JP2008028782A - 原稿仕分装置及び原稿仕分方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが作業の一部をする原稿の仕分けにおいてユーザを支援することができる原稿仕分装置を提供する。
【解決手段】原稿仕分装置1は、原稿41が白紙の面を有するか否かの観点からの原稿41の仕分け方について、ユーザの入力によって設定される設定部51と、給紙された原稿41を読み取る画像センサ5と、画像センサ5で読み取られた原稿41の面が白紙か否かを判別する判別部53と、判別部53での判別に応じて画像センサ5で読み取られた原稿41が排紙される位置(排紙トレイT1,T2)を切り替える切替部55と、判別部53での判別後に排紙された原稿41の中から、画像センサ5によって第2面45の読み取りをするためにユーザがセットすべき原稿41について、設定部51での設定を基にユーザに案内する案内部57と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば原稿自動送り装置を用いて原稿を仕分ける原稿仕分装置及び原稿仕分方法に関する。
コピーやプリンタによって画像が記録されている原稿であっても、記録面として利用できる面を有する原稿(例えば片面が白紙の原稿)であれば、裏紙として再利用することができる。従来の原稿仕分装置には、原稿の表面を読み取って白紙か否かで原稿を判別し、表面が白紙でない原稿をユーザに再セットさせ、再セットされた原稿の裏面を読み取って白紙か否かで原稿を判別することによって、原稿を仕分けるものがある(例えば特許文献1参照。)。
この装置によれば、原稿を、片面が白紙の原稿と両面に画像が記録されている原稿とに仕分けることができる。両面が白紙の原稿は、片面が白紙の原稿として仕分けられる。表面が白紙でない原稿の再セットは、ユーザの作業にしている。
特開2001−335218号公報(段落0019〜段落0021)
本発明の目的は、ユーザが作業の一部をする原稿の仕分けにおいてユーザを支援することができる原稿仕分装置及び原稿仕分方法を提供することである。
本発明の他の目的は、原稿を正確に仕分けることができる原稿仕分方法を提供することである。
本発明に係る原稿仕分装置は、原稿が記録面として利用できる面を有するか否かの観点からの原稿の仕分け方について、ユーザの入力によって設定される設定部と、給紙された原稿を読み取る画像センサと、前記画像センサで読み取られた原稿の面が記録面として利用できるか否かを判別する判別部と、前記判別部での判別に応じて前記画像センサで読み取られた原稿が排紙される位置を切り替える切替部と、前記判別部での判別後に排紙された原稿の中から、前記画像センサによって第2面の読み取りをするためにユーザがセットすべき原稿について、前記設定部での設定を基にユーザに案内する案内部と、を備える。
本発明に係る原稿仕分装置において、前記設定部での設定は、両面が記録面として利用できない原稿と少なくとも片面が記録面として利用できる原稿とに仕分ける設定であり、前記案内部は、第2面の読み取りをする原稿として、第1面が記録面として利用できない原稿を案内する、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分装置において、前記設定部での設定は、両面が記録面として利用できない原稿と片面のみが記録面として利用できる原稿と両面が記録面として利用できる原稿とに仕分ける設定であり、前記案内部は、別々に第2面の読み取りをする原稿として、第1面が記録面として利用できない原稿と第1面が記録面として利用できる原稿とを案内する、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分装置において、前記案内部は、原稿をセットする向きを案内する、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分装置において、前記記録面として利用できる面とは、白紙の面及び記録済領域が少ない面のうちいずれかである、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分装置において、前記判別部での判別の対象となる原稿の面上の領域は、ユーザによって任意に設定変更ができる、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分装置において、原稿が排紙される位置の切り替えは、原稿が排紙されるトレイの切り替えである、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分方法の一態様は、原稿が記録面として利用できる面を有するか否かの観点からの原稿の仕分け方について、ユーザの入力によって設定される設定ステップと、前記設定ステップ後、給紙された原稿の第1面を画像センサによって読み取り、第1面が記録面として利用できるか否かを判別する第1の判別ステップと、前記第1の判別ステップ後に排紙された原稿の中から、前記画像センサによって第2面の読み取りをする原稿について前記設定ステップを基にユーザに案内する案内ステップと、前記案内ステップで案内された原稿をユーザがセットした後、給紙された原稿の第2面を前記画像センサによって読み取り、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する第2の判別ステップと、を備える。
本発明に係る原稿仕分方法の他の態様は、給紙された原稿の第1面を画像センサによって読み取り、第1面が記録面として利用できるか否かを判別する第1のステップと、前記第1のステップ後に排紙された原稿の中から、第1面が記録面として利用できない判別がされた原稿をユーザがセットした後、給紙された原稿の第2面を前記画像センサによって読み取り、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する第2のステップと、前記第1のステップ後に排紙された原稿の中から、第1面が記録面として利用できる判別がされた原稿をユーザがセットした後、給紙された原稿の第2面を前記画像センサによって読み取り、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する第3のステップと、を備える。
本発明に係る原稿仕分方法の他の態様において、前記第1のステップ後に排紙された原稿の中から前記第2のステップの対象になる原稿と前記第3のステップの対象になる原稿とをユーザに案内するステップを備える、ようにすることができる。
本発明に係る原稿仕分装置によれば、第1面を読み取ってこの面が記録面として利用できるか否かの判別がされた原稿の中から第2面の読み取りをするためにユーザがセットすべき原稿をユーザに案内している。原稿の仕分け方に応じて、第2面の読み取りをする原稿が異なるので、上記案内がされることによって、ユーザは、第2面の読み取りをする原稿を迷わずにかつ間違わずにセットすることができる。よって、ユーザが作業の一部をする原稿の仕分けにおいてユーザを支援することができる。本発明に係る原稿仕分方法の一態様もこれと同様の効果が生じる。
本発明に係る原稿仕分方法の他の態様によれば、第1面が記録面として利用できない原稿及び第1面が記録面として利用できる原稿について、別々に、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する処理をしている。このため、両面が記録面として利用できない原稿と、片面のみが記録面として利用できる原稿と、両面が記録面として利用できる原稿と、に原稿を仕分けることができる。したがって、本発明に係る原稿仕分方法の他の態様によれば、原稿を正確に仕分けることができる。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る原稿仕分装置1の主要な構成を示す図である。原稿仕分装置1は、コピー機、スキャナー、ファクシミリ機やこれらの機能を有するデジタル複合機に備えることができる。
上記コピー機等は、原稿を繰り込んで読み取るので、画像読取装置と称される。本実施形態は、原稿仕分装置1として機能する画像読取装置を利用して原稿を仕分ける場合、ユーザが作業の一部(具体的には原稿の再セット)をすることにより、原稿をスイッチバックさせる機能を用いることなく、簡単な構成で原稿を仕分けることを一つの目的にしている。
原稿仕分装置1は、原稿自動送り装置3及びこの装置3によって読取位置Pに搬送された原稿を読み取る画像センサ5を備える。原稿自動送り装置3は、原稿の搬送経路C1〜C6に設置された、ローラR1〜R14、ガイドG及び原稿検知センサS1〜S3を備える。
ローラR1は原稿を繰り込む方向に回転し、これにより、給紙トレイT0から原稿が繰り込まれる。ローラR1の両端部には、ローラR2を保持するアームAMが揺動可能に取り付けられている。ローラR3は、ローラR1と協働して原稿をニップする。ローラR2が原稿を繰り込む方向に回転すると共にローラR3が原稿を戻す方向に回転することによって、二枚以上の原稿が一度に繰り込まれるのを防止する。
ローラR4,R5,R6,R7は、原稿を読取位置Pへ搬送する方向に同期して回転する。ローラR8,R9,R10,R11はフリーローラである。ローラR4とローラR8、ローラR5とローラR9、ローラR6とローラR10、ローラR7とローラR11で、それぞれ原稿をニップする。
ローラR12は、時計方向及び反時計方向に回転可能である。ローラR13は、反時計方向に回転可能である。搬送経路C5を通った原稿は、ローラR12,R13によってニップされる。ローラR12が時計方向に回転すると共にローラR13が反時計方向に回転することによって、原稿は排紙トレイT1に排紙される。
ローラ14は時計方向に回転可能である。搬送経路C6を通った原稿は、ローラR12,R14によってニップされる。ローラR12が反時計方向に回転すると共にローラR14が時計方向に回転することによって、原稿は排紙トレイT2に排紙される。原稿を搬送するローラとしてローラR1〜R14を説明したが、原稿を搬送するローラの数や設置箇所はこれに限定されない。
ガイドGは、図示しないガイド駆動部によって、実線で示す位置と点線で示す位置とに切り替えられる。ガイドGが点線で示す位置にあると、排紙トレイT1へ向かう搬送経路C5が選択される。ガイドGが実線で示す位置にあると、排紙トレイT2へ向かう搬送経路C6が選択される。
原稿検知センサS1,S2,S3は、原稿の位置を検知するためのセンサである。例えば、原稿検知センサS1によって、給紙トレイT0に原稿がセットされているか否かが検知される。
原稿仕分装置1は、読取位置Pに配置されたプラテンガラス7及びこの近傍に配置されたミラー9を含む光学系を備える。原稿を読み取るために、図示しない光源から原稿に照射された光は、原稿で反射されてプラテンガラス7を通過し、ミラー9を含む光学系によって画像センサ5上で結像される。これにより、原稿に記録されている画像が画像センサ5によって読み取られる。
原稿の読み取りとは、原稿(原稿の片面又は両面)を読み取って、画像データを出力することである。画像が記録されている面ではこの画像の画像データが出力され、白紙の面では白紙の画像データが出力されることになる。
次に、原稿仕分装置1のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、原稿仕分装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。原稿仕分装置1は、制御部21、画像センサ5、原稿検知センサS1〜S3、ローラ駆動部23、ガイド駆動部25表示部27、操作部29、ROM31、RAM33、画像メモリ35が相互にバス37で接続された構成を有する。
制御部21は、例えばCPUにより実現されており、原稿仕分装置1を構成する上記ハードウェアを制御すると共に原稿仕分装置1の動作に必要なソフトウェアを実行する。画像センサ5は、CCD等によって原稿に記録された画像を読み取って画像データとして出力する。
原稿検知センサS1,S2,S3は、上記の通り、原稿の位置を検知するためのセンサであり、リミットセンサや発光素子と受光素子で構成される光センサ等によって実現される。ローラ駆動部23は、例えばステッピングモータにより実現され、フリーローラ以外のローラR1〜R14を回転駆動する。ガイド駆動部25は、ソレノイド等により実現され、ガイドGの位置を切り替える。
表示部27には、原稿仕分装置1を操作するユーザを支援する案内画面が表示される。表示部27は、LCD、CRT等で実現される。操作部29は、原稿仕分装置1の操作に必要な各種のキーを備える。
ROM31は、フラッシュメモリ等により実現されており、原稿仕分装置1の動作に必要なソフトウェアを記憶している。RAM33は、SRAM、DRAM等により実現されており、ソフトウェアの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。画像メモリ35は、DRAM等で実現されており、画像センサ5から出力された画像データを一時的に記憶する。
本実施形態に係る原稿仕分装置1の動作について図3〜図7を用いて説明する。図3〜図5は、原稿仕分装置1内の原稿41の位置を示す図であり、図1と対応する。図6及び図7は、原稿仕分装置1の操作方法をユーザに案内する画面39を示す図であり、図2の表示部27に表示される。
原稿仕分装置1は、原稿41が記録面として利用できる面を有するか否かの観点から、原稿41の仕分をする。本実施形態では、白紙の面を記録面として利用できる面とし、白紙でない面(つまり画像が記録されている面)を記録面として利用できない面とする。
ユーザは、次の(1)又は(2)の仕分け方を選択できる。
(1)原稿41を、両面に画像が記録されている原稿41と、片面が白紙の原稿41と、に仕分ける。
(2)原稿41を、両面に画像が記録されている原稿41と、一方の片面が白紙で他方の片面に画像が記録されている原稿41と、両面が白紙の原稿41と、に仕分ける。
ここで、(1)の片面が白紙の原稿41とは、少なくとも片面が白紙の原稿41を意味し、両面が白紙の原稿41もこれに含まれる。両面が白紙の原稿41とは、プリンタやコピー機で画像を記録する際に誤って用紙が二枚以上繰り込まれたこと等によって生じる原稿41を意味する。
仕分け方(1)は、原稿41を、両面が記録面として利用できない原稿41と、少なくとも片面が記録面として利用できる原稿41と、に仕分けることである。仕分け方(2)は、原稿41を、両面が記録面として利用できない原稿41と、片面のみが記録面として利用できる原稿41と、両面が記録面として利用できる原稿41とに仕分けることである。
まず、仕分け方(1)から説明する。原稿仕分装置1で原稿41を仕分ける場合、図6(a)に示すように、原稿41の仕分け方についてユーザに設定を促す画面39が表示される。次に、ユーザの入力によって仕分け方(1)の設定操作をする。具体的に説明すると、ユーザは、選択キーを操作して(1)を選択し、確定キーを押す。選択キー、確定キー及び次に説明するスタートキーは、図2の操作部29に配置されている。
確定キーが押されると、図6(b)に示す画面39が表示される。原稿41の両面のうち、最初に読み取られる片面を第1面43とし、次に読み取られる片面を第2面45とする。画面39の案内に従って、ユーザは原稿41の束を給紙トレイT0にセットし、スタートキーを押す。これにより、図3に示すように、給紙トレイT0にセットされた原稿41は、ローラR1〜R3によって、一枚毎に原稿自動送り装置3内へ給紙される。給紙された原稿41は、ローラR1〜R14によって、以下のように搬送される。
原稿41は、搬送経路C1→搬送経路C2→搬送経路C3を通って、読取位置Pへ搬送される。原稿41の第1面43を下にして読取位置Pを通過させて、画像センサ5によって原稿41の第1面43が読み取られる。第1面43が読み取られた原稿41は、搬送経路C4を通り、ローラR7,R11へ向けて搬送される。
原稿41の第1面43の読み取りが完了すると、第1面43が白紙か否か判別される。原稿41の第1面43について、画像センサ5から出力された画像データが白紙の画像データ、つまり画像が含まれていなければ白紙と判別される。第1面43が白紙の原稿41は、図4に示すように搬送経路C6を通り、ローラR12,R14によって排紙トレイT2に排紙される。原稿41は、第1面43を下にして排紙される。
これに対して、第1面43が白紙でない、つまり画像が記録されている原稿41は、図5に示すように、搬送経路C5を通り、ローラR12,R13によって排紙トレイT1に排紙される。
以下同様にして、給紙トレイT0から給紙された原稿41一枚毎に第1面43を画像センサ5によって読み取り、第1面43が白紙か否かを判別する。白紙の場合、原稿41を排紙トレイT2に排紙する。画像が記録されている場合、原稿41を排紙トレイT1に排紙する。
給紙トレイT0にセットされた原稿41の束の給紙が終了すると、図6(c)に示す画面39が表示される。第1面43が白紙か否かの判別後に排紙された原稿41の中から第2面45の読み取りをする原稿41について、図6(a)の設定を基にしてユーザに案内している。
「原稿を上下の向きを変えないで」とは、「第2面45を上にして」という意味である。第2面45を画像センサ5で読み取るために、第2面45を上にして原稿41を給紙トレイT0にセットするのである。第2面45の読み取りをする原稿41は、第1面43が白紙でない、つまり画像が記録されている原稿41である。第2面45の読み取りをする原稿41は、排紙トレイT1に排紙されている。排紙トレイT1は排紙トレイT2の上にあり、ユーザが原稿41を取りやすい位置にある。
本実施形態において、「上下の向きを変えないで」とは、「原稿41の天地の向きを変えないで」という意味であり、「原稿41の先端側と手元側の向きを変えないで」という意味ではない。本実施形態では、給紙トレイT0にセットされた原稿41が排紙されると原稿41の上下(天地)が逆になるので、原稿41をセットする向きの案内として「上下の向きを変えないで」としている。しかしながら、原稿の搬送経路にUターン部を含まない直線状の搬送経路の場合、給紙トレイT0にセットされた原稿41は上下の向きを変えないで排紙される。したがって、この場合は、「上下の向きを変えて」と案内する。
排紙トレイT2には、第1面43が白紙の原稿41や両面が白紙の原稿41が、第1面43を下にして排紙されている。排紙トレイT2の原稿41は、そのままにしておく。ユーザは、図6(c)に示す画面39の案内に従って、排紙トレイT1に排紙された原稿41の束を給紙トレイT0にセットし、スタートキーを押す。これにより、第1面43の読み取りと同様に、第2面45が白紙か否かが判別される。第2面45が白紙の原稿41は、第2面45を下にして排紙トレイT2に排紙される。
仕分け方(1)によれば、白紙の面を有する原稿41について、白紙の面を一方向(本実施形態では白紙の面を下)に揃えて排紙トレイT2に排紙している。したがって、排紙トレイT2の原稿41の束は、白紙の面が一方向に向いた状態なので、原稿41の束をそのまま、プリンタ等の給紙トレイにセットして裏紙として再利用することができる。よって、原稿41を裏紙として効率的に再利用することができる。
一方、第2面45が白紙でない原稿41、つまり、両面に画像が記録されている原稿41は、排紙トレイT1に排紙される。
排紙トレイT1,T2に排紙された原稿41を説明するために、第2面45を上にして給紙トレイT0にセットされた原稿41の束の給紙が終了すると、図6(d)に示す画面39が表示される。この画面39から分かるように、仕分け方(1)によれば、原稿41を、両面に画像が記録されている原稿41と、少なくとも片面が白紙の原稿41と、に仕分けることができる。
次に、仕分け方(2)を説明する。図7(a)に示すように、原稿41の仕分け方についてユーザに設定を促す内容が画面39に表示される。ユーザは選択キーを操作して(2)を選択し、確定キーを押す。
仕分け方(1)と同様に、図7(b)に示す画面39が表示される。ユーザは原稿41の束を給紙トレイT0にセットし、スタートキーを押す。これにより、仕分け方(1)と同様にして、第1面43が白紙か否かが判別されて、第1面43が白紙の原稿41は排紙トレイT2に排紙され、第1面43が白紙でない原稿41は排紙トレイT1に排紙される。
給紙トレイT0にセットされた原稿41の束の給紙が終了すると、図7(c)に示す画面39が表示される。仕分け方(1)では、排紙トレイT1に排紙された原稿41(つまり第1面43に画像が記録されている原稿41)だけを、第2面45の読み取りの対象にしている。これに対して、仕分け方(2)では、排紙トレイT1,T2に排紙された原稿41が、別々に、第2面45の読み取りの対象になることを、ユーザに案内している。
第2面45の読み取りをする原稿41は、排紙トレイT1,T2に排紙された原稿41のいずれが先であってもよい。本実施形態では、排紙トレイT1に排紙された原稿41の第2面45を先に読み取る。
仕分け方(1)と同様にして、排紙トレイT1に排紙された原稿41の第2面45を読み取って、第2面45が白紙か否かを判別する。第2面45が白紙でない原稿41(したがって両面に画像が記録されている原稿41)は、排紙トレイT1に排紙される。一方、第2面45が白紙の原稿41(したがって一方の片面が白紙で他方の片面に画像が記録されている原稿41)は、排紙トレイT2に排紙される。
排紙トレイT1,T2に排紙された原稿41を説明するために、第2面45を上にして給紙トレイT0にセットされた原稿41の束の給紙が終了すると、図7(d)に示す画面39が表示される。ユーザは、この画面39に従って、排紙トレイT1,T2に排紙された原稿41を別の位置に移動させる。次に、図7(c)で案内した、排紙トレイT2に排紙された原稿41(つまり第1面43が白紙の原稿41)について、第2面45が白紙か否かを判別する処理を実行する。
この処理の実行により、第2面45が白紙の原稿41(したがって両面が白紙の原稿41)は排紙トレイT1に排紙され、第2面45が白紙でない原稿41(つまり一方の片面が白紙で他方の片面に画像が記録されている原稿41)は排紙トレイT2に排紙される。排紙トレイT1,T2に排紙された原稿41を説明するために、第2面45を上にして給紙トレイT0にセットされた原稿41の束の給紙が終了すると、図7(e)に示す画面39が表示される。
図7(d)及び図7(e)の画面39から分かるように、仕分け方(2)によれば、原稿41を、両面に画像が記録されている原稿41と、一方の片面が白紙で他方の片面に画像が記録されている原稿41と、両面が白紙の原稿41と、に仕分けることができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1面43を読み取ってこの面が白紙か否かの判別がされた原稿41の中から第2面45の読み取りをするために、ユーザが給紙トレイT0にセットすべき原稿41に関してユーザに案内している。原稿41の仕分け方(1),(2)に応じて、第2面45の読み取りをする原稿41は異なる。ユーザには上記案内がされるので、第2面45の読み取りをする原稿41を迷わずにかつ間違わずにセットすることができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザが作業の一部をする原稿41の仕分けにおいてユーザを支援することができる。
仕分け方(2)によれば、第1面43が白紙の原稿41及び第1面43が白紙でない(つまり第1面43に画像が記録されている)原稿41について、別々に、第2面45が白紙か否かを判別する処理をしている。よって、両面に画像が記録されている原稿41と、一方の片面が白紙で他方の片面に画像が記録されている原稿41と、両面が白紙の原稿41と、に原稿41を仕分けることができる。したがって、仕分け方(2)によれば、原稿を正確に仕分けることができる。
原稿仕分装置1を用いる原稿41の仕分けでは、第1面43が白紙か否かの判別がされて排紙された原稿41のセット(つまり、原稿41の再セット)をユーザの作業にしている。これにより、原稿41をスイッチバックさせる機能を用いることなく、簡単な構成で原稿41を仕分けることができる。したがって、本実施形態によれば、画像読取装置がスイッチバック機能を備えていなくても、この画像読取装置を原稿仕分装置1として利用することができる。また、画像読取装置がスイッチバック機能を備えていても、原稿仕分装置1として利用する場合、スイッチバック機能を使用しないで、原稿41を仕分ける。原稿41をスイッチバックさせるとその分だけ原稿41の搬送時間が長くなる。よって、本実施形態によれば、スイッチバック機能を使用して全自動で原稿41を仕分ける場合に比べて、原稿41の仕分け時間を短縮できる。
本実施形態では、図6(a)や図7(a)に示すように、ユーザが原稿41の仕分け方(1),(2)を選択する設定ができるようにされている。しかしながら、図7で説明した仕分け方(2)のみを実行する原稿の仕分けでもよい。
本実施形態では、原稿41が排紙される排紙トレイT1,T2の切り替えによって、原稿41が排紙される位置を切り替えている。しかしながら、一つの排紙トレイで原稿41を排紙する位置をずらすことによって、原稿41が排紙される位置を切り替えてもよい。
本実施形態では、原稿41の記録面として利用できる面を白紙の面を例に説明した。白紙の面(全面白)に限らず、記録済領域が少ない面を記録面として利用できる面にすることもできる。例えば、上部や下部にヘッダーやフッターのみ記録されている面を記録面として利用できる面にすることもできる(この場合、ヘッダーやフッター以外の画像が記録されている面が、記録面として利用できない面となる)。また、例えば、記録されている量が所定基準より少ない面を記録面として利用できる面とすることもできる。
記録済領域が少ない面を記録面として利用できる面にすることにより、原稿41の隅やエッジ付近にのみ記録済領域がある面を有する原稿41は、記録面として利用できる面を有する原稿41として仕分けられるので、このような原稿41も裏紙として再利用できる。
記録面として利用できるか否かの判別の対象となる原稿41の面上の領域は、ユーザによって任意に設定変更ができるようにしてもよい。これにより、原稿41の隅やエッジ付近を判別の対象から外すことができるので、記録済領域が少ない面を記録面として利用できる面にする場合と同様の効果を得ることができる。
本実施形態では、図6及び図7に示すように、原稿仕分装置1の操作方法を画面39で案内しているが、音声メッセージで案内してもよい。
次に、本実施形態に係る原稿仕分装置1の機能ブロックについて説明する。図8に示すように、原稿仕分装置1は、設定部51、画像センサ5、判別部53、切替部55及び案内部57を備える。
設定部51は、原稿41が白紙の面(記録面として利用できる面の一例)を有するか否かの観点からの原稿41の仕分け方について、ユーザの入力によって設定する。設定部51の機能は、図2に示す制御部21、表示部27、操作部29及びRAM33等により実現される。画像センサ5は、給紙トレイT0から給紙された原稿41を読み取る。
判別部53は、画像センサ5で読み取られた原稿の面が白紙の面か否かを判別する。判別部53の機能は、制御部21、RAM33及び画像メモリ35等により実現される。
切替部55は、判別部53での判別に応じて画像センサ5で読み取られた原稿41が排紙される位置(排紙トレイT1,T2)を切り替える。切替部55の機能は、図1に示すガイドG及び図2に示すガイド駆動部25等により実現される。
案内部57は、判別部53での判別後に排紙された原稿41の中から、画像センサ5によって第2面45の読み取りをするためにユーザがセットすべき原稿41について、設定部51での設定を基にユーザに案内する。案内部57の機能は、制御部21、表示部27及びRAM33等により実現される。
本実施形態に係る原稿仕分装置の主要な構成を示す図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置内の原稿の位置(第1の位置)を示す図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置内の原稿の位置(第2の位置)を示す図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置内の原稿の位置(第3の位置)を示す図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置の操作方法をユーザに案内する画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置の操作方法をユーザに案内する画面の他の例を示す図である。 本実施形態に係る原稿仕分装置の機能ブロックを示す図である。
符号の説明
1・・・原稿仕分装置、3・・・原稿自動送り装置、5・・・画像センサ、7・・・プラテンガラス、9・・・ミラー、21・・・制御部、23・・・ローラ駆動部、25・・・ガイド駆動部、27・・・表示部、29・・・操作部、31・・・ROM、33・・・RAM、35・・・画像メモリ、37・・・バス、39・・・画面、41・・・原稿、43・・・第1面、45・・・第2面、51・・・設定部、53・・・判別部、55・・・切替部、57・・・案内部、AM・・・アーム、C1〜C6・・・搬送経路、G・・・ガイド、P・・・読取位置、R1〜R14・・・ローラ、S1〜S3・・・原稿検知センサ、T0・・・給紙トレイ、T1,T2・・・排紙トレイ

Claims (10)

  1. 原稿が記録面として利用できる面を有するか否かの観点からの原稿の仕分け方について、ユーザの入力によって設定される設定部と、
    給紙された原稿を読み取る画像センサと、
    前記画像センサで読み取られた原稿の面が記録面として利用できるか否かを判別する判別部と、
    前記判別部での判別に応じて前記画像センサで読み取られた原稿が排紙される位置を切り替える切替部と、
    前記判別部での判別後に排紙された原稿の中から、前記画像センサによって第2面の読み取りをするためにユーザがセットすべき原稿について、前記設定部での設定を基にユーザに案内する案内部と、を備える
    ことを特徴とする原稿仕分装置。
  2. 前記設定部での設定は、両面が記録面として利用できない原稿と少なくとも片面が記録面として利用できる原稿とに仕分ける設定であり、
    前記案内部は、第2面の読み取りをする原稿として、第1面が記録面として利用できない原稿を案内する
    ことを特徴とする請求項1記載の原稿仕分装置。
  3. 前記設定部での設定は、両面が記録面として利用できない原稿と片面のみが記録面として利用できる原稿と両面が記録面として利用できる原稿とに仕分ける設定であり、
    前記案内部は、別々に第2面の読み取りをする原稿として、第1面が記録面として利用できない原稿と第1面が記録面として利用できる原稿とを案内する
    ことを特徴とする請求項1記載の原稿仕分装置。
  4. 前記案内部は、原稿をセットする向きを案内する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の原稿仕分装置。
  5. 前記記録面として利用できる面とは、白紙の面及び記録済領域が少ない面のうちいずれかである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の原稿仕分装置。
  6. 前記判別部での判別の対象となる原稿の面上の領域は、ユーザによって任意に設定変更ができる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の原稿仕分装置。
  7. 原稿が排紙される位置の切り替えは、原稿が排紙されるトレイの切り替えである
    ことを特徴とする1〜6のいずれか一項に記載の原稿仕分装置。
  8. 原稿が記録面として利用できる面を有するか否かの観点からの原稿の仕分け方について、ユーザの入力によって設定される設定ステップと、
    前記設定ステップ後、給紙された原稿の第1面を画像センサによって読み取り、第1面が記録面として利用できるか否かを判別する第1の判別ステップと、
    前記第1の判別ステップ後に排紙された原稿の中から、前記画像センサによって第2面の読み取りをする原稿について前記設定ステップを基にユーザに案内する案内ステップと、
    前記案内ステップで案内された原稿をユーザがセットした後、給紙された原稿の第2面を前記画像センサによって読み取り、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する第2の判別ステップと、を備える
    ことを特徴とする原稿仕分方法。
  9. 給紙された原稿の第1面を画像センサによって読み取り、第1面が記録面として利用できるか否かを判別する第1のステップと、
    前記第1のステップ後に排紙された原稿の中から、第1面が記録面として利用できない判別がされた原稿をユーザがセットした後、給紙された原稿の第2面を前記画像センサによって読み取り、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する第2のステップと、
    前記第1のステップ後に排紙された原稿の中から、第1面が記録面として利用できる判別がされた原稿をユーザがセットした後、給紙された原稿の第2面を前記画像センサによって読み取り、第2面が記録面として利用できるか否かを判別する第3のステップと、を備える
    ことを特徴とする原稿仕分方法。
  10. 前記第1のステップ後に排紙された原稿の中から前記第2のステップの対象になる原稿と前記第3のステップの対象になる原稿とをユーザに案内するステップを備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の原稿仕分方法。
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