JP2010177789A - 画像複写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の複写印刷を行なう場合の、ユーザの煩わしさを軽減させる。
【解決手段】原稿を自動的に送って読み取る自動原稿読取機能および読取台に載置された原稿を読み取る手動原稿読取機能を有する画像読取装置と、画像読取装置で読み取られた画像に基づいて印刷を行なう印刷装置とを備えた画像複写装置であって、原稿を複写印刷する際の印刷結果の並び順の設定について、部単位、ページ単位に加え、自動設定を受け付け可能なインタフェース手段と、自動設定を受け付けた場合に、自動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行ない、手動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、ページ単位で印刷結果が並ぶように複写印刷処理を行なう複写印刷制御手段とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】原稿を自動的に送って読み取る自動原稿読取機能および読取台に載置された原稿を読み取る手動原稿読取機能を有する画像読取装置と、画像読取装置で読み取られた画像に基づいて印刷を行なう印刷装置とを備えた画像複写装置であって、原稿を複写印刷する際の印刷結果の並び順の設定について、部単位、ページ単位に加え、自動設定を受け付け可能なインタフェース手段と、自動設定を受け付けた場合に、自動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行ない、手動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、ページ単位で印刷結果が並ぶように複写印刷処理を行なう複写印刷制御手段とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像複写装置に係り、特に、複写印刷結果の並びの設定および画像読取後の印刷開始制御に関する。
原稿の画像を読み取って、印刷することで複写を行なう画像複写装置が広く用いられている。画像複写装置では、自動原稿読取台に置かれた原稿を自動的に送って読み取る自動原稿読取機構を備えたものが知られている。
自動原稿読取機構を備えた画像複写装置では、自動原稿読取台に載置された複数枚の原稿を自動的に取り込んで画像読取を行なう自動原稿読取モード動作と、ユーザによって原稿載置領域に1枚ずつ載置された原稿の画像を読み取る手動原稿読取モード動作とを行なうことができるようになっている。
このような画像複写装置に関して、特許文献1には、原稿有無センサを設けて、自動原稿読取台に原稿が置かれた場合には、自動的に自動原稿読取モード動作を行ない、原稿載置領域に原稿が置かれた場合には、自動的に手動原稿読取モード動作を行なう技術について記載されている。
複数枚(複数ページ)の原稿を複数部数複写印刷する際の印刷結果の並び順として、部単位とページ単位とがある。例えば、3ページの原稿を3部印刷する複写印刷する場合に、部単位で複写印刷を行なうと、図6(a)に示すように1ページ目、2ページ目、3ページ目と並んだ部単位の印刷結果が3セットできることになる。一方、ページ単位で複写印刷を行なうと、図6(b)に示すように、同じページが3枚並んだページ単位の印刷結果が3セットできることになる。一般に、部単位の印刷結果の方が使い勝手がよいため、従来は部単位が初期設定となっている場合が多い。
ページ単位で複写印刷を行なう場合には、同一ページの画像を続けて印刷するために、次のページの有無にかかわらず、あるページを読み取るとすぐにそのページの印刷を行なうことができる。一方、部単位で複写印刷を行なう場合には、ページ順に印刷を行なうために、すべてのページを読み取らないと、部単位の複写印刷ができない。自動原稿読取モード動作であれば、自動原稿読取台の原稿が無くなったことを検知することで、すべてのページを読み取ったと判断することができるため、ユーザが指示を行なうことなく印刷を開始することができる。
しかしながら1枚ずつ原稿を載置する手動原稿読取モードでは、読み取りが終了したことを画像複写装置が判断することができないので、すべてのページを読み取った後にユーザが印刷の開始を指示しなければならない。このため、原稿の読み取りが終了すると、図7に示すような確認画面610を表示するようにしている。ここで、確認画面610には、印刷を開始するための「プリント」ボタン611と、次原稿の読み取りを行なうための「読取」ボタン612とが備えられている。
確認画面は、原稿を1枚読み取るごとに表示され、ユーザは印刷を開始するか否かの指示を毎回行なわなくてはならず、煩わしいという問題がある。そこで、本発明は、原稿の複写印刷を行なう場合の、ユーザの煩わしさを軽減させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による画像複写装置は、原稿を自動的に送って読み取る自動原稿読取機能および読取台に載置された原稿を読み取る手動原稿読取機能を有する画像読取装置と、前記画像読取装置で読み取られた画像に基づいて印刷を行なう印刷装置とを備えた画像複写装置であって、原稿を複写印刷する際の印刷結果の並び順の設定について、部単位、ページ単位に加え、自動設定を受け付け可能なインタフェース手段と、前記自動設定を受け付けた場合に、前記自動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行ない、前記手動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、ページ単位で印刷結果が並ぶように複写印刷処理を行なう複写印刷制御手段と、を備える。
自動原稿読取機能を用いる場合は、一般に多ページの複写であることが多く、部単位で印刷結果が並んだ方が使い勝手がよい。このため、自動設定を受け付けた場合に自動原稿読取機能を用いるときは部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行なうようにしている。一方、手動原稿読取機能を用いる場合は、一般に1枚の複写であることが多い。このため部単位のために必要な処理を行なうとユーザにとって煩わしいため、手動原稿読取機能を用いるときはページ単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行なうようにしている。
具体的には、複写印刷制御手段は、前記自動設定を受け付けた場合に、前記手動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、原稿を読み取った後、次原稿の有無の指示を受け付けることなく、印刷処理を開始することにより、読取毎に指示を行なうユーザの煩わしさを軽減している。
ただし、前記自動設定を受け付けた場合に、前記手動原稿読取機能で原稿を読み取るときであっても、所定の条件を満たす場合には、前記印刷制御手段は、部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行ない、前記インタフェース手段は、原稿を1枚読み取るごとに、次原稿の有無の指示を受け付けるようにすることが望ましい。
具体的には、印刷結果に対して部単位での処理を行なう後処理装置をさらに備え、前記所定の条件は、前記後処理装置を用いる場合とすることができる。後処理を行なうためには印刷結果が部単位で出力されている必要があるからである。
あるいは、前記所定の条件は、複数枚数の複写を行なう場合とすることができる。複写枚数が複数の場合には、部単位で出力結果が並んだ方が使い勝手がよいからである。
本発明によれば、原稿の複写印刷を行なう場合の、ユーザの煩わしさを軽減させることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態における画像複写装置は画像読取装置を備えている。この画像読取装置は、自動原稿読取台に載置された複数枚の原稿を自動的に取り込んで画像読取を行なう自動原稿読取モード動作と、ユーザによって原稿載置領域に1ページずつ載置された原稿の画像を読み取る手動原稿読取モード動作とを選択的に行なうことができる。自動原稿読取モードでは、原稿を読み取るイメージセンサを固定し、原稿を自動搬送することで読み取りを行ない、手動原稿読取モードでは、原稿を固定し、イメージセンサを走査させることで読み取りを行なう。
図1は、本実施形態における画像複写装置が備える画像読取装置の画像読取面の概略構成を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は側面図を示している。本図に示すように画像読取装置10は、自動原稿読取モードにおいて原稿の読取面となる自動読取領域11と、手動原稿読取モードにおいて原稿の読取面となる原稿載置領域12とを備えている。これらの原稿読取面は、いずれもガラス板によって構成され、原稿読取面の周囲は遮光部材により覆われている。自動読取領域11の上方には、自動原稿読取モードにおける原稿搬送のガイドとなるガイド板19が配置されている。
自動読取領域11と原稿載置領域12との間の遮光部材である位置ガイド板14は、手動原稿読取モードにおいて原稿載置領域12に原稿を載置する際の位置合わせのガイドとして機能する。位置ガイド板14の表側には、A3、A4、中心位置等の目印が表示されており、裏面には、シェーディング補正において読み取られる白基準板15が設けられている。
原稿の画像は、光源ランプ18から原稿に照射された光が、第1ミラー4a、第2ミラー4b、第3ミラー4b、レンズ3によってイメージセンサ17に導かれ、イメージセンサ17によって読み取られる。光源ランプ18と第1ミラー4aとを搭載したランプキャリッジ16aは、自動原稿読取モードにおいては、自動読取領域11に対応する位置Aに固定され、図示しない自動原稿搬送機構により搬送される原稿Gの画像を読み取る。手動原稿読取モードにおいては、白基準板15に対応する位置Bにおいて通常シェーディング補正のための白基準および黒基準のサンプリングを行ない、原稿載置領域12の端位置Cに向かって、図示しないキャリッジ移動機構によって水平に移動することによって原稿載置領域12に載置された原稿の画像を読み取る。
第2ミラー4bと第3ミラー4cとを搭載したミラーキャリッジ16bは、ランプキャリッジ16aの移動方向に合わせて、1/2の距離の割合で移動する。本実施形態の画像読取装置10は、いわゆるフル・ハーフレートミラースキャン方式を採用しており、筐体に固定されているイメージセンサ17と原稿面との距離を一定に保つようにしている。
図2は、自動読取領域11に対応する位置Aにあるランプキャリッジ16aの斜視図である。本図に示すようにランプキャリッジ16aは、冷陰極管等の光源ランプ18と第1ミラー4aを備えており、光源ランプ18が出射する光の読取対象物による反射光を第1ミラー4aで反射して、ミラーキャリッジ16bの第2ミラー4bに導く構成となっている。ただし、ランプキャリッジ16aにライン型のイメージセンサを搭載して原稿の反射光を直接読み取る、いわゆる密着タイプの構成としてもよい。自動原稿読取モードにおいて、原稿Gは、ランプキャリッジ16aの方向(主走査方向)と直交する方向(副走査方向)に図示しない原稿搬送機構によってガイド板19に案内されて搬送され、ライン単位で画像を読み取られる。
図3は、本実施形態における画像複写装置の構成を示すブロック図である。本図に示すように画像複写装置1は、上述した原稿の画像を読み取る画像読取装置10と、画像に基づいて印刷を行なう印刷装置20と、印刷結果に対して部単位での処理を行なう後処理装置30とを備えて構成される。本実施形態では、後処理装置30が処理可能な後処理は、ステープル処理、表紙付処理、製本処理であるとする。ただしこれらに限られない。また、後処理装置30は省くようにしてもよい。
画像読取装置10は、制御部110、画像読取機構部120、キャリッジ移動機構部130、原稿搬送機構部140を備えている。画像読取機構部120は、イメージセンサ17、光源ランプ18等から構成される。
制御部110は、CPU、画像処理回路、メモリ等により構成され、画像読取装置10における画像読取動作を制御する。本実施形態において制御部110は画像読取制御部111、画像処理部112、通信部113を備えている。これらは、CPUがメモリに記録された制御用プログラムを実行すること等により構成される。
画像読取制御部111は、後述するユーザインタフェース制御部230が操作パネル220を介してユーザから受け付けた画像読取条件にしたがって、画像読取機構部120、キャリッジ移動機構部130、原稿搬送機構部140の動作を制御して、原稿の読取処理を行なう。画像処理部112は、イメージセンサ17で読み取った画像データに対する画像処理を行ない、通信部113は、印刷装置20との通信処理を行なう。自動原稿読取モードにおいて原稿を自動的に送る原稿搬送機構部140には、原稿有無センサ141が配置されており、自動原稿読取台(不図示)に原稿が置かれているかどうかを判定できるようになっている。
印刷装置20は、通信部210、操作パネル220、ユーザインタフェース制御部230、印刷制御部240、印刷機構部250、給排紙機構部260を備えている。
通信部210は、画像読取装置10および後処理装置30との通信処理を行なう。具体的には、画像読取装置10が読み取った画像データを入力したり、後処理の有無を後処理装置30に通知したりする。また、画像読取装置10から、自動原稿読取台に原稿が置かれているかどうかの検出結果を入力する。操作パネル220は、表示装置と入力装置とを備えており、各種メニューを表示したり、ユーザからの操作を受け付けたりする。操作パネル220の入力装置は、例えば、タッチパネルを用いることができる。
ユーザインタフェース制御部230は、操作パネル220を介して、画像複写に関する設定あるいは指示を受け付ける。ユーザインタフェース制御部230が受け付ける画像複写に関する設定あるいは指示には、画像複写を行なうための「コピーモード指定」、複写枚数の設定、画像複写の際の印刷結果の並び順を指定する「ソート設定」、後処理の有無を設定する「後処理設定」が含まれる。ユーザインタフェース制御部230は、これらの設定あるいは指示に基づいて、複写印刷結果の並びを部単位とするか、ページ単位とするかを決定し、印刷制御部240に通知する。また、ユーザインタフェース制御部230は、原稿読取ごとに、図7に示したような確認画面610を操作パネル220に表示させるかどうかを決定する。
図4は、本実施形態における「ソート設定」の指定を受け付けるためのソート設定画面600の一例を示す図である。ソート設定画面600は、ユーザのメニュー操作にしたがって、操作パネル220に表示される。本図に示すようにソート設定画面600には、出力結果がページ単位で並ぶ「ページごと」ボタン602、出力結果が部単位で並ぶ「部ごと」ボタン603に加えて、出力結果の並びを画像複写装置1に委ねる「オート」ボタン601が配置されている。ソート設定画面600において「オート」ボタン601が選択された場合の画像複写装置1のソート制御および原稿の画像読取後の確認画面表示制御については後述する。
また、ユーザインタフェース制御部230は、必要に応じて、図7に示したような確認画面610を、操作パネル220に表示させる。確認画面610は、部単位印刷を行なう場合に、画像複写装置1がすべてのページの読み込みを終了したことを判断できない場合に、原稿読取ごと(ページごとに表示するのではなく、所定数のページを読み込んだ段階で読み込みが終了したと判断できない場合)に表示する。
印刷制御部240は、印刷装置20における印刷処理を制御する。特に、ユーザインタフェース制御部230から通知されたソート設定に応じた印刷結果が得られるように、印刷順序を制御する。具体的には、ソート設定が部単位であれば、部単位で印刷結果が並ぶように印刷順序を制御し、ソート設定がページ単位であれば、ページ単位で印刷結果が並ぶように印刷順序を制御する。
印刷機構部250は、例えば、インクジェット方式の印刷機構を用いて印刷用紙に対する画像形成を行なう。ただし、他の方式の印刷機構であってもよい。給排紙機構部260は、給紙機構、用紙搬送機構、排紙機構等を備えて構成される。
後処理装置30は、印刷装置20との通信処理を行なう通信部310、ステープル処理を行なうステープル機構部320、表紙付処理を行なう表紙付機構部330、製本処理を行なう製本機構部340を備えている。「後処理設定」についても「ソート設定」と同様に、操作パネル220に後処理設定画面を表示して「ステープル処理」「表紙付処理」「製本処理」を行なうかどうかの選択をユーザから受け付けるようにする。受け付けた後処理の指示は、後処理装置30に通知される。後処理装置30は、後処理を行なうと通知され場合は、通知された後処理の内容にしたがって、ステープル機構部320、表紙付機構部330、製本機構部340を用いた後処理を印刷結果に対して行なう。後処理は部単位で行なうため、後処理装置30で後処理を行なうためには、印刷装置20は部単位で印刷結果を出力する必要がある。
次に、本実施形態における画像複写装置1の特徴的な制御であるソート制御および原稿の画像読取後の確認画面表示制御について図5のフローチャートを参照して説明する。
ユーザは、画像複写処理の実行指示に際して、操作パネル220を操作することにより、ソート設定、複写枚数設定等を行なうことができる。画像複写装置1は、ユーザから画像複写処理の実行指示を受け付けると、「ソート設定」に応じた複写印刷処理を行なう(S101)。すなわち、ユーザによってページ単位が選択されている場合には、ページ単位に印刷結果が並ぶページ単位複写印刷を行なう(S102)。また、ユーザによって部単位が選択されている場合には、部単位に印刷結果が並ぶ部単位複写印刷を行なう(S103)。これらは従来と同様の制御が行なわれる。
一方、ユーザによってオートが選択されている場合には、原稿読取が自動であるか手動であるかを判断する(S104)。これは、例えば、自動原稿読取台付近に配置された原稿有無センサの検出結果を参照して、自動原稿読取台に原稿が置かれている場合は自動原稿読取であり、自動原稿読取台に原稿が置かれていない場合は手動原稿読取であると判断することができる。あるいは、原稿載置領域12付近に配置された原稿有無センサの検出結果を参照して判断したり、ユーザからの指示に基づいて判断したりするようにしてもよい。
その結果、自動原稿読取の場合は、部単位印刷を行なう(S106)。これは、自動原稿読取を用いる場合は、一般に多ページの複写であることが多く、部単位で印刷結果が並んだ方が使い勝手がよいからである。また、この場合、自動原稿読取台に原稿が無くなったことを検出することで全ページを読み取ったことを判断することができるため、図7に示したような確認画面610は表示しない。このため、全ページの読み取りを完了すると、部単位の印刷を開始する。
一方、手動原稿読取の場合は、原則的には、ページ単位での印刷を行なうが、本実施形態では、さらに、後処理を行なうかどうかを判断する(S105)。本実施形態では、「ステープル処理」「表紙付処理」「製本処理」のいずれかを行なう設定となっているかどうかで判定することができる。
その結果、後処理を行なわない場合(S105:No)には、原則通りページ単位印刷を行なう(S107)。ページ単位印刷であるから、原稿を読み込むとすぐにそのページの印刷を開始することができる。したがって、図7に示したような次原稿の有無を指示する確認画面610は表示しない。これは、手動原稿読取を行なう場合は、一般に原稿が1枚のみの複写であることが多く、このような場合に、原稿読取ごとに図7に示したような確認画面610が表示されると煩わしいからである。
ただし、手動原稿読取で後処理を行なう場合(S106:Yes)には、部単位印刷を行なう(S108)。これは、後処理を行なうためには印刷結果が部単位で出力されている必要があるからである。この場合、印刷を開始するために、すべてのページを読み取ったことを画像複写装置1に通知する必要があるため、原稿読取ごとに図7に示したような次原稿の有無を指示する確認画面610を操作パネル220に表示して、ユーザからの指示を受け付けるようにする。
このように、本実施形態では、ソート設定として「オート」が選択されている場合に、自動原稿読取のときには部単位印刷を行ない、手動原稿読取のときには原則としてページ単印刷を行なうようにすることで、原稿の複写印刷を行なう場合の、ユーザの煩わしさを軽減している。ただし、手動原稿読取であっても、後処理を行なう場合には、部単位で印刷結果が並ぶ必要があるため、部単位印刷を行なうようにしている。
なお、上記の実施形態では、複写枚数は考慮していなかったが、手動原稿読取であっても、複写枚数が複数の場合には、印刷結果の使い勝手をよくするために部単位印刷を行なうようにしてもよい。この場合、印刷を開始するためにすべてのページを読み取ったことを画像複写装置1に通知する必要があるため、原稿読取ごとに図7に示したような次原稿の有無を指示する確認画面610を操作パネル220に表示して、ユーザからの操作を受け付けるようにする。
3…レンズ、4a…第1ミラー、4b…第2ミラー、4c…第3ミラー、10…画像読取装置、11…自動読取領域、12…原稿載置領域、14…位置ガイド板、15…白基準板、16a…ランプキャリッジ、16b…ミラーキャリッジ、17…イメージセンサ、18…光源ランプ、19…ガイド板、20…印刷装置、30…後処理装置、110…制御部、111…画像読取制御部、112…画像処理部、113…通信部、120…画像読取機構部、130…キャリッジ移動機構部、140…原稿搬送機構部、141…原稿有無センサ、210…通信部、220…操作パネル、230…ユーザインタフェース制御部、240…印刷制御部、250…印刷機構部、260…給排紙機構部、310…通信部、320…ステープル機構部、330…表紙付機構部、340…製本機構部
Claims (5)
- 原稿を自動的に送って読み取る自動原稿読取機能および読取台に載置された原稿を読み取る手動原稿読取機能を有する画像読取装置と、前記画像読取装置で読み取られた画像に基づいて印刷を行なう印刷装置とを備えた画像複写装置であって、
原稿を複写印刷する際の印刷結果の並び順の設定について、部単位、ページ単位に加え、自動設定を受け付け可能なインタフェース手段と、
前記自動設定を受け付けた場合に、前記自動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行ない、前記手動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、ページ単位で印刷結果が並ぶように複写印刷処理を行なう複写印刷制御手段と、を備えることを特徴とする画像複写装置。 - 請求項1に記載の画像複写装置であって、
前記複写印刷制御手段は、前記自動設定を受け付けた場合に、前記手動原稿読取機能で原稿を読み取るときは、原稿を読み取った後、次原稿の有無の指示を受け付けることなく、印刷処理を開始することを特徴とする画像複写装置。 - 請求項1または2に記載の画像複写装置であって、
前記自動設定を受け付けた場合に、前記手動原稿読取機能で原稿を読み取るときであっても、所定の条件を満たす場合には、
前記印刷制御手段は、部単位で印刷結果が並ぶように印刷処理を行ない、
前記インタフェース手段は、原稿を1枚読み取るごとに、次原稿の有無の指示を受け付けることを特徴とする画像複写装置。 - 請求項3に記載の画像複写装置であって、
印刷結果に対して部単位での処理を行なう後処理装置をさらに備え、
前記所定の条件は、前記後処理装置を用いる場合であることを特徴とする画像複写装置。 - 請求項3に記載の画像複写装置であって、
前記所定の条件は、複数枚数の複写を行なう場合であることを特徴とする画像複写装置。
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Legal Events
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