JP3990798B2 - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents
シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3990798B2 JP3990798B2 JP05708598A JP5708598A JP3990798B2 JP 3990798 B2 JP3990798 B2 JP 3990798B2 JP 05708598 A JP05708598 A JP 05708598A JP 5708598 A JP5708598 A JP 5708598A JP 3990798 B2 JP3990798 B2 JP 3990798B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- sheet
- unit
- punching
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート処理装置に係り、詳しくは、例えば、画像形成装置本体などから排出されるシートを積載・分類するシート処理装置であって、シートに穴をあけるパンチ手段を備えるシート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のシート処理装置としてのシート分類装置は、20段程度の積載手段としてのシート積載台(以下ビンという)が、互いに所定の間隔を有して隔置状態に設けられていて、画像形成装置本体から一定間隔で連続して排出されるシートを、搬送手段によって所定のビンまで順次搬送して送り込む構成となっている。
【0003】
これらのシート分類装置において、シートに穿孔するパンチ処理方法には、ビンに格納されたシート束に穿孔する方法が知られているが、シート束に穿孔するため、パンチ処理中は、次のシートをシート処理装置に搬送することができず、また、パンチ手段の能力によっては、画像形成装置本体からシート処理装置へのシート搬送を中断させ、数回に分けてシートのパンチ処理を行う必要があるなど、処理速度を上げることが困難であるという問題があった。
【0004】
そこで、画像形成装置本体から一定間隔で連続して排出されるシートを、1枚ずつ穿孔する方法などが知られており、そして、シート搬送路上にパンチとダイスから構成されるパンチ手段を設け、シート搬送速度とパンチ速度を同期させ、搬送中のシートを停止させることなく、パンチ処理を行うことで、パンチ処理の動作の有無によって、シート処理時間が増えることなく動作する方法が知られている。また、このパンチ処理によって生成されたパンチ屑は、装置内に設置されたパンチ屑収納手段に収納される。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
上記従来例においては、パンチ屑を除去する方法として、パンチしたシートをカウントして所定数に達した時、ユーザにパンチ屑収納限界を報知し、ユーザにパンチ屑を取り除いてもらい、カウンタをクリアするという方法があった。しかし、この方法では、ユーザがパンチ屑収納手段をいったん機外に取り出した時点で、カウンタをクリアしていたため、そのままユーザがパンチ屑を捨てずに、パンチ屑収納手段を機内にセットした場合や、電源が切れているときにパンチ屑を捨ててしまった場合には、カウンタに誤差が生じることになり、ユーザに適正な報知ができなくなるという問題があった。
【0006】
また、従来、パンチ屑収納手段に収納されたパンチ屑が、所定量になったことを検知して、ユーザにパンチ屑収納限界を報知する方法が知られているが、パンチ屑が落下してパンチ収納手段に収納される場合、同じ位置で積載されて山状をなすため、実際の収納可能枚数よりも、かなり少ない収納しかできなくなる場合や、前記所定量検知手段が所定のパンチ屑を検知したとき、すぐにパンチを禁止した場合や、複数の原稿に基づいて画像形成(ジョブ)したシートをソータにおいて仕分けを行っている場合、シート処理を途中で一時中断しなければならないなどの問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、パンチ屑収納限界をユーザに適切に知らせることで、ユーザのパンチ屑を処理する回数を減らすとともに、パンチ処理中にユーザのシート処理を中断することなく、より快適な使用環境のシート処理装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、搬送されるシートに穴をあけるパンチ手段と、前記パンチ手段によりパンチされたパンチ屑を収納するパンチ屑収納手段と、前記パンチ屑収納手段に収納されたパンチ屑を均等に整理するものであって、前記パンチ屑収納手段を振動させるパンチ屑収納整理手段と、前記パンチ屑収納手段に収納されたパンチ屑が所定量に達したことを検知するパンチ屑検知手段と、搬送されるシートを積載収納する積載手段と、前記積載手段内のシートを検知する積載手段内シート検知手段と、前記パンチ屑収納整理手段の動作後に、前記パンチ屑検知手段がパンチ屑の検知を行うように制御する制御手段と、を備え、前記積載手段からシートが取り除かれたことを前記積載手段内シート検知手段が検知したとき、前記パンチ手段によるパンチの前に前記パンチ屑収納整理手段を動作させることを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る発明は、前記パンチ屑検知手段が前記パンチ屑収納手段の所定量のパンチ屑を検知したとき、前記パンチ手段のパンチ動作を禁止することを特徴とする。
【0011】
請求項3に係る発明は、前記パンチ手段のパンチ動作を選択するパンチ動作選択手段を有し、前記パンチ屑検知手段が前記パンチ屑収納手段内の所定量のパンチ屑を検知したとき、前記パンチ動作選択手段はパンチ動作の選択を受け付けないことを特徴とする。
【0012】
請求項4に係る発明は、前記パンチ屑収納手段に所定量のパンチ屑が収納されたことを表示するパンチ屑所定量収納表示手段を有し、前記パンチ屑検知手段の検知動作時にパンチ屑が所定量収納されたことを表示することを特徴とする。
【0013】
[作用]
以上構成に基づき、搬送されるシートは、搬送中にパンチ手段によりパンチされ、そのパンチ屑はパンチ屑収納手段に収納される。このパンチ屑収納手段のパンチ屑は、パンチ屑収納整理手段により整理(例えば振動)されて均等にされる。パンチ屑収納手段内のパンチ屑が所定量になると、パンチ屑検知手段により所定量であることが検知される。このパンチ屑検知手段によるパンチ屑の検知は、上記パンチ屑収納整理手段によるパンチ屑の整理動作後に行われることで、パンチ屑収納手段内に適正量のパンチ屑を収納できる。
【0014】
また、搬送されるシートは、積載手段に積載されて積載手段内シート検知手段により検知される。パンチ屑収納整理手段は、シートの積載が終了して、シートが積載手段から取り出されたことが積載手段内シート検知手段により検知された後に動作する。
【0015】
また、パンチ屑検知手段が前記パンチ屑収納手段の所定量のパンチ屑を検知したときには、前記パンチ手段のパンチ動作は禁止される。
【0016】
また、パンチ手段のパンチ動作を選択するパンチ動作選択手段は、前記パンチ屑検知手段が前記パンチ屑収納手段内の所定量のパンチ屑を検知したとき、パンチ動作の選択を受け付けないようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施の形態であるシート分類装置を含む画像形成装置全体の構成を示す断面図であって、原稿の給紙及び読み取りを行う読み取り給紙装置101、画像形成装置本体102、シート分類装置(シート処理装置)103等から構成されているシステムを示す。
【0019】
読み取り給紙装置101は、原稿載置台51aにセットされた原稿Pをプラテンガラス52aの原稿読み取り位置に給送し、原稿像を読み取り後、排紙位置まで搬送する自動原稿給送部51と、前記原稿Pを読み取り走査する光学系52を有している。読み取られた原稿像は、画像処理部52bにより電気信号に変換される。画像形成装置本体102は、異なるサイズの記録紙Sを積載した複数の記録紙格納部53,54、記録紙Sを給紙する記録紙給紙部55、56を有している。記録紙格納部53,54の何れかから給紙されたシートSは、シート搬送路57を介して画像形成装置本体102のレジストローラ対60へ搬送される。
【0020】
61は前記光学系52により読みとられた画像情報に基づいてレーザ光を走査するレーザスキャナーであり、62は前記レーザスキヤナー61により走査されてトナー像が形成される画像形成部(画像形成手段)である。レジストローラ対60により所定のタイミングで搬送され、前記画像形成部62によって画像形成されたシートSは、搬送ベルト63、定着ローラ64、排出ローラ(排出手段)65により、シート分類装置103の搬送路10へ搬送される。
【0021】
シート分類装置103は、シートを分けて積載収納するビンユニット5と、画像形成装置本体102からシート分類装置103に排出されたシートSを搬送するシート搬送ユニット2と、前記シート搬送ユニット2内を搬送中のシートSに穿孔するパンチユニット4と、ビンユニット5に積載されたシート束を綴じるステープルユニット6と、シート分類装置103の動作を入力する操作部7等から構成されている。
【0022】
次に、図1及び本実施の形態における制御部の構成を示すブロック図である図2において、装置の基本的な動作について説明する。
【0023】
コントローラ回路部(CPU回路部)200は、所定のプログラムにより演算したり処理部全体をコントロールする中央処理演算部(以下、CPUと略す)2002、プログラムや所定のデータを格納するROM、信号処理に応じて一時的にデータを格納するRAM、または、ICカードやフロッピーデイスク等を含み、さらに、プログラムやデータを書き込み読み出すメモリ2001、入出力信号を伝送、制御するI/O制御部2003を含んで構成されている。
【0024】
また、CPU2002には、時間をカウントするタイマーが具備され、CPU2002あるいはI/O制御部2003には、複数のレジスタが備えられ、データ信号を一時的に記憶読み出し処理のために用いられる。これらは、それぞれCPU回路部(コントローラ回路部)200からの制御信号により制御される。
【0025】
通信制御部205により画像形成装置本体102から入力された動作設定、または、操作部7から入力された動作設定により、コントローラ回路部200は、シート処理装置制御部210の操作部制御部201、ビンユニット制御部202、シート搬送ユニット制御部203、パンチユニット制御部204、通信制御部205、ステープルユニット制御部206を動作させる。8は、コントローラ回路部200と操作部制御部201とを接続する通信線である。
【0026】
ユーザが、読み取り給紙装置101の自動原稿給送部51の原稿載置台51aに原稿をセットし、画像形成装置本体102の不図示の操作部で、動作モードの設定、および、複写開始を指定すると、自動原稿給送部51で1枚ずつ給送された原稿Pは、読み取り装置としての光学系52で読み取られる。
【0027】
光学系52では、露光された原稿画像をCCDラインセンサーで光電変換し、電気信号として読み取る。読み取られた画像信号は、画像形成装置本体102の操作部からのユーザ設定に応じて、各種画像処理の処理を施した後、画像は画像処理部52bで感光体露光のための光信号に変換される。その後は、通常の電子写真プロセスの帯電、露光、潜像、現像、転写、分離、定着工程を経て、シートS上に記録される。画像が形成されたシートSは、搬送ベルト63、排出ローラ(排出手段)65により、シート分類装置103の搬送路10ヘ搬送される。シート分類装置103では、コントローラ回路部200によって通信制御部205から設定された動作に応じて、シート搬送ユニット制御部203を動作させる。
【0028】
通信制御部205で受信するデータには、画像形成装置本体102からの排出シートサイズデータ、画像形成装置本体102のプロセス速度データ、シート分類装置103のシート積載動作指定データ、シート分類装置103のジョブ動作開始信号、シート分類装置103の初期化動作開始信号、ステープル開始信号、ビンのシフト方向反転信号、シート排出信号、最終シート排出信号等がある。
【0029】
更に、通信制御部205からの送信データとしては、使用可能ビン数データ、画像形成装置本体102からのシート到着を知らせるシート到着信号、シート分類装置103が待機状態にあることを示すスタンバイ信号、シート分類装置103が動作中であることを示すビジー信号、シート分類装置103がステープル中であることを示すステープルオン信号、また、動作に支障が生じた場合の各種アラーム信号等がある。このような制御データの授受は、不図示の通信制御ICを中心とした通信制御部205によって行われる。
【0030】
画像形成装置本体102より排出されたシートSは、シート搬送ユニット2に移送される。コントローラ回路部200は、通信制御部205より入力したシート積載動作指定データによって、シート搬送ユニット制御部203を動作させ、搬送フラッパ11を動作させてシートの搬送経路を切り換える。ビンユニット内の積載トレイ30に積載する場合、シートSは積載トレイ排紙ローラ12を経由してビンユニット5の積載トレイ30に排出される。
【0031】
ビンユニット5内の積載ビン(積載手段)31に積載する場合、シートSは搬送ローラ13を経由しパンチユニット4へ搬送される。パンチ動作が操作部7によって選択されている場合、コントローラ200はパンチユニット制御部204を動作させ、シート検知センサ26においてシートSを検知したタイミングからパンチ(パンチ手段)28を動作させ、シートSに穿孔する。パンチユニット制御部204は、パンチHPセンサ27を検知してパンチ28を停止させる。穿孔されたパンチ屑は落下し、パンチ屑格納容器(パンチ屑格納box)24に収納される。また、穿孔されたシートSは、搬送ローラ14を経由して、積載ビン排紙ローラ15から排出され、積載ビン31に排出される。
【0032】
ジョブのすべてのシートを積載終了後、操作部7または通信制御部205から入力したステープル開始信号により、ステープル動作が選択されている場合、コントローラ200は、ステープルユニット制御部206、ビンユニット制御部202を動作させ、積載ビン31に積載されたシート束を、ステープルユニット6が順次ステープルする。
【0033】
積載ビン31内のシート検知センサ(積載手段内シート検知手段)32において、仕分け積載処理されたシート束が取り除かれたのを検知した時、終了したジョブにおいてパンチ動作が選択されていた場合、コントローラ200は、パンチユニット制御部204を動作させ、ソレノイド、モータまたはカム等から構成されるパンチ屑振動装置(パンチ屑収納整理手段)29を動作させ、パンチ屑格納容器(パンチ屑収納手段)24内に格納されているパンチ屑が、均等な高さになるように、パンチ屑格納容器24を振動させる。
【0034】
パンチ屑振動装置29の動作終了後、パンチ屑格納リミット検知センサ(パンチ屑検知手段)25がパンチ屑を検知した場合、コントローラ200は、パンチ屑格納容器24が格納限界であると判断する。そして、コントローラ200は、操作部制御部201を動作させ、図6に示す操作部7のパンチ屑満タン表示部(パンチ屑所定量収納表示手段)72においてパンチ屑の格納リミットを表示する。さらに、コントローラ200は、操作部制御部201を動作させ、操作部7のパンチ設定ボタン(パンチ動作選択手段)71においてパンチ動作モードの動作設定の受け付けを無効にする。
【0035】
ユーザによってパンチ屑格納容器24内の屑が取り除かれ、パンチ屑格納リミット検知センサ25が検知しなくなった場合、コントローラ200は操作部制御部201を動作させ、操作部7においてパンチ屑の格納リミット表示を解除する。さらにコントローラ200は操作部制御部205を動作させ、操作部7においてパンチ動作モードの動作設定の受け付けを有効にする。
【0036】
図6に示す操作部7において、73はシート束のステイプル設定及び停止の操作ボタン、76はステイプルソートの表示部、77は手差しステイプルの綴じ位置を示す表示部、79はステイプルの操作ボタン、81,82は積載ビン31の上下動の操作ボタンをそれぞれ示している。
【0037】
次に、上記実施の形態の具体的な動作を、図3〜図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0038】
CPU回路部200は、電源投入されるとプログラムをスタートする(S−1)。CPU2002は、通信制御部205において初期化動作開始信号が入力されるのを待つ(S−2)。次に、CPU2002は、通信制御部205において初期化動作開始信号が入力された時、通信制御部205、ビンユニット制御部202、シート搬送ユニット制御部203、パンチユニット制御部204、ステープルユニット制御部206、操作部制御部201をそれぞれ制御して初期化動作を行う(S−3)。
【0039】
初期化動作終了後、CPU2002は、パンチユニット制御部204を動作させ、パンチ屑振動装置29を動作させてパンチ屑格納容器24を振動させる(S−24)。CPU2002は、パンチ屑格納リミット検知センサ25を監視し(S−25)、パンチ屑格納リミット検知センサ25が屑を検知していると判断したとき、S−26を実行する。また、CPU2002がパンチ屑格納リミット検知センサ25が屑を検知していると判断しなかったとき、S−28を実行する。
【0040】
S−26において、CPU2002は操作部制御部201を動作させ、操作部7においてパンチ屑満タンを表示し、ユーザにパンチ屑格納容器24の格納限界を知らせる。CPU2002は、操作部制御部201を動作させ、操作部7のパンチ設定ボタン71において、パンチ動作モードの動作設定の受け付けを無効にする(S−35)。CPU2002は操作部制御部201を動作させ、ビン動作、ステープル動作の入力を受け付け(S−27)、ユーザが操作部7によって入力指定した動作を、ビンユニット制御部202、ステープルユニット制御部206を動作させ実行する(S−29)。CPU2002は、パンチ屑格納リミット検知センサ25を監視し、パンチ屑格納リミット検知センサ25がパンチ屑を検知していると判断したとき、S−32を実行する。
【0041】
CPU2002は、通信制御部205においてジョブ動作開始信号が入力された時、S−11を実行する(S−32)。CPU2002はS−32においてジョブ動作開始信号が入力されなかった時、S−27を繰り返し実行する。また、CPU2002がS−30においてパンチ屑格納リミット検知センサ25がパンチ屑を検知していると判断しなかったとき、CPU2002は操作部制御部201を動作させ、操作部7においてパンチ屑満タンを表示を解除し(S−34)を実行する。また、操作部7において、パンチ設定ボタン71によるパンチ動作モードの動作設定の受け付けを有効にし(S−36)、次にS−33を実行する。
【0042】
S−28において、CPU2002は操作部制御部201を動作させ、ビン動作、ステープル動作、パンチ動作の設定入力を受け付け、ユーザが操作部7によって入力指定した動作を、ビンユニット制御部202、ステープルユニット制御部206を動作させて実行する(S−31)。CPU2002は、通信制御部205においてジョブ動作開始信号が入力された時、S−11を実行する(S−33)。CPU2002は、S−33においてジョブ動作開始信号が入力されなかった時、S−28を繰り返し実行する。
【0043】
CPU2002は、通信制御部205においてジョブ動作開始信号が入力された時、ビンユニット制御部202、シート搬送ユニット制御部203、パンチユニット制御部204、ステープルユニット制御部206を制御し、ジョブスタート処理動作を行い、ジョブ処理に備える(S−11)。CPU2002は、通信制御部205においてシート排出信号が入力された時、通信制御部205において入力された、積載動作指定データ、ビンのシフト方向反転信号、排出シートサイズデータ、画像形成装置のプロセス速度データと、S−28において操作部7から入力されたパンチ動作の設定入力に基づき、ビンユニット制御部202、シート搬送ユニット制御部203、パンチユニット制御部204を制御しジョブ処理動作を行う(S−12)。
【0044】
CPU2002は、通信制御部205において最終シート排出信号等が入力された時、すべてのシート排出後、ビンユニット制御部202、シート搬送ユニット制御部203、パンチユニット制御部204を制御して、ジョブ処理終了動作を行う(S−13)。通信制御部205において、ステープル開始信号が入力されたとき、または、操作部7によりステープル動作が入力設定された時、CPU2002はステープルユニット制御部206、ビンユニット制御部202を制御し、積載されたシート束にステープル処理を行う(S−13)。
【0045】
CPU2002は、積載ビン31内のシート検知センサ32において、仕分け積載処理されたシート束が取り除かれたと判断した時S−23を実行する(S−14)。CPU2002はS−14において、仕分け積載処理されたシート束が取り除かれていないと判断時、S−15を実行し、通信制御部205において次のジョブのジョブ動作開始信号が入力された時、S−11を実行して一連の動作を行う。次のジョブの開始要求を受信するか、積載ビン内31からシート束が取り除かれるまで、CPU2002はS−13、S−14、S−15を繰り返し実行する。
【0046】
S−23において操作部7から入力されたパンチ動作の選択が設定されている場合、CPU2002はS−24を実行する。S−23において操作部7から入力されたパンチ動作の選択が設定されていない場合、CPU2002はS−28を実行する。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、搬送中のシートをパンチして生じるパンチ屑をパンチ屑収納手段に収納し、パンチ屑収納整理手段によりパンチ屑収納手段内のパンチ屑を整理して均等にし、パンチ屑検知手段により所定量に達したかを検知する際、パンチ屑検知手段による所定量のパンチ屑の検知は、パンチ屑収納整理手段によるパンチ屑の整理後に行われるようにしたので、パンチ屑収納手段内に適正量のパンチ屑を収納でき、ユーザのパンチ屑処理を軽減させると共に、パンチ処理中にシート処理が中断するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート処理装置が適用可能な画像形成装置の縦断正面図。
【図2】同じくシート処理装置の制御の一実施の形態に係るブロック図。
【図3】同じくシート処理装置の動作に係るフローチャート。
【図4】同じくシート処理装置の動作に係るフローチャート。
【図5】同じくシート処理装置の動作に係るフローチャート。
【図6】同じくシート処理装置の操作部の正面図。
【符号の説明】
24 パンチ屑格納容器(パンチ屑収納手段)
25 パンチ屑格納リミット検知センサ(パンチ屑検知手段)
28 パンチ(パンチ手段)
29 パンチ屑振動装置(パンチ屑収納整理手段)
31 積載ビン(積載手段)
32 シート検知センサ(積載手段内シート検知手段)
62 画像形成部(画像形成手段)
65 排出ローラ(排出手段)
71 パンチ設定ボタン(パンチ動作選択手段)
72 パンチ屑満タン表示部(パンチ屑所定量収納表示手段)
103 シート分類装置(シート処理装置)
200 コントローラ回路部(制御手段)
Claims (5)
- 搬送されるシートに穴をあけるパンチ手段と、
前記パンチ手段によりパンチされたパンチ屑を収納するパンチ屑収納手段と、
前記パンチ屑収納手段に収納されたパンチ屑を均等に整理するものであって、前記パンチ屑収納手段を振動させるパンチ屑収納整理手段と、
前記パンチ屑収納手段に収納されたパンチ屑が所定量に達したことを検知するパンチ屑検知手段と、
搬送されるシートを積載収納する積載手段と、
前記積載手段内のシートを検知する積載手段内シート検知手段と、
前記パンチ屑収納整理手段の動作後に、前記パンチ屑検知手段がパンチ屑の検知を行うように制御する制御手段と、を備え、
前記積載手段からシートが取り除かれたことを前記積載手段内シート検知手段が検知したとき、前記パンチ手段によるパンチの前に前記パンチ屑収納整理手段を動作させることを特徴とするシート処理装置。 - 前記パンチ屑検知手段が前記パンチ屑収納手段の所定量のパンチ屑を検知したとき、前記パンチ手段のパンチ動作を禁止することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
- 前記パンチ手段のパンチ動作を選択するパンチ動作選択手段を有し、前記パンチ屑検知手段が前記パンチ屑収納手段内の所定量のパンチ屑を検知したとき、前記パンチ動作選択手段はパンチ動作の選択を受け付けないことを特徴とする請求項1又は2記載のシート処理装置。
- 前記パンチ屑収納手段に所定量のパンチ屑が収納されたことを表示するパンチ屑所定量収納表示手段を有し、前記パンチ屑検知手段の検知動作時にパンチ屑が所定量収納されたことを表示することを特徴とする請求項1ないし3何れか1項記載のシート処理装置。
- 請求項1ないし4の何れか1項記載のシート処理装置と、シートに画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段により画像形成したシートを前記シート処理装置に排出する排出手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05708598A JP3990798B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05708598A JP3990798B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11255417A JPH11255417A (ja) | 1999-09-21 |
JP3990798B2 true JP3990798B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=13045663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05708598A Expired - Fee Related JP3990798B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3990798B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100455133B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2004-11-06 | 엘지전자 주식회사 | 휴대용 단말기의 아이템 속성 관리 방법 |
KR100785067B1 (ko) | 2005-12-06 | 2007-12-12 | 삼성전자주식회사 | 휴대단말기의 화면 표시장치 및 방법 |
JP2007186299A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 用紙後処理装置 |
US7735402B2 (en) | 2006-06-22 | 2010-06-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Punching apparatus |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP05708598A patent/JP3990798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11255417A (ja) | 1999-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000153953A (ja) | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 | |
US4330200A (en) | Copying machine with collating apparatus | |
JP3332844B2 (ja) | シート処理装置を備える画像形成装置 | |
JP3535573B2 (ja) | 画像形成装置およびシート収納装置 | |
JP3990798B2 (ja) | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 | |
JPH0416785B2 (ja) | ||
JP2005255358A (ja) | 用紙分別装置および画像処理装置 | |
US5190274A (en) | Sheet treatment device with a variable time period for jamming indication | |
JP3902882B2 (ja) | シート処理装置 | |
JP3599559B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4227559B2 (ja) | 画像形成装置及び画像読取装置 | |
JP3876121B2 (ja) | 複写機 | |
JP2002326763A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0192174A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2505824B2 (ja) | シ−ト分類装置 | |
JP2000302322A (ja) | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 | |
JPS61144667A (ja) | 複写機の制御方式 | |
JPH0940305A (ja) | 原稿読取前処理装置 | |
JPH0550781A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6269258A (ja) | 複写機 | |
JPH092703A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10142872A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2005148657A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0780614B2 (ja) | シート収納装置 | |
JP2004210534A (ja) | 後処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050307 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070723 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |