JP2006140902A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つの読取手段を持つ画像読取装置において、片面読み取り時の処理速度を向上させることのできる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 CIS201は、第1の原稿搬送経路310を搬送されるシート状原稿の片面の画像を読み取ることが可能であり、CIS212は、第1の原稿搬送経路310を搬送されるシート状原稿の、CIS201とは反対側の面の画像を読み取ることが可能であり、また、第2の原稿搬送経路320を搬送される原稿の片面の画像を読み取りが可能であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特にシート状の原稿を画像読み取り部に自動的に搬送するシート搬送装置を備え、2つの画像読取手段により、原稿の両面を同時に読み取り可能な画像読取装置に関する。
従来、デジタル複写機、プリンタ、ファクシミリ等に設けられた画像読取装置には、シート状の原稿を画像読取装置に自動給紙するため、シート自動搬送装置の一例である原稿処理装置(以下、ADF(Auto Document Feeder)という)を開閉自在に備えたものがある。
ADFを備えた画像読取装置による読み取り方法の1つとして、画像読取装置に備えられたプラテンガラスの所定の読み取り位置に画像読み取り手段を固定し、この読み取り位置上で原稿を一定の速度で移動させることにより、画像を読み込む方法(以下流し読みとする)が知られている。この流し読みは、原稿交換速度を速くできるという利点があり、大量のシート状の原稿を高速に処理する読み取り方法として、多くの製品で用いられている技術である。
原稿の両面の画像を自動的に読み取る方法としては、原稿の片面を読み取り後、原稿を反転してもう一度読み取り部に搬送し、裏面を読み取る方法が用いられてきたが、さらに原稿の両面を高速に読み取る方法として、例えば特許文献1のように、原稿搬送経路をはさんで2つの画像読取手段を配置し、搬送される原稿の両面を同時に読み取る方法が提案されている(図10参照)。図10の画像読取装置においては、第1の画像読み取り手段であるCIS201と、第2の画像読み取り手段であるCIS202が、原稿搬送経路の両側に配置されている。給紙トレーから給紙された原稿はCIS201とCIS202の間を搬送され、原稿の両面の画像が同時に読み取られるようなものが提案されている。
特開平11−032164号公報
しかしながら、上記の両面同時読み取り可能な従来の画像読取装置では、片面読み取り時には、2つの画像読み取り手段のうち、裏面読み取り用の画像読み取り手段は使用されない。このため、画像読み取り手段を1つしか持たない画像読取装置と比較して、2つの画像読み取り手段と、両面の画像を同時に処理できる画像処理手段を備えるため、大幅なコストアップになるにも関わらず、片面読み取り時の原稿処理速度を向上させることはできていなかったという問題があった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、2つの読取手段を持つ画像読取装置において、片面読み取り時の処理速度を向上させることのできる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記問題点に鑑み、2つの読取手段を持つ画像読取装置において、読取片面読み取り時の処理速度を向上させるため、本発明の画像読取装置は、第1の画像読み取り手段と、第2の画像読み取り手段を備え、第1の原稿搬送経路と、第2の原稿搬送経路を備え、前記2つの原稿搬送経路の分岐点に備えられた切り換え手段により、それぞれの原稿搬送経路にシート状原稿を選択的に搬送可能であり、第1の画像読取手段は、第1の原稿搬送経路を搬送されるシート状原稿の片面の画像を読み取ることが可能であり、第2の原稿読取手段は、第1の原稿搬送経路を搬送されるシート状原稿の、第1の原稿読取手段とは反対側の面の画像を読み取ることが可能であり、また、第2の原稿搬送経路を搬送される原稿の片面の画像を読み取りが可能であることを特徴とする。
また、原稿読み取りモードが両面モードの場合は、第2の画像読取手段は、第1の原稿搬送経路を搬送されるシート状原稿を読み取り可能な位置に配置され、第1の画像読取手段と第2の画像読取手段により原稿の両面の画像を同時に読み取り、原稿読み取りモードが片面モードの場合は、シート状原稿は、第1の原稿搬送経路と第2の原稿搬送経路に交互に搬送され、第1の画像読取手段は第1の原稿搬送経路を搬送される原稿を、また第2の画像読取手段は第2の原稿搬送経路を搬送される原稿を、同時に読み取ることを特徴とする。
また、ブック読み用の原稿台ガラスと、流し読み用の流し読みガラスを備え、前記第1の画像読み取り手段は、前記2つのガラスに対向する位置を移動可能に保持され、ブック読みと流し読みで、前記第1の画像読み取り手段を共用することを特徴とする。
また、シート状原稿を、所定の画像読み取り速度より速い速度で給紙、搬送し、原稿の先端が画像読み取り位置に到達する前に搬送速度を所定の画像読み取り速度に減速し、画像読み取りを行うことを特徴とする。
また、所定の搬送速度でシート状原稿の画像読み取り終了後、搬送速度を増速し、原稿を排出することを特徴とする。
また、原稿読み取りモードが流し読み片面モードの場合は、読み取り動作を行う1枚目の原稿は、前記搬送路切り換え手段から読取位置までの距離の短い方の搬送路を選択することを特徴とする。
また、前記読取手段から得られた画像データから、読取画像にゴミの画像が含まれているか否かを判別するゴミ検知手段と、原稿読み取りモードが片面モードで原稿画像を読み取り動作中に、ゴミ検知手段によってゴミの画像が有ると判断された場合、前記搬送路切り換え手段を動作させ、前記ゴミの画像が有ると判断された原稿搬送経路において、原稿搬送を行わないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、片面流し読みモード時に2つの原稿搬送経路に原稿を交互に搬送し、2つの画像読み取り手段により、同時に2枚の原稿の画像を読み取ることに加え、画像読み取り時以外の原稿搬送速度を所定の原稿読み取り速度より増速することにより、従来の両面同時読み取り可能な画像読取装置に較べて、片面流し読み時の原稿処理速度を大幅に向上している。さらに、読み取り動作中にゴミ検知を実施することで、読み取りガラス上にゴミ等の異物に起因する異常画像の発生を抑止して読取動作の高生産性と高信頼性を両立した画像読取装置を実現することが可能となる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に、本実施例の画像読取装置を示す。
図1の画像読取装置は、下部の画像読み取り部101と、その上部に開閉可能に取り付けられた原稿搬送部(ADF)102により構成されている。
画像読み取り部101は、ブック読み方式用の原稿台ガラス409と、流し読み方式用の流し読みガラス406、さらに、両方の読み取り方法で共用される第1の画像読み取り手段であるコンタクト・イメージ・センサ(以下CIS)201を備えている。
ADF102は第1の原稿搬送経路310、第2の原稿搬送経路320を備えている。給紙トレー401から給紙搬送された原稿は、フラッパ403により分岐され、第1の原稿搬送経路310、または第2の原稿搬送経路320に搬送される。また、ADF102は、第2の画像読み取り手段であるCIS212を備えている。第2の画像読み取り手段であるCIS212は、第1の原稿搬送経路310を搬送される原稿と、第2の原稿搬送経路320を搬送される原稿を読み取り可能となっている。それぞれ流し読みガラス407,408に対向して固定可能である。
また、421、422及び423は原稿照明ランプであり、原稿に照射するための光源である。431,432,433はセルフフォーカスレンズであり、440は原稿からの反射光をCIS212に導くための反射ミラーである。
図11は、本実施例の一例を示す制御部のブロック図である。171は読取装置の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより接続されている。入出力ボート173には、読取装置を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力が接続されている。CPU171はROM174の内容にしたがって入出カポート173を介して順次入出力の制御を行い画像読み取り動作を実行する。また、外部IF処理部172では、読取装置と接続されたプリンタやPCなどの外部装置と接続され、画像データならびに制御コマンドの通信を行う。
次に、図12に基づいて、画像処理部170を説明する。図12は、画像処理部のブロック図である。セルフフォーカスレンズ(431、432,433)を介しCISセンサに結像された原稿画像は、黒色の輝度のデータとして入力され、CISセンサによりアナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ信号処理部(不図示)に入力され、サンプル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後に、A/D変換部501でアナログ・デジタル変換(A/D変換)し、デジタル化された信号を、シェーディング補正(原稿を読み取るセンサのばらつき、および原稿照明用ランプの配光特性の補正)する。
その後、1og変換部502に送られる。1og変換部502では、入力された輝度データを濃度データに変換するためのLUTが格納されており、入力されたデータに対応するテーブル値を出力することによって、輝度データを濃度データに変換する。その後、変倍処理部503により所望の倍率に画像を変倍して、γ補正部504に入力される。γ補正部504では濃度データを出力する際に、プリンタの特性を考慮したLUTによる変換を行う。そして、画像データは、画像メモリー部3へ送られ、画像蓄積される。
また、画像蓄積された画像データは、外部I/F処理部172から出力され、画像読取装置に接続されたコンピュータやデジタル複写機のコントローラへ画像データは送られる。また画像メモリー部3は、複数のページの画像データが格納可能である高速のぺージメモリーを有している。
また、後述するゴミ判定時には、シェーディング補正後の画像データが、ゴミ判定部176に送られる。ゴミ判定部176では、入力された信号を画素単位で加算し、加算結果が一定レベルを超えていたらその画素部分にはゴミが付着しているものと判断する。
以下に、画像読取装置の、各読み取りモードにおける動作を図2〜図9を用いて詳細に説明する。
・片面流し読みモード
第1の画像読み取り手段であるCIS201は、流し読みガラス406に対向した画像読み取り位置に固定される。また、CIS201の原稿照明ランプ421を点灯させる。
第2の画像読み取り手段であるCIS212は、第2の原稿搬送経路320を搬送される原稿を、流し読みガラス408を介して読み取るために、CIS212の原稿照明ランプ423を点灯させる。
以下図面を参照しながら、原稿搬送と読み取り動作を詳しく説明する。
ADF102の給紙トレー401に読み取り画像面を上にして積載された原稿から、1枚目の原稿501が、給紙ローラ301および分離ローラ302により1枚だけ分離され、給紙される。給紙された原稿501は、停止したレジローラ対303に突き当てられ、所定時間ループを形成し斜行補正した後、所定の画像読み取り速度V1よりも速い速度V2(本実施例においてはV1の2倍)で搬送され、切り換え手段であるフラッパ403により第2の原稿搬送経路320に導かれる。このとき、原稿先端は原稿検知センサ402により検知され、そのタイミングと原稿搬送速度に基づき、制御手段により原稿先端位置が求められる。(図2)。
原稿先端がCIS212による原稿読み取り位置に到達する直前に、原稿501は所定の画像読み取り速度V1に減速され、画像読み取りが開始される(図3)。
一方、1枚目の原稿501の後端が原稿検知センサ402を通過すると、2枚目の原稿502が給紙され、速度V2で搬送され、フラッパ403により第1の原稿搬送経路310に導かれる。2枚目の原稿先端がCIS201による原稿読み取り位置に到達する直前に、搬送速度は所定の画像読み取り速度V1に減速され、CIS201により画像読み取りが行われる。
このとき、2枚目の原稿502は、第1の原稿搬送経路310を、速度V2で搬送されてくるため、1枚目の原稿501の画像読み取りは終了していない。したがって、1枚目の原稿と2枚目の原稿は、同時に画像読み取りが行われる。また、2枚目の原稿502の後端が原稿検知センサ402を通過すると、3枚目の原稿503が給紙され、速度V2で搬送され、フラッパ403により第2の原稿搬送経路320に導かれ、以降、原稿搬送経路320、310の交互に原稿が搬送されることで、原稿が連続して読み込まれる。
1枚目の原稿501の後端が画像読み取り位置を通過し、画像読み取りが終了すると(図4)、搬送速度はV2に増速され、1枚目の原稿501は画像面を下向きにして、排紙トレー405へと排出される。このとき、1枚目の原稿501は画像読み取り中は速度V1で搬送されていたのに対し、3枚目の原稿503は、速度V2で搬送されているため、1枚目の原稿と3枚目の原稿の間隔は小さくなり、1枚目の原稿501の画像読み取り終了から3枚目の原稿503の画像読み取り開始までの時間は、原稿1枚分の画像読み取りに要する時間よりも短くなる。
3枚目の原稿503の先端が画像読み取り位置に到達する前に、搬送速度は所定の画像読み取り速度V1に減速され、CIS212により画像読み取りが開始される(図5)。一方、3枚目の原稿503の後端が原稿検知センサ402を通過すると、4枚目の原稿504が給紙され、速度V2で搬送され、フラッパ403により第1の原稿搬送経路310に導かれる。
2枚目の原稿502の後端が画像読み取り位置を通過し、画像読み取りが終了すると(図6)、2枚目の原稿502の搬送速度はV2に増速され、1枚目の原稿501に続いて排紙トレー405へと排出される。このとき、第3の原稿503は画像読み取り速度V1で搬送されているため、第3の原稿503の先端が排紙トレー405に排出されるよりも早く、第2の原稿502の後端が排紙トレー405に排出される。こうして、排紙トレー上には、原稿が給紙された順序で画像面を下にして積載される。
4枚目の原稿先端がCIS201による原稿読み取り位置に到達する直前に、搬送速度は所定の画像読み取り速度V1に減速され、CIS201により画像読み取りが行われる(図7)。
このときの3枚目の原稿503と、4枚目の原稿504の位置関係は、図4における1枚目の原稿501と、2枚目の原稿502の位置関係と同じである。
以下同様にして、給紙トレーに積載された原稿枚数に応じて、原稿搬送、画像読み取り動作が繰り返される。
図5、図6における1枚目の原稿501と3枚目の原稿503の位置関係により示されるように、本発明の画像読取装置の片面流し読みモードにおいては、ある原稿の画像読み取り終了時点での後端と、その2枚後に給紙された原稿先端までの紙間距離は、図10に示される従来の画像読取装置における、ある原稿の後端から、次に給紙された原稿先端までの紙間距離の略2倍となっている。本発明の画像読取装置においては、画像読み取り時以外は、原稿は所定の画像読み取り速度V1の2倍の速度V2で搬送されている。そのため、本発明の画像読取装置の、ある原稿と2枚後の原稿との紙間時間は、従来の画像読取装置における、ある原稿と次の原稿との紙間時間と略同等である。すなわち、本発明の画像読取装置においては、片面流し読みモードにおける原稿処理速度が、従来の画像読取装置の略2倍に向上している。
・両面流し読みモード
第1の画像読み取り手段であるCIS201は、流し読みガラス406に対向した画像読み取り位置に固定される。CIS201の原稿照明ランプ421を点灯させる。
第2の画像読み取り手段であるCIS212は、第1の原稿搬送経路310を搬送される原稿を、流し読みガラス407を介して読み取るために、CIS212の原稿照明ランプ422を点灯させる。ADF102の給紙トレー401に読み取り画像面を上にして積載された原稿から、1枚目の原稿501が、給紙ローラ301および分離ローラ302により1枚だけ分離され、給紙される。給紙された原稿501は、停止したレジローラ対303に突き当てられ、所定時間ループを形成し斜行補正した後、所定の画像読み取り速度V1よりも速い速度V2(本実施例においてはV1の2倍)で搬送され、切り換え手段であるフラッパ403により第1の原稿搬送経路310に導かれる。さらに搬送ローラ311〜314により所定の速度で搬送された原稿は、原稿先端がCIS201による原稿読み取り位置に到達する直前に、原稿501は所定の画像読み取り速度V1に減速され、画像読み取りが開始される(図8)。
また、1枚目の原稿501の後端が原稿検知センサ402を通過すると、2枚目の原稿502が給紙され、速度V1で搬送され、フラッパ403により第1の原稿搬送経路310に導かれる。CIS201により原稿501片面の画像を、さらにCIS202により反対側の面の画像を同時に読み取られる(図9)。続いて、CIS201により2枚目の原稿502片面の画像を、さらにCIS202により反対側の面の画像を同時に読み取られる。このようにして、原稿トレイ上の原稿の表面,裏面とも連続して読み取り動作を行う。画像読み取り位置を通過した原稿は、ジャンプ台404により搬送ローラ315へと導かれ、排紙トレー405へと随時排出される。
・ブック読みモード
原稿台ガラス409上に置かれた原稿は、ADF102の白色圧板410により固定され、CIS201が原稿台ガラス409の下を所定の速度で副走査方向に駆動されながら原稿を読み取る。
図13は、ゴミ検知動作に関する基本的なタイミングチャートである。ゴミ検知動作は画像読み取り動作が行われていない時間、すなわちCIS201、212各々において、個別に画像を読み込んでいない時間に行われる。原稿読み取り動作中、原稿読み取りが終了したと判断した時、原稿の無い状態で読み取りローラ317、または325を空回転させ、画像読み取りを行う。読み取り画像信号には読み取りローラ317、または325の表面の画像が入力されることになる。
しかし、プラテンガラス201上にゴミが付着している場合には、読み取り画像信号に副走査方向に連続した画像が検出される。一定時間、読み取りローラ317、または325を回転させ、画像読み取りを行った後、ゴミ判定部176において、ゴミによると思われる画像が検出された場合は、現在使用している搬送路は使用不可と判断する。また、上記のような異常画像が検出されなかった場合は引き続き読み取り動作を行うものとする。
読み取り位置でのプラテンガラスの汚れが検知された場合、また、ゴミ検知の結果、全ての読み取り位置でゴミが検知された場合は、画像読み取りができないと判断し、所定の処理により読み取り動作が可能と判断されるまで、読み取り動作を行わない。
上記のような構成の画像読取装置において、流し読み動作禁止フラグを有し、原稿読み取り動作中の紙間で、ゴミ検知動作を行い、ゴミ検知動作の結果に基づいて読み取り位置の制御を行う場合の制御例を説明する。
図14は、ゴミ検知動作に関する基本的なフローの説明である。自動原稿送り装置、及び、リーダー部のゴミ検知動作を説明する。
原稿搬送部ADF102と、画像読み取り部101を動作させ、原稿搬送を利用して原稿読み取りを行う流し読み動作を行う際、流し読みガラス406または、407上にゴミが付着している場合には、読取画像信号の副走査方向に連続した画像が検出される。このようなゴミによると思われる画像が検出された場合は、流し読みガラス上にゴミありと判断し、次紙の読み取りを行わないように制御する。
読み取り開始が外部I/F処理部172を経由して指示されると、読取装置は、原稿搬送部ADF102と画像読み取り部101を動作させ、読取動作を開始する(S101)。次にCIS201または、CIS212において、原稿読み取り動作が終了したと判断した場合(S102)、ゴミ判定部176による判別を動作させる(S103)。所定時間の間、画像データを取り込みゴミによる画像があるか否かを判別する(S104)。
所定時間の読み取り動作が終了し、ステップS104において、ゴミによる画像が無かったと判断した場合は、全ての原稿の読み取り動作が狩猟したかどうかを判断する(S114)。
ステップS114において、全ての原稿読み取り動作が終了したと判断された場合、ゴミ検知動作を終了する。ステップS114において、全ての原稿読み取り動作が終了していないと判断された場合、ステップS102を再び実行し、次の原稿が読み取り終了するのを待つ。
ステップS104において、ゴミによる画像があったと判断した場合は、ゴミありFLGをセットする(S105)。
ゴミありフラグは、流し読みガラス406、407それぞれに対して個別に設けられており、ゴミありと判断された流し読みガラスのゴミありフラグをセットすることになる。そして、読み取り動作が両面モードかどうかを判断する(S106)。
S106において、現在指定されている動作モードが、両面読み取り動作であると判断した場合、流し読みガラス406のゴミありフラグがセットされているかどうか判断する(S107)。
S107において流し読みガラス406のゴミありフラグがセットされていると判断した場合、次原稿の給紙動作を禁止するための、次原稿給紙禁止フラグをセットする(S108)。
そして、ゴミ検知動作を終了する。
また、S107において流し読みガラス406のゴミありフラグがセットされていないと判断した場合、ステップS114を実行する。S106において、現在指定されている動作モードが、両面読み取り動作でないと判断した場合、流し読みガラス406のゴミありフラグがセットされているかどうか判断する(S109)。
S109において流し読みガラス406のゴミありフラグがセットされていると判断した場合、流し読みガラス407のゴミありフラグがセットされているかどうか判断する(S110)。S110において流し読みガラス407のゴミありフラグがセットされていると判断した場合、ステップS108を実行する。
S110において流し読みガラス407のゴミありフラグがセットされていないと判断した場合、搬送路310の使用禁止フラグをセットする(S111)。そして、ステップS114を実行する。
また、S109において流し読みガラス406のゴミありフラグがセットされていないと判断した場合、流し読みガラス407のゴミありフラグがセットされているかどうか判断する(S112)。
S112において流し読みガラス407のゴミありフラグがセットされていないと判断した場合、ステップS114を実行する。S112において流し読みガラス407のゴミありフラグがセットされていると判断した場合、搬送路320の使用禁止フラグをセットする(S113)。そして、ステップS114を実行する。
図15は、ゴミ検知結果に基づいて、原稿を搬送する搬送路の切り替えを判断する動作判断のフロー図である。以下、自動原稿送り装置、及び、リーダー部における、原稿搬送路の切り替え動作について説明する。
読み取り開始が外部I/F処理部172を経由して指示されると、読取装置は、原稿搬送部(ADF)102と画像読み取り部101を動作させ、読取動作を開始する(S201)。
次に動作モードが両面モードに指定されているかどうかを判断する(S202)。
ステップS202において、両面モードが指定されていると判断した場合、フラッパ403を動作させ、原稿が搬送路310が通過するようにする(S212)。そして、フラッパ切り替え動作を終了する。
ステップS202において、両面モードが指定されていないと判断した場合、フラッパ403を動作させ、原稿が搬送路320を通過するようにフラッパの初期化動作を行う(S203)。
次に、ゴミ検知の結果ステップS113において、搬送路320の使用が禁止されているかどうかを判断する(S204)。
ステップS204において、搬送路320の使用が禁止されていると判断した場合、ゴミ検知の結果ステップS111において搬送路310の使用が禁止されているかどうかを判断する(S211)。ステップS211において、搬送路310の使用が禁止されていると判断した場合、フラッパ切り替え動作を終了する。ステップS211において、搬送路310の使用が禁止されていないと判断した場合、ステップS207を実行する。
ステップS204において、搬送路320の使用が禁止されていないと判断した場合、フラッパ403を動作させ、原稿が搬送路320を通過するようにする(S205)。次に原稿の後端がフラッパを通過したかどうかを判断する(S206)。
ステップS206において、原稿の後端がフラッパを通過したと判断した場合、ゴミ検知の結果ステップS113において、搬送路310の使用が禁止されているかどうかを判断する(S207)。
ステップS207において、搬送路310の使用が禁止されていないと判断した場合、フラッパ403を動作させ、原稿が搬送路310が通過するようにする(S208)。
次に原稿の後端がフラッパを通過したかどうかを判断する(S209)。
ステップS209において、原稿の後端がフラッパを通過したと判断した場合、全ての原稿の読み取り動作が終了したかどうか判断する(S210)。
ステップS207において、搬送路310の使用が禁止されていると判断した場合、ゴミ検知の結果ステップS113において、搬送路320の使用が禁止されているかどうかを判断する(S213)。
ステップS213において、搬送路320の使用が禁止されていると判断した場合、フラッパ切り替え動作を終了する。
ステップS213において、搬送路320の使用が禁止されていないと判断した場合、ステップS210を実行する。
ステップS210において全ての原稿の読み取り動作が終了したと判断した場合、フラッパ切り替え動作を終了する。ステップS210において全ての原稿の読み取り動作が終了していないと判断した場合、ステップS204を実行する。
また、原稿後端まで読み取り動作が終了する前に搬送路310、320ともに使用禁止になった場合、または両面モードで搬送路310が使用禁止になった場合は、判別された時点で新たな原稿の給紙は行わず、読み取り動作を中断する。そして、ユーザーによって清掃が行われた後、次原稿の読み取り動作を再開する。
本発明の画像読取装置の、断面図である。 本発明の画像読取装置の、片面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、片面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、片面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、片面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、片面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、片面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、両面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、両面流し読みモードにおける動作を示す断面図である。 従来の画像読取装置の動作を示す断面図である。 本発明の画像読取装置の、制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の画像読取装置の画像処理部を示すブロック図である。 本発明の画像読取装置のゴミ検知動作を示すタイミングチャートである。 ゴミ検知動作を説明するフローチャートである。 搬送パス切り替え動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 画像読取部
102 ADF
201 CIS1
212 CIS2
301 給紙ローラ
302 分離ローラ
303 レジストローラ
310 第1の原稿搬送経路
320 第2の原稿搬送経路
311−316 搬送ローラ
321−324 搬送ローラ
317、325 読み取り(プラテン)ローラ
401 給紙トレー
402 原稿検知センサ
403 フラッパ
404 ジャンプ台
405 排紙トレー
406−408 流し読みガラス
421−423 原稿照射ランプ
431−433 セルフフォーカスレンズ
440 反射ミラー
409 原稿台ガラス
410 圧板

Claims (7)

  1. シート状の原稿を搬送する原稿搬送手段を備え、流し読み方式による画像読み取りを行う画像読取装置であり、
    第1の画像読み取り手段と、第2の画像読み取り手段を備え、
    第1の原稿搬送経路と、第2の原稿搬送経路を備え、
    前記2つの原稿搬送経路の分岐点に備えられた切り換え手段により、それぞれの原稿搬送経路にシート状原稿を選択的に搬送可能であり、
    第1の画像読取手段は、第1の原稿搬送経路を搬送されるシート状原稿の片面の画像を読み取ることが可能であり、
    第2の原稿読取手段は、第1の原稿搬送経路を搬送されるシート状原稿の、第1の原稿読取手段とは反対側の面の画像を読み取ることが可能であり、また、第2の原稿搬送経路を搬送される原稿の片面の画像を読み取りが可能であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿読み取りモードが両面モードの場合は、第2の画像読取手段は、第1の原稿搬送経路を搬送されるシート状原稿を読み取り可能な位置に配置され、第1の画像読取手段と第2の画像読取手段により原稿の両面の画像を同時に読み取り、
    原稿読み取りモードが片面モードの場合は、シート状原稿は、第1の原稿搬送経路と第2の原稿搬送経路に交互に搬送され、第1の画像読取手段は第1の原稿搬送経路を搬送される原稿を、また第2の画像読取手段は第2の原稿搬送経路を搬送される原稿を、同時に読み取ることを特徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  3. ブック読み用の原稿台ガラスと、流し読み用の流し読みガラスを備え、
    前記第1の画像読み取り手段は、前記2つのガラスに対向する位置を移動可能に保持され、
    ブック読みと流し読みで、前記第1の画像読み取り手段を共用する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. シート状原稿を、所定の画像読み取り速度より速い速度で給紙、搬送し、原稿の先端が画像読み取り位置に到達する前に搬送速度を所定の画像読み取り速度に減速し、画像読み取りを行う
    ことを特徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  5. 所定の搬送速度でシート状原稿の画像読み取り終了後、搬送速度を増速し、原稿を排出することを特徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  6. 原稿読み取りモードが流し読み片面モードの場合は、読み取り動作を行う1枚目の原稿は、前記搬送路切り換え手段から読取位置までの距離の短い方の搬送路を選択することを特徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
  7. 前記読取手段から得られた画像データから、読取画像にゴミの画像が含まれているか否かを判別するゴミ検知手段と、原稿読み取りモードが片面モードで原稿画像を読み取り動作中に、ゴミ検知手段によってゴミの画像が有ると判断された場合、前記搬送路切り換え手段を動作させ、前記ゴミの画像が有ると判断された原稿搬送経路において、原稿搬送を行わないように制御することを特徴とする、請求項1記載の画像読取装置。
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