JPH099021A - 画像データ制御装置 - Google Patents

画像データ制御装置

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JPH099021A
JPH099021A JP7154162A JP15416295A JPH099021A JP H099021 A JPH099021 A JP H099021A JP 7154162 A JP7154162 A JP 7154162A JP 15416295 A JP15416295 A JP 15416295A JP H099021 A JPH099021 A JP H099021A
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JP
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JP7154162A
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Inventor
Kenichi Ono
健一 小野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶容量が一ライン未満の記憶手段に対して
画像データの書込みと読出しとが交互に確実に行える簡
易な構造で低コストな画像データ制御装置を提供するこ
と。 【構成】 互いに位相の異なる書込開始信号(XPMS
YNC信号)と読出開始信号(XDETP信号)とを基
準として、主走査方向一ライン未満の記憶容量を有する
記憶手段24の任意のアドレスに対して、データ書込手
段23によるデータ読出と、データ読出手段25による
データ書込とを交互に行うことによって、データ読出が
データ書込に追い着かないように制御しながらデータ入
出力処理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の分野で利用される画像データ制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における画像データ制御装置の構成
を、デジタル複写機を例に挙げて説明する。図7は、デ
ジタル複写機の全体構成を示す。この複写機は、コンタ
クトガラス1a上にセットされた原稿1から画像データ
の読取りを行う画像データ読取光学ユニット(読取スキ
ャナ)2と、この読取られた画像データの画像処理を行
う画像データ処理ユニット3と、画像データの書込みを
行う画像データ書込光学ユニット4と、感光体ドラム5
を備えた画像作成ユニット6とからなっている。この場
合、画像データ処理ユニット3が、画像データ制御装置
を備えている。
【0003】図8は、画像データ制御装置を備えた画像
データ処理ユニット3の前後における画像データ処理の
流れをブロック化して示す。まず、画像データ読取光学
ユニット2において、原稿1面をランプ7により照射
し、これにより反射された光がミラー8a,8b,8c
及びレンズ9を介してCCD10に導かれることによ
り、電気信号に変換された画像データが得られる。この
CCD10は、一ライン単位の読取りを行う。なお、C
CD10が配列されたライン方向が主走査方向Xとな
る。この主走査方向Xに対して、ランプ7及びミラー8
a〜8cが時間と共に原稿1の読取位置を変える矢印方
向を副走査方向Yという。この副走査方向Yの読取り画
素密度は、読取位置の移動速度と、CCD10のライン
の読取周期により決定される。
【0004】そして、ライン同期信号LSYNCにより
CCD10のアドレスがリセットされ、読取画素クロッ
クに同期して、CCD10の1画素目から画像データが
順次出力される。この出力された画像データは、画像デ
ータ処理ユニット3内のアンプ11により増幅され、A
D変換器12によりデジタル信号に変換される。このデ
ジタル化された画像データは、画像処理部13において
明度補正処理、変倍処理、編集処理等の各種処理がなさ
れた後、バッファメモリ14に書込まれる。このバッフ
ァメモリ14に書込まれた画像データは、書込制御部1
5から発生したタイミング制御信号をもとにその書込制
御部15に出力される。この書込制御部15では、その
読出された画像データの画像出力範囲を制限したり、各
種パターンを合成する等の処理が実行され、その後、L
D変調部16に出力される。このLD変調部16は、書
込制御部15から出力された画像データに応じて画像デ
ータ書込光学ユニット4内のLD17(半導体レーザ)
に流す電流を変調駆動し、これによりLD17はその画
像データに合わせて発光する。
【0005】その後、画像データ書込光学ユニット4に
おいて、LD17からの出射光は、コリメートレンズ1
8とシリンドリカルレンズ19を介して、回転するポリ
ゴンミラー20の一鏡面に入射する。このポリゴンミラ
ー20の回転により、出射光はそのミラーの円周方向に
連続的に走査され、この走査された走査ビームはfθレ
ンズ21を介して、まず、同期検知器22に入射する。
この同期検知器22で光が検知されると同期検知信号D
ETPがアクティブとなり、そのタイミングをもとにし
て書込制御部15でバッファメモリ14に対するタイミ
ング制御信号が作られる。このタイミング制御信号の送
出によりバッファメモリ14から画像データが読み出さ
れ、LD17がその画像データに応じて変調駆動され
る。その後、同様にして走査ビームが作られ、fθレン
ズ21、ミラー23を介して、画像作成ユニット6を構
成する感光体ドラム5の軸方向(主走査方向X)に沿っ
て照射され、これにより露光が行われる。なお、画像作
成ユニット6内での画像作成処理についての説明は省略
する。
【0006】この例からわかるように、読取スキャナ側
では、CCD10による原稿1の走査開始位置と、画像
処理部13からバッファメモリ14への画像データの書
込タイミングとを毎回一致させる必要があるため、所定
位置から一ライン毎の画像データの読取りを開始してい
る。これに対して、画像作成側では、ポリゴンミラー2
0による感光体ドラム5上での走査開始位置と、LD1
7の変調駆動のタイミングすなわちバッファメモリ14
から書込制御部15への画像データの読出タイミングと
を毎回一致させる必要があるため、ポリゴンミラー20
による同期検知信号DETPをもとに一ラインの書込み
を開始している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなデジタ
ル複写機を例に挙げて説明した画像データ制御装置にお
いては、画像データの書込タイミングと、画像データの
読出タイミングとは、周期は同一(ライン周期)である
が、同期はとれていない構成となっている。このため、
画像データを一旦バッファメモリ14に記憶させてお
き、LD17の変調駆動時に画像データをバッファメモ
リ14から読出すようにして画像作成時の同期をとって
いる。
【0008】このバッファメモリ14等のような画像デ
ータを記憶する記憶手段を備えた公知例としては、例え
ば、特開平4−170857号公報に開示されているも
のがある。この例では、記憶手段として2個のメモリ
(FIFO−0,FIFO−1)を用い、それぞれのメ
モリに対してデータ書込とデータ読出とを交互に行うこ
とによって、画像作成の処理を行っている。これによ
り、データ読出の処理がデータ書込の処理の切り替えタ
イミングまでには終了しない装置であっても、使用する
メモリは一ライン分の記憶容量をもつ二系統の構成でよ
いため、従来の三系統以上の回路構成に比べて部品点数
を削減できコスト面で有利となる。
【0009】しかし、メモリ数は少なくとも2個必要で
あり、各メモリは一ライン分の記憶容量をもっているこ
とから、装置の低コスト化が十分に図られているとは言
えない。また、この場合、部品点数も十分に削減されて
いるとは言えないため、装置の小型化には自ずと限界が
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、画像データの主走査方向一ライン未満の記憶容量を
有しかつ所定周期の書込クロックで書込アドレスに対応
したデータ書込とその書込クロックとは独立した所定周
期の読出クロックで読出アドレスに対応したデータ読出
とが同時に実行される記憶手段と、データ書込を書込開
始信号の入力により開始しかつ書込アドレスが最終アド
レスに達した時点で開始アドレスに戻ってデータ書込を
再開するデータ書込手段と、データ読出を読出開始信号
の入力により開始しかつ読出アドレスが最終アドレスに
達した時点で開始アドレスに戻ってデータ読出を再開す
るデータ読出手段と、データ読出手段の読出開始信号と
データ書込手段の書込開始信号との位相を相対的に可変
する開始信号位相可変手段とを設けた。
【0011】請求項2記載の発明では、画像データの主
走査方向一ライン未満の記憶容量を有しかつ所定周期の
書込クロックで書込アドレスに対応したデータ書込とそ
の書込クロックとは独立した所定周期の読出クロックで
読出アドレスに対応したデータ読出とが同時に実行され
る記憶手段と、データ書込を書込開始信号の入力により
開始しかつ書込アドレスが最終アドレスに達した時点で
開始アドレスに戻ってデータ書込を再開するデータ書込
手段と、データ読出を読出開始信号の入力により開始し
かつ読出アドレスが最終アドレスに達した時点で開始ア
ドレスに戻ってデータ読出を再開するデータ読出手段
と、書込アドレスをリセットする書込リセット信号をデ
ータ書込手段の書込開始信号に基づいて出力する書込リ
セット手段と、記憶手段の読出アドレスをリセットする
読出リセット信号をデータ読出手段の読出開始信号に基
づいて出力する読出リセット手段と、読出リセット手段
の読出開始信号を遅延させてデータ書込手段の書込開始
信号として出力する開始信号遅延手段とを設けた。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、開始信号遅延手段を、読出リセット手段
の読出開始信号によりリセットされ読出クロックでカウ
ントが開始される読出カウンタと、この読出カウンタの
カウント値と基準数値とを比較し両者が一致した時点で
データ書込手段の書込開始信号を出力するカウント比較
手段とより構成した。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、読出カウンタのカウント値と比較される
カウント比較手段の基準数値を可変自在に設定する数値
設定手段を設けた。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3又は4記載の発明において、印字用紙幅又は画素密度
の変更時に、読出開始信号と書込開始信号との位相を変
更するようにした。
【0015】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
発明において、読出開始信号と書込開始信号との位相を
変更する量を、印字用紙幅又は画素密度の変更時から徐
々に変更していくようにした。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明においては、データ読出手
段の読出開始信号(XDETP信号)に対して、データ
書込手段の書込開始信号(XPMSYNC信号)の位相
を開始信号位相可変手段を用いて相対的に可変する。そ
して、画像データの主走査方向一ライン未満の記憶容量
を有する記憶手段を用い、データ書込手段の書込開始信
号(XPMSYNC信号)から所定周期の書込クロック
(WCLK信号)で書込アドレスを順次インクリメント
して記憶手段に画像データを書込んでいき、さらにその
書込アドレスが記憶容量に相当する最終アドレスに達し
たら開始アドレスに戻り、再度書込アドレスを順次イン
クリメントしていくことによって、主走査方向一ライン
分の画像データの書込みが繰り返して実行される。一
方、データ読出手段の読出開始信号(XDETP信号)
から前記所定周期の書込クロック(WCLK信号)とは
独立した所定周期の読出クロック(RCLK信号)で読
出アドレスを順次インクリメントして記憶手段から画像
データを読出していき、さらにその読出アドレスが記憶
容量に相当する最終アドレスに達したら開始アドレスに
戻り、再度読出アドレスを順次インクリメントしていく
ことによって、主走査方向一ライン分の画像データの読
出しが繰り返して実行される。これにより、記憶手段の
任意のアドレスに対して書込みと読出しとを交互に行う
ことができる。
【0017】請求項2記載の発明においては、データ読
出手段の読出開始信号(XDETP信号)を、開始信号
遅延手段により遅延して、データ書込手段の書込開始信
号(XPMSYNC信号)を作成する。そして、画像デ
ータの主走査方向一ライン未満の記憶容量を有する記憶
手段を用い、データ書込手段の書込開始信号(XPMS
YNC信号)に基づいて書込リセット手段から書込リセ
ット信号(XWRES信号)を出力し、この書込リセッ
ト信号(XWRES信号)により記憶手段の書込アドレ
スをリセットしてから所定周期の書込クロック(WCL
K信号)で書込アドレスを順次インクリメントして記憶
手段に画像データを書込んでいき、さらにその書込アド
レスが記憶容量に相当する最終アドレスに達したら開始
アドレスに戻り、再度書込アドレスを順次インクリメン
トしていくことによって、主走査方向一ライン分の画像
データの書込みが繰り返して実行される。一方、データ
読出手段の読出開始信号(XDETP信号)に基づいて
読出リセット手段から読出リセット信号(XRRES信
号)を出力し、この読出リセット信号(XRRES信
号)により記憶手段の書込アドレスをリセットしてから
前記所定周期の書込クロック(WCLK信号)とは独立
した所定周期の読出クロック(RCLK信号)で読出ア
ドレスを順次インクリメントして記憶手段から画像デー
タを読出していき、さらにその読出アドレスが記憶容量
に相当する最終アドレスに達したら開始アドレスに戻
り、再度読出アドレスを順次インクリメントしていくこ
とによって、主走査方向一ライン分の画像データの読出
しが繰り返して実行される。これにより、記憶手段の任
意のアドレスに対して書込みと読出しとを交互に行うこ
とができる。
【0018】請求項3記載の発明においては、読出リセ
ット手段の読出開始信号(XDETP信号)の入力によ
り読出カウンタのカウント値をリセットして読出クロッ
ク(RCLK信号)によりカウントを開始し、カウント
比較手段においてそのカウント値と基準数値とが一致し
た時点でデータ書込手段の書込開始信号(XPMSYN
C信号)として出力することによって、読出開始信号
(XDETP信号)に対して書込開始信号(XPMSY
NC信号)を確実に遅延させることができる。
【0019】請求項4記載の発明においては、カウント
比較手段の基準数値を数値設定手段により可変したこと
によって、記憶手段におけるデータ読出とデータ書込と
の開始タイミングや、開始信号間の位相、周波数などの
変化に対して開始信号遅延手段を適切に対応させること
が可能となる。
【0020】請求項5記載の発明においては、印字用紙
幅又は画素密度の変更時に、読出開始信号(XDETP
信号)と書込開始信号(XPMSYNC信号)の位相を
変更することによって、例えば、印字用紙幅が大サイズ
から小サイズに小さくなった場合、データ読出の開始タ
イミングの遅れ度合いに合わせて、データ書込の開始タ
イミングも遅らせることが可能となる。
【0021】請求項6記載の発明においては、読出開始
信号(XDETP信号)と書込開始信号(XPMSYN
C信号)との位相を変更する量を、印字用紙幅又は画素
密度の変更時から徐々に変更することによって、その変
更時の直後に生じる同期検知信号(DETP信号)の乱
れの影響をなくすことができる。
【0022】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する(請求項1記載の発明に対応する)。なお、
従来例(図7、図8参照)と同一部分についての説明は
省略し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0023】本実施例では、画像データ制御装置を、デ
ジタル複写機(図8参照)を例に挙げて説明する。ま
ず、画像データ制御装置の全体構成を図1に基づいて述
べる。本装置は、データ書込手段としての画像入力部2
3と、記憶手段としてのFIFO(First In First
Out)メモリ24と、データ読出手段としての書込制御
部25とを備えている。この場合、書込制御部25はL
D変調部16と接続され、このLD変調部16はLD1
7を変調駆動する(図8参照)。また、LD17から出
射されたレーザビームを検知する同期検知器22は、書
込制御部25と、開始信号位相可変手段としての位相変
更回路26とに接続されている。この位相変更回路26
は画像入力部23と接続されている。
【0024】画像入力部23は、書込開始信号XPMS
YNCにより、所定周期の書込クロックWCLKで書込
アドレスを順次インクリメントしてFIFOメモリ24
への画像データのデータ書込を開始し、書込アドレスが
FIFOメモリ24の記憶容量に相当する最終アドレス
に達した時点で開始アドレスに戻り、さらに順次インク
リメントしていき画像データのデータ書込を再開する。
【0025】FIFOメモリ24は、画像データの主走
査方向Xの一ライン未満の記憶容量を有し、また、所定
周期の書込クロックWCLKで書込アドレスに対応した
データ書込と、その書込クロックWCLKとは独立した
所定周期の読出クロックRCLKで読出アドレスに対応
したデータ読出とが同時に実行される。
【0026】このFIFOメモリ24には、書込データ
入力端子Din、読出データ出力端子Dout 、書込み用及
び読出し用のイネーブル入力端子XWE,XRE、リセ
ット入力端子XWRES,XRRES、クロック入力端
子WCLK,RCLKがそれぞれ設けられている(各英
字の頭のXはアクティブローであることを表わし、各端
子の英字名を信号名とする)。また、このFIFOメモ
リ24には、書込アドレスポインタと、読出アドレスポ
インタとが内蔵されており、各ポインタは各リセット信
号XWRES,XRRESにより、ポインタアドレス値
が0にリセットされ、また、各々のイネーブル信号XW
E,XREがアクティブな時に、各クロックWCLK,
RCLKによりポインタアドレス値がインクリメントさ
れる。
【0027】書込制御部25は、読出開始信号XDET
Pにより、画像入力部23とは独立した所定周期の読出
クロックRCLKで読出アドレスを順次インクリメント
してFIFOメモリ24から画像データのデータ読出を
開始し、読出アドレスがFIFOメモリ24の記憶容量
に相当する最終アドレスに達した時点で開始アドレスに
戻り、さらに順次インクリメントしていき、画像データ
のデータ読出を再開する。
【0028】位相変更回路26は、同期検知信号DET
Pが入力されることにより、その同期検知信号DETP
の位相を異なった状態で出力させる。この位相が異なっ
た信号は、画像入力部23のXPMSYNC端子に入力
される。ここでは、XPMSYNC端子の信号を前記書
込開始信号XPMSYNCという。一方、同期検知信号
DETPは書込制御部25のXDETP端子に入力され
る。ここでは、XDETP端子の信号を前記読出開始信
号XDETPという。従って、読出開始信号XDETP
は、同期検知信号DETPと同位相であるのに対して、
書込開始信号XPMSYNCの位相とは相対的に異なっ
た状態となる。この場合、相対的に位相が異なった書込
開始信号XPMSYNCと読出開始信号XDETPとを
用いることによって、FIFOメモリ24の任意のアド
レスに対して、画像データの書込みと読出しとが交互に
アクセスできるように制御される。
【0029】このような構成において、FIFOメモリ
24に対する、画像入力部23による書込動作及び書込
制御部25による読出動作について述べる。今、LD1
7が点灯してレーザビームが出射されると、回転するポ
リゴンミラー20によりレーザビームが走査される。こ
の場合、ポリゴンミラー20の回転数は、 回転数(r/s)=副走査画素密度(line/mm) ×線速(mm/s)/ポリゴンミラー面数 …(1) と表わされる。そして、このような回転数でポリゴンミ
ラー20がレーザビームを走査する際、感光体ドラム5
上を走査する前に同期検知器22にそのレーザビームが
検知され、これにより同期検知信号DETPが発生す
る。この同期検知信号DETPは1ラインの走査に1回
発生する。この同期検知信号DETPの周期は画像デー
タの書込みのライン周期と同一である。このときのライ
ン周期は、 ライン周期(s)=1/(副走査画素密度(line/mm)×線速(mm/s))…(2) となる。また、このときのLD17を変調駆動するLD
書込周波数は、 LD書込周波数(Hz)=主走査画素密度(dot/mm)×主走査速度(mm/s) 又は、 LD書込周波数(Hz)=有効書込画素数(dot)/ライン周期(s) /有効走査期間率 …(3) として表わされる。
【0030】(1)〜(3)式のような条件のもとにレ
ーザビームが走査され、同期検知器22により発生した
同期検知信号DETPが位相変更回路26に入力される
と、その同期検知信号DETPとは位相がずれたタイミ
ングパルス信号が、画像入力部23のXPMSYNC端
子に入力される。このタイミングパルス信号が書込開始
信号XPMSYNCとなる。この位相変更回路26で位
相の量を調節することにより、FIFOメモリ24にお
けるデータ読出がデータ書込に追い着かないようにする
ことができる(詳細な説明は後述する)。
【0031】図2は、画像入力部23における入出力信
号を示す。この画像入力部23には、水晶やセラミック
等の発振子からなるクロック発生回路27が接続されて
いる。このクロック発生回路27では入力画素クロック
SCLKを発生する。この入力画素クロックSCLKの
入力画素周波数は、 入力画素周波数(Hz)≧有効画素数(dot)/ライン周期(s)/有効画像率 …(4) により計算される。なお、CCD10にはダミー画素が
あり、無効な画素が存在するため、画像入力部23も書
込制御部25と同様に無効な期間を必要とするが、無効
な時間はせいぜい数パーセントしか必要としないため、
(4)式の有効画像率は100%近くまでとることがで
きる。
【0032】このような画像入力部23では、書込開始
信号XPMSYNCを入力画素クロックSCLKで同期
をとり、CCD10にシフトパルスとして入力する。C
CD10では、そのシフトパルスによりシフトレジスタ
がリセットされ、所定の数のダミー画素信号に続いて有
効画素の1画素目から順次画像データが入力画素クロッ
クSCLKに同期して出力される。この画像データはア
ンプ11により増幅され、AD変換器12によりデジタ
ル値に変換される(図8参照)。このデジタル化された
画像データ(8ビット)は画像処理部(図示せず)にお
いて、明度補正処理、変倍処理、編集処理等の各種処理
がなされた後、画像入力部23からFIFOメモリ24
へ出力される。この場合、画像データは、画像処理部で
ラインメモリやプリッフフロップ回路により遅延する。
この遅延量は、副走査方向Yの遅延量に合わせて、有効
画素の1画素目でXLGATE信号がアクティブにな
る。このXLGATE信号は主走査方向Xの有効画像領
域を示す信号である。このXLGATE信号がアクティ
ブになる所定のクロック数前にXLSYNC信号が出力
される。このXLSYNC信号は主走査同期信号であ
り、このXLSYNC信号が画像入力部23のライン開
始信号となる(以下、ライン開始信号XLSYNCとす
る)。
【0033】その画像入力部23のライン開始信号XL
SYNCは、XWRESF信号として出力され、FIF
Oメモリ24のリセット入力端子XWRESに入力され
ることにより、書込リセット信号XWRES信号とな
る。また、XSLGATE端子のXLGATE信号は、
XWEF信号として出力され、イネーブル入力端子XW
Eに入力されることにより、書込イネーブル信号XWE
となる。入力画素クロックSCLKは、クロック入力端
子WCLKに入力されることにより、書込クロックWC
LKとなる。これにより、FIFOメモリ24では、C
CD10の1画素目から画像データが順次書込まれる。
【0034】この場合、FIFOメモリ24における画
像データの書込動作は、次のように実行される。書込リ
セット信号XWRESにより、書込アドレスポインタは
0になる。書込イネーブル端子XWEがアクティブなと
き、所定周期の書込クロックWCLKがローからハイに
遷移すると、書込アドレスポインタの示す番地のメモリ
セルに書込データ入力端子Dinからの画像データの書込
みが開始され、書込アドレスポインタはインクリメント
される。この場合、画像データは、書込アドレスが小さ
い方の0番地から順次書込みが行われる。そして、書込
アドレスがFIFOメモリ24の記憶容量に相当する最
終アドレスに到達すると開始アドレスに戻り、さらに順
次インクリメントしていくことにより画像データのデー
タ書込が再開されることになる。
【0035】一方、書込制御部25のXDETP端子か
ら得られた読出開始信号XDETPは、XRRESF端
子に送られ、このXRRESF端子から出力されたXR
RESF信号はFIFOメモリ24のリセット入力端子
XRRESに入力されることにより、読出リセット信号
XRRES信号となる。また、XREF端子のXREF
信号は、イネーブル入力端子XREに入力されることに
より、読出イネーブル信号XREとなる。入力画素クロ
ックRCLKは、クロック入力端子RCLKに入力され
ることにより、読出クロックRCLKとなる。これによ
り、FIFOメモリ24では、CCD10の1画素目か
ら画像データが順次読出される。
【0036】この場合、FIFOメモリ24における画
像データの読出動作は、次のように実行される。読出リ
セット信号XRRESにより、読出アドレスポインタは
0になる。読出イネーブル端子XREがアクティブなと
き、所定周期の読出クロックRCLKがローからハイに
遷移すると、読出アドレスポインタの示す番地のメモリ
セルの画像データが読出データ出力端子Dout に出力さ
れ、画像データの読出しが開始され、読出アドレスポイ
ンタはインクリメントされる。この場合、画像データ
は、読出アドレスが小さい方の0番地から順次書込みが
行われる。そして、読出アドレスがFIFOメモリ24
の記憶容量に相当する最終アドレスに到達すると開始ア
ドレスに戻り、さらに順次インクリメントしていくこと
により画像データのデータ読出が再開されることにな
る。
【0037】図3は、これまで述べてきたようなFIF
Oメモリ24への画像データの書込動作及び読出動作の
タイミングを示したものである。この場合、同期検知信
号DETPを位相変更回路26を介して画像入力部23
に入力させていることから、書込制御部25の読出開始
信号XDETPに対して、画像入力部23の書込開始信
号XPMSYNCの位相を変えることができる。このた
め、FIFOメモリ24のデータ読出のタイミングがデ
ータ書込のタイミングに追い着かないように制御するこ
とによって、書込開始信号XPMSYNCの入力によ
り、例えばNライン目の画像データをFIFOメモリ2
4に書込みを行っている最中に、書込開始信号XPMS
YNCとは位相の異なる読出開始信号XDETPの入力
により、FIFOメモリ24からそのNライン目の画像
データを順次読出していくことができる。これにより、
FIFOメモリ24が主走査方向一ライン未満の記憶容
量をもつような場合でも、任意のアドレスに対して画像
データの書込みと読出しとを交互に行うことができる。
従って、従来に比べ、FIFOメモリ24の部品点数を
削減できると共に、メモリ1個当たりの記憶容量も削減
できる。
【0038】なお、本実施例では、デジタル複写機を例
に挙げ、CCD10で読み取った画像データをFIFO
メモリ24に書込む方式について説明したが、このCC
D10からのデータ入力に限るものではなく、他のデー
タ入力手段によるデータ、例えば、プリンタのようなホ
ストからのデータ、ファクシミリのような通信を介した
データ、一旦ページメモリに記憶したデータ、ハードウ
ェアで発生したデータ等を用いるようにしてもよい。
【0039】次に、本発明の第二の実施例を図2及び図
4に基づいて説明する(請求項2,3,4記載の発明に
対応する)。なお、前記第一の実施例と同一部分につい
ての説明は省略し、その同一部分については同一符号を
用いる。
【0040】まず、書込制御部25の回路構成を図4に
基づいて述べる。本回路は、読出開始信号XDETPが
入力されるクロック同期回路28と、このクロック同期
回路28に備えられたクロック発生回路29と、主走査
カウンタ30と、3個のコンパレータ31,32,33
と、これらのコンパレータ31,32,33に接続され
たI/Fレジスタ34と、CPU35と、演算器36,
37とを備えている。
【0041】クロック発生回路29としては、水晶やセ
ラミック等の発振子、又は、画素密度や線速の変更に対
応できるようにPLL周波数のシンセサイザ等を用いる
ことができ、これにより基本クロックを発生する。クロ
ック同期回路28は、クロック発生回路29で発生した
基本クロックの位相を読出開始信号XDETPのタイミ
ングに合わせ、書込画素クロックPCLK、読出クロッ
クRCLKを発生する。また、このクロック同期回路2
8に入力される読出開始信号XDETPは、書込画素ク
ロックPCLKと同期がとられ所定のパルス幅のXDE
TP1信号となり、このXDETP1信号はXRRES
F信号として用いられる。従って、クロック同期回路2
8は、読出リセット手段としても機能する。
【0042】主走査カウンタ30(読出カウンタ)は、
XDETP1信号によりカウント値がリセットされ、書
込画素クロックPCLKによりカウント値がインクリメ
ントされるバイナリーカウンタである。この主走査カウ
ンタ30のビット数としては、1ラインの走査期間にオ
ーバーフローにならない数が必要となる。例えば、40
0dpi のA3サイズの縦送り印字の場合には13ビット
が必要で、800dpiのA3サイズの縦送り印字の場合
には14ビットが必要となる。
【0043】コンパレータ31(Comp.1)は、同期検
知のためのLD強制点灯信号を発生するコンパレータで
ある。また、コンパレータ32(Comp.2)は、画像デ
ータの書込タイミングと、有効画素領域とを決めるため
のコンパレータである。また、コンパレータ33(Com
p.3)は、主走査カウンタ30のカウント値に対する基
準数値が設定されるようになっており、読出開始信号X
DETPに対して書込開始信号XPMSYNCを位相を
ずらして出力するカウント比較手段を構成する。このコ
ンパレータ33により、書込動作に対して読出動作をず
らして処理することができる。なお、コンパレータ33
と、主走査カウンタ30とは、信号開始遅延手段を構成
している。また、CPU35は、数値設定手段を備えて
おり、これによりコンパレータ33に基準数値を可変自
在に設定することができる。
【0044】また、本実施例における画像入力部23
(図2参照)には、書込リセット手段(図示せず)が設
けられている。この書込リセット手段は、書込制御部2
5から送出される書込開始信号XPMSYNCに基づい
て、FIFOメモリ24の書込アドレスをリセットする
XWRESF信号を出力する。
【0045】このような構成において、図4の書込制御
部25を中心に動作について述べる。今、読出開始信号
XDETPがクロック同期回路28に入力されると、読
出開始信号XDETPは書込画素クロックPCLKと同
期されて所定のパルス幅のXDETP1信号が作成さ
れ、このXDETP1信号はXRRESF信号としてF
IFOメモリ24に出力され、これによりFIFOメモ
リ24では読出リセット信号XRRESとなって読出ア
ドレスをリセットする。また、XDETP1信号は、主
走査カウンタ30のリセット端子XCLRにも出力さ
れ、これにより、その主走査カウンタ30もリセットさ
れる。この主走査カウンタ30のカウント値から、走査
されるレーザビームの主走査方向Xの位置がわかる。こ
の主走査カウンタ30のカウント値は、コンパレータ3
1,32,33にそれぞれ入力される。
【0046】コンパレータ31では、主走査カウンタ3
0のカウント値AはCPU35からの設定値B(基準数
値)と比較され、カウント値Aが設定値Bを超えたとき
にBD(ビームデテクト)信号を出力し、そのBD信号
とFIFOメモリ24からの画像データとを演算器37
において論理和をとり、これによりLD17を強制点灯
する。この強制点灯させるレーザビームの位置のタイミ
ングは、有効画像領域から次のラインの同期検知器22
に到達するまでの間である必要があり、また、フレアを
避けるため同期検知器22の数mmから数十mm程度手
前の位置に設定する。そして、このようにLD17が強
制点灯され、レーザビームが同期検知器22に入射する
と、XDETP信号がアクティブになり、主走査カウン
タ30がリセットされ、再度カウントを開始する。この
ような動作はライン周期毎に繰り返して行われる。
【0047】コンパレータ32では、CPU35により
設定される2つの設定値C,D(C<D)と、主走査カ
ウンタ30のカウント値Aとを比較して、カウント値A
が設定値Cを超えたときにXRGATE信号をアクティ
ブにし、設定値Dに到達したときにネガティブにする。
この反転信号であるXRGATE信号の反転と、FIF
Oメモリ24からの画像データとを演算器36において
論理積をとることにより、有効画像領域外のデータがマ
スクされる。また、そのXRGATE信号はXREF信
号として出力され、FIFOメモリ24のイネーブル入
力端子XREに入力され読出イネーブル信号XREとな
る。この場合、主走査カウンタ30のリセットと同時
に、FIFOメモリ24の読出アドレスポインタがリセ
ットされ、これによりXRGATE信号がアクティブな
時にFIFOメモリ24の0番地から画像データが順次
読出される。なお、コンパレータ32の設定値Cは転写
紙のサイズによって変わり、その設定値Cの値により主
走査方向Xの画像データの書出し位置が決定され、さら
に、その設定値Cの値を調整することによって転写紙の
主走査方向Xの送り位置の機械的バラツキを調整するこ
とができる。また、設定値Dの値は、転写紙の主走査方
向Xの後端位置のセット用として利用される。
【0048】コンパレータ33では、CPU35により
設定値Eが予め可変自在に設定されており、設定値Eと
主走査カウンタ30のカウント値Aとが比較される。そ
して、両者の値が一致すると、ポリゴンミラー同期パル
ス信号である書込開始信号XPMSYNCが出力され、
画像入力部23のXPMSYNC端子に入力される。
【0049】その画像入力部23では、書込制御部25
から書込開始信号XPMSYNCが入力されることによ
り、XLSYNC端子からXWRESF信号が出力さ
れ、FIFOメモリ24のリセット入力端子XWRES
に入力される。これにより、書込リセット信号XWRE
Sが発生して書込アドレスがリセットされ、その後、画
像データの読出しが実行される。
【0050】上述したように、書込制御部25内におい
て、読出開始信号XDETPを遅延させて画像入力部2
3の書込開始信号XPMSYNCを作成することによ
り、FIFOメモリ24において書込リセット信号XW
RESと読出リセット信号XRRESとの位相を異なら
せることができる。これにより、主走査方向一ライン未
満の記憶容量を有する記憶手段の任意のアドレスに対し
て画像データの書込みと読出しとを交互に行うことがで
きる。この場合、コンパレータ31,32,33の設定
値B〜EをCPU35により可変自在に設定することに
より、FIFOメモリ24におけるデータ読出とデータ
書込との周波数、動作開始タイミング、位相などの変化
に容易に対応させることができ、これによりFIFOメ
モリ24の書込アドレスに対する読出アドレスの追越し
を避けるように制御することができる。
【0051】次に、本発明の第三の実施例を図5及び図
6に基づいて説明する(請求項5,6記載の発明に対応
する)。なお、前記第一の実施例と同一部分についての
説明は省略し、その同一部分については同一符号を用い
る。
【0052】本実施例は、前述した画像データ制御装置
(図1〜図3参照)を用いて、実際に印字用紙に画像デ
ータを印字する場合の例である。ただし、ここでは、印
字用紙幅又は画素密度の変更時において、読出開始信号
XDETPと書込開始信号XPMSYNCとの位相を変
更するように設定されている。また、その読出開始信号
XDETPと書込開始信号XPMSYNCとの位相を変
更する量を、印字用紙幅又は画素密度の変更時から徐々
に変更していくように設定されている。
【0053】以下、その位相を変更する機能を備えた装
置の印字例について述べる。今、感光体ドラム5を備え
た画像作成ユニット6(図7参照)の印字用紙として、
縦送りするA3サイズを用い、800dpi で画像データ
を印字する場合について述べる。ただし、印字用紙の印
字用紙幅は最大サイズとし、FIFOメモリ24として
は約5kワードのライン長のメモリを用いる。この場
合、有効印字画素数は、 有効印字画素数=有効印字幅(mm)×主走査画素密度(dot/mm) …(5) =297×800/25.4 =9354(dot) となる。一方、約5Kワードのライン長のFIFOメモ
リ24のワード数が5048ドットであるとすると、F
IFOメモリ24は有効印字画素数の1/2強のライン
長しか記憶しないことになる。
【0054】図5及び図6は、FIFOメモリ24の画
像データのアドレスを縦軸とし、画像作成ユニット6に
おける画像データの書込主走査位置を横軸とした場合に
おけるデータ書込とデータ読出の動作タイミングを示
す。図5は、データ書込の書込クロックWCLKの周波
数が、データ読出の読出クロックRCLKの周波数より
も低い場合の例である。図6は、データ書込の書込クロ
ックWCLKの周波数が、データ読出の読出クロックR
CLKの周波数よりも高い場合の例である。なお、横軸
の1周期は、画像印字のライン周期に相当し、これは副
走査方向Yの画素密度と線速とにより決定される。ま
た、縦軸の最大値APmax は、FIFOメモリ24のワ
ード数、すなわち、アドレスポインタの最大値で決定さ
れる値である。このアドレスポインタの最大値は、ワー
ド数が5048のFIFOメモリ24を使用した場合、
APmax =5047となる。グラフの破線は、FIFO
メモリ24に書込む画像データの書込アドレスを意味
し、また、グラフの実線は、FIFOメモリ24から読
出す画像データの読出アドレスを意味する。
【0055】まず、画像入力部23からFIFOメモリ
24に画像データを書込む場合について述べる。今、F
IFOメモリ24にNライン目の画像データを書込むと
き、N−1ライン目の読出開始信号XDETPを遅延し
て作られた書込リセット信号XWRESにより書込アド
レスをリセットし、書込イネーブル信号XWEがアクテ
ィブな状態で、書込クロックWCLKに従ってFIFO
メモリ24に所定の書込アドレスから画像データを書込
む。この書込動作を実行する毎に書込アドレスがインク
リメントされていく。そして、書込アドレスがFIFO
メモリ24の書込アドレスポインタの最大値APmax に
達すると、この例ではAPmax =5047になった次の
書込クロックWCLKで、書込アドレスポインタは
‘0’の値に復帰し、さらにインクリメントしながら書
込動作を行っていく。このような書込アドレスポインタ
のインクリメントは、書込イネーブル信号XWEがアク
ティブな期間に従って繰り返して行われる。この例で
は、A3サイズの短辺の800dpi に対応する画素数で
ある9354画素を書込む場合、書込アドレスポインタ
が4305に達するまでインクリメントされる。
【0056】次に、書込制御部25がFIFOメモリ2
4から画像データを読出す場合について述べる。今、F
IFOメモリ24からNライン目の画像データを読出す
とき、Nライン目の読出開始信号XDETPに同期して
作られた読出リセット信号XRRESで読出アドレスを
リセットし、読出イネーブル信号XREがアクティブな
状態で、読出クロックRCLKに従ってFIFOメモリ
24の所定の書込アドレスから画像データを読出す。こ
の読出動作を実行する毎に読出アドレスをインクリメン
トする。そして、読出アドレスがFIFOメモリ24の
読出アドレスポインタの最大値APmax に達すると、こ
の例ではAPmax =5047になった次の読出クロック
RCLKで、読出アドレスポインタは‘0’の値に復帰
し、さらにインクリメントしながら読出動作を行ってい
く。このような読出アドレスポインタのインクリメント
は、読出イネーブル信号XREがアクティブな期間に従
って繰り返して行われる。この例では、A3サイズの短
辺の800dpi に対応する画素数である9354画素を
読出す場合、読出アドレスポインタが4305に達する
までインクリメントされる。
【0057】なお、読出イネーブル信号XREは、主走
査方向Xの印字用紙幅に対応して開始タイミングと終了
タイミングが制御されるため、印字用紙が最大サイズの
場合には、有効走査期間の最初にアクティブとされ最後
にネガティブとされるような信号波形となる。これに対
して、書込イネーブル信号XWEは、読出イネーブル信
号XREのように開始・終了のタイミング制御を行う必
要がないため、最大画像の期間だけアクティブとなるよ
うな信号波形でよい。すなわち、書込イネーブル信号X
WEは、書込リセット信号XWRESの出力後の予め設
定された数クロックから数十クロックの期間後にアクテ
ィブとなり、最大画像の書込クロックWCLK後にネガ
ティブとなるような信号波形でよい。この他に、印字用
紙幅に対応して書込イネーブル信号XWEのアクティブ
期間を変えるようにしてもよい。
【0058】次に、上述した図5及び図6の印字例にお
いて、FIFOメモリ24のデータ書込とデータ読出と
を、アドレスで表現する場合について述べる。図5及び
図6中、破線はFIFOメモリ24の書込アドレスを示
し、実線はFIFOメモリ24の読出アドレスを示す。
この場合、破線、実線の傾斜量は、書込周波数fwと読
出周波数frとの比率により決定され、例えば、書込周
波数fwが高くなるに従って書込アドレスの傾斜は徐々
に増大する。図5は書込周波数fwが読出周波数frよ
りも低い場合の例であり、図6は書込周波数fwが読出
周波数frよりも高い場合の例である。
【0059】今、画像データのNライン目の書込動作及
び読出動作において、1度目の書込動作を示す破線の書
込アドレスAaと2度目の書込動作を示す破線の書込ア
ドレスAbとの間で、1度目の読出動作を示す実線の読
出アドレスAcが交差しないように傾きを調整すると共
に、2度目の書込動作を示す破線の書込アドレスAbと
2度目の読出動作を示す実線の読出アドレスAdとが交
差することがないように傾きを調整する。これにより、
FIFOメモリ24の最終アドレスに達した後開始アド
レスに戻って2度目の画像データを書込みながら、2度
目の読出動作時に新しい画像データを読出すことが可能
となる。このようなことから、読出リセット信号XRR
ESに対して書込リセット信号XWRESの出力タイミ
ングを適宜調整することによって、データ書込にデータ
読出が追い着くことを防止することができ、これによ
り、データ書込とデータ読出とを互いに干渉させること
なく同時に独立して実行することができる。
【0060】なお、書込周波数fwが読出周波数frに
比較してあまりにも高すぎる場合、上述した出力タイミ
ングの条件を満たすことは不可能となるため、両者の比
率を考慮する必要がある。例えば、1ラインの画像デー
タの1/2のメモリ長のFIFOメモリ24を使用する
場合には、書込周波数fwが読出周波数frの2倍以下
の周波数となるように調整する。また、1ラインの画像
データの1/2のメモリ長のFIFOメモリ24であっ
ても、上述した出力タイミングの条件を満たせば、同一
のアドレスを3度以上アクセスして書込動作、読出動作
を実行することが可能である。
【0061】また、この印字例では、Nライン目の画像
データを書込む場合の書込リセット信号XWRESを、
N−1ライン目の読出開始信号XDETPを遅延して作
る場合の例について述べたが、書込アドレスAa,Ab
と、読出アドレスAc,Adとの交差が生じなければ、
Nライン目の読出開始信号XDETPから作ったり、さ
らには数ライン前の読出開始信号XDETPから作るよ
うにしてもよい。
【0062】また、デシタル複写機の1機能としてダブ
ルコピー機能を有する場合、有効ライン画像データ長は
ノーマルコピーの1/2になるため、FIFOメモリ2
4のデータ長が1ラインの画像データの1/2以上であ
れば、上記印字例と同様にして容易に実行できる。
【0063】これまでの印字例では、印字用紙の主走査
方向Xの印字用紙幅が最大の場合について述べたが、以
下、その印字用紙幅を変更(小さく)した場合について
述べる。読出イネーブル信号XREは、前述したように
主走査方向Xの印字用紙幅に対応して開始・終了のタイ
ミングが制御される。主走査方向Xの印字用紙幅が小さ
くなった場合には、レーザビームの主走査方向Xの動作
と感光体ドラム5との中央が一致するようにアクティブ
とネガティブの調整がなされる。すなわち、読出イネー
ブル信号XREの読出開始タイミングは遅れ、その終了
タイミングは早まるように調整される。この読出イネー
ブル信号XREの読出開始タイミングの遅れにより、書
込アドレスと読出アドレスとの交差が生じてエラーが発
生するおそれがある。そこで、その読出開始タイミング
の遅れに合わせて、FIFOメモリ24への書込開始タ
イミングも遅らせる必要がある。このようなことから、
書込開始信号XPMSYNCのタイミングを、印字用紙
の主走査方向Xの印字用紙幅に対応して調整する。この
印字用紙幅の変更に伴うタイミング調整は、書込開始信
号XPMSYNCと、読出開始信号XDETPとの位相
を変更することによって行うことができる。
【0064】また、このような位相の変更によるタイミ
ング調整は、印字用紙幅の変更時のみならず画素密度の
変更時においても行われるが、その位相の変更は、予め
テーブルとして設定しておくか、その変更時に計算で求
めるようにしてもよい。計算で求める場合には、書込開
始信号XPMSYNCの書込開始タイミングを決定する
コンパレータ33の設定値Eを、印字用紙が最大サイズ
の時の値に、読出イネーブル信号XREの読出開始タイ
ミングを決める設定値Cの変更量を加算して求めるよう
にしてもよい(図4参照)。ただし、この例では、読出
開始信号XDETPを一ライン周期以上遅延させること
はできないため、Nライン目の画像データを書込む場合
の書込リセット信号XWRESを、Nライン目の読出開
始信号XDETPを遅延させて作るようにする。
【0065】また、書込開始信号XPMSYNCと読出
開始信号XDETPとの位相を変更するための設定値の
変更は、印字ジョブ間(=紙間)において行われ、ま
た、このように設定値を変更することによって、書込開
始信号XPMSYNCの周期Tが乱れるため、印字ジョ
ブ間においてもその書込開始信号XPMSYNCを使用
する場合には、その周期Tの乱れを考慮する必要があ
る。この場合、CPU35等により設定される設定値を
徐々に変化させることによって、その周期Tの乱れをな
くすことができる。
【0066】なお、前述した各実施例では、画像データ
制御装置としてデジタル複写機を例にとり、CCD10
で読取った画像データをFIFOメモリ24に書込み、
FIFOメモリ24から読出された画像データを感光体
ドラム5に印字出力する方式について説明したが、この
ような方式に限定されるものではない。例えば、ホスト
コンピュータから受信する画像データをFIFOメモリ
24に書込むデータ書込手段や、FIFOメモリ24か
ら読出された画像データをディスプレイ上に表示出力す
るデータ読出手段を備えたDTP(Desk Top Publis
hing)システムなども画像データ制御装置として実現す
ることが可能である。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、データ読出手段
の読出開始信号(XDETP信号)に対してデータ書込
手段の書込開始信号(XPMSYNC信号)の位相を可
変させ、これら互いに位相の異なる書込開始信号(XP
MSYNC信号)と読出開始信号(XDETP信号)と
を基準として、主走査方向一ライン未満の記憶容量を有
する記憶手段の任意のアドレスに対して画像データの書
込みと読出しとを交互に行うようにしたので、記憶手段
におけるデータ読出がデータ書込に追い着かないような
画像データの制御を行うことができ、これにより、記憶
手段を従来のような一ライン分以上の記憶容量をもつ二
系統以上の回路構成とする必要がなくなり、簡易な構造
で低コストな画像データ制御装置を得ることができる。
【0068】請求項2記載の発明は、データ読出手段の
読出開始信号(XDETP信号)を遅延させてデータ書
込手段の書込開始信号(XPMSYNC信号)を作成
し、これら互いに位相の異なる書込開始信号(XPMS
YNC信号)と読出開始信号(XDETP信号)とを基
準として、書込リセット信号(XWRES信号)と読出
リセット信号(XRRES信号)とを出力し、主走査方
向一ライン未満の記憶容量を有する記憶手段の任意のア
ドレスに対して画像データの書込みと読出しとを交互に
行うようにしたので、記憶手段におけるデータ読出がデ
ータ書込に追い着かないような画像データの制御を行う
ことができ、これにより、記憶手段を従来のような一ラ
イン分以上の記憶容量をもつ二系統以上の回路構成とす
る必要がなくなり、簡易な構造で低コストな画像データ
制御装置を得ることができる。
【0069】請求項3記載の発明は、読出開始信号(X
DETP信号)により読出カウンタのカウント値をリセ
ットした後、読出クロック(RCLK信号)をカウント
して得られた読出カウンタのカウント値が基準数値に一
致した時点でデータ書込手段の書込開始信号(XPMS
YNC信号)として出力するようにしたので、読出開始
信号(XDETP信号)に対して書込開始信号(XPM
SYNC信号)を適正な値で遅延させることができ、こ
れにより、開始信号遅延手段を安易な構成で実現するこ
とができる。
【0070】請求項4記載の発明は、カウント比較手段
の基準数値を可変自在に設定する数値設定手段を設けた
ので、データ読出とデータ書込との開始タイミング、そ
れら開始信号間の位相、周波数などの変化に対して適切
に対応させることができ、これにより、開始信号遅延手
段の汎用性を高めることができる。
【0071】請求項5記載の発明は、印字用紙幅又は画
素密度の変更時に、読出開始信号(XDETP信号)と
書込開始信号(XPMSYNC信号)との位相を変更す
るようにしたので、データ読出の開始タイミングの変更
量に合わせてデータ書込の開始タイミングを調整するこ
とができ、これにより、読出アドレスと書込アドレスと
が交差するようなことがなくなり、画像処理におけるエ
ラー発生率を低減させることができる。
【0072】請求項6記載の発明は、読出開始信号(X
DETP信号)と書込開始信号(XPMSYNC信号)
との位相を変更する量を、印字用紙幅又は画素密度の変
更時から徐々に変更するようにしたので、同期検知信号
(DETP信号)の乱れの影響をなくすことができ、こ
れにより、画像処理におけるエラー発生率を格段に低減
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である画像データ制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】画像入力部の構成を示すブロック図である。
【図3】データ書込とデータ読出との動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第二の実施例である書込制御部の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第三の実施例を示すものであり、書込
周波数が読出周波数よりも低い場合におけるデータ書込
とデータ読出との動作タイミングをアドレスに対応して
示すタイミングチャートである。
【図6】書込周波数が読出周波数よりも高い場合におけ
るデータ書込とデータ読出との動作タイミングをアドレ
スに対応して示すタイミングチャートである。
【図7】画像データ制御装置を備えたデジタル複写機の
断面図である。
【図8】デジタル複写機における画像データ処理の様子
を示すブロック図である。
【符号の説明】
23 データ書込手段 24 記憶手段 25 データ読出手段 26 開始信号位相可変手段 28 読出リセット手段 30 読出カウンタ(開始信号遅延手
段) 33 カウント比較手段(開始信号遅
延手段) XPMSYNC 書込開始信号 XDETP 読出開始信号 XWRES 書込リセット信号 XRRES 読出リセット信号 X 主走査方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの主走査方向一ライン未満の
    記憶容量を有し所定周期の書込クロックで書込アドレス
    に対応したデータ書込と前記書込クロックとは独立した
    所定周期の読出クロックで読出アドレスに対応したデー
    タ読出とが同時に実行される記憶手段と、この記憶手段
    への前記データ書込を書込開始信号の入力により開始し
    前記書込アドレスが最終アドレスに達した時点で開始ア
    ドレスに戻って前記データ書込を再開するデータ書込手
    段と、前記記憶手段からの前記データ読出を読出開始信
    号の入力により開始し前記読出アドレスが前記最終アド
    レスに達した時点で前記開始アドレスに戻って前記デー
    タ読出を再開するデータ読出手段と、前記データ読出手
    段の前記読出開始信号と前記データ書込手段の前記書込
    開始信号との位相を相対的に可変する開始信号位相可変
    手段とを備え、前記記憶手段の任意のアドレスに対して
    書込みと読出しとを交互に行うことを特徴とする画像デ
    ータ制御装置。
  2. 【請求項2】 画像データの主走査方向一ライン未満の
    記憶容量を有し所定周期の書込クロックで書込アドレス
    に対応したデータ書込と前記書込クロックとは独立した
    所定周期の読出クロックで読出アドレスに対応したデー
    タ読出とが同時に実行される記憶手段と、この記憶手段
    への前記データ書込を書込開始信号の入力により開始し
    前記書込アドレスが最終アドレスに達した時点で開始ア
    ドレスに戻って前記データ書込を再開するデータ書込手
    段と、前記記憶手段からの前記データ読出を読出開始信
    号の入力により開始し前記読出アドレスが前記最終アド
    レスに達した時点で前記開始アドレスに戻って前記デー
    タ読出を再開するデータ読出手段と、前記記憶手段の前
    記書込アドレスをリセットする書込リセット信号を前記
    データ書込手段の前記書込開始信号に基づいて出力する
    書込リセット手段と、前記記憶手段の前記読出アドレス
    をリセットする読出リセット信号を前記データ読出手段
    の前記読出開始信号に基づいて出力する読出リセット手
    段と、前記読出リセット手段の前記読出開始信号を遅延
    させて前記データ書込手段の前記書込開始信号として出
    力する開始信号遅延手段とを備え、前記記憶手段の任意
    のアドレスに対して書込みと読出しとを交互に行うこと
    を特徴とする画像データ制御装置。
  3. 【請求項3】 開始信号遅延手段は、読出リセット手段
    の読出開始信号によりリセットされ読出クロックでカウ
    ントが開始される読出カウンタと、この読出カウンタの
    カウント値と基準数値とを比較し両者が一致した時点で
    データ書込手段の書込開始信号を出力するカウント比較
    手段とにより構成されることを特徴とする請求項2記載
    の画像データ制御装置。
  4. 【請求項4】 読出カウンタのカウント値と比較される
    カウント比較手段の基準数値を可変自在に設定する数値
    設定手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の画像
    データ制御装置。
  5. 【請求項5】 印字用紙幅又は画素密度の変更時に、読
    出開始信号と書込開始信号との位相を変更することを特
    徴とする請求項1,2,3又は4記載の画像データ制御
    装置。
  6. 【請求項6】 読出開始信号と書込開始信号との位相を
    変更する量を、印字用紙幅又は画素密度の変更時から徐
    々に変更していくことを特徴とする請求項5記載の画像
    データ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239335B2 (en) 2003-05-20 2007-07-03 Ricoh Company, Ltd Apparatus and method for image forming capable of processing an image at suitable clock speeds
JP2012195855A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法

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US7239335B2 (en) 2003-05-20 2007-07-03 Ricoh Company, Ltd Apparatus and method for image forming capable of processing an image at suitable clock speeds
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