JP2008172594A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008172594A
JP2008172594A JP2007004617A JP2007004617A JP2008172594A JP 2008172594 A JP2008172594 A JP 2008172594A JP 2007004617 A JP2007004617 A JP 2007004617A JP 2007004617 A JP2007004617 A JP 2007004617A JP 2008172594 A JP2008172594 A JP 2008172594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image processing
image data
processing
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007004617A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Baba
裕行 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007004617A priority Critical patent/JP2008172594A/ja
Publication of JP2008172594A publication Critical patent/JP2008172594A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】コストダウンや蓄積容量等、複数の要求に対応できる構成を有することを特徴とする画像処理装置及び画像処理方法を提案する。
【解決手段】画像データの蓄積後に、後段画像処理手段/ASIC40bによる画像処理を行い、画像データの再利用重視する回路基板と、画像データの蓄積前に、後段画像処理手段/ASIC40bによる画像処理を行い、蓄積データの容量を最小にしてコストダウンを重視する回路基板と、を同一のハードウェアで両者とも実行できるよう回路基板を共通化するため、同一のASIC内部で後段画像処理手段による画像処理を、データ蓄積前又は蓄積後に行うよう切替える画像パス切替え手段を備えるASICを用いる。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、特にデータ再利用のための蓄積容量増加や、コストダウン等複数の要求に対応できる画像処理装置及び画像処理方法に関する。
スキャナ、複写装置等の画像処理装置において、読み取った原稿のデジタル画像データは、データを再利用するためにデータ蓄積手段、例えばメモリ等の記憶装置、あるいは、ハードディスク等の補助記憶装置に蓄積する。蓄積されたデータは、変倍処理によって解像度を変えたり、γ変換処理によって画像の濃度を変えたり、あるいは、フィルタ処理によって文字や線の鮮鋭度を変えたりする。
前記のような処理で蓄積データを再利用する場合、画像データを多値データとして蓄積する必要がある。多値データで蓄積する場合、データ蓄積のための多くのメモリ容量、あるいは補助記憶装置の多くのデータ領域が必要となる。
カラースキャナ搭載のフルカラーMFP(Multi Function Printer)の場合、RGBの3成分、あるいは、CMYKの4成分のデータを蓄積するため、モノクロMFPに比べてさらなるメモリ容量の増加が必須となる。しかしながら、カラーMFPの普及に伴いカラーデータを蓄積する頻度が高まっており、カラー化によるデータ量の増加が加速している。一方で、低価格のカラーMFPでは、さらなるコストダウンの要求が強くなっている。すなわち、現状のメモリ容量からさらなるメモリ容量の低減が必要となっている。
画像データ蓄積の目的の一つとして、データの再利用が大きな理由であるが、低価格のカラーMFPの場合、画像データの再利用性よりも、コストダウンの要求が強い場合が多い。このような場合は多値データで蓄積するのではなく、階調処理後の低ビットのデータを蓄積することによって、メモリあるいはHDDの容量を減らし、コストダウンを図る。このように、再利用重視の製品と、コストダウン重視の製品が求められている。
また、カラーMFPの普及に伴い、画質の向上のニーズも高くなっている。画質向上のため、フィルタ前処理タイプとフィルタ後処理タイプの双方を、対象画像に応じて適宜切替えて行う必要があるが、そのためには前段と後段の双方にフィルタ処理部を設け、それぞれのフィルタ処理部にFIFOを用意する必要がある。その結果、画像処理装置のコストが高くなるという問題があった。
そこで、画像データに対するフィルタ処理を1つのフィルタ手段で画像データの圧縮前又は伸張後に適宜に切替えて行う画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。処理対象の画像データの特性に応じてフィルタ前処理とフィルタ後処理を適宜切替えて行うことができ、安価に画像品質を向上させることが出来る。
特開2004−96651号公報
しかしながら、画質の向上のために、1つのフィルタ手段で画像データの圧縮前又は伸張後に適宜に切替えて行う画像処理装置においてはデータ蓄積量に変わりはなく、蓄積容量低減によるコストダウンが図れないという問題があった。
また、市場の要求により製品の種類が増加する中で、共通のハードウェアを設計することで開発効率アップによる人件費の削減や、コストダウンも必要となっている。しかしながら、再利用重視の製品と、コストダウン重視の製品を同時に2品種作ることは、開発効率の面やコストの面で大きく影響し、好ましくない。画像処理ASIC(Application Specific Integrated Circuit:エーシック、特定用途向けIC(Integrated Circuit:半導体集積回路)の総称。)の規模は、1チップ化が進む一方で、ゲート数の増加に比例して開発費も増加している。この場合も、上記のような2つの異なる要求に対し、それぞれ専用の画像処理ASICを開発すると、開発費が増加し、コストアップにつながる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、コストダウンや蓄積容量等、複数の要求に対応できる画像処理装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、画像データを蓄積する蓄積手段と、前記画像データの読取り補正処理を行う前段画像処理手段と、前記画像データの処理を行う後段画像処理手段と、前記画像データのパスルートの切替えを制御し、前記後段画像処理手段による処理を、前記蓄積手段に蓄積する前の画像データ若しくは蓄積した後の画像データに対して行うようパスルートを切替える画像パス切替え手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記前段画像処理手段と、前記後段画像処理手段は、それぞれ別のASICで構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の装置において、前記前段画像処理手段と、前記後段画像処理手段と、前記画像パス切替え手段と、を1つのASICで構成することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の装置において、前記後段画像処理手段は、階調処理を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の装置において、前記階調処理は、階調処理後の階調数を切替えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の装置において、前記階調数の切替えは、2階調の2値画像データ又は4階調の4値画像データのいずれかに切替えることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の装置において、前記画像パス切替え手段により、蓄積前に前記後段画像処理手段による画像処理を行う場合は、前記階調数の切替えは、2階調の2値画像データに切替えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5記載の装置において、前記画像パス切替え手段により、蓄積後に前記後段画像処理手段による画像処理を行う場合は、前記階調数の切替えは、4階調の4値画像データに切替えることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記画像データの読取り補正処理を行う工程と、前記読取り補正処理を行う工程により処理された画像データを有効とし、前記画像データの受け渡しを行う工程と、前記画像データの受け渡し工程から渡された画像データを蓄積する工程と、前記蓄積する工程から渡された画像データを有効とし、前記画像データの画像処理を行う工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法である。
請求項10記載の発明は、前記画像データの読取り補正処理を行う工程と、前記読取り補正処理を行う工程により処理された画像データの画像処理を行う工程と、前記画像処理を行う工程により処理された画像データを有効とし、前記画像データの受け渡しを行う工程と、前記画像データの受け渡し工程から渡された画像データを蓄積する工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法である。
請求項11記載の発明は、請求項9又は10記載の方法において、前記画像処理を行う工程は、階調処理を行うことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の方法において、前記階調処理は、階調処理後の階調数を切替えることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の方法において、前記階調数の切替えは、2階調の2値画像データ又は4階調の4値画像データのいずれかに切替えることを特徴とする。
本発明によれば、コストダウンや蓄積容量等、複数の要求に対応できる画像処理装置及び画像処理方法を提供することが出来る。
以下に、本発明の実施形態に係る画像処理装置及び画像処理方法を、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るカラーMFPの画像読取装置の構成図である。ここでは、画像書込装置の構成については省略する。
画像読取装置の構成を大きく分けると、読取装置本体1と、原稿搬送装置2と、原稿読取台3の3つから構成されている。
読取装置本体1の内部には、キセノンランプまたは蛍光灯で構成される光源4aとミラー4bとを備えた第1走行体4と、ミラー5a、5bを備えた第2走行体5と、レンズ6と、一次元の光電変換素子(本実施形態ではカラー読み取りの3ラインCCD)7と、第1、第2走行体4、5を駆動するためのステッピングモータ8とからなる露光走査光学系9が設けられている。
また、原稿搬送装置2には、SDFユニット10と、原稿台11とが設けられている。SDFユニット10内には、原稿搬送用のステッピングモータ12が備えられている。
さらに、原稿読取台3の上部に、原稿押さえ板14が回動自在に取り付けられており、原稿13はその原稿押さえ板14の下にセットされる。原稿読取台3の端部には、シェーディング補正用の基準白板15が配置されている。
<電装制御部構成>
図2は、本発明の実施形態に係るカラーMFPの電装制御のブロック図である。図2に示す画像読取装置は、光源4a、光源ドライバ17、原稿搬送用ステッピングモータ8、原稿搬送用モータドライバ20、走向体ステッピングモータ12、走向体モータドライバ28、制御CPU16、CCD7、CCD駆動部18、読取信号処理部25、画像処理部19、メモリ27b、メモリコントローラ27a、書込信号処理部26a、LD(レーザダイオード)26b、LD駆動部26cを備える。
<読取部構成>
図3は、本発明の実施形態に係る圧板読取モード時の原稿読取部の構成図である。図4は、本発明の実施形態に係る原稿搬送読取モード時の原稿読取部の構成図である。原稿読取モードとしては、図3に示すような原稿読取台3を用いて画像データの読み取りを行う圧板読取モードと、図4に示すような原稿搬送装置2を用いて、読取位置固定で、原稿自体を移動する原稿搬送読取モードとがある。
<圧板読取モード時の動作>
圧板読取モードにおける画像データ読み取りの基本動作について述べる(図2、3参照)。原稿13を原稿押さえ板14下の原稿読取台3上にセットした後、CPU16は光源ドライバ17を動作させて光源4aをオンにする。
次に、CCD駆動部18が駆動するCCD7で基準白板15を走査して読み取り、画像処理部19内のA/Dコンバータ(図示せず)でアナログ-デジタル変換を行い、読取信号処理部25で、シェーディング補正用の白基準データとして、画像処理部19内のシェーディング補正処理のRAM(図6、ラインバッファ36)に保持する。
CPU16は、走向体モータドライバ(駆動装置)28を通して、走向体ステッピングモータ12を動作させ、これにより第1走行体4は、原稿13のある方向へ移動する。第1走行体4が原稿面を一定速度で走査することにより、その原稿13の画像データがCCD7により光電変換される。
<原稿搬送読取モード>
原稿搬送読取モードにおける画像データ読み取りの基本動作について述べる(図4参照)。シートスルー(原稿搬送読取)方式による読み取りは、圧板読取モードのように原稿を固定して走行体を走査して読み取るのではなく、走行体4は固定位置に静止させて、原稿自体を移動させて読み取る方式である。
CPU16は、まず圧板読取モードと同様に走行体4を一定の移動量で基準白板を走査して基準白板15を読み取ったあと、シートスルー原稿読み取り位置まで走行体を移動させて静止させる。
次にCPU16は、原稿を搬送するために、原稿搬送モータドライバ20を通して原稿搬送ステッピングモータ8を駆動する。原稿台11にセットされた原稿13は、分離ローラ29と搬送ローラ30によって、第1走行体4の所定の読み取り位置まで搬送される。このとき、原稿13は一定速度で搬送されて行き、第1走行体4は停止したままで原稿面の画像データをCCD7により光電変換される。
<読取信号処理部>
図5は、図2に示す読取信号処理部25の最も基本的な構成を示すブロック図である。図5に示す読取信号処理部25は、アナログビデオ処理部21、シェーディング補正処理部22を備え、画像処理部19にデータを流す。
光電変換されたアナログビデオ信号aは、アナログビデオ処理部21でデジタル変換の処理まで行われた後、シェーディング補正処理部22で読取装置のための補正処理を行う。そのあと、後段の画像処理部19に、各種画像処理のためにデータを渡す。
図5に示したアナログビデオ処理部21は、図6のようにプリアンプ回路31と可変増幅回路32、A/Dコンバータ33を備えている。また、シェーディング補正処理部22は、黒減算回路34、シェーディング補正演算回路35、ラインバッファ白基準データ36を備えている。
ラインバッファ白基準データ36は、シェーディング補正で基準となる前述の白基準データを保持するところである原稿読取台3上の原稿13を光源4aで照射した反射光を、シェーディング調整板37を通してレンズ6によって集光してCCDセンサ7に結像する。
シェーディング調整板37は、CCDセンサ7の中央部と端部での反射光量の差を小さくするための光量調整の役割を果たす。これはCCDセンサの中央部と端部で反射光量の差があまりに大きすぎると、シェーディング補正処理部22で多分に歪を含んだ演算結果しか得られないため、予め反射光量の差を小さくした後にシェーディング補正演算処理を行うためのものである。なお、図6では説明簡単化のために、反射光を折り返すためのミラーを省略している。
次に、本発明に係る画像処理部の第1の実施形態及び第2の実施形態について説明する。第1の実施形態(以下「構成A」と称す)は、画像データの蓄積後に、後段画像処理手段/ASIC40b(図7参照)による画像処理を行うことを特徴とし、画像データの再利用重視のカラーMFPである。第2の実施形態(以下「構成B」と称す)は、画像データの蓄積前に、後段画像処理手段/ASIC40b(図7参照)による画像処理を行うことを特徴とし、蓄積データの容量を最小にしてコストダウンを重視するカラーMFPである。
上記「構成A」及び「構成B」を、同一のハードウェアで両者とも実行できるよう回路基板を共通化すると、ハードウェアの開発効率の向上や、開発費の抑制、工数削減によるコスト削減、開発費の削減によるコストダウンを図ることができる。同一のハードウェアとは、同一のASIC構成が考え得る。この場合、ASIC内部で、後段画像処理手段による画像処理を、データ蓄積前又は蓄積後に行うよう切替える画像パス切替え手段を備えるASICが考え得る(図7参照)。
まず、階調数(ビット数)を切替える階調処理を行うことを主な特徴とする「後段画像処理手段/ASIC40b」で行う画像処理を、蓄積手段であるメモリ27b(図2、図7参照)に画像データを蓄積する前に行うか(構成B)、後に行うか(構成A)で、メモリ容量に変化が生じることについて以下説明する。
階調処理後のビット数は、画質に大きな影響を与える。一般的にビット数(階調数)の多い方が、階調表現が良い。しかしながら、ビット数を増やすとメモリ蓄積容量が増えるため、メモリ容量だけを考えるとビット数が少ない方が良い。すなわち、画質と蓄積容量の間で両立しえない関係にある。
しかしながら、階調数が蓄積の容量に影響があるのは、後段画像処理(階調処理)が蓄積前にある場合である。なお、後段画像処理が蓄積後にある場合は、出力装置が対応できる範囲の最大のビット数であることが画質の面で望ましい。
次に、上記ASICについて説明する。さまざまな画像処理を実現するASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向けIC(Integrated Circuit:半導体集積回路)の総称)は、一般的に複数のASICを1チップ化した方が、コストダウンが図れる。しかしながら、仕様の変更があった場合は、仕様変更のために再度ASIC全体を開発し直すことになる。1つのASICに統合することにより集積回路が大規模になるにつれて開発費はますます高くなり、コストアップになる場合がある。
仕様変更が有る部分と無い部分とを別にすることにより、仕様変更に対する開発費の増加に伴うコストアップをできるだけ抑えたい場合、仕様変更の可能性が高い処理と低い処理とでASICを分け、開発期間の短縮と開発コストのバランスを良くし、最適なコストダウンを図ることができる。
したがって、仕様変更の可能性が少ない前段画像処理と、仕様変更が起こる可能性が高い後段画像処理を分けることで、開発効率のアップと開発コストの低減を図ることも考え得る。
一方、コストダウン要求の強いカラーMFPにおいては、最新の階調処理搭載による画質向上よりも、前段画像処理と後段画像処理を統合した1チップのASICを開発し、コストダウンを図りたいという要求もあるため、一つのASICに、前段画像処理手段と後段画像処理手段とを構成することも考え得る。
また、上記最新の階調処理搭載による最高の画質でなくとも、ある程度の画質を維持するため、階調処理において多ビット化するカラーMFPも考え得る。
以下、構成A及び構成Bについて詳述する。
[構成A]
<データ蓄積前、前段画像処理部>
図7は、図5に示した画像処理部19の構成図である。図5に示した画像処理部19は、前段画像処理手段/ASIC40aと、後段画像処理手段/ASIC40bに分かれる。図8は、前段画像処理40aでの処理の流れを示す図である。前段画像処理40aは、ライン間補正処理部41a、変倍処理部41b、γ変換処理部41c、フィルタ処理部41d、色変換処理部41eまでの処理を行う。
ライン間補正処理部41aは、カラーCCD7の各RGBの取り付け位置の差によって生じるそれぞれRGB間のラインずれを補正する処理である。例えば、B(ブルー)のラインを基準とした場合、R(レッド)とB、G(グリーン)とBの間のラインずれ量を補正する処理を行う。
変倍処理部41bでは、読取の解像度から所望の解像度に変換するための処理を行う。γ変換処理部41cは、主に濃度調整(たとえば図10のような濃度調整)を目的とした変換処理で、一般的に図11のようなルックアップテーブル変換と呼ぶ方式を用いる。
フィルタ処理部41dでは、MTF補正、鮮鋭化、平滑化を目的としたフィルタ処理演算を行う。色変換処理部41eでは、出力デバイスの色空間、例えばCMYK色空間に変換するための処理を行う。なお、カラー画像の場合はRGB各成分に対して上記の処理を行い、モノクロ画像の場合はRGBのGデータのパスを使って一成分だけ上記の処理を行う。
<画像データ蓄積>
前記の画像データは階調処理を行う前のCMYK8ビットの画像データである。画像データ再利用のため、画像データは一旦メモリコントローラ27aを通してメモリ27bに蓄積される(図2参照)。
<データ蓄積後、後段画像処理部>
メモリに蓄積されている画像データは、データ再利用の要求に従って各種画像処理を行なう。蓄積された画像に対し濃度変更を行いたいときには、前段のγ処理と同様の内容を、ここでCMYKに対して行う。
階調変換処理42cは、固定しきい値処理、誤差拡散処理、ディザ処理等の階調変換方式で、8bit 256階調の画像データを出力装置で出力可能な階調数に変換する処理を行う。階調変換処理の詳細を以下に述べる。通常、データ蓄積後に後段画像処理を行う場合、画質重視のため階調数を多く設定する。ここで示した例では、4値の階調変換処理を選択する。
<後段画像処理(階調変換処理42c)>
階調変換処理42cは、一例として固定しきい値処理が4値化まで可能な階調変換処理で説明する。階調変換処理42cは、下記のようにn値化のしきい値を変更可能な構成になっている。
0 ≦ 画素データ < th1 が真ならば n0
th1 ≦ 画素データ < th2 が真ならば n1
th2 ≦ 画素データ < th3 が真ならば n2
th3 ≦ 画素データ ≦ 255 が真ならば n3
2値化を行う場合、それぞれ以下のように設定する。
th1=th2=th3 に255
n0=n1=n2=n3 に1
3値化を行う場合、
th1=85, n0=1,
th2=170, n1=2
th3=255, n2=3,n3=3
4値化を行う場合、
th1=64, n0=1,
th2=128, n1=2
th3=192, n2=3, n3=4
<データ蓄積後、後段画像処理(階調変換処理:固定しきい値2値化)>
書込装置が1bit, 2階調まで出力可能な場合の固定しきい値2値化による階調変換について説明する。2値画像を所望する場合、階調変換処理により、8bit, 256階調のCMYKそれぞれの画像を2階調の2値画像データに変換し、画像データ[b]として後段に送る。
ここでは、説明を簡単にするため、固定しきい値処理の一例を挙げる。2値化しきい値が128の場合、処理部の入力画像の画素データに対して、下記の言う条件によって2値化を行う。
0 ≦ 画素データ < 128 が真ならば 0
128 ≦ 画素データ ≦ 255 が真ならば 1
<データ蓄積後、後段画像処理(階調変換処理:固定しきい値4値化)>
次に、書込装置が2bit,4値まで出力可能な場合の固定しきい値4値化による階調変換について説明する。4値画像を所望する場合、階調変換処理により、CMYKそれぞれ8bit,256階調の画像を4階調の4値画像データに変換し、画像データ[b]として後段に送る。
ここでは、説明を簡単にするため、固定しきい値処理の一例を挙げる。処理部の入力画像の画素データに対して、下記の言う条件によって4値化を行う。
0 ≦ 画素データ < 64が真ならば 0
64 ≦ 画素データ < 128が真ならば 1
128 ≦ 画素データ < 192が真ならば 2
192 ≦ 画素データ ≦ 255が真ならば 3
<書込信号処理部>
書込信号処理部26aでは、前記階調処理後のデータに対して、書込装置に画像を形成するために使用するレーザダイオードを発光させるための信号処理を行う。階調処理後の低ビットの画像データに対し、書込装置でドットを形成するPWM変調のための信号生成を行っている。
LD駆動部26cは、上記のデータに従って、LD(レーザダイオード)26bを発光させて、感光体(ここでは図示せず)上に画像を形成する。
[構成B]
<データ蓄積前、前段画像処理部>
図5に示した画像処理部19は、前段画像処理40aと、後段画像処理40bに分かれる。前段画像処理40aは、ライン間補正処理部41a、変倍処理部41b、γ変換処理部41c、フィルタ処理部41d、色変換処理部41eまでの処理を行う(図8参照)。
ライン間補正処理部41aでの処理は、カラーCCD7の各RGBの取り付け位置の差によって生じるそれぞれRGB間のラインずれを補正する処理である。例えば、B(ブルー)のラインを基準とした場合、R(レッド)とB、G(グリーン)とBの間のラインずれ量を補正する処理を行う。
変倍処理部41bでは、読取の解像度から所望の解像度に変換するための処理を行う。γ変換処理部41cは、主に濃度調整(たとえば図10のような濃度調整)を目的とした変換処理で、一般的に図11のようなルックアップテーブル変換と呼ぶ方式を用いる。
フィルタ処理部41dでは、MTF補正、鮮鋭化、平滑化を目的としたフィルタ処理演算を行う。色変換処理部41eでは、出力デバイスの色空間、たとえば、CMYK色空間に変換するための処理を行う。
なお、カラー画像の場合は、RGB各成分に対して上記の処理を行い、モノクロ画像の場合は、RGBのGデータのパスを使って一成分だけ上記の処理を行う。通常、データ蓄積前に後段画像処理部が来る場合、蓄積容量最小重視であるため、階調数を低く設定する。ここで示した例では、2値の階調変換処理を選択する。
<データ蓄積前、後段画像処理(階調変換処理:固定しきい値2値化)>
書込装置が1bit,2階調まで出力可能な場合の固定しきい値2値化による階調変換について説明する。2値画像を所望する場合、階調変換処理により、8bit, 256階調のCMYKそれぞれの画像を2階調の2値画像データに変換し、画像データ[b]として後段に送る。
ここでは、説明を簡単にするため、固定しきい値処理の一例を挙げる。2値化しきい値が128の場合、処理部の入力画像の画素データに対して、下記の言う条件によって2値化を行う。
0 ≦ 画素データ < 128が真ならば 0
128 ≦ 画素データ ≦ 255 が真ならば 1
<データ蓄積前、後段画像処理(階調変換処理:固定しきい値4値化)>
次に、書込装置が2bit, 4値まで出力可能な場合の固定しきい値4値化による階調変換について説明する。4値画像を所望する場合、階調変換処理により、CMYKそれぞれ8bit, 256階調の画像を4階調の4値画像データに変換し、画像データ[b]として後段に送る。
ここでは、説明を簡単にするため、固定しきい値処理の一例を挙げると、処理部の入力画像の画素データに対して、下記の言う条件によって4値化を行う。
0 ≦ 画素データ < 64が真ならば 0
64 ≦ 画素データ < 128が真ならば 1
128 ≦ 画素データ < 192が真ならば 2
192 ≦ 画素データ ≦ 255が真ならば 3
<画像データ蓄積>
前記の画像データは階調処理を行う前のCMYKそれぞれ1ビットあるいは2ビットの画像データである。画像データは一旦メモリコントローラ27aを通してメモリ27bに蓄積する。
<書込信号処理部>
書込信号処理部26aでは、前記階調処理後のデータに対して、書込装置に画像を形成するために使用するレーザダイオードを発光させるための信号処理を行う。
階調処理後の低ビットの画像データに対し、書込装置でドットを形成するPWM変調のための信号生成を行っている。LD駆動部26cは、前記のデータに従って、LD(レーザダイオード)26bを発光させて、感光体(ここでは図示せず)上に画像を形成する。
次に、画像データの再利用が行えるカラーMFP[構成A]と、蓄積データの容量を最小にしてコストダウンを重視するカラーMFP[構成B]の2種類の製品に対し対応可能な回路構成を有する画像処理部19について説明する。
まず、図7を用いて画像処理部19の構成について説明する。図7は、本実施形態に係る画像処理部19の構成図である。画像処理部19は、前段画像処理手段/ASIC40aと、後段画像処理手段/ASIC40bと、後段画像処理手段/ASIC40bが蓄積前あるいは蓄積後に来るように、データパスを切替える前段画像パス切替手段/回路ブロック40cと、後段画像パス切替手段/回路ブロック40dと、から構成される。
メモリコントローラ/ASIC27aは、画像データをメモリ27bに蓄積するための制御を行う。なお、読取信号処理/ASIC25は、前述した黒減算回路34、シェーディング補正35などの読み取りデータの補正を実現する。
また、書込信号処理/ASIC26aは、LD駆動部26cにデータを転送するために必要な信号処理を行う。
前段画像処理手段/ASIC40aの処理内容を、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る前段画像処理手段/ASIC40aで実現される処理を説明するための図である。
前段画像処理手段/ASIC40aは、図8に示すように、ライン間補正処理部41a、変倍処理部41b、γ変換処理部41c、フィルタ処理部41d、色変換処理部41eから構成され、これらの処理を実現する。
色変換処理部41eは、スキャナで読み取ったRGB画像を、電子写真方式の出力装置の色空間CMYKデータに変換する。
後段画像処理手段/ASIC40bの処理内容を、図9を用いて説明する。図9は、本実施形態に係る後段画像処理手段/ASIC40bで実現される処理を説明するための図である。
後段画像処理手段/ASIC40bの主な画像処理は、8ビットの画像データを、出力装置で出力することができる階調数に変換する階調変換処理42cである。また、後述する画像データの再利用で使用する濃度変更を実現するための後段のγ変換処理42bも有する場合がある。
次に、画像データの再利用が行えるカラーMFP[構成A]の画像処理の構成と動作について説明する。図12は、本実施形態に係る画像データの流れを示すフローチャートである。
構成[A]の場合、蓄積後のデータに対して後段画像処理手段による階調処理を行うので、蓄積データサイズに左右されず、出力装置で可能な階調変換処理を行うことができる。そのため、構成[A]の方が、一般的に階調数が多くでき画質も良好になる。
また、この場合、蓄積後にγ変換処理42bで濃度変換を行うこともできるので、データの再利用も可能である。構成[A]の画像処理部の動作は、以下のようになる。
読み取った画像データ(図12 ステップS1)を、前段画像処理手段/ASIC40aで処理する(ステップS2)。その後、前段画像パス切替手段/回路ブロック40cは、前段画像処理/ASIC40aでの色変換後のCMYKデータを、メモリコントローラ/ASIC27aに流し、かつ、後段画像処理手段/ASIC40bの出力[C]からのデータは無効にするように、CPUを通して前段画像パス切替え回路40cに設定し、画像データをメモリコントローラ/ASIC27aを通じてメモリ27bに蓄積する(ステップS3)。
蓄積後のデータは、メモリコントローラ/ASIC27aから、後段画像処理手段/ASIC40bに流れる(ステップS4)。後段画像処理手段/ASIC40bは、前段画像処理手段/ASIC40aからのデータ入力[A]からのデータは無効とし、メモリコントローラ/ASIC27aからの入力データ[B]を有効データとして、一連の画像処理を行うように、CPU16を通して後段画像処理手段/ASIC40bに設定し、入力[A]からのデータは無効に設定する。
後段画像処理後の出力データは、出力口[D]に流し、出力口[C]は無効とする。以上が構成Aの画像データの流れである。
次に、蓄積データの容量を最小にしてコストダウンを重視するカラーMFP[構成B]の画像処理の構成と動作について説明する。図13は、本実施形態に係る画像データの流れを示すフローチャートである。
構成[B]の場合、階調処理後のデータをメモリに蓄積する。すなわち、蓄積前に後段画像処理手段による画像処理を行うことが、上記[構成A]と大きく異なる部分である。
読み取った画像データ(図13 ステップS5)は、前段画像処理手段/ASIC40aで一連の画像処理が行われ(ステップS6)、後段画像処理手段/ASIC40bに流れ、後段画像処理で階調処理などの一連の画像処理を行われ(ステップS7)、メモリ27bに蓄積される(ステップS8)。
前段画像処理パス切替手段/回路ブロック40cは、前段画像処理手段/ASIC40aからの画像データは無効とし、後段画像処理手段/ASIC40bの画像を有効データとして、後段画像処理の出力データ[C]から前段画像パス切替手段/回路ブロック40cにデータが流れるように設定する。
画像データは、前段画像パス切替手段/回路ブロック40cからメモリコントローラ/ASIC27aに流れる。後段画像処理手段/ASIC40bは、入力データ[A]に対し、一連の処理を行い、入力[B]のデータは無効とする。
メモリ27bに蓄積された画像データは、メモリコントローラ/ASIC27aを経由して、後段画像パス切替手段/回路ブロック40dに流れる。
後段画像処理は、CPU16からの設定に従って、後段画像処理[D]からのデータは無効とし、メモリコントローラ/ASIC27aからのデータを書込信号処理/ASIC26aに渡す。
次に、各構成の階調処理について詳述する。
構成[A]の場合、蓄積画像の再利用だけであるならば、同様に2値による階調変換処理で良いが、多ビットによる画質の改善を行う場合、出力装置が対応可能であることを前提として、たとえば2bit(4階調)、4bit(64階調)の階調変換処理を行う。
構成[B]のように階調処理を蓄積前に行う場合は、メモリ蓄積量を小さくするのが主な目的のため、通常階調処理後は2値(2階調)で行う。
上記実施形態により、蓄積容量重視のMFPと、再利用でかつ画質向上重視のMFPのどちらでも対応でき、開発工数及び開発費の低減によりコストダウンを図る画像処理装置及び画像処理方法を提供することができる。
また、蓄積容量重視のMFPと画質重視のMFPのどちらでも対応できる回路基板を有する画像処理装置であることによって、開発費日程と開発費の低減によりコストダウンを図ることができる。
また、前段画像処理と後段画像処理とで切替える最小の単位でASICにすることで、開発日程短縮と開発費の抑制によるコストダウンを図ることができる。
また、前段画像処理ASICと後段画像処理、前段画像パス切替え回路ブロックと後段画像パス切替えブロックを、一つのASICにして、さらなるコストダウンを図ることができる。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るカラーMFPの画像読取装置の構成図である。 本発明の実施形態に係るカラーMFPの電装制御のブロック図である。 本発明の実施形態に係る圧板読取モード時の原稿読取部の構成図である。 本発明の実施形態に係る原稿搬送読取モード時の原稿読取部の構成図である。 図2に示す読取信号処理部25の最も基本的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る読取信号処理部25を構成するアナログビデオ処理部21と、シェーディング補正処理部22の構成図である。 図5に示した画像処理部19の構成図である。 本発明の実施形態に係る後段画像処理手段/ASIC40bで実現される処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る後段画像処理手段/ASIC40bで実現される処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る濃度調整処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るルックアップテーブル変換と呼ぶ方式を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る画像データの流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像データの流れを示すフローチャートである。
符号の説明
4a 光源
7 CCD
8 原稿搬送用ステッピングモータ
12 走向体ステッピングモータ
16 CPU
17 光源ドライバ
18 CCD駆動部
19 画像処理部
20 原稿搬送用モータドライバ
21 アナログビデオ処理部
22 シェーディング補正処理部
25 読取信号処理部
26a 書込信号処理部
26b LD(レーザダイオード)
26c LD駆動部
27a メモリコントローラ
27b メモリ
28 走向体モータドライバ
31 プリアンプ回路
32 可変増幅回路
33 A/Dコンバータ
34 黒減算回路
35 シェーディング補正演算回路
36 ラインバッファ白基準データ
40a 前段画像処理手段/ASIC
40b 後段画像処理手段/ASIC
40c 前段画像パス切替手段/回路ブロック
40d 後段画像パス切替手段/回路ブロック
41a ライン間補正処理部
41b 変倍処理部
41c γ変換処理部
41d フィルタ処理部
41e 色変換処理部
42a 入力データ切替え部
42b γ変換処理部
42c 階調変換処理
42d データ出力先切替え部

Claims (13)

  1. 画像データを蓄積する蓄積手段と、
    前記画像データの読取り補正処理を行う前段画像処理手段と、
    前記画像データの処理を行う後段画像処理手段と、
    前記画像データのパスルートの切替えを制御し、前記後段画像処理手段による処理を、前記蓄積手段に蓄積する前の画像データ若しくは蓄積した後の画像データに対して行うようパスルートを切替える画像パス切替え手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記前段画像処理手段と、前記後段画像処理手段は、それぞれ別のASICで構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記前段画像処理手段と、前記後段画像処理手段と、前記画像パス切替え手段と、を1つのASICで構成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記後段画像処理手段は、階調処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記階調処理は、階調処理後の階調数を切替えることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記階調数の切替えは、2階調の2値画像データ又は4階調の4値画像データのいずれかに切替えることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記画像パス切替え手段により、蓄積前に前記後段画像処理手段による画像処理を行う場合は、前記階調数の切替えは、2階調の2値画像データに切替えることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 前記画像パス切替え手段により、蓄積後に前記後段画像処理手段による画像処理を行う場合は、前記階調数の切替えは、4階調の4値画像データに切替えることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  9. 前記画像データの読取り補正処理を行う工程と、
    前記読取り補正処理を行う工程により処理された画像データを有効とし、前記画像データの受け渡しを行う工程と、
    前記画像データの受け渡し工程から渡された画像データを蓄積する工程と、
    前記蓄積する工程から渡された画像データを有効とし、前記画像データの画像処理を行う工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 前記画像データの読取り補正処理を行う工程と、
    前記読取り補正処理を行う工程により処理された画像データの画像処理を行う工程と、
    前記画像処理を行う工程により処理された画像データを有効とし、前記画像データの受け渡しを行う工程と、
    前記画像データの受け渡し工程から渡された画像データを蓄積する工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  11. 前記画像処理を行う工程は、階調処理を行うことを特徴とする請求項9又は10記載の画像処理方法。
  12. 前記階調処理は、階調処理後の階調数を切替えることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 前記階調数の切替えは、2階調の2値画像データ又は4階調の4値画像データのいずれかに切替えることを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
JP2007004617A 2007-01-12 2007-01-12 画像処理装置及び画像処理方法 Withdrawn JP2008172594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004617A JP2008172594A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004617A JP2008172594A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008172594A true JP2008172594A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39700257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004617A Withdrawn JP2008172594A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008172594A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2141836A2 (en) 2008-07-01 2010-01-06 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
JP2011056810A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、カラー画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
US9894334B2 (en) 2013-11-11 2018-02-13 Seiko Epson Corporation Signal processing circuit, circuit substrate, and projector

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2141836A2 (en) 2008-07-01 2010-01-06 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
JP2011056810A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、カラー画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
US9894334B2 (en) 2013-11-11 2018-02-13 Seiko Epson Corporation Signal processing circuit, circuit substrate, and projector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005210268A (ja) 画像読み取り装置
US20080013133A1 (en) Contact-type color scanning unit, image scanning device, image scanning method, and computer program product
JP5194885B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JP2010114578A (ja) 画像処理装置
US8305661B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2008172594A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2002135576A (ja) 画像処理装置
JP2008227625A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
JP2003189099A (ja) 画像処理装置
JP4424090B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2003319150A (ja) 画像処理装置
JP4400321B2 (ja) 画像読取装置
JP3938283B2 (ja) 画像処理装置、画像読み取り装置、画像形成装置及び画像処理方法
US6700682B1 (en) Image processing system capable of easily changing subscanning magnification in image read
JP2008236045A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
JP2005338930A (ja) 画像処理装置
JP3858877B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006121622A (ja) 画像処理装置
CN101325645B (zh) 图像处理装置及图像形成装置
JP4070026B2 (ja) 画像処理装置及び同装置に用いるプログラム
JP5232030B2 (ja) 原稿読取装置
JP2011199471A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP3154242B2 (ja) 画像処理装置及びカラー画像処理方法
JP2000278516A (ja) 画像処理装置
JP2006254227A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100406