JP2002128386A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2002128386A
JP2002128386A JP2000326921A JP2000326921A JP2002128386A JP 2002128386 A JP2002128386 A JP 2002128386A JP 2000326921 A JP2000326921 A JP 2000326921A JP 2000326921 A JP2000326921 A JP 2000326921A JP 2002128386 A JP2002128386 A JP 2002128386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙の取り出しが容易であるデジタル複写機を
提供する。短時間で複写を行うことができるデジタル複
写機を提供する。 【解決手段】このデジタル複写機の制御方法は、以下の
通りである。自動原稿搬送装置に原稿がセットされてい
るか否かが判別される(ステップS1)。原稿がセット
されていれば、読取部への原稿の搬送が開始される(ス
テップS2)。次に、原稿が1枚であるか否かが判別さ
れる(ステップS3)。原稿が1枚であるならば、用紙
がノンソートビンへ排出されるようにソータが制御され
る(ステップS4)。ステップS4で、原稿が1枚でな
ければ、用紙がソートビン排出されるようソータが制御
される(ステップS6)。ステップS1で、原稿がセッ
トされていなければ、マニュアルで原稿がセットされて
いるか否かが判別される(ステップS5)。原稿がセッ
トされていればステップS4が実行される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写する原稿を自
動的に読取位置へ搬送する自動原稿搬送装置、および画
像が形成された用紙が仕分けられた状態になるようにす
るソータ(用紙仕分け機構)が備えられた複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動原稿搬送装置およびソータを備えた
複写機は、複数枚の原稿をコピーしたり、複写書類を複
数部数得たい場合などに便利なように、その動作モード
が設定されている。すなわち、自動原稿搬送装置および
ソータを備えた従来の複写機においては、通常、ソータ
を使用して複写するソートモードが設定されているか、
原稿が自動原稿搬送装置にセットされると、ソートモー
ドへ自動的に切り換わるよう設定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の複写
機において、自動原稿搬送装置に1枚の原稿をセットし
て、複写を行おうとする場合でも、画像が複写された用
紙は仕分けされた状態で排出される。たとえば、複数の
トレイからなるソートトレイを有するソータにおいて
は、ソートトレイは、通常一番上部に位置するノンソー
トトレイの下方に位置し、そこに排出された用紙の取り
出しが面倒であった。
【0004】また、自動原稿搬送装置に原稿をセットし
た状態で、マニュアルで読取位置にセットした場合に
も、上記の例では、仕分ける必要のない同じ画像が複写
された用紙がソートトレイに排出されるので、用紙の取
り出しが面倒であった。もちろん、複写前に、ソートモ
ードをノンソートモードに切り換えればよいが、操作を
忘れることもあり、使い勝手がよくないという課題があ
る。このような複写機がさらに後処理装置を備えてお
り、自動原稿搬送装置を用いた複写を行う場合、用紙は
後処理装置を経由して排出されるように設定されてい
た。よって、1枚だけの複写をする場合などは、後処理
装置を経由する意味がないのに、そこを通っていたので
用紙の搬送経路が長くなり、複写に時間がかかるという
問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、用紙の取り出し
が容易である複写機を提供することである。本発明の他
の目的は、短時間で複写を行うことができる複写機を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
課題を解決するための請求項1に記載の発明は、読取位
置にセットされた原稿の画像を読み取って用紙に複写す
る複写機本体と、複写機本体に取付けられ、複写する原
稿を自動的に読取位置へ搬送する自動原稿搬送装置と、
複写機本体に取付けられ、複写機本体から排出される画
像が複写された用紙を受けるソートトレイおよびノンソ
ートトレイとを有する複写機において、自動原稿搬送装
置にセットされた原稿が1枚であることを検出する手段
と、前記検出手段の出力に基づいて、複写機本体から排
出される用紙をノンソートトレイへ導く排出制御手段
と、を含むことを特徴とする複写機である。
【0007】この発明によれば、自動原稿搬送装置に原
稿がセットされた際、検出手段により原稿が1枚である
ことが検出された場合は、ノンソートトレイへ用紙が排
出される。よって、排出された用紙を取り出しやすい。
請求項2に記載の発明は、読取位置にセットされた原稿
の画像を読み取って用紙に複写する複写機本体と、複写
機本体に取付けられ、複写する原稿を自動的に読取位置
へ搬送する自動原稿搬送装置と、複写機本体に取付けら
れ、複写機本体から排出される画像が複写された用紙を
受けるソートトレイおよびノンソートトレイとを有する
複写機において、読取位置にマニュアル操作によって原
稿がセットされたことを検出する手段と、前記検出手段
の出力に基づいて、複写機本体から排出される用紙をノ
ンソートトレイへ導く排出制御手段と、を含むことを特
徴とする複写機である。
【0008】この発明によれば、マニュアル操作により
コンタクトガラス上などの読取位置に原稿がセットされ
ると、原稿搬送装置に原稿がセットされていても、画像
が複写された用紙はノンソートトレイへと排出される。
したがって、用紙の取り出しが容易である。請求項3に
記載の発明は、さらに、画像が複写された用紙に所定の
後処理を施すための後処理装置を有し、前記排出制御手
段は、前記検出手段の出力に基づいて、画像が複写され
た用紙を後処理装置へ送らずノンソートトレイへ排出さ
せることを特徴とする請求項1または2記載の複写機で
ある。
【0009】この発明によれば、複写機はさらに後処理
装置を備えており、上記のような自動原稿搬送装置に原
稿が1枚だけセットされた場合、または原稿がマニュア
ル操作により読取位置にセットされた場合は、画像が複
写された用紙は後処理装置を経由することなく排出され
る。したがって、短時間で複写を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態に係るデジタル複写機の構造を示す図解
的な断面図である。このデジタル複写機は、原稿の画像
を読み取って用紙に複写する本体1、本体1上部に取付
けられた自動原稿搬送装置5、および本体1に併設して
取付けられ用紙が仕分けられた状態にするソータ2を備
えている。各部の動作は、制御部3により制御される。
【0011】自動原稿搬送装置5の原稿セット部6に
は、原稿の有無を検知するためのセンサ7が備えられて
いる。自動原稿搬送装置5における原稿搬送路の途中に
は、原稿が通過したことを検知するためのセンサ8が備
えられている。本体1上部には、コンタクトガラスが設
けられており、その上が原稿を配置して読み取る原稿読
取位置4となっている。読取位置4の下部には、原稿の
有無を検知するためのセンサ9が備えられている。
【0012】ソータ2の内部には、用紙を一旦収容し後
処理をして排出する後処理装置10が備えられている。
後処理装置10による後処理としては、たとえば、複数
の用紙をホッチキスで留めるステイプル処理、用紙にパ
ンチ孔を形成する穿孔処理などがあげられる。さらに、
ソータ2の側方には、ノンソートトレイ12Aと、ノン
ソートトレイ12Aの下方に設けられたソートトレイ1
2Bとが備えられている。
【0013】制御部3は、記憶装置を備えている。ソー
トモードで複写を行う場合、全ての原稿を読み取りその
内容を記憶装置に記憶した後、所定のページ順に複写を
行い、用紙をソートトレイ12Bへと排出することがで
きる。この場合は、複写後の用紙は、1部ごとにソート
トレイ12B上の位置がずらされて排出される。ノンソ
ートモードで複写を行う場合は、用紙はノンソートトレ
イ12Aへと排出される。後処理装置10は、複数の用
紙を一時的に収容することができ、これらの用紙に対し
てステイプル処理等の後処理を施すことができる。
【0014】自動原稿搬送装置5において、原稿セット
部6に原稿がセットされると、センサ7がオンとなる。
原稿の搬送が開始され、原稿搬送路の途中にあるセンサ
8が、原稿の通過を検知してオンとなったときに、セン
サ7が原稿を検知せずオフとなっていれば、原稿が1枚
であることがわかる。図2は、図1に示すデジタル複写
機において、後処理装置10を使用しない場合の制御方
法を示すフローチャートである。
【0015】まず、自動原稿搬送装置5に原稿がセット
されているか否かが判別される(ステップS1)。すな
わち、センサ7により原稿セット部6に原稿があるか否
かが検知される。原稿がセットされていれば、読取部4
への原稿の搬送が開始される(ステップS2)。続い
て、原稿が1枚であるか否かが判別される(ステップS
3)。原稿が1枚であるならば、用紙がノンソートトレ
イ12Aへ排出されるようにソータ2が制御される(ス
テップS4)。この後、処理は終了する。ステップS3
で、原稿が1枚でなければ、すなわち2枚以上であれ
ば、用紙がソートトレイ12Bへ排出されるようソータ
2が制御される(ステップS6)。この後処理は終了す
る。
【0016】ステップS1において、自動原稿搬送装置
5に原稿がセットされていなければ、次に、マニュアル
で原稿がセットされているか否かが判別される(ステッ
プS5)。すなわち、センサ9により読取位置4に原稿
があるか否かが検知される。原稿がセットされていれ
ば、画像が複写された用紙は、ノンソートトレイ12A
へ排出されるようソータ2が制御される(ステップS
4)。ステップS5において、マニュアルで原稿がセッ
トされていなければ、再びステップS1へと戻り、自動
原稿搬送装置5に原稿がセットされているか否かが判別
される。
【0017】以上の処理方法によれば、自動原稿搬送装
置5を使用した複写で、原稿が1枚である場合は、ノン
ソートトレイ12Aに用紙が排出されるので、取出しが
容易である。マニュアルで原稿がセットされたときも、
用紙はすべて上方のノンソートトレイ12Aに排出され
るので、取出しが容易である。図3は、図1に示すデジ
タル複写機において、後処理装置10を使用する場合の
制御方法を示すフローチャートである。
【0018】まず、自動原稿搬送装置5に原稿がセット
されているか否かが判別される(ステップT1)。原稿
がセットされていれば、読取部4への原稿の搬送が開始
される(ステップT2)。続いて、原稿が1枚であるか
否かが判別される(ステップT3)。原稿が1枚である
ならば、用紙が後処理装置10を経由せずにノンソート
トレイ12Aへと排出されるようにソータ2が制御され
る(ステップT4)。この後、処理は終了する。ステッ
プT3で、原稿が1枚でなければ、すなわち2枚以上で
あれば、用紙が後処理装置10を経由してソートトレイ
12Bへと排出されるようソータ2が制御される(ステ
ップT6)。この後処理は終了する。
【0019】ステップT1において、自動原稿搬送装置
5に原稿がセットされていなければ、次に、マニュアル
で原稿がセットされているか否かが判別される(ステッ
プT5)。原稿がセットされていれば、画像が複写され
た用紙が後処理装置10を経由せずにノンソートトレイ
12Aへと排出されるようソータ2が制御される(ステ
ップT4)。ステップT5において、マニュアルで原稿
がセットされていなければ、再びステップT1へと戻
り、自動原稿搬送装置5に原稿がセットされているか否
かが判別される。
【0020】以上の処理方法によれば、自動原稿搬送装
置5を使用した複写で、原稿が1枚である場合は、用紙
は後処理装置10を経由せずにノンソートトレイ12A
へと排出されるので、短時間に複写を行うことができ
る。マニュアルで原稿がセットされたときも、後処理装
置10を経由せずにノンソートトレイ12Aへと排出さ
れるので、短時間で複写を行うことができる。以上の実
施形態は、1つのソートトレイに画像が複写された用紙
を排出するソータを備えたデジタル複写機の場合である
が、用紙が仕分けられて排出される複数のトレイを有す
るソートトレイを備えたアナログ複写機であってもよ
い。その他、特許請求の範囲に記載された技術的事項の
範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタル複写機の構
造を示す図解的な断面図である。
【図2】図1に示すデジタル複写機において、後処理装
置を使用しない場合の制御方法を示すフローチャートで
ある。
【図3】図1に示すデジタル複写機において、後処理装
置を使用する場合の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 ソータ 4 読取位置 5 自動原稿搬送装置 7,8,9 センサ 10 後処理装置 12A ノンソートトレイ 12B ソートトレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108M (72)発明者 藤原 義幸 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DB03 DB06 DB08 DE07 DE09 ED19 FA23 FA24 FB07 FB11 FB19 2H072 AA25 AB12 FB01 FC12 2H076 AA04 AA06 BA14 BA85 BA87 BB02 3F050 CA04 CB06 CE05 CF01 LA02 LB02 LB03 5C062 AA05 AB17 AB30 AB35 AC15 AC66 AE15 BA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取位置にセットされた原稿の画像を読み
    取って用紙に複写する複写機本体と、 複写機本体に取付けられ、複写する原稿を自動的に読取
    位置へ搬送する自動原稿搬送装置と、 複写機本体に取付けられ、複写機本体から排出される画
    像が複写された用紙を受けるソートトレイおよびノンソ
    ートトレイとを有する複写機において、 自動原稿搬送装置にセットされた原稿が1枚であること
    を検出する手段と、 前記検出手段の出力に基づいて、複写機本体から排出さ
    れる用紙をノンソートトレイへ導く排出制御手段と、を
    含むことを特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】読取位置にセットされた原稿の画像を読み
    取って用紙に複写する複写機本体と、 複写機本体に取付けられ、複写する原稿を自動的に読取
    位置へ搬送する自動原稿搬送装置と、 複写機本体に取付けられ、複写機本体から排出される画
    像が複写された用紙を受けるソートトレイおよびノンソ
    ートトレイとを有する複写機において、 読取位置にマニュアル操作によって原稿がセットされた
    ことを検出する手段と、 前記検出手段の出力に基づいて、複写機本体から排出さ
    れる用紙をノンソートトレイへ導く排出制御手段と、を
    含むことを特徴とする複写機。
  3. 【請求項3】さらに、画像が複写された用紙に所定の後
    処理を施すための後処理装置を有し、 前記排出制御手段は、前記検出手段の出力に基づいて、
    画像が複写された用紙を後処理装置へ送らずノンソート
    トレイへ排出させることを特徴とする請求項1または2
    記載の複写機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010177789A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Riso Kagaku Corp 画像複写装置
CN114920043A (zh) * 2022-05-18 2022-08-19 赣南科技学院 一种自动扫描清单的工程造价费用统计辅助装置

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