JP2006339830A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を読み取る原稿の中に原稿搬送装置を通過しにくい原稿が含まれている場合にも複雑な操作を必要とすることなく原稿読み取りを短時間に、かつ原稿の傷みを最小限にとどめて完了させる手法を提供する。
【解決手段】原稿を搬送する原稿搬送装置と、原稿を載置する原稿載置台と、原稿搬送装置で搬送される原稿の画像を読み取る搬送原稿読み取りモードと原稿載置台に載置された原稿の画像を読み取る固定原稿読み取りモードとの何れかのモードを選択する読み取りモード制御部と、搬送原稿読み取りモードで原稿の読み取り処理を開始した後にイベント信号を発生するイベント信号発生部とを備え、前記読み取りモード制御部は、発生したイベント信号に応答して少なくともその直後の原稿読み取り処理を搬送原稿読み取りモードと異なる読み取りモードで行うことを特徴とする原稿読取装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、原稿搬送装置と原稿載置台とをそれぞれ用いる2つの原稿読み取りモードを有する原稿読取装置に関する。
多量の原稿読み取りを効率的に行うために、自動原稿搬送装置を備えた原稿読取装置が広く用いられている。しかし、自動原稿搬送装置が搬送できる原稿の種類には制約がある。例えば、ブック原稿の読み取りには対応していないため、原稿載置台にブック原稿を載置して読み取りを行う。あるいは、シート原稿であっても、薄いシートや分厚いシートの搬送には対応できないため、仕様外のシート原稿を読み取る場合にも原稿載置台に原稿をおいて読み取りを行う。また、角の折れた原稿やカールした感熱紙の原稿なども原稿搬送中にジャムを起こしやすい。そこで、一束の原稿の中に、原稿搬送装置で搬送できない原稿が含まれていることが予めわかっている場合に、予め切り替えるページを指定しておき、指定されたページは原稿載置台からの読み取りに切り替える手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−223338号公報
しかし、原稿載置台からの読み取りに切り替えるページを予め指定するためには、一束の原稿の先頭からのページ数を正確に数えなければならず、特に多量の原稿を読み取る場合に手間がかかり、ページ数を数え間違える確率も増える。また、そのページ数を操作パネルから一ページずつ入力しなければならないので、操作が煩雑である。しかも、1ページでもページ数を数え間違えると、せっかく手間をかけて入力したにもかかわらず何ら改善効果が得られないで徒労に終わってしまう。
また、極端に薄い原稿や分厚い原稿であれば読み取り前に原稿ジャムが発生するであろうことがかなりの確度で予測できるが、やや薄めの原稿や分厚めの原稿を目視で的確に判断することは難しく、結局は原稿搬送装置を通してみなければわからないといった面もある。読み取りの効率を優先する観点から、原稿搬送装置を正常に通過しなかった原稿だけをそれ以上傷めることなくスムーズに再読取できる手法が望まれる。例えば、一度ジャムした原稿は再度原稿搬送装置で搬送してもジャムを再発する確率が高い。このような原稿だけを原稿載置台から読込ませ、次の原稿からは再び原稿搬送装置で読み取らせる処理ができれば、効率的な読み込み処理を実現することができる。
その一方で、原稿がジャムによって傷むことは使用者にとって好ましくなく、特にその内容が重要であったり入手が困難であったりする場合は、予め読み取りで原稿を傷めるおそれの少ない原稿台からの読み取りを選択したいこともある。このような原稿を簡便な操作で選択し、原稿台からの読み取りに切り替えることのできる手法が望まれている。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、画像を読み取る原稿の中に原稿搬送装置を通過しにくい原稿が含まれている場合にも複雑な操作を必要とすることなく原稿読み取りを短時間に、かつ原稿の傷みを最小限にとどめて完了させる手法を提供するものである。
この発明は、原稿を搬送する原稿搬送装置と、原稿を載置する原稿載置台と、原稿搬送装置で搬送される原稿の画像を読み取る搬送原稿読み取りモードと原稿載置台に載置された原稿の画像を読み取る固定原稿読み取りモードとの何れかのモードを選択する読み取りモード制御部と、搬送原稿読み取りモードで原稿の読み取り処理を開始した後にイベント信号を発生するイベント信号発生部とを備え、前記読み取りモード制御部は、発生したイベント信号に応答して少なくともその直後の原稿読み取り処理を搬送原稿読み取りモードと異なる読み取りモードで行うことを特徴とする原稿読取装置を提供する。
この発明の原稿読取装置は、イベント信号に応答して少なくともその直後の原稿読み取り処理を搬送原稿読み取りモードと異なる読み取りモードで行うので、原稿の中に原稿搬送装置を通過しにくい原稿が含まれている場合にイベント信号に応答して原稿の読み取りモードを固定原稿読み取りモードに切り替えるので、原稿搬送装置を通過しにくい原稿だけを傷めることなく、効率的に読み取ることができる。
原稿読取装置が、原稿搬送装置で搬送される原稿のジャムを検知する原稿ジャム検知部をさらに備え、前記イベント信号発生部が、原稿ジャム検知部から原稿ジャム発生の通知を受けてイベント信号を発生するようにしてもよい。このようにすれば、原稿ジャムが発生した場合にその原稿の再読込みを固定原稿読み取りモードで行うことができるので、原稿搬送装置を通過しにくい原稿だけを傷めることなく、効率的に読み取ることができる。しかも、原稿ジャムの発生によって原稿読み取りモードが固定原稿読み取りモードに切換わるので、読み取りモードを切り替えるための余分な操作を伴わず、使用者にとって便宜である。
あるいは、原稿読み取り中に操作キーのキー入力があったことを検知するキー入力検知部をさらに備え、前記イベント信号発生部が、キー入力を検知してイベント信号を発生するようにしてもよい。このようにすれば、例えば、使用者が原稿読み取り中に薄紙原稿が含まれていることに気づいた際には、特定のキーを押すようにさせれば、これによって搬送原稿読み取りモードでの読み取りを中断し、固定原稿読み取りモードに切り替えて読み取り処理を行うことができる。
あるいはまた、読み取られた原稿画像が予め定められたインデックス画像であることを認識するインデックス画像認識部をさらに備え、前記イベント信号発生部が、インデックス画像認識部からインデックス画像を読み取った通知を受けて、イベント信号を発生するようにしてもよい。このようにすれば、予め例えば固定原稿読み取りモードで読み取らせたい原稿がわかっている場合には、その原稿に代えてインデックス画像の原稿を挿入しておくことにより、簡便な指定方法で原稿の読み取りモードの選択を切り替えることができる。
さらに、予め読み取った原稿の画像を記憶する原稿画像記憶部と、インデックス画像認識部からインデックス画像を読み取った旨のイベント信号に応答して原稿画像記憶部に記憶された原稿画像をインデックス画像に代わる読み取り画像として挿入する画像挿入部をさらに備えていてもよい。このようにすれば、搬送原稿読み取りモードで読み取る原稿以外を予めまとめて読み取り、記憶させておくことができるので、読み取りを効率的に行うことができる。また、操作者は、予め原稿画像を記憶させた後、原稿搬送装置に残りの原稿をセットして読み取りを開始すれば、原稿読取装置の傍らに居る必要がないので、使用者にとっても便宜である。
前記読み取りモード制御部が、インデックス画像と認識された原稿の次の原稿読み取りに搬送原稿読み取りモードを選択するようにしてもよい。このようにすれば、イベント信号が入った次の原稿は搬送原稿読み取りモードと異なる読み取りモードで読み取り、さらに次の原稿は再び搬送原稿読み取りモードで読み取りを行うので、例えば、ジャムによって再読込みを行った原稿のさらに次の原稿からは、原稿搬送装置を用いて効率的に読み取り処理を行うことができる。
また、原稿載置台に原稿が置かれているか否かを検知する原稿検知部をさらに備え、前記読み取りモード制御部は、イベント信号に応じて固定原稿読み取りモードで原稿を読み取った後、次の原稿読み取り開始時に原稿検知部が原稿を検知した場合はさらに固定原稿読み取りモードで読み取り処理を行い、原稿検知部が原稿を検知しなかった場合は搬送原稿読み取りモードで読み取り処理を行うようにしてもよい。このようにすれば、固定原稿読み取りモードに切換わった後に、次の原稿を原稿載置台に置いた状態で読み取りを開始するだけで複数枚の原稿の読み取りを固定原稿読み取りモードで継続することができ、かつ、原稿載置台に原稿を置かずに次の読み取りを開始すると搬送原稿読み取りモードに切換わるので、読み取りモードを切り替えるための余分な操作を必要とせずに使用者の意図にそった読み取りモードで原稿の読み取りを継続することができる。
以下、図面に示す実施形態に基づいてこの発明をさらに詳述する。なお、これによってこの発明は限定を受けるものではない。
図2は、この発明の原稿読取装置の機構的な構成を示す断面図である。図2に示すように、原稿読取装置は、下部のスキャナ部10と上部の原稿搬送装置(ADF)100から構成される。スキャナ部10は、その内部に原稿の第1面を読み取る第1の読取手段104を収容し、天面に原稿載置台27を有する。原稿載置台27に原稿を置くために、原稿搬送装置100は、図2の断面の奥行き方向の奥側の端部に図示しないヒンジ部を有し、ヒンジを旋回軸として手前側の部分を上方に持ち上げて旋回させることができる。これによって、原稿載置台27の上面を開放し、原稿を載置あるいは交換可能にすると共に、ブック原稿など厚みのある原稿を原稿載置台27に置いて読み取ることができるようになっている。また、原稿搬送装置100は、原稿載置台27に置かれた原稿を読み取り中に上側から抑えて固定する原稿カバーとしての役割を担う。
第1の読取手段104は、原稿面を照射する露光ランプ13と露光ランプ13に照射された原稿面からの反射光を反射させる第1ミラー15とを一体に支持して矢印Aの方向に移動する第1走査ユニット11、第1ミラー15からの反射光をさらに反射させて結像レンズ23へ導くための第2ミラー17ならびに第3ミラー19を一体に支持して第1走査ユニットの移動につれて同方向に移動する第2走査ユニット21、結像レンズ23、CCDイメージセンサ25から構成される。第1走査ユニット11と第2走査ユニット21は、共に図示しない駆動手段によって駆動され、互いの移動速度は、第2走査ユニット21が第1走査ユニット11の1/2の速度を維持するように構成されている。そして、読取面を下側にして原稿載置台27の上に置かれた原稿を走査して原稿面の画像をCCDイメージセンサ25に結像させて原稿の画像を読み取る。これが、固定原稿読み取りモードである。なお、この実施形態の前記第1の読取手段104は、CCDリニアセンサと縮小光学系を用いて構成されるが、露光ランプと密着型イメージセンサを一体に移動させるように構成することも可能である。
原稿搬送装置100は、原稿載置トレイ101から原稿排出トレイ102に至る原稿搬送路103を備えている。原稿搬送路103中に、前述の第1走査ユニット11を所定位置に停止させた状態で原稿搬送路103を通過する原稿の第1面を読み取るためのスリット部109とCISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)を用いたCIS方式の第2の画像読取手段105とが、原稿の搬送方向に沿ってこの順序で配置されている。CCD方式の画像読取手段104はスリット部109の直下に第1走査ユニット11を停止させて原稿の第1面の画像を読み取り、CIS方式の画像読取手段105は原稿の第2面の画像を読み取る。CCD方式の画像読取手段104の上流側には、搬送ローラ106と原稿搬送路の湾曲部107とが原稿の搬送方向に沿ってこの順序で配置されている。そして、CCD方式の画像読取手段104からCIS方式の画像読取手段105を経て、原稿搬送路103が略直線状に伸びる終端部に原稿排紙ローラ108が配置されている。原稿は、原稿搬送路103を原稿載置トレイ101から原稿排出トレイへ向けて搬送される。
図1は、この発明の原稿読取装置の機能的な構成を示すブロック図である。図1において、パネル制御部31は、原稿読取装置1の状態を表示し、動作に関する指示を使用者に入力させる図2に図示しない操作パネルを制御するブロックである。パネル制御部31は、図示しない操作パネルに設けられたキーを読み取るためのキー入力回路、表示素子としてのLEDあるいは液晶を駆動するための駆動回路、キー入力を判定し、表示素子に表示させる内容の制御を行うためのCPU,CPUにキー入力の判定および表示内容の制御を実行させるためのプログラム、前記プログラムを格納するメモリ素子から実現することができる。前記CPUは、以降に説明する各ブロックの処理を実現するCPUと同一のものであってよい。その場合は、CPUが実行する処理プログラムを格納するメモリ素子も同一のものであってよい。ただし、処理プログラムの内容は、各ブロックの処理内容に応じてそれぞれ異なる。読取部33は、第1の画像読取手段104、第2の読み取り手段105および各読み取り手段のイメージセンサから出力された画像信号を処理して出力する画像処理回路から構成される。また、前記の回路に加え、読取部の動作および画像処理回路の設定を行うためのCPU、CPUに読み取りに必要な処理を実行させるためのプログラムによって実現される。
イベント信号発生部37は、原稿読み取り開始後に、読み取りモードを切り替えるトリガとなるイベント信号を発生するブロックであり、具体的には、原稿読み取り中に図示しない操作パネルの操作キーからのキー入力を検知するキー入力検知部39、原稿搬送装置100で原稿ジャムが発生したことを検知する原稿ジャム検知部41、読み取った原稿画像が予め定められたインデックス画像であることを認識するインデックス画像認識部40を含む。キー入力検知部39は、特定のキーが押されたことを判定するブロックで、CPUと、CPUに処理を実行させるプログラムによって実現される。原稿ジャム検知部41は、搬送路103に沿って設けられた図示しない原稿ジャム検知センサ、原稿ジャム検知センサからの検知信号を受ける信号入力回路、検知信号の発生タイミングを判定し、あるいは所定のタイミングで検知信号が発生しないことを判断するためのCPUとCPUに判断を行わせるためのプログラムによって実現される。インデックス画像認識部40は、予め定められたインデックス画像の特徴を保持するためのメモリ素子、読取部33で読み取られた原稿画像の特徴と前記メモリ素子に保持されたインデックス画像の特徴を比較するパターンマッチング回路、パターンマッチング回路による画像比較結果を判定するCPUとCPUに判定処理を実行させるためのプログラムによって実現される。
イベント信号発生部37で発生したイベント信号は、読み取りモード制御部35に送られ、読み取りモード制御部35は、イベント信号に応じて読み取り中の原稿の読み取りモードを切り替える。読み取りモード制御部の処理の詳細は、フローチャートを参照してさらに後述する。なお、読み取りモード制御部35は、CPUとCPUに処理を実行させるプログラムによってその機能が実現される。
また、原稿カバー開閉検知部43は、原稿搬送装置が図示しないヒンジ部を中心に開閉され原稿カバーとして機能する際に、開閉の状態を検知する。原稿カバー開閉検知部43は、原稿搬送装置100の図示しないヒンジ部に設けられた開閉センサと、開閉センサからの開閉信号を入力する信号入力回路、開閉信号を判定するCPUとCPUに処理を実行させるためのプログラムによって実現される。メイン制御部45は、画像読取装置全体の制御を行うブロックである。メイン制御部45は、CPUと、CPUに各種の処理を実行させるためのプログラムで実現される。また、制御データ記憶部47は、制御用のデータの内容を、各データの内容に応じて一時的あるいは恒久的に記憶する。制御データ記憶部は、RAMやフラッシュROMなどを用いて実現することができる。画像処理用バッファ49は、読み取った原稿の画像データを処理のために一時的に記憶する。画像処理用バッファ49は、例えば、DRAMを用いて実現することができる。
原稿画像記憶部51は、読み取った原稿の画像データを後の利用のために格納して保持する。原稿画像記憶部51は、フラッシュROMや、ハードディスク装置などを用いて実現することができる。画像挿入部53は、原稿画像記憶部51に格納された画像データを利用する際に、読取部33の画像データに挿入するブロックである。画像挿入部53は、画像デーを処理するためのメモリ制御回路とメモリ制御回路を制御するためのCPU、CPUに所定の処理を実行させるプログラムによって実現することができる。原稿検知部55は、原稿載置台に原稿が置かれているかどうかを検知する。また、原稿搬送装置100の原稿載置トレイ101に原稿があるかどうかを検知する。原稿検知部55は、原稿載置台27および原稿載置トレイ101に設けられた図示しない原稿検知センサ、原稿検知センサからの原稿検知信号を受ける信号入力回路、原稿検知信号の発生タイミングを判定し、あるいは所定のタイミングで原稿検知信号が発生しないことを判断するためのCPUとCPUに判断を行わせるためのプログラムによって実現される。
(実施の形態1)
この実施の形態では、ADFで原稿を読み取る途中に原稿ジャムが発生した場合に、原稿ジャムをイベント信号として読み取りモードを切り替える態様の一例について説明する。
図3は、この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の一例を示すフローチャートである。図3で、まず、使用者によってADF100の原稿載置トレイ101に原稿がセットされると、原稿検知部55は、原稿検知部図示しない原稿検知センサによって、ADF100に原稿がセットされたことを検知する。読み取りモード制御部35は、原稿検知部55によってADF100への原稿セットが検知されたことに応答して読み取りモードとして搬送原稿読み取りモードを選択する(ステップS11)。この状態で、使用者によって読み取り開始のキーが押下されると、パネル制御部31がキーの押下を検知する。メイン制御部45は、読み取り開始のキー押下に応答して読み取り処理を開始し、原稿の読み取り処理を行う(ステップS13)。
前述のように、搬送原稿読み取りモードが選択されているので、メイン制御部45は、ADF100の原稿載置トレイ101に載置された原稿を1枚ずつ原稿搬送路103に搬送し、第1の画像読取手段104によって原稿の第1面が読み取るように制御する。また、両面読み取りのモードが使用者によって選択されている場合は、第2の画像読取手段105によって原稿の第2面を同時に読み取るように制御する。このようにして、メイン制御部45は、原稿載置トレイ101の原稿を、順次原稿搬送路103へ給送して原稿の画像を読み取るように制御する。原稿搬送路103を原稿が通過する間、原稿ジャム検知部55は、原稿ジャムの発生の有無を検知する。原稿ジャムが発生することなく、正常に読み取り処理が行われている間は、メイン制御部45は、一枚ごとの原稿読み取りを順次行い、原稿を読み取るごとに次の原稿があるかどうかを判定する(ステップS25)。原稿載置トレイ101上の原稿が全て給送されたことを原稿検知部55が検知した場合、メイン制御部45は、読み取った原稿の画像データを一連の画像データにまとめて出力する(ステップS27)。
一方、読み取り処理の途中で、搬送原稿のジャムが発生した場合、原稿ジャム検知部41はジャムの発生を検知し(ステップS15)、イベント信号を出力する。読み取りモード制御部35は、原稿ジャム検知部41からのイベント信号に応答して、ジャムが発生した原稿の再読取の際の読み取りモードとして、固定原稿読み取りモードを選択する。また、メイン制御部45は、図示しない操作パネルにジャムの発生をメッセージ等で表示して、搬送路103中に滞留した原稿を使用者が取り除くように促し、再読込みのための原稿を原稿載置台27に置くように促す。使用者によって搬送路103中の原稿が全て取り除かれ、再読込みをする原稿が原稿載置台27に置かれた後に、再読込みの開始を指示するために読み取り開始のキーが押されると、原稿ジャム検知部41は、ジャムが解除されたことを検知し(ステップS19)、メイン制御部45は、ジャムが発生した原稿の再読取を開始する。このとき、読み取りモード制御部35によって固定原稿読み取りモードが選択されているので、メイン制御部45は、原稿載置台27に置かれた原稿を走査するように制御する(ステップS21)。
固定原稿読み取りモードでの原稿の読み取りが終了すると(ステップS23)、メイン制御部45は、次に読み取るべき原稿がADF100に残っているかどうかを判断する(ステップS25)。原稿が残っている場合、ルーチンはステップS13へ進み、以降の原稿を搬送原稿読み取りモードで読み取る。なお、固定原稿読み取りモードで再読込みを行った後、使用者が明示的に固定原稿読み取りモードの終了をキー入力するまでは、以降の原稿読み取りを固定原稿読み取りモードで行うようにしてもよい。これは、原稿ジャムによってADF100に複数枚の原稿が滞留したばあい、複数枚の原稿が再読込みの対象となるためであり、これらの原稿をすべて固定原稿読み取りモードで行う方が原稿を傷めるおそれが少ないと使用者が判断した場合に、使用者の意志を尊重した読み取り処理を行うためである。
(実施の形態2)
この実施の形態では、ADFで原稿を読み取る途中に使用者による特定のキー入力をイベント信号として読み取りモードを切り替える態様の一例について説明する。
図4は、この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。図4で、まず、使用者によってADF100の原稿載置トレイ101に原稿がセットされると、原稿検知部55は、原稿検知部図示しない原稿検知センサによって、ADF100に原稿がセットされたことを検知する。読み取りモード制御部35は、原稿検知部55によってADF100への原稿セットが検知されたことに応答して読み取りモードとして搬送原稿読み取りモードを選択する(ステップS31)。この状態で、使用者によって読み取り開始のキーが押下されると、パネル制御部31がキーの押下を検知する。メイン制御部45は、読み取り開始のキー押下に応答して原稿の読み取り処理を開始し、原稿の読み取り処理を行う(ステップS33)。
前述のように、搬送原稿読み取りモードが選択されているので、メイン制御部45は、ADF100の原稿載置トレイ101に載置された原稿を1枚ずつ原稿搬送路103に搬送し、第1の画像読取手段104によって原稿の第1面が読み取るように制御する。また、両面読み取りが使用者によって設定されている場合は、第2の画像読取手段105によって原稿の第2面を同時に読み取るように制御する。このようにして、メイン制御部45は、原稿載置トレイ101の原稿を、順次原稿搬送路103へ給送して原稿の画像を読み取るように制御する。原稿ジャムが発生することなく、正常に読み取り処理が行われている間は、一枚ごとの原稿読み取りを順次行い、原稿を読み取るごとに次の原稿があるかどうかを判定する(ステップS45)。原稿載置トレイ101上の原稿が全て給送されたことを原稿検知部55が検知した場合、メイン制御部45は、読み取った原稿の画像データを一連の画像データにまとめて出力する(ステップS47)。
一方、読み取り処理の途中で、使用者が特定のキーを押下した場合(ステップS35)、キー入力検知部39はキー入力を検知してイベント信号を出力する。読み取りモード制御部35は、キー入力検知部39からのイベント信号に応答して、キーが押された際に読み取られている原稿の次の原稿の読み取りモードとして、固定原稿読み取りモードを選択する。また、メイン制御部45は、読み取り中の原稿の処理終了を待って次の原稿の読み取りを行わずに動作を停止し、図示しない操作パネルに読み取りモード切り替えの要求により停止した旨のメッセージ等で表示して、次に読み取る原稿を原稿載置台27に置くように使用者を促す。使用者によって次の原稿が原稿載置台27に置かれた後に、読込みの開始を指示するために読み取り開始のキーが押されると、メイン制御部45は、次の原稿の読取を開始する。このとき、読み取りモード制御部35によって固定原稿読み取りモードが選択されているので、原稿の読み取りは原稿載置台27に置かれた原稿を走査する(ステップS39)。
固定原稿読み取りモードでの原稿の読み取りが終了すると(ステップS41)、メイン制御部45は、次に読み取るべき原稿がADF100に残っているかどうかを判断する(ステップS45)。原稿が残っている場合、ルーチンはステップS33へ進み、以降の原稿を搬送原稿読み取りモードで読み取る。なお、固定原稿読み取りモードで再読込みを行った後、使用者が明示的に固定原稿読み取りモードの終了をキー入力するまでは、以降の原稿読み取りを固定原稿読み取りモードで行うようにしてもよい。これは、固定原稿読み取りモードで読込みたい原稿が複数枚連続している場合に、使用者の便宜を図るためである。
(実施の形態3)
この実施の形態では、ADFで読み取った原稿の画像が、使用者によって予め定められたインデックス原稿であると認識した場合に、インデックス原稿の認識をイベント信号として読み取りモードの選択を切り替える態様について説明する。
この実施の形態において、使用者は、予め一連の読み取り原稿のうち固定原稿読み取りモードで読み取りたい原稿をインデックス原稿に差し替えていることが前提である。例えば、原稿の中に極端に薄い用紙や厚い用紙が混在する場合、使用者は、その原稿をインデックス原稿に差し替えておくものとする。
図5は、この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。図5で、まず、使用者によってADF100の原稿載置トレイ101にインデックス原稿が挿入された一束の原稿がセットされると、原稿検知部55は、原稿検知部図示しない原稿検知センサによって、ADF100に原稿がセットされたことを検知する。読み取りモード制御部35は、原稿検知部55によってADF100への原稿セットが検知されたことに応答して読み取りモードとして搬送原稿読み取りモードを選択する(ステップS51)。この状態で、使用者によって読み取り開始のキーが押下されると、パネル制御部31がキーの押下を検知する。メイン制御部45は、読み取り開始のキー押下に応答して原稿の読み取り処理を開始し、原稿の読み取り処理を行う(ステップS53)。
前述のように、搬送原稿読み取りモードが選択されているので、メイン制御部45は、ADF100の原稿載置トレイ101に載置された原稿を1枚ずつ原稿搬送路103に搬送し、第1の画像読取手段104によって原稿の第1面が読み取るように制御する。また、両面読み取りが使用者によって設定されている場合は、第2の画像読取手段105によって原稿の第2面を同時に読み取るように制御する。このようにして、メイン制御部45は、原稿載置トレイ101の原稿を、順次原稿搬送路103へ給送して原稿の画像を読み取るように制御する。インデックス原稿以外の原稿に対して通常の読み取り処理が行われている間は、一枚ごとの原稿読み取りを順次行い原稿を読み取るごとに次の原稿があるかどうかを判定する(ステップS65)。インデックス画像認識部40は、読み取られた原稿の画像をインデックス画像と比較し、インデックス原稿かどうかの判定を各原稿の読み取りのたびに行う。原稿載置トレイ101上の原稿が全て給送されたことを原稿検知部55が検知した場合、メイン制御部45は、読み取った原稿の画像データを一連の画像データにまとめて出力する(ステップS67)。
インデックス画像認識部40は、読み取った原稿の画像がインデックス画像であると認識した場合にイベント信号を出力する(ステップS55)。読み取りモード制御部35は、インデックス画像認識部40からのイベント信号に応答して、インデックス原稿の次の原稿の読み取りモードとして、固定原稿読み取りモードを選択する。また、メイン制御部45は、インデックス画像を読み取った原稿画像として処理せずに破棄し(ステップS59)、インデックス原稿の次の原稿の読み取りを行わずに動作を停止する。そして、図示しない操作パネルにインデックス原稿の認識により停止した旨のメッセージ等で表示して、次に読み取る原稿を原稿載置台27に置くように使用者を促す。使用者によって次の原稿が原稿載置台27に置かれ、読込みの開始を指示するために読み取り開始のキーが押されると、メイン制御部45は、次の原稿の読取を開始する。このとき、読み取りモード制御部35によって固定原稿読み取りモードが選択されているので、原稿の読み取りは原稿載置台27に置かれた原稿を走査する(ステップS61)。
固定原稿読み取りモードでの原稿の読み取りが終了すると、メイン制御部45は、次に読み取るべき原稿がADF100に残っているかどうかを判断する(ステップS65)。原稿が残っている場合、ルーチンはステップS53へ進み、以降の原稿を搬送原稿読み取りモードで読み取る。
(実施の形態4)
この実施の形態では、使用者が予め固定原稿読み取りモードで読み取った原稿の画像を記憶させておき、次にADFで原稿を読み取る際にインデックス原稿を読み取った場合に、インデックス原稿に代えて予め記憶させた原稿の画像を挿入する態様の一例について説明する。
この実施の形態において、使用者は、予め一連の読み取り原稿のうち固定原稿読み取りモードで読み取りたい原稿をインデックス原稿に差し替えていることが前提である。例えば、原稿の中に極端に薄い用紙や厚い用紙が混在する場合、使用者は、その原稿をインデックス原稿に差し替えておくものとする。さらに、差し替えた原稿を予め固定原稿読み取りモードで読み取って原稿画像記憶部51に記憶させておく。メイン制御部45は、予め原稿の画像を原稿画像記憶部51に記憶させることを目的とする読み取り処理を使用者に提供する。例えば、使用者に特定のキーを押させることにより当該処理をさせることができる。
図6は、この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。図6で、まず、使用者に特定のキーを押下させることによって原稿の画像を原稿画像記憶部51に記憶するように設定させる。使用者によって原稿が原稿載置台27に置かれ、読込みの開始を指示するために読み取り開始のキーが押されると、メイン制御部45は、固定原稿読み取りモードで原稿の読取を開始する(ステップS71)。読み取った原稿の画像は、読み取りの順序を表す属性情報と共に原稿画像記憶部51に記憶する(ステップS73)。複数枚の原稿を読み込む場合は、1枚の原稿の読み込みを終えた後に、使用者によって原稿が交換され、読み取り開始のキーが押されると次の原稿を読み込み、読み込んだ原稿画像を原稿画像記憶部51に記憶する。メイン制御部45は、使用者に読み取り終了のキーを押下させることにより、全ての原稿画像の読み込みを終えたことを知る。読み取り終了のキーが押されると(ステップS75)、メイン制御部45は、原稿画像記憶部51に画像を記憶する処理を終了する。
次に、使用者によってADF100の原稿載置トレイ101にインデックス原稿が挿入された一束の原稿がセットされると、原稿検知部55は、原稿検知部図示しない原稿検知センサによって、ADF100に原稿がセットされたことを検知する。読み取りモード制御部35は、原稿検知部55によってADF100への原稿セットが検知されたことに応答して読み取りモードとして搬送原稿読み取りモードを選択する(ステップS77)。この状態で、使用者によって読み取り開始のキーが押下されると、パネル制御部31がキーの押下を検知する。メイン制御部45は、読み取り開始のキー押下に応答して原稿の読み取り処理を開始し、原稿の読み取り処理を行う(ステップS79)。
前述のように、搬送原稿読み取りモードが選択されているので、メイン制御部45は、ADF100の原稿載置トレイ101に載置された原稿を1枚ずつ原稿搬送路103に搬送し、第1の画像読取手段104によって原稿の第1面が読み取るように制御する。また、両面読み取りが使用者によって設定されている場合は、第2の画像読取手段105によって原稿の第2面を同時に読み取るように制御する。このようにして、メイン制御部45は、原稿載置トレイ101の原稿を、順次原稿搬送路103へ給送して原稿の画像を読み取るように制御する。インデックス原稿以外の原稿に対して通常の読み取り処理が行われている間は、一枚ごとの原稿読み取りを順次行い、原稿を読み取るごとに次の原稿があるかどうかを判定する(ステップS87)。インデックス画像認識部40は、読み取られた原稿の画像をインデックス画像と比較し、インデックス原稿かどうかの判定を各原稿の読み取りのたびに行う。原稿載置トレイ101上の原稿が全て給送されたことを原稿検知部55が検知した場合、メイン制御部45は、読み取った原稿の画像データを一連の画像データにまとめて出力する(ステップS89)。
読み取り処理の途中で、インデックス画像認識部40がインデックス原稿の画像が認識された場合、(ステップS81)、インデックス画像認識部40はキー入力を検知してイベント信号を出力する。読み取りモード制御部35は、インデックス画像認識部40からのイベント信号に応答して、インデックス原稿の次の原稿の読み取りモードとして、固定原稿読み取りモードを選択する。また、メイン制御部45は、インデックス画像を読み取った原稿画像として処理せずに破棄し、原稿画像挿入部53は、予め原稿画像記憶部51に記憶された原稿画像をインデックス画像に代えて挿入する(ステップS83)。原稿の挿入が終了すると、メイン制御部45は、次に読み取るべき原稿がADF100に残っているかどうかを判断する(ステップS87)。原稿が残っている場合、ルーチンはステップS79へ進み、次の原稿を搬送原稿読み取りモードで読み取る。
(実施の形態5)
この実施の形態では、読み取りモードを固定原稿読み取りモードに切り替えた次の原稿の読み取り開始時に原稿検知部が原稿を検知した場合はさらに固定原稿読み取りモードで読み取り処理を行い、原稿検知部が原稿を検知しなかった場合は搬送原稿読み取りモードで読み取り処理を行う態様の一例について説明する。
図7は、この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。図7で、まず、使用者によってADF100の原稿載置トレイ101に原稿がセットされると、原稿検知部55は、原稿検知部図示しない原稿検知センサによって、ADF100に原稿がセットされたことを検知する。読み取りモード制御部35は、原稿検知部55によってADF100への原稿セットが検知されたことに応答して読み取りモードとして搬送原稿読み取りモードを選択する(ステップS101)。この状態で、使用者によって読み取り開始のキーが押下されると、パネル制御部31がキーの押下を検知する。メイン制御部45は、読み取り開始のキー押下に応答して読み取り処理を開始し、原稿の読み取り処理を行う(ステップS103)。
前述のように、搬送原稿読み取りモードが選択されているので、メイン制御部45は、ADF100の原稿載置トレイ101に載置された原稿を1枚ずつ原稿搬送路103に搬送し、第1の画像読取手段104によって原稿の第1面が読み取るように制御する。また、両面読み取りが使用者によって設定されている場合は、第2の画像読取手段105によって原稿の第2面を同時に読み取るように制御する。このようにして、メイン制御部45は、原稿載置トレイ101の原稿を、順次原稿搬送路103へ給送して原稿の画像を読み取るように制御する。原稿搬送路103を原稿搬送路が通過する間、原稿ジャム検知部55は、原稿ジャムの発生の有無を検知する。原稿ジャムが発生することなく、正常に読み取り処理が行われている間は、メイン制御部45は、一枚ごとの原稿読み取りを順次行い、原稿を読み取るごとに次の原稿があるかどうかを判定する(ステップS115)。原稿載置トレイ101上の原稿が全て給送されたことを原稿検知部55が検知した場合、メイン制御部45は、読み取った原稿の画像データを一連の画像データにまとめて出力する(ステップS117)。
一方、読み取り処理の途中で、イベント信号発生部37からイベント信号が出力された場合(ステップS105の「Y」)、読み取りモード制御部35は、イベント信号発生部37からのイベント信号に応答して、次の原稿を読み取る際の読み取りモードとして、固定原稿読み取りモードを選択し、次の原稿の読み取りを行う(ステップS107)。ここで、イベント信号は、前述した原稿ジャム発生、特定のキー入力、インデックス画像のいずれによるイベント信号であってもよい。さらに、使用者によって次の原稿の読込みの開始を指示するために読み取り開始のキーが押されると(ステップS109)、メイン制御部45は、原稿検知部55が使用者によって原稿載置台27に原稿がおかれた原稿を検知しているかどうかを判断する(ステップS111)。原稿載置台27上に次の原稿が置かれていることを原稿検知部55が検知している場合、ルーチンはステップ107へ進み、次の原稿の読み取り処理を繰り返す。これによって、次の原稿が原稿載置台27に置かれた場合は、固定原稿読み取りモードでの読取が継続される。一方、原稿検知部55が、原稿載置台27に原稿がない状態を検知した場合、メイン制御部45は、次に読み取るべき原稿がADF100に残っているかどうかを判断する(ステップS115)。原稿が残っている場合、ルーチンはステップS103へ進み、以降の原稿を搬送原稿読み取りモードで読み取る。
この発明の原稿読取装置の機能的な構成を示すブロック図である。 この発明の原稿読取装置の機構的な構成を示す断面図である。 この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の一例を示すフローチャートである。(実施の形態1) この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態2) この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態3) この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態4) この発明の原稿読取装置における原稿読み取り処理の実行手順の異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態5)
符号の説明
1 原稿読取装置
10 スキャナ部
11 第1走査ユニット
13 露光ランプ
15 第1ミラー
17 第2ミラー
19 第3ミラー
21 第2走査ユニット
23 結像レンズ
25 CCDイメージセンサ
27 原稿載置台
31 パネル制御部
33 読取部
35 読み取りモード制御部
37 イベント信号発生部
39 キー入力検知部
40 インデックス画像認識部
41 原稿ジャム検知部
43 原稿カバー開閉検知部
45 メイン制御部
47 制御データ記憶部
49 画像処理用バッファ
51 原稿画像記憶部
53 画像挿入部
55 原稿検知部
100 原稿搬送装置、ADF
101 原稿載置トレイ
102 原稿排出トレイ
103 原稿搬送路
104 第1の画像読取手段
105 第2の画像読取手段
106 搬送ローラ
107 湾曲部
108 原稿排紙ローラ
109 スリット部

Claims (7)

  1. 原稿を搬送する原稿搬送装置と、
    原稿を載置する原稿載置台と、
    原稿搬送装置で搬送される原稿の画像を読み取る搬送原稿読み取りモードと原稿載置台に載置された原稿の画像を読み取る固定原稿読み取りモードとの何れかのモードを選択する読み取りモード制御部と、
    搬送原稿読み取りモードで原稿の読み取り処理を開始した後にイベント信号を発生するイベント信号発生部とを備え、
    前記読み取りモード制御部は、発生したイベント信号に応答して少なくともその直後の原稿読み取り処理を搬送原稿読み取りモードと異なる読み取りモードで行うことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 原稿搬送装置で搬送される原稿のジャムを検知する原稿ジャム検知部をさらに備え、
    前記イベント信号発生部が、原稿ジャム検知部から原稿ジャム発生の通知を受けてイベント信号を発生する請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 原稿読み取り中に操作キーのキー入力を検知するキー入力検知部をさらに備え、
    前記イベント信号発生部が、キー入力を検知してイベント信号を発生する請求項1記載の原稿読取装置。
  4. 読み取られた原稿画像が予め定められたインデックス画像であることを認識するインデックス画像認識部をさらに備え、
    前記イベント信号発生部が、インデックス画像認識部からインデックス画像を読み取った通知を受けて、イベント信号を発生する請求項1記載の原稿読取装置。
  5. 予め読み取った原稿の画像を記憶する原稿画像記憶部と、
    インデックス画像認識部からインデックス画像を読み取った旨のイベント信号に応答して原稿画像記憶部に記憶された原稿画像をインデックス画像に代わる読み取り画像として挿入する画像挿入部をさらに備える請求項4記載の原稿読取装置。
  6. 前記読み取りモード制御部が、インデックス画像と認識された原稿の次の原稿読み取りに搬送原稿読み取りモードを選択する請求項5記載の原稿読取装置。
  7. 原稿載置台に原稿が置かれているか否かを検知する原稿検知部をさらに備え、
    前記読み取りモード制御部は、イベント信号に応じて固定原稿読み取りモードで原稿を読み取った後、次の原稿読み取り開始時に原稿検知部が原稿を検知した場合はさらに固定原稿読み取りモードで読み取り処理を行い、原稿検知部が原稿を検知しなかった場合は搬送原稿読み取りモードで読み取り処理を行う請求項1記載の原稿読取装置。
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