JP2002077596A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002077596A
JP2002077596A JP2000266729A JP2000266729A JP2002077596A JP 2002077596 A JP2002077596 A JP 2002077596A JP 2000266729 A JP2000266729 A JP 2000266729A JP 2000266729 A JP2000266729 A JP 2000266729A JP 2002077596 A JP2002077596 A JP 2002077596A
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JP2000266729A
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English (en)
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Yoshiyuki Nakai
嘉之 中井
Hiroshi Tanaka
洋 田中
Toru Adachi
徹 安達
Keiji Nakamura
圭二 中村
Takashi Nishimachi
孝 西町
Tokiyuki Okano
時行 岡野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像読取部での読取速度を落とさずに両面原稿
を効率的に同時読取りを行い、画像データに対して効率
的に画像処理を施す画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像読取速度を段階的に切替可能に構成
され両面原稿の表(おもて)面画像及び裏(うら)面の
画像を同時に読み取り画像信号に変換する両面画像読取
部10と、読み取った画像データを電子ズーム処理によ
って出力倍率を変化させる副走査電子ズーム処理部30
と、電子ズーム処理が施された画像データに画像処理を
施す画象処理部40とを備え、両面原稿読取時の副走査
電子ズーム処理部30での最大倍率を片面原稿読取時の
最大倍率よりも小さく設定するとともに、出力倍率が副
走査電子ズーム処理部30の最大倍率を超える場合に
は、両面画像読取部10の画像読取速度を調節して電子
ズーム倍率が上記最大倍率を超えないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面画像読取部か
ら両面原稿の表(おもて)面画像および裏(うら)面画
像を同時入力し、画像処理部で画像処理を行った後、画
像出力部で画像出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面画像読取装置にて両面原稿の
表面画像および裏面画像を同時に読み取り、読み取られ
た表面画像データおよび裏面画像データに対してそれぞ
れ誤差拡散等の画像処理を施す画像処理装置がある。こ
の画像処理装置の機能構成を図7の機能ブロック図を用
いて説明する。
【0003】画像処理装置1’は、両面画像読取部10
と、画像前処理部20と、副走査電子ズーム処理部30
と、画像処理部40とを有して構成される。
【0004】両面画像読取部10は、原稿の両面の画像
を同時に読み取る両面原稿画像読取手段であり、表面の
画像を読み取る読取センサとして働くCCD画像読取手
段11とアナログ/ディジタル変換手段(ADC)12
と、裏面の画像を読み取る読取センサとして働くCIS
画像読取手段15とアナログ/ディジタル変換手段(A
DC)16とを有して構成される。CCD画像読取手段
11とCIS画像読取手段15で同時に読み取られた表
面画像データおよび裏面画像データは、ADC12およ
びADC16において、それぞれアナログ信号からディ
ジタル信号に変換される。
【0005】両面画像読取部10の構成を、図2を用い
て説明する。両面画像読取部10は、原稿パス101に
読取原稿Mを通過させ、原稿の表面をランプ112で照
射し、その反射光を反射鏡113−1,113−2,1
13−3およびレンズ114を介してCCDユニット1
11へ入射させて表面画像を読み取る。また、裏面画像
については、上記原稿パス101で原稿Mに接近して配
置されたCISユニット151により読み取るようにな
っている。
【0006】図7に示すように、画像前処理部20は、
表面用画像前処理手段21Aと裏面用画像前処理手段2
1Bとから構成される。それぞれの画像前処理手段21
は、読み取った多値画像データに、シェーディング補正
および濃度補正を施し、さらに設定モードに応じた主走
査変倍処理を施す。上記表面用画像前処理手段21Aは
画像前処理が施された2値画像データA(表面画像デー
タ)を、裏面用画像前処理手段21Bは画像前処理が施
された2値画像データB(裏面画像データ)を出力す
る。
【0007】副走査電子ズーム処理部30は、表面画像
データに対して画素補間または画素削除などの副走査電
子ズーム処理を施す表面用電子ズーム処理手段31A
と、裏面画像データに対して画素補間または画素削除な
どの副走査電子ズーム処理を施す裏面用電子ズーム処理
手段31Bとを有している。
【0008】画像処理部40は、第1の誤差拡散処理手
段41Aと、第2の誤差拡散処理手段41Bと、第3の
誤差拡散処理手段41Cと、第4の誤差拡散処理手段4
1Dと、画像処理手段42と、SDRAM43を有して
構成される。第1の誤差拡散処理手段41Aと第2の誤
差拡散処理手段41Bには、表面用電子ズーム処理手段
31Aからの表面画像データが入力される。第3の誤差
拡散処理手段41Cと第4の誤差拡散処理手段41Dに
は、裏面用電子ズーム処理手段31Bからの裏面画像デ
ータが入力される。
【0009】画像処理手段42は、誤差拡散処理手段4
1から入力される表面画像データおよび裏面画像データ
に対して、画像圧縮処理や画像回転処理を施す手段であ
る。
【0010】前記両面画像読取部10では、読取原稿M
が片面原稿であるか両面原稿であるか、あるいは拡大/
縮小倍率がいくらであるか等といった設定条件によって
読取動作が異なる。具体的には、原稿読取時に原稿搬送
を行うローラの駆動原稿搬送用モーター回転を制御して
原稿搬送速度を変え、読取速度を変化させるといったこ
とが行われる。例えば、出力画像を読取原稿の100%
の大きさ(拡大/縮小無し)で出力する場合の読取速度
を1とした場合、X倍の大きさで出力するときには、1
/Xの読取速度で原稿を読み取り、原稿読取時と同じ解
像度で出力を行えば、出力画像の大きさは原稿のX倍と
なる。
【0011】但し、実際の読取動作では、読取速度の制
御において、特に原稿搬送用モーターの回転速度よって
読取速度を制御する副走査方向に関して安定して任意の
読取速度に設定可能とすることは難しく、上記原稿搬送
用モーターの速度制御は段階的に行われる。このため、
読取速度の制御のみでは任意の出力倍率が得られるとは
限らず、原稿搬送用モーターによる読取速度制御に併せ
て、副走査電子ズーム処理部30において、画素の補間
または削除を行うことによって所望の出力倍率を得るよ
うになっている。
【0012】例えば、副走査方向に333%の出力倍率
を得ようとする時、原稿搬送用モーターの回転を制御す
ることによって副走査方向に333%の拡大(原稿搬送
速度、すなわち読取速度を落とし、副走査方向の単位長
さ当たりの読取ライン数を333%に増やすことを意味
する)を行うことができない。したがって、両面画像読
取部10における原稿搬送速度制御(光学的な読取速度
制御)による副走査を200%若しくは400%に拡大
する設定とし、200%の副走査(読取速度1/2)画
像データに対し画素補間による拡大を行うか、400%
の副走査(読取速度1/4)画像データに対しに画素削
除による縮小を行うことによって333%の出力倍率を
得ることができる。尚、一般に原稿搬送用モーターの回
転速度は速い方が安定するため、出力画像の画質に関し
ては、上述の場合200%の副走査に合わせて画素補間
による拡大を行う方が好ましい。
【0013】画像読取装置で読み取った画像に画素補間
を施す電子ズーム処理により拡大処理を行ってデータ量
が増した画像データに対して、誤差拡散などの画像処理
を施す場合には、電子ズーム処理を施す前の画像データ
量を処理することができる誤差拡散処理手段1台では処
理することができず、複数の誤差拡散処理手段を用いて
処理することが必要となる。すなわち、両面原稿の表面
画像および裏面画像を同時に読み取りそれぞれ電子ズー
ム拡大処理した画像データに対応して、誤差拡散処理な
どの画像処理を施す場合には、表面画像データ用および
裏面画像データ用の画像処理手段をそれぞれ2つづつ持
つことが必要となる。このことは、画像処理装置の回路
の拡大やコストアップにつながる。またこの問題を避け
るために、1つの誤差拡散処理手段を時分割して使う
と、片面画像を処理するときの処理能力よりも両面画像
を処理するときの方が遅くなるという問題がある。
【0014】このような、画像処理部の回路の大型化を
招くことなく、表面画像データおよび裏面画像データに
対して同時に画像処理を施す技術として、例えば、特開
平9−284438号公報に記載のファクシミリ装置で
は、原稿の表面と裏面とを同時に読み取り、1ラインづ
つ表裏交互に圧縮伸長を行っている。
【0015】しかしながら、上記公報に記載のファクシ
ミリ装置では、同一の画像処理部において原稿の表面と
裏面とを同時に処理するため、画像処理の効率が低下す
るといった問題が生じる。
【0016】上記問題を解決できる技術としては、例え
ば、特開平11−146153号公報に記載の画像読取
装置、複写機、およびシステムがある。上記公報の技術
では、両面原稿を読み取る場合に、片面原稿を読み取る
場合より読取速度を落として、単位時間あたりの読取速
度を片面を読み取る場合と同等にしている。そして、読
取速度を落としたことで解像度の上がった表面読取デー
タおよび裏面読取データからラインを間引きながら画像
処理することで、画像処理の効率を低下させることな
く、かつ、解像度を犠牲にすることなく画像処理部の削
減を図っている。
【0017】しかしながら、近年の複写機では、原稿を
拡大または縮小して出力する機能がごく一般的に設けら
れているにも関わらず、上記公報の技術は何れも原稿の
大きさと出力画像の大きさとが等しい場合、すなわち、
倍率が100%の場合のみを想定している。
【0018】特に、原稿サイズを拡大して出力する場合
には、読取データに含まれる既存画素以外に画素補間し
て得た補間画素が必要となる。このような補間画素につ
いて、既存画素と同一の画像処理部を用いて処理を行う
と処理速度が低下するため、既存画素とは異なる画像処
理部を用いて処理が行われる。このため、拡大・縮小を
考慮した場合では、誤差拡散処理を行う処理部等、補間
後の画像データに対して画像処理を行う画像処理部は、
1つの原稿面に対して2つ必要となり、両面原稿読取を
行う場合では、図7に示すように、4つの誤差拡散処理
手段41A〜41Dが必要となる。
【0019】ここで、上記補間画素によるラインの増加
は、既存画素のラインに対し、1対1の割合で増加する
とは限らず、上述の2つの公報に示されるように、表面
画像データと裏面画像データを同一の画像処理部で1ラ
インづつ交互に処理することによって画像処理部を削減
する構成を適用できるものではない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
画像処理装置が有する問題に鑑み、両面画像読取部にお
いて両面原稿の表面画像および裏面画像を同時に読み取
った場合に、該両面画像読取部から同時入力される表面
および裏面画像データに対して、画像処理を施す画像処
理装置に関し、上記両面画像読取部での読取速度を落と
すことなく、両面原稿の効率的な同時読取りを行いなが
ら、上記画像データに対して効率的な画像処理を施すこ
とが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、両面原稿の表面画像および裏面画像を同
時に読み取ることができる画像処理装置において、両面
原稿の表面画像および裏面画像を同時に読み取り画像信
号に変換する両面画像読取部と、上記両面画像読取部に
て読み取られた表面画像データまたは片面画像データに
対して副走査方向の画素の補間または削除を行う電子ズ
ーム処理によって出力倍率を変化させる表面用副走査電
子ズーム処理手段および上記両面画像読取部にて読み取
られた裏面画像データに対して副走査方向の画素の補間
または削除を行う裏面用副走査電子ズーム処理手段とか
らなる副走査電子ズーム処理部と、電子ズーム処理が施
された片面読取時の片面画像データまたは両面読取時の
表面画像データに誤差拡散処理などの画像処理を施す表
面用画像処理手段および電子ズーム処理が施された片面
読取時の片面画像データまたは両面読取時の裏面画像デ
ータに誤差拡散処理などの画像処理を施す裏面用画像処
理手段からなる画像処理部とを備えており、上記両面画
像読取部は、画像読取速度を段階的に切り替えることが
可能とされ、上記両面原稿読取時の副走査電子ズーム処
理部での最大倍率が、片面原稿読取時の副走査電子ズー
ム処理部での最大倍率よりも小さく設定されているとと
もに、出力倍率が上記副走査電子ズーム処理部の最大倍
率を超える場合には、両面画像読取部の画像読取速度を
調節することで、電子ズーム処理部の電子ズーム倍率が
上記最大倍率を超えないようにした。
【0022】本発明は、上記画像処理装置において、片
面原稿読取時で上記電子ズーム処理部で拡大処理が行わ
れる場合には、両面画像読取部での読取速度を制御して
副走査倍率を段階的に調節して電子ズーム処理手段にお
ける電子ズーム倍率が200%以下になるようにして上
記表面用画像処理手段と裏面用画像処理手段部とを併用
して画像処理を行い、両面原稿読取時には、両面画像読
取部での読取速度を制御して副走査倍率を段階的に調節
して電子ズーム処理手段における画像読取速度を調節し
て電子ズーム倍率が100%以下になるようにして表面
画像データに対して表面用画像処理部にて処理を施し裏
面画像データに対して裏面用画像処理部にて処理を施す
ようにした。
【0023】本発明は、上記画像処理装置において、両
面原稿を同時に読み取る場合の副走査電子ズームの最大
倍率を片面原稿を読み取る場合の副走査電子ズームの最
大倍率の半分にするようにした。
【0024】本発明は、上記画像処理装置において、両
面原稿を同時に読み取る場合の副走査電子ズームの最大
倍率を100%、片面原稿を読み取る場合の副走査電子
ズームの最大倍率を200%にするようにした。
【0025】本発明は、上記画像処理装置において、副
走査電子ズーム処理部から画像前処理部へのデータライ
ンを2の倍数ラインとし、両面原稿読取時は、それぞれ
のデータラインを表面用と裏面用のデータの転送に利用
し、片面原稿読取時は、副走査電子ズーム処理部で拡大
処理されTデータを2ライン同時転送用に利用するよう
にした。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかる画像処
理装置の両面画像読取部から画像処理部にかけての機能
構成を図1の機能ブロック図を用いて説明する。本実施
の形態にかかる画像処理装置は、両面画像読取部にて両
面原稿の表面画像と裏面画像とを同時に読み取った場
合、上記両面画像読取部から同時に入力される表面画像
データと裏面画像データの2つの読取データに同時に処
理を施すことを可能とするものである。
【0027】本発明にかかる画像処理装置1は、両面画
像読取部10と、画像前処理部20と、副走査電子ズー
ム処理部30と、画像処理部40とを有して構成され
る。
【0028】両面画像読取部10の構成は、図2に示し
た両面画像読取部10の構成と同じであり、詳細な説明
は前述の説明をもって代える。
【0029】画像前処理部20は、表面用画像前処理手
段21Aと裏面用画像前処理手段21Bとから構成され
る。それぞれの画像前処理手段21は、読み取った多値
画像データに、シェーディング補正および濃度補正を施
し、さらに設定モードに応じた主走査変倍処理を施す。
上記表面用画像前処理手段21Aは、画像前処理が施さ
れた2値画像データA(表面画像データ)を表面用副走
査電子ズーム処理手段31Aへ出力する。裏面用画像前
処理手段21Bは、画像前処理が施された2値画像デー
タB(裏面画像データ)を裏面用副走査電子ズーム処理
手段31Bへ出力する。
【0030】副走査電子ズーム処理部30は、画像デー
タA(表面画像データ)に対して画素補間または画素削
除などの拡大/縮小処理である副走査電子ズーム処理を
施し、画像データCおよび画像データDとして出力する
表面用電子ズーム処理手段31Aと、画像データB(裏
面画像データ)に対して画素補間または画素削除などの
拡大/縮小処理である副走査電子ズーム処理を施し、画
像データEとして出力する裏面用電子ズーム処理手段3
1Bとを有している。尚、本発明の構成では、裏面用副
走査電子ズーム部31Bは裏面画像データに電子ズーム
処理を行うものであるが、この実施の形態では、画素を
補間する拡大処理を行わない
【0031】画像処理部40は、第1の誤差拡散処理手
段41Aと、第2の誤差拡散処理手段41Bと、画像処
理手段42と、SDRAM43を有して構成される。第
1の誤差拡散処理手段41Aには、表面用電子ズーム処
理手段31Aからの表面画像データCが入力され、誤差
拡散処理を施した画像データFを出力する。第2の誤差
拡散処理手段41Bには、片面原稿読取時でかつ拡大処
理時に表面用電子ズーム処理手段31Aからの片面画像
データDが入力され、両面原稿同時読取時には裏面用電
子ズーム処理手段31Bからの裏面画像データEが入力
され、誤差拡散処理を施した画像データGを出力する。
【0032】画像処理手段42は、誤差拡散処理手段4
1から入力される画像データFおよび画像データGに対
して、画像圧縮処理や画像回転処理を施す手段である。
【0033】以上のような構成を有する本実施の形態に
かかる画像処理装置1においては、以下のように各部の
働きを設定している。
【0034】両面画像読取部10における読取動作は、
出力画像を読取原稿の100%の大きさ(拡大/縮小無
し)で出力する場合の読取速度すなわち原稿搬送速度を
1とした場合、X倍の拡大倍率のときには、100%拡
大時の1/Xを下回らない画像読取速度すなわち原稿搬
送速度で原稿を読み取っており、かつ、画像読取速度を
段階的に切り替えている。
【0035】副走査電子ズーム処理部30では、両面原
稿同時読取時には、表面用副走査電子ズーム処理手段3
1Aおよび裏面用副走査電子ズーム処理手段31Bの電
子ズーム倍率は、それぞれ100%以下に設定され、片
面原稿読取時には、表面用副走査電子ズーム処理手段3
1Aおよび裏面用副走査電子ズーム処理手段31Bを併
用して副走査電子ズーム処理を施し、副走査電子ズーム
処理部30の電子ズーム倍率は200%以下に設定され
ている。
【0036】例えば、B5両面原稿をA4両面原稿に拡
大(115%)する場合には、両面画像読取部10にお
ける原稿送速度を50%に設定し、副走査電子ズーム処
理部30の電子ズーム倍率を0.575倍に設定する。
また、B5片面原稿をA4片面原稿に拡大する場合に
は、両面画像読取部10における原稿送速度を100%
に設定し、副走査電子ズーム処理部30の電子ズーム倍
率を1.15倍に設定する。
【0037】すなわち、この発明においては、副走査電
子ズーム処理部30によって拡大/縮小処理された画像
データには、誤差拡散処理が施されるが、片面読取時の
片面画像データについては、画像データCとして誤差拡
散処理手段41Aに送られるものと、画像データDとし
て誤差拡散処理手段41Bに送られるものとがある。一
方、両面読取時の表面画像データは画像データCとして
誤差拡散処理手段41Aに送られ、裏面画像データは、
常に画像データEとして誤差拡散処理手段41Bに送ら
れる。
【0038】上記構成では、両面原稿読取時には、副走
査電子ズーム処理の拡大率を100%以下とすることで
副走査電子ズーム処理において画素補間を行わないよう
にして、表面画像データの誤差拡散処理を誤差拡散処理
手段41Aのみで行い、裏面画像データの誤差拡散処理
を誤差拡散処理手段41Bで行う。一方、片面読取時
で、電子ズームの拡大率が100%を超える場合には、
画素補間によってデータが増えるため、誤差拡散処理
は、画像データCについて誤差拡散処理手段41Aで行
うとともに画像データDを誤差拡散処理手段41Bで行
う。
【0039】上述のような拡大/縮小処理を行う場合の
処理の流れを図3を用いて説明する。まず、モード設定
処理P1にて各種モード(両面/片面、拡大/縮小倍
率)の設定が行われる。モード判定処理P2にてモード
設定処理P1で設定されたモードの内容を判定する。原
稿搬送用モーター制御P3では、モード判定処理P2の
結果判定したモード設定内容を用いて、原稿搬送用モー
ターの回転速度を制御して両面画像読取部10の画像読
取速度を制御する。画像読取処理P4は、モード判定処
理結果および原稿搬送用モーター制御結果を用いて原稿
の読取りを制御する。画像読取処理P4で読み取られた
読取データは画像処理部40へ送られ、副走査電子ズー
ム処理や拡大/縮小処理P5が施される。
【0040】上記処理の具体的な手順を図4の処理フロ
ー図を参照して説明する。
【0041】操作者が入力装置を介して両面/片面モー
ドや拡大係数の設定を行う(S1)。画像処理装置は、
設定された拡大係数が100%以下であるか否かを判断
する(S2)。拡大係数が100%を超えていれば、読
取モードが片面読取りであってかつ拡大係数が200%
以下であるかを判断する(S3)。
【0042】ステップS3で、両面読取であるか、また
は片面読取りであって拡大係数が200%を超えたとき
には、読取モードが両面読取モードであるか片面読取モ
ードであるかを判定する(S4)。
【0043】ステップS4の判定で読取モードが両面読
取モードであるときには、副走査電子ズーム倍率が10
0%以下となるように原稿搬送用モーターを制御して両
面画像読取部10における画像読取速度を制御する(S
5)。
【0044】次いで、表面用副走査電子ズーム処理手段
31Aで表面画像データAに対し画素を削除する倍率1
00%以下の走査電子ズーム処理を実行し、裏面用副走
査電子ズーム処理手段41Bで裏面画像データBに対し
100%以下の副走査電子ズーム処理を実行する(S
6)。
【0045】最後に、電子ズーム処理を施した表面用画
像データCに誤差拡散処理手段41Aで誤差拡散処理を
施し、電子ズーム処理を施した裏面用画像データEに誤
差拡散処理手段41Bで誤差拡散処理を施して(S
7)、両面同時読取画像データの原稿の200%倍率以
上の画像処理を終了する。
【0046】ステップS2の判断において、拡大係数が
100%以下であるときには、両面画像読取部10の画
像読取速度が100%になるよう原稿搬送用モーターを
制御した(S8)後、画像読取モードが片面読取モード
であるときには、表面用副走査電子ズーム処理手段31
Aが片面原稿読取データに対して副走査電子ズーム処理
を施し、画像読取モードが両面読取モードであるときに
は、表面用副走査電子ズーム処理手段31Aが表面原稿
読取データに対して画素を削除する副走査電子ズーム処
理を、裏面用副走査電子ズーム処理手段31Bが裏面原
稿読取データに対して画素を削除する副走査電子ズーム
処理を施す(S6)。
【0047】副走査電子ズーム処理を施された、片面画
像データCまたは表面画像データCは誤差拡散処理手段
41Aで、裏面画像処理データEは誤差拡散処理手段4
1Bでそれぞれ誤差拡散処理を施して(S7)、両面同
時読取画像データまたは片面読取画像データの100%
倍率以下の画像処理を終了する。
【0048】ステップS3で、画像読取モードが片面読
取でかつ拡大係数が200%以下の場合は、画像読取速
度が100%以下になるように両面画像読取部10の原
稿搬送用原稿搬送用モーターの速度を制御する(S
9)。
【0049】次いで、表面用副走査電子ズーム処理部3
1Aで、片面面読取画像データAに対して電子ズーム倍
率が200%以下となるように画素を補間する副走査電
子ズーム処理を施す(S11)。
【0050】その後、100パーセント以上200%以
下の電子ズーム処理が施された片面画像データを片面画
像データCおよび片面画像データDとしてそれぞれ誤差
拡散処理手段41Aおよび誤差拡散処理手段41Bに同
時に送出し、ここで誤差拡散処理を施して(S12)、片
面読取画像データの100%以上200%と倍率以下の
画像処理を終了する。
【0051】ステップS4で画像読取モードが片面画像
読取モードであるときには、副走査電子ズーム処理部3
0の副走査電子ズーム倍率が200%以下になるように
両面画像読取部10の原稿搬送用モーターの速度を制御
して画像読取速度を制御する(S10)。
【0052】次いで、表面用副走査電子ズーム処理部3
1Aで、片面面読取画像データAに対して電子ズーム倍
率が200%以下となるように画素を補間して副走査電
子ズーム処理を施す(S11)。
【0053】その後、100パーセント以上200%以
下の電子ズーム処理が施された片面画像データに片面画
像データCおよび片面画像データDとしてそれぞれ誤差
拡散処理手段41Aおよび誤差拡散処理手段41Bに同
時に送出し、ここで誤差拡散処理を施して(S12)、片
面読取画像データの200%倍率以上の画像処理を終了
する。
【0054】図5および図6を用いて、副走査電子ズー
ム処理および誤差拡散処理の具体例を説明する。尚、図
5および図6は何れも拡大係数150%であり、図5は
片面読取モードにおいて、両面画像読取部10の原稿搬
送速度すなわち副走査光学系ズーム倍率を100%と
し、副走査電子ズーム処理部30における副走査電子ズ
ーム拡大倍率150%として拡大係数150%の画像処
理を実現した場合であり、図6は両面読取読取モードに
おいて、両面画像読取部10の原稿搬送速度を50%す
なわち副走査光学系ズーム倍率を200%とし、副走査
電子ズーム処理部30における副走査電子ズーム拡大倍
率75として拡大係数150%の画像処理を実現した場
合である。
【0055】図5の処理では、1行目はライン同期信号
を、2行目は表面用副走査電子ズーム処理手段31Aに
おける片面画像データAに対する電子ズーム処理を、3
行目は誤差拡散処理手段41Aにおける片面画像データ
Cに対する誤差拡散処理を、4行目は誤差拡散処理手段
41Bにおける片面画像データDに対する誤差拡散処理
を示している。
【0056】100%(等倍)の光学系走査速度で読み
取られた片面画像データAは、表面用副走査電子ズーム
処理手段41Aへ入力され、ここで150%の拡大処理
が実施されて、片面画像データAのLINE1、LIN
E2の2ライン入力に対し、LINE1’、LINE
2’、LINE3’の3ラインを出力する。副走査電子
ズーム処理手段31Aからの出力ラインLINE1’
は、片面画像データCとしてライン同期信号Sync2
において誤差拡散処理手段41Aへ振り分けられ、出力
ラインLINE2’は、片面画像データDとしてライン
同期信号Sync2において誤差拡散処理手段41Bへ
振り分けられ、出力ラインLINE3’は、片面画像デ
ータCとしてライン同期信号Sync3において誤差拡
散処理手段41Aへ振り分けられて処理される。
【0057】図6の処理では、1行目はライン同期信号
を、2行目は表面用副走査電子ズーム処理手段31Aに
おける表面画像データAに対する電子ズーム処理を、3
行目は裏面用副走査電子ズーム処理手段31Bにおける
裏面画像データAに対する電子ズーム処理を、4行目は
誤差拡散処理手段41Aにおける表面画像データCに対
する誤差拡散処理を、5行目は誤差拡散処理手段41B
における裏面画像データEに対する誤差拡散処理を示し
ている。
【0058】50%の光学系走査速度(200%の副走
査光学系ズーム倍率)で読み取られた表面画像データA
のLINE1は、同期信号Sync1で表面用副走査電
子ズーム処理手段41Aへ入力され、ここで画素を削除
して75%の縮小処理が実施されて、表面画像データC
のLINE1として同期信号Sync2で誤差拡散処理
手段41Aへ入力され、誤差拡散処理が施される。同期
信号Sync2で表面用副走査電子ズーム処理手段31
Aに入力された表面画像データAのLINE2は、画素
を削除して75%の縮小処理が実施されて、表面画像デ
ータCのLINE2として同期信号Sync3で誤差拡
散処理手段41Aへ入力される。
【0059】一方、50%の光学系走査速度(200%
の副走査光学系ズーム倍率)で読み取られた裏面画像デ
ータBのLINE1は、同期信号Sync1で裏面用副
走査電子ズーム処理手段41Bへ入力され、ここで画素
を削除して75%の縮小処理が実施されて、裏面画像デ
ータEのLINE1として同期信号Sync2で誤差拡
散処理手段41Bへ入力され、誤差拡散処理が施され
る。同期信号Sync2で裏面用副走査電子ズーム処理
手段31B入力された裏面画像データAのLINE2
は、画素を削除して75%の縮小処理が実施されて、裏
面画像データELINE2として同期信号Sync3で
誤差拡散処理手段41B入力される。
【0060】このように、両面画像同時読取モードにお
ける拡大処理では、表面画像データの拡大処理と裏面画
像データの拡大処理は、表面用副走査電子ズーム処理手
段41Aおよび誤差拡散処理手段41Aの処理系列と、
裏面用副走査電子ズーム処理手段41Bおよび誤差拡散
処理手段41Bの処理系列とでそれぞれ独立して行われ
る。
【0061】副走査電子ズーム部から画像処理部へデー
タを転送するデータラインは、2の倍数のラインとし、
両面原稿読取時には、表面画像データと裏面画像データ
をそれぞれ表面用画像処理手段(誤差拡散手段)と裏面
用画像処理手段(誤差拡散手段)へ転送するためのデー
タ転送ラインとして用い、片面原稿読取時には、副走査
電子ズーム処理部で拡大処理された片面画像データを表
面用画像処理手段(誤差拡散手段)と裏面用画像処理手
段(誤差拡散手段)へ同時に転送するデータ転送ライン
として使用する。このことによって、片面原稿の画像処
理時にも片面画像データの転送速度を下げる必要がなく
なる。
【0062】以上の説明では、片面画像データの読取り
を表面用画像読取手段11で、副走査電子ズーム処理を
表面用副走査電子ズーム処理手段31Aで行い誤差拡散
処理を表面用誤差拡散処理手段41Aおよび裏面用誤差
拡散処理手段41Bで行う例で説明したが、片面画像デ
ータの読取りを裏面用画像読取手段15で、副走査電子
ズーム処理を裏面用副走査電子ズーム処理手段31Bで
行い誤差拡散処理を表面用誤差拡散処理手段41Aおよ
び裏面用誤差拡散処理手段41Bで行ってもよい。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、両面画
像読取部において、両面原稿の表面画像と裏面画像を同
時に読み取る場合、画像読取りを副走査方向に光学的に
拡大して行い、最終的に必要とする拡大率よりも大きな
画像データを得、電子ズーム処理手段において、画素を
削除して最終的に必要とする拡大率とすることによっ
て、表面画像データを1つの表面用の誤差拡散処理手段
で、裏面画像データを1つの裏面用の誤差拡散処理手段
でそれぞれ誤差拡散処理を行うことができる。また、片
面画像データを読み取る場合には、両面画像読取部にお
いて最終的に必要とする拡大率の1/2以上の拡大率の
画像データを得、電子ズーム処理手段において、画素を
補間して最終的に必要とする拡大率とすることによっ
て、片面画像データを表面用の誤差拡散処理手段および
裏面用の誤差拡散処理手段で誤差拡散処理を行うことが
できる。
【0064】本発明によれば、両面画像読取時の読取速
度を段階的に変化させ副走査方向の拡大率を増大させて
副走査電子ズーム処理部における電子ズーム変倍(拡
大)を制限することにより、両面画像読取時では、表面
画像データおよび裏面画像データをそれぞれ1つの画像
処理部で確実に処理でき、片面画像読取時では1つの読
取面に2つの画像処理部を利用できる。すなわち、両面
読取時の裏面用画像処理部と、片面読取時の拡大用画像
処理部とを共有できるため、片面の処理能力を低下させ
ずに両面の処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像処理装置の機能構成を説明
する機能ブロック図。
【図2】原稿の両面同時読取りを可能とする一般的な両
面画像読取部の構成の概要を説明する概念図。
【図3】本発明にかかる画像処理装置における制御の流
れを示した処理説明図。
【図4】本発明にかかる画像処理装置における処理の流
れを説明するローチャート。
【図5】本発明にかかる画像処理装置における片面画像
データの処理タイミングを説明するタイミングチャート
(光学系走査速度による光学ズーム100%、副走査電
子ズーム150%、総合副走査倍率150%)。
【図6】本発明にかかる画像処理装置における両面画像
データの処理タイミングを説明するタイミングチャート
(光学系走査速度による光学ズーム200%、副走査電
子ズーム75%、総合副走査倍率150%)。
【図7】従来の画像処理装置の機能構成を説明する機能
ブロック図。
【符号の説明】
1 画像処理装置 10 両面画像読取部 11 CCD画像読取手段 12 アナログ/ディジタル変換手段 15 CIS画像読取手段 16 アナログ/ディジタル変換手段 20 画像前処理部 21 画像前処理手段 30 副走査電子ズーム処理部 31 副走査電子ズーム処理部 40 画像処理部 41 誤差拡散手段 42 回転・メモリ制御手段 43 SDRAM 101 原稿パス 111 CCDユニット 112 ランプ 113 反射鏡 114 レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 徹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中村 圭二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 西町 孝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡野 時行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 BA01 BB03 BC18 CA08 CB07 CB10 5B057 BA02 CA02 CA12 CA16 CB02 CB12 CB16 CC01 CD06 5C072 AA01 BA09 NA05 WA02 5C076 AA21 AA22 AA40 BA01 BA06 BA08 BB31 CB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面原稿の表面の画像および裏面の画像
    を同時に読み取り画像信号に変換する両面画像読取部
    と、 上記両面画像読取部にて読み取られた表(おもて)面画
    像データまたは片面画像データに対して副走査方向の画
    素の補間または削除を行う電子ズーム処理によって出力
    倍率を変化させる表面用副走査電子ズーム処理手段およ
    び片面画像データまたは裏(うら)面画像データに対し
    て副走査方向の画素の補間または削除を行う電子ズーム
    処理によって出力倍率を変化させる裏面用副走査電子ズ
    ーム処理手段からなる副走査電子ズーム処理部と、 電子ズーム処理が施された両面読取時の表面画像データ
    または片面読取時の片面画像データに画像処理を施す表
    面用画像処理手段および電子ズーム処理が施された両面
    読取時の裏面画像データまたは片面読取時の片面画像デ
    ータに画像処理を施す裏面用画像処理手段とからなる画
    象処理部とを備えており、 上記両面画像読取部が、画像読取速度を段階的に切替可
    能に構成され、 上記両面原稿読取時の副走査電子ズーム処理部での最大
    倍率が、片面原稿読取時の副走査電子ズーム処理部での
    最大倍率よりも小さく設定されるとともに、 出力倍率が上記副走査電子ズーム処理部の最大倍率を超
    える場合には、両面画像読取部の画像読取速度を調節し
    て電子ズーム倍率が上記最大倍率を超えないようにする
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 片面原稿読取時で上記電子ズーム処理部
    で拡大処理を行う場合には、上記表面用画像処理手段と
    裏面用画像処理手段とを併用して電子ズーム倍率が20
    0%以下になるように画像処理を行い、 両面原稿読取時には、上記電子ズーム処理部の電子ズー
    ム倍率が100%以下になるように両面画像読取部の画
    像読取速度を調節し、表面画像データに表面用画像処理
    手段にて処理を施し、裏面画像データに裏面用画像処理
    手段にて処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 両面原稿を同時に読み取る場合の副走査
    電子ズーム処理の最大倍率を片面原稿を読み取る場合の
    副走査電子ズーム処理の最大倍率の半分にすることを特
    徴とした請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 両面原稿を同時に読み取る場合の副走査
    電子ズーム処理の最大倍率を100%、片面原稿を読み
    取る場合の副走査電子ズーム処理の最大倍率を200%
    にすることを特徴とした請求項3に記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 副走査電子ズーム処理部から画像処理部
    へのデータラインは2の倍数ライン持ち、両面原稿読取
    時は、それぞれのデータラインを表面用と裏面用のデー
    タ転送に利用し、片面原稿読取時は、副走査電子ズーム
    処理部で拡大処理されたデータを2ライン同時転送用に
    利用したことを特徴とした請求項1に記載の画像処理装
    置。
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