JP2017094601A - 画像形成装置、制御装置、及びその制御方法とプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御装置、及びその制御方法とプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】グループコレートでは、1部の用紙の枚数が確定した後に、その枚数が後処理可能な枚数を超過しているか判定すると、後処理されない用紙が無駄に印刷されてしまう可能性があり、また印刷の開始が遅くなる。【解決手段】後処理装置を接続した画像形成装置であって、ジョブを実行する際に、印刷する部数を設定し、ジョブに含まれる印刷対象のページの同一のページの画像データを、設定された部数分、繰り返し印刷して出力した用紙束を、前記印刷対象のページの数分出力する第1モードを設定する。そして、そのジョブに対して、後処理装置による後処理と第1モードとが設定されている場合に、設定された部数が、後処理における用紙の制限枚数を超過しているかどうかを判定し、その設定された部数が後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると、そのジョブの実行を制限する。【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置、制御装置、及びその制御方法とプログラムに関するものである。
一般的に、プリンタやデジタル複合機のような画像形成装置には、画像を印刷した複数枚の用紙をまとめて、例えば綴じや折りなどの後処理を行う後処理機能を有するものがある。この後処理機能を実行する際、まとめて後処理できる用紙の枚数に限度があるため、印刷された用紙の枚数が、その限度を超えた場合は後処理を実施しないか、或いは途中で印刷を中止する等の対策が取られていた(特許文献1参照)。
特開2005−17692号公報
画像形成装置には、印刷したページの出力順を指定するソートモードと、前述した後処理を設定する後処理モードが設けられており、これらソートモードと後処理モードとを組み合わせて、印刷済の用紙に後処理を実行することができる。ページ順に順次印刷して出力するソートモード(以後、コレート)では、1部当たりの用紙の枚数は、例えばコピーの場合は原稿の枚数に対応するため、原稿の枚数が確定すると1部の用紙の枚数が後処理を実行できる制限枚数を超過するか否か判定できる。特許文献1には、後処理の対象となる用紙の枚数が確定した後、後処理可能な枚数を超過したと判定した場合の解決手法が提案されている。
これに対して同一のページを、指定された部数分繰り返して印刷するソートモード(以後、グループコレート)では、同一のページが、指定された部数が印刷される度に、その用紙束に対して後処理が実行される。即ち、グループコレートでは、1部当たりの用紙の枚数が確定しなくとも、指定された部数に基づいて、後処理の対象となる用紙の枚数が後処理可能な枚数を超過しているか判定できる。従って、特許文献1のように、1部の用紙の枚数が確定した後に、その枚数が後処理可能な枚数を超過しているか判定すると、後処理されない用紙が無駄に印刷されてしまう可能性があり、また印刷の開始が遅くなってしまうという課題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。
本発明の特徴は、グループコレートで後処理が指定されたジョブで、無駄な印刷済の用紙を出力しないようにする技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
後処理装置を接続した画像形成装置であって、
ジョブを実行する際に、印刷する部数を設定する第1設定手段と、
前記ジョブに含まれる印刷対象のページの同一のページの画像データを前記第1設定手段により設定された部数分、繰り返し印刷して出力した用紙束を、前記印刷対象のページの数分出力する第1モードを設定する第2設定手段と、
前記ジョブに対して、前記後処理装置による後処理と前記第1モードとが設定されている場合に、前記第1設定手段により設定された部数が、前記後処理における用紙の制限枚数を超過しているかどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段が、前記設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると、前記ジョブの実行を制限するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、グループコレートで後処理が指定されたジョブで、無駄な印刷済の用紙を出力しないようにできる。また、そのジョブで、後処理の対象として、後処理を実行できない用紙が出力されるのを防止できる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の各機構部の構成を示す断面図。 実施形態1に係る画像形成装置にオプションとして後処理装置を接続した構成例を示す図。 実施形態1に係る後処理装置を接続した画像形成装置を含むシステム構成の一例を示す図。 実施形態1に係る画像形成装置のCPUにより実行される機能構成と外部ホスト装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る画像形成装置の表示部に表示される画面の一例を示す図。 実施形態1に係る画像形成装置によるコピー処理を説明するフローチャート。 図6のS605でコピージョブを中止したときに、画像形成装置の表示部に表示される画面例を示す図。 実施形態1に係る外部ホスト装置のプリンタドライバが表示部に表示するプリントジョブの設定画面の一例を示す図。 実施形態1に係る外部ホスト装置が画像形成装置に印刷ジョブを送信するときの処理を説明するフローチャート。 図9のS905で印刷ジョブの送信を中止したときに外部ホスト装置の表示部に表示される画面の一例を示す図。 本発明の実施形態2に係る画像形成装置によるコピージョブ及び印刷ジョブの処理を説明するフローチャート。 実施形態3に係る画像形成装置によるコピー処理を説明するフローチャート。 図12のS1205で部数を変更したときに画像形成装置の表示部に表示される画面の一例を示す図。 実施形態3に係る外部ホスト装置が画像形成装置に印刷ジョブを送信する処理を説明するフローチャート。 図14のS1405で部数を変更したときに外部ホスト装置の表示部に表示される画面の一例を示す図。 実施形態4に係る画像形成装置によるコピー処理を説明するフローチャート。 実施形態4における、画像形成装置の表示部に表示されるコピージョブの設定画面の一例である。 実施形態4に係る外部ホスト装置が画像形成装置に印刷ジョブを送信する処理を説明するフローチャート。 図18のS1805で部数を変更したときに外部ホスト装置の表示部に表示される画面の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置の各機構部の構成を示す断面図である。
スキャナ部100の原稿給送トレイ101に積載される原稿を読み取る場合、光学ユニット105を所定位置に固定してランプ104を点灯する。この状態で、原稿給送トレイ101上の原稿を1枚ずつ給送することで、光学ユニット105に対して原稿を相対的に移動させながら原稿を露光する。この時、センサ115によりトレイ101上に原稿が積載されていることを検知し、原稿給送トレイ101の原稿をピックアップローラ111を回転させて引き込む。その後、第一搬送ローラ112及び第二搬送ローラ113を介して原稿を搬送して光学ユニット105上を通過させて排出トレイ103に排出する。原稿の両面を読み取る場合は、光学ユニット105上を通過させた原稿を反転ローラ114によってスイッチバックさせることによって読み取り原稿面の表裏を反転させる。その後、再度、第二搬送ローラ113により、その反転された原稿を搬送して光学ユニット105上を通過させることで原稿の裏面を露光する。その後、更に、もう一度反転ローラ114によって、その原稿をスイッチバックさせて排出トレイ103に原稿を排出することにより、原稿の片面を読み取った時と同じように、最初に読み取った原稿面を下にして排出トレイ103に排出する。これに対してプラテンガラス102上に載置された原稿を読み取る場合、ランプ104を点灯し、そして光学ユニット105を、図の右方向に移動させて、原稿を露光走査する。
露光された原稿からの反射光は、ミラー106,107,108及びレンズ109を介してCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ110へ導かれる。こうして、走査された原稿の画像は、CCDイメージセンサ110によって読み取られる。CCDイメージセンサ110から出力される画像データは、所定の処理が施された後、コントローラユニット300(図3)へ送られる。
次にプリンタ部200の構成とその動作を説明する。プリンタ部200のレーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動するものであり、コントローラユニット300から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201から発光させる。このレーザ光は感光ドラム202を照射し、感光ドラム202の表面にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム202に形成された静電潜像の部分に現像器203によって現像剤(トナー)が付着される。
またプリンタ部200は、それぞれ引き出し上の形状をした給紙カセット204〜20207、及び、機外に露出しているトレイ状の手差し給紙段208を備えている。手差し給紙段208を除き、ユーザは給紙カセットを引き出し、その給紙カセットに用紙を補給し、その給紙カセットを機内に収容することによって用紙の補給を行う。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙カセット204〜207及び手差し給紙段208のいずれかから用紙を給紙し、その用紙を搬送路210を介して搬送する。こうして搬送された用紙は、転写ローラ209と感光ドラム202とに挟持され、感光ドラム202に付着していた現像剤が用紙に転写される。こうして現像剤が載った用紙は搬送ベルト211によって定着部212に搬送され、定着部212の熱と圧力により現像剤が用紙に定着される。こうして定着部212を通過した用紙は搬送路213,214を通って排紙トレイ220に排出される。また印刷面を反転して排紙トレイ220に排出する場合は、定着部212を通過した用紙は、搬送路215を通ってローラ216まで導かれる。その後、ローラ216の回転を逆転させて用紙を搬送路217の方向に搬送し搬送路214を通過して排紙トレイ220に排出する。また両面印刷が設定されている場合は、定着部212を通過した第1面に画像が形成された用紙は、搬送路215からフラッパ218によって搬送路220に導かれる。その後、その用紙は逆方向に搬送され、フラッパ218によってローラ216、再給紙搬送路219へ導かれる。再給紙搬送路219へ導かれた用紙は、上述したタイミングで搬送路210を通り、転写ローラ209により、その第2面に画像が転写される。こうして第2面に現像剤が載った用紙は、再び定着部212を通過し、搬送路214を通って排出トレイ220へ排出されて積載される。
図2は、実施形態1に係る画像形成装置にオプションとして後処理装置を接続した構成例を示す図である。
図2において、スキャナ部100及びプリンタ部200は図1と同じであり、ここでは排出ビン220を取り除いて、後処理装置301が接続されている。ここでは画像形成装置の搬送路214から後処理装置301に対して印刷済の用紙が排出される。そして後処理装置301は、その排出された複数枚の用紙を積載し、その用紙束に対して、画像形成装置から指定された後処理の設定に従って、例えば綴じや、折りなどの後処理を施す。
図3は、実施形態1に係る後処理装置を接続した画像形成装置を含むシステム構成の一例を示す図である。
このシステムは、上述した画像形成装置と外部ホスト装置380とがインターネット或いはイントラネットであるLAN/WAN(Local Area Network/Wide Area Network)370を介して接続されている。外部ホスト装置380は、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションであり、画像形成装置に対して印刷ジョブの投入や画像形成装置から装置情報の取得を行う。
画像形成装置は、コントローラユニット(制御部)310、表示部320、操作部330、スキャナ部100、プリンタ部200、後処理装置301を有している。表示部320は、LED(Light Emitting Diode)や表示パネルを備え、オペレータの操作内容や装置の内部状態を表示する。操作部330は、オペレータの操作を受け付ける。操作部330は、複数の操作ボタンを備えるだけでなく表示部320と一体化されてタッチパネルとして機能しても良い。
コントローラユニット300は、CPU310、ASIC311、ROM312、RAM313、HDD314、デバイス制御I/F316、表示I/F317、操作I/F318、ネットワークI/F319を有している。CPU310は、画像形成装置の動作を制御しており、各I/F、専用チップなどを介して、コントローラユニット300に接続されるデバイスの動作を制御する。ASIC311は特定用途向けのLSIであり、CPU310とは別に画像処理などの特定の処理を担う。ROM312は不揮発性メモリ、RAM313は揮発性メモリ、HDD(ハードディスクドライブ)314は磁気ディスク等の記憶媒体である。CPU310は、ROM312に記憶されているブートプログラムを実行してHDD314に格納されているOSや各種プログラムを読出してRAM313に展開し、その展開したプログラム実行することにより、画像形成装置の動作を制御している。またRAM313は、CPU310がプログラムが実行する際のワークメモリを提供し、印刷ジョブや印刷対象の画像データ等を記憶する。またHDD314にも、印刷ジョブや印刷対象の画像データ等が記憶される。尚、CPU310、ASIC311、ROM312、RAM313及びHDD314は、図3ではそれぞれ1つしか存在しないが、それぞれ複数で構成される場合もあり、それらの構成及び接続形態は本実施形態に限らない。
デバイス制御I/F316は、コントローラユニット300に接続されるデバイス(プリンタ部200、スキャナ部100、後処理装置301)との入出力を制御し、デバイスの制御指示やデバイスの状態通知等の通信を行う。デバイス制御I/F316は複数デバイスが接続可能なバス構造として実現されるだけでなく、複数のI/Fに分割されて、接続されるデバイスと1対1でI/Fが備えられる場合もある。表示I/F317は、表示部320への出力を司る。操作I/F318は操作部330からの入力を司る。また画像形成装置は、外部I/FとしてネットワークI/F319を有している。画像形成装置は、ネットワークI/F319から通信媒体371を介してLAN/WAN370に接続されており、ネットワークI/F319はネットワーク上の外部装置380との間のデータの送受信を司る。
図4は、実施形態1に係る画像形成装置のCPU310により実行される機能構成と外部ホスト装置380のハードウェア構成を説明するブロック図である。この画像形成装置の機能ブロック図で示す機能は、CPU310がHDD314に記憶されているプログラムをRAM313に展開して実行することにより実現される。尚、図4で、図3と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
ここでは機能として、ジョブ制御部400、画像処理部401、プリンタ制御部402、スキャナ制御部403、後処理部404、表示制御部407、オペレータ操作解釈部408、ネットワークプロトコル処理部409を含んでいる。表示制御部407は、ジョブ制御部400から、ジョブや装置の状態などの情報を受け取り、その情報を表示部320の画面に反映させるためのコマンドを表示I/F317に送信する。オペレータ操作解釈部408は、ユーザが操作部330で行った操作を操作I/F318から受け取り、その操作に応じて、ジョブ制御部400に対してジョブの開始、中断、再開、終了等の様々な指示を行う。ネットワークプロトコル処理部409は、TCP/IPを含む標準ネットワークプロトコルの処理を行うことで、ネットワークI/F319を介したネットワークとのデータ送受信を実現する。画像処理部401は、スキャナ部100が原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、また、画像データが外部ホスト装置380から受信したPDL(ページ記述言語)データの場合は、そのPDLデータを展開して画像データを生成する。そして画像処理部401は、ASIC311に対するデータ送受信のタイミングやパラメータ設定を制御することで、画像の圧縮伸張や回転などの画像処理を行う。プリンタ制御部402は、デバイス制御I/F316を介して給紙コマンドなどの印刷制御命令をやりとりして、プリンタ部200を制御し、画像データに基づいて用紙に画像を印刷する。後処理部404は、デバイス制御I/F316を介して、印刷された用紙に対して後処理装置301による後処理を行わせる。また後処理部404は、後処理装置301が有する後処理の能力(ステイプルの制限枚数や折りの制限枚数など)や状態を管理する。スキャナ制御部403は、デバイス制御I/F316を介してスキャナ部100を制御する。ジョブ制御部400は、操作I/F318やネットワークI/F319から受信したデータをジョブとして受け取り、それぞれのジョブの内容に応じて各デバイスの動作を統括して制御してジョブを実行する。例えば、コピージョブでは、スキャナ制御部403、画像処理部401、プリンタ制御部402を制御してコピー動作を実現するとともに、表示制御部407によりジョブの実行状況等の表示を行わせる。
次に外部ホスト装置380のハードウェア構成を説明する。この構成は一般的なパーソナルコンピュータ(PC)等の構成と同様であっても良い。
CPU440は、ROM441に記憶されているブートプログラムを実行して、HDD443にインストールされているOSやプログラムなどをRAM442に展開し、それを実行することにより、この外部ホスト装置380の動作を制御する。操作部444は、キーボードやポインティングデバイス等を含み、ユーザの操作を受付ける。表示部445は、後述する設定画面やメッセージなどを表示して、ユーザとのインタフェースを司る。表示部445にタッチパネル機能を持たせることにより、操作部444と表示部とを一体化しても良い。
図5は、実施形態1に係る画像形成装置の表示部320に表示される画面の一例を示す図である。ここでは表示部320は、前述したようにタッチパネル機能を有しているものとする。
図5(A)は、コピージョブの設定を行うためのトップ画面の一例を示し、表示領域500は、コピーする部数を表示している。仕上げボタン510は、印刷済の用紙に対して後処理(仕上げ)を実行するように指示するボタンである。両面ボタン520は、両面印刷を指示するボタンである。図5(A)では、仕上げボタン510が選択されて、印刷済の用紙に対して後処理(仕上げ)が指示され、かつ部数が「555」に設定されている例を示している。
図5(B)は、図5(A)でユーザが仕上げボタン510を押下したときに表示される画面例を示す。
ソートボタン511、グループボタン512、シフトボタン513、ステイプルボタン514、折りボタン515などを備える。ソートボタン511は、各ページを順次印刷した用紙の束を、指定された部数分、繰り返し印刷するソートモード(コレート)を設定するためのボタンである。従って、この場合は、各部の用紙は、1ページから最終ページまでの用紙で構成される。グループボタン512は、同一ページを、指定された部数分、繰り返し印刷した用紙束を、そのページ数分出力するソートモード(グループコレート)を設定するためのボタンである。従って、この場合は、各部の用紙の構成は、1ページのみ、2ページのみ、以下同様に、最終ページのみの用紙となる。また図5(B)では、グループボタン512とステイプルボタン514が押下されて、グループコレートと、ステイプルが指定されている例を示している。シフトボタン513は、用紙束を、部ごとにシフトして排紙することにより、部の区分けを行うように指示するボタンである。ステイプルボタン514は、用紙束を綴じる(ステイプルする)ように指示するボタンである。折りボタン515は、用紙に折り処理を行うように指示するボタンである。CPU310は、図5(B)の画面でOKボタンが押下されると、これら画面を介して設定された部数、ソートモード、後処理の種類を示す情報をRAM313に保存する。そして、ユーザが操作部330のスタートキー(不図示)を押下してコピージョブの開始を指示すると、RAM313に記憶されているその情報に従って、その指示されたコピージョブを実行する。尚、表示領域530は、後述するように、ユーザに対するメッセージを表示するエリアで、ユーザに各種状況を通知するのに使用される。
図6は、実施形態1に係る画像形成装置によるコピー処理を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU310がRAM313に展開したプログラムを実行することにより達成される。この処理は、ユーザが操作部330からコピージョブの開始を指示し、CPU310がその指示を受け付けることにより開始される。
まずS601でCPU310は、RAM313に記憶している前述の情報に基づいて、図5(A)の画面で、後処理を指示する仕上げボタン510が選択されていたかどうか、即ち、後処理が設定されているかどうか判定する。尚、ここでの後処理は、複数の用紙から成る用紙束をまとめて後処理するものが対象で、印刷された用紙1枚ごとに行う後処理は対象としない。ここで後処理が設定されていると判定するとS602に進み、そうでないときはS606に進む。S602でCPU310は、プリンタ部200を介して、後処理装置301に設定された、後処理における用紙の制限枚数を取得する。これは例えば後処理がステイプルの場合、ステイプルできる最大用紙枚数として、例えば100枚が設定されているとその枚数を制限枚数として取得するものである。次にS603に進みCPU310は、RAM313に記憶している上記情報に基づいて、図5(B)の画面で設定されたソートモードがグループコレートかどうか判定する。そうであればS604に進み、そうでないときはS606に進む。S604でCPU310は、RAM313に記憶している上記情報に基づいて、図5(A)の画面で設定された部数が、上述の制限枚数を超過しているか否か判定する。ここで超過していると判定するとS605に進みCPU310は、スキャン(原稿の読み取り)及びプリント(印刷)を開始することなく、このコピージョブの実行を中止して、この処理を終了する。
一方、S606でCPU310は、コピージョブの実行を開始し、スキャナ部100を制御して原稿をスキャンさせ、その原稿の画像データを入力する。次にS607に進みCPU310は、S601と同様にして後処理が設定されているかどうか判定し、後処理が設定されていなければS611に進んで、プリンタ部200によりその画像データに基づいて印刷を実行する。S607で後処理が設定されていると判定するとS608に進み、S603と同様に、設定されたソートモードがグループコレートかどうか判定する。ここでCPU310はグループコレートと判定するとS611に進む。S608でCPU310がートモードがグループコレートでないと判定するとS609に進み、後処理対象となる印刷済の用紙の枚数を+1する。次にS610に進みCPU310は、S609で求めた用紙の枚数が、S602で取得した後処理可能な制限枚数を超過しているかどうか判定する。ここで制限枚数を超過していると判定するとS605に進みCPU310は、このコピージョブの実行を中止して、この処理を終了する。
一方、S607で後処理が設定されていない、或いはS608でグループコレートが設定されている、又は、S610で、印刷した用紙の枚数が制限枚数を超過していないと判定した場合はS611に進んで、その用紙の印刷を行う。そしてS612に進みCPU310は、全ての原稿の読み取り(スキャン)が完了したかどうか判定し、完了していないときはS606に戻って前述の処理を繰り返す。こうして全ての原稿のスキャンが完了すると、この処理を終了する。尚、S605で、コピージョブの実行を中止するのではなく、設定された後処理を行わないで、コピージョブを実行するようにしてもよい。
図7は、図6のS605でコピージョブを中止したときに画像形成装置の表示部320に表示される画面例を示す図である。図7において、前述の図5と共通する部分は同じ参照番号で示している。
前述したように、図5(B)でステイプルで、グループコレートが設定されている。そして図5(A)で設定した部数「555」が、ステイプルの制限枚数(例えば100枚)を超過しているために、CPU310は、ジョブを中止した旨を表す警告メッセージ700をポップアップで表示している。ここでユーザは、このメッセージを了解してOKボタンを押下すると、この警告メッセージ700は消去される。
次に実施形態1に係る画像形成装置が、コピージョブでなく、外部ホスト装置380から印刷ジョブを受信して印刷及び後処理を実行する場合で説明する。
図8は、実施形態1に係る外部ホスト装置380のプリンタドライバが表示部445に表示するプリントジョブの設定画面の一例を示す図である。
この設定画面は、ソートモードと後処理とを設定するための排紙方法ボックス801と部数ボックス802とを含み、部数の設定範囲を示す表示領域803も備えている。図8では、グループコレートとステイプルが指定され、ステイプル可能な制限枚数を超過した部数(ここでは「555」)が設定されている例を示している。この画面でOKボタンが押下されると、この画面で設定された部数、排紙方法等がRAM442に保存される。
図9は、実施形態1に係る外部ホスト装置380が画像形成装置に印刷ジョブを送信するときの処理を説明するフローチャートである。この処理は、外部ホスト装置380のユーザが、図8の画面を介して印刷ジョブを設定し、操作部444を介して印刷ジョブの開始指示を行ったことにより開始される。尚、この処理は、CPU440がRAM442に展開したプログラムを実行することにより実現される。
まずS901でCPU440は、RAM442に保存されている情報を参照して、図8の画面で、後処理が設定されているかどうかを判定する。この場合の後処理は、複数の用紙からなる用紙束をまとめて後処理するものが対象であり、1枚の用紙ごとに後処理するものを対象としないことは、前述の図6のS602と同様である。ここで後処理が設定されていると判定した場合はS902に進み、そうでないときはS906に進む。S902でCPU440は、画像形成装置に設定されている後処理の制限枚数を、その画像形成装置からを取得する。次にS903に進みCPU440は、RAM442に保存されている情報を参照して、図8の画面でグループコレートが設定されているかどうか判定し、グループコレートが設定されているときはS904に進み、そうでないときはS906に進む。S904でCPU440は、RAM442に保存されている情報を参照して、図8の画面で設定された部数が、S903で取得した制限枚数を超過しているかどうか判定する。ここで超過していると判定するとS905に進みCPU440は、その印刷ジョブの送信を中止して、この処理を終了する。一方、S606でCPU440は、画像形成装置に対して印刷ジョブを送信して、この処理を終了する。
図10は、図9のS905で印刷ジョブの送信を中止したときに外部ホスト装置380の表示部445に表示される画面の一例を示す図である。図10において、前述の図8と共通する部分は同じ参照番号で示している。
ここでは、印刷ジョブの送信をしない旨を表す警告ダイアログ1000をポップアップ表示している。
以上説明したように実施形態1によれば、グループコレートで後処理が指定されたジョブにおいて、無駄な印刷済の用紙を出力しないようにできる。また、そのジョブで、後処理の対象として、後処理を実行できない枚数の用紙束が出力されるのを防止できる。
また、コレートで後処理が指定されたジョブの場合も同様に、無駄な印刷済の用紙を出力しないようにできる。また、そのジョブで、後処理の対象として、後処理を実行できない枚数の用紙束が出力されるのを防止できる。
[実施形態2]
次に実施形態2として、コピージョブの場合に、用紙の種類に応じた制限枚数を考慮する例を説明する。尚、実施形態2に係る画像形成装置とそれを含むシステム構成は、前述の実施形態1の場合と同じであるため、その説明を省略する。
図11は、本発明の実施形態2に係る画像形成装置によるコピージョブ及び印刷ジョブの処理を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU310がRAM313に展開したプログラムを実行することにより達成される。この処理は、ユーザが操作部330からコピージョブの開始を指示するか、或いは、外部ホスト装置380から印刷ジョブを受信することにより開始される。
まずS1101でCPU310は、コピージョブであればスキャナ部100を制御して原稿の読み取りを開始し、印刷ジョブであればPDLデータの展開を開始する。次にS1102に進みCPU310は、そのジョブに後処理が設定されているか判定する。ここで後処理が設定されていないと判定するとS1109に進み、得られた画像データに従って用紙に画像を印刷してS1110に進む。一方、S1102でCPU310が後処理が設定されていると判定するとS1103に進み、プリンタ部200を介して、設定された後処理に対応する用紙の制限枚数を取得する。この時、S1101でスキャン、又はPDLデータを展開して得られた画像データから、印刷時に使用する用紙の種類を決定し、その決定された種類の用紙での制限枚数を取得する。これにより、用紙のサイズやタイプにより後処理の制限枚数が異なる場合でも、正確に、その制限枚数を超過するかどうかを判定できる。次にS1104に進みCPU310は、そのジョブに設定されているソートモードがグループコレートかどうか判定する。ここでグループコレートが設定されていると判定するとS1105に進み、CPU310は図6のS604と同様に、設定された部数が、後処理できる制限枚数を超過しているかどうかを判定する。ここで、設定された部数が、その制限枚数を超過していると判定するとS1108に進み、CPU310はそのジョブの実行を中止して、この処理を終了する。一方、S1105でCPU310が、設定された部数が、後処理できる制限枚数を超過していないと判定するとS1109に進んで、そのジョブに従って印刷を実行する。尚、S1108で、ジョブの実行を中止するのではなく、設定された後処理を行わずに、そのジョブを実行するようにしてもよい。
一方、S1104でCPU310が、コレートが設定されていると判定するとS1106に進み、図6のS609と同様に、プリントした用紙の枚数を+1し、S1107でその枚数が制限枚数を超過しているか判定する。S1107でCPU310が、プリントした用紙の枚数が制限枚数を超過していると判定するとS1108に進んで、そのジョブの実行を中止して、この処理を終了する。一方、S1107でCPU310が、制限枚数を超過していないと判定するとS1109に進んで、そのジョブに従ってプリントを行う。そしてS1110に進みCPU310は、全ての原稿の読み取りが完了するか、或いはジョブが終了したかを判定し、そうでないときはS1101に進む。こうしてS1110でCPU310が、全ての原稿の読み取りが完了するか、或いはジョブが終了したと判定すると、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態2によれば、印刷に使用する用紙の種類に応じて後処理の制限枚数が異なる場合でも、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
[実施形態3]
次に本発明の実施形態3を説明する。この実施形態3では、ソートモードがグループコレートの場合に、設定したコピーの部数が、後処理可能な用紙の制限枚数を超えているときに、設定されている部数を制限枚数以下に修正する場合を説明する。尚、実施形態3に係る画像形成装置とそれを含むシステム構成は、前述の実施形態1に係る画像形成装置の場合と同じであるため、その説明を省略する。
図12は、実施形態3に係る画像形成装置によるコピー処理を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU310がRAM313に展開したプログラムを実行することにより達成される。この処理は、ユーザが操作部330からコピージョブの開始を指示し、CPU310がその指示を受け付けることにより開始される。
まずS1201でCPU310は、RAM313の情報に基づいて、前述の図5(B)の画面で後処理が設定されているかどうかを判定する。ここで後処理が設定されていないと判定するとS1206に進みCPU301は、このコピージョブを実行してこの処理を終了するが、後処理が設定されていると判定するとS1202に進む。S1202でCPU310は、プリンタ部200を介して後処理装置301から、その後処理を実行できる用紙の制限枚数を取得してS1203に進む。S1203でCPU301は、RAM313の情報に基づいて、図5(B)の画面で設定されたソートモードがグループコレートかどうか判定する。ここでグループコレートが設定されていると判定するとS1204に進むが、そうでないときはS1206に進む。S1204でCPU301は、RAM313の情報に基づいて、図5(A)の画面で設定された部数が、S1202で取得した制限枚数を超過しているか否か判定し、超過していると判定するとS1205に進み、そうでないときはS1206に進む。S1205でCPU301は、設定されている部数を無効にして、コピーの部数を制限枚数以下になるように変更して、この処理を終了する。
これにより、後処理が設定されていて、グループコレートで複数の部数の印刷が指示されているとき、確実に、一つの部数の用紙の枚数を、後処理を実行できる制限枚数以下となるようにして印刷を実行できる。
図13は、図12のS1205で部数を変更したときに画像形成装置の表示部320に表示される画面の一例を示す図である。
図13では、例えば図5(A)の画面で、ステイプルの制限枚数(例えば「100」)を超過した部数(555枚)が設定され、更に、図5(B)の画面を介して、グループコレートとステイプルが設定された場合を示している。この場合、CPU310は、S1205で部数をステイプル可能な制限枚数(「100」)に変更する。これにより部数の表示領域1300には、変更後の部数である「100」が表示されている。これと同時にCPU310は、部数を変更した旨をユーザに通知するためのメッセージ(ステイプル可能枚数を超過したため、部数が変更されました)を表示領域530に表示する。尚、このときCPU310は、この画面で、後処理可能な制限枚数よりも大きい値を部数として設定できないよう制御する。
図14は、実施形態3に係る外部ホスト装置380が画像形成装置に印刷ジョブを送信する処理を説明するフローチャートである。この処理は、外部ホスト装置380のユーザが、図8の画面を介して印刷ジョブを設定し、操作部444を介して印刷ジョブの開始指示を行ったことにより開始される。尚、この処理は、CPU440がRAM442に展開したプログラムを実行することにより実現される。
まずS1401でCPU440は、RAM442に記憶した前述の情報を参照し、前述の図8の排紙方法ボックス801で後処理が設定されたかどうか判定する。ここで後処理が設定されていると判定するとS1402に進むが、そうでないときはS1406に進み、画像形成装置にプリントジョブを送信して、この処理を終了する。S1402でCPU440は、画像形成装置から、画像形成装置に設定された後処理の用紙の制限枚数を取得する。次にS1403に進みCPU440は、RAM442に記憶した前述の情報を参照し、図8の排紙方法ボックス801で設定されたソートモードがグループコレートかどうか判定する。ここでグループコレートが設定されていると判定するとS1404に進み、そうでないときはS1406に進む。S1404でCPU440は、RAM442に記憶した前述の情報を参照し、図8の部数ボックス802で設定された部数が、S1402で取得した制限枚数を超過しているかを判定する。ここで超過していると判定するとS1405に進み、そうでないときはS1406に進む。S1405でCPU440は、その部数を、制限枚数以下の値に変更してS1401に進む。
これにより、後処理が設定されていて、グループコレートで複数の部数の印刷が指示されているとき、確実に、一つの部数の用紙の枚数を、後処理を実行できる制限枚数以下となるようにした印刷ジョブを作成して画像形成装置に実行させることができる。
図15は、図14のS1405で部数を変更したときに外部ホスト装置380の表示部445に表示される画面の一例を示す図である。
図15では、図8の出力部数ボックス802にてステイプル可能な枚数を超過した部数が設定され、更に排紙方法ボックス801で、グループコレートとステイプルが設定された例を示している。この場合、外部ホスト装置380は、部数を、ステイプル可能な制限枚数と同じ「100」に変更し、出力部数ボックス802には、その変更された部数を表示している。これと同時に、外部ホスト装置380は、表示領域803に表示する部数の設定範囲を0〜100に変更する。こうして外部ホスト装置380は、この設定された範囲よりも大きい値が部数ボックス802で設定できないようする。
以上説明したように実施形態3によれば、確実に、一つの部数の用紙の枚数を、後処理を実行できる制限枚数以下となるようにしたジョブを画像形成装置に実行させることができる。
[実施形態4]
次に本発明の実施形態4を説明する。この実施形態4では、ソートモードがグループコレートの場合に、設定したコピーの部数が、後処理可能な用紙の制限枚数を超えているときに、設定された後処理を無効にする場合で説明する。尚、実施形態4に係る画像形成装置とそれを含むシステム構成は、前述の実施形態1に係る画像形成装置の場合と同じであるため、その説明を省略する。
図16は、実施形態4に係る画像形成装置によるコピー処理を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU310がRAM313に展開したプログラムを実行することにより達成される。この処理は、ユーザが操作部330からコピージョブの開始を指示し、CPU310がその指示を受け付けることにより開始される。
図16のS1601〜S1604及びS1606の処理は、前述の図12のS1201〜S1204及びS1206と同じであるため、それらの処理の説明を省略する。ソートモードがグループコレートで、設定された部数が後処理の制限枚数を超えているときはS1605に進みCPU310は、設定されている後処理、例えば図5(B)の例ではステイプルを無効にしてこの処理を終了する。
図17は、図16のS1605で後処理を無効にしたときに表示部320に表示される画面の一例を示す図である。
図17は、図5(B)の画面で、グループコレートとステイプルが設定され、更に、図5(A)の画面で、ステイプル可能な制限枚数(例えば100枚)を超過した部数が設定された場合を示している。この場合、CPU310は、そのステイプルの設定を無効にする。従って、図17では、ステイプルボタン514の表示は、図5(B)の選択された状態から非選択の状態に変更されている。これと同時に、CPU310は、ステイプルを無効化した旨をユーザに通知するためのメッセージを表示領域530に表示する。尚、この際、CPU310は、図17の画面で後処理(ステイプル)を再度設定できないよう制御する。
図18は、実施形態4に係る外部ホスト装置380が画像形成装置に印刷ジョブを送信する処理を説明するフローチャートである。この処理は、外部ホスト装置380のユーザが、図8の画面を介して印刷ジョブを設定し、操作部444を介して印刷ジョブの開始指示を行ったことにより開始される。尚、この処理は、CPU440がRAM442に展開したプログラムを実行することにより実現される。
図18のS1801〜S1804及びS1806は、図14のS1401〜S1404及びS1406と同じであるため、それらの説明を省略する。ソートモードがグループコレートで、設定された部数が後処理の制限枚数を超えているときはS1805に進みCPU440は、設定されている後処理を無効にしてS1802に進む。
これにより、後処理が設定されていて、グループコレートで複数の部数の印刷が指示されているとき、その部数が、後処理を実行できる制限枚数を超えていると、その印刷ジョブの後処理を無効にして送信することができる。
図19は、図18のS1805で部数を変更したときに外部ホスト装置380の表示部445に表示される画面の一例を示す図である。
図19では、図8の排紙方法ボックス801にてグループコレートとステイプルが設定され、更に、部数ボックス802に、ステイプル可能な用紙の枚数(ここでは100枚)を超過した部数(555)が設定される例を示している。このとき外部ホスト装置380は、そのステイプル設定を無効にする。即ち、排紙方法ボックス801をグループコレートの設定のみに変更する。尚、このとき、外部ホスト装置380は、この画面で、再度、排紙方法ボックス801に、後処理(ステイプル)が設定できないよう制御する。
以上説明したように実施形態4によれば、後処理を実行できる制限枚数を超えた枚数の用紙束に対して、その後処理を実行するといった事態の発生を防止できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
100…スキャナ部、200…プリンタ部、301…後処理装置、310…CPU、320…表示部、380…外部ホスト装置、440…CPU、445…表示部

Claims (15)

  1. 後処理装置を接続した画像形成装置であって、
    ジョブを実行する際に、印刷する部数を設定する第1設定手段と、
    前記ジョブに含まれる印刷対象のページの同一のページの画像データを前記第1設定手段により設定された部数分、繰り返し印刷して出力した用紙束を、前記印刷対象のページの数分出力する第1モードを設定する第2設定手段と、
    前記ジョブに対して、前記後処理装置による後処理と前記第1モードとが設定されている場合に、前記第1設定手段により設定された部数が、前記後処理における用紙の制限枚数を超過しているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると、前記ジョブの実行を制限するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記ジョブの実行を中止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1設定手段により設定された前記部数が、前記後処理における用紙の制限枚数以下に設定して前記ジョブの実行を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記ジョブに設定された前記後処理を無効にして前記ジョブの実行を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記後処理は、用紙の種類に応じて制限枚数が異なり、前記判定手段は、前記ジョブで使用する用紙の種類に応じた前記後処理における用紙の制限枚数に基づいて、前記第1設定手段により設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過しているかどうかを判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブに含まれる印刷対象のページの順に順次印刷し、前記設定手段により設定された部数分、出力する第2モードを設定する第3設定手段を更に有し、
    前記制御手段は更に、前記第2モードが設定されているとき、前記印刷対象のページの数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると前記ジョブの実行を制限するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 後処理装置を接続した画像形成装置を制御する制御装置であって、
    ジョブを実行する際に、印刷する部数を設定する第1設定手段と、
    前記ジョブに含まれる印刷対象のページの同一のページの画像データを前記第1設定手段により設定された部数、繰り返し印刷して出力した用紙束を、前記印刷対象のページの数分出力する第1モードを設定する第2設定手段と、
    前記後処理装置で実行できる後処理に対応する用紙の制限枚数を取得する取得手段と、
    前記ジョブに対して、前記後処理装置による後処理と前記第1モードとが設定されている場合に、前記第1設定手段により設定された部数が、前記取得手段により取得した前記制限枚数を超過しているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると、前記画像形成装置への前記ジョブの送信を制限する制御手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記ジョブの送信を中止するように制御することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1設定手段により設定された前記部数を、前記後処理における用紙の制限枚数以下に設定して前記ジョブを送信することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記ジョブに設定された前記後処理を無効にして前記ジョブを送信することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  11. 前記後処理は、用紙の種類に応じて制限枚数が異なり、前記判定手段は、前記ジョブで使用する用紙の種類に応じた前記後処理における用紙の制限枚数に基づいて、前記第1設定手段により設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過しているかどうかを判定することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の制御装置。
  12. 後処理装置を接続した画像形成装置を制御する制御方法であって、
    第1設定手段が、ジョブを実行する際に、印刷する部数を設定する第1設定工程と、
    第2設定手段が、前記ジョブに含まれる印刷対象のページの同一のページの画像データを前記第1設定工程で設定された部数分、繰り返し印刷して出力した用紙束を、前記印刷対象のページの数分出力する第1モードを設定する第2設定工程と、
    判定手段が、前記ジョブに対して、前記後処理装置による後処理と前記第1モードとが設定されている場合に、前記第1設定工程で設定された部数が、前記後処理における用紙の制限枚数を超過しているかどうかを判定する判定工程と、
    制御手段が、前記判定工程が、前記設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると、前記ジョブの実行を制限するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. 後処理装置を接続した画像形成装置を制御する制御装置を制御する制御方法であって、
    第1設定手段が、ジョブを実行する際に、印刷する部数を設定する第1設定工程と、
    第2設定手段が、前記ジョブに含まれる印刷対象のページの同一のページの画像データを前記第1設定工程で設定された部数、繰り返し印刷して出力した用紙束を、前記印刷対象のページの数分出力する第1モードを設定する第2設定工程と、
    取得手段が、前記後処理装置で実行できる後処理に対応する用紙の制限枚数を取得する取得工程と、
    判定手段が、前記ジョブに対して、前記後処理装置による後処理と前記第1モードとが設定されている場合に、前記第1設定工程で設定された部数が、前記取得工程で取得した前記制限枚数を超過しているかどうかを判定する判定工程と、
    制御手段が、前記判定工程が、前記設定された部数が前記後処理における用紙の制限枚数を超過していると判定すると、前記画像形成装置への前記ジョブの送信を制限する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御装置の制御方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータを、請求項7乃至11のいずれか1項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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