JP2008129915A - 情報処理装置、印刷装置、情報処理方法、印刷方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画質に影響を及ぼすことなく、ユーザが希望している時間にジョブ処理を終了することである。
【解決手段】 クライアントPC1101のプリンタドライバは、生成される印刷ジョブに対する印刷時間が指定されると(S4002)、指定された印刷時間に印刷ジョブを前記画像処理装置が完了できるかどうかを判断する(S4005)。そして、指定された印刷時間内に完了できないと判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている印刷条件中で画質に影響を与えない印刷条件を変更する(S4006〜S4008)。そして、印刷条件が変更された印刷ジョブを画像処理装置に転送する(S4012)を有することを特徴ととする。
【選択図】 図6
【解決手段】 クライアントPC1101のプリンタドライバは、生成される印刷ジョブに対する印刷時間が指定されると(S4002)、指定された印刷時間に印刷ジョブを前記画像処理装置が完了できるかどうかを判断する(S4005)。そして、指定された印刷時間内に完了できないと判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている印刷条件中で画質に影響を与えない印刷条件を変更する(S4006〜S4008)。そして、印刷条件が変更された印刷ジョブを画像処理装置に転送する(S4012)を有することを特徴ととする。
【選択図】 図6
Description
本発明は、情報処理装置と通信可能な印刷装置の印刷処理に関するものである。
従来、画像処理装置、例えばカラー画像形成装置において、処理時間に影響するジョブ処理を行うことによってユーザが希望している時間にジョブ処理を終了するものとしては、カラー→モノクロ印刷処理、解像度変換処理、用紙サイズ変換処理、縮小レイアウト処理、色変換処理等といった処理を予め優先順位を決めて行うことが下記特許文献1に記載されている。
つまり、カラー画像形成装置において、画質に影響がある画像処理に対して積極的に画像形成処理時間を短縮させる処理を選択することで、カラー画像形成処理が完了するまでの時間を縮退できることが記載されている。
特開2006-218804号公報
しかしながら、上記縮退処理では、画質に影響がある画像処理に対して縮退する処理を実行させるため、画質に影響を及ぼしたくないユーザにとっては上記のような縮退処理は採用できず、利便性が悪いという課題が指摘されていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、画質に影響を及ぼすことなく、ユーザが希望している時間に印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させることが可能となり、ユーザの利便性を向上できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
印刷処理を実行する印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、前記印刷処理を実行する際の印刷条件が設定された印刷ジョブを生成する生成手段と、前記生成手段が生成した印刷ジョブを前記印刷装置に送信する送信手段と、前記生成手段により生成される印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させるべき印刷時間を指定する指定手段と、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定手段により指定された印刷時間に終了するかどうかを判断する判断手段と、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了しないと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更する変更手段とを有し、前記生成手段は、前記変更手段により変更された印刷条件に基づいて印刷ジョブを生成することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の印刷装置は以下に示す構成を備える。
印刷処理を実行する印刷装置であって、原稿を画像データとして読み取る読取手段と、前記印刷処理を実行する際の印刷条件が設定された印刷ジョブを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷手段と、前記生成手段により生成された印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させるべき印刷時間を指定する指定手段と、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定手段により指定された印刷時間に終了するかどうかを判断する判断手段と、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了しないと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更する変更手段とを有し、前記生成手段は、前記変更手段により変更された印刷条件に基づいて印刷ジョブを生成することを特徴とする。
本発明によれば、画質に影響を及ぼすことなく、ユーザが希望している時間に印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させることが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<画像処理装置の全体構成の説明>
図1は、本実施形態を示す画像処理装置の構成を説明する断面図である。本例は、図2に示すように、ネットワークを介してクライアントPCからの印刷ジョブを処理可能に構成されている。また、画像処理装置本体が備えるパネル部からの操作に基づいて、スキャナ部から読み取られる原稿の画像データをエンジン部で印刷するコピー機能を備える。また、公衆回線を介して外部のファクシミリ装置とファクシミリ送受信処理機能、受信した印刷ジョブあるいはコピージョブを蓄積して処理するボックス機能等を備える。本実施形態では、各種の機能処理を実行する複合機能を実行するMFP118の例を示すが、印刷機能のみを実行する印刷装置であっても本発明を適用可能である。
〔第1実施形態〕
<画像処理装置の全体構成の説明>
図1は、本実施形態を示す画像処理装置の構成を説明する断面図である。本例は、図2に示すように、ネットワークを介してクライアントPCからの印刷ジョブを処理可能に構成されている。また、画像処理装置本体が備えるパネル部からの操作に基づいて、スキャナ部から読み取られる原稿の画像データをエンジン部で印刷するコピー機能を備える。また、公衆回線を介して外部のファクシミリ装置とファクシミリ送受信処理機能、受信した印刷ジョブあるいはコピージョブを蓄積して処理するボックス機能等を備える。本実施形態では、各種の機能処理を実行する複合機能を実行するMFP118の例を示すが、印刷機能のみを実行する印刷装置であっても本発明を適用可能である。
図1において、1030は自動原稿送り装置(ADF)で、原稿給送台に載置された原稿束から原稿を1枚ずつMFP118の原稿台(プラテンガラス)2001に給送する。2002はスキャナで、原稿照明ランプ2003や走査ミラー2004等で構成される。このスキャナ2002は、不図示のモータにより所定方向に往復駆動されて原稿を走査し、走査ミラー2004〜2006を介し、レンズ2007を透過して原稿からの反射光をイメージセンサ部2008内のCCDイメージセンサ(CCD)に結像する。
イメージセンサ部2008は、原稿からの反射光を電気信号に変換したものに所定の画像処理を施して画像信号を生成する。2009は露光制御部で、レーザ発生部やポリゴンスキャナ等で構成され、イメージセンサ部2008で生成された画像信号に基づいて変調されたレーザ光2019を生成し感光体ドラム2011に照射する。
2010は画像形成部で、感光体ドラム2011と、感光体ドラム2011の回りに配置される1次帯電器2012,現像器2013,転写帯電器2016,分離帯電器2017,前露光ランプ2014,クリーナ装置2015等から構成される。
画像形成部2010において、感光体ドラム2011は、不図示のモータにより駆動され、図中矢印Aに示す方向に回転する。1次帯電器2012は、感光体ドラム2011を所定の電位に帯電する。1次帯電器2012により帯電された感光体ドラム2011上には露光制御部2009で生成されたレーザ光2019が照射され、静電潜像が形成される。現像器2013は、感光体ドラム2011上に形成された静電潜像を現像し、感光体ドラム2011上の静電潜像をトナー像として可視化する。
2021は第1カセット,2022は第2カセット,2023は第3カセット,2024は第4カセットで、記録媒体としての転写紙を収納する。第1カセット2021,第2カセット2022,第3カセット2023あるいは第4カセット2024に収納される転写紙は、ビックアップローラ2025,2026,2027,2028により拾い上げられる。そして、給紙ローラ2029,2030,2031,2032によりMFP118に送られ、レジストローラ2033により画像形成部2010に搬送される。
転写帯電器2016は、感光体ドラム2011上の可視化されたトナー像を搬送されてきた転写紙に転写する。クリーナ装置2015は、転写紙にトナー像を転写した後の感光体ドラム2011上の残留トナーを清掃する。前露光ランプ2014は、クリーナ装置2015による残留トナー清掃後の感光体ドラム2011上の残留電荷を消去する。
分離帯電器2017は、トナー像が転写された後の転写紙を感光体ドラム2011から分離する。2034は搬送ベルトで、分離帯電器2017により分離された転写紙を定着器2035に搬送する。定着器2035は、転写紙を加圧及び加熱することによりトナー像を転写紙に定着する。2036は排出ローラで、定着器2035によりトナー像が定着された転写紙をMFP118の外に排出する。
2037は排紙フラッパで、搬送パス2038側と排出パス2043側のいずれかに転写紙の転送経路を切り替える。2040は下搬送パスで、排紙ローラ2036,反転ローラ2045により搬送され、反転パス2039を介して裏返された転写紙を再給紙パス2041に導く。
2042は再給紙ローラで、再給紙パス2041に導かれた転写紙を画像形成部2010に再給紙する。2044は排出ローラで、排紙フラッパ2037の近傍に配置され、この排紙フラッパ2037により排出パス2043側に切り替えられた際に搬送される転写紙を機外に排出する。
なお、このMFP118において、両面記録(両面複写)を行うときには、排紙フラッパ2037を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス2038,反転パス2039,下搬送パス2040を介して再給紙パス2041に導く。このとき、反転ローラ2045によって転写紙の後端が搬送パス2038から全て抜け出し、かつ反転ローラ2045に転写紙が噛んだ状態の位置まで転写紙を反転パス2039に引き込む。そして、それから反転ローラ2045を逆転させることによって下搬送パス2040に送り出す。
また、MFP(本体)118から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ2037を上方へ上げ、反転ローラ2045によって転写紙の後端が搬送パス2038に残った状態の位置まで反転パス2039に引き込む。そして、反転ローラ2045を逆転させることによって、転写紙を裏返して排出ローラ2044側に送り出す。
2090は排紙処理装置(ソータ)で、MFP118から排出された転写紙をそろえて閉じる(ステイプルを行う)ものであり、一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ2094で積載してそろえる。そして、一部(一束)分の画像形成の排出が終了したら、転写紙束を処理トレイ2094内の不図示のステイプラでステイプルして排紙トレイ2092、又は排紙トレイ2093に束で排出する。排紙トレイ2093,2094は不図示のモータで上下に移動制御され、画像処理動作開始前に処理トレイ2094の位置になるように移動する。
2091は用紙トレイで、排出された転写紙の間に挿入する区切り紙を積載する。2095はZ折り機で、排出された転写紙をZ折りにする装置である。また、2096は製本機で、排出された転写紙の一部(一冊)分をまとめてセンタ折りしてステイプルを行うことによって製本を行い、製本された紙束は排出トレイ2097に排出される。
なお、MFP(本体)118には、例えば4000枚の転写紙を収納し得るペーパデッキ2050が装備されている。ペーパデッキ2050のリフタ2051は、ピックアップローラ2052に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇し、転写紙は給紙ローラ2053によって本体に送られる。また、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し2054が装備されている。
また、現像器2013は、トナーカセットを交換することによりトナー補充を行うものであっても、現像器2013内に直接トナーを補充可能なものであってもよい。さらに、現像器2013は、現像器2013内のトナー残量を検出可能である。
また、ここでは、本発明の画像処理装置の一例としてモノクロ複写機の構成を説明したが、カラー複写機であってもよい。
この場合、現像器2013は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)の4つの現像部により構成されることになる。また、現像器2013は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)各種トナー残量を個別に検出可能である。
さらに、MFP118は、第1〜第4カセットおよびペーパデッキ2050に、それぞれ収納される転写紙の残量を検出可能である。また、排紙処理装置(ソータ)2090は、転写紙束を処理トレイ2094内に収納されるステイプル針の残量を検出可能である。さらに、排紙処理装置(ソータ)2090,Z折り機2095,ペーパデッキ2050はオプション装置でMFP118に着脱可能に装着されている。
図2Aは、図1に示した画像処理装置の制御構成を説明するブロック図である。本例では、ネットワーク1100を介してクライアントPCとMFP118がTCP/IP等を含む各種のプロトコルで通信可能なMFP118の例を示す。本実施形態では、MFP118は、パネル部1029からの指示でスキャナ部1030から読み取られる原稿の画像をエンジン部1028で印刷するコピー機能を行えるように構成されている。
図2Aにおいて、1002〜1027までの画像処理装置を制御するコントローラとエンジン部1028(図2で詳述)とパネル部1029とスキャナ部1030である。
1101〜1103はクライアントPCで、ネットワーク1100を介してMFP118と通信可能に構成されている。
1001は通信I/Fで、ユーザにより設定されたIPアドレスに従い、例えばTCP/IPでクライアントPC1101〜1103のプリンタドライバから送信される印刷ジョブを受信する。また、通信I/F1001は、エンジン部1028、パネル部1029、スキャナ部1030等のステータを要求するパケットを受信した場合に、RAM1016上で管理されるステータを通知する。
なお、ネットワーク1100としては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
クライアントPC1101から送られたパケット(印刷制御コマンド、印刷データ)は受信バッファ1002に一時蓄えられる。
1003は画像処理装置のプログラムが格納されているROMである。ROM1003にはPDL処理を行うPDL処理部1004を備える。
また、ROM1003にはエンジン部1028に供給するフォントデータ、パネル部1029で表示するフォントデータなどのFONTが格納されているFONT格納部1005を備える。
また、ROM1003には、スキャナ部1030とエンジン部1928とによるCOPY処理を行うCOPY処理部1006を備える。
さらに、ROM1003には、スキャナ部1030から取り込まれるイメージデータに回転処理、解像度変換処理、色変換処理、倍率変換処理等の各種の画像処理を行うスキャナ画像処理部1007を備える。
また、ROM1003には、公衆回線とのインタフェースを介してFAX受信を処理するFAX受信処理部1008を備える。なお、FAX受信処理部1008は、ネットワーク対応のファクシミリ受信処理、例えばT.38プロトコルによるファクシミ通信機能も備える。
さらに、ROM1003には、公衆回線とのインタフェースを介してFAX送信を処理するFAX送信処理部1009を備える。また、ROM1003には、設定されたジョブを実行するためにそれぞれのモジュールによる処理や、ハードウエアの処理に基づいて設定された基準時間等を参照して、ジョブ処理時間を算出するジョブ処理時間算出部1010を備える。
さらに、ROM1003には、処理時間に影響するジョブ処理(以下縮退処理)制御を行う縮退制御部1011を備える。以下、図2Bを参照して、縮退制御部1011による画質に影響を与えない縮退と、画質に影響を与える縮退との処理例について説明する。
図2Bは、図2Aに示した縮退制御部1011による縮退処理例を説明する図である。本例は、画像処理システムの縮退処理と縮退時間との相対関係を示す。
〔製本処理における縮退例〕
図2Bにおいて、製本印刷で「画質に影響を与えない縮退」を行うと、排紙ユニットでくるみ製本を行うと、両面パスを通るため、搬送処理処理速度が片面の半速になる。
図2Bにおいて、製本印刷で「画質に影響を与えない縮退」を行うと、排紙ユニットでくるみ製本を行うと、両面パスを通るため、搬送処理処理速度が片面の半速になる。
また、中綴じ製本を行うと、排紙ユニットの上下運動に要する時間が加算されるため、ステイプル印刷と比較して1.3倍の時間を要する。
従って、例えば60PPMの画像処理システムで、20ページ5部指定で印刷した場合、ステイプル設定では100秒かかるが、中綴じ製本設定では130秒、くるみ製本では200秒かかる。つまり、くるみ製本をステイプルに縮退すると、約100秒印刷処理時間を短縮することができる。
〔ステイプル処理における縮退例〕
図2Bにおいて、ステイプル印刷で「画質に影響を与えない縮退」を行うと、ステイプル印刷でもダブルステイプルはシングルステイプルと比較して排紙ユニットの特性によっては1.2倍時間が要する場合がある。
図2Bにおいて、ステイプル印刷で「画質に影響を与えない縮退」を行うと、ステイプル印刷でもダブルステイプルはシングルステイプルと比較して排紙ユニットの特性によっては1.2倍時間が要する場合がある。
従って、例えば60PPMの画像処理装置で、20ページ5部指定で印刷した場合、シングルステイプル設定では100秒かかるが、ダブルステイプル設定では120秒かかる。
〔ATR制御における縮退例〕
図2Bにおいて、ATR制御で「画質に影響を与える縮退」を行うと、積算量が100枚毎に10秒ATR制御を行う60PPMの画像処理装置で、300ページの印刷を行った場合、ATR制御がない場合は300秒で印刷が終了する。これに対してATR制御がある場合はATR制御が3回発生するため330秒かかる。
図2Bにおいて、ATR制御で「画質に影響を与える縮退」を行うと、積算量が100枚毎に10秒ATR制御を行う60PPMの画像処理装置で、300ページの印刷を行った場合、ATR制御がない場合は300秒で印刷が終了する。これに対してATR制御がある場合はATR制御が3回発生するため330秒かかる。
ここで、ATR制御とは、トナー補給量に関する制御のことで、他色のトナーが画像処理装置のエンジン部の現像器に混入する。これにより、見かけの現像剤濃度が上昇し、本来の色のトナーの現像剤中における比率が低下してプリント品位の低下が生ずることを防止するために行われる。なお、ATR制御を行うタイミングは排紙する用紙の積算量によって決まる。
〔モノクロ、カラー切り替えにおける縮退例〕
図2Bにおいて、モノクロ、カラー切り替えで「画質に影響を与える縮退」を行うと、モノクロ、カラーページが混在するデータを印刷する場合、モノクロからカラーの印字を行うためには、定着温度を上げる必要があるため、遅延が発生する。またカラーからモノクロの印字を行うためにはエンジンのプロセスを一旦停止する必要があるため、遅延が発生する。
図2Bにおいて、モノクロ、カラー切り替えで「画質に影響を与える縮退」を行うと、モノクロ、カラーページが混在するデータを印刷する場合、モノクロからカラーの印字を行うためには、定着温度を上げる必要があるため、遅延が発生する。またカラーからモノクロの印字を行うためにはエンジンのプロセスを一旦停止する必要があるため、遅延が発生する。
モノクロからカラーに切り替わる時に5秒、カラーからモノクロに切り替わる時に3秒遅延する。例えば、カラー50PPM、モノクロ60PPMの画像処理装置でモノクロ、カラー混在の100ページのデータを印刷する場合、モノクロとカラーを切り替える場合は140秒かかる。しかし、全てカラーで印字する場合は120秒、全てモノクロで印字する場合は100秒かかる。
〔排紙動作が伴う処理とのコンカレンシにおける第1の縮退例〕
図2Bにおいて、排紙動作が伴う処理とのコンカレンシで「画質に影響を与えない縮退」を行うと、前ジョブが排紙処理の動作中の場合、排紙処理が終了しないと自ジョブの排紙処理が行われない。
図2Bにおいて、排紙動作が伴う処理とのコンカレンシで「画質に影響を与えない縮退」を行うと、前ジョブが排紙処理の動作中の場合、排紙処理が終了しないと自ジョブの排紙処理が行われない。
従って、例えば60PPMの画像処理装置で20ページ5部のコピー処理が前ジョブにある状況で、100ページの印刷処理を行う場合、コピーの排紙処理を中断する場合は100秒で処理が終了するが、コピーの排紙処理が中断しない場合は200秒かかる。
〔排紙動作が伴う処理とのコンカレンシにおける第2の縮退例〕
図2Bにおいて、排紙動作が伴う処理とのコンカレンシで「画質に影響を与えない縮退」を行うと、排紙動作が行われない処理が前ジョブにある場合でも前ジョブにCPUのリソースをとられるために自ジョブの処理に時間がかかる。
図2Bにおいて、排紙動作が伴う処理とのコンカレンシで「画質に影響を与えない縮退」を行うと、排紙動作が行われない処理が前ジョブにある場合でも前ジョブにCPUのリソースをとられるために自ジョブの処理に時間がかかる。
従って、例えば60PPMの画像処理装置で50ページのセンド処理が前ジョブにある状況で、20ページ5部のコピー処理を行う場合、センド処理を中断する場合は100秒で処理が終了するが、センド処理を中断しない場合は150秒かかる。
〔排紙動作が伴う処理とのコンカレンシにおける第3の縮退例〕
図2Bにおいて、排紙動作が伴う処理とのコンカレンシで「画質に影響を与える縮退」を行うと、前ジョブが終了時にエンジン調整が発生するために、自ジョブの処理に時間がかかる場合がある。
図2Bにおいて、排紙動作が伴う処理とのコンカレンシで「画質に影響を与える縮退」を行うと、前ジョブが終了時にエンジン調整が発生するために、自ジョブの処理に時間がかかる場合がある。
排紙枚数の積載量が1000枚毎に50秒のエンジン調整が入る60PPMの画像処理装置で、20ページ5部のコピー処理を行う場合、前ジョブの処理が終了する。その後、50秒のエンジン調整が入ると自ジョブの処理が終了するのに150秒かかるが、前ジョブの処理が終了後、エンジン調整を入らないようにすると、100秒で自ジョブの処理が終了する。
〔 N−UP処理における縮退例〕
図2Bにおいて、N−UP処理で「画質に影響を与える縮退」を行うとN−UP処理とは用紙の複数イメージを貼り付けて印字する方法である。そのため貼り付けるイメージの数が多いほど排紙する用紙が少なくなるため、処理時間は短くなる。
図2Bにおいて、N−UP処理で「画質に影響を与える縮退」を行うとN−UP処理とは用紙の複数イメージを貼り付けて印字する方法である。そのため貼り付けるイメージの数が多いほど排紙する用紙が少なくなるため、処理時間は短くなる。
従って、例えば60PPMの画像処理装置で160枚の印刷を行う場合、1UPでは160秒かかるが、2UPだと1UPの半分の80枚した排紙しないため、80秒と半分の時間になる。更に4UPだと40秒、8UPだと20秒になる。
〔 センド処理における縮退例〕
図2Bにおいて、センド処理で「画質に影響を与える縮退」を行うと、センド処理の処理時間はスキャナで読み込み時の読み込みサイズに大きく依存する。すなわち解像度600dpiの低圧縮率で読み込む場合が、一番処理時間が大きい。
図2Bにおいて、センド処理で「画質に影響を与える縮退」を行うと、センド処理の処理時間はスキャナで読み込み時の読み込みサイズに大きく依存する。すなわち解像度600dpiの低圧縮率で読み込む場合が、一番処理時間が大きい。
読み込み生産性が30ipmのスキャナを用いて、50枚のチャートを読み込んで、サーバに送信する場合、300dpi、高圧縮率で読み込んだ場合スキャナのスペック通り100秒で読み込み可能である。
しかしながら、圧縮率を悪くすればするほど、読み込み時間は100秒より徐々に劣化していく。解像度を600dpiにすると300dpiと比較した読み込みサイズは4倍になるため、読み込み時間は150秒と300dpiと比較して1.5倍になる。
なお、ここで、センド機能とはスキャナで読み込んだ画像データを、ネットワークを介してサーバ等に送信する機能である。
本実施形態では、CPU1−15が縮退制御部1011を実行することで、「画質に影響を与えない縮退」をユーザの選択で行うことで、画質を低下させることなく印刷処理時間を短縮できる。
図2Aにおいて、ROM1003には、通信I/F1001を介してネットワーク制御を行うネットワーク制御部1012を備える。
また、ROM1003には、パネル部1029のパネルインタフェース部1026との制御を行うパネルi/f制御部1013を備える。さらに、ROM1003には、スキャナ部1030のデバイスi/f部1027とのインタフェース制御を行うデバイスi/f制御部1014を備える。
なお、上記符号1004〜1014は、制御モジュールとして構成されており、総称する場合には、制御モジュールとして説明する。
1015はCPUで、MFP118のROM1003に記憶される上記制御モジュールをRAM1016のワーク上に確保されるメモリにロードして実行することで対応する機能処理を実現する。
1016はRAMで、PDL処理部1004がロードされて、PDL処理で使用するPDL処理メモリ1017を確保可能に構成されている。
また、RAM1016には、COPY処理部1006がロードされて、COPY処理で使用するCOPY処理メモリ1018を確保可能に構成されている。
また、RAM1016には、スキャナ画像処理部1007がロードされて、スキャナ画像処理で使用するスキャナ画像処理メモリ1019を確保可能に構成されている。
また、RAM1016には、FAX受信処理部1008がロードされて、FAX受信処理で使用するFAX受信処理メモリ1020を確保可能に構成されている。また、RAM1016には、FAX送信処理部1009がロードされて、FAX送信処理で使用するFAX送信処理メモリ1021を確保可能に構成されている。
また、RAM1016には、ジョブ処理時間算出部1010がロードされて、ジョブ処理時間算出で使用するジョブ処理時間算出用メモリ1022を確保可能に構成されている。
また、RAM1016には、縮退制御部1011がロードされて、縮退制御で使用する縮退制御用メモリ1023を確保可能に構成されている。また、RAM1016には、パネルI/F制御部1013がロードされてパネル表示で使用するパネル表示用メモリ1024を確保可能に構成されている。
1025はエンジン部1028(図1で詳述)にビットマップ情報を転送するエンジン転送部である。
1026はパネル部1029にパネル情報を転送するパネルi/f部である。
1027はスキャナ部1030との通信を行うデバイスi/f部である。1028はエンジン部(図1で詳述)である。1029はパネル部である。
1030はスキャナ部である。
1031はHDDである。
<排紙ユニットの説明>
図3は、図1に示した画像処理装置に接続可能な排紙ユニットの構成を説明するブロック図である。なお、図1に示した画像処理装置に接続される排紙ユニットの機能に加えて、シート後処理としてくるみ製本処理等を行えるように構成されている。
図3は、図1に示した画像処理装置に接続可能な排紙ユニットの構成を説明するブロック図である。なお、図1に示した画像処理装置に接続される排紙ユニットの機能に加えて、シート後処理としてくるみ製本処理等を行えるように構成されている。
なお、排紙ユニットは、排紙ユニット内のセンサ検知及び、モータの駆動制御等を行うためのCPUを有する処理ユニット3040により制御されている。
この排紙ユニットは、搬送される用紙を収納して整合する用紙整合部3003、用紙先端が突き当てられる突き当て部材及び用紙束を加熱した糊で接着する糊ユニット部3004を備える。また、本文用紙を表紙用紙でくるむ表紙部3005、製本された用紙束の周囲をカットするトリマ部3006、製本完成品収納する収納部3007、上下動可能な2つの排紙トレイ部3008、3009などを備えている。
排紙ユニットには、用紙搬入口3001が設けられており、用紙搬入口3001は、画像処理装置のエンジン部1028の排出口と同一高さとなっている。
そして、用紙搬入口3001には搬入ローラ対3002が配置され、搬入ローラ対3002の下流側近傍には、駆動手段であるソレノイドを備えた切換手段を構成するフラッパ3010が2方向への切り替えを行うために配置される。そして、CPU1015の制御でフラッパ3010を作動させて搬送路を切り替えることにより、用紙は製本搬送路3011もしくは紙トレイ搬送路3012に搬送される。
排紙トレイ搬送路に搬送された用紙は、搬送ローラ対3023、3024、3025、3026により搬送され、排紙トレイ部3008、3009に排出される。
排紙トレイ部(上トレイ)3008及び排紙トレイ部(下トレイ)3009は、上下方向に稼動し、排紙トレイを稼動させることで、あらかじめ指定したトレイに排出することが可能である。
例えば、操作部等の指定手段により下トレイ3009への排出が指定されると、上トレイ3008及び下トレイ3009は、下トレイ3009が不図示の排紙口に来るまで上昇して停止し用紙を下トレイ3009に排出する。
また、各排紙トレイは、各トレイに排出された用紙枚数をカウントする手段を有しており、トレイに積載された用紙の枚数が多くなると排出口を塞がないように排紙トレイを下降させて用紙を排出させる。
また、製本搬送路3011に搬送された用紙は、フラッパ3013により、製本用紙搬送路3014及び表紙用搬送路3015に搬送される。
製本搬送路3011に搬送された用紙は、用紙搬送ローラ3016に導かれ用紙整合部3003に搬送される。用紙整合部3003は、下流側が低くなるように傾斜して配置されており、その先端部側には用紙が突き当たる突き当て部材が配置されている。
この突き当て部材の突き当て面には、用紙整合部3003上に整合された用紙束の先端に不図示のヒータで加熱した糊で糊付けする糊ユニット部3004が配置されている。
この用紙整合部3003は、搬送時以外は、整合板対3017で押さえ付けており送り込まれた用紙の膨らみを防止しており、用紙の排出が全て終了すると糊ユニット部3004で糊が加熱され用紙端部が糊付けされる。
本文用紙の出力及び糊付け作業が終了すると、次に表紙用の用紙が給紙、印字されて排紙ユニットに排出され、フラッパ3010、3013により表紙用搬送路3015に切り替えられる。そして、搬送ローラ対3020、3021、3022のより表紙部3005に搬送され停止する。糊付けされた用紙束は表紙部に停止している表紙用紙上に移動する。
この時の表紙部の動作を図4により説明する。
図4は、図3に示した排紙ユニットにおける表示部の処理を説明する断面図である。以下、製本処理におけるくるみ製本処理について説明する。
図4に示すように、表紙部は、本文用紙束1401が表紙部上の表紙用紙1402の中央部分に移動してくると、左右に稼動可能なクランプ部1404が左右の矢印方向から中央部に向かって稼動する。すると、表紙織り込み部1403が立ち上がり表紙用紙を半分に折り曲げながら本文用紙を挟み込んでくる処理を行う。
クランプ部1404が中央に来て用紙束を挟み込むと、乾燥ファンが回転し、表紙用紙に包まれた状態で糊が乾燥するのを待つ。
このようにして、くるみ製本処理において糊付け、表紙付け、乾燥が終了すると、用紙束の周囲を裁断するためにトリマ部3006に搬送される。トリマ部3006では、裁断位置にカッター3030が移動し、動作することで本文の周囲が裁断されていく。
この裁断量は、あらかじめ操作部等の入力装置から設定されておりこの裁断幅から裁断量が決定する。この裁断された裁断くずは、ダストボックス部3031に入れられ、製本された用紙束は収納部3007に搬送される。
<一般的なプリント処理の説明>
次に、上述したシステム構成での印刷動作について以下に説明する。
次に、上述したシステム構成での印刷動作について以下に説明する。
クライアントPC1001において、ユーザからプリンタドライバを介する指定により、印刷の実行が指定されると、クライアントPC1001からネットワークケーブルを介して送信されてきた制御コード、データが送られる。そして、受信バッファ1002を経由してPDL処理メモリ1017に蓄えられる。
CPU1015は、PDL処理部1004に記述されたプログラムに従い、データの処理を行い、 図形や文字、イメージデータ等1つ1つ(画像オブジェクト)についての画像情報を生成する。
PDL処理部1004は、1ページ内の全ての画像オブジェクトの画像情報を生成後、実際に印刷するビットマップ画像に展開する。そして、PDL処理部1004は、展開されたビットマップ画像は、エンジン転送部1025を介してエンジン部1028に送られ、転写材に印刷され、指定された給紙口より給紙を行い、指定された排紙口より排紙されることになる。
図5は、図1に示したクライアントPC1101〜1103の構成を説明するブロック図である。本例は、いわゆるパーソナルコンピュータとして機能するハードウエア資源と、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションを含むソフトウエア資源とを備える。
図5において、1はCPUで、外部メモリ11に記憶されるOS、アプリケーションをRAM2にロードして実行することにより、各種のデータ処理を行う。外部メモリ11には、OSに対応してプリンタと通信して印刷情報を出力するためのプリンタドライバが記憶されている。3はROMで、フォントROM、プログラムROM、データROMから構成されている。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)9の入力を制御する。なお、ポインティングデバイスも接続可能に構成されており、アプリケーション、プリンタドライバが提供するユーザインタフェース画面に対して指示を行うことができる。
6はLCDコントローラ(LCDC)で、LCD10に対する表示を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、外部メモリ11との読み出しまたは書き込みアクセスを制御する。ここで、外部メモリ11とは、ハードディスク、フレキシブルディスク等が含まれる。
<本発明のプリント処理フローの説明>
次に、本実施形態に示す情報処理装置と、画像処理装置を含む画像処理システムのプリント処理フローを説明する。
次に、本実施形態に示す情報処理装置と、画像処理装置を含む画像処理システムのプリント処理フローを説明する。
図6は、本実施形態を示す情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2に示したクライアントPC1101〜1103等の印刷処理例に対応する。なお、S4001〜S4010は各ステップを示す。以下、クライアントPC1101を例として説明する。
なお、各ステップは、図2に示すクライアントPC1101〜1103が備えるCPU1が外部メモリ11からがプリンタドライバをRAM2にロードして実行することで実現される。
まず、S4001で、ユーザはクライアントPC1101により、アプリケーションを実行することで、印刷を希望する印刷データを用意する。
そして、ユーザは、印刷データをあらかじめクライアントPC1101にインストールしてあるプリンタドライバが提供するユーザインタフェース画面を介して、各種印刷設定を行った後、印刷キーを押下する。
次に、S4002で、ユーザはプリンタドライバに対して、図7、図8に示すユーザインタフェース画面を介して、印刷データの印刷完了までの希望印刷時刻もしくは希望印刷時間を設定する。
図7〜図9は、図5に示したLCD10に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。本画面は、RAM2にロードされるプリンタドライバが提供する機能によりLCD10に表示される。本例は、プリンタドライバが提供するユーザインタフェース画面であり、印刷設定は、タブTAB1〜TAB4をポインティングデバイスで選択することでそれぞれの設定を行える画面がLCD10に表示される。
なお、タブTAB1はページ設定画面を表示する場合に選択される。また、タブTAB2は仕上げ設定画面を表示する場合に選択される。タブTAB3は給紙設定画面を表示する場合に選択される。タブTAB4は印刷時間設定画面を表示する場合に選択される。
ユーザは、プリンタドライバが提供する印刷時間設定画面を介して、画質に影響を与える縮退と、画質に営業を与える縮退とを図7、図8に示すように設定することができる。本実施形態では、図7に示す印刷時間設定画面が画質に影響を与えない縮退処理を設定する場合に対応し、図8は印刷時間設定画面が画質に影響を与える縮退処理を設定する場合に対応する。
図7、図8において、TS1〜TS3は印刷設定項目で、印刷設定項目TS1は、希望印刷時刻を設定する場合に時刻情報が入力される。印刷設定項目TS2は、希望印刷時間設定する場合に時間情報が入力される。ここでは、現在時刻を基準として、分単位で、例えば「25分後」を設定した場合を示す。
印刷設定項目TS3は、印刷終了時刻設定する場合に時刻情報が入力される。ここでは、現在時刻を基準として、分単位で、例えば「60分後」を設定した場合を示す。
次に、S4003で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、画像処理装置の状態を画像処理装置から獲得する。画像処理装置の状態とは、トナーの積載情報等である。
次に、S4004で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、図7に示すユーザインタフェース画面を介して、ユーザが希望印刷時刻を設定した場合は印刷終了時刻を画像処理装置の状況より算出して表示する。又は、ユーザが希望印刷時間を設定した場合は印刷終了時間を印刷データ、印刷設定、画像処理装置の状況より算出して表示する。
次に、S4005で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、印刷設定項目TS1で設定された希望印刷時刻と印刷設定項目TS3で印刷終了時間に、要求されている印刷データの印刷を終了できるかどうかを判断する。
具体的には、クライアントPC1101のプリンタドライバは、印刷設定項目TS1の希望印刷時刻は、印刷設定項目TS3の印刷終了時間を過ぎているかどうかを判断する。ここで、クライアントPC1101のプリンタドライバにより印刷設定項目TS1の希望印刷時刻が、印刷設定項目TS3の印刷終了時間を過ぎていないと判断した場合は、S4009へ進む。
一方、S4005で、クライアントPC1101のプリンタドライバにより印刷設定項目TS1の希望印刷時刻が、印刷設定項目TS3の印刷終了時刻を過ぎていると判断した場合は、S4006に進む。そして、S4006で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、ユーザにより画質に影響を及ぼす縮退をする設定がなされているかどうかを判断する。
ここで、クライアントPC1101のプリンタドライバは、ユーザが画質に影響を及ぼす縮退をしないに設定した場合、S4007へ進む。そして、S4007で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、図7に示すように、画質に影響を及ぼさない縮退処理SP1,SP2と、縮退によって短縮される時間を表示する。
本実施形態では、画質に影響を及ぼさない縮退処理SP1を表示する例であり、縮退処理SP1はくるみ製本処理を製本印刷処理に縮退によって短縮される時間「25」分を表示している例である。また、縮退処理SP2はJOBXX処理後処理をJOBXX一時停止に縮退によって短縮される時間「10」分を表示している例である。つまり、先行している指定されているジョブXXを一時停止させることで縮退処理をかける例である。
一方、S4006で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、ユーザが画質に影響を及ぼす縮退をするに設定した場合、S4008へ進む。そして、S4008で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、画質に影響を及ぼす縮退処理SP1〜SP13と縮退によって短縮される時間を図8に示す印刷設定画面をLCD10に表示する。
本実施形態では、画質に影響を及ぼす縮退処理SP11を表示する例であり、縮退処理SP11は1UP印刷を2UP処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「30」分を表示している例である。
同様に、縮退処理SP12はJPEG圧縮率低処理をJPEG圧縮率高処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「10」分を表示している例である。
同様に、縮退処理SP13はATR制御処理をATR制御なし処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「3」分を表示している例である。ここで、ATRとは、自動トナー消費制御の略称であって、トナー補給制御でカラー再現を安定化するための制御を意味する。
同様に、縮退処理SP14はCL(カラー)、BW(黒白)混在処理を全てBW(黒白)処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「3」分を表示している例である。
次に、図7または図8に示す印刷時間設定画面において、いずれかの縮退を選択する。その後、再度、S4009で、クライアントPC1101のプリンタドライバは、印刷設定項目TS1の希望印刷時刻は、印刷設定項目TS3の印刷終了時刻を過ぎているかどうかを判断する。
ここで、クライアントPC1101のプリンタドライバが印刷設定項目TS1の希望印刷時刻は、印刷設定項目TS3の印刷終了時刻を過ぎていないと判定した場合は、S4012へ進む。
一方、S4009で、印刷設定項目TS1の希望印刷時刻は、印刷設定項目TS3の印刷終了時刻を過ぎていると判断した場合は、S4010へ進む。
具体的には、図7に示す縮退処理しても、希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了できないと判断した場合、クライアントPC1101のプリンタドライバがその旨を図9に示す印刷設定画面上にメッセージM1で表示する。これにより、ユーザは、上記縮退処理でも希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了できないことを認知する。
そして、S4010で、上記縮退処理を行っても希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了できない場合、クライアントPC1101のプリンタドライバが上記縮退動作を行ってもよいかどうかを判断する。
具体的には、S4007、S4008のいずれかで表示された画面において、ユーザがボタンBT1を指示しているかに基づいて、プリンタドライバが縮退動作を行ってもよいかどうかを判断する。
ここで、ユーザによる操作状態に基づいて、クライアントPC1101のプリンタドライバが上記縮退をしなくてもよいと判断すれば、S4011で、縮退処理をしない以前の設定に戻す。
次に、S4012で、クライアントPC1101のプリンタドライバは設定情報等を付加した印刷データを画像処理装置に転送して、本処理を終了する。以下、画像処理装置は、図10に示す制御手順に基づいて、受信する印刷データを処理する。
図10は、本実施形態を示す画像処理装置の第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、クライアントPC1101〜1103から受信する印刷データをMFP118が印刷処理する例である。なお、S5001〜S5008は各ステップを示す。各ステップは、CPU1015がROM1003に記憶されたモジュールをRAM1016にロードして実行することで実現される。
まず、S5001で、MFP118のCPU1015は、クライアントPC1101〜1103からネットワーク1100を介して印刷データを受信する。次に、S5002で、MFP118のCPU1015は、前記印刷データに付加されている設定情報中にJOBの優先順位を変更する情報が入っているかどうかを調べる。ここで、MFP118のCPU1015が印刷データに付加されている設定情報中にJOBの優先順位を変更する情報が入っていないと判定した場合は、S5004へ進む。
一方、S5002で、MFP118のCPU1015が印刷データに付加されている設定情報中にJOBの優先順位を変更する情報が入っていると判定した場合は、S5003で、MFP118のCPU1015がJOBの優先順位を変更する。具体的には、現在MFP118で処理中のJOBを中断する。
次に、S5004で、MFP118のCPU1015が受信した印刷データ中に付加されている設定情報中MFP118の状態を変更する情報が入っているかどうかを調べる。ここで、CPU1015が設定情報中にMFP118の状態を変更する情報が入っていないと判断した場合は、S5006へ進む。
一方、S5004で、CPU1015が設定情報中にMFP118の状態を変更する情報が入っていると判断した場合は、S5005で、CPU1015は縮退制御部1011を実行する。これにより、RAM1016上に保持されるトナーの積載情報をリセットし、更にATR制御が発生しないようにする。これにより、画像処理プロセス処理時間の一部が縮退される。なお、この縮退は、画質に影響を与える処理である。
次に、S5006で、CPU1015がPDL処理部1004を実行することで、受信した印刷データのPDLデータをPDL処理メモリ1017上でラスタイメージに展開処理するRIP処理を行う。
ここで、CPU1015がPDL処理部1004は、RIP処理として、ディスプレイリスト等の中間オブジェクトをエンジンが解釈できるようにビットマップに変換する処理を行う。
次に、S5007で、エンジン転送部1025がPDL処理メモリ1017に展開されている画像データをエンジン部1028へ転送して、公知の画像形成プロセスにより画像形成を行うエンジン処理を行う。
そして、S5008で、エンジン部1028で画像形成された用紙を図3に示す排紙ユニットに搬送することで、印刷データに設定されたシート処理条件に基づいてフィニッシャ処理を施して、本処理を終了する。
上記実施形態によれば、クライアントPC1101〜1103のプリンタドライバが提供する印刷時間設定に従い、ユーザが画質に影響を与える縮退と、画質に影響を与えない縮退とを選択することができる。
したがって、ユーザが画質に影響を与えることなく、印刷処理時間を短縮する場合に、縮退処理の内容とその縮退時間の内容を確認して、希望印刷時間内に印刷処理を終えることが可能となる。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、図2に示したクライアントPC1101〜1103のプリンタドライバを介して印刷時間の設定に従い、MFP118が印刷要求に伴い画像処理プロセス処理時間の一部を縮退する場合について説明した。
上記実施形態では、図2に示したクライアントPC1101〜1103のプリンタドライバを介して印刷時間の設定に従い、MFP118が印刷要求に伴い画像処理プロセス処理時間の一部を縮退する場合について説明した。
これに対して、MFP118が備えるパネル部1029に後述する印刷時間の設定画面を表示して、ユーザの設定に従い、コピー処理に伴い画像処理プロセス処理時間の一部を縮退する例について説明する。
<本発明のコピー処理フローの説明>
図11は、本実施形態を示す画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2に示したパネル部1029からの印刷時間設定に伴い、コピー処理に伴い画像処理プロセス処理時間の一部を縮退する例である。なお、S8001〜S8011は各ステップを示す。各ステップは、CPU1015がROM1003に記憶されたモジュールをRAM1016にロードして実行することで実現される。ここで、モジュールとは、図2に示したCOPY処理部1006、ジョブ処理時間算出部1010、縮退制御部101、パネルI/F制御部1013等に対応する。
図11は、本実施形態を示す画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2に示したパネル部1029からの印刷時間設定に伴い、コピー処理に伴い画像処理プロセス処理時間の一部を縮退する例である。なお、S8001〜S8011は各ステップを示す。各ステップは、CPU1015がROM1003に記憶されたモジュールをRAM1016にロードして実行することで実現される。ここで、モジュールとは、図2に示したCOPY処理部1006、ジョブ処理時間算出部1010、縮退制御部101、パネルI/F制御部1013等に対応する。
図12〜図14は、図2に示したパネル部1029のLCD表示部1029Dに表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
まず、図1に示すようにADF2080に載置された原稿をMFP118のスキャナ部1030のプラテンに原稿を搬送してセットした後、S8001で、パネル部1029でコピー機能に関する詳細な設定を行う。そして、ユーザがスタートキーSBを押下する。これにより、MFP118によるコピー機能処理が開始される。
次に、ユーザは、S8002で、パネル部1029を介して印刷データの印刷完了までの希望印刷時刻もしくは希望印刷時間を設定する。
ユーザはパネル部1029のLCD表示部1029Dに、図12、図13に示す操作画面を表示させた状態で、図12では画質に影響を及ぼさない縮退処理を、図13では画質に影響を及ぼす縮退処理を実行するための設定を行う。
本実施形態では、図12では、画質に影響を及ぼさない縮退処理SP1を表示する例であり、縮退処理SP1はくるみ製本処理を製本印刷処理に縮退によって短縮される時間「25」分を表示している例である。また、縮退処理SP2はJOBXX処理後処理をJOBXX一時停止に縮退によって短縮される時間「10」分を表示している例である。
図13は、画質に影響を及ぼす縮退処理SP11を表示する例であり、縮退処理SP11は1UP印刷を2UP処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「30」分を表示している例である。
同様に、縮退処理SP12はJPEG圧縮率低処理をJPEG圧縮率高処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「10」分を表示している例である。
同様に、縮退処理SP13はATR制御処理をATR制御なし処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「3」分を表示している例である。ここで、ATRとは、自動トナー消費制御の略称であって、トナー補給制御でカラー再現を安定化するための制御を意味する。
同様に、縮退処理SP14はCL(カラー)、BW(黒白)混在処理を全てBW(黒白)処理と縮退することで、その縮退によって短縮される時間「3」分を表示している例である。
なお、パネル部1029に設けられるテンキーK1と、タッチパネルとして機能する液晶表示部1029Dに表示されるモード設定キーを操作することで、図12,図13に示す操作画面がCPU1015の制御で表示される。
なお、図12に示す画面を表示させた後、図13に示す画面を表示させるための、例えば画質に影響を及ぼす縮退処理を実行するかをユーザに問い合わせるメッセージをCPU1015が表示させる。
そして、CPU1015が表示された問い合わせに対してユーザの指示を判断して、図13に示す画面を表示させる制御を行う。あるいは、液晶表示部1029Dに表示されるモード設定キーの押下により、直接図13に示す画面を表示させる制御を行う。
次に、S8003で、CPU1015により実行されるジョブ処理時間算出部1010が図12に示す操作画面において設定されたコピー機能設定に従い、ユーザが希望印刷時刻を設定した場合は印刷終了時刻を算出する。そして、設定、MFP118の状況より算出して表示する。
一方、CPU1015により実行されるジョブ処理時間算出部1010は、ユーザが希望印刷時間を設定した場合は印刷終了時間を読み取った画像データ、設定、MFP118の状況より算出して、LCD表示部1029Dに表示する。
次に、S8004で、CPU1015は、算出された印刷終了時刻は、希望印刷時刻以内かどうかを判断する。ここで、印刷終了時刻が希望印刷時刻を過ぎていない、つまり、印刷処理時間がユーザの要求する希望印刷時刻内に収まる場合は、SS8010へ進む。
一方、S8004で、印刷終了時刻が希望印刷時刻を過ぎていると判断した場合は、希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了できない場合、ユーザはパネル部1029により画質に影響を及ぼす縮退をするかどうかを設定する。
そして、S8005で、CPU1015は、画質に影響を及ぼす縮退処理を設定しているかどうかをパネル部1029に対する操作指示内容から判断する。具体的には、CPU1015が縮退制御部1011を実行することで判断処理するものとする。
ここで、CPU1015が画質に影響を及ぼす縮退処理を選択していないに設定したと判断した場合、S8006で、画質に影響を及ぼさない縮退処理と、縮退によって短縮される時間を縮退制御部1011で算出する。そして、図12に示すように、CPU」1015の制御でパネル部1029のLCD表示部1029Dに表示する。
一方、S8005で、CPU1015は、ユーザが画質に影響を及ぼす縮退をするに設定したと判断した場合、画質に影響を及ぼす縮退処理と縮退によって短縮される時間を縮退制御部1011で算出する。そして、図13に示すように、CPU」1015の制御でパネル部1029のLCD表示部1029Dに表示する。
次に、S8008で、CPU1015は、S8006,S8007に基づく縮退処理を行っても希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了できないかどうかを判断する。ここで、CPU1015が希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了すると判断した場合は、S8010へ進む。
一方、S8008で、希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了しないと判断した場合は、S8009に進む。そして、S8009で、CPU1015の制御で、図14に示すような、例えばS8006に基づく縮退処理を行ってもよいかどうかを問い合わせる画面をLCD表示部1029Dに表示する。
図14には、例えばS8006に基づく縮退処理を行っても希望印刷時刻もしくは希望印刷時間に印刷が終了しないことを警告するメッセージM1がLCD表示部1029Dに表示される。
次に、S8009で、CPU1015が図14に示す操作画面表示に対して、ユーザからOKボタンBT1が押下されているかどうかに基づいて、S8006に基づく縮退処理を行う指示があるかどうかを判断する。
ここで、CPU1015が、S8006に基づく縮退処理を行う指示があると判断した場合は、S8011へ進み、図12に示す画質に影響が及ばない縮退を設定して、読み取った画像データの印刷処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S8009で、S8006に基づく縮退処理を行う指示がないと判断した場合は、S8010へ進み、縮退処理をしない以前の設定に戻して、読み取った画像データの印刷処理を実行し、本処理を終了する。
これにより、スキャナ部1030で読み取られる原稿画像の印刷処理、すなわち、MFP118単体のコピー機能処理実行時に、画質に影響が及ばない縮退を設定して、印刷処理時間を調整することができる。
以下、第1、第2実施形態における、図2に示すジョブ処理時間算出10110の機能処理について説明する。
図15は、本実施形態を示す画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2に示したジョブ処理時間算出10110の機能処理例である。なお、S1101〜S1104は各ステップを示す。各ステップは、CPU1015がROM1003に記憶されたモジュールをRAM1016にロードして実行することで実現される。
まず、S1101で、CPU1015は、RAM1016のPDL処理メモリ1017に記憶されたオブジェクトの種類(文字、イメージ、グラフィック)と各々のサイズ及び透過、上書き等の論理描画の指定情報を調べる。
次に、S1102で、CPU1015が実行するジョブ処理時間算出部1010が上記情報からコントローラ処理時間を算出する。次に、第1実施形態であれば、受信したジョブの印刷設定を調べ、第2の実施形態であれば、読み取った原稿の画像データの印刷設定を調べる(1103)。
そして、S1104で、CPU1015が実行するジョブ処理時間算出部1010が上記情報からコントローラ処理が終了してから、エンジン部1028による排紙までの処理時間を算出して、本処理を終了する。
以下、図16に基づいて、画像処理システム全体における具体的なジョブ処理時間算出処理について説明する。
図16は、図1に示した画像処理システムにおけるジョブ処理時間算出例を示す図である。
本画像処理システムでは、図1に示したクライアントPC1101〜1103によるドライバ処理時間T1、ネットワーク転送処理時間T2を算出する。さらに、MFP118によるPDL処理時間T11とRIP処理時間T12とエンジン処理時間T13及び排紙ユニット処理時間T14の系6つの処理時間を算出する。なお、PDL処理時間T11には、ディスプレイリスト等の中間オブジェクトを作成する処理時間が含まれている。
本実施形態では、ドライバ処理時間T1とPDL処理時間T11はオブジェクトの種類とサイズから一意に決定され、それに予め決めている透過、上書き等の論理描画の指定情報から一意に決定される係数を掛けて算出する。
一方、ネットワーク転送処理時間T2とRIP処理時間T12はそれぞれドライバから吐き出されるプリンタファイルサイズ、中間オブジェクトのサイズから一意に決定する。
さらに、エンジン処理時間T13と排紙ユニット処理時間T14は設定毎に予め処理時間を図16に示すようにあらかじめROM1003等に格納しておき、上記時間を算出に使用する。
上記実施形態によれば、パネル部1029が提供する印刷時間設定に従い、ユーザが画質に影響を与える縮退と、画質に影響を与えない縮退とを選択することができる。
したがって、ユーザが画質に影響を与えることなく、印刷処理時間を短縮する場合に、縮退処理の内容とその縮退時間の内容を確認して、希望印刷時間内に印刷処理を終えることが可能となる。
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では、ドライバが提供する印刷設定画面や、第2実施形態ではパネル部1029に表示する操作画面より画質に影響を及ぼす縮退を行うかどうかを判別して、それぞれに対応して一律に縮退制御を行う場合について説明した。しかしながら、縮退制御による効果が高い縮退制御を選択可能に切り替え制御して、ユーザが縮退制御を選択できるように制御してもよい。以下、その実施形態について説明する。
上記第1実施形態では、ドライバが提供する印刷設定画面や、第2実施形態ではパネル部1029に表示する操作画面より画質に影響を及ぼす縮退を行うかどうかを判別して、それぞれに対応して一律に縮退制御を行う場合について説明した。しかしながら、縮退制御による効果が高い縮退制御を選択可能に切り替え制御して、ユーザが縮退制御を選択できるように制御してもよい。以下、その実施形態について説明する。
図17Aは、本実施形態を示す情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、クライアントPC1101〜1103のプリンタドライバによる縮退選択処理例である。なお、S1201A〜S1203Aは各ステップを示す。各ステップは、CPU1が外部メモリ11に記憶されたプリンタドライバをRAM2にロードして実行することで実現される。
まず、S1201Aで、図7に示す印刷設定画面において、ユーザが「画質に影響を及ぼす縮退をする」を選択したかどうかを調べる。具体的には、図8に示す画面おいて、ボタンBT1が押下されたかに基づいてプリンタドライバが判断する。
ここで、プリンタドライバがユーザにより「画質に影響を及ぼす縮退をする」を選択したと判断した場合は、S1202Aへ進む。そして、S1202Aで、プリンタドライバが図8に示すように全ての縮退処理の中から効果が大きいものから縮退処理を選択してクライアントPCのドライバ画面に表示して、本処理を終了する。
一方、S1201Aで、プリンタドライバがユーザにより「画質に影響を及ぼす縮退をする」を選択しないと判断した場合、S1203Aへ進む。そして、S1203Aで、画質に影響を及ぼさない縮退処理の中から効果が大きいものから縮退処理を選択して、図7に示すように、クライアントPCのドライバ画面に表示して、本処理を終了する。
図17Bは、本実施形態を示す画像処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、MFP118のプリンタドライバによる縮退選択処理例である。なお、S1201B〜S1203Bは各ステップを示す。各ステップは、CPU1015がROM1003に記憶されたモジュールをRAM1016にロードして実行することで実現される。
まず、S1201Bで、図13に示す操作画面において、ユーザが「画質に影響を及ぼす縮退をする」を選択したかどうかを調べる。具体的には、図13に示す画面おいて、ボタンBT1が押下されたかに基づいてCPU1015が判断する。
ここで、CPU1015がユーザにより「画質に影響を及ぼす縮退をする」を選択したと判断した場合は、S1202Bへ進む。そして、S1202Bで、CPU1015が縮退制御部1011を実行する。そして、図13に示すように全ての縮退処理の中から効果が大きいものから縮退処理を選択してパネル部1029のLCD表示部1029Dに画面表示して、本処理を終了する。
一方、S1201Bで、CPU1015は、ユーザが「画質に影響を及ぼす縮退をする」を選択しないと判断した場合、S1203Bで、画質に影響を及ぼさない縮退処理の中から効果が大きいものから縮退処理を選択する。そして、図12に示すように、パネル部1029のLCD表示部1029Dに画面表示して、本処理を終了する。
これにより、ユーザが画質に影響を与えることなく、印刷処理時間を短縮する場合に、縮退処理の内容とその縮退時間の内容を確認して、優先順位の高い縮退処理を選択することで、希望印刷時間内に印刷処理を終えることが可能となる。
〔第4実施形態〕
以下、図18、図19に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
以下、図18、図19に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図18は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
図19は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図6、図10、図11、図15、図17A、図17Bに示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
118 MFP
1003 ROM
1015 CPU
1030 スキャナ部
1028 エンジン部
1101〜1103 クライアントPC
1003 ROM
1015 CPU
1030 スキャナ部
1028 エンジン部
1101〜1103 クライアントPC
Claims (12)
- 印刷処理を実行する印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記印刷処理を実行する際の印刷条件が設定された印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した印刷ジョブを前記印刷装置に送信する送信手段と、
前記生成手段により生成される印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させるべき印刷時間を指定する指定手段と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定手段により指定された印刷時間に終了するかどうかを判断する判断手段と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了しないと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更する変更手段とを有し、
前記生成手段は、前記変更手段により変更された印刷条件に基づいて印刷ジョブを生成することを特徴とする情報処理装置。 - 前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定手段により指定された印刷時間に終了しないと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更するための設定画面を表示する印刷設定画面表示手段を有し、
前記変更手段は、前記設定画面に対するユーザの指示に基づいて、前記印刷条件を変更することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記印刷設定画面表示手段は、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更するための設定画面を表示する場合、変更により短縮される印刷時間が長い順に変更可能な印刷条件の候補を表示することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記印刷設定画面表示手段は、前記変更により短縮される時間を、前記印刷条件の候補とともに表示することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- 印刷処理を実行する印刷装置であって、
原稿を画像データとして読み取る読取手段と、
前記印刷処理を実行する際の印刷条件が設定された印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷手段と、
前記生成手段により生成された印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させるべき印刷時間を指定する指定手段と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定手段により指定された印刷時間に終了するかどうかを判断する判断手段と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了しないと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更する変更手段とを有し、
前記生成手段は、前記変更手段により変更された印刷条件に基づいて印刷ジョブを生成することを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定手段により指定された印刷時間に終了しないと前記判断手段が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更するための設定画面を表示する印刷設定画面表示手段を有し、
前記変更手段は、前記設定画面に対するユーザの指示に基づいて、前記印刷条件を変更することを特徴とする請求項5記載の印刷装置。 - 前記印刷設定画面表示手段は、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更するための設定画面を表示する場合、変更により短縮される印刷時間が長い順に変更可能な印刷条件の候補を表示することを特徴とする請求項6記載の印刷装置。
- 前記印刷設定画面表示手段は、前記変更により短縮される時間を、前記印刷条件の候補とともに表示することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
- 印刷処理を実行する印刷装置と通信可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
前記印刷処理を実行する際の印刷条件が設定された印刷ジョブを生成する生成工程と、
前記生成工程が生成した印刷ジョブを前記印刷装置に送信する送信工程と、
前記生成工程により生成される印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させるべき印刷時間を指定する指定工程と、
前記印刷ジョブ基づく印刷処理が前記指定工程により指定された印刷時間に終了するかどうかを判断する判断工程と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了しないと前記判断工程が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更する変更工程とを有し、
前記生成工程は、前記変更工程により変更された印刷条件に基づいて印刷ジョブを生成することを特徴とする情報処理方法。 - 印刷処理を実行する印刷装置における印刷方法であって、
原稿を画像データとして読み取る読取工程と、
前記印刷処理を実行する際の印刷条件が設定された印刷ジョブを生成する生成工程と、
前記生成手段により生成された印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷工程と、
前記生成工程にて生成された印刷ジョブに基づく印刷処理を終了させるべき印刷時間を指定する指定工程と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記指定工程にて指定された印刷時間に終了するかどうかを判断する判断工程と、
前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了しないと前記判断工程が判断した場合に、前記印刷ジョブに設定されている複数の印刷条件のうち画質に影響を与えない印刷条件を、前記印刷ジョブに基づく印刷処理が前記印刷時間に終了する印刷条件に変更する変更工程とを有し、
前記生成工程は、前記変更工程により変更された印刷条件に基づいて印刷ジョブを生成することを特徴とする印刷方法。 - 請求項9に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項9に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006315452A JP2008129915A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 情報処理装置、印刷装置、情報処理方法、印刷方法、記憶媒体、プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010066907A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Ricoh Co Ltd | 印刷システム、印刷システムの制御方法、これに用いられる印刷装置 |
JP2014093554A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読み取り方法、プログラム、記録媒体、及び情報処理装置 |
-
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