JP2006311336A - 原稿読取装置、画像形成装置、及び原稿読取方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 読取位置における異常が検知された場合に所定のガイダンスを行う原稿読取装置において、ユーザーの希望に応じて、ガイダンスが行われる頻度を調節できるようにすることにある。
【解決手段】 この画像形成装置1において、第1カウント手段15bは、異常回数nをカウントするとともに、異常回数nが所定回数Nに達した場合に、カウントされた異常回数nをリセットする。ガイダンス手段17aは、異常回数nが所定回数Nに達した場合に、コンタクトガラス11aの清掃を促すガイダンス画面を表示させる。設定手段17bは、原稿読取手段13aにより正常に連続して行われた読取回数kの最大値として正常読取回数Kを設定可能である。第2カウント手段15cは、読取回数kをカウントするとともに、読取回数kが正常読取回数Kに達した場合に、カウントされた読取回数kをリセットする。
【選択図】 図5
【解決手段】 この画像形成装置1において、第1カウント手段15bは、異常回数nをカウントするとともに、異常回数nが所定回数Nに達した場合に、カウントされた異常回数nをリセットする。ガイダンス手段17aは、異常回数nが所定回数Nに達した場合に、コンタクトガラス11aの清掃を促すガイダンス画面を表示させる。設定手段17bは、原稿読取手段13aにより正常に連続して行われた読取回数kの最大値として正常読取回数Kを設定可能である。第2カウント手段15cは、読取回数kをカウントするとともに、読取回数kが正常読取回数Kに達した場合に、カウントされた読取回数kをリセットする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、原稿読取装置、画像形成装置、及び原稿読取方法に関する。
従来の画像形成装置において、例えば、ADF(Automatic Document Feeder)を備えた複写機は、一般に、CCD等で構成された原稿読取手段と、ADFと原稿読取手段との間に、主走査方向に延びて配置されたコンタクトガラスとを備えている。この種の装置では、コンタクトガラス上の所定の読取位置の下方に原稿読取手段が停止し、原稿が副走査方向に搬送されることで読取が行われる。
従来のこの種の装置では、コントガラス上にほこり、ごみ等の異物が付着して、印刷物において副走査方向に延びる黒筋が形成されてしまうおそれがある。そこで、かかる事態を回避すべく、ユーザーに対しコンタクトガラスの清掃を促すためのガイダンス表示を、所定のタイミングで行う技術が既に提案されている。
この技術では、コンタクトガラス上に副走査方向に複数の読取位置が並んで配置され、コンタクトガラス上の異物が検知されると、読取位置が順に切り替わるとともに、異物が所定回数(読取位置の数と同数)検知されると、読取位置が最初の読取位置に戻り、操作パネルの表示部にガイダンス表示される。
なお、関連する技術として、例えば、特許文献1及び2に示されるものが既に提案されている。
特開2002−185706号公報
特開2002−250977号公報
しかしながら、上記従来の技術では、例えば、何百枚、何千枚といった多枚数の原稿の読み取りを行った場合には、異物が検知される可能性が高くなるので、全ての読み取りが終わるまでに異物が所定回数検知された結果ガイダンス表示がなされ、これにより、読取動作が中断してしまうおそれがある。
本発明の目的は、読取位置における異常が検知された場合に所定のガイダンスを行う原稿読取装置において、ユーザーの希望に応じて、ガイダンスが行われる頻度を調節できるようにすることにある。
請求項1に係る原稿読取装置は、原稿読取手段と、異常検知手段と、読取位置切替手段と、第1カウント手段と、ガイダンス手段と、設定手段と、第2カウント手段とを備えている。原稿読取手段は、副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能である。異常検知手段は、原稿読取手段が停止した読取位置における異常を検知可能である。読取位置切替手段は、異常検知手段により異常が検知された場合に、読取位置を切り替える。第1カウント手段は、異常検知手段により検知された異常回数をカウントするとともに、異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた異常回数をリセットする。ガイダンス手段は、異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行う。設定手段は、原稿読取手段により正常に連続して行われた読取回数の最大値として正常読取回数を設定可能である。第2カウント手段は、読取回数をカウントするとともに、読取回数が正常読取回数に達した場合に、カウントされた読取回数をリセットする。
この装置では、異常が所定回数検知された場合は、異常の除去を促すガイダンスが行われるが、予め設定手段において、例えば、正常読取回数を小さめに設定しておくと、ある程度の回数正常の読み取りが連続して行われれば、異常回数がリセットされるので、数百枚、数千枚もの多枚数の原稿の読み取りを行うような場合に、異常の除去のガイダンスがされにくくなる。
このように、ユーザーは、希望に応じた設定を行って、異常の除去のガイダンスに優先させて原稿の読み取りを行わせたり、異常の除去のガイダンスを優先して行わせたりすることができる。
なお、本発明において、異常としては、例えば、印刷物の副走査方向に黒筋が記録されるような状態、例えば、コンタクトガラス上にほこり、ごみ等の異物(他にコンタクトガラスに付着したインク、修正液)が存在する状態が挙げられる。一方、正常としては、そのような異常が検知されない状態が挙げられる。
閾値は、異常を検知すべきか否かの判断基準となる値であり、例えば、異物を検知する場合におけるその異物の濃度が挙げられる。
ガイダンス手段によるガイダンスの態様としては、所定の表示部分への表示、スピーカ等からの報知音、外部に接続されたパーソナルコンピュータ(以下、PC)へのメール送信等が挙げられる。
請求項2に係る原稿読取装置は、原稿読取手段と、異常検知手段と、読取位置切替手段と、第1カウント手段と、ガイダンス手段と、設定手段とを備えている。原稿読取手段は、副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能である。異常検知手段は、原稿読取手段が停止した読取位置における異常を所定の閾値に基づいて検知可能である。読取位置切替手段は、異常検知手段により異常が検知された場合に、読取位置を切り替える。第1カウント手段は、異常検知手段により検知された異常回数をカウントするとともに、異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた異常回数をリセットする。ガイダンス手段は、異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行う。設定手段は、閾値を設定可能である。
この装置では、予め設定手段において、例えば、閾値を小さめに設定しておくと、直接的に異常の検知回数を少なくすることができ、異常の除去のガイダンスがされにくくなるので、ここでも、ユーザーは、希望に応じた設定を行って、異常の除去のガイダンスに優先させて原稿の読み取りを行わせたり、異常の除去のガイダンスを優先して行わせたりすることができる。
請求項3に係る原稿読取装置は、請求項1の装置において、異常検知手段は、所定の閾値に基づいて異常を検知可能である。また、設定手段は、閾値をさらに設定可能である。
この装置では、正常読取回数及び閾値の両方を設定可能であることから、よりユーザーの希望を反映させたタイミングでガイダンスを行わせることができる。
請求項4に係る原稿読取装置は、請求項1又は3に記載の装置において、ガイダンス手段は、設定手段において正常読取回数が設定変更された結果読取回数が正常読取回数を超えた場合は、ガイダンスを行わない。
この装置では、例えば、正常読取回数がより小さい値に変更された結果、現在の読取回数が正常読取回数を超えてしまうことになるような場合であっても、ガイダンスが行われないのでそのまま読取を続けることができる。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の原稿読取装置と、画像形成手段とを備えている。画像形成手段は、原稿読取装置で読み取られた原稿の画像情報に基づいて画像形成を行う。
この装置では、例えば印刷物に黒筋が出てしまうような異常に対して、ユーザーの希望に応じて、ガイダンスがされ易くしたりされ難くしたりすることができる。
請求項6に係る原稿読取方法は、原稿読取ステップと、異常検知ステップと、読取位置切替ステップと、第1カウントステップと、ガイダンスステップと、設定ステップと、第2カウントステップとを含む。原稿読取ステップでは、副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能な原稿読取手段により原稿の読取を行う。異常検知ステップでは、原稿読取手段が停止した読取位置における異常を検知する。読取位置切替ステップでは、異常検知ステップにおいて異常が検知された場合に、読取位置を切り替える。第1カウントステップでは、異常検知ステップにおいて検知された異常回数をカウントするとともに、異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた異常回数をリセットする。ガイダンスステップでは、異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行う。設定ステップでは、原稿読取手段により正常に連続して行われた読取回数の最大値として正常読取回数を設定する。第2カウントステップでは、読取回数をカウントするとともに、読取回数が正常読取回数に達した場合に、カウントされた読取回数をリセットする。
この方法によれば、請求項1の装置と同様の効果が得られる。
請求項7に係る原稿読取方法は、原稿読取ステップと、異常検知ステップと、読取位置切替ステップと、第1カウントステップと、ガイダンスステップと、設定ステップととを含む。原稿読取ステップでは、副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能な原稿読取手段により原稿の読み取りを行う。異常検知ステップでは、原稿読取手段が停止した読取位置における異常を所定の閾値に基づいて検知する。読取位置切替ステップでは、異常検知ステップにおいて異常が検知された場合に、読取位置を切り替える。第1カウントステップでは、異常検知ステップにおいて検知された異常回数をカウントするとともに、異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた異常回数をリセットする。ガイダンスステップでは、異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行う。設定ステップでは、閾値を設定する。
この方法によれば、請求項2の装置と同様の効果が得られる。
本発明によれば、異常が所定回数検知された場合は、異常の除去を促すガイダンスが行われるが、予め設定手段において、例えば、正常読取回数を小さめに設定しておくと、ある程度の回数正常の読み取りが連続して行われれば、異常回数がリセットされるので、数百枚、数千枚もの多枚数の原稿の読み取りを行うような場合に、異常の除去のガイダンスがされにくくなる。
このように、ユーザーは、希望に応じた設定を行って、異常の除去のガイダンスに優先させて原稿の読み取りを行わせたり、異常の除去のガイダンスを優先して行わせたりすることができる。
<画像形成装置の構成>
図1及び図2に、本発明の一実施形態が採用された画像形成装置1を示す。また、図3及び図4に、画像形成装置1の要部を示す。なお、図3において、一点鎖線は、後述するスキャナ部13の光路を示す。また、n,N,k,K,p,Pの符号は、図4乃至図7中の符号に対応する。
図1及び図2に、本発明の一実施形態が採用された画像形成装置1を示す。また、図3及び図4に、画像形成装置1の要部を示す。なお、図3において、一点鎖線は、後述するスキャナ部13の光路を示す。また、n,N,k,K,p,Pの符号は、図4乃至図7中の符号に対応する。
この画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ装置としての機能を併有する複合機であり、原稿読取部3(原稿読取装置)と、画像形成部5(画像形成手段)と、他の入出力部とを備えている。
原稿読取部3は、原稿台11と、ADF12と、スキャナ部13(原稿読取手段13a、異常検知手段13b)と、制御部15(読取位置切替手段15a、第1カウント手段15b、第2カウント手段15c)と、操作パネル17(ガイダンス手段17a、設定手段17b)とを備えている。
原稿台11は、画像形成装置1の上面部分に形成されたものであり、ADF12によって搬送される原稿が読み取られるコンタクトガラス11aと、ADF12の原稿押さえ12bによって押さえられた原稿が読み取られるプラテンガラス11bとを有している。コンタクトガラス11aは、副走査方向に所定の幅を有しており、複数の読取位置が副走査方向に並んで配置されている。
ADF12は、原稿台11に対向して開閉自在に装着されており、原稿載置トレイ122aにセットされた原稿を1枚ずつコンタクトガラス11a上に搬送したり、原稿押さえ12bにより原稿をプラテンガラス11bに対し押さえることができる。
スキャナ部13は、コンタクトガラス11a及びプラテンガラス11b上の原稿を読み取るためのものであり、CCD及び光学系等で構成されている。スキャナ部13は、副走査方向に駆動可能であり、コンタクトガラス11a上の原稿の読取時には、いずれかの読取位置で停止した状態で副走査方向に走査を行うとともに、プラテンガラス11b上の原稿の読取時には、副走査方向に駆動されながら副走査方向の走査を行う。スキャナ部13は、コンタクトガラス11a上の原稿の読取時には、制御部からの切替信号を受けて読取位置が切り替えられる。
又、スキャナ部13は、主走査方向の走査をする際に、コンタクトガラス11a上のほこり、ゴミ等の異物を検知することができ、異物が検知された場合は、その異物の濃度に応じた出力信号を制御部15に送る。なお、ここで異物の濃度は、画像形成部5において用紙上に形成されることとなる副走査方向の筋(以下、黒筋)の太さに比例する。
制御部15は、スキャナ部13、ADF12や、後述する画像形成部5等の入出力部の動作の制御や、読み取られた画像情報又は外部から取得した画像情報に対する画像処理等を行うためのものであり、CPU及びメモリを含むマイクロコンピュータで構成される。メモリには、原稿読取プログラムを含む各種制御プログラムが格納されている。
制御部15は、原稿読取プログラムが実行されることで、読取位置切替手段15a、第1及び第2カウント手段15b,15cとして機能する。
読取位置切替手段15aは、スキャナ部13によりコンタクトガラス11a上に異物が検知された場合に、初期位置から副走査方向に順に循環して、読取位置pを切り替える。また、読取位置切替手段は、第1カウント手段により異常回数nがリセットされた場合に、初期位置に切り替える。
第1カウント手段15bは、スキャナ部13によって異物が検知された回数を異常回数nとしてカウントするとともに、異常回数nが、操作パネル17で設定された所定回数Nに達した場合に、カウントされた異常回数nをリセットして0に戻す。
第2カウント手段15cは、スキャナ部13によって正常に読取が行われた枚数を読取回数kとしてカウントするとともに、読取回数kが、操作パネル17で設定された正常読取回数Kに達した場合に、カウントされた読取回数kをリセットして0に戻す。
なお、メモリには、第1及び第2カウント手段によりカウントされた読取回数k及び異常回数nが加減可能に記憶されるとともに、正常読取回数K及び閾値や、所定回数Nが記憶される。
操作パネル17は、複数の操作キー17cと、タッチパネル式の液晶ディスプレイで構成された表示部17dとを有している。表示部17dには、タッチパネルに触れることで操作可能な種々の操作画面が表示され、例えば、図示しないガイダンス画面や図4に示す設定画面が表示され、それぞれガイダンス手段17a、設定手段17bとして機能する。
ガイダンス画面には、第1カウント手段によりカウントされた異常回数nが所定回数Nに達した場合に、ユーザーに対し、コンタクトガラス11aを清掃するよう促す所定のメッセージが示される。なお、ガイダンス画面は、例えば、多枚数の原稿の読み取りが行われている場合に、操作パネル17において正常読取回数Kが変更された結果、カウント中の読取回数kが正常読取回数Kを超えることとなった場合には表示されない。
図4の設定画面では、正常読込回数K及び閾値を設定可能であり、所定の操作キーを操作して、インジケータ21,23を左右方向に移動させることができる。ここでは、ガイダンス画面を出やすくしたい場合は、正常読込回数Kを「多」方向にシフトさせ及び/又は閾値を「薄」方向にシフトさせ、一方、ガイダンス画面を出にくくしたい場合は、正常読込回数Kを「少」方向にシフトさせ及び/又は閾値を「濃」方向にシフトさせる。
画像形成部5は、原稿読取部3で読み取られた原稿の画像情報又は外部から取得したプリントデータやファクシミリ受信データに基づいて画像形成を行うためのものである。画像形成部5は、感光体ドラムと、その周囲に配置された帯電器、露光器、現像装置、転写装置等と、これらの下流側に配置された定着装置(いずれも図示せず)とを有している。
また、画像形成装置1は、他の入出力部として、図示しない給紙機構、排紙機構等をさらに備えている。
<画像形成装置の動作>
次に、図5乃至図7に基づいて、画像形成装置1の動作について説明する。
次に、図5乃至図7に基づいて、画像形成装置1の動作について説明する。
この画像形成装置1において、原稿読取又はコピーを行う場合は、ADF12において原稿載置トレイ12aから原稿を1枚ずつ供給させることができる。
この画像形成装置1では、電源が投入されると、制御部15において、正常読取回数K、閾値及び所定回数Nを含む種々の初期データが取得され(S1)、正常読取回数K及び閾値については、操作パネル17において設定が変更されたかのチェック動作が行われる(S2乃至S4)。
このチェック動作では、図6に示すように、まず設定変更の有無が判断され(S2)、変更があった場合において(S2のYes)、読取回数kが正常読取回数Kを超えていない場合は(S3のNo)、そのままステップS5に移行し、読取回数kが正常読取回数Kを超えていた場合は(S3のYes)、読取回数kがリセットされた後(S4)、ステップS5に移行する。なお、ステップS2において設定変更がなかった場合は、そのままステップS5に移行する。
このようなチェック動作の後、スキャナ部13によるスキャン動作が開始され(S5)、原稿が1枚読み取られるごとに、コンタクトガラス11a上の異物の有無が判断され、黒筋検知が行われる(S6)。ここで、異物が検知されなかった場合は、正常に読取が行われたとして読取回数kがインクリメントされ(S7)、読取回数kが正常読取回数Kに達するまでは、全ての原稿について読取が終了するまで(S8のNo→S9)、ステップS2乃至S7の動作が繰り返され、読取回数kが正常読取回数Kに達した場合は(S8のYes)、読取回数kはリセットされる(S10)。
一方、ステップS6において、異物が検知された場合は、読取位置pの切替動作が行われる(S11乃至S13)。
この切替動作では、図7に示すように、読取位置pが最後の読取位置Pに達していない場合は(S11のNo)、読取位置pがインクリメントされた後(S12)、読取位置pが次の読取位置に切り替えられ、ステップS14に移行するとともに、読取位置pが最後の読取位置Pに達した場合には、読取位置pはリセットされ(S13)、初期位置に戻り、ステップS14に移行する。
このような切替動作の後、異常回数nがインクリメントされ(S14)、異常回数nが所定回数Nに達していない場合は(S15のNo)、ステップS9に移行するとともに、異常回数nが所定回数Nに達した場合は、操作パネル17にガイダンス画面が表示される(S16)。
以上の画像形成装置1によれば、異物が所定回数検知された場合は、コンタクトガラスの清掃を促すガイダンスが行われるが、予め操作パネルにおいて、例えば、正常読取回数Kを小さめに設定しておくと、ある程度の回数正常の読み取りが連続して行われれば、異常回数nがリセットされるので、数百枚、数千枚もの多枚数の原稿の読み取りを行うような場合に、ガイダンスがされにくくなる。
このように、ユーザーは、希望に応じた設定を行って、ガイダンス表示に優先させて原稿の読み取りを行わせたり、ガイダンス表示を優先して行わせたりすることができる。
<他の実施形態>
(a)設定手段により設定できる内容は、正常読込回数及び閾値の一方のみであっても良い。
(a)設定手段により設定できる内容は、正常読込回数及び閾値の一方のみであっても良い。
(b)上記実施形態において、ガイダンス表示を優先させたい場合は、ステップ3においてk>Kと判断された場合にガイダンス画面を表示しても良い。
(c)上記実施形態において、異常回数nがリセットされた場合に、読取位置は初期位置に切り替わらなくともよい。
(d)上記実施形態において、閾値は、濃度以外のパラメータが考慮されたものであっても良い。
(e)原稿読取装置は、画像形成機能を有しないスキャナ装置であっても良い。
1 画像形成装置
3 原稿読取部(原稿読取装置)
5 画像形成部(画像形成手段)
13 スキャナ部
13a 原稿読取手段
13b 異常検知手段
15 制御部
15a 読取位置切替手段
15b 第1カウント手段
15c 第2カウント手段
17 操作パネル
17a ガイダンス手段
17b 設定手段
3 原稿読取部(原稿読取装置)
5 画像形成部(画像形成手段)
13 スキャナ部
13a 原稿読取手段
13b 異常検知手段
15 制御部
15a 読取位置切替手段
15b 第1カウント手段
15c 第2カウント手段
17 操作パネル
17a ガイダンス手段
17b 設定手段
Claims (7)
- 副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能な原稿読取手段と、
前記原稿読取手段が停止した前記読取位置における異常を検知可能な異常検知手段と、
前記異常検知手段により異常が検知された場合に、前記読取位置を切り替える読取位置切替手段と、
前記異常検知手段により検知された異常回数をカウントするとともに、前記異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた前記異常回数をリセットする第1カウント手段と、
前記異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行うガイダンス手段と、
前記原稿読取手段により正常に連続して行われた読取回数の最大値として正常読取回数を設定可能な設定手段と、
前記読取回数をカウントするとともに、前記読取回数が前記正常読取回数に達した場合に、カウントされた前記読取回数をリセットする第2カウント手段と、
を備えた原稿読取装置。 - 副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能な原稿読取手段と、
前記原稿読取手段が停止した前記読取位置における異常を所定の閾値に基づいて検知可能な異常検知手段と、
前記異常検知手段により異常が検知された場合に、前記読取位置を切り替える読取位置切替手段と、
前記異常検知手段により検知された異常回数をカウントするとともに、前記異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた前記異常回数をリセットする第1カウント手段と、
前記異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行うガイダンス手段と、
前記閾値を設定可能な設定手段と、
を備えた原稿読取装置。 - 前記異常検知手段は、所定の閾値に基づいて異常を検知可能であり、
前記設定手段は、前記閾値をさらに設定可能である、
請求項1に記載の原稿読取装置。 - 前記ガイダンス手段は、前記設定手段において前記正常読取回数が設定変更された結果前記読取回数が前記正常読取回数を超えた場合は、前記ガイダンスを行わない、請求項1又は3に記載の原稿読取装置。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の原稿読取装置と、
前記原稿読取装置で読み取られた原稿の画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成手段と、
を備えた画像形成装置。 - 副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能な原稿読取手段により原稿の読取を行う原稿読取ステップと、
前記原稿読取手段が停止した前記読取位置における異常を検知する異常検知ステップと、
前記異常検知ステップにおいて異常が検知された場合に、前記読取位置を切り替える読取位置切替ステップと、
前記異常検知ステップにおいて検知された異常回数をカウントするとともに、前記異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた前記異常回数をリセットする第1カウントステップと、
前記異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行うガイダンスステップと、
前記原稿読取手段により正常に連続して行われた読取回数の最大値として正常読取回数を設定する設定ステップと、
前記読取回数をカウントするとともに、前記読取回数が前記正常読取回数に達した場合に、カウントされた前記読取回数をリセットする第2カウントステップと、
とを含む原稿読取方法。 - 副走査方向に並んで配置された複数の読取位置のいずれかにおいて停止した状態で原稿を読取可能な原稿読取手段により原稿の読み取りを行う原稿読取ステップと、
前記原稿読取手段が停止した前記読取位置における異常を所定の閾値に基づいて検知する異常検知ステップと、
前記異常検知ステップにおいて異常が検知された場合に、前記読取位置を切り替える読取位置切替ステップと、
前記異常検知ステップにおいて検知された異常回数をカウントするとともに、前記異常回数が所定回数に達した場合に、カウントされた前記異常回数をリセットする第1カウントステップと、
前記異常回数が所定回数に達した場合に、異常の除去を促すガイダンスを行うガイダンスステップと、
前記閾値を設定する設定ステップと、
とを含む原稿読取方法。
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- 2005-04-28 JP JP2005133090A patent/JP2006311336A/ja active Pending
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