JP3652415B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザプリンタ,デジタル複写機,デジタルファクシミリ装置、あるいはそれらを統合した複合機などの電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタ、又はこれとデジタルファクシミリ装置やデジタル複写機を備えた複合機等の画像形成装置では、複数の半導体レーザユニット(光ビーム発生手段)よりそれぞれ画像信号(画像データ)に応じて変調されたレーザビーム(光ビーム)を発生させ、その各レーザビームをポリゴンミラー(偏向手段)によって偏向走査した後、fθレンズ(結像手段)によって感光体上の副走査方向に所定の間隔(ピッチ)を隔てて集光させるようにしたものがある。
【0003】
ところで、このような画像形成装置では、異なる画素密度による画像の書き込み(画像形成)が要求される場合がある。
通常、1ビームによる画像の書き込みにおいては、そのレーザビームの偏向速度,プロセス速度,書き込み周波数(画周波)を適当に変更することにより、同一のユニットで異なる画素密度による画像の書き込みを実現することができる。
【0004】
近年、画像形成速度の高速化,高画質化の要求が増し、偏向器であるポリゴンミラーの高速化,画周波の高速化が行なわれているが、それぞれ限界があり、技術的にも難しくなる。そこでマルチビームの必要性が生じる。これにより、ポリゴンミラー,画周波の高速化という課題の負荷を軽減することができる。
【0005】
ここで、従来の画像形成装置として、例えば2個の半導体レーザ(以下「LD」と略称する)ユニットを備えたレーザ書込装置を搭載した画像形成装置について、図27〜図29を参照して説明する。
【0006】
図27及び図28のレーザ書込装置において、1,2はそれぞれ画像信号に応じて変調されたレーザビームを発生する半導体レーザ(以下「LD」と略称する)ユニット、3は各LDユニット1,2より発生されるレーザビームを偏向走査するためのポリゴンミラー、4はポリゴンミラー3を回転させるためのポリゴンモータである。
【0007】
また、5はポリゴンミラー3によって偏向走査されるレーザビームを感光体ドラム6上の副走査方向に所定の間隔を隔てて集光して結像させ、且つ等速走査させるためのfθレンズ、7はポリゴンミラー3で偏向走査されたレーザビームを感光体ドラム6上に折り返すためのミラー、8はビームスプリッタ、9はシリンダレンズである。
【0008】
このレーザ書込装置において、各LDユニット1,2からそれぞれ発生されたレーザビームはビームスプリッタ8にて合成された後、シリンダレンズ9を通過してポリゴンモータ4により所定の回転数で回転しているポリゴンミラー3に入射され、そこで偏向走査された後、fθレンズ5及びミラー7を介して、図29に示すように感光体ドラム6上の副走査方向に予め設定された間隔(ラインピッチ)L1を隔てて集光される。
【0009】
なお、ここでは2個のLDユニットを用いた例について説明したが、例えば特開昭56−42248号公報あるい特開昭56−104315号公報に記載されているように、複数個のレーザ光源(LD)を1つのパッケージに納めたLDアレイを用いてもよい。
【0010】
このレーザ書込装置を搭載した画像形成装置において設定可能な画素密度を240dpi,400dpi,600dpiの3種類とし、各LDユニット1,2をラインピッチL1が42.3μm(600dpiに対応する)となるように配置した場合、画像形成装置は以下の制御を行なう。
【0011】
すなわち、600dpi時には、各LDユニット1,2から発生されるレーザビームをそれぞれ異なるラインの画像データ(画像信号)に基づいて変調する。また、240dpiの時にはLDユニット1から発生されるレーザビームを、400dpiの時にはLDユニット2から発生されるレーザビームをそれぞれ同じラインの画像データに基づいて変調する。
【0012】
なお、600dpi時に、LDユニット1,2から発生されるレーザビームをそれぞれ異なるラインの画像信号に基づいて変調するのは、高画素密度の画像書き込み時にポリゴンミラーの回転数とLDの変調周波数が高くなるのを防ぐためである。それに対して、ポリゴンミラーの回転数やLDの変調周波数がそれぞれの性能でカバーできる領域であれば(ここでは240dpiと400dpiのとき)、1つのLDユニットから発生されるレーザビームにて書き込みが可能となる。
【0013】
例えば、感光体の線速を200mm/s,ポリゴンミラーの面数を6面,光学系の有効走査期間率を70%,書き込み幅を297mm,設定した画素密度を600dpiとしたとき、LDユニットを1つ使用した(ビーム数:1本)場合と2つ使用した(ビーム数:2本)場合におけるポリゴンミラーの回転数及びLDの変調周波数を表1に示す。
【0014】
なお、方式やコストにもよるが、ポリゴンミラーの回転数が35000〜40000rpmを越えると、またLDの変調周波数が30〜40MHzを越えると、技術的な課題が増えたりコスト高となる。また、400dpi時は1本のレーザビームにて書き込みを行なった場合でも、ポリゴンミラーの回転数は31496rpm、LDの変調周波数は21.04MHzとなる。
【0015】
【表1】
Figure 0003652415
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように240dpi時又は400dpi時は1つのLDユニットのレーザビームにて書き込みを行ない、600dpi時は2つのLDユニットのレーザビームにて書き込みを行なった場合、600dpi時に使用する1つのLDユニットのレーザビームの出力に対し、240dpi時又は400dpi時に使用する1つのLDユニットのレーザビームの出力は約2倍必要となる。すなわち、240dpi時又は400dpi時に使われるLDユニットの定格出力は他方に対して大きなものが必要となり、コスト高となる。
【0017】
また、画素密度に応じて感光体上に照射するレーザビームの径を変更しないと、画素密度が変わってもラインの幅(特に副走査方向のライン幅)は変わらない。そのため、各画素密度に対応する画像が得られない。例えば、240dpiに相当するライン幅をねらうと、600dpi時はラインの幅が太く、1ラインペアの画像が解像しなくなり、600dpiに相当するライン幅をねらうと、240dpiの時はベタ画像の濃度が不足するという問題が発生する。
【0018】
なお、画素密度に応じて感光体上に照射するレーザビームの径を変える方法もあるが、このときはLDユニットのビーム出射部に設けられるアパーチャ径を画素密度に応じて変更するための機構が必要となり、コスト高となる。
【0019】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、各画素密度(画像形成モード)に応じて感光体上に照射するレーザビームの径を変えなくても、対応する画像を得られるようにすることを目的とする。さらに、各画素密度に応じて使用する各LDユニットの定格出力を共通化できるようにすることも目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、以下の画像形成装置を提供する。
請求項1の発明は、第1の光ビームを発生する第1の光ビーム発生手段と、第2の光ビームを発生する第2の光ビーム発生手段と、それぞれ画像信号に応じて第1,第2の光ビーム発生手段より発生される光ビームを変調する複数の変調手段と、第1,第2の光ビーム発生手段より発生された光ビームを偏向走査する偏向手段と、該手段によって偏向走査された光ビームを感光体上の副走査方向に所定の画素密度に対応する所定のビーム間隔を隔てて集光させる結像手段と、用紙に形成する画像の画素密度を可変設定する画素密度設定手段とを備えた画像形成装置において、第1,第2の光ビーム発生手段より、それぞれ上記偏向手段による同じ偏向走査時に同じ画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第1の発生タイミング制御手段と、第1,第2の光ビーム発生手段より、偏向手段による偏向走査時の第2の光ビーム発生手段を変調するための画像信号と当該偏向走査の次の偏向走査時の第1の光ビーム発生手段を変調するための画像信号とを同一の画像信号として各光ビームを発生させる第2の発生タイミング制御手段と、画素密度設定手段によって設定された画素密度に応じて第1又は第2の発生タイミング制御手段を選択する選択手段とを設けたものである。
【0022】
請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記選択手段が、画素密度設定手段によって、偏向走査における上記第2の光ビームによる走査ラインと当該偏向走査の次の偏向走査における上記第1の光ビームによる走査ラインとの間隔が、上記所定のビーム間隔よりも大きくなる画素密度が設定された場合には第1の発生タイミング制御手段を、上記所定のビーム間隔よりも小さくなる画素密度が設定された場合には第2の発生タイミング制御手段をそれぞれ選択するようにしたものである。
【0023】
請求項の発明は、第1の光ビームを発生する第1の光ビーム発生手段と、第2の光ビームを発生する第2の光ビーム発生手段と、それぞれ画像信号に応じて第1,第2の光ビーム発生手段より発生される光ビームを変調する複数の変調手段と、第1,第2の光ビーム発生手段より発生された光ビームを偏向走査する偏向手段と、該手段によって偏向走査された光ビームを感光体上の副走査方向に所定のビーム間隔を隔てて集光させる結像手段と、線の太さが異なる複数の画像形成モードのいずれかを設定する画像形成モード設定手段とを備えた画像形成装置において、各光ビーム発生手段より、それぞれ偏向手段による同じ偏向走査時に同じ画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第1の発生タイミング制御手段と、各光ビーム発生手段より、偏向手段による偏向走査時の第2の光ビーム発生手段を変調するための画像信号と当該偏向走査の次の偏向走査時の第1の光ビーム発生手段を変調するための画像信号とを同一の画像信号として各光ビームを発生させる第2の発生タイミング制御手段と、画像形成モード設定手段によって設定された画像形成モードに応じて第1又は第2の発生タイミング制御手段を選択する選択手段とを設けたものである。
【0024】
請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記選択手段が、画像形成モード設定手段によって、偏向走査における上記第2の光ビームによる走査ラインと当該偏向走査の次の偏向走査における上記第1の光ビームによる走査ラインとの間隔が、上記所定のビーム間隔よりも大きくなる第1の画像形成モードが設定された場合には第1の発生タイミング制御手段を、上記所定のビーム間隔よりも小さくなる第2の画像形成モードが設定された場合には第2の発生タイミング制御手段をそれぞれ選択するようにしたものである。
【0025】
請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、第1,第2の光ビーム発生手段より、それぞれ偏向手段による同じ偏向走査時に異なる画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第3の発生タイミング制御手段を設け、上記選択手段が、画素密度設定手段によって設定された画素密度に応じて上記第1,第2,第3の発生タイミング制御のいずれかを選択するようにしたものである。
請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、第1,第2の光ビーム発生手段のうちの予め選択された1つの光ビーム発生手段より、偏向手段による偏向走査時に画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第3の発生タイミング制御手段を設け、上記選択手段が、上記画像形成モード設定手段によって設定された画像形成モードに応じて上記第1,第2,第3の発生タイミング制御手段のいずれかを選択するようにしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図2は、この発明の第1実施形態である画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。なお、そのレーザ書込装置は図27及び図28に示したものと同じであるものとする。
【0028】
この画像形成装置は、デジタル複写機又はレーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置であり、コントローラ部11,レーザ書込制御回路12,ポリゴンモータ制御回路13,及び2つのLD制御回路14,15を備えている。
コントローラ部11は、パーソナルコンピュータ等のホストから送られてくる文字コード等に応じてページ単位の画像データを作成して図示しない画像メモリに記憶したり、あるいはスキャナによって読み取られた画像データを所定の画像処理を施して画像メモリに記憶すると共に、画素密度信号及び画像形成スタート信号をそれぞれ所定のタイミングでレーザ書込制御回路12へ送出する。
【0029】
レーザ書込制御回路12は、コントローラ部11から画素密度信号が送られてくると、それによって指定された画素密度を可変設定した後、その画素密度に応じて図27及び図28に示したポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)の回転数及びLDの変調周波数等の画像形成条件を設定し、画像形成スタート信号によりON信号及び上記回転数に対応するクロック信号CLKをポリゴンモータ制御回路13に送出してポリゴンモータ4の回転を開始させる。
【0030】
その後、各LDユニット1,2からそれぞれ最適タイミングでレーザビームを発生させるための第1,第2の同期信号により、上記変調周波数の信号(画素クロック信号)をコントローラ部11へ送出する。
コントローラ部11は、レーザ書込制御回路12からの画素クロック信号に同期して画像メモリ上の画像データを順次読み出し、レーザ書込制御回路12へ送出する。
【0031】
なお、各LDユニット1,2よりそれぞれ発生されたレーザビームがポリゴンミラー3によって偏向走査されるが、その各光路上で感光体ドラム6上をレーザビームが走査する前の位置に、その各レーザビームによる画像書き込み開始位置を決定するための図示しない2つの同期検知センサが設けられている。この各同期検知センサは、それぞれLDユニット1,2から発生されたレーザビームを検知した時に第1,第2の同期信号を出力する。
【0032】
レーザ書込制御回路12は、コントローラ部11からの画像データ(画像信号)を図示しないラインバッファを介してLD制御回路14又は15へ送出する。
各LD制御回路14,15は、それぞれレーザ書込制御回路12から送られてくる画像データに応じてLDユニット1,2を変調駆動し、対応するレーザビームを発生させる。つまり、LDユニット1,2から発生されるレーザビームを変調する。
【0033】
次に、この実施形態の画像形成装置におけるこの発明に係わる制御について説明する。
この画像形成装置は、240dpiのレーザ書き込み時には、ポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)を240dpi及び1本のレーザビームに対応する回転数(回転速度)で回転させ、各LDユニット1,2よりそれぞれ同じタイミングで(同じ偏向走査時に)同じ画像データ(画像信号)に基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0034】
それによって、図3に示すように、各LDユニット1,2からそれぞれ発生されたレーザビームa,bは感光体ドラム6上の副走査方向に42.3μm隔てて走査(集光)される。また、ポリゴンミラー3の回転数と感光体ドラム6の回転数との関係より、各LDユニット1,2からそれぞれ発生されたレーザビームa,bによる各主走査ラインはそれぞれ副走査方向に105.8μm(240dpiのピッチ)毎に形成される。
【0035】
なお、感光体ドラム6上に照射するレーザビームの副走査方向の径(副走査方向のビーム径)は、得たい画像の主走査ライン幅(横線)より決定されるが、通常現像等による影響も考慮して600dpi時に65μm程度に設定される。また、感光体ドラム6上に照射するレーザビームの主走査方向の径(主走査方向のビーム径)は、通常副走査方向のビーム径に比べて小さく設定され、1画素当たりの点灯時間により副走査方向のライン幅(縦線)が決定される。
【0036】
ところで、前述したように主走査方向のライン幅を600dpiの狙いの幅のまま240dpiのレーザ書き込みを行なった場合、240dpiのピッチが105.8μmであるため、主走査ライン間で白抜けとなる領域が発生する(画像濃度が不足する)という問題があった。
【0037】
しかし、この実施形態の画像形成装置では、上述したように各LDユニット1,2からそれぞれ同じ偏向走査時に同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させるので、600dpi時に対して240dpi時は約42.3μmだけ副走査方向のライン幅が太くなり、その結果主走査ライン間で白抜け領域が発生することがなくなる。また、240dpi時も見かけ上2本のレーザビームで書き込みを行なうため、この時使われるLDユニットのビームパワー(定格出力)は600dpi時とほぼ同じビームパワーとなる。
【0038】
また、従来400dpi時は600dpi時とピッチ差が約20μmのため、1本のレーザビームにて書き込みを行なっても240dpi時のような白抜けが発生することはなかったが、1本のレーザビームにて書き込みを行なった場合には600dpi時と主走査ラインの幅が変わらない、ビームパワーが600dpiの書き込み時の約2倍必要となるという問題があった。また、図3に示したように2本のレーザビームにて同時に書き込みを行なった場合、主走査ライン幅が太くなりすぎて1ラインおきの画像を書き込んだときに解像しない(ベタ画像となってしまう)という問題があった。
【0039】
そこで、この画像形成装置は、400dpiのレーザ書き込み時には、ポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)を400dpiに対応する回転数で回転させ、各LDユニット1,2からそれぞれ異なる偏向走査時に(LDユニット1のレーザビームの発生を1ライン分遅らせる)同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0040】
それによって、図4に示すように、各LDユニット2,1からそれぞれ発生されたレーザビームb,aは感光体ドラム6上の副走査方向に約21(63.5−42.3)μm隔てて走査される。また、各LDユニット2,1からそれぞれ発生されたレーザビームb,aによる各主走査ラインはそれぞれ副走査方向に63.5μm(400dpiのピッチ)毎に形成される。
【0041】
したがって、600dpi時に対して400dpi時は約21μmだけ副走査方向のライン幅が太くなり、図3で説明した240dpiのライン幅よりは狭くなる。また、400dpi時も見かけ上2本のレーザビームで書き込みを行なうので、この時使われるLDユニットのビームパワーは600dpi時とほぼ同じビームパワーとなる。
【0042】
さらに、この画像形成装置は、480dpiのレーザ書き込み時には、ポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)を480dpiに対応する回転数で回転させ、各LDユニット1,2からそれぞれ異なる偏向走査時に(LDユニット1のレーザビームの発生を1ライン分遅らせる)同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させることができる。
【0043】
それによって、図5に示すように、各LDユニット2,1からそれぞれ発生されたレーザビームb,aは感光体ドラム6上の副走査方向に10.6(52.9−42.3)μm隔てて走査される。また、各LDユニット2,1からそれぞれ発生されたレーザビームb,aによる各主走査ラインはそれぞれ副走査方向に52.9μm(480dpiのピッチ)毎に形成される。
【0044】
したがって、600dpi時に対して480dpi時は10.6μmだけ副走査方向のライン幅が太くなり、図4で説明した400dpiのライン幅よりは狭くなる。また、480dpi時も見かけ上2本のレーザビームで書き込みを行なうので、この時使われるLDユニットのビームパワーは600dpi時とほぼ同じビームパワーとなる。
【0045】
図6は、この画像形成装置のレーザ書込制御回路12による一連の処理動作の一例を示すフローチャートである。なお、この画像形成装置は、240dpi,400dpi,600dpiのうちのいずれかの画素密度を選択的に設定してレーザ書き込みを行なえることとする。また、レーザ書込制御回路12は後述する第1〜第3の発生タイミング制御回路(発生タイミング制御手段)等からなるラインバッファを備えている。
【0046】
このルーチンは、コントローラ部11から画素密度信号が送られてくるとスタートし、まずその画素密度信号によって指定された画素密度Dを設定し、続いてその画素密度Dに応じて使用すべき発生タイミング制御回路を選択する。すなわち、画素密度Dが240dpiであれば第1の発生タイミング制御回路を、400dpiであれば第2の発生タイミング制御回路を、600dpiであれば第3の発生タイミング制御回路をそれぞれ選択する。
【0047】
次いで、上記画素密度Dに応じてポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)の回転数及び画素クロック信号等の画像形成条件を設定した後、第1,第2の同期信号によってコントローラ部11へ画素クロック信号を送出することにより、そのコントローラ部11からその画素クロック信号に同期した画像データが送られ、それを一旦ラインバッファ内の先に選択した発生タイミング制御回路を介してLD制御回路14又は15へ送出し、その画像データに応じてLDユニット1又は2を変調駆動させるレーザ書き込み制御を行なう。
【0048】
すなわち、第1の発生タイミング制御回路(図1)を選択した場合には、図7に示すようにLDユニット1,2からそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0049】
また、第2の発生タイミング制御回路(図11)を選択した場合には、図8に示すようにLDユニット2からポリゴンミラー3による1回目の偏向走査時に画像データ1に基づいて変調されたレーザビームを発生させた後、LDユニット1,2からそれぞれポリゴンミラー3による2回目の偏向走査時に画像データ1,2に基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0050】
さらに、第3の発生タイミング制御回路(図13)を選択した場合には、図9に示すようにLDユニット1,2からそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に異なる(奇数番目,偶数番目の)画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0051】
図1はレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第1の発生タイミング制御回路の構成例を示すブロック図であり、4つのラインメモリ21〜24と、ラインメモリ21〜24への画像データの書き込みを制御するラインバッファ書込制御回路25と、ラインメモリ21〜24からの画像データの読み出しを制御するラインバッファ読出制御回路26とによって構成される。
【0052】
この第1の発生タイミング制御回路において、まず図10に示すサイクル1の期間に1ライン目の画像データがラインメモリ21とラインメモリ23に同時に書き込まれる。
次に、サイクル2の期間に2ライン目の画像データがラインメモリ22とラインメモリ24に同時に書き込まれる。
【0053】
また、このサイクル2の期間にラインメモリ21とラインメモリ23からそれぞれ第1,第2の同期信号に同期して1ライン目の画像データが読み出され、それぞれLD制御回路14,15を介してLDユニット1,2が変調駆動される。その後、サイクル3の期間に3ライン目の画像データがラインメモリ21とラインメモリ23に再び同時に書き込まれる。
【0054】
また、このサイクル3の期間にラインメモリ22とラインメモリ24からそれぞれ第1,第2の同期信号に同期して2ライン目の画像データが読み出され、それぞれLD制御回路14,15を介してLDユニット1,2が変調駆動される。
このようなトグル動作を繰り返すことにより、LDユニット1,2はそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に同じ画像データ(画像信号)に基づいて変調駆動される。
【0055】
図11はレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第2の発生タイミング制御回路の構成例を示すブロック図であり、4つのラインメモリ31〜34と、ラインメモリ31〜34への画像データの書き込みを制御するラインバッファ書込制御回路35と、ラインメモリ31〜34からの画像データの読み出しを制御するラインバッファ読出制御回路36と、ラインメモリ31,32からの画像データを遅延出力する1ライン遅延メモリ37とによって構成される。
【0056】
この第2の発生タイミング制御回路において、まず図12に示すサイクル1の期間に1ライン目の画像データがラインメモリ31とラインメモリ33に同時に書き込まれる。
次に、サイクル2の期間に2ライン目の画像データがラインメモリ32とラインメモリ34に同時に書き込まれる。
【0057】
また、このサイクル2の期間にラインメモリ33から第2の同期信号に同期して1ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路15を介してLDユニット2が変調駆動される。
さらに、このサイクル2の期間にラインメモリ31から第1の同期信号に同期して1ライン目の画像データが読み出され、1ライン遅延メモリ37に書き込まれる。
【0058】
その後、サイクル3の期間に3ライン目の画像データが、ラインメモリ31とラインメモリ33に再び同時に書き込まれる。
また、このサイクル3の期間に、ラインメモリ34から第2の同期信号に同期して2ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路15を介してLDユニット2が変調駆動される。
【0059】
さらに、このサイクル3の期間にラインメモリ32から第1の同期信号に同期して2ライン目の画像データが読み出され、1ライン遅延メモリ37に書き込まれる。
それと同時に、サイクル2の期間で1ライン遅延メモリ37に書き込まれていた1ライン目の画像データが1ライン周期遅延してサイクル3の期間に出力され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
【0060】
サイクル4の期間には、4ライン目の画像データが、ラインメモリ32とラインメモリ34に再び同時に書き込まれる。
また、このサイクル4の期間にラインメモリ33から第2の同期信号に同期して3ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路15を介してLDユニット2が変調駆動される。
【0061】
さらに、このサイクル4の期間にラインメモリ31から第1の同期信号に同期して3ライン目の画像データが読み出され、1ライン遅延メモリ37に書き込まれる。
それと同時に、サイクル33の期間で1ライン遅延メモリ37に書き込まれていた2ライン目の画像データが1ライン周期遅延してサイクル4の期間に出力され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
【0062】
このような動作を繰り返すことにより、LDユニット1,2はそれぞれポリゴンミラー3による異なる偏向走査時に同じ画像データ(画像信号)に基づいて変調駆動される。
【0063】
図13はレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第3の発生タイミング制御回路の構成例を示すブロック図であり、4つのラインメモリ41〜44と、ラインメモリ41〜44への画像データの書き込みを制御するラインバッファ書込制御回路45と、ラインメモリ41〜44からの画像データの読み出しを制御するラインバッファ読出制御回路46とによって構成される。
【0064】
この第3の発生タイミング制御回路において、まず図14に示すサイクル1の期間の最初に1ライン目の画像データがラインメモリ41に書き込まれ、続いて2ライン目の画像データがラインメモリ43に書き込まれる。
次に、サイクル2の期間の最初に3ライン目の画像データがラインメモリ42に書き込まれ、続いて4ライン目の画像データがラインメモリ44に書き込まれる。
【0065】
また、このサイクル2の期間にラインメモリ41から第1の同期信号に同期して1ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
それと同時に、ラインメモリ43から第2の同期信号に同期して2ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路15を介してLDユニット2が変調駆動される。
【0066】
その後、サイクル3の期間の最初に5ライン目の画像データがラインメモリ41に書き込まれ、続いて6ライン目の画像データがラインメモリ43に書き込まれる。
また、このサイクル3の期間にラインメモリ42から第1の同期信号に同期して3ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
【0067】
それと同時に、ラインメモリ44から第2の同期信号に同期して4ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路15を介してLDユニット2が変調駆動される。
サイクル4の期間には、最初に7ライン目の画像データがラインメモリ42に、続いて8ライン目の画像データがラインメモリ44にそれぞれ書き込まれる。
【0068】
また、このサイクル4の期間にラインメモリ41から第1の同期信号に同期して5ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
それと同時に、ラインメモリ43から第2の同期信号に同期して6ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路15を介してLDユニット2が変調駆動される。
【0069】
このような動作を繰り返すことにより、LDユニット1,2はそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に異なる(奇数番目ライン及び偶数番目ラインの)画像データ(画像信号)に基づいて変調駆動される。
【0070】
このように、第1実施形態の画像形成装置では、240dpi,400dpi,600dpiの各画素密度に応じて使用する各LDユニット1,2の定格出力を共通化できるため、コスト高を防止できる。また、その各画素密度に応じて感光体ドラム6上に照射するレーザビームの径を変えなくても、その各画素密度に対応する画像が得られるため、各LDユニット1,2のビーム射出部に設けられるアパーチャ径を上記画素密度に応じて変更するための機構が不要になる。
【0071】
なお、この画像形成装置におけるレーザ書込制御回路12は、240dpi,400dpi,600dpiのうちのいずれかを設定し、その画素密度に応じて第1〜第3の発生タイミング制御回路のいずれかを選択するようにしたが、上記各画素密度以外の画素密度(例えば480dpi)を設定し、その画素密度に応じて上記各発生タイミング制御回路のいずれかを選択するようにしてもよい。
【0072】
また、レーザ書込制御回路12内のラインバッファを2つの発生タイミング制御回路(設定可能な画素密度に対応するもの)によって構成し、設定した画素密度に応じてそのいずれかを選択したり、上記ラインバッファを1つの発生タイミング制御回路(設定可能な画素密度に対応するもの)によって構成し、その回路を常時使用するようにしてもよい。
【0073】
次に、この発明の第2実施形態の画像形成装置について説明する。なお、ハード構成はレーザ書込制御回路内のラインバッファを除いて前述の第1実施形態と同様である。
第2実施形態の画像形成装置においても、レーザ書込制御回路12内のラインバッファは第1〜第3の発生タイミング回路によって構成されているが、第3の発生タイミング回路だけを図19に示すもの(1本のレーザビームだけを発生させるための回路)に変更する。
【0074】
ここで、通常デジタル複写機は、文字原稿コピーモード,写真原稿コピーモード,複写原稿コピーモード等の複数のコピーモード(画像形成モード)のいずれかを、原稿の種類に応じたオペレータによる操作部上のキー操作によって選択したり、あるいは原稿の画像を読み取ったときに自動的に文字領域と写真領域とを判別することによって設定する機能を備えている。
【0075】
そして、複写原稿あるいは文字原稿をコピーする時には解像力を重視してコピー画像を細らせる処理を行ない、写真原稿をコピーする時には特に高濃度部においてコピー画像を太らせる処理を行なう場合がある。
また、プリンタやプロッタにおいても、図面等の出力を行なう時に太線,中線,細線を区別して画像形成を行なう場合がある。
【0076】
図15は、第2実施形態の画像形成装置のレーザ書込制御回路12による一連の処理動作の一例を示すフローチャートである。なお、この画像形成装置は、太線モード,中線モード,細線モードのうちのいずれかの画像形成モードを選択的に設定してレーザ書き込みを行なえることとする。
【0077】
このルーチンは、コントローラ部11から画像形成モード信号が送られてくるとスタートし、まずその画像形成モード信号によって指定された画像形成モードSを設定し、続いてその画像形成モードSに応じて使用すべき発生タイミング制御回路を選択する。すなわち、画像形成モードSが太線モードであれば第1の発生タイミング制御回路を、中線モードであれば第2の発生タイミング制御回路を、細線モードであれば第3の発生タイミング制御回路を選択する。
【0078】
次いで、画像形成モードSに応じてポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)の回転数及び画素クロック信号等の画像形成条件を設定した後、第1,第2の同期信号によってコントローラ部11へ画素クロック信号を送出することにより、そのコントローラ部11からその画素クロック信号に同期した画像データが送られ、それを一旦ラインバッファ内の先に選択した発生タイミング制御回路を介してLD制御回路14又は15へ送出し、その画像データに応じてLDユニット1又は2を変調駆動させるレーザ書き込み制御を行なう。
【0079】
すなわち、第1の発生タイミング制御回路(図1)を選択した場合には、図16に示すようにLDユニット1,2からそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0080】
また、第2の発生タイミング制御回路(図11)を選択した場合には、図17に示すようにLDユニット2からポリゴンミラー3による1回目の偏向走査時に画像データ1に基づいて変調されたレーザビームを発生させた後、LDユニット1,2からそれぞれポリゴンミラー3による2回目の偏向走査時に画像データ1,2に基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0081】
さらに、第3の発生タイミング制御回路(図19)を選択した場合には、図18に示すように予め選択されたLDユニット(ここではLDユニット1とする)からポリゴンミラー3による偏向走査時に画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0082】
図19はレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第3の発生タイミング回路の構成例を示すブロック図であり、2つのラインメモリ51,52と、ラインメモリ51,52への画像データの書き込みを制御するラインバッファ書込制御回路53と、ラインメモリ51,52からの画像データの読み出しを制御するラインバッファ読出制御回路54とによって構成される。
【0083】
この第3の発生タイミング回路において、まず図20に示すサイクル1の期間に1ライン目の画像データがラインメモリ51に書き込まれる。
次に、サイクル2の期間に2ライン目の画像データがラインメモリ52に書き込まれる。
【0084】
また、このサイクル2の期間にラインメモリ51から第1の同期信号に同期して1ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
その後、サイクル3の期間に3ライン目の画像データがラインメモリ51に再び書き込まれる。
【0085】
また、このサイクル3の期間にラインメモリ52から第1の同期信号に同期して2ライン目の画像データが読み出され、LD制御回路14を介してLDユニット1が変調駆動される。
このようなトグル動作を繰り返すことにより、LDユニット1はポリゴンミラー3による偏向走査時に画像データ(画像信号)に基づいて変調駆動される。
【0086】
なお、この動作は図1に示した第1の発生タイミング回路あるいは図11に示した第2の発生タイミング回路のLD制御回路15(LDユニット2)への画像データの出力を禁止することによっても実現できる。
【0087】
このように、第2実施形態の画像形成装置では、太線モード,中線モード,細線モードの各画像形成モードに応じて使用する各LDユニット1,2の定格出力を共通化できるため、コスト高を防止できる。また、その各画像形成モードに応じて感光体ドラム6上に照射するレーザビームの径を変えなくても、その各画像形成モードに対応する画像が得られるため、各LDユニット1,2のビーム射出部に設けられるアパーチャ径を上記画素密度に応じて変更するための機構が不要になる。
【0088】
なお、この画像形成装置におけるレーザ書込制御回路12は、太線モード,中線モード,細線モードのうちのいずれかの画像形成モードを設定し、そのモードに応じて第1〜第3の発生タイミング回路のいずれかを選択するようにしたが、上記各画像形成モード以外の画像形成モードを設定し、そのモードに応じて上記各発生タイミング回路のいずれかを選択するようにしてもよい。
【0089】
また、レーザ書込制御回路12内のラインバッファを2つの発生タイミング回路(設定可能な画像形成モードに対応するもの)によって構成し、設定した画像形成モードに応じてそのいずれかを選択したり、上記ラインバッファを1つの発生タイミング回路(設定可能な画像形成モードに対応するもの)によって構成し、その回路を常時使用するようにしてもよい。
【0090】
さらに、前述の各実施形態においては、それぞれ3つのタイミング発生回路を独立に構成したが、ラインメモリ等の回路を共通に使用できるような構成にできることは言うまでもない。
【0091】
図21はこの発明の第1参考例の画像形成装置における3個の半導体レーザユニット(LDユニット)を備えたレーザ書込装置の構成例を示す上面図、図22はその側面図、図23はその感光体ドラムに集光される各レーザビームの副走査方向の間隔を説明するための斜視図であり、図27〜図29と対応する部分には同一符号を付している。
【0092】
図21及び図22のレーザ書込装置において、各LDユニット1,2,61からそれぞれ発生されたレーザビームはビームスプリッタ8にて合成された後、シリンダレンズ9を通過してポリゴンモータ4により所定の回転数で回転しているポリゴンミラー3に入射され、そこで偏向走査された後、fθレンズ5及びミラー7を介して、図23に示すように感光体ドラム6上の副走査方向に予め設定された間隔(ビームピッチ)L1,L2を隔てて集光される。
【0093】
図24はこの画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図であり、図2と対応する部分には同一符号を付している。
この画像形成装置は、デジタル複写機又はレーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置であり、コントローラ部11,レーザ書込制御回路12,ポリゴンモータ制御回路13,及び2つのLD制御回路14,15,71を備えている。
【0094】
コントローラ部11は、前述したようにホストから送られてくる文字コード等に応じてページ単位の画像データを作成して画像メモリに記憶したり、あるいはスキャナによって読み取られた画像データを所定の画像処理を施して画像メモリに記憶すると共に、画素密度信号及び画像形成スタート信号をそれぞれ所定のタイミングでレーザ書込制御回路12へ送出する。
【0095】
レーザ書込制御回路12は、コントローラ部11から画素密度信号が送られてくると、それによって指定された画素密度を可変設定した後、その画素密度に応じてポリゴンミラー3(ポリゴンモータ4)の回転数及び画素クロック信号等の画像形成条件を設定し、画像形成スタート信号によりON信号及び上記回転数に対応するクロック信号CLKをポリゴンモータ制御回路13に送出してポリゴンモータ4の回転を開始させる。
【0096】
その後、各LDユニット1,2,又は61からそれぞれ最適タイミングでレーザビームを発生させるための第1,第2,又は第3の同期信号により、画素クロック信号をコントローラ部11へ送出する。
コントローラ部11は、レーザ書込制御回路12からの画素クロック信号に同期して画像メモリ上の画像データを順次読み出し、レーザ書込制御回路12へ送出する。
【0097】
なお、各LDユニット1,2,61からそれぞれ発生されたレーザビームはポリゴンミラー3によって偏向走査されるが、その各光路上で感光体ドラム6上をレーザビームが走査する前の位置に、その各レーザビームによる画像書き込み開始位置を決定するための図示しない3つの同期検知センサが設けられている。この各同期検知センサは、それぞれLDユニット1,2,61から発生されたレーザビームを検知した時に第1,第2,第3の同期信号を出力する。
【0098】
レーザ書込制御回路12は、コントローラ部11からの画像データを図示しないラインバッファを介してLD制御回路14,15,又は71へ送出する。
各LD制御回路14,15,71は、それぞれレーザ書込制御回路12から送られてくる画像データに応じてLDユニット1,2,61を変調駆動し、対応するレーザビームを発生させる。つまり、LDユニット1,2,61から発生されるレーザビームを変調する。
【0099】
図25は、この画像形成装置のレーザ書込制御回路12による一連の処理動作の一例を示すフローチャートである。なお、各LDユニット1,2,61を、ビームピッチL1,L2がそれぞれ42.3μm、52.9μmとなるように配置しているものとする。また、この画像形成装置は、200dpi,240dpi,480dpiの画素密度によるレーザ書き込みが行なえることとする。
【0100】
このルーチンは、コントローラ部11から画素密度信号が送られてくるとスタートし、まずその画素密度信号によって指定された画素密度Dを設定し、続いてその画素密度Dに応じて使用すべきLDユニットの組み合わせを変更する。すなわち、画素密度Dが200dpiであればLDユニット1,3を、240dpiであればLDユニット1,2を、480dpiであればLDユニット2,3をそれぞれ使用すべきLDユニットとして選択する。
【0101】
次いで、上記画素密度Dに応じてポリゴンモータ4の回転数や画素クロック信号等の画像形成条件を設定した後、対応する2つの同期信号によってコントローラ部11へ画素クロック信号を送出することにより、そのコントローラ部11からその画素クロック信号に同期した画像データが送られ、それを一旦ラインバッファを介してLD制御回路14,15,又は71へ送出し、その画像データに応じてLDユニット1,2,又は61を変調駆動させるレーザ書き込み制御を行なう。
【0102】
すなわち、LDユニット1,3を選択した場合にはその各LDユニット1,3から、LDユニット1,2を選択した場合にはその各LDユニット1,2から、LDユニット2,3を選択した場合にはその各LDユニット2,3からそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0103】
このように、第1参考例の画像形成装置では、前述した第1実施形態の画像形成装置と同様に、200dpi,240dpi,480dpiの各画素密度に応じて感光体ドラム6上に照射するレーザビームの径を変えなくても、その各画素密度に対応する画像が得られるため、各LDユニット1,2,61のビーム射出部に設けられるアパーチャ径を上記画素密度に応じて変更するための機構が不要になる。
【0104】
なお、この画像形成装置におけるレーザ書込制御回路12は、200dpi,240dpi,480dpiのうちのいずれかの画素密度を設定し、その画素密度に応じてLDユニットの組み合わせを変更するようにしたが、上記各画素密度以外の画素密度を設定し、その画素密度に応じてLDユニットの組み合わせを変更するようにしてもよい。
【0105】
次に、この発明の第2参考例の画像形成装置について説明する。なお、ハード構成は前述の第1参考例と同様である。
図26は、第2参考例の画像形成装置のレーザ書込制御回路12による一連の処理動作の一例を示すフローチャートである。なお、各LDユニット1,2,61を、ビームピッチL1,L2がそれぞれ42.3μm、52.9μmとなるように配置しているものとする。また、この画像形成装置は、太線モード,中線モード,細線モードの各画像形成モードによるレーザ書き込みが行なえることとする。
【0106】
このルーチンは、コントローラ部11から画像形成モード信号が送られてくるとスタートし、まずその画像形成モード信号によって指定された画像形成モードSを設定し、続いてその画像形成モードSに応じて使用すべきLDユニットの組み合わせを変更する。すなわち、画像形成モードSが太線モードであればLDユニット1,3を、中線モードであればLDユニット1,2を、細線モードであればLDユニット2,3をそれぞれ使用すべきLDユニットとして選択する。
【0107】
次いで、上記画像形成モードSに応じてポリゴンモータ4の回転数や画素クロック信号等の画像形成条件を設定した後、対応する2つの同期信号によってコントローラ部11へ画素クロック信号を送出することにより、そのコントローラ部11からその画素クロック信号に同期した画像データが送られ、それを一旦ラインバッファを介してLD制御回路14,15,又は71へ送出し、その画像データに応じてLDユニット1,2,又は61を変調駆動させるレーザ書き込み制御を行なう。
【0108】
すなわち、LDユニット1,3を選択した場合にはその各LDユニット1,3から、LDユニット1,2を選択した場合にはその各LDユニット1,2から、LDユニット2,3を選択した場合にはその各LDユニット2,3からそれぞれポリゴンミラー3による同じ偏向走査時に同じ画像データに基づいて変調されたレーザビームを発生させる。
【0109】
このように、第2参考例の画像形成装置では、前述した第2実施形態の画像形成装置と同様に、太線モード,中線モード,細線モードの各画像形成モードに応じて感光体ドラム6上に照射するレーザビームの径を変えなくても、その各画像形成モードに対応する画像が得られるため、各LDユニット1,2,61のビーム射出部に設けられるアパーチャ径を上記画素密度に応じて変更するための機構が不要になる。
【0110】
なお、この画像形成装置におけるレーザ書込制御回路12は、太線モード,中線モード,細線モードのうちのいずれかの画像形成モードを設定し、そのモードに応じてLDユニットの組み合わせを変更するようにしたが、上記各画像形成モード以外の画像形成モードを設定し、そのモードに応じてLDユニットの組み合わせを変更するようにしてもよい。
【0111】
以上、この発明を2つ又は3つのLDユニットを備えた画像形成装置に適用した実施形態および参考例について説明したが、この発明はこれに限らず、3つ又は4つ以上のLDユニットを備えた画像形成装置にも適用可能である。
【0112】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、各画素密度あるいは各画像形成モードに応じて感光体上に照射するレーザビームの径を変更しなくても、対応する画像を得ることができる。さらに、各画素密度あるいは各画像形成モードに応じて使用する各光ビーム発生手段の定格出力を共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第1の発生タイミング制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1実施形態である画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の画像形成装置における240dpi時のレーザ書き込み制御を説明するための図である。
【図4】同じく400dpi時のレーザ書き込み制御を説明するための説明図である。
【図5】同じく480dpi時のレーザ書き込み制御を説明するための説明図である。
【図6】図2に示したレーザ書込制御回路12による一連の処理動作の一例を示すフロー図である。
【図7】図2の画像形成装置における240dpi時のレーザ書き込み制御に係わる同期信号及び画像データを示すタイミング図である。
【図8】同じく400dpi時のレーザ書き込み制御に係わる同期信号及び画像データを示すタイミング図である。
【図9】同じく600dpi時のレーザ書き込み制御に係わる同期信号及び画像データを示すタイミング図である。
【図10】図1に示した第1の発生タイミング制御回路における各種信号及びデータを示すタイミング図である。
【図11】図2のレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第2の発生タイミング制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図12】図11に示した第2の発生タイミング制御回路における各種信号及びデータを示すタイミング図である。
【図13】図2のレーザ書込制御回路12におけるラインバッファ内の第3の発生タイミング制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図14】図13に示した第3の発生タイミング制御回路における各種信号及びデータを示すタイミング図である。
【図15】この発明の第2実施形態の画像形成装置のレーザ書込制御回路による一連の処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図16】この発明の第2実施形態の画像形成装置における太線モード時のレーザ書き込み制御に係わる同期信号及び画像データを示すタイミング図である。
【図17】同じく中線モード時のレーザ書き込み制御に係わる同期信号及び画像データを示すタイミング図である。
【図18】同じく細線モード時のレーザ書き込み制御に係わる同期信号及び画像データを示すタイミング図である。
【図19】この発明の第2実施形態の画像形成装置のレーザ書込制御回路におけるラインバッファ内の第3の発生タイミング回路の構成例を示すブロック図である。
【図20】図19に示した第3の発生タイミング制御回路における各種信号及びデータを示すタイミング図である。
【図21】 この発明の第1参考例の画像形成装置における3個の半導体レーザユニットを備えたレーザ書込装置の構成例を示す上面図である。
【図22】同じくその側面図である。
【図23】図21及び図23の感光体ドラムに集光される各レーザビームの副走査方向の間隔を説明するための斜視図である。
【図24】 この発明の第1参考例である画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図25】図24に示したレーザ書込制御回路12による一連の処理動作の一例を示すフロー図である。
【図26】 この発明の第2参考例の画像形成装置のレーザ書込制御回路による一連の処理動作の一例を示すフロー図である。
【図27】従来の画像形成装置における2個の半導体レーザユニットを備えたレーザ書込装置の構成例を示す上面図である。
【図28】同じくその側面図である。
【図29】図27及び図28の感光体ドラムに集光される各レーザビームの副走査方向の間隔を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1,2,61:半導体レーザユニット(LDユニット)
3:ポリゴンミラー 4:ポリゴンモータ
6:感光体ドラム 8:ビームスプリッタ
11:コントローラ部 12:レーザ書込制御回路
13:ポリゴンモータ制御回路
14,15,71:LD制御回路
21〜24,31〜34,41〜44,51,52:ラインメモリ
25,35,45,53:ラインバッファ書込制御回路
26,36,46,54:ラインバッファ読出制御回路
37:1ライン遅延メモリ

Claims (6)

  1. 第1の光ビームを発生する第1の光ビーム発生手段と、第2の光ビームを発生する第2の光ビーム発生手段と、それぞれ画像信号に応じて前記第1,第2の光ビーム発生手段より発生される光ビームを変調する複数の変調手段と、前記第1,第2の光ビーム発生手段より発生された光ビームを偏向走査する偏向手段と、該手段によって偏向走査された光ビームを感光体上の副走査方向に所定の画素密度に対応する所定のビーム間隔を隔てて集光させる結像手段と、用紙に形成する画像の画素密度を可変設定する画素密度設定手段とを備えた画像形成装置において、
    前記第1,第2の光ビーム発生手段より、それぞれ前記偏向手段による同じ偏向走査時に同じ画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第1の発生タイミング制御手段と、
    前記第1,第2の光ビーム発生手段より、前記偏向手段による偏向走査時の前記第2の光ビーム発生手段を変調するための画像信号と当該偏向走査の次の偏向走査時の前記第1の光ビーム発生手段を変調するための画像信号とを同一の画像信号として各光ビームを発生させる第2の発生タイミング制御手段と、
    前記画素密度設定手段によって設定された画素密度に応じて前記第1又は第2の発生タイミング制御手段を選択する選択手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、前記画素密度設定手段によって、偏向走査における前記第2の光ビームによる走査ラインと当該偏向走査の次の偏向走査における前記第1の光ビームによる走査ラインとの間隔が、前記所定のビーム間隔よりも大きくなる画素密度が設定された場合には前記第1の発生タイミング制御手段を、前記所定のビーム間隔よりも小さくなる画素密度が設定された場合には前記第2の発生タイミング制御手段をそれぞれ選択することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 第1の光ビームを発生する第1の光ビーム発生手段と、第2の光ビームを発生する第2の光ビーム発生手段と、それぞれ画像信号に応じて前記第1,第2の光ビーム発生手段より発生される光ビームを変調する複数の変調手段と、前記第1,第2の光ビーム発生手段より発生された光ビームを偏向走査する偏向手段と、該手段によって偏向走査された光ビームを感光体上の副走査方向に所定のビーム間隔を隔てて集光させる結像手段と、線の太さが異なる複数の画像形成モードのいずれかを設定する画像形成モード設定手段とを備えた画像形成装置において、
    前記第1,第2の光ビーム発生手段より、それぞれ前記偏向手段による同じ偏向走査時に同じ画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第1の発生タイミング制御手段と、
    前記第1,第2の光ビーム発生手段より、前記偏向手段による偏向走査時の前記第2の光ビーム発生手段を変調するための画像信号と当該偏向走査の次の偏向走査時の前記第1の光ビーム発生手段を変調するための画像信号とを同一の画像信号として各光ビームを発生させる第2の発生タイミング制御手段と、
    前記画像形成モード設定手段によって設定された画像形成モードに応じて前記第1又は第2の発生タイミング制御手段を選択する選択手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記選択手段は、前記画像形成モード設定手段によって、偏向走査における前記第2の光ビームによる走査ラインと当該偏向走査の次の偏向走査における前記第1の光ビームによる走査ラインとの間隔が、前記所定のビーム間隔よりも大きくなる第1の画像形成モードが設定された場合には前記第1の発生タイミング制御手段を、前記所定のビーム間隔よりも小さくなる第2の画像形成モードが設定された場合には前記第2の発生タイミング制御手段をそれぞれ選択することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  5. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記第1,第2の光ビーム発生手段より、それぞれ前記偏向手段による同じ偏向走査時に異なる画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第3の発生タイミング制御手段を設け、
    前記選択手段は、前記画素密度設定手段によって設定された画素密度に応じて前記第1,第2,第3の発生タイミング制御のいずれかを選択することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記第1,第2の光ビーム発生手段のうちの予め選択された1つの光ビーム発生手段より、前記偏向手段による偏向走査時に画像信号に基づいて変調された光ビームを発生させる第3の発生タイミング制御手段を設け、
    前記選択手段は、前記画像形成モード設定手段によって設定された画像形成モードに応じて前記第1,第2,第3の発生タイミング制御手段のいずれかを選択することを特徴とする画像形成装置。
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