JP2009212546A - 画像読み取り装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読み取り装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使用者が生産性(単位時間あたりの原稿の読み取り枚数)と画質(読み取り画像の画質)の兼ね合いを変更できるようにして、コストアップを抑えつつ、コピーやスキャナ等のDF読み取りの生産性をあげ、利用者の利便性の向上を図ることを可能とする。
【解決手段】原稿の搬送線速または読み取りキャリッジの移動速度を変えることにより副走査方向の読み取り解像度を変える1次解像度変更手段101と、1次解像度変更手段からの画像データに対して、電気的な補間処理により解像度変更を行う2次解像度変換手段102とを備え、1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変更の組合せを変更可能とし、さらに、この組合せを予めモードとして設定する解像度指示手段103を有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像読み取り装置及び画像形成装置に係り、特に、使用者が生産性(単位時間当りの原稿の読み取り枚数)と画質(読み取り画像の画質)との兼ね合いを変更できるようにし、コストアップを抑え、コピーやスキャナ等のDF読み取りの生産性をあげ、利用者の利便性を向上させることを可能とした画像読み取り装置及び及び該画像読み取り装置を用いる画像形成装置に関する。
生産性(単位時間当りの読み取り枚数)と画質(読み取り画像の画質)とを使用者が選択することができるようにした画像読み取り装置に関する従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。
この従来技術は、ARDF方式のDF読み取りと、シートスルー方式のDF読み取りとを使用者が選択できるようにし、その際、ARDF方式のDF読み取りを1200dpi の解像度で、シートスルー方式のDF読み取りを600dpiの解像度で読み取りを行うように解像度を割り当てて、画質重視と生産性重視とを切り替えることを可能としたものである。
また、他の従来技術として、例えば、特許文献2等に記載された技術が知られている。この従来技術は、画像読み取り装置と出力装置とが接続されたシステムに関するもので、画像読み取りと出力との両方の速度を考慮すると共に、ネットワークの実効速度をも考慮することにより制御を自動的に最適化することができるようにするものである。
特開2001−22138号公報 特開2006−165698号公報
前述した特許文献1に記載の従来技術は、生産性の向上と画質の品質維持とのため、シートスルー方式とARDF方式との2つのDF読み取り方式に対応する読み取り装置を必ず採用する必要があり、この2つの読み取り装置の搭載により装置のコストアップとなるという問題点を有している。
また、この従来技術は、特定の読み取り方式(例えば、一般的に高速に読み取りを行うことができるシートスルー方式のDF読み取り)に限定して、読み取り生産性を挙げるようにすることができないという問題点を有している。
さらに、この従来技術は、画質重視と生産性重視とを使用者が選択することができず、また、最終の要求解像度が、画質重視と生産性重視とで異なるため、使用者が要求する解像度を得ることができないという問題点を生じさせている。
ここで読み取り生産性と画質(解像度)との関連を調整することについて、シートスルー方式のDF読み取りを例にして説明する。一般に、高解像度で原稿を読み取るには、等倍読み取りの場合と比較して原稿を遅く搬送する必要があり、逆に、低解像度で原稿を読み取る場合、原稿を高速に搬送することが可能となる。
従って、低解像度(高速搬送)の方が読み取り生産性が高く、高解像度の場合、読み取り生産性が低い。ここで言う解像度は、副走査方向の解像度でであり、主走査方向の解像度については、CCDデバイスに依存する解像度であるため、その値は一定である。
読み取り解像度を下げることなく読み取り生産性を上げようとした場合、原稿を高速に搬送するための機構を設ける必要があったり、読み取り用の光源の光量を上げるための回路や部品を追加する必要があり、コストアップにつながることになる。
一方、画質の側面から見ると、高解像度(低速)の方が、低解像度(高速)で読み取ってデジタル画像処理による補間を行なった画像よりも、原稿の微細なところまで再現することができ、解像度を高くすることができるので画質がよいということができる。
また、前述した特許文献2に記載の従来技術は、生産性が出力装置に依存し、使用者が望む生産性と画質とを任意に選択することができないという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、使用者が生産性(単位時間あたりの原稿の読み取り枚数)と画質(読み取り画像の画質)の兼ね合いを変更できるようにして、コストアップを抑えつつ、コピーやスキャナ等のDF読み取りの生産性をあげ、利用者の利便性の向上を図ることを可能とした画像読み取り装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、少なくとも2つ以上の読み取り方式を有し、その1つが読み取り位置固定で原稿を自動搬送して読み取りを行うシートスルー方式である画像読み取り装置において、原稿の搬送線速または読み取りキャリッジの移動速度を変えることにより副走査方向の読み取り解像度を変える1次解像度変更手段と、前記1次解像度変更手段からの画像データに対して、電気的な補間処理により解像度変更を行う2次解像度変換手段とを備え、前記2つの解像度変更手段である1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変更の組合せを変更可能とし、さらに、この組合せを予めモードとして設定し指示する解像度指示手段を有することを特徴とする
また、本発明の第2の手段は、第1の手段において、前記複数の各読み取り方式毎に、前記1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変換の異なる組合せを固定して対応させることを特徴とする。
また、本発明の第3の手段は、第2の手段において、前記1次解像度変更手段からの出力画像の解像度が最も小さくなる解像度変換を含む組合せを、最も早い読み取り線速の読み取り方式に固定的に対応させることを特徴とする。
また、本発明の第4の手段は、第3の手段において、前記1次解像度変更手段からの出力画像の解像度が最も小さくなる解像度変換を含む組合せを、シートスルー方式の読み取り方式に固定的に割り当てることを特徴とする。
また、本発明の第5の手段は、第3の手段において、前記1次解像度変更手段からの出力画像の解像度が最も大きくなる解像度変換を含む組合せを、圧板方式の読み取り方式に固定的に割り当てることを特徴とする。
また、本発明の第6の手段は、第1の手段において、画質モード毎に、各画質モードに最適な前記1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変換の組合せを予め割り当てることを特徴とする。
また、本発明の第7の手段は、第6の手段において、単位時間当りの原稿の読み取り枚数が最も高くなる画質モードを、シートスルー方式の読み取り方式に固定して割り当てることを特徴とする。
また、本発明の第8の手段は、画像形成装置において、第1ないし第7の手段のうちいずれか1の手段による画像読み取り装置を備えて構成されることを特徴とする。
本発明によれば、従来技術が持つ画質重視と生産性重視とを使用者が選択できないという課題を解決することができ、利用者の利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明による画像読み取り装置及び画像形成装置の実施形態を図面により詳細に説明する。なお、以下に説明する本発明の実施形態において、シートスルー方式DF読み取りとは、走行体の位置が固定で、原稿の搬送によって原稿画像を読み取る方式であり、圧板読み取りとは、原稿を原稿読み取り台に載置し、走行体の移動によって原稿画像を読み取る方式であり、ARDF方式DF読み取りとは、原稿を原稿台に載置して原稿搬送装置により原稿を原稿読み取り台上に自動給紙し、走行体の移動によって原稿画像を読み取る方式である。
図1は本発明の一実施形態による画像読み取り装置の構造を説明する断面図である。なお、ここでは、画像書き込み装置の構成については図示を省略する。
本発明の実施形態による画像読み取り装置は、その構成を大きく分けると、読み取り装置本体1と、原稿搬送装置2と、原稿読み取り台3の3つの構成要素を備えて構成されている。
そして、読み取り装置本体1の内部には、キセノンランプまたは蛍光灯で構成される光源4a及びミラー4bを備えた第1走行体4と、ミラー5a、5bを備えた第2走行体5と、レンズ6と、一次元のCCD等による光電変換素子(本発明の実施形態ではカラー読み取りの3ラインCCD)7と、第1、第2走行体4、5を駆動するためのステッピングモータ8とからなる露光走査光学系9が設けられている。
また、原稿搬送装置2には、SDFユニット10と、原稿台11とが設けられている。そして、SDFユニット10内には、原稿搬送用のステッピングモータ12が備えられている。さらに、原稿読み取り台3の上部には、原稿押さえ板14が回動自在に取り付けられており、原稿13は、その原稿押さえ板14の下にセットされる。また、原稿読み取り台3の端部には、シェーディング補正用の基準白板15が配置されている。
図2は本発明の一実施形態による画像読み取り装置を含む画像形成装置(カラーMFP)の構成の概略を示すロック図である。図示画像形成装置は、光源4a、CCD7、原稿搬送用ステッピングモータ12、原稿搬送用モータドライバ20、走向体移動用ステッピングモータ8、走向体移動用モータドライバ28、制御CPU16、光源ドライバ17、CCD駆動部18、読み取り信号処理部25、画像処理部19、メモリ27b及びメモリコントローラ27a、書き込み信号処理部26a、LD(レーザーダイオード)26b、LD駆動部26cを備えて構成される。
〔読み取り部の構成〕
図3は圧板読み取りモード時の原稿読み取り部の構造を説明する図、図4は原稿搬送読み取りモード時の原稿読み取り部の構造を説明する図である。本発明の実施形態において、原稿読み取りモードとしては、図3に示すような原稿読み取り台3を用いて画像データの読み取りを行う圧板読み取りモードと、図4に示すような原稿搬送装置2を用いて、読み取り位置固定で、原稿自体を移動させて画像データの読み取りを行う原稿搬送読み取りモードとがある。以下、これらの各モードにおける動作について説明する。
〔圧板読み取りモード時の動作〕
図3に示すように、圧板読み取りモード時には、原稿押さえ板14の下の原稿読み取り台3の上に原稿13をセットする。その後、制御CPU16は、光源ドライバ17を動作させて光源4aをオンにする。次に、CCD駆動部18が駆動するCCD7は、基準白板15を走査して読み取り、画像処理部19内のA/Dコンバータ(図示せず)がアナログ−デジタル変換を行い、読み取り信号処理部25が、シェーディング補正用の白基準データとして、画像処理部19内のシェーディング補正処理のRAM(後述する図6に示すラインバッファ36)に保持する。
制御CPU16は、走向体モータドライバ(駆動装置)28を制御して、走向体移動用の走行体ステッピングモータ8を動作させ、これにより、第1走行体4を原稿13のある方向へ移動させる。第1走行体4が原稿面を一定速度で走査することにより、その原稿13の画像データがCCD7により光電変換される。
〔原稿搬送読み取りモード時の動作〕
原稿搬送読み取り(シートスルー)モード時における読み取りは、圧板読み取りモードの場合のように原稿を固定して走行体を走査して読み取るのではなく、走行体4を固定位置に静止させて、原稿自体を移動させて読み取る方式である。
図4に示すように、原稿搬送読み取り(シートスルー)モード時、制御CPU16は、まず、圧板読み取りモードと同様に走行体4を一定の移動量で基準白板を走査して基準白板15を読み取った後、シートスルー原稿読み取り位置まで走行体4を移動させて静止させる。次に、制御CPU16は、原稿を搬送するために、原稿搬送モータドライバ20を制御して原稿搬送用ステッピングモータ12を駆動する。
原稿台11にセットされた原稿13は、分離ローラ29と搬送ローラ30とによって、第1走行体4の所定の読み取り位置まで搬送される。このとき、原稿13は、一定の速度で搬送されて行き、第1走行体4は停止したままで原稿面の画像データがCCD7により光電変換される。
〔読み取り信号処理部〕
図5は図2に示す読み取り信号処理部25の基本的な構成を示すブロック図、図6は読み取り信号処理部25のより詳細な構成を示すブロック図である。
図5に示す読み取り信号処理部25は、アナログビデオ処理部21、シェーディング補正処理部22を備えて構成されており、入力されたアナログビデオ信号aの処理を行った後に、デジタル変換したデータを画像処理部19に出力する処理を行う。
CCD7により光電変換されたアナログビデオ信号aは、アナログビデオ処理部21によりデジタル変換の処理まで行われた後、シェーディング補正処理部22により読み取り装置のための補正処理が施され、その後、後段の画像処理部19に、各種画像処理のために渡される。
図5に示したアナログビデオ処理部21は、図6に示すようにプリアンプ回路31と、可変増幅回路32と、A/Dコンバータ33とを備えて構成されている。また、シェーディング補正処理部22は、黒演算回路34と、シェーディング補正演算回路35と、ラインバッファ36とを備えて構成されている。ラインバッファ36は、シェーディング補正で基準となる前述の白基準データを保持するバッファである
図6において、原稿読み取り台3上の原稿13を光源4aにより照射した反射光は、シェーディング調整板37を通してレンズ6によって集光されてCCDセンサ7に結像する。シェーディング調整板37は、CCDセンサ7の中央部と端部とでの反射光量の差を小さくするための光量調整の役割を果たす。すなわち、シェーディング調整板37は、CCDセンサ7への反射光量が、その中央部と端部とで反射光量の差があまりに大きすぎると、シェーディング補正処理部22で多分に歪を含んだ演算結果しか得られないため、予め反射光量の差を小さくした後にシェーディング補正演算処理を行うためのものである。
なお、図6に示す例では、説明の簡単化のために、反射光を折り返すためのミラーを省略して示した。
〔画像処理部〕
図7Aは図1及び図5に示した画像処理部19の構成を示すブロック図、図7Bは画像処理部19の前段画像処理手段40aが行う処理を説明する図、図7Cは画像処理部19の後段画像処理手段40bが行う処理を説明する図、図8は前段画像処理手段40aのγ変換処理部41cが行う濃度調整を説明する図、図9は濃度調整に使用するルックアップテーブルの構成例を示す図である。
画像処理部19は、図7Aに示すように、前段画像処理手段40aと、後段画像処理手段40bとにより構成されており、これらの手段手段は、それぞれがASICにより構成されている。
〔前段画像処理手段〕
前段画像処理手段40aは、図7Bに示すように、ライン間補正処理部41a、変倍処理部41b、γ変換処理部41c、フィルタ処理部41d、色変換処理部41eまでの各処理を行う。
前述において、ライン間補正処理部41aは、カラーCCD7の各RGBの取り付け位置の差によって生じるそれぞれRGB間のラインずれを補正する処理を行う。例えば、B(ブルー)のラインを基準とした場合、R(レッド)とB、G(グリーン)とBの間のラインずれ量を補正する処理を行う。変倍処理部41bは、原稿を読み取った画像データの読み取りの解像度を所望の解像度に変換するための処理を行う。γ変換処理部41cは、主に濃度調整の処理を行うものであり、例えば、図8に示すように、入力される画像データの濃度を異なる濃度の画像データとして出力する。このノード変換処理は、一般的には、図9に示すように、入力の濃度と出力の濃度とを対として保持しているルックアップテーブルを使用して行われる。フィルタ処理部41dは、MTF補正、鮮鋭化、平滑化を目的としたフィルタ処理演算を行う。色変換処理部41eは、RGB色空間から出力デバイスの色空間、例えば、CMYKの色空間に変換するための処理を行う。
なお、前述したような前段画像処理手段での処理は、カラー画像の場合、RGB各成分に対して行われ、モノクロ画像の場合、RGBのGデータのパスを使って一成分だけに対して行われる。
〔後段画像処理手段(階調変換処理:固定しきい値2値化の場合)〕
後段画像処理手段40bは、図7Cに示すように、階調変換処理部42cの処理を行う。通常、データ蓄積前に後段画像処理手段40bの階調変換処理部42cでの階調変換処理を行う場合、蓄積容量を最小にすることを重視して、階調数を低く設定する。ここで示す例では、2値の階調変換処理が選択されたとして説明する。そして、ここでは、書込装置が1bit、2階調まで出力可能な場合の固定しきい値2値化による階調変換について説明する。
2値画像を所望する場合、図7Cに示す後段画像処理手段40bの階調変換処理部42cは、入力される8bit、256階調のCMYKのそれぞれの画像を2階調の2値画像データに変換し、画像データbとして後段のメモリ制御手段(メモリコントローラASIC)27aに送る。
ここで、固定しきい値処理の一例を簡単に説明すると、2値化しきい値が128の場合、後段画像処理手段40bは、処理手段40bへの入力画像の画素データに対して、次に説明するような条件によって2値化を行う。すなわち、
0 ≦ 画素データ < 128が真ならば、0を出力し、
128 ≦ 画素データ ≦ 255が真ならば、1を出力することによって2値化を行う。
〔後段画像処理手段(階調変換処理:固定しきい値4値化の場合)〕
次に、書込装置が2bit、4値まで出力可能な場合の固定しきい値4値化による階調変換について説明する。
4値画像を所望する場合、図7Cに示す後段画像処理手段40bの階調変換処理部42cは、入力されるCMYKのそれぞれ8bit、256階調の画像を4階調の4値画像データに変換し、画像データbとして後段のメモリ制御手段(メモリコントローラASIC)27aに送る。
ここで、4値の固定しきい値処理の一例を簡単に説明すると、後段画像処理手段40bは、処理手段40bへの入力画像の画素データに対して、次に説明するような条件によって4値化を行う。すなわち、
0 ≦ 画素データ < 64が真ならば、0を出力し、
64 ≦ 画素データ < 128が真ならば、1を出力し、
128 ≦ 画素データ < 192が真ならば、2を出力し、
192 ≦ 画素データ ≦ 255が真ならば、3を出力することによって4値化を行う。
〔画像データ蓄積〕
前述した階調変換処理部42cで階調変換された画像データは、階調変換処理を行う前のCMYKの画像データが、それぞれ1ビット、あるいは、2ビットの画像データに変換された画像データであり、この画像データは、一旦、メモリコントローラ27aを介してメモリ27bに蓄積される。
図10は本発明の一実施形態による画像読み取り装置の機能を説明するためのブロック図である。本発明の実施形態による画像読み取り装置は、読み取りキャリッジの移動速度を変えることにより、副走査方向の読み取り解像度の変更(変倍)を行う機構を有する1次解像度変更手段101と、ASIC等の電気回路による補間処理により主走査及び副走査の解像度変換を行う2次解像度変換手段102と、1次解像度変更手段101と2次解像度変換手段102とに、変倍率(解像度)を指示する解像度指示手段103とにより構成される。
前述において、1次解像度変更手段101は、光源ドライバ17、原稿搬送モータドライバ20、走行体(キャリッジ)モータドライバ28等により構成される手段である。また、2次解像度変換手段102は、画像処理部19の中の変換処理部41bによる処理を行う手段であり、主走査方向と副走査方向との変倍を行うモジュールである。解像度指示手段103は、CPU16からなるモジュールである。
本発明の実施形態は、画像読み取り装置が、主走査、副走査が共に600dpiの解像度を持つ画像を出力するように構成する場合、図10に示す1次解像度変更手段101と2次解像度変換手段102との変倍率の組合せを、生産性のモード毎に、以下に説明する例のように予め決めておくものとする。
なお、以下の説明において、副走査方向600dpiを実現するためのキャリッジ(走行体)の移動速度を等倍速と言う。また、CCDの駆動は、この600dpiのときの動作を基準として制御される。組合せの例を挙げると、
生産性モード1(生産性重視)の場合
1次解像度変更手段: 50%変倍300dpi読み取り(等倍速の2倍速)
2次解像度変換手段: 200%変倍
生産性モード2(生産性/画質中間)の場合
1次解像度変更手段: 100%変倍400dpi読み取り(等倍速の1.5倍速)
2次解像度変換手段: 150%変倍
生産性モード3(画質重視)の場合
1次解像度変更手段: 100%変倍600dpi読み取り(等倍速)
2次解像度変換手段: 100%変倍
となる。
次に、使用者が要求する画像の解像度として、600dpiが設定され、生産性モードとして、生産性モード1(生産性重視)が選択された場合の本発明の実施形態での動作を説明する。
この場合、解像度指示手段103は、1次解像度変更手段101に対して、読み取り装置のキャリッジを等倍の2倍の速度で移動するように指示する。同様に、解像度指示手段103は、2次解像度変換手段102に対して、副走査200%変倍を行うように指示する。
前述の指示の後、実際にキャリッジが移動して読み取られ、1次解像度変更手段101から出力される画像データは、主走査600dpi、副走査300dpiの画像となる。2次解像度変換手段102は、1次解像度変更手段101から出力された画像データに対して、副走査方向を200%変倍し、主走査600dpi×副走査600dpiの画像として出力して後段に転送する。
このときの読み取り生産性は、後述する生産性モード3(画質重視)の場合のおおよそ2倍の生産性となり、生産性モード3の場合のおおよそ1/2の時間で原稿を読み取ることができる。なお、実際には、読み取り位置まで原稿を移動する時間があるため、正確には、生産性モード1での原稿の読み取り時間は、生産性モード3での読み取り時間の1/2にはならない。
次に、使用者が要求する画像の解像度として、600dpiが設定され、生産性モードとして、生産性モード2(生産性/画質中間)が選択された場合の本発明の実施形態での動作を説明する。
この場合、解像度指示手段103は、1次解像度変更手段101に対して、読み取り装置のキャリッジを等倍の1.5倍の速度で移動するように指示する。同様に、解像度指示手段103は、2次解像度変換手段102に対して、副走査150%変倍を行うように指示する。
前述の指示の後、実際にキャリッジが移動して読み取られ、1次解像度変更手段101から出力される画像データは、主走査600dpi×副走査400dpiの画像となる。2次解像度変換手段102は、1次解像度変更手段101から出力された画像データに対して、副走査方向を150%変倍し、主走査600dpi×副走査600dpiの画像として出力して後段に転送する。
このときの読み取り生産性は、後述する生産性モード3(画質重視)の場合のおおよそ1.5倍の生産性となり、生産性モード3の場合のおおよそ2/3の時間で原稿を読み取ることができる。なお、実際には、読み取り位置まで原稿を移動する時間があるため、正確には、生産性モード2での原稿の読み取り時間は、生産性モード3での読み取り時間の2/3にはならない。
次に、使用者が要求する画像の解像度として、600dpiが設定され、生産性モードとして、生産性モード3(画質重視)が選択された場合の本発明の実施形態での動作を説明する。
この場合、解像度指示手段103は、1次解像度変更手段101に対して、読み取り装置のキャリッジを等倍の速度で移動するように指示する。同様に、解像度指示手段103は、2次解像度変換手段102に対して、副走査100%変倍、すなわち、変倍を行わないように指示する。
前述の指示の後、実際にキャリッジが移動して読み取られ、1次解像度変更手段101から出力される画像データは、主走査600dpi×副走査600dpiの画像となる。2次解像度変換手段102は、1次解像度変更手段101から出力された画像データに対して、副走査方向を100%変倍し、主走査600dpi×副走査600dpiの画像として出力して後段に転送する。
このときの読み取り生産性は、前述の生産性モード1(生産性重視)の場合のおおよそ1/2倍の生産性となり、生産性モード1の場合のおおよそ2倍の時間で原稿を読み取ることになる。なお、実際には、読み取り位置まで原稿を移動する時間があるため、正確には、生産性モード3での原稿の読み取り時間は、生産性モード1での読み取り時間の2倍にはならず、2倍より僅かに大きくなる。
前述では、使用者が要求する画像の解像度として、600dpiが設定された場合の動作を説明したが、次に、使用者が要求する画像の解像度として、300dpiが設定された場合の動作について、各生産性モード毎に説明する。
まず、使用者が要求する画像の解像度として、300dpiが設定され、生産性モードとして、生産性モード1(生産性重視)が選択された場合の本発明の実施形態での動作を説明する。
この場合、解像度指示手段103は、1次解像度変更手段101に対して、読み取り装置のキャリッジを等倍の4倍の速度で移動するように指示する。同様に、解像度指示手段103は、2次解像度変換手段102に対して、主走査50%変倍、副走査200%変倍を行うように指示する。
前述の指示の後、実際にキャリッジが移動して読み取られ、1次解像度変更手段101から出力される画像データは、主走査600dpi×副走査150dpiの画像となる。2次解像度変換手段102は、1次解像度変更手段101から出力された画像データに対して、主走査方向を50%変倍し、副走査方向を200%変倍して、主走査300dpi×副走査300dpiの画像として出力して後段に転送する。
このときの読み取り生産性は、後述する生産性モード3(画質重視)の場合のおおよそ2倍の生産性となり、生産性モード3の場合のおおよそ1/2の時間で原稿を読み取ることができる。なお、実際には、読み取り位置まで原稿を移動する時間があるため、正確には、生産性モード1での原稿の読み取り時間は、生産性モード3での読み取り時間の1/2にはならない。
次に、使用者が要求する画像の解像度として、300dpiが設定され、生産性モードとして、生産性モード2(生産性/画質中間)が選択された場合の本発明の実施形態での動作を説明する。
この場合、解像度指示手段103は、1次解像度変更手段101に対して、読み取り装置のキャリッジを等倍の3倍の速度で移動するように指示する。同様に、解像度指示手段103は、2次解像度変換手段102に対して、主走査50%変倍、副走査150%変倍を行うように指示する。
前述の指示の後、実際にキャリッジが移動して読み取られ、1次解像度変更手段101から出力される画像データは、主走査600dpi×副走査200dpiの画像となる。2次解像度変換手段102は、1次解像度変更手段101から出力された画像データに対して、主走査方向を50%変倍し、副走査方向を150%変倍して、主走査300dpi×副走査300dpiの画像として出力して後段に転送する。
このときの読み取り生産性は、後述する生産性モード3(画質重視)の場合のおおよそ1.5倍の生産性となり、生産性モード3の場合のおおよそ2/3の時間で原稿を読み取ることができる。なお、実際には、読み取り位置まで原稿を移動する時間があるため、正確には、生産性モード2での原稿の読み取り時間は、生産性モード3での読み取り時間の2/3にはならない。
次に、使用者が要求する画像の解像度として、300dpiが設定され、生産性モードとして、生産性モード3(画質重視)が選択された場合の本発明の実施形態での動作を説明する。
この場合、解像度指示手段103は、1次解像度変更手段101に対して、読み取り装置のキャリッジを等倍の2倍の速度で移動するように指示する。同様に、解像度指示手段103は、2次解像度変換手段102に対して、主走査50%変倍、副走査100%変倍を行うように指示する。
前述の指示の後、実際にキャリッジが移動して読み取られ、1次解像度変更手段101から出力される画像データは、主走査600dpi×副走査300dpiの画像となる。2次解像度変換手段102は、1次解像度変更手段101から出力された画像データに対して、主走査方向を50%変倍し、副走査方向を100%変倍して、主走査300dpi×副走査300dpiの画像として出力して後段に転送する。
このときの読み取り生産性は、前述の生産性モード1(生産性重視)の場合のおおよそ1/2倍の生産性となり、生産性モード1の場合のおおよそ2倍の時間で原稿を読み取ることになる。なお、実際には、読み取り位置まで原稿を移動する時間があるため、正確には、生産性モード3での原稿の読み取り時間は、生産性モード1での読み取り時間の2倍にはならず、2倍より僅かに大きくなる。
前述では、使用者が要求する画像の解像度として、600dpiあるいは300dpiが設定された場合の例について説明したが、実際には、使用者の要求する解像度を任意に設定することができ、1次解像度変更手段101の処理での解像度変換と2次解像度変換手段の処理での解像度変換の組合せを可変に設定することができる。
次に、原稿を読み取る際の操作について、簡単に説明すると、
(1)使用者は、高画質(画質優先、副走査方向を高解像力)で読み取るかあるいは素早くすべてをスキャンしたいかを判断して、操作部を通して生産性モードを選択する(なお、操作部については図示していない)、
(2)使用者は、シート状の複数枚の原稿を原稿搬送装置の原稿台上に載置する、
(3)使用者は、操作パネルの読み取り開始ボタンを押して原稿の読み取りをスタートさせる、
という手順になる。
原稿画像の読み取り方式の例としては、シートスルー方式DF読み取り方式と、圧板読み取り方式との2つの読み取り方式がある。本発明の実施形態では、これらの読み取り方式と生産性モードとの組合せを予め決めておくようにすることもできる。この場合、本発明の実施形態は、使用者がシートスルー方式DF読み取り方式を使用した場合、使用者に意識させることなく生産性モード1を選択して原稿の読み取りを行い、使用者が圧板読み取り方式を使用した場合、使用者に意識させることなく生産性モード3を選択して原稿の読み取りを行う。
次に、その組合せの例として、シートスルー方式DF読み取りと生産性モード1(生産性重視)との組合せ、及び、圧板読み取り方式読み取りと生産性モード3(画質重視)との組合せを予め決めておいた場合の操作について説明する。
操作手順は、
(1)使用者は、原稿を高画質で読み取るかあるいは素早く全てをスキャンしたいかを判断し、
(2)高画質で読み取りたい場合、原稿を圧板に載置し、
(3)操作パネルの読み取り開始ボタンを押して、原稿の読み取りをスタートさせ、
(4)また、使用者は、原稿を早く読み取りたい場合、原稿搬送装置の原稿台に原稿を載置し、
(5)操作パネルの読み取り開始ボタンを押して読み取りをスタートさせる、
という手順になる。
また、原稿画像の読み取り方式の例としては、前述したシートスルー方式DF読み取り方式と、圧板読み取り方式とに加え、ARDF方式読み取り方式の3つの読み取り方式がある。本発明の実施形態では、これらの読み取り方式と生産性モードとの組合せを予め決めておくようにすることもできる。この場合、本発明の実施形態は、使用者がシートスルー方式DF読み取り方式を使用した場合、使用者に意識させることなく生産性モード1を選択して原稿の読み取りを行い、使用者がARDF方式DF読み取り方式を使用した場合、使用者に意識させることなく生産性モード3を選択して原稿の読み取りを行い、使用者が圧板読み取り方式を使用した場合、使用者に意識させることなく生産性モード3を選択して原稿の読み取りを行う。
次に、その組合せの例として、シートスルー方式DF読み取りと生産性モード1(生産性重視)との組合せ、ARDF方式DF読み取りと生産性モード2(生産性/画質中間)及び、圧板読み取り方式読み取りと生産性モード3(画質重視)との組合せを予め決めておいた場合の操作について説明する。
操作手順は、
(1)使用者は、原稿を高画質で読み取るかあるいは素早く全てをスキャンしたいかを判断し、
(2)高画質で読み取りたい場合、原稿を圧板に載置し、
(3)操作パネルの読み取り開始ボタンを押して、原稿の読み取りをスタートさせ、
(4)また、使用者は、原稿を早く読み取りたい場合、原稿搬送装置の原稿台に原稿を載置し、
(5)自動給紙装置を使用する場合、読み取り方式として、シートスルー方式を使用するか、ARDF方式を使用するかを操作部を使用して選択しておき、
(6)操作パネルの読み取り開始ボタンを押して読み取りをスタートさせる、
という手順になる。
前述では、読み取り方式と生産性モードとの組合せを予め決めておいた場合の例について説明したが、本発明の実施形態は、1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との変倍率の組合せと、画質モードとの対応を予め決めておくこともできる。なお、ここでいう画質モードとは、原稿の種類に応じて設定されるγ変換処理、フィルタ処理、色変換処理等のデジタル画像処理のパラメータ群を示し、主に文字からなる原稿に適した画質になるように画像処理パラメータを設定している画質モードを文字モード、写真原稿に適したパラメータに設定した画質モードを写真モード、その中間を文字/写真モードと呼ぶこととする。
原稿の読み取り方式によらず、使用者が選択した画質モードに従って、対応する生産性モードの設定を行う場合の組合せの例を挙げると、次ぎのようになる。なお、原稿の読み取り装置は、主走査、副走査ともに600dpiの解像度の画像を出力するものとする。組合せの例を挙げると、
文字モード: 生産性モード1(生産性重視)の場合
1次解像度変更手段: 50%変倍300dpi読み取り(等倍速の2倍速)
2次解像度変換手段: 200%変倍
文字/写真モード: 生産性モード2(生産性/画質中間)の場合
1次解像度変更手段: (2/3×100)%変倍400dpi読み取り(等倍速の1.5倍速)
2次解像度変換手段: 150%変倍
写真モード: 生産性モード3(画質重視)の場合
1次解像度変更手段: 100%変倍600dpi読み取り(等倍速)
2次解像度変換手段: 100%変倍
となる。
次に、前述したような例で、画像読み取り装置が、シートスルー方式DF読み取り方式と、圧板読み取り方式との2つの読み取り方式なる場合の原稿の画像を読み取る操作について説明する。この場合の例では、使用者が操作部を使用して文字モード選択した場合、使用者が意識することなく生産性モード1が選択されて原稿の読み取りが行われる。また、同様に、使用者が写真モードを選択した場合、使用者が意識することなく生産性モード3が選択されて原稿の読み取りが行われる。
操作手順は、
(1)使用者が、画質モードとして、文字主体の原稿として、文字モードを選択すると、
(2)使用者が意識することなく、画質モードに従って生産性モード1が選択され、
(3)使用者が、使用したい読み取り方式として、シート状の複数枚の原稿のため、シートスルー方式DF読み取り方式を使用するものとして、原稿を自動給紙装置に載置し、
(4)使用者が、操作パネルの読み取り開始ボタンを押して読み取りをスタートさせる、
という手順になる。
また、本発明の実施形態は、使用者が読み取り方式を選択すると、それに対応した画質モードと生産性モードとを自動で設定させるようにすることもできる。この場合の組合せの例を挙げると、
シートスルー方式が選択された場合
文字モード: 生産性モード1(生産性重視)
1次解像度変更手段: 50%変倍300dpi読み取り(等倍速の2倍速)
2次解像度変換手段: 200%変倍
圧板方式が選択された場合
写真モード: 生産性モード3(画質重視)
1次解像度変更手段: 100%変倍600dpi読み取り(等倍速)
2次解像度変換手段: 100%変倍
となる。
次に、前述したような例で、画像読み取り装置が、シートスルー方式DF読み取り方式と、圧板読み取り方式との2つの読み取り方式なる場合の原稿の画像を読み取る操作について説明する。この場合の例では、使用者がシートスルー方式を選択し、原稿を自動搬送装置に原稿をおいた場合、使用者が意識することなく文字モードと生産性モード1とが選択されて原稿の読み取りが行われる。また、同様に、使用者が圧板方式を選択した場合、使用者が意識することなく写真モードと生産性モード3とが選択されて原稿の読み取りが行われる。
操作手順は、
(1)使用者が、原稿搬送装置の原稿台に原稿を置くと、
(2)使用者が意識することなく、CPUにより選択された読み取り方式に応じて、文字モードと生産性モード1とになるように設定され、
(3)使用者が、操作パネルの読み取り開始ボタンを押して読み取りをスタートさせる、
という手順になる。
前述した本発明の実施形態は、画像読み取り装置の基本的な構成として、原稿の搬送線速または読み取りキャリッジの移動速度を変えることにより副走査方向の読み取り解像度を変える1次解像度変更手段と、前記1次解像度変更手段からの画像データに対して、電気的な補間処理により解像度変更を行う2次解像度変換手段を備え、前記2つの解像度変更手段である1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変更の組合せを変更可能とし、さらに、この組合せを予めモードとして設定する解像度指示手段を有することとしている。これにより、従来技術が持つ画質重視と生産性重視とを使用者が選択できないという課題を解決することができ、利用者の利便性の向上を図ることができる。
また、一般に、圧板読み取りの場合、一般的に原稿を置き換える時間が多くかかり、読み取り生産性の向上について要求しない使い方の使用者もいると考えられる。原稿の種類にも依存するが、製本さらた本や雑誌等を除くカットシート状の原稿であれば、使用者は、読み取り生産性を上げたい場合、シートスルー方式を選択する。従って、前述のように考える使用者の場合、雑誌や本等は圧板読み取り、オフィスドキュメントに多いカットシート状の原稿の場合、シートスルー方式DF読み取りを行うこととなる。
本発明の実施形態は、このような使用者の利用環境に応じて、読み取り方式と読み取り生産性との組合せを固定することができる。これにより、生産性モードを毎回設定することなく、固定的に生産性を設定することができ、使用者の利便性を向上させることができる。
また、一般に、複数ある読み取り方式において、原稿搬送のためのアクチュエータの性能やコストによって、最も高速に読み取ることができるスキャナ読み取りの生産性が、それぞれの読み取り方式で異なっている。例えば、自動原稿搬送装置で使用されているアクチュエータの原稿搬送能力の上限と、圧板読み取り方式のキャリッジの移動に使用されているアクチュエータとは、読み取り装置の機械的なレイアウトの制約やコスト等により、同一のものを使用しない場合が多く、たとえ同一であっても、原稿搬送の機構やキャリッジの移動の機構が異なるため、たいてい場合、読み取り速度の上限は同じにはならない。このため、原稿1枚当たりの読み取りの生産性をあげる目的であれば、圧板読み取りであっても読み取り生産性を高くしたいという要求がある。
そこで、本発明の実施形態は、原稿1枚当たり読み取りの生産性を最も高くしたいという要求に対して、最も高速に読み取ることができる読み取り方式に、読み取り生産性を最も高くすることができる生産性モードの設定を割り当てるようにすることができる。
これにより、効率よくかつ効果的にスキャナ生産性を向上させることができ、最も効果的な組み合わせによるスキャナ読み取りの生産性を、使用者が読み取り方式を選ぶだけで容易に利用でき、使用者の利便性を向上させることができる。そして、1つの読み取り方式で使用するアクチュエータは、読み取り速度が可変の場合より、読み取り速度が固定の方が、部品選定が容易になり開発効率を上げることができ、部品コストを大幅に下げることができのるで、1つの読み取り方式で読み取り線速が一定の場合の方が前述のような利点をより多く得ることができる。
また、一般的なオフィス環境では、複数枚毎のカットシート状の原稿を使用することが比較的多く、また、様々な読み取り方式の中で、シートスルー方式による読み取りが比較的に低コストで最も高い読み取り生産性を実現することができる。
そこで、本発明の実施形態は、最も高い生産性が実現できる生産性モード(1次解像度変更手段と2次解像度変換手段の組み合わせ)を、コストや機構の面で比較的に容易に高生産性を実現できるシートスルー方式に対応させることができる。これにより、シートスルー方式と高生産性のモードとの組合せにより、最も効果的に生産性と低コストとを実現することができる。
一般に、高画質で読み取りたいという要望は写真原稿に多い。また、様々な読み取り方式の中ではす、シートスルー方式の読み取り方式より圧板方式による読み取り方式の方が画質がよい。この理由は、シートスルー方式が、原稿を搬送しながら読み取るため、原稿スキューが発生しやすく、また、原稿搬送中の衝撃による色ずれも発生することが多い等、画質を低下させる要因が発生しやすいためである。このような理由から、本来、高画質で読み取りたいという要求に対しては、圧板方式による読み取り方式が最も適している。
そこで、本発明の実施形態は、前述とは逆に、最も生産性が低くなる高画質の生産性モードを圧板方式の読み取り方式に割り当てるようにすることができる。これにより、選択可能な読み取り方式の中で、最も画質がよい生産性と、最も高画質が得られる読み取り方式(圧板方式)を組み合わせ、これにより利用者が生産性モードについて考慮する必要なく容易に高画質を得ることができる。
前述した例は、圧板方式に画質優先の生産性モードを対応させるものであったが、使用者によっては、読み取り方式によらず、原稿の種類(画質モード)によって生産性モードを対応させたいという要望がある。
例えば、使用者が、文字主体の製本原稿を読み取りたい場合、カットシート状でないため、圧板方式で読み取らざるを得ない。また、原稿の種類が文字主体であるため、必ずしも画質優先でなくてもよい場合がある。このような状況で使用者ができるだけ多くの原稿を読み取りたいと望んだ場合、前述した例のように、読み取り装置と生産性モードが一意に対応していると、使用者の要望に対応することができなくなる。これらのことは、シートスルーDFの場合でも同様であり、写真主体の原稿をシートスルー方式で読み取る場合、生産性が低い画質優先のモードを選択することができなくなってしまう。
そこで、本発明の実施形態は、画質モードに生産性モードを対応させるようにしておくことができる。これにより、使用者が生産性モードの選択に迷うことなく、容易に最適な生産性と画質とを選択することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、前述したように、一般的なオフィス環境では、複数枚毎のカットシート状の原稿を使用することが比較的多く、また、様々な読み取り方式の中で、シートスルー方式による読み取りが比較的に低コストで最も高い読み取り生産性を実現することができる。
そこで、本発明の実施形態は、最も高い生産性を実現することができる生産性モード(1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との組み合わせのモード)を、コストや機構の面で比較的に容易に高生産性を実現できるシートスルー方式に固定して対応させるようにすることができる。これにより、選択可能な読み取り方式の中で最も高い生産性と低コストとを実現することができる。また、生産性モードと画質モードとを対応させておくことにより、使用者は読み取り方式を選択するだけで、画質モードと生産性モードとを操作部から指示する必要がなくなり、さらなる利便性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態による画像読み取り装置の構造を説明する断面図である。 本発明の一実施形態による画像読み取り装置を含む画像形成装置(カラーMFP)の構成の概略を示すロック図である。 圧板読み取りモード時の原稿読み取り部の構造を説明する図である。 原稿搬送読み取りモード時の原稿読み取り部の構造を説明する図である。 図2に示す読み取り信号処理部の基本的な構成を示すブロック図である。 図2に示す読み取り信号処理部のより詳細な構成を示すブロック図である。 図1及び図5に示した画像処理部の構成を示すブロック図である。 画像処理部の前段画像処理手段が行う処理を説明する図である。 画像処理部の後段画像処理手段が行う処理を説明する図である。 前段画像処理手段のγ変換処理部が行う濃度調整を示す図である。 濃度調整に使用するルックアップテーブルの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による画像読み取り装置の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 読み取り装置本体
2 原稿搬送装置
3 原稿読み取り台
4 第1走行体
4a 光源
4b、5a、5b ミラー
5 第2走行体
6 レンズ
7 光電変換素子(CCD)
8、12 ステッピングモータ
9 露光走査光学系
10 SDFユニット
11 原稿台
13 原稿
14 原稿押さえ板
15 基準白板
16制御CPU
17 光源ドライバ
18 CCD駆動部
19 画像処理部
20 原稿搬送用モータドライバ
21 アナログビデオ処理部
22 シェーディング処理部
25 読み取り信号処理部
26a 書き込み信号処理部
26b LD(レーザーダイオード)
26c LD駆動部
27a メモリコントローラ
27b メモリ
28 走向体移動用モータドライバ
31 プリアンプ回路
32 可変増幅回路
33 A/Dコンバータ
34 黒演算回路
35 シェーディング補正演算回路
36 ラインバッファ
40a 前段画像処理手段
40b 後段画像処理手段
41a ライン間補正処理部
41b 変倍処理部
41c γ変換処理部
41d フィルタ処理部
41e 色変換処理部
101 1次解像度変更手段
102 2次解像度変換手段
103 解像度指示手段

Claims (8)

  1. 少なくとも2つ以上の読み取り方式を有し、その1つが読み取り位置固定で原稿を自動搬送して読み取りを行うシートスルー方式である画像読み取り装置において、
    原稿の搬送線速または読み取りキャリッジの移動速度を変えることにより副走査方向の読み取り解像度を変える1次解像度変更手段と、前記1次解像度変更手段からの画像データに対して、電気的な補間処理により解像度変更を行う2次解像度変換手段とを備え、
    前記2つの解像度変更手段である1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変更の組合せを変更可能とし、さらに、この組合せを予めモードとして設定し指示する解像度指示手段を有することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 請求項1記載の画像読み取り装置において、
    前記複数の各読み取り方式毎に、前記1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変換の異なる組合せを固定して対応させることを特徴とする画像読み取り装置。
  3. 請求項2記載の画像読み取り装置において、
    前記1次解像度変更手段からの出力画像の解像度が最も小さくなる解像度変換を含む組合せを、最も早い読み取り線速の読み取り方式に固定的に対応させることを特徴とする画像読み取り装置。
  4. 請求項3記載の画像読み取り装置において、
    前記1次解像度変更手段からの出力画像の解像度が最も小さくなる解像度変換を含む組合せを、シートスルー方式の読み取り方式に固定的に割り当てることを特徴とする画像読み取り装置。
  5. 請求項3記載の画像読み取り装置において、
    前記1次解像度変更手段からの出力画像の解像度が最も大きくなる解像度変換を含む組合せを、圧板方式の読み取り方式に固定的に割り当てることを特徴とする画像読み取り装置。
  6. 請求項1記載の画像読み取り装置において、
    画質モード毎に、各画質モードに最適な前記1次解像度変更手段と2次解像度変換手段との解像度変換の組合せを予め割り当てることを特徴とする画像読み取り装置。
  7. 請求項6記載の画像読み取り装置において、
    単位時間当りの原稿の読み取り枚数が最も高くなる画質モードを、シートスルー方式の読み取り方式に固定して割り当てることを特徴とする画像読み取り装置。
  8. 請求項1ないし7のうちいずれか1記載の画像読み取り装置を備えて構成されることを特徴とする画像形成装置。
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