JP2010028510A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本のように綴じられた原稿の読取に関して、利用者の原稿読取時の作業を軽減する機能を持った原稿読取装置を提供する。
【解決手段】原稿読取装置は、複数の画像を読取順と関連付けて記憶するスキャナと、読取った画像データ中の輝度が所定値より低い領域を検出する処理部S120と、文字画像の正立方向を判定する処理部S110と、検出された領域と文字画像の正立方向の判定に基づいて読取った画像の順序を変更する処理部S130、S140、S150、S170、S200〜S240とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像を読取って所定の処理を行なう原稿読取装置に関し、特に、本のように綴じられた原稿を扱う原稿読取装置に関する。
原稿読取装置において、原稿を読取方式には2種類ある。1つは原稿を読取装置のプラテン板上に1枚ずつ置き順番に読取る方式である。もう1つは原稿読取装置の原稿カバー上にADF(Auto Document Feeder)装置を設けて、原稿を搬送しながら順番に読取る方式である。
綴じられていない複数枚の原稿を順番に読取る時には、自動で原稿を搬送し読取を行なうADF装置を用いた方式が便利である。しかし、本のように綴じられた原稿(以下「ブック原稿」と呼ぶ。)を読取る際には原稿搬送ができないためADF装置は使用できない。そのため、読取らせるページを開き1ページずつプラテン板上に置き、順番に読取る方式を採っていた。また、プラテン板上にページを開いて置き2ページ分の原稿を読取らせた場合、プラテン板上で読取った2ページ分の原稿は1つの画像として処理される。そのため、データとしては利用しづらいものになっていた。
特許文献1では、ブック原稿のページを開いて読取る時、ユーザの指示により読取った画像を中央で分割し、2つの画像として処理する技術が開示されている。
特開2003−18396
しかし、ブック原稿のサイズは様々であり、プラテン板上に見開きの状態で置けるサイズとは限らない。そのため、綴じられた原稿を1ページずつ読取る方式についても考慮する必要がある。
ページを読取る際に重要となるのは、ページの順序と上下である。データとしては正しい上下方向で正しい順序で取り込まれるのが望ましい。しかし、ブック原稿の読取り方は利用者の好みで行なわれていることが多く、読取り方によっては読取り作業後にページ順や上下方向を揃える作業など、新たな作業が発生するという問題点がある。
特許文献1の技術は、ブック原稿を開いた状態で読取るための技術であるため、1ページずつ読取る方式には適していない。
本発明の目的は、ブック原稿の読取に関してページの読取順序と上下方向とを考慮し、利用者の原稿読取時の作業を軽減する機能を持った原稿読取装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る原稿読取装置は、複数ページの原稿を読取って複数の画像に変換するための画像読取手段と、複数の画像を読取順と関連付けて記憶するための画像記憶手段と、複数の画像の各々に対し、輝度が所定値より低い画素からなる領域を検出するための検出手段と、画像データ内の文字画像の正立方向を判定するための判定手段と、検出手段により検出された領域及び判定手段により判定された文字画像の正立方向に基づいて、複数の画像の順序を変更するための順序変更手段とを含む。
この原稿読取装置は、ブック原稿の読取に関して、ページの読取順序と正立方向とを考慮し、複数の画像の順序を変更することができる。この結果、利用者の原稿読取時の作業を軽減することができる。
好ましくは、原稿読取装置は、複数の画像に対し、判定手段の判定結果により示される正立方向が所定の方向と異なっているものを、文字の正立方向が所定の方向と一致するように画像を回転させるための回転手段を含む。
原稿の読取時に、ページの上下方向を逆に読取っても、文字の正立方向が所定の方向に一致するように画像を回転させる。この動作により、ページの上下方向を気にすることなしにブック原稿の読取りが可能になる。
より好ましくは、原稿読取装置は、複数の画像の各々に対し、検出手段により検出された領域の輝度を白領域の輝度として定められた所定の値に変更するための輝度値変更手段を含む。
輝度値が低く影として検出された領域を、白領域の輝度としての所定の値に変更することができる。この動作により影領域を白く置換え、画像の影部分を消去することができる。
さらに好ましくは、原稿読取装置は、表示装置と、画像記憶手段に記憶された複数の画像を表示装置にプレビュー表示させるためのプレビュー手段とを含む。
原稿読取装置によって行なわれた画像順序の変更、画像の上下方向の回転、及び画像の影部分消去をプレビュー表示によって確認することができる。プレビュー表示によって画像を確認することで、印刷及び送信処理を実行する前に画像データに間違いがないかを確認することができる。
好ましくは、原稿読取装置は、画像記憶手段に記憶された複数の画像の向きを変更可能な編集手段を含む。
より好ましくは、編集手段は、画像記憶手段に記憶された複数の画像の順序を変更することが可能である。
編集手段を用いることで、画像を手動で選択し画像の向き及び順序を変更することができる。この編集手段により、画像読取装置で上下方向の回転がなされなかった画像データを所望の方向に回転させることができ、画像データの順序も読取順とは関係なく並べなおすことができる。
さらに好ましくは、原稿読取装置は、画像記憶手段に記憶された複数の画像の順序を変更するための順序変更手段を含む。
原稿読取装置によって読取られた画像データは、原稿の読取順序に関わらず所望の順序で並べ替えることができる。この動作により、原稿読取時に作業を軽減することができる。
好ましくは、原稿読取装置は、画像記憶手段に記憶された画像のうち、検出手段により領域が検出され、かつ検出された領域が画像の中央部を含む所定範囲内にあるものについて、検出された領域を中心として2つの画像に分割するための画像分割手段を含む。
ブック原稿を見開きの状態で原稿載置台上に置き原稿読取を行なった場合、中央部に綴じ影が検出される。見開き状態では2ページ分の画像が読取られるので、中央部の検出された影の位置で読取った画像を分割し2つの画像として扱う。この動作により、一度に2ページ分の原稿を読取ることができ、原稿読取時の作業を軽減することができる。
より好ましくは、原稿読取装置は、画像記憶手段に記憶された画像のうち、検出手段により領域が検出され、かつ検出された領域が画像の中央の所定領域以外に位置しているものを抽出し、抽出された各画像内で領域が検出された位置に基づいて、各画像の順序を再設定するための順序再設定手段を含む。
原稿読取装置において所定の読取手順でブック原稿を読取ると、検出される領域の位置とページの上下方向とに規則性が現れる。その規則に当てはまる時に画像順序の再設定を行なうことで、正しい画像の順序に並び替えることができ、原稿読取時の作業を軽減することができる。
以上のように、本原稿読取装置によれば、ブック原稿を読取ることで画像データの回転処理、及び影領域の削除処理を行ない、プレビュー表示によって記録された画像データの状態を確認することができる。また、所定の読取手順でブック原稿を読取ることで、画像順序を自動的に並べ替えることができる。その結果、ブック原稿の読取に関してページの読取順序と上下方向とを考慮し、利用者の原稿読取時の作業を軽減する機能を持った原稿読取装置を提供することができる。
以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
―構成―
図1は本発明の一実施の形態に係る画像処理装置である原稿読取装置200の断面図である。図1を参照して、本実施の形態に係る原稿読取装置200は、複写機(図示せず)又は複合画像形成装置等の上に設けられ、自動原稿搬送装置(以下「ADF」と呼ぶ)40と、主走査部42とを含む。ADF40と主走査部42とはヒンジ(図示せず)によって連結されており、ADF40はヒンジによって主走査部42に対して開閉可能となっている。主走査部42は、筐体44と、透明なガラス板からなる、原稿を載置するためのプラテン板46と、筐体44内に収容される第1画像読取部58とを含む。
主走査部42は、ユーザが原稿をプラテン板46上に載置して原稿の読取を行なう原稿固定方式による画像読取と、ADF40によって自動的に原稿を搬送しながら読取りを行なう原稿移動方式との両読取方式に対応している。
以下、両読取方式の動作について説明しながら、原稿読取装置200についての構成を説明する。
第1画像読取部58は、原稿に光を照射するための光源60と、原稿画像を読取るためのCCD(Charge Coupled Device)70と、原稿の反射光をCCD70へ導くための第1ミラー62、第2ミラー64、及び第3ミラー66と、CCD70に反射光を結像させるためのレンズ68とを含む。第1画像読取部58はさらに、光源60と第1ミラー62とを保持するための光源ユニット72と、第2ミラー64と第3ミラー66とを保持するためのミラーユニット74とを含む。
原稿固定方式によって原稿を読取る場合、光源ユニット72と、ミラーユニット74とは、原稿固定方式に対応したホームポジションにそれぞれ移動する。その後、光源ユニット72は原稿に対して光を照射しながら一定の速度で副走査方向(紙面に対して左右方向)に移動して原稿の画像を走査し、それと同時にミラーユニット74は、光源ユニット72の移動速度の1/2の移動速度で、同じく副走査方向に移動する。
光源ユニット72から照射され原稿から反射した光は、光源ユニット72に設けられた第1ミラー62で反射したのち、ミラーユニット74の第2ミラー64及び第3ミラー66によって180°光路変換され、第3ミラー66から反射された光はレンズ68を介してCCD70に結像し、電気的な画像データに変換される。
また、原稿移動方式によって原稿画像を読取る場合、光源ユニット72とミラーユニット74とは、図1に示される位置に静止する。そして、ADF40によって静止位置上部を通過するように搬送される原稿に対して光源60から光を照射して画像を走査し、原稿の表面側から反射された光は、原稿固定方式と同様に第1ミラー62によって反射された後、ミラーユニット74内の第2ミラー64及び第3ミラー66によって180°光路変換され、レンズ68を介してCCD70に結像し、電気的な画像データに変換される。
ADF40は、原稿載置台48と、原稿載置台48に載置された原稿を1枚ずつ内部に呼込むための呼込ローラ50と、呼込まれた原稿を原稿搬送路に従って搬送するための複数対ある搬送ローラ52と、給紙タイミングを調整するためのレジストローラ54と、画像読取を終えた原稿を排紙トレイ118へ排出するための排紙ローラ56とを含む。ADFはさらに、ADFの下面に主走査部42のプラテン板46上に載置された読取原稿を押さえるための押さえ板112と、第2画像読取部90とを含む。
第2画像読取部90は、原稿に光を照射するための光源92と、原稿画像を読取るためのCCD104と、原稿の反射光を反射させCCD104へ導くための第1ミラー94、第2ミラー96、第3ミラー98、及び第4ミラー100と、CCD104に反射光を結像させるためのレンズ102とを含む。また、第2画像読取部90は、1つの装置をなすようにユニット化されており、読取窓120を形成するユニット用筐体110に収容されている。ユニット化された第2画像読取部90は略U字状に弧を描くADFの原稿搬送路内に収まるように配置されている。押さえ板112は、第2画像読取部90の光源92に対峙する部分が開放可能な蓋体116となっている。
なお、第2画像読取部90において、光源92、レンズ102及び、CCD104は、第1画像読取部58を構成する光源60、レンズ68、CCD70と同一のものである。
原稿読取装置200において、ユーザから両面読取の要求がなされた際、ADF40を用いた原稿移動方式では、第1画像読取部58は搬送されてきた原稿の表面側の画像を読取り、第2画像読取部90は搬送されてきた原稿の裏面側の画像を読取る。具体的には、第1画像読取部58によって原稿の表面側の画像が読取られた後、その原稿は原稿搬送路に沿って排紙トレイ118へ向けて搬送される間に、第2画像読取部90の光源92の下部を通過する。この際に、第2画像読取部90の光源92は原稿の裏面側へ光を照射し、原稿の裏面側から反射された光はガラスなどの透明部材で形成された読取窓120を通過し、第1ミラー94、第2ミラー96、第3ミラー98、及び第4ミラー100によって順次光路変更された後、レンズ102を介してCCD104に結像し、電気的な画像データに変換される。
図2は、原稿読取装置200のハードウェア構成を表すブロック図である。図2を参照して、原稿読取装置200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され装置全体の動作を制御するための制御部210と、原稿画像を読取るためのスキャナ部212と、スキャナ部212に接続され、スキャナ部212で読取った光学データをページ単位で電気的な画像データに変換するための画像処理部214と、制御部210に接続され、ユーザが各種設定を入力するための操作パネル部220と、制御部210に接続され、制御中のデータ、入力された各種指示内容、及び画像処理部214で変換された画像データを記憶するための記憶部216と、制御部210に接続され、コンピュータ又はプリンタなどの外部機器300との間で双方向通信を行なうための通信部218とを含む。
原稿読取装置200はさらに、原稿固定方式によって原稿画像を読取る時に光源ユニット72とミラーユニット74とを適宜の速度で副走査方向に移動させるための原稿走査部駆動モータ224と、制御部210に接続され、原稿走査部駆動モータ224の動作を制御するためのドライバ222と、原稿搬送経路中に配置された呼込ローラ50、搬送ローラ52、レジストローラ54、排紙ローラ56などの各ローラを駆動するための原稿搬送ローラ駆動モータ228と、制御部210に接続され、原稿搬送ローラ駆動モータ228の動作を制御するためのドライバ226とを含む。
また、スキャナ部212は、第1画像読取部58におけるCCD70と、第2画像読取部90におけるCCD104とを含む。
記憶部216は、RAM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、ハードディスク、MO(Magneto−Optical disk)などで構成される。記憶部216は、スキャナ部212で読取った原稿画像を記憶する原稿画像記憶部を含む。
通信部218は、外部機器300との間で双方向通信を行ない、画像処理部214で画像処理したデータを外部機器300に送信する機能を持つ。また、外部機器300から送信されたデータを本原稿読取装置200で扱えるデータに変換するための機能も含む。
操作パネル部220は、表示パネル230と、スタートキー232と、クリアキー234と、制御部210に接続され、利用者が入力操作を行なうためのキーパネル238と、制御部210に接続され、利用者が手動編集モードに入る時に操作する手動編集キー236とを含む。また、操作パネル部220は、図示は省略しているが、図1に示す原稿読取装置200の手前側に配置される。具体的には、主走査部42をADF40より手前側まで拡張し、その上面部分に配置される。操作パネル部220は、原稿読取時の動作モード(片面読取や両面読取などの指定)を入力する場合などに用いられる。
図3は、原稿読取装置200において、制御部210において実行され、ブック原稿を読取る際の画像編集処理を制御するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。このプログラムは、すべての原稿ページが読取られ、メモリに格納された状態で開始される。図3及び図4〜図11を参照して、プログラムの構成を説明する。
図3を参照して、このプログラムは、メモリから1ページ分の画像データを読出すステップS100と、ステップS100に続いて実行され、読出した画像データの文字の方向を判定するステップS110と、ステップS110に続いて実行され、読出した画像データの綴じ影の位置を検出するステップS120とを含む。
ステップS110では、読出したページ毎に文字の正立方向の判定をする。文字の方向は変数MJを用いて表す。文字の正立方向の判定はパターンマッチング用の辞書を用意して行なう。文字形状の上下を正しく示す辞書と、上下を逆に示す辞書との2つの辞書を用いて、画像中の文字が上下正しい文字の方と多くマッチしたら、画像の上下は正しいと判定し変数MJには0の値を設定する。画像中の文字が上下逆の文字と多くマッチしたら、画像の上下は逆であると判定し、変数MJには1の値を設定する。また、画像の上下が不明な時は変数MJには0の値を設定する。
ステップS120では、ブック原稿の綴じ影及び綴じ影の位置を検出する。ブック原稿を読取るときは、ページを開きプラテン板46上に押付ける形で読取るため綴じ影が存在する。綴じ影の検出は、次のように行なう。
読取った画像データから、ある読取り画像について読取画素値を256階調とし、互いに平面上で直交するx軸、y軸を用いて、点(x、y)における画素の輝度値をL(x、y)、(x=1〜2000、y=1〜4000)、とする。画素の輝度値を縦方向(y軸方向)にすべて加算したものを加算画素値とし、x軸の座標Xにおける加算画素値Lsum(X)は、Lsum(X)=L(X、1)+L(X、2)+・・・+L(X、4000)として求められる。
加算画素値Lsum(X)の値が低い場合は、座標Xにおける縦方向の輝度は低い。そのため黒い部分として認識される。綴じ影はある程度連続した黒い領域であるので、綴じ影はx軸上で基準幅Wd以上連続しているものとする。
しきい値Lth未満となる領域の始点をX、終点をX(1<X<X<2000)とすると、X−Xの値が綴じ影の幅として表せる。加算画素値Lsum(X)のうち、しきい値Lth未満となるものが横方向(x軸方向)に、基準幅Wd以上連続している領域があればその領域を綴じ影と判定する。綴じ影の位置は、始点と終点の中間点、X=(X+X)/2の位置を綴じ影の位置とする。また、しきい値Lth及び基準幅Wdの値は利用者が任意に設定できるものとする。
また、光源ユニット72の走査開始位置(x=0の位置)を画像読取時におけるホームポジション(以下「HP」と書く)とする。x=1〜2000という読取った原稿の範囲において、綴じ影の位置Xがx方向で0付近の位置にあるときはHPに近いと判定され、x方向で1000付近の位置にあるときは綴じ影が中央にあると判定され、x方向で2000付近にあればHPから遠いと判定される。
図4は、綴じ影が検出された時、綴じ影の検出された位置と、画像データの文字の正立方向とから、各ページデータに付与されるページ種別符号を表す図である。
図4を参照して、文字方向と綴じ影の位置との関係からページ種別符号を決定する。文字方向が正しく(MJ=0)かつ綴じ影の位置がHPに近い場合にはページ種別符号はA、文字方向が正しく(MJ=0)かつ綴じ影の位置がHPから遠い場合にはページ種別符号はB、文字方向が逆で(MJ=1)かつ綴じ影の位置がHPに近い場合にはページ種別符号はC、文字方向が逆で(MJ=1)かつ綴じ影の位置がHPから遠い場合にはページ種別符号はDとする。以上の条件に当てはまる時は該当するページ種別符号が画像データに付与され、条件に当てはまらない場合にはページ種別符号は付与されない。
このプログラムはさらに、ステップS120に続いて実行され、画像中に綴じ影が検出されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS130と、ステップS130で綴じ影が検出されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、綴じ影の位置が画像データの中央であるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS140と、綴じ影の位置が画像データの中央であると判定された場合(YESの場合)に実行され、画像データを中央で1/2に分割するステップS150と、綴じ影の位置が画像データの中央ではないと判定された場合(NOの場合)に実行され、画像データにページ種別符号を付与するステップS170と、ステップS150、又はステップS170に続いて実行され、処理した画像が最終ページであるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS160とを含む。ステップS160において最終ページでないと判定された場合(NOの場合)制御はステップS100に戻る。
ステップS130では、基準幅Wd以上の影が検出されたときに綴じ影が検出されたと判定する。ブック原稿を読取るときは、読取原稿の形状から画像データのどこかに綴じ影が検出される。
ステップS140では、ステップS120で検出した影の位置を参照し、綴じ影の位置Xがx方向に1000付近の位置に検出されたとき、画像データの中央に綴じ影があると判定する。
ステップS150では、綴じ影の位置が画像データの中央に存在することから、ブック原稿をプラテン板46上に開いた状態で読取ったと判定する。そのため、画像データを中央で1/2ずつに分割して、それぞれ1ページの画像として扱えるように処理する。
ステップS170では、図4のページ種別テーブルを参照しながら、各画像データに対してページ種別符号を付与する。
図5は、ブック原稿の例である。このブック原稿の例では、左側に奇数ページが、右側に偶数ページが配置される。
図6は、図5のブック原稿例のページ配置を表す図である。このブック原稿の例では、左側の奇数ページ番号より右側の偶数ページ番号の方が大きいものとする。
図7は、ブック原稿の綴じ位置をページ毎に変えながら原稿を読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。図7の読取り方をケース1とする。ケース1の場合、ブック原稿はすべて上下方向を正しく読取り、原稿の綴じ位置は、HPに近い、HPから遠い、HPに近い、HPから遠い、・・と変えている。また、各画像データに付与されるページ種別符号の並びはA、C、A、C、・・となる。
図8は、ブック原稿の綴じ位置をHPに近い側で固定し、ページ毎に上下を交互に変えてブック原稿を読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。図8の読取り方をケース2とする。ケース2のとき、利用者は偶数ページを読取る時にブック原稿を上下回転させているため、偶数ページの上下方向は逆に読取られる。各画像データに付与されるページ種別符号の並び順はA、B、A、B、・・となる。
図9は、ブック原稿の綴じ位置をHPから遠い側で固定し、ページ毎に上下を交互に変えてブック原稿を読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。図9の読取り方をケース3とする。ケース3のとき、利用者は奇数ページを読取る時にブック原稿を上下回転させているため、奇数ページの上下方向は逆に読取られる。各画像データに付与されるページ種別符号の並び順はD、C、D、C、・・となる。
図10は、ブック原稿の綴じ位置をHPに近い側で固定し、原稿の奇数ページのみを先に読取り、その後綴じ位置はそのままで偶数ページのみを順に読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。図10の読取り方をケース4とする。ケース4のとき、利用者は偶数ページを読取る時にはブック原稿を上下回転させた状態で読取らせているため、偶数ページの上下方向は逆に読取られる。各画像に付与されるページ種別符号の並び順はA、A、・・B、B、・・となる。
図11は、ブック原稿の綴じ位置をHPから遠い側で固定し、原稿の奇数ページのみを先に読取り、その後綴じ位置はそのままで偶数ページのみを順に読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。図11の読取り方をケース5とする。ケース5のとき、利用者は奇数ページを読取る時にはブック原稿を上下回転させた状態で読取らせているため、奇数ページの上下方向は逆に読取られる。各画像に付与されるページ種別符号の並び順はD、D、・・C、C、・・となる。
このプログラムはさらに、ステップS130で画像中に綴じ影が検出されないと判定された場合(NOの場合)、又はステップS160で処理した画像が最終ページであると判定された場合(YESの場合)に実行され、処理された画像データからページ種別符号が付与された画像のみを抽出するステップS200と、ステップS200に続き、抽出された画像のページ種別符号を読出し読取った画像順にページ種別符号を並べるステップS205と、ステップS205に続き、原稿のページ番号及びページ種別符号の並び順から先に述べたケース1から5のいずれかに該当するかを判定するステップS210とを含む。
より具体的には、ステップS210では、ステップS205で並べられたページ種別符号と、そのページ番号とを用いて、読取った原稿がケース1から5のいずれのケースに該当するかを以下のように判定する。原稿のページ番号が1、2、3、・・・、と順番に並び、かつページ種別符号が、A、C、A、C、・・・のように、AとCとが交互に並ぶ時をケース1として判定する。原稿のページ番号が1、2、3、・・・、と順番に並び、かつページ種別符号が、A、B、A、B、・・・のように、AとBとが交互に並ぶ時をケース2として判定する。原稿のページ番号が1、2、3、・・・、と順番に並び、かつページ種別符号が、D、C、D、C、・・・のように、DとCとが交互に並ぶ時をケース3として判定する。ページ種別符号がA、・・・、A、B、・・・、B、のように、連続するページ種別符号Aの後に、連続してページ種別符号Bが続き、かつページ種別符号がAのページには奇数のページ番号が1から順に振られ、ページ種別符号がBのページには偶数のページ番号が2から順に振られるときをケース4として判定する。ページ種別符号がD、・・・、D、C、・・・、C、のように、連続するページ種別符号Dの後に、連続するページ種別符号Cが続き、かつページ種別符号がDのページには奇数のページ番号が1から順に振られ、ページ種別符号がCのページには偶数のページ番号が2から順に振られるときをケース5として判定する。また、上記したケース1から5のいずれにも該当しないページ種別符号、及びページ番号の並びの場合は、該当ケース無しとして判定する。
このプログラムはさらに、ステップS210に続いて実行され、読取った画像がケース4又はケース5に該当するか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS220と、ステップS220でケース4又は5に該当すると判定された場合(YESの場合)に実行され、奇数ページと偶数ページが交互に並ぶように読取り画像のページ順を入換えるステップS230と、ステップS230に続いて実行され、画像中の綴じ影を消去し、画像が上下逆の場合であれば画像を180°回転させるステップS240とを含む。また、ステップS220で読取った画像がケース4又は5に該当しないと判定された場合(NOの場合)、制御はステップS240を実行する。
ステップS230において、図10を参照し、ケース4ではページ種別符号がA、A、・・・B、B、・・・となっており、ページ種別符号Aの部分には奇数ページ番号の1、3、5、・・・が、Bの部分には偶数ページ番号の2、4、6、・・・が順に割当てられている。奇数ページと偶数ページを交互に並ぶように入換えるには、ページ種別符号を読取り順の先頭からA、A、A、・・・とし、ページ種別符号がAからBに変わるところから、B、B、B、・・・とする。このページ種別符号を基準にして、A、B、A、B、A、B、・・・となるようにページを並べ替えることで、奇数ページと偶数ページが交互に並ぶようになる。並べ替え後のページ種別符号の並び順は、A、B、A、B、・・・となり、ケース2と一致する。ケース5でも同様に、図11を参照して、ページ種別符号を読取り順の先頭からD、D、D、・・・とし、ページ種別符号がDからCに変わるところから、C、C、C、・・・とする。このページ種別符号を基準にして、D、C、D、C、D、C、・・・とページを並べ替えることで、奇数ページと偶数ページが交互に並ぶようになる。並べ替え後のページ種別符号の並び順はD、C、D、C、・・・となり、ケース3と一致する。
ステップS240において、それぞれの画像のページ種別符号がB及びDの場合は、文字方向の上下が逆であるので画像を180°回転させる。また、画像中の綴じ影の位置には白画像を置換えることで影を消去する。
このプログラムはさらに、ステップS240に続いて実行され、表示パネル230に上記の画像編集が済んだ画像をプレビュー表示するステップS250と、ステップS250に続き、スタートキー232が押されたかどうかを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS260と、ステップS260でスタートキー232を押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、出力処理を行なうステップS270と、ステップS260でスタートキー232を押されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、クリアキー234が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS290と、ステップS290でクリアキー234を押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、メモリに蓄積されている画像データをすべて消去するステップS310と、ステップS290でクリアキー234を押されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、手動編集キー236が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS280と、ステップS280で手動編集キー236が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、手動編集モードに入るステップS300とを含む。ステップS300実行後、及びステップS280で手動編集キーを押されていないと判定された場合(NOの場合)は、制御はステップS260に進む。
手動編集モードでは、ステップS200で抽出されなかった画像も含め、読取った原稿がすべて表示され、ページ順の並べ替え、画像データの回転、及び綴じ影消去などを手動で指示し処理することができる。
また、ステップS270又はステップS310を実行後、このプログラムを終了する。
−動作−
本実施の形態に係る原稿読取装置200は以下のように動作する。以下の説明はプラテン板46を用いてブック原稿を読取る際の説明であり、ADF40を使用する場合の原稿読取装置200の動作については本発明には直接関係せず、その概略についても構成の項で既に説明しているのでここでは説明しない。
まず利用者が、プラテン板46上にブック原稿を1ページずつ配置し、読取り動作を行なう。このブック原稿の読取りについて説明する。
原稿読取に関しては、読取った順序にしたがって1ページ分の画像データとして記憶されていく。
ブック原稿は構造上、折曲げると原稿とプラテン台との間に隙間が生じ、原稿の綴じ位置上には綴じ影が生じる。
綴じ影を考慮した原稿読取の例を以下にいくつか挙げる。
ページ方向は上下正しく、左右のページを読取る時に原稿の綴じ位置をページ毎に変えながら読取る場合をケース1とする。読取結果は図7のようになり、ページの上下は正しく、綴じ影の位置がページ毎に移動している。
原稿の綴じ位置をHPに近い側で固定し、ページを回転して読取る場合をケース2とする。読取結果は図8のようになり、綴じ影の位置はHP側に固定され、奇数ページは上下正しく、偶数ページは上下反転として読取られる。
原稿の綴じ位置をHPから遠い側で固定し、ページを回転して読取る場合をケース3とする。読取結果は図9のようになり、綴じ影の位置はHPから遠い側に固定され、偶数ページは上下正しく、奇数ページは上下反転として読取られる。
原稿の綴じ位置をHPに近い側で固定し、原稿を奇数ページだけ順に読取った後、偶数ページだけ順に読取る場合をケース4とする。読取結果は図10のようになる。
原稿の綴じ位置をHPから遠い側で固定し、原稿を奇数ページだけ順に読取った後、偶数ページだけ順に読取る場合をケース5とする。読取結果は図11のようになる。
ただし、原稿読取方法に関しては上記の例に限定されることはない。原稿読取時に途中で原稿の綴じ位置などを変更して読取ったとしても、1ページの画像データとして記憶されることには変わりはない。
すべての原稿のページが読取られ記憶部216に格納されると、図3に制御構造を示すプログラムの実行が開始される。
プログラムではまず、読取った順に1ページずつ画像データが読み出される。
次に、画像データ中に存在する文字の方向から、読取った画像データの正立方向を判定する。
次に、ブック原稿を読取る際に生じる綴じ影の位置を検出し、HPに近いか、離れたところにあるのかを判定する。
読取った画像データに対し、画像データの上下方向と綴じ影の位置との関係からページ種別符号が判定され、判定結果にしたがってそれぞれの画像データにページ種別符号を付与する。
読取った原稿の最終ページまで処理を終えたら、ページ種別符号が付与された画像のみを抽出される。
抽出された画像のページ種別符号を読出し、原稿を読取った順にページ種別符号を並べる。
ページ種別符号の並び順から、ケース1からケース5のいずれかに該当するかを判定し、ケース4又はケース5に該当する場合には奇数ページと偶数ページが交互に並ぶようにページ順変更の処理を行なう。
抽出された画像に対して綴じ影消去の処理を行ない、その中で画像の正立方向が逆であると判定されている画像に対しては、画像を180°回転させ正立方向を修正する。
これらの処理が行なわれた編集済みの画像を、表示パネル230にプレビュー表示する。その表示で問題がなければ利用者はスタートキー232を押す。スタートキー232を押すことで、利用者があらかじめ設定しておいたコピー出力又は画像送信が行なわれる。
また、プレビュー表示の状態で手動編集キー236を押すと、手動編集モードへ移行する。
手動編集モードでは、抽出されなかった画像も含め、読取った原稿がすべて表示され、ページ順の並べ替え、画像データの回転、及び綴じ影消去などを手動で指示し、処理することができる。
手動編集モードで並べ替えを行なった後、スタートキー232を押すと、利用者があらかじめ設定しておいたコピー出力又は画像送信が行なわれる。
また、クリアキー234を押すとメモリに蓄積された画像データをすべて消去し、プログラムを終了する。
ブック原稿を開いた状態で読取った時の動作は以下のようになる。
ブック原稿を開いた状態で読取った画像データは、綴じ影が画像データの中央の位置に検出される。
綴じ影が画像データの中央にあると判定された画像は、中央で1/2に分割され、それぞれの画像データが1ページの画像データとして扱えるよう処理される。
分割処理された画像データは、手動編集モードでページ順の並べ替えを行なう。並べ替えを行なった後、スタートキー232を押すと、利用者があらかじめ設定しておいたコピー出力又は画像送信が行なわれる。
以上のように、本実施の形態に係る原稿読取装置200では、図3に示すプログラムを制御部210で実行することによって、読取原稿のページの回転処理、ページ順の並べ替え、綴じ影消去、及びブック原稿を開いて読取った時の画像データの自動分割が実現でき、利用者の作業の軽減が可能となる。この原稿読取装置200を用いることにより、ブック原稿の読取に関してページの読取順序と上下方向とを考慮し、利用者の原稿読取時の作業を軽減することができる。
なお、上記の実施の形態では、第1画像読取部58及び第2画像読取部90は光学縮小方式のCCD方式としているが、等倍光学方式のCIS(Contact Image Sensor)方式でもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の一実施の形態に係る原稿読取装置200の断面図である。 原稿読取装置200のハードウェア構成を表すブロック図である。 原稿読取装置200において、制御部210において実行され、ブック原稿を読取る際の画像編集処理を制御するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。 ページ種別テーブルを表す図である。 ブック原稿の例を表す図である。 ブック原稿例のページ配置を表す図である。 ブック原稿の綴じ位置をページ毎に変えながら原稿を読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。 ブック原稿の綴じ位置をHPに近い側で固定し、ページ毎に上下を交互に変えてブック原稿を読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。 ブック原稿の綴じ位置をHPから遠い側で固定し、ページ毎に上下を交互に変えてブック原稿を読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。 ブック原稿の綴じ位置をHPに近い側で固定し、原稿の奇数ページのみを先に読取り、その後綴じ位置はそのままで偶数ページのみを順に読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。 ブック原稿の綴じ位置をHPから遠い側で固定し、原稿の奇数ページのみを先に読取り、その後綴じ位置はそのままで偶数ページのみを順に読取った時の画像データ、原稿のページ番号、及びページ種別符号を表す図である。
符号の説明
42 主走査部
46 プラテン板
200 原稿読取装置
210 制御部
212 スキャナ部
214 画像処理部
216 記憶部
220 操作パネル部
230 表示パネル
232 スタートキー
234 クリアキー
236 手動編集キー
238 キーパネル

Claims (9)

  1. 原稿の画像を入力するための原稿読取装置であって、
    複数ページの原稿を読取って複数の画像に変換するための画像読取手段と、
    前記複数の画像を読取順と関連付けて記憶するための画像記憶手段と、
    前記複数の画像の各々に対し、輝度が所定値より低い画素からなる領域を検出するための検出手段と、
    画像データ内の文字画像の正立方向を判定するための判定手段と、
    前記検出手段により検出された領域及び前記判定手段により判定された文字画像の正立方向に基づいて、前記複数の画像の順序を変更するための順序変更手段とを含む、原稿読取装置。
  2. 前記複数の画像に対し、前記判定手段の判定結果により示される正立方向が所定の方向と異なっているものを、文字の正立方向が前記所定の方向と一致するように画像を回転させるための回転手段をさらに含む、請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記複数の画像の各々に対し、前記検出手段により検出された前記領域の輝度を白領域の輝度として定められた所定の値に変更するための輝度値変更手段をさらに含む、請求項1又は請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 表示装置と、
    前記画像記憶手段に記憶された前記複数の画像を前記表示装置にプレビュー表示させるためのプレビュー手段とをさらに含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の原稿読取装置。
  5. さらに、前記画像記憶手段に記憶された前記複数の画像の向きを変更可能な編集手段を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の原稿読取装置。
  6. 前記編集手段は、前記画像記憶手段に記憶された前記複数の画像の順序を変更することが可能である、請求項5に記載の原稿読取装置。
  7. さらに、前記画像記憶手段に記憶された前記複数の画像の順序を変更するための順序変更手段を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の原稿読取装置。
  8. さらに、前記画像記憶手段に記憶された画像のうち、前記検出手段により前記領域が検出され、かつ当該領域が画像の中央部を含む所定範囲内にあるものについて、前記領域を中心として2つの画像に分割するための画像分割手段を含む、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の原稿読取装置。
  9. さらに、前記画像記憶手段に記憶された画像のうち、前記検出手段により前記領域が検出され、かつ当該領域が画像の中央の所定領域以外に位置しているものを抽出し、抽出された各画像内で前記領域が検出された位置に基づいて、各画像の順序を再設定するための順序再設定手段を含む、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の原稿読取装置。
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