JP2010028546A - 画像読取装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャムの繰り返しを抑制し,読み取り作業を効率よく行うことが可能な画像読取装置およびプログラムを提供すること。
【解決手段】複合機100は,用紙に画像を印刷する画像形成部10と,原稿の画像を読み取る画像読取部20とを備えている。画像読取部20は,スキャナを固定して原稿を自動搬送させて原稿を読み取るADF方式と,原稿をフラットベッドガラス上に載置してスキャナを移動させて原稿を読み取るFB方式とが利用可能である。さらに,画像読取部20は,ジャム等の搬送不良によって自動搬送を停止させた際,搬送再開直後に読み取る原稿を破損原稿に見做し決定する。そして,破損原稿を読み取る際にはFB方式で読み取り,それ以外の原稿を読み取る際にはADF方式で読み取る。
【選択図】 図1

Description

本発明は,原稿の画像を読み取る画像読取装置およびプログラムに関する。さらに詳細には,読取手段を固定し原稿を移動させて読み取る機能と,原稿を固定し読取手段を移動させて読み取る機能とを備えた画像読取装置およびプログラムに関するものである。
従来から,ADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送装置)を備えた画像読取装置が実用化されている。ADFでは,原稿トレイに載置された原稿が1枚ずつ順に原稿読取位置に向けて搬送される。原稿は,ADF内を移動し,原稿読取位置でスキャナによって読み取られ,排紙トレイへと搬送される。
ADFでは,紙詰まり(いわゆるジャム)等の搬送不良によって原稿の搬送を中止することがある。その際,ADFは,原稿の搬送を中止した後,メッセージ表示等によってジャムが生じたことをユーザに報知する。ジャムが生じた後の処理としては,例えば特許文献1に,読み取った原稿の枚数に応じ,原稿トレイに所定の原稿をセットするように報知する処理が開示されている。
特開平9−18643号公報
しかしながら,前記した従来の画像読取装置は,次のような問題があった。すなわち,ジャムが発生した原稿には,紙の折れ曲がりや皺等の破損が生じていることが多い。一方で,従来のADFでは,原稿の状態に関係なく,破損した原稿(破損原稿)であってもそうでない原稿であっても同じ条件で原稿搬送を行っている。そのため,破損原稿が再度原稿トレイにセットされ,当該原稿が再搬送されることになる。しかし,破損原稿は,通常の原稿と比較してジャムを発生させる可能性が高い。そのため,再度ジャムが発生することがあり,原稿の読み取り作業を終了するまでに時間を要する。また,ジャムが繰り返されることで,原稿の破損状態を悪化させてしまうことも懸念される。また,ジャムの繰り返しを回避するためにすべての原稿をフラットベッドガラス上で読み取ることも考えられるが,原稿が複数枚ある場合には手間がかかり,効率が悪い。
本発明は,前記した従来の画像読取装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,ジャムの繰り返しを抑制し,読み取り作業を効率よく行うことが可能な画像読取装置およびプログラムを提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像読取装置は,搬送手段により自動搬送された原稿を読み取る第1読取機能と,フラットベッドガラス上に載置された原稿を読み取る第2読取機能とを備えた画像読取装置であって,原稿の画像を読み取る読取手段と,搬送手段による搬送中に搬送不良が生じたことを検知し,原稿の搬送を中止する中止手段と,読み取り対象の原稿が,破損した原稿(破損原稿)であることを決定する破損原稿決定手段と,中止手段による搬送中止が解除された場合に,破損原稿決定手段で破損原稿に決定された原稿の読み取りを第2読取機能で行い,それ以外の原稿の読み取りを第1読取機能で行う破損原稿モードで動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴としている。
本発明の画像読取装置は,第1読取機能による読み取りと,第2読取機能による読み取りとが可能である。さらに,破損原稿決定手段によって原稿が破損原稿であるか否かを決定する。そして,中止手段による搬送中止が解除された場合に,破損原稿とそれ以外の原稿とで異なる読取機能を選択している。破損原稿決定手段の決定方法としては,所定の条件を満たす原稿(例えば,ADF方式による原稿の読み取り中,ジャム等の搬送不良によって原稿の搬送を中止した際,搬送再開直後に読み取る原稿)を自動的に破損原稿に決定してもよいし,ユーザの手動入力によって所望の原稿を破損原稿に決定してもよい。
すなわち,本発明の画像読取装置は,読み取り対象の原稿が破損原稿であるか否かを区別する。そして,搬送手段で搬送不良になった際,破損原稿モードとして,破損原稿であれば第2読取機能で読み取りを行い,破損原稿でなければ第1読取機能で読み取りを行う。これにより,破損原稿の再破損を回避することができる。また,破損原稿以外は第1読取機能で読み取ることから,読み取り作業の手間は少ない。
また,本発明の画像読取装置の破損原稿決定手段は,中止手段による搬送中止が解除された後に最初に読み取られる原稿を破損原稿に決定するとよりよい。すなわち,搬送再開直後の原稿を破損原稿に自動決定することで,破損原稿を決定するための特別な操作が不要となり,操作が簡素化される。
また,本発明の画像読取装置は,破損原稿の枚数を取得する枚数取得手段を備え,破損原稿決定手段は,中止手段による搬送中止が解除された後に最初に読み取られる原稿から枚数取得手段にて取得された枚数分の原稿を破損原稿に決定するとよりよい。すなわち,複数の原稿が破損したとしても,破損原稿の枚数分の適切な画像読み取りを行うことができる。
また,本発明の画像読取装置は,破損原稿のページ番号を入力する入力手段を備え,破損原稿決定手段は,読取手段によって読み取られる原稿のうち,入力手段によって入力されたページの原稿を破損原稿に決定するとよりよい。すなわち,破損原稿のページ番号を取得することで,破損原稿が原稿束の途中に存在したとしても,適切な画像読み取りを行うことができる。
また,本発明の画像読取装置は,中止手段による搬送中止が解除された場合に,破損原稿の読み取りを第2読取機能によって行うことを報知する報知手段を備えるとよりよい。すなわち,報知手段によって破損原稿をフラットベッド上にセットすることを報知することで,ユーザが自発的に破損原稿をフラットベッド上に載置することが期待できる。これにより,確実に破損原稿の再ジャムを回避できる。
また,本発明の画像読取装置は,中止手段によって搬送が中止された場合に,読み取りが完了している頁数と搬送不良が生じた原稿のページ番号との少なくとも一方を通知する通知手段を備えるとよりよい。すなわち,通知手段によって,どの原稿が破損原稿なのか,どのページまでの読み取りが完了しているのかをユーザが把握できる。
また,上記の通知手段は,両面読み取りを実行していた場合に,搬送不良の原因となった原稿のどの面を読み取る必要があるのかを通知するとよりよい。すなわち,両面読み取りで搬送不良が発生した場合に,どちらの面まで読み取りが完了しているかを認識し難い。そこで,通知手段によって通知することで,ユーザが適切な操作を行うことが期待できる。
また,本発明の画像読取装置は,搬送手段によって搬送される原稿のサイズを記憶する記憶手段を備え,破損原稿モードでの第2読取機能による読み取りの際に,記憶手段に原稿のサイズが記憶されている場合には当該サイズを基に原稿を読み取るとよりよい。すなわち,第1読取機能による読み取りの際に原稿サイズを記憶することで,第2読取機能による読み取りの際に第1読取機能で読み取ったサイズと一致させることができる。
また,本発明の画像読取装置は,搬送手段の搬送中止が解除されたことを契機に計時を開始し,ユーザからの継続指示を受け付ける受付手段を備え,制御手段では,受付手段が所定時間内に継続指示を受け付ければ,破損原稿モードに移行し,受付手段が所定時間内に継続指示を受け付けなければ,搬送不良が発生する前に行った読み取り処理を無効にするとよりよい。すなわち,所定時間以上に渡って継続指示がなければ読み取り処理を無効にし,画像読取装置の長時間の専有状態を回避する。これにより,他のユーザが利用可能になり,ユーザの利便性が向上する。
また,本発明は,搬送手段により自動搬送された原稿を読み取る第1読取機能と,フラットベッドガラス上に載置された原稿を読み取る第2読取機能とを備えた画像読取装置を,原稿の画像を読み取る読取手段と,搬送手段による搬送中に搬送不良が生じたことを検知し,原稿の搬送を中止する中止手段と,読み取り対象の原稿が,破損原稿であることを決定する破損原稿決定手段と,中止手段による搬送中止が解除された場合に,破損原稿決定手段で破損原稿に決定された原稿の読み取りを第2読取機能で行い,それ以外の原稿の読み取りを第1読取機能で行う破損原稿モードで動作するように制御する制御手段として機能させることを特徴とするプログラムを含んでいる。
本発明によれば,ジャムの繰り返しを抑制し,読み取り作業を効率よく行うことが可能な画像読取装置およびプログラムが実現している。
以下,本発明にかかる画像読取装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,スキャナ機能,プリント機能,およびFAX送受信機能を備えた複合機に本発明を適用したものである。
[複合機の構成]
本形態の複合機100は,図1に示すように,用紙に画像を印刷する画像形成部10と,原稿の画像を読み取る画像読取部20とを備えている。なお,画像形成部10の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。
画像読取部20には,前面側に,各種のボタン(例えば,スタートキー,ストップキー,テンキーの各ボタン)によって構成されるボタン群41,液晶ディスプレイからなる表示部40,USBインタフェース37等を備えた操作パネルが設けられている。このボタン群41や表示部40により,動作状況の表示やユーザによる操作の入力が可能になっている。
[画像読取部の構成]
画像読取部20は,図2に示すように,原稿(例えば図2中の原稿S)の画像の読み取りを行うスキャナ部21と,原稿の自動搬送を行うADF(Auto Document Feeder:自動原稿供給装置,搬送手段の一例)22とを備えている。ADF22本体は,スキャナ部21の上面端部に設けられた支持部(不図示)によって回動可能に支持され,スキャナ部21の上面を覆うカバー部材を兼ねる。スキャナ部21は,その上面に位置する2枚の透明なプラテンガラス23,24と,その内部に位置するイメージセンサ25(読取手段の一例)とを備えている。
ADF22は,読み取り前の原稿を載置する原稿トレイ221と,読み取り後の原稿を載置する排出トレイ222とを備えている。具体的に,原稿トレイ221は,排出トレイ222の上方に配設されている。また,ADF22の内部には,原稿トレイ221と排出トレイ222とを連結する搬送路223が設けられている。ADF22は,原稿トレイ221に載置された原稿を1枚ずつ取り出し,その原稿をプラテンガラス23(以下,「ADFガラス23」とする)に対向する位置に搬送する。その後,その原稿を排出トレイ222上に排出する。
原稿の読取方式としては,フラットベッド(原稿固定走査)方式(第2読取機能の一例)と,ADF(原稿移動走査)方式(第1読取機能の一例)とがある。フラットベッド方式の場合,原稿を1枚ずつプラテンガラス24(以下,「FBガラス24」とする)上に載置する。その状態で,イメージセンサ25が副走査方向(主走査方向に直交方向,図2の矢印A方向)に移動し,その際に主走査方向に1ラインずつ原稿の画像が読み取られる。一方,ADF方式の場合,原稿を纏めて原稿トレイ221に載置する。そして,イメージセンサ25がADFガラス23に対向する位置に移動し,固定される。その状態で,原稿がADFガラス23に対向する位置に搬送され,その際に主走査方向に1ラインずつ原稿の画像が読み取られる。
また,ADF22は,原稿の搬入口の周辺に位置し,搬入口に存在する原稿を検出する原稿センサ28と,ADF22を回動させる支持部(不図示)に隣接し,ADF22の開放状態を検出する開閉センサ29とを備えている。原稿センサ28は,原稿トレイ221に原稿が載置されているか否かの判断に供する。開閉センサ29は,ADF22がFBガラス24をカバーしているか否かの判断に供する。
[複合機の電気的構成]
続いて,複合機100の電気的構成について説明する。複合機100は,図3に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM34と,ASIC35と,ネットワークインタフェース36と,USBインタフェース37と,FAXインタフェース38とを備えた制御装置30を有している。
ROM32には,複合機100を制御するための各種制御プログラムや画像処理プログラム,各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。
ASIC35は,画像形成部10,画像読取部20,表示部40,ボタン群41等と電気的に接続されている。例えば,ASIC35は,画像読取部20から画像データの信号を取得する。また,画像形成部10へ所望の画像を作成するための信号を出力する。また,ボタン群41に入力される各種ボタンの信号を受け付ける。また,表示部40に表示する内容の信号を出力する。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,ASIC35を介して複合機100の各構成要素を制御する。また,CPU31は,ROM32から読み出した画像処理プログラムに従って,画像読取部20から得られる画像データに画像処理を施す。
ネットワークインタフェース36には,情報機器が接続され,このネットワークインタフェース36を介して相互のデータ通信が可能になっている。また,FAXインタフェース38は,電話回線に接続され,このFAXインタフェース38を介して外部のFAX装置等とデータ通信が可能になっている。
[複合機のスキャン処理]
続いて,複写機100にてコピー動作を行う際の,原稿の画像を読み取るスキャン処理の手順について,3つの形態を説明する。
[第1の形態]
第1の形態のスキャン処理(中止手段,破損原稿決定手段,制御手段,枚数取得手段,報知手段,通知手段,記憶手段の一例)について,図4,図5および図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず,コピー部数,画質,倍率,給紙トレイ,各種のモードの設定等の入力を受け付ける(S101)。表示部40には,例えば図7に示すように,各種の設定内容を表示し,ボタン群41を操作することによって各種設定の入力を受け付ける。そして,コピー開始のトリガであるスタートキーの入力を受け付ける(S102)。ユーザは,スタートキーの入力までに,原稿を,ADF方式を利用する場合にはADF22の原稿トレイ221にセットし,フラットベッド方式を利用する場合にはFBガラス24上にセットする。
次に,ADF22の原稿トレイ221に原稿があるか否かを判断する(S103)。すなわち,ADF方式を利用するか否かを判断する。原稿の有無の判断は,原稿センサ28からの信号を基に判断できる。ADF22に原稿がない場合(S103:NO),すなわちフラットベッド方式を利用する場合には,イメージセンサ25が移動し,原稿を読み取る(S141)。読み取り後は,本処理を終了する。
ADF22に原稿がある場合(S103:YES),すなわちADF方式を利用する場合には,ADF22による原稿の自動搬送を開始する(S104)。そして,1枚ずつ自動搬送される原稿をイメージセンサ25によって読み取る(S105)。具体的には,スタートキーの押下を契機にイメージセンサ25がADFガラス23の直下の位置に移動して固定される。その後,原稿が1枚ずつ搬送路223内に搬送され,ADFガラス23上を通過する際にイメージセンサ25によってその原稿の画像が読み取られる。さらに,読み取られた画像データには,画像処理が適宜行われる。また,読み取った原稿の原稿サイズを,例えばRAM33に記憶する(S106)。なお,原稿の正常読み取り中は,例えば図8に示すように,コピー動作中(あるいはスキャン動作中)であることを表示部40に表示する。
次に,搬送中の原稿にジャムが発生したか否かを判断する(S107)。すなわち,ジャムが検知されているか否かを判断する。ジャムが発生していなければ(S107:NO),次の原稿があるか否かを判断する(S151)。原稿の有無は,原稿センサ28からの信号を基に判断する。次の原稿があれば(S151:YES),S105の処理に戻ってその原稿の画像を読み取る。次の原稿がなければ(S151:NO),本処理を終了する。
一方,ジャムが発生した場合には(S107:YES),原稿の自動搬送を中止し,ジャムが発生したことをユーザに通知する(S108)。例えば図9に示すように,表示部40にジャムが発生した旨を表示する。その他,音声メッセージや警告音によって通知してもよい。
次に,ユーザによってストップキーが押下されるまで待機する(S109)。ユーザは,ジャムの原因となった原稿(以下,「ジャム原稿」とする)を取り除き,ストップキーを押下する。ストップキーの押下を検知すると(S109:YES),原稿の初期化搬送を行う(S110)。具体的に初期化搬送では,ADF22内に取り残された,読み取り前の原稿を排出トレイ222に排紙する。
次に,図5のフローチャートに移行し,ユーザに対して原稿の読み取り再開の是非を問い合わせる(S111)。例えば図10に示すようなメッセージを表示部40に表示し,スタートキーをジョブの続行のトリガとし,ストップキーをジョブの中止のトリガとする。そして,スタートキーの押下(S112)あるいはストップキーの押下(S153)があるまで待機する。
そして,ストップキーが押下された場合には(S153:YES),本処理を終了し,コピー動作をキャンセルする。すなわち,ジャム発生前に読み取った画像データをメモリから消去する。これにより,スキャン処理を始めからやり直すことができる。一方,スタートキーが押下された場合には(S112:YES),破損原稿モードに移行し,原稿の読み取り動作を再開する。具体的には,S113の処理に移行して原稿の読み取りを再開する。
原稿の読み取りを再開すると,まず,ジャム原稿の枚数をユーザに問い合わせる(S113)。すなわち,1回のジャムで破損する原稿は1枚とは限らない。そこで,破損した原稿の枚数を設定する。例えば図11に示すようなメッセージを表示部40に表示し,ボタン群41のテンキーによる枚数の入力を受け付ける(S114)。
次に,ジャム原稿を読み取るソースをユーザに問い合わせる(S115)。すなわち,ジャム原稿を,ADF方式で読み取るのかフラットベッド(FB)方式で読み取るのかを選択する。ジャム原稿であっても原稿の破損が少なく用紙の状態が良好であれば,ADF方式の方が効率よく原稿を読み取ることができる。そこで,ユーザにジャム原稿を読み取るソースを選択させる。例えば図12に示すようなメッセージを表示部40に表示し,ボタン群41の「▲」ボタンや「▼」ボタンによる選択およびスタートキーによる確定を受け付ける(S116)。ジャム原稿の枚数設定(S113からS114)とジャム原稿の読み取りソース選択(S115からS116)は,どちらが先であってもよい。
また,ソース選択画面では,図12に示したように,原稿が破損している場合にはフラットベッド方式を選択するように表示する。すなわち,ジャム原稿が破損していると,ジャムを再発させる可能性が高い。そこで,破損したジャム原稿をフラットベッド方式で読み取ることを推奨するメッセージを表示する。これにより,ユーザによる自発的なFBの選択が促される。
次に,FBが選択されたか否かを判断する(S117)。FBが選択された場合には(S117:YES),図6のフローチャートのS118の処理に移行し,FB方式での読み取りを行う。本スキャン処理では,FBが選択された場合に,搬送再開直後に読み取られる原稿を破損原稿にみなし決定する。すなわち,破損原稿を決定するための特別な操作は不要である。一方,FBが選択されていない場合には(S117:NO),FB方式での読み取り処理をバイパスし,図6のフローチャートのS121の処理に移行し,ADF方式での読み取りを行う。
具体的に,FB方式での読み取りでは,まず,FBカバー(本形態ではADF22本体)が開放されたことがあるか否かを判断する(S118)。すなわち,FBカバーが開放されたことがあれば,FBガラス24に原稿がセットされたと判断する。FBカバーの開放は,開閉センサ29からの信号によって判断し,開放が検知された際に開放フラグをセットする。この開放フラグの値によってFBカバーが開放されたことがあるか否かを判断する。FBカバーが開放されていなければ(S118:NO),開放されるまで待機する。
FBカバーが開放されたことがある場合には(S118:YES),FBカバーが閉鎖したことを検知した後,FBガラス24上に載置されたジャム原稿をイメージセンサ25によって読み取る(S119)。読み取りの際,FBガラス24上の読み取り範囲を示す原稿サイズは,ジャムが発生する前にADFで読み取った原稿サイズが記憶(図4のS106)されていれば,そのサイズと同じとする。これにより,ジャム原稿について,ADFでの読み取り時とFBでの読み取り時とで原稿サイズが一致する。読み取り後は,FBカバーの開放フラグをリセットする。
次に,S113の処理で指定されたジャム原稿の枚数分の読み取りが終了したか否かを判断する(S120)。指定枚数分の読み取りが終了していない場合には(S120:NO),次の原稿をFBガラス24上にセットする旨の指示を表示する(S161)。例えば図13に示すようなメッセージを表示部40に表示し,スタートキーを再開のトリガとする。そして,スタートキーが押下(S162)されるまで待機する。そして,スタートキーが押下された場合には(S162:YES),S118の処理に戻り,FBカバーの開放を判断した後にFB方式で読み取る。
一方,指定枚数分の読み取りが終了した場合には(S120:YES),S121の処理に移行し,引き続きADF方式での原稿の読み取りを行う。具体的に,ADF方式での読み取りでは,まず,次の原稿があるか否かを判断する(S121)。すなわち,原稿トレイ221に原稿が残っているか否かを判断する。次の原稿がなければ(S121:NO),本処理を終了する。次の原稿があれば(S121:YES),その原稿の画像を読み取る(S122)。そして,搬送中の原稿にジャムが発生したか否かを判断する(S123)。ジャムが発生していなければ(S123:NO),S121の処理に戻り,残りの原稿のスキャン処理を繰り返す。ジャムが発生していれば(S123:YES),S108の処理(図4参照)に戻り,ジャム発生時の処理を繰り返す。
上述したスキャン処理の終了後は,読み取った画像データあるいは画像処理後の画像データを基に用紙等に画像を形成する画像形成処理に移行する。なお,画像形成処理については,従来と同様の処理であるため説明を省略する。
[第2の形態]
続いて,第2の形態のスキャン処理(通知手段の一例)について,図14および図15のフローチャートを参照しつつ説明する。第2の形態では,両面スキャンを行った際のスキャン処理について説明する。なお,フローチャート中,第1の形態と同じ処理については同じ番号が付してある。また,本形態は,第1の形態と比較して,開始からS112の読み取り再開指示の受け付けまでは同じであり,説明を省略する。
第2の形態では,図14に示すように,破損原稿モードとして原稿の読み取りを再開すると,ジャムが発生するまでに読み取った原稿の枚数を表示する(S213)。このとき,表面の読み取りが完了しているか否かが明確になるように表示する。例えば図16に示すようなメッセージを表示部40に表示する。
次に,ジャム原稿を読み取るソースをユーザに問い合わせ(S115),ソースの選択を受け付ける(S116)。次に,FBが選択されたか否かを判断する(S117)。FBが選択された場合には(S117:YES),図15のフローチャートのS118の処理に移行し,FB方式での読み取りを行う。一方,FBが選択されていない場合には(S117:NO),FB方式での読み取り処理をバイパスし,図15のフローチャートのS121の処理に移行し,ADF方式での読み取りを行う。
具体的に,FB方式での読み取りでは,まず,FBカバーが開放されたことがあるか否かを判断する(S118)。FBカバーが開放されていなければ(S118:NO),開放されるまで待機する。FBカバーが開放されたことがある場合には(S118:YES),FBカバーが閉鎖したことを検知した後,FBガラス24上に載置されたジャム原稿をイメージセンサ25によって読み取る(S119)。
次に,FB方式で読み取る必要がある原稿があるか否かを問い合わせる(S220)。例えば図17に示すようなメッセージを表示部40に表示し,スタートキーを原稿有りのトリガとし,ストップキーを原稿無しのトリガとする。すなわち,両面スキャンでは,表面の読み取りが完了していない場合に,表面の読み取りと裏面の読み取りとの2回の読み取りが必要となる。一方,表面の読み取りが完了している場合には,裏面の読み取りだけで済む。そこで,ユーザにFBでの読み取りを繰り返すか否かを問い合わせる。これにより,両面スキャンにおいて,表裏いずれの面でジャムが発生したとしても適切な面の読み取りから再開できる。
原稿有りと指示された場合(S221:YES),次の原稿をセットする旨の指示を表示する(S161)。そして,スタートキーが押下(S162)されるまで待機する。そして,スタートキーが押下された場合には(S162:YES),S118の処理に戻り,FBカバーの開放を判断した後にFB方式で読み取る。例えば,両面原稿の表裏いずれの面とも読み取れていなかった場合は,表面を読み取った後に,S220の処理による問い合わせがある。そこで,ユーザが原稿有りを指示した後に,FBガラス24上の原稿を裏返し,裏面を読み取らせることができる。
一方,原稿無しと指示された場合には(S221:NO),S121の処理に移行し,引き続きADF方式での読み取りを行う。例えば,原稿の裏面のみを読み取る必要があった場合には,S119の処理において,裏面を読み取った後,S220の処理による問い合わせに対して,ユーザが原稿無しを指示する。これにより,次の原稿はADF22から読み取られる。S121以降のADF方式での読み取り手順は,第1の形態と同様であり,説明を省略する。
[第3の形態]
続いて,第3の形態のスキャン処理(入力手段,受付手段の一例)について,図18および図19のフローチャートを参照しつつ説明する。第3の形態では,ジャム発生時にそれまで読み取った原稿のデータを消去し,再開時には最初からすべての原稿を読み直すスキャン処理について説明する。なお,フローチャート中,第1の形態と同じ処理については同じ番号が付してある。また,本形態は,第1の形態と比較して,開始からS110の初期化搬送までは同じであり,説明を省略する。
第3の形態では,初期化搬送後,図18に示すように,ジャム原稿を読み取るソースをユーザに問い合わせる(S115)。そして,ソース選択画面の表示開始から3分が経過したか否かを判断する(S311)。すなわち,スキャン処理の読み取り再開指示の受け付け前にユーザが複合機100から離れてしまった場合,読み取りが再開されない。その状況では,次のユーザが複合機100を利用できないことになる。そこで,所定のタイムアウト期間(本形態では3分)を設定する。そして,搬送中止が解除されたことを契機に計時を開始し,タイムアウト期間である3分が経過していた場合には(S311:YES),強制的に本処理を終了する。これにより,1人のユーザによる長期間の専有を回避する。
3分が経過していなければ(S311:NO),ソースが選択されたか否かを判断する(S312)。すなわち,読み取りソースを選択し,スタートキーが押下されたか否かを判断する。ソースが選択されていなければ(S312:NO),S311の処理に戻り,ソースが選択されるまであるいはタイムアウトになるまで待機する。ソースが選択されていれば(S312:YES),S117以降の破損原稿モードに移行する。
破損原稿モードでは,まず,FBが選択されたか否かを判断する(S117)。FBが選択された場合には(S117:YES),S314の処理に移行し,FB方式での読み取りを行う。一方,FBが選択されていない場合には(S117:NO),FB方式での読み取り処理をバイパスし,図19のフローチャートのS121の処理に移行し,ADF方式での読み取りを行う。
FB方式での読み取りでは,まず,ジャム原稿のページ番号を問い合わせる(S314)。本形態のスキャン処理では,搬送再開直後に読み取られる原稿を破損原稿にみなし決定する先の形態とは異なり,ユーザによって入力されたページ番号の原稿を破損原稿に決定する。例えば図20に示すようなメッセージを表示部40に表示し,ジャム原稿のページ番号の入力を促す。そして,ページ番号の入力を受け付ける(S315)。ページ番号の入力は,1つだけであってもよいし,カンマ等で区切って複数の番号を入力してもよい。入力された番号は,FB方式で読み取る原稿のページ番号(FBページ)としてRAM33に記憶される。
次に,図19のフローチャートのS118の処理に移行し,FBカバーが開放されたことがあるか否かを判断する(S118)。FBカバーが開放されていなければ(S118:NO),開放されるまで待機する。FBカバーが開放されたことがある場合には(S118:YES),読み取り対象の原稿のページ番号がFBページであるか否かを判断する(S321)。FBページでない場合には(S321:NO),FB方式による読み取り処理をバイパスし,S121の処理に移行する。
FBページである場合には(S321:YES),FBガラス24上に載置されたジャム原稿をイメージセンサ25によって読み取る(S119)。その後,他にもFBページがあるか否かを判断する(S322)。他にFBページがあるならば(S322:YES),次の原稿をセットする旨の指示を表示する(S161)。そして,スタートキーが押下(S162)されるまで待機する。そして,スタートキーが押下された場合には(S162:YES),S118の処理に戻り,FBカバーの開放を判断した後に,読み取り処理を再開する。
一方,ADF方式での読み取りでは,まず,次の原稿があるか否かを判断する(S121)。すなわち,原稿トレイ221に原稿が残っているか否かを判断する。次の原稿がなければ(S121:NO),本処理を終了する。次の原稿があれば(S121:YES),その原稿の画像を読み取る(S122)。そして,搬送中の原稿にジャムが発生したか否かを判断する(S323)。ジャムが発生していなければ(S323:NO),S321の処理に戻り,残りの原稿のスキャン処理を繰り返す。ジャムが発生していれば(S323:YES),S108の処理(図4参照)に戻り,ジャム発生時の処理を繰り返す。
以上詳細に説明したように実施の形態の複合機100では,ジャムによってADF22の自動搬送を中止した際,搬送再開直後に読み取る原稿を破損原稿にみなし決定(第1の形態,第2の形態)あるいはユーザによって入力されたページ番号の原稿を破損原稿に決定(第3の形態)している。そして,破損原稿モードとして,破損原稿であればFB方式で読み取りを行い,破損原稿でなければADF方式で読み取りを行う。すなわち,破損原稿をADF22内に搬送しない。これにより,ジャム原稿の再破損を回避することができる。また,破損原稿以外はADF22で読み取ることから,読み取り作業の手間は少ない。
また,搬送再開時には破損原稿の枚数あるいはページ番号を設定し,設定枚数分の破損原稿をFB方式で読み取っている。すなわち,複数の原稿が破損したとしても,破損原稿の枚数分の適切な読み取り処理を行っている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,複合機に限らず,複写機,スキャナ,FAX等,画像読み取り機能を備えるものであれば適用可能である。
また,実施の形態では,ジャム原稿の枚数をユーザによる手動入力としているが,ジャム原稿の枚数が判別できるものであれば,自動決定してもよい。例えば,ADF22の搬送路223内に複数のセンサを配置し,ジャム発生時に搬送路223内に取り残された原稿枚数を取得し,その原稿枚数をジャム原稿の枚数を自動決定してもよい。
実施の形態にかかる複合機の外観を示す図である。 複合機の画像読取部の構成を示す断面図である。 実施の形態にかかる複合機の電気的構成を示すブロック図である。 第1の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 第1の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 第1の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その3)である。 第1の形態における各種設定入力受付時の表示部の表示例を示す図である。 第1の形態におけるスキャン正常動作中での表示部の表示例を示す図である。 第1の形態におけるジャム発生検出時の表示部の表示例を示す図である。 第1の形態におけるスキャン処理再開の問い合わせ時の表示部の表示例を示す図である。 第1の形態におけるジャム原稿枚数の問い合わせ時の表示部の表示例を示す図である。 第1の形態における読み取りソースの選択時の表示部の表示例を示す図である。 第1の形態におけるFBガラス上の原稿の入替え時の表示部の表示例を示す図である。 第2の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 第2の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 第2の形態における読み取り済み原稿の通知時の表示部の表示例を示す図である。 第2の形態におけるFB原稿の有無の問い合わせ時の表示部の表示例を示す図である。 第3の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 第3の形態における複合機のスキャン処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 第3の形態におけるジャム原稿のページ番号の問い合わせ時の表示部の表示例を示す図である。
符号の説明
10 画像形成部
20 画像読取部
21 スキャナ部
22 ADF
23 ADFガラス
24 FDガラス
25 イメージセンサ
30 制御装置
40 表示部
41 ボタン群
100 複合機

Claims (10)

  1. 搬送手段により自動搬送された原稿を読み取る第1読取機能と,フラットベッドガラス上に載置された原稿を読み取る第2読取機能とを備えた画像読取装置において,
    原稿の画像を読み取る読取手段と,
    前記搬送手段による搬送中に搬送不良が生じたことを検知し,原稿の搬送を中止する中止手段と,
    読み取り対象の原稿が,破損した原稿(破損原稿)であることを決定する破損原稿決定手段と,
    前記中止手段による搬送中止が解除された場合に,前記破損原稿決定手段で破損原稿に決定された原稿の読み取りを前記第2読取機能で行い,それ以外の原稿の読み取りを前記第1読取機能で行う破損原稿モードで動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載する画像読取装置において,
    前記破損原稿決定手段は,前記中止手段による搬送中止が解除された後に最初に読み取られる原稿を破損原稿に決定することを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する画像読取装置において,
    破損原稿の枚数を取得する枚数取得手段を備え,
    前記破損原稿決定手段は,前記中止手段による搬送中止が解除された後に最初に読み取られる原稿から前記枚数取得手段にて取得された枚数分の原稿を破損原稿に決定することを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1に記載する画像読取装置において,
    破損原稿のページ番号を入力する入力手段を備え,
    前記破損原稿決定手段は,前記読取手段によって読み取られる原稿のうち,前記入力手段によって入力されたページの原稿を破損原稿に決定することを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記中止手段による搬送中止が解除された場合に,破損原稿の読み取りを前記第2読取機能によって行うことを報知する報知手段を備えることを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記中止手段によって搬送が中止された場合に,読み取りが完了している頁数と搬送不良が生じた原稿のページ番号との少なくとも一方を通知する通知手段を備えることを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項6に記載する画像読取装置において,
    前記通知手段は,両面読み取りを実行していた場合に,搬送不良の原因となった原稿のどの面を読み取る必要があるのかを通知することを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記搬送手段によって搬送される原稿のサイズを記憶する記憶手段を備え,
    前記破損原稿モードでの前記第2読取機能による読み取りの際に,前記記憶手段に原稿のサイズが記憶されている場合には当該サイズを基に原稿を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記搬送手段の搬送中止が解除されたことを契機に計時を開始し,ユーザからの継続指示を受け付ける受付手段を備え,
    前記制御手段では,前記受付手段が所定時間内に継続指示を受け付ければ,前記破損原稿モードに移行し,前記受付手段が所定時間内に継続指示を受け付けなければ,搬送不良が発生する前に行った読み取り処理を無効にすることを特徴とする画像読取装置。
  10. 搬送手段により自動搬送された原稿を読み取る第1読取機能と,フラットベッドガラス上に載置された原稿を読み取る第2読取機能とを備えた画像読取装置を,
    原稿の画像を読み取る読取手段と,
    前記搬送手段による搬送中に搬送不良が生じたことを検知し,原稿の搬送を中止する中止手段と,
    読み取り対象の原稿が,破損原稿であることを決定する破損原稿決定手段と,
    前記中止手段による搬送中止が解除された場合に,前記破損原稿決定手段で破損原稿に決定された原稿の読み取りを前記第2読取機能で行い,それ以外の原稿の読み取りを前記第1読取機能で行う破損原稿モードで動作するように制御する制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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