JP4868163B2 - 画像処理装置及び画像データ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スキャナ部が読み取った原稿画像を電話回線を通じて遠隔地の他のファクシミリ装置に送信するファクシミリ装置などの画像処理装置及びこのような画像処理装置において用いられる画像データの処理方法に関する。
スキャナ及びプリンタを備えたデジタル複合機(以下、単に複合機という)と呼ばれる装置がある。この複合機では、スキャナが原稿画像を読み取るスキャナ機能、プリンタが印刷を行う印刷機能、及びスキャナが読み取った原稿画像をプリンタが印刷するコピー機能などを備える。近年、この複合機にさらにファクシミリの送受信機能を備えたものが登場している。
例えば、特許文献1(特開2004−363705号公報)には、原稿を画像情報として読み取ったスキャンデータを用い、少なくとも同報送信可能なファクシミリ装置としての機能を含む複数の機能を備えた複合装置であって、前記同報送信時には、前記スキャンデータを符号化した送信データを蓄積し、当該送信データを各送信先の条件に応じた解像度に変換した後に、前記各送信先に送信する複合装置において、前記スキャンデータの解像度を変換する第一の解像度変換手段と、前記第一の解像度変換手段とは別に設けられた、前記同報送信時における各送信先の条件に応じた解像度変換を行う第二の解像度変換手段とを有することを特徴とする複合装置が開示されている。
特開2004−363705号公報
従来のファクシミリ装置においては、原稿スキャン部に自動的に連続的に原稿を送致する構成である自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)を設けてあるものが多い。このようなADFのうちシートフィード式のスキャン部に設けられたものは、原稿を搬送しながらスキャンを実施するので、原稿サイズが混載している場合、スキャン完了後に原稿サイズが分かる構造となっている。
一方、ファクシミリ送信においては、例えばA4の原稿を送信する場合、原稿の長手方向を搬送方向(副走査方向)とするようなプロトコルで送信が行われる。したがって、送信原稿をこの方向から90°回転させた状態でスキャンしたような場合には、装置側で送信プロトコルに沿うようにスキャンデータを90°回転させて元に戻す、という操作が必要となる。このようなスキャンデータの回転機能は、ファクシミリ装置の機能と一般的に定着している。
ところで、シートフィード式のスキャン部に設けられたADFでは、スキャン完了後に初めて原稿のサイズが判明する仕組みであることから、読み取ったスキャンデータを、ファクシミリ送信プロトコルで規定されるデータに解像度変換を行わなければならない。このような解像度変換処理を行う際には、数ラインの集合であるバンド単位毎に解像度変換処理を行うが、変換処理後に何ラインのバンドにするかを適切に決めるアルゴリズムがないと、画像にムラ・歪みが生じるなどの画質劣化が発生する可能性がある、という問題があった。
上記のような問題に対処するために、本発明の画像処理装置は、総ライン数Y1の第1画像データから総ライン数Y2の第2画像データへの解像度変換処理を行うために第1画像データを所定のバンドに分割し、バンド毎に解像度変換処理を行う画像処理装置であって、第1画像データにおけるライン数L1から構成される最終バンドでない第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
Figure 0004868163
(ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理し、第1画像データにおける最終バンドである第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
Figure 0004868163
(ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、解像度変換処理には、ニアレストネイバー法を用いることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、解像度変換処理には、バイリニア法を用いることを特徴とする。
また、本発明の画像データ処理方法は、総ライン数Y1の第1画像データから総ライン数Y2の第2画像データへの解像度変換処理を行うために第1画像データを所定のバンドに分割し、バンド毎に解像度変換処理を行う画像データ処理方法であって、
第1画像データにおけるライン数L1から構成される最終バンドでない第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
Figure 0004868163
(ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理し、第1画像データにおける最終バンドである第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
Figure 0004868163
(ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理することを特徴とする。
また、本発明の画像データ処理方法は、解像度変換処理には、ニアレストネイバー法を用いることを特徴とする。
また、本発明の画像データ処理方法は、解像度変換処理には、バイリニア法を用いることを特徴とする。
本発明の画像処理装置及び画像データ処理方法によれば、バンドの変換処理で切り捨てられた半端な(小数点以下の)ラインは、次のバンドの変換処理においてはこれを加えるようなアルゴリズムとしたものであるので、切り捨てラインが畳み込まれることなく、解像度変換処理後の画像データにムラや歪みなどの画質劣化が生じることがない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては画像処理装置として複合機を例にとり説明するが、本発明はこのような複合機に限らず単体としてのファクシミリ専用機などの画像形成装置にも適用可能なものである。
図1は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)及びその周辺のシステム構成を示す図である。図1において、10はLAN、WANなどのネットワーク、20は電話回線、100は複合機、110は複合機の主制御を行う制御部、120はファクシミリ文書の送受信を行うファクシミリ部、130は記録媒体への印刷を行うプリンタ部、140は原稿の読み取りを行うスキャナ部、150はユーザーとのインターフェイスとなる操作パネル部、160はネットワークI/F、170はUSB I/F、200、200’、200’’はパーソナルコンピュータ、300は外部機器をそれぞれ示している。
図1に示される画像処理装置(複合機)周辺のシステムでは、クライアントなどのパーソナルコンピュータ200、200’、200’’と複合機100とが、ネットワーク10を介して接続される構成となっている。また、複合機100のファクシミリ部120が電話回線20と、USB I/F170が、携帯電話やデジタルカメラなどの外部機器300と接続されるような構成とされている。
複合機100は、情報処理装置からなる複合機本体の主制御を行う制御部110と、ユーザーの入力操作を受け付ける入出力装置である操作パネル部150と、原稿・画像をスキャンしてカラーで読み込むスキャナ部140と、印刷用紙等に印刷を行うプリンタ部130と、ファクシミリ送受信を行うファクシミリ部120とを備える。つまり、複合機100は、スキャナ機能、印刷機能、スキャナ機能と印刷機能を組み合わせたコピー機能及びファクシミリ送受信機能を備えるものである。
複合機100の情報処理機構は、いずれも例えば汎用的なコンピュータシステムにより構成され、個々の構成要素または機能は、例えば、記憶手段に書き込まれたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
スキャナ部140は、原稿を載置可能な不図示の原稿台とこれを読み取る光学系からなる。スキャナ部140の原稿台には、原稿台に載置した原稿のサイズを検知することができる原稿サイズ検知センサが設けられている。また、複合機に100には、スキャナ部140に自動的に連続的に原稿を送致する構成である自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)が設けられている。
スキャナ部140によって読み取られた制御部110の不図示の記憶手段に一度取り込まれる。操作パネル部150などからの指定によって制御部110は、スキャナ部140で読み取られた原稿画像データを、そのまま、或いは設定された倍率でプリンタ部130から紙出力したり(複合機100のコピー機能)、ファクシミリ部120から電話回線を通じて送信したり(複合機100のファクシミリ機能)、ネットワークI/F160、ネットワーク10を介して、パーソナルコンピュータ200、200’、200’’に向けて送信したり(複合機100のスキャナ機能)する。
プリンタ部130は、記録用紙上に画像を形成するものであり、レーザーやLEDラインヘッドによって感光体上に潜像を形成する方式を採用した電子写真方式や、記録用紙上に直接インクを射出する方式を採用したインクジェット方式などの周知のハードウエア構成を用いることができる。制御部110は、操作パネル部150やパーソナルコンピュータ200、200’、200’’或いは、携帯電話、デジタルカメラなどの外部機器300からの指示に基づいて、プリンタ部130に所定の紙出力を行わせるものである。すなわち、プリンタ部130は、スキャナ部140によって読み取られた画像データやファクシミリ部210で受信されたファクシミリデータや、パーソナルコンピュータ200、200’、200’’のアプリケーションソフトウエアからのデータや外部機器300からの画像データなどを紙出力するものである。
ファクシミリ部120は、電話回線20と接続されていて、ファクシミリの送受信を行うファクシミリ送受信部(不図示)と、ファクシミリ送受信部が送信するための送信データを一時記憶する送信バッファ及びファクシミリ送受信部が受信した受信データを一時記憶する受信バッファを構成するためのファクシミリ部用のメモリを備えている。
また、ファクシミリ部120は、電話回線20からファクシミリ送信されてきたデータを受信すると、その受信データを一旦格納する。そして、格納された受信データは、制御部110へ送られて、プリンタ部130で印刷される。ファクシミリ部120は、複合機100内の他の構成とは独立にファクシミリ送受信を行う。つまり、ファクシミリ部120は、複合機100から送信データを受け付けると、複合機100とは独立にファクシミリ送信を行うし、電話回線20からファクシミリデータが送信されてくれば、それを受信する。
複合機100のコピー機能は、ユーザーの操作パネル部150の操作によって制御部110に設定される。操作パネル部150からは、コピー機能に係るコピー倍率の設定、原稿画像サイズの設定、出力用紙のサイズの設定を行うことができ、制御部110はこれらの設定に基づいて、複合機100のコピー機能を実行する。複合機100のコピー機能は、スキャナ部140にて読み取った原稿の原稿画像データに、コピー倍率処理を施し、これをプリンタ部130で指定されたサイズの用紙に紙出力する。
操作パネル部150のハードウエアは、操作に係わる表示を行うLCDからなる表示部と、指などによる押圧で入力が行えるタッチパネル部とから概略構成される。これらの表示部とタッチパネル部とは重ねて構成されており、ユーザーは表示部の表示を参照しつつ、指でタッチパネル部を操作することで複合機100の各種設定を行うことができるようになっている。タッチパネル部による入力機構、表示部による表示機構の具体的な構成については、周知の技術を用いることができる。この操作パネル部150で行うことができるのは、複合機100のファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能といった各種機能の選択、画像のプレビュー表示などである。
次に、本発明で用いられるスキャナ部140に搭載される自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)の自動搬送装置の概略構成を示す図である。
自動原稿搬送装置1420は、自動原稿搬送装置本体1421と、原稿載置トレイ1422と、第1の原稿搬送手段1423と、原稿排出トレイ1424とを備える。原稿排出トレイ1424は、原稿搬送装置本体1421上面の一部として一体に形成されている。原稿載置トレイ1422は原稿搬送路1427の上流端をなし、原稿排出トレイ1424は原稿搬送路1427の下流端をなす。第1の原稿搬送手段1423内の原稿搬送路1427には、原稿搬送方向上流側から順にピックアップローラ1423a、複数の搬送ローラ1423b、レジストローラ1423c、および排出ローラ1423dが設けられている。そして、原稿搬送路1427のうち、レジストローラ1423cの下方、透明ガラス製のプラテン1441の上面に第1の読み取り位置1428が設定されている。第1の読み取り位置1428は透明ガラス製のプラテン1441の上面に設定されている。原稿載置トレイ1422にセットされた原稿(不図示)は、操作パネル部150のスキャン開始ボタン(不図示)が押されると、前記各ローラによって原稿搬送路1427を搬送され、途中第1の読み取り位置1428で次に説明する画像読み取り部1440によって画像が読み取られる。
スキャナ部140には、画像読み取り部1440が内蔵されている。画像読み取り部1440は、透明ガラス製のプラテン1441、露光ランプ1442、第1のミラー1443、第2のミラー1444、第3のミラー1445、集光レンズ1446およびイメージセンサ(例えばライン型のCCD)1447を備える。露光ランプ1442および第1のミラー1443は露光装置枠1448aの内部に配置され、露光装置1448を構成する。露光装置1448は、ワイヤー1449aとプーリー1449bとプーリー1449bに連結された図示しないモータからなる露光装置駆動部1449により図中左右方向に水平に移動することができる。
原稿を第1の原稿搬送手段により自動搬送して原稿画像を読み取る場合には、露光装置1448が第1の読み取り位置1428の直下に移動し、露光ランプ1442からの光照射光が移動中の原稿を露光する。照射光は第1ミラー1443、第2ミラー1444、第3ミラー1445、集光レンズ1446を通じてCCD1447に到達して光電変換処理を経て電気信号となるように読み取られる。また、原稿固定方式で原稿画像を読み取る場合には、プラテン1441の上に載置された原稿を露光装置1448が移動しながら露光することにより、自動搬送の場合と同様に読み取られる。このような自動原稿搬送装置1420においては、原稿と原稿との間の切れ目をCCD1447でセンスすることなどによって、原稿サイズの検出が図られる。ここで、このようなスキャナ部140の自動原稿搬送装置1420に設けられる原稿サイズ検出機構を原稿サイズ検出部141と称することとする。
次に、以上のように構成される画像処理装置におけるスキャナ部140の自動原稿搬送装置1420で原稿を読み取るときに問題点について図面を参照しつつ説明する。図3は画像処理装置の自動原稿搬送装置1420での原稿読み取りの様子を模式的に示す図である。図3(A)は自動原稿搬送装置1420の露光装置1448でA3原稿を読み取る様子を、図3(B)は自動原稿搬送装置1420の露光装置1448でA4原稿を読み取る様子を、それぞれ示している。図3(A)ではA3原稿の短辺を主走査方向として、また、図3(B)ではA4原稿の長辺を主走査方向として読み取っている。A3原稿の短辺とA4原稿の長辺とは長さが等しいので、露光装置1448で原稿の最終端が検出されるまでは、自動原稿搬送装置1420の原稿サイズ検出部141が原稿のサイズを判定することができない。
このため、本実施形態の画像処理装置では、所定の解像度で読み取ったスキャンデータからファクシミリ送信プロトコルで規定されるデータに解像度変換処理を行うようにしている。
図4はファクシミリ送信プロトコルで規定される「送信解像度設定」及び、スキャナ部140での読み取り「解像度設定」を示す図である。複合機100においてファクシミリ送信を行う場合、ユーザーは操作パネル部150により、送信画質モードを選択する。なお、図4に示すようなテーブルは、後述する設定用テーブル113に記憶保持し、これを制御部が参照するように構成する。
ユーザーが設定可能なファクシミリ送信におけるモノクロの送信画質モードには(I)「標準モード」、(I I)「精細モード」、(I I I )「高精細モード」がある。
標準モードは、主走査方向の解像度は203dpiであり、また副走査方向の解像度は98dpiである。また、精細モードは、主走査方向の解像度は203dpiであり、また副走査方向の解像度は196dpiである。また、高精細モードは、主走査方向の解像度は約203dpiであり、また副走査方向の解像度は約391dpiである。これらのモードにおける主走査方向、副走査方向の解像度はいずれもファクシミリ送信のプロトコルで規定されているものである。
本実施形態の画像処理装置では、自動原稿搬送装置1420で原稿を読み取り終わるまで、原稿サイズ検出部141が原稿のサイズを判定することができないため、図4に示す「スキャナ部解像度設定」で定められる解像度で原稿読み取りを実行するものである。すなわち、ユーザーによって(I)「標準モード」が設定された場合には、スキャナ部140で主走査方向の解像度を300dpiに、また副走査方向の解像度を300dpiに設定して原稿をスキャンし、これを主走査方向の解像度203dpi、副走査方向の解像度98dpiに解像度変換処理を行う。
また、ユーザーによって(I I)「精細モード」が設定された場合には、スキャナ部140で主走査方向の解像度を300dpiに、また副走査方向の解像度を300dpiに設定して原稿をスキャンし、これを主走査方向の解像度203dpi、副走査方向の解像度196dpiに解像度変換処理を行う。
また、ユーザーによって(I I I )「高精細モード」が設定された場合には、スキャナ部140で主走査方向の解像度を400dpiに、また副走査方向の解像度を400dpiに設定して原稿をスキャンし、これを主走査方向の解像度203dpi、副走査方向の解像度391dpiに解像度変換処理を行う。
さらに、ファクシミリ送信プロトコルでは、原稿の長手方向を搬送方向(副走査方向)とするようなプロトコルで送信が行われるので、上記のような解像度変換処理に加え、送信プロトコルに沿うように必要時応じて、解像度変換処理されたデータを90°回転させる回転処理を行う。
次に、以上のように構成される画像処理装置におけるファクシミリ部120についてより詳しく説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)の画像送信のための構成を抜き出して示した図である。
図5における、図1に示さなかった部分について説明すると、111は解像度設定部、112は転送用メモリ、113は解像度の設定用テーブル、114は解像度変換命令信号生成部、115は回転処理命令信号生成部、121は画像処理部、121aは第1バッファメモリ、121bは第2バッファメモリ、122は二値化部、122aは非回転用バッファメモリ、122bは回転用バッファメモリ、123は符号化部、124は送信部をそれぞれ示すものである。
複合機100においてファクシミリ送信を行う場合、ユーザーは操作パネル部150により、送信画質モードを選択され、選択された送信画質モードが制御部110における制御に反映されるようになっている。
スキャナ部140は、原稿に記載されている文字や絵などを画像情報として読み取る部分であり、読み取り後の画像情報を画像データとして出力する。スキャナ部140の自動原稿搬送装置1420には、原稿サイズの検出機構である原稿サイズ検出部141が設けられており、スキャナ部1401が1ページのスキャン完了後に原稿サイズ検出部141が原稿のサイズを検出して、当該原稿のサイズを制御部110の解像度変換命令信号生成部114及び回転処理命令信号生成部115に出力するようになっている。
設定用テーブル113には、図4に示すようなテーブルが保持されており、操作パネル部150により指定された送信画質モードに応じて、スキャナ部140のスキャン解像度を設定したり、送信プロトコルに応じた解像度変換処理の設定をしたりするために利用される。
画像処理部121は、スキャナ部140で生成されたスキャン画像データが入力される第1バッファメモリ121aと、この第1バッファメモリ121aのスキャン画像データをバンド単位毎に解像度変換処理した解像度変換データが入力される第2バッファメモリ121bを備えてなる解像度変換部を有している。なお、スキャナ部140で生成されたスキャン画像データは、所定の単位毎に制御部110の転送用メモリ112に転送された後に、第1バッファメモリ121aに転送される。
また、画像処理部121ではエッジ強調、モアレ除去、背景除去などの画像処理を行うことによってファクシミリ送信画像の画質の向上を図ることもできる。なお、このような画像処理はエッジ強調、モアレ除去、背景除去単独の処理を行ってもよいし、全ての処理を行ってもよいし、または任意の組み合わせを実行してもよい。画像処理部121におけるエッジ強調、モアレ除去、背景除去などの画像処理についてはいずれも周知の方法を用いることができる。
解像度変換命令信号生成部114から出力される信号は、ファクシミリ部120の画像処理部121に入力される。画像処理部121においては、解像度変換命令信号生成部114からの信号を参照して、必要な解像度変換処理を行う。
また、回転処理命令信号生成部115から出力される信号は、ファクシミリ部120の二値化部122に入力される。二値化部122は、非回転用バッファメモリ122a、回転用バッファメモリ122bを有しており、回転処理命令信号生成部115からの信号を参照して、回転処理が不要である場合には、非回転用バッファメモリ122aからなんら処理することなく送信部124に送信し、回転処理が必要である場合には、非回転用バッファメモリ122aから、回転用バッファメモリ122bを利用して回転処理を施してから送信部124に送信する。
符号化部123は、画像データをエンコード(符号化)する部分である。前記スキャナ部140で読み取ったスキャン画像データ等をファクシミリ送信する際には、送信先(相手機)に合ったエンコード方式でデータを送る必要があるため、この符号化部123は、そのためのエンコードを行う。例えば、モノクロデータの場合には、MH、MR、MMRといった形式にエンコードする。
送信部124は、二値化部122で二値化されたデータ又は符号化部123で符号化されたデータを一時的に記憶する送信用のバッファメモリ(不図示)を備える。送信部124は、当該バッファメモリから画像データを取り出して、モデムによって相手機の解像度やエンコード方式等についても交信を行いつつ、逐次データを送信してする。
次に、以上のように構成される画像処理装置のファクシミリ部120におけるファクシミリ送信処理の動作について説明する。図6は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)におけるファクシミリ送信処理のフローチャートを示す図である。
図6において、ステップS100で、ファクシミリ送信処理が開始されると、次に、ステップS101に進み、原稿がモノクロ/カラーかが判定される。原稿がモノクロ/カラーかについての指定は、ユーザーが操作パネル部150の操作によって行うか、または検知手段による指定であっても構わない。
ステップS101における判定の結果が「モノクロ」であるときにはステップS102に進み、ステップS101における判定の結果が「カラー」であるときにはステップS108に進む。
ステップS102では、操作パネル部150で設定された送信モードに応じた解像度にて読み取りが行われる。すなわち、設定用テーブル113が参照されて、スキャナ部解像度設定がなされる。例えば、送信画質モードで「標準モード」が選択されていると、スキャナ部140では、主走査方向解像度は300dpiに、副走査方向解像度は300dpiに設定される。ステップS102において、読み取られたデータをスキャン画像データと称することとする。このスキャン画像データは、制御部110の転送用メモリ112を介してファクシミリ部120の画像処理部121に転送される。
次に、ステップS103では、画像処理部121に入力されたスキャン画像データは、解像度変換部によって必要となる解像度変換処理が実行される。以後、解像度変換部によって解像度変換処理されたスキャン画像データを解像度変換画像データと称することとする。この解像度変換画像データは、二値化部122へと転送される。解像度変換部においてどのような解像度変換処理を実行するかについては、解像度変換命令信号生成部114からの信号を参照することによって行われる。
ステップS104では、二値化部122において解像度変換画像データは二値化処理される。二値化部122によって生成されるデータは、二値化画像データと称することとする。二値化画像データは、必要に応じて回転処理されて、次に送信部124に転送される。
ステップS105では、二値化部122において二値化画像データに対して回転が必要であるか否かが判定される。このとき、回転処理命令信号生成部115からの信号が参照される。ステップS105における判定に結果がYESであるときには、ステップS107に進み、回転用バッファメモリ122bが利用されて回転処理が実行される。回転処理された二値化画像データはステップS106において、送信部124で通信回線へと送信される。
ステップS105における判定に結果がYESであるときには、ステップS106に進み、回転処理されることなく二値化画像データは送信部124で通信回線へと送信される。ステップS111で、ファクシミリ送信処理が終了される。
ステップS101における判定の結果が「カラー」であるときに進むステップS108では、操作パネル部150で設定された送信モードに応じた解像度にて読み取りが行われる。また、ステップS108での読み取りはカラー読み取りが実行される。ステップS108において、読み取られたデータをスキャン画像データと称することとする。このスキャン画像データは、制御部110の転送用メモリ112を介してファクシミリ部120の画像処理部121に転送される。
次に、ステップS109では、画像処理部121に入力されたスキャン画像データは、解像度変換部によって必要となる解像度変換処理が実行される。解像度変換部によって解像度変換処理されたスキャン画像データを解像度変換画像データと称することとする。この解像度変換画像データは、符号化部123に転送される。解像度変換部においてどのような解像度変換処理を実行するかについては、解像度変換命令信号生成部114からの信号を参照することによって行われる。
ステップS104では、符号化部123において解像度変換画像データは符号化処理される。符号化部123によって生成されるデータは、符号化画像データと称することとする。この符号化画像データは、必要に応じて回転処理されて、次に送信部124に転送される。
次に、ステップS106に進み、回転処理されることなく符号化画像データは送信部124で通信回線へと送信される。ステップS111で、ファクシミリ送信処理が終了される。
次に、本実施形態における解像度変換処理について説明する。図7は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における解像度変換処理を説明する図である。図7において、左の矩形は第1バッファメモリ121a上のスキャン画像データを示しており、右の矩形は第2バッファメモリ121b上の解像度変換画像データを示している。
ここで、本例では全ライン数Y1のスキャン画像データを、全ライン数Y2の解像度変換画像データに解像度変換処理するものとする。すなわち、本例ではY2/Y1の変倍処理がなされるものとも考えることができる。
スキャン画像データの解像度変換処理を行う際には、数ラインの集合である所定のバンド単位毎に解像度変換処理を行う。解像度変換処理においては、基本的にはL1ラインからなるバンドを順に処理していき、最後にL1ラインに満たないバンドの処理を行う。本例では、第1バンド、第2バンド、・・・、第5バンドはライン数L1のバンドで、第6バンドがライン数Lf(Lf<L1)のバンドである。なお、バンド単位を構成するライン数L1は任意に設定することができる。
以上のようにスキャン画像データの第1バンド、第2バンド、・・・、第6バンドは、解像度変換処理されて、解像度変換画像データの第1’バンド、第2’バンド、・・・、第6’バンドとなる。ここで、第1’バンドのライン数をL21、第2’バンドのライン数をL22、第3’バンドのライン数をL23、・・・、第n’バンドのライン数をL2nというように定義する。
スキャン画像データのL1ラインからなるバンドを、ライン数いくつのバンドにするかは、L1×(Y2/Y1)によって決定されるが、この値は必ずしも自然数となるわけではない。従来、L1×(Y2/Y1)の値が自然数とならないときには、切り捨てを行いつつ解像度変換画像データのバンドのライン数を決定していた。ところが、このような決定方式では、解像度変換画像データにムラ・歪みが生じるなどの画質劣化が生じる可能性がある、という問題があった。
上記のような問題は、切り捨てられたラインが、次々に畳み込まれるようなアルゴリズムであることが原因であるので、本発明においては、あるバンドの変換処理で切り捨てられた半端な(小数点以下の)ラインは、次のバンドの変換処理においてはこれを加えるようなアルゴリズムとして、切り捨てラインが畳み込まれないようにする。以下、このためのアルゴリズムを解像度変換処理のフローチャートによって説明する。
図8は本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における解像度変換処理のフローチャートを示す図である。図8において、ステップS200で解像度変換処理が開始されると、次にステップS201に進み、変数nに1がセットされる。この変数nは、先の第nバンドに対応している。
ステップS202では、Y1−n×L1>L1が成立するか否かが判定される。この判定ステップは、第nバンドのライン数をL1とすることができるか否かを判定するステップである。
ステップS202における判定の結果がYESであるときにはステップS203に進み、ステップS202における判定の結果がNOであるときにはステップS206に進む。
ステップS203であるときには、第nバンドのライン数をL1とすることができる。そして、ステップS203では、解像度変換画像データの第n’バンドのライン数L2nを下式(1)
Figure 0004868163
によって、決定する。ここで、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数を示す。また、L20=0とする。
図7に示す例では、n=1〜5のときに、この式によって第n’バンドのライン数L2nが決定される。具体的にみてみると、ライン数L21〜L25は、
L21=ROUNDDOWN{L1×(Y2/Y1)}−L20
L22=ROUNDDOWN{2L1×(Y2/Y1)}−(L21+L20)
L23=ROUNDDOWN{3L1×(Y2/Y1)}−(L22+L21+L20)
L24=ROUNDDOWN{4L1×(Y2/Y1)}−(L23+L22+L21+L20)
L25=ROUNDDOWN{5L1×(Y2/Y1)}−(L24+L23+L22+L21+L20)
のようになる。すなわち、式(1)の第2項(シグマの項)によって、これまで用いられていたバンドのライン数を差し引くようになっている。したがって、すなわち、切り捨ては各バンドのライン数を決める上で、それぞれ1回行うのみであり、前回の切り捨てによる畳み込みがなされないようになっている。このような計算を行うために、本発明はバンドの変換処理で切り捨てられた半端な(小数点以下の)ラインは、次のバンドの変換処理においてはこれを加えるようなアルゴリズムとしたものであるので、切り捨てラインが畳み込まれることなく、解像度変換処理後の画像データにムラや歪みなどの画質劣化が生じることがない。
ステップS204では、ライン数L1の第nバンドからライン数L2nの第n’バンドへと解像度変換処理を実行する。ここで、解像度変換処理としては、ニアレストネイバー法、バイリニア法などいずれも周知の方法を用いることができる。
なお、ニアレストネイバー法は、拡大(縮小)率に応じて、変換前の座標から適切なピクセル座標を取得し、その座標を変換後の色として採用するものである。従って、変換前と変換後とで色数が変化することはない。ニアレストネイバー法は、高速で処理できる反面、いわゆる単純間引きのため、画質の低下は否めない。
また、バイリニア法は、拡大(縮小)率に応じて、変換後のピクセルが変換前の領域に相当するのかを取得し、その領域内にある色を線形補完して、変換後のピクセルとするものである。従って、バイリニア法は、変換前には存在しない色が含まれることになり、一般的に色数は増える傾向にある。
ステップS205では、nが1インクリメントされ、ステップS202へと進む。
ステップS202における判定の結果がNOであると進む、ステップS206では、第nバンドのライン数はL1に満たない場合であり、解像度変換画像データのバンド処理の最終バンドである。このときの第nバンドのライン数をLfとする。
ステップS206では、解像度変換画像データの第n’バンド(同じく最終バンド)のライン数L2nを下式(2)
Figure 0004868163
によって決定する。ここで、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数を示す。また、L20=0とする。
図7に示す例では、n=6のときに、この式によって第n’バンドのライン数L2nが決定される。具体的にみてみると、
L26=Y2−(L25+L24+L23+L22+L21+L20)
なる計算によって第n’バンドのライン数L2nが求められる。
ステップS207では、ライン数Lfの第nバンド(最終バンド)からライン数L2nの第n’バンド(最終バンド)へと解像度変換処理を実行する。ここで解像度変換処理としては、ニアレストネイバー法、バイリニア法などいずれも周知の方法を用いることができる。
ステップS208では、解像度変換処理を終了する。
以上のような構成・方法によれば、バンドの変換処理で切り捨てられた半端な(小数点以下の)ラインは、次のバンドの変換処理においてはこれを加えるようなアルゴリズムとしたものであるので、切り捨てラインが畳み込まれることなく、解像度変換処理後の画像データにムラや歪みなどの画質劣化が生じることがない。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)及びその周辺のシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)の自動搬送装置の概略構成を示す図である。 画像処理装置の自動原稿搬送装置1420での原稿読み取りの様子を模式的に示す図である。 ファクシミリ送信プロトコルで規定される「送信解像度設定」及び、スキャナ部140での読み取り「解像度設定」を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)の画像送信のための構成を抜き出して示した図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)におけるファクシミリ送信処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における解像度変換処理を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置(複合機)における解像度変換処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
10・・・ネットワーク、20・・・電話回線、100・・・複合機、110・・・制御部、111・・・解像度設定部、112・・・転送用メモリ、113・・・設定用テーブル、114・・・解像度変換命令信号生成部、115・・・回転処理命令信号生成部、121・・・画像処理部、121a・・・第1バッファメモリ、121b・・・第2バッファメモリ、122・・・二値化部、122a・・・非回転用バッファメモリ、122b・・・回転用バッファメモリ、123・・・符号化部、124・・・送信部、130・・・プリンタ部、140・・・スキャナ部、150・・・操作パネル部、160・・・ネットワークI/F、170・・・USB I/F、200、200’、200’’ ・・・パーソナルコンピュータ、300・・・外部機器、1420・・・自動原稿搬送装置、1421・・・自動原稿搬送装置本体、1422・・・原稿載置トレイ、1423・・・第1の原稿搬送手段、ピックアップローラ・・・1423a、搬送ローラ・・・1423b、レジストローラ・・・1423c、排出ローラ・・・1423d、1424・・・原稿排出トレイ、1427・・・原稿搬送路、1428・・・第1の読み取り位置、1440・・・画像読み取り部、1441・・・プラテン、1442・・・露光ランプ、1443・・・第1のミラー、1444・・・第2のミラー、1445・・・第3のミラー、1446・・・集光レンズ、1447・・・イメージセンサ(ライン型のCCD)、1448・・・露光装置、1448a・・・露光装置枠、1449・・・露光装置駆動部、1449a・・・ワイヤー、1449b・・・プーリー

Claims (6)

  1. 総ライン数Y1の第1画像データから総ライン数Y2の第2画像データへの解像度変換処理を行うために第1画像データを所定のバンドに分割し、バンド毎に解像度変換処理を行う画像処理装置であって、
    第1画像データにおけるライン数L1から構成される最終バンドでない第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
    Figure 0004868163
    (ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)
    によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理し、
    第1画像データにおける最終バンドである第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
    Figure 0004868163
    (ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)
    によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理することを特徴とする画像処理装置。
  2. 解像度変換処理には、ニアレストネイバー法を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 解像度変換処理には、バイリニア法を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 総ライン数Y1の第1画像データから総ライン数Y2の第2画像データへの解像度変換処理を行うために第1画像データを所定のバンドに分割し、バンド毎に解像度変換処理を行う画像データ処理方法であって、
    第1画像データにおけるライン数L1から構成される最終バンドでない第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
    Figure 0004868163
    (ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)
    によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理し、
    第1画像データにおける最終バンドである第n番目のバンドを、第2画像データにおいては、
    Figure 0004868163
    (ただし、ROUNDDOWN(A)は、Aの小数点以下を切り捨てる関数。また、L20=0)
    によって決まるライン数L2nのバンドに解像度変換処理することを特徴とする画像データ処理方法。
  5. 解像度変換処理には、ニアレストネイバー法を用いることを特徴とする請求項4に記載の画像データ処理方法。
  6. 解像度変換処理には、バイリニア法を用いることを特徴とする請求項4に記載の画像データ処理方法。
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