JP2008153890A - 画像形成装置、プログラムおよび仕上がり情報生成方法 - Google Patents

画像形成装置、プログラムおよび仕上がり情報生成方法 Download PDF

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春夫 志田
Iwao Saeki
巌 佐伯
Tetsuya Sakayori
哲也 酒寄
Takashi Yano
隆志 矢野
Junichi Takami
淳一 鷹見
Yoshibumi Sakuramata
義文 櫻又
Takanori Nagahara
崇範 永原
Hiroko Mano
博子 真野
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Abstract

【課題】プレビュー表示に要する時間を短くすることができるとともに、生産性の向上が期待できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】両面読取モード下において大量の原稿からプレビュー画像を生成する際には、原稿の一方の面の画像を先に全て読み取って第1のプレビュー画像を生成し(S11〜S15)、その後、他方の面の画像を読み取って第2のプレビュー画像を生成して(S17〜S21)、両面の画像読み取りが終わった後に、第1の仕上がり情報および第2の仕上がり情報を合成して原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成し(S23)、プレビュー表示させる(S24)。これにより、従来の両面読取モードにおける原稿の折り返し時間が不要になるため、プレビュー表示に要する時間を短くすることができるとともに、プレビュー画像に対して設定に移れる時間も速くすることができるので、生産性の向上が期待できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像形成装置、プログラムおよび仕上がり情報生成方法に関する。
近年、原稿画像を読み取るスキャナ、スキャナで読み取った原稿画像を印刷する複写機、外部から入力された画像データを印刷するプリンタやファクシミリ装置、あるいは、これらの機能を兼ね備えたいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機が用いられている。
この種の複合機にあっては、余白サイズなどの各種画像処理に関する設定、スタンプ押印処理、ステープル処理あるいはパンチ孔あけ処理といった仕上げ処理に関する設定など、様々な機能に関する設定をユーザは行うことができる。
しかしながら、従来の複合機では、このような仕上げ機能を設定してコピーを開始すると、印刷結果を得るまで仕上がり状態を確認できない。例えば、パンチ孔をあけた仕上がり状態において、パンチ孔の位置と出力画像とが重なっていたとしても、実際に印刷してみるまで結果を知ることができないため、ミスコピーとなり、用紙を無駄に使用してしまうという問題が生じる。
そこで、このような問題を解決するために、実際のコピー印刷に先だって、プレスキャンした原稿イメージに対して仕上げ機能などの各種機能による処理を施した仕上がり状態のプレビュー画像を表示し、必要に応じて印刷の設定を変更することができる情報処理装置が特許文献1で提案されている。
特開2001−67347号公報
ところで、スキャナで大量の原稿の両面読み取りを行う場合には、一般的には、1枚の原稿毎に両面の読み取りを行うため、原稿の折り返しに時間がかかる。このように1枚の原稿毎に両面の読み取りを行うのは、コピー出力のみを考えた場合に、1枚毎の両面読み取り完了後に印字するほうが効率良く処理することができるからである。
しかしながら、1枚の原稿毎に両面のスキャンを行う場合には、原稿の折り返し時間が必要になるため、原稿の両面読み取りにかかる時間が長くなってしまうという問題がある。
また、前述した特許文献1に記載された技術のように、実際のコピー印刷に先だって、プレスキャンした原稿イメージに対して仕上げ機能などの各種機能による処理を施した仕上がり状態のプレビュー画像を表示させた後に印字することを考えると、原稿の読み取りに要する時間は短いほうが良い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プレビュー表示に要する時間を短くすることができるとともに、生産性の向上が期待できる画像形成装置、プログラムおよび仕上がり情報生成方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明の画像形成装置は、原稿の両面を読み取って両面印刷を行う両面読取モードを選択可能な画像形成装置において、前記両面読取モードに際して、前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する先行指定手段と、この先行指定手段により前記原稿の一方の面の先行読み取りが指定された場合には、前記原稿の一方の面を先行して昇順に読み取る第1の画像読取手段と、この第1の画像読取手段により読み取った前記原稿の一方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第1の仕上がり情報を生成する第1の仕上がり情報生成手段と、一方の面が全て読み取られた前記原稿の他方の面を降順に読み取る第2の画像読取手段と、この第2の画像読取手段により読み取った前記原稿の他方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第2の仕上がり情報を生成する第2の仕上がり情報生成手段と、前記第1の仕上がり情報および前記第2の仕上がり情報を合成して前記原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成する合成手段と、この合成手段により生成した前記仕上がり情報を表示部に出力する仕上がり情報出力手段と、を備える。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記合成手段は、前記第2の仕上がり情報の順序を昇順に変更し、順序を変更した前記第2の仕上がり情報と前記第1の仕上がり情報とを合成する。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2記載の画像形成装置において、前記第1の仕上がり情報と順序を変更した前記第2の仕上がり情報との合成は、前記第1の仕上がり情報の間に順序を変更した前記第2の仕上がり情報を挿入することにより行う。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記先行指定手段は、操作部を介したキー操作に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記先行指定手段は、前記原稿が戴置される原稿台に設置されたセンサからの検知信号に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5記載の画像形成装置において、前記センサは、前記原稿台上に載置された前記原稿がある一定枚数以上の大量部数であることを検知する。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記第1の画像読取手段により読み取った前記原稿の一方の面の画像データと前記第2の画像読取手段により読み取った前記原稿の他方の面の画像データとの枚数が一致しない場合には、その旨を報知するエラー報知手段を備える。
また、請求項8にかかる発明のプログラムは、原稿の両面を読み取って両面印刷を行う両面読取モードを選択可能な画像形成装置を制御するコンピュータに各種処理を実行させるプログラムであって、前記両面読取モードに際して、前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する先行指定機能と、この先行指定機能により前記原稿の一方の面の先行読み取りが指定された場合には、前記原稿の一方の面を先行して昇順に読み取る第1の画像読取機能と、この第1の画像読取機能により読み取った前記原稿の一方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第1の仕上がり情報を生成する第1の仕上がり情報生成機能と、一方の面が全て読み取られた前記原稿の他方の面を降順に読み取る第2の画像読取機能と、この第2の画像読取機能により読み取った前記原稿の他方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第2の仕上がり情報を生成する第2の仕上がり情報生成機能と、前記第1の仕上がり情報および前記第2の仕上がり情報を合成して前記原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成する合成機能と、この合成機能により生成した前記仕上がり情報を表示部に出力する仕上がり情報出力機能と、を前記コンピュータに実行させる。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8記載のプログラムにおいて、前記合成機能は、前記第2の仕上がり情報の順序を昇順に変更し、順序を変更した前記第2の仕上がり情報と前記第1の仕上がり情報とを合成する。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9記載のプログラムにおいて、前記第1の仕上がり情報と順序を変更した前記第2の仕上がり情報との合成は、前記第1の仕上がり情報の間に順序を変更した前記第2の仕上がり情報を挿入することにより行う。
また、請求項11にかかる発明は、請求項8記載のプログラムにおいて、前記先行指定機能は、操作部を介したキー操作に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する。
また、請求項12にかかる発明は、請求項8記載のプログラムにおいて、前記先行指定機能は、前記原稿が戴置される原稿台に設置されたセンサからの検知信号に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する。
また、請求項13にかかる発明の仕上がり情報生成方法は、原稿の両面を読み取って両面印刷を行う両面読取モードを選択可能な画像形成装置における仕上がり情報生成方法であって、前記両面読取モードに際して、前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する先行指定工程と、この先行指定工程により前記原稿の一方の面の先行読み取りが指定された場合には、前記原稿の一方の面を先行して昇順に読み取る第1の画像読取工程と、この第1の画像読取工程により読み取った前記原稿の一方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第1の仕上がり情報を生成する第1の仕上がり情報生成工程と、一方の面が全て読み取られた前記原稿の他方の面を降順に読み取る第2の画像読取工程と、この第2の画像読取工程により読み取った前記原稿の他方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第2の仕上がり情報を生成する第2の仕上がり情報生成工程と、前記第1の仕上がり情報および前記第2の仕上がり情報を合成して前記原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成する合成工程と、この合成工程により生成した前記仕上がり情報を表示部に出力する仕上がり情報出力工程と、を含む。
また、請求項14にかかる発明は、請求項13記載の仕上がり情報生成方法において、前記合成工程は、前記第2の仕上がり情報の順序を昇順に変更し、順序を変更した前記第2の仕上がり情報と前記第1の仕上がり情報とを合成する。
また、請求項15にかかる発明は、請求項14記載の仕上がり情報生成方法において、前記第1の仕上がり情報と順序を変更した前記第2の仕上がり情報との合成は、前記第1の仕上がり情報の間に順序を変更した前記第2の仕上がり情報を挿入することにより行う。
また、請求項16にかかる発明は、請求項13記載の仕上がり情報生成方法において、前記先行指定工程は、操作部を介したキー操作に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する。
また、請求項17にかかる発明は、請求項13記載の仕上がり情報生成方法において、前記先行指定工程は、前記原稿が戴置される原稿台に設置されたセンサからの検知信号に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する。
本発明によれば、両面読取モード下において大量の原稿からプレビュー画像を生成する際には、原稿の一方の面の画像を先に全て読み取って第1のプレビュー画像を生成し、その後、他方の面の画像を読み取って第2のプレビュー画像を生成する。すなわち片面ずつ原稿画像を読み取り、両面の画像読み取りが終わった後に、第1の仕上がり情報および第2の仕上がり情報を合成して原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成して、プレビュー表示させる。これにより、従来の両面読取モードにおける1枚の原稿毎に両面のスキャンを行う場合のような原稿の折り返し時間が不要になるため、プレビュー表示に要する時間を短くすることができるとともに、プレビュー画像に対して設定に移れる時間も速くすることができるので、生産性の向上が期待できる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態にかかる画像形成装置、プログラムおよび仕上がり情報生成方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の一形態を図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態は画像形成装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機を適用した例である。
図1は、本発明の実施の一形態にかかる複合機10の機能ブロック図である。図1に示す複合機10は、スキャナ11、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)111、スキャナコントローラ112、画像記憶部12、画像処理部13、印刷処理手段であるプリンタ14、プリンタコントローラ142、仕上げ処理部141、操作表示部15、操作表示制御部151、システム制御部16、および通信制御部17を備える。また、複合機10は、通信制御部17を介してネットワーク18と接続されている。そして、複合機10は、原稿19の画像を読み取って画像処理を施した後、印刷物20として出力する。
システム制御部16は、各構成部と接続されていて、複合機10全体の制御を行うものである。例えば、選択されている用紙サイズに対して適切な走査領域情報をスキャナ11に提供するなどの制御である。このシステム制御部16は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムに基づいてRAMのワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。この場合、システム制御部16のCPUが上記記憶媒体からプログラムを読み出して主記憶装置(図示せず)上にロードすることで、複合機10に各種の機能を実現させる。また、プログラムを、インターネット等のネットワーク18に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。または、プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供若しくは配布するようにしても良い。
通信制御部17は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットなどのネットワーク18と接続され、通信プロトコルに従ってネットワークに接続された他の機器との間で画像データや制御データ等のやり取りを行うものである。
スキャナコントローラ112は、画像入力手段として機能するものであって、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11を制御して、画像データの入力を受け付ける。
スキャナ11は、スキャナコントローラ112に制御され、原稿19のイメージをデジタル画像データに変換する。なお、ADF111は、セットされた複数ページの原稿をスキャナ11の読取位置に1枚ずつ順に繰り出すことができるので、このADF111を用いることにより、スキャナ11は複数ページの原稿を連続して自動的に読み込みを行うことができる。また、ADF111は、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を反転させてスキャナ11に送り出すことができるので、スキャナ11に両面原稿を読み込ませることが可能である。
ここで、スキャナ11のADF111について詳述する。図2は、スキャナ11の内部構造を概略的に示す縦断側面図である。図2に示すように、スキャナ11のADF111は、ADF111から自動給紙された原稿50がADF原稿ガラス6上を通過する際にその原稿の画像を読み取る動作モードであるシート原稿読み取りモードの設定下において使用される。このようなシート原稿読み取りモードの設定下においては、ランプ2およびミラー3を備える第1キャリッジ210と2個のミラー4,5を備える第2キャリッジ211とをADF原稿ガラス6の下方に停止させてホームポジションとし、ADF111により自動給紙される原稿を読取走査するものとする。なお、このような動作モードは、操作表示部15により設定可能である。
このようなADF111には、シート原稿読み取りモードで原稿を読み取る際に原稿50を載置するための原稿台220と、読み取りが終了した原稿50を排出するための排紙部221と、原稿台220から排紙部221へ連通する原稿搬送経路222と、両面読取モードにおいて原稿50を反転させる反転部223とが設けられている。ここで、両面読取モードとは、シート原稿読み取りモードの一つであって、ADF111により原稿50を自動給紙して表面の画像を読取走査した後に、原稿50を反転させて裏面の画像を読取走査する動作モードである。
原稿台220には、載置された原稿50を原稿搬送経路222へ搬送する際に、原稿の両側端を案内する原稿ガイド(図示せず)が設けられている。また、原稿台220には、シート原稿読み取りモードで原稿50を読み取る際に、原稿台220の上に原稿が載置されているか否かを検出するセットセンサ、原稿台220上に載置された原稿のサイズを検知する幅サイズ検知センサ、原稿長さセンサ、および、原稿の後端を検出する原稿後端センサが設けられている(いずれも図示せず)。これらのセンサ類により、シート原稿読み取りモードでは、用紙指定キーや置数キーの押し下げによる原稿のサイズの指定がない場合にも、原稿台220の上に載置された原稿のサイズが自動的に指定される。
原稿搬送経路222の原稿台220側には、原稿台220に載置された原稿50を一枚ずつ分離して給送するためのピックアップローラ31や搬送ローラ32が設けられている。これらのピックアップローラ31や搬送ローラ32は、給紙モータ(図示せず)によって駆動される。つまり、ピックアップローラ31や搬送ローラ32が給紙モータにより回転駆動されることにより、原稿台220の上に載置された原稿50が1枚ずつ原稿搬送経路222に給紙されることになる。
加えて、原稿搬送経路222には、原稿50を搬送するとともに原稿50を排紙部221へ搬送するための搬送ドラム33が設けられている。この搬送ドラム33の下方に、ADF原稿ガラス6が位置している。この搬送ドラム33は、ステッピングモータ(図示せず)によって駆動される。したがって、原稿台220から原稿搬送経路222に給紙された原稿50は、搬送ドラム33がステッピングモータにより回転駆動されることにより、ADF原稿ガラス6上を案内されることになる。
これにより、原稿テーブル原稿台220に載置された原稿50は、ピックアップローラ31により1枚ずつ給紙され、搬送ローラ32や搬送ドラム33によって原稿読み取り位置であるADF原稿ガラス6まで搬送されることになる。
また、反転部223には、一端が原稿搬送経路222の途中から分岐する分岐点34に連通する反転路35を形成する反転テーブル36が設けられている。この反転テーブル36には、給紙/反転モータ(図示せず)により正逆回転自在に駆動される反転ローラ37が設けられている。また、この反転路35には、支軸を回動中心として回動自在な分岐爪38が取り付けられている。この分岐爪38は、支軸の回動によって反転路35を原稿搬送経路222に対して開閉することにより、搬送ドラム33によって搬送された原稿50を反転部223と排紙部221とのいずれか一方に振り分けるものである。つまり、シート原稿読み取りモードの一つである両面読取モードの設定下においては、分岐爪38は、支軸の回動によって反転路35を原稿搬送経路222に対して開放し、搬送ドラム33によって搬送された原稿50を反転路35に案内した後、表裏が逆転した状態の原稿50を反転ローラ37により原稿搬送経路222に再度搬送する。
なお、シート原稿読み取りモードにおける原稿の給紙搬送動作の流れ、および、原稿の反転動作の流れについては、公知の技術であるため説明を省略する。
ここで、スキャナ11がシステム制御部16の命令を受けて実行するシート原稿読み取りモードにおける原稿の一連の画像読み取り動作について簡単に説明する。原稿台220にセットされた原稿50が搬送ローラ32や搬送ドラム33によって原稿読み取り位置であるADF原稿ガラス6まで送られることになる。そして、原稿読み取り開始前に、第1キャリッジ210のランプ2が点灯し、リフレクタで集光され原稿面を照射する。第1キャリッジ210のランプ2から照射された光は、原稿50で反射し、3枚のミラー3,4,5とレンズ7を経由して、カラーCCD8に入射する。そして、原稿50は、搬送ドラム33の回転に従って一定速度で送られ、原稿一面のカラーCCD8による読み取りが行われる。カラーCCD8による読み取り処理が終了した原稿50は、搬送ドラム33の回転に従い排紙部221に排出されることになる。その後、順次、原稿台220上に載置されている原稿50の読み取りが行われることになる。
画像記憶部12は、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11で読み取った画像データや、ネットワーク18を介して外部から入力された画像データ等を一時的に保存しておくバッファメモリである。本実施の形態の複合機10は、自身の備えるスキャナ11から読み取った画像データ及び、ネットワーク18を介するなどして外部から入力された画像データのいずれをも処理して画像形成することができる。
画像処理部13は、スキャナ11やネットワーク18から送られて画像記憶部12に一時的に保存された多値データに対して、システム制御部16の命令を受け、γ補正やMTF補正処理等を施した後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を施して2値(または多値)化処理を施す。また、画像処理部13は、ユーザが設定した機能に対応した各種の画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)、画像領域編集処理(領域削除、領域移動、領域反転など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)、仕上がり状態のプレビュー画像である仕上がり情報の生成処理などを行う。
このような画像処理部13は、仕上がり情報生成部131と、入力画面情報生成部132と、設定部133とを備える。
仕上がり情報生成部131は、基本的には、原稿をプレスキャンした画像データに対する各種の項目入力に基づく設定値に従って、後述する表示パネル15bに表示する原稿画像に対する加工や各種設定処理を施した後の結果を簡易的に表す仕上がり情報(プレビュー画像)を生成する。仕上がり情報生成部131は、画像記憶部12に一時的に保存された多値データを用いる。
入力画面情報生成部132は、仕上がり情報生成部131が生成した仕上がり情報(プレビュー画像)に対する各種の設定入力を受け付ける設定処理項目を含み、表示パネル15bに表示させる入力画面情報を生成する。
設定部133は、後述するタッチパネル15aから表示パネル15bに表示された入力画面400(図3参照)に対してユーザが入力を行った場合、該入力信号を受け付けるとともに、画像記憶部12に格納された入力画像に関する座標情報を取得し、入力画面情報生成部132に対して取得した座標情報に対応する処理を設定する。
ここで、仕上がり情報生成部131は、設定部133が設定入力信号を受け付けた場合、受け付けた設定入力信号に従って、再び仕上がり情報を更新して生成し、操作表示制御部151に出力する。また、入力画面情報生成部132は、設定部133によって受け付けられた入力信号によって、再びユーザからの設定入力を受け付ける画面を生成する入力画面情報を生成し、操作表示制御部151に出力する。
操作表示制御部151は、システム制御部16の命令を受けて操作表示部15の入出力を制御する。例えば、操作表示制御部151は、画像処理部13によって処理されたデータを、操作表示部15が備えている操作部であるタッチパネル15aおよび表示部である表示パネル15bに出力制御する。より具体的には、操作表示制御部151は、入力画面情報生成部132で生成された仕上がり情報(プレビュー画像)を表示パネル15bに表示させる。また、操作表示制御部151は、タッチパネル15aからの入力制御を行う。なお、表示パネル15bとタッチパネル15aは図面上別々に記載されているが、ここでは一体的に構成する。
タッチパネル15aは、パネル上に、電気的あるいは磁気的にポインタの接触する位置を検出する。タッチパネル15aに対する指定手段(図示せず)としては、人間の指先、スタイラスペン、その他の接触入力具(以下ポインタと記す)が適用可能である。すなわち、ユーザは、タッチパネル15aに対してこのようなポインタを介して接触することによって、印刷設定を含む各種項目を入力する。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル15aに対する接触入力を例に挙げて説明するが、必ずしも接触入力のみが本発明の実施の形態ではない。例えば、操作表示部15は、タッチパネル15aの他に操作者による物理的なキーの押下を受付けて入力を行うハードキーを備え、印刷実行などの指示を与えるようにしても良い。また、表示パネル15bは、複合機10が備える専有の表示装置を用いても良い。
操作表示部15は、操作表示制御部151に制御され、タッチパネル15aを介して設定内容の入力を受け付け、仕上がり情報(プレビュー画像)や画面の仕上げを設定する設定画面のメニュー項目を表示パネル15bに表示する。
また、操作表示部15は、複合機10で実行したい機能を設定画面のメニュー項目として表示し、表示されたメニュー項目の中からユーザによる設定入力を受け付けるためのものである。すなわち、操作表示制御部151は、項目の選択が可能な領域に対してポインタがタッチパネル15aに接触すると、押圧された部分の座標が検出され、選択可能領域における接触であることが検出されると、該当する項目が選択されたものとして受け付ける。例えば、操作表示部15は、原稿の状態に応じたスキャナ11における読み取り条件の設定、読み取った画像データに対する画質調整などの加工を行う画像処理部13における設定、プリンタ14における印刷条件の設定、あるいは、印刷後の印刷物に対してソート、ステープル、パンチ孔などの仕上げ処理を行う仕上げ処理部141などの設定を受け付けるものである。
プリンタコントローラ142は、システム制御部16の命令を受けてプリンタ14を制御する。
このプリンタ14は、仕上げ処理部141を搭載している。仕上げ処理部141は、自動設定あるいはユーザによる設定を受け付けて、印刷処理が施された印刷物20を部数やページ単位で仕分けを行うソート処理、印刷媒体に対して所定のスタンプを押印するスタンプ処理、複数枚の印刷媒体を揃えてステープルで綴じるステープル処理、あるいは、複数枚の印刷媒体をバインダーやファイルに綴じるためのパンチ孔をあけるパンチ孔処理といった仕上げ処理を行う。
システム制御部16は、操作表示制御部151を介して上述したような各種設定を受け付けると、画像記憶部12に記憶されている元画像データに対して画像処理部13で要求された設定処理を反映させて仕上がり情報(プレビュー画像)を生成し、操作表示部15に送って表示させる。
図3は、複合機10が画像データを入力して生成した仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。操作表示部15の表示パネル15bには、仕上がり情報(プレビュー画像)401および設定処理項目402が表示される。設定処理項目402としては、ステープル、パンチ、とじしろ調整、わく消去、スタンプおよびページ番号などの仕上がり情報(プレビュー画像)401上の場所に依存したメニュー402aが画面の右側に表示されている。また、出力カラー、出力濃度、用紙、拡大/縮小、片面/両面、集約、ソート/スタックおよび地肌などのコンテンツに依存しないメニュー402bが画面の左側に表示されている。
操作者が、表示パネル15bに表示された仕上がり情報(プレビュー画像)401を見ながらポインタで接触することによって、タッチパネル15aは、表示された仕上がり情報(プレビュー画像)401上の印刷物の仕上がり状態における空間的位置である位置情報の入力を受け付ける。このような場合において、設定部133は、タッチパネル15aによって受け付けられた位置情報を解析し、ポインタの接触する画像上での座標情報を取得する。
このような構成により、複合機10は、実際のコピー印刷に先だって、仕上がり情報(プレビュー画像)401を複合機10の操作表示部15が備えている表示パネル15bに表示し、目視でその仕上がり情報(プレビュー画像)401を確認した後に、必要に応じて設定を変更し、実際の印刷を行うことができる。
より詳細には、
(1)原稿をプレスキャンする。
(2)読み取った原稿の画像を画面上にプレビュー画像として表示する。
(3)プレビュー画像上の特定の場所に触れると、その位置に関連する機能のメニューを表示する。
(4)利用者がそのうちの1つを選択したら、その効果をプレビュー画像に直ちに反映させる。
(5)最終的な仕上がりイメージを画面上で確認した後、印刷を開始する。
という一連の流れによって、確実なコピーを可能にすることができる。
ここで、図4に示すように、操作者によって操作表示部15において表示されている設定処理項目402(402a)のうち、パンチ403が接触入力により選択されたとする。
操作表示部15がパンチ403からの接触入力を検知し、システム制御部16が操作表示制御部151を介してパンチ403の設定を受け付けると、画像処理部13の入力画面情報生成部132は、「パンチ」に対応して設定できるパンチの領域を図5に示した設定処理項目402の各処理項目と設定可能位置を関連付けて規定した対応定義テーブルから読み出して、設定できる領域404および405を、操作表示部15に表示する。このような対応定義テーブルは、システム制御部16のRAMなどに記憶されている。パンチ孔が可能な領域404および405を、仕上がり情報(プレビュー画像)401において表示する形態は、互いに重畳する形態でも良く、上書きして表示する形態でも良い。あるいは、可能な領域の色を変化させる、点滅させる、あるいはそれ以外をダークアウトさせるなどの表現形態を適用することができる。なお、図5に示したテーブルの設定可能位置は、2点の対角線を表示する座標で規定し、規定される2点による線分を対角線とする主走査および副走査方向に平行な矩形で規定される。例えば、「ステープル」は、(0,0)と(40,40)とで定まる位置、(120,0)と(160,40)とで定まる位置を規定する。
そして、操作者は、図4に示されたパンチ孔領域404に接触することによって選択入力を行う。操作表示部15は、パンチ403からの接触入力を受け付け、画像処理部13の仕上がり情報生成部131は、受け付けた領域においてパンチ孔処理を施す設定処理を反映させて仕上がり情報(プレビュー画像)を生成し、操作表示部15に送って表示させる。図6にパンチ孔処理406が施された仕上がり情報(プレビュー画像)401を示す。このようにして表示された仕上がり情報(プレビュー画像)401から、修正などの設定入力を受け付ける。受け付けた設定は再び反映されて表示され、受け付けない場合は、印刷実行を受け付ける。
なお、ここでは特に図示していないが、プレビュー画像上の特定の場所に触れると、その位置に関連する機能のメニューを表示し、利用者がそのうちの1つを選択したら、その効果をプレビュー画像に直ちに反映させるようにしても良い。
ところで、本実施の形態の複合機10は、両面読取モードの設定下で上述したような仕上がり情報(プレビュー画像)を操作表示部15に表示する場合においては、原稿50の片面を先に全て取得し、その後もう一方の面の画像を読み取るようにすることができる。すなわち、原稿50を片面ずつ読み取り、原稿50の両面の読み取りが終わった後に、仕上がり情報(プレビュー画像)を操作表示部15に表示させるようにすることができる。このようにすることで、大量の原稿からプレビュー画像を生成する際に、プレビュー表示に要する時間を短くすることができるとともに、設定に移れる時間も速くすることができるので、生産性の向上が期待できるようにしたものである。
ここで、システム制御部16のCPUがROMに格納されたプログラムに基づいて動作することにより実現される特徴的な処理である両面読取モード時のプレビュー表示処理について図7のフローチャートを参照しつつ説明する。この両面読取モード時のプレビュー表示処理は、プレビュー表示モードの設定下において両面読取モードが選択された場合に実行される。
図7に示すように、プレビュー表示処理は、片面読取モード時においては(ステップS1のNo)、ADF111を用いて原稿50を1枚ずつ読み取り(ステップS2)、プレビュー画像を生成し、生成したプレビュー画像を操作表示部15に順次出力する(ステップS3)。ステップS2〜S3の処理は、ADF111の原稿台220の上に載置された原稿50がなくなるまで(ステップS4のYes)、繰り返される。
一方、両面読取モード時には(ステップS1のYes)、まず、原稿の一方の面の先行読み取りを行う片面先行モードか否かが判断される(ステップS5:先行指定手段)。片面先行モードか否かは、操作表示部15を介したキー操作に応じて指定されるものあっても良いし、原稿台220に設置された各種センサからの検知信号に応じて指定されるものであっても良い。例えば、原稿台220の上に載置された原稿50がある一定枚数以上の大量部数であることをセンサによって検知した場合には、片面先行モードに設定する。
片面先行モードでない場合には(ステップS5のNo)、まず、ADF111を用いて原稿50の一方の面(例えば、表面)を昇順に読み取り(ステップS6)、プレビュー画像を生成し、生成したプレビュー画像を操作表示部15に順次出力する(ステップS7)。次いで、原稿50を反転路35に案内した後、表裏が逆転した状態の原稿50を反転ローラ37により原稿搬送経路222に再度搬送し、原稿50の他方の面(例えば、裏面)を読み取り(ステップS8)、プレビュー画像を生成し、生成したプレビュー画像を操作表示部15に順次出力する(ステップS9)。ステップS6〜S9の処理は、ADF111の原稿台220の上に載置された原稿50がなくなるまで(ステップS10のYes)、繰り返される。
片面先行モードである場合には(ステップS5のYes)、まず、ADF111を用いて原稿50の一方の面(例えば、表面)を昇順に順次読み取る(ステップS11:第1の画像読取手段)。
次いで、パラメータnを1インクリメントした後(ステップS12)、インデックス(インデックス=2n+1)を生成する(ステップS13)。なお、パラメータnの初期値は、“0”に設定されている。
その後、プレビュー画像を生成し、生成したプレビュー画像にインデックスを付与して画像記憶部12に順次記憶する(ステップS14:第1の仕上がり情報生成手段)。ステップS11〜S14の処理は、ADF111の原稿台220の上に載置された原稿50がなくなるまで、すなわちADF111の原稿台220の上に載置された原稿50の一方の面(例えば、表面)の読み取りが終了するまで(ステップS15のYes)、繰り返される。
原稿50の一方の面(例えば、表面)の読み取りが終了すると(ステップS15のYes)、ADF111に対する原稿50のセットに待機する(ステップS16)。つまり、原稿50の他方の面(例えば、裏面)の読み取りが出来る状態に原稿50がセットされるまで待機する。
原稿台220上のセットセンサにより、原稿50がセットされたと判断した場合には(ステップS16のYes)、原稿50の他方の面(例えば、裏面)を降順に順次読み取る(ステップS17:第2の画像読取手段)。
次いで、インデックス(インデックス=2n)を生成する(ステップS18)。この場合、パラメータnは、表面が正しく読み取られていれば、原稿50の枚数に設定されている。
その後、プレビュー画像を生成し、生成したプレビュー画像にインデックスを付与して画像記憶部12に順次記憶する(ステップS19:第2の仕上がり情報生成手段)。
ADF111の原稿台220の上に載置された原稿50の他方の面(例えば、裏面)の読み取りが終了していない場合には(ステップS20のNo)、パラメータnを1デクリメントした後(ステップS21)、ステップS17に戻る。
上述した処理は、ADF111の原稿台220の上に載置された原稿50がなくなるまで、すなわちADF111の原稿台220の上に載置された原稿50の他方の面(例えば、裏面)の読み取りが終了するまで(ステップS20のYes)、繰り返される。
次いで、表面と裏面との枚数を比較する(ステップS22)。表面と裏面との枚数が一致した場合には(ステップS22のYes)、ステップS23に進み、合成処理を行なう(合成手段)。合成処理は、図8に示すように、画像記憶部12に記憶されているプレビュー画像をインデックス順にソートするものである。
このようにして合成された両面のプレビュー画像は、操作表示部15に出力される(ステップS24:仕上がり情報出力手段)。
一方、表面と裏面との枚数が一致しない場合には(ステップS22のNo)、エラー表示を操作表示部15に対して行なう(ステップS25:エラー報知手段)。例えば、「枚数が不一致です。やり直しをしますか?」というような表示である。その後、ステップS11に戻り、再度処理を実行する。なお、ここでは、エラー表示を行なうようにしたが、音声によりエラーを報知するようにしても良い。
このように本実施の形態によれば、両面読取モード下において大量の原稿からプレビュー画像を生成する際には、原稿の一方の面の画像を先に全て読み取って第1のプレビュー画像を生成し、その後、他方の面の画像を読み取って第2のプレビュー画像を生成する。すなわち、片面ずつ原稿画像を読み取り、両面の画像読み取りが終わった後に、第1の仕上がり情報および第2の仕上がり情報を合成して原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成して、プレビュー表示させる。これにより、従来の両面読取モードにおける1枚の原稿毎に両面のスキャンを行う場合のような原稿の折り返し時間が不要になるため、プレビュー表示に要する時間を短くすることができるとともに、プレビュー画像に対して設定に移れる時間も速くすることができるので、生産性の向上が期待できる。
本発明の実施の一形態にかかる複合機の機能ブロック図である。 スキャナの内部構造を概略的に示す縦断側面図である。 仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。 設定処理項目が選択された状態の一例を示す模式図である。 処理項目と設定可能位置との対応定義テーブルを示す模式図である。 パンチ孔処理が施された仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。 プレビュー表示処理の流れを示すフローチャートである。 合成処理を概略的に示す模式図である。
符号の説明
10 画像形成装置
15a 操作部
15b 表示部

Claims (17)

  1. 原稿の両面を読み取って両面印刷を行う両面読取モードを選択可能な画像形成装置において、
    前記両面読取モードに際して、前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する先行指定手段と、
    この先行指定手段により前記原稿の一方の面の先行読み取りが指定された場合には、前記原稿の一方の面を先行して昇順に読み取る第1の画像読取手段と、
    この第1の画像読取手段により読み取った前記原稿の一方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第1の仕上がり情報を生成する第1の仕上がり情報生成手段と、
    一方の面が全て読み取られた前記原稿の他方の面を降順に読み取る第2の画像読取手段と、
    この第2の画像読取手段により読み取った前記原稿の他方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第2の仕上がり情報を生成する第2の仕上がり情報生成手段と、
    前記第1の仕上がり情報および前記第2の仕上がり情報を合成して前記原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成する合成手段と、
    この合成手段により生成した前記仕上がり情報を表示部に出力する仕上がり情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記合成手段は、前記第2の仕上がり情報の順序を昇順に変更し、順序を変更した前記第2の仕上がり情報と前記第1の仕上がり情報とを合成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の仕上がり情報と順序を変更した前記第2の仕上がり情報との合成は、前記第1の仕上がり情報の間に順序を変更した前記第2の仕上がり情報を挿入することにより行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記先行指定手段は、操作部を介したキー操作に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記先行指定手段は、前記原稿が戴置される原稿台に設置されたセンサからの検知信号に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記センサは、前記原稿台上に載置された前記原稿がある一定枚数以上の大量部数であることを検知する、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の画像読取手段により読み取った前記原稿の一方の面の画像データと前記第2の画像読取手段により読み取った前記原稿の他方の面の画像データとの枚数が一致しない場合には、その旨を報知するエラー報知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 原稿の両面を読み取って両面印刷を行う両面読取モードを選択可能な画像形成装置を制御するコンピュータに各種処理を実行させるプログラムであって、
    前記両面読取モードに際して、前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する先行指定機能と、
    この先行指定機能により前記原稿の一方の面の先行読み取りが指定された場合には、前記原稿の一方の面を先行して昇順に読み取る第1の画像読取機能と、
    この第1の画像読取機能により読み取った前記原稿の一方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第1の仕上がり情報を生成する第1の仕上がり情報生成機能と、
    一方の面が全て読み取られた前記原稿の他方の面を降順に読み取る第2の画像読取機能と、
    この第2の画像読取機能により読み取った前記原稿の他方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第2の仕上がり情報を生成する第2の仕上がり情報生成機能と、
    前記第1の仕上がり情報および前記第2の仕上がり情報を合成して前記原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成する合成機能と、
    この合成機能により生成した前記仕上がり情報を表示部に出力する仕上がり情報出力機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記合成機能は、前記第2の仕上がり情報の順序を昇順に変更し、順序を変更した前記第2の仕上がり情報と前記第1の仕上がり情報とを合成する、
    ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 前記第1の仕上がり情報と順序を変更した前記第2の仕上がり情報との合成は、前記第1の仕上がり情報の間に順序を変更した前記第2の仕上がり情報を挿入することにより行う、
    ことを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 前記先行指定機能は、操作部を介したキー操作に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する、
    ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  12. 前記先行指定機能は、前記原稿が戴置される原稿台に設置されたセンサからの検知信号に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する、
    ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  13. 原稿の両面を読み取って両面印刷を行う両面読取モードを選択可能な画像形成装置における仕上がり情報生成方法であって、
    前記両面読取モードに際して、前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する先行指定工程と、
    この先行指定工程により前記原稿の一方の面の先行読み取りが指定された場合には、前記原稿の一方の面を先行して昇順に読み取る第1の画像読取工程と、
    この第1の画像読取工程により読み取った前記原稿の一方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第1の仕上がり情報を生成する第1の仕上がり情報生成工程と、
    一方の面が全て読み取られた前記原稿の他方の面を降順に読み取る第2の画像読取工程と、
    この第2の画像読取工程により読み取った前記原稿の他方の面の画像データに各種設定を施した結果を簡易的に示す第2の仕上がり情報を生成する第2の仕上がり情報生成工程と、
    前記第1の仕上がり情報および前記第2の仕上がり情報を合成して前記原稿の両面を順次読み取った場合に相当する仕上がり情報を生成する合成工程と、
    この合成工程により生成した前記仕上がり情報を表示部に出力する仕上がり情報出力工程と、
    を含むことを特徴とする仕上がり情報生成方法。
  14. 前記合成工程は、前記第2の仕上がり情報の順序を昇順に変更し、順序を変更した前記第2の仕上がり情報と前記第1の仕上がり情報とを合成する、
    ことを特徴とする請求項13記載の仕上がり情報生成方法。
  15. 前記第1の仕上がり情報と順序を変更した前記第2の仕上がり情報との合成は、前記第1の仕上がり情報の間に順序を変更した前記第2の仕上がり情報を挿入することにより行う、
    ことを特徴とする請求項14記載の仕上がり情報生成方法。
  16. 前記先行指定工程は、操作部を介したキー操作に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する、
    ことを特徴とする請求項13記載の仕上がり情報生成方法。
  17. 前記先行指定工程は、前記原稿が戴置される原稿台に設置されたセンサからの検知信号に応じて前記原稿の一方の面の先行読み取りを指定する、
    ことを特徴とする請求項13記載の仕上がり情報生成方法。
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