JP4615769B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面原稿の画像情報をほぼ同時に読み取ることができる画像読み取り装置に関わり、特に画像読み取り装置に用いられる画像データの一時記憶のための画像メモリの効果的な活用技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のコンピュータの普及に伴い、情報の共有化や検索作業の効率化を図り、かつ文書の電子化等を図る電子ファイリングシステムが構築され、広く利用される様になってきた。イメージスキャナー(画像読み取り装置)は斯かるシステムの入力装置として幅広く利用されている。斯かる電子ファイリングシステムにあっては、大量の書類原稿を電子文書化することが必要になる状況がしばしば発生し、電子文書化のための作業の効率向上のため、イメージスキャナー(画像読み取り装置)の高速化が要求されている。
【0003】
一方で、表裏両面に画像情報が載っている両面原稿も少なからず処理されることから、前述の高速化と合わせて、原稿両面をほぼ同時に読み取りが可能なイメージスキャナー(画像読み取り装置)への要求が高まっている。
【0004】
従来、イメージスキャナーとして主流をなしてきたのは、原稿をガラス面上に載置し固定した状態で、原稿面に沿って光学系を移動させながら読み取る、所謂フラットベッドタイプの装置であったが、近年では、光学系を停止固定させて、原稿を搬送しながら読み取る原稿搬送型のイメージスキャナーが普及しつつある。
前記の原稿両面が読み取り可能なイメージスキャナーは、原稿を搬送、反転させる機構を有することで実現可能であるが、原稿の反転機構を持たせることで装置全体としての大きさに影響がでてしまう。そこで原稿表裏の読み取りに個別の読み取り手段を持たせたイメージスキャナーが提案されており、これによれば原稿の反転機構等を有することなく1回の原稿搬送で原稿両面を読み取ることができるため、小型化、高速化の要求に応えられるようになった。
【0005】
また、原稿の表裏にそれぞれ個別の読み取り手段を持たせることから、読み取られた画像データを一旦記憶させる記憶手段(メモリ手段)も原稿表裏2面分持たせる構成となる。これにより、原稿の1回の搬送で原稿の両面の画像を読み取ることが可能になり、画像読み取り装置からSCSIに代表される外部インターフェースを介して接続された機器に、読み取った画像データを、所謂面順次で転送することが可能になる。
【0006】
なお、両面読み取り機能を有する画像読み取り装置における片面原稿読み取り動作時の裏面原稿読み取り用の処理回路の活用技術として、従来、特開平10−336396号公報記載の技術が知られている。しかしこの技術では、読み取り手段からの出力信号(アナログ信号)を這いまわすことになるため、画質への影響が懸念される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一方で、高速化の流れと共に高画質化も要求される。高解像度で原稿上の画像を読み取る場合、読み取られる画像データのデータ量は多くなるが、有限量のバッファに対する読み取りデータの書き込みが、有限バッファからのデータ取り出しに追いついた場合、読み取り動作を一旦停止する必要がある。この有限量のバッファに対するデータの読み書きは、イメージスキャナーに接続される外部インターフェースによって定められた所定の転送速度に依る。即ち、高画質を求めるために高解像度で原稿を読み取ると原稿の読み取り動作が間欠的になることがあり、この間欠動作が画質に影響を与えることがしばしば考えられる。
【0008】
また、原稿を読み取った際、先に要求した画像処理において満足できるイメージデータが得られなかった場合、再度原稿読み取りをやり直す、場合によっては何回か設定条件を変更して読み取り動作を行った結果、やっと満足できるイメージデータが得られる、といった非効率的な作業が発生することがしばしばある。
【0009】
本発明はこれらの要求や不具合点に鑑み、両面読み取りが可能なイメージスキャナーにおける画像情報の処理手段および記憶手段を有効に活用し、効率化を図る画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、原稿を搬送する原稿搬送手段と、原稿搬送手段によって搬送される原稿の第1の面の画像情報を読み取る第1の読み取り手段と、第1の読み取り手段からの出力データを処理する第1の画像処理手段と、第1の画像処理手段からの出力データを蓄積記憶する第1の記憶手段と、原稿搬送手段によって搬送される原稿の第1の面とは異なる第2の面の像情報を読み取る第2の読み取り手段と、第2の読み取り手段からの出力データを処理する第2の画像処理手段と、第2の画像処理手段からの出力データを蓄積記憶する第2の記憶手段と、を備え、さらに、第1の画像処理手段からの出力データを、第1の記憶手段と第2の記憶手段の何れかに切り換えると共に、第2の画像処理手段からの出力データを、第1の記憶手段と第2の記憶手段の何れかに切り換える切り換え手段を備え、前記第2の記憶手段に用意される記憶容量は、前記第1の記憶手段に用意される記憶容量よりも大きく、前記切り換え手段は、ユーザにより、前記第1の面と前記第2の面の両面の読み取りを指示され、かつ、前記第1の面の読み取りの設定と前記第2の面の読み取りの設定を個別に指示されたときに、前記第1の画像処理手段からの出力データが前記第2の画像処理手段からの出力データよりも少ない場合は、前記第1の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第1の記憶手段とすると共に前記第2の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第2の記憶手段とし、前記第1の画像処理手段からの出力データが前記第2の画像処理手段からの出力データよりも多い場合は、前記第1の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第2の記憶手段とすると共に前記第2の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第1の記憶手段とする画像読み取り装置を最も主要な特徴とする。
【0012】
請求項記載の発明は、前記第1の読み取り手段の読み取り位置とは異なる位置で前記原稿の第1の面の画像情報を読み取る第3の読み取り手段を備える請求項1に記載の画像読み取り装置を主要な特徴とする。
【0013】
請求項記載の発明は、前記第1の読み取り手段と前記第3の読み取り手段は、同一の読み取り手段である請求項に記載の画像読み取り装置を主要な特徴とする。
【0014】
請求項記載の発明は、前記切り換え手段は、ユーザインターフェースを介してユーザが設定する読み取り条件に応じて制御される請求項1に記載の画像読み取り装置を主要な特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る画像読み取り装置の全体構成図である。原稿台ガラス1上に置かれた原稿は、第1ミラー2と一体に構成された照明ランプ3により照射され、その反射光は、第1ミラー2及び一体に構成された第2ミラー4、第3ミラー5で走査される。その後反射光は、レンズ31により集束され、CCD6に照射され光電変換される。第1ミラー2、照明ランプ3及び第2ミラー4、第3ミラー5は、走行体モータ7を駆動源として、A方向に移動可能となっている。原稿トレイ8に積載された原稿は、ピックアップローラ9、レジストローラ対10、搬送ドラム11、搬送ローラー12により読取位置Bを経て、搬送ローラ対13及び排紙ローラ対14へ送り込まれ、排紙トレイ32上に排出される。
【0016】
原稿は、読取位置Bを通過する際に、読取位置B近傍に移動されている照明ランプ3により照射され、その反射光は、第1ミラー2及び一体に構成された第2ミラー4、第3ミラー5で走査される。その後反射光は、レンズ31により集束され、CCD6に照射され光電変換される。ピックアップローラ9、レジストローラ対10は、給紙モータ(図示せず)により駆動され、搬送ドラム11、搬送ローラ12、搬送ローラ対13、排紙ローラ対14は、搬送モータ(図示せず)により駆動される。
【0017】
読取位置Cには密着イメージセンサ15が設置されている。密着イメージセンサ15は、図示しない光源であるLED、レンズ、センサ素子で構成されている。原稿は、読取位置Cを通過する際に、読取位置Bで読み取られた反対の面(裏面)を読取位置Cに設置されている密着イメージセンサ15内のランプにより照射され、その反射光は密着イメージセンサ15上のレンズにより集束され、密着イメージセンサ15上のセンサー素子照射され光電変換される。密着イメージセンサ15の原稿を挟んだ対向部には白色ローラ17が設置されていて、密着イメージセンサ15による読取時のシェーディング補正用白色部材として使用される。
【0018】
搬送ローラ対13と排紙ローラ対14の間には、エンドーサーユニット18とエンドーサープラテン19が設置されている。エンドーサー18はインクを染み込ませたアルファベット文字と数字の印からなる印字部と、印字部をエンドーサープラテン方向に加圧する加圧ソレノイド(図示せず)から構成されている。原稿をエンドーサー18上に停止させ、エンドーサープラテン19で加圧方向に固定し、エンドーサー18印字部への加圧により原稿面にアルファベット文字や数字を印字することができる。
【0019】
図2は、本発明に係る画像読み取り装置の全体ブロック図である。SBU20上のCCD6に入光した原稿の反射光は、CCD6内で光の強度に応じた電圧値を持つアナログ信号に変換される。アナログ信号は、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力される。上記アナログ画像信号は、SBU20上のアナログ処理回路(図示せず)で暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビットが合成され、所定の振幅にゲイン調整された後にA/Dコンバータに入力されデジタル信号化される。
【0020】
デジタル化された画像信号は、SCU21上のNIPU33で、シェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正等が行なわれた後、2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号、画像クロックとともにビデオ信号として出力される。NIPU33から出力されたビデオ信号は、コネクタ34を介してオプションIPU26へ出力されている。オプションIPU26へ出力されたビデオ信号は、オプションIPU26内で所定の画像処理が行なわれ、再びSCU21へ入力される。再びSCU21へ入力されたビデオ信号は、セレクタ(図示せず)に入力される。前記セレクタのもう一方の入力はNIPU33から出力されたビデオ信号となっていて、オプションIPU26で画像処理するかしないかを選択できる構成となっている。
【0021】
前記セレクタから出力されたビデオ信号は、画像データ記憶手段(DRAM)を管理するSiBC35に入力され、DRAMで構成される画像メモリに蓄えられる。画像メモリに蓄えられた画像データは、SCSIコントローラ36に送られ、パソコン等の外部装置へ転送される。密着イメージセンサー15で光電変換されたアナログ画像信号は、RSBU16上でデジタル変換される。デジタル化された画像信号は、RSBU16上でシェーディング補正が施された後に、RCU23へ送られる。RCU23は、DRAMで構成される画像メモリと画像データメモリを制御するSiBCで構成され、画像データをいったん画像メモリに蓄積した後にSCU21へ転送する。
【0022】
RCU23からSCU21へ送られた画像データと、SCU21上のSiBC35から出力される画像データは切り替え可能となっており、いずれかの画像データを選択してSCSIコントローラ36へ転送される。SCU21上には、CPU37、ROM38、RAM39が実装されており、CPU37は、SCSIコントローラ36を制御してパソコン等の外部装置との通信を行なう。また、CPU37は、ステッピングモータである走行体モータ7、給紙モータ、搬送モータのタイミング制御も行なっている。
【0023】
ADU30は、自動原稿搬送機構(ADF)部に用いる電装部品の電力供給を中継する機能を有する。SCU21上のCPU37に接続されている入力ポートは、IOB24を介して本体操作パネル28に接続されている。本体操作パネル28上にはスタートスイッチ(図示せず)とアボートスイッチ(図示せず)が実装されている。それぞれのスイッチが押下されると入力ポートを介してCPU37はスイッチがONされたことを検出する。
【0024】
図3は、一般的な画像読み取り装置の概略ブロック図である。ここで説明する画像読み取り装置は、読み取り装置本体313と、原稿の自動搬送機構を有するADF314によって構成される。本発明にかかる画像読み取り装置は、原稿312の表面の画像データを読み取る第1の読み取り手段301と、原稿312の裏面を読み取る第2の読み取り手段307と、原稿の片面のみの画像データを読み取る第3の読み取り手段315とを備えている。なお、第1の読み取り手段301と第3の読み取り手段315は同一のものであって、読み取りモードによってその位置を移動させて用いられる。
【0025】
即ち、原稿を搬送させながら原稿上の画像を読み取る場合は、所定の位置に第1 の読み取り手段301を固定して読み取り動作を行い、原稿を一定の位置に固定して読み取る場合は、第3の読み取り手段315に示される様に第1の読み取り手段301を原稿に沿って走査させながら読み取る。第1の読み取り手段301と第2の読み取り手段307の出力は、それぞれ後段に第1のA/D変換手段302、第2のA/D変換手段308によってデジタル信号に変換され、それぞれ第1のバッファ手段303、第2のバッファ手段309を介して、第1の画像処理手段304、第2の画像処理手段301に入力される。
【0026】
第1の読み取り手段301または第3の読み取り手段315で読み取られた画像データは第1の画像処理手段304で、第2の読み取り手段307で読み取られた画像データは第2の画像処理手段310でそれぞれシェーディング補正などの必要な処理が施された後、第1の画像処理手段304の出力データは第1の画像メモリ手段305に、第2の画像処理手段310の出力は第2の画像メモリ手段311にそれぞれ一旦記憶され、イメージデータとしてI/F手段306に送られ、予め定められた転送速度によって外部インターフェースに転送される。I/F手段306では、イメージデータの転送の他、ホストコンピュータはなどから本装置に対して送られる各種コマンドの受理、本装置のステータスの送信などの動作もCPU37(図2)に制御されながら実施する。
【0027】
第1の読み取り手段301、第2の読み取り手段307および第3の読み取り手段315は、原稿上の画像情報を読み取るためのCCDに代表される光電変換素子、原稿の表面を照射させるための光源(図示せず)などで構成される。第1のA/D変換手段302、第2のA/D変換手段308は、前記第1の読み取り手段301、第2の読み取り手段307、第3の読み取り手段315から出力された、画像情報の乗ったアナログ信号をデジタル信号に変換出力し、これらのデジタル信号は、それぞれ第1のバッファ手段303、第2のバッファ手段309を介して第1の画像処理手段304、第2の画像処理手段310に出力される。
【0028】
第1の画像処理手段304と第2の画像処理手段310では、前記の様にデジタル信号化された画像データに対して、シェーディング補正やMTF補正、γ補正などの各種補正、二値化/多値化や誤差拡散などの各種画像処理を実施する。第1 の画像メモリ手段305および第2の画像メモリ手段311は、イメージデータを記憶するためのメモリとこれらメモリを制御するメモリコントローラで構成される。
【0029】
第1の読み取り手段301または第3の読み取り手段315、第2の読み取り手段307で得られデジタル信号化されたイメージデータは、このメモリに書き込みが行われつつ、I/F手段306によってイメージデータの読み出しが行われ、外部インターフェースを介して所定の転送速度に従って転送出力される。I/F手段306は、外部インターフェースに対するイメージデータの送信をページ順次、すなわち、原稿表裏両面の読み取りを行った場合、1枚目原稿の表面、1枚目原稿の裏面、2枚目原稿の表面、2枚目原稿の裏面、...といった順序で行う。
【0030】
この例では、第1 の画像メモリ手段305のメモリ容量、第2の画像メモリ手段311のメモリ容量を以下の様にする。第1 の画像メモリ手段305のメモリ容量は、A3原稿(297mm×420mm)を400dpi、2値データとして原稿1枚分(1ページ分)を記憶できる容量、即ち、
((297mm/25.4mm)×400dots)×((420mm/25.4mm)×400dots)≒30.9Mbit≒4MB
とする。
【0031】
これにより、外部インターフェースのもつデータ転送速度が遅くても、第1の読み取り手段301または第3の読み取り手段315での読み取りを行う際に、A3原稿を400dpiで2値化して画像データを読み取るのであれば、あるいはこれより小さいデータ量となるような読み取り条件で読み取るのであれば、第1の読み取り手段301または第3の読み取り手段315は、接続されている外部インターフェースの転送速度に起因せず、間欠的な読み取り動作を行うことなく、読み取り動作を完了することができる。
【0032】
ここで間欠読み取りについて説明する。有限のバッファ(=メモリ)に対するイメージデータの書き込みが、この有限のバッファ(=メモリ)からのイメージデータの読み出しに追いついた場合、即ち、有限のバッファ(=メモリ)がニアフル状態になると、読み取り動作は一旦中断されて、有限のバッファ(=メモリ)の空き領域がある程度確保できるまで読み取り動作が停止する。有限のバッファ(=メモリ)の空き領域がある程度確保できると読み取り動作が再開される。有限のバッファ(=メモリ)からのイメージデータの読み出しは、I/F手段306によって接続されている外部インターフェースで定められたデータの転送速度に依るところがあり、これによっては、1回の読み取り動作で複数回の読み取り動作、一時停止が繰り返されることになる。これらの一連の動作を間欠読み取りという。
【0033】
一方で、第2の画像メモリ手段311には、A3原稿(297mm×420mm)を400dpi、多値データとして原稿1枚分(1ページ分)を記憶できるメモリ容量を持たせることとする。ここで、本実施例のイメージデータのデータ幅は8bitとする。これより、本実施例における第2の画像メモリ手段311のメモリ容量は、
((297mm/25.4mm)×400dots)×((420mm/25.4mm)×400dots)×8bit≒247.5Mbits≒32MBとする。
これにより、第2の読み取り手段307で、A3原稿1ページを読み取り密度400dpiで読み取る際、得られるイメージデータが多値(8bit/画素)までは間欠動作なくして読み取り動作を行うことが可能となる。
【0034】
ここで、第1の画像メモリ手段305よりも第2の画像メモリ手段311のメモリ容量を大きく設定しているのは、図4に示す様に、原稿の表面が読み取られながらイメージデータを転送している最中に、原稿の裏面の読み取りが開始される構成としていることによる。前述の様に、外部インターフェースに対してイメージデータは面順次で転送されることから、第2面のイメージデータ記憶用のメモリとして、読み取りが可能なサイズに対応したデータ量分のメモリを用意し、表面のイメージデータの転送が終了した時点で、裏面のイメージデータの転送が始まる様にする。
【0035】
次に、図4を用いて読み取りからデータ転送までのタイミングを概略的に説明する。図4では両面原稿による両面読み取りモード時のタイミングを示す。図4において、原稿が給紙手段により給紙され、リードセンサ上を原稿が通過し表面読み取り待機位置を通過する。表面読み取り待機位置は、複数の原稿を連続読み取りする場合に、外部インターフェースへの転送速度と原稿の搬送速度との関係から、次に読み取られる原稿を一旦停止させる位置である。原稿は表面読み取り待機位置を通過してからt1時間経過後に表面読み取り位置に達し、第1の読み取り手段301によって原稿の表面の読み取りが開始される。
【0036】
第1の読み取り手段301によって読み取られた原稿表面のイメージデータは、第1の画像処理手段304によって所定の画像処理が施された後、I/F手段306から外部インターフェースに転送出力される。原稿は第1の読み取り手段301に読み取られながら搬送を続け、第2の読み取り手段307による読み取り位置に達すると、第2の読み取り手段307による原稿裏面の読み取りが開始される。この時点でI/F手段306は、先に読み取られている原稿表面のイメージデータを外部インターフェースに転送出力し終わっていないため、第2の読み取り手段307から出力される原稿第2面のイメージデータは第2の画像処理手段310で所定の画像処理が施された後、第2の画像メモリ手段311でメモリに一旦蓄積される。
【0037】
I/F手段306では原稿表面のイメージデータが外部インターフェースに転送出力され終わったあとに、第2の画像メモリ手段311に蓄積されている原稿裏面のイメージデータの、外部インターフェースへの転送出力を開始する。図4では、原稿表面のイメージデータ、即ち、第1の読み取り手段301によって読み取られたイメージデータは垂れ流し状態で外部インターフェースに転送出力される構成を取っているため、連続して複数の原稿読み取りを行なう場合は、次の原稿は表面読み取り待機位置にて一旦搬送を待機させ、I/F手段306による原稿裏面のイメージデータ、即ち第2の読み取り手段307によって得られたイメージデータが外部インターフェースに転送出力を終了されるのを待つ必要がある(図4中、「注」にて表示している期間)。
【0038】
ここでt1は表面読み取り待機位置から第1の読み取り手段301による読み取り位置に原稿が達するまでの時間、t2は原稿の表面即ち、第1の読み取り手段301による読み取り時間と、得られたイメージデータを外部インターフェースに転送出力する時間、t3は第1の読み取り手段301による読み取り位置から第2の読み取り手段307による読み取り位置に原稿先端が到達する時間、t4は第2の読み取り手段307が原稿の裏面の読み取りに要する時間、t5は第2の読み取り手段307によって得られた原稿裏面のイメージデータを外部インターフェースに転送出力するのに要する時間である。
【0039】
原稿有無センサ321はADF314における原稿トレイ部分に読み取られるべき原稿があるかどうかを検出する検出手段、ピックアップローラ9、フィードローラ322は原稿をADF314の原稿搬走路に送り込む給紙手段、搬送ローラ(搬送ドラム)11は原稿をADF314内で搬送する搬送手段、走行体323は第1の読み取り手段301の一部、トレーアップセンサ324は読み取られる原稿が積載されている原稿トレイ8をADF314の給紙口に持ち上げたり、原稿を原稿トレイ8にセットするためにトレイ位置を下げたりするために用いるトレイ位置を検出する検出手段、排紙センサ325は原稿がADF314から排出される際の検出を行なう検出手段である。また、フィードセンサ326、リードセンサ327、排紙センサ328はADF314内部における原稿送りジャムの検出等も行なう。
【0040】
ADF314を使った片面読み取りモード時のタイミング概略を図5に示す。基本的な動作は上記図4での説明と同様である。図5では原稿を搬送させながら、第1の読み取り手段301を固定させて読み取る読み取り方式を想定して、原稿を連続的に読み取るようなタイミングで示している。図6に、第3の読み取り手段315を使った原稿片面読み取りモード時のタイミング概略を記す。前述の様に、第3の読み取り手段315は、第1の読み取り手段301と同じであるが、原稿を所定の位置に固定させ、第1の読み取り手段301を原稿面に沿って走査させながら読み取りを行う。
【0041】
第3の読み取り手段315は、読み取り動作指示があると、読み取り待機位置からスタートし、読み取り開始位置まで移動する。その間、ホームポジションセンサ321によって、第3の読み取り手段315のホームポジションが検出され、第3の読み取り手段315は基準白板332を読み取って、シェーディング補正用の基準データを得る。第3の読み取り手段315は読み取り開始位置までくると、引き続いて原稿面に沿って走査されながら、原稿を読み取る。第3の読み取り手段315は読み取り終了位置に達すると減速を始め、ホームポジション位置まで戻る。
【0042】
図6において、t1は第3の読み取り手段315の待機位置からホームポジションセンサ321がONするまでの時間、t2はシェーディング補正の基準となる基準白板332を読む時間、t3は第3の読み取り手段315が読み取り開始位置まで移動する時間、t4は第3の読み取り手段315が原稿を読み取る時間、t5は第3の読み取り手段315が原稿読み取りを終了してからホームポジション位置に戻るまでの時間、t6は第3の読み取り手段315がホームポジション位置まで戻ってから所定の待機位置に停止するまでの時間を示す。
【0043】
図7は、本発明の実施の形態に係る画像読み取り装置の概略ブロック図である。本実施例で説明する画像読み取り装置は、読み取り装置本体313と、原稿の自動搬送機構を有するADF314によって構成される。また、画像読み取り装置は、原稿312の表面の画像データを読み取る第1の読み取り手段301と、原稿312の裏面を読み取る第2の読み取り手段307と、原稿の片面のみの画像データを読み取る第3の読み取り手段315とを備えている。
【0044】
なお、第1の読み取り手段301と第3の読み取り手段315は同一のものであって、読み取りモードによってその位置を移動させて用いられる。即ち、原稿を搬送させながら原稿上の画像を読み取る場合は、所定の位置に第1 の読み取り手段301を固定して読み取り動作を行い、原稿を一定の位置に固定して読み取る場合は、第3の読み取り手段315に示される様に第1の読み取り手段301を原稿に沿って走査させながら読み取る。
【0045】
第1の読み取り手段301と第2の読み取り手段307の出力は、それぞれ後段の第1のA/D変換手段302、第2のA/D変換手段308によってデジタル信号に変換され、それぞれ第1のバッファ手段303、第2のバッファ手段309を介して、第1の画像処理手段304、第2の画像処理手段310に入力される。第1の読み取り手段301または第3の読み取り手段315で読み取られた画像データは第1の画像処理手段304で、第2の読み取り手段307で読み取られた画像データは第2の画像処理手段310でそれぞれシェーディング補正などの必要な処理が施された後、第1の画像処理手段304の出力データは第1の画像メモリ手段305に、第2の画像処理手段310の出力は第2の画像メモリ手段311にそれぞれ一旦記憶され、イメージデータとしてI/F手段306に送られ、予め定められた転送速度によって外部インターフェースに転送される。
【0046】
ここで、第1のバッファ手段303から出力される第1の読み取り手段301または第3の読み取り手段315で得られた画像データは、外部インターフェースを介して要求された読み取りモードに応じて制御される切り換え手段316の切り換え素子AおよびBの状態によって、第1の画像メモリ手段305へ入力するか、または第2の画像メモリ手段311へ入力するか、が決定される。切り換え手段316の制御によって第1の画像処理手段304または第2の画像処理手段310から出力されたイメージデータは、それぞれ第1の画像メモリ手段305または第2の画像メモリ手段311で一旦蓄積されながら、I/F手段306を介して外部インターフェースに対して転送出力される。
【0047】
切り換え手段316は、第1の画像処理手段304から出力される画像データと、第2の画像処理手段310から出力される画像データが、同一の画像メモリ手段に蓄積されない様、それぞれの原稿面の読み取りから得られる画像データの出力方向を切り換え制御する。ここで、本実施例では、前記図3の説明と同じく、第1の画像メモリ手段305のメモリ容量を4MB、第2の画像メモリ手段311のメモリ容量を32MBとする。
【0048】
次に、切り換え手段316の動作について説明する。いま、外部インターフェースを介して原稿の両面読み取りが要求されたものとする。本発明にかかる画像読み取り装置は、1回の原稿搬送で原稿の表裏両面の読み取り動作を実施する。切り換え手段316の初期状態は、切り換え素子▲1▼がA側、切り換え素子▲2▼がB側になる様に制御される。これにより第1の読み取り手段301で読み取られた原稿表面のイメージデータは第1の画像処理手段304、第1の画像メモリ手段305を経由し、第2の読み取り手段307で読み取られた原稿裏面のイメージデータは第2の画像処理手段310、第2の画像メモリ手段311を経由することになる。
【0049】
次に、例えば第1の読み取り手段301によって得られる画像データを高解像度で、第2の読み取り手段307によって得られる画像データを低解像度で読み取る旨の指示を、ユーザが設定するものとする。この時、第1の読み取り手段301によって得られる画像データのデータ量が、第2の読み取り手段307によって得られる画像データのデータ量よりも大きくなることから、切り換え手段316は▲1▼をB側、▲2▼をA側になる様に制御を行い、第1の読み取り手段301によって第1の画像処理手段304から出力される画像データを第2の画像メモリ手段311に、第2の読み取り手段310によって第2の画像処理手段310から出力される画像データを第1の画像メモリ手段305に蓄積させる。
【0050】
また、通常の原稿読み取り動作時は前述の様に、切り換え手段316の切り換え素子は▲1▼がA側、▲2▼がB側となっているが、この状態で原稿の多値読み取りが要求された場合、元々第1の画像メモリ手段305に用意しているメモリ容量が小さいことから、外部インターフェースの転送速度次第では、1回の読み取り動作で複数回の間欠動作を発生することがある。間欠動作による画像品質の低下を許容したくないときは、切り換え手段316の切り換え素子▲1▼をB側、▲2▼をA側になる様に制御すれば、本装置では前述の様に第2の画像メモリ手段311には第1の画像メモリ手段305よりも容量の大きい画像メモリを用意していることから、そのメモリ容量を予め、原稿1枚の読み取り動作で実現可能な動作範囲のうちで、最も必要な容量分だけ用意しておけば、間欠動作なくして原稿全面の多値画像を得ることは可能になる。
【0051】
I/F手段306に接続された外部インターフェースへのイメージデータの転送については、第2の画像メモリ手段311に蓄積されたイメージデータを、外部インターフェースの転送速度に従って読み出しを行いながら転送出力することから、間欠動作とは無縁のものとなる。以上に説明した様に、切り換え手段316の切り換え素子▲1▼および▲2▼は、外部インターフェースからの動作要求に基いてON/OFF制御される。
【0052】
次に図8を用いて、本発明に係る画像読み取り装置における原稿読み取り動作の流れを説明する。まず、画像読み取り装置のCPU37( 図2) は外部インターフェースを介して接続されているホストPCからの動作要求を待ち(Step1)、動作要求があると引き続いて原稿の読み取り条件に関するデータをホストPCから受け取る(Step2)。原稿片面読み取りか両面読み取りかをCPU37は判断し(Step3)、片面読み取りモードの場合は(Step4)へ、両面読み取りモードの場合は(Step11)へ進む。片面読み取りモードが選択された場合、要求されている読み取り条件が2値読み取りか多値読み取りかを判断し、2値読み取りであれば(Step6−1)へ、多値読み取りであれば(Step10)へ進む。
【0053】
(Step6−1)では切り換え手段316の切り換え素子A,Bを、▲1▼の素子は『A=ON,B=OFF』、▲2▼の素子は『A=OFF,B=ON』にすべくCPU37は制御信号を切り換え手段に送り、イメージデータのバスを切り替える。(Step6―2)では、切り換え手段316の切り換え素子A,Bを、▲1▼の素子は『A=OFF,B=ON』、▲2▼の素子は『A=ON,B=OFF』にすべくCPU37は制御信号を切り換え手段316に送る。
【0054】
一方、(Step4)で多値読み取りが選択された場合、要求されているイメージデータを得るのに間欠動作が許容されるか否かを判定し(Step10)、間欠動作が許容されていれば前述の(Step6−1)に進み、切り換え手段316の切り換え素子を▲1▼の素子は『A=ON,B=OFF』、▲2▼の素子は『A=OFF,B=ON』にすべく制御し、間欠動作が許容されない場合は(Step6―2)で切り換え手段316の切り換え素子A,Bを▲1▼の素子は『A=OFF,B=ON』、▲2▼の素子は『A=ON,B=OFF』にする。この状態で読み取りの実行が外部インターフェースから要求されるのを待ち(Step7)、読み取り実行要求を受けると読み取り動作を実行する(Step8)。
【0055】
(Step8)の読み取り動作にて得られたイメージデータは所定の画像処理が施されたあと,切り換え手段316を経由して、第1の画像メモリ手段305、第2の画像メモリ手段311に用意されている画像メモリへの書き込み、読み出しが行われながらI/F手段306を介して外部インターフェースに転送出力される(Step9)。(Step3)で両面読み取りが選択された場合はこの時、面順次、すなわち表面、裏面の順でイメージデータが転送出力される。
【0056】
上述の様に両面読み取りの機能を有する画像読み取り装置において、読み取られた原稿の各面の画像データを一旦蓄積するために用意されている画像メモリを有効に活用することによって、品質の高い画像データを提供することが可能になり、またユーザは画像読み取り装置に用意されているメモリ構成を踏まえて原稿の読み取り方向を決める様な手間を省いて、所望の画像データを得ることが可能になる。
【0057】
両面読み取りの機能を有する画像読み取り装置では、原稿の表裏両面を一度に読み取ることを実現可能としているが、読み取って得られる画像データに高品質が得られるもの、例えば写真原稿など、については高解像度で読み取られるような使用方法が多い。よって、本実施例に記した様に裏面読み取り用の構成を有効活用することによって高解像度読み取りが実現可能となり、ユーザの要求する画像品質に対して効率的な手段で対応することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本実施形態によれば、原稿の両面をほぼ同時に読み取ることが可能な画像読み取り装置を実現でき、原稿の表裏それぞれの画像データ蓄積用に用意されている画像メモリの構成を有効に活用できるとともに、画像品質の維持に寄与することができる。またユーザが、求めるイメージデータを得るために発生する作業量の軽減に寄与することが可能となる。
【0059】
また第1の読み取り手段と第3の読み取り手段を同一の読み取り手段とし、原稿の読み取り位置、読み取り方法(読み取り手段の動作方法)を変えることで、読み取りが可能な原稿種類の幅を広げることが可能になる。
【0060】
また要求された読み取り条件に応じて画像メモリの効率的な使用が可能になるとともに、間欠動作に起因する画像品質の劣化の改善や、1枚の原稿読み取りから得られるイメージデータの種類を増やすことが可能になり、結果として高品質の画像情報をユーザに提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読み取り装置の全体構成図である。
【図2】本発明に係る画像読み取り装置の全体ブロック図である。
【図3】一般的な画像読み取り装置の概略ブロック図である。
【図4】両面原稿による両面読み取りモード時のタイミングを示す説明図である。
【図5】ADFを使った片面読み取りモード時のタイミング概略図である。
【図6】図3の第3の読み取り手段を使った原稿片面読み取りモード時のタイミング概略図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像読み取り装置の概略ブロック図である。
【図8】本発明に係る画像読み取り装置における原稿読み取り動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
301 第1の読み取り手段
304 第1の画像処理手段
305 第1の画像メモリ手段(第1の記憶手段)
307 第2の読み取り手段
310 第2の画像処理手段
311 第2の画像メモリ手段(第2の記憶手段)
314 ADF(原稿搬送手段)
316 切り換え手段

Claims (4)

  1. 原稿を搬送する原稿搬送手段と、
    原稿搬送手段によって搬送される原稿の第1の面の画像情報を読み取る第1の読み取り手段と、
    第1の読み取り手段からの出力データを処理する第1の画像処理手段と、
    第1の画像処理手段からの出力データを蓄積記憶する第1の記憶手段と、
    原稿搬送手段によって搬送される原稿の第1の面とは異なる第2の面の像情報を読み取る第2の読み取り手段と、
    第2の読み取り手段からの出力データを処理する第2の画像処理手段と、
    第2の画像処理手段からの出力データを蓄積記憶する第2の記憶手段と、を備え、
    さらに、第1の画像処理手段からの出力データを、第1の記憶手段と第2の記憶手段の何れかに切り換えると共に、第2の画像処理手段からの出力データを、第1の記憶手段と第2の記憶手段の何れかに切り換える切り換え手段を備え、
    前記第2の記憶手段に用意される記憶容量は、前記第1の記憶手段に用意される記憶容量よりも大きく、
    前記切り換え手段は、ユーザにより、前記第1の面と前記第2の面の両面の読み取りを指示され、かつ、前記第1の面の読み取りの設定と前記第2の面の読み取りの設定を個別に指示されたときに、
    前記第1の画像処理手段からの出力データが前記第2の画像処理手段からの出力データよりも少ない場合は、前記第1の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第1の記憶手段とすると共に前記第2の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第2の記憶手段とし、
    前記第1の画像処理手段からの出力データが前記第2の画像処理手段からの出力データよりも多い場合は、前記第1の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第2の記憶手段とすると共に前記第2の画像処理手段からの出力データの送り先を前記第1の記憶手段とすることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記第1の読み取り手段の読み取り位置とは異なる位置で前記原稿の第1の面の画像情報を読み取る第3の読み取り手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記第1の読み取り手段と前記第3の読み取り手段は、同一の読み取り手段であることを特徴とする請求項に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記切り換え手段は、ユーザインターフェースを介してユーザが設定する読み取り条件に応じて制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
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