JP4867946B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に関する。
従来、原稿が置かれる原稿テーブルと原稿台上の原稿を読取位置に搬送する自動給紙装置、所謂ADF(Auto Document Feeder)とを備え、原稿テーブル上の原稿又はADFによって読取位置に搬送されてきた原稿を読み取る画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−152813号公報
ところで、載置台上の原稿又はADFによって読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する画像形成装置では、ユーザがADFに原稿を搬送させて原稿を読み取らせようとするとき、ADFの原稿台に原稿を正しく載置しないと、原稿台に載置された原稿を検知するためのセンサによって原稿が検知されず、ADF上に原稿が載置されていないと判定されてしまうことがある。そのため、ADFの原稿台に載置された原稿を読み取る代わりに、原稿テーブルに置き去りにされている原稿、あるいは原稿が載置されていない場合は原稿テーブルを覆う原稿カバーを読み取ってしまうことがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減する画像読取装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は計時手段を有し、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定するものであり、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、且つ、前記原稿カバーが閉じている場合は、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が前記第1の時間を超えている場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が前記第1の時間以内である場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行する
原稿台上の原稿を読み取る場合と載置台上の原稿を読み取る場合とでは開閉検知手段の検知結果に違いが生じる。
したがって、原稿搬送手段の原稿台上の原稿が検知されていない場合は、操作者に載置台上の原稿を読み取らせる意思があるか否かを開閉検知手段の検知結果に基づいて判定し、載置台上の原稿を読み取らせる意思がないと判定した場合には載置台上の原稿の読取処理を実行しないようにすれば、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
この発明によると、載置台上の原稿の読取処理を実行するか否かを開閉検知手段の検知結果に基づいて決定するので、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
また、載置台上の原稿を読み取らせる場合、原稿カバーを閉じてから読取処理の開始指示を入力するまでの時間は一般に短時間であり、多くの場合はある一定の時間(第1の時間)以内である。つまり、操作者に載置台上の原稿を読み取らせる意思があれば開始指示の入力時から遡って第1の時間以内に原稿カバーの開状態が検知されるはずである。
逆にいうと、原稿搬送手段の原稿台上の原稿が検知されていない場合に、原稿カバーの開状態が開始指示の入力時から遡って第1の時間以内に検知されていない場合は、操作者には載置台上の原稿を読み取らせる意思はなく、原稿搬送手段の原稿台上に原稿を不正確に載置してしまった可能性が高いといえる。
この発明によると、原稿搬送手段の原稿台上の原稿が検知されていない場合に、開始指示の入力時から遡って第1の時間以内に原稿カバーの開状態が検知されていない場合は載置台上の原稿の読取処理を実行しないので、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
第2の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データを出力する出力手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は計時手段を有し、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定し、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから今回の前記開始指示までの時間が第3の時間以内であるかを前記計時手段を用いて判定するものであり、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから今回の前記開始指示までの時間が前記第3の時間を超えている場合、且つ、前記原稿カバーが閉じている場合は、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が前記第1の時間を超えている場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が前記第1の時間以内である場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから今回の前記開始指示までの時間が前記第3の時間以内の場合は、前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力するか、又は前記載置台上の原稿の前記読取処理で生成した画像データを記憶する記憶手段を備えておき、前記記憶手段に記憶されている前記画像データを前記出力手段により出力するか、又は前記記憶手段に記憶されている前記画像データを出力するか否かをユーザに選択させ、ユーザが前記画像データを出力するという選択をした場合に前記記憶手段に記憶されている前記画像データを前記出力手段により出力する。
原稿を読み取った後、同一の原稿を再度読み取る場合もあり得る。同一の原稿を再度読み取る場合は、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間はある特定の時間(第3の時間)以内である可能性が高い。
ところで、同一の原稿を再度読み取る場合、前回読み取った画像データを記憶しておけば、読取処理を再度実行する必要がなく効率がよい。特に原稿搬送手段の原稿台上に載置された原稿を再度読み取る場合は原稿を原稿台に載置しなおす手間を省略できるので特に効率がよい。
この発明によると、読取手段で生成した画像データを記憶しておき、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間が第3の時間以内である場合は読取処理を実行しないので、出力処理の効率を向上できる。
また、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間が第3の時間以内であっても、記憶手段に記憶されている画像データを出力したくない場合もある。
この発明によると、操作者は、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間が第3の時間以内である場合に、記憶手段に記憶されている画像データを出力するか否かを選択できる。
の発明は、第1又は第2の発明の画像読取装置であって、前記制御手段は、前記原稿カバーが開状態に変化した時から前記原稿カバーが閉状態に変化した時までの時間を前記計時手段を用いて計時するものであり、前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時から今回の前記開始指示までの時間が前記第1の時間以内であっても、前記原稿カバーが開状態に変化した時から前記原稿カバーが閉状態に変化した時までの時間が第2の時間未満であった場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行しない。
載置台に原稿を載置する場合、原稿を載置するために原稿カバーを開いてから原稿カバーを閉じるまでには一般にある程度の時間(第2の時間)を要する。逆にいうと、原稿カバーを開いてから原稿カバーを閉じるまでの時間が第2の時間未満である場合は、原稿の有無を確認したのみで原稿の載置は行っていない可能性が高い。
この発明によると、原稿カバーが開状態から閉状態に変化した時が開始指示の入力時から遡って第1の時間以内であっても、原稿カバーを開いてから原稿カバーを閉じるまでの時間が第2の時間未満である場合は原稿の有無を確認したのみで原稿の載置は行っていないとして読取処理を実行しない。よって、読取ミスをより低減できる。
の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は、前回の前記開始指示から今回の前記開始指示まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったか否かを前記開閉検知手段を用いて判定するものであり、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、且つ、前記原稿カバーが閉じている場合は、前回の前記開始指示から今回の前記開始指示まで前記原稿カバーが連続して閉状態であった場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前回の前記開始指示から今回の前記開始指示まで前記原稿カバーが連続して閉状態ではなかった場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行する
前回の開始指示から今回の開始指示まで原稿カバーの開状態が検知されていない場合は、操作者は載置台上の原稿を読み取らせようとはしていない可能性が高いといえる。
この発明によると、前回の開始指示から今回の開始指示まで原稿カバーが連続して閉状態であった場合は載置台上の原稿の読取処理を実行しないと判定するので、原稿搬送手段の原稿台上に原稿を不正確に載置してしまっても、誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データを出力する出力手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は計時手段を有し、前回の前記開始指示から今回の前記開始指示まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったか否かを前記開閉検知手段を用いて判定し、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから今回の前記開始指示までの時間が第3の時間以内であるかを前記計時手段を用いて判定するものであり、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから今回の前記開始指示までの時間が前記第3の時間を超えている場合、且つ、前記原稿カバーが閉じている場合は、前回の前記開始指示から今回の前記開始指示まで前記原稿カバーが連続して閉状態であった場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前回の前記開始指示から今回の前記開始指示まで前記原稿カバーが連続して閉状態ではなかった場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから今回の前記開始指示までの時間が前記第3の時間以内の場合は、前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力するか、又は前記載置台上の原稿の前記読取処理で生成した画像データを記憶する記憶手段を備えておき、前記記憶手段に記憶されている前記画像データを前記出力手段により出力するか、又は前記記憶手段に記憶されている前記画像データを出力するか否かをユーザに選択させ、ユーザが前記画像データを出力するという選択をした場合に前記記憶手段に記憶されている前記画像データを前記出力手段により出力する
原稿を読み取った後、同一の原稿を再度読み取る場合もあり得る。同一の原稿を再度読み取る場合は、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間はある特定の時間(第3の時間)以内である可能性が高い。
ところで、同一の原稿を再度読み取る場合、前回読み取った画像データを記憶しておけば、読取処理を再度実行する必要がなく効率がよい。特に原稿搬送手段の原稿台上に載置された原稿を再度読み取る場合は原稿を原稿台に載置しなおす手間を省略できるので特に効率がよい。
この発明によると、読取手段で生成した画像データを記憶しておき、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間が第3の時間以内である場合は読取処理を実行しないので、出力処理の効率を向上できる。
また、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間が第3の時間以内であっても、記憶手段に記憶されている画像データを出力したくない場合もある。
この発明によると、操作者は、前回の読取処理が終了してから今回の開始指示までの時間が第3の時間以内である場合に、記憶手段に記憶されている画像データを出力するか否かを選択できる。
の発明は、第2又は第5の発明の画像読取装置であって、前記制御手段は、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で生成した画像データを前記記憶手段に記憶しておく場合は、前記読取処理が終了してから前記第3の時間以上経過すると、前記記憶手段に記憶されている前記画像データを破棄する。
この発明によると、第3の時間以上経過すると画像データを破棄するので、記憶手段を効率よく利用できる。
の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿を検知する第2の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は計時手段を有し、前記第2の原稿検知手段の検知結果が原稿非検知から原稿検知に変化した時から前記開始指示が入力された時までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定するものであり、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合は、前記載置台上の原稿が検知されていない場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記載置台上の原稿が検知されている場合は、前記第2の原稿検知手段の検知結果が原稿非検知から原稿検知に変化した時から前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間以内であるか否かを判定し、前記第1の時間以内である場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行し、前記第1の時間を超えている場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行しない。
載置台に原稿を載置してから読取処理の開始指示を入力するまでの時間は一般に短時間であり、多くの場合はある一定の時間(第1の時間)以内である。つまり、操作者に載置台上の原稿を読み取らせる意思があれば第1の時間以内に第2の原稿検知手段の検知結果が原稿非検知(原稿無し)から原稿検知(原稿有り)に変化しているはずである。
逆にいうと、原稿搬送手段の原稿台上の原稿が検知されていない場合に、第1の時間以内に第2の原稿検知手段の検知結果が原稿無しから原稿有りに変化していなければ、操作者には載置台上の原稿を読み取らせる意思はなく、原稿搬送手段の原稿台上に原稿を不正確に載置してしまった可能性が高いといえる。
この発明によると、原稿搬送手段の原稿台上の原稿が検知されていない場合に、第1の時間以内に第2の原稿検知手段の検知結果が原稿非検知から原稿検知に変化していない場合は載置台上の原稿の読取処理を実行しないので、原稿搬送手段の原稿台上に原稿を不正確に載置してしまっても、誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成された画像データを出力する出力手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して前記出力手段により画像データを出力し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行し、当該読取処理によって生成した画像データが無地画像ではない場合は前記出力手段により当該画像データを出力し、当該読取処理によって生成した画像データが無地画像である場合は当該画像データを出力しない。
載置台上に原稿が載置されていない場合に誤って載置台を読み取ってしまうと無地の画像を表す画像データが生成される。
この発明によると、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスが起きても、生成した画像データが無地画像の場合は出力しないので、読取ミスによって生成した画像データが出力されてしまうことを低減できる。
の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成された画像データを記憶する記憶手段と、前記読取手段で生成された画像データを出力する出力手段と、前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、を備え、前記制御手段は、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して前記出力手段により画像データを出力し、前記原稿台上の原稿が検知されていない場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行し、当該読取処理によって生成した画像データと前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で前記記憶手段に記憶された画像データとが類似していない場合は前記出力手段により当該画像データを出力し、類似している場合は当該画像データを出力しない。
載置台上に原稿が置き去りにされていた場合、当該原稿を再度読み取ると、生成される画像データと、記憶手段に記憶されている前回の読取処理で当該原稿を読み取って生成された画像データとは類似するものとなる。
この発明によると、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスが起きても、生成した画像データと記憶手段に記憶されている画像データとが類似している場合は出力しないので、読取ミスによって生成した画像データが出力されてしまうことを低減できる。
本発明によれば、原稿搬送手段の原稿台上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台上の原稿を読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。
(複合機の外観)
図1及び図2は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を有する複合機1(画像読取装置の一例)の外観を部分的に示す斜視図である。
複合機1の本体ケース3における上面には、原稿が載置される透明なガラスで形成された載置台16が水平状態で固定されており、その前方の本体ケース3の上面には各種の設定や指示を入力するためのボタンスイッチや液晶パネルを備えた操作部13が配置されている。本体ケース3の上面のうち後側縁には、ヒンジ8を介して上下回動可能に原稿カバー17が連結され、原稿カバー17の上面一側には原稿台22を有するADF19(原稿搬送手段の一例)が設けられている。
(複合機の概略構成)
図3は、複合機1の構成を簡略化して示す模式図である。
複合機1は、原稿を読み取るスキャナ部11、紙等の被記録媒体に画像を形成するプリンタ部12(出力手段の一例)、操作部13、ファクシミリ部14(出力手段の一例)、制御部15(制御手段の一例)などを備えている。
スキャナ部11は所謂フラットベッド方式のイメージスキャナであって、載置台16、原稿カバー17、原稿カバー17の開閉状態を検知する開閉検知センサ18(開閉検知手段の一例)、原稿台22上の原稿を読取位置Rに搬送するADF19、原稿台22上の原稿を検知する第1の原稿検知センサ20(第1の原稿検知手段の一例)、載置台16上の原稿M又はADF19によって読取位置Rに搬送されてきた原稿Nを読み取って画像データを生成する読取部21(読取手段の一例)などで構成されている。
開閉検知センサ18は、例えば原稿カバー17が閉状態になるとオンになり、開状態になるとオフになるスイッチである。開閉検知センサ18は原稿カバー17が閉状態になるとオン信号を出力し、原稿カバー17が開状態になるとオフ信号を出力する。
ADF19は、原稿が載置される原稿台22、図示しない複数のローラ、これら複数のローラを回転駆動する図示しない駆動モータなどで構成されており、原稿台22に載置されている原稿Nを1枚ずつ分離して読取位置Rに搬送する。原稿Nは読取位置R上を搬送されている間に読取部21によって読み取られ、原稿カバー17の上に排出される。
第1の原稿検知センサ20は、例えば検知位置Dまで挿し込まれるように原稿台22上に原稿Nが載置されるとオンになり、検知位置Dに原稿Nが無いとオフになるスイッチである。第1の原稿検知センサ20は検知位置Dに原稿Nが有るときは制御部15にオン信号を出力し、検知位置Dに原稿Nが無いときはオフ信号を出力する。
読取部21は、CIS(密着型イメージセンサ)などのラインセンサ23、原稿を照射する図示しない光源、原稿で反射された反射光をラインセンサ23に入射させる光学系24、ラインセンサ23や光源などが搭載されるキャリッジ25、キャリッジ25をラインセンサ23の延伸方向(主走査方向)に垂直な副走査方向(X方向)に搬送する図示しない搬送機構、ラインセンサ23から出力されるアナログのセンサ出力をデジタル信号に変換し、シェーディング補正やガンマ補正などの所定の画像処理を施して画像データを生成する図示しない画像処理部などで構成されている。
読取部21は、載置台16に載置されている原稿Mを読み取るときは搬送機構によりラインセンサ23を副走査方向に搬送しつつ読み取りを行い、一方、原稿台22に載置されている原稿Nを読み取るときはラインセンサ23を読取位置Rの下に定位させて読み取りを行う。
プリンタ部12は、用紙カセットにセットされた紙などの被記録媒体を搬送する搬送機構などを有し、スキャナ部11で生成された画像データやファクシミリ部14で受信した画像データに基づいて被記録媒体上にレーザー方式やインクジェット方式などで画像を形成(印刷)することにより画像データを出力する。
操作部13は、後述のコピー処理の開始指示をユーザが入力するためのコピーボタン(指示手段の一例)などの複数のボタンスイッチ、液晶ディスプレイなどの表示装置などで構成されている。操作者は表示装置に表示される画面を参照しつつボタンスイッチを押下することにより各種の設定や各種の指示を入力する。
ファクシミリ部14は電話回線を通じて他のファクシミリ装置との間で画像データの送受信を行う。
制御部15は、CPU、ROM、RAM(記憶手段の一例)、計時手段などで構成されており、ROMに記憶されている各種のプログラムを実行することにより複合機1の各部を制御する。具体的には例えば、制御部15はADF19及び読取部21を制御して載置台16又は原稿台22上の原稿を読み取って画像データを生成し、プリンタ部12を制御して画像データを印刷するコピー処理(読取処理及び出力処理の一例)、ファクシミリ部14を制御して画像データをファクシミリ送信するファクシミリ送信処理(読取処理及び出力処理の一例)などを実行する。
(複合機の処理概要)
ここでは操作部13のコピーボタンがユーザにより押下されたときに開始されるコピー処理を例に複合機1の処理概要を説明する。
図4は、コピー処理の概要を示す模式図である。コピー処理は、第1の原稿検知センサ20が原稿Nを検知している(ADF19の原稿台22上に原稿Nが有るとみなされる)場合と第1の原稿検知センサ20が原稿Nを検知していない(ADF19の原稿台22上に原稿Nが無いとみなされる)場合とで処理が大きく分かれる。
始めに、ADF19の原稿台22上に原稿Nが有る場合の処理について説明する。ADF19の原稿台22上に原稿Nが有る場合は、原稿台22上の原稿Nを読み取って画像データを生成し、生成した画像データを印刷する。
次に、ADF19の原稿台22上に原稿Nが無い場合の処理について説明する。
この場合、前回の載置台16上の原稿Mの読取処理が終了した時から今回の開始指示が入力された時までの時間が1分(第3の時間の一例)以内であるか否かによって処理が分かれる。
前回の読取処理が終了した時から今回の開始指示が入力された時までの時間が1分以内である場合は、同一の原稿を再コピーしようとしている可能性がある。同一の原稿を再コピーするのであれば前回の読取処理で生成した画像データを再印刷すればよく、同一の原稿について読取処理を再度実行する必要はない。そこで、複合機1は生成した画像データを記憶しておき、前回の読取処理が終了した時から今回の開始指示が入力された時までの時間が1分以内である場合は、再コピーするか否かを操作者に問い合わせ、操作者が再コピーを選択した場合は前回生成した画像データを再印刷する。このように再コピーの場合には読取処理を省略すると効率がよい。
一方、操作者が再コピーを選択しなかった場合は、本実施形態では何も実行せずに処理を終了する。なお、再コピーを選択しなかった場合は原稿Mを読み取って印刷するコピーを実行するようにしてもよい。
前回の開始指示が入力された時から今回の開始指示が入力された時までの時間が1分(第3の時間の一例)を越えている場合は、現在の原稿カバー17が開状態であるか否かによって処理が分かれる。
現在の原稿カバー17の状態が開状態である場合は、載置台16上の原稿Mをコピーする。ADF19の原稿台22に原稿Nを載置して読み取らせようとするときは、通常は原稿カバー17を閉じるので、原稿カバー17が開いている場合は原稿台22に原稿Nを載置して読み取らせようとしている可能性は低い。原稿カバー17が開いているときはむしろ本などの厚みのある原稿Mを載置台16に載置して読み取らせようとしている可能性の方が高い。そこで、本実施形態では現在の原稿カバー17の状態が開状態である場合は載置台16上の原稿Mのコピーを実行する。
現在の原稿カバー17が開状態でない場合、すなわち閉状態である場合は、前回の開始指示から今回の開始指示までの間に原稿カバー17の開状態が検知されたか否かによって処理が分かれる。
前回コピーした原稿Mを再コピーするのではなく別の原稿Mを載置台16に載置してコピーしようとしているのであれば、操作者は前回の開始指示から今回の開始指示までの間に原稿カバー17を開状態にして載置台16に別の原稿Mを載置しているはずである。逆にいうと、開状態が検知されていない場合は、操作者には載置台16上の原稿Mを読み取らせようとする意思はなく、ADF19に原稿Nをセットして読み取らせようとしたが不正確にセットしてしまったために原稿Nが検知位置Dまで差し込まれず、第1の原稿検知センサ20が原稿Nを検知できずに原稿台22上に原稿Nが無いと判定されてしまった可能性が高い。
この場合、載置台16上の原稿Mを読み取って印刷してしまうと、載置台16上に置き去りにされた原稿Mがコピーされてしまう、あるいは原稿が載置されていない場合は載置台16を覆う原稿カバー17を読み取って無地の画像を印刷してしまうことになり、操作者は無駄なコピーが終わるまで待たされる上、被記録媒体や電力などの資源が浪費されることになる。そこで、本実施形態では前回の開始指示から今回の開始指示までの間に原稿カバー17の開状態が検知されていない場合は載置台16上の原稿Mのコピーを実行しない。
一方、前回の開始指示から今回の開始指示までの間に原稿カバー17の開状態が検知されている場合は、今回の開始指示の入力時から遡って1分(第1の時間の一例)以内に原稿カバー17が開状態から閉状態に変化しているか否かによって処理が分かれる。
原稿カバー17を閉じてから読取処理の開始指示を入力するまでの時間は一般に短時間であり、多くの場合は1分以内である。つまり、操作者に載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思があるのであれば、原稿カバー17の状態は今回の開始指示の入力時から遡って1分以内に開状態から閉状態に変化しているはずである。
逆にいうと、今回の開始指示の入力時から遡って1分以内に原稿カバー17が開状態から閉状態に変化していなければ、操作者には載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思はなく、ADF19に原稿Nをセットして読み取らせようとしたが不正確にセットしてしまったために原稿台22上に原稿Nが無いと判定されてしまった可能性が高い。
そこで、本実施形態では今回の開始指示の入力時から遡って1分以内に原稿カバー17が開状態から閉状態に変化していない場合は載置台16上の原稿Mのコピーを実行しない。したがって、例えば原稿カバー17の開状態が開始指示の入力時から遡って1分以内に検知されていない場合は、載置台16上の原稿Mの読取処理は実行されないことになる。
一方、今回の開始指示の入力時から遡って1分以内に原稿カバー17が開状態から閉状態に変化している場合は、当該開状態であった時間が5秒(第2の時間の一例)未満であったか否かによって処理が分かれる。
載置台16に原稿Mを載置する場合、原稿カバー17を開いてから原稿カバー17を閉じるまでには一般に5秒以上の時間を要する。逆にいうと、原稿カバー17を開いてから原稿カバー17を閉じるまでの時間が5秒未満である場合は、操作者は載置台16に原稿Mが残っていないかを確認したのみであり、原稿Mの載置は行っていない可能性が高い。
つまり、5秒未満である場合は操作者には載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思はなく、原稿台22に原稿Nをセットして読み取らせようとしたが不正確にセットしてしまったために原稿台22上に原稿Nが無いと判定されてしまった可能性が高い。そこで、本実施形態では当該開状態であった時間が5秒未満であった場合は載置台16上の原稿Mのコピーを実行しない。
一方、当該開状態であった時間が5秒以上であった場合は、操作者によって載置台16上に原稿Mが載置された可能性が高い。つまり、操作者には載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思がある可能性が高い。そこで、本実施形態では当該開状態であった時間が5秒以上であった場合は載置台16上の原稿Mのコピーを実行する。
(複合機の処理の具体例)
次に、第1の原稿検知センサ20の出力信号、開閉検知センサ18の出力信号、原稿台22上の原稿Nの読取処理、載置台16上の原稿Mの読取処理、印刷処理の関係をいくつかの具体例に基づいて説明する。
図5は、ADF19の原稿台22に載置されている原稿Nのコピー及び再コピーを行うタイムチャートである。
時点T1においてコピーボタンが押下された時、第1の原稿検知センサ20の出力信号はオン(原稿有り)である。この場合、時点T1においてコピーボタンが押下されると、複合機1はADF19の原稿台22に載置されている原稿Nの読取処理を実行し、読取処理によって生成した画像データの印刷処理を実行する。すなわち原稿台22に載置されている原稿Nのコピーを実行する。
図6は、本などの厚みのある原稿Mを載置台16に載置してコピー及び再コピーを行うタイムチャートである。前回の載置台16上の原稿Mの読取処理が終了したときから時点T5においてコピーボタンが押下されるまでの時間は1分を越えているとする。
時点T5においてコピーボタンが押下された時、第1の原稿検知センサ20の出力信号はオフ(原稿無し)であり、開閉検知センサ18の出力信号はオフ(開状態)である。この場合、複合機1は載置台16に載置されている原稿Mの読取処理を実行し、読取処理によって生成した画像データの印刷処理を実行する。すなわち載置台16に載置されている原稿Mのコピーを実行する。
図示する例ではコピーを実行した後の時点T7で再度コピーボタンが押下されている。前回の読取処理が終了した時点T6と時点T7との時間差は1分以内である。この場合、複合機1は再コピーと判定する。
ただし、複合機1は再コピーと判定するが、前回生成した画像データを直ちに印刷するのではなく、操作者に再コピーを行うのか否かを問い合わせる。操作者は再コピーをする場合は一定時間以内にコピーボタンを再度押下する。図示する例では一定時間以内である時点T8でコピーボタンが再度押下されており、この場合、複合機1は読取処理を実行せず、前回生成した画像データの印刷処理のみを行う。
なお、本実施形態では再コピーであるか否かを前回の読取処理が終了した時点T6と時点T7との時間差が1分以内であるか否かにより判定しているが、再コピーであるか否かは、前回の開始指示が入力された時点T5と時点T7との時間差に基づいて判定してもよいし、前回の印刷処理が終了した時点T6'と時点T7との時間差に基づいて判定してもよい。
図7は、載置台16に載置されている原稿Mをコピー及び再コピーを行うタイムチャートである。前回の載置台16上の原稿Mの読取処理が終了した時から時点T10においてコピーボタンが押下されるまでの時間は1分を超えているとする。時点T10においてコピーボタンが押下された時、第1の原稿検知センサ20の出力信号はオフ(原稿無し)であり、開閉検知センサ18の出力信号はオン(閉状態)である。図示する例では時点T10においてコピーボタンが押下されるより前の時点T9において開閉検知センサ18の出力信号がオフ(開状態)からオン(閉状態)に変化している。そして、時点T9において開閉検知センサ18の出力信号がオン(閉状態)に変化するまで開閉検知センサ18の出力信号は連続して5秒以上オフ(開状態)である。
この場合、時点T10においてコピーボタンが押下されると、複合機1は載置台16に載置されている原稿Mの読取処理を実行し、読取処理によって生成した画像データの印刷処理を実行する。すなわち載置台16に載置されている原稿Mのコピーを実行する。
図示する例ではコピーを実行した後の時点T12で再度コピーボタンが押下されている。時点T11と時点T12との時間差は1分以内である。この場合、複合機1は操作者に再コピーを行うのか否かを問い合わせ、一定時間以内にコピーボタンが再度押下された場合は前回生成した画像データの印刷処理を行う。図示する例では一定時間以内である時点T13でコピーボタンが再度押下されており、この場合、複合機1は読取処理を実行せず、前回生成した画像データの印刷処理のみを行う。
(複合機の処理の詳細)
次に、複合機1の処理の詳細について説明する。
以下の処理において、複合機1は原稿の読取処理を実行して画像データを生成すると、生成した画像データを再コピーのためにRAMに記憶し、読取処理が終了してから1分を経過したときに破棄するものとする。
図8は、複合機1の処理の流れを示すフローチャートである。本処理は操作者が操作部13のコピーボタンを押下して開始指示を入力すると開始される。
S105では、制御部15は第1の原稿検知センサ20の出力信号の状態を判定し、出力信号がオン(原稿有り)のときは原稿Nが有ると判定してADF19の原稿台22上の原稿Nの読取処理(S110)に進む。一方、出力信号がオフ(原稿無し)のときは制御部15は原稿Nが無いと判定し、載置台16上の原稿Mの読取処理(S115)に進む。
S110では、制御部15はADF19及び読取部21を制御して原稿台22上の原稿Nの読取処理を実行し、読取処理によって生成した画像データを印刷する。
次に、載置台16上の原稿Mの読取処理(S115)について説明する。
図9は、載置台16上の原稿Mの読取処理の流れを示すフローチャートである。
S305では、制御部15はコピーボタンが押下されたのが前回の載置台16上の原稿Mの読取処理が終了してから1分(第3の時間の一例)以内であるか否かを判定する。制御部15は1分以内の場合はS310に進んで1分以内の場合の処理を実行し、1分を超えている場合はS315に進む。
S315では、制御部15は現在の原稿カバー17が閉状態であるか否かを判定する。制御部15は現在の原稿カバー17が閉状態である場合はS320に進み、開状態である場合はS340に進む。
S320では、制御部15は前回の開始指示から今回の開始指示までの間に原稿カバー17の開状態が検知されたかを判定する。制御部15は、開状態が検知された場合はS325に進み、開状態が検知されなかった場合は処理を終了する。
S325では、制御部15はコピーボタンが押下された時から遡って1分(第1の時間の一例)以内に原稿カバー17が開状態から閉状態に変化したか否かを判定する。制御部15は1分以内に原稿カバー17が開状態から閉状態に変化していない場合はS330に進み、変化している場合はS335に進む。
S330では、制御部15は例えば「エラー:原稿セットしてください」などのようなエラーメッセージを表示装置に表示して処理を終了する。
S335では、制御部15は開状態が5秒以上連続していたか否かを判定する。制御部15は5秒以上連続していた場合はS340に進み、5秒未満であった場合はS330に進む。
S340では、制御部15は読取部21を制御して載置台16上の原稿Mの読取処理を実行する。制御部15は読取処理によって生成された画像データをRAMに記憶する。
S345では、制御部15はRAMに記憶されている画像データを印刷する。
次に、コピーボタンが押下されたのが前回の載置台16上の原稿Mの読取処理が終了してから1分以内の場合の処理について説明する。
図10は、1分以内の場合の処理(S310)の流れを示すフローチャートである。
S405では、制御部15は前回の載置台16上の原稿Mの読取処理で生成した画像データを再印刷するか否かを操作者に問い合わせる。具体的には例えば、制御部15は表示装置に「REPLAY? もう一度コピーボタンを押してください」などのようなメッセージを表示する。
操作者は前回の載置台16上の原稿Mの読取処理で生成した画像データを印刷する場合は一定時間以内にコピーボタンを押下し、一方、前回の画像データを再印刷したくない場合はコピーボタンを押下せずに一定時間待機する。
制御部15は一定時間以内にコピーボタンが押下された場合はS415に進み、一定時間以内にコピーボタンが押下されなければ処理を終了する。
S415では、制御部15はRAMに記憶されている画像データを印刷する。
以上説明した本発明の一実施形態に係る複合機1によると、原稿カバー17の開状態が開始指示の入力時から遡って1分(第1の時間)以内に検知されていない場合は載置台16上の原稿Mの読取処理を実行しないので、ADF19の原稿台22上に原稿Nが不正確に載置されたときに誤って載置台16上の原稿Mを読み取ってしまう読取ミスを低減できる。これにより、操作者は無駄な読み取りが終わるまで待たされることはなく、また、被記録媒体や電力などの資源の浪費を低減できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図11ないし図12によって説明する。
図11は、実施形態2に係る複合機2の模式図である。複合機2は載置台16の下に第2の原稿検知センサ30(第2の原稿検知手段の一例)を備えている。
第2の原稿検知センサ30は、例えば載置台16の下方に設けられた光電センサである。光電センサには原稿M又は原稿カバー17のいずれかで反射した光が入射する。制御部15は原稿カバー17で反射した光が光電センサに入射したときに出力されるセンサ出力とは異なるセンサ出力が出力された場合は、載置台16上に原稿Mが載置されていると判定する。
載置台16に原稿Mを載置してから読取処理の開始指示を入力するまでの時間は一般に短時間であり、多くの場合は1分(第1の時間の一例)以内である。つまり、操作者に載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思があれば、開始指示が入力された時から遡って1分以内に第2の原稿検知センサ30の検知結果が原稿無しから原稿有りに変化しているはずである。
逆にいうと、1分以内に第2の原稿検知センサ30の検知結果が原稿無しから原稿有りに変化していなければ、操作者には載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思はなく、ADF19の原稿台22上に原稿Nを不正確に載置してしまった可能性が高いといえる。
そこで実施形態2では、ADF19の原稿台22上の原稿Nが検知されない場合は、開始指示が入力された時から遡って1分以内に第2の原稿検知センサ30の検知結果が原稿無しから原稿有りに変化しているかを判定し、原稿無しから原稿有りに変化していない場合は操作者には載置台16上の原稿Mを読み取らせる意思はないとして、載置台16上の原稿Mの読取処理を実行しない。
図12は、複合機2における載置台16上の原稿Mの読取処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1の処理と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S505では、制御部15は載置台16上に原稿Mが載置されているか否かを第2の原稿検知センサ30の検知結果に基づいて判定し、原稿Mが載置されている場合はS510に進み、載置されていない場合はS330に進む。
S510では、制御部15は開始指示が入力された時から遡って1分(第1の時間の一例)以内に第2の原稿検知センサ30の検知結果がオフ(原稿無し)からオン(原稿有り)に変化したかを判定する。制御部15は、1分以内に原稿無しから原稿有りに変化していない場合はS330に進み、変化している場合はS340に進む。
このように複合機2によると、ADF19の原稿台22上の原稿Nが検知されない場合に、開始指示が入力された時から遡って1分以内に第2の原稿検知センサ30の検知結果が原稿無しから原稿有りに変化していない場合は載置台16上の原稿Mの読取処理を実行しない。よって複合機2によると、ADF19の原稿台22上に原稿Nが不正確に載置してしまっても、誤って載置台16上の原稿Mを読み取ってしまう読取ミスを低減できる。
複合機1はその他の点において実施形態1と実質的に同一である。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図13によって説明する。
載置台16上に原稿Mが載置されていない場合に載置台16上の原稿の読取処理を実行すると、載置台16を覆う原稿カバー17を読み取って無地の画像を表す画像データが生成される。そこで実施形態3では、ADF19の原稿台22上の原稿Nが検知されない場合は載置台16上の原稿の読取処理を実行し、その読取処理によって生成した画像データが無地画像のときは、原稿カバー17を読み取ってしまったと判定し、生成した画像データを印刷したりファクシミリ部14から外部装置(図示せず)へ送信したりする出力処理を実行しない。
また、載置台16上に置き去りにされている原稿Mを読み取ると、前回の載置台16上の原稿Mの読取処理で生成された画像データと類似する画像データが生成される。そこで実施形態3では、載置台16上の原稿Mを読み取って生成した画像データをRAMに一定時間記憶しておき、その後に載置台16上の原稿Mを読み取って画像データを生成したとき、生成した画像データとRAMに記憶されている前回の画像データとが類似するときは、誤って載置台16上に置き去りにされている原稿Mを読み取ってしまったと判定し、生成した画像データを印刷しない。
図13は、実施形態3に係る複合機の処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1の処理と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S605では、制御部15は生成した画像データが無地の画像(無地画像という)であるか否かを判定する。制御部15は、無地画像ではない場合はS610に進み、無地画像の場合はS330に進む。
無地画像であるか否かの判定は、例えば画素値が255階調である場合、画像データの各画素の画素値が平均して250以上であれば無地画像と判定してもよい。
S610では、制御部15は、生成した画像データと前回の載置台16上の原稿Mの読取処理でRAMに記憶された画像データとが、同一の原稿Mを読み取って生成されたといえる程度に類似しているか否かを判定する。
類似しているか否かの判定は、例えば今回生成した画像データの色空間と前回生成した画像データの色空間とをそれぞれXYZ色空間などの均等色空間に変換した上で、今回生成した画像データの画素と前回生成した画像データの対応する画素との色差ΔEを画素毎に算出し、ΔEが平均して所定の閾値未満であれば類似していると判定してもよい。
制御部15は、類似していない場合はS345に進み、類似している場合はS330に進む。
このように実施形態3に係る複合機によると、ADF19の原稿台22上に原稿Nが不正確に載置されて載置台16上の原稿Mを誤って読み取ってしまった場合は生成した画像データを出力しないので、読取ミスによって生成した画像データが出力されてしまうことを防止できる。
実施形態3に係る複合機はその他の点において実施形態1と実質的に同一である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では現在の原稿カバー17が開状態である場合は載置台16に本などの厚みのある原稿が載置されているとして読取処理を実行している。しかしながら、画像読取装置には厚みのある原稿の読み取りに対応しないものもある。その場合、載置台16上の原稿を読み取るときは常に原稿カバー17は閉状態にされることになるので、原稿カバー17が開状態である場合は操作者には載置台16上の原稿を読み取らせる意思はないとして、載置台16上の原稿の読取処理を実行しないようにしてもよい。
(2)上記実施形態1〜4では第1、第3及び第4の時間を1分、第2の時間を5秒としているが、これらの時間を何時間とするかは適宜選択可能な設計事項であり、1分以外の時間、あるいは5秒以外の時間であってもよい。
(3)上記実施形態では原稿を読み取って生成した画像データを印刷することによって出力する場合を例に説明したが、生成した画像データをファクシミリ部14によってファクシミリ送信することによって出力したり、複合機1に装着された図示しないUSBメモリ等の外部記憶装置に書き込むことによって出力してもよい。この場合、複合機1によると、ADF19の原稿台22上に原稿が不正確に載置されたときに誤って載置台16上の原稿から生成された画像データがファクシミリ送信されたり外部記憶装置に書き込まれたりされてしまうことを低減できる。
(4)上記実施形態1又は上記実施形態2に、上記実施形態3を適用してもよい。上記実施形態1又は上記実施形態2に上記実施形態3を適用すると、ADF19の原稿台22上に原稿Nが不正確に載置されたときに誤って載置台16上の原稿Mを読み取ってしまう読取ミスを上記実施形態1又は上記実施形態2によって低減できるとともに、仮に誤って載置台16上の原稿Mを読み取ってしまっても読取ミスによって生成した画像データが出力されてしまうことを上記実施形態3によって低減できる。
本発明の一実施形態に係る複合機の部分的な斜視図。 本発明の一実施形態に係る複合機の部分的な斜視図。 本発明の一実施形態に係る複合機の模式図。 本発明の一実施形態に係る処理の概要を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るタイムチャート。 本発明の一実施形態に係るタイムチャート。 本発明の一実施形態に係るタイムチャート。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係る複合機の模式図。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。 本発明の一実施形態に係るフローチャート。
1…複合機(画像読取装置)
2…複合機(画像読取装置)
11…スキャナ部
12…プリンタ部(出力手段)
13…操作部(指示手段)
14…ファクシミリ部(出力手段)
15…制御部(制御手段、記憶手段)
16…載置台
17…原稿カバー
18…開閉検知センサ(開閉検知手段)
19…ADF(原稿搬送手段)
20…第1の原稿検知センサ(第1の原稿検知手段)
21…読取部(読取手段)
22…原稿台
30…第2の原稿検知センサ(第2の原稿検知手段)

Claims (11)

  1. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は計時手段を有し、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉じていることが検知されている場合は、
    前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行する画像読取装置。
  2. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は計時手段を有し、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定し、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第3の時間以内であるかを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合、
    且つ、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉じていることが検知されている場合は、
    前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合は、
    前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力する画像読取装置。
  3. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    前記載置台上の原稿の前記読取処理で生成した画像データを記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は計時手段を有し、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定し、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第3の時間以内であるかを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合、
    且つ、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉じていることが検知されている場合は、
    前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合は前記読取処理を実行せず、
    前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で前記記憶手段に記憶された前記画像データを前記出力手段により出力するか、又は、前記記憶手段に記憶されている前記画像データを前記出力手段により出力するか否かの選択指示を受付ける受付手段を設けておき、前記受付手段が、前記画像データを出力する選択指示を受付けた場合に、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で前記記憶手段に記憶された前記画像データを前記出力手段により出力する画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態に変化したことが検知された時から前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉状態に変化したことが検知された時までの時間が第2の時間未満であるか否かを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態から閉状態に変化したことが検知された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合であっても、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが開状態に変化したことが検知された時から前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉状態に変化したことが検知された時までの時間が前記第2の時間未満であると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行しない請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  5. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったか否かを前記開閉検知手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉じていることが検知されている場合は、
    前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったと前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態ではなかったと前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行する画像読取装置。
  6. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は計時手段を有し、前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったか否かを前記開閉検知手段を用いて判定し、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第3の時間以内であるかを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合、
    且つ、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉じていることが検知されている場合は、
    前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったと前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態ではなかったと前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間以内であると前記開閉検知手段を用いて判定した場合は、
    前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力する画像読取装置。
  7. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    前記載置台上の原稿の前記読取処理で生成した画像データを記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は計時手段を有し、前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったか否かを前記開閉検知手段を用いて判定し、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が第3の時間以内であるかを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合、
    且つ、前記開閉検知手段によって前記原稿カバーが閉じていることが検知されている場合は、
    前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態であったと前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、前記指示手段によって前回の前記開始指示が入力された時から前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時まで前記原稿カバーが連続して閉状態ではなかったと前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行して当該読取処理で生成した画像データを前記出力手段により出力し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合、
    且つ、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理が終了してから前記指示手段によって今回の前記開始指示が入力された時までの時間が前記第3の時間以内であると前記開閉検知手段を用いて判定した場合は前記読取処理を実行せず、
    前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で前記記憶手段に記憶された前記画像データを前記出力手段により出力するか、又は、前記記憶手段に記憶されている前記画像データを前記出力手段により出力するか否かの選択指示を受付ける受付手段を設けておき、前記受付手段が、前記画像データを出力する選択指示を受付けた場合に、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で前記記憶手段に記憶された前記画像データを前記出力手段により出力する画像読取装置。
  8. 前記制御手段は、前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で生成した画像データを前記記憶手段に記憶しておく場合は、前記読取処理が終了してから前記第3の時間以上経過すると、前記記憶手段に記憶されている前記画像データを破棄する請求項又は請求項に記載の画像読取装置。
  9. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿を検知する第2の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は計時手段を有し、前記第2の原稿検知手段の検知結果が原稿非検知から原稿検知に変化した時から前記指示手段によって前記開始指示が入力された時までの時間が第1の時間以内であるか否かを前記計時手段を用いて判定するものであり、
    前記指示手段により前記開始指示が入力されると
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行し、
    前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合は、
    前記第2の原稿検知手段により前記載置台上の原稿が検知されていない場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行せず、
    前記第2の原稿検知手段により前記載置台上の原稿が検知されている場合は、
    前記第2の原稿検知手段の検知結果が原稿非検知から原稿検知に変化した時から前記指示手段によって前記開始指示が入力された時までの時間が前記第1の時間以内であると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行し、前記第1の時間を超えていると前記計時手段を用いて判定した場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行しない画像読取装置。
  10. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成された画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して前記出力手段により画像データを出力し、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行し、当該読取処理によって生成した画像データが無地画像ではない場合は前記出力手段により当該画像データを出力し、当該読取処理によって生成した画像データが無地画像である場合は当該画像データを出力しない画像読取装置。
  11. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台を覆う開閉自在な原稿カバーと、
    前記原稿カバーに設けられている原稿搬送手段であって、原稿台を有し、前記原稿台上の原稿を読取位置に搬送する原稿搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿を検知する第1の原稿検知手段と、
    前記載置台上の原稿又は前記原稿搬送手段によって前記読取位置に搬送されてきた原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成された画像データを記憶する記憶手段と、
    前記読取手段で生成された画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿搬送手段及び前記読取手段を制御し、前記載置台又は前記原稿台上の原稿の読取処理を実行する制御手段と、
    前記読取処理の開始指示を入力する指示手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記指示手段により前記開始指示が入力されると、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されている場合は前記原稿台上の原稿の前記読取処理を実行して前記出力手段により画像データを出力し、前記第1の原稿検知手段により前記原稿台上の原稿が検知されていない場合は前記載置台上の原稿の前記読取処理を実行し、当該読取処理によって生成した画像データを当該画像データというとき、当該画像データと前回の前記載置台上の原稿の前記読取処理で前記記憶手段に記憶された画像データとが類似していない場合は前記出力手段により当該画像データを出力し、類似している場合は当該画像データを出力しない画像読取装置。
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