JPH1124651A - 画像データの回転方法及びその処理装置 - Google Patents
画像データの回転方法及びその処理装置Info
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- JPH1124651A JPH1124651A JP9173514A JP17351497A JPH1124651A JP H1124651 A JPH1124651 A JP H1124651A JP 9173514 A JP9173514 A JP 9173514A JP 17351497 A JP17351497 A JP 17351497A JP H1124651 A JPH1124651 A JP H1124651A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像データの回転において、回転前画像と回転
後画像の2画面分のメモリが必須なため、メモリ容量が
大きく、また1画面の画像の回転終了後に表示していた
ため、表示までの時間がかかった。 【解決手段】画像を分割して画像ブロックを作成する画
像ブロック作成手段3と、各画像ブロックごとに画像デ
ータを圧縮する圧縮手段4と、圧縮画像データを記憶す
るメモリ8と、画像の回転方向に従って圧縮画像データ
の読み出し順序を変える読み出し指示手段9と、呼び出
された画像ブロックの圧縮画像データを画像表示タイミ
ングに従って伸長する伸長手段10と、伸長された伸長
画像データを回転する回転手段11を設けた。
後画像の2画面分のメモリが必須なため、メモリ容量が
大きく、また1画面の画像の回転終了後に表示していた
ため、表示までの時間がかかった。 【解決手段】画像を分割して画像ブロックを作成する画
像ブロック作成手段3と、各画像ブロックごとに画像デ
ータを圧縮する圧縮手段4と、圧縮画像データを記憶す
るメモリ8と、画像の回転方向に従って圧縮画像データ
の読み出し順序を変える読み出し指示手段9と、呼び出
された画像ブロックの圧縮画像データを画像表示タイミ
ングに従って伸長する伸長手段10と、伸長された伸長
画像データを回転する回転手段11を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置に表示
する画像データの回転に関わる。特にインクジェットプ
リンタ,ドットマトリックスプリンタ,レーザプリンタ
などのプリンタやCRTディスプレイ,液晶ディスプレ
イなどのディスプレイなど画像情報の表示,印刷に関す
るものである。
する画像データの回転に関わる。特にインクジェットプ
リンタ,ドットマトリックスプリンタ,レーザプリンタ
などのプリンタやCRTディスプレイ,液晶ディスプレ
イなどのディスプレイなど画像情報の表示,印刷に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタにおいて横長の表示画像を印写
したいとき、プリンタの印字幅が印字したい画像の幅よ
り短いプリンタにおいては、画像を回転させて印写しな
ければならない。
したいとき、プリンタの印字幅が印字したい画像の幅よ
り短いプリンタにおいては、画像を回転させて印写しな
ければならない。
【0003】従来の画像データの回転方法は、回転前の
画像と回転後の画像の2画面分の画像メモリを用意し、
回転前の画像データの読み出し方向を変えることによ
り、回転後の画像データを生成してメモリに記憶させる
方法を用いている。
画像と回転後の画像の2画面分の画像メモリを用意し、
回転前の画像データの読み出し方向を変えることによ
り、回転後の画像データを生成してメモリに記憶させる
方法を用いている。
【0004】画像データの回転方法の中で、1画面全体
を一度に回転させる方法が主流であるが、画像を分割し
て個々に回転させて組み合わせる方法が開示されてい
る。
を一度に回転させる方法が主流であるが、画像を分割し
て個々に回転させて組み合わせる方法が開示されてい
る。
【0005】特開平2−148369 号公報においては、二次
元画像データを複数のブロックに分割し、ブロック単位
にブロック内の画素データを回転させるブロック内並べ
替え処理と、ブロック内並べ替え済みブロックの配列を
変えるブロック間並べ替え処理からなる画像データの並
べ替え方式について開示している。
元画像データを複数のブロックに分割し、ブロック単位
にブロック内の画素データを回転させるブロック内並べ
替え処理と、ブロック内並べ替え済みブロックの配列を
変えるブロック間並べ替え処理からなる画像データの並
べ替え方式について開示している。
【0006】また、特開平8−224916 号公報において
は、画像データ分割手段と位置指示手段と圧縮手段と第
一メモリ手段と伸長手段とローテータ手段と第二メモリ
手段を有する画像データ処理装置について開示してい
る。
は、画像データ分割手段と位置指示手段と圧縮手段と第
一メモリ手段と伸長手段とローテータ手段と第二メモリ
手段を有する画像データ処理装置について開示してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像データの回
転方法では、回転前の画像データと回転後の画像データ
の2画面分のメモリが必要となり、画像データを記憶す
るメモリ容量が大きいものであった。
転方法では、回転前の画像データと回転後の画像データ
の2画面分のメモリが必要となり、画像データを記憶す
るメモリ容量が大きいものであった。
【0008】特開平2−148369 号公報ではブロック単位
に画像データを回転していくための画像データは、ビッ
トマップデータであるためメモリ容量が大きかった。そ
れに対して特開平8−224916 号公報では、圧縮した画像
データを用いているため、メモリ容量を減ずることがで
きた。
に画像データを回転していくための画像データは、ビッ
トマップデータであるためメモリ容量が大きかった。そ
れに対して特開平8−224916 号公報では、圧縮した画像
データを用いているため、メモリ容量を減ずることがで
きた。
【0009】しかしながら特開平8−224916 号公報で
は、1画面分の画像データが回転終了後に印写を行うた
め、印写開始までの時間が長いと云う欠点があった。
は、1画面分の画像データが回転終了後に印写を行うた
め、印写開始までの時間が長いと云う欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】印写画像領域の画像デー
タを縦横それぞれ2つ以上に分割して同一形状の画像ブ
ロックを作成した後、各画像ブロックごとに圧縮し、圧
縮画像データをメモリ上の所定の位置に記憶させた後、
画像の回転方向に従ってメモリ上の圧縮された画像デー
タの読み出し順序を変えるとともに、画像表示装置の表
示タイミングに従って前記圧縮画像データを伸長し、前
記メモリとは別の位置のメモリに一時記憶させ、更に伸
長画像データの読み出し方向を画像の回転方向に従って
変えることによって、回転された画像データを得るた
め、印写画像領域の画像データを縦横それぞれ2つ以上
に分割して同一形状の画像ブロックを作成する画像ブロ
ック作成手段と、各画像ブロックごとに画像データを圧
縮する圧縮手段と、圧縮画像データを伸長する伸長手段
と、圧縮画像データ及び伸長画像データを記憶するメモ
リと、画像の回転方向に従ってメモリ上の圧縮画像デー
タの読み出し順序を変える読み出し指示手段とともに、
伸長画像データを回転させる回転手段を有する。
タを縦横それぞれ2つ以上に分割して同一形状の画像ブ
ロックを作成した後、各画像ブロックごとに圧縮し、圧
縮画像データをメモリ上の所定の位置に記憶させた後、
画像の回転方向に従ってメモリ上の圧縮された画像デー
タの読み出し順序を変えるとともに、画像表示装置の表
示タイミングに従って前記圧縮画像データを伸長し、前
記メモリとは別の位置のメモリに一時記憶させ、更に伸
長画像データの読み出し方向を画像の回転方向に従って
変えることによって、回転された画像データを得るた
め、印写画像領域の画像データを縦横それぞれ2つ以上
に分割して同一形状の画像ブロックを作成する画像ブロ
ック作成手段と、各画像ブロックごとに画像データを圧
縮する圧縮手段と、圧縮画像データを伸長する伸長手段
と、圧縮画像データ及び伸長画像データを記憶するメモ
リと、画像の回転方向に従ってメモリ上の圧縮画像デー
タの読み出し順序を変える読み出し指示手段とともに、
伸長画像データを回転させる回転手段を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、画像表示装置としてプリン
タを例に記述するが、ディスプレイについても同様に画
像の回転を行えるので、画像表示装置はプリンタに限る
物ではない。本発明について、図3より図6を用いて説
明する。通常ワープロ文書などは縦長の紙に印字するた
め、図3(A)のように縦長の画像データを、図3
(B)のように上部の画像データから順に読み出して、
プリンタへ画像データとして送出していた。
タを例に記述するが、ディスプレイについても同様に画
像の回転を行えるので、画像表示装置はプリンタに限る
物ではない。本発明について、図3より図6を用いて説
明する。通常ワープロ文書などは縦長の紙に印字するた
め、図3(A)のように縦長の画像データを、図3
(B)のように上部の画像データから順に読み出して、
プリンタへ画像データとして送出していた。
【0012】しかしながら、表計算やグラフ,図を用い
た文書では横長の画像が主流であり、縦長の紙しか印刷
できないプリンタでは、図4のように(C)から(D)
へ画像全体を回転の後、(E)のように順にプリンタへ
画像データを送出していた。しかしながら、図3のよう
に縦長文書では1画面の画像をメモリに有しておれば印
刷できたのに、横長文書の場合は図4のように横長の画
像データと、回転させた縦長の画像データの2画面をメ
モリに持たなければならなかった。
た文書では横長の画像が主流であり、縦長の紙しか印刷
できないプリンタでは、図4のように(C)から(D)
へ画像全体を回転の後、(E)のように順にプリンタへ
画像データを送出していた。しかしながら、図3のよう
に縦長文書では1画面の画像をメモリに有しておれば印
刷できたのに、横長文書の場合は図4のように横長の画
像データと、回転させた縦長の画像データの2画面をメ
モリに持たなければならなかった。
【0013】さらにプリンタにおいては、紙詰まりなど
のエラー対策に1画面、コンピュータからのデータ受け
取りのために1画面を確保しなければならず、合計4画
面のビットマップ画像データをメモリに確保しようとし
ていた。そのため、画像を記憶させておくメモリの容量
が膨大な物となって、プリンタなどの価格を高くしてい
た。
のエラー対策に1画面、コンピュータからのデータ受け
取りのために1画面を確保しなければならず、合計4画
面のビットマップ画像データをメモリに確保しようとし
ていた。そのため、画像を記憶させておくメモリの容量
が膨大な物となって、プリンタなどの価格を高くしてい
た。
【0014】そこで本発明の方法では、図5(F)のよ
うに先ず1画面の画像データを所定の分割数で分割し、
所定サイズの画像ブロックを作る。さらに画像ブロック
で分割された画像データ(G)を圧縮して、符号化
(H)を行う。このようにして圧縮された画像データを
メモリの所定の位置に記憶させる(I)。
うに先ず1画面の画像データを所定の分割数で分割し、
所定サイズの画像ブロックを作る。さらに画像ブロック
で分割された画像データ(G)を圧縮して、符号化
(H)を行う。このようにして圧縮された画像データを
メモリの所定の位置に記憶させる(I)。
【0015】更に図6のようにコンピュータなどから指
定のあった回転方向に従って画像ブロックの読み出し順
序(J)を変えて、メモリから指示のあった画像ブロッ
クを呼び出す(K)。図6の場合13,9,5,1,1
4,10,6,2,15,11,7,3,16,12,
8,4の順に呼び出す。そして圧縮画像データを伸長し
て(L)、一時メモリに記憶させた後、コンピュータな
どから指定のあった回転方向に従って画像ブロック内の
回転を行う(M)。
定のあった回転方向に従って画像ブロックの読み出し順
序(J)を変えて、メモリから指示のあった画像ブロッ
クを呼び出す(K)。図6の場合13,9,5,1,1
4,10,6,2,15,11,7,3,16,12,
8,4の順に呼び出す。そして圧縮画像データを伸長し
て(L)、一時メモリに記憶させた後、コンピュータな
どから指定のあった回転方向に従って画像ブロック内の
回転を行う(M)。
【0016】このとき、バンド状に一列の画像データが
全部伸長及び回転したところ(N)で、順次プリンタの
同期信号に従ってプリンタへ画像データを送出してい
く。以上の手順で画像を回転する。
全部伸長及び回転したところ(N)で、順次プリンタの
同期信号に従ってプリンタへ画像データを送出してい
く。以上の手順で画像を回転する。
【0017】本発明の特徴は、画像表示装置のエンジン
に用意される画像メモリに、圧縮された画像データの他
に、必要な画像データのみメモリから伸長されプリンタ
へ送出するので、1画面のビットマップ画像データをメ
モリに必要とせず、そのためのメモリ容量を少なくでき
ることである。
に用意される画像メモリに、圧縮された画像データの他
に、必要な画像データのみメモリから伸長されプリンタ
へ送出するので、1画面のビットマップ画像データをメ
モリに必要とせず、そのためのメモリ容量を少なくでき
ることである。
【0018】図1を用いて本発明の画像データ処理装置
の実施例を説明する。コンピュータ1によって源画像メ
モリ2に蓄積された画像データを、コンピュータ1から
の要求に従って画像を分割して、画像ブロックを作成す
る画像ブロック作成手段3を通り、画像ブロック作成手
段3で決定された範囲の画像データを源画像メモリ2か
ら読み出し、圧縮手段4にて画像データの圧縮を行う。
このときの圧縮はいかなる圧縮方式を用いても良いが、
好ましくは固定長符号化圧縮を用いた方が以後の転送速
度が一定にできるので良い。
の実施例を説明する。コンピュータ1によって源画像メ
モリ2に蓄積された画像データを、コンピュータ1から
の要求に従って画像を分割して、画像ブロックを作成す
る画像ブロック作成手段3を通り、画像ブロック作成手
段3で決定された範囲の画像データを源画像メモリ2か
ら読み出し、圧縮手段4にて画像データの圧縮を行う。
このときの圧縮はいかなる圧縮方式を用いても良いが、
好ましくは固定長符号化圧縮を用いた方が以後の転送速
度が一定にできるので良い。
【0019】また特に高効率の圧縮を求めるならばMH
圧縮やMR圧縮などの可変長符号化圧縮を用いてもよ
い。
圧縮やMR圧縮などの可変長符号化圧縮を用いてもよ
い。
【0020】圧縮された画像データはエンジン側へイン
ターフェース5,6を通して転送され、画像メモリ8に
記憶される。ここで用いるインターフェース6はプリン
タで通常用いられているパラレルインターフェースで
も、データ通信に用いられるシリアルインターフェイス
でも良い。
ターフェース5,6を通して転送され、画像メモリ8に
記憶される。ここで用いるインターフェース6はプリン
タで通常用いられているパラレルインターフェースで
も、データ通信に用いられるシリアルインターフェイス
でも良い。
【0021】順序良く並べられた画像ブロックは、コン
ピュータで指示のあった回転方向で印刷を行うために、
読み出し指示手段9から指示される順序で画像ブロック
を呼び出す。読み出し順序については後述する。
ピュータで指示のあった回転方向で印刷を行うために、
読み出し指示手段9から指示される順序で画像ブロック
を呼び出す。読み出し順序については後述する。
【0022】呼び出される画像ブロックのデータは圧縮
画像データであるため、プリンタ7とのタイミングをと
りながら伸長手段10にて伸長を行う。これによって特
定の画像ブロックのビットマップデータが再生される。
この画像データは回転手段11によって回転処理され
る。回転手段11では縦横の画素数を確認した後、一時
メモリ12に画像データを記憶させる。コンピュータな
どの画像源からの信号に従って画像の回転を行うため、
ブロック内の画像データの読み出し順序を指示して、所
定の順序で画像データを呼び出すことによって、回転さ
れた画像データを得る。回転に伴う読み出し順序につい
ては後述する。
画像データであるため、プリンタ7とのタイミングをと
りながら伸長手段10にて伸長を行う。これによって特
定の画像ブロックのビットマップデータが再生される。
この画像データは回転手段11によって回転処理され
る。回転手段11では縦横の画素数を確認した後、一時
メモリ12に画像データを記憶させる。コンピュータな
どの画像源からの信号に従って画像の回転を行うため、
ブロック内の画像データの読み出し順序を指示して、所
定の順序で画像データを呼び出すことによって、回転さ
れた画像データを得る。回転に伴う読み出し順序につい
ては後述する。
【0023】図1については、後述する別の実施例であ
る回転後の画像データを記憶するメモリ領域13につい
ても記述している。
る回転後の画像データを記憶するメモリ領域13につい
ても記述している。
【0024】以上の構成を用いれば、メモリの低減を行
うことができる。具体的には、従来24MBのメモリを
プリンタに用意していたが、この方法を用いれば8MB
のメモリで印写できる。
うことができる。具体的には、従来24MBのメモリを
プリンタに用意していたが、この方法を用いれば8MB
のメモリで印写できる。
【0025】また、この構成であれば、高速に画像を出
力することができる。具体的には、画像データを1画面
分完成する前に出力し始めることができるので、プリン
タのタイミングに従ったメモリ読み出しができ、高速印
写ができる。
力することができる。具体的には、画像データを1画面
分完成する前に出力し始めることができるので、プリン
タのタイミングに従ったメモリ読み出しができ、高速印
写ができる。
【0026】以下、詳細に記述する。先ず、画像ブロッ
クの分割数について記述する。
クの分割数について記述する。
【0027】画像ブロックの分割数は、縦横で同じであ
る必要はなく、画像ブロックが正方形である必要はない
が、縦横の分割数を等しくするか、画像ブロックを正方
形にすることで画像ブロックの取り扱いが容易にでき
る。
る必要はなく、画像ブロックが正方形である必要はない
が、縦横の分割数を等しくするか、画像ブロックを正方
形にすることで画像ブロックの取り扱いが容易にでき
る。
【0028】縦横の分割数を等しくする実施例では、画
像ブロックの左右上下方向の位置を示すブロックアドレ
スの管理が容易にできる。例えば、分割数を8×8や1
6×16にすると、縦横各3ビット,4ビットになり、
配列の座標変換などでブロックアドレスの読み出しが容
易になる。好ましくは256×256に分割して縦横各
8ビットのブロックアドレスを用いて、画像ブロックを
小さくすることにより、回転手段で用いる画像ブロック
サイズが小さくできる。プリンタに同期した画像データ
の伸長においても必要最小限の画像データのみ伸長する
ことができて良い。この実施例の場合、印刷(表示)す
る全体画像サイズが変われば画像ブロックが変化するの
で、その配慮が必要である。
像ブロックの左右上下方向の位置を示すブロックアドレ
スの管理が容易にできる。例えば、分割数を8×8や1
6×16にすると、縦横各3ビット,4ビットになり、
配列の座標変換などでブロックアドレスの読み出しが容
易になる。好ましくは256×256に分割して縦横各
8ビットのブロックアドレスを用いて、画像ブロックを
小さくすることにより、回転手段で用いる画像ブロック
サイズが小さくできる。プリンタに同期した画像データ
の伸長においても必要最小限の画像データのみ伸長する
ことができて良い。この実施例の場合、印刷(表示)す
る全体画像サイズが変われば画像ブロックが変化するの
で、その配慮が必要である。
【0029】画像ブロックを正方形にする実施例の場
合、回転手段の大きさを固定にできるので良い。例えば
回転手段で扱える大きさを256×256にすると、画
像ブロック内の回転が容易になり、前記の公知例と同様
の処理を行える。
合、回転手段の大きさを固定にできるので良い。例えば
回転手段で扱える大きさを256×256にすると、画
像ブロック内の回転が容易になり、前記の公知例と同様
の処理を行える。
【0030】次に、画像ブロックの作成方法について図
10を用いて記述する。回転をしていない画像(P)の
場合、画像を左上に詰めて処理していくと、画像表示領
域との関係で表示できない領域(斜線部)が生じる。こ
の非表示部分はデータとしては固定値、例えば0を入れ
てしまい、画像が表示されないようにして画像ブロック
を形成する。
10を用いて記述する。回転をしていない画像(P)の
場合、画像を左上に詰めて処理していくと、画像表示領
域との関係で表示できない領域(斜線部)が生じる。こ
の非表示部分はデータとしては固定値、例えば0を入れ
てしまい、画像が表示されないようにして画像ブロック
を形成する。
【0031】画像を回転させない場合、順に画像を伸長
させれば問題ない。しかしながら画像を回転させたと
き、非表示部分が左や上の部分にくるため、非表示部分
のデータを無視しなければならない。右に90度回転画
像(Q)では左部分、右に180度回転(R)では左部分
と上部分、右に270度回転(S)では上部分のデータ
を無視する。そのため画像の全サイズと画像ブロックを
複数個並べた時のサイズを比較し、その差分を一時保管
し、読み出し段階で無視する。
させれば問題ない。しかしながら画像を回転させたと
き、非表示部分が左や上の部分にくるため、非表示部分
のデータを無視しなければならない。右に90度回転画
像(Q)では左部分、右に180度回転(R)では左部分
と上部分、右に270度回転(S)では上部分のデータ
を無視する。そのため画像の全サイズと画像ブロックを
複数個並べた時のサイズを比較し、その差分を一時保管
し、読み出し段階で無視する。
【0032】別の実施例として個々の画像ブロックに非
表示領域を持つ場合もあるが、その場合も非表示領域の
大きさを判定し、その幅で無視する。
表示領域を持つ場合もあるが、その場合も非表示領域の
大きさを判定し、その幅で無視する。
【0033】次に、画像ブロックのメモリ記憶方法につ
いて記述する。上記のようにして大きさの決められた画
像ブロックは、ブロックの左右上下方向の位置から決め
られるブロックアドレスに従って、メモリの所定のメモ
リアドレスに書いていく。
いて記述する。上記のようにして大きさの決められた画
像ブロックは、ブロックの左右上下方向の位置から決め
られるブロックアドレスに従って、メモリの所定のメモ
リアドレスに書いていく。
【0034】第一の方法は、画像ブロックデータを、記
憶させるメモリ容量を固定として画像ブロックを順次記
憶させていく方法である。この方法は固定長符号化圧縮
の場合、効率よく記憶させることができて良く、ブロッ
クアドレスとメモリアドレスが一義的に決まるので、画
像データの読み出しが容易にできる。
憶させるメモリ容量を固定として画像ブロックを順次記
憶させていく方法である。この方法は固定長符号化圧縮
の場合、効率よく記憶させることができて良く、ブロッ
クアドレスとメモリアドレスが一義的に決まるので、画
像データの読み出しが容易にできる。
【0035】また可変長符号化圧縮の場合、高効率で画
像データを圧縮できるのでメモリサイズを固定長符号化
圧縮のものよりも小さくして記憶できる。
像データを圧縮できるのでメモリサイズを固定長符号化
圧縮のものよりも小さくして記憶できる。
【0036】しかしながら可変長符号化圧縮の場合、時
折期待されるデータ長よりも長くなってしまうことがあ
り、この時は別のメモリアドレスの位置に続けて記憶さ
せる。そのためメモリには拡張領域が必要である。
折期待されるデータ長よりも長くなってしまうことがあ
り、この時は別のメモリアドレスの位置に続けて記憶さ
せる。そのためメモリには拡張領域が必要である。
【0037】また拡張領域の管理には、一義的なメモリ
配置を行ってもいいが、どの画像ブロックが拡張されて
どこのメモリアドレスに入れたかを管理する拡張データ
管理手段(図示せず)を設けると良い。例えば図8のよ
うに各画像ブロックを記憶させるメモリ領域の先頭位置
を任意に決めておき、各画像ブロック21〜25を記憶
させる。
配置を行ってもいいが、どの画像ブロックが拡張されて
どこのメモリアドレスに入れたかを管理する拡張データ
管理手段(図示せず)を設けると良い。例えば図8のよ
うに各画像ブロックを記憶させるメモリ領域の先頭位置
を任意に決めておき、各画像ブロック21〜25を記憶
させる。
【0038】第1画像ブロックと第4画像ブロックは所
定のメモリ領域に入りきらなかったため、拡張画像ブロ
ック26,27に記憶される。そのときの画像ブロック
とメモリアドレスの情報は拡張データ管理手段に記憶す
る。画像データを読み出す場合は毎回拡張データ管理手
段を参照すると良い。
定のメモリ領域に入りきらなかったため、拡張画像ブロ
ック26,27に記憶される。そのときの画像ブロック
とメモリアドレスの情報は拡張データ管理手段に記憶す
る。画像データを読み出す場合は毎回拡張データ管理手
段を参照すると良い。
【0039】第二の方法は、図9のように画像ブロック
データ31〜34を順にメモリに記憶させていき、その
ときの画像ブロックアドレスとメモリアドレスを記憶さ
せるアドレス保持手段30を設けると良い。
データ31〜34を順にメモリに記憶させていき、その
ときの画像ブロックアドレスとメモリアドレスを記憶さ
せるアドレス保持手段30を設けると良い。
【0040】必要な画像ブロックが発生したとき、前記
データ管理手段を参照して呼び出すことになり、読み出
し指示手段はこれを呼び出すことになる。アドレス保持
手段や前記拡張データ管理手段はRAMが良い。
データ管理手段を参照して呼び出すことになり、読み出
し指示手段はこれを呼び出すことになる。アドレス保持
手段や前記拡張データ管理手段はRAMが良い。
【0041】次に、画像データの圧縮及び伸長形式につ
いて記述する。前述したが、画像データ圧縮に関してそ
の方式を限定しないが、高効率のデータ圧縮を求める場
合、可変長符号化圧縮を用いる。この場合、圧縮後のデ
ータ量が少なくでき、データ転送時間を短くできる。ま
た、可変長符号化圧縮であるため、画像データ出力まで
にデータを一時蓄積するバッファが必要になる。
いて記述する。前述したが、画像データ圧縮に関してそ
の方式を限定しないが、高効率のデータ圧縮を求める場
合、可変長符号化圧縮を用いる。この場合、圧縮後のデ
ータ量が少なくでき、データ転送時間を短くできる。ま
た、可変長符号化圧縮であるため、画像データ出力まで
にデータを一時蓄積するバッファが必要になる。
【0042】次に、読み出し順序について記述する。画
像の回転は、90度単位で行う。右に90度の場合、左
に90度の場合、上下反転させた場合、回転がない場合
の4種類の方法について以下記述する。
像の回転は、90度単位で行う。右に90度の場合、左
に90度の場合、上下反転させた場合、回転がない場合
の4種類の方法について以下記述する。
【0043】右に90度回転の場合、一番最初に読み出
さなければならない画像ブロックは、今まで左下に有っ
た画像ブロックであり、次に読み出さなければならない
のはその上の画像ブロックであり、順に左の一番上の画
像ブロックまで読み出していく。
さなければならない画像ブロックは、今まで左下に有っ
た画像ブロックであり、次に読み出さなければならない
のはその上の画像ブロックであり、順に左の一番上の画
像ブロックまで読み出していく。
【0044】次に左から2番目のブロックを下から上へ
読み出していく。以下同様にして行う。図6に示すよう
に4×4の分割を行った場合、図の13,9,5,1,
14,10,6,2,15,11,7,3,16,1
2,8,4の順に読み出していく。
読み出していく。以下同様にして行う。図6に示すよう
に4×4の分割を行った場合、図の13,9,5,1,
14,10,6,2,15,11,7,3,16,1
2,8,4の順に読み出していく。
【0045】左に90度つまり右に270度回転の場
合、一番最初に読み出さなければならないのは画像ブロ
ックで今まで一番右上に有った画像ブロックであり、次
はその下の画像ブロック、同様にして右の一番下の画像
ブロックまで読み出していく。そして次に右から2番目
の画像ブロックを上から下へ同様にして読み出して、読
み込むようにする。以下同様に行う。
合、一番最初に読み出さなければならないのは画像ブロ
ックで今まで一番右上に有った画像ブロックであり、次
はその下の画像ブロック、同様にして右の一番下の画像
ブロックまで読み出していく。そして次に右から2番目
の画像ブロックを上から下へ同様にして読み出して、読
み込むようにする。以下同様に行う。
【0046】例えば図5に示したような4×4の画像ブ
ロックを用いた場合、4,8,12,16,3,7,1
1,15,2,6,10,14,1,5,9,13の順
に読み出す。
ロックを用いた場合、4,8,12,16,3,7,1
1,15,2,6,10,14,1,5,9,13の順
に読み出す。
【0047】上下反転つまり右に180度回転の場合、
メモリに入れた順とは逆に読み出す。
メモリに入れた順とは逆に読み出す。
【0048】回転なしの場合においても、同様に画像ブ
ロックにして圧縮し、プリンタに同期して伸長する本発
明の方法を用いれば、回転の方向を示す2ビット信号を
用意することによって同様の手順で画像データ処理を行
うことができる。
ロックにして圧縮し、プリンタに同期して伸長する本発
明の方法を用いれば、回転の方向を示す2ビット信号を
用意することによって同様の手順で画像データ処理を行
うことができる。
【0049】次に画像ブロックアドレスの管理方法につ
いて記述する。図5のようにメモリに書き込む順に1,
2,3・・・と番号をつける方法もあるが、縦横の座標
を記憶する方法もある。例えば、左からm番目で上から
n番目の画像ブロックは(m,n)となる。そのため、
90度回転の場合(−n,m),270度回転の場合
(n,−m),上下反転の場合(−n,−m)で扱う。
いて記述する。図5のようにメモリに書き込む順に1,
2,3・・・と番号をつける方法もあるが、縦横の座標
を記憶する方法もある。例えば、左からm番目で上から
n番目の画像ブロックは(m,n)となる。そのため、
90度回転の場合(−n,m),270度回転の場合
(n,−m),上下反転の場合(−n,−m)で扱う。
【0050】次に、読み出し指示手段の構成について記
述する。画像ブロックの数及び大きさは、メディアつま
り紙の大きさによって適当な大きさが選ばれる。読み出
し指示手段は、メディアの種類が多い場合、画像ブロッ
クの大きさを変えた方が良い場合が多いため、ランダム
アクセスメモリRAMを用い、毎回必要な設定データを
コンピュータよりロードする方法が良い。それに対し
て、数種類に限定して用いられる場合はリードオンリー
メモリROMで構成すると良い。
述する。画像ブロックの数及び大きさは、メディアつま
り紙の大きさによって適当な大きさが選ばれる。読み出
し指示手段は、メディアの種類が多い場合、画像ブロッ
クの大きさを変えた方が良い場合が多いため、ランダム
アクセスメモリRAMを用い、毎回必要な設定データを
コンピュータよりロードする方法が良い。それに対し
て、数種類に限定して用いられる場合はリードオンリー
メモリROMで構成すると良い。
【0051】次に、回転手段の構成について記述する。
回転手段ではランダムアクセスメモリRAMを用いる。
回転方向は前述の読み出し方向と同じ方向となり、読み
出し指示手段より情報を得る。前述のように画像ブロッ
クの大きさは事前に決定し、その情報を保持しておかな
ければ、画像の回転ができない。画像ブロックが正方形
でない場合、縦横の画像ドット数が異なるため、回転前
の縦横サイズと回転後の縦横サイズを考慮してRAMを
用いなければならない。
回転手段ではランダムアクセスメモリRAMを用いる。
回転方向は前述の読み出し方向と同じ方向となり、読み
出し指示手段より情報を得る。前述のように画像ブロッ
クの大きさは事前に決定し、その情報を保持しておかな
ければ、画像の回転ができない。画像ブロックが正方形
でない場合、縦横の画像ドット数が異なるため、回転前
の縦横サイズと回転後の縦横サイズを考慮してRAMを
用いなければならない。
【0052】次に、プリンタとの同期の方法について記
述する。プリンタからの同期信号には垂直同期信号HS
YNCと水平同期信号VSYNCがあるが、プリンタ内
部のモータの同期信号やベルトやドラムの同期信号を用
いても良い。
述する。プリンタからの同期信号には垂直同期信号HS
YNCと水平同期信号VSYNCがあるが、プリンタ内
部のモータの同期信号やベルトやドラムの同期信号を用
いても良い。
【0053】プリンタからの同期信号に従い、回転後の
画像データをプリンタへ出力しなければならない。回転
後の画像データをメモリに貯めない場合、プリンタの同
期信号に従って、次に用いる画像ブロックを読み出し、
伸長して、回転した後プリンタに出力する。この方法で
はビットマップデータを蓄積するメモリが不要となり良
い。
画像データをプリンタへ出力しなければならない。回転
後の画像データをメモリに貯めない場合、プリンタの同
期信号に従って、次に用いる画像ブロックを読み出し、
伸長して、回転した後プリンタに出力する。この方法で
はビットマップデータを蓄積するメモリが不要となり良
い。
【0054】画像ブロックと画像ブロックとの間での画
像処理時間を短くする方法の別の実施例として回転後の
画像データをメモリに蓄積する場合がある。これによる
と、図7のシーケンスのようにバンド状に画像データを
ためたあと、出力するので画像データの同期を取りやす
い。
像処理時間を短くする方法の別の実施例として回転後の
画像データをメモリに蓄積する場合がある。これによる
と、図7のシーケンスのようにバンド状に画像データを
ためたあと、出力するので画像データの同期を取りやす
い。
【0055】このとき、伸長及び回転した画像データ
は、1画面の容量を持っておらず、前記分割数が多けれ
ば多いほど、ここに必要なメモリ容量は少なくなる。以
上のシーケンスを図7に示す。
は、1画面の容量を持っておらず、前記分割数が多けれ
ば多いほど、ここに必要なメモリ容量は少なくなる。以
上のシーケンスを図7に示す。
【0056】バンド状の画像メモリを少なくとも2バン
ド以上で用意することによって、プリンタ出力に必要な
領域と回転後の画像データを書き込む領域を作り、交互
に切り替えて動作させることにより、プリンタとの同期
がより取りやすい。
ド以上で用意することによって、プリンタ出力に必要な
領域と回転後の画像データを書き込む領域を作り、交互
に切り替えて動作させることにより、プリンタとの同期
がより取りやすい。
【0057】次に、画像源について記述する。印刷する
画像はコンピュータに接続されたメモリに限らず、コン
ピュータ搭載のメモリに記憶されていてもよい。通常画
像を扱うアプリケーションソフトの画像データは、コン
ピュータ上に搭載されたメモリやHDなどの記憶媒体に
記憶され、印刷時にそのデータを送出している。コンピ
ュータ搭載のメモリを用いた方がメモリ管理が容易であ
るので、こちらを用いた方がよい。
画像はコンピュータに接続されたメモリに限らず、コン
ピュータ搭載のメモリに記憶されていてもよい。通常画
像を扱うアプリケーションソフトの画像データは、コン
ピュータ上に搭載されたメモリやHDなどの記憶媒体に
記憶され、印刷時にそのデータを送出している。コンピ
ュータ搭載のメモリを用いた方がメモリ管理が容易であ
るので、こちらを用いた方がよい。
【0058】さらにデジタルカメラやイメージスキャナ
などの画像源からの画像データを、インターフェースを
通して供給しても良い。図2のように圧縮手段をプリン
タエンジン側においた構成は、イメージスキャナなどか
ら送出されるビットマップ画像データを扱うときに適用
できる。
などの画像源からの画像データを、インターフェースを
通して供給しても良い。図2のように圧縮手段をプリン
タエンジン側においた構成は、イメージスキャナなどか
ら送出されるビットマップ画像データを扱うときに適用
できる。
【0059】プリンタ簡易言語を用いた画像データの転
送を行った場合、本発明に用いた圧縮方式で圧縮するた
め、一度ビットマップ画像データに変換する。そのた
め、プリンタ簡易言語を用いるためには、前記メモリの
容量にビットマップ画像データ1画面分の容量を追加し
なければならない。しかしながらメモリの追加によっ
て、前記と同様の画像データ処理ができるので、高速に
印刷ができる。
送を行った場合、本発明に用いた圧縮方式で圧縮するた
め、一度ビットマップ画像データに変換する。そのた
め、プリンタ簡易言語を用いるためには、前記メモリの
容量にビットマップ画像データ1画面分の容量を追加し
なければならない。しかしながらメモリの追加によっ
て、前記と同様の画像データ処理ができるので、高速に
印刷ができる。
【0060】別の実施例として画像ブロック単位に圧縮
・伸長する手段を用いれば、画像ブロック分のみのビッ
トマップメモリで処理することができて良い。
・伸長する手段を用いれば、画像ブロック分のみのビッ
トマップメモリで処理することができて良い。
【0061】次に、メモリについて記述する。画像メモ
リは、前述の場合1つのRAMに記憶させるように記述
したが、それぞれ個別にRAMを設けても、幾つかを組
み合わせたRAM構成にしても良い。たとえば、回転手
段で用いる一時保管のメモリはそれほど大きなメモリ容
量を持たないので、SRAMなどのRAMに個別に記憶
させても良い。
リは、前述の場合1つのRAMに記憶させるように記述
したが、それぞれ個別にRAMを設けても、幾つかを組
み合わせたRAM構成にしても良い。たとえば、回転手
段で用いる一時保管のメモリはそれほど大きなメモリ容
量を持たないので、SRAMなどのRAMに個別に記憶
させても良い。
【0062】次に、画像表示装置について記述する。表
示装置には一ラインごとに画像データを出力するのでデ
ィスプレイについても適用できる。
示装置には一ラインごとに画像データを出力するのでデ
ィスプレイについても適用できる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ビットマップ画像デー
タをメモリに記憶させずに、圧縮画像データと部分的な
伸長画像データを記憶させるので、メモリ容量を少なく
できる。
タをメモリに記憶させずに、圧縮画像データと部分的な
伸長画像データを記憶させるので、メモリ容量を少なく
できる。
【0064】また、画像表示装置の表示要求に従い、タ
イミングをとりながら、圧縮画像データの伸長及び回転
を行うので、伸長画像データのメモリ容量を少なくでき
る。更に1画面の画像データを蓄積する必要がないの
で、表示速度を高速にすることができる。
イミングをとりながら、圧縮画像データの伸長及び回転
を行うので、伸長画像データのメモリ容量を少なくでき
る。更に1画面の画像データを蓄積する必要がないの
で、表示速度を高速にすることができる。
【0065】また、画像メモリには圧縮データを記憶さ
せるので、データ転送速度が任意の速度でも、画像デー
タの伸長を行うことによって、より多くの画像データを
扱うことができる。従って、表示速度も高速にすること
ができる。
せるので、データ転送速度が任意の速度でも、画像デー
タの伸長を行うことによって、より多くの画像データを
扱うことができる。従って、表示速度も高速にすること
ができる。
【図1】本発明の一実施例の圧縮画像データを転送する
場合の構成図。
場合の構成図。
【図2】ビットマップデータや簡易プリンタ言語を用い
た場合の構成図。
た場合の構成図。
【図3】縦長の画像を印刷する場合の説明図。
【図4】横長の画像を回転させ、縦長の画像にして印刷
する場合の説明図。
する場合の説明図。
【図5】圧縮画像データをメモリに記憶させる手順の説
明図。
明図。
【図6】画像の回転方向に従って圧縮データを伸長,回
転,出力する手順の説明図。
転,出力する手順の説明図。
【図7】回転後の画像データを記憶するメモリを用いた
場合のシーケンス図。
場合のシーケンス図。
【図8】画像データをメモリの所定領域に記憶させる場
合の説明図。
合の説明図。
【図9】メモリに画像データを連続して記憶させ、画像
ブロック先頭位置のメモリアドレスをアドレス保持手段
に記憶させる場合の説明図。
ブロック先頭位置のメモリアドレスをアドレス保持手段
に記憶させる場合の説明図。
【図10】印刷領域と画像ブロックで構成される領域と
の差の説明図。
の差の説明図。
1…コンピュータ、2…源画像メモリ、3,16…ブロ
ック作成手段、4,17…圧縮手段、5,6…インター
フェース(圧縮データ転送)、7…画像表示装置エンジ
ン、8…画像メモリ(圧縮データ部)、9…読み出し指
示手段、10…伸長手段、11…回転手段、12…画像
メモリ(回転前データ)、13…画像メモリ(回転後デ
ータ)、14,15…インターフェース(ビットマップ
データ,簡易プリンタ言語など)、21〜25…圧縮画
像データである画像ブロックの領域、26〜27…拡張
画像ブロック、30…アドレス保持手段、31〜34…
画像ブロック。
ック作成手段、4,17…圧縮手段、5,6…インター
フェース(圧縮データ転送)、7…画像表示装置エンジ
ン、8…画像メモリ(圧縮データ部)、9…読み出し指
示手段、10…伸長手段、11…回転手段、12…画像
メモリ(回転前データ)、13…画像メモリ(回転後デ
ータ)、14,15…インターフェース(ビットマップ
データ,簡易プリンタ言語など)、21〜25…圧縮画
像データである画像ブロックの領域、26〜27…拡張
画像ブロック、30…アドレス保持手段、31〜34…
画像ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 英治 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 田村 等 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内
Claims (13)
- 【請求項1】印写画像領域の画像データを縦横それぞれ
2つ以上に分割して同一形状の画像ブロックを作成した
後、各画像ブロックごとに圧縮し、圧縮画像データをメ
モリ上の所定の位置に記憶させた後、画像の回転方向に
従ってメモリ上の圧縮された画像データの読み出し順序
を変えるとともに、画像表示装置の表示タイミングに従
って前記圧縮画像データを伸長し、前記メモリとは別の
位置のメモリに一時記憶させ、更に伸長画像データの読
み出し方向を画像の回転方向に従って変えることによっ
て、回転された画像データを得ることを特徴とする画像
データの回転方法。 - 【請求項2】印写画像領域の画像データを縦横それぞれ
2つ以上に分割して同一形状の画像ブロックを作成する
画像ブロック作成手段と、各画像ブロックごとに画像デ
ータを圧縮する圧縮手段と、圧縮画像データを伸長する
伸長手段と、圧縮画像データ及び伸長画像データを記憶
するメモリと、画像の回転方向に従ってメモリ上の圧縮
画像データの読み出し順序を変える読み出し指示手段と
ともに、伸長画像データを回転させる回転手段を有する
ことを特徴とする画像データ処理装置。 - 【請求項3】縦横の分割数を等しくすることを特徴とす
る前記請求項2に記載の画像データ処理装置。 - 【請求項4】画像ブロックを正方形にすることを特徴と
する請求項2に記載の画像データ処理装置。 - 【請求項5】画像ブロックごとに圧縮された画像データ
を所定のアドレスに記憶することを特徴とする請求項
2,3または4に記載の画像データ処理装置。 - 【請求項6】圧縮された画像データが所定のアドレスに
用意した所定量のメモリに入らなかった場合、別のアド
レスの位置に続けて画像データを記憶し、その画像ブロ
ックアドレスとメモリアドレスを管理する拡張データ管
理手段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像
データ処理装置。 - 【請求項7】圧縮された画像データを順にメモリに記憶
させたとき、その画像ブロックアドレスとメモリアドレ
スを管理するアドレス保持手段を有することを特徴とす
る請求項2,3または4に記載の画像データ処理装置。 - 【請求項8】前記回転後の画像データをメモリに記憶さ
せることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の
画像データ処理装置。 - 【請求項9】画像の回転方向は、90度単位であること
を特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の画像デー
タ処理装置。 - 【請求項10】圧縮手段において固定長符号化圧縮を用
いることを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の
画像データ処理装置。 - 【請求項11】圧縮手段において色データと位置データ
からなる固定長符号化圧縮を用いることを特徴とする請
求項10の画像データ処理装置。 - 【請求項12】圧縮手段において可変長符号化圧縮を用
いることを特徴とする前記請求項2〜11のいずれかに
記載の画像データ処理装置。 - 【請求項13】画像ブロック作成手段と圧縮手段を設け
た画像処理手段と、圧縮画像データを転送するインター
フェースと、メモリと伸長手段と読み出し指示手段と回
転手段を設けた画像表示装置を備えたことを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173514A JPH1124651A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 画像データの回転方法及びその処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173514A JPH1124651A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 画像データの回転方法及びその処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1124651A true JPH1124651A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15961944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9173514A Pending JPH1124651A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 画像データの回転方法及びその処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1124651A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061640B1 (en) | 1999-02-18 | 2006-06-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus that compresses and divides image data for storage |
JP2008182324A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、及びプログラム |
US8223160B2 (en) | 2006-12-12 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing device, control method of image processing device, and storage medium |
JP2013258606A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2014146987A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像処理装置 |
KR102238003B1 (ko) * | 2020-03-27 | 2021-04-07 | 동아대학교 산학협력단 | 패치 기반의 병렬 연산 방식을 사용한 적응적 대기강도보정장치 및 방법 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9173514A patent/JPH1124651A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7061640B1 (en) | 1999-02-18 | 2006-06-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus that compresses and divides image data for storage |
US8223160B2 (en) | 2006-12-12 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing device, control method of image processing device, and storage medium |
JP2008182324A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、及びプログラム |
JP2013258606A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2014146987A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像処理装置 |
KR102238003B1 (ko) * | 2020-03-27 | 2021-04-07 | 동아대학교 산학협력단 | 패치 기반의 병렬 연산 방식을 사용한 적응적 대기강도보정장치 및 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050426 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060331 |