JPH09130558A - ビデオデータ転送システム及びビデオデータ転送方法 - Google Patents

ビデオデータ転送システム及びビデオデータ転送方法

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JPH09130558A
JPH09130558A JP8249663A JP24966396A JPH09130558A JP H09130558 A JPH09130558 A JP H09130558A JP 8249663 A JP8249663 A JP 8249663A JP 24966396 A JP24966396 A JP 24966396A JP H09130558 A JPH09130558 A JP H09130558A
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data
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JP8249663A
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John F Walsh
エフ.ワルシュ ジョン
James W Stevens
ダブリュー.スティーブンズ ジェイムズ
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    • H04N1/042Details of the method used
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像入力端末の画像データ生成速度が画像処
理モジュールのスループットを越える場合に、走査速度
を制御して適切な画像転送を行う。 【解決手段】 ビデオデータを画像入力端末から画像処
理モジュールへ転送するシステムは、走査パラメータを
入力する入力手段を含み、受け取った走査パラメータ及
び最大画像処理モジュールスループットに基づいて走査
線パラメータN及び棄却パラメータDを設定する制御手
段を含み、制御手段に機能的に接続し予め決められた画
像の部分を走査して有効画像データのN本の走査線のセ
ットを生成する画像形成手段を含み、制御手段に機能的
に接続し有効画像データの(N−D)本の走査線を保存
するバッファ手段を含み、バッファ手段に機能的に接続
して保存した画像データの走査線を画像処理モジュール
に出力するインタフェース手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査ビデオデータを
画像入力端末と画像処理モジュールとの間で転送させる
デバイス及び方法に関する。更に詳細には、本発明は画
像入力端末の画像データ生成速度が画像処理モジュール
のスループット制約を越える場合に画像入力端末の走査
速度を制御することに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ラスタ
入力スキャナは走査のために普通CCDのような一つ以
上のアレイを使用する。アレイは各走査画像線を一連の
電荷に変換し、この電荷は引き続く適切な処理の後に画
像信号又はピクセルとしてエンドユーザに出力される。
走査アレイは、例えば、キャリッジの上に支持され、該
キャリッジはプラテンの下を前後に横断して画像とアレ
イとの間の必須の相対動作を提供する。他の装置、例え
ば、画像を静止アレイ、移動ドキュメントを伴うランプ
走査アレイ等に反射させる鏡及びランプ(単数又は複
数)の半速/全速システムも利用され得る。光学システ
ムは反射画像をアレイ上に集束し、一つ以上のランプが
画像の照射を提供する。
【0003】典型的な走査プロセスにおいては、光セン
サの各アレイによって感知される画像領域は画像のグレ
ーレベルを表す電荷電位に変換される。走査は予め設定
された継続時間の集積期間中に行われる。集積に引き続
いて、画像電荷はアナログシフトレジスタのペアに転送
され、集積期間中に先行走査線からの画像電荷(画像デ
ータ)はシフトレジスタからクロックされ、シフトレジ
スタは次の集積期間からの画像電荷を受け取れるような
動作シーケンスである。集積期間の継続時間は走査され
ている画像線を完全に集積できるほど十分に長くなけれ
ばいけないが光センサのアレイが飽和するほど長くはな
く、周期的定速クロック信号又はシフトパルスによって
測定される。
【0004】スキャナが同期動作する場合、アレイと画
像の間の相対走査動作は定速である。これによって、集
積信号と称される画像信号の次の線を要求する信号のシ
フトパルスのタイミングは互いに同期する。
【0005】しかしながら、スキャナが非同期動作する
場合、即ち、画像入力端末の画像データ生成速度が画像
データを受け取るデバイスのデータ処理速度よりも速い
場合は、アレイと画像との間の相対走査動作は一定では
なくランダムであり、必要に応じて変化する。換言する
と、信号はアレイ又はドキュメントの移動に応じて生成
される。結果として、集積信号のタイミングは変化し、
定速シフトパルスと同期しない。これによって集積期間
が減少し、走査される画像線の集積は不十分になる。
【0006】非同期ストップ/ストップ走査によって、
光学システム又はドキュメントはスローダウンするか又
は画像入力端末の出力バッファが走査を再開できる程十
分空になるまで完全に停止する。ビデオデータタイミン
グは固定クロックとは同期せず、動作制御システムに依
存する。これはより複雑な制御システムを含み、該シス
テムに関連する動作及び画質の問題を有する。
【0007】非同期転送システムに加えて、大きなメモ
リバッファが画像入力端末に使用されて異なる転送速度
の問題を処理する。この場合、1ページ全部が常駐メモ
リに保存されてホストのインタフェースで利用される速
度で転送される。しかしながら、この技術は追加の要素
が電力消費を要する点からはシステムに対するコストを
増大させ、且つページメモリに要求される物理的空間を
増大させる。
【0008】画像入力端末の画像データ生成速度がモジ
ュールの画像処理速度を越える場合に画像入力端末と画
像処理モジュールとの間に走査ビデオデータを転送しよ
うとする際に問題があり、又、走査されたビデオデータ
をより高い解像度で転送しようとする際にも問題があ
り、この高い解像度によって画像処理モジュールは定格
速度を維持するためにスループットを増加しなければな
らない。定格速度は通常の動作状態でデータの走査線を
得る速度である。例えば、スキャナは600スポット/
インチ(spi)で40スキャン/分の定格速度を有する
が、画像処理モジュールがスループットを増加させず、
スキャナが1200spi で走査した場合は20スキャン
/分になる。
【0009】データを転送することに関する別の問題
は、画像入力端末が種々のタイプの画像データ、即ち、
テキスト、ハーフトーン、連続トーン等を出力する場合
に同期クロック画像入力端末/画像処理モジュールのバ
ンド幅が制限されることである。異なるタイプのデータ
はそれぞれ異なるプロセスを必要とし、該プロセスは画
像処理モジュールのスループットに影響を及ぼす。テキ
ストと連続トーンの混合物を生成する画像入力端末を例
とする。テキストデータを処理する場合、画像処理モジ
ュールはあるスループットで動作し、一方連続トーンを
処理する場合は別の速度で動作する。二つの異なる速度
で動作することによって、従来のスキャナは画像の走査
を行うために非同期転送動作を使用する。上記に示され
たように、非同期プロセスよりも同期プロセスが好まれ
る。
【0010】これらの種々の問題を避けるために、本発
明は、同じ集積時間でより遅い速度、即ち高解像度で走
査し、有効画像データから成る選択された数の走査線を
周期的に棄却するか又はスキップしてスキャナが画像処
理モジュールの最大スループット以下の事実上の又は外
見上の画像データ生成速度を実現できるようにする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様はビデオ
データを画像入力端末から画像処理モジュールへ転送す
るシステムであり、画像処理モジュールは画像入力端末
のデータ生成速度よりも遅いスループットを有する。シ
ステムは走査パラメータを入力する入力手段を含み、受
け取った走査パラメータ及び最大画像処理モジュールス
ループットに基づいて走査線パラメータN及び棄却パラ
メータDを設定する制御手段を含み、制御手段に機能的
に接続し予め決められた画像の部分を走査して有効画像
データのN本の走査線のセットを生成する画像形成手段
を含み、制御手段に機能的に接続し有効画像データの
(N−D)本の走査線を保存するバッファ手段を含み、
バッファ手段に機能的に接続して保存した画像データの
走査線を画像処理モジュールに出力するインタフェース
手段を含む。
【0012】本発明の別の態様はビデオデータを画像入
力端末から画像処理モジュールへ転送する方法であっ
て、画像処理モジュールは画像入力端末のデータ生成速
度よりも遅いスループットを有する。この方法は、走査
パラメータを入力し、受け取った走査パラメータ及び最
大画像処理モジュールスループットに基づいて走査線パ
ラメータN及び棄却パラメータDを設定し、予め決めら
れた画像の部分を走査して有効画像データのN本の走査
線のセットを生成し、有効画像データの(N−D)本の
走査線を保存し、保存した画像の走査線を画像処理モジ
ュールに出力する。
【0013】本発明の第3態様はビデオデータを画像入
力端末から画像処理モジュールへ転送するシステムであ
って、画像処理モジュールは画像入力端末のデータ生成
速度よりも遅いスループットを有する。このシステムは
初期走査線パラメータN及び初期棄却パラメータDを設
定する制御手段を含み、制御手段に機能的に接続し予め
決められた画像の部分を走査して有効画像データのN本
の走査線のセットを生成する画像手段を含み、制御手段
に機能的に接続し有効画像データの(N−D)本の走査
線を保存するバッファ手段を含み、バッファ手段に機能
的に接続し保存した画像データの走査線を画像処理モジ
ュールに出力するインタフェース手段を含み、画像入力
端末の画像データ生成速度が画像処理モジュールのスル
ープットを越える場合に信号を生成する画像処理モジュ
ール出力手段を含む。制御手段は走査線パラメータN及
び棄却パラメータDを新しい値にリセットし、画像手段
は新しくセットされたパラメータに従って画像を再走査
する。
【0014】本発明の更なる利点は本発明の種々の特徴
の記述から明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下は本発明を例示する図面の詳
細な記述である。この記述においては、図面と同様に同
一参照番号は同じ又は同等の機能を実行するデバイス、
回路又は等価回路を表す。
【0016】図1は画像入力端末100と画像処理シス
テム200の関係を例示する。画像入力端末(IIT)
100はドキュメントから反射された画像を電気信号に
変換する。これらの電気信号(ビデオデータ)は画像処
理システム200にシリアル又はパラレルに転送され
る。
【0017】画像データをIIT100から画像処理シ
ステム200に同期転送するためには、IIT端末10
0の有効画像データ生成速度は画像処理システム200
のスループット以下でなければならない。換言すると、
IIT100から画像処理モジュール200へのデータ
の同期転送は、IIT100のスキャナが走査プロセス
を待たせたり停止させたりせずに一定の集積時間を使用
して定速で画像を走査して、スキャナが次の新しい有効
画像データの走査線を生成する前に画像処理システムに
先行走査線の画像データ全てを受け取る機会を与えるこ
とを意味する。
【0018】図2はビデオデータが画像処理モジュール
50に転送される前に画像センサ80から受け取ったビ
デオデータをバッファリングする際に使用される回路を
例示する。図2に例示されるように、画像センサ80に
よって生成したビデオデータは走査線バッファ40に入
力される。走査線バッファ40はラインバッファメモリ
60及びラインバッファ制御回路70を有する。本発明
の一つの実施の形態では、走査線バッファメモリ60は
二つの別個の走査線バッファであり、タンデム形態に動
作して画像センサから画像処理モジュール50へのビデ
オデータの適切な転送を行う。別個の走査線バッファは
本発明の一つの可能な実施の形態であり、図5に例示さ
れている。
【0019】ビデオデータの適切なバッファリング中、
一つの走査線バッファは画像センサ80からビデオデー
タを受け取り、このビデオデータをそのメモリアレイ内
に一時保存し、一方別の走査線バッファは先行走査線か
らのビデオデータを画像処理モジュール50に出力す
る。走査線バッファの動作は、受け取った画像入力端末
ピクセルクロック信号及びLinesync1of N信号に従って
ラインバッファ制御回路70によって制御される。入力
端末ピクセルクロック信号によってラインバッファ制御
回路70はビデオデータの各ピクセルを走査線バッファ
60に書き込む。更に、Linesync1of N信号は、ビデオ
データの次の走査線がバッファリングのために入力され
るタイミングをラインバッファ制御回路70に知らせ
る。
【0020】図3は画像センサ80からのビデオデータ
のどの走査線が画像処理システムに転送され、ビデオデ
ータのどの走査線が走査線バッファに一時保存されるか
を決定する回路を例示する。図3では、画像センサ80
からのLinesync信号はNビットカウンタ10及び状態デ
コーダ20に入力される。Nビットカウンタ10は走査
線のセット内の相対的な走査線番号を表すバイナリ信号
を出力する。換言すると、カウンタをリセットした後
(カウンタはその最大カウントに到達するとリセットさ
れる)に第2走査線が画像センサ80によって走査され
る場合、NビットカウンタはLinesync/2データラインに
ロジカルにアクティブな信号を出力する。更に、画像セ
ンサ80がカウンタをリセットした後第4走査線を走査
している場合、Nビットカウンタ10はLinesync/2デー
タライン及びLinesync/4データラインにロジカルにアク
ティブな信号を出力する。
【0021】状態デコーダ20はNビットカウンタ10
からの入力信号及びマイクロプロセッサ30からの入力
信号を受け取る。状態デコーダ20は入力値から有効デ
ータのN本の走査線のうち有効データのどの単一の走査
線が画像処理システムに転送されるかを決定し、また、
有効画像データのN本の走査線からどの走査線が棄却さ
れ、スキップされ又は走査線バッファに一時的に保存さ
れないか決定する。Linesync1of N信号がロジカルにア
クティブである場合、状態デコーダ20は、走査線バッ
ファに与えられる有効画像データの走査線がこのバッフ
ァに一時的に保存されるべきであることを示す。
【0022】走査線の数N当たりの棄却走査線の数D
は、IITの通常又は定格画像データ生成速度と画像処
理システムの定格スループットとの差に従って前もって
決められる。画像が走査される解像度、画像のサイズ、
画像のタイプ及びピクセル当たりのビット数もD及びN
を決定する上でのファクタである。例えば、定格画像デ
ータ生成速度が画像センサ80から600spi で50M
Hz(50,000,000バイト(ピクセル)/秒)
であり、画像処理モジュール50の定格スループットが
50MHz(50,000,000バイト(ピクセル)
/秒)であり、画像が1200spi で走査される場合、
Nは2である。一方、画像が1800spiで走査される
こと以外同じ条件である場合は、Nは3である。従っ
て、Nは生成速度とスループットとの間の比例関係に関
する整数である。
【0023】本発明で利用されるラインスキッピングル
ーチンは、1994年4月1日に出願された米国同時係
属出願第08/222,220号の "異なるバンド幅を
有する二つのデバイス間の画像データ転送方法及びシス
テム(Method And System For Transferring Image Dat
a Between Two Devices Having Different Bandwidth
s)" に述べられている。米国出願第08/222,22
0号の内容全体は参照によって本明細書中に援用され
る。
【0024】更に、画像センサによって生成した走査線
の数の半分がシステムを通過することが所望されるな
ら、マイクロプロセッサは信号を生成し、その信号によ
って状態デコーダはNビットカウンタの第2状態ごとに
アクティブレベルロジカル状態の画像センサ同期信号
(Linesync1of N信号)を生成する(即ち、N=2,D
=1)。三つ置きのビデオのラインが所望されるなら、
マイクロプロセッサは信号を生成し、その信号によって
デコーダはNビットカウンタの第4状態ごとに画像セン
サ同期信号を選択する(即ち、N=4,D=3)。更
に、400ライン/インチの画像が画像入力端末の通常
走査線速度の半分で所望される場合は、光学システム又
はドキュメントは有効画像データの二本目毎の走査線が
棄却される800ライン/インチの画像を生成する速度
で移動する。
【0025】マイクロプロセッサ30はユーザインタフ
ェース5から受け取った入力値からN及びDを決定し、
画像処理モジュール出力信号(単数又は複数)によって
画像処理モジュールから指示されれば走査中又は走査後
にN及びDを自動的に補正する。
【0026】更に詳細には、本発明のある実施の形態に
従うとユーザはユーザインタフェース5によって解像度
及び/又は画像タイプに関する入力情報を選択すること
ができる。例えば、スキャナの画像処理システムが60
0spi の画像(N=1,D=0)処理に対して最大スル
ープットを有し、ユーザがユーザインタフェースによっ
て1200spi の解像度で画像を走査且つ生成すること
を直接的又は間接的に選択するなら、マイクロプロセッ
サは棄却パラメータを1に(D=1)、走査線パラメー
タを2(N=2)に設定し、これに従ってキャリッジド
ライブ7を制御する。また、定格状態(N=1,D=
0)がテキストタイプの画像を処理するスループットを
表し、ユーザがユーザインタフェースによってハーフト
ーン画像を直接的又は間接的に示す場合、ハーフトーン
の画像処理システムのスループットを知っているマイク
ロプロセッサはそれに従ってN及びDを設定してキャリ
ッジドライブ7を制御する。
【0027】本発明の別の実施の形態に従うと、画像処
理システムが画像データ生成速度がそのスループットを
越えていることを発見すると、画像処理システムは出力
信号(単数又は複数)又は割り込みをマイクロプロセッ
サ30に送出し、マイクロプロセッサはより低い画像形
成速度と共により高いNを利用して走査プロセスを再ス
タートする。このプロセスは画像データ生成速度がスル
ープットを越えなくなるまで繰り返される。再走査は元
の開始位置でスタートした方向と同じ方向か又は画像の
帰線と反対方向のいずれかで実行される。
【0028】図5は本発明の実施の形態の走査線バッフ
ァデータ転送回路を例示する。画像入力端末(IIT)
からのピクセルデータはラッチ回路201に入力され、
該ラッチ回路はIITピクセルクロック信号に応答して
データをラッチする。ラッチ201からのピクセルデー
タは両方向バッファ202及び両方向バッファ205に
出力される。両方向バッファ202はIITとバッファ
(A)184との間のデータのフロー及びバッファ
(A)184から画像処理システムへのデータのフロー
を制御する。A/B選択信号は、バッファ(A)184
はIITからデータを受け取っているのかデータを出力
しているのかを制御する。バッファ(A)184がデー
タを出力している場合、バッファ(A)184からのデ
ータは両方向バッファ202を通過してマルチプレクサ
(MUX)203に入力される。
【0029】両方向バッファ205は、データのフロー
が逆転A/B選択信号によって制御されることを除け
ば、両方向バッファ202と同じ方法で動作する。従っ
て、両方向バッファ202によってIITからのピクセ
ルデータがバッファ(A)184に保存される場合、両
方向バッファ205によってバッファ(B)194に保
存されたデータは画像処理システムに転送される。バッ
ファ(B)からのデータは両方向バッファ205を通過
し、バッファ(B)194にあるピクセルデータが転送
される場合にマルチプレクサ203に入力される。マル
チプレクサ203はA/B選択信号に従って(それぞれ
両方向バッファ202及び205を介した)バッファ
(A)184からのデータかバッファ(B)194から
のデータのいずれかを選択する。マルチプレクサ203
によって選択されたデータはラッチ回路204でラッチ
されてピクセルデータの適切な転送が可能になる。ラッ
チ204からのデータは画像処理システムのスループッ
トに従って転送される。
【0030】図6はセンサLinesync信号を生成するため
に利用される回路である。IITからのLinesync信号は
IITピクセルクロック信号と共に32ピクセルクロッ
ク遅延回路110に入力される。32ピクセルクロック
遅延回路110は、CCDからの有効データを示すセン
サLinesync信号を生成する前にCCDからの最初の32
ピクセルを無視する。クロック遅延回路110に入力さ
れるLinesync信号はカウンタ120をクロックするため
にも使用され、該カウンタは好適な実施の形態では4ラ
インのセットのうちどのラインが処理されるかを決定す
るために使用され得る二つのバイナリ出力を生成する。
カウンタ120の出力は図7の回路に入力され、この回
路ではカウンタの出力はセンサLinesync信号を選択する
か又は棄却するために使用される。
【0031】図7はLinesync1of N信号を生成する回路
を例示する。更に詳細には、ANDゲート130、14
0及び150はそれぞれLinesync1of N信号、Linesync
1of2信号及びLinesync1 of 4 信号を生成する。これ
らの信号はNORゲート160に送出され、該NORゲ
ートはバッファ制御ユニットで利用されるLinesync1of
N信号を生成する。例えば、Linesync1of 4信号は四つ
のセンサLinesync信号毎に三つを棄却した結果である。
図7は三つの別個のLinesync信号の生成を例示するだけ
である。この回路は容易に修正されることができ、AN
Dゲートの数を増やし更に選択(制御)ビットを追加
し、且つカウンタ120のサイズを大きくすることによ
って任意の数のLinesync信号を含み得る。
【0032】図8は三つの別の状態に対して図7で生成
された信号のタイミング図を例示する。図8では、Line
sync信号はIITによって生成された信号に対応し、セ
ンサLinesync信号は32ピクセルクロック遅延回路11
0によって生成された信号に対応する。センサLinesync
信号はLinesync信号と同じ周期を有するが32ピクセル
クロックサイクルだけ遅延している。Linesync1of 1信
号は画像入力端末からの全走査線が同期転送される状態
を示している。換言すると、Linesync1of 1信号はセン
サLinesync信号に直接対応する。Linesync1of 2信号は
IITからの有効画像データの走査線が一つ置きに転送
される状態を示している。従ってLinesync1of 2信号は
IITで生成されるLinesync1of 1信号に対して一つ置
きに生成される。Linesync1of 4信号は有効画像データ
の四つの走査線のうち一つが転送される状態に対応す
る。従って、Linesync1of 4信号はLinesync1of 1信号
に対して三つ置きに生成される。
【0033】図9は180°回転なしの走査線バッファ
アドレス制御回路を例示する。バッファ制御回路170
は画像処理(IP)クロック信号、IITピクセルクロ
ック信号及びLinesync1of N信号に応答してアドレス制
御回路の種々の動作を制御する。バッファ制御回路17
0はこれらの入力信号に応答して書き込みクロック信
号、読み取りクロック信号、A/B選択信号及び逆転A
/B選択信号を生成する。走査線バッファアドレス制御
回路は二つのカウンタ180、190を有する。
【0034】カウンタ180はバッファ(A)184又
はバッファ(B)194のいずれかの書き込みアドレス
を生成するために利用される。カウンタ180はLinesy
nc1of N信号によって動作されるロード機能に応じて予
め決められた書き込み開始アドレスをロードされる。
又、書き込みクロック信号は書き込みアドレスを変化さ
せるためにカウンタ180に送出される。書き込みクロ
ック信号はバッファ制御回路170に入力されたIIT
ピクセルクロックから導出される。カウンタ180から
の書き込みアドレス出力はマルチプレクサ182及びマ
ルチプレクサ192に送出される。
【0035】マルチプレクサ(MUX)182及び19
2は、書き込みアドレスがA/B選択信号及び逆転A/
B選択信号のそれぞれに応答してバッファ(A)184
又はバッファ(B)194のどちらに送出されるかを決
定する。
【0036】カウンタ190はバッファ(A)184及
びバッファ(B)194で利用される読み取りアドレス
を生成する。予め決められた読み取り開始アドレスはロ
ード機能を動作させるLinesync1of N信号に従ってカウ
ンタ190にロードされる。又、読み取りクロック信号
は読み取りアドレスを変化させるためにカウンタ190
に送出される。読み取りクロック信号はバッファ制御回
路170へのIPクロック信号から導出される。カウン
タ190から出力された読み取りアドレス出力はマルチ
プレクサ182及びマルチプレクサ192に送出され
る。バッファ(A)184又はバッファ(B)194の
いずれかの読み取りアドレスの選択はそれぞれA/B選
択信号及び逆転A/B選択信号によって制御される。従
って、マルチプレクサ182が書き込みアドレスをバッ
ファ(A)184に送出している場合、マルチプレクサ
192は読み取りアドレスをバッファ(B)194に送
出している。従って、バッファ(A)はIITからの画
像データを保存し、一方バッファ(B)は画像データを
転送する。
【0037】図10はIITで180°回転する出力バ
ッファの好適な実施の形態を例示する。この実施の形態
では、バッファ制御回路270は画像処理(IP)クロ
ック信号、IITピクセルクロック信号及びLinesync1
of N信号を受け取る。これらの入力信号から、バッファ
制御回路270は書き込みクロック信号、読み取りクロ
ック信号及びA/B選択信号を生成する。図10は書き
込みアドレスを生成するために二つの別個のカウンタを
有することを除けば、図9と同じように動作する。更に
詳細には、図10はライトダウン(write-down) カウン
タ280及びライトアップ(write-up) カウンタ295
の利用を例示する。図10の読み取りカウンタ290は
図9のカウンタ190と同じように動作する。
【0038】180°回転を実行にするために、図10
は二つのマルチプレクサ(MUX)282及び292を
含む。各マルチプレクサは読み取りカウンタ290から
読み取りアドレスを受け取り、カウンタ295及びカウ
ンタ280のそれぞれからライトアップアドレス及びラ
イトダウンアドレスを受け取る。A/B選択信号も二つ
のマルチプレクサ282及び292に送られ、マルチプ
レクサは読み取りアドレス又は書き込みアドレスを選択
する。従って、A/B選択信号は図9のA/B選択信号
及び逆転A/B選択信号と実質的に同じように動作す
る。
【0039】180°回転を実施するために、両方向走
査選択制御信号は各マルチプレクサ282及び292に
送られる。両方向走査選択制御信号によって、回転が所
望されない場合はライドダウンアドレス又は180°回
転が所望される場合はライトアップアドレスのいずれか
の選択が可能になる。換言すると、回転を達成するため
にはIITからの画像データは読み出される方向とは反
対の方向でバッファに書き込まれる。マルチプレクサ2
82及び292によって選択された適切なアドレスはバ
ッファ(A)184及びバッファ(B)194に送出さ
れ、その結果適切な動作が上記に述べられたように実行
される。両方向走査選択制御信号は回転状態が確立され
ると制御ユニット又はユーザインタフェースのいずれか
によって生成され得る。
【0040】図4は図2の走査線バッファ回路40の別
の実施の形態を例示する。図4では、画像センサ80か
らのビデオデータは複数のメモリ位置を含んだ入力走査
線バッファ105に送出される。更に詳細には、各メモ
リアドレス105(1)、105(2)、105
(3)... 105(x−2)、105(x−1)、10
5(x)は走査線内の個々のピクセルのデータを保存す
る。走査線の第1ピクセルに対応するデータはメモリア
ドレス105(x)に入力され、次にピクセルデータは
ピクセルクロック信号に応答してアレイの次のメモリ位
置(105(x−1))にシフトされる。入力走査線バ
ッファ105は画像データの一つの走査線を保持する容
量を有するシフトレジスタと同様に動作する。走査線終
了を示すために生成されるLinesync信号から導出された
ロード信号に応答して、入力走査線バッファ105の内
容は出力走査線バッファ107にロードされ、105
(x)の内容は107(x)に転送され、105(x−
1)の内容は107(x−1)に転送され、105(x
−2)の内容は107(x−2)に転送される。
【0041】出力走査線バッファ107にロードされた
後、ビデオデータは画像処理システムのクロック速度に
対応する第2クロック信号に応答して右にシフトされ、
その結果レジスタ107(1)から出力されたビデオデ
ータは画像処理システムにシリアルに入力される。
【0042】本発明の説明を明確にするために、本発明
の動作は図面及び表と共に以下に更に説明される。
【0043】以下の表は画像入力端末の画像データ生成
速度が画像処理システムのスループットに等しい場合及
び通常の同期動作を示す。この場合、各集積期間中、画
像データはCCDセンサによって形成されバッファに保
存される。また、単一の集積期間中はバッファに保存さ
れた画像データは画像処理システムに転送される。
【0044】
【表1】
【0045】例えば、表1に示されるようにCCDセン
サのアレイは集積期間1中に有効画像データの単一の走
査線d1を出力する。この有効画像データの単一の走査
線d1は集積期間1中に第1バッファに保存される。集
積期間1の終わりに第1バッファはデータd1を画像処
理システムに転送し始めて集積期間2中実行され、一方
CCDセンサのアレイは有効画像データの別の単一の走
査線d2を出力し、この有効画像データの単一の走査線
d2は第2バッファに保存される。更に、出力走査線バ
ッファ107の内容は集積期間2中に画像処理システム
に完全に転送される。集積期間2の終わりに第2バッフ
ァはデータd2を画像処理システムに転送し始め、第1
バッファはデータd3を受け取り始める。このようにし
て処理が再び始まる。
【0046】以下の表は画像入力端末の画像生成速度が
画像処理システムのスループットよりも大きい場合の動
作を示す。この場合、各集積期間中、画像データはCC
Dセンサによって形成される。しかしながら、表1の状
態と対照的に、有効画像データの全ての走査線がバッフ
ァに保存されるわけではない。更に、画像処理システム
のスループットは画像入力端末からの有効画像データの
単一の走査線を適切に処理するために二つの集積期間を
必要とする。
【0047】
【表2】
【0048】表2に示されるように、CCDセンサのア
レイは集積期間1中に有効画像データの単一の走査線d
1を出力する。この有効画像データの単一の走査線d1
は集積期間1中に第1バッファに保存される。集積期間
1の終わりに第1バッファはデータd1を転送し始め、
一方CCDセンサのアレイは有効画像データの別の単一
の走査線d2を出力する。集積期間2中に第1バッファ
の内容の一部が転送されることに注目されたい。集積期
間2中に生成された有効画像データの単一の走査線d2
はバッファに保存されず、実際にはスキップされるか又
は棄却される。
【0049】CCDセンサのアレイは有効画像データの
別の単一の走査線d3を出力し、この有効画像データの
単一の走査線d3は集積期間3中に第2バッファに保存
される。更に、第1バッファの内容の最終部分は転送さ
れる。集積期間3の終わりに、第2バッファはその内
容、d3を転送し始め、処理が再び始まる。
【0050】以下の表は画像処理システムが画像入力端
末からの有効画像データの単一の走査線を適切に処理す
るために四つの集積期間を必要とする場合を示す。
【0051】
【表3】
【0052】表3に示される状態は表2に示される状態
に類似しているため、簡略化のために違いのみが説明さ
れる。表3の状態においては、バッファは各集積期間の
内容の約1/4を転送するため、データ転送バッファ回
路は有効画像データの四つの走査線のうちの一つだけを
保存する。
【0053】表3に示されるように、有効画像データの
四つの走査線のうち三つをスキップし集積期間を一定の
速度に保つことによって、同期転送が実現される。
【0054】図11は本発明の一つの実施の形態を実行
する方法を示したフローチャートである。図11に例示
されるように、ユーザはステップS1で画像が走査され
る所望の解像度を入力する。ステップS3で、本発明は
ステップS1で入力した所望の解像度でのスループット
がスキャナの定格スループットより大きいかどうかを決
定する。所望の解像度でのスループットが定格スループ
ットよりも大きくない場合は、本発明はステップS15
でプラテンタイプのスキャナのキャリッジの速度を所望
の解像度でのスキャナの定格速度に設定する。本発明は
転送と棄却の比である棄却パラメータを0に設定する
(N=1,D=0)。
【0055】本発明がステップS3で所望の解像度はシ
ステムの最大スループットよりも早くデータを生成する
と決定するならば、本発明はステップS5でプラテンタ
イプのスキャナのキャリッジの速度を決定する。例え
ば、システム最大スループットが600スポット/イン
チの解像度に対応し所望の解像度が1200スポット/
インチである場合、本発明はキャリッジの速度を定格速
度の半分に決定する。キャリッジの速度を決定した後、
ステップS7は走査線パラメータNを決定する。上記に
述べられた例では、走査線パラメータNは2に設定さ
れ、Dは1に設定される。
【0056】ステップS7又はステップS17のいずれ
かを実行した後、プロセスはステップS9に進む。プロ
セスはステップS9で画像を走査し、ステップS11で
は本発明は走査線パラメータNに従って有効画像データ
の走査線を棄却する。最終的に、ステップS13はステ
ップS11で棄却されなかった有効画像データの走査線
を出力する。
【0057】図12は本発明の別の実施の形態を実行す
るプロセスを示したフローチャートを例示する。図12
に例示されるように、ステップS10によってユーザは
走査される画像のタイプを入力できる。例えば、ユーザ
はエンドユーザインタフェースによって自動画像タイプ
感知を介して画像がテキストタイプであるかハーフトー
ンタイプであるか連続トーンであるか又はこれらの混合
物であるかを直接的に又は間接的に入力することができ
る。受け取った画像タイプの情報からプロセスはステッ
プS5でプラテンタイプのスキャナで走査するキャリッ
ジの速度を決定する。キャリッジの速度を決定した後、
プロセスはステップS7で走査線パラメータNを決定す
る。プロセスはステップS9、S11及びS13の動作
を実行し続ける。これらのステップは図11に関して上
記に説明された対応するステップと同じ機能を実行す
る。
【0058】図13は本発明の第3実施の形態を実行す
るプロセスを示したフローチャートである。このプロセ
スでは、ステップ101はユーザインタフェースから受
け取ったスタートコマンドに応答して通常通りに走査プ
ロセスを開始する。走査プロセスは、画像処理モジュー
ル出力信号がステップS103で受け取られるか又は画
像完了信号がステップS109で受け取られるまで続
く。
【0059】画像処理モジュール出力信号がステップS
103で受け取られると、プロセスはステップS105
で新しいキャリッジの速度と走査線パラメータNを決定
する。本発明の好適な実施の形態では、プロセスは走査
線パラメータNを整数だけ増やして新しいキャリッジ速
度をこの新しい走査線パラメータにマッチするように設
定する。新しいキャリッジ速度及び走査線パラメータN
を設定した後、プロセスはステップS107で新しいキ
ャリッジ速度及び走査線パラメータNを利用して画像の
新しい走査を開始する。
【0060】本発明は画像入力端末の有効画像データ生
成速度を減少させる一方、画像センサの集積時間は変化
させない。これは、光学システム又はドキュメントをよ
り低速で移動させ有効画像データの選択した数の走査線
を周期的にスキップすることによって達成される。従っ
て、画像はより高い(低速走査)解像度でサンプリング
され、データは周期的にのみ出力されて画像処理システ
ムが画像入力端末の画像データ生成速度に追いつくよう
にする。低速走査速度及び周期的なラインサンプリング
率は画像データの解像度、画像データのタイプ及び画像
処理システムのスループットに基づいて画像入力端末で
選択される。
【0061】IITの画像データ生成速度のマスキング
を実現するために、本発明はバイナリカウンタ及び状態
デコーダを利用して画像感知回路からの走査線をカウン
トする。バッファは画像入力端末ビデオ又は画像データ
を吸収するために使用され、画像センサ80からのライ
ン信号はカウンタをクロックするために使用される。カ
ウンタの出力はマイクロプロセッサに関して使用され、
該マイクロプロセッサはLinesync1of N信号を導出する
ために使用される信号を出力する。Linesync1of N信号
はN本の画像センサLinesyncサイクルの各々から一つを
選択することによって生成され、該サイクルにおいて
(N−1)は棄却される有効ビデオデータの走査線の数
である。
【0062】Linesync1of N信号がロジカルにアクティ
ブでない状態にある場合、画像センサからのビデオデー
タは抑制される。更に詳細には、Linesync1of N信号が
アクティブでない場合、バッファは画像センサ80から
のデータを保存又はクロックインしない。ライン選択ロ
ジックに関連して光学系又はドキュメントの走査速度は
選択したビデオデータのラインとセンサによって生成さ
れた実際のビデオのラインとの比によって変化する。走
査線バッファの機能はIITの画像データ生成速度で画
像データを受け取り画像処理システムのスループットで
画像データを出力することである。
【0063】このプロセスを達成するために、走査線バ
ッファ制御回路が使用されてバッファに対して二つのタ
イミング信号のセットを生成する。バッファの入力側は
先行の回路又はブロックの出力ピクセル転送速度と同期
して画像データの走査線で埋められる。バッファの出力
側は引き続く回路のスループットに調和するより遅いク
ロックと同期してデータを提供する。画像データはLine
sync1of N信号がロジカルにアクティブであったりなか
ったりする全体的な周期中にバッファから読み出され
る。しかしながら、走査線バッファはLinesync1of N信
号がロジカルにアクティブであるときしか埋められな
い。従って、画像データの走査線を画像処理システムに
移動するために利用され得る時間量は同期性を犠牲にし
なくても増加する。
【0064】要約すると、本発明は同期アプローチを利
用して異なる速さの状態をアドレスする。本発明は、非
同期動作の利用、集積期間又はプロセスの中断及び画像
データの複合ラインを得るための画像データの補間に関
する問題を経験せずに、最大スループットを越える速度
で走査される画像データを同期出力する。
【0065】本発明の同期動作においては、画像入力端
末は一定であるがより低速でドキュメント全体を走査
し、一方集積期間を維持してこれを中断させない。この
走査プロセスは利用可能な有効画像データの走査線の数
を増やし、外見上の又は事実上の画像データ生成速度を
画像処理システムのスループットに等しくし、それによ
って画像入力端末の生成速度がスループットを越える場
合のデバイス間のデータの同期転送を可能にする。
【0066】例えば、本発明は、画像処理モジュールが
画像入力端末のデータ生成速度よりも遅いスループット
を有する場合に画像入力端末から画像処理モジュールへ
ビデオデータを転送することができる。この場合、本発
明は従来の自動画像タイプ識別回路又はユーザインタフ
ェースによって、画像のタイプ又は解像度に関する走査
パラメータを受け取る。この情報を受け取り、コントロ
ーラは受け取った走査パラメータに基づいて走査線パラ
メータN及び棄却パラメータDを設定する。パラメータ
Nは走査される画像の予め決められた部分に対応する。
換言すると、NとDの関係は、DがN本の走査線から棄
却される走査線の数を表し、Nは任意の数が設定される
が、NをNとDの整数比を生成する値に設定することが
好ましい。これらの値を設定する際に走査デバイスは画
像の予め決められた部分を走査し、有効画像データのN
本の走査線のセットを生成する。走査された画像データ
はバッファに送られるが有効画像データの(N−D)本
の走査線のみがバッファに保存される。その後インタフ
ェースは保存した画像データの走査線を画像処理モジュ
ールに出力する。
【0067】別の例では、本発明は、ドキュメントの処
理中に画像処理モジュールのスループットが画像入力端
末の画像生成速度よりも遅くなった場合に画像入力端末
から画像処理モジュールにビデオデータを転送すること
ができる。この場合、コントローラは受け取った走査パ
ラメータに基づいて走査線パラメータN及び棄却パラメ
ータDを設定する。パラメータNは走査される画像の予
め決められた部分に対応する。換言すると、NとDの関
係は、DはN本の走査線から棄却される走査線の数を表
し、従ってNは任意の数に設定されるがNとDの整数比
を生成する値にNを設定することが好ましい。これらの
値を設定する際に走査デバイスは画像の予め決められた
部分を走査し、有効画像データのN本の走査線のセット
を生成する。走査された画像データはバッファに送られ
るが有効画像データの(N−D)本の走査線のみがバッ
ファに保存される。その後インタフェースは保存した画
像データの走査線を画像処理モジュールに出力する。画
像処理モジュールは、画像入力端末の画像データ生成速
度が画像処理モジュールの画像スループットを越える場
合に信号を出力する出力信号生成回路を含む。この信号
に応答して、コントローラは走査線パラメータN及び棄
却パラメータDを新しい値にリセットし、走査デバイス
は新しく設定されたパラメータに従って画像を再走査す
る。
【0068】本発明は上記に詳細に説明されてきたが、
本発明の精神から逸脱しない限り種々の修正が実行され
得る。例えば、データのタイプは画像データに関しての
みが詳細に説明されているが、データのタイプはビデオ
データ又はデバイス間を転送される任意のデータでもよ
い。
【0069】更に本発明は(N−1)に等しい棄却走査
線の数に関して説明されてきた。しかしながら、棄却す
る線の数は、棄却走査線の数によってホスト端末にデー
タを受け取れる十分な時間が与えられる限りは、Nより
小さい任意の数であり得る。
【0070】予め決められたセットから棄却される走査
線の数は転送されるデータの詳細及び画像処理システム
のスループットに基づいて画像入力端末によって決定さ
れる。NとDが適切な整数比にならない場合、棄却され
る数は適切な転送を確実にするために丸められる。
【0071】本発明は上記に開示された種々の実施の形
態に関して説明されてきたが、上記に説明された詳細に
限定されず、添付の請求の範囲内の修正又は変更を含む
ことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像入力端末と画像処理モジュールとの関係を
例示したブロック図である。
【図2】画像入力端末からのビデオデータをバッファリ
ングする回路を例示したブロック図である。
【図3】本発明のバッファリング動作を制御する回路を
例示したブロック図である。
【図4】本発明のある実施の形態のバッファリング動作
を示したブロック図である。
【図5】本発明の別の実施の形態のデータ転送バッファ
回路を例示したブロック図である。
【図6】本発明のセンサLinesync信号を生成する回路を
例示したブロック図である。
【図7】本発明のLinesync1of N信号を生成する回路を
例示したブロック図である。
【図8】本発明のLinesync1of N信号の生成を例示した
タイミング図である。
【図9】本発明のアドレス制御回路のある実施の形態を
例示したブロック図である。
【図10】本発明のアドレス制御回路の別の実施の形態
を例示したブロック図である。
【図11】本発明のある実施の形態を実行する方法を例
示したフローチャートである。
【図12】本発明の別の実施の形態を実行する方法を例
示したフローチャートである。
【図13】本発明の第3実施の形態を実行する方法を例
示したフローチャートである。
【符号の説明】
30 マイクロプロセッサ 40 走査線バッファ回路 50 画像処理モジュール 100 画像入力端末 200 画像処理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ ダブリュー.スティーブンズ アメリカ合衆国 14617 ニューヨーク州 ロチェスター ソーンクリフ ドライブ 90

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオデータを画像入力端末から画像処
    理モジュールに転送するシステムであって、前記画像処
    理モジュールは画像入力端末のデータ生成速度より遅い
    スループットを有し、 走査パラメータを入力する入力手段を有し、 受け取った走査パラメータ及び最大画像処理モジュール
    スループットに基づいて走査線パラメータN及び棄却パ
    ラメータDを設定する制御手段を有し、 前記制御手段に機能的に接続する画像手段を有し、前記
    画像手段は画像の予め決められた部分を走査して有効画
    像データのN本の走査線のセットを生成し、 前記制御手段に機能的に接続し有効画像データの(N−
    D)本の走査線を保存するバッファ手段を有し、 前記バッファ手段に機能的に接続し保存した画像データ
    の走査線を画像処理モジュールに出力するインタフェー
    ス手段を有する、 ビデオデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 ビデオデータを画像入力端末から画像処
    理モジュールに転送する方法であって、画像処理モジュ
    ールは画像入力端末のデータ生成速度より遅いスループ
    ットを有し、 (a) 走査パラメータを入力するステップを有し、 (b) 受け取った走査パラメータ及び最大画像処理モ
    ジュールに基づいて走査線パラメータN及び棄却パラメ
    ータDを設定するステップを有し、 (c) 画像の予め決められた部分を走査して有効画像
    データのN本の走査線のセットを生成するステップを有
    し、 (d) 有効画像データの(N−D)本の走査線を保存
    するステップを有し、 (e) 保存した画像データの走査線を画像処理モジュ
    ールに出力するステップを有する、 ビデオデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 ビデオデータを画像入力端末から画像処
    理モジュールに転送するシステムであって、画像処理モ
    ジュールは画像入力端末のデータ生成速度よりも遅いス
    ループットを有し、 初期走査線パラメータN及び処理棄却パラメータDを設
    定する制御手段を有し、 前記制御手段に機能的に接続し、画像の予め決められた
    部分を走査して有効画像データのN本の走査線のセット
    を生成する画像手段を有し、 前記制御手段に機能的に接続し有効画像データの(N−
    D)本の走査線を保存するバッファ手段を有し、 前記バッファ手段に機能的に接続し保存した画像データ
    の走査線を画像処理モジュールに出力するインタフェー
    ス手段を有し、 画像入力端末の画像データ生成速度が画像処理モジュー
    ルの画像スループットを越える場合に割り込み信号を生
    成する画像処理モジュール割り込み手段を有し、 前記制御手段は走査線パラメータN及び棄却パラメータ
    Dを新しい値に設定し、前記画像形成手段によって新し
    く設定したパラメータに従って画像を再走査する、 ビデオデータ転送システム。
JP8249663A 1995-09-28 1996-09-20 ビデオデータ転送システム及びビデオデータ転送方法 Withdrawn JPH09130558A (ja)

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US08/535,598 US5604608A (en) 1995-09-28 1995-09-28 Device and method for controlling the scan speed of an image input terminal to match the throughput constraints of an image processing module

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