JP6026569B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G2215/00729Detection of physical properties of sheet amount in input tray

Description

本発明は、原稿を読み取って画像データを生成する画像形成装置に関する。
たとえば、プリンター、多機能プリンター、複合機などのMFP(Multifunction Peripheral)である画像形成装置においては、給紙カセットに収容した用紙を1枚ずつ印字機構部側に導くための搬送路へ送り出す自動給紙機構部が搭載されている場合が多い。
また、画像形成装置には、給紙カセットが装置本体から引き出された状態(オープン)と装置本体に装着されている状態(クローズ)とを検出するカセット検出センサーと、給紙カセットに収容された用紙の有無を検出する用紙検出センサーとを搭載したものもある。
また、画像形成装置には、特許文献1に示されているように、いずれかの給紙カセットの用紙が無くなった場合、他の給紙カセットからの給紙に切り替えることができるように、複数の給紙カセットを搭載したものもある。
すなわち、特許文献1に示されている画像形成装置は、グループ分けした複数のシート収納手段を上下に重ねて配置し、給紙中のシート収納手段に収納されたシートが無くなると、同じグループの他のシート収納手段に切り替えてシートを給紙するようにしている。
特開2005−145624
上述した特許文献1での画像形成装置では、グループ分けした給紙カセットに相当する複数のシート収納手段を設けているため、印刷中にシート収納手段に収納されたシートが無くなくなっても、同じグループの他のシート収納手段に切り替えてシートが給紙されるため、印刷枚数が多くても印刷の中断を避けることができる。
なお、それぞれの給紙カセットに下段から給紙される用紙の共有搬送路が設けられている場合、たとえば上段の給紙カセットの用紙が無くなると、下段の給紙カセットからの給紙に切り替えることは可能である。ただし、上段の給紙カセットがオープンとなると、下段から給紙される用紙の共有搬送路が無くなるため、用紙ジャムなどを避けるために印刷が中断される。
ところで、近年では、コストダウンにより、給紙カセットのオープン/クローズを検出するカセット検出センサーを省いた画像形成装置も開発されつつある。また、複数の給紙カセットを上下に重ねて搭載した場合、装置の小型化などを図るために、それぞれの給紙カセットに下段から給紙される用紙の共有搬送路が設けられている場合がある。
カセット検出センサーを省いた画像形成装置では、用紙検出センサーにより給紙カセット内の用紙の有無の検出は可能であるものの、給紙カセットがオープンであるかクローズであるかの判断はできないことになる。
このため、たとえば印刷中に給紙カセットの用紙が無くなったとき、給紙カセットがオープンであるのかクローズであるのか、即座に判断することができないことから、他の給紙カセットからの給紙に切り替えるタイミングが判断できないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、装置本体内部に着脱自在に装着される複数の給紙カセットと、前記給紙カセットに収容される用紙を検出する用紙検出センサーと、前記給紙カセットからの搬送路に沿って搬送される用紙を検知する検知センサーと、装置の動作状態と前記用紙検出センサーの検出結果の変化と前記検知センサーの検知結果に基づき、前記給紙カセットの用紙が無くなったと判断した場合、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、給紙の切り替えが可能かどうかを判断する給紙切替判断部と、前記給紙切替判断部による判断結果に基づき、給紙の切り替えを制御するシステム制御部とを備え、 前記給紙カセットのオープン/クローズを直接、検出するカセット検出センサーを備えないことを特徴とする。
また、前記給紙切替判断部は、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が特定時間より短い場合、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、他の給紙カセットからの給紙への切り替えが可能であると判断し、前記システム制御部に他の給紙カセットへの切り替えが可能であることを通知することを特徴とする。
また、前記給紙切替判断部は、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が特定時間より長い場合、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、前記用紙検出センサーによる検出結果を確認し、前記検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、前記システム制御部に対し、用紙補給された前記給紙カセットからの給紙可能を通知することを特徴とする。
また、前記給紙切替判断部は、印刷枚数に応じて前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を変更することを特徴とする。
また、前記給紙切替判断部は、前記印刷枚数が前記給紙カセットの収容可能な用紙の枚数に対して半数以上であれば、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を、特定時間より短かくなるように変更し、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、他の給紙カセットからの給紙への切り替えが可能であると判断し、前記システム制御部に他の給紙カセットへの切り替えが可能であることを通知することを特徴とする。
また、前記給紙切替判断部は、前記印刷枚数が数枚程度であれば、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を特定時間より長くなるように変更し、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、前記用紙検出センサーによる検出結果を確認し、この検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、前記システム制御部に対し、用紙補給された前記給紙カセットから給紙可能を通知することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、給紙切替判断部が、装置の動作状態と、給紙カセットに収容される用紙を検出する用紙検出センサーの検出結果の変化と、給紙カセットからの搬送路に沿って搬送される用紙を検知する検知センサーの検知結果に基づき、給紙カセットの用紙が無くなったと判断すると、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間の経過後給紙カセットの状態変化があるかどうかを確認し、給紙の切り替えが可能である場合、システム制御部に切り替えが可能であることを通知する。これにより、システム制御部は、給紙の切り替えを制御することができる。
本発明の画像形成装置によれば、給紙切替判断部による、給紙の切り替えが可能かどうかの判断結果に基づき、システム制御部による給紙の切り替えの制御が行われるようしたので、印刷中に給紙カセットの用紙が無くなった場合での印刷の中断時間を短縮することができる。
本発明の画像形成装置をMFPとした場合の一実施形態を示す図である。 図1のMFPの構成を示す図である。 図1のMFPによる給紙切替における動作を説明するための図であって、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、たとえば5秒程度として設定されている場合での動作を説明するためのフローチャートである。 図1のMFPによる給紙切替における動作を説明するための図であって、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、たとえば60秒程度として設定されている場合での動作を説明するためのフローチャートである。 図1のMFPによる印刷枚数に応じた給紙切替における動作を説明するための図であって、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、たとえば5秒程度に変更される場合での動作を説明するためのフローチャートである。 図1のMFPによる印刷枚数に応じた給紙切替における動作を説明するための図であって、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、たとえば60秒程度に変更される場合での動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、たとえばコピー、プリント、FAX(Facsimile)などの各ジョブのマルチ動作機能などを搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、MFP100には、MFP本体101の上部に排紙トレイ102、パネル部103が設けられている。また、MFP本体101の内部には、感光ドラムなどを有する印字機構部104が配置されている。印字機構部104の下方には、複数の用紙200を収容する複数の給紙カセット300が上下に重ねて配置されている。また、これらの給紙カセット300は、MFP本体101に対して着脱自在とされている。また、それぞれの給紙カセット300には、下段の給紙カセット300から給紙される用紙200の共有搬送路300aが設けられている。
また、MFP本体101の内部には、用紙検出センサー105、繰り出しローラー106、駆動ローラー107a、従動ローラー107bが配置されている。また、MFP本体101の内部には、用紙検出センサー105、繰り出しローラー106、駆動ローラー107a、従動ローラー107bが設けられている。なお、これらの用紙検出センサー105、繰り出しローラー106、駆動ローラー107a、従動ローラー107bは、それぞれの給紙カセット300の装着位置に対応させて配置されている。なお、用紙検出センサー105は、メカニカル的なものであってもよいし、光学的なものであってよい。
また、MFP本体101の内部には、検知センサー109a、搬送ローラー108a、検知センサー109b、搬送ローラー108b、108c、検知センサー109cが設けられている。なお、検知センサー109a、搬送ローラー108a、検知センサー109bは、それぞれの給紙カセット300から印字機構部104までの搬送路110に沿って配置されている。また、搬送ローラー108b、108c、検知センサー109cは、印字機構部104から排紙トレイ102までの搬送路111に沿って設けられている。
給紙カセット300には、MFP本体101の内部に設けられているリフト部材112により、繰り出しローラー106に対向する箇所が押し上げられるリフト板301が設けられている。
そして、リフト板301がリフト部材112により押し上げられると、リフト板301上の用紙200の先端部分が繰り出しローラー106に押し付けられる。これにより、給紙カセット300内の用紙200が繰り出しローラー106により、1枚ずつ繰り出される。また、リフト板301上の用紙200の先端部分が押し上げられている状態で、用紙検出センサー105による用紙200の検出が行われる。
ここで、用紙検出センサー105は、給紙カセット300に収容されている用紙200を検出できれば、用紙有りを検出する。逆に、用紙検出センサー105は、給紙カセット300に収容されている用紙200を検出できなければ、用紙無しを検出する。具体的には、用紙検出センサー105は、給紙カセット300に用紙200が収容されていなければ、用紙無しを検出する。さらに、給紙カセット300がオープンであれば、用紙検出センサー105は、給紙カセット300に収容されている用紙200を検出できないので、給紙カセット300に用紙200が収容されているか否かにかかわらず、用紙無しを検出する。
なお、繰り出しローラー106により繰り出された用紙200は、搬送ローラー108aにより搬送路110に沿って印字機構部104に搬送される。印字機構部104によって印字された用紙200は、搬送ローラー108b、108cにより、搬送路111に沿って排紙トレイ102まで搬送される。各検知センサー109a〜109cにより用紙200が検知された後、特定の時間が経過するまでに用紙200が検知されなくなった場合、各検知センサー109a〜109cにより用紙200の搬送が検知される。また、いずれかの検知センサー109a〜109cにより用紙200が検知されたとしても、特定の時間が経過しても検知結果に変化がなければ(つまり、用紙200の搬送が検知されたままであれば)用紙200の検知されている箇所で用紙ジャムが発生していることが判断され、用紙200の搬送が検知されない。また、各検知センサー109a〜109cにより用紙200が検知されなければ、搬送路111に用紙200がないことが判断され、用紙200の搬送が検知されない。なお、特定の時間は、用紙200が各検知センサー109a〜109cを通過するのに要するよりも長い時間が設定される。特定の時間は、固定の値としてもよく、搬送する用紙サイズによって異なる値としてもよい。
また、搬送路110、111は、上述したように、それぞれの給紙カセット300からの用紙200を印字機構部104を経て排紙トレイ102まで搬送する。なお、搬送路110は、それぞれの給紙カセット300の共有搬送路300aに連続している。
本実施形態では、詳細は後述するが、印刷中に給紙カセット300の用紙200が無くなり、給紙カセット300がクローズ(MFP本体101に装着されている状態)と判断できれば、他の給紙カセット300への給紙に切り替える。
次に、図2を参照し、MFP100の構成について説明する。MFP100は、制御部120、スキャナー部140、プリンター部141、FAX部142、I/F(インターフェース)143、用紙検出センサー105、検知センサー109a〜109c、パネル部103、HDD(Hard disk drive)144を備えている。
スキャナー部140は、イメージセンサー(図示省略)によって読み取られる原稿の画像データを制御部120に入力する。すなわち、スキャナー部140は、イメージセンサー(図示省略)からの原稿の画像信号をデジタルの画像データに変換し、順次、制御部120に入力する。
プリンター部141は、上述した印字機構部104を有し、制御部120から出力される画像データに基づき、用紙200上に画像をプリントする。FAX部142は、制御部120から出力される画像データを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからの画像データを受信して制御部120に入力する。すなわち、FAX部142は、図示しないNCU(Network Control Unit)により電話回線との接続を制御しつつ、制御部120から出力される画像データを圧縮し変調して、相手方ファクシミリへと送信する。また、FAX部142は、NCUにより電話回線と接続しつつ、相手方ファクシミリからの画像データを復調し伸張して、制御部120に入力する。
I/F143は、社内LAN(Local Area Network)などのネットワーク(図示省略)を介してたとえばクライアント端末(図示省略)との通信を行う。
用紙検出センサー105は、上述したように、給紙カセット300に収容されている用紙200を検出する。検知センサー109a〜109cは、上述したように、搬送路110、111に沿って搬送される用紙200を検知する。
パネル部103は、MFP100のプリンター機能、FAX機能、スキャン機能のいずれかの選択や、各種設定を行うための操作ボタンなどを表示する。HDD144には、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラムなどが記憶されている。また、HDD144には、ユーザーボックスなどが設けられている。
制御部120は、MFP100全体の動作を制御するものであり、スキャナー制御部121、プリンター制御部122、FAX(Facsimile)制御部123、通信制御部124、RAM(Random Access Memory)125、ROM(Read Only Memory)126、画像処理部127、用紙検出センサー制御部128、検知センサー制御部129、給紙切替判断部130、パネル操作制御部131、HDD制御部132、システム制御部133を備えている。また、これらは、データバス134に接続されている。
スキャナー制御部121は、スキャナー部140の読み取り動作を制御する。プリンター制御部122は、プリンター部141のプリント動作を制御する。FAX制御部123は、FAX部142による画像データの送受信動作を制御する。通信制御部124は、I/F143を介しての通信を制御する。
RAM125は、プログラムを実行するためのワークメモリである。ROM126には、各部の動作チェックなどを行う制御プログラムなどが記憶されている。画像処理部127は、たとえばスキャナー部140によって読み取られた原稿の画像データに対する画像処理を行う。
用紙検出センサー制御部128は、用紙検出センサー105による用紙検出動作を制御する。検知センサー制御部129は、検知センサー109a〜109cによる用紙200の検知動作を制御する。
給紙切替判断部130は、MFP100の動作状態及び用紙検出センサー105による検出結果と、検知センサー109a〜109cによる検知結果とから、給紙切替が可能であるかどうか判断する。すなわち、MFP100の動作状態とは、印刷中の状態と待機中の状態である。また、用紙検出センサー105による検出結果とは、用紙有りから用紙無し、又は用紙無しから用紙有りが検出されることである。また、検知センサー109a〜109cによる検知結果とは、搬送路110、111に沿って搬送される用紙200が検知されることである。
給紙切替判断部130は、まず、MFP100の動作状態である、印刷中か待機中かを判断し、たとえば印刷中に、検知センサー109a〜109cにより搬送路110、111中での用紙200の搬送が検知されているとき、用紙検出センサー105による検出結果が用紙有りから用紙無しに変化すると、給紙カセット300の用紙200が無くなったと判断する。この場合、印刷中に、検知センサー109a〜109cにより搬送路110、111中での用紙200の搬送が検知されることで、用紙ジャムが発生していないことになるので、給紙切替判断部130は、用紙200が無くなった給紙カセット300がクローズであると判断することができる。
また、給紙切替判断部130は、たとえば印刷中に、検知センサー109a〜109cにより用紙200の搬送路110、111中での搬送が検知されていないとき、用紙検出センサー105による検出結果が用紙有りから用紙無しに変化すると、給紙カセット300がオープンであると判断する。
そして、給紙切替判断部130は、印刷中に、給紙カセット300の用紙200が無くなった場合、後述の切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間の経過後、給紙カセット300の状態変化(MFP本体101に対する給紙カセット300のクローズからオープンへの変化)を確認し、給紙カセット300に状態変化が無ければ、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断する。この場合、全ての給紙カセット300に印刷中の用紙200と同じサイズ、すなわち、ユーザーによる指定と同じ用紙200が収納されていれば、たとえば、用紙200が無くなった給紙カセット300よりも下段の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断する。なお、用紙200が無くなった給紙カセット300よりも上段の給紙カセット300に、ユーザーによる指定と同じ用紙200が収納されていれば、上段の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断してもよい。
ここで、給紙切替判断部130による切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間は、パネル部103を介しての操作により、任意に設定することができる。すなわち、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を短めに設定(たとえば5秒程度)すると、給紙切替判断部130は給紙カセット300の用紙200が無くなってから、たとえば5秒後に給紙カセット300の状態変化を確認する。これにより、給紙切替判断部130は、給紙カセット300に状態変化が無ければ、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると即座に判断することができる。
この場合、給紙切替判断部130は、システム制御部133に対し、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であることを通知する。また、給紙中の給紙カセット300に用紙200が無くなったことも併せて通知する。
一方、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を長めに設定(たとえば60秒程度)すると、給紙切替判断部130は給紙カセット300の用紙200が無くなってから、たとえば60秒後に給紙カセット300の状態変化を確認する。すなわち、この60秒とは、MFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間を見越して設定される時間である。このように、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を長めに設定すると、給紙切替判断部130が給紙カセット300の状態変化の確認開始までの間に、用紙200が無くなった給紙カセット300をMFP本体101から引き出して新たな用紙200を補給し、MFP本体101に戻すことができる。
この場合、用紙検出センサー105による検出結果が用紙無しから用紙有りに変化するため、給紙カセット300がクローズであると判断することができ、新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙を続行させることができる。
なお、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間(たとえば5秒、60秒)の経過後、給紙カセット300に状態変化があることを確認した場合、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが不可能であると判断する。この場合、用紙200が無くなった給紙カセット300がオープンであるため、給紙切替判断部130はシステム制御部133に対し、切り替えが不可能であることを通知する。ただし、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105による検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、システム制御部133に対し、給紙可能を通知する。これは、オープンとなっていた給紙カセット300がクローズとなったためである。
また、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間(たとえば5秒程度、60秒)は、たとえば給紙切替判断部130の内部メモリーなどに記憶させておくことができる。なお、たとえば5秒程度とした時間は、MFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間より短いことを意味している。この場合、5秒に限らず、4秒以下であってもよい。当然、0秒としてもよく、この場合は、給紙切替判断部130は用紙200が無くなると同時に、給紙カセット300の状態変化の確認を行うことになる。一方、たとえば60秒程度とした時間は、MFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間より長いことを意味している。
また、給紙切替判断部130が印刷枚数に応じて切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を変更するようにしてもよい。すなわち、たとえば給紙カセット300の収容可能な用紙200の枚数が500枚であるとした場合、印刷枚数がたとえば50%以上(たとえば250枚以上)となっている場合は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を短めに(たとえば5秒程度)変更する。これは、印刷枚数がたとえば50%以上(たとえば250枚以上)となっていることで、印刷のために給紙中の給紙カセット300の用紙200が無くなった可能性が高いためである。
これに対し、印刷枚数が数枚程度である、たとえば2%以下(たとえば10枚以下)となっている場合は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を長めに(たとえば60秒程度)変更する。これは、給紙中ではない給紙カセット300に新たな用紙200を補給するために、用紙200が無くなっている給紙カセット300をMFP本体101から引き出している可能性が高いためである。なお、印刷枚数の確認については、給紙切替判断部130が図示しないカウンターの値を参照してもよいし、給紙切替判断部130がプリンター制御部122によるプリンター部141の制御値などを参照するようにしてもよい。
また、給紙切替判断部130は、上述したように、たとえば印刷中に、検知センサー109a〜109cにより用紙200の搬送路110、111中での搬送が検知されていないとき、用紙検出センサー105による検出結果が用紙有りから用紙無しに変化すると、給紙カセット300がオープンであると判断するが、用紙検出センサー105による検出結果が用紙無しから用紙有りに変化するまでは、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが不可能であると判断する。
なお、給紙切替判断部130は、他の全ての給紙カセット300に用紙200が無い場合や、他の給紙カセット300に収納されている用紙200がユーザーによる指定と異なる場合、切替不可であると判断する。ただし、たとえばユーザーによる指定が無ければ、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断してもよい。
パネル操作制御部131は、パネル部103の表示動作を制御する。HDD制御部132は、HDD144に対するデータの書き込みや読み出しなどを制御する。システム制御部133は、主に、給紙切替判断部130の判断結果に基づき、他の給紙カセット300への給紙の切り替えを制御する。なお、システム制御部133が他の給紙カセット300からの給紙に切り替えする際のタイミングは、パネル103を介しての操作により任意に設定することができる。また、システム制御部133は、給紙切替判断部130による判断結果が切替不可である場合、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる。
次に、図3を参照し、MFP100による給紙切替における動作について説明する。なお、以下の説明においては、説明の都合上、それぞれの給紙カセット300には同じサイズ(たとえばA4)の用紙200が収納されているものとする。また、以下の説明においては、給紙切替判断部130による、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、たとえば5秒程度として設定されているものとする。
まず、給紙切替判断部130は、印刷中かどうかを判断する(ステップS101)。給紙切替判断部130は、印刷中でなければ(ステップS101:No)、待機中であると判断する(ステップS102)。また、給紙切替判断部130は、印刷中であると判断すると、検知センサー109a〜109cにより、搬送路110、111中での用紙200の搬送が検知されているかどうかを判断する(ステップS103)。
ここで、給紙切替判断部130は、検知センサー109a〜109cにより、搬送路110、111中での用紙200の搬送が検知されていないと判断すると(ステップS103:No)、使用中の給紙カセット300に対応する用紙検出センサー105の検出結果に変化があるかどうか判断する(ステップS104)。給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化が無ければ判断待ちとなる(ステップS104:No)。これに対し、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化が有ると判断すると(ステップS104:Yes)、給紙カセット300がオープンであると判断し(ステップS105)、システム制御部133に通知する。なお、ステップS103の判断がNoとなるのは、例えば、搬送路110で用紙ジャムが発生している場合、コピー処理において原稿をスキャン中で用紙200の搬送がまだ始まっていない場合などが挙げられる。
ステップS105の後、システム制御部133は、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる(ステップS106)。
一方、給紙切替判断部130は、ステップS103で検知センサー109a〜109cにより、搬送路110、111中での用紙200の搬送が検知されていると判断すると(ステップS103:Yes)、用紙検出センサー105の検出結果に変化があるかどうか判断する(ステップS107)。給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化が無ければ判断待ちとなる(ステップS107:No)。これに対し、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化が有ると判断すると(ステップS107:Yes)、給紙カセット300の用紙200が無くなったと判断する(ステップS108)。この場合、上述したように、印刷中に、検知センサー109a〜109cにより搬送路110、111中での用紙200の搬送が検知されることで、用紙ジャムが発生していないことになり、用紙200が無くなった給紙カセット300がクローズであると判断することができる。
そして、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間(たとえば5秒)を経過するまで待ち(ステップS109:No)、その待ち時間を経過したと判断すると(ステップS109:Yes)、給紙カセット300に状態変化が有るかどうかを判断する(ステップS110)。給紙切替判断部130は、その5秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が有れば(ステップS110:Yes)、給紙カセット300がオープンであるため、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが不可能であると判断し、システム制御部133に通知する。
この場合、システム制御部133は、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる(ステップS106)。
これに対し、給紙切替判断部130は、その5秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が無ければ(ステップS110:No)、給紙切替が可能であるかどうかを判断する(ステップS111)。
ここで、給紙切替判断部130は、他の全ての給紙カセット300に用紙200が無い場合や、他の給紙カセット300に収納されている用紙200がユーザーによる指定と異なる場合、切替不可であると判断し(ステップS111:No)、システム制御部133に通知する。この場合、システム制御部133は、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる(ステップS106)。
これに対し、給紙切替判断部130は、他の給紙カセット300に印刷中の用紙200と同じサイズ、すなわち、ユーザーによる指定と同じ用紙200が収納されていれば、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断し(ステップS111:Yes)、システム制御部133に通知する。
この場合、システム制御部133は、たとえば下段の給紙カセット300からの給紙に切り替える(ステップS112)。
これにより、給紙切替判断部130が短時間のうちに給紙カセット300の状態変化を確認し、給紙カセット300に状態変化が無ければ、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると即座に判断することから、システム制御部133による、たとえば下段の給紙カセット300からの給紙の切り替えが素早く行われる。
次に、図4を参照し、給紙切替判断部130による、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、たとえば60秒程度として設定されている場合でのMFP100による給紙切替における動作について説明する。
ここで、ステップS101〜ステップS108までの動作は、図3と同様であるため、ここではその説明を省略する。そして、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間(たとえば60秒)を経過するまで待ち(ステップS109:No)、その待ち時間を経過したと判断すると(ステップS109:Yes)、給紙カセット300に状態変化が有るかどうかを判断する(ステップS110)。給紙切替判断部130は、その60秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が有れば(ステップS110:Yes)、給紙カセット300がオープンであるため、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが不可能であると判断し、システム制御部133に通知する。
この場合、システム制御部133は、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる(ステップS106)。
これに対し、給紙切替判断部130は、その60秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が無ければ(ステップS110:No)、給紙切替が可能であるかどうかを判断する(ステップS111)。
ここで、給紙切替判断部130は、上述したように、他の全ての給紙カセット300に用紙200が無い場合や、他の給紙カセット300に収納されている用紙200がユーザーによる指定と異なる場合、切替不可であると判断し(ステップS111:No)、システム制御部133に通知する。この場合、システム制御部133は、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる(ステップS106)。
これに対し、給紙切替判断部130は、他の給紙カセット300に印刷中の用紙200と同じサイズ、すなわち、ユーザーによる指定と同じ用紙200が収納されていれば、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断し(ステップS111:Yes)、システム制御部133に通知する。
この場合、システム制御部133は、たとえば下段の給紙カセット300からの給紙に切り替える(ステップS112)。
一方、ステップS109において、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間である、たとえば60秒を経過していないと判断すると(ステップS109:No)、用紙検出センサー105の検出結果に変化があるかどうか判断する(ステップS113)。給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化が無ければ(ステップS113:No)、ステップS109に戻る。
これに対し、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化があるかと判断すると(ステップS113:Yes)、システム制御部133に新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙が可能であることを通知する。これにより、システム制御部133は、新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙を続行させる(ステップS114)。
すなわち、ステップS113で紙検出センサー105の検出結果に変化があるということは、紙検出センサー105の検出結果が用紙無しから用紙有り変化したことであり、新たな用紙200が補給された給紙カセット300がMFP本体101に戻されたことを意味している。
次に、図5を参照し、給紙切替判断部130による、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が、印刷枚数に応じて変更される場合でのMFP100による給紙切替における動作について説明する。なお、以下の説明では、印刷枚数がたとえば50%以上(たとえば250枚以上)となっている場合で説明する。
ここで、ステップS101〜ステップS108までの動作は、図3と同様であるため、ここではその説明を省略する。そして、給紙切替判断部130は、印刷枚数がたとえば50%以上(たとえば250枚以上)であることを確認する。なお、印刷枚数の確認については、上述したように、給紙切替判断部130が図示しないカウンターの値を参照してもよいし、給紙切替判断部130がプリンター制御部122によるプリンター部141の制御値などを参照するようにしてもよい。
また、給紙切替判断部130は、印刷枚数がたとえば50%以上(たとえば250枚以上)であることを確認すると、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を短めに変更(たとえば5秒程度)する(ステップS109)。
そして、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間(たとえば5秒)を経過するまで待ち(ステップS110:No)、その待ち時間を経過したと判断すると(ステップS110:Yes)、給紙カセット300に状態変化が有るかどうかを判断する(ステップS111)。給紙切替判断部130は、その5秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が有れば(ステップS111:Yes)、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが不可能であると判断し、システム制御部133に通知する。そして、システム制御部133は、パネル操作制御部131を介し、パネル部103に給紙の切り替えが不可であることを示すエラー表示を行わせる(ステップS106)。
これに対し、給紙切替判断部130は、その5秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が無ければ(ステップS111:No)、給紙切替が可能であるかどうかを判断する(ステップS112)。ここで、給紙切替判断部130は、上述したように、切替不可であると判断すると(ステップS112:No)、システム制御部133に通知する。
これに対し、給紙切替判断部130は、切り替えが可能であると判断すると(ステップS112:Yes)、システム制御部133に通知する。この場合、システム制御部133は、たとえば下段の給紙カセット300からの給紙に切り替える(ステップS113)。
次に、図6を参照し、印刷枚数がたとえば2%以下(たとえば10枚以下)となっている場合でのMFP100による給紙切替における動作について説明する。
ここで、ステップS101〜ステップS108までの動作は、図4と同様であるため、ここではその説明を省略する。そして、給紙切替判断部130は、印刷枚数がたとえば2%以下(たとえば10枚以下)であることを確認すると、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を長めに変更する(たとえば60秒程度)(ステップS109)。
そして、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間(たとえば60秒)を経過するまで待ち(ステップS110:No)、その待ち時間を経過したと判断すると(ステップS110:Yes)、給紙カセット300に状態変化が有るかどうかを判断する(ステップS111)。給紙切替判断部130は、その60秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が有れば(ステップS111:Yes)、給紙カセット300がオープンであるため、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが不可能であると判断し、システム制御部133に通知する。
これに対し、給紙切替判断部130は、その60秒が経過した時点で給紙カセット300に状態変化が無ければ(ステップS111:No)、給紙切替が可能であるかどうかを判断する(ステップS112)。
ここで、給紙切替判断部130は、上述したように、切替不可であると判断すると(ステップS112:No)、システム制御部133に通知する。これに対し、給紙切替判断部130は、上述したように、切り替えが可能であると判断すると(ステップS112:Yes)、システム制御部133に通知する。この場合、システム制御部133は、たとえば下段の給紙カセット300からの給紙に切り替える(ステップS113)。
一方、ステップS110において、給紙切替判断部130は、たとえば60秒を経過していないと判断すると(ステップS110:No)、用紙検出センサー105の検出結果に変化があるかどうか判断する(ステップS114)。給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化が無ければ(ステップS114:No)、ステップS110に戻る。
これに対し、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105の検出結果に変化があるかと判断すると(ステップS114:Yes)、システム制御部133に新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙が可能であることを通知する。これにより、システム制御部133は、新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙を続行させる(ステップS115)。
このように、本実施形態では、給紙切替判断部130が、MFP100の動作状態と、給紙カセット300に収容される用紙200を検出する用紙検出センサー105の検出結果の変化と、給紙カセット300からの搬送路110、111に沿って搬送される用紙200を検知する検知センサー109a〜109cの検知結果に基づき、給紙カセット300の用紙200が無くなったと判断すると、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間の経過後、給紙カセット300の状態変化があるかどうかを確認し、給紙の切り替えが可能である場合、システム制御部133に切り替えが可能であることを通知する。これにより、システム制御部133は、給紙の切り替えを制御することができ、印刷中に給紙カセット300の用紙200が無くなった場合での印刷の中断時間を短縮することができる。
すなわち、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間がMFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間より短い場合(たとえば5秒程度)、この短い時間が経過した時点で、給紙カセット300の状態変化を確認し、給紙カセット300に状態変化が無ければ、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断し、システム制御部133に対し、給紙の切り替えが可能であることを通知するため、システム制御部133は、直ちに他の給紙カセット300からの用紙200の給紙の切り替えを行うことができる。
また、給紙切替判断部130は、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間がMFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間より長い場合(たとえば60秒程度)、この長い時間が経過した時点で、給紙カセット300の状態変化を確認し、給紙カセット300に状態変化が無ければ、用紙検出センサー105による検出結果を確認し、この検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、システム制御部133に対し、用紙補給された給紙カセット300からの給紙可能を通知するため、システム制御部133は、新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙を直ちに続行させることができる。
また、給紙切替判断部130は、印刷枚数が給紙カセット300の収容可能な用紙の枚数に対して半数以上(たとえば50%以上)であれば、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間をMFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間より短くなるように変更し(たとえば5秒程度)、この短い時間が経過した時点で、給紙カセット300の状態変化を確認し、給紙カセット300に状態変化が無ければ、他の給紙カセット300からの給紙への切り替えが可能であると判断し、システム制御部133に対し、給紙の切り替えが可能であることを通知するため、システム制御部133は、直ちに他の給紙カセット300からの用紙200の給紙の切り替えを行うことができる。
また、給紙切替判断部130は、印刷枚数が数枚程度である、たとえば2%以下(たとえば10枚以下)となっている場合、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間をMFP本体101からの用紙補給のための給紙カセット300の出し入れに要する時間より長くなるように変更し(たとえば60秒程度)、この長い時間が経過した時点で、給紙カセット300の状態変化を確認し、給紙カセット300に状態変化が無ければ、用紙検出センサー105による検出結果を確認し、この検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、システム制御部133に対し、用紙補給された給紙カセット300からの給紙可能を通知するため、システム制御部133は、新たな用紙200が補給された給紙カセット300からの給紙を直ちに続行させることができる。
なお、上記の実施形態では、印刷中の場合の処理について説明したが、MFP100が待機中の場合に、図3〜図6のステップS103の後、ステップS104〜S106の処理を行ってもよい。この場合、検知センサー109a〜109cにより用紙200の搬送は検知されないとき(ステップS103:No)、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105による検出結果が用紙有りから用紙無しに変化すると(ステップS104:Yes)、給紙カセット300がオープンと判断する(ステップS105)。このとき、給紙切替判断部130は、オープンと判断された給紙カセット300とそれよりも下段の給紙可セット300が使用できないことを通知してもよい。
この後、給紙切替判断部130は、用紙検出センサー105による検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、給紙カセット300がクローズになったと判断し、クローズと判断された給紙カセット300とそれよりも下段の給紙可セット300が使用できないことを通知してもよい。
100 MFP
101 MFP本体
102 排紙トレイ
103 パネル部
104 印字機構部
105 用紙検出センサー
106 繰り出しローラー
107a 駆動ローラー
107b 従動ローラー
108a〜108c 搬送ローラー
109a〜109c 検知センサー
110、111 搬送路
112 リフト部材
120 制御部
121 スキャナー制御部
122 プリンター制御部
123 FAX制御部
124 通信制御部
125 RAM
126 ROM
127 画像処理部
128 用紙検出センサー制御部
129 検知センサー制御部
130 給紙切替判断部
131 パネル操作制御部
132 HDD制御部
133 システム制御部
134 データバス
140 スキャナー部
141 プリンター部
142 FAX部
143 I/F
144 HDD
200 用紙
300 給紙カセット
300a 共有搬送路
301 リフト板

Claims (6)

  1. 装置本体内部に着脱自在に装着される複数の給紙カセットと、
    前記給紙カセットに収容される用紙を検出する用紙検出センサーと、
    前記給紙カセットからの搬送路に沿って搬送される用紙を検知する検知センサーと、
    装置の動作状態と前記用紙検出センサーの検出結果の変化と前記検知センサーの検知結果に基づき、前記給紙カセットの用紙が無くなったと判断した場合、切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、給紙の切り替えが可能かどうかを判断する給紙切替判断部と、
    前記給紙切替判断部による判断結果に基づき、給紙の切り替えを制御するシステム制御部とを備え、
    前記給紙カセットのオープン/クローズを直接、検出するカセット検出センサーを備えない
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙切替判断部は、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が特定時間より短い場合、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、他の給紙カセットからの給紙への切り替えが可能であると判断し、前記システム制御部に他の給紙カセットへの切り替えが可能であることを通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙切替判断部は、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間が特定時間より長い場合、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、前記用紙検出センサーによる検出結果を確認し、前記検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、前記システム制御部に対し、用紙補給された前記給紙カセットからの給紙可能を通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙切替判断部は、印刷枚数に応じて前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記給紙切替判断部は、前記印刷枚数が前記給紙カセットの収容可能な用紙の枚数に対して半数以上であれば、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を、特定時間より短かくなるように変更し、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットの状態変化を確認し、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、他の給紙カセットからの給紙への切り替えが可能であると判断し、前記システム制御部に他の給紙カセットへの切り替えが可能であることを通知することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記給紙切替判断部は、前記印刷枚数が数枚程度であれば、前記切替可能かどうかの判断開始までの待ち時間を特定時間より長くなるように変更し、前記待ち時間の経過後、前記給紙カセットに状態変化が無ければ、前記用紙検出センサーによる検出結果を確認し、この検出結果が用紙無しから用紙有りに変化すると、前記システム制御部に対し、用紙補給された前記給紙カセットから給紙可能を通知することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
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