JP2001212999A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001212999A
JP2001212999A JP2000025613A JP2000025613A JP2001212999A JP 2001212999 A JP2001212999 A JP 2001212999A JP 2000025613 A JP2000025613 A JP 2000025613A JP 2000025613 A JP2000025613 A JP 2000025613A JP 2001212999 A JP2001212999 A JP 2001212999A
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Satoshi Omiya
智 大宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置において、プロセス速度や回転
多面鏡の回転数を変えることなく、単一のプロセス速度
で複数の解像度の画像を出力する。また、レーザーダイ
オード等発光素子の寿命を長くする。 【構成】 画像処理部へA[dpi]の画像データが送信さ
れ、解像度A[dpi]が指定された場合、ポリゴンミラー
の1面が主走査1ラインを形成するように、画像データ
で変調されたレーザビームが感光体ドラムの主方向に走
査され、また感光体ドラムが副方向に送られることによ
って、解像度A[dpi]の画像が形成される(図2
(A))。解像度がA/n[dpi]の画像データが送信され
た場合、ポリゴンミラーのn面が主走査1ラインに相当
するタイミングで、レーザービームを主方向に走査する
ことによって、副走査方向へ1/nに間引きされ、解像
度A/n[dpi]の画像が形成される(図2(B))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査光学系を有す
る画像形成装置に関し、特にレーザビームプリンタ、デ
ジタル複写機、レーザファクシミリ等の画像形成装置に
おける半導体レーザ等の発光素子から放射されるレーザ
ビームの点灯タイミングを制御し、回転多面鏡の回転速
度を変えることなしに複数の解像度の画像を出力するこ
とのできる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーデジタル複写機において、
速度の速いプロセスである第1走査モードと遅いプロセ
スの第2走査モードに対して、第1走査モードでは回転
多面鏡の全面を用いてレーザビームを走査させ、第2走
査モードでは複数の面を使用してレーザビーム走査させ
ることが、特開平11−65212号公報に開示されて
いる。これは、速度の異なるプロセスを有する画像形成
装置に対して、各々のプロセス速度ごとに対応した回転
多面鏡の間引きを実施し、より遅い走査モードではより
大きく間引きを実施するものである。
【0003】また、異なる従来技術では、主走査方向の
書込み領域外のレーザビームを検知して主走査方向の画
像基準位置を検知するための同期検知信号を回転多面鏡
の全面に対応して出力し、その出力信号を間引き使用す
る面数に合わせて分周することで間引き制御を行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】走査光学系を有する画
像形成装置において、複数の解像度の画像を出力する場
合には、従来技術では各々の解像度毎にプロセス速度を
独自に設定したり、プロセス速度の異なるプロセスを用
意することにより行っていた。しかしながら、従来技術
では、複数の速度を有するプロセスを制御することで低
速から高速へ変更した場合に、プロセス速度が安定し難
く、プロセス速度が安定するまでに長時間を要してい
た。したがって、プリント動作開始までの時間が長くな
るという問題があり、また複数のプロセスを備えること
により、構造が大規模化する傾向があった。さらに、主
走査方向の画像開始基準位置を検知するために回転多面
鏡の全面でレーザダイオード等の発光素子を点灯させる
ことで、発光素子の寿命を短くするという問題もあっ
た。
【0005】そこで、本発明は、画像形成装置において
プロセス速度や回転多面鏡の回転数を変えることなく、
単一のプロセスで複数の解像度の画像を出力し構造を簡
略化することを目的とする。また、回転多面鏡に対しレ
ーザビームを入射する時間を短くすることで、レーザダ
イオード等の発光素子の寿命を延長することを目的とす
る。
【0006】さらに、本発明は、画像形成装置におい
て、単一のプロセス速度、回転多面鏡回転数で複数の解
像度の画像を出力し、プロセス用メインモータや回転多
面鏡の回転数を一定にすることで雑音等の機械的不具合
を解消し、プリント動作等の高速安定化を実現すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のプロセ
ス速度を必要としない、つまりプロセス速度を変換制御
することなく、回転多面鏡の面を間引くことだけで、複
数の解像度の画像を出力することを特徴とする画像形成
装置である。また、本発明は、回転多面鏡の面を間引き
使用する面のみに対してのみ、前記同期検知信号を検知
するようレーザダイオード等の発光素子を強制点灯させ
ている。これにより、間引き使用する面数に合わせて同
期検知信号を分周する回路を必要とせず、回転多面鏡の
間引きを施さない面に対してのみ同期検知信号を得るた
めに発光素子を強制点灯するので、間引く面に対しては
一切レーザビームを入射しないことで、発光素子の寿命
を延長することを特徴とする画像形成装置である。
【0008】本発明の第1の技術手段は、発光素子から
放射されるレーザビームを回転多面鏡によって主走査方
向に周期的に走査する主走査手段と、前記主走査方向の
画像書込み領域外のレーザビームを検知して前記主走査
方向の画像基準位置を検知するためのセンサ検出信号を
出力するセンサ検出信号生成手段と、前記センサ検出信
号を1乃至複数検出する毎に同期検知信号を出力する同
期検知信号生成手段と、副走査方向に走査する副走査手
段とを備え、前記同期検知信号に基づき主走査方向の画
像書込みを間引くことにより複数の解像度で画像を出力
する画像形成装置であることを特徴とする。
【0009】また、第2の技術手段は、第1の技術手段
の画像形成装置において、前記同期検知信号を生成する
ため前記主走査方向の画像書込み領域外で前記発光素子
を点灯させるタイミングを設定する手段を備えることを
特徴とする。
【0010】さらに、第3の技術手段は、第1の技術手
段の画像形成装置において、前記同期検知信号を生成す
るため前記主走査方向の画像書込み領域外で前記発光素
子を点灯させるタイミングを制御する複数の周波数のク
ロックを発生するクロック発生手段を備えることを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8に示す第1〜第3実施例に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1〜第3実施例は、記録媒体
である感光体ドラム面上にレーザビームを光走査させ、
画像の記録を行うレーザビームプリンタ等の画像形成装
置に関するものである。図1は、この種の画像形成装置
に用いられる走査光学系の概略の構成を示した斜視図で
ある。この走査光学系は、半導体レーザからなるレーザ
ダイオード(以下、LDという。)ユニットと、第1ミ
ラー・レンズ群、回転多面鏡、第2ミラー・レンズ群、
そして同期検知群から構成される。
【0012】LDユニット1は、内部にLDとLDから
放射された発散性レーザビームを平行性レーザビームへ
変換するコリメートレンズとを一体にしたものである。
第1ミラー・レンズ群は第1シリンドリカルレンズ2、
第1ミラー3、結像レンズ4の3要素から構成され、副
走査方向に定まった屈折率を有する第1シリンドリカル
レンズ2はLDユニット1から放射された平行性レーザ
ビームを副走査方向に集光し、結像レンズ4は第1ミラ
ー3で反射された平行性レーザビームを収束性レーザビ
ームに変換し、回転多面鏡7に入射させる。
【0013】回転多面鏡7は、平板型モータ5と図1中
の矢印A方向に高速回転可能なポリゴンミラー6とから
構成される光偏向器であり、ポリゴンミラー6の各反射
面8にレーザビームが入射し、平板型モータ5の回転に
伴ない反射偏向したレーザビームは第2ミラー・レンズ
群へと入射される。
【0014】第2ミラー・レンズ群は、第2ミラー9と
第2シリンドリカルレンズ10から構成され、第2ミラ
ー9はポリゴンミラー6により反射偏向したレーザビー
ムを感光体ドラム11に向けて反射し、第2シリンドリ
カルレンズ10によって感光体ドラム11上に結像す
る。
【0015】同期検知群は、第3ミラー12と集光レン
ズ13と同期検知センサ14から構成される。第3ミラ
ー12は、ポリゴンミラー6で反射偏向されたレーザビ
ームが感光体ドラム11上の走査領域を外れる位置に設
けられ、入射したレーザビームを同期センサ14に向け
て反射する。この反射レーザビームを集光レンズ13に
より集光し、フォトダイオード等の受光素子により構成
される同期検知センサ14が検知する。この検知信号を
基に、画像を感光体ドラム11上に書込む主走査方向の
開始位置を一定に保つための電気的な同期信号を得る。
【0016】図2は、同期検知センサ14の動作を示す
タイミングチャートである。このタイミングチャートで
説明する回転多面鏡の全ポリゴンミラー面数は6面であ
る。図2(A)において、LDユニット1から放射され
たレーザビームが同期検知センサ14に入射しレーザビ
ームを検知すると、レーザビームがポリゴンミラー6各
面に走査する開始位置のタイミングで同期検知信号がア
クティブ(Hレベル)で発生する。同期検知信号の立上
りに同期して主走査方向の画素数の基準となる主走査書
込みクロックが発生し、これを主走査カウンタがカウン
トする。そして、このカウンタが所定のカウント数に達
すると、主走査方向画像開始位置と判断し、1ライン毎
の画像データを出力する。
【0017】また、主走査カウンタとは別に同期検知カ
ウンタを有する。同期検知カウンタは同期検知信号の立
上りに同期してカウントを開始し、所定のカウント数に
達すると同期検知センサが同期検知信号を生成するため
にLDを強制点灯させる。この同期検知用のLD強制点
灯を同期検知強制点灯という。同期検知強制点灯させる
タイミングを決める同期検知カウンタのカウント数は、
線速や紙サイズや原稿サイズにより定まる主走査方向の
画像最大長に相当する主走査カウンタのカウント時間に
対して十分長く、且つ、通常はレーザビームの走査がポ
リゴンミラーの複数面にまたがらないタイミングに相当
する適切な値を設定する。この同期検知強制点灯は同期
検知センサで同期検知信号が検知されるまで点灯する。
すなわち、同期検知信号が検知されると同期検知強制点
灯は終了し、画像データが入力されるまでLDは点灯し
ない。
【0018】同期検知信号がポリゴンミラー6の複数面
に対して1回のタイミングで発生するように制御した場
合を考える。一例として、図2(B)には、ポリゴンミ
ラー2面に対して同期検知信号を1回発生させるタイミ
ングで制御した場合のタイミングチャートを示す。この
場合、ポリゴンミラー2面(ポリゴンミラー面番号:
(1)と(2)、(3)と(4)、(5)と(6))が画
像データ1ライン分に相当し、図1(A)と比較して副
走査方向に1ラインおきに間引き処理が可能になってい
る。主走査書込みクロック周波数は変更していないの
で、画像データが図2(A)に対し1/2のデータで得
られ、1/2の解像度の画像が出力される。つまり、ポ
リゴンミラーのn面に対して同期検知信号を1回発生さ
せる制御を施した場合、元の画像に対し副走査方向に1
/n間引き処理が可能となり、解像度を1/n倍に変化
させることができる。
【0019】この手段では、プロセス速度や回転多面鏡
7の平板型モータ5の回転数を変化させていないので、
プロセス用メインモータや回転多面鏡7の回転軸に対す
る負荷変動等の不具合を発生する要因がなくなる。ま
た、単一のプロセスで解像度変化が可能であるので簡略
構造とすることができる。さらに、主走査ライン毎に毎
回強制点灯を行い、同期検知信号を生成していた従来の
技術に対し、同期検知信号用の強制点灯回数が1/nに
なるので、LD等の半導体レーザの寿命を延長させるこ
とができる。
【0020】(第2実施例)本発明の第2実施例を図3
〜図5に基づいて説明する。第2実施例も第1実施例と
同様に、走査光学系を有する画像形成装置であるレーザ
ビームプリンタ等についての例である。図3は、書込み
制御部の構成を示すブロック図であり、図4は、図3の
各信号線a,b,cにおける信号のタイミングチャート
である。図3において、中央演算処理装置21(以下、
CPUという。)は、レーザビームプリンタ全体を制御
する。画像処理部22は、CPU21から入力される画
像データに処理を施し、後段のLD制御部23、LD駆
動部26等で構成されるブロックへ画素クロック、画像
データ、制御信号を送信する。LD制御部23は、画像
データの種類に応じて変調処理を行い、同期検知センサ
部24からのセンサ検出信号を信号線cを介して受信
し、そのタイミングに同期したLD書込みクロックとL
D書込みデータを信号線aに出力する。同期検知制御部
25は、CPU21から同期検知用の制御信号と同期検
知センサ部24から信号線cを介してセンサ検出信号を
受信し、同期検知強制点灯信号を生成して信号線bに出
力する。LD駆動部26は、LD制御部23からのLD
書込みクロックとLD書込みデータに応じて、電流制御
されるLD27の点灯・消灯を行う。
【0021】CPU21から同期検知制御部25へ送信
される同期検知用制御信号について説明する。同期検知
制御部25は、同期検知センサ24からのセンサ検出信
号の立上りをトリガとして時間カウントを開始する。同
期検知制御部25は、図示しない内部レジスタを持ち、
センサ検出信号の立上りから同期検知強制点灯開始まで
の時間幅をCPU21からの制御信号で内部レジスタに
格納している。この内部レジスタを同期検知強制点灯開
始レジスタという。前記時間カウント値と前記同期検知
強制点灯開始レジスタ値とを比較し、時間カウント値が
レジスタ値と同値になったタイミングで同期検知強制点
灯信号をアクティブにする。通常、すなわち間引きをせ
ず高解像度の画像を出力するときは、ポリゴンミラー1
面が主走査1ライン分の画像データによりレーザビーム
が走査する範囲に対応している。この状態での画像の解
像度をA[dpi]、同期検知強制点灯開始レジスタ値をB
とし、同期検知強制点灯している時間幅をαとする。こ
の際のタイミングチャートが図4(A)である。
【0022】図5は、図3に示す書込み制御部において
なされる処理を示すフローチャートである。第2実施例
の画像形成装置において、CPU21から画像処理部2
2へA[dpi]の画像データが送信され、解像度をA[dpi]
が指定された場合(ステップ1)、同期検知強制点灯開
始レジスタには値Bが設定され(ステップ2)、ポリゴ
ンミラー6の1面が主走査1ラインを形成するように画
像データで変調処理されたレーザビームが感光体ドラム
11の主方向に走査され(ステップ3)、また感光体ド
ラム11が副方向に送られ、走査されることによって、
解像度A[dpi]の画像が感光体ドラム11上に形成され
る(ステップ4)。
【0023】また、CPU21から画像処理部22へ解
像度がA/2[dpi]の画像データが送信された場合(ス
テップ5)、前記同期検知強制点灯開始レジスタの値を
2B+αに変更することによって(ステップ6)、ポリ
ゴンミラー6の2面を主走査1ラインを形成するように
に相当するタイミングで制御することができる(ステッ
プ7)。すなわち、副走査方向へは1/2間引きを施し
たことと同様になり、主走査方向へは解像度A/2[dp
i]の画像データがCPUから受信しているので、出力は
主副でA/2[dpi]の画像が得られる(ステップ8)。
この場合のタイミングチャートが図4(B)である。
【0024】同様に、画像処理部22がCPU21から
解像度がA/3[dpi]の画像データを受信した場合に
は、同期検知強制点灯開始レジスタ値をCPU21から
の制御信号により3B+αと変更すれば(ステップ
9)、ポリゴンミラー3面を主走査1ラインに相当する
タイミングで制御することができる(ステップ10)。
すなわち、副走査方向へは1/3に間引きを施したこと
と同様になり、主走査方向へは解像度A/3[dpi]の画
像データがCPUから受信しているので、出力は主副で
A/3[dpi]の画像が得られ(ステップ11)、回転多
面鏡の回転数を変化させずに、出力画像の解像度をA/
3[dpi]に変更可能である。
【0025】従来、複数の解像度を達成するためには、
プロセス速度や回転多面鏡を複数の回転数で制御する複
数の発振器が必要であったが、本発明では複数の発振器
を必要とせず、内部レジスタの設定値を変更することの
みで目標を達成することができる。また、主走査ライン
毎に毎回強制点灯を行って同期検知信号を生成していた
従来の技術に対し、同期検知信号用の強制点灯回数が1
/2や1/3になるのでLD等の発光素子の点灯時間が
短縮でき、結果的に寿命を延ばすことができる。
【0026】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
〜8に基づいて説明する。第3実施例でも第1、第2実
施例と同様、走査光学系を有する画像形成装置であるレ
ーザビームプリンタを例としている。図6は、図3と異
なる書込み制御部の構成を示すブロック図であり、図7
は、図6の各信号線a,b,cにおける信号のタイミン
グチャートを示す。図6において、CPU31はレーザ
ビームプリンタ全体を制御している。画像処理部32
は、CPU31から入力される画像データを処理し、後
段のLD制御部33、LD駆動部37等で構成されるブ
ロックへ画素クロックと画像データ、制御信号を出力す
る。LD制御部33は、画像データの種類に応じて変調
処理を行い、同期検知センサ34から入力されたセンサ
検出信号を信号線cを介したタイミングに同期したLD
書込みクロックとLD書込みデータを生成し、信号線a
に出力する。同期検知制御用のクロックを選択する同期
検知クロックセレクタ部35が設けられており、CPU
31から出力される画像データに応じたクロックを選択
する。同期検知制御部36へはクロックセレクタ部35
で選択された同期検知制御用のクロック信号と同期検知
センサ34からのセンサ検出信号が信号線cを介して入
力され、同期検知強制点灯信号を生成し、信号線bに出
力する。LD駆動部37ではLD書込みクロックとLD
書込みデータ、同期検知強制点灯信号に応じて、LD3
8の点灯・消灯動作を行う。
【0027】同期検知クロックセレクタ部35の機能に
ついて説明する。同期検知クロックセレクタ部35の後
段に接続された同期検知制御部36は、同期検知強制点
灯タイミングを制御している。つまり、同期検知センサ
部34から入力されるセンサ検出信号の立上り時から同
期検知強制点灯させるまでの時間をカウントし、内部レ
ジスタ等に既定されている同期検知強制点灯開始レジス
タの値と同値になったタイミングで同期検知強制点灯を
開始する。この時間カウンタの基準となる同期検知クロ
ックは同期検知クロックセレクタ部35で選択される。
同期検知クロックセレクタ部35ではCPU31からの
制御信号によって、画像データに対して最適なタイミン
グで同期検知強制点灯可能な周波数のクロックを選択す
る。通常はポリゴンミラー1面に対して同期検知信号が
1回アクティブになる周波数のクロックを選択する。そ
のときのタイミングチャートが図7(A)である。
【0028】図8は、図6に示す書込み制御部において
なされる処理を示すフローチャートである。図7(A)
での画像の解像度をE [dpi]、同期検知クロックをF
[Hz]とする。第3実施例の画像形成装置において、CP
U31から画像処理部32へE[dpi]の画像データが送
信され、解像度をE[dpi]が指定されたると(ステップ
21)、同期検知クロックセレクタ部35で選択される
同期検知クロック周波数はF[Hz]となる(ステップ2
2)。これにより、ポリゴンミラー6の1面が主走査1
ラインを形成するように画像データにより変調されたレ
ーザビームが感光体ドラム11の主方向に走査され(ス
テップ23)、また感光体ドラム11が副方向に送ら
れ、走査されることによって、解像度E[dpi]の画像が
感光体ドラム11上に形成される(ステップ24)。
【0029】また、CPU31から画像処理部32へ解
像度がE/2[dpi]の画像データが送信された場合(ス
テップ25)、同期検知クロックセレクタ部35で選択
される同期検知クロック周波数はF/2[Hz]となる(ス
テップ26)。これにより、ポリゴンミラーの2面を主
走査1ライン分に相当するタイミングで制御することが
できる(ステップ27)。また、感光体ドラム11を副
方向に送り、走査することによって、解像度E/2[dp
i]の画像が用紙上に形成される(ステップ28)。
【0030】同様に、画像処理部32がCPU31から
解像度がE/3[dpi]の画像データを受信した場合に
は、同期検知クロックセレクタ部35で選択される同期
検知クロック周波数はF/3[Hz]となる(ステップ2
9)。これにより、ポリゴンミラー3面が画像データの
主走査1ライン分のデータに対応し、副走査方向へは1
/3間引き処理を行った場合と同値になる。また、主走
査方向に関しては画像データの入力がE/3[dpi]にな
っているので、画像出力の解像度はE/3[dpi]で得ら
れる。このときのタイミングチャートが図7(B)であ
る。すなわち、入力される画像データの解像度がE/n
[dpi](n:0でない自然数)の場合には、選択される
同期検知クロックの周波数をF/n[Hz]とすることで、
回転多面鏡の回転数を変化させずに、出力画像の解像度
をE/n[dpi]に変更可能である。
【0031】従来、複数の解像度を達成するために、複
数のプロセス速度や回転多面鏡回転数で制御していた
が、本発明では唯一の速度、回転数にて回転多面鏡を制
御する。 また、複数の速度で制御するブロックが機械
的なモータ動作を制御するブロックと切り離せるので、
モータ回転軸や回転数変化による雑音などの不具合を解
消し、プリント動作等の高速安定化が可能である。ま
た、主走査ライン毎に毎回強制点灯を行い、同期検知信
号を生成していた従来の技術に対し、同期検知信号用の
強制点灯回数が1/nになるので、LD等の半導体レー
ザの点灯時間が短縮でき、寿命を延ばすことができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような効果を得ることが可能となる。請求
項1に係る発明によれば、走査光学系を有する画像形成
装置において、プロセス速度や回転多面鏡の回転数を変
更することなく単一のプロセス速度で複数の解像度の画
像を出力し、構造の簡略化ができる。また、回転多面鏡
に対し、LD等の発光素子を点灯させる時間を短くする
ことにより発光素子の寿命を延長することができる。
【0033】請求項2に係る発明によれば、画像書込み
領域外で発光素子を点灯させるタイミングを設定する手
段を備えるので、請求項1に係る発明の効果に加え、発
光素子の点灯タイミングを容易に変更することができ、
それにより解像度の設定が容易に行うことができるとと
もに、発光素子の点灯時間をより短くすることができ、
発光素子の寿命をより延長することができる。
【0034】請求項3に係る発明によれば、画像書込み
領域外で前記発光素子を点灯させるタイミングを制御す
る複数の周波数のクロックを発生するクロック発生手段
を備えるので、請求項1に係る発明の効果に加え、クロ
ックの周波数を変更することにより発光素子の点灯タイ
ミングを容易に変更することができ、それにより解像度
の設定が容易に行うことができるとともに、発光素子の
点灯時間をより短くすることができ、発光素子の寿命を
より延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置に用いられる走査光学
系の概略の構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の画像形成装置に用いられる同期検知
センサの動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 本発明の画像形成装置に用いられる書込み制
御部の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3の信号線a,b,cにおける信号のタイ
ミングチャートである。
【図5】 図3の処理を示すフローチャートである。
【図6】 図3と異なる構成の書込み制御部の構成を示
すブロック図である。
【図7】 図6の信号線a,b,cにおける信号のタイ
ミングチャートである。
【図8】 図6の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…レーザダイオードユニット、2…第1シリンドリカ
ルレンズ、3…第1ミラー、4…結像レンズ、5…平板
型モータ、6,28,39…ポリゴンミラー、7…回転
多面鏡、8…反射面、9…第2ミラー、10…第2シリ
ンドリカルレンズ、11…感光体ドラム、12…第3ミ
ラー、13…集光レンズ、14,24,34…同期検知
センサ、21,31…中央演算処理装置(CPU)、2
2,32…画像処理部、23,33…LD制御部、2
5,36…同期検知制御部、26,37…LD駆動部、
27,38…レーザダイオード(LD)、35…同期検
知クロックセレクタ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子から放射されるレーザビームを
    回転多面鏡によって主走査方向に周期的に走査する主走
    査手段と、 前記主走査方向の画像書込み領域外のレーザビームを検
    知して前記主走査方向の画像基準位置を検知するための
    センサ検出信号を出力するセンサ検出信号生成手段と、 前記センサ検出信号を1乃至複数検出する毎に同期検知
    信号を出力する同期検知信号生成手段と、 副走査方向に走査する副走査手段とを備え、 前記同期検知信号に基づき主走査方向の画像書込みを間
    引くことにより複数の解像度で画像を出力することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記同期検知信号を生成するため前記主走査方向の画像
    書込み領域外で前記発光素子を点灯させるタイミングを
    設定する手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記同期検知信号を生成するため前記主走査方向の画像
    書込み領域外で前記発光素子を点灯させるタイミングを
    制御する複数の周波数のクロックを発生するクロック発
    生手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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