JP3916293B2 - 複合型画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成に用いられる記憶装置としてRAM等アクセス速度が早いものおよびハードディスク装置等アクセス速度は遅いが記憶容量が大きいものを含む記憶装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置としてのデジタル方式の複写機が広く用いられるようになって来ている。この画像形成装置は、画像読取装置であるスキャナから読み込んだ入力画像を圧縮して画像情報として1頁単位毎に区切られたファイルエリアが設けられたページメモリに圧縮し、蓄積した後、更にこの画像情報を伸長して印刷(媒体上への可視画像形成)し、文書単位で指定部数を形成する電子ソ−ト複写機能や頁ごとに指定枚数複写してゆくグループまたはスタック機能を有している。
【0003】
電子ソ−ト複写では、一つの方法としてスキャナから複数頁でなる文書の全ての頁画像を入力し、この画像情報をページメモリにおいて圧縮、ファイル化した後に文書単位で読み出して印刷を行い、これを指定部数だけ繰り返す方法がある。
【0004】
このファイル化する過程でページメモリにおけるファイルエリアが途中でメモリ容量を越え、メモリフルが発生することがある。こうした場合には、従来では入力動作を途中で停止し、その時点でスキャナで読み込んである画像情報のうちでファイル化がまだのものを削除して印刷(画像形成)を中止しなければならなかった。この場合、メモリフル状態が解消したあとで、削除された頁を再度スキャナにセットして再読取りする必要があった。
【0005】
また、このような不都合は媒体上に画像を形成する過程で紙詰まり、すなわちジャムが発生した場合や、画像複写動作中に他のジョブの割り込み実行要求を受け入れて、この他のジョブ終了後に画像複写動作に戻る時にも生じることは良く知られている。
【0006】
このような従来の不都合を解消する一つの方法として記憶容量の大きい例えばハードディスク装置を用いてメモリリソース量を増加させてメモリフルが発生しないようにすることが考えられる。しかしながらこのハードディスク装置はアクセス速度があまり早くないので、電子ソート複写をはじめ画像形成動作が遅くなってしまうという別の不都合が生じてしまう。
【0007】
さらに、画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には夫々の頁のスキャン、圧縮、ファイル化が終わってから伸長、印刷動作に入るため、一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷までにしばらくの時間ユーザを待たせることになるが、一般に複写動作では最初の頁はユーザの操作後直ちに印刷結果が出力された方が望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、画像形成に用いられる記憶装置としてRAM等アクセス速度が早いものおよびハードディスク装置等アクセス速度は遅いが記憶容量が大きいものを含む記憶装置を備えた画像形成装置にあって、ハードディスク装置を用いて記憶容量を増やしても処理速度が遅くなる問題があり、画像入力の途中でメモリフルが発生した場合や紙詰まりのとき、或いは他のジョブの割り込みがあった場合は入力動作を途中で停止してすでに読み込んだ画像データが削除されてしまうので操作性が良くないという問題があり、さらに画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷までにしばらくの時間ユーザを待たせることになるなどの種々の問題がある。
【0009】
そこで、この発明は、ハードディスク装置等の大容量記憶装置を用いて記憶容量を増やしても処理速度を落とさず、画像入力の途中でメモリフルが発生した場合や紙詰まりのとき、或いは他のジョブの割り込みがあった場合にもすでに読み込んだ画像データが削除されてしまうことがなく、画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷までにしばらくの時間ユーザを待たせることなく、動作速度が早く操作性の良い画像形成を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像形成装置は、原稿の画像情報を読取る読取手段と、この読取手段により読み取った画像情報を圧縮してファイル化する圧縮手段と、この圧縮手段により圧縮およびファイル化された画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段としてハードディスク装置が使用可能でない場合、前記記憶手段の残りの記憶容量が圧縮画像情報の1頁分の量よりも小さくなったときにメモリフルと判定する第1のファイルシステムを設定し、前記記憶手段としてハードディスク装置が使用可能である場合、前記記憶手段の残りの記憶容量が前記読取手段により読取可能な最大寸法の頁画像を圧縮せずに記憶できる基準容量以下となったときにメモリフルと判定する第2のファイルシステムを設定する設定手段と、この設定手段により前記第2のファイルシステムが設定されている場合、前記記憶手段の残りの記憶容量が前記基準容量以下となったか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記記憶手段の残りの記憶容量が前記基準容量以下となったと判断した際、前記記憶手段がメモリフル状態であることを示す情報を設定するメモリフル処理を行う手段と、前記記憶手段がメモリフル状態であることを示す情報が設定された際、前記読取手段にセットされている原稿がある場合には、前記読取手段により次の原稿の読取り、前記圧縮手段により前記読取手段にて読み取った画像情報の圧縮およびファイル化を実行し、前記読取手段による原稿の読取り処理を中断する処理手段と、前記記憶手段がメモリフル状態であることを示す情報が設定された場合、前記記憶手段にファイル化して記憶された画像情報に基き被画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段とから構成されている。
【0020】
上記の構成により、ハードディスク装置などの大容量記憶装置を用いて記憶容量を増やしても処理速度を落とさず、画像入力の途中でメモリフルが発生する可能性が大きい場合や紙詰まりのとき、或いは他のジョブの割り込みがあった場合にもすでに読み込んだ画像データが削除されてしまうことがなく、画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷までにしばらくの時間ユーザを待たせることなく、動作速度が早く操作性の良い画像形成を行うことのできる画像形成装置を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の実施の形態では大容量記憶装置としてハードディスク装置を用いているが、デジタルビデオディスク(DVD)やオプティカルディスク(OD)なども不揮発性の大容量記憶装置として用いることができる。
【0022】
図1は、この実施の形態に係る画像形成装置としての電子複写機の全体構成を概略的に示す構成図である。この装置は光学的に原稿を走査し、反射光を光電変換して画像情報を得るための原稿走査部140及び画像情報に基き画像を媒体上に形成するための画像形成部160を備え、上部に原稿自動給送装置(ADF)200を装着している。
【0023】
原稿自動給送装置200は、筐体としてのカバー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられており、必要に応じて原稿自動給送装置200全体を回動変位させて原稿台2上を開放し得る構成となっている。
【0024】
カバー本体21の上面やや左方向部位には、複数枚の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が設けられている。装置200の一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し原稿台2の一端側(図中左端側)に供給する給送装置23が設けられている。給送装置23は、原稿を一枚ずつ取出すためのピックアップローラ27、原稿をピックアップローラ27に押付けるウエイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状態を検知する原稿検知センサとしてのエンプテイセンサ29等が配設されている。
【0025】
さらに、ピックアップローラ27の原稿取出し方向には、給紙ローラ32が配置され、確実に原稿が一枚ずつ給送されるようになっている。原稿台2の上面には、これを覆う原稿搬送ベルト37が張設されている。原稿搬送ベルト37は、一対のベルトローラ40、40に掛渡された外表面が白色の幅広無端ベルトであり、ベルト駆動機構(図示しない)によって正逆両方向に走行し得る構成となっている。
【0026】
また、原稿搬送ベルト37の裏面側には、ベルト面を原稿台2上に押さえ付けるための複数のベルト押えローラ41…(図では3本のみ示した)および原稿自動給送装置200の開閉状態を検知するセットスイッチ(図示せず)が設けられている。
【0027】
そして、前記給送装置23によって給送された原稿を、原稿台2の一端側(左端側)から他端側(右端側)に搬送する。装置200の右側部位に排紙装置38が設けられる。この排紙装置38は、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に原稿を押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られる原稿の後端を検出する原稿検出手段としての排紙センサ46等が設けられている。
【0028】
原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48が配設されている。また、原稿排出路には、原稿を表裏逆にして原稿台2に導くためにゲート49が設けられ、原稿を両面複写可能としている。
【0029】
原稿走査部140は、光源としての露光ランプ6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路を折曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ9、レンズ10、原稿からの反射光を受光する光電変換部11、これら各部の位置を変更する駆動系(図示しない)、および光電変換部11の出力つまり画像データをアナログデータからデジタルデータに変換するA/D変換部(図示せず)により構成されている。
【0030】
上記第1、第2キャリッジ7、9は、互いにタイミングベルト(図示しない)で結ばれており、第2キャリッジ9は第1キャリッジ7の1/2の速さで同じ方向に移動するようになっている。これにより、レンズ10までの光路長が一定になるように走査できるようになっている。上記レンズ10は、焦点距離固定で、複写倍率を1倍以外の倍率にする変倍時に光軸方向へ移動されるようになっている。
【0031】
光電変換部11は、原稿からの反射光を光電変換するするもので、たとえばCCD形ラインイメージセンサを主体に構成される。この場合、原稿の1画素がCCDセンサの1つの素子に対応することになる。光電変換部11の出力はA/D変換部176へ出力される。
【0032】
上記第1、第2キャリッジ7、9、ミラー12a、12bの移動は、それぞれステッピングモータ(図示しない)により行われるようになっている。上記第1、第2キャリッジ7、9は、上記ステッピングモータの回転軸に連結されたドライブプーリ(図示しない)とアイドルプーリ(図示しない)間に掛渡されたタイミングベルト(図示しない)の動作に応じて移動されるようになっている。上記レンズ10は、対応するステッピングモータ(図示しない)によりスパイラルシャフト(図示しない)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ移動されるようになっている。
【0033】
電光変換部60は半導体レーザで構成され、この電光変換部60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミラー(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68,70、レンズ72が配置され、露光装置52からレーザ光を感光体ドラム50に照射するようになっている。
【0034】
画像形成部160は、レーザ光学系と、画像形成媒体である転写紙への可視画像形成が可能な電子写真方式の構成となっている。すなわち、画像形成部160は、装置内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像担持体としての感光体ドラム50を有し、この感光体ドラム50の周囲には、露光装置52、現像装置54、転写チャージャ55、剥離チャージャ56、清掃チャージャ57、除電チャージャ58及び帯電チャージャ59が感光体ドラム50の回転方向に順に配置されている。
【0035】
感光体ドラム50は、帯電チャージャ59によって一様に帯電されるようになっているとともに、原稿走査部140から原稿表面に照射されたレーザ光を前記感光体ドラム50上に導いて原稿の画像を結像し、感光体ドラム50表面に原稿画像に対応する静電潜像が形成されるようになっている。
【0036】
そして、前記感光体ドラム50上に形成された静電潜像は、現像装置54により現像されてトナー可視画像に変換され、後述する給紙手段としての給紙カセット30からレジストローラ20を介して送紙されるコピ−用紙P上にトナー現像画像が転写チャージャ55により転写される。
【0037】
この転写チャージャ55による画像転写後のコピ−用紙Pは、ACコロナ放電による剥離チャージャ56により感光体ドラム50上から剥離されて、搬送ベルトを介して定着器72に搬送され、この定着器72によってトナー現像画像が溶融定着される。
【0038】
その後、コピ−用紙Pは排紙ロ−ラ対73からソータ80を介して排紙トレイ74上に排出される。ソータ80には、ソートモードの際に1部毎に必要に応じてステイプル針で綴じるためのステイプラ76が設けられている。さらに排紙トレイ74は、排紙の積載位置をずらすために後述するトレイ駆動部によって前後左右にシフトされるようになっている。
【0039】
一方、前記コピ−用紙Pへのトナー現像画像の転写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した帯電トナー現像剤は、清掃前除電チャージャ57aにより除電された後、クリーニングブレード57bにて掻き取られ、さらに除電ランプ58により感光体ドラム50上の電位を一定のレベル以下にして、次のコピ−動作を可能にしている。
【0040】
なお、コピ−用紙Pの両面に印刷する両面コピ−の場合には、前述した定着器72によってトナー現像画像が溶融定着されたコピ−用紙Pを搬送路75aを介して搬送された後、トレイ75bに蓄積される。このトレイ75bに蓄積された片面印刷済みのコピー用紙Pは搬送路75cを介して前述した転写チャ−ジャ55に搬送され、印刷されていない他方の面にトナー現像画像が転写される。また、トレイ75bの下部には、光反射型の紙センサ75dが設けられ、トレイ75b上にスタックされる用紙の有無が検知される。
【0041】
なお、搬送路75a、トレイ75b、搬送路75c、および紙センサ75dとは、自動両面反転機構としての自動両面装置(ADD)75を構成する構成要素である。
【0042】
また、図中30は前記装置本体1のフロント側より着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段としての給紙カセットである。この給紙カセット30は、コピー用紙Pが収納された筐体であるカセットケース31からなり、このカセットケース31の取出し端部は、用紙取出し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。
【0043】
そして、前記給紙カセット30のカセットケース31内に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ81にて取り出されて前記カセットケース31の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ84と分離ローラ(または分離パッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、画像形成部160に向け搬送されるようになっているものである。
【0044】
次に、図2乃至図5を参照してこの実施の形態の画像形成装置であるデジタル複写機の制御回路について説明する。図2はデジタル複写機の制御システムの構成ブロック図、図3は図2に示したスキャナ部の構成ブロック図、図4は同じくCPU部の構成ブロック図、図5はプリンタ部の構成ブロック図、図6は操作パネル部の各構成要素の配置関係を示す平面図である。
【0045】
図2において、デジタル複写機の制御システムは大きく2つのブロックより成り、スキャナ313とプリンタ315との間を画像処理部314で結合し、デジタル複写機を構成する基本部301と、この基本部301からの画像データを受け取って記憶し、その記憶した画像データを再び基本部301に転送することでメモリコピーを実現するページメモリ部302とから構成される。
【0046】
基本部301とページメモリ部302とは、制御データをやりとりする基本部システムインタフェース316、画像データをやりとりする基本部画像インタフェース317とで接続されている。
【0047】
基本部301は画像情報入力手段であるスキャナ313、画像情報出力手段であるプリンタ315、画像処理部314、およびこれらを制御する制御手段である基本部CPU311から構成される。
【0048】
基本部CPU311のメインCPU100には、図4に示すように、ROM102、RAM104、画像メモリ106、タイマメモリ108、暗証コードメモリ110、タイマ112、内部インタフェース122、外部インターフェース124が接続されている。
【0049】
内部インタフェース122には図6に示した操作パネル114が接続される。操作パネル114にはフィニッシャーキー115、状態表示器117、給紙カセット30の選択手段としてのカセット選択キー119、HELPキー123、自動用紙選択キー125、自動倍率選択キー126、ズーム/100%キー127、原稿サイズキー128、用紙サイズキー129、メッセージ表示のためのLCD表示器116、自動濃度キー130、マニュアル濃度キー131、予熱キー132、割り込みキー133、オールクリアキー134、クリア/ストップキー135、スタートキー121、タイマキー136、テンキー118、および機能切替えキー136等が配置されている。
【0050】
外部インターフェース124は、ソータ80と、パーソナルコンピュータなどの外部装置138と、ハードディスク装置90とに接続されている。ソータ80における排紙トレイ74は、トレイ駆動部79によって駆動されている。
【0051】
画像情報の記憶・呼び出し等はメインCPU100によって行われる。例えば、暗証コ―ドと画像情報をセットで記憶する場合、スキャナCPU160の制御でスキャナ部313によって読みこまれた画像情報はメインCPU100の指示により画像メモリ106に記憶される。メインCPU100の指示は、操作パネル114(テンキ―118)からの入力によって決定されたモ―ドに従って行われる。
【0052】
次に、図3を参照してスキャナ部313の詳細な構成について説明する。スキャナ部313のスキャナーCPU160には、照明ランプ6を制御するランプ制御部164、走査モータ166を制御するモータドライバ168、原稿サイズ検知センサ169を含むセンサ、スイッチ、ソレノイド類170を駆動制御する駆動部172に接続してこれらを制御する。また、光電素子11からの画像情報について画像処理するためのA/D変換回路176、解像度変換回路178、シェーディング補正回路179、画質改善回路180、2値化回路182が接続され制御される。
【0053】
次に、図5を参照してプリンタ部315について詳細に説明する。プリンタ部315において、プリンタCPU190には、メインモータ192を駆動するメインモータドライバ194、紙サイズ検知センサ195を含むセンサ、スイッチ、ソレノイド類196を駆動制御する駆動部198、定着ランプ200を制御する定着ランプ制御部202、帯電チャ−ジャ204、転写チャージャ206、剥離チャージャ208、PCCチャージャ210を制御する高圧出力制御部212、除電ランプ214を制御する除電ランプ制御部216、給紙ローラ218、ピックアップローラ220用の給紙モータ222を制御する給紙制御部224、電気−光変換部であるレーザダイオード60、及びポリゴンモータ228用のレーザ駆動回路230を制御する変調回路232に接続して、これらを制御する。
【0054】
ここで、ペ−ジメモリ部302について図2を参照して説明する。ページメモリ部302は、画像データを一時的に記憶しておく記憶手段としてのページメモリ323、ページメモリ323のアドレスを生成するアドレス制御部306、ページメモリ部302内の各デバイス間のデータ転送を行う画像バス320、画像バス320を介してページメモリ323とハードディスク装置90などの他のデバイスとのデータ転送を行うときのデータ転送を制御するデータ制御手段307、基本部画像インタフェース317を介して基本部301と画像データを転送するときに画像データをインタフェースする画像データI/F手段308、解像度の異なる機器に画像データを送信するときに画像データを他の機器の解像度に変換したり、解像度の異なる機器から受信した画像データを基本部301のプリンタ315の解像度に変換したり、2値画像データの90度回転処理を実行する解像度変換/2値回転手段325、ファクシミリ送信や光ディスク記憶のように画像データを圧縮して送信したり、記憶したりするデバイスのために入力した画像データを圧縮したり、圧縮された形態の画像データをプリンタ315を介して可視化するために伸長する圧縮/伸長手段324、画像データI/F手段308に接続され、プリンタ315から画像データを出力するときに画像データを90度あるいは−90度回転して出力するときに使用する多値回転メモリ309で構成される。
【0055】
ページメモリ323としてはボード上に固定メモリとして12メガバイトの容量を持つRAMが設けられ、更にオプションとして拡張メモリを搭載可能である。この拡張メモリとしては例えばSIMMで8メガバイトのRAMボードを2枚用いて16メガバイトを追加することができる。
【0056】
このRAMとしてのメモリ容量の実装量に応じてこの発明では後述するようにジョブの並行動作可能レベルを種々切り替えることができるが、ここで図34を参照してSMCPU311がRAMの実装量を検知する方法を説明しておく。
【0057】
先ず、図34のステップS251にてSMCPU311はSIMMの識別コードIDに相当するアドレスを形成してアクセスすることにより、オプションRAMが装着されているか否かを検知する。
【0058】
RAMボードSIMM1、SIMM2がいずれも装着されているときはステップS252でこれを検知してステップS253に進み、メモリ容量として
(12+8+8)メガバイトを設定する。
【0059】
RAMボードSIMM1、SIMM2のいずれかが装着されているときはステップS252でこれを検知してステップS254に進み、メモリ容量として
(12+8)メガバイトを設定する。
【0060】
RAMボードSIMM1、SIMM2のいずれも装着されていないときはステップS252でこれを検知してステップS255に進み、メモリ容量として
(12)メガバイトを設定する。
【0061】
このようにして、たとえば電源投入とともにRAMメモリとして装着されているメモリ容量を検知しておく。
【0062】
ここで、図6を参照して操作パネル114の詳細を説明する。
【0063】
操作パネル114は、フィニッシャーキー115、状態表示器117、給紙カセット30の選択手段としてのカセット選択キー119、HELPキー123、自動用紙選択キー125、自動倍率選択キー126、ズーム/100%キー127、原稿サイズキー128、用紙サイズキー129、メッセージ表示器116、自動濃度キー130、マニュアル濃度キー131、予熱キー132、割り込みキー133、オールクリアキー134、クリア/ストップキー135、スタートキー121、タイマキー136、テンキー118、及び機能切り替えキー136とから構成されている。
【0064】
フィニッシャーキー115は、ソートモード、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使用する。
【0065】
状態表示器117は、各種の絵文字が点滅・表示され、複写機の状態を表わす。
【0066】
カセット選択キー119は、選択されているカセットが希望のサイズでないとき、このキーを押して別のカセットを選ぶことができる。
【0067】
HELPキー123は操作ガイドキーであり、押下されると操作手順を示すメッセージがメッセージ表示器116に表示され、機能設定後に押すと設定内容を確認することができる。
【0068】
自動用紙選択キー125は、通常自動用紙選択モードになっている。図1の原稿台(ガラス)2上にセットした原稿のサイズを自動的に検出し、それと同じサイズの用紙を自動的に選択する(等倍コピーのみ)。
【0069】
自動倍率選択キー126は、このキーを押して自動倍率選択モードを選び希望する用紙サイズを指定すると、原稿台(ガラス)2上にセットした原稿のサイズを検出し、自動的にコピー倍率を計算する。
【0070】
ズーム/100%キー127は、左端の「50%<」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで50%まで小さくなる。右端の「>200%」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで200%まで大きくなる。中央の「100%」キーを押すと等倍(100%)に戻る。
【0071】
原稿サイズキー128は、原稿サイズをセットするときに使用する。用紙サイズを選択して原稿サイズを指定すると、コピー倍率が自動的にセットされる。
【0072】
用紙サイズキー129は、用紙サイズを選択するときに使用する。
【0073】
メッセージ表示器116は、デジタル複写機の状態、操作手順およびユーザに対する各種の指示を文字と絵で表示する。表示手段としてのメッセージ表示器116は、タッチパネルを内蔵し、機能の設定も行うことができる。後で説明するが、予約コピーの受付け表示、ニアリメモリフルおよびこれに伴う印刷の表示などもこのメッセージ表示器116上で行われる。
【0074】
自動濃度キー130は、自動濃度を選択すると、デジタル複写機が自動的に原稿の濃淡を検出して最適コピー濃度を選択する。
【0075】
マニュアル濃度キー131は、マニュアル濃度では希望するコピー濃度を選ぶことができる。中央の「うすく」キーを押して濃度を5段階で薄くでき、右端の「こく」キーを押して5段階で濃くできる。
【0076】
予熱キー132は、このキーを押すと、予熱(節電)状態に入りすべての表示ランプが消える。再びコピーを取るときは、もう一度このボタンを押す。
【0077】
割り込みキー133は、連続コピーの途中で、割り込みコピーを取りたいときに使用する。
【0078】
オールクリアキー134は、このキーを押すと、選択したモードがすべてクリアされ、標準状態に戻る。
【0079】
クリア/ストップキー135は、コピー枚数を訂正するとき、またはコピー動作を停止させるときに使用する。
【0080】
スタートキー121は、コピーを開始するときに押す。
【0081】
タイマキー136は、このキーを押すと、何時にデジタル複写機の電源がオン、オフするか表示される(ウイークリータイマが設定されている場合)。
【0082】
テンキー118は、コピーしたい枚数をセットするときに使用する。コピー枚数は1〜999枚までセットできる。
【0083】
機能切り替えキー136は、デジタル複写機が備えたファクシミリ機能、プリンタ機能等の機能を切り替えるキーである。
【0084】
図7は、この発明の一実施の形態の画像形成装置における電子ソート機能の制御ブロックを示すものである。
【0085】
すなわち、画像処理部314に対応する原稿読取り制御部,拡大/縮小部351、ページメモリ部302に対応する画像圧縮制御部352、ファイル管理制御部353、画像伸長制御部,展開位置制御部354、プリンタ315に対応する画像印刷制御部355とから構成されている。
【0086】
原稿読取り制御部,拡大/縮小部351における原稿読取り制御部は、スキャナ313からの画像データを量子化し、ページメモリ323に書き込む。即ちスキャナ313において、光電変換部11からの画像信号を2値化し、ページメモリ323上に保持する。原稿が原稿自動給送装置200にセットされていれば原稿自動給送装置200から原稿を1枚ずつ給紙して原稿を読取る。なお、原稿自動給送装置200にセットされた原稿は最終ページから読取られるように設定されている。また、両面原稿を指定した場合には、最終ページから裏面、表面の順で先頭ページまで読み込まれる。
【0087】
原稿読取り制御部,拡大/縮小部351における拡大/縮小部は、原稿読取り制御部のサブモジュールで、用紙と原稿サイズの関係から縮小または拡大率(以下、これらを倍率と記述する)を算出し、原稿読取り制御部の量子化処理を設定する。
【0088】
画像圧縮制御部352及びファイル管理制御部353においては、ページメモリ323上の画像データを圧縮し、ファイル形式で管理される領域に書込む制御を行う。
【0089】
図8は、ページメモリ323に記憶される画像データの記憶領域の構成を示したもので、スキャナ部313で読み込まれた原稿のイメージデータ(画像)が書き込まれる頁バッファ領域M1と、その画像データを圧縮したデ−タが書き込まれる1ペ−ジ単位毎に区切られたファイルエリアM2に区分されている。
【0090】
このファイルエリアM2の各ペ−ジの先頭アドレスは、アドレス制御部306におけるファイルエリア頁毎デ−タ先頭アドレス格納領域M3に記憶されている。
【0091】
なお、ファイルはRAMのような揮発メモリ上に構築されてもよいし、ハードディスクのような大容量の不揮発メモリ上に構築されてもよいが、この実施の形態では外部に図4に示したハードディスク90が接続される形態を取っているので、ここでは高速アクセス可能なRAMが用いられている。
【0092】
オペレータが複写を開始する場合、原稿自動給送装置200に原稿をセットしてコピーキー121を押下する。これに伴い、原稿読取り制御部,拡大/縮小部351による原稿給紙及び給紙した原稿を読取った画像データの拡大または縮小が行われ、続いて画像圧縮制御部352による画像データの圧縮が行われる。
【0093】
拡大または縮小された画像データはまずファイル管理制御部353でページメモリ323の頁バッファ領域M1に書込まれ、さらにその画像データは画像圧縮制御部352で圧縮したデータにしてから1ページ単位毎に区切られたファイルエリアM2に記憶される。以上の動作が原稿自動給送装置200にセットされた原稿がなくなるまで行われる。
【0094】
いったん原稿を全てページメモリ323上に記憶し終わると制御はソート動作のための画像データの所定順序の読み出しに移る。まず、画像伸長制御部,展開位置制御部354において、指定文書の最初の頁の圧縮画像データを読みだして伸長し、展開する。なお、ここでページメモリ323上に記憶された圧縮画像データは、ハードディスク90が装着されている場合はそこに転送して記憶することになる。
【0095】
画像伸長制御部,展開位置制御部354は、ファイルM2から圧縮された原稿の画像データを頁ごとに読出し、出力(印刷)のためデータ制御手段307を介して用紙の片面(出力ページ)単位で画像を作成して画像印刷制御部355に送る動作を全頁の原稿画像データを読出すまで繰り返し行う。
【0096】
読出しは、原稿ページ数から決定され、自動両面装置75のトレイ75bに積む順に対応して読出し印刷されるように決定される。
【0097】
自動両面装置75では、裏面印刷を行った後に裏面印刷された用紙がトレイ75bにスタックされ、続いてトレイ75bから1枚づつ取出されて表面の印刷を行って排紙トレイ74上に排紙される。複数枚の場合は、裏面への印刷をしてスタックする動作を全て行ったのち自動両面装置75から排出しながら表面を印刷して排紙トレイ74上に排紙される。
【0098】
次に、このような構成において原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を図9〜12のフローチャートを参照して説明する。
【0099】
まず、メインCPU100は操作パネル114の操作によりメニューが選択されるとLCD表示器116にモードの選択画面を表示し、このモード選択画像から綴じ代、原稿/用紙サイズ選択モード等の設定がされる(S1)。なお、通常(デフォルト)においては、選択原稿サイズがA4、選択用紙サイズがA4と設定されている。
【0100】
原稿/用紙サイズ選択モードが通常でなく(S2)、原稿台2上に原稿が有る場合(S3)、原稿検知センサ169で原稿サイズが検知される(S4)。また、原稿用紙サイズ選択モードがAPSであった場合(S5)、すなわち、自動用紙選択(APS:Auto Paper Select )で原稿サイズが検知され、原稿と同じサイズの用紙が選ばれる(S6)。この場合、綴じ代の設定がなければ倍率を100%とされる。
【0101】
また、原稿用紙サイズ選択モードがAMSであった場合(S5)、すなわち、自動倍率選択(AMS:Auto Magnification Select )で原稿サイズが検知され、用紙サイズはその時点で設定されているサイズが使用される(S7)。この場合、倍率は原稿と用紙のサイズから決定される。
【0102】
このようにして、選択原稿サイズ、選択用紙サイズから倍率が算出されてLCD表示器116に表示される(S8)。
【0103】
ここでメインCPU100は、紙サイズ検知センサ195で選択された用紙サイズの用紙が給紙カセット30にあるかを確認し(S9)、ない場合はスタートキー(コピーキー)121の指示を受け付けなくして(S10)、LCD表示器116に紙補給指示を表示する(S11)。選択された用紙サイズの用紙が給紙カセット30にある場合は、スタートキー(コピーキー)121の指示を受け付けるようにする(S12)。
【0104】
続いてメインCPU100は、各モード選択画面(綴じ代など)をLCD表示器116に表示し(S13)、各種キー押下の情報を取得する(S14)。
【0105】
キーが押されていた場合(S15)、メインCPU100は、押されたキーがスタートキー(コピーキー)121ならばステップS16より図11のステップS27へ進む。
【0106】
LCD表示器116上の原稿サイズ選択キーならば、原稿/用紙サイズ選択モードを通常と設定し、APSまたはAMSランプ点灯なら消去し(S18)、今選択した原稿サイズを設定してステップS19からステップS2に戻る。LCD表示器116上の用紙サイズ選択キーならば、原稿/用紙サイズ選択モードを通常と設定し、APSまたはAMSランプ点灯なら消去し(S21)、今選択した用紙サイズを設定してステップS2に戻る(S22)。
【0107】
LCD表示器116上のAPSキーならば、原稿/用紙サイズ選択モードをAPSと設定し、APSランプを点灯してステップS2に戻る(S24)。LCD表示器116上のAMSキーならば、原稿/用紙サイズ選択モードをAMSと設定し、AMSランプを点灯してステップS2に戻る(S26)。
【0108】
図11のステップS27において、メインCPU100は、原稿自動給送装置200上の原稿の有無を原稿検知センサ29からの検知信号によりチェックし、原稿がある場合は原稿自動給送装置200上の原稿を1枚給紙して原稿サイズ検知センサ169で原稿サイズを検知する(S28)。原稿/用紙サイズ選択モードが通常であれば図12のステップS29からステップS39に移行する。
【0109】
原稿/用紙サイズ選択モードが通常でない場合、さらにAPSでないならば選択原稿サイズを検知されたサイズとされ(S31)、倍率が算出されてLCD表示器116に表示されてステップS39となる(S32)。APSであるならば選択用紙サイズ、選択原稿サイズとが検知されたサイズとされ(S33)、倍率が算出されてLCD表示器116に表示され(S34)、選択用紙サイズの用紙が給紙カセット30にあるならばステップS35からS39となり、選択用紙サイズの用紙が給紙カセット30にないならば紙補給指示がLCD表示器116に表示される(S36)。
【0110】
また、ステップS27においてメインCPU100は、原稿自動給送装置200上の原稿の有無を原稿検知センサ29からの検知信号によりチェックし、原稿がない場合、算出した倍率で原稿台2上の原稿を読取り、ページメモリ部302のページメモリ323に読取った原稿の画像を1ページ毎に圧縮したデータとして記憶し(S37)、LCD表示器116上の終了キーが押されて図12のステップS42に進む。
【0111】
ステップS39においてメインCPU100は、算出した倍率で原稿を読取り、ページメモリ部302のページメモリ323に読取った原稿の画像を1ページ毎に圧縮したデータとして記憶し(S39)、原稿自動給送装置200上の原稿がなくなるまで原稿を読取り(S40、S41)、原稿がなくなってステップS42に移行する。
【0112】
ステップS42においてメインCPU100は、設定された用紙サイズ上の画像領域を決定(書込み開始位置を算出)し、算出結果に基づいてページメモリ323に蓄積(記憶)された画像データをページメモリ302で展開して画像処理手段314を介してプリンタ315で印刷を行ない(S43)、設定部数が印刷されて終了する(S44)。
【0113】
このように、原稿の読取り、蓄積、印刷が行なわれるが、10枚の原稿を3部ステイプルソートモードで印刷し、途中で2回メモリフルが発生した場合について説明する。
【0114】
オペレータによりLCD表示器116の選択画面上のステイプルソートモードが選択押下された際、メインCPU100は、さらにLCD表示器116に必要部数(この場合は3部)等の設定要求を表示し、オペレータにより設定要求が設定される。
【0115】
メインCPU100は、原稿をスキャナ313でスキャン(読み込み)してページメモリ部302におけるページメモリ323の頁バッファ領域M1に一時記憶した後、圧縮/伸長手段324で圧縮してファイル化し、ページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する。
【0116】
図13の(a)に示すように、10頁目、9頁目、8頁目とページメモリ323のファイルエリアM2に圧縮データが蓄積され、7頁目でページメモリ323のファイルエリアM2のメモリフルが発生した場合、7頁目はページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積できない。ただし、7頁目はページメモリ323における頁バッファ領域M1に圧縮前の画像データとして記憶されている。
【0117】
この時点でメインCPU100は、原稿自動給送装置200からの原稿の供給とスキャナ313のスキャンを一時停止すると共にステイプラ76に対するステイプル打ち信号の出力を中止する。
【0118】
続いてメインCPU100は、図13の(b)に示すように、ソート出力1部目としてページメモリ323のファイルエリアM2にファイル化されて蓄積された10頁目の圧縮データを圧縮/伸長手段324で伸長して画像処理手段314を介してプリンタ315で印刷を行い、9頁目、8頁目まで繰り返して1部目の3枚(10,9,8頁)を印刷出力して排紙トレイ74上に積載する。
【0119】
さらに3部の設定なので、図13の(c),(d)に示すように、2部目、3部目と繰り返されて排紙トレイ74上に3部が積載される。この際、メインCPU100は、トレイ駆動部229を駆動して排紙トレイ74をシフトし、1部目、2部目、3部目の排紙トレイ74上における積載位置をずらして識別しやすくする。
【0120】
これで、メインCPU100は、ページメモリ323のファイルエリアM2の圧縮データが空となったので、ページメモリ323の頁バッファ領域M1に記憶されている7頁目の画像データを圧縮/伸長手段324で圧縮してファイル化してページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する。
【0121】
さらにメインCPU100は、原稿自動給送装置200から原稿の供給とスキャナ313のスキャンを開始し、続く6頁目からの原稿をページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する。
【0122】
図14の(a)は、この再圧縮ファイル化から再スキャン・蓄積を示すものである。ここで、4頁目でページメモリ323におけるファイルエリアM2のメモリフルが発生した場合、4頁目はページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積できない。ただし、4頁目はページメモリ323における頁バッファ領域M1に圧縮前の画像データとして記憶されている。
【0123】
この時点でメインCPU100は、原稿自動給送装置200から原稿の供給とスキャナ313のスキャンを一時停止すると共にステイプラ76に対するステイプル打ち信号の出力を中止する。
【0124】
続いてメインCPU100は、図14の(b),(c),(d)に示すようにページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積された7頁目、6頁目、5頁目の圧縮データを伸長・印刷し、1部目、2部目、3部目と繰り返して排紙トレイ74上に3部を積載する。この際、メインCPU100は、トレイ駆動部229を駆動して排紙トレイ74をシフトし、1部目、2部目、3部目の排紙トレイ74上における積載位置をずらして識別しやすくする。
【0125】
これで、メインCPU100は、ページメモリ323のファイルエリアM2の圧縮データが空となったので、ページメモリ323の頁バッファ領域M1に記憶されている4頁目の画像データを圧縮/伸長手段324で圧縮してファイル化してページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する。さらにメインCPU100は、原稿自動給送装置200から原稿の供給とスキャナ313のスキャンを開始し、続く3頁目からの原稿をページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する。
【0126】
図15の(a)は、この再圧縮ファイル化から再スキャン・蓄積を示すものである。
【0127】
残りの原稿に対するスキャン・圧縮・ファイル化してページメモリ323のファイルエリアM2への蓄積が終了して、メインCPU100は、図15の(b),(c),(d)に示すようにページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積された4頁目、3頁目、2頁目、1頁目の圧縮データを伸長・印刷し、1部目、2部目、3部目と繰り返して排紙トレイ74上に3部を積載する。
【0128】
この際、メインCPU100は、トレイ駆動部229を駆動して排紙トレイ74をシフトし、1部目、2部目、3部目の排紙トレイ74上における積載位置をずらして識別しやすくする。なお、メインCPU100は、ステイプル打ち信号の出力を行わない。
【0129】
この結果、排紙トレイ74には、3枚ずつの3部、3枚ずつの3部、4枚ずつの3部がそれぞれ積載位置がずれて積載されてこのステイプルソートモードが設定された画像形成動作が終了される。なお、この場合、上述したようにステイプルはされないで排紙トレイ74に積載される。
【0130】
また、ステイプルソートモードにおいて、自動両面装置75を用いて両面印刷を行って自動両面装置75のトレイ75bに片面印刷した用紙がスタックされる際にスタックフルが発生した場合にも印刷を中止とせず、ステイプルを行わずに印刷出力を行うことが可能である。
【0131】
以上説明したようにソートかつ1部毎にステイプルをするステイプルソートモードにおいて、原稿入力中に蓄積メモリがメモリフルとなってもステイプルせずに印刷出力を行うことにより、全く印刷されずに中止となることがなく全ての原稿を印刷出力することができる。
【0132】
以上のような基本的な画像形成動作を行なうこの実施の形態において、この発明では以下に説明する種々の特徴的な構成、機能を有する。以下、これらの構成、機能につき図16以下の図面も参照しながら詳細に説明する。
【0133】
まず、この発明の実施の形態では、大容量記憶装置、ここではハードディスク装置90、が画像形成装置に接続されているか否かに応じてソート動作の最後の部数目の印刷を行なうときの当該画像情報の削除のタイミングを最適に切り換えることができる構成と機能を有する。
【0134】
このために、まず図16に示したように画像形成装置の電源を投入してシステムを立ち上げたときに、ステップS101にてハードディスク装置90が装着されているか否かをチェックする。
【0135】
例えば、ハードディスク装置90が装着されると、図示しないマイクロスイッチがONとなり、このON信号により基本部CPU301内のレジスタにフラグ「1」が設定される。従って、画像形成装置の電源を投入してシステムを立ち上げたときに、ステップS101にてSMCPU311がこのフラグをチェックして、「1」ならハードディスク装置90が装着されていることを検知する。
【0136】
あるいは、画像形成装置の電源を投入してシステムを立ち上げたときに、ハードディスク装置90にSMCPU311から初期化コマンドを送信し、ステイタス「1」が受信できたらハードディスク装置90有りと判断する。一方、ステイタス「1」が受信できない状態で例えば1秒経過したらハードディスク装置90無しと判断する。
【0137】
チェックの結果、ハードディスク装置90が装着されていることが検知されたときはステップS102に進み、第1電子ソートモードに設定される。なお、ソートモードの動作としては印刷出力された各複写文書ごとにステイプルで綴じる場合と綴じないでそのまま出力する場合とがあるが、以下の説明ではステイプラを用いて綴じる場合を例にして説明する。
【0138】
図17は、第1電子ソートモードに於いてステイプルソートモードで出力するときの原稿入力と印刷出力のタイミングを示すものである。図17では、原稿自動給送装置200にセットされた複数枚(ここでは4枚)で1文書を構成する原稿を入力して3部の複写文書をステイプルソートで出力するときの原稿入力と印刷出力のタイミングを説明する。
【0139】
まず、ステップS103においてメインCPU100は、スキャナ313から原稿を全て読み込ませ、読み込んだ画像を画像処理装置314を介してページメモリ部302において1頁毎に圧縮してページメモリ323のファイルエリアM2に順次蓄積する。
【0140】
すなわち、図17(a)に示すように、給紙された4頁目の原稿画像をスキャナ313で光走査して読み込み、ページメモリ部302におけるページメモリ323の頁バッファ領域M1に一時記憶した後、圧縮/伸長部324で圧縮してファイル化し、ページメモリ323のファイルエリアM2の1頁目のアドレスX1に蓄積する。この動作を3頁目、2頁目、1頁目と順次繰り返す。
【0141】
このようにしてページメモリ323のファイルエリアM2に圧縮して記憶された文書画像データはハードディスク90の所定のエリアに転送して記憶される。なお以上の説明ではペイジメモリ323と圧縮伸長回路324を用いて読み込んだ画像データの圧縮を行なっているが、ハードディスク90の方にこれらの機能を果たす回路が設けられている場合には、直接それらを用いて画像データの圧縮を行なってハードディスク90に格納するようにしても良いことは勿論である。
【0142】
続いて、メインCPU100は、ハードディスク90からファイル化されて蓄積された圧縮データを読み出し、ページメモリ323のファイルエリアM2に転送して格納する。つぎにこのファイル化されて蓄積された圧縮データを圧縮/伸長部324で伸長して画像処理部314を介してプリンタ315に供給して印刷を行う。
【0143】
すなわち、メインCPU100は、図17(b)に示したように、文書ソート出力の1部目の最初の1頁の画像情報としてページメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1にファイル化されて蓄積された4頁目の圧縮データを読み出し、圧縮/伸長部324で伸長して画像処理装置314に送り、プリンタ315で印刷を行う。この動作を3頁目、2頁目、1頁目と繰り返し最初の1部目を印刷する。(ステップS104)
メインCPU100は、1頁目(先頭頁)が印刷されると1部目の文書複写が完了したとしてステイプラ76にステイプル打ち信号を送出し、1部目の複写文書(4枚)がステイプラ76にステイプルされて排紙トレイ74上に積載される。指定文書複写数が3部となっているので、同じステイプルソート動作を図17 (c),図17(d)に示したように2部目、3部目と繰り返す。
【0144】
ここで、、最後の3部目の最初の頁、即ち最終文書の4頁目の印刷がステップS105で終了すると、ステップS106において直ちにこの印刷に用いた頁画像データをハードディスク90から削除する。同様にして、順次3頁目、2頁目、1頁目と印刷−頁画像データ削除の動作を各頁ごとに繰り返し行なう。
【0145】
ステップS107で最終の4枚目即ち4頁目の印刷が終わったことが検知されると、ステップS108に進んで当該頁画像データをハードディスク90から削除する。このときメインCPU100は、3部目の文書複写が完了したとしてステイプラ76にステイプル打ち信号を送出し、3部目の複写文書(4枚)がステイプラ76にステイプルされて排紙トレイ74上に積載される。
【0146】
このように、ハードディスク90が装着されている場合は、最終文書の印刷の際に各頁の印刷が終了した時点で当該データをハードディスク90から削除するので、最後の頁の印刷後に削除するべきデータはこの頁の分だけですみ、アクセス速度が遅くても1頁の分だけのアクセスでよいから比較的速やかにデータ削除の動作を終わることができる。勿論大容量の記憶装置を装着したメリットはそのまま保持できることになり、記憶容量が大きくかつ処理速度が早い画像形成装置が提供できる。
【0147】
一方、ステップS101でハードディスク90が装着されていないことが検知された場合にはステップS110に進んで第2電子ソートモードが設定される。
【0148】
第2電子ソートモードに於いても第1電子ソートモードの時と同様に、まず、メインCPU100は、ステップS111においてスキャナ313から原稿を全て読み込ませ、読み込んだ画像を画像処理装置314を介してページメモリ部302において1頁毎に圧縮してページメモリ323のファイルエリアM2に順次蓄積する。この場合にはハードディスク90が装着されていないので、圧縮画像データはそのままペイジメモリ323に保持される。
【0149】
続いて、メインCPU100は、ページメモリ323のファイルエリアM2にファイル化されて蓄積された圧縮データを圧縮/伸長部324で伸長して画像処理部314を介してプリンタ315に供給して印刷を行う。
【0150】
すなわち、メインCPU100は、ステップS112において、図17(b)に示したように、文書ソート出力の1部目の最初の1頁の画像情報としてページメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1にファイル化されて蓄積された4頁目の圧縮データを読み出し、圧縮/伸長部324で伸長して画像処理装置314に送り、プリンタ315で印刷を行う。この動作を3頁目、2頁目、1頁目と繰り返し最初の1部目を印刷する。
【0151】
メインCPU100は、1頁目(先頭頁)が印刷されると1部目の文書複写が完了したとしてステイプラ76にステイプル打ち信号を送出し、1部目の複写文書(4枚)がステイプラ76にステイプルされて排紙トレイ74上に積載される。指定文書複写数が3部となっているので、同じステイプルソート動作を図17(c),図10(d)に示したように2部目、3部目と繰り返し、ステップS113において順次排紙トレイ74上に合計3部が積載されるまで続けられる。
【0152】
3部目の複写文書のステイプル動作が終わると、ステップS114においてメインCPU100はペイジメモリ323にアクセスしてそこに記憶されている文書のすべての頁の画像データを一括して削除する。この場合はペイジメモリ323は高速アクセス可能なRAMで構成されているので、このデータ削除に多くの時間は必要としない。
【0153】
図16で説明した電子ソートモードの動作では、複写すべき文書のすべての頁の画像データをまずメモリに格納した後、ハードディスク90が装着されているか否かにより印刷終了後の画像データの削除タイミングを切り換える手段を持つ場合を説明したが、同様にして、ハードディスク90が装着されているか否かによりジョブの実行形態を切り換えることもできる。即ち、ハードディスク90は非連続な記憶領域を順次アスセスする場合は特に速度が遅くなるため、なるべくアスセス領域が連続に近い形態でアクセスできるようなジョブ実行形態を選ぶことが望ましい。
【0154】
ハードディスク90が装着されている場合には図16のステップS103からS108までに示したように、すべての原稿を読み込んでから指定部数の複写文書を印刷するいわゆる完了型のジョブ実行形態を取る。
【0155】
ハードディスク90が装着されていない場合には、図16のステップS111からS114までに示した過程を経ずに、図18に示したようなフローチャートに示したようなジョブ実行形態を取る。
【0156】
すなわち、図18のステップS121において被ソート文書の最初の1頁の原稿画像データをページメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1にファイル化して蓄積する。
【0157】
つぎに蓄積された画像データをステップS122で読みだしてプリンタ315に送って印刷する。同様にして、ステップS123で第1部目の複写文書のすべての頁の印刷が終わったか否かをチェックし、YESであれば次に進んでステップS124にて2部目の印刷を開始する。このようにしていわゆる逐次動作型のジョブが実行される。
【0158】
原稿画像データの入力は第1部目の複写文書のすべての頁の印刷が終わった段階で完了しているので、この2部目のときは、頁メモリ323のファイルエリアM2から圧縮画像データを順次読みだして印刷するだけとなる。
【0159】
このようにして指定されたm部目の複写文書の印刷がステップS125で終了するとともに、この文書のすべての頁の画像データをページメモリ323にアクセスして一括削除する。
【0160】
図16の説明ではハードディスク90が装着されているか否かにより画像データの削除のタイミングを切り換える場合を示したが、ジョブの実行形態により画像データの削除方式を切り換えることも可能である。
【0161】
図19はその一例の動作を説明するためのフローチャートを示す。この場合のジョブの実行形態としては、入力文書の各頁ごとに指定の複写枚数を一括で形成するグループモードと、文書ごとに印刷を行なうソートモードとがあり、さらにグループモードの中にも、各頁ごとに指定枚数の印刷を先に行ってその都度当該画像データを削除する逐次型と、すべての頁印刷が終わった後で一括で画像データを削除する完了型とがある。
【0162】
図19において、複数頁で1文書を構成する原稿を読取装置にセットしてオペレータがスタートキー121を押すと、まずS131においてジョブ指定がグループ複写モードかソート複写モードかのチェックを行なう。
【0163】
グループ複写モードであるときは、ステップS132に進み、このグループ複写が逐次型か完了型のいずれが指定されているかのチェックが行われる。
【0164】
逐次型のときはステップS133に進み、被複写文書の最初の1頁の原稿画像データをページメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1にファイル化して蓄積する。
【0165】
この蓄積された原稿画像データは読みだされて伸長されプリンタ315に送られて、指定されたm枚だけ一括して複写される。この場合、m枚の複写が終わると蓄積データは不要となるので、ページメモリ323から削除することができる。即ち、グループ複写モードで逐次動作の場合は原稿1頁の指定枚数の印刷ごとに当該頁画像データを削除できるのでページメモリ323におけるメモリフルが発生しにくくなり、画像形成装置としての操作性が良好である。
【0166】
図19のステップS131でチェックの結果、ソート複写モードであることが検知された場合、およびステップS132のチェックの結果、グループ動作が完了型である場合には、それぞれステップS134に移行して、すべての頁の原稿画像データを入力し、読み出して印刷して、最後に蓄積データを一括削除する。
【0167】
このように、ジョブの実行形態によりメモリの削除方式を種々切り換えることができる。
【0168】
更に、この実施の形態によれば、画像データの記憶エリアの大小、たとえばハードディスク90が装着されているか否かにより、ページメモリ323におけるメモリフルの発生のタイミングを、操作性が高い状態を維持したまま最適に切り換えることができる。
【0169】
通常のメモリフルでは、圧縮データを圧縮伸長回路324から取り出してページメモリ323のファイルエリアM2へ書き込むときに、残っている書き込みエリアの容量が圧縮画像データの1頁分の量より小さくなったときにメモリフルの状態に設定する処理を行なう。大容量記憶装置であるハードディスク90が装着されていない場合には画像データの記憶エリアが小さいので、上記のような状態になったときにメモリフルの設定を行なうように設定して置く。この場合をファイルシステム(1)とする。
【0170】
一方、ハードディスク90が設定されている場合には画像データの記憶エリアが大きいので、メモリフルとして認定する条件を別の基準を用いて設定する。即ちこの実施の形態の例では、残っている書き込みエリアの容量が画像形成装置として取り扱うことができる最大サイズ、たとえばA3サイズの原稿画像データを圧縮せずに記憶できるだけの記憶容量(以下基準容量とする)を持っているように設定される。この場合をファイルシステム(2)とする。
【0171】
以下、図20を参照してフアイルシステム(2)においてファイル書き込み時にメモリフルが発生するメカニズムを説明する。図20の最初のステップS141において、圧縮画像データを圧縮伸長回路324から取り出してページメモリ323のファイルエリアM2へ書き込む。なお、前記ファイルシステム(1)に設定するかファイルシステム(2)に設定するかはハードディスク90が装着されているか否かにより決まるもので、このチェックは図16のステップS101と同様に行なえばよいので、ここではこのチェックの結果、ハードディスク90が装着されていることが判明した後のフローを示している。
【0172】
圧縮画像データがページメモリ323のファイルエリアM2へ書き込まれた後でステップS142においてこのファイルエリアM2の残りのエリアが前記の基準容量以下となったか否かをチェックする。YESの場合にはステップS143に進んでニアリメモリフルフラグを立てる。
【0173】
その後、ステップS144で圧縮伸長回路324から圧縮画像データが有るか否か、即ち1頁分の画像データの圧縮が終了したか否かがチェックされ、NOの場合はステップS141へ戻って同様の処理が繰り返される。
【0174】
YESの場合にはステップS145に移行して、ニアリメモリフルフラグのステータスの値を返してリセットして処理を終了する。
【0175】
このように、ステップS142においてニアリメモリフルの判断の基準容量として画像形成装置の取り扱い得る最大のサイズA3を用いているので、ニアリメモリフルの状態となっても実際に残っている使用可能のエリアは1頁分の圧縮画像データを格納するには十分な容量であり、ファイルシステム(1)の場合と異なり、少なくとも1頁分の記憶容量はあるので直ちにファイルエリアへの書き込みを中断する必要がなく、少なくともその時点でスキャナ313にセットされている頁の画像データをページメモリ323のファイルエリアM2へ書き込んだ後で停止できるのでシステムとして操作性が向上される。
【0176】
このようにたとえばステイプルソートモードが設定された際に、原稿の読み込み・蓄積でページメモリ323のファイルエリアM2が途中でいっぱい(メモリフル)となった場合でも操作性を低下しないようにしたものである。
【0177】
図21のフローチャートはページメモリ323のファイルエリアM2の残りの空きエリアが1頁分の画像データを蓄積できるだけのサイズを下回って画像データを蓄積した場合、すべての画像蓄積エリアを使用していなくてもメモリフルに設定してこれを表示し、次頁または次々頁以降の頁の読取りを停止することを特徴とする実施の形態の動作を説明するものである。
【0178】
図21のフローチャートではコピーキー121が押され、複写動作がスタートしてから以降の動作を示している。図21の最初のステップS151において原稿自動給送装置(ADF)200上に被複写原稿が有るか否かがチェックされる。NOの場合にはいわゆる手挿しのモードに設定されていることになるが、この説明は省略する。
【0179】
YESの場合、ステップS152にてADF200から最初の原稿頁を原稿台2に導き、ステップS153で原稿走査部140を駆動して原稿面を走査し、デジタルの原稿画像データを形成する。
【0180】
形成された原稿画像データはページメモリ部302に送られてステップS154にて圧縮伸長回路324およびページメモリ323を用いて圧縮し、圧縮された画像データはページメモリ323のファイルエリアM2のアドレスX1へ書き込まれる。
【0181】
最初の頁の画像データが蓄積されると、ステップS155で次の頁がADF200上に有るか否かがチェックされる。NOの場合にはステップS156に移行してそれまでにページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積されている画像データを用いて指定された内容の印刷を行い、終了後当該画像データを削除する。
【0182】
なお、この最後の頁画像データのファイル化のときに図16で説明したファイルシステム(2)のニアリメモリフルが発生しても前述したようにその時点でファイル化が済んでいないデータのファイル化ができるので、指定のソート動作等は支障なく完了できることになる。
【0183】
ステップS155で次の頁がADF200上に有ることが検知された場合にはステップS157に移行して、この頁原稿を原稿台2に導き、原稿走査部140を駆動して原稿面を走査し、デジタルの原稿画像データを形成する。形成された原稿画像データはページメモリ部302に送られて同様に圧縮され、ファイル化される。
【0184】
この頁画像データのファイル化の際に、前頁の画像データがニアリメモリフルにならずに正常にファイル化できたか否かがステップS158でチェックされる。正常にファイル化できた場合にはステップS153に戻り、以下同様に頁画像データの読み込み、ファイル化が順次続行される。
【0185】
このファイル化の過程でステップS158にてニアリメモリフルが発生した場合には、ステップS159にてその時原稿台2に載置されている頁原稿の画像を走査してステップ160にて圧縮、ファイル化を行なう。前述の理由により、ニアリメモリフル発生後の1頁分の画像データのファイル化は必ずできるようになっている。
【0186】
続いてステップS161に移行して、LCD表示器116上に「メモリフルのため先に印刷します」というメッセージを表示し、続いてステップS162にてそれまでにページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積された画像データに基いて印刷処理を実行し、ページメモリ323のファイルエリアを解放する。この結果、ニアリメモリフル状態が解除されるので、処理は再びステップS153に戻り、ADF200上の残りの原稿について複写動作が続行される。
【0187】
図7に示した機能ブロック図において原稿読取り制御部、拡大・縮小部351と画像圧縮制御部352との間、および画像伸長制御部、展開位置制御部354と画像印刷制御部355との間には一般にページバッファが夫々挿入されるが、このページバッファを共通に用いて構成を簡略化することが行なわれる。このような構成においてメモリフルが発生して、原稿読取り制御部、拡大・縮小部351で形成して画像圧縮制御部352で圧縮された画像データをファイル管理制御部353でファイル化できない場合に印刷が開始されるが、このためにファイル化できなかった最後に走査された頁の画像データをページバッファから削除しなければならない。この結果、ジョブを継続するためには、その時点で既に給紙済みの原稿を戻してその前の原稿頁から改めてスキャナ313による走査を行なう必要がある。
【0188】
しかしながら、図21のフローチャートに示したようにこの発明の画像形成装置によればニアリメモリフルが発生したときに既に給紙済みの原稿を戻す必要が無くジョブを継続できるので、操作性が非常に良くなる。
【0189】
上記の機能により完了型の複写動作の場合には原稿戻し操作を行なわずにジョブを継続することが可能である。この場合の処理の動作フローは図21と同様にできる。即ち、既に読み取った原稿画像データのうちまだファイル記憶領域に保存していない圧縮画像データをページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積する処理を継続し、それまで画像データの入力用に使用していた頁バッファメモリを印刷用に使用し、ページメモリ323のファイルエリアM2に蓄積された画像データに基いて一括印刷を行い、印刷が終了した後で当該画像データを一括削除し、蓄積領域を解放する。
【0190】
解放された蓄積領域を用い原稿入力を継続することにより、少ない頁バッファを用いて原稿戻し操作が不要で、ジョブを操作性良く継続することができる。
【0191】
また、従来の逐次型の複写動作の場合には、ADFに原稿があることが検知されたら、画像読取り、ファイル化が完了しなくても印刷用紙を給紙することができれば複写速度をあげることができる。但し、ファイル化がメモリフルにより完了しない場合には、給紙してしまった印刷用紙に印刷した後、メモリフルを解除するため、それまでに入力しファイル化してある原稿画像を指定部数分だけ印刷し、その後ファイル済みの画像データを削除し、ジョブを継続する。このため、逐次型では最後の1頁分が2部目以降は画像データが削除されているので印刷できず、結局、1枚の原稿を戻して入力し直す操作が必要であった。
【0192】
これに対して、この発明ではニアリメモリフル方式を採用したので、既に給紙されている分はファイル化でき戻し操作を行なう必要がなく、複写操作速度を落とさずにジョブの継続が可能である。
【0193】
図22はn枚で1文書を構成する原稿をm部だけ逐次型ソート複写する場合のフローチャートを示す。これは基本的には図21に示した複写フローと同じであり、その部分は同じステップ番号を付して説明を省く。
【0194】
逐次型ソートの最初の1部目の複写では、ステップS152で原稿が給紙された段階で印刷のための用紙が給紙され、その後ステップS153にてスキャン操作が行なわれて原稿の画像データが生成される。ステップS164にてこのスキャン操作が完了したことが検知されると、生成された画像データに基いてステップS165で印刷が実行され、同時にステップS154にて生成された画像データの圧縮、ファイル化処理が行われる。
【0195】
以下同様に1部目の画像データの頁毎の取込とそれに基く印刷とがステップS163からステップS158までの間で繰返され順次行われる。
【0196】
1部目の画像データの頁毎の取込とそれに基く印刷とが行なわれている途中でニアリメモリフルが発生したときは、ステップS159、S160においてその時に給紙されている原稿頁のスキャン動作および圧縮/ファイル化動作が行われ、ステップS166にて当該頁の印刷が実行される。
【0197】
続いて、それまでに取込まれた頁までの画像データを用いてステップS167にて2部目ないしm部目の文書の印刷が順次行われ、最後に当該ファイルをすべて削除する。
【0198】
以上の説明では大容量の記憶装置としてたとえばハードディスク90が画像形成装置に装着されているか否かにより、画像データの削除タイミングの切替え、或いはジョブの実行形態の切替え、あるいは蓄積メモリフル発生タイミングの切替え等を実行する内容で説明したが、さらにジョブの並行動作可能レベルをハードディスク90の有無およびRAM容量にも応じて切替えるようにすることもできる。
【0199】
図23はそのレベル切替えの全体の流れを示すフローチャートであり、画像形成装置の電源が投入されたときにまずステップS171でハードディスク90が装着されているか否かがチェックされる。
【0200】
装着されているときはステップS172に進みRAMであるページメモリ323の容量が所定値以上か否かがチェックされる。所定値以上であればステップS173に進み、後述する並行動作制御テーブル1を選択して処理を終了する。
【0201】
一方、S172において所定値以下であると、ステップS174に進み、並行動作制御テーブル2を選択して処理を終了する。
【0202】
ステップS171でハードディスク90が装着されていないことが検知されると、ステップS175に進んで、RAMであるページメモリ323の容量が所定値以上か否かがチェックされる。所定値以上であればステップS176に進み、後述する並行動作制御テーブル3を選択して処理を終了する。一方、S175において所定値以下であると、ステップS177に進み、並行動作制御テーブル4を選択して処理を終了する。
【0203】
図24はハードディスクが装着されてなくRAMの容量が12メガバイトである場合の前記並行動作制御テーブル3の構成の一例を示す図である。ここで記号×は実行中のジョブがあるときは後発ジョブの受付を禁止して起動させないことを意味する。記号△は実行中のジョブが終了してから後発ジョブを受け付けることを意味し、記号○は実行中のジョブを直ちに停止し、頁の区切り位置で後発ジョブを実行し、後発ジョブ終了後に先発ジョブを再開することを意味する。この記号○の場合はいわゆる割り込み処理である。
【0204】
図23において、ハードディスク装置90が装着されていてページメモリ323におけるRAM容量が例えば12メガバイト以上であれば制御テーブル1が選択され、ハードディスク装置90が装着されていてRAM容量が例えば12メガバイト以下であれば制御テーブル2が選択され、ハードディスク装置90が装着されてなくRAM容量が例えば8メガバイト以上であれば制御テーブル3が選択され、ハードディスク装置90が装着されてなくかつRAM容量が例えば8メガバイト以下であれば制御テーブル4が選択されるように設定されている。そして、これらのいずれかのテーブルを電源の投入に際して図23のフローチャートに従って選択する。
【0205】
つぎに、ハードディスク装置90の装着の有無ならびにRAM容量の大小によりジョブの切替えをジョブ完了時に行なうか、頁間で行なうかのジョブの切替えのタイミングを選択する機能を有する実施の形態を説明する。
【0206】
通常、ジョブの開始は次のタイミングで行われる。すなわち複写開始は操作パネル114からの複写メニューの選択とその後のスタートキー121の押し下げにより行われる。FAX原稿の入力は、操作パネル114からのFAXメニューの選択とその後のスタートキー121の押し下げにより行われる。また、割り込み複写は、操作パネル114からの割り込みキー133の押し下げとその後のスタートキー121の押し下げにより行われる。
【0207】
切り換えるべきジョブの発生としては、FAX印刷ではFAX通信の受信完了後、内部でジョブ管理部に印刷要求を発生させることによりジョブが発生したと見なし、プリンタ315ではプリンタI/Fからの1ジョブ受信後、内部でジョブ管理部に印刷要求を発生させることでジョブが発生したと見なし、メモリフル印刷では、FAXの1通信受信中にメモリフルとなったときに、内部でジョブ管理部に印刷要求を発生させることによりジョブが発生したと見なす。
【0208】
図25ないし図27は以上のような機能を有するジョブ管理部の動作フローチャートを示し、図28はジョブ管理テーブルの構造の一例を示す図である。
【0209】
まず、図25のステップS181において、電源の投入時にジョブ管理テーブルを初期化し、ステップS182に進んでジョブ発生要求のメッセージが有るか否かをチェックする。
【0210】
無しの場合はステップS183に移り、ジョブ実行待ちキューにジョブが登録されているか否かがチェックされる。無い場合にはステップS182に戻り、ジョブが登録されるまで待機する。
【0211】
ジョブが登録されたら、ステップS184に移って登録されたジョブが開始される。このとき、ステップS185においてジョブ管理テーブルの該当ジョブの状態値を実行中にする。例えば図28において実行中のジョブが複写の場合を示し、このジョブの発生時刻は10時41分と記録されている。
【0212】
ステップS182においてジョブ発生要求有りの場合にはステップS186に移り、その時に動作中のジョブが有るか否かのチェックのために図28のジョブ管理テーブルを検索する。ここでは、複写動作が実行中である為、ステップS187に移り、実行中のジョブと発生要求ジョブのジョブ種別から図23の並行動作制御テーブル1−4のうちの一つ、たとえば図24のテーブル3の○、△、×を参照して、発生要求ジョブの受付の可否が決定される。
【0213】
例えば図24において実行中のジョブが複写1で後発ジョブがFAX印刷なら該当部分には×があるのでステップS188からステップ189に移り、発生要求が無視され、S182に戻る。
【0214】
後発ジョブが割り込み複写なら、該当部分に○があるので後発ジョブが受け付けられ、図26のステップS192に移行して、動作中ジョブが停止される。その後、図28におけるジョブ管理テーブルの例えば200有るうちの該当ジョブの状態をS194にて停止中と設定し、ステップS194で発生要求ジョブを開始させ、S195にてジョブ管理テーブルにジョブ種別と状態(動作中)を設定して、S182に戻る。
【0215】
S188にて△が該当部分に有った場合には、図27のステップS190に移行して、ステップS191にて実行中のジョブの終了後の受付のためジョブ管理テーブルにジョブを登録し、待ち状態を設定する。その後S182に戻る。
【0216】
なお、図25のS186にて動作中のジョブが無かった場合には処理はS194に移り、発生要求ジョブが開始される。
【0217】
さらに、複写またはFAX原稿入力のような画像データを圧縮してファイル化するジョブが動作中に他ジョブへの切替え要求が発生し、ページバッファを空ける必要があるときに最後に入力した画像データがメモリフルにより蓄積できないときは、ページバッファを空けるために一度中断したジョブ再開時には原稿を戻して再度スキャンさせるための操作が必要である。
【0218】
この実施の形態では、図20に示したニアリメモリフルの制御フローをそのまま利用して、一度中断したジョブ再開時に原稿を戻して再度スキャンさせるための操作を不要とした。
【0219】
図29はその実施の形態の動作を説明するためのフローチャートを示し、まず、ステップS200にて電源の投入時にジョブ管理テーブルを初期化する。この状態でステップS201にてジョブ発生要求のメッセージを待ち受ける。
【0220】
このメッセージとしてはジョブ再開要求メッセージと、ジョブ完了メッセージと、その他のメッセージとよりなる。
【0221】
ジョブ完了メッセージの場合には、ステップS202にて完了したジョブの状態を完了と設定し、S203にてジョブ管理テーブルから当該ジョブを削除し、S204にて停止中のジョブのスタート要求を自タスクのジョブ管理部に送信する。
【0222】
ジョブ再開要求メッセージが有った場合には、ステップS205にて停止中のジョブの状態を再開可と設定し、S206でジョブにdスタート指示を送り、S207にてジョブの状態を実行中と設定する。S204、S207いずれの場合もその後S201のメッセージ待ちのステップに戻る。
【0223】
S201にてその他のメッセージを受けた時はこのメッセージを後発ジョブ発生と見なして、それぞれの内容に応じてジョブの切替えタイミングの制御を行なう。 更にこの発明の他の実施の形態として、画像記憶領域への画像の登録操作、編集出力性能を高めるため登録時にメモリフルによる登録失敗が生じないように対策が立てられる機能を有する。これは、予め登録数×最大サイズ分の画像領域パーティションを用意しておくことにより達成できる。
【0224】
図30はこの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートを示し、ハードディスク装置90が装着されたときに自己診断設定モードによりハードディスク装置90のボリューム設定操作を行い、初期化を行なうように構成される。
【0225】
図30において、最初のステップS210にて特定のキーが押されているか否かがチェックされる。特定のキーが押されていなければ通常の立ち上げ処理が行われる。
【0226】
特定のキーが押されている時は、自己診断モードが設定され、ステップS211にて特定の番号が入力されたか否かがチェックされる。特定の番号でないときは、ハードディスク装置90に対する自己診断処理でないその他の自己診断処理を行い、特定の番号のときはステップS212にて登録数×A3非圧縮サイズ分のボリュームを確保する処理が行われる。
【0227】
このようにして確保されたボリュームに登録画像データを書き込むことによりメモリフルとなることなく必ず画像を登録することができることになる。
【0228】
なお、この確保されるボリュームとしては登録数×A3非圧縮サイズ分である必要はなく、さらに大きいボリュームとして、「登録数×最大サイズ×2(あるいは4)」を確保するようにすればさらに確実に画像登録ができるようになる。
【0229】
また、登録した画像あるいは用紙と合成される画像あるいは用紙の向きが異なる場合(たとえばA4とA4−R)には、一度登録してある画像データをワークメモリ上にて回転し、合成し、印刷する必要がある。このために印刷が遅くなってしまうので、これを避けるために入力時に予め90°、180°、270°、もしくは90°のみ回転した画像を登録しておく。
【0230】
即ち、図31の原稿入力タスクのフローチャートに示すように、ステップS221にて最初に原稿をスキャンしてページバッファ323に画像データを1頁分格納する。
【0231】
この格納された画像データは次のステップS222にて圧縮し、ファイル化して、さらに次のステップS223にて90°回転しながら圧縮し、ファイル化する。さらに必要に応じてステップS224にて180°回転しながら圧縮し、ファイル化し、さらにステップS225にて270°回転しながら圧縮し、ファイル化する。このように予め入力時に予90°、180°、270°、もしくは90°のみ回転した画像を登録しておくことにより、印刷処理が速やかに行われるようになる。
【0232】
図32はこのような画像登録に用いるようにハードディスク装置90の記憶領域を分割して管理する一例を示すもので、全体がファイル管理領域Ha,画像編集領域Hb,第1頁登録領域Hc、画像登録領域Hd,一時保存領域Heに分割される。
【0233】
ファイル管理領域Haはファイル管理領域Ha1と頁管理領域Ha2とに分割され、このファイル管理領域Ha1はファイル番号順にファイル0、ファイル1、ファイル2…に分割される。
【0234】
頁管理領域Ha2は複数回のスキャンもしくは画像処理によってその装置が出力可能な解像度すべてに変換してその解像度の数だけ保管する。なお、夫々の解像度に対して画像の向きを0°、90°、180°、270°だけ変換してこの頁管理領域に格納しておく。
【0235】
同様にして第1頁登録領域Hcも夫々の解像度と画像の向きとを組み合わせて複数個に分割される。この第1頁登録領域Hcの容量としては、
(最大サイズの画素数)×(最大サイズのライン数)×4[回転分]
×画像登録可能ファイル数
を満足する大きさを確保する。なお、この第1頁登録は符号化による圧縮を行なわず生データで保管する。画像登録領域Hdに格納される画像データは圧縮して格納される。
【0236】
さらにこの発明の実施の形態によれば、入出力独立頁バッファ制御方式、即ち、入力と印刷とを同時進行的に行なう方式において、1頁目、および中断後の再開頁のみ入力頁から直接印刷するようにして、最初の頁を速やかに出力できるようにすることができる。
【0237】
図33はこの方式の動作の概略を示すもので、1頁目およびジャム中断後の再開頁の直接印刷の動作の概略が示されている。
【0238】
図33において、まず、ユーザにより動作モードとして電子ソートモードが設定され、原稿がセットされ、印刷部数が指定された状態でスタートキー、即ちコピーキーが押されたものとする。
【0239】
これによりステップS231にてページメモリが確保され、ページカウントが0に設定される。この状態で次のステップS232に移行し、指定サイズの用紙が供給される。
【0240】
続いて、ステップS233にて用紙が指定位置に達したら、原稿の指定サイズの領域をスキャンし、読み取った画像情報を用いて直に複写のための印刷を実行するとともに、ステップS234にて読み取った画像情報は並行して圧縮し、ファイル化され、ページカウントに「1」を加算する。
【0241】
次いで、ステップS235にて次の原稿があるか否かがチェックされ、無い場合には2部目以降の印刷をステップS236で行い、最後に指定部数の印刷が終了した段階でステップS237にて当該原稿のファイルを削除して処理を終了する。
【0242】
ステップS235にて次の原稿が有る場合には、ステップS238にて当該原稿のスキャンを行い、ステップS239にて圧縮・ファイル化を行なうとともに、ページカウンタのカウント値を+1する。次いで、ステップS240にてファイル化された画像情報を読みだして伸長し、印刷する。
【0243】
このようにして当該頁の印刷が正常に終了したか否かをステップS241にてチェックし、正常に終了した場合にはステップS235に戻って次の頁原稿について同様に処理を行なう。
【0244】
ステップS241にてチェックした結果、ジャムが発生した場合には次のステップS242にてジャム表示を行なう。この際、このジャムが何頁目に発生したかを検知し、ページカウントをジャム分だけ戻して置く。
【0245】
次のステップS243にてジャム解除がなされたか否かがチェックされ、YESの場合にはステップS244にて「暫くお待ちください」の旨の表示が為され、画像形成装置全体がユーザのジャム解除の操作に応じて複写動作の再開準備を完了したか否かをステップS245でチェックし、完了したときに「レディ」表示を行う。
【0246】
その後、ユーザによりスタートキーが押されたか否かがステップS246でチェックされ、YESのときはステップS232に戻って複写動作が再開される。この複写動作の再開に伴い、再開後の最初の頁のみS233にて直に印刷が実行されることになる。
【0247】
このように、画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷が速やかに行なわれるので、ユーザは印刷の状態などを速やかに確認でき、動作速度が早く操作性の良い画像形成を行うことができる。
【0248】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、ハードディスク装置などの大容量記憶装置を用いて記憶容量を増やしても高い処理速度が維持され、画像入力の途中でメモリフルが発生した場合や紙詰まりのとき、或いは他のジョブの割り込みがあった場合にもすでに読み込んだ画像データが削除されてしまうことなく有効に利用でき、画像の入力と印刷とを同時並行で行う時には一頁目およびジョブ割り込みあるいはジャムによる中断後の再開の最初の頁の印刷が速やかに行なわれるなど、動作速度が早く操作性の良い画像形成を行うことのできる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係わる画像形成装置の正面の構成を概略的に示す断面図。
【図2】図1に示した画像形成装置のシステム構成を示すブロック図。
【図3】図2のスキャナ部の構成を示すブロック図。
【図4】図2の基本CPUの構成を示すブロック図。
【図5】図2のプリンタ部の構成を示すブロック図。
【図6】図4の操作パネル部の各部の配置を示す平面図。
【図7】画像形成装置における電子ソート機能の制御ブロックを示す図。
【図8】ページメモリに記憶されるアドレス記憶領域と記憶領域の構成を関連付けて示す図。
【図9】ステイプルソートモードで出力するときの原稿入力と印刷出力のタイミングチャート。
【図10】原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を説明するためのフローチャート。
【図11】原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を説明するためのフローチャート。
【図12】原稿の読取り、蓄積、印刷の動作を説明するためのフローチャート。
【図13】ステイプルソートモードで出力するときのメモリフル発生時の原稿入力と印刷出力のタイミングチャート。
【図14】ステイプルソートモードで出力するときのメモリフル発生時の原稿入力と印刷出力のタイミングチャート。
【図15】ステイプルソートモードで出力するときの原稿入力と印刷出力のタイミングチャート。
【図16】ハードディスク装置装着の有無によりソート動作完了時の画像データ削除のタイミングを切り換える動作を説明するフローチャート。
【図17】図16における原稿の読み出し、圧縮、ファイル化の各頁ごとのタイミングを示すタイミングチャート。
【図18】ハードディスク装置の有無によりジョブの実行形態を切り換える動作を示すフローチャート。
【図19】ジョブの実行形態によりデータ削除方式を切り換える動作を示すフローチャート。
【図20】ファイル書き込み時のメモリフル発生のフローチャート。
【図21】ソート複写モード時にメモリフルが発生した時の動作フローチャート。
【図22】ソート複写モード時にメモリフルが発生した時の動作フローチャート。
【図23】ハードディスク装置の有無およびRAMの容量によりジョブ並行動作可能レベルを切り換える動作のフローチャート。
【図24】並行動作制御テーブルの構成を示す図。
【図25】ジョブ管理部の動作フローチャート。
【図26】ジョブ管理部の動作フローチャート。
【図27】ジョブ管理部の動作フローチャート。
【図28】ジョブ管理テーブルの構成を示す図。
【図29】ジョブ切替えの動作フローチャート。
【図30】ハードディクス装置のボリューム制御のフローチャート。
【図31】画像回転登録時の動作を示すフローチャート。
【図32】ハードディスク装置の記憶領域を示す階層図。
【図33】1頁目および中断後の再開頁の直接印刷の流れを示す図。
【図34】RAMの実装容量を検知するためのフローチャート。
【符号の説明】
313…スキャナ
90、323…記憶装置
100…メインCPU
114…操作パネル
311…SMCPU
314…画像処理装置
315…プリンタ
121…コピーキー

Claims (2)

  1. 原稿の画像情報を読取る読取手段と、
    この読取手段により読み取った画像情報を圧縮してファイル化する圧縮手段と、
    この圧縮手段により圧縮およびファイル化された画像情報を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段としてハードディスク装置が使用可能でない場合、前記記憶手段の残りの記憶容量が圧縮画像情報の1頁分の量よりも小さくなったときにメモリフルと判定する第1のファイルシステムを設定し、前記記憶手段としてハードディスク装置が使用可能である場合、前記記憶手段の残りの記憶容量が前記読取手段により読取可能な最大寸法の頁画像を圧縮せずに記憶できる基準容量以下となったときにメモリフルと判定する第2のファイルシステムを設定する設定手段と、
    この設定手段により前記第2のファイルシステムが設定されている場合、前記記憶手段の残りの記憶容量が前記基準容量以下となったか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記記憶手段の残りの記憶容量が前記基準容量以下となったと判断した際、前記記憶手段がメモリフル状態であることを示す情報を設定するメモリフル処理を行う手段と、
    前記記憶手段がメモリフル状態であることを示す情報が設定された際、前記読取手段にセットされている原稿がある場合には、前記読取手段により次の原稿の読取り、前記圧縮手段により前記読取手段にて読み取った画像情報の圧縮およびファイル化を実行し、前記読取手段による原稿の読取り処理を中断する処理手段と、
    前記記憶手段がメモリフル状態であることを示す情報が設定された場合、前記記憶手段にファイル化して記憶された画像情報に基き被画像形成媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記圧縮手段は、画像情報を圧縮してファイル化する第1のファイル化手段と、画像情報を90°回転して圧縮しファイル化する第2のファイル化手段と、画像情報を180°回転して圧縮しファイル化する第3のファイル化手段と、画像情報を270°回転して圧縮しファイル化する第4のファイル化手段と、を有する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
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