JP4015672B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
一方、後者のようなADF未搭載の画像形成装置では、コピーしたい原稿束が大量にあるような場合には、スキャナの読み取り位置に原稿を1枚セットし、必要に応じて操作部上のキー操作によって所望のコピー部数を設定し、最後に操作部上のキー操作によってコピースタートを指示する作業を未読み取り原稿がなくなるまで繰り返し行わなければならないため、やはり作業効率が悪く、全ての原稿のコピーが終了するまでに多くの時間がかかってしまう。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、多量の原稿をコピーする場合におけるユーザ(オペレータ)による作業効率を向上させ、コピー時間を短縮できるようにすることを目的とする。
請求項1の発明による画像形成装置は、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段と、上記画像読取手段によって読み取った画像データあるいは上記画像記憶手段に記憶された画像データに基づいて用紙上に画像形成を行う画像形成手段と、外部と通信回線を介して通信する外部通信手段とを有し、上記通信回線を介して複数台接続可能な画像形成装置において、コピー部数を設定するコピー部数設定手段と、自機の画像読取手段にセットされた原稿の画像を読み取らせ、その画像データを自機の画像記憶手段に記憶させる制御と、上記通信回線を介して接続された他の画像形成装置の画像読取手段にセットされた原稿の画像を読み取らせ、その画像データを該画像形成装置の外部通信手段により自機に転送させて自機の画像記憶手段に記憶させる制御とを並行して行う並行読取制御手段と、上記コピー部数設定手段による設定部数を自機および他の画像形成装置に対して均等に振り分る振分手段と、上記画像記憶手段に記憶された各原稿の画像データを順次上記振分手段による振り分け部数分だけ繰り返し読み出し、自機の画像形成手段に順次転送して画像形成を行わせる制御と、その読み出した各原稿の画像データを自機の外部通信手段により順次上記他の画像形成装置に転送させて該画像形成装置の画像形成手段に画像形成を行わせる制御とを並行して行う並行画像形成制御手段とを設け、上記並行読取制御手段に、自機の画像読取手段によって読み取られる画像データおよび上記他の画像形成装置の画像読取手段によって読み取られる画像データを続けて自機の画像記憶手段に記憶するための記憶領域を予め確保する領域確保手段と、上記他の画像形成装置の画像読取手段に読み取らせた画像データを該画像形成装置の画像記憶手段に一旦記憶させる手段と、自機の画像読取手段によって読み取った画像データを自機の画像記憶手段の上記領域確保手段によって確保された記憶領域に記憶させる手段と、自機の画像読取手段および上記他の画像形成装置の画像読取手段による全ての原稿の画像読み取りが終了した時点で、上記他の画像形成装置の画像記憶手段に記憶された画像データを該画像形成装置の外部通信手段により自機に転送させて自機の画像記憶手段の上記記憶領域の残領域に記憶させる手段とを備えたものである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図2は、この発明による画像形成装置の一実施形態であるMFP(Multi Function Printer)のようなデジタル複写機の機構部の一例を示す概略構成図である。
このデジタル複写機は、複写機本体の上部に自動原稿給送手段であるADF(自動原稿給送装置)1を搭載し、側部に後処理装置であるフィニシャ100を接続している。複写機本体の手前側上面には、図3に示す操作部30を備えている。
このデジタル複写機において、ADF1の原稿台2に画像面を上にしてセット(載置)された原稿束は、コピーモード時に操作部30上のプリントキー(スタートキー)34が押下されると、一番下の原稿から1枚ずつ順次給送ローラ3および給送ベルト4によってコンタクトガラス6上に給送され、所定の位置にセットされる。そのセットされた原稿は、画像読取手段であるスキャナ(読み取りユニット)50によって画像が読み取られ、その読み取りが終了した後、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
なお、給送ローラ3,給送ベルト4,排送ローラ5は図示しない共通のモータによって駆動される。
第1給紙トレイ8,第2給紙トレイ9,第3給紙トレイ10に積載された転写紙(用紙)は、それぞれ第1給紙装置11,第2給紙装置12,第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬送される。実際には、各給紙トレイ8〜10のうちのいずれか1つが選択され、そこから転写紙が給紙される。
あるいは、スキャナ50によって読み取った原稿の画像データは、MEM−C205又はHDD207に記憶させ、全ての原稿の画像読み取りが終了した時点で、プロッタ80内の書き込みユニット57に順次転送され、その書き込みユニット57によりレーザビームとして感光体ドラム15の予め帯電された面上に書き込まれ、その部分が現像ユニット27を通過することにより、そこにトナー画像が形成される。
その後、その転写紙は片面コピーモード時には排紙ユニット18によって後処理装置であるフィニシャ100に搬送される。
このとき、例えばフェースダウン(転写紙をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙のために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反転したい場合、その転写紙は排紙ユニット18により両面入紙搬送路113に搬送され、反転ユニット112でスイッチバック反転された後、反転排紙搬送路114を通ってフィニシャ100に搬送される。
すなわち、分岐偏向板101が上向きに切り替えられている場合には、複写機本体からの転写紙をスタッカ搬送ローラ102およびスタッカ排紙ローラ103を経由してスタッカトレイ(通常排紙トレイ)104に排出することができる。
スタッカトレイ104は前後方向に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎あるいはMEM−C205又はHDD207を用いてソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、排出される転写紙(コピー紙)を簡易的に仕分けするものである。
ステープルトレイ108上では、転写紙が1枚排出される毎に、その端部揃え用のジョガー(落下ストッパ)109によって揃えられ、1部のコピー完了によりステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ(落下トレイ)110に落下して、そこに収納される。
両面搬送ユニット111に送られた転写紙は、再び感光体ドラム15に作像されたトナー画像を転写するために、両面搬送ユニット111から再給紙され、再度縦搬送ユニット14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬送されて、他方の面にトナー画像が転写された後、定着ユニット17によってトナー画像が定着され、排紙ユニット18によってフィニシャ100に搬送され、以後上述と同様の動作が行われる。
この操作部30は、液晶タッチパネル31,テンキー32,クリア/ストップキー33,プリントキー34,モードクリアキー35,および初期設定キー36を備えている。
液晶タッチパネル31は、液晶ディスプレイの表面にタッチパネルを備えており、各種機能キーや部数、機械の状態を示すメッセージなどを表示することができる。
クリア/ストップキー33は、置数(コピー部数)をクリアしたり、実行中の動作(読み取り動作又は印刷動作)をストップさせたりするためのキーである。
プリントキー34は、コピー動作の開始を指示するためのキーである。
モードクリアキー35は、設定した全てのモードの内容を取り消すためのキーである。
初期設定キー36は、機械の初期状態を任意にカスタマイズする際に使用するキーであり、この実施形態ではそのキーの押下によって液晶タッチパネル31に初期設定メニュー画面を表示することができる。
オペレータ(ユーザ)が、液晶タッチパネル31に表示されている操作画面中のいずれかの機能キーにタッチすることにより、その機能キーの枠内に表示されている機能(モード)が選択され、その白黒表示が反転する(図4では斜線を施して示す)。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、その機能キーにタッチすることにより、詳細な機能の設定用操作画面が表示される。
液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
さらに、下から2段目に右側から、コピー(コピー済み転写紙)を一部ずつページ順にそろえる処理を指定するためのソートキー[ソート]、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するためのスタックキー[スタック]、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するためのステープルキー[ステープル]が並んで表示されている。
なお、選択されているモードはキーが網掛け表示(斜線を施して示す)されている。また、連結モードキー[連結]によって連結モードが設定(選択)されていない時は、通常のコピー処理(単独動作)を実行するためのモード(単独モード)が設定されている。連結モードが設定されたときの処理については、追って詳細に説明する。
露光ランプ51および第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿の画像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。
光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータを含む駆動部によって駆動される。
このとき、レンズ53およびCCDイメージセンサ54を図2の左右方向に移動させることにより、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つまり、予め指定(設定)されたコピー倍率に対応してレンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の位置が設定される。
レーザ出力ユニット58より照射されるレーザビームは、定速回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15の帯電面に集光されて結像される。
なお、感光体ドラム15上を走査する直前のレーザビームは図示しない同期検知センサによって検知される。そして、プロッタ80内の図示しないレーザ書込制御部が同期検知センサから出力される主走査同期信号を用い、1走査毎にレーザダイオードの点灯開始タイミングおよび画像データの入出力を行うための制御信号の生成を行う。
このデジタル複写機は、コントローラ200とエンジン部300とIEEE1394インタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」という)400とをPCIバス500を介して接続した構成となっている。
コントローラ200は、描画,通信,操作部30からの入力の制御を含むデジタル複写機全体の制御を行うものであり、CPU201,ノースブリッジ(以下「NB」と略称する)202,MEM−P203,サウスブリッジ(以下「SB」と略称する)204,MEM−C205,コントローラ用ASIC206,ハードディスク装置(以下「HDD」と略称する)207とを備え、NB202とコントローラ用ASIC206とをAGPバス208を介して接続している。また、NB202とSB204とをPCIバス209を介して接続している。
NB202は、CPU201とMEM−P203,SB204、AGPバス208とを接続するためのブリッジである。
MEM−P203は、プリント動作時にプロッタ80に転送すべき画像データを展開するために使用するプロッタ用メモリ(描画用メモリ)である。
SB204は、NB202と図示しないPCIデバイス,周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。
MEM−C205は、スキャン動作(読み取り動作)時又はコピー動作(複写動作)にスキャナ50によって読み取った画像データを一旦格納(記憶)しておくためのスキャナ用メモリである。
編集器は、スキャナ50によって読み取った画像データ又はプロッタ80へ転送すべき画像データに対して変倍等の編集処理を施す機能を有する。
圧縮伸長器は、通常の画像データを圧縮(符号化)する圧縮手段および圧縮された画像データを伸長(復号化)する伸長手段としての機能を有する。
HDD207は、多量の画像データやジョブ履歴データ、この発明に係わるプログラムを含む各種プログラムなど、各種のデータを蓄積(記憶)するための記憶装置(ストレージ)である。なお、HDD207,MEM−P203,MEM−C205がいずれも画像記憶手段に相当する。また、HDD207の代わりに、光ディスク等の他の大容量記憶装置を使用することもできる。
このAGPバス208は、本来は3D(三次元)画像をスムーズにディスプレイに表示する際に用いられるものであるが、このデジタル複写機では、このAGPバス208を介してNB202とコントローラ用ASIC206とを接続している。つまり、NB202とコントローラ用ASIC206とをPCIバスを介して接続したのではパフォーマンスが低下するため、ここではAGPバス208を拡張利用している。
IEEE1394I/F400は、他のデジタル複写機が汎用通信回線であるIEEE1394規格の通信回線(以下単に「通信回線」ともいう)を介して接続(連結)されている状態で、連結モードが設定された場合に、該他のデジタル複写機と通信回線を介して通信する(データのやりとりを行う)外部通信手段である。なお、IEEE1394I/F400以外のI/Fを使用することも可能である。その場合、そのI/F用の通信回線を介して他のデジタル複写機を接続する必要がある。
それら4台のデジタル複写機601〜604は、画像データの高速転送を可能にするIEEE1394規格の通信回線607によって接続される。その通信回線607は、ケーブルの長さに限界があるので、各デジタル複写機601〜604間の距離が空いている場合に、それらの間にリピータ610を挿入して延長することにより接続を行う。
4台のデジタル複写機601〜604のうち、任意の1台のデジタル複写機の操作部30上のキー操作によって連結モードの設定が指示されると、該デジタル複写機のCPU201が、連結モードを設定すると共に、自機を親機として、他のデジタル複写機を子機としてそれぞれ設定する。
図5は、デジタル複写機601のCPU201が、自機の操作部30上のキー操作によって連結モードを設定すると共に、自機を親機として、他のデジタル複写機602〜604を子機としてそれぞれ設定した例を示している。
なお、少なくとも1台の子機のスキャナ50で読み取った画像データを該子機のMEM−C205又はHDD207に蓄積してしまうと、ページ順に1部プリントアウトする場合などに画像データの合わせ込みを行う必要が出てきてしまう。この点から考えても、子機のスキャナ50で読み取った画像データを親機のMEM−C205又はHDD207に一括して格納するのが望ましい。
まず、デジタル複写機601〜604におけるこの発明に係わる処理動作の第1例である第1実施形態について、図6〜図8も参照して説明する。
図6は、デジタル複写機601〜604のコントローラ200によるこの発明に係わる処理動作の一例を示すフローチャートである。
図7および図8は、デジタル複写機601〜604における原稿画像読み取り時の通常(圧縮処理を施さない場合)の画像データの流れの異なる例を示す図である。
このとき、他のデジタル複写機の状態をチェックする。
例えば、所定の状態確認信号を自機のIEEE1394I/F400によって通信回線607上に送信する。
デジタル複写機601のCPU201は、状態結果信号と共にデバイスコードを受信すると、そのデバイスコードと状態結果信号が示すスキャナ50およびプロッタ80の状態を操作部30の液晶タッチパネル31に表示して、オペレータに知らせる。
そして、スキャナ50に原稿を1枚セットする(実際にはコンタクトガラス6上にセットする)度にプリントキー(スタートキー)34を押下するか、ADF1の原稿台2に原稿束(1枚の原稿でもよい)をセットしてプリントキー34を押下する。
また、コピー部数が入力されると、そのコピー部数を設定する。
そして、単独モードが設定された状態で操作部30上のプリントキー34が押下されると、通常のコピー処理(複写処理)を行う(ステップS13)。
すなわち、自機のスキャナ50に原稿がセットされている(実際にはコンタクトガラス6上にセットされている)場合には、自機のスキャナ50にその原稿の画像を読み取らせ、その画像データを図7又は図8に示すようにエンジン用ASIC301,PCIバス500,およびコントローラ用ASIC206を介して自機のMEM−C205又はHDD207に記憶させた後、そのMEM−C205又はHDD207に記憶された原稿の画像データを読み出し、自機のコントローラ用ASIC206,PCIバス500,およびエンジン用ASIC301を介して自機のプロッタ80に転送してプリントアウト(画像形成)を行わせる。但し、設定部数が「2」以上の場合には、自機のMEM−C205又はHDD207に記憶された原稿の画像データを設定部数分だけ繰り返し読み出し、自機のプロッタ80に順次転送してプリントアウトを行わせる。
デジタル複写機601のCPU201は、他のデジタル複写機が子機として指定されない状態で且つ設定部数が「1」の状態の場合、自機のスキャナ50に原稿が1枚セットされる度に自機のプリントキー34が押下されるか、自機のADF1の原稿台2に原稿束(1枚の原稿でもよい)がセットされてプリントキー34が押下された場合には、ステップS13で上述と同様の通常のコピー処理を行う(ステップS1,S2,S7,S13)。
単独動作禁止信号を受信した子機は、自機の操作部30のキー入力を無効にし、単独動作(通常のコピー処理)を禁止する。
その後、設定部数が「2」以上(多部数)の場合で、親機(デジタル複写機601)のスキャナ50に原稿が1枚セットされる度に親機のプリントキー34が押下されるか、親機のADF1の原稿台2に原稿束(1枚の原稿でもよい)がセットされてプリントキー34が押下された場合には、次の処理を行う。
すなわち、親機のCPU201は、自機のスキャナ50および子機のスキャナ50にそれぞれ原稿がセットされている場合には、自機のスキャナ50にセットされた原稿の画像を読み取らせ、その画像データを図7又は図8に示すようにエンジン用ASIC301,PCIバス500,およびコントローラ用ASIC206を介して自機のMEM−C205又はHDD207に記憶させる制御と、子機のスキャナ50にセットされた原稿の画像を読み取らせ、その画像データを子機のIEEE1394I/F400により自機に転送させて自機のMEM−C205又はHDD207に記憶させる制御とを並行して行う(ステップS1,S2,S7〜S12)。
次に、自機のMEM−C205又はHDD207に記憶された各原稿の画像データを順次振り分け枚数分だけ繰り返し読み出し、自機のコントローラ用ASIC206,PCIバス500,およびエンジン用ASIC301を介して自機のプロッタ80に順次転送してプリントアウトを行わせる制御と、その読み出した原稿の画像データを自機のIEEE1394I/F400により順次子機のプロッタ80にも転送してプリントアウトを行わせる制御とを並行して行う(ステップS4〜S6と同じ)。
また、連結モードが設定された場合で且つ設定部数が「2」以上(多部数)の場合であっても、自機のMEM−C205又はHDD207に記憶された各原稿の画像データを順次設定部数分だけ繰り返し読み出し、自機のコントローラ用ASIC206,PCIバス500,およびエンジン用ASIC301を介して自機のプロッタ80に順次転送してプリントアウトを行わせることもできる。あるいは、自機のMEM−C205又はHDD207に記憶された各原稿の画像データを順次設定部数分だけ繰り返し読み出し、自機のIEEE1394I/F400により順次子機のプロッタ80に転送してプリントアウトを行わせることもできる。
あるいは、1台のデジタル複写機(親機)のADF1の原稿台2に原稿束の一部をセットし、必要に応じて操作部30上のキー操作によって所望のコピー部数を設定し、プリントキー34を押下した後、他のデジタル複写機(子機)のADF1の原稿台2に残りの原稿束をセットするようにしても、全ての原稿束の読み取りを続けて行わせることもできるため、やはり上述と同様の効果を得ることができる。
図9および図10は、デジタル複写機601〜604における原稿画像読み取り時の圧縮処理を施す場合の画像データの流れの異なる例を示す図である。
この第2実施形態において、第1実施形態と異なる点は、親機(デジタル複写機601)のCPU201による制御のうち、以下の(1)又は(2)に示す部分である。
図11は、各デジタル複写機601〜604におけるMEM−C205又はHDD207への画像データの記憶制御を説明するための図である。
この第3実施形態は、第1実施形態又は第2実施形態とほぼ同様である。但し、第1,第2実施形態では、各デジタル複写機601〜604におけるMEM−C205又はHDD207への画像データの記憶制御の説明を省略したので、第3実施形態では、その記憶制御ついて説明する。但し、ここでは説明の都合上、画像データの圧縮,伸長の説明は省略する。
図12および図13は、デジタル複写機601〜604のうちの親機として設定されたデジタル複写機におけるメモリ管理モード設定時のMEM−C205又はHDD207への画像データの異なる記憶制御を説明するための図である。ここでは、デジタル複写機601が親機として設定されている。
この第4実施形態は、第1〜第3実施形態のいずれかとほぼ同様である。但し、第1〜3実施形態では、親機のCPU201が、メモリ管理モードの設定の有無に応じた自機のMEM−C205又はHDD207への画像データの記憶制御の詳細を省略したので、第4実施形態では、その記憶制御について詳細に説明する。但し、ここでは説明の都合上、画像データの圧縮,伸長の説明は省略する。
このとき、親機のオペレータが、例えば親機のADF1の原稿台2に1〜100ページの原稿束を、子機BのADF1の原稿台2に101〜200ページの原稿束を、子機CのADF1の原稿台2に201〜300ページの原稿束を、子機DのADF1の原稿台2に301〜400ページの原稿束をそれぞれセットするような場合には、それらの情報を自機の操作部30上のキー操作によって入力することにより、親機のCPU201は、その入力された情報をデータテーブルとして自機のMEM−C205又はHDD207の所定の記憶領域に記憶して登録する。
子機A,B,CのCPU201はそれぞれ、親機から画像転送命令を受信すると、自機のMEM−C205又はHDD207に記憶された各原稿の画像データをページ順に自機のIEEE1394I/F400により親機に転送させる。
次に、自機のIEEE1394I/F400により子機Bに画像転送命令を送信し、その子機Bから各原稿(この例では201〜300ページの原稿)の画像データがページ順に転送されてくると、その画像データを図13に示すように自機のMEM−C205又はHDD207の予め確保された記憶領域に子機Aの画像データに続けて順次記憶させる。
最後に、自機のIEEE1394I/F400により子機Cに画像転送命令を送信し、その子機Cから各原稿(この例では301〜400ページの原稿)の画像データがページ順に転送されてくると、その画像データを図13に示すように自機のMEM−C205又はHDD207の予め確保された記憶領域に子機Bの画像データに続けて順次記憶させる。
親機のCPU201は、子機A,B,Cからそれぞれ各原稿の画像データがページ順に転送されてくると、その画像データを自機のMEM−C205又はHDD207の任意の記憶領域に順次記憶させる。
このとき、親機のオペレータが、例えば親機のADF1の原稿台2に1〜100ページの原稿束を、子機BのADF1の原稿台2に101〜200ページの原稿束を、子機CのADF1の原稿台2に201〜300ページの原稿束を、子機DのADF1の原稿台2に301〜400ページの原稿束をそれぞれセットするような場合には、それらの情報を自機の操作部30上のキー操作によって入力することにより、親機のCPU201は、その入力された情報をデータテーブルとして自機のMEM−C205又はHDD207の所定の記憶領域に記憶して登録する。
親機のCPU201は、子機A,B,Cからそれぞれ各原稿の画像データがページ順に転送されてくると、例えば図12の(a)に示すように、その画像データを自機のMEM−C205又はHDD207の予め確保された記憶領域に順次記憶させる。
また、図12の(b)に示したように複写機別の画像データの記憶領域間で未使用となる記憶領域を作ることがないため、使用領域をひとかたまりの大きなブロックにまとめることができる。
さらにまた、自機のスキャナ50によって読み取られる画像データおよび子機A,B,Cのスキャナ50によって読み取られる画像データ、つまり多量の原稿束の画像データをMEM−C205又はHDD207の連続した記憶領域にページ順に記憶するので、その原稿束の画像データを保存(登録)しておき、それを再度プリントアウト(印刷出力)するような場合には、その原稿束の画像データをソートする必要がなく、しかもその原稿束の画像データが連続して記憶されているので、プロッタ80への転送を効率よく行うことができる。
よって、デジタル複写機601〜604に光ディスク装置等の記録媒体読取装置を備えるか外付けできれば、上記光ディスク等の記録媒体をデジタル複写機601〜604の光ディスク装置等の記録媒体読取装置に挿着して、その記録媒体に記録されているプログラムを読み取って内部のHDD207にインストールさせることにより、この発明による機能を実現させることができる。
31:液晶タッチパネル 50:スキャナ 80:プロッタ
200:コントローラ 201:CPU 202:ノースブリッジ(NB)
203:プロッタ用メモリ(MEM−P) 204:サウスブリッジ(SB)
205:スキャナ用メモリ(MEM−C) 206:コントローラ用ASIC
207:ハードディスク装置(HDD) 208:AGPバス 209:PCIバス
300:エンジン部 400:IEEE1394I/F 500:PCIバス
601〜604:デジタル複写機 607:IEEE1394規格の通信回線
610:リピータ
Claims (4)
- 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって読み取った画像データを記憶する画像記憶手段と、前記画像読取手段によって読み取った画像データあるいは前記画像記憶手段に記憶された画像データに基づいて用紙上に画像形成を行う画像形成手段と、外部と通信回線を介して通信する外部通信手段とを有し、前記通信回線を介して複数台接続可能な画像形成装置において、
コピー部数を設定するコピー部数設定手段と、自機の画像読取手段にセットされた原稿の画像を読み取らせ、その画像データを自機の画像記憶手段に記憶させる制御と、前記通信回線を介して接続された他の画像形成装置の画像読取手段にセットされた原稿の画像を読み取らせ、その画像データを該画像形成装置の外部通信手段により自機に転送させて自機の画像記憶手段に記憶させる制御とを並行して行う並行読取制御手段と、前記コピー部数設定手段による設定部数を自機および他の画像形成装置に対して均等に振り分る振分手段と、前記画像記憶手段に記憶された各原稿の画像データを順次前記振分手段による振り分け部数分だけ繰り返し読み出し、自機の画像形成手段に順次転送して画像形成を行わせる制御と、その読み出した各原稿の画像データを自機の外部通信手段により順次前記他の画像形成装置に転送させて該画像形成装置の画像形成手段に画像形成を行わせる制御とを並行して行う並行画像形成制御手段とを設け、
前記並行読取制御手段が、自機の画像読取手段によって読み取られる画像データおよび前記他の画像形成装置の画像読取手段によって読み取られる画像データを続けて自機の画像記憶手段に記憶するための記憶領域を予め確保する領域確保手段と、前記他の画像形成装置の画像読取手段に読み取らせた画像データを該画像形成装置の画像記憶手段に一旦記憶させる手段と、自機の画像読取手段によって読み取った画像データを自機の画像記憶手段の前記領域確保手段によって確保された記憶領域に記憶させる手段と、自機の画像読取手段および前記他の画像形成装置の画像読取手段による全ての原稿の画像読み取りが終了した時点で、前記他の画像形成装置の画像記憶手段に記憶された画像データを該画像形成装置の外部通信手段により自機に転送させて自機の画像記憶手段の前記記憶領域の残領域に記憶させる手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
原稿台にセットされた複数枚の原稿を前記画像読取手段に1枚ずつ自動給送する自動原稿給送手段を備え、
前記並行読取制御手段は、自機の自動原稿給送手段の原稿台上の各原稿を1枚ずつ自動給送させて、自機の画像読取手段に該各原稿の画像を順次読み取らせる手段と、前記他の画像形成装置の自動原稿給送手段の原稿台上の各原稿を1枚ずつ自動給送させて、該画像形成装置の画像読取手段に該各原稿の画像を順次読み取らせる手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
画像データを圧縮する圧縮手段と、
該手段によって圧縮された画像データを伸長する伸長手段とを備え、
前記並行読取制御手段が、前記画像記憶手段に画像データを記憶させる際に、該画像データを前記圧縮手段によって圧縮させる圧縮制御手段を有し、
前記並行画像形成制御手段が、前記画像記憶手段に記憶された圧縮された画像データを読み出した後、該画像データを前記伸長手段によって伸長させる伸長制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記伸長制御手段が、前記画像記憶手段に記憶された圧縮された画像データを読み出した後、自機の画像形成手段に転送する画像データを自機の伸長手段によって伸長させ、前記他の画像形成装置に転送させた画像データを該画像形成装置の伸長手段によって伸長させる手段であることを特徴とする画像形成装置。
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