JP6575437B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、原稿載置部にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ搬送する原稿給送部と、搬送される原稿を読み取る原稿読み取り部とを備えた画像形成装置に関する。
従来、印刷等に使用した使用済み用紙を箱等に溜めておいて再利用することが行われている。箱から取り出した使用済み用紙には、パンチ穴が形成されていることがあり、再利用の際に不都合となることがある。そこで、使用済み用紙を読み取ってパンチ穴を検出する技術が提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特許文献1の技術では、使用済み用紙をスキャンして取得した画像データにパンチ穴があると、パンチ穴の跡を消去する印刷設定を自動的に行うことができる。特許文献2には、記録紙搬送経路上にフォトセンサーを設けた画像形成装置が記載されている。使用済み用紙を給紙部にセットすると、給紙部から給紙された使用済み用紙に対してフォトセンサーによってパンチ有無が検出され、パンチが検出されるとコピー中断となる。
特開2005-174260号公報 特開2006-297706号公報
しかしながら、特許文献1、2の技術では、パンチ穴が形成された紙か否かを印刷時に判定していたため、印刷時間が掛かっていた。そのため、急ぎの印刷に使用済み用紙を使用できなかったため、予め印刷前に使用済み用紙をパンチ穴無しの再利用可能な紙とパンチ穴有りの再利用不可能な紙とに仕分けておく必要があったが、目視で選別しなければならず、作業が繁雑であるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、使用済み用紙を再利用可能な紙と再利用不可能な紙とに簡単に仕分けることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数枚の原稿が載置される原稿載置部と、該原稿載置部から前記原稿を1枚ずつ搬送する原稿給送部と、搬送される前記原稿を読み取って画像データを生成する原稿読み取り部とを備えた画像形成装置であって、前記原稿載置部に前記原稿の代わりに載置された複数枚の用紙を仕分ける仕分け指示を受け付ける操作部と、前記仕分け指示が受け付けられると、前記原稿給送部によって前記用紙を搬送させ、前記原稿読み取り部によって前記用紙を読み取らせて画像データを生成させる読み取り制御部と、
生成された前記用紙の前記画像データに基づいて、前記用紙に形成されたパンチ穴の有無を検出する仕分け判定部と、前記パンチ穴が検出された用紙の原稿搬送動作と、前記パンチ穴が検出されなかった用紙の原稿搬送動作とを異ならせるように前記原稿給送部を制御する仕分け動作制御部と、仕分け方法を手動又は自動に設定する仕分け設定部とを備え、前記操作部は、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、読み取り再開指示を受け付け、前記原稿給送部は、前記原稿を反転させて前記原稿読み取り部に向けて搬送する原稿反転機構と、前記原稿読み取り部により読み取られた前記原稿を排出する原稿排出部とを有し、前記原稿反転機構は、前記原稿を反転する際に用いるスイッチバックトレイを有し、前記仕分け動作制御部は、前記仕分け方法が前記手動に設定された状態で、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、前記パンチ穴が検出された前記用紙の排出後、前記読み取り再開指示が受け付けられるまで、前記原稿搬送動作を停止させると共に、前記仕分け方法が前記自動に設定された状態で、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された前記用紙、又は前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出されなかった前記用紙の一方を前記スイッチバックトレイに排出させ、他方を前記原稿排出部に排出させることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、複数枚の原稿が載置される原稿載置部と、該原稿載置部から前記原稿を1枚ずつ搬送する原稿給送部と、搬送される前記原稿を読み取って画像データを生成する原稿読み取り部とを備えた画像形成装置であって、前記原稿載置部に前記原稿の代わりに載置された複数枚の用紙を仕分ける仕分け指示を受け付ける操作部と、前記仕分け指示が受け付けられると、前記原稿給送部によって前記用紙を搬送させ、前記原稿読み取り部によって前記用紙を読み取らせて画像データを生成させる読み取り制御部と、生成された前記用紙の前記画像データに基づいて、前記用紙に形成されたパンチ穴の有無を検出する仕分け判定部と、前記パンチ穴が検出された用紙の原稿搬送動作と、前記パンチ穴が検出されなかった用紙の原稿搬送動作とを異ならせるように前記原稿給送部を制御する仕分け動作制御部と、仕分け方法を手動又は自動に設定する仕分け設定部とを備え、前記操作部は、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、読み取り再開指示を受け付け、前記仕分け動作制御部は、前記仕分け方法が前記手動に設定された状態で、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、前記パンチ穴が検出された前記用紙の排出後、前記読み取り再開指示が受け付けられるまで、前記原稿搬送動作を停止させ、前記読み取り制御部は、前記仕分け方法が自動に設定された場合、前記用紙の原稿搬送方向先端エリアのみを前記原稿読み取り部に読み取らせて前記画像データを生成させることを特徴とする。
また、前記仕分け判定部は、前記パンチ穴を検出しなかった場合に、前記パンチ穴の有無を検出した前記画像データに基づいて白紙か否かを更に判定し、前記仕分け動作制御部は、前記白紙と判定されなかった前記用紙を反転させて排出させ、前記白紙と判定された前記用紙を反転させずに排出させてもよい。
また、前記読み取り制御部は、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出されず白紙でないと判定された場合に、前記原稿給送部により前記用紙を反転させて搬送させて、反転されて搬送される前記用紙を前記原稿読み取り部に読み取らせ前記用紙の裏面の前記画像データを生成させ、前記仕分け判定部は、前記裏面の前記画像データに基づいて白紙か否かを判定し、白紙でないと判定した場合、前記用紙が両面印刷されている旨を報知してもよい。
また、前記仕分け判定部は、前記パンチ穴を検出した場合に、前記パンチ穴有りの用紙を検出した旨を報知してもよい。
本発明によれば、使用済み用紙を再利用可能な紙と再利用不可能な紙とに簡単に仕分けることができる。
本発明に係る実施形態の画像形成装置の断面模式図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す操作部に表示される仕分け設定画面例である。 使用済み用紙のイメージ図である。 図1に示す画像形成装置の仕分け動作を示すフローチャートである。 図5に示す仕分け判定処理の詳細なフローチャートである。 図1に示す操作部に表示される判定確認画面例である。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
<実施形態1>
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の画像形成装置1は、複写機、スキャナー、複合機等であり、図1を参照すると、原稿読み取り部2と、原稿給送部3と、本体部4と、操作部5とを備えている。原稿読み取り部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読み取り部2の上部に配設されている。
画像形成装置1の手前側には、画像形成装置1の設定や動作指示を行う操作部5が配設されている。操作部5は、画像形成装置1の状態を表示したりタッチパネルとして各種設定を行ったりする液晶表示部51と、各種操作を行う操作ボタン52が設けられている。ユーザーは操作部5を操作して指示を入力することで、画像形成装置1の各種の設定を行い、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部51は、画像形成装置1の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。操作ボタン52としては、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読み取り部2は、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備えている。スキャナー21は、LED(Light Emitting Diode)を用いた光源24と、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)ラインセンサー等からなる受光部25とを備えており、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向に移動可能に構成されている。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向と直交する方向に形成されたスリットである。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33と、スイッチバックトレイ39とを備えている。原稿載置部31にセットされた原稿MSは、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順次繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。
また、原稿給送部3と原稿読み取り部2とは、画像形成装置1の奥側でヒンジ機構によって接続されており、原稿給送部3は、プラテンガラス22上面を開閉するプラテンカバーとして機能する。原稿給送部3を上方に開くことで、プラテンガラス22上面が開放され、プラテンガラス22に原稿MSをセットできる状態となる。
原稿搬送機構33は、ピックアップローラー34と、給紙ローラー35と、搬送ローラー36と、切替爪37と、反転ローラー38とを備えている。ピックアップローラー34によって原稿載置部31からピックアップされた原稿MSは、給紙ローラー35によって、原稿MSの搬送路に沿って複数配置された搬送ローラー36に供給される。そして、原稿MSは、搬送ローラー36によって、原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送される。これにより、原稿MSの表面が読み取られる。
切替爪37は、回動可能に取り付けられており、原稿MSの搬送先を原稿排出部32と反転ローラー38とのいずれかに切り換える。反転ローラー38は、原稿MSの原稿搬送方向の前後を反転するためのローラーであり、正逆回転の切り替えが可能となっている。
切替爪37により原稿MSの搬送先が反転ローラー38に切り換えられると、反転ローラー38は、搬送された原稿MSの一部をスイッチバックトレイ39に排出する。このとき、原稿MSは反転ローラー38によって挟持されたままである。つづいて、反転ローラー38は、逆回転して原稿MSの原稿搬送方向の前後を反転させる。
反転ローラー38によって原稿搬送方向の前後が反転された原稿MSは、表裏が反転された状態で反転搬送路38aを経由して原稿読取スリット23よりも原稿搬送方向上流側に戻される。反転搬送路38aを経由した原稿MSは、搬送ローラー36によって、原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送される。これにより、原稿MSの裏面が読み取られる。切替爪37、反転ローラー38、反転搬送路38a、スイッチバックトレイ39は、原稿を反転させる原稿反転機構である。
原稿載置部31に原稿MSがセットされた状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿MSの読み取りが指示されると、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介して、原稿給送部3により搬送される原稿MSが読み取られる。スキャナー21は、原稿給送部3による搬送動作と同期して原稿MSを読み取って原稿画像データを取得し、取得した原稿画像データを本体部4に出力する。原稿MSは、表面(原稿画像を読み取る面)を上にして原稿載置部31にセットされる。そして、原稿載置部31にセットされた原稿MSは、原稿給送部3によって左側から搬送され、原稿MSの表面が原稿読取スリット23と対向位置に導かれる。
原稿載置部31に原稿MSがセットされていない状態や、原稿給送部3(プラテンカバー)が開いた開状態で、操作部5の操作ボタン52によって原稿MSの読み取りが指示されると、プラテンガラス22にセットされた原稿MSが読み取られる。
本体部4は、記録部6と給紙部41とを備えている。給紙部41は、記録紙Pを1枚ずつ本体部4に向けて繰り出す。記録部6は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、定着部等を備え、帯電、露光、現像、転写、定着からなる画像形成プロセスを実行することで、記録紙Pにトナー像を記録して排出する。
図2には、画像形成装置1の概略構成を示す機能ブロック図が示されている。上述の原稿読み取り部2、原稿給送部3、操作部5及び記録部6は、制御部9に接続され、制御部9によって動作制御される。また、制御部9には、画像処理部8と、記憶部7とが接続されている。
記憶部7は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読み取り部2によって原稿MSを読み取ることで取得された原稿画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
画像処理部8は、原稿画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、回転処理、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
制御部9は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部9は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部9は、仕分け設定部90と、読み取り制御部91と、仕分け判定部92と、仕分け動作制御部93として機能する。
制御部9は、ユーザーの操作に応じて、図3に示す仕分け設定画面G80を操作部5に表示させると、仕分け設定部90として機能する。仕分け設定部90は、仕分け設定画面G80を介して、図4に示す使用済み用紙95を再利用可能な紙と再利用不可能な紙とに仕分けるための設定を行う機能を有する。
仕分け設定画面G80では、使用済み用紙95をパンチ穴96が形成された用紙とパンチ穴96が形成されていない用紙とに仕分ける仕分け設定を行うことができる。チェックボックス81aにチェックを入れると、使用済み用紙95に対するパンチ穴96の有無を検出して、パンチ穴96が形成された用紙を再利用不可能な紙とし、パンチ穴96が形成されていない用紙を再利用可能な紙として仕分けることができる。なお、パンチ穴96が形成された用紙を再利用不可能な紙とすることは例示であり、パンチ穴96有り又はパンチ穴96無しのいずれを再利用不可能な紙又は再利用可能な紙として仕分けるかをユーザーが指定できるようにしてもよい。
仕分け方法としては、「手動」82a、又は「自動」82bを選択することができる。「手動」82aが選択された場合、パンチ穴96が形成された用紙もパンチ穴96が形成されていない用紙も原稿排出部32に排出される。この場合、操作部5に表示されるメッセージに従ってユーザーが手動でパンチ穴96が形成された用紙を原稿排出部32から取り除いて仕分けを行う。「自動」82bが選択された場合、パンチ穴96が形成された用紙がスイッチバックトレイ39に排出され、パンチ穴96が形成されていない用紙が原稿排出部32に排出されて自動的に仕分けされる。「OK」ボタンB83が押されると、仕分け設定部90は、操作部5により受け付けられた仕分け設定画面G80の設定内容で仕分け設定を行う。
読み取り制御部91は、操作部5により仕分け指示が受け付けられると、原稿載置部31に載置された使用済み用紙95を原稿給送部3に搬送させて、原稿読み取り部2により使用済み用紙95を読み取らせて使用済み用紙95の画像データを生成させるように制御する機能を有する。
仕分け判定部92は、原稿読み取り部2で読み取られた使用済み用紙95の画像データに対して、仕分け設定部90で設定された仕分け設定に従って、再利用可能な紙か又は再利用不可能な紙かの仕分け判定を行う機能を有する。具体的には、仕分け判定部92は、使用済み用紙95が原稿読み取り部2で読み取られる毎に、原稿読み取り部2によって生成された画像データに対して画像解析を行い、用紙に形成されたパンチ穴96の有無を検出する。パンチ穴96が検出された場合、仕分け判定部92は、再利用不可能な紙と判定し、パンチ穴96が検出されなかった場合、再利用可能な紙と判定する。
仕分け動作制御部93は、仕分け判定部92による判定結果に基づいて、原稿給送部3に対して原稿給送動作を異ならせるように制御して、使用済み用紙95を再利用可能な紙と再利用不可能な紙とに仕分ける機能を有する。
次に、図5を参照して、画像形成装置1の仕分け動作を説明する。
まず、ユーザーは、操作部5に表示された仕分け設定画面G80を介して、「仕分ける」チェックボックス81aにチェックを入れた状態で、仕分け方法を選択し、「OK」ボタンB83を押す。「OK」ボタンB83が押されると、仕分け設定部90は、仕分け設定画面G80で設定された仕分け設定を受け付ける(ステップs11)。なお、本フローでは、仕分け方法として「手動」82aが設定されているものとして説明する。
仕分け設定が行われると、制御部9は、仕分け開始が指示されるまで待機する(ステップs12、ステップs12でNo)。ユーザーが箱等に溜め置かれた使用済み用紙95の束を原稿載置部31にセットして、スタートボタンを押すと、制御部9は、仕分け開始が指示されたと判定し(ステップs12でYes)、読み取り制御部91として機能して、原稿給送部3を制御して用紙の搬送動作を開始させる。これにより、原稿給送部3は、原稿載置部31にセットされた使用済み用紙95の束から1頁目を搬送する(ステップs13)。つづいて、読み取り制御部91の制御により、原稿読み取り部2は、搬送された使用済み用紙95をスキャンして画像データを生成する(ステップs14)。
原稿読み取り部2により画像データが生成されると、仕分け判定部92は、画像データに対して画像解析を行って、再利用可能か否かを判定する仕分け判定処理を実行する(ステップs15)。
図6は、仕分け判定処理の詳細な流れを示したフローチャートである。
仕分け判定部92は、画像データを解析して(ステップs151)、画像データからパンチ穴96を検出したか否かを判定する(ステップs152)。図4に示すパンチ穴96は、用紙四辺のいずれかの辺に沿って形成されることが多い。そのため、仕分け判定部92は、使用済み用紙95における原稿搬送方向先端エリア95a、原稿搬送方向後端エリア95b、原稿搬送方向右側エリア95c、原稿搬送方向左側エリア95dのいずれかにパンチ痕として存在する約1cm以内の大きさの略円図形をパンチ穴96として検出する。
原稿搬送方向先端エリア95a、原稿搬送方向後端エリア95b、原稿搬送方向右側エリア95c、原稿搬送方向左側エリア95dのいずれからもパンチ穴96が検出されなかった場合(ステップs152でNo)、仕分け判定部92は、再利用可能と判定する(ステップs158)。なお、1つでもパンチ穴96が検出された場合は、再利用不可能と判定される。
パンチ穴96が検出されると(ステップs152でYes)、仕分け判定部92は、パンチ穴96の検出位置が初めての位置(未だ検出されていない特定の位置)か否かを判定する(ステップs153)。つまり、仕分け判定部92は、パンチ穴96の検出位置が用紙における四辺のいずれの辺か(原稿搬送方向先端エリア95a、原稿搬送方向後端エリア95b、原稿搬送方向右側エリア95c、原稿搬送方向左側エリア95d)を特定し、特定した辺におけるパンチ穴96の検出が初めてか否かを判定する。
初めての位置である場合には(ステップs153でYes)、仕分け判定部92は、図7に示すように、再利用不可能な紙を検出した旨を通知する判定確認画面G90を操作部5に表示させて(ステップs154)、紙を取り除くか否かのユーザー指示を取得する(ステップs155)。
「はい」ボタンB92が押されると、仕分け判定部92は、取り除くが指示されたと判定して(ステップs156でYes)、再利用不可能と判定する(ステップs157)。「いいえ」ボタンB91が押されると、仕分け判定部92は、取り除かないが指示されたと判定して(ステップs156でNo)、再利用可能と判定する。ユーザー環境によっては、パンチ穴96の位置に応じて再利用可能か否かを異ならせている場合があるからである。
なお、仕分け設定画面G80において、予め再利用不可能な紙とするパンチ穴96の位置をユーザーが設定してもよい。これによれば、パンチ穴96が初めての位置に検出される度にユーザーが指示する必要がなくなる。
検出されたパンチ穴96が初めての位置でない場合(既に検出済みの特定の位置だった場合)には(ステップs153でNo)、紙を取り除くか否かが既にユーザーにより指示されているので、仕分け判定部92は、取得済みの指示に従う(ステップs157)。なお、図示していないが、判定確認画面G90を介して仕分け判定部92が取得した指示は、パンチ穴96の検出位置と対応付けてRAM等のメモリーに記憶される。
図5に戻り、仕分け判定部92は、再利用不可能と判定した場合(ステップs16でYes)、再利用不可能な用紙を取り除いてスキャン再開の指示を出すように促すメッセージを操作部5に表示させる(ステップs17)。つづいて、仕分け動作制御部93は、再利用不可能と判定された使用済み用紙95を原稿排出部32へ排出させた後、原稿給送部3の原稿搬送動作を停止させ(ステップs18)、原稿搬送動作を停止させた状態のまま、スキャン再開が指示されるまで待機する(ステップs19、ステップs19でNo)。これにより、ユーザーが再利用不可能な紙を原稿排出部32から取り除くための時間を確保している。なお、使用済み用紙95は、原稿読み取り部2による読み取りが終了すると、原稿給送部3によって原稿排出部32に排出されている。
ユーザーが再利用不可能と判定された使用済み用紙95を原稿排出部32から取り除いて、スタートボタンを押すと、仕分け動作制御部93は、スキャン再開が指示されたと判定する(ステップs19でYes)。スキャン再開が指示されると、仕分け動作制御部93は、原稿搬送動作の停止を解除する(ステップs20)。
つづいて、読み取り制御部91は、原稿給送部3に次頁があるか否かを判定させ(ステップs21)、次頁がある場合には(ステップs21でYes)、次頁を搬送させ(ステップs22)、次頁を原稿読み取り部2に読み取らせるステップs14の処理に戻す。
一方、再利用可能と判定されると(ステップs16でNo)、仕分け動作制御部93による原稿搬送動作の停止は行われることなく、読み取り制御部91によって原稿給送部3に次頁があるか否かを判定させる処理に進む(ステップs21)。つまり、仕分け動作制御部93は、再利用可能と判定された場合の原稿搬送動作と再利用不可能と判定された場合の原稿搬送動作とを異ならせている。
このようにして、次頁がある間(ステップs21でYes)、ステップs14からステップs21までの処理が繰り返される。次頁がなくなると(ステップs21でNo)、本処理は終了する。
これにより、原稿載置部31にセットされた使用済み用紙95の全ページが再利用可能な紙と再利用不可能な紙とに選別される。そして、ユーザーが操作部5の案内に従って原稿排出部32から再利用不可能な紙を取り除くことで、原稿排出部32に再利用可能な紙のみを残すことができる。
このように、画像形成装置1は、複数枚の原稿MSが載置される原稿載置部31と、原稿載置部31から原稿MSを1枚ずつ搬送する原稿給送部3と、搬送される原稿MSを読み取って画像データを生成する原稿読み取り部2とを備えた画像形成装置1であって、原稿載置部31に原稿MSの代わりに載置された複数枚の用紙(使用済み用紙95)を仕分ける仕分け指示を受け付ける操作部5と、記仕分け指示が受け付けられると、原稿給送部3によって用紙を搬送させ、原稿読み取り部2によって用紙を読み取らせて画像データを生成させる読み取り制御部91と、生成された用紙の画像データに基づいて、用紙に形成されたパンチ穴96の有無を検出する仕分け判定部92と、パンチ穴96が検出された用紙の原稿搬送動作と、パンチ穴96が検出されなかった用紙の原稿搬送動作とを異ならせるように原稿給送部3を制御する仕分け動作制御部93とを備えている。これにより、使用済み用紙95を再利用可能な紙と再利用不可能な紙とに簡単に仕分けることができる。そのため、箱等に大量に溜め置かれた使用済み用紙95を再利用しやすくなる。また、画像形成装置1が備えている原稿給送部3、原稿読み取り部2を用いて仕分けを行うことができるので、新たな機構を設けなくて済む。
<実施形態2>
また、上記実施形態では、読み取り制御部91は、原稿読み取り部2に使用済み用紙95の全体をスキャンさせて画像データを生成させる場合を例に説明したが、スキャン範囲を原稿搬送方向先端エリア95a、原稿搬送方向後端エリア95b、原稿搬送方向右側エリア95c、原稿搬送方向左側エリア95dに限定させてもよい。また、仕分け設定画面G80を介して、原稿搬送方向先端エリア95a、原稿搬送方向後端エリア95b、原稿搬送方向右側エリア95c、原稿搬送方向左側エリア95dのいずれをスキャン範囲とするかユーザーに指定させてもよい。これによれば、原稿読み取り部2におけるスキャン範囲が限定されるので、読み取り速度を向上させることができる。また、原稿読み取り部2によって生成される画像データも、原稿搬送方向先端エリア95a、原稿搬送方向後端エリア95b、原稿搬送方向右側エリア95c、原稿搬送方向左側エリア95dに限定されるので、仕分け判定部92における画像解析範囲を狭めることができ、早く仕分け判定を行うことができる。そのため、仕分け動作を早くすることができる。
<実施形態3>
また、上記実施形態では、仕分け設定画面G80で仕分け方法として「手動」82aが設定された場合を説明したが、「自動」82bに設定することにより自動で仕分けを行うことができる。
この場合、読み取り制御部91は、原稿読み取り部2のスキャン範囲を原稿搬送方向先端エリア95aに限定する。また、仕分け動作制御部93は、図5のステップs16で再利用不可能と判定された場合に、使用済み用紙95の排出先をスイッチバックトレイ39とするため、切替爪37の搬送先を反転ローラー38に切り換える。これにより、使用済み用紙95が切替爪37に搬送される前に仕分け判定部92における再利用不可能か否かの判定処理が終了し、仕分け動作制御部93が再利用不可能と判定された使用済み用紙の自動仕分けが可能になる。
反転ローラー38が再利用不可能と判定された使用済み用紙95を搬送方向後端まで搬送すると、仕分け動作制御部93は、再利用不可能と判定された使用済み用紙95に対する反転ローラー38のローラー挟持状態を解放させる。これにより、再利用不可能と判定された使用済み用紙95はスイッチバックトレイ39に排出される。
なお、仕分け動作制御部93は、反転ローラー38のローラー挟持状態を解放させたときに、切替爪37の搬送先を原稿排出部32に戻すように制御してもよい。また、仕分け動作制御部93は、図5に示すステップs16で仕分け判定部92によって再利用不可能か否かが判定される度に、判定結果に応じて切替爪37の搬送先を原稿排出部32又は反転ローラー38に切り換えるように制御してもよい。これにより、スイッチバックトレイ39と原稿排出部32とを利用して、使用済み用紙95を再利用不可能な紙と再利用可能な紙とに自動的に仕分けることができる。この場合、図5に示す用紙を取り除いてスキャン再開を促すメッセージを表示するステップ(ステップs17)から原稿搬送動作の停止を解除するステップ(ステップs20)までを不要にすることができる。
<実施形態4>
上記実施形態において、再利用可能な紙として原稿排出部32に残った使用済み用紙95は、裏紙として再利用可能な白紙面の表裏がばらばらである可能性が高い。そこで、仕分け判定部92により再利用可能と判定された場合に白紙か否かも判定させるようにして、仕分け動作制御部93が白紙面を下にして原稿排出部32に排出させるように原稿給送部3を制御してもよい。
具体的には、仕分け判定部92は、画像データに基づいて再利用可能と判定した場合、つづいて白紙か否かを判定する。白紙か否かの判定は、公知の白紙検知技術を用いればよく、例えば、画像データの画素値が特定の閾値未満であるか否か等により行えばよい。なお、仕分け判定部92が再利用不可能と判定した場合には、白紙検知は不要である。
仕分け判定部92により再利用可能と判定されると共に白紙でないと判定された場合、すなわち、使用済み用紙95についてパンチ穴96が検出されず使用済み面を下向きに搬送されていると判定された場合、仕分け動作制御部93は、切替爪37の搬送先を反転ローラー38に切り換える。つづいて、仕分け動作制御部93は、使用済み用紙95を反転搬送路38a経由で反転させてから原稿排出部32に排出させるように制御する。なお、この場合、反転された使用済み用紙95に対して原稿読み取り部2の読み取りは不要である。一方、仕分け判定部92により再利用可能と判定されると共に白紙であると判定された場合、すなわち、使用済み用紙95についてパンチ穴96が検出されず使用済み面を上向きに搬送されていると判定された場合、仕分け動作制御部93は、使用済み用紙95に対する反転動作を原稿給送部3に行わせずにそのまま原稿排出部32に使用済み用紙95を排出させるように制御する。
これにより、原稿排出部32には、再利用可能な使用済み用紙95が白紙面を下向き(裏向き)になった状態で積み重なる。したがって、裏紙利用しやすくなり、仕分け効果を高めることができる。なお、仕分け動作制御部93は、白紙面を上向きに(表向き)にするように再利用可能な紙と判定された使用済み用紙95の反転動作を制御してもよいことは言うまでもない。また、原稿読み取り部2によるスキャン範囲は、使用済み用紙95が切替爪37に搬送される前に仕分け判定部92における再利用不可能か否か、及び白紙か否かの判定処理を終了させることができる範囲とする。
<実施形態5>
また、実施形態4において、仕分け判定部92が再利用可能な紙と判定すると共に白紙でないと判定した場合、読み取り制御部91は、この使用済み用紙95を原稿給送部3により反転させて搬送させ、使用済み用紙95の面、すなわち、裏面を原稿読み取り部2に読み取らせ、再び仕分け判定部92が白紙か否かを判定するようにしてもよい。仕分け判定部92は、裏面を白紙でないと判定した場合、すなわち、両面印刷されている場合には、再利用不可能と判定し直すようにしてもよい。そして、両面印刷されている使用済み用紙をスイッチバックトレイ39に排出させるようにしてもよい。この場合、仕分け判定部92は、両面印刷されている旨をメッセージや音声等により操作部5に報知させてもよい。仕分け判定部92が裏面を白紙であると判定した場合、使用済み用紙95は再利用可能な紙として原稿排出部32から排出される。これにより、両面印刷された使用済み用紙95を再利用不可能な紙として仕分けることができる。
なお、仕分け判定部92による判定結果に基づく使用済み用紙95の排出先の振り分けはユーザーが適宜設定可能であってもよい。例えば、仕分け動作制御部93は、パンチ穴96が検出された使用済み用紙95(両面印刷されている場合も含めて)を原稿排出部32に排出させ、パンチ穴96が検出されなかった使用済み用紙95(片面白紙の用紙の場合も含めて)をスイッチバックトレイ39に排出させてもよい。つまり、仕分け動作制御部93は、仕分け判定部92によりパンチ穴96が検出された用紙、又は仕分け判定部92によりパンチ穴96が検出されなかった用紙の一方をスイッチバックトレイ39に排出させ、他方を原稿排出部32に排出させてもよい。なお、上記実施形態において、仕分け判定部92は、仕分け判定が終わって不要となった画像データを消去してもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 原稿読み取り部
3 原稿給送部
4 本体部
5 操作部
6 記録部
7 記憶部
8 画像処理部
9 制御部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 光源
25 受光部
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
34 ピックアップローラー
35 給紙ローラー
36 搬送ローラー
37 切替爪
38 反転ローラー
38a 反転搬送路
39 スイッチバックトレイ
41 給紙部
51 液晶表示部
52 操作ボタン
81a チェックボックス
82a 手動
82b 自動
90 仕分け設定部
91 読み取り制御部
92 仕分け判定部
93 仕分け動作制御部
95 使用済み用紙
95a 原稿搬送方向先端エリア
95b 原稿搬送方向後端エリア
95c 原稿搬送方向右側エリア
95d 原稿搬送方向左側エリア
96 パンチ穴
B83、B91、B92 ボタン
G80 仕分け設定画面
G90 判定確認画面

Claims (5)

  1. 複数枚の原稿が載置される原稿載置部と、該原稿載置部から前記原稿を1枚ずつ搬送する原稿給送部と、搬送される前記原稿を読み取って画像データを生成する原稿読み取り部とを備えた画像形成装置であって、
    前記原稿載置部に前記原稿の代わりに載置された複数枚の用紙を仕分ける仕分け指示を受け付ける操作部と、
    前記仕分け指示が受け付けられると、前記原稿給送部によって前記用紙を搬送させ、前記原稿読み取り部によって前記用紙を読み取らせて画像データを生成させる読み取り制御部と、
    生成された前記用紙の前記画像データに基づいて、前記用紙に形成されたパンチ穴の有無を検出する仕分け判定部と、
    前記パンチ穴が検出された用紙の原稿搬送動作と、前記パンチ穴が検出されなかった用紙の原稿搬送動作とを異ならせるように前記原稿給送部を制御する仕分け動作制御部と
    仕分け方法を手動又は自動に設定する仕分け設定部とを備え、
    前記操作部は、
    前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、読み取り再開指示を受け付け、
    前記原稿給送部は、
    前記原稿を反転させて前記原稿読み取り部に向けて搬送する原稿反転機構と、
    前記原稿読み取り部により読み取られた前記原稿を排出する原稿排出部とを有し、
    前記原稿反転機構は、
    前記原稿を反転する際に用いるスイッチバックトレイを有し、
    前記仕分け動作制御部は、
    前記仕分け方法が前記手動に設定された状態で、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、前記パンチ穴が検出された前記用紙の排出後、前記読み取り再開指示が受け付けられるまで、前記原稿搬送動作を停止させると共に、前記仕分け方法が前記自動に設定された状態で、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された前記用紙、又は前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出されなかった前記用紙の一方を前記スイッチバックトレイに排出させ、他方を前記原稿排出部に排出させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数枚の原稿が載置される原稿載置部と、該原稿載置部から前記原稿を1枚ずつ搬送する原稿給送部と、搬送される前記原稿を読み取って画像データを生成する原稿読み取り部とを備えた画像形成装置であって、
    前記原稿載置部に前記原稿の代わりに載置された複数枚の用紙を仕分ける仕分け指示を受け付ける操作部と、
    前記仕分け指示が受け付けられると、前記原稿給送部によって前記用紙を搬送させ、前記原稿読み取り部によって前記用紙を読み取らせて画像データを生成させる読み取り制御部と、
    生成された前記用紙の前記画像データに基づいて、前記用紙に形成されたパンチ穴の有無を検出する仕分け判定部と、
    前記パンチ穴が検出された用紙の原稿搬送動作と、前記パンチ穴が検出されなかった用紙の原稿搬送動作とを異ならせるように前記原稿給送部を制御する仕分け動作制御部と
    仕分け方法を手動又は自動に設定する仕分け設定部とを備え、
    前記操作部は、
    前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、読み取り再開指示を受け付け、
    前記仕分け動作制御部は、
    前記仕分け方法が前記手動に設定された状態で、前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出された場合に、前記パンチ穴が検出された前記用紙の排出後、前記読み取り再開指示が受け付けられるまで、前記原稿搬送動作を停止させ、
    前記読み取り制御部は、
    前記仕分け方法が自動に設定された場合、前記用紙の原稿搬送方向先端エリアのみを前記原稿読み取り部に読み取らせて前記画像データを生成させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記仕分け判定部は、
    前記パンチ穴を検出しなかった場合に、前記パンチ穴の有無を検出した前記画像データ
    に基づいて白紙か否かを更に判定し、
    前記仕分け動作制御部は、
    前記白紙と判定されなかった前記用紙を反転させて排出させ、前記白紙と判定された前
    記用紙を反転させずに排出させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記読み取り制御部は、
    前記仕分け判定部により前記パンチ穴が検出されず白紙でないと判定された場合に、前記原稿給送部により前記用紙を反転させて搬送させて、反転されて搬送される前記用紙を前記原稿読み取り部に読み取らせ前記用紙の裏面の前記画像データを生成させ、
    前記仕分け判定部は、
    前記裏面の前記画像データに基づいて白紙か否かを判定し、白紙でないと判定した場合、前記用紙が両面印刷されている旨を報知する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記仕分け判定部は、
    前記パンチ穴を検出した場合に、前記パンチ穴有りの用紙を検出した旨を報知する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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