JP2006256154A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量の画像データを記憶媒体の交換を行うために停止させることなく蓄積することができ、外部記憶媒体を使用した連結印刷を可能とする。
【解決手段】連結モードのとき、SDカードの容量が一杯でなければ、SDカードへの蓄積も同時に行うので、蓄積先をSDカードとし、ファイル名などの補足情報を入力する。この状態でスタートキーを押下すると、原稿の読み取りが開始され、連結印刷が始まる。同時に親機のSDカードへの蓄積も行われる。ある時点で親機のSDカードが容量一杯となったとすると、親機は他に接続機があるかどうかを確認し、子機が接続されていれば、子機にSDカードが挿入されているか否かを確認し、挿入されていれば子機のSDカードに読み取った画像情報をSDカードの容量が一杯になるまで実行する。一方、他に接続機がなければ、画像データを格納できないので、メモリ容量が一杯である旨表示する。
【選択図】図9

Description

本発明は、連結印刷が可能なプリンタ、複写機、複合機などの画像形成装置及びその画像形成装置を使用して画像形成を行う画像形成方法に関する。
従来より画像形成装置での印刷と同時に、または印刷を伴わずに外部記憶媒体に画像データの蓄積を行い、後日にその外部記憶媒体より再印刷を行う機能を備えた画像形成装置は例えば特許文献1に開示されているように広く知られている。
特許第3537612号公報
しかし、これまで知られている画像形成装置に装着される外部記憶媒体は容量的に十分とは言えないため、大量の画像データを印刷することが前提の連結印刷には使用されることはほとんどなかった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、大量の画像データを記憶媒体の交換を行うために停止させることなく蓄積することができ、外部記憶媒体を使用した連結印刷を可能とすることにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、ユーザが操作を行う自機あるいは自機に通信可能に接続された他機に装着された外部記憶媒体に蓄積された画像データを印刷し、あるいは印刷させる手段を備えた画像形成装置において、前記自機に装着された外部記憶媒体に前記画像データを蓄積する際、当該画像データが前記自機に装着された外部記憶媒体の容量を超えた場合に、前記他機の外部記憶媒体に分割して蓄積する手段を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記自機及び他機のそれぞれに装着された外部記憶媒体のそれぞれに前記画像データに加え、自機及び他機に関する情報、印刷モード、画像データの順序の少なくとも1つを含む付帯情報が格納されることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記外部記憶媒体が前記自機及び他機の全てに装着されているとき、前記自機から画像データを選択し、印刷を実行させると、自動的に前記画像データの蓄積時と同じ設定、同じ機械で連結印刷を行えるように初期設定を変更する手段を備えていることを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記連結印刷を行う場合に、分割して蓄積した全ての外部記憶媒体が、前記自機及び他機に装着されていない場合は、印刷を停止した上でその旨を表示し、ユーザに報知する手段を備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記他機の外部記憶装置が自機の外部記憶装置と異なる種類のものであることを特徴とする。
第6の手段は、ユーザが操作を行う自機あるいは自機に通信可能に接続された他機に装着された外部記憶媒体に蓄積された画像データを印刷し、あるいは印刷させる画像形成方法において、前記自機に装着された外部記憶媒体に前記画像データを蓄積する際、当該画像データが前記自機に装着された外部記憶媒体の容量を超えた場合に、前記他機の外部記憶媒体に分割して蓄積することを特徴とする。
第7の手段は、外部記憶媒体の蓄積可能容量を判断し、蓄積可能であれば、自機及び他機に関する情報、印刷モード、画像データの順序の少なくとも1つを含む付帯情報と画像データを自機の外部記憶媒体に蓄積する第1の工程と、自機の外部記憶媒体に蓄積不能であれば、他に接続機があるか否かを判断する第2の工程と、他に接続機があり、当該接続機に外部記憶媒体が装着されているか否かを判断する第3の工程と、前記第3の工程で外部記憶媒体が装着されていると判断されたとき、当該外部記憶媒体に画像データを蓄積する第4の工程とを備えていることを特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記第2の工程で他に接続機がないと判断された場合に、蓄積不能である旨表示する第5の工程を備えていることを特徴とする。
第9の手段は、第7または第8の手段において、前記第1の工程で蓄積された付帯情報から分割数を読み出し、新しい分割数とする第6の工程と、印刷番号と分割数を比較し、印刷番号が分割数より大きいときに、自機で印刷を開始する第7の工程と、前記第6の工程で分割数が印刷番号以上であれば、付帯情報から印刷番号を蓄積した画像形成装置の番号を読み出し、当該画像形成装置に外部記憶媒体が装着されているか否かを確認する第8の工程と、第8の工程で装着されていることが確認されたとき、前記外部記憶媒体に前記印刷番号のデータがあるかどうか判断する第9の工程と、第9の工程で前記外部記憶媒体に該当する印刷番号のデータがあれば、印刷番号を1インクリメントし、インクリメントした印刷番号と分割数とを比較し、分割数より印刷番号が多い場合に印刷を開始する第10の工程とをさらに備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像データが前記自機に装着された外部記憶媒体の容量を超えた場合に、前記他機の外部記憶媒体に分割して蓄積するので、大量の画像データを記憶媒体の交換を行うために停止させることなく蓄積することができ、外部記憶媒体を使用した連結印刷が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係る画像形成装置(複写装置)の概略構成を示す図である。同図において、自動原稿送り装置(以後ADF)1に備えられた原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知センサ7によって原稿台2に次の原稿があることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5はモータによって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によってそれぞれ給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体ドラム15表面に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体ドラム15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニッシャ100に排出される。
後処理装置のフィニッシャ100は、本体側の排紙ユニット18によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へ導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることにより、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に用紙は排紙され、切り替え板101を下方向に切り替えることにより、搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108に用紙は搬送される。ステープル台108に積載された転写紙は、1枚排紙される毎に紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後(用紙排紙方向に対して直交する方向)に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けることができる。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪112を上側にセットすることにより、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体ドラム15上に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、画像が裏面に転写された後、経路切り替えのための分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
感光体ドラム15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は図示しないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。
図2は操作部30の正面図である。操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キー35、リセットキー36、モード選択キー38及び初期設定キー39等が設けられ、液晶タッチパネル31には、後述するモード設定のためのキーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
図3は操作部30の液晶タッチパネル31の表示の一例を示す図である。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすると、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチすると、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用しているため、そのときの最適な表示をグラフィカルに行うことができる。
図3において左上は、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部、転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キー、コピーを一部ずつページ順に揃える処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキーが表示され、中央の表示部37には、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードを設定する両面キー、綴じ代モード等を設定する編集キー、表紙/合紙モードを設定する表紙/合紙キーなどが配置され、さらに、給紙トレイ数に対応した給紙トレイ状態を示し、手動で給紙段を設定するためのキーが給紙段分表示されている。また、前記メッセージエリアの右側には、デジタル複写機のネットワークを介して多量のプリント動作を複数に分けてプリントアウトする連結モードキー40、外部記憶媒体からの印刷及び蓄積を設定する蓄積キー41が表示されている。
図1を参照し、本実施形態における画像読み取り手段の動作、及び画像を記録面上に潜像形成するまでの動作について説明する。
潜像とは感光体面上に画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分布である。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、第2ミラー55、第3ミラー56、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。レンズ53及びCCDイメージセンサ54を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に位置が設定される。
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。
レーザ出力ユニット58から照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15の表面上に集光結像する。
偏光されたレーザ光は感光体ドラム15が回転する方向と直交する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体ドラム15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体ドラム15の表面上に画像(静電潜像)が形成される。
上述のように、書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体ドラム15に照射される。図示しないが感光体ドラム15の一端近傍のレーザビームが照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、及び後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
図4は図1の画像形成装置における制御部の概略構成を示すブロック図で、メインコントローラを中心として各部が接続されている。メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御するもので、メインコントローラ20には、転写紙の搬送等に必要なメインモータ25、中間クラッチ21、第1ないし第3の給紙クラッチ22,23,24、操作部30、画像処理ユニット49及びADF1がそれぞれ接続されている。操作部30は、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行い、画像処理ユニット(以下、IPUとも称す)49は画像入力から画像出力に関連する各部の制御を実行する。これらの各部30,49,モータ25、中間クラッチ21、第1ないし第3の給紙クラッチ22〜24とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。なお、これらの各部はメインコントローラ20に対して分散制御装置として機能している。
画像処理ユニット49には、さらに連結I/F48と外部デバイスI/F47が接続されており、前記連結I/F48を介して接続された画像形成装置の情報を獲得し、動作を設定することにより連結動作の制御を行う、もしくは接続された他の画像形成装置からの要求を獲得し自機の動作の制御を行う。ADF1には、原稿セット検知センサ7及び原稿を搬送するための搬送モータ26が接続され、操作部30には、液晶ディスプレイ31及び各種入力キー32〜35が接続されている。
図5は図4のIPU49の詳細を示すブロック図である。この実施の形態では、IPU49は画像データの入出力系、画像処理系、及び出力系を含む。入力系は、原稿画像などの画像を光学的に読み取るCCDイメージセンサ54、CCDイメージセンサ54からの画像信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ61、このA/Dコンバータ61からの画像信号をシェーディング補正するシェーディング補正回路62、その画像信号をさらにMTF補正、γ補正等を施すMTF補正・γ補正回路63、このMTF補正・γ補正回路63からの画像信号を変倍率に合せて拡大縮小する変倍処理回路72、この変倍処理回路72からの画像データを画像メモリコントローラ65あるいは書き込みγ補正ユニット71に送るように設定するセレクタ64とからなる。出力側は、セレクタ64によって選択された画像データに対して書き込み側のγ補正を行う書き込みγ補正ユニット71及び書き込みγ補正ユニット71からの補正データに基づいて画像の書き込み(印刷)を行う書き込みユニット57からなる。
このような入出力系を構成すると、露光ランプ51から照射され、原稿面で反射した反射光はCCDイメージセンサ54で光電変換され、A/Dコンバータ61によってデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正回路62によってシェーディング補正がなされた後、MTF補正・γ補正回路63にてMTF補正、γ補正等が施され、変倍処理回路72で画像信号を変倍率に合せて拡大縮小した後、セレクタ64で画像信号の送り先を書き込みγ補正ユニット71または画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正部71を経由した画像信号は書き込みユニット57に送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。画像処理部(IPU)49は、読み取り部50から入力される画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有しており、接続された外部記憶媒体との画像データの送受信時も使われる。
画像処理系は、画像メモリコントローラ65、画像メモリ66、CPU68、ROM69、RAM70、I/Oポート67、連結I/F48及びハードディスク装置(HDD)71から構成されている。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。CPU68は画像メモリコントローラ65への設定、読み取りユニット50及び書き込みユニット57の制御を司り、ROM69はCPU68が処理するプログラムを格納し、RAM70はCPU68が処理するデータを格納し、また、CPU68のワークエリアとしても機能する。また、HDD71は、画像メモリ66の内容を退避させたり、画像メモリ66の内容を保存する機能を有する。
連結I/F48は画像情報の送受信のため、画像メモリコントローラ65のデータバスに接続され、データの入出力が可能な構成になっている。画像形成装置間のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66を介して転送される。すなわち、画像出力時には画像メモリコントローラ65から画像メモリ66に画像データを格納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて順次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I/F48にデータを転送する。画像出力時には連結I/F48より転送される画像データを画像メモリ66に格納した後、画像メモリ66から画像メモリコントローラ65を介して装置内部で画像データの処理を行う。上述の構成により、画像形成装置の機能の制約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。
ここで、図6を用いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素のデータが送られてくる。画像処理部(IPU)49は、画像入力、出力それぞれに対して別個の/FGATE、/LSYNC、/LGATE、VCLKの発生機構を有しており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能になる。
また、作業分担するために他のデジタル複写機と画像データファイルやコマンドの送受信を行う必要があるが、これは、この実施形態では画像データの送受信用にIEEE1394の連結インタフェースを、コマンドの送受信用にシリアル通信ラインを用い、図5の画像メモリコントローラ65が連結インターフェースドライバ48を介してそれを実現している。
また外部記憶媒体との画像データ送受信には外部デバイスI/F47が用いられる。外部デバイスI/F47の種類及び通信方法は接続される外部記憶媒体の種類によって異なる。なお、本実施形態では、後述するように外部記憶媒体としてSDカードが使用されが、外部記憶媒体の種類が異なっていても種類の違いに関係なくデータの蓄積や送出が可能であれば、外部記憶媒体の種類は問わない。
図7はソフトウェアのモジュール構成を示した図である。同図を参照して本画像形成装置内のソフトウェア制御モジュール構成と、画像転送、印刷制御について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置のソフトウェアのモジュールは、アプリケーション層200、コントロールサービス層300及びハンドラ層400から構成されている。アプリケーション層200で設定されたジョブ情報は、スタートキーなどをトリガーにコントロールサービス層300に受け渡される。コントロールサービス層300は、アプリケーションからのジョブ情報を解釈し、ハンドラ層400を動作させるためのプロセス情報をハンドラマネージャ410に要求する。ハンドラマネージャ410は、プロセス情報に従って個々のハンドラを動作させる。ハンドラ層400には、
1)読み取りユニットを制御するスキャナハンドラ411
2)画像メモリ66への画像データの入出力を制御する画像メモリハンドラ412
3)書き込みユニット57と用紙搬送、後処理周辺機を制御するプロッタハンドラ413
が設けられ、これらのソフトウェアモジュールが連携して、読み取りから画像メモリ66への蓄積と画像形成の処理が行われる。
さらに本画像形成装置には、他の画像形成装置と連結するための、連結I/Fドライバ310を備え、このI/F310を介して画像データとコマンド情報の受け渡しが可能になっている。単体コピージョブでは、画像の読み取りと蓄積、蓄積画像の印刷という手順で行われるが、連結コピージョブでは、前記手順に加え以下の制御が加わる。
親機PA側で発生した連結コピージョブは、親機PAのコントロールサービス320内でジョブ情報が解釈された後、スキャナで読みとった画像を画像メモリ66に蓄積するプロセスと、その画像を子機200Bの画像メモリ66に転送するプロセスに分けてそれぞれ実行される。
必要な画像の転送が完了すると、子機PBのコントロールサービス320は、親機のコントロールサービス320から受け取った情報に従って、予め転送されている画像データを参照する印刷プロセスを生成し、子機PBのハンドラマネージャ410に印刷を要求する。そして子機PBのコントロールサービス320は、親機PAに対して自機で処理した印刷ジョブを親機PAに逐次通知する。この情報に従って親機PAのコントロールサービス320は、自機の印刷ジョブと子機PB側の印刷ジョブの経過を監視し、必要分の印刷を行う。
この図7に示したモジュール構成を有する画像形成装置(親機、子機)PA,PBを使用した連結印刷とSDカードへ蓄積後の再印刷の例について図9及び図10のフローチャートを参照して説明する。
図8に示すように図1に示した画像形成装置(親機、子機)PA,PBがケーブル500によって接続されている。この状態で、操作部30上の連結コピーキー40を押すと連結モードとなる。また、SDカードの容量が一杯でなければ(ステップS101−No)SDカードへの蓄積も同時に行うので蓄積キー41を押すと、蓄積設定画面が開き、蓄積先をSDカードとし、ファイル名などの補足情報を入力する(ステップS102)。この状態でADF1上に原稿束をセットしスタートキー34を押下すると、ADF1の原稿は読み取りが開始され、連結印刷が始まる。また、同時に親機PAのSDカードへの蓄積も行われる。
ある時点で親機PAのSDカードが容量一杯となったとする(ステップS101−Yes)と、親機PAは他に接続機があるかどうかを確認し(ステップS103)、子機PBが接続されていれば、子機PBにSDカードが挿入されているか否かを確認する(ステップS104)。挿入されていれば子機PBのSDカードに読み取った画像情報を蓄積する(ステップS105)。この処理では、自機(親機)PAの外部記憶媒体(SDカード)の容量が一杯になるまで実行される。一方、ステップS103で、他に接続機がなければ、画像データを格納できないので、メモリ容量が一杯である旨、液晶タッチパネル31上に表示し、処理を終える。なお、この実施形態では、ステップS104で確認した外部記憶媒体はSDカードであるが、同一システム内でデータの蓄積、送出が可能であれば、SDカード以外の記憶媒体でもよい。
蓄積された画像データの再印刷を行う場合は、親機PA及び子機PBにSDカードを挿入し、親機PAで蓄積キー41により蓄積ファイルを選択すると自動的に蓄積時の設定となるので必要に応じて設定を変えた上で印刷を行う。これにより、親機PAのSDカードに蓄積された画像データ印刷後、自動的に子機PBのSDカードの内容も印刷される。もし、子機PBにSDカードがささっていない場合、もしくは間違ったSDカードがささっている場合は、スタートしても印刷は開始されず、子機SDカードなしの警告が液晶タッチパネル31上に表示される。
なお、本実施形態では連結印刷を行いつつ蓄積を行うものであるが、連結接続さえしておけば単体での蓄積においても外部記憶媒体があふれた場合は連結接続先の外部記憶媒体への分割蓄積を行う。このときの処理手順を図10のフローチャートに示す。この処理では、ステップS102で登録した付帯(補足)情報から分割数を読み出し、Yに代入する(ステップS201)。Yの初期値は0であり、分割していないことを示す。そして、印刷番号Xと分割数Yを比較し、(X>Y)であれば、分割するまでもなく1つのSDカードに蓄積されているので、そのまま自機で印刷を開始する。
ステップS202で分割数Yが印刷番号X以上であれば、付帯情報から印刷番号Xを蓄積した機械の番号を読み出し、機械番号Zに代入し(ステップS203)、機械番号Zの画像形成装置に外部記憶媒体(SDカード)が装着されているか否かを確認する(ステップS204)。装着されていなければ、液晶タッチパネル31上にエラー表示して処理を終える。装着されていれば、さらに、外部記憶媒体に前記印刷番号Xのデータがあるかどうかをチェックし(ステップS205)、なければエラー表示して処理を終える。外部記憶媒体に印刷番号Xのデータがあれば、印刷番号を1インクリメントし(ステップS206)、ステップS202で分割数Yと比較し、分割数より印刷番号が多くなれば、印刷を開始する。
以上のように本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1)外部記憶媒体への蓄積において容量をあふれた際に連結した装置へ切り替えるので、画像形成装置を停止させることなく蓄積処理を継続できる。
2)複数の外部記憶媒体に分割して蓄積した場合に各外部記憶媒体毎に画像データ以外の印刷順序などの情報も記憶するので、ユーザの管理を容易にすることができる。
3)複数に分割して蓄積した外部記憶媒体より印刷する場合に全外部記憶媒体が揃っていないと印刷を不可とするので、画像データの抜けを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置(複写装置)の概略構成を示す図である。 図1における画像形成装置の操作部の正面図である。 図2における操作部の液晶タッチパネルの表示の一例を示す図である。 図1の画像形成装置における制御部の概略構成を示すブロック図である。 図4のIPUの詳細を示すブロック図である。 セレクタにおける1ページ分の画像信号の状態を示す図である。 ソフトウェアのモジュール構成を示した図である。 画像形成装置(親機、子機)がケーブルによって接続された状態を示す図である。 外部記憶媒体に蓄積するときの処理手順を示すフローチャートである。 外部記憶媒体から印刷を行うときの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
20メインコントローラ
30 操作部
31 液晶タッチパネル
40 連結コピーキー
41 蓄積キー
47 外部デバイスI/F
48 連結I/F
49 IPU(画像処理ユニット)
65 画像メモリコントローラ
66 画像メモリ
68 CPU
71 HDD
200 アプリケーション層
300 コントロールサービス層
400 ハンドラ層
500 連結ドライバ
PA 親機
PB 子機

Claims (9)

  1. ユーザが操作を行う自機あるいは自機に通信可能に接続された他機に装着された外部記憶媒体に蓄積された画像データを印刷し、あるいは印刷させる手段を備えた画像形成装置において、
    前記自機に装着された外部記憶媒体に前記画像データを蓄積する際、当該画像データが前記自機に装着された外部記憶媒体の容量を超えた場合に、前記他機の外部記憶媒体に分割して蓄積する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記自機及び他機のそれぞれに装着された外部記憶媒体のそれぞれに前記画像データに加え、自機及び他機に関する情報、印刷モード、画像データの順序の少なくとも1つを含む付帯情報が格納されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記外部記憶媒体が前記自機及び他機の全てに装着されているとき、前記自機から画像データを選択し、印刷を実行させると、自動的に前記画像データの蓄積時と同じ設定、同じ機械で連結印刷を行えるように初期設定を変更する手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記連結印刷を行う場合に、分割して蓄積した全ての外部記憶媒体が、前記自機及び他機に装着されていない場合は、印刷を停止した上でその旨を表示し、ユーザに報知する手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記他機の外部記憶装置が自機の外部記憶装置と異なる種類のものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. ユーザが操作を行う自機あるいは自機に通信可能に接続された他機に装着された外部記憶媒体に蓄積された画像データを印刷し、あるいは印刷させる画像形成方法において、
    前記自機に装着された外部記憶媒体に前記画像データを蓄積する際、当該画像データが前記自機に装着された外部記憶媒体の容量を超えた場合に、前記他機の外部記憶媒体に分割して蓄積することを特徴とする画像形成方法。
  7. 外部記憶媒体の蓄積可能容量を判断し、蓄積可能であれば、自機及び他機に関する情報、印刷モード、画像データの順序の少なくとも1つを含む付帯情報と画像データを自機の外部記憶媒体に蓄積する第1の工程と、
    自機の外部記憶媒体に蓄積不能であれば、他に接続機があるか否かを判断する第2の工程と、
    他に接続機があり、当該接続機に外部記憶媒体が装着されているか否かを判断する第3の工程と、
    前記第3の工程で外部記憶媒体が装着されていると判断されたとき、当該外部記憶媒体に画像データを蓄積する第4の工程と、
    を備えていることを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記第2の工程で他に接続機がないと判断された場合に、蓄積不能である旨表示する第5の工程を備えていることを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  9. 前記第1の工程で蓄積された付帯情報から分割数を読み出し、新しい分割数とする第6の工程と、
    印刷番号と分割数を比較し、印刷番号が分割数より大きいときに、自機で印刷を開始する第7の工程と、
    前記第6の工程で分割数が印刷番号以上であれば、付帯情報から印刷番号を蓄積した画像形成装置の番号を読み出し、当該画像形成装置に外部記憶媒体が装着されているか否かを確認する第8の工程と、
    第8の工程で装着されていることが確認されたとき、前記外部記憶媒体に前記印刷番号のデータがあるかどうか判断する第9の工程と、
    第9の工程で前記外部記憶媒体に該当する印刷番号のデータがあれば、印刷番号を1インクリメントし、インクリメントした印刷番号と分割数とを比較し、分割数より印刷番号が多い場合に印刷を開始する第10の工程と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項7または8記載の画像形成方法。
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