させることを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 の少なくとも2つの処理ボードが上記画像形成装置に装
    着されている際に、画像入力系で動作する処理ボード
    と、画像出力系で動作する処理ボードとで、同期信号及
    び同期タイミングを分け、使用しようとする画像データ
    との処理ボードとの接続/切断タイミングをそれぞれ独
    立に判断し、独立なタイミングで行うことを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記第3の処理ボードで
    の記憶容量より大きな記憶容量を有し、上記読取手段に
    より読取った画像データを記憶する第4の機能を有する
    第4の処理ボードと、 の少なくとも1つの処理ボードが上記画像形成装置に装
    着されている際に、上記画像データの流れが最適なもの
    となるように切換えられることを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを被画像形成媒
    体に形成する画像形成手段とからなる画像形成装置にお
    いて、 上記画像形成装置に装着され、第1のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、ある
    いは上記読取手段により読取った画像データを外部装置
    へ出力する第1の機能を有する第1の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、第2のページメモリを有
    し、外部装置からの画像データに対する画像を上記画像
    形成手段を用いて、被画像形成媒体に形成する第2の機
    能を有する第2の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記読取手段により読取
    った画像データを記憶したり、上記第1の機能を実行す
    る際の画像データを記憶したり、上記第2の機能を実行
    する際の画像データを記憶する第3の機能を有する第3
    の処理ボードと、 上記画像形成装置に装着され、上記第3の処理ボードで
    の記憶容量より大きな記憶容量を有し、上記読取手段に
    より読取った画像データを記憶する第4の機能を有する
    第4の処理ボードと、 の装着状態に応じて、上記第1あるいは第2の処理ボー
    ドが有している第1あるいは第2のページメモリで可能
    な頁単位の逐次動作と、上記第3の処理ボードでの複数
    頁単位の逐次動作と、上記第4の処理ボードでの文書一
    括処理動作を切換えて実行することを特徴とする画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 画像を読取る読取手段と、この読取手段
    により読取った画像データを被画像形成媒体に形成する
    画像形成手段とからなる画像形成装置に装着され、外部
    装置から受信した画像データに対する画像を上記画像形
    成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、あるい
    は上記読取手段により読取った画像データを外部装置へ
    送信する機能を有する送受信処理ボードにおいて、 受信、送信、編集等の画像ピクセルデータそのままを扱
    う第1のメモリ領域と、送信用の画像データの圧縮後の
    コードデータや受信したコードデータを蓄積する第2の
    メモリ領域とを別の領域に分け、送受信動作と画像編集
    動作を同時に動作可能に構成したことを特徴とする画像
    形成装置の送受信処理ボード。
  9. 【請求項9】 画像を読取る読取手段と、この読取手段
    により読取った画像データを被画像形成媒体に形成する
    画像形成手段とからなる画像形成装置に装着され、外部
    装置から受信した画像データに対する画像を上記画像形
    成手段を用いて、被画像形成媒体に形成したり、あるい
    は上記読取手段により読取った画像データを外部装置へ
    送信する機能を有する送受信処理ボードにおいて、 受信、送信、編集等の画像ピクセルデータそのままを扱
    う第1のメモリ領域と、送信用の画像データの圧縮後の
    コードデータや受信したコードデータを蓄積する第2の
    メモリ領域とを別の領域に分け、送受信動作と画像編集
    動作を同時に動作可能に構成し、第1のメモリ領域と第
    2のメモリ領域とをアクセス制御する制御系と第1のメ
    モリ領域と第2のメモリ領域とを接続するバスを選択的
    に切り離すことを特徴とする画像形成装置の送受信処理
    ボード。
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