JP3517851B2 - プリンタ及びその印字データ展開方法 - Google Patents

プリンタ及びその印字データ展開方法

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JP3517851B2
JP3517851B2 JP27611094A JP27611094A JP3517851B2 JP 3517851 B2 JP3517851 B2 JP 3517851B2 JP 27611094 A JP27611094 A JP 27611094A JP 27611094 A JP27611094 A JP 27611094A JP 3517851 B2 JP3517851 B2 JP 3517851B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ及びその印字
データ展開方法に関し、特に1頁分よりも少ない容量の
印字イメージバッファを設ける一方、プリントオーバー
ランのエラー発生を防止するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速印字が可能なレーザプリンタ
などのページプリンタにおいては、ホストコンピュータ
やパーソナルコンピュータなどの外部機器から、文書デ
ータや画像データなどの印字データを受信し、その印字
データに関して、文字や記号については、そのコードデ
ータ及び印字位置情報と、画像データについてはその印
字位置情報とを含むパケットデータを格納しておき、こ
のパケットデータに基づいて印字可能なビットイメージ
データに展開する一方、その展開されたビットイメージ
データを印字イメージバッファに格納し、その印字イメ
ージバッファから1ラスター分に対応する1ドットライ
ン毎のビットイメージデータを順次読み出して、印字機
構により文字や画像を印字媒体に印字するようになって
いる。
【0003】ところで、制御装置内のRAM160に設
けた印字イメージバッファ162として、図14に示す
ように、1頁分より少ない、例えば、3バンド分の少な
いバッファ容量で構成し、受信バッファ161から読み
出した画像データを画像データバッファ164に格納す
る一方、読み出した文字や記号のコードデータとその印
字位置情報と、画像データの印字位置情報とを含むパケ
ットデータをパケットデータバッファ163に格納す
る。そして、パケットデータに基づいて、文字や記号及
び画像の印字イメージデータを、印字イメージバッファ
162の第1バンドバッファ、第2バンドバッファ、第
3バンドバッファに展開した後、第1バンドバッファの
印字イメージデータを印字機構に出力し、第2バンドバ
ッファの印字イメージデータを出力中に、その第1バン
ドバッファに印字イメージデータを展開する。
【0004】即ち、印字イメージバッファの各バンドバ
ッファをサイクリックに繰り返して使用し、受信した印
字データに関する全ての印字イメージデータを印字機構
に出力するようになっている。また、このような構成に
おいては、各文字や記号、或いは画像を別々のデータと
してパケットデータバッファ163に登録するので、多
数の文字と画像とが重複するような印字処理を行なう場
合には、プリントオーバーランのエラーが発生し易い。
【0005】そこで、最近では、制御装置内のRAM2
60に設けた印字イメージバッファ262として、例え
ば、160Kバイトを1つのバンドバッファ容量とし
て、図15に示すように、1頁分のビットイメージデー
タを格納し得る約30バンド分のバッファ容量(例え
ば、5〜6メガバイト)を固定的に専用に設ける技術が
採用されている。この場合、同様にして作成したパケッ
トデータをパケットデータバッファ263に格納する。
【0006】そして、パケットデータバッファ263や
画像データバッファ264の拡張に伴って、フリーメモ
リ領域が殆ど無くなったときに、そのパケットデータに
基づいて、文字や記号及び画像の印字イメージデータ
を、印字イメージバッファ262の第1バンドバッフ
ァ、第2バンドバッファ、・・・と順次展開(疑似印字
展開)した後、パケットデータを消去し、受信バッファ
261の未処理の印字データについて、同様にして印字
イメージデータに展開して、第30バンドバッファまで
格納する。その後、印字イメージバッファ262の印字
イメージデータを、第1バンドバッファから順次シリア
ルに読み出して、印字機構により印字媒体に印字するよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、印字
イメージバッファとして、1頁分のビットイメージデー
タを格納し得る多数のバンドバッファからなる大容量を
固定的に専用に設ける場合には、印字処理に際して、1
頁分のビットイメージデータが予め展開されているの
で、印字処理の途中にプリントオーバーランのエラーが
発生することはないが、印字イメージバッファの容量が
大型化していることから、RAMにおけるメモリの使用
効率が低下するという問題がある。
【0008】一方、印字イメージバッファの容量を、1
頁分より少ないバッファ容量で構成する場合には、印字
イメージバッファのバッファ容量が少量であることか
ら、RAMにおけるメモリの使用効率が改良されるが、
印字処理の速度よりも印字イメージデータへの展開速度
が遅いときには、印字処理の途中にプリントオーバーラ
ンのエラーが発生し易いという問題がある。
【0009】本発明の目的は、少ないバッファ容量の印
字イメージバッファを設けて、メモリ使用効率を向上で
きる上、プリントオーバーランのエラー発生を防止し得
るようなプリンタ及びその印字データ展開方法を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のプリンタは、
外部機器から受信した画像データを含む印字データを格
納する受信バッファと、印字データの印字イメージデー
タを受けて印字媒体に印字する印字手段とを備えたプリ
ンタにおいて、受信バッファから受ける画像データを格
納する画像データバッファと、受信バッファから受ける
文字や記号のコードデータ及びその印字位置情報と、画
像データの印字位置を指定する印字位置情報とを含むパ
ケットデータを格納する第1パケットデータバッファ
と、画像データバッファと第1パケットデータバッファ
のデータを受けて、各バンド毎のデータを印字イメージ
データに展開してから圧縮した圧縮印字イメージデータ
を格納するイメージデータバッファと、イメージデータ
バッファに格納される各バンド毎の圧縮印字イメージデ
ータの印字位置を指定する印字位置情報を含むパケット
データを格納する第2パケットデータバッファと、印字
イメージに展開された印字イメージデータを格納する印
字イメージバッファと、第1パケットデータバッファの
各バンド毎の文字や記号のコードデータの各々を印字イ
メージデータに展開する第1展開制御手段と、この第1
展開制御手段で展開された印字イメージデータを所定の
圧縮方式で圧縮してイメージデータバッファに供給する
圧縮制御手段とを備えたものである。
【0011】請求項2のプリンタは、外部機器から受信
した画像データを含む印字データを格納する受信バッフ
ァと、印字データの印字イメージデータを受けて印字媒
体に印字する印字手段とを備えたプリンタにおいて、受
信バッファから受ける画像データを格納する画像データ
バッファと、受信バッファから受ける文字や記号のコー
ドデータ及びその印字位置情報と、画像データの印字位
置を指定する印字位置情報とを含むパケットデータを格
納する第1パケットデータバッファと、画像データバッ
ファと第1パケットデータバッファのデータを受けて、
各バンド毎のデータを印字イメージデータに展開してか
ら圧縮した圧縮印字イメージデータを格納するイメージ
データバッファと、イメージデータバッファに格納され
る各バンド毎の圧縮印字イメージデータの印字位置を指
定する印字位置情報を含むパケットデータを格納する第
2パケットデータバッファと、印字イメージに展開され
た印字イメージデータを格納する印字イメージバッファ
と、第1パケットデータバッファに格納されたパケット
データの全てについて印字イメージデータ展開、圧縮及
びイメージデータバッファへの格納処理が終了した場合
に、前記第1パケットデータバッファのデータを消去す
る第1パケットデータ消去手段とを備えたものである。
【0012】ここで、請求項のプリンタは、請求項
の発明において、前記第1パケットデータバッファの各
バンド毎の文字や記号のコードデータの各々を印字イメ
ージデータに展開する第1展開制御手段と、この第1展
開制御手段で展開された印字イメージデータを所定の圧
縮方式で圧縮してイメージデータバッファに供給する圧
縮制御手段とを備えたものである。
【0013】また、請求項のプリンタは、請求項1又
は3の発明において、前記第1及び第2パケットデータ
バッファと、画像データバッファと、イメージデータバ
ッファとは、各々、データ量に応じて容量可変に構成さ
れ、第1展開制御手段で展開済みの画像データを、画像
データバッファから消去する画像データ消去手段を備え
たものである。
【0014】請求項のプリンタは、請求項1〜3の何
れかの発明において、前記イメージデータバッファに格
納された圧縮印字イメージデータを印字可能な印字イメ
ージデータにデコードし、第2パケットデータバッファ
から受けたパケットデータに基づいて、各バンド毎に印
字イメージバッファに順次展開する第2展開制御手段を
備えたものである。
【0015】更に、請求項のプリンタは、請求項
発明において、前記印字イメージバッファは、第1展開
制御手段で展開された印字イメージデータを、一時的に
格納するように構成したものである。
【0016】請求項のプリンタは、外部機器から受信
した印字データを格納する受信バッファと、印字データ
の印字イメージデータを受けて印字媒体に印字する印字
手段とを備えたプリンタにおいて、受信バッファから受
ける文字や記号のデータ及びその印字位置情報等を含む
パケットデータを格納する第1パケットデータバッファ
と、第1パケットデータバッファのデータを受けて、各
バンド毎のデータを印字イメージデータに展開してから
圧縮した圧縮印字イメージデータを格納するイメージデ
ータバッファと、イメージデータバッファに格納される
各バンド毎の圧縮印字イメージデータの印字位置を指定
する印字位置情報を含むパケットデータを格納する第2
パケットデータバッファとを備えたものである。
【0017】更に、請求項のプリンタは、請求項
発明において、前記第2パケットデータバッファは、第
1パケットデータバッファの処理済みのエリアに共用し
て設けるように構成したものである。
【0018】請求項のプリンタの印字データ展開方法
は、外部機器から送信された画像データを含む印字デー
タを受信バッファに受信し、この印字データを印字イメ
ージデータに展開するプリンタの印字データ展開方法に
おいて、画像データを画像データバッファに格納し、且
つ文字や記号のコードデータ及びその印字位置情報と、
画像データの印字位置を指定する印字位置情報とを含む
パケットデータを第1パケットデータバッファに格納す
る第1ステップと、画像データバッファと第1パケット
データバッファのデータを受けて、各バンド毎のデータ
を印字イメージデータに展開してから圧縮した圧縮印字
イメージデータをイメージデータバッファに格納し、且
つイメージデータバッファに格納される各バンド毎の圧
縮印字イメージデータの印字位置を指定する印字位置情
報を含むパケットデータを第2パケットデータバッファ
に格納する第2ステップと、イメージデータバッファに
格納された圧縮印字イメージデータを印字可能な印字イ
メージデータにデコードし、第2パケットデータバッフ
ァから受けたパケットデータに基づいて、各バンド毎に
印字イメージバッファに順次展開する第3ステップとを
備えたものである。
【0019】請求項10のプリンタの印字データ展開方
法は、前記第1パケットデータバッファに格納されたパ
ケットデータの全てについて、前記第2ステップの処理
が終了した場合に、第1パケットデータバッファのデー
タを消去する第4ステップを備えたものである。
【0020】
【作用】請求項1のプリンタにおいては、画像データバ
ッファには、受信バッファから受ける画像データが格納
されるとともに、第1パケットデータバッファには、受
信バッファから受ける文字や記号のコードデータ及びそ
の印字位置情報と、画像データの印字位置を指定する印
字位置情報とを含むパケットデータが格納される。そし
て、イメージデータバッファは、画像データバッファと
第1パケットデータバッファのデータを受けて、各バン
ド毎のデータを印字イメージデータに展開してから圧縮
した圧縮印字イメージデータを格納し、更に第2パケッ
トデータバッファは、イメージデータバッファに格納さ
れる各バンド毎の圧縮印字イメージデータの印字位置を
指定する印字位置情報を含むパケットデータを格納す
る。そして、各バンド毎の圧縮印字イメージデータがデ
コードされ、印字位置情報に基づいて、印字イメージバ
ッファに展開され、この印字イメージバッファの印字イ
メージデータが印字手段に転送されて印字媒体に印字さ
れる。
【0021】このように、印字可能な圧縮印字イメージ
データをイメージデータバッファに格納し、またその圧
縮印字イメージデータの各バンド毎の印字位置情報を第
2パケットデータバッファに格納するので、これらイメ
ージデータバッファや第2パケットデータバッファを小
型化でき、しかも印字イメージバッファのバッファ容量
が小容量であって、繰り返して使用する場合でも、圧縮
印字イメージデータを高速にデコードして展開できるこ
とから、メモリ使用効率の向上を図れる上、第1パケッ
トデータバッファのパケットに登録されたデータを個別
に処理する場合に比べて、印字途中の処理が少なくなる
ので、プリントオーバーランのエラーが発生することが
ない。
【0022】また、第1展開制御手段は、第1パケット
データバッファの各バンド毎の文字や記号のコードデー
タの各々を印字イメージデータに展開し、また圧縮制御
手段は、この第1展開制御手段で展開された印字イメー
ジデータを所定の圧縮方式で圧縮してイメージデータバ
ッファに供給するので、印字イメージ展開や印字イメー
ジデータの圧縮を簡単に行なうことができる。
【0023】請求項2のプリンタにおいては、請求項1
とほぼ同様に作用するが、次の点で異なる。即ち、第1
パケットデータバッファに格納されたパケットデータの
全てについて印字イメージデータ展開、圧縮及びイメー
ジデータバッファへの格納処理が終了した場合には、第
1パケットデータ消去手段により、第1パケットデータ
バッファのデータが消去される。
【0024】請求項のプリンタにおいては、第1展開
制御手段は、第1パケットデータバッファの各バンド毎
の文字や記号のコードデータの各々を印字イメージデー
タに展開し、また圧縮制御手段は、この第1展開制御手
段で展開された印字イメージデータを所定の圧縮方式で
圧縮してイメージデータバッファに供給するので、印字
イメージ展開や印字イメージデータの圧縮を簡単に行な
うことができる。
【0025】請求項のプリンタにおいては、前記第1
及び第2パケットデータバッファと、画像データバッフ
ァと、イメージデータバッファは、各々、データ量に応
じて容量可変に構成され、画像データ消去手段は、第1
展開制御手段で展開済みの画像データを、画像データバ
ッファから消去するので、この消去を介して画像データ
バッファの縮小により生じたフリーエリアを、イメージ
データバッファなどの拡張用に適用することができ、メ
モリ使用効率を向上できる。
【0026】請求項のプリンタにおいては、第2展開
制御手段は、前記イメージデータバッファに格納された
圧縮印字イメージデータを印字可能な印字イメージデー
タにデコードし、第2パケットデータバッファから受け
たパケットデータに基づいて、各バンド毎に印字イメー
ジバッファに順次展開するので、圧縮印字イメージデー
タのデコードや印字イメージデータの印字イメージバッ
ファへの書込みを簡単に行なうことができる。
【0027】請求項のプリンタにおいては、前記印字
イメージバッファは、第1展開制御手段で展開された印
字イメージデータを、一時的に格納するので、展開され
た印字イメージデータを格納する為の余分なバッファを
別途設けることなく、印字イメージバッファを設けるだ
けでよい。
【0028】請求項のプリンタにおいては、第1パケ
ットデータバッファには、受信バッファから受ける文字
や記号のデータ及びその印字位置情報等を含むパケット
データが格納される。そして、イメージデータバッファ
は、第1パケットデータバッファのデータを受けて、各
バンド毎のデータを印字イメージデータに展開してから
圧縮した圧縮印字イメージデータを格納し、第2パケッ
トデータバッファは、イメージデータバッファに格納さ
れる各バンド毎の圧縮印字イメージデータの印字位置を
指定する印字位置情報を含むパケットデータを格納す
る。
【0029】このように、文字や記号だけからなる印字
データを受信したときには、文字や記号の印字可能な圧
縮印字イメージデータをイメージデータバッファに格納
し、またその圧縮印字イメージデータの各バンド毎の印
字位置情報を第2パケットデータバッファに格納するの
で、これらイメージデータバッファや第2パケットデー
タバッファを小型化でき、しかも印字イメージバッファ
のバッファ容量が小容量であって、繰り返して使用する
場合でも、圧縮印字イメージデータを高速にデコードし
て展開できることから、メモリ使用効率の向上を図れる
上、第1パケットデータバッファのパケットに登録され
たデータを個別に処理する場合に比べて、印字途中の処
理が少なくなるので、プリントオーバーランのエラーが
発生することがない。
【0030】請求項のプリンタにおいては、前記第2
パケットデータバッファは、第1パケットデータバッフ
ァの処理済みのエリアに共用して設けるので、第2パケ
ットデータバッファを専用に別途設けることなく、第1
パケットデータバッファに共存させることができる。
【0031】請求項のプリンタの印字データ展開方法
においては、第1ステップにおいて、受信バッファから
受けた画像データを画像データバッファに格納し、且つ
文字や記号のコードデータ及びその印字位置情報と、前
記画像データの印字位置を指定する印字位置情報とを含
むパケットデータを第1パケットデータバッファに格納
する。次の第2ステップにおいて、画像データバッファ
と第1パケットデータバッファのデータを受けて、各バ
ンド毎のデータを印字イメージデータに展開してから圧
縮した圧縮印字イメージデータをイメージデータバッフ
ァに格納し、且つイメージデータバッファに格納される
各バンド毎の圧縮印字イメージデータの印字位置を指定
する印字位置情報を含むパケットデータを第2パケット
データバッファに格納する。そして、次の第3ステップ
において、イメージデータバッファに格納された圧縮印
字イメージデータを印字可能な印字イメージデータにデ
コードし、第2パケットデータバッファから受けたパケ
ットデータに基づいて、各バンド毎に印字イメージバッ
ファに順次展開する。
【0032】このように、印字可能な圧縮印字イメージ
データをイメージデータバッファに格納し、またその圧
縮印字イメージデータの各バンド毎の印字位置情報を第
2パケットデータバッファに格納するので、前記請求項
1と同様に作用する。
【0033】請求項10のプリンタの印字データ展開方
法においては、第4ステップにおいて、第1パケットデ
ータバッファに格納されたパケットデータの全てについ
て、第2ステップの処理が終了した場合に、第1パケッ
トデータバッファのデータを消去する。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、外部機器から印字データを受信
して受信バッファに格納し、その印字データをプリント
するレーザプリンタに本発明を適用した場合のものであ
る。先ず、レーザプリンタ1に設けられた印字機構PM
について、図1に基づいて簡単に説明する。レーザプリ
ンタ1には、レーザスキャナ装置10と、プロセスカー
トリッジ20と、転写帯電器や除電針などを備えた転写
・分離装置25と、加熱ローラ31と加圧ローラ32な
どを備えた定着装置30と、給紙ローラ36、レジスト
ローラ37、搬送ローラ38及び排紙ローラ39などを
備えた搬送装置35などで構成されている。
【0035】レーザスキャナ装置10には、半導体レー
ザ11と、6面体ミラー12と、結像レンズ13と、反
射ミラー14及び合成樹脂製のレンズ部材15などが設
けられている。プロセスカートリッジ20の内部には、
感光ドラム21、1次帯電器22、現像シリンダ23及
び露光ランプ24などが組込まれている。
【0036】そして、半導体レーザ11から出射されて
6面体ミラー12に入射したレーザ光LBは、一定の高
速度で回転する6面体ミラー12のミラー面毎に所定角
度偏向されることにより、所定角度範囲に亙って主走査
され、結像レンズ13を経て反射ミラー14で下方に反
射され、レンズ部材15を経て回転する感光ドラム21
上に照射されて、静電潜像が形成される。
【0037】そして、感光ドラム21上に形成された静
電潜像は、現像シリンダ23から供給されるトナーによ
り現像され、この可視像は、給紙カセット5から搬送装
置35で搬送される記録用紙Pに転写されて印字され、
この印字された記録用紙Pは、その後定着装置30を経
て、これら両ローラ38・39により排紙トレー6上に
搬送される。
【0038】次に、レーザプリンタ1の制御系につい
て、図2のブロック図に基づいて説明するが、この制御
系は基本的には一般的なレーザプリンタの制御系と同様
なので、簡単に説明するものとする。このレーザプリン
タ1のビデオコントローラ50は、CPU51と、種々
の制御プログラムが格納されたROM52と、パーソナ
ルコンピュータやホストコンピュータなどの外部のデー
タ送信機器80から送信された画像データを含む印字デ
ータを受けて格納する受信バッファ61などの各種メモ
リが設けられたRAM60と、印字データを受信バッフ
ァ61に受信データとして書き込み/読み出すタイミン
グの為のタイミング信号を発生するタイミング制御回路
(TC)53と、データ送信機器80から送信される印
字データを受信するシリアルインターフェース(S・I
/F)54と、4Kバイトの2つのスキャンバッファを
有しビットイメージデータに変換された印字情報を順次
DCコントローラ58へ出力するビデオインターフェー
ス(V・I/F)55と、操作パネル57からの信号を
受けるパネルインターフェース(P・I/F)56とを
備えており、これらはバス59を介してCPU51に夫
々接続されている。
【0039】ここで、印字機構PMには、前述したよう
に、レーザスキャナ装置10、プロセスカートリッジ2
0、転写・分離装置25、定着装置30、搬送装置35
が設けられる上、感光ドラム21や搬送装置35を駆動
する為のメインモータ、加熱ローラ31の為の定着用ヒ
ータ、その他の電装品回路などが設けられており、前記
DCコントローラ回路58は、これらメインモータ、定
着用ヒータ及び各種電装品回路に加えて、半導体レーザ
11、6面体ミラー12を駆動するスキャナモータを駆
動制御するように構成されている。
【0040】前記ROM52には、通常のレーザプリン
タに設けられているのと同様の種々の制御プログラムに
加えて、文字や記号などの多数のキャラクタに関する印
字用ドットパターンデータを格納したフォントメモリ、
RAM60に設けられた各バッファ61〜66のバッフ
ァ容量及び先頭アドレスを管理するバッファ管理プログ
ラム、後述する本願特有の印字データ展開制御の制御プ
ログラムが予め格納されている。
【0041】前記RAM60には、図3に示すように、
印字データの受信開始時には、所定容量の受信バッファ
61と、約160Kバイトを1つのバンドバッファ容量
として、3つのバンドバッファ62a〜62cを有する
印字イメージバッファ62が設けられている。ここで、
これら受信バッファ61や印字イメージバッファ62以
外のメモリ領域は、フリーエリアに設定されている。
【0042】次に、レーザプリンタ1のビデオコントロ
ーラ50で行なわれる印字データ展開制御のルーチンに
ついて、図4〜図8のフローチャートに基いて説明す
る。但し、図中符号Si(i=10、11、12・・・
・)は各ステップである。尚、以下の説明は、印字デー
タ展開方法を含むものである。ここで、データ送信機器
80から受信した印字データは、図示外の受信制御によ
り、受信バッファ61に順次格納されるものとする。
【0043】レーザプリンタ1に対して電源が投入され
ると、先ず印字機構PMを初期化するなどの各種の初期
化処理が実行された後、データ送信機器80から受信し
た印字データが受信バッファ61に格納されると、この
制御が開始される。この制御が開始されると、先ず印字
データ処理制御が実行される(S10)。この印字データ
処理制御においては、受信バッファ61から読み込んだ
コードデータが、文字や記号のコードデータのときに
は、そのコードデータと印字位置を指示する印字位置情
報とを対応付けたパケットデータがRAM60に設けた
第1パケットデータバッファ63に格納される。また画
像のコードデータのときには、その印字位置を指定する
印字位置情報がパケットデータとして第1パケットデー
タバッファ63に格納されるとともに、その画像データ
がRAM60に設けた画像データバッファ64に格納さ
れる。その結果、印字データ処理制御の実行に伴って、
第1パケットデータバッファ63や画像データバッファ
64のバッファ容量が増大する。
【0044】次に、このように、第1パケットデータバ
ッファ63や画像データバッファ64のバッファ容量が
増大した結果、この制御の開始時に設けられていたフリ
ーエリアの大きさが約半分に達するまでは、S10〜S11
が繰り返される。そして、フリーエリアの大きさが約半
分(図9参照)になったときには(S11:Yes )、RA
M60に、データ量を「0」とするイメージデータバッ
ファ66が設定される(S12)。次に、そのイメージデ
ータバッファ66において、前回までのデータ量に1
バンド分の所定容量B(例えば、約160Kバイト)を
加算したバッファ容量が確保可能なときには(S13:Ye
s )、印字イメージデータに展開する第1格納処理制御
(図5参照)が実行される(S16)。
【0045】この所定容量Bは、後述するS33の圧縮処
理において、全く圧縮が施されていないときの容量に相
当している。即ち、圧縮処理後の容量が、圧縮処理前の
容量よりも増加する可能性がある場合には、容量Bは、
それに応じて増加させる必要がある。
【0046】この第1格納処理制御が開始されると、先
ず第1展開処理制御(図6参照)が実行される(S3
0)。この制御が開始されると、第1パケットデータバ
ッファ63から1バンド分の第1パケットデータが読み
込まれ(S40)、この第1パケットデータが終了でなけ
れば(S41:No)、そのデータに応じて印字イメージデ
ータが作成され、印字イメージバッファ62の第1バン
ドバッファ62aに展開される(S42)。
【0047】一方、この第1パケットデータに画像コー
データが含まれているときに(S43:Yes )、例え
ば、300DPI (ドット・パー・インチ)から600DP
I への変換時において、繰り返して設けるドットパター
ンデータが2つのバンドに跨がるときなどで、その画像
データを消去できないときには(S44:No)、その画像
データが印字イメージデータとして第1バンドバッファ
62aに展開され(S45)、S40に戻る。しかし、その
画像データが消去可能なときには(S44:Yes )、その
画像データの画像データバッファ64における先頭アド
レスが、第バンドバッファ62cに設けた画像データ
テーブルに登録される(S46)。
【0048】そして、その画像データが印字イメージデ
ータとして第1バンドバッファ62aに展開され(S4
7)、更にその画像データの画像データバッファ64に
おける末尾アドレスが画像データテーブルに登録され
(S48)、S40に戻る。そして、1バンド分のデータ展
開が終了したときには(S41:Yes )、この制御を終了
して、第1格納処理制御のS31にリターンする。例え
ば、図10に示すように、1バンド分の第1パケットデ
ータが第1パケットデータバッファ63から読み込ま
れ、文字や記号と画像の印字イメージデータが、第1バ
ンドバッファ62aに順次展開される。また、図11に
示すように、第3バンドバッファ62cに設けた画像デ
ータテーブルには、各画像データの先頭アドレスと末尾
アドレスとを対にしたデータ群が、消去可能な画像デー
タの数分格納される。
【0049】次に、この第1格納処理制御において、R
AM60上に第2パケットデータバッファ65が設けら
れ、この第2パケットデータバッファ65には、S30に
おいて展開した1バンド分の、印字位置情報を含むパケ
ットデータが格納される(S31)。次に、RAM60上
にイメージデータバッファ66が設けられ、このイメー
ジデータバッファ66を指示する第1書き込みポインタ
P1には、次にデータを書き込む書き込み先頭アドレス
がセットされ(S32)、第1バンドバッファ62aに展
開されている印字イメージデータが所定の圧縮方式で圧
縮され、圧縮した圧縮印字イメージデータがイメージデ
ータバッファ66に格納する圧縮処理制御が実行され
(S33)、この制御を終了して、印字データ展開制御の
S17にリターンする。
【0050】次に、この印字データ展開制御において、
第1パケットデータバッファ63に格納されている全て
の第1パケットデータについて、展開処理が終了してい
ないときには(S17:No)、S13〜S17が繰り返して実
行される。ところで、S13〜S17が繰り返して実行され
た結果、第2パケットデータバッファ65やイメージデ
ータバッファ66のデータ量が増大して、フリーエリア
が減少し、イメージデータバッファ66を拡張して、前
回までのデータ量に1バンド分の所定容量B(例え
ば、約160Kバイト)を加算したバッファ容量を新た
に確保することが不可能(図10参照)になったときに
は(S13:No)、画像データバッファ64の画像データ
を消去する画像データ消去処理制御(図7参照)が実行
される(S14)。
【0051】この制御が開始されると、先ず第2書き込
みポインタP2には、画像データバッファ64の先頭ア
ドレスがセットされ(S50)、画像データテーブルにお
いて、画像データの先頭アドレスと末尾アドレスとを対
にしたデータ群が、アドレス順に並び変えられる(S5
1)。次に、第1パケットデータバッファ63の第1パ
ケットデータと、画像データバッファ64の画像データ
と、画像データテーブルのデータとに基づいて、画像デ
ータテーブルに登録されておらず、消去不可能な画像デ
ータの、画像データバッファ64における先頭アドレス
が先頭アドレスEとして記憶され、またその消去不可能
な画像データの末尾アドレスが末尾アドレスFとして記
憶される(S52)。
【0052】次に、これら先頭アドレスEから末尾アド
レスFまでの画像データが、第2書き込みポインタP2
で指示するアドレスから順次移動し格納され(S53)、
この移動した画像データに対応して、第1パケットデー
タバッファ63に格納されている、未処理バンドに関す
る印字位置情報のアドレスが変更される(S54)。次
に、第2書き込みポインタのポインタ値P2が、移動し
た画像データのデータ量に対応して、α(α=F−E)
だけインクリメントされ(S55)、終了でないとき、つ
まり消去不可能な画像データが更に存在するときには
(S56:No)、S52〜S56が繰り返して実行される。そ
して、消去不可能な全ての画像データの移動が終了した
ときには(S56:Yes )、この制御を終了して、印字デ
ータ展開制御のS15にリターンする。
【0053】そして、この印字データ展開制御におい
て、前記S13と同様に検索された結果、1バンド分の所
定容量Bを加算したバッファ容量を新たに確保できると
きには(S15:Yes )、S16以降が、前述したように実
行される。しかし、このバッファ容量を新たに確保でき
ないときには(S15:No)、第2格納処理制御(図8参
照)が実行される(S20)。この制御が開始されると、
前述したように第1展開処理制御が実行される(S6
0)。
【0054】そして、第2パケットデータバッファ65
には、S60において展開した1バンド分の、印字位置情
報を含むパケットデータが格納される(S61)。次に、
第1バンドバッファ62aに展開されている印字イメー
ジデータが前述と同様に圧縮され、圧縮後の印字イメー
ジデータの容量Bが求められる(S62)。次に、前述し
たように画像データ消去処理制御が再度実行される(S
63)。そして、前記S15と同様に検索された結果、1バ
ンド分の所定容量Bを加算したバッファ容量を新たに確
保できるときには(S64:Yes )、S62で圧縮した圧縮
印字イメージデータがイメージデータバッファ66に書
き込まれ(S65)、この制御を終了して、印字データ展
開制御にリターンする。ところで、1バンド分の所定容
量Bを加算したバッファ容量を新たに確保できないとき
には(S64:No)、メモリフル状態の発生に伴うエラー
処理が実行され(S66)、この制御を終了する。
【0055】そして、印字データ展開制御において、第
1パケットデータバッファ63に格納されている全ての
第1パケットデータについて、展開処理が終了していな
いときには(S21:No)、S20〜S21が繰り返して実行
される。しかし、全ての第1パケットデータについて、
展開処理が終了したときには(S17:Yes 又はS21:Ye
s )、第1パケットデータバッファの第1パケットデー
タの全てが消去される(S18)。そして、その頁の印字
データの展開処理が完了していないとき、つまり印字処
理が終了していないときには(S19:No)、S10に戻
り、以降、同様の処理が実行される。一方、受信した印
字データの全てについてデータ展開されたときには(S
19:Yes )、第2展開処理制御を行ないながら、印字イ
メージデータを印字機構PMに出力して、印字する処理
が実行され(S22)この制御を終了して、メインルーチ
ンにリターンする。
【0056】ここで、S22の第2展開処理制御において
は、図13に示すように、イメージデータバッファ66
に格納された、1バンド毎の圧縮印字イメージデータが
印字可能な印字イメージデータにデコード(復調)さ
れ、第2パケットデータバッファ65の第2パケットデ
ータに基づいて、第1バンドバッファ62a、第2バン
ドバッファ62b、第3バンドバッファ62cに夫々展
開され、第1バンドバッファ62aの印字イメージデー
タから順次印字機構PMに出力される。そして、印字イ
メージデータの全てが出力された第1バンドバッファ6
2aには、第4バンドの印字イメージデータが展開され
る。このように、3つのバンドバッファをサイクリック
に使用しながら、印字処理が実行される。これにより、
印字処理よりも速いタイミングで、各バンドバッファ6
2a〜62cに印字イメージデータが展開されることか
ら、印字途中にプリントオーバーランのエラーが発生す
ることがない。
【0057】次に、3つのバンドバッファ62a〜62
cを有する印字イメージバッファ62を設ける一方、プ
リントオーバーランのエラーが発生しないように制御す
る、印字データ展開制御の作用であって、印字データ展
開方法を含む作用について説明する。画像データバッフ
ァ64には、受信バッファ61から受ける画像データが
格納され、第1パケットデータバッファ63には、受信
バッファ61から受ける文字や記号のコードデータ及び
その印字位置情報と、画像データの印字位置を指定する
印字位置情報とを含むパケットデータが格納される。
【0058】そして、印字可能な圧縮印字イメージデー
タをイメージデータバッファ66に格納し、またその圧
縮印字イメージデータの各バンド毎の印字位置情報を第
2パケットデータバッファ65に格納するので、これら
イメージデータバッファ66や第2パケットデータバッ
ファ65を小型化でき、しかも印字イメージバッファ6
2は、3つのバンドバッファ62a〜62cを設けただ
けの小容量であって、繰り返して使用する場合でも、圧
縮印字イメージデータを高速にデコードして展開できる
ことから、メモリの使用効率の向上を図れる上、印字途
中にプリントオーバーランのエラーが発生することがな
い。
【0059】更に、前記第1及び第2パケットデータバ
ッファ63・65と、画像データバッファ64と、イメ
ージデータバッファ66とは、各々、データ量に応じて
容量可変に構成され、イメージデータバッファ66のバ
ッファ容量を拡張不可能なときには、展開済みの画像デ
ータを、画像データバッファ64から消去するので、こ
の消去を介して画像データバッファ64の縮小により生
じたフリーエリアを、イメージデータバッファ66など
の拡張用に適用することができ、メモリの使用効率を向
上できる。
【0060】ところで、前記実施例を部分的に変更し、
次のように構成することも可能である。先ず第1に、画
像データをバンド毎にハンドル形式により格納すること
も可能である。即ち、各バンドの画像データは、専用の
領域が夫々割当られ、その領域の先頭を指示する先頭ポ
インタのアドレスを各バンド毎に記憶し、これら画像デ
ータの領域を含む、各ハンドルで指示される領域はバッ
ファ管理制御プログラムにより一括して管理される。こ
のようなハンドル形式を採用した場合には、各バンドの
画像データを展開する毎に、その展開したバンドの画像
データは展開済みとなって不要になることから、バッフ
ァ管理制御プログラムに対してそのバンドの領域の登録
抹消を指示すると、バッファ管理制御プログラムは、そ
の抹消されたメモリ領域を、他のデータ記憶用として管
理する。尚、このようなバッファ管理制御については、
既に公知であり、実用化されている。
【0061】また、イメージデータバッファ66のバッ
ファ容量を拡張不可能なときには、画像データバッファ
64の展開済みの画像データを消去するのに限られるも
のではなく、例えば、ランドスケープ印字(用紙を横長
にした状態での印字)をする場合には、通常、ROM5
2内で、縦長の状態で記憶されているフォントデータを
90度回転させたランドスケープ用のフォントデータを
造り出し、そのフォントデータをフォントキャッシュと
呼ばれる領域に記憶しており、このフォントデータを消
去するようにしてもよい。
【0062】この場合、例えば、フリーエリアが略
「0」になった場合に、フォントキャッシュに記憶され
ている造り出しフォントが、未処理のバンドに格納され
ているかを検索し、もし格納されていないときには、そ
の領域を開放する。その後、その造り出しフォントを必
要に応じて作成すればよい。
【0063】更に、フリーエリアが略「0」になった場
合に、第1パケットデータバッファ63の処理済み領域
を、順次開放するようにしてもよい。即ち、第1パケッ
トデータバッファ63の各バンドの印字位置情報を上述
したハンドル形式で格納し、そのバンドの処理が終了す
る毎に、処理が終了したバンドの印字位置情報を格納し
たハンドル領域をバッファ管理制御プログラムに対して
開放するように指示することで容易に制御可能である。
【0064】更に、第2パケットデータバッファ65
は、各バンドに対して、1つの画像データを登録したも
のであるから、第1パケットデータバッファ63のデー
タ量よりも大きくなることはない。従って、第1パケッ
トデータバッファ63の処理済みバンドの部分を順次書
き換えることにより、第2パケットデータを作成するよ
うにしてもよい。尚、印字イメージバッファ62は、4
つ以上のバンドバッファを設けるようにする等、本発明
の技術的思想の範囲内において、前記実施例の制御に関
し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変
更を加えることもあり得る。
【0065】
【発明の効果】請求項1のプリンタによれば、受信バッ
ファと印字手段とを備え、更に画像データバッファと、
第1パケットデータバッファと、イメージデータバッフ
ァと、第2パケットデータバッファと、印字イメージバ
ッファとを設け、印字可能な圧縮印字イメージデータを
イメージデータバッファに格納し、またその圧縮印字イ
メージデータの各バンド毎の印字位置情報を第2パケッ
トデータバッファに格納するので、これらイメージデー
タバッファや第2パケットデータバッファを小型化で
き、しかも印字イメージバッファのバッファ容量が小容
量であって、繰り返して使用する場合でも、圧縮印字イ
メージデータを高速にデコードして展開できることか
ら、メモリ使用効率の向上を図れる上、第1パケットデ
ータバッファのパケットに登録されたデータを個別に処
理する場合に比べて、印字途中の処理が少なくなるの
で、プリントオーバーランのエラーが発生することがな
い。
【0066】更に、第1パケットデータバッファの各バ
ンド毎の文字や記号のコードデータの各々を印字イメー
ジデータに展開する第1展開制御手段と、この第1展開
制御手段で展開された印字イメージデータを所定の圧縮
方式で圧縮してイメージデータバッファに供給する圧縮
制御手段とを設けたので、印字イメージ展開や印字イメ
ージデータの圧縮を簡単に行なうことができる。
【0067】請求項2のプリンタによれば、受信バッフ
ァと印字手段とを備え、更に画像データバッファと、第
1パケットデータバッファと、イメージデータバッファ
と、第2パケットデータバッファと、印字イメージバッ
ファと、第1パケットデータ消去手段を設けたので、請
求項1とほぼ同様の効果を奏することができる上、第1
パケットデータバッファに格納されたパケットデータの
全てについて印字イメージデータ展開、圧縮及びイメー
ジデータバッファへの格納処理が終了した場合には、第
1パケットデータ消去手段により、第1パケットデータ
バッファのデータを消去できるため、この消去を介して
第1パケットデータバッファの縮小により生じたフリー
エリアを、イメージデータバッファなどの拡張用に適用
することができ、メモリ使用効率を向上できる。
【0068】請求項のプリンタによれば、第1パケッ
トデータバッファの各バンド毎の文字や記号のコードデ
ータの各々を印字イメージデータに展開する第1展開制
御手段と、この第1展開制御手段で展開された印字イメ
ージデータを所定の圧縮方式で圧縮してイメージデータ
バッファに供給する圧縮制御手段とを設けたので、印字
イメージ展開や印字イメージデータの圧縮を簡単に行な
うことができる。
【0069】請求項のプリンタによれば、前記第1及
び第2パケットデータバッファと、画像データバッファ
と、イメージデータバッファとは、各々、データ量に応
じて容量可変に構成され、前記第1展開制御手段で展開
済みの画像データを、画像データバッファから消去する
画像データ消去手段を設けたので、この消去を介して画
像データバッファの縮小により生じたフリーエリアを、
イメージデータバッファなどの拡張用に適用することが
でき、メモリ使用効率を向上できる。
【0070】請求項のプリンタによれば、前記イメー
ジデータバッファに格納された圧縮印字イメージデータ
を印字可能な印字イメージデータにデコードし、第2パ
ケットデータバッファから受けたパケットデータに基づ
いて、各バンド毎に印字イメージバッファに順次展開す
る第2展開制御手段を設けたので、圧縮印字イメージデ
ータのデコードや印字イメージデータの印字イメージバ
ッファへの書込みを簡単に行なうことができる。
【0071】請求項のプリンタによれば、前記印字イ
メージバッファは、第1展開制御手段で展開された印字
イメージデータを、一時的に格納するので、展開された
印字イメージデータを格納する為の余分なバッファを別
途設けることなく、印字イメージバッファを設けるだけ
でよい。
【0072】請求項のプリンタによれば、受信バッフ
ァと印字手段とを備え、更に第1パケットデータバッフ
ァと、イメージデータバッファと、第2パケットデータ
バッファとを設け、文字や記号だけからなる印字データ
を受信したときには、文字や記号の印字可能な圧縮印字
イメージデータをイメージデータバッファに格納し、ま
たその圧縮印字イメージデータの各バンド毎の印字位置
情報を第2パケットデータバッファに格納するので、こ
れらイメージデータバッファや第2パケットデータバッ
ファを小型化でき、しかも印字イメージバッファのバッ
ファ容量が小容量であって、繰り返して使用する場合で
も、圧縮印字イメージデータを高速にデコードして展開
できることから、メモリ使用効率の向上を図れる上、第
1パケットデータバッファのパケットに登録されたデー
タを個別に処理する場合に比べて、印字途中の処理が少
なくなるので、プリントオーバーランのエラーが発生す
ることがない。
【0073】請求項のプリンタによれば、前記第2パ
ケットデータバッファは、第1パケットデータバッファ
の処理済みのエリアに共用して設けるので、第2パケッ
トデータバッファを専用に別途設けることなく、第1パ
ケットデータバッファに共存させることができる。
【0074】請求項のプリンタの印字データ展開方法
によれば、画像データを画像データバッファに格納し且
つパケットデータを第1パケットデータバッファに格納
する第1ステップと、各バンド毎のデータを展開してか
ら圧縮した圧縮印字イメージデータをイメージデータバ
ッファに格納し且つパケットデータを第2パケットデー
タバッファに格納する第2ステップと、その圧縮印字イ
メージデータをデコードして印字イメージバッファに展
開する第3ステップとを設けたので、前記請求項1と同
様の効果を得ることができる。
【0075】請求項10のプリンタの印字データ展開方
法によれば、第4ステップを設けたので、第1パケット
データバッファに格納されたパケットデータの全てにつ
いて、第2ステップの処理が終了した場合に、第1パケ
ットデータバッファのデータを消去することができ、前
記請求項2と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザプリンタの概略断面図である。
【図2】レーザプリンタの制御系のブロック図である。
【図3】印字データを受信開始したときのRAMのメモ
リ構成を説明する図である。
【図4】印字データ展開制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図5】第1格納処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図6】第1展開処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図7】画像データ消去処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図8】第2格納処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図9】第1パケットデータバッファと画像データバッ
ファとを設けた図3相当図である。
【図10】第1及び第2パケットデータバッファと、画
像データバッファ及びイメージデータバッファとを設け
た図3相当図である。
【図11】第3バンドバッファに設けた画像データテー
ブルの内容を説明する図表である。
【図12】画像データバッファの画像データを消去した
ときの図10相当図である。
【図13】印字イメージデータを印字イメージバッファ
の各バンドバッファに展開するときの図10相当図であ
る。
【図14】従来技術に係り、1頁分よりも少ない印字イ
メージバッファを備えたRAMのメモリ構成を説明する
図である。
【図15】従来技術に係り、1頁分の印字イメージバッ
ファを備えた図14相当図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 50 ビデオコントローラ 51 CPU 52 ROM 60 RAM 61 受信バッファ 62 印字イメージバッファ 63 第1パケットデータバッファ 64 画像データバッファ 65 第2パケットデータバッファ 66 イメージデータバッファ 80 データ送信機器 PM 印字機構

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から受信した画像データを含む
    印字データを格納する受信バッファと、印字データの印
    字イメージデータを受けて印字媒体に印字する印字手段
    とを備えたプリンタにおいて、 前記受信バッファから受ける画像データを格納する画像
    データバッファと、 前記受信バッファから受ける文字や記号のコードデータ
    及びその印字位置情報と、前記画像データの印字位置を
    指定する印字位置情報とを含むパケットデータを格納す
    る第1パケットデータバッファと、 前記画像データバッファと第1パケットデータバッファ
    のデータを受けて、各バンド毎のデータを印字イメージ
    データに展開してから圧縮した圧縮印字イメージデータ
    を格納するイメージデータバッファと、 前記イメージデータバッファに格納される各バンド毎の
    圧縮印字イメージデータの印字位置を指定する印字位置
    情報を含むパケットデータを格納する第2パケットデー
    タバッファと、 印字イメージに展開された印字イメージデータを格納す
    る印字イメージバッファと、前記第1パケットデータバッファの各バンド毎の文字や
    記号のコードデータの各々を印字イメージデータに展開
    する第1展開制御手段と、 この第1展開制御手段で展開された印字イメージデータ
    を所定の圧縮方式で圧縮してイメージデータバッファに
    供給する圧縮制御手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 外部機器から受信した画像データを含む
    印字データを格納する受信バッファと、印字データの印
    字イメージデータを受けて印字媒体に印字する印字手段
    とを備えたプリンタにおいて、 前記受信バッファから受ける画像データを格納する画像
    データバッファと、 前記受信バッファから受ける文字や記号のコードデータ
    及びその印字位置情報と、前記画像データの印字位置を
    指定する印字位置情報とを含むパケットデータを格納す
    る第1パケットデータバッファと、 前記画像データバッファと第1パケットデータバッファ
    のデータを受けて、各バンド毎のデータを印字イメージ
    データに展開してから圧縮した圧縮印字イメージデータ
    を格納するイメージデータバッファと、 前記イメージデータバッファに格納される各バンド毎の
    圧縮印字イメージデータの印字位置を指定する印字位置
    情報を含むパケットデータを格納する第2パケットデー
    タバッファと、 印字イメージに展開された印字イメージデータを格納す
    る印字イメージバッファと、 前記第1パケットデータバッファに格納されたパケット
    データの全てについて印字イメージデータ展開、圧縮及
    びイメージデータバッファへの格納処理が終了した場合
    に、前記第1パケットデータバッファのデータを消去す
    る第1パケットデータ消去手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記第1パケットデータバッファの各バ
    ンド毎の文字や記号のコードデータの各々を印字イメー
    ジデータに展開する第1展開制御手段と、 この第1展開制御手段で展開された印字イメージデータ
    を所定の圧縮方式で圧縮してイメージデータバッファに
    供給する圧縮制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2パケットデータバッフ
    ァと、画像データバッファと、イメージデータバッファ
    とは、各々、データ量に応じて容量可変に構成され、前
    記第1展開制御手段で展開済みの画像データを、画像デ
    ータバッファから消去する画像データ消去手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記イメージデータバッファに格納され
    た圧縮印字イメージデータを印字可能な印字イメージデ
    ータにデコードし、第2パケットデータバッファから受
    けたパケットデータに基づいて、各バンド毎に印字イメ
    ージバッファに順次展開する第2展開制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプリン
    タ。
  6. 【請求項6】 前記印字イメージバッファは、第1展開
    制御手段で展開された印字イメージデータを、一時的に
    格納することを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 外部機器から受信した印字データを格納
    する受信バッファと、印字データの印字イメージデータ
    を受けて印字媒体に印字する印字手段とを備えたプリン
    タにおいて、 前記受信バッファから受ける文字や記号のデータ及びそ
    の印字位置情報等を含むパケットデータを格納する第1
    パケットデータバッファと、 前記第1パケットデータバッファのデータを受けて、各
    バンド毎のデータを印字イメージデータに展開してから
    圧縮した圧縮印字イメージデータを格納するイメージデ
    ータバッファと、 前記イメージデータバッファに格納される各バンド毎の
    圧縮印字イメージデータの印字位置を指定する印字位置
    情報を含むパケットデータを格納する第2パケットデー
    タバッファと、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記第2パケットデータバッファは、第
    1パケットデータバッファの処理済みのエリアに共用し
    て設けられたことを特徴とする請求項に記載のプリン
    タ。
  9. 【請求項9】 外部機器から送信された画像データを含
    む印字データを受信バッファに受信し、この印字データ
    を印字イメージデータに展開するプリンタの印字データ
    展開方法において、 前記画像データを画像データバッファに格納し、且つ文
    字や記号のコードデータ及びその印字位置情報と、前記
    画像データの印字位置を指定する印字位置情報とを含む
    パケットデータを第1パケットデータバッファに格納す
    る第1ステップと、 前記画像データバッファと第1パケットデータバッファ
    のデータを受けて、各バンド毎のデータを印字イメージ
    データに展開してから圧縮した圧縮印字イメージデータ
    をイメージデータバッファに格納し、且つイメージデー
    タバッファに格納される各バンド毎の圧縮印字イメージ
    データの印字位置を指定する印字位置情報を含むパケッ
    トデータを第2パケットデータバッファに格納する第2
    ステップと、 前記イメージデータバッファに格納された圧縮印字イメ
    ージデータを印字可能な印字イメージデータにデコード
    し、第2パケットデータバッファから受けたパケットデ
    ータに基づいて、各バンド毎に印字イメージバッファに
    順次展開する第3ステップと、 を備えたことを特徴とするプリンタの印字データ展開方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1パケットデータバッファに格
    納されたパケットデータの全てについて、前記第2ステ
    ップの処理が終了した場合に、前記第1パケットデータ
    バッファのデータを消去する第4ステップを備えたこと
    を特徴とする請求項9に記載のプリンタの印字データ展
    開方法。
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