JP5572337B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置及び当該画像読取装置を具備する複写機及び複合機等の画像形成装置に関する。
画像形成装置では、原稿を両面読み取りする方法として、原稿の表面を読み取った後に原稿を反転(スイッチバック)させることで裏面を読み取る方法と、CIS(Contact Image Sensor)を用いて原稿の裏面を読み取ることで原稿の表面と裏面を同時に読み取る方法が存在する。
しかしながら、CISを用いる両面同時読み取りでは、両面反転読込に比べて読み取り時間の短縮によって生産性を高めることができるが、原稿裏面を読み取る際の焦点深度が浅い為に、CISと原稿との距離が少しでも狂うと、焦点がずれてしまい、画像がぼけてしまう欠点がある。その為、両面同時読み取りでは、表面と裏面とで画質が異なる可能性がある。特に、カラー読み取りでは、画質が問われる為、表面と裏面との画質の差異が顕著に現れる。
その為、下記特許文献1には、上述した問題を解決する発明として、画質が問われるカラー読み取りの場合には、両面反転読み取りを実行し、画質の影響が現われにくいモノクロ読み取りの場合には、両面同時読み取りを実行することで、ユーザによるカラー読み取り/モノクロ読み取りの設定に伴って自動で両面反転読み取り/両面同時読み取りを切り替える画像形成装置が開示されている。
特開2004−15299号公報
ところで、上記従来技術の特許文献1では、カラー読み取りの場合には両面反転読み取りを実行し、画質の影響が現われにくいモノクロ読み取りの場合には両面同時読み取りを実行することで、ユーザによるカラー読み取り/モノクロ読み取り設定に伴って自動で両面反転読み取り/両面同時読み取りを切り替えている。しかしながら、上記従来技術では、ユーザが誤って原稿読み取り方法を設定してしまった場合に、その読み取り途中に設定を変更することができない為、ユーザは、当該読み取りが完了するまで待たなければならなかった。例えば、ユーザが、読み取り時間の長い両面反転読み取りに間違って設定したとしても、読み取りの途中に気付いて、読み取り時間の短い両面同時読み取りに変更することができない。このように、上記従来技術では、読み取り途中に、原稿読み取り方法を変更することができない為、ユーザの意志を反映し、効率的な読み取りが実行可能であるとは言いがたい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの意思を尊重しかつ効率的な原稿読み取りを実行することができる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、画像読取装置に係る第1の解決手段として、
原稿の画像を読み取る画像読取部を具備する画像読取装置であって、各種操作指示を受け付ける操作部と、原稿を読み取っている途中に、前記操作部が原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けると、次に読み取る原稿の原稿読み取り方法を、現在の原稿読み取り方法とは異なる両面反転読み取りまたは両面同時読み取りへ画像読取部に切り替えさせる切替制御手段とを具備するという手段を採用する。
本発明では、画像読取装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、表示部を具備し、前記切替制御手段は、両面反転読み取りによる原稿読み取り枚数と、両面同時読み取りによる原稿読み取り枚数を、前記表示部に表示させるという手段を採用する。
また、本発明では、画像形成装置に係る第1の解決手段として、上記第1または第2の解決手段を採用する画像読取装置を具備し、前記画像読取装置が読み取った原稿の画像に基づいて画像形成するという手段を採用する。
本発明によれば、画像読取装置が、原稿の画像を読み取る画像読取部を具備する画像読取装置であって、各種操作指示を受け付ける操作部と、原稿を読み取っている途中に、操作部が原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けると、次に読み取る原稿の原稿読み取り方法を、現在の原稿読み取り方法とは異なる両面反転読み取りまたは両面同時読み取りへ画像読取部に切り替えさせる切替制御手段とを具備する。
このように画像読取装置では、原稿の読み取り途中であっても、原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けると、原稿読み取り方法を切り替えることで、ユーザの意思を尊重した原稿読み取りを実行することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機Aの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る複合機Aの画像読取部5の透視側面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機Aの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態は、本発明の画像形成装置の一つであるコピー機能、プリント機能、スキャン機能及びファクシミリ送信/受信機能を併せ持つ複合機に関する。
まず、本実施形態に係る複合機Aの構成について、図1を参照して、説明する。図1は、本実施形態に係る複合機Aの機能ブロック図である。
複合機Aは、CPU(Central Processing Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、各種センサ群4、画像読取部5、画像データ記憶部6、用紙搬送/画像形成部7、通信I/F部8、操作表示部9及び原稿読み取り枚数記憶部10を備えている。なお、CPU1、ROM2、RAM3及び原稿読み取り枚数記憶部10は、本実施形態における切替制御手段を構成する。
CPU1は、ROM2に記憶されている制御プログラム、各種センサ群4から受信する各種検出信号、画像データ記憶部6に記憶されている原稿画像データ、プリント画像データ及びファクシミリ画像データ、通信I/F部8を介してクライアントコンピュータ(図示略)及び公衆網(図示略)から入力される各種指示及び操作表示部9から入力される操作指示に基づいて複合機Aの全体動作を制御する。なお、このCPU1の制御処理の詳細については、以下に複合機Aの動作として説明する。なお、上記公衆網は、公衆の電話網及び公衆のインターネットである。
ROM2は、CPU1で実行される制御プログラム及びその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。
RAM3は、CPU1が制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先となるワーキングエリアとして用いられる揮発性メモリである。
各種センサ群4は、例えば、原稿セット検出センサ、用紙切れ検出センサ、用紙詰まり検出センサ、用紙位置検出センサ、温度センサ及び筐体(図示略)のカバー開閉検出センサ等の画像形成動作に必要な各種センサであり、それぞれのセンサで検出した各種の情報を検出信号としてCPU1へ出力する。
図2は、本実施形態に係る複合機Aの画像読取部5の透視側面図である。
画像読取部5は、オプション機器であるADF(自動原稿送り装置)20及びフラットベッド読取部40から構成されており、ADF20によって順次給紙される原稿、またユーザによってフラットベッド読取部40上に載置された原稿の画像を読み取り、原稿画像に基づく原稿画像データをCPU1へ出力するものである。一方、CPU1は、原稿画像データを画像データ記憶部6に記憶させる。
ADF20は、原稿トレイ21にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ順次自動給紙するものであり、プラテンカバー21、原稿トレイ22、ピックアップローラ23、レジストローラ24、プラテンローラ25、反転ローラ26、排紙ローラ27、CIS(Contact Image Sensor)28、ランプ29及び原稿排出トレイ30及びから構成されている。
プラテンカバー21は、ヒンジ構造によってフラットベッド読取部40に連結されることで、フラットベッド読取部40に対して開閉可能に設置されている。このプラテンカバー21は、フラットベッド読取部40上にセットされた原稿の読み取りを行う場合の原稿押さえカバーとしての役割と、ピックアップローラ23、レジストローラ24、プラテンローラ25、反転ローラ26及び排紙ローラ27等の自動給紙機構を収容する筐体としての役割を担っている。なお、図2に示すプラテンカバー21は、閉じられた状態を示している。
原稿トレイ22は、原稿をセットするためのトレイである。ピックアップローラ23は、原稿トレイ22にセットされた原稿を1枚ずつピックアップしてレジストローラ24に搬出するためのローラである。レジストローラ24は、所定のタイミングで原稿をプラテンローラ25または反転ローラ26に搬送するためのローラである。プラテンローラ25は、原稿を所定の原稿読取位置を経由して、反転ローラ26または排紙ローラ27に搬送するためのローラである。反転ローラ26は、両面反転読み取り時に、フラットベッド読取部40によって表面が読み込まれた原稿を裏面に反転するローラである。排紙ローラ27は、読み取り完了後の原稿を外部に排出するためのローラである。
CIS28は、両面同時読み取り時に、原稿の裏面の画像を読み取るために搬送経路の途中に設けられた密着型イメージセンサ(ラインセンサ)である。このCIS28は、原稿の裏面から読み取った画像の原稿画像データをCPU1に出力する。
ランプ29は、原稿に一定強度の照明光(白色光)を走査状に照射するものである。CIS28は、ランプ29の照明光の反射光を原稿画像データに変換する。
原稿排出トレイ30は、排紙ローラ27によって搬送された読取後の原稿が排出されるトレイである。
フラットベッド読取部40は、ユーザによって第1プラテンガラス41上にセットされた原稿、またはADF20によって自動給紙され第2プラテンガラス42上にセットされた原稿の読み取りを行うものであり、図2に示すように、第1プラテンガラス41、第2プラテンガラス42、白色基準板43、原稿サイズ指示板44、フルレートキャリッジ45、ハーフレートキャリッジ46、キャリッジ移動用レール47、集光レンズ48、CCDセンサ49及び読取部筐体50を備えている。
第1プラテンガラス41は、読取部筐体50の上面に嵌め込まれ、ADF20を使用しない原稿読み取りを実行する場合に、ユーザが原稿をセットするためのガラス板である。第2プラテンガラス42は、読取部筐体50の上面に嵌め込まれ、ADF20によって自動給紙された原稿をセットするためのガラス板である。白色基準板43は、読取部筐体50の上面に嵌め込まれ、シェーディング補正用の白色基準データの基になる白色板である。原稿サイズ指示板44は、読取部筐体50の上面に嵌め込まれ、ユーザが第1プラテンガラス41上に各種サイズの原稿をセットする際の原稿のセット位置を示したものである。
フルレートキャリッジ45は、第1プラテンガラス41にセットされた原稿の画像を読み取る場合には、第1プラテンガラス41の下方において、キャリッジ移動用レール47上を移動することで第1プラテンガラス41に沿って左右方向(走査方向)に往復移動する。また、フルレートキャリッジ45は、ADF20によって給紙された原稿を読み取る場合には、図2に示す第2プラテンガラス42の下方の位置に固定されている。このフルレートキャリッジ45は、照明光を斜め上方に向けて照射するランプ45aと、照明光の反射光を後述するハーフレートキャリッジ46に向けて反射する第1ミラー45bとを備えている。
ハーフレートキャリッジ46は、フルレートキャリッジ45と同様に、第1プラテンガラス41にセットされた原稿の画像を読み取る場合には、キャリッジ移動用レール47上を移動することで第1プラテンガラス41に沿って左右方向(走査方向)に往復移動する。このハーフレートキャリッジ46は、フルレートキャリッジ45の第1ミラー24bからの入射光を下方に向けて反射する第2ミラー46aと、該第2ミラー25aからの入射光を集光レンズ48に向けて反射する第3ミラー46bとを備えている。
そして、フルレートキャリッジ45の移動量とハーフレートキャリッジ46の移動量との比率は1:0.5となるように制御されている。これにより、後述する集光レンズ48に達するまでの照明光の光路長が一定になる。また、ハーフレートキャリッジ46は、ADF20によって給紙された原稿を読み取る場合には、図2に示す位置に固定されている。
集光レンズ48は、ハーフレートキャリッジ46の第3ミラー46bからの入射光を集光してCCDセンサ49の受光面に結像させる。CCDセンサ49は、タイミング信号に同期して作動し、受光面にて受光した光を光電変換することにより、読み取った原稿の画像に応じた原稿画像データを生成して、当該原稿画像データをCPU1に出力する。
読取部筐体50は、フルレートキャリッジ45、ハーフレートキャリッジ46、キャリッジ移動用レール47、集光レンズ48、CCDセンサ49を収容する。なお、図2の点線矢印は、第2プラテンガラス42に原稿がセットされている場合に、ランプ45aが原稿に照射した光の反射経路を示している。
画像データ記憶部6は、例えばフラッシュメモリまたはハードディスクであり、CPU1の指示の下、原稿画像データ、通信I/F部8がクライアントコンピュータ(図示略)から受信するプリント画像データ及び通信I/F部8が公衆網(図示略)から受信するファクシミリ画像データを記憶する。
そして、CPU1は、上記ADF20のレジストローラ24及び反転ローラ26共に上記フラットベッド読取部40のランプ45a及びCCDセンサ49を適切に動作させることで、原稿の表面をCCDセンサ49で読み取った後に、原稿を反転させて裏面を再びCCDセンサ49で読み取る両面反転読み取りを実行する。また、CPU1は、上述したADF20のレジストローラ24共にADF20のCIS28及びランプ29とフラットベッド読取部40のランプ45a及びCCDセンサ49を適切に動作させることで原稿の表面及び裏面をCCDセンサ49及びCIS28によって同時に読み取る両面同時読み取りを実行する。
用紙搬送/画像形成部7は、プリントエンジン(給紙ローラ、給紙ローラ駆動用のモータ、感光ドラム、帯電器、現像装置、定着ローラ、排紙ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータ等を含む物理的な画像形成工程を実行する機構)を備え、CPU1の制御の下、用紙トレイ(図示略)から搬送ローラによって印刷用紙を感光ドラムへ搬送し、画像データ記憶部6の原稿画像データ、プリント画像データ及びファクシミリ画像データに基づいて感光ドラム上に形成したトナーから成る画像形成画像を印刷用紙へ転写し、定着ローラによって当該画像形成画像を印刷用紙へ定着させ、排紙ローラによって定着処理後の印刷用紙を排紙トレイ(図洲略)へ搬送する。
通信I/F部8は、外部のクライアントコンピュータ及び公衆網に接続し、このクライアントコンピュータ及び公衆網との間で各種信号の送受信を行う。
操作表示部9は、コピー機能切替キー、プリント機能切替キー、スキャン機能切替キー、ファクシミリ機能切替キー、スタートキー、ストップ/クリアキー、電源キー、テンキー(数値入力キー)、タッチパネル9a及びその他の各種操作キーを備えており、それぞれのキーの操作指示をCPU1に出力すると共に、CPU1の制御の下、タッチパネル9aへ種々の画面を表示する。なお、コピー機能切替キー、プリント機能切替キー、スキャン機能切替キー及びファクシミリ機能切替キーは、それぞれの機能をユーザが使用する場合に、各機能の動作モードへ複合機Aを切り替える為のキーである。
原稿読み取り枚数記憶部10は、CPU1の制御の下、両面反転読み取りの原稿読み取り枚数と、両面同時読み取りの原稿読み取り枚数とを記憶する。
次に、上記構成の本実施形態に係る複合機Aの動作について、図3を参照して詳しく説明する。図3は、本実施形態に係る複合機Aの動作を示すフローチャートである。
まず、複合機Aにおいて原稿両面読み取りで複写しようとするユーザは、複合機Aの画像読取部5の原稿トレイに原稿をセットし、操作表示部9を操作することで、原稿読み取り方法として両面反転読み取りまたは両面同時読み取りを設定する。そして、ユーザは、設定が完了すると、複合機Aの操作表示部9のスタートキーを押下する。
CPU1は、スタートキーの押下によって操作表示部9が複写指示を受け付けると、CIS28が即座に動作できるようにランプ29の点灯等のCIS28の動作準備を実行する(ステップS1)。CPU1は、上記ステップS1において、原稿読み取り方法が両面反転読み取りに設定されていたとしても、両面同時読み取りに切り替わった際に、即座にCIS28による読み取りが開始できるようにCIS28の動作準備を実行する。
CPU1は、ステップS1の後に、原稿読み取り方法の設定値(両面反転読み取りまたは両面同時読み取り)に基づいて、画像読取部5に原稿トレイ22の原稿を搬送させ、両面反転読み取りまたは両面同時読み取りを開始させる(ステップS2)。
CPU1は、ステップS2の後に、両面反転読み取りまたは両面同時読み取りの途中に、操作表示部9が原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けたか否か判定し(ステップS3)、ステップS2において『YES』と判定した場合には、すなわち操作表示部9が原稿読み取り方法切り替え指示を受付けた場合には、画像読取部5に現在の原稿読み取り方法とは異なる両面反転読み取りまたは両面同時読み取りに切り替えさせる、すなわち現在の原稿読み取り方法が両面反転読み取りである場合には、画像読取部5に次に読み取る原稿の原稿読み取り方法を両面同時読み取りに切り替させ、また現在の原稿読み取り方法が両面同時読み取りである場合には、画像読取部5に次に読み取る原稿の原稿読み取り方法を両面反転読み取りに切り替えさせる(ステップS4)
CPU1は、ステップS3において『NO』と判定した場合には、すなわち操作表示部9が原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けていない場合には、原稿読み取り方法の設定値に基づいて、画像読取部5に両面反転読み取りまたは両面同時読み取りを継続実行させ、両面反転読み取りを実行している場合には、両面反転読み取りによる原稿の読み取り枚数を原稿読み取り枚数記憶部10に記憶させ、また両面同時読み取りを実行している場合には、両面同時読み取りによる原稿の読み取り枚数を原稿読み取り枚数記憶部10に記憶させる(ステップS5)。
CPU1は、ステップS4及びステップS5の後に、画像読取部5の原稿トレイ22の全ての原稿の読み取りが完了したか否か判定し(ステップS6)、ステップS6において『NO』と判定した場合には、すなわち原稿トレイ22の全ての原稿の読み取りが完了していない場合には、ステップS3に移行する。
CPU1は、ステップS6において『YES 』と判定した場合には、すなわち原稿トレイ22の全ての原稿の読み取りが完了した場合には、原稿の読み取りの途中に原稿読み取り方法の切り替えがあったか否か判定し(ステップS7)、ステップS7において『 YES』と判定した場合には、すなわち原稿の読み取りの途中に原稿読み取り方法の切り替えが発生した場合には、原稿読み取り枚数記憶部10が記憶する情報に基づいて、両面反転読み取りによる原稿読み取り枚数と、両面同時読み取り枚数とをタッチパネル9aに表示させ(ステップS8)、ステップS8の後に原稿読み取り枚数に関する情報を原稿読み取り枚数記憶部10に消去させる(ステップS9)。
CPU1は、ステップS7において『 NO』と判定した場合には、すなわち原稿の読み取りの途中に原稿読み取り方法の切り替えが発生しなかった場合には、ステップS8を実行せずに、ステップS9に移行する。
以上のように、本実施形態に係る複合機Aでは、CPU1が、原稿読み取り方法の設定値に基づいて、画像読取部5に両面反転読み取りまたは両面同時読み取りを実行させ、読み取りの途中に、操作表示部9が原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けると、現在の原稿読み取り方法が両面反転読み取りの場合には、画像読取部5に両面同時読み取りに切り替えさせ、また現在の原稿読み取り方法が両面同時読み込である場合には、画像読取部5に両面反転読み取りに切り替えさせる。このように複合機Aでは、原稿の読み取り途中であっても、原稿読み取り方法切り替え指示を受け付けると、原稿読み取り方法を切り替えることで、ユーザの意思を尊重した原稿読み取りを実行することができる。
また、複合機Aでは、例えば、急いでいるユーザが、読み取り時間の長い両面反転読み取りに間違って設定したとしても、読み取りの途中に気付いて、読み取り時間の短い両面同時読み取りに変更することができる、すなわち効率的な原稿読み取りを実行することが出来る。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、CPU1が、操作表示部9が複写指示を受け付けると、ステップS1において、CIS28の動作準備を行った、本発明はこれに限定されない。
例えば、CPU1が、ステップS1において動作準備を実行せずに、操作表示部9が原稿読み取り方法切り替え指示を受け付け、現在の原稿読み取り方法を両面反転読み取りのから両面同時読み取りに切り替える際に、CIS28の動作準備を実行するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、両面同時読み取りまたは両面反転読み取りの途中に、原稿読み取り方法を1回切り替えたが、本発明はこれに限定されない。
複合機Aでは、例えば、原稿の読み取り途中に、両面同時読み取りから両面反転読みへ切り替え、その後両面反転読みへ切りから両面同時読みへ切り替えるように、原稿読み取り方法を複数回切り替えてもよい。その場合には、CPU1が、最初の両面同時読み取りによる原稿読み取り枚数と、両面反転読み取りによる原稿読み取り枚数と、2回目の両面同時読み取りによる原稿読み取り枚数をタッチパネル9aに表示させる。
A…複合機、1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…各種センサ群、5…画像読取部、6…画像データ記憶部、7…用紙搬送/画像形成部、8…通信I/F部、9…操作表示部、9a…タッチパネル、10…原稿読み取り枚数記憶部、20…ADF、21…プラテンカバー、22…原稿トレイ、23…ピックアップローラ、24…レジストローラ、25…プラテンローラ、26…反転ローラ、27…排紙ローラ、28…CIS、29…ランプ、30…原稿排出トレイ、40…フラットベッド読取部、41…第1プラテンガラス、42…第2プラテンガラス、43…白色基準板、44…原稿サイズ指示板、45…フルレートキャリッジ、45a…ランプ、45b…第1ミラー、46…ハーフレートキャリッジ、46a…第2ミラー、46b…第3ミラー、47…キャリッジ移動用レール、48…集光レンズ、49…CCDセンサ、50…読取部筐体

Claims (2)

  1. 原稿の画像を読み取る画像読取部を具備する画像読取装置であって、
    各種操作指示を受け付ける操作部と、
    原稿を読み取っている途中に、前記操作部が原稿読み取り方法の切り替え指示を受け付けると、次に読み取る原稿の原稿読み取り方法を、現在の原稿読み取り方法とは異なる両面反転読み取りまたは両面同時読み取りへ画像読取部に切り替えさせる切替制御手段と
    表示部とを具備し、
    前記切替制御手段は、前記操作部が原稿の読取開始指示を受け付けると、前記操作部が原稿読み取り方法として両面反転読み取りを受け付けた場合であっても、両面同時読み取りに使用するCIS(Contact Image Sensor)の動作準備を実行し、
    さらに、前記切替制御手段は、前記操作部が原稿読み取り方法を複数回切り替える指示を受け付けた場合には、各々の両面反転読み取りによる原稿読み取り枚数と各々の両面同時読み取りによる原稿読み取り枚数とを個別に順序立てて前記表示部に表示させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置を具備し、前記画像読取装置が読み取った原稿の画像に基づいて画像形成することを特徴とする画像形成装置。
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JP2006174372A (ja) 原稿読取装置及び原稿読取方法

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