JP2000209436A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2000209436A
JP2000209436A JP11009908A JP990899A JP2000209436A JP 2000209436 A JP2000209436 A JP 2000209436A JP 11009908 A JP11009908 A JP 11009908A JP 990899 A JP990899 A JP 990899A JP 2000209436 A JP2000209436 A JP 2000209436A
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JP11009908A
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Kazumasa Sugino
一正 杉野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数回の変倍処理による解像度変換は変倍値
以上の画質の低下を画像データに与えていた。 【解決手段】 受信したPDLコードデータ(S501)を制
御データと印刷データとに分類し(S502)、制御データが
ファクシミリ通信指示を識別するデータである場合、通
信先をファクシミリに切替え、通信先の解像度と適合す
る変倍値を決定し(S505)、この変倍値に基き画像デー
タを1回だけ変倍処理し(S506)、所望の解像度に変換
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーマット印刷
機能及びファクシミリ(FAX)送信機能を有した画像
処理装置及びその画像処理方法に関するもので、特に、
画像データの特性を判別し、その特性に合わせて画像デ
ータを変倍する解像度変換機能を備えた該装置及び方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における複合機能を有する画像処理
装置でファクシミリ送信する場合の処理の一例を図7の
フローチャートに示す。従来は、出力すべきデータ(文
字、写真などの別を判断せず、主に文字データを想定し
たデータ)とそのデータをいかに出力するか(プリント
アウトするか、FAX送信するか)制御する制御データ
とを一体のデータとして処理していたために、PDL展
開されたデータ(S701)を一旦FAX用に解像度変
換(600dpiから200dpi)し(S702)、
相手機の解像度と適合させるためにFAX通信で解像度
のネゴシエーションを行い(S703)、ここで決めら
れた解像度に従い、解像度をさらに落とす必要がある場
合は再度の解像度変換(200dpiから100dp
i)が施されていた(S704)。
【0003】複合機能を有する画像処理装置において、
解像度変換を複数回(2回)施して変倍処理する方式
は、ゼロックス、リコー等の複写機でも同様である。
【0004】更に、PDL展開されたデータは文字、写
真などに分類することなく、主に文字を想定して変倍処
理が施されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】デジタル複合機能を有
する画像処理装置は機能を単位とした構成上、フォーマ
ット、FAX等の機能の単位は独立となる。
【0006】しかし、そのような構成によりFAX送信
する場合は図7で示した処理のように、フォーマットさ
れたデータを一旦FAX用に変倍し、まとめてFAX部
に送り、その後はFAX部の標準的な機能で通信ネゴシ
エーションを実施し、相手機が廉価版のFAXなら、必
要に応じてファインモードからノーマルモード等へと再
度変倍を行うことになる。以上のような複数回(2回)
の解像度変換は変倍値以上の画質の低下を画像データに
与えるものであった。
【0007】また、PDLコードデータに含まれる出力
すべきデータが文字、写真などの別を判断されず、主に
文字データを想定したデータとして処理されると、全体
に画面が濃い目になり、表の細線はクッキリ再現できる
ものの、写真データは黒く濃い目に塗りつぶされしま
い、適切な出力結果が得られない場合が生じていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、PDL
展開した画像データに対して、FAX通信で解像度のネ
ゴシエーションが完了して、画像圧縮データを転送開始
するまでに、画像データの属性に適合した解像度に1回
の変換で合せることで、より鮮明な画像の送信を可能と
する画像処理装置及び画像処理方法を提供することにあ
る。上記目的を達成するべく、本発明にかかる画像処理
装置及び画像処理方法が主として以下のような構成から
なることを特徴とする。
【0009】すなわち、印刷機能及びファクシミリ機能
を有する画像処理装置は、制御データと印刷データとを
分類するデータ処理手段と、前記印刷データを画像デー
タに展開するフォーマット手段と、前記制御データがフ
ァクシミリ通信指示を識別するデータである場合には、
通信先の解像度と適合する変倍値を決定する手段と、前
記決定した変倍値に基き、前記展開された画像データを
変倍処理する解像度変換手段と、前記変倍処理された画
像データをファクシミリ送信する手段とを備える。
【0010】また、画像処理方法は、制御データと印刷
データとを分類するデータ処理工程と、前記印刷データ
を画像データに展開するフォーマット工程と、前記制御
データがファクシミリ通信指示を識別するデータである
場合には、通信先の解像度と適合する変倍値を決定する
工程と、前記決定した変倍値に基き、前記展開された画
像データを変倍処理する解像度変換工程と、前記変倍処
理された画像データをファクシミリ送信する工程とを備
える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
かかる画像処理装置及び方法の実施形態について説明す
る。
【0012】(第1の実施形態) <全体の構成>図1は本発明の実施例の画像処理装置の
構成を示すブロック図である。リーダ部1は原稿の画像
を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部
2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は
リーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに
応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3
はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4、フ
ァイル部5、ネットワーク・インターフェース部7、フ
ォーマッタ部8、イメージメモリ部9、コア部10など
からなる。
【0013】ファクシミリ部4は電話回線を介して受信
した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データ
をコア部10へ転送し、又、コア部10から転送された
画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電
話回線を介して送信する。ファクシミリ部4にはハード
ディスク12が接続されており、受信した圧縮画像デー
タを一時的に保存することができる。
【0014】ファイル部5には光磁気ディスクドライブ
ユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部1
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクド
ライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶
させる。又、ファイル部5はコア部10を介して転送さ
れたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されて
いる圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像デー
タを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部
10へ転送する。
【0015】ネットワーク・インタフェース部7は、パ
ーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/
WS)11とコア部10の間のシリアルなインタフェー
スで、機器間でデータを授受することができる。ネット
ワーク・インターフェース部7はLAN網を介してPC
/WSと通信して種々のデータの授受が可能である。ネ
ットワーク機能としては、シリアル(SLIP)やLA
Nの上でのNetware,TCP/IP,Ether
Talk等のプロトコルをサポートし、NFS等の上位
レイヤのサービスもサポートする。
【0016】フォーマッタ部8はネットワークを介して
接続されたPC/WS11から転送された画像を表すコ
ードデータをプリンタ部2で記録できる画像データに展
開するものであり、イメージメモリ部9はPC/WS1
1から転送されたデータを一時的に記憶するものであ
る。
【0017】コア部10は後述するが、リーダ部1、フ
ァクシミリ部4、ファイル部5、ネットワーク・インタ
フェース部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9
のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。
【0018】<リーダ部及びプリンタ部の説明>図2は
リーダ部1及びプリンタ部2の断面図である。リーダ部
1の原稿給送装置101は原稿を最終頁から順に1枚ず
つプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動
作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するも
のである。原稿がプラテンガラス102上に搬送される
と、ランプ103を点灯し、そしてスキャナユニット1
04の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時
の原稿からの反射光は、ミラー105,106,10
7,及びレンズ108によってCCDイメージセンサ
(以下CCDという)109へ導かれる。このように、
走査された原稿の画像はCCD109によって読み取ら
れる。CCD109から出力される画像データは、所定
の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御
部3のコア部10へ転送される。
【0019】プリンタ部2のレーザドライバ221はレ
ーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1か
ら出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部201に発行させる。このレーザ光は感光ドラム20
2に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた
潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分
には現像器203によって現像剤が付着される。
【0020】レーザ光の照射開始と同期したタイミング
で、カセット204及びカセット205のいずれかから
記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム2
02に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の
乗った記録紙は定着部207に搬送され、定着部207
の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。定着部
207を通過した記録紙は排出ローラ208によって排
出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれの
ビンに収納して記録紙の仕分けが行われる。なお、ソー
タ220は仕分けが設定されていない場合は最上ビンに
記録紙を収納する。
【0021】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208の所まで記録紙を搬送した後、排出ロ
ーラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によ
って再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場
合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないように
フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬
送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部2
06へ給紙される。
【0022】<リーダ部の説明>図3はリーダ部1のブ
ロック図である。CCD109から出力された画像デー
タはA/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が
行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A
/D・SH部110によって処理された画像データは画
像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるとと
もに、インタフェース(I/F)部113を介して画像
入出力制御部3のコア部10へ転送される。CPU14
は操作部115で設定された設定内容に応じて画像処理
部111及びインタフェース113を制御する。
【0023】例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ
部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ
送信モードが設定されている場合は、インタフェース1
13から画像データと設定されたモードに応じた制御コ
マンドをコア部10へ転送させる。このようなCPU1
14の制御プログラムはメモリ116に記憶されてお
り、CPU114はメモリ116を参照しながら制御を
行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域と
しても使用可能である。
【0024】<コア部の説明>図4はコア部10のブロ
ック図である。リーダ部1からの画像データはインタフ
ェース(I/F)部122を介してデータ処理部121
へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマンド
はCPU123へ転送される。
【0025】データ処理部121は画像の回転処理や変
倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部1か
らデータ処理部121へ転送された画像データは、リー
ダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インタフ
ェース120を介してファクシミリ部4、ファイル部
5、ネットワーク・インタフェース部7へ転送される。
【0026】また、ネットワーク・インタフェース部7
を介して入力された画像を表すコードデータは、データ
処理部121に転送された後フォーマッタ部8へ転送さ
れて画像データに展開される。この画像データは出た処
理部121に転送された後、ファクシミリ部4やプリン
タ部2へ転送される。
【0027】ファクシミリ部4からの画像データは、デ
ータ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファ
イル部5、ネットワーク・インタフェース部7へ転送さ
れる。
【0028】また、ファイル部5からの画像データは、
データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やフ
ァクシミリ部4、ネットワーク・インタフェース部7へ
転送される。
【0029】CPU123はメモリ124に記憶されて
いる制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制
御コマンドに従って以上のような制御を行う。また、メ
モリ124はCPU123の作業領域としても使用可能
である。このように、コア部10を中心に、原稿画像の
読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保
存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を復
号させた処理を行うことが可能である。
【0030】<データの処理フロー>本実施形態にかか
データ処理の流れを図5のフローチャートに示す。
【0031】S501では、ネットワーク・インタフェ
ース部7からPDLコードデータを入力する。
【0032】ここで、PDLコードデータは制御データ
であるJLデータと、印刷データであるPDLデータと
からなるデータである。
【0033】データ処理部121は制御データ(JLデ
ータ)に基づきジョブの内容、出力先の指示等を解読し
て印刷データ(PDLデータ)の処理を制御する。
【0034】S502では、入力したPDLコードデー
タを印刷データと制御データ(出力先等)に分類する。
この分類の結果、制御データである場合はS504へ処
理を進め、制御データではなく印刷データである場合は
S503へ処理を進める。
【0035】S503では、印刷データをフォーマッタ
部8に送りフォーマット処理し、処理した展開データを
イメージメモリ部9に格納する。
【0036】S504では、制御データに基き、入力さ
れたデータの出力先がFAXかどうかを判断する。出力
先がFAXであるならば(S504−Yes)、S50
5へ処理を進め、出力先がFAXでなく、それ以外の場
合(S504−No)はS508へ処理を進める。
【0037】S505では、ファクシミリ部4で電話回
線により相手機と通信して、解像度や紙サイズについて
整合をとるためにネゴシエーションし、変倍値を確定す
る。
【0038】変倍値の例としては、600dpiから4
00dpi、600dpiから300dpi、600d
piから200dpi、600dpiから100dp
i、300dpiから400dpi、300dpiから
200dpi、300dpiから100dpi等がある
が、本発明の趣旨からして当然これらの値に限定される
ものではない。
【0039】S506では、S505で確定した変倍値
に基づき、S503でイメージメモリ部9に格納した画
像データに対して、画像処理部121で変倍処理を実施
し、メモリ124に画像データを格納する。
【0040】S507で、画像処理部121はメモリ1
24に格納された画像データをファクシミリ部4で符号
化し、送信する。
【0041】S504の判断で、出力先がFAXでない
場合(S504−No)は処理をS508に進め、S5
03でイメージメモリ部9に格納された画像データに対
して、プリントアウト等を施す。
【0042】<第1の実施形態の効果>制御データと印
刷データとを分類し、印刷データを画像データとして展
開する。制御データがファクシミリ通信を識別するデー
タである場合には、通信先をファクシミリに切替え、通
信先の解像度と適合する変倍値を決定し、展開保持した
画像データに対して変倍処理を施すことで、ファクシミ
リ送信前、1回の変換により所望の解像度を有する画像
データを画質の劣化なく送信することが可能となる。
【0043】(第2の実施形態)本実施形態の説明にお
いて、第1の実施形態の図1乃至図4で説明した各部
(リーダ部1、プリンタ部2、画像入出力制御部3)の
処理の説明は内容として共通であるのでここでは省略す
る。使用する参照符番は共通である。
【0044】本実施形態にかかデータ処理の流れを図6
のフローチャートに示す。
【0045】S601では、ネットワーク・インタフェ
ース部7からPDLコードデータを入力する。
【0046】ここで、PDLコードデータは制御データ
であるJLデータと、印刷データであるPDLデータと
からなるデータである。
【0047】データ処理部121は制御データ(JLデ
ータ)に基づきジョブの内容、出力先の指示等を解読し
て印刷データ(PDLデータ)の処理を制御する。
【0048】S602では、入力したPDLコードデー
タを印刷データと制御データ(出力先等)に分類する。
この分類の結果、制御データである場合はS604へ処
理を進め、制御データではなく印刷データである場合は
S603へ処理を進める。
【0049】S603では、印刷データをフォーマッタ
部8に送りフォーマット処理し、処理した展開データを
イメージメモリ部9に格納する。
【0050】S604では、制御データを印刷属性と出
力先を示すデータとに分類する。印刷の属性を識別する
制御データである場合、そのデータはS603及びS6
07に送られる。制御データが出力先を識別するデータ
である場合は処理をS605に進める。
【0051】S605では、出力先がFAXであるか否
かを判断し、FAXに出力する場合(S605−Ye
s)は処理をS606に進め、出力先がFAXでない場
合(S605−No)は、S603で処理されたデータ
をプリントアウト処理するS609に処理を進める。
【0052】S606では、ファクシミリ部4で電話回
線により相手機と通信して、解像度や紙サイズについて
整合をとるためにネゴシエーションし、解像度変換の要
否を判断する。例えば相手機がノーマルモードのみを受
信できるような機種である場合は、ファインモードから
ノーマルモードへの解像度変換を施した変倍処理が必要
となる。変倍を行う場合(S606−Yes)、処理を
S607に進める。
【0053】S607ではS604で分類した印刷属性
(文字、写真等)を識別する制御データに基き、適正な
変倍値を確定しする。そして、S603でイメージメモ
リ部9に格納した画像データに対して画像処理部121
は変倍処理を施し、メモリ124に画像データを格納す
る。
【0054】S608で、画像処理部121はメモリ1
24に格納された画像データをファクシミリ部4で符号
化し、送信する。
【0055】S605の判断で、出力先がFAXでない
場合(S605−No)は処理をS609に進め、S6
03でイメージメモリ部9に格納された画像データに対
して、プリントアウト等を施す。
【0056】<第2の実施形態の効果>印刷データの展
開に用いる印刷の属性を識別するデータを解像度変換に
用いることにより、それぞれの画像に適した変倍値の設
定が可能となり、より鮮明な画像の送信が可能となる。
【0057】
【他の実施形態】また、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0058】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0059】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0060】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0062】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。記憶媒体に
格納されるプログラムコードには、少なくとも「PDL
コードデータ受信モジュール」、「データ処理モジュー
ル」、「フォーマットモジュール」、「変倍値決定モジ
ュール」、「解像度変換モジュール」、「ファクシミリ
送信モジュール」の各モジュールのプログラムコードを
記憶媒体に格納すればよい。
【0063】
【発明の効果】制御データと印刷データとを分類し、印
刷データを画像データとして展開する。制御データがフ
ァクシミリ通信を識別するデータである場合には、通信
先をファクシミリに切替え、通信先の解像度と適合する
変倍値を決定し、展開保持した画像データに対して変倍
処理を施すことで、ファクシミリ送信前、1回の変換に
より所望の解像度を有する画像データを画質の劣化なく
送信することが可能となる。
【0064】また、印刷データの展開に用いる印刷の属
性を識別するデータを解像度変換に用いることにより、
それぞれの画像に適した変倍値の設定が可能となり、よ
り鮮明な画像の送信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像処理装置のブロ
ック図である。
【図2】リーダ部及びプリンタ部の構成を説明する断面
図である。
【図3】リーダ部の構成を説明するブロック図である。
【図4】コア部の構成を説明するブロック図である。
【図5】第1の実施形態にかかるデータ処理を説明する
フローチャートである。
【図6】第2の実施形態にかかるデータ処理を説明する
フローチャートである。
【図7】従来例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 7 ネットワーク・インタフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 コンピュータ部 12 ハードディスク部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機能及びファクシミリ機能を有する
    画像処理装置であって、 制御データと印刷データとを分類するデータ処理手段
    と、 前記印刷データを画像データに展開するフォーマット手
    段と、 前記制御データがファクシミリ通信指示を識別するデー
    タである場合には、通信先の解像度と適合する変倍値を
    決定する手段と、 前記決定した変倍値に基き、前記展開された画像データ
    を変倍処理する解像度変換手段と、 前記変倍処理された画像データをファクシミリ送信する
    手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段は、入力データから
    前記制御データと前記印刷データとを分類することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 印刷機能及びファクシミリ機能を有する
    画像処理装置であって、 印刷の属性を識別するデータと出力先を識別するデータ
    と印刷データとを分類するデータ処理手段と、 前記印刷データを画像データに展開するフォーマット手
    段と、 前記出力先を識別するデータがファクシミリを指定する
    場合には、通信先の解像度及び前記印刷の属性を識別す
    るデータとに基き適合する変倍値を決定する手段と、 前記決定した変倍値に基き、前記展開された画像データ
    を変倍処理する解像度変換手段と、 前記変倍処理された画像データをファクシミリ送信する
    手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ処理手段は、入力データから
    印刷の属性を識別するデータと出力先を識別するデータ
    と印刷データとを分類することを特徴とする請求項3に
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記解像度変換手段は、前記展開された
    画像データに対して前記決定した変倍値に基きファクシ
    ミリ送信前に解像度を1回だけ変換することを特徴とす
    る請求項1または3に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御データはJLデータであり、前記
    印刷データはPDLデータであることを特徴とする請求項
    1または3に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷の属性とは前記印刷データが文
    字、写真、若しくはこれらの組み合わせのいずれかを示
    すことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 制御データと印刷データとを分類するデ
    ータ処理工程と、 前記印刷データを画像データに展開するフォーマット工
    程と、 前記制御データがファクシミリ通信指示を識別するデー
    タである場合には、通信先の解像度と適合する変倍値を
    決定する工程と、 前記決定した変倍値に基き、前記展開された画像データ
    を変倍処理する解像度変換工程と、 前記変倍処理された画像データをファクシミリ送信する
    工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記データ処理工程は、入力データから
    前記制御データと前記印刷データとを分類することを特
    徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 印刷の属性を識別するデータと出力先
    を識別するデータと印刷データとを分類するデータ処理
    工程と、 前記印刷データを画像データに展開するフォーマット工
    程と、 前記出力先を識別するデータがファクシミリを指定する
    場合には、通信先の解像度及び前記印刷の属性を識別す
    るデータとに基き適合する変倍値を決定する工程と、 前記決定した変倍値に基き、前記展開された画像データ
    を変倍処理する解像度変換工程と、 前記変倍処理された画像データをファクシミリ送信する
    工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記データ処理工程は、入力データか
    ら印刷の属性を識別するデータと出力先を識別するデー
    タと印刷データとを分類することを特徴とする請求項1
    0に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記解像度変換工程は、前記展開され
    た画像データに対して前記決定した変倍値に基きファク
    シミリ送信前に解像度を1回だけ変換することを特徴と
    する請求項8または10に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記制御データはJLデータであり、前
    記印刷データはPDLデータであることを特徴とする請求
    項8または10に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】前記印刷の属性とは前記印刷データが文
    字、写真、若しくはこれらの組み合わせのいずれかを示
    すことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8922842B2 (en) 2011-03-30 2014-12-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Controlling device for controlling scan performing unit
US8928950B2 (en) 2011-03-30 2015-01-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Controlling device for controlling scan performing unit
US8934131B2 (en) 2011-02-18 2015-01-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Controlling device
US9013755B2 (en) 2011-03-30 2015-04-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device for determining output resolution and converting scan data into image data indicating output resolution

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