JP3082930B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3082930B2
JP3082930B2 JP02204795A JP20479590A JP3082930B2 JP 3082930 B2 JP3082930 B2 JP 3082930B2 JP 02204795 A JP02204795 A JP 02204795A JP 20479590 A JP20479590 A JP 20479590A JP 3082930 B2 JP3082930 B2 JP 3082930B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像データを画像圧縮処理する画像処理装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
画像記録装置、例えばサーマルプリンターやインクジ
エツトプリンター、レーザービームプリンターは従来主
として記録端末、即ちビツトマツプメモリーを有する白
/黒プリンターとして使用されていた。しかしながら近
年の半導体メモリーの大容量化、高機能LSIの開発、コ
ンピユータ技術の進歩によりフルカラー画像の高精細記
録としての使用が高まって来ている。
一方、カラー自然画像データをコンピユータに取り込
み、各種処理や通信を行おうとする要求が高まって来て
いる。そのための符号化方式の1つにADCT方式と呼ばれ
る可変長符号化方式があり、画像電子学会誌Vol.18 N
o.6 pp398〜407に記載されている。
このADCT方式を前述の画像記録装置の画像メモリーと
して用いた場合、フルカラーの自然画像を、通常原始デ
ータ(非圧縮データ)で持つより1/10〜1/20のメモリ容
量で済み、記録装置の総合コストを大巾に下げる事が可
能となり、極めて有益である。
一方、通常コンピユータに接続した記録装置として使
用する場合、標準化されたページ記述言語(PDL)を用
い、異った記録装置間でデータの互換性を持たせる事が
普通である。これは各社の異った仕様のプリンター又は
コンピユータを共通の言語により互換性を持たせ、特定
のコンピユータと特定のプリンターしか接続できないと
いう欠点を無くそうとするものである。この様な記述言
語として例えばPost Script(登録商標)等がある。
〔発明が解決しようとしている課題〕
この様なPDLを前述の圧縮されたメモリ上で使用する
場合には、PDL自体がオーバライトの概念で作られたも
のであり(即ち、古い下地データの上に新しいデータを
上書きするという概念)、以下の点で問題がある。
1)ADCTの8×8のブロツク内で画像が合成されたブロ
ツクは、新しい符号データに更新する必要がある。
2)圧縮方式が可変長符号化故、下地の画像のある部分
に、別の画像データを重ねようとした場合、その重ねる
アドレスが一定しない。
3)合成した新しい画像データの総符号長が画質によっ
て変化する。
これから圧縮メモリ上にPDLを使用する事は困難であ
るとされていた。
そこで本発明は、上記欠点を除去し、圧縮データを用
いて多様な画像処理を行うことのできる画像処理装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記課題を解決するため本発明の画像処理装置は、圧
縮された画像データを記憶する手段と、前記記憶手段に
記憶された圧縮画像データの一部を伸張し、伸張された
画像データの少なくとも一部とホストからのコマンドデ
ータに応じて変換された画像データに置換し、再度圧縮
する処理手段と、前記処理手段により圧縮された画像デ
ータの量を検知する検知手段とを有することを特徴とす
る。
〔実施例〕
第1図(a)は本発明の特徴を最も良く表わす図面で
あり、同図に於いて、1はPDL言語のコマンド列を出力
するホストコンピユータ、2はホストコンピユータ1よ
り出力されたコマンド列を受け取り、解釈・実行するイ
ンタプリタ(以下、PDLインタプリタ)、3は下地のデ
ータと2のPDLインタプリタにより新たに生成された画
像データとの合成器、4はADCTによる圧縮を行う圧縮
器、5は十分な量のメモリ量毎にブロツク化して用いら
れる圧縮データメモリ、6は復号器、7は復号器6の出
力を合成器3へ出力するのか、それとも図示しない記録
装置の像形成部等へ出力するかを切り換えるマルチプレ
クサである。8は圧縮データのリードライトを制御する
圧縮メモリのアドレスコントローラである。9はアドレ
スコントローラ8が圧縮メモリ5内の空き領域を管理す
るために用いる空バツフア領域管理回路である。
ホストコンピユータ1よりポストスクリプトのPDLコ
マンドを受けると、PDLインタプリタ2は該コマンドに
より変更になる画像部位を判定し、該当部位を含むブロ
ツクラスタのデータを逐次圧縮メモリ5より読み出し、
復号出力する様にアドレスコントローラ8及び6の復号
器を制御する。同時にマルチプレクサ7を制御し、復号
器6で復号されたデータを合成器3へ出力させる。PDL
インタプリタ2は加えて合成器3をもコントロールし、
復号器6よりの復号データを入力し、バツフアに蓄える
様に設定する。PDLインタプリタ2は復号データの取り
込みが完了したブロツクラスタに対して、このブロツク
ラスタの画素位置に該当する領域に前述のコマンドによ
り生成される新データを上書きする。該ブロツクラスタ
領域に該当するデータを書き終えると、再度該ブロツク
ラスタ領域を圧縮器4にて圧縮し、圧縮メモリ5の該当
位置に格納し直す様に合成器3、圧縮器4及びアドレス
コントローラ8をコントロールする。以上の手順を必要
となるブロツクラスタ全てに亙り繰り返し実行するもの
である。
第1図(b)は上記第1図(a)のインターフエース
部を含むシステム全体の構成を示す図であり、1はホス
トコンピユータ、101は第1図(a)に示すインターフ
エース部、102は出力信号の制御を行い出力コントロー
ラ、103は出力画像を表示するデイスプレイ、104は例え
ば出力画像を公衆回線やローカルエリアネツトワークを
通じて送信するための送信装置、105は感光体上にレー
ザービームを照射して潜像を形成し、これを可視画像形
成するレーザービームプリンタ、106はオペレータが所
望の画像出力を行うために出力先の設定等を行う操作部
である。
第2図は、第1図(a)の3に示される合成器の構成
例である。21、22、23は各々8本のラスターバツフアよ
り成り、各々がブロツクラスタ一本分の復号済データを
保持できる容量を有している。24はセレクタであり、2
のPDLインタプリタからの出力データ27と6の復号器に
より復号されてセレクタ7を経由して入力されている信
号データ28とを、PDLインタプリタ2によりコントロー
ルされるセレクタコントローラ26により出される信号29
に基づき、前述21、22、23の8ラインバツフアのいずれ
かの相異なる8ラインバツフアにそれぞれ独立に接続さ
せるものである。また同じく25もセレクタであり、前述
8ラインバツフア21、22、23のうちの一つを選択出力す
るものである。セレクタコントローラ26はPDLインタプ
リタ2とバツフアの切り替えタイミングを交信する。即
ち、PDLインタプリタ2が新しいバツフアに対してデー
タを書き込みたい旨要求信号を出すと、セレクタコント
ローラ26は8ラインバツフアの21、22、23を要求信号が
来るたびに21→22→23→21→…の順に切り替えて信号線
群27と接続する。同時に22→23→21→22→…の順に切り
替えて信号線群28と接続し、次にPDLインタプリタ2に
より上書きされるブロツクラスタの下地となるデータを
復合して蓄える。また同時にセレクタ25を制御して23→
21→22→23→…の順に切り替えて下地データ上にPDLイ
ンタプリタからの上書きが完了したデータを符号器(圧
縮器)4へ出力する。30はアドレスコントローラであ
り、復号器からの走査線同期信号(HSYNC)と画素同期
(PXCLK)、PDLインタプリタからのデータ出力アドレス
及び符号器からの走査線同期信号、画素同期信号を入力
し、それぞれ復号器より復号されてきた画素データの当
該8ラインバツフア上の出力アドレス、PDLインタプリ
タからのデータを上書きする画素データの当該8ライン
バツフア上の出力アドレス及び符号器へ符号化されるべ
く出力される画素データの当該8ラインバツフア上の出
力アドレスを生成し、セレクタコントローラ26からのセ
レクト信号に従って、それぞれ3組の8ラインバツフア
の相異なるいずれか1つづつに出力される。第3図はア
ドレスコントローラ30の構成例である。31は復号器から
の走査同期信号(HSYNC)をカウントするカウンタであ
り、32は復号器からの画素同期信号(PXCLK)をカウン
トするカウンタである。32はそのカウントを一走査線内
の主走査方向の位置に対応するアドレスを出力し、31は
そのカウントを一ラスタブロツク内の各走査線の先頭の
画素のアドレスの上位ビツトを出力し、31の出力を上位
ビツトとし、32の出力をそれに続く下位ビツトのアドレ
ス信号線として用いることで、復号器からの出力データ
の8ラインバツフア上での格納アドレスを生成してい
る。また、カウンタ32は走査同期信号(HSYNC)により
リセツトされるものである。同様に、33、34は符号器か
らの同期信号をうける。カウンタ33は符号器からの走査
同期信号(HSYNC)をカウントし、カウンタ34は符号器
からの画素同期信号(PXCLK)をカウントし、31、32と
同様に符号器へ出力するデータの該当8ラインバツフア
上での格納アドレスを生成している。セレクタ35、36、
37はそれぞれ復号器から復号されてきたデータを格納す
べき8ラインバツフアを21、22、23の中からセレクタコ
ントローラ26からのセレクト信号によって選択して、カ
ウンタ31、32により生成されたアドレスを出力するセレ
クタ、符号器へ保持しているデータを出力すべき8ライ
ンバツフアを21、22、23の中からセレクタコントローラ
26からのセレクト信号によって選択して、カウンタ33、
34により生成されたアドレスを出力するセレクタ及びPD
Lインタプリタより出力されて来たアドレス信号を上書
きされるべき下地データを保持する8ラインバツフアを
21、22、23の中からセレクタコントローラ26からのセレ
クト信号によって選択して出力するセレクタである。
かくして下地データ上に上書きされたデータは、再度
4の符号器へ転送され圧縮される。圧縮されたデータは
符号器4より圧縮メモリ5へ出力され格納される。
第4図は圧縮メモリ上の各ブロツクラスタに対応する
圧縮データの格納位置を表わしている。例として最大40
96×4096画素、1画素3バイト(1バイト/色)でなる
画像を扱うものとする。この最大画像は48MByteの容量
をもつ。符号器4による圧縮比を1/12に設定してあると
する。ブロツクラスタは各ブロツクが8×8画素単位で
構成されて圧縮されている。よって最大サイズの画像は
512×512のブロツクで構成される。最大サイズの画像は
約4MByteの容量に圧縮され、各ブロツクラスタ当りの平
均符号長は8KByteとなる。本実施例では各ブロツクラス
タ当りのメモリ容量として平均符号長のデータ量を想定
し、第4図で示す如く圧縮メモリは8KByte毎に各ブロツ
クラスタに対する圧縮メモリ領域を設定してある。
第5図は、第4図で示す圧縮メモリに実際に保持され
ているデータの様子を表現している。第5図の各ブロツ
クは第4図の各ブロツクラスタのデータ領域と同一のも
ので、平均符号長毎に各ブロツクラスタに対する圧縮メ
モリ領域を設定していることを明示して表現してある。
斜線で表現されている部分が実際に各ブロツクラスタに
対する符号を格納してある領域を示している。第5図に
おいて、原画像の第2ブロツクラスタ、第4ブロツクラ
スタ、第7ブロツクラスタ、第10ブロツクラスタ、…、
第506ブロツクラスタ、第510ブロツクラスタに関して
は、平均符号長よりも長い符号量となっており、平均符
号長のデータ量毎に設定されているブロツクラスタ圧縮
メモリ領域の1本におさまりきらず複数の領域を用いて
格納されている。特に第7ブロツクラスタに関しては、
2本目の領域を用いても収まりきらず、3本の領域を用
いて格納している例となっている。
第6図は第1図のアドレスコントローラ8に示すアド
レスコントローラ及び空バツフア領域管理回路9の構成
を示す。61はブロツクラスタの同期信号をカウントする
カウンタであり、圧縮メモリ内の第何ブロツクラスタの
領域をアクセスするかをカウント値で示す。PDLインタ
プリタ62により書き替えられるブロツクアドレスに対応
する値が信号線62を経て61のカウンタの初期値としてセ
ツトされ、符号器4からのブロツクラスタ同期信号63を
カウントする。64はブロツクデータの転送クロツクをカ
ウントするカウンタであり、符号器4からのバイト毎の
転送クロツク65をカウントし、カウント値で当該ブロツ
クラスタデータ内のどの位置に格納するかを示してい
る。64は符号器のブロツクラスタ同期信号でリセツトさ
れる。また64は圧縮メモリ内の当該ブロツクラスタ用の
メモリ領域にデータを格納しきれない場合にはカウント
アツプ(キヤリー)信号76を発生し自分自身をリセツト
する。この場合はカウントアツプ信号76により第1図
(a)9の空バツフア領域管理回路を起動して残りのデ
ータを引き続き格納すべき圧縮メモリ上のブロツクラス
タ用メモリ領域の位置を得る。66は61と同様ブロツクラ
スタの同期信号をカウントするカウンタであり、PDLイ
ンタプリタ62により上書きされる画素位置を含むブロツ
クラスタの中の最初のブロツクラスタ番号が初期カウン
トしてセツトされ、以降復号器よりのブロツクラスタ同
期信号67をカウントし、カウント値により圧縮メモリ内
の第何ブロツクラスタの領域をアクセスするかを示す。
68は64と同じくデータの転送クロツクをカウントするカ
ウンタであり、復号器からのバイト毎の転送クロツクを
カウントし、カウント値で当該ブロツクラスタデータ内
のどの位置を読み出すかを示している。68は復号器のラ
スター同期信号でリセツトされる。また68は圧縮メモリ
内の該当ブロツクラスタ用のメモリ領域いっぱいにデー
タを読み出しても、該ブロツクラスタのデータを全ては
読み出せていない場合にはカウントアツプ(キヤリー)
信号73を発生し、自分自身をリセツトする。この場合は
カウントアツプ信号73により第1図9の空きバツフア管
理回路を起動して、残りのデータを引き続き読み出すべ
き圧縮メモリ上のブロツクラスタ用メモリ領域の位置を
得る。9の空きバツフア領域管理回路はブロツクデータ
の転送クロツクをカウントするカウンタ64よりのカウン
トアツプ(キヤリー)信号76により起動を受けると、書
き込み中のブロツクラスタの画像メモリ内の拡張用ブロ
ツクラスタメモリ領域のアドレスを信号線80に出力す
る。と同時にセレクタ78の選択切替信号74及びラツチ79
のラツチタイミング信号75を出力する。信号線80に出力
した拡張領域用ブロツクラスタメモリ位置は、信号74に
よるタイミングでセレクタ78で選択出力され、信号線75
のタイミングによりラツチ79に保持され、以降の画像デ
ータの格納アドレスの上位アドレスとして用いられる。
同様に9の空きバツフア管理回路はクロツクデータの転
送クロツクをカウントするカウンタ68よりのカウントア
ツプ(キヤリー)信号73により起動を受けると、読み出
し中のブロツクラスタの画像メモリ内の拡張用ブロツク
ラスタメモリ領域のアドレスを信号線81に出力する。と
同時にセレクタ83の選択切替信号87及びラツチ84のラツ
チタイミング信号88を出力する。信号線81に出力した拡
張領域用ブロツクラスタメモリ位置は、信号87によるタ
イミングでセレクタ83で選択出力され、信号線88のタイ
ミングでラツチ84に保持され、以降の画像データの読み
出しアドレスの上位アドレスとして用いられる。
第7図に画像メモリ空バツフア領域管理回路9の詳細
な構成を示す。バツフア読み書き制御回路90は信号76を
入力すると信号102をフラグバツフア91へ出力する。フ
ラグバツフア91は第8図に示す様な、拡張空き領域ブロ
ツクラスタの数分のバツフアとなっており、同図では各
1ビツトよりなる512個のセルより構成されている。各
セルはそれぞれ第4図に示される画像メモリの第0拡張
(ブロツクラスタ)領域〜第511拡張(ブロツクラス
タ)領域に対応しており、“1"で対応する拡張領域が空
き領域であることを示し、“0"で既使用中領域であるこ
とを示している。バツフア91は信号102を受けると、保
持する512ビツトの情報を各々98−0〜98−511より成る
信号98へ出力する。ソータ92は信号98の入力を受け、98
−0〜98〜511の中で“1"である信号線のうち最も順番
の若いものを選び出し、その順番の信号のみを“1"とし
て、その他を“0"として出力する512入力512出力の回路
である。ソータ92の構成例を第9図に示す。ソータ92の
出力信号99はエンコーダ93においてその“1"である信号
線の順番を9ビツトの2進数にエンコードされて9ビツ
トより成る信号80として出力される。エンコーダ93によ
り出力された信号80は2進表現で拡張領域の位置を示し
ており、94の拡張ブロツクアドレスバツフアの中に取り
込まれる。バツフアテーブル94は第11図に示される様な
テーブルとして構成され、信号86で入力された拡張前の
ブロツクアドレスを90よりバツフアテーブル94のアクセ
ス位置として信号101より受け、該当位置に信号80の内
容をとり込むものである。
バツフア読み書き制御回路90は信号73を入力すると、
その時点で読み出し中のブロツク番号を信号82で入力
し、拡張ブロツクアドレスバツフア94に対して信号101
として該ブロツク番号を出力する。拡張ブロツクアドレ
スバツフア98は信号101にて指定される位置の内容を信
号線81に出力する。信号線81は信号82で入力された読み
出し中のブロツクラスタの続きのデータが格納されてい
るブロツクラスタバツフアの番号を出力している。この
信号81は同時にデコーダ96へも出力される。デコーダ96
は9ビツトの2進数で表現されている信号81を512本の
信号線100に9ビツトの2進数を示す番号の順番の信号
のみを“1"として、他の信号を“0"として信号100〜0
〜100−511として出力する。95のフラグバツフア更新回
路は、信号98、99、100を出力し、書き込みに使われる
拡張ブロツクの位置のフラグは“0"とし、読み出される
拡張ブロツクの位置のフラグは“1"とするもので、画像
メモリの空バツフア領域の使用状態を更新するものであ
り、第10図にその詳細が示されるものである。
ラツチ79及びカウンタ64はラツチ79の出力が上位アド
レス信号、64のカウント値が下位アドレス信号として組
み合わされて圧縮メモリの書込みデータアドレスとして
用いられ、同様にラツチ84及びカウンタ68はラツチ84の
出力が上位アドレス信号、68のカウント値が下位アドレ
ス信号として組み合わされて圧縮メモリからの読出しデ
ータアドレスとして用いられる。70の読み書き制御回路
は、前記書き込みデータアドレス、読み出しデータアド
レス、符号器からのデータ転送クロツク65、復号器から
のデータ転送クロツク69を入力して、前記圧縮メモリか
らのデータの読み出し、及び書き込みのアドレス、タイ
ミングを制御するものである。
符号器、復号器は例えば、米国C−Cube社製のCL550
等のLSIを使用すれば同期信号等を調整する回路を必要
に応じて付加することにより容易に構成が可能である。
前記ブロツクラスタの区切りはマーカーコードを用い
て制御され、またこのマーカーコードを用いることによ
り、各ブロツクラスタ毎に独立して符号化及び復号化さ
れている。このマーカーコードに関しては、前述の文献
(画像電子学会誌)に説明されている。
〔実施例2〕 前記、実施例に於いてはPDLインタプリタ2は、ホス
トコンピユータ1よりPDLコマンドを受けると逐次該コ
マンドにより変更になる画像部位を判定して、該当部位
を復号化、書替え、再符号化する様にしたが、これに限
るものではなく、例えば第12図に示す如く、イメージバ
ツフア71及びコマンドバツフア72を用いてホストコンピ
ユータ1より受けたたPDLコマンド及びデータを、何命
令分かバツフアに一旦保持して、あるまとまった数のコ
マンド毎にそれぞれのコマンドにより変更になる部位を
判定して同一ブロツクラスタに関する書き替えを一度に
行う様にする。即ち、復号化→当該ブロツクラスタに関
する書替えを全て実行→再符号化の如くに行ってもよ
い。
この様に、何命令かバツフアに一旦保持してあるまと
まった数のコマンド毎に処理を行なえば、復号及び再符
号化の回数を低減でき、それに伴う画質の劣化の程度を
減らし得るという効果を生む。また、ホストコンピユー
タ1に対しての、コマンド実行に起因する待ち時間を減
らし得るという効果をも生む。
以上の様に本発明の上記実施例によれば、圧縮メモリ
ー内をブロツクタスター分の平均符号長程度の容量の固
定長ブロツクに区切って使用し、このブロツクラスタを
単位に再生、変更、再符号化を行なう。符号化の際に、
前記固定ブロツク長を越える符号長となったか否かを検
知する手段、及び、圧縮メモリー内の空き固定ブロツク
を管理する手段を設け、固定ブロツク長を越える符号量
となったブロツクラスタの符号は、複数の固定長ブロツ
クにまたがってデータを保持する様にしたものである。
これにより、圧縮メモリ上でのPDLの使用を容易にした
ものである。
即ち、圧縮メモリを用いて画像データを編集操作する
ことにより、実データを保持するに十分なデータ容量を
もつメモリを使用する場合に対して大巾なコストダウン
がはかれる効果がある。
またブロツクラスタ分の平均符号長程度の容量の固定
長ブロツクに区切って使用し、このブロツクラスタを単
位に再生、変更、再符号化を行い、符号化の際に前記固
定ブロツク長を越える符号長となったか否かを検知する
手段及び圧縮メモリー内の空き固定長ブロツクを管理す
る手段を設け、固定長を越える符号量となったブロツク
ラスタの符号は、複数の固定長ブロツクにまたがってデ
ータを保持する様にすることによって可変長符号形式を
とる圧縮法を用いて画像の編集操作を行うことを容易に
するといった効果を有する。
なお上述の実施例では、PDLとしてPS(ポストスクリ
プト)を例に説明したが、他のPDLであってもよいのは
勿論である。
また圧縮形式はADCTに限らず、他の直交変換符号化、
予測符号化、ランレングス符号化などであってもよい。
また編集は上書きに限らず、前のデータと後のデータ
を用いた演算(例えば乗算やAND,ORなどをとる)を行っ
てもよい。即ちオーバレイ、変調等の処理を行うことも
できる。
またデコードされた出力信号はデイスプレイ等の表示
手段により表示するほか、レーザービームプリンタやイ
ンクジエツトプリンタ、熱転写プリンタ等によりハード
コピーを行うことができる。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば圧縮データを用いて多様な
画像処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特徴を最も良く表わす図、 第2図は合成器の構成図、 第3図は合成器内のアドレスコントローラの構成図、 第4図は圧縮メモリ上の各ブロツクラスタに対応するデ
ータ領域を示す図、 第5図は圧縮メモリ上に保持されているデータの様子を
表わす図、 第6図は圧縮メモリのアドレスコントローラの構成図、 第7図は空バツフア領域管理回路の構成図、 第8図はフラグバツフアの構成図、 第9図はソータの構成図、 第10図はフラグバツフア更新回路の構成図、 第11図は拡張ブロツクアドレスバツフアの構成図、 第12図は第2の実施例を示す図である。 1……ホストコンピユータ 2……PDLインタプリタ 3……合成器 4……符号器 5……圧縮メモリ 6……復号器 7……セレクタ 8……圧縮メモリのアドレスコントローラ 9……空バツフア領域管理回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 H04N 1/41 - 1/419 G06T 1/00 G06T 3/00 - 3/60 G06T 11/80

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮された画像データを記憶する手段と、 前記記憶手段に記憶された圧縮画像データの一部を伸張
    し、伸張された画像データの少なくとも一部をホストか
    らのコマンドデータに応じて変換された画像データに置
    換し、再度圧縮する処理手段と、 前記処理手段により圧縮された画像データの量を検知す
    る検知手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記圧縮された画像データは、複数の画素
    から構成されるブロツク単位に可変長で圧縮された画像
    データであることを特徴とする請求項第(1)項記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記圧縮画像データの一部は圧縮される単
    位ブロツクより大きい所定の領域に対応する圧縮画像デ
    ータであることを特徴とする請求項第(1)項記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】前記処理手段は、前記所定の領域毎に伸
    張、編集処理、再圧縮を行なう手段であって前記所定の
    領域の圧縮画像データを伸張する伸張器と、前記所定の
    領域の伸張された画像データを保持する手段と、該デー
    タ保持手段上に前記別の画像データを上書きする手段
    と、該バツフアに保持されているデータを再圧縮する圧
    縮器と、前記保持手段、圧縮器、圧縮メモリ、復号器間
    のデータの流れを制御する制御手段とにより構成される
    ことを特徴とする請求項第(3)項記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】上記検知手段により検知された画像データ
    の量が所定の量を越える場合に、該画像データを格納す
    るためのメモリ領域を変化させることを特徴とする請求
    項第(1)項記載の画像処理装置。
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