JP2020199776A - 画像形成装置、その制御方法、及びプログラムと記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、及びプログラムと記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】グループ出力が指定された印刷ジョブに対して部間中止を指示しても、部の切れ目となるタイミングがないため、結果として印刷処理が中止されずに、最後まで印刷されてしまう。【解決手段】部を構成する複数ページを印刷した部単位の用紙束を、指定された部数分、繰り返し生成する第1出力モード、或いは、同一ページを指定された部数分連続して印刷処理を各ページに対して順次実行する第2出力モードが設定されたジョブを実行する。このジョブの実行中に、第2出力モードが設定されたジョブの中止指示を受け付けると、そのジョブの実行を即時中止するように制御する。【選択図】 図7

Description

本発明は、画像形成装置、その制御方法、及びプログラムと記憶媒体に関するものである。
一般的に、プリンタやデジタル複合機のような画像形成装置には、印刷を途中で中止させる中止指示(例えば、ユーザによる中止キーの押下)がなされると、できるだけ早いタイミングで実行中の印刷処理が中止される。そのため、例えばステイプルのように、印刷した部単位の用紙束に対して後処理を実行する印刷ジョブの実行中に中止処理を行うと、部の印刷途中で印刷が中止されるため、中途半端な用紙束が生成されてしまうことがあった。そこで特許文献1には、上記のような印刷ジョブの実行中に中止指示がなされると、部の切れ目のタイミングで印刷処理を中止することが提案されている。更に、複数部数の印刷を行う印刷ジョブの中止方法として、できるだけ早いタイミングでの印刷処理を中止させる即時中止と、部の切れ目のタイミングでの印刷処理を中止させる部間中止を選択可能にしている。
特開2007−102496号公報
しかしながら、この特許文献1では、同一ページを指定された部数分連続して印刷し、この印刷処理を各ページに対して順次実行出力モード(グループ出力)の印刷ジョブに対する部間中止の指示が考慮されていない。即ち、グループ出力が指定された印刷ジョブに対して部間中止を指示しても、部の切れ目となるタイミングがないため、結果として印刷処理が中止されずに、最後まで印刷されてしまうことになる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、同一ページを指定された部数分連続して印刷する処理を各ページに対して順次実行する印刷ジョブを適切に中止できるようにする技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
部を構成する複数ページを印刷した部単位の用紙束を、指定された部数分、繰り返し生成する第1出力モード、或いは、同一ページを指定された部数分連続して印刷する処理を各ページに対して順次実行する第2出力モードが設定されたジョブを実行する実行手段と、
前記ジョブ制御手段によるジョブの実行中に、当該ジョブの中止指示を受け付ける受け付け手段と、
前記第2出力モードが設定されたジョブの中止指示が前記受け付け手段により受け付けられると、前記ジョブの実行を即時中止するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、同一ページを指定された部数分連続して印刷する処理を各ページに対して順次実行する印刷ジョブを適切に中止できるようにすることができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置のスキャナ部及びプリンタ部の構成を説明する断面図。 実施形態1に係る画像形成装置のハードウェア構成を説明する概略図。 実施形態1に係る画像形成装置の制御プログラムの構成を示すブロック図。 実施形態1に係る画像形成装置において、表示部に表示される操作画面の一例を示す図。 実施形態1に係る画像形成装置において、実行中のジョブの実行状況を表示する画面の一例を示す図。 実施形態1に係る画像形成装置で、部間中止処理を実行している時に表示される画面の一例を示す図。 本実施形態1に係る画像形成装置で印刷の中止が指示されたときの制御を説明するフローチャート。 実施形態2に係る画像形成装置で、ユーザが中止ボタンを押下したときに表示部に表示される画面の一例を示す図。 実施形態2に係る画像形成装置で印刷の中止が指示されたときの制御を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置1000のスキャナ部100及びプリンタ部200の構成を説明する断面図である。尚、実施形態1に係る画像形成装置1000は、スキャン機能、プリント機能、SEND機能及びボックス機能などを有する多機能処理装置(MFP)を例に説明する。
スキャナ部100の原稿トレイ101に積載された原稿を読み取る場合、光学ユニット105を所定位置に固定してランプ104を点灯する。この状態で、原稿トレイ101から原稿を1枚ずつ給送し、光学ユニット105に対して、原稿を相対的に移動させながら光学ユニット105により原稿を露光して原稿を読み取る(流し読み)。このとき、原稿トレイ101に原稿が積載されていることをセンサ115により検知すると、ピックアップローラ111を回転させて原稿トレイ101上の原稿を引き込む。その後、その原稿は第一搬送ローラ112及び第二搬送ローラ113を介して光学ユニット105上を通過して排出トレイ103に排出される。また原稿の両面を読み取る場合は、光学ユニット105上を通過した原稿を反転ローラ114によってスイッチバックさせることによって、原稿の表裏を反転させる。その後、再度、その反転させた原稿を、第二搬送ローラ113を介して光学ユニット105上を通過させることで、その原稿の裏面を露光走査し、更に、もう一度反転ローラ114によってスイッチバックさせて排出トレイ103に排出する。
これに対して、プラテンガラス102上にセットされた原稿を読み取る場合は、ランプ104を点灯し、光学ユニット105を副走査方向(図1の右方向)に移動させて原稿を露光走査する。
露光走査された原稿からの反射光は、ミラー106,107,108及びレンズ109によってCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ110へ導かれる。このようにして、走査された原稿の画像はCCDイメージセンサ110によって画像信号として出力される。この画像信号は所定の処理が施されて画像データに変換された後、コントローラユニット310(図2)へ送られる。
次にプリンタ部200の構成を説明する。
プリンタ部200のレーザドライバ221はレーザ発光部201を駆動するもので、コントローラユニット310から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201に発光させる。このレーザ光が感光ドラム202を照射することにより、感光ドラム202の表面にレーザ光に応じた潜像が形成される。そして、この感光ドラム202に形成された潜像の部分に現像器203によって現像剤(トナー)が付着される。
プリンタ部200は、用紙の格納部として、それぞれ引き出し状のカセット204,205,206,207、そして、機外に露出している手差しトレイ208を備えている。手差しトレイ208を除き、カセットを引き出し、そのカセットに用紙を補給し、カセットを閉めることによって用紙を補給できる。
そしてレーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204〜207及び手差しトレイ208のいずれかから用紙を給紙すると、その用紙は搬送路210を介して転写部209に搬送され、そこで感光ドラム202に付着された現像剤が転写される。こうして現像剤が載った用紙は搬送ベルト211によって定着部212に搬送され、定着部212の熱と圧力により現像剤が用紙に定着される。その後、定着部212を通過した用紙は搬送路213、搬送路214を通って排出ビン220に排出される。また或いは、印刷面を反転して排出する場合には、搬送路215、搬送路219まで導かれ、そこから用紙を逆方向に搬送し、搬送路217、搬送路214を通過して排出ビン220に排出される。
また、両面印刷が設定されている場合は、用紙は定着部212を通過した後、搬送路215からフラッパ218によって搬送路219に導かれ、その後印刷用紙を逆方向に搬送し、フラッパ218によって、搬送路216、再給紙搬送路222へ導かれる。再給紙搬送路222に導かれた用紙は上述したタイミングで搬送路210を通って転写部209へ給紙されて、印刷済の用紙の裏面に画像が印刷される。
図2は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置1000のハードウェア構成を説明する概略図である。
この画像形成装置1000は、コントローラユニット(制御部)310、表示部320、操作部330、プリンタ部200、スキャナ部100を有する。表示部320は、LEDや液晶表示部等を備え、オペレータの操作内容や装置の内部状態を表示するのに使用される。操作部330はオペレータによる操作を受け付ける。操作部330は、複数の操作ボタンを備えるだけでなく、表示部320とともにタッチディスプレイとして実現される場合もある。プリンタ部200は、画像データを紙媒体に印刷する。スキャナ部100は、原稿の画像を読み取って画像データとして出力する。
コントローラユニット310は、CPU2010,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)2011,ROM2012,RAM2013を有する。更に、HDD(ハードディスクドライブ)2014、デバイス制御I/F(インターフェース)2016、表示I/F2017、操作I/F2018、ネットワークI/F2019を有する。
CPU2010は、RAM2013に展開された制御プログラムに従って画像形成装置1000全体の動作を制御しており、各I/F、記憶媒体のメモリ、専用チップなどを介して、コントローラユニット310に接続されるデバイスの動作を制御する。ASIC2011は特定用途向けのICチップで、CPU2010とは別に、画像処理などの特定の処理を担う。制御プログラムは、ROM2012又はHDD2014に記憶され、制御プログラムの実行時にはその制御プログラムはRAM2013に展開されてCPU2010の制御の下に実行される。またRAM2013は、CPU2010により制御プログラムが実行される際のワークメモリとして使用され、印刷ジョブや印刷対象の画像データ等を記憶するのに使用される。またHDD2014にも印刷ジョブや印刷対象の画像データ等が記憶される。尚、CPU2010,ASIC2011,ROM2012,RAM2013及びHDD2014は、図2においてそれぞれ1つしか存在しないが、他の実施形態として複数から構成される場合もあり、それらの構成及び接続形態は本実施形態に限らない。
デバイス制御I/F2016は、コントローラユニット310に接続されるデバイス(プリンタ部200、スキャナ部100)との入出力を制御し、デバイスの制御指示やデバイスの状態通知等の通信を行う。デバイス制御I/F2016は複数デバイスが接続可能なバス構造として実現されるだけでなく、複数のI/Fに分割されて、接続されるデバイスと1対1でI/Fが備えられる場合もある。表示I/F2017は表示部320への出力を司る。操作I/F2018は操作部330からの入力を司る。
画像形成装置1000は、外部I/Fとして、ネットワークとのデータ入出力を司るネットワークI/F2019を有している。画像形成装置1000は、ネットワークI/F2019を介してネットワークケーブル371でインターネット又はイントラネットであるLAN/WAN(Local Area Network/Wide Area Network)370に接続される。
図3は、実施形態1に係る画像形成装置1000の制御プログラムの構成を示すブロック図である。尚、図3において、図2と共通する部分は同じ符号で示している。
実施形態1に係る画像形成装置1000に内蔵される制御プログラムは、ROM2012或いはHDD2014に記憶され、プログラムの実行時には、そのプログラムはRAM2013に展開されCPU2010の制御の下に実行される。この制御プログラムは、画像処理部301、プリンタ制御部302、スキャナ制御部303、ジョブ制御部304、表示制御部305、オペレータ操作解釈部306、ネットワークプロトコル処理部307を備えている。
表示制御部305は、ジョブ制御部304からジョブや装置の状態などの情報を受け取り、その情報を表示画面に反映させるためのコマンドを表示I/F2017に送信して表示部320に表示させる。オペレータ操作解釈部306は、操作I/F2018を介して、操作部330でユーザにより入力された操作コマンドを受信し、ジョブ制御部304に対してジョブの開始、中断、再開、終了等の様々な指示を行う。ネットワークプロトコル処理部307は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を含む標準ネットワークプロトコルの処理を行う。こうしてネットワークI/F2019を介したデータ送受信を実現する。画像処理部301は、スキャナ部100で読み取った原稿の画像データを受け取って処理する。または、受け取った画像データがPDL(ページ記述言語)データの場合は、そのPDLデータを展開して画像データを生成する。そしてASIC2011に対するデータの送受信のタイミングやパラメータ設定を制御することで、画像データの伸張/圧縮や回転等の画像処理を行う。プリンタ制御部302は、デバイス制御I/F2016を介して給紙指示コマンドなどの印刷制御命令をプリンタ部200とやりとりしてプリンタ部200を制御し、画像データを紙媒体に印刷させる。スキャナ制御部303は、原稿を読み取って画像データを生成するようにデバイス制御I/F2016を介してスキャナ部100を制御する。ジョブ制御部304は、操作I/F2018やネットワークI/F2019から受信したデータをジョブとして受け取り、そのジョブの内容に応じて各デバイスの動作を統括しながらジョブを実行する。例えば、コピージョブでは、スキャナ制御部303、画像処理部301、プリンタ制御部302を制御してコピー動作を実現するとともに、表示制御部307にジョブの実行状況等の表示指示を出す。
図4及び図5は、実施形態1に係る画像形成装置において、表示部320及び操作部330がタッチディスプレイとして実現されているとき、表示部320に表示される操作画面の一例を示す図である。
図4は、実施形態1におけるコピー機能を使用するコピージョブの設定画面の一例を示しており、図4(A)は、コピージョブの設定を行うためのトップ画面の一例を示す。図4(A)に示すトップ画面は、設定出力部数の表示領域400、仕上げボタン410、両面ボタン420などを備える。
図4(B)は、図4(A)の画面で、ユーザが仕上げボタン410を押下したときに表示される画面例を示す。この画面は、ソートボタン411、グループボタン412などを備える。
ソートボタン411は、部を構成する複数ページを順に印刷した部単位の用紙束を、指定された部数分、繰り返し生成する出力モード(ソート出力)を設定するボタンである。グループボタン412は、同一ページを指定された部数分連続して印刷する処理を各ページに対して順次実行する出力モード(グループ出力)を設定するボタンである。CPU2010は、ユーザからのコピージョブの開始指示を受け付けると、図4(A)と図4(B)の画面を介した設定に従って、コピージョブを実行する。
図5は、実行中のジョブの実行状況を表示する画面の一例を示す図である。
図5(A)は、コピージョブ及びプリントジョブの実行状況を表示する画面の一例を示す。この画面では、表示領域500に実行中のジョブの一覧と、そのジョブの関連情報や実行状況が表示されている。また表示領域521には、実行中のジョブや装置の状態が表示される。更に、この画面は、実行中のジョブを操作するための各種ボタンを備えており、ユーザは表示領域500に表示されているジョブを選択して中止ボタン510を押下することにより、その選択したジョブの実行を中止させることができる。
図5(B)は、図5(A)の画面で、ジョブ520を選択した状態で、ユーザが中止ボタン510を押下したときに表示される画面の一例を示す。ここでは表示領域500で選択されたジョブ520に対する中止操作を受け付けた場合を示す。表示領域500で対象のジョブ520が選択された状態で中止ボタン510が押下されると、中止ダイアログ511が表示される。この中止ダイアログ511は、中止操作の実施確認をユーザに促すための画面であり、中止方法を選択させるためのチェックボックス512を備えている。ユーザは、このチェックボックス512をチェックした状態で「はい」ボタン513を押すことにより、部の切れ目で印刷を中止する部間中止を指示できる。一方、チェックボックス512をチェックしない状態で「はい」ボタン513を押すことにより、直ぐに印刷を中止する即時中止を指示できる。
この部間中止指示を受け付けたときの部間中止処理では、CPU2010は以下のような制御を行う。例えば、3ページの原稿を4部ソート出力モードで印刷するジョブを受け付けたとする。つまり、このジョブは、1部が、1〜3のページを順次印刷した用紙3枚からなる用紙束で、これら用紙束を4部生成するジョブである。このジョブの実行中、例えば1部目の印刷が完了していて、2部目の1ページ目の印刷を実行しているときに図5(B)の画面から部間中止処理の指示を受け付けたとする。この場合は、引き続き2部目の2ページ目及び3ページ目の印刷を実行して2部目の用紙束を生成した後、このジョブを終了する。
図6は、実施形態1に係る画像形成装置で、部間中止処理を実行している時に表示される画面の一例を示す図である。
部間中止処理の実行が開始されると、表示領域500の選択されたジョブ520の状況が「中止中」に変更されている。更に、表示領域521には、部間中止処理を実行している旨「部間中止中です」が表示されている。
一方、例えば、3ページの原稿を4部、グループ出力モードで印刷するジョブ、つまり、1ページ目を4部分連続して印刷した用紙4枚から成る用紙束を、各ページごとに合計3セット生成するジョブで、部間中止処理を行う場合を説明する。この場合、部ごとの用紙束を生成するソート出力モードのジョブとは異なり、グループ出力モードのジョブには明確な部の切れ目(部間)が存在しないため、最後まで印刷してしまうことになる。即ち、中止処理が実行されていない場合と同じジョブの実行結果となってしまう。
また、例えば、3ページの原稿を4部ソート出力モードにて印刷するジョブを実行中に即時中止指示を受け付けた場合を説明する。このときに、既に1部目の印刷が完了していて2部目の1ページ目の印刷を実行している最中とする。この場合は、既に給紙して印刷を行っている2部目の1ページ目の印刷はそのまま実行し、次に印刷予定である2部目の2ページ目の印刷を実行せずに、2部目の1ページ目の印刷が完了すると、このジョブを終了する。この時、実行中の2部目の1ページ目の印刷がエラーによる中断で印刷動作が中止された場合、そのジョブを終了してもよい。
次に、グループ出力モードで印刷するジョブの実行中に、即時中止指示を受け付けた場合を説明する。ここでも、例えば、3ページの原稿を4部、グループ出力モードで印刷するジョブを受け付けたとする。このジョブにおいて、既に、1ページ目が4枚(4部)印刷されていて、次の2ページ目の1枚目を印刷する印刷処理を実行している最中に、図5(B)の画面から即時中止処理の指示を受け付けたとする。この即時中止処理では、既に給紙して印刷を行っている、2ページ目の1枚目の印刷はそのまま実行し、次に印刷予定である2ページ目の2枚目の印刷を実行せずに、このジョブを終了する。尚、この場合、実行中の2ページ目の印刷が、エラー中断により停止した場合に、その時点でジョブを終了してもよい。
図7は、本実施形態1に係る画像形成装置で印刷の中止が指示されたときの制御を説明するフローチャートである。この処理は、CPU2010が、ROM2013或いはHDD2014からRAM2013に展開された制御プログラムを実行することにより達成される。この処理は、CPU2010が、操作部330から操作I/F2018を介してユーザからの中止指示を受け付ける(図5の中止ボタン510が押下される)ことにより開始される。
まずS701でCPU2010は、図5の画面で選択された中止対象のジョブ520の出力モードを判定し、そのジョブにグループ出力モードが設定されているかどうかを判定する。グループ出力モードが設定されているときはS705に進みCPU2010は、そのジョブに対して即時中止処理を実行して、この処理を終了する。
一方S701で、そのジョブにグループ出力モードが設定されていないと判定するとS702に進みCPU2010は、図5(B)に示すような中止ダイアログ511を含む画面を表示する。そして、この画面で「はい」ボタン513が押下されたかどうかを判定する。はい」ボタン513が押下されたときはS703に進みCPU2010は、受け付けた中止指示の中止方法を判定する。ここで即時中止指示を受け付けたと判定するとS705に進みCPU2010は、そのジョブに対して即時中止処理を実行する。
一方、S703でCPU2010は、図5(B)の画面を介して、部間中止指示を受け付けたと判定した場合はS704に進み、CPU2010は、そのジョブに対して部間中止処理を実行して、この処理を終了する。
またS702で「はい」ボタン513ではなく「いいえ」ボタン514が押下されたと判定したときは、この中止処理を行わずに、処理を終了する。「いいえ」ボタン514は、ユーザが、中止処理を中断したい場合等に押下される。
また、印刷が開始される前のジョブに対して、部間中止指示又は即時中止指示のいずれかを受け付けた場合も、即時中止処理を実行する。このときCPU2010は、先頭ページの印刷を実行しないでジョブを終了する。
また、試し印刷やプルーフ印刷と呼ばれるジョブの一部を実行している場合に、部間中止指示を受け付けた時は、CPU2010は部間中止処理ではなく即時中止処理を実行してもよい。
また、部間中止処理を実行中のジョブで、ジャム等のエラーの発生により印刷動作が止まった場合は、部の切れ目まで印刷が完了していなくても、その時点でジョブの実行を終了してもよい。即ち、部間中止処理ではなく即時中止処理を実行してもよい。
また、部間中止処理を実行中のジョブで、即時中止指示を受け付けられるようにしてもよい。この場合、CPU2010は、即時中止指示を受け付けると、部間中止処理から即時中止処理に切り替えて実行する。
以上説明したように実施形態1によれば、同一ページを指定された複数部数分、連続して印刷するグループ出力モードが指定されているジョブの実行を中止する指示がなされると、直ぐにジョブの実行を中止する。これにより無駄な印刷物の発生を少なくできる。
[実施形態2]
次に本発明の実施形態2を説明する。この実施形態2では、グループ出力モードが指定されているジョブの実行を中止する指示がなされると、ジョブを即時中止することをユーザに確認させる画面を表示する。そしてユーザが了解した場合にのみ、そのジョブを即時中止する例で説明する。尚、実施形態2に係る画像形成装置のハードウェア構成は前述の実施形態1に係る画像形成装置1000と同じであるため、その説明を省略する。
図8は、実施形態2に係る画像形成装置1000で、ユーザが図5(A)の中止ボタン510を押下したときに表示部320に表示される画面の一例を示す図である。図8において、前述の図5と共通する部分は同じ符号で示している。
この実施形態2では、表示領域500のグループ出力モードが設定されているジョブ520が選択された状態で、中止ボタン510が押下されると中止ダイアログ811が表示される。この中止ダイアログ811には、ジョブ520の実行を中止することを承認する「はい」ボタン801と、ジョブ520の実行を中止することを承認しない「いいえ」ボタン802が設けられている。ユーザにより「はい」ボタン801が押下されると、ジョブ520の実行を直ちに中止するが、「いいえ」ボタン802が押下されると、ジョブ520の実行を中止せずにジョブ520の実行を継続する。
一方、表示領域500にてグループ出力モードが設定されていないジョブ520が選択された状態で、中止ボタン510が押下されると、前述の図5(B)に示す中止ダイアログ511を表示する。この場合、ユーザは前述したように、ジョブの実行を直ちに中止するか、或いは、部の切れ目で中止するかを選択できる。
図9は、実施形態2に係る画像形成装置1000で印刷の中止が指示されたときの制御を説明するフローチャートである。この処理は、CPU2010が、ROM2013或いはHDD2014からRAM2013に展開された制御プログラムを実行することにより達成される。
まずS901でCPU2010は、表示領域500で選択されたジョブに設定された出力モードを判定する。S901でそのジョブにグループ出力モードが設定されていると判定するとS902に進みCPU2010は、図8に示す中止方法が選択できない中止ダイアログ811を表示する。そしてS903に進みCPU201は、図8の中止ダイアログ811で「はい」ボタン801が押下されたかどうかを判定し、「はい」ボタン801が押下されたときはS904に進み、即時中止指示として受け付けて、この処理を終了する。一方、S903で「はい」ボタン801が押下されないとき、即ち、「いいえ」ボタン802が押下されると、中止指示を受け付けずに、この処理を終了する。尚、このとき、表示領域500で複数のジョブが選択された場合は、その選択された全てのジョブにグループ出力モードが設定されている場合にのみ、中止ダイアログ811を表示してもよい。
一方、S901でCPU2010は、選択されたジョブにグループ出力モードが設定されていないと判定するとS905に進みCPU2010は、例えば図5(B)に示すような、中止方法が選択できる中止ダイアログ511を表示する。次にS906に進みCPU2010は、この画面で「はい」ボタン513が押下されたかどうかを判定する。はい」ボタン513が押下されたときはS907に進みCPU2010は、受け付けた中止指示の中止方法を判定する。S907でCPU2010が、部間中止が選択されていると判定した場合はS908に進みCPU2010は、部間中止指示として受け付けて、この処理を終了する。またS907でCPU2010は、即時中止が選択されていると判定したときはS904に進み、即時中止指示として受け付けて、この処理を終了する。尚、中止指示を受け付けた後CPU2010が行う即時中止処理及び部間中止処理は、図7のS704,S705に示す処理と同じである。
以上説明したように実施形態2によれば、グループ出力モードが指定されているジョブの実行を中止する指示がなされると、そのジョブを即時中止することをユーザに確認させ、ユーザが了解した場合にのみ、そのジョブを即時中止するようにできる。これによりユーザが、ジョブを即時中止するつもりでないとき、グループ出力モードが指定されているためにジョブがユーザの意図に反して即時中止されるといった事態の発生を防止できる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
1000…画像形成装置、310…コントローラユニット(制御部)、320…表示部、330…操作部、2010…CPU、510…中止ボタン、512…チェックボックス、500…表示領域

Claims (9)

  1. 部を構成する複数ページを印刷した部単位の用紙束を、指定された部数分、繰り返し生成する第1出力モード、或いは、同一ページを指定された部数分連続して印刷する処理を各ページに対して順次実行する第2出力モードが設定されたジョブを実行する実行手段と、
    前記ジョブ制御手段によるジョブの実行中に、当該ジョブの中止指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記第2出力モードが設定されたジョブの中止指示が前記受け付け手段により受け付けられると、前記ジョブの実行を即時中止するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1出力モードが設定されたジョブの中止指示が前記受け付け手段により受け付けられると、前記ジョブの実行を部間で中止するか、或いは即時中止するかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段を有し、
    前記制御手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせに対するユーザからの指示に応じて、前記ジョブの実行を即時中止するか、部間で中止するか制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2出力モードが設定されたジョブの中止指示が前記受け付け手段により受け付けられると、前記ジョブの実行を中止するかどうかをユーザに確認させる確認手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記受け付け手段は、
    前記ジョブ制御手段により実行されるジョブの一覧を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記ジョブの一覧から中止指示の対象のジョブをユーザに選択させる選択手段と、
    前記選択手段により選択されたジョブの実行の中止を指示する指示手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブは印刷ジョブであり、前記部間で中止は、一つの部の印刷物が生成された時点で前記ジョブの実行を中止するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記ジョブの実行を部間で中止するように制御している場合に、エラーが発生すると当該ジョブを即時中止するように制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置を制御する制御方法であって、
    部を構成する複数ページを印刷した部単位の用紙束を、指定された部数分、繰り返し生成する第1出力モード、或いは、同一ページを指定された部数分連続して印刷する処理を各ページに対して順次実行する第2出力モードが設定されたジョブを実行する実行工程と、
    前記ジョブ制御工程によるジョブの実行中に、当該ジョブの中止指示を受け付ける受け付け工程と、
    前記第2出力モードが設定されたジョブの中止指示が前記受け付け工程で受け付けられると、前記ジョブの実行を即時中止するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記憶した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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