JP5077383B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取装置に関する。
従来、自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えた複写機やフ
ァクシミリなどの画像読取装置は、特許文献1に示されるように、読み取り前の原稿を載置する給紙トレイと、読み取り後の原稿を載置する排紙トレイと、原稿の表面側と裏面側を読み取る読取デバイスが、それぞれ設けられている。また、原稿の表面側と裏面側を読み取る読取デバイスは、原稿が搬送される搬送経路のそれぞれ異なる位置に設けられている。
特開2006−86734号公報 特開2003−309703号公報
特許文献1では、原稿の裏面側を読み取る読取デバイスは、原稿の表側を読み取る読取デバイスが設置される位置より搬送経路の下流側に設置されている。また、特許文献1記載の画像読取装置と同様な構成で、特許文献2記載の画像読取装置は、原稿の表裏を読み取る際の読取条件を、それぞれ異なる読取条件で設定して、原稿の両面を読み取ることが可能である。その画像読取装置は、両方の読取デバイスの使用頻度の偏りを軽減するために、原稿を給紙トレイに載置する際の載置方法を案内表示することも可能である。
特許文献1記載の画像読取装置では、原稿の先端が原稿の裏面側を読み取る読取デバイスの読取位置に到達してから、当該原稿の後端が原稿の表面側を読み取る読取デバイスの読取位置を通過するまでの間、原稿の裏面の読取データをRAM等の記憶部に記憶しつつ表面の読取データをプリンタ等の出力部へ出力する。そして、その画像読取装置は、表面の読取データを出力後、その記憶部に記憶された裏面の読取データを出力部へ出力する。
また、特許文献1記載の画像読取装置と異なり、原稿の裏面を先に読み取り、原稿の表面を後で読み取るように読取デバイスが設置された画像読取装置の場合を例示する。その画像読取装置では、先に読み取られる原稿の裏面の読取データを1ページ分、記憶部に記憶する必要がある。すなわち、上述したいずれの構成の画像読取装置においても、裏面の読取データの一部或いは1ページ分を記憶部に記憶する必要がある。
また、一方の面がテキスト情報、他方の面が絵柄情報で構成されている原稿の両面を読み取る場合を挙げる。特許文献2記載の画像読取装置を用いて、一方の面のテキスト情報をモノクロや低解像度などの読取品質が低い読取条件、他方の面の絵柄情報をカラーや高解像度などの読取品質が高い読取条件で読み取る場合には、以下のような問題がある。
使用者がそのテキスト情報の面を裏面となるように給紙トレイに載置した場合と、使用者がその絵柄情報の面が裏面となるように給紙トレイに載置した場合とでは、高い読取品質で読み取る絵柄情報の面を裏面となるように給紙トレイに載置した場合の方が、上述した記憶部に記憶すべき裏面の読取データは多くなり、記憶部に占める割合も必然的に大きくなる。
すなわち、特許文献2記載の画像読取装置においても、原稿の載置の仕方(表裏面の方
向選択)によって、裏面の読取データを記憶部に記憶する際に必要とする記憶容量は大きく異なるので、裏面の読取データを記憶する記憶領域として容量最大のケースを想定した記憶容量を記憶部に確保する必要があった。
そこで、本発明は、搬送経路を挟んで対向する一方の側から画像を読み取る第1画像読取部と、前記搬送経路を挟んで対向する他方の側から画像を読み取る第2画像読取部とを備え、原稿の一方の面と原稿の他方の面とをそれぞれ異なる読取条件で原稿の両面を読み取る画像読取装置において、給紙トレイに載置する原稿の表裏についての載置方向を案内表示し、その載置方向に原稿が載置されることによって、第2画像読取部によって読み取られた読取データが全て出力されるまでの間に、記憶部に記憶される第1読取部が読み取った読取データの記憶容量を削減することを目的としてなされた。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の発明の画像読取装置は、給紙トレイに載置される原稿を搬送経路に沿って排紙トレイへ搬送する搬送部と、前記搬送経路を挟んで原稿と対向し、その原稿の一方の側から画像を読み取る第1画像読取部と、前記搬送経路を挟んで原稿と対向し、その原稿の他方の側から画像を読み取る第2画像読取部と、前記原稿の両面の読取条件をそれぞれ入力する読取条件入力部と、前記読取条件入力部で入力された一方の面の読取条件と他方の面の読取条件とで前記第1及び第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量を比較する比較部と、前記給紙トレイに載置する原稿の表裏についての載置方向を案内表示する案内表示部と、前記比較部によって記憶容量が小さいとされる読取条件を前記第1画像読取部の読取条件とし、前記比較部によって記憶容量が大きいとされる読取条件を前記第2画像読取部の読取条件として、それぞれ設定する読取条件設定部と、前記読取条件設定部で設定された読取条件の下で、前記第1画像読取部が読み取った画像の第1読取データと、前記第2画像読取部が読み取った画像の第2読取データとをそれぞれ記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された読取データを出力する画像出力部と、前記比較部によって記憶容量が小さいとされる読取条件に対応する前記原稿の面が、前記第1画像読取部による読取面となるように原稿の載置方向を前記案内表示部に表示させると共に、前記記憶部に記憶される前記第2読取データを、前記画像出力部を介して出力し、前記第2読取データの出力が完了するまでの間に、前記記憶部に記憶される第1読取データを、その第2読取データの出力完了後、前記画像出力部を介して出力するように制御する制御部と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置であって、前記第2画像読取部は、前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の下流側の位置に設けられ、前記制御部は、前記第1読取データは前記記憶部に前記原稿1枚分の画像が記憶され、前記第2読取データの出力完了後、前記前記第1画像読取部が読み取って前記記憶部に記憶された第1読取データを前記画像出力部が出力するように制御することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置であって、前記第2画像読取部は、前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の上流側の位置に設けられ、前記制御部は、前記第2読取データの出力完了後、前記原稿の先端が前記第1画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第2画像読取部の読取位置を通過するまでの間に、前記第1画像読取部が読み取って前記記憶部に記憶された第1読取データを前記画像出力部が出力するように制御することを特徴としている。
請求項1に記載の画像読取装置は、使用者が、使用者が記憶容量が小さいとされる読取条件に対応する原稿の面を給紙トレイに載置した場合と、使用者が記憶容量が大きいとされる読取条件に対応する原稿の面を給紙トレイに載置した場合とでは、第1読取データとして記憶部に記憶される記憶容量が大きく異なる。使用者が記憶容量が大きいとされる読取条件に対応する原稿の面を給紙トレイに載置した場合の方が、使用者が記憶容量が小さいとされる読取条件に対応する原稿の面を給紙トレイに載置した場合より記憶部に記憶される記憶容量が大きい。
そこで、記憶容量が小さいとされる読取条件に対応する原稿の面が、第1画像読取部による読取面となるように原稿の載置方向を案内表示部に表示させることで、記憶部には、いずれかの読取条件で必要とされる最大の記憶容量を記憶部に常に確保しておく必要がない。そのため、本発明の画像読取装置は、第1読取データを記憶部に記憶する際に必要とされる記憶容量を削減することができる。
請求項2に記載の構成の画像読取装置では、第2画像読取部が、第1画像読取部が設けられた位置より搬送経路の下流側の位置に設けられている。記憶部に記憶される第1読取データは、原稿1枚分記憶されることとなる。
本発明の画像読取装置は、いずれかの読取条件で必要とされる最大の記憶容量を原稿1枚分、記憶部に確保する必要がなく、記憶容量が小さいとされる読取条件に基づく記憶容量を原稿1枚分記憶しておけばよい。
請求項3に記載の構成の画像読取装置では、第2画像読取部が、第1画像読取部が設けられた位置より搬送経路の上流側の位置に設けられている。そのため、記憶部に記憶される第1読取データは、原稿の先端が前記第1画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が第2画像読取部の読取位置を通過するまでの間に、第1画像読取部によって読み取られる分となる。この構成の画像読取装置は、原稿1枚分より少ない前記第1画像読取部によって読み取られる分の第1読取データを記憶部に記憶することになる。
本発明の構成の画像読取装置は、記憶容量が小さいとされる読取条件に基づく記憶容量が前記第1画像読取部によって読み取られる分の記憶領域があればよい。そのため、本画像読取装置は、第1読取データを記憶部に記憶する際に必要とされる記憶容量を最も削減することができる。
複合機1を示す斜視図である。 第1実施形態の読取装置10の断面を模式的に示す説明図である。 第2実施形態の読取装置10の断面を模式的に示す説明図である。 複合機1の電気的な構成を示す回路ブロック図である。 搬送経路111上に搬送される原稿の両面を、読取装置10が読み取る際の動作を示すタイミングチャート。(A)第1実施形態、(B)第2実施形態をそれぞれ示す。 第1実施形態の読取装置10における読取処理のフローチャート。 第2実施形態の読取装置10における読取処理のフローチャート。 原稿の両面を読取る際の読取前処理を示すフローチャート。 一方の面がテキスト情報、他方の面が絵柄情報からなる原稿P。 表示部23に表示される(A)原稿の一方の面の読取条件入力画面と、(B)原稿の他方の面の読取条件入力画面と、(C)給紙トレイ110の載置方法を表示する表示画面とをそれぞれ説明する説明図。 ハガキモードが読取モードとして設定されたときの表示部23に表示される(A)読取条件入力画面と、(B)給紙トレイ110上の載置方法を表示する表示画面をそれぞれ説明する説明図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。本形態は、原稿の画像を読み取り、コピー、FAX、PC−スキャンなどの機能を実行することが可能な複合機(画像読取装置の一例)について説明する。
図1は、複合機1の概略構成を示す斜視図である。複合機1は、読取装置10と、コピー、FAX、PC−スキャンなどの機能を実行する実行部を有する本体部5とから構成されている。
本実施形態の読取装置10は、装置本体20と、この装置本体20の上部に配置された自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)30とを備えている。このADF30は、原稿を載せる給紙トレイ110と、読み取った原稿を排紙する排紙トレイ130とを有している。
複合機1は、装置本体20の更に下部には、本体部5を有する。そして、その本体部5には、読取装置10で読み取った画像に対して、コピー、FAX、PC−スキャンなどの機能を実行する各実行部がある。
ADF30は、装置本体20に対して回動自在に設けられている。装置本体20の上面は、ADF30により被覆される。そして、このADF30の前面側には、液晶ディスプレイからなる表示部23(案内表示部の一例)と、スタートキー、ストップキー、テンキー等から構成されるボタン群からなる操作部21(読取条件入力部の一例)とが設けられている。
[第1実施形態]
本発明の実施形態における第1実施形態の読取装置10について、図2の読取装置10の断面図を用いて説明する。
ADF30は、原稿が載置される給紙トレイ110と、原稿が排出される排紙トレイ130と、給紙トレイ110に載置された原稿を、搬送経路111に沿って搬送する搬送ローラ121〜127(搬送部の一例)を有している。また、ADF30は、搬送ローラ121〜127によって搬送された原稿を排紙トレイ130に搬送する排紙ローラ128、129を有している。
これ以降の説明において、原稿が給紙トレイ110に載置された際に、図2における上方向の原稿の面を原稿の表面とし、図2における下方向の原稿の面を原稿の裏面とする。
なお、後述する第2実施形態の図3においても上記と同じである。
この搬送経路111上には、搬送中の原稿の対応する位置を検知するためのセンサとして、Fセンサ310,RBセンサ320,Rセンサ330が設けられている。
搬送経路には、原稿の裏面の画像の読み取りを行うための読取デバイス210(第1画像読取部の一例)が原稿押え220の対応する位置に、設けられている。原稿押え220は、通過する原稿を読取デバイス210の読取面に押圧するものである。なお、この読取デバイス210は、典型的にはCIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)が採用される。
また、原稿の表面の画像の読み取りを行うために、装置本体20に設けられた読取デバイス230(第2画像読取部の一例)が、原稿押え240の対応する位置に、設けられて
いる。なお、原稿押え240の対応する位置は、読取デバイス210が設けられた位置より搬送経路111上の下流側の位置である。
原稿押え240は、搬送経路111上の原稿押え240の対応する位置を通過する原稿を読取デバイス230の読取面に押圧するものである。なお、この読取デバイス230も典型的にはCIS(Contact Image Sensor) やCCD(Charge Coupled Device)が採用される。
上述したように、搬送経路111を挟んで原稿と対向する一方の側から、読取デバイス210によって原稿の裏面が読み取られる。そして、搬送経路111を挟んで原稿と対向する他方の側から、読取デバイス230によって原稿の表面が読み取られる。なお、原稿押え220、240は、所定の反射率を有する白板である。
[第2実施形態]
本発明の実施形態における第2実施形態の読取装置10について、図3の画像読取10の断面図を用いて説明する。上述した図2の第1実施形態の読取装置10と次の構成が異なる。
第2実施形態の読取装置10は、RBセンサ320と、原稿押え220と、原稿の裏面の画像の読み取りを行う読取デバイス210とが、読取デバイス230が設けられた位置より搬送経路111上の下流側の位置に設けられている。その第2実施形態の構成が第1実施形態の構成と異なる。
上述した読取デバイス210と読取デバイス230の位置以外の構成は、第1実施形態及び第2実施形態でも同じ構成である。
読取装置10は、ADF30が適用可能なものであれば如何なる構成のものであってもよい。なお、本実施形態は、本発明が装置本体20及びこれに適用可能なADF30を有する複合機10において実施される場合を例示するが、本発明は、トナーやインクなどの画像記録材を記録用紙に付着させて画像を記録する画像記録装置や、この画像記録装置において画像記録位置に記録用紙を搬送するシート搬送装置として実施されてもよい。
図4は、第1実施形態及び第2実施形態の複合機1の電気的な構成を示す回路ブロック図である。複合機1は、CPU100(比較部、読取条件設定部、制御部の一例)と、ROM101と、RAM102(記憶部の一例)と、デバイス制御部103と、画像形成部104と、画像処理部105と、USBインターフェース106と、モデム107と、モータ120と、複合機1の各設定を入力することが可能な操作部21と、それらの各構成を接続するバス109を有する。
また、複合機1は、更に、画像の読取りに関わる構成として、読取デバイス210(第1画像読取部の一例)、読取デバイス230(第2画像読取部の一例)と、AFE回路211、231とを有する。
ROM101には、複合機1を制御するための各種制御プログラムや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM102(記憶部の一例)は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、或いは、読取デバイス210と読取デバイス230とがそれぞれ読み取った原稿の画像の読取データが一時的に記憶する記憶領域として利用される。
CPU100は、ROM101から読み出した制御プログラムに従って、その処理結果をRAM102に記憶させながら、バス109で接続されている各構成を制御する。
また、操作部21(読取条件入力部の一例)はキーボード等からなる入力手段である。ユーザは、解像度やモノクロ、カラー等の原稿の画像を読み取る際の読取条件等を、操作部21であるキーボード等を用いて、入力することができる。そして、入力された読取条件等は、一旦、RAM102に記憶される。
CPU100は、原稿の画像を読み取る際に、RAM102にアクセスして読取条件を入手する。CPU100は、デバイス制御部103に対して、その読取条件に基づいて指示をする。デバイス制御部103は、読取デバイス210、230毎にその読取条件に応じたモード信号(MODE)を出力する。そして、読取デバイス210、230は、そのモード信号に応じて、解像度やモノクロ、カラー等の読取条件が設定される。
また、デバイス制御部103は、読取デバイス210、230を動作させるための基準クロックCLKと、その基準クロックに基づいて1ライン周期のパルス信号SPとを、それぞれ読取デバイス210及び230に与える。
また、デバイス制御部103は、バス109を介して、読取デバイス210、230と同様に基準クロックと1ライン周期のパルス信号とを、モータ120に入力する。モータ120は、ステッピングモータである。そのモータ120は、駆動信号の1パルスで1ステップの回転角度分、回転駆動する。そして、モータ120が1ステップ分駆動すると、各搬送ローラ121〜127が駆動し、搬送経路111上を原稿が所定距離だけ搬送される。
周知の構成である読取デバイス210、230は、光源(不図示)と、1列に複数配置されたフォトセンサ(不図示)とを有する。その光源が原稿に光を照射し、1列に配列されたフォトセンサが、原稿によって反射された反射光の光量を蓄積する。
そして、読取デバイス210、230は、読み取った原稿の読取データをアナログ信号で出力する。それぞれの読取デバイス210、230から出力された読取データは、それぞれに対応するAFE211、231(Analog Front End)回路が有するA/D変換回路によってデジタル信号の読取データに変換される。なお、AFE211、231は、周知のシェーディング補正等の読取に関する補正処理を実行した上で、デジタルの読取データに変換される。
そして、デジタル信号の読取データは、RAM102に記憶される。そして、画像処理部105は、RAM102に記憶された読取データを画像処理する。よって、複合機1は、コピー、FAX、PC−スキャンなどの各機能を実行することができる。画像処理部105は、RAM102に記憶された読取データを色変換処理や原稿を読み取った画像の拡大・縮小処理などの画像処理を実行する。
複合機1は、コピー、FAX、PC−スキャンなどの各機能を実行することができる。複合機1がコピーの機能を実行する場合は、画像処理部105(画像出力部の一例)は画像処理した読取データを画像形成部104に出力する。本体部5に備え付けられた画像形成部104(画像出力部の一例)は、その読取データを、用紙に印刷する。なお、画像形成部104の画像形成方式は、周知の技術である電子写真方式であってもインクジェット方式であってもよい。
モデム107は、画像情報とその画像情報を送受信するための手順信号を送受信するものである。複合機1がFAXの機能を実行する場合は、画像処理部105(画像出力部の一例)は画像処理した読取データを、モデム107に出力する。そして、モデム107は
、その読取データを送信用の画像情報とする。そして、モデム107は、NCU108を介して、その読取データを相手先通信端末に送信する。なお、NCU(網制御部)108は、電話回線32と接続し、呼出信号の検出、発着信の際に必要な所定の回線制御を行うものである。
複合機1がPCスキャンの機能を実行する場合は、画像処理部105(画像出力部の一例)は画像処理した読取データを、USBインターフェース106(端末接続部)に出力する。そして、USBインターフェース106に接続されているパソコンなどの外部情報端末(不図示)に、その読取データが送信されることにより、PCスキャンが実行される。
[読取装置10の読取動作の説明]
次に、制御部として機能するCPU100の制御によって、複合機1が原稿の両面を読み取る際の読取装置10の動作について、説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態(図2)の読取装置10の読取動作について図5(A)と図6を用いて説明する。図5(A)は、第1実施形態(図2)の読取装置10のタイミングチャートである。図6は、そのタイミングチャートにおける制御部として機能するCPU100のフローチャートである。なお、複合機1は、原稿の両面を読み取って、コピーの機能を実行するものとする。
CPU100が、原稿の読取動作の開始を、モータ120に指示する(S101、図5(A):時間T1)。すると、給紙トレイ110に載置された原稿が、搬送ローラ121〜127によって搬送経路111上に送られる。以後、原稿は、搬送ローラ121〜127の回転によって、1ステップ毎に搬送経路111上を搬送される。
次に、CPU100は、搬送経路111上の読取デバイス210の読取位置に該原稿が有るか否かを判断する(S102)。なお、S102の判断は、RBセンサ320が原稿を検知したか否かに基づいて判断される。
次に、読取デバイス210の読取位置に原稿が無い場合(S102:NO)、CPU100は、搬送経路111上の読取デバイス230の読取位置に原稿が有るか否かを判断する(S103)。なお、S103の判断は、Rセンサ330が原稿を検知したか否かに基づいて判断される。
図5(A)は、読取デバイス210、読取デバイス230の読取位置に原稿が有るか否かを示している。図5(A)の時間T1からT2までの時間は、読取デバイス210、230の読取位置に原稿がない。なお、時間T2は、搬送経路111上の読取デバイス210の読取位置に該原稿の先端が到達した時間である。故に、時間T2に達するまで、CPU100は、S102:NO、S103:NOの処理を繰り返す。
次に、読取デバイス210の読取位置に原稿が有る場合(S102:YES)であって、かつ、読取デバイス230の読取位置に原稿が無い場合(S104:NO)は、S105に進む。
CPU100は、読取デバイス210が原稿の裏面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた裏面の読取データ(第1読取データの一例)は、AFE211を介してRAM102に記憶される(S105)。
原稿の表面の画像出力処理が終了していない場合(S106:NO)、S102に戻る。時間T3は、搬送経路111上の読取デバイス230の読取位置に該原稿の先端が到達した時間である。時間T2〜時間T3の時間は、CPU100は、S105の処理を繰り返し実行する。
次に、読取デバイス210の読取位置に原稿が有る場合(S102:YES)であって、かつ、読取デバイス230の読取位置に原稿が有る場合(S104:YES)は、S107に進む。
S105と同様に、原稿の裏面の画像が1ライン分読み取られる。そして、その裏面の読取データは、AFE211を介してRAM102に記憶される(S107)。また、CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた表面の読取データ(第2読取データの一例)は、AFE231を介してRAM102に記憶される(S108)。
そして、CPU100は、画像処理部105を介して画像形成部104に出力するように制御する(S109)。すると、その画像処理された読取データは、画像形成部104によって印刷処理される。なお、RAM102に記憶された表面の読取データは、画像処理部105に取り込まれた段階でRAM102から消去される。
原稿の表面の画像出力処理が終了していない場合(S106:NO)、S102に戻る。時間T4は、搬送経路111上の読取デバイス210の読取位置に該原稿の後端が到達した時間である。時間T3〜時間T4の時間の間、CPU100は、S107、S108、S109の処理が繰り返し実行される。
次に、読取デバイス210の読取位置に原稿がない場合(S102:NO)であって、かつ、読取デバイス230の読取位置に原稿が有る場合(S103:YES)は、S110に進む。
CPU100は、S108と同様に、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた表面の読取データは、AFE231を介してRAM102に記憶される(S110)。
CPU100は、画像処理部105を介して画像形成部104に出力するように制御する(S111)。
原稿の表面の画像出力処理が終了していない場合(S106:NO)、S102に戻る。時間T5は、搬送経路111上の読取デバイス230の読取位置に該原稿の後端が到達した時間である。時間T4〜時間T5の間、CPU100は、S110、S111の処理を繰り返し実行する。
そして、全ての原稿の表面の画像出力処理が終了した場合(S106:YES)、CPU100は、記憶部に記憶された裏面の読取データを、画像処理部105を介して画像形成部104に出力するよう制御する(S112)。
全ての裏面の読取データの出力が終了すれば(S113:YES)、本フローチャートの処理が終了する。
第1実施形態(図2)の読取装置10では、図5(A)の斜線が引かれた分、すなわち原稿1枚分の原稿の裏面の読取データが記憶される。一方、原稿の表面の読取データは、
画像処理部105に取り込まれた段階でRAM102から消去される。そのため、原稿の表面の読取データは、画像処理部105が画像処理するのに必要な数ライン分、記憶部に記憶されるだけである。
なお、本複合機1が、表面の読取データから印刷し、その後、裏面の読取データを印刷するのは、ユーザの利便性からである。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態(図3)の読取装置10の読取動作について図5(B)と図7を用いて説明する。図5(B)は、第2実施形態(図3)の読取装置10のタイミングチャートである。図7は、そのタイミングチャートにおける制御部として機能するCPU100のフローチャートである。
CPU100が、原稿の読取動作の開始を、モータ120に指示する(S201、図5(B):時間T1’)。すると、給紙トレイ110に載置された原稿が、搬送ローラ121―127によって搬送経路111上に送られる。以後、原稿は、搬送ローラ121〜127の回転によって、1ステップ毎に搬送経路111上を搬送される。
次に、CPU100は、搬送経路111上の読取デバイス230の読取位置に該原稿が有るか否かを判断する(S202)。なお、S202の判断は、Rセンサ330が原稿を検知したか否かに基づいて判断される。
次に、読取デバイス230の読取位置に原稿が無い場合(S202:NO)、CPU100は、搬送経路111上の読取デバイス210の読取位置に原稿が有るか否かを判断する(S203)。なお、S203の判断は、RBセンサ320が原稿を検知したか否かに基づいて判断される。
図5(B)の時間T2’は、搬送経路111上の読取デバイス230の読取位置に該原稿の先端が到達した時間である。故に、時間T2’に達するまで、CPU100は、S202:NO、S203:NOの処理を繰り返す。
次に、読取デバイス230の読取位置に原稿が有る場合(S202:YES)であって、かつ、読取デバイス210の読取位置に原稿が無い場合(S204:NO)は、S205に進む。
CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた表面の読取データは、AFE231を介してRAM102に記憶される(S205)。
CPU100は、RAM102に記憶された表面のデータを画像処理部105を介して画像形成部104に出力するように制御する(S206)。
原稿の全ての面の画像出力処理が終了していない場合(S207:NO)、S202に戻る。時間T3’は、搬送経路111上の読取デバイス210の読取位置に該原稿の先端が到達した時間である。時間T2’〜時間T3’の時間の間、CPU100は、S205、S206の処理を繰り返し実行する。
次に、読取デバイス230の読取位置に原稿が有る場合(S202:YES)であって、かつ、読取デバイス210の読取位置に原稿が有る場合(S204:YES)は、S208に進む。
S205と同様に、CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた表面の読取データは、AFE231を介してRAM102に記憶される(S208)。
CPU100は、読取デバイス210が原稿の裏面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた裏面の読取データは、AFE211を介してRAM102に記憶される(S209)。
S206と同様に、RAM102に記憶された表面のデータをCPU100は、画像処理部105を介して画像形成部104に出力するように制御する(S210)。
原稿の全ての面の画像出力処理が終了していない場合(S207:NO)、S202に戻る。時間T4’は、搬送経路111上の読取デバイス230の読取位置に該原稿の後端が到達した時間である。時間T3’〜T4’の時間の間、CPU100は、S208、S209、S210の処理を繰り返し実行する。
時間T3’〜T4’の時間の間、読取デバイス210で読み取られた裏面の読取データはRAM102に記憶される(図5(B)斜線領域)。
次に、読取デバイス230の読取位置に原稿が無い場合(S202:NO)であって、かつ、読取デバイス210の読取位置に原稿が有る場合(S203:YES)は、S211に進む。
S209と同様に、CPU100は、読取デバイス210が原稿の裏面の画像を1ライン分読み取るように制御する。そして読み取られた裏面の読取データは、AFE211を介してRAM102に記憶される(S211)。
そして、CPU100は、S209の処理でRAM102に記憶された裏面の読取データから順次、画像処理部105を介して画像形成部104に出力するように制御する(S212)。
原稿の全ての面の画像出力処理が終了していない場合(S207:NO)、S202に戻る。時間T5’は、搬送経路111上の読取デバイス210の読取位置に該原稿の後端が到達した時間である。時間T4’〜T5’の時間の間、CPU100は、S211、S212の処理を繰り返し実行する。
そして、原稿の全ての面の画像出力処理が終了すると(S207:YES)、第2実施形態(図3)の読取装置10の読取動作が終了する。
図5(B)の斜線が引かれた分は、原稿の先端が読取デバイス210の読取位置に到達してから当該原稿の後端が読取デバイス230の読取位置を通過するまでの間を示している。第2実施形態(図3)の読取装置10は、図5(B)の斜線に相当する裏面の読取データを記憶部に記憶する。
なお、原稿の表面の読取データは、第1実施形態と同様に、画像処理部105が画像処理するのに必要な数ライン分、記憶部に記憶されるだけである。
次に、本発明の特徴的な構成について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と第2実施形態とは特別なことわりがない限り共通である。図8は、使用者が複合機
1を利用して原稿の両面の画像を読取る際の読取処理フローチャートである。なお、上述した第1実施形態の図6のフローチャートと、第2実施形態の図7のフローチャートは、それぞれ後述する図8のS311の処理で行われる。
使用者は、操作部21の入力手段を介して、複合機1の読取モードを設定する。すると、CPU100は、設定された読取モードを認識する(S301)。本実施形態では、読取モードの設定時に、コピー、FAX、PC−スキャンなどの各機能のうち、いずれの機能を複合機1が使用するかが設定される。
図9は、一方の面(以後:テキスト面P1)がテキスト情報、他方の面(以後:絵柄面P2)が絵柄情報からなる原稿Pである。なお、本実施形態では、使用者は、テキスト面P1を“テキスト”の読取条件で、絵柄面P2を“写真”の読取条件の下で、原稿の画像を読み取ることを希望している。そして、本実施形態では、使用者によって原稿の両面を異なる読取条件で読み取る読取モードが設定される。なお、読取条件が“テキスト”であれば、“原稿サイズがA4、解像度300dpi、モノクロ読取”、読取条件が“写真”であれば、“原稿サイズがA4、解像度1200dpi、カラー読取”といった内容が予め決められている。その読取条件はROM101に記憶され、必要に応じてCPU100がアクセス可能となっている。
図10(A)は、原稿の一方の面の読取条件入力画面と、図10(B)は、原稿の他方の面の読取条件入力画面である。次に、CPU100は、S301にて設定された読取モードに応じて、図10(A)及び(B)の原稿の両面の読取条件入力画面を表示部23に表示するように指示する(S302)。
すると、図10(A)が表示部23に表示される。使用者は、操作部21を操作して、“テキスト”、“写真”等の複数の読取条件のうち、1つの読取条件を入力できる。
本実施形態の例では、使用者は、テキスト面P1の読取条件を、操作部21を介して、図10(A)のように“テキスト”の読取条件を入力する。すると、その入力された原稿の一方の面の読取条件として、RAM102に記憶される。
使用者が一方の面の読取条件の入力を完了すると、次に、図10(B)が表示部23に表示される。本実施形態の例では、使用者は、絵柄面P2の読取条件を、操作部21を介して、図10(B)のように“写真”の読取条件を入力する。すると、その入力された原稿の他方の面の読取条件として、RAM102に記憶される。
比較部として機能するCPU100は、最初に入力された一方の面の読取条件と2番目に入力された他方の面の読取条件とに基づいて、それぞれ原稿を読み取るのに必要な記憶容量を求める。そして、CPU100は、該当する読取条件の下で原稿を読み取る際に必要な記憶容量として、どちらの面の記憶容量が大きいかを判断する(S303)。
本実施形態の説明では、最初に入力された原稿の一方の面の読取条件は、“テキスト”すなわち、A4サイズの原稿、解像度300dpi、モノクロ読取の読取条件である。読取デバイス210、230がその読取条件の下で該面を読み取るのに必要な記憶容量は、約9Mバイトとなる。
また、2番目に入力された原稿の他方の面の読取条件は、“写真”すなわち、A4サイズの原稿、解像度1200dpi、カラー読取の読取条件である。読取デバイス210、230がその読取条件の下で該面を読み取るのに必要な記憶容量は、約400Mバイトとなる。
ゆえに、上述した本実施形態の例では、2番目に入力された他方の面の読取条件の方が最初に入力された一方の面の読取条件より、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が大きい(S303:NO)。
制御部として機能するCPU100は、図10(C)“読取条件を最初に設定した面が裏面となるように、給紙トレイに置いてください”という案内表示を表示部23に表示するように制御する。すると、使用者は、テキスト面P1が裏面となるように、給紙トレイに原稿を置くことができる。
次に、読取条件設定部として機能するCPU100は、一方の面の読取条件“テキスト”を、読取デバイス210の読取条件として設定する(S305)。また、読取条件設定部として機能するCPU100は、他方の面の読取条件“写真”を、読取デバイス230の読取条件として設定する(S306)。
次に、CPU100は、RAM102に裏面の読取データを記憶する領域として、領域を確保するよう指示する。第1実施形態の構成では、裏面の読取データを記憶部に記憶する領域として、原稿1枚分すなわち約9Mバイトの領域がRAM102に確保される。
また、第2実施形態では、搬送経路111上の読取デバイス210と読取デバイス230との読取位置間の距離が約107mmであったとする。すると、第2実施形態の構成では、裏面の読取データを記憶部に記憶する領域として、約6Mバイトの領域がRAM102に確保される。
そして、S305およびS306で設定された読取条件の下で、CPU100は、読取デバイス210、230が原稿の両面を読み取るように制御する。なお、S311の処理は、第1実施形態では図6、第2実施形態では図7にそれぞれ対応する。
図10(A)、(B)では、先にテキスト面P1の読取条件を入力し、後に絵柄面P2の読取条件を入力する例について説明した。今度は、図10とは、逆に、先に絵柄面P2の読取条件を入力し、後にテキスト面P1の読取条件を入力する場合を考える。
すると、最初に入力された一方の面の読取条件の方が、2番目に入力された他方の面の読取条件の方より、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が大きい(S303:YES)。
すると、制御部として機能するCPU100は、“読取条件を2番目に設定した面が裏面となるように、給紙トレイに置いてください”という案内表示を表示部23に表示するように制御する。すると、使用者は、テキスト面P1が裏面となるように、給紙トレイに原稿を置くことができる。結果として、S304と同じ原稿の給紙トレイへの載置方法となる。
そして、読取条件設定部として機能するCPU100は、他方の面の読取条件“テキスト”を、読取デバイス210の読取条件として設定する(S308)。また、読取条件設定部として機能するCPU100は、一方の面の読取条件“写真”を、読取デバイス230の読取条件として設定する(S309)。そして、S310とS311の処理が実行される。
S305とS308、S306、S309の読取条件の設定は、常に同じとなる。使用者が、いかなる順番で読取条件を入力したとしても、給紙トレイに載置する載置方向は常に一定となる。本実施形態の例では、常に、テキスト面P1が裏面となる給紙トレイの載
置方法が表示部23に表示されることとなる。
第1実施形態の読取装置10(図2)の構成では、裏面の読取データ、即ち絵柄面P2の原稿1ページ分(400Mバイト)を記憶するための容量をRAM102に確保する必要がない。RAM102上に、裏面の読取データとしてテキスト面P1の原稿1ページ分(9Mバイト)確保するだけでよい。
更に、第2実施形態の読取装置10(図3)の構成では、RAM102上に、裏面の読取データとして、テキスト面P1の図5(B)の斜線の分(6Mバイト)に相当するだけ確保するだけでよい。
なお、本実施形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって、本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で改良、変形が可能である。
S301で設定される読取モードとして絵ハガキを読み取る絵ハガキ読取モードがある。そして、S301で読取モードが設定された場合には、S302の読取条件入力として図11(A)が表示される。絵ハガキはテキスト情報から構成されている宛名面と絵柄情報からなりたっている通信面とから構成されている、そのため、図11(B)のように、絵ハガキの宛名面が裏面となる給紙トレイの載置方法が、表示部23に表示されるようにしてもよい。
また、S302における読取条件の入力方法としては、使用者は、操作部21を利用して、解像度等の読取条件を詳細に設定してもよい。
本実施形態の複合機では、表面の読取データを出力完了後、裏面の読取データを出力する構成であるが、裏面の読取データを出力完了後、表面の読取データを出力してもよい。
1 ・・・ 複合機
5 ・・・ 本体部
10 ・・・ 読取装置
20 ・・・ 装置本体
21 ・・・ 操作部(読取条件入力部の一例)
23 ・・・ 表示部(案内表示部の一例)
30 ・・・ ADF
32 ・・・ 電話回線
100 ・・・ CPU(比較部、制御部の一例)
101 ・・・ ROM
102 ・・・ RAM
103 ・・・ デバイス制御部(読取条件設定部の一例)
106 ・・・ USB I/F
107 ・・・ モデム
108 ・・・ NCU
109 ・・・ バス
110 ・・・ 給紙トレイ
121 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
122 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
123 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
124 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
125 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
126 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
127 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
128 ・・・ 排紙ローラ
129 ・・・ 排紙ローラ
130 ・・・ 排紙トレイ
210 ・・・ 読取デバイス(第1画像読取部の一例)
211 ・・・ AFE
220 ・・・ 原稿押え(裏面)
230 ・・・ 読取デバイス(第2画像読取部の一例)
231 ・・・ AFE
240 ・・・ 原稿押え(表面)
310 ・・・ Fセンサ
320 ・・・ RBセンサ
330 ・・・ Rセンサ
401 ・・・ 表面用バッファ
402 ・・・ 裏面用バッファ
523 ・・・ カーソル
P ・・・ 原稿
P1 ・・・ テキスト面
P2 ・・・ 絵柄面

Claims (3)

  1. 給紙トレイに載置される原稿を搬送経路に沿って排紙トレイへ搬送する搬送部と、
    前記搬送経路を挟んで原稿と対向し、その原稿の一方の側から画像を読み取る第1画像読取部と、
    前記搬送経路を挟んで原稿と対向し、その原稿の他方の側から画像を読み取る第2画像読取部と、
    前記原稿の両面の読取条件をそれぞれ入力する読取条件入力部と、
    前記読取条件入力部で入力された一方の面の読取条件と他方の面の読取条件とで前記第1及び第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量を比較する比較部と、
    前記給紙トレイに載置する原稿の表裏についての載置方向を案内表示する案内表示部と、
    前記比較部によって記憶容量が小さいとされる読取条件を前記第1画像読取部の読取条件とし、前記比較部によって記憶容量が大きいとされる読取条件を前記第2画像読取部の読取条件として、それぞれ設定する読取条件設定部と、
    前記読取条件設定部で設定された読取条件の下で、前記第1画像読取部が読み取った画像の第1読取データと、前記第2画像読取部が読み取った画像の第2読取データとをそれぞれ記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された読取データを出力する画像出力部と、
    前記比較部によって記憶容量が小さいとされる読取条件に対応する前記原稿の面が、前記第1画像読取部による読取面となるように原稿の載置方向を前記案内表示部に表示させると共に、
    前記記憶部に記憶される前記第2読取データを前記画像出力部を介して出力し、前記第2読取データの出力が完了するまでの間に前記記憶部に記憶される第1読取データを、その第2読取データの出力完了後、前記画像出力部を介して出力するように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置であって、
    前記第2画像読取部は、前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の下流側の位置に設けられ、
    前記制御部は、前記第1読取データは前記記憶部に前記原稿1枚分の画像が記憶され、前記第2読取データの出力完了後、前記前記第1画像読取部が読み取って前記記憶部に記憶された第1読取データを前記画像出力部が出力するように制御すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1記載の画像読取装置であって、
    前記第2画像読取部は、前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の上流側の位置に設けられ、
    前記制御部は、前記第2読取データの出力完了後、前記原稿の先端が前記第1画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第2画像読取部の読取位置を通過するまでの間に、前記第1画像読取部が読み取って前記記憶部に記憶された第1読取データを前記画像出力部が出力するように制御すること、
    を特徴とする画像読取装置。
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