JP2004102377A - 画像処理装置、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ボックス文書のプリント時に、ネットワーク上のプリンタを指定してプリントを行えるようにし、またネットワーク上のプリンタとローカルプリンタを同時動作させることが可能な画像処理装置等を提供する。
【解決手段】通信媒体に接続された画像処理装置において、複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置と、画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させる手段と、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択手段と、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択手段で選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット、イントラネット等の通信媒体に接続された画像処理装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のデジタル複写機においては、スキャナから読み取った画像データ、ホストコンピュータからネットワークを介して受信したPDLデータを展開することによって得られた画像データを、ハードディスクなどの記憶装置に一旦記憶し、その記憶装置から読み出してプリントアウトすることが行われている。画像データを蓄積することができるようになったため、データの一時保管やユーザの都合の良いときにプリントできるようにボックス機能が実現されている。
【0003】
ボックスとは、原稿を読み込んだデータやPDLなどの展開データをファイリングのような感覚で保存しておき、ボックスに記憶されたデータは、必要なときに必要な設定でプリントできるようになっている。
【0004】
一方、インターネットやイントラネットの普及により、デジタル複写機やプリンタ等の画像形成装置も、ネットワーク接続機能を備えたものが広く利用されてきており、これら画像形成装置を用いてネットワーク経由でプリントやスキャンを行うことが可能な画像形成システムが普及してきている。
【0005】
このような画像形成システムでは、ある装置で原稿をスキャンし、指定したネットワーク上のプリンタへスキャン画像を送信してプリントすることでコピー動作を行うリモートコピーや、複数のプリンタへスキャン画像を送信してコピーを行う重連コピーなどの動作が可能になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のボックス機能を有するデジタル複写機においては、ボックスに記憶された文書(以下、ボックス文書と記す)をプリントするときに、ネットワーク上のプリンタを設定することができず、ボックス文書をネットワーク上のプリント可能なプリンタを指定してプリントすることや、ローカルプリンタも含めた複数のプリンタにプリント枚数を分散してプリントする指定ができなかった。
【0007】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、ボックス文書のプリント時にネットワーク上のプリンタを指定してプリントを行えるようにすることで、ボックスプリントの機能性を向上させることができ、また、ネットワーク上のプリンタとローカルプリンタを同時動作させることでボックスプリントの生産性を向上させることが可能な画像処理装置等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置では、通信媒体に接続された画像処理装置において、複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置と、画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させる手段と、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択手段と、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択手段で選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の画像処理装置の制御方法では、複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置を有し、通信媒体に接続された画像処理装置の制御方法において、画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させる行程と、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択行程と、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択行程で選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御行程とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の制御プログラムでは、複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置を有し、通信媒体に接続された画像処理装置の制御方法を実行するための制御プログラムであって、画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させるステップと、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択ステップと、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択ステップで選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
[システムの構成]
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像処理装置を含む画像入出力システムの構成を示すブロック図である。
【0013】
本実施の形態では、画像処理装置として、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びボックス機能を有する画像入出力システムを例に説明する。
【0014】
同図に示すように、画像処理装置100は、リーダ部200と、プリンタ部300と、制御装置110と、操作部150とを備える。リーダ部200は、原稿を給紙するための原稿給紙ユニット250と、原稿給紙ユニット250から給紙された原稿上の画像を読み取るためのスキャナユニット210とを有し、スキャナユニット210により読み取られた画像データは、制御装置110に入力される。
【0015】
プリンタ部300は、給紙ユニット310と、マーキングユニット320と、排紙ユニット330とを有する。給紙ユニット310は、異なるサイズの記録紙をそれぞれ収容する複数のカセットを搭載し、各カセットから記録紙を給紙する。マーキングユニット320は、電子写真方式による画像形成プロセスを有するユニットである。このマーキングユニット320においては、LAN400に接続されたPC(ホストコンピュータ)411,412またはスキャナユニット210から制御装置110を介して入力された画像データに基づき給紙ユニット310から給紙された記録紙上に画像形成を行う。排紙ユニット330は、マーキングユニット320により画像形成された記録紙をソート、ステイプルなどの処理を施して排紙する。
【0016】
制御装置110は、リーダ部200及びプリンタ部300と電気的に接続されるとともに、PC411,412を収容するLAN400及び公衆回線(図示せず)に接続されている。制御装置110は、リーダ部200により原稿の画像データを読み取り、この画像データをプリンタ部300に出力して記録紙上に画像を形成するように制御することによって、コピー機能を実現する。また、リーダ部200で読み取られた画像データをコードデータに変換し、LAN400を介してPC411,412に送信するように制御することによって、スキャナ機能を実現する。加えて、各PC411,412からLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、この画像データをプリンタ部300に出力するように制御することによって、プリンタ機能を実現する。さらに、リーダ部200により原稿の画像データを読み取り、この画像データを後述するFAXボード(図示せず)に出力し、また公衆回線に送出された画像データをFAXボードを介して受信してプリンタ部300に出力することによって、ファクシミリ機能を実現する。
【0017】
また、制御装置110には、ハードディスクドライブ(HDドライブ)160が接続され、このハードディスクドライブ160の記憶領域は、後述するように複数の領域に分割され、各領域には画像データが格納される。制御装置110は、このハードディスクドライブ160のハードディスクを用いてボックス機能を実現する。このボックス機能の詳細については、後述する。
【0018】
操作部150は、制御装置110に対する指示入力などを行うための各種キー及びユーザとのインタフェース画面を表示するための液晶表示パネルを有し、各種キーに操作に応じて対応する信号を発生して制御装置110へ出力する。
【0019】
[リーダ部200及びプリンタ部300のハードウェア構成]
次に、リーダ部200及びプリンタ部300のハードウェア構成について図2を参照しながら説明する。図2は、図1に示した画像処理装置のリーダ部200及びプリンタ部300のハードウェア構成を模式的に示す図である。
【0020】
図2に示すように、リーダ部200とプリンタ部300とは、一体的に構成されている。リーダ部200は、原稿給紙ユニット250を搭載し、原稿給紙ユニット250は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、各原稿の読取動作が終了する毎にその原稿をプラテンガラス211から排出トレイ(図示せず)に排出する。
【0021】
リーダ部200は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると、ランプ212を点灯し、移動ユニット213の移動を開始する。この移動ユニット213の移動によりプラテンガラス211上の原稿に対する読取走査が行われる。この読取走査中、原稿からの反射光は、各ミラー214,215,216及びレンズ217を経てCCDイメージセンサ(以下、CCDという)218に導かれ、原稿上の画像がCCD218の撮像面上に結像される。CCD218は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換し、この電気信号は所定の処理施された後に制御装置110に入力される。
【0022】
プリンタ部300は、レーザドライバ321を有し、レーザドライバ321は、制御装置110から入力された画像データに基づきレーザ発光部322を駆動する。これにより、レーザ発光部322からは画像データに応じたレーザ光が発光され、このレーザ光は走査されながら感光ドラム323上に照射される。感光ドラム323上には、照射されたレーザ光により静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器324から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。レーザ光の照射タイミングに同期して、各カセット311,312から記録紙が搬送路を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙され、感光ドラム323上のトナー像は転写部325により給紙された記録紙上に転写される。
【0023】
トナー像が転写された記録紙は搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)326に送られ、定着ローラ対326は、記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる。この定着ローラ対326を通過した記録紙は、排紙ローラ対327により排紙ユニット330に排紙される。排紙ユニット330は、ソート、ステイプルなどの後処理を施すことが可能なシート処理装置からなる。
【0024】
また、両面記録モードが設定されている場合には、記録紙を排紙ローラ対327まで搬送した後に、排紙ローラ対327の回転方向を逆転させ、フラッパ328によって再給紙搬送路339へ導く。再給紙搬送路339に導かれた記録紙は、上述したタイミングで感光ドラム323と転写部325との間に再給紙され、この記録紙の裏面にトナー像が転写される。
【0025】
[制御装置110の詳細構成]
次に、制御装置110の詳細構成について図3を参照しながら説明する。図3は、図1に示した画像処理装置における制御装置110の構成を示すブロック図である。
【0026】
図3に示すように、制御装置110は、装置全体の制御を行うメインコントローラ111を有し、このメインコントローラ111には、CPU112、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路(図示せず)などが設けられている。また、メインコントローラ111には、ROM114がI/F115を介して、DRAM116がI/F117を介してそれぞれ接続されている。CPU112は、ROM114からI/F115を介して読み込んだプログラムに従い各種処理を行う。例えば、各PC411,412から受信したPDL(ページ記述言語)を解釈し、ラスタイメージデータに展開する展開処理などを行う。CPU112の作業領域は、DRAM116により提供される。このDRAM116には、画像データも格納される。
【0027】
また、メインコントローラ111には、コーデック(Codec)118がI/F120を介して接続され、コーデック118はDRAM116に格納されたラスタイメージデータをMH/MR/MMR/JBIGなどの方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスタイメージデータに伸長する。コーデック118の処理に伴う作業領域は、SRAM119により提供される。コーデック118とDRAM116との間のデータ転送は、DMA方式により行われ、その制御はバスコントローラ113によって行われる。
【0028】
さらに、メインコントローラ111には、ネットワークコントローラ121がI/F123を介して接続され、このネットワークコントローラ121は、イーサネット(登録商標)などのネットワーク機能を有する。ネットワークコントローラ121には、コネクタ122が設けられ、このコネクタ122はLAN400(図1に示す)に接続されている。
【0029】
さらに、メインコントローラ111には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124及びI/O制御部126が汎用高速バス125を介して接続されている。ここで、汎用高速バス125は例えばPCIバスからなる。本実施の形態では、ファクシミリ機能を実現するために、拡張コネクタ124にはFAXボード(図示せず)が接続され、このFAXボードには公衆回線に接続されている。
【0030】
I/O制御部126は、リーダ部200、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための2チャンネルの調歩同期シリアル通信コントローラ127を含み、I/Oバス128を介してスキャナI/F140及びプリンタI/F145と接続されている。
【0031】
また、I/O制御部126には、パネルI/F132が接続され、パネルI/F132は、操作部150とのインタフェースである。このパネルI/F132には、LCDコントローラ131が接続され、LCDコントローラ131は、操作部150に設けられた液晶表示パネルの駆動を行う。また、パネルI/F132は、操作部150のハードキー、ソフトキーの操作に応じて入力されたキー信号を取り込むためのI/F130を含む。
【0032】
さらに、I/O制御部126には、装置内で管理する日時を更新、保存するためのリアルタイムクロックモジュール133及びE−IDEコネクタ161が接続され、このリアルタイムクロックモジュール133はバックアップ用電池134でバックアップされている。E−IDEコネクタ161は、外部記憶装置を接続するためのコネクタであり、このコネクタ161にハードディスク、MOドライブなどの外部記憶装置を接続することによって、この外部記憶装置に画像データを書き込み、また読み出すことができる。本実施の形態では、ハードディスクドライブ(HDドライブ)160が接続され、このHDドライブ160はハードディスク(HD)162を駆動する。
【0033】
スキャナI/F140は、スキャナバス141を介してメインコントローラ111に接続され、また、リーダ部200と接続するコネクタ142が設けられている。スキャナI/F140とコネクタ142とは、同調歩同期シリアルI/F143及びビデオI/F144を介して接続されている。スキャナI/F140は、リーダ部200から受け取った画像に対して最適な二値化処理、変倍処理などを行う処理機能を有し、また、リーダ部200から受け取ったビデオ制御信号に基づき制御信号を生成し、この制御信号をスキャナバス141を介してメインことローラ111に出力する機能を有する。ここで、スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113により制御される。
【0034】
同様に、プリンタI/F145は、プリンタバス146を介してメインコントローラ111に接続され、また、プリンタ部300と接続するコネクタ147が設けられている。プリンタI/F145とコネクタ147とは、同調歩同期シリアルI/F148及びビデオI/F149を介して接続されている。プリンタI/F145は、メインコントローラ111から出力された画像データにスムージング処理を施してプリンタ部300へ出力する機能を有し、また、プリンタ部300から受け取ったビデオ制御信号に基づき制御信号を生成し、この制御信号をプリンタバス146を介してメインことローラ111に出力する機能を有する。DRAM116上で展開されたラスタイメージデータのプリンタ部300への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由してプリンタ部300へ転送される。
【0035】
[ハードディスク162の論理的な使用方法]
次に、ハードディスク162の論理的な使用方法について図4を参照しながら説明する。図4は、図1に示した画像処理装置のハードディスク162の記憶領域を複数の領域に論理的に分けた状態を模式的に示す図である。
【0036】
図4に示すように、ハードディスク162の記憶領域は、テンポラリ領域401とボックス領域402とに論理的に分けられる。テンポラリ領域401は、画像データの出力順序を変えたり、複数部数出力において1回のスキャンで出力を可能にするために、PDLの展開データやスキャナユニット210からの画像データを一時的に記憶する領域である。ボックス領域402は、ボックス機能に使用される領域であり、予め決められている数の領域に分割されている。本実施の形態では、ボックス領域402が各領域403〜407に分割されているものとする。
【0037】
各領域403〜407は、各ユーザや部署毎に割り当てられ、各領域403〜407には対応するボックス番号、ボックス名、パスワードのそれぞれが割り付けられている。ユーザは、ボックス番号を指定することによってこのボックス番号に対応する領域にアクセスすることができ、パスワードの入力によって、対応する領域の画像データを読み出し、プリントアウトや送信することが可能になる。
【0038】
このように、ユーザによりハードディスク162のボックス領域402内の領域を指定し、この指定された領域に画像データを格納し、ユーザの操作によりこの画像データを任意のタイミングで読み出してプリントアウト、ファクシミリ送信などを行うことができる機能をボックス機能という。
【0039】
ボックス機能は、具体的には、ボックス登録、ボックスプリント、ボックス送信の三つの機能に分けられている。ボックス登録は、PC411,412またはリーダ部200からボックス領域402内の対応する領域を指定し、この指定された領域に画像データ(PDLの展開データやスキャナユニット210により読み取られた画像データ)を格納する機能である。ボックスプリントは、ボックス領域402内の領域を指定し、この指定された領域から画像データ(PDLの展開データやスキャナユニット210により読み取られた画像データ)を読み出してプリンタ部300に転送し、プリントアウトする機能である。ボックス送信は、ボックス領域402内の領域を指定し、この指定された領域から画像データ(PDLの展開データやスキャナユニット210により読み取られた画像データ)を読み出してLAN400を介してPC411,412への送信、また公衆回線を介してファクシミリ送信、インタネットファクシミリ送信、E−mail添付送信、リモートコピー送信などを行う機能である。
【0040】
[ボックス機能のボックス登録]
次に、ボックス機能のボックス登録について図5を参照しながら説明する。図5は、図1に示した画像処理装置におけるボックス登録の手順を示すフローチャートである。ここでは、PC411から送信されたPDLデータをハードディスク162のボックス領域内の指定された領域に格納する場合について説明する。
【0041】
図5に示すように、ボックス登録では、まずステップS501においてPC411上でユーザによりプリント設定を行う。このプリント設定においては、部数、用紙サイズ、拡大縮小率、片面/両面、ページ出力順序、ソート出力、ステイプル処理の有無などが設定される。続いてステップS502に進み、PC411上でボックス番号(BOX番号)を入力してハードディスク162のボックス領域402内の領域を指定する。例えば、ユーザによりボックス番号「1」が入力されると、このボックス番号「1」に対応する領域として、ボックス領域402内の領域403が指定されることになる。
【0042】
そして、ステップS503に進み、PDLデータを画像処理装置100の制御装置110へLAN400を介して転送する。ここでは、具体的には、PC411上で印刷指示が与えられると、この印刷指示に応じてPC411上にインストールされているプリンタドライバが印刷対象となるコードデータをPDL(ページ記述言語)データに変換する。このPDLデータは上記ステップS501で設定されたプリント設定パラメータとともに、制御装置110へ転送される。
【0043】
次いで、ステップS504に進み、制御装置110により転送されたPDLデータを画像データに展開(ラスタライズ)し、続くステップS505で、展開された画像データをハードディスク162のボックス領域402内の指定された領域に格納する。例えば、ボックス番号「1」によりボックス領域402内の領域403が指定されているときには、領域403に画像データが格納される。ボックス番号「2」によりボックス領域402内の領域404が指定されているときには、領域404に画像データが格納される。
【0044】
上記手順は、PC411から送信されたPDLデータをハードディスク162のボックス領域内の指定された領域に格納する場合の手順であるが、リーダ部200で読み取られた画像をハードディスク162のボックス領域内の指定された領域に格納する場合にも同様の手順で行われる。この場合、上記ステップS501のプリント設定の代わりに画像処理などのスキャン設定を行い、上記ステップS502と同様にボックス番号を指定した後に、操作部150からスキャンスタートの指示を出すことによって、リーダ部200で読み取られた画像データをボックス領域402内の指定された領域に格納することができる。
【0045】
また、LAN400上の他の機器からリモート配信された画像を登録する場合も同様に、ボックス番号を指定することによってボックス領域402内の対応する領域に格納することができる。
【0046】
[ボックス機能のボックスプリント]
次に、ボックス機能のボックスプリントについて図6〜図10を参照しながら説明する。図6は図1に示した画像処理装置のボックスプリント及びネットワーク上のプリンタにボックスプリントする手順を示すフローチャート、図7は図1に示した画像処理装置のボックスプリントを行う場合の操作部150に表示されるボックス領域選択画面の一例を示す図、図8は図1に示した画像処理装置のボックスプリントを行う場合の操作部150に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図、図9は図1に示した画像処理装置のボックスプリントを行う場合の操作部150に表示されるドキュメント選択画面の一例を示す図、図10はプリンタを一つ選択してボックスプリントを行う場合の操作部150に表示される一例を示す図、図10はプリンタを複数選択してボックスプリントを行う場合の操作部150に表示される一例を示す図である。
【0047】
図6に示すように、ボックスプリントを行う場合、まずステップS601において、画像データが記憶されているハードディスク162のボックス領域402内の領域にアクセスするために、操作部150からボックス番号を指定する。例えば、このボックス番号の指定するための操作においては、まず操作部150のボックスキーが押下される。このボックスキーの押下に伴い操作部150のタッチパネル上には、図7に示すボックス領域選択画面が表示される。このボックス領域選択画面には、ハードディスク162のボックス領域406内の各領域403〜407に対する情報701と、画面を上下方向へスクロールさせるための上下カーソルキー702,703と、本画面を閉じ、標準画面(初期画面)に戻すためのキー704と、現在動作しているプリント状況を見るためのプリント状況キー705とが表示される。
【0048】
ここで、各領域403〜407に対する情報701は、各領域403〜407に付されているボックス番号を示すボックスナンバーキー、ボックス名、格納されているドキュメント数を含む。例えば、ユーザがボックス番号を「1」を入力する場合には、「1」のボックスナンバーキーを押下することによって、「1」のボックス番号を入力することができる。
【0049】
上記ボックス領域選択画面でボックス領域402内の領域を指定するためのボックス番号が入力されると、図8に示すパスワード入力画面が表示される。このパスワード入力画面には、パスワード入力欄(図中の****部分)と、パスワードの入力を取りやめるための取消キー801と、入力したパスワードを確定するためのOKキー802とが表示される。取消キー801が押下されると、上記図7に示すボックス領域選択画面に戻る。
【0050】
このパスワード入力画面上でのパスワードの入力は、操作部150のテンキーの操作により行われ、このテンキーの操作により入力されたパスワードは図8に示すように、他人に見られても認識されないように「****」で表示される。このパスワードの入力が終了すると、OKボタン802が押下され、これにより入力されたパスワードが操作部150から制御装置110に送出される。制御装置110では、入力されたパスワードの正誤判定を行う。ここで、パスワードが誤っているときには、パスワード誤入力表示を行い、上記パスワード入力画面上に戻る。
【0051】
入力されたパスワードが正しいときには、ステップS602に進み、操作部150のタッチパネルに例えば図9に示すドキュメント選択画面を表示し、指定されたボックス番号に対応する領域内の文書を指定する。このドキュメント選択画面は、ボックス番号2の領域内の文書を選択するための画面であり、この画面においては、指定された領域内の各文書に対する情報901と、情報901を上下方向へスクロールさせるための上下カーソルキー902,903と、本画面で選択されたファイルをプリントアウトするボックスプリントを設定するためのプリンリントキー904と、選択された文書をプリントアウトまたは送信せずに消去するための消去キー905と、本画面を閉じ、図7に示す画面に戻すためのキー906と、本画面で選択されたファイルを送信するボックス送信を設定するための送信キー907とが表示される。
【0052】
指定された領域内の各文書に対する情報901には、各文書毎の記憶された日時、ファイル名が含まれている。ここで、ユーザが選択する文書(日時、文書名)の表示領域を押下すると、その文書が反転表示され、この反転表示によりその文書が選択されていることを表わしている。この文書の選択は、他の文書(日時、文書名)の表示領域を押下することによって行うことが可能である。また、選択された文書をプリントアウトまたは送信せずに消去する際には、消去キー905が押下される。
【0053】
このドキュメント選択画面上で文書が選択されると、この選択された文書をプリントアウト(ボックスプリント)するか送信(ボックス送信)するか、またはプリントアウトまたは送信せずに消去するかの選択が行われる。ボックスプリントを選択する場合には、プリンリントキー904が押下され、ボックス送信を選択する場合には、送信キー907が押下される。ここで、送信キー907が押下されると、ボックス送信の送信モードを設定す画面(図示せず)に移行し、この画面上で、PC411,412への送信、ファクシミリ送信、インタネットファクシミリ送信、E−mail添付送信、などの送信モードが選択され、選択された送信モードに必要な設定が行われる。選択されたファイルをプリントアウトまたは送信せずに消去するときには、消去キー905が押下され、この選択文書が消去される。
【0054】
プリントが選択されると、ステップS603に進み、プリンタを一つ選択しリモートプリントを行うか、プリンタを複数選択して重連プリントを行うかを選択させる。図10内のボタンキーにより、リモートプリントか重連プリントかを行うかを選択できる。プリンタの名称情報を取得することができ、図10の場合、iR5000−6000iはローカル機、iR5000−6000i−2,iR7500−8500はネットワーク上に接続されているプリンタを表わしている。
【0055】
次にステップS604に進み、プリンタを選択させる。図10内のプリンタアイコン及び名称が表示されているラインを触ることによりプリンタを一つ選択することができ、図10では、ネットワーク上に接続されているiR7500−8500という名称がついたプリンタを選択したことを表わしている。次にステップS605に進み、選択したプリンタの能力情報を取得する。能力情報は、選択したプリンタに対して能力取得コマンドを発行することで取得できる。能力としては、両面プリント可否、ステイプル可否、パンチ等のフィニシング可否、エンジン速度情報等が含まれる。次にステップS606に進み、取得した能力情報から選択できる機能を表示させる。例えば、選択したプリンタがステイプルできない場合は、ステイプル設定画面は表示させない。また、ボックスに記憶したときに、ステイプル指定で記憶されていた場合は、ステイプル設定の解除を行う。次にステップS607に進み、ボックス領域402内の指定された領域から選択されたファイルを読み出して、再設定されたモードで、選択されたプリンタに送信して、プリントの指示を行う。
【0056】
次にステップS603で重連プリントを行うと選択されたときは、ステップS608に進み複数のプリンタを選択させる。図11内のプリンタアイコン及び名称が表示されているラインを触ることによりプリンタの選択と解除を行うことができ、選択されたプリンタには、チェック印が表示される。図11では、iR5000i−6000iという名称がついてローカル機と、iR5000i−6000i−2と名称がついたネットワーク上のプリンタが選択されていることを表わしている。
【0057】
次にステップS609に進み、選択したネットワーク上のプリンタの能力情報を取得する。さらにステップS610に進み、取得したネットワーク上のプリンタ能力情報とローカルプリンタの能力情報を比較し、選択されたプリンタに共通な機能だけを表示させる。例えば、iR5000i−6000iにパンチ機能、ステイプルがあり、iR5000i−6000i−2にステイプル機能はあるがパンチ機能がない場合、ステイプル機能だけが表示され設定できることができる。次にステップS611に進み、プリントする部数を設定する。選択されたプリンタが二つなので、この場合、部数が2以上なら、部数を1部ずつ分配して設定する。部数が幾つ以上なら分配するかは、部数2に限定するものではない。プリント開始が指示されると、次にステップS612、ステップS613に進み、ステップS612では、ボックス領域402内の指定された領域から選択されたファイルを読み出してプリンタ部300に転送し、再設定されたモードと分配された部数でプリントアウトする。ステップS613では、ボックス領域402内の指定された領域から選択されたファイルを読み出して、再設定されたモードと分配された部数で、選択されたプリンタに送信して、プリントの指示を行う。
【0058】
このように本実施形態の画像処理装置によれば、ボックス文書のプリント時ににおいて、ネットワーク上のプリンタを指定してプリントを行うことができ、さらにネットワーク上のプリンタとローカルプリンタを同時に使用してプリントを行うことが可能になる。
【0059】
なお、上述した図5及び図6のフローチャートに従ったプログラムを制御装置110内のROM114に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
【0060】
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0061】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の画像処理装置によれば、ボックス記憶領域に格納されている画像データの画像出力処理、例えばプリント処理(ボックスプリント)を行うに際し、通信媒体上の画像出力装置を指定してプリント処理を行えるようになり、ボックスプリントの機能性を向上させることができる。また、通信媒体上の画像出力装置とローカルな画像出力装置を同時動作させることで、ボックスプリントの生産性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像処理装置を含む画像入出力システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像処理装置のリーダ部200及びプリンタ部300のハードウェア構成を模式的に示す図である。
【図3】図1に示した画像処理装置における制御装置110の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した画像処理装置のハードディスク162の記憶領域を複数の領域に論理的に分けた状態を模式的に示す図である。
【図5】図1に示した画像処理装置におけるボックス登録の手順を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した画像処理装置のボックスプリント及びネットワーク上のプリンタにボックスプリントする手順を示すフローチャートである。
【図7】図1に示した画像処理装置のボックスプリントを行う場合の操作部150に表示されるボックス領域選択画面の一例を示す図である。
【図8】図1に示した画像処理装置のボックスプリントを行う場合の操作部150に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。
【図9】図1に示した画像処理装置のボックスプリントを行う場合の操作部150に表示されるドキュメント選択画面の一例を示す図である。
【図10】プリンタを複数選択してボックスプリントを行う場合の操作部150に表示される一例を示す図である。
【図11】図1に示した画像処理装置のボックスプリントで使用する画像出力装置を複数選択する場合の操作部150に表示される画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置
110 制御装置
150 操作部
160 HDドライブ
200 リーダ部
300 プリンタ部
402 ボックス領域

Claims (15)

  1. 通信媒体に接続された画像処理装置において、
    複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置と、
    画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させる手段と、
    前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択手段と、
    前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択手段で選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記装置選択手段は、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置の一覧を表示して、その一覧の中から一つだけ画像出力装置を選択可能にする手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記装置選択手段で選択された画像出力装置の性能に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記性能に関する情報に基づいて設定可能なモードを表示して選択可能にするモード選択手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記モード選択手段の選択結果であるモードで、前記選択した画像出力装置を使用して画像形成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記装置選択手段は、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置の一覧を表示して、その一覧の中から複数の画像出力装置を選択可能にする手段で構成し、
    画像出力する枚数または部数を設定する置数入力手段を設け、
    前記制御手段は、
    前記置数入力手段で設定された画像出力の部数が所定部数よりも大きい場合に、前記装置選択手段で選択した複数の画像出力装置を使用して、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データの画像形成を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記装置選択手段によって選択された複数の画像出力装置の性能に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した性能に関する情報に基づいて、各画像出力装置で共通な機能を表示して設定可能にする機能設定手段とを設け、
    前記制御手段は、
    前記機能設定手段で設定した機能を用い、前記選択した複数の画像出力装置を使用して、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データの画像形成を行うことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置を有し、通信媒体に接続された画像処理装置の制御方法において、
    画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させる行程と、
    前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択行程と、
    前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択行程で選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御行程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 前記装置選択行程は、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置の一覧を表示して、その一覧の中から一つだけ画像出力装置を選択可能にする行程であることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置の制御方法。
  8. 前記装置選択行程で選択された画像出力装置の性能に関する情報を取得する取得行程と、前記取得行程で取得した前記性能に関する情報に基づいて設定可能なモードを表示して選択可能にするモード選択行程とを有し、
    前記制御行程は、
    前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記モード選択行程の選択結果であるモードで、前記選択した画像出力装置を使用して画像形成することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置の制御方法。
  9. 前記装置選択行程は、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置の一覧を表示して、その一覧の中から複数の画像出力装置を選択可能にする行程であり、さらに、画像出力する枚数または部数を設定する置数入力行程を有し、
    前記制御行程は、
    前記置数入力行程で設定された画像出力の部数が所定部数よりも大きい場合に、前記装置選択行程で選択した複数の画像出力装置を使用して、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データの画像形成を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 前記装置選択行程によって選択された複数の画像出力装置の性能に関する情報を取得する取得行程と、前記取得行程で取得した性能に関する情報に基づいて、各画像出力装置で共通な機能を表示して設定可能にする機能設定行程とを有し、
    前記制御行程は、
    前記機能設定行程で設定した機能を用い、前記選択した複数の画像出力装置を使用して、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データの画像形成を行うことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置の制御方法。
  11. 複数のボックス記憶領域に分割された記憶装置を有し、通信媒体に接続された画像処理装置の制御方法を実行するための制御プログラムであって、
    画像データを前記ボックス記憶領域に記憶させるステップと、
    前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置を選択する装置選択ステップと、
    前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記装置選択ステップで選択した画像出力装置へ送信して画像形成するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
  12. 前記装置選択ステップは、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置の一覧を表示して、その一覧の中から一つだけ画像出力装置を選択可能にする内容であることを特徴とする請求項11記載の制御プログラム。
  13. 前記装置選択ステップで選択された画像出力装置の性能に関する情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記性能に関する情報に基づいて設定可能なモードを表示して選択可能にするモード選択ステップとを有し、
    前記制御ステップは、
    前記ボックス記憶領域から読み出した画像データを、前記モード選択ステップの選択結果であるモードで、前記選択した画像出力装置を使用して画像形成する内容であることを特徴とする請求項12記載の制御プログラム。
  14. 前記装置選択ステップは、前記通信媒体を介して接続されている画像出力可能な画像出力装置の一覧を表示して、その一覧の中から複数の画像出力装置を選択可能にする内容であり、さらに、画像出力する枚数または部数を設定する置数入力ステップを有し、
    前記制御ステップは、
    前記置数入力ステップで設定された画像出力の部数が所定部数よりも大きい場合に、前記装置選択ステップで選択した複数の画像出力装置を使用して、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データの画像形成を行う内容であることを特徴とする請求項11記載の制御プログラム。
  15. 前記装置選択ステップによって選択された複数の画像出力装置の性能に関する情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した性能に関する情報に基づいて、各画像出力装置で共通な機能を表示して設定可能にする機能設定ステップとを有し、
    前記制御ステップは、
    前記機能設定ステップで設定した機能を用い、前記選択した複数の画像出力装置を使用して、前記ボックス記憶領域から読み出した画像データの画像形成を行う内容であることを特徴とする請求項14記載の制御プログラム。
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