本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、フォームオーバレイ印刷を行う画像形成装置に関する。
従来、帳票等の所定のフォームにデータを挿入して印刷する帳票印刷においては、予めフォームの印刷されている用紙(プレ印刷用紙)にデータを印刷出力することで行っていたが、印刷種類が増えるに従って、数多くの種類のプレ印刷用紙を用意する必要があり、コスト上及び利用上改良の必要があった。
そこで、従来、画像形成装置において、フォームオーバレイ印刷処理のオン/オフを切り換えるモード切換スイッチでフォームオーバレイモードに切り換えて、ホストマシンから印刷文字コード、イメージデータ等のデータが送信されてくると、該画像形成装置で、該ホストマシンから送信されてきたデータをページ単位で展開して、予め登録されているフォームオーバレイ用のフォーム(以下、オーバレイフォームという。)に該データをページ単位で重ね合わせて画像出力するフォームオーバレイ処理(フォーム処理)を行っている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、複数のオーバレイフォームを利用して、種々のフォームオーバレイ印刷処理を行う場合については、考慮されておらず、複数のオーバレイフォームを利用して、種々のフォームオーバレイ印刷処理を行う上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、複数のオーバレイフォームを適宜選択して給紙トレイに割り当てるとともに、給紙トレイが切り換えられると、設定に応じて該給紙トレイに割り当てられているオーバレイフォームと切換前のオーバレイフォームを選択して利用することで、複数の複数のオーバレイフォームを利用して、種々のフォームオーバレイ印刷処理を利用性が良好な状態で実行する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像形成装置は、複数の給紙トレイに対してそれぞれ任意のオーバレイフォームが割り付けられてフォーム記憶手段に登録され、印刷データを受信すると、該印刷データの印刷に使用する給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームと該印刷データとをページ毎に重ね合わせて印刷するフォームオーバレイ印刷処理を行う画像形成装置において、受信した印刷データの印刷モードが印刷の途中で給紙トレイの切り換えを行う印刷モードであると、該印刷データの前記フォームオーバレイ印刷の途中に、該印刷で使用する給紙トレイが、最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームとは異なるオーバレイフォームの割り付けられている給紙トレイに切り換わっても、該フォームオーバレイ印刷で使用するオーバレイフォームとして、該最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを選択使用するフォーム選択制御処理を行い、前記印刷途中で給紙トレイの切り換えを行う印刷モードが、部毎に縦方向と横方向に用紙の向きを切り換えて印刷する回転ソート印刷モードであることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記画像形成装置は、前記フォーム選択制御処理において、前記フォーム記憶手段の前記切り換え先の給紙トレイに対して登録されているオーバレイフォームを一時待避させて、該切り換え先の給紙トレイに対して、前記最初の給紙トレイのオーバレイフォームと同じオーバレイフォームを一時的に登録し、該印刷データの印刷処理が完了すると、該切り換え先の給紙トレイに対して前記一時待避させた元のオーバレイフォームを登録してもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記画像形成装置は、前記フォーム選択制御処理を、該フォーム選択制御処理の実行が選択されているときにのみ、実行してもよい。
また、例えば、請求項4に記載するように、前記画像形成装置は、複数枚連続して前記フォームオーバレイ印刷を行っている途中に、該使用中の給紙トレイに用紙無しが発生して、使用する給紙トレイが他の給紙トレイに切り換わると、前記フォーム選択制御処理を中止して、該切り換わり先の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを使用して該フォームオーバレイ印刷処理を実行してもよい。
さらに、例えば、請求項5に記載するように、前記画像形成装置は、前記複数の給紙トレイのうち任意の給紙トレイを指定して該給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームの他の所定のオーバレイフォームへの臨時変更指示があると、前記フォーム記憶手段の該指定の給紙トレイに対して登録されているオーバレイフォームを一時待避させて、該他の所定のオーバレイフォームを一時的に登録し、該他のオーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷処理が完了すると、該指定の給紙トレイに対するオーバレイフォームを該他のオーバレイフォームから前記一時待避させた元のオーバレイフォームに戻してもよい。
また、例えば、請求項6に記載するように、前記画像形成装置は、前記フォーム記憶手段が、所定の複数の識別情報に対応させて前記オーバレイフォームと前記給紙トレイが登録されて、該識別情報を介して該給紙トレイに該オーバレイフォームが割り付けられ、該オーバレイフォームの登録されていない該識別情報に対応させた該給紙トレイの登録及び該給紙トレイのみの登録されている該識別情報に対する任意の前記オーバレイフォームの登録と削除が可能であってもよい。
本発明の画像形成装置によれば、受信した印刷データの印刷モードが印刷の途中で給紙トレイの切り換えを行う印刷モードであると、該印刷データのフォームオーバレイ印刷の途中に、該印刷に使用する給紙トレイが、最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームとは異なるオーバレイフォームの割り付けられている給紙トレイに給紙トレイが切り換わっても、該フォームオーバレイ印刷で使用するオーバレイフォームとして、該最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを選択使用するフォーム選択制御処理を行うので、回転ソート印刷等のように印刷の途中で、該印刷に使用する給紙トレイが、割り付けられているオーバレイフォームの異なる給紙トレイに切り換わるフォームオーバレイ印刷を行う場合にも、適切なオーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷を行うことができ、利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1及び図2は、本発明の画像形成装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置の第1実施例を適用したレーザプリンタ1のブロック構成図である。
図1において、レーザプリンタ1は、コントローラ2、オペレーションパネル3、ハードディスク4、プリンタエンジン5及びメインパワー6等を備えており、LAN(Local Area Network)、インターネット等のネットワークNWに接続されているとともに、ホスト装置30に接続されている。レーザプリンタ1は、後述するように、ホスト装置30等から送られてきた印刷データをページ単位で展開して、予め登録されているオーバレイフォームに該印刷データをページ単位で重ね合わせて印刷出力するフォームオーバレイ印刷処理を行う。
ホスト装置30は、通常のハードウェア資源を備えたコンピュータ等が用いられ、ハードディスク31を備えている。ハードディスク31には、OS(Operating System)や各種アプリケーションソフトウェア(以下、単に、アプリケーションという。)、プリンタドライバ及びアプリケーションで作成されたデータ等を蓄積する。ホスト装置30は、アプリケーションで作成された文章や画像等の文書データの印刷要求が行われると、プリンタドライバでレーザプリンタ1の解釈できる印刷データに変換して印刷設定データとともに印刷ジョブとしてレーザプリンタ1に送信する。
ネットワークNWには、図示しないが、ホスト装置や他のプリンタ等が接続されており、該ホスト装置から該ホスト装置でアプリケーションを使用して作成された文書の印刷データと制御情報がレーザプリンタ1や他のプリンタに送信される。
メインパワー6は、100V商用電源等の外部電源を電圧調整及び電力調整して、レーザプリンタ1の各部に供給する。
コントローラ2は、そのときに設定されている制御モード及びホスト装置30またはネットワークNWに接続されているホスト装置等からの制御コードに従ってホスト装置30またはネットワークNWのホスト装置から受け取った印刷データを、ビデオデータに変換して、プリンタエンジン5へ出力する画像処理制御を行うものであり、ホストI/F11、プログラムROM(Read Only Memory)12、フォントROM13、パネルI/F14、ディスクI/F15、CPU(Central Processing Unit )16、RAM(Random Access Memory)17、NV−RAM(Nonvolatile Random Access Memory:不揮発性RAM)18、エンジンI/F19及びネットワークI/F20等を備えている。
ホストI/F11には、ホスト装置30が接続されており、ホストI/F11は、ホスト装置30からの制御信号や印刷データの受信処理及びレーザプリンタ1からホスト装置30へのステータス信号の送信処理を行う。
プログラムROM12は、コントローラ2内でのデータの処理、管理、周辺モジュールを制御するためのプログラム、特に、レーザプリンタ1の基本処理プログラム及び後述するフォーム選択制御処理を伴うフォームオーバレイ印刷処理プログラム等の各種プログラム及びこれらの各種プログラムを実行するのに必要なデータ等を格納しており、CPU(制御手段)16は、プログラムROM12内のプログラムに従ってホスト装置30からのデータ(印刷データ、制御データ等)を印刷ジョブとして処理し、特に、後述するフォームオーバレイ印刷処理及びこのフォームオーバレイ印刷処理でのフォーム選択制御処理を実行する。
RAM17は、CPU16のワークメモリ、ホスト装置30やネットワークNW上のホスト装置からの印刷データをページ単位に管理して一時記憶するバッファ及びバッファに記憶された印刷データを実際の印字パターンに変換してビデオデータを記憶するビットマップメモリ等に使用される。
フォントROM13は、印字(印刷)に使用する各種フォントを格納しており、CPU16の制御下で読み出されて使用される。
パネルI/F14には、オペレーションパネル3が接続されており、オペレーションパネル3は、レーザプリンタ1の状態を示す表示部及びレーザプリンタ1のモード、フォント等を切り換えるスイッチ部等を備えている。パネルI/F14は、コントローラ2とオペレーションパネル3とのインターフェイス処理を行う。
ディスクI/F15には、ハードディスク4が接続されており、ディスクI/F15は、CPU16とハードディスク4とのデータ及び制御信号の授受を行って、CPU16の制御下で、大容量のデータをハードディスク4に記憶し、また、ハードディスク4からデータを読み出す。
NVRAM(フォーム記憶手段)18は、レーザプリンタ1の電源がオフの場合にも保持すべきデータが格納される。特に、NVRAM18は、CPU16の制御下で、フォームオーバレイ印刷処理で利用する各種オーバレイフォームが格納される。また、この各種オーバレイフォームは、オペレーションパネル3の操作やホスト装置からの制御コマンドによって、プリンタエンジン5の給紙トレイに対して割り付けることができ、NVRAM18は、このオーバレイフォームと該オーバレイフォームの割り付け先の給紙トレイとを対応付けた割付情報をCPU16の制御下で記憶する。
エンジンI/F19は、コントローラ2からプリンタエンジン5へ渡す制御信号やビデオ信号のインターフェイスであり、また、プリンタエンジン5からコントローラ2へ渡すステータス信号のインターフェイスである。
プリンタエンジン5は、エンジンI/F19を介してコントローラ2から受け取ったビデオ信号および制御信号により所定の画像形成方式、例えば、電子写真方式により画像形成(印刷処理)を行う。すなわち、プリンタエンジン5は、電子写真方式で画像形成する場合、電子写真方式で用紙に印刷データを記録出力するのに必要な部品、例えば、感光体、光書込部、現像部、帯電部及びクリーニング部等を備えており、ビデオ信号および制御信号により光書込部を動作させて感光体上に静電潜像を形成し、現像部によりトナーを感光体上に供給して現像してトナー画像を形成する。そして、プリンタエンジン5は、給紙部から用紙を感光体と転写部との間に給紙して、感光体上のトナー画像を用紙に転写させ、トナー画像の転写された用紙を定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して用紙上のトナー画像を定着させることで、画像を形成する。そして、プリンタエンジン5は、図示しないが、その給紙部に、複数の給紙トレイを備えており、上述のように、オペレーションパネル3の操作やホスト装置からの制御コマンドによって、各給紙トレイに対して、フォームオーバレイ印刷処理のオーバレイフォームが割り付けられる。
ネットワークI/F20には、上述のように、図示しないホスト装置等の接続されているネットワークNWが接続されており、ネットワークI/F20は、ネットワークNWのホスト装置からレーザプリンタ1への制御信号や印刷データの受信処理及びレーザプリンタ1からネットワークNWのホスト装置へのステータス信号の送信処理を行う。
すなわち、レーザプリンタ1は、ホストI/F11とネットワークI/F20を介して複数のホスト装置に接続されていて、各ホスト装置から印刷データが送信され、印刷データと制御情報をページ毎に受信して、1ページ分の印刷データと制御情報を受信すると、描画情報に変換してプリンタエンジン5に渡してプリンタエンジン5で該ページの印刷処理を行うという処理をページ毎に実行するとともに、フォームオーバレイ印刷処理モードがオンに設定されていると、受信した印刷データを、該印刷データの印刷に使用する給紙トレイとして指定されている給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームと重ね合わせて印刷するフォームオーバレイ印刷処理を実行し、このフォームオーバレイ印刷処理において、使用するオーバレイフォームの選択制御を行うフォーム選択制御処理を実行する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のレーザプリンタ1は、フォームオーバレイ印刷処理において、使用するオーバレイフォームを適宜選択するフォーム選択制御処理を行う。
すなわち、レーザプリンタ1は、オペレーションパネル3の操作やホスト装置からの制御コマンドによって、予めプリンタエンジン5の給紙トレイに対してNVRAM18に格納されているオーバレイフォームのうち、該給紙トレイを使用したフォームオーバレイ印刷で使用するオーバレイフォームが割り付けられており、このオーバレイフォームの給紙トレイへの割付情報がNVRAM18に格納されている。
この状態で、ホスト装置から印刷データと制御情報が送信されてくると、該制御情報に基づいて、あるいは、オペレーションパネル3の設定状態に基づいて、フォームオーバレイ印刷処理がオンであるかチェックし、オンであると、該ホスト装置からの制御情報に基づいて、あるいは、オペレーションパネル3の設定状態に基づいて、印刷途中で用紙切れ等が発生しなくても給紙トレイを切り換える給紙トレイ切換処理が発生する印刷モードであるか、例えば、回転ソート印刷モードが指定されているかチェックする(ステップS101)。なお、本実施例においては、印刷途中で用紙切れ等が発生しなくても給紙トレイを切り換える給紙トレイ切換処理が発生する印刷モードとして、回転ソート印刷モードを例に取り上げているが、該給紙トレイ切換処理が発生する印刷モードとしては、回転ソート印刷モードに限るものではない。
ステップS101で、回転ソート印刷モードでないときには、CPU16は、印刷途中で給紙トレイの切り換えが発生しないと判断して、オーバレイフォームとして、該印刷データを印刷するのに使用する給紙トレイ(制御情報またはオペレーションパネル3で指定されている給紙トレイ)に割り付けられているオーバレイフォームをNVRAM18から読み出し、該オーバレイフォームをRAM17に展開して、このオーバレイフォームに受信した印刷データを重ね合わせて展開し、この重ね合わせたデータをビデオデータに変換してエンジンI/F19を介してプリンタエンジン5に渡し、プリンタエンジン5で、オーバレイフォームとデータを重ね合わせた画像を、該給紙トレイから送給されてくる用紙に印刷出力させる。
ステップS101で、回転ソートが指定されていると、CPU16は、該印刷データの1部目の印刷であるかチェックし(ステップS102)、1部目であれば、オーバレイフォームとして、該印刷データを印刷するのに使用する給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを使用して、上記同様に、プリンタエンジン5で、該オーバレイフォームと印刷データを重ね合わせた画像を、該給紙トレイからの用紙に印刷出力させる。
ステップS103で、1部目でないときには、CPU16は、給紙トレイが1部目の給紙トレイとは異なる回転した状態の用紙の収納されている給紙トレイに切り換わっているので、該切り換わった給紙トレイにオーバレイフォームが割り付けられているか、すなわち、割付オーバレイフォームがあるかチェックし(ステップS103)、割付オーバレイフォームがないときには、1部目のオーバレイフォームをそのまま使用して、上記同様に、プリンタエンジン5で、該オーバレイフォームとデータを重ね合わせた画像を、該給紙トレイからの用紙に印刷出力させる。
ステップS103で、切り換わり先の給紙トレイに割付オーバレイフォームがあるときには、CPU16は、NVRAM18の割付情報に登録されている該切り換わり先の給紙トレイの割付オーバレイフォームを一時待避させて、1部目の印刷に使用した給紙トレイの割付オーバレイフォームを該切り換わり先の給紙トレイの割付オーバレイフォームとして割り付け(ステップS105)、該1部目の割付オーバレイフォームを使用して、上記同様に、プリンタエンジン5で、該オーバレイフォームとデータを重ね合わせた画像を、該給紙トレイからの用紙に印刷出力させる(ステップS106)。
2部目の印刷が完了すると、CPU16は、全ての部数の回転ソート印刷が完了したかチェックし(ステップS107)、未印刷の部数があるときには、ステップS106に戻って、給紙トレイを切り換えて、該切り換え先に割り付けられている割付オーバレイフォームを使用して、上記同様に、該オーバレイフォームとデータを重ね合わせた画像を、該給紙トレイからの用紙に印刷出力させ、該部の印刷が完了すると、全ての部数の回転ソート印刷が完了したかチェックする処理を全ての部数の回転ソート印刷が完了するまで行う(ステップS106、S107)。この給紙トレイを順次切り換えて回転ソート印刷を行う場合、NVRAM18の割付情報として、偶数部数で使用する給紙トレイには、ステップS104とステップS105で1部目の給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームが一時的に割り付けられているため、全ての部の印刷において、1部目の給紙トレイのオーバレイフォームを使用してフォームオーバレイ印刷を行うことができる。
ステップS107で、全ての部の印刷が完了すると、CPU16は、ステップS104で、一時待避させた2部目の給紙トレイのオーバレイフォームを、NVRAM18の該2部目の給紙トレイのオーバレイフォームとして、リストア(復元)して処理を終了する(ステップS108)。
このように、本実施例のレーザプリンタ1は、受信した印刷データの印刷モードが印刷の途中で給紙トレイの切り換えを行う印刷モードであると、該印刷データのフォームオーバレイ印刷の途中に、該印刷で使用する給紙トレイが、最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームとは異なるオーバレイフォームの割り付けられている給紙トレイに切り換わっても、該フォームオーバレイ印刷で使用するオーバレイフォームとして、該最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを選択使用するフォーム選択制御処理を行っている。
したがって、印刷途中で、割り付けられているオーバレイフォームの異なる給紙トレイに使用する給紙トレイが切り換わるフォームオーバレイ印刷を行う場合にも、適切なオーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷を行うことができ、利用性を向上させることができる。
また、本実施例のレーザプリンタ1は、印刷途中で給紙トレイの切り換えを行う印刷モードが、部毎に縦方向と横方向に用紙の向きを切り換えて印刷する回転ソート印刷モードである場合に、最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを選択使用するフォーム選択制御処理を行っている。
したがって、フォームオーバレイ処理を伴う回転ソート印刷を適切に行うことができ、利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例のレーザプリンタ1は、フォーム選択制御処理において、NVRAM18の切り換え先の給紙トレイに対して登録されているオーバレイフォームを一時待避させて、該切り換え先の給紙トレイに対して、最初の給紙トレイのオーバレイフォームと同じオーバレイフォームを一時的に登録し、該印刷データの印刷処理が完了すると、該切り換え先の給紙トレイに対して一時待避させた元のオーバレイフォームを登録している。
したがって、連続して給紙トレイが切り換わる場合にも、適切かつ簡単にフォーム選択制御処理を行うことができる。
なお、上記フォーム選択制御処理は、オペレーションパネル3の操作やホスト装置からの制御コマンドによって、該フォーム選択制御処理の実行が選択されているときにのみ、実行するようにしてもよい。
このようにすると、レーザプリンタ1の利用形態やユーザの利用形態等に応じて、適切なフォームオーバレイ印刷を行うことができ、より一層利用性を向上させることができる。
図3は、本発明の画像形成装置の第2実施例を適用したレーザプリンタによるフォーム選択制御処理を伴うフォームオーバレイ印刷処理を示すフローチャートである。
本実施例は、上記第1実施例のレーザプリンタ1と同様のレーザプリンタに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
レーザプリンタ1は、各給紙トレイにオーバレイフォームを割付オーバレイフォームとして割り付けて、印刷に使用する給紙トレイを指定するのみで、該給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷処理を行うことができるが、このフォームオーバレイ印刷処理において、第1実施例の回転ソート印刷のように給紙トレイが切り換わる印刷処理を行う印刷モードが指定されると、予め割り付けられた割付オーバレイフォームを、該印刷モードにおいて利用するのに適切なオーバレイフォームを切り換わり先の給紙トレイに臨時に割り付けるフォーム選択制御処理を行い、該臨時の割付オーバレイフォームを使用してフォームオーバレイ印刷処理を行う。
ところが、上記フォーム選択制御処理を行って、給紙トレイに既に割り付けられている割付オーバレイフォームを他の臨時のオーバレイフォームに切り換えると、逆に利用性を損なうことがある。
例えば、通常、各給紙トレイには、該給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームに適切な用紙(用紙サイズ等が適切な用紙)が収納されており、このような場合に、切り換えた先の給紙トレイに収納されている用紙が、該給紙トレイの割付オーバレイフォームから切り換えられた臨時のオーバレイフォームにとっては、用紙サイズ等において適切でなく、意図するフォームオーバレイ印刷を行うことができない場合がある。
そこで、本実施例のレーザプリンタ1は、給紙トレイが切り換わった場合に、ユーザの設定(選択)に応じて、給紙トレイが切り換わってもオーバレイフォームを切り換えない(すなわち、切り換わり先の給紙トレイの割付オーバレイフォームを臨時のオーバレイフォームに切り換える)フォーム選択制御処理と、該フォーム選択制御処理を中止して、該給紙トレイに元々割り付けられている割付オーバレイフォームを用いる処理とを行う。
そして、この給紙トレイ切り換え時に使用するオーバレイフォームを切り換え先の給紙トレイの割付オーバレイフォームをそのまま用いるか否かの設定は、レーザプリンタ1のオペレーションパネル3での操作やホスト装置からの制御コマンドによって行うことができ、CPU16は、この設定内容をトレイ切換時オーバレイフォーム選択設定情報としてNVRAM18に格納する。
すなわち、レーザプリンタ1は、給紙トレイの切り換えを伴わない印刷モードによる印刷処理、例えば、通常のフォームオーバレイ印刷処理の印刷モードによって、指定の給紙トレイを使用して、該給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを使用してフォームオーバレイ印刷処理を行う場合、CPU16が、図3に示すように、該印刷中に、該使用中の給紙トレイの用紙が無くなったか、すなわち、用紙切れが発生したかチェックし(ステップS201)、用紙切れが発生しない場合には、そのままフォームオーバレイ印刷処理を行う。
ステップS201で、用紙切れが発生すると、CPU16は、使用する給紙トレイが他の給紙トレイに切り換わったかチェックし(ステップS202)、用紙切れの発生した給紙トレイに用紙が補給されて給紙トレイが切り換わらないときには、そのままフォームオーバレイ印刷処理を行う。
ステップS202で、給紙トレイが切り換わると、CPU16は、NVRAM18の割付情報を参照して、該切り換わり先の給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームがあるかチェックし(ステップS203)、割付オーバレイフォームがないときには、そのまま元のオーバレイフォームを使用して、フォームオーバレイ印刷処理を行う。
ステップS203で、切り換わり先の給紙トレイに割付オーバレイフォームがあるときには、CPU16は、NVRAM18のトレイ切換時オーバレイフォーム選択設定情報を参照して、オーバレイフォームを切り換える設定となっているかチェックし(ステップS204)、オーバレイフォームを切り換える設定とはなっていないときには、そのまま元のオーバレイフォームを使用して、フォームオーバレイ印刷処理を行う。
ステップS204で、オーバレイフォームを切り換える設定となっていると、CPU16は、切り換わり先の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを、該印刷で使用するオーバレイフォームとして選択して(ステップS205)、フォームオーバレイ印刷処理を行って(ステップS206)、印刷ジョブが終了したかチェックする(ステップS207)。
ステップS207で、印刷ジョブが終了していないときには、CPU16は、ステップS202またはステップS201に戻って、給紙トレイの切り換えが発生したかチェックする処理から上記同様に処理する(ステップS202〜S207)。
ステップS207で、印刷ジョブが終了すると、CPU16は、印刷処理及びフォーム選択制御処理を終了する。
このように、本実施例のレーザプリンタ1は、複数枚連続してフォームオーバレイ印刷を行っている途中に、使用中の給紙トレイに用紙無しが発生して、使用する給紙トレイが他の給紙トレイに切り換わると、選択に応じて、フォーム選択制御処理を中止して、該切り換わり先の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームを使用して該フォームオーバレイ印刷処理を実行している。
したがって、用紙無しで切り換わった切り換わり先の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームが、最初の給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームと異なり、切り換わり先の給紙トレイの用紙が最初の給紙トレイの用紙と異なる場合に、選択に応じて、フォーム選択制御処理を行うことで、不適切なフォームオーバレイ印刷が行われることを、切り換わり先の給紙トレイに元々割り付けられているオーバレイフォームを使用してフォームオーバレイ印刷を行うことで、分かりやすくして警告し、不適切なフォームオーバレイ印刷がいつまでも継続して行われることを防止して、利用性を向上させることができる。
図4は、本発明の画像形成装置の第3実施例を適用したレーザプリンタによるフォーム選択制御処理を伴うフォームオーバレイ印刷処理を示すフローチャートである。
本実施例は、上記第1実施例のレーザプリンタ1と同様のレーザプリンタに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
レーザプリンタ1は、各給紙トレイにオーバレイフォームを割付オーバレイフォームとして割り付けて、印刷に使用する給紙トレイを指定するのみで、該給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷処理を行うことができるが、このフォームオーバレイ印刷処理において、第1実施例の回転ソート印刷のように給紙トレイが切り換わる印刷処理を行う印刷モードが指定されると、予め割り付けられた割付オーバレイフォームを、該印刷モードにおいて利用するのに適切なオーバレイフォームを切り換わり先の給紙トレイに臨時に割り付けるフォーム選択制御処理を行い、該臨時の割付オーバレイフォームを使用してフォームオーバレイ印刷処理を行う。
そして、本実施例のレーザプリンタ1は、フォーム選択制御処理を行って、給紙トレイに既に割り付けられている割付オーバレイフォームを他の臨時のオーバレイフォームに切り換えるだけでなく、利用性をさらに向上させるために、オペレーションパネル3の操作コマンドやホスト装置からの制御コマンドによって、NVRAM18に格納されている各種オーバレイフォームを適宜選択可能として、該コマンドによって選択指定されたコマンド指定オーバレイフォームを臨時に使用するオーバレイフォームとするフォーム選択制御処理を行い、該臨時のオーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷処理を行ってもよい。
すなわち、レーザプリンタ1は、オペレーションパネル3の操作やホスト装置からの制御コマンドによって、予めプリンタエンジン5の給紙トレイに対してNVRAM18に格納されているオーバレイフォームのうち使用するオーバレイフォームが割り付けられて、このオーバレイフォーム割付情報がNVRAM18に格納されている状態で、ホスト装置から印刷データと制御情報が送信されてくると、図4に示すように、CPU16が、該制御情報に基づいて、あるいは、オペレーションパネル3の設定状態に基づいて、フォームオーバレイ印刷処理がオンであるかチェックし、オンであると、制御情報によって指定されている給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームをフォームオーバレイ印刷処理に使用するオーバレイフォームとして選択し(ステップS301)、コマンドによるオーバレイフォームの指定があるかチェックする(ステップS302)。
ステップS301で、コマンドによるオーバレイフォームの指定がないときには、CPU16は、そのまま給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを使用して、フォームオーバレイ印刷処理を行う。
ステップS302で、コマンドによるオーバレイフォームの指定があるときには、CPU16は、NVRAM18の給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを一時待避させ(ステップS303)、コマンドで指定されているオーバレイフォーム(コマンド指定オーバレイフォーム)を、印刷で使用するオーバレイフォームとして選択して、該コマンド指定オーバレイフォームを使用して1ページ分のフォームオーバレイ印刷処理を行って(ステップS304)、印刷ジョブが終了したかチェックする(ステップS305)。
ステップS305で、印刷ジョブが終了していないときには、CPU16は、ステップS302に戻って、コマンドによるオーバレイフォームの指定があるかチェックし(ステップS302)、コマンドによるオーバレイフォームの指定がないときには、給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを使用して、フォームオーバレイ印刷処理を行う。
ステップS302で、コマンドによるオーバレイフォームの指定があるときには、CPU16は、給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを一時待避させ(ステップS303)、コマンドで指定されているオーバレイフォーム(コマンド指定オーバレイフォーム)を、印刷で使用するオーバレイフォームとして選択して、該コマンド指定オーバレイフォームを使用して1ページ分のフォームオーバレイ印刷処理を行って(ステップS304)、印刷ジョブが終了したかチェックする(ステップS305)。
ステップS305で、印刷ジョブが終了すると、CPU16は、印刷処理及びフォーム選択制御処理を終了する。
このように、本実施例のレーザプリンタ1は、複数の給紙トレイのうち任意の給紙トレイを指定して該給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームの他の所定のオーバレイフォームへのコマンド指定(臨時変更指示)があると、NVRAM18の該コマンド指定の給紙トレイに対して登録されているオーバレイフォームを一時待避させて、該他の所定のオーバレイフォームを一時的に登録し、該他のオーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷処理が完了すると、該指定の給紙トレイに対するオーバレイフォームを該他のオーバレイフォームから一時待避させた元のオーバレイフォームに戻している。
したがって、コマンドの指定によって、一時的に意図するオーバレイフォームを利用したフォームオーバレイ印刷を簡単かつ適切に行うことができ、利用性をより一層向上させることができる。
図5は、本発明の画像形成装置の第4実施例を適用したレーザプリンタによるフォーム選択制御処理の説明図である。
本実施例は、上記第1実施例のレーザプリンタ1と同様のレーザプリンタに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
レーザプリンタ1は、各給紙トレイにオーバレイフォームを割付オーバレイフォームとして割り付けて、印刷に使用する給紙トレイを指定するのみで、該給紙トレイに割り付けられている割付オーバレイフォームを使用したフォームオーバレイ印刷処理を行うことができるが、このフォームオーバレイ印刷処理において、第1実施例の回転ソート印刷のように給紙トレイが切り換わる印刷処理を行う印刷モードが指定されると、予め割り付けられた割付オーバレイフォームを、該印刷モードにおいて利用するのに適切なオーバレイフォームを切り換わり先の給紙トレイに臨時に割り付けるフォーム選択制御処理を行い、該臨時の割付オーバレイフォームを使用してフォームオーバレイ印刷処理を行う。
そして、本実施例のレーザプリンタ1は、フォーム選択制御処理を行って、給紙トレイに既に割り付けられている割付オーバレイフォームを他の臨時のオーバレイフォームに切り換えるだけでなく、利用性をさらに向上させるために、NVRAM18に、オーバレイフォームの登録対象となる登録番号(識別情報)を登録番号割付情報として登録し、該登録番号に対して、オーバレイフォームを登録可能とするとともに、オーバレイフォームが登録されているかいないかにかかわらず、登録番号を給紙トレイに割り付けて、該登録番号によって給紙トレイに割り付けられているオーバレイフォームの管理を行うようにすることで、未登録のオーバレイフォームを給紙トレイに予約割付する設定を可能とする。
すなわち、レーザプリンタ1は、オペレーションパネル3の操作またはホスト装置からの制御コマンドによって、図5に示すように、NVRAM18にオーバレイフォームの登録されていない登録番号である登録番号No.1を給紙トレイAと給紙トレイBに割り付ける設定が行われると、CPU16が、指定の登録番号を給紙トレイAと給紙トレイBに割り付ける登録番号割付情報をNVRAM18に登録する。
次に、オーバレイフォームFORM aが登録番号No.1を指定して登録する指示があると、CPU16は、該オーバレイフォームFORM aを登録番号No.1に対応させてNVRAM18に登録する。
この状態で、給紙トレイA、Bを指定する印刷データがホスト装置から送られてくると、CPU16は、NVRAM18から給紙トレイA、Bに対して割り付けられている登録番号No.1に登録されているオーバレイフォームFORM aをオーバレイフォームとして選択して、該オーバレイフォームFORM aに印刷データを重ね合わせて(合成して)印刷するフォームオーバレイ印刷処理を行う。
次に、オーバレイフォームFORM aの削除が指示されると、CPU16は、NVRAM18から該指示されたオーバレイフォームFORM aをNVRAM18から削除するが、登録番号No.1の給紙トレイA、Bへの登録番号割付情報については、有効状態のままとする。
この状態で、給紙トレイA、Bを指定する印刷データがホスト装置から送られてくると、CPU16は、NVRAM18から給紙トレイA、Bに対して登録番号No.1は割り付けられているが、登録番号No.1にはオーバレイフォームが登録されておらず、該印刷データに対して合成するオーバレイフォームがないため、フォームオーバレイ処理を行うことなく、通常の印刷処理を行う。
次に、オーバレイフォームFORM bが登録番号No.1を指定して登録する指示があると、CPU16は、該オーバレイフォームFORM bを登録番号No.1に対応させてNVRAM18に登録する。
この状態で、給紙トレイA、Bを指定する印刷データがホスト装置から送られてくると、CPU16は、NVRAM18から給紙トレイA、Bに対して割り付けられている登録番号No.1に登録されているオーバレイフォームFORM bをオーバレイフォームとして選択して、該オーバレイフォームFORM bに印刷データを重ね合わせて(合成して)印刷するフォームオーバレイ印刷処理を行う。
このように、本実施例のレーザプリンタ1は、NVRAM18に、所定の複数の登録番号(識別情報)に対応させてオーバレイフォームと給紙トレイが登録されて、該登録番号を介して該給紙トレイに該オーバレイフォームが割り付けられ、該オーバレイフォームの登録されていない該登録番号に対応させた該給紙トレイの登録及び該給紙トレイのみの登録されている該登録番号に対する任意のオーバレイフォームの登録と削除が可能である。
したがって、意図する給紙トレイへの意図するオーバレイフォームの登録・削除を簡単かつ容易に行うことができ、意図するオーバレイフォームを利用したフォームオーバレイ印刷をより一層簡単かつ適切に行うことができる。
なお、上記説明においては、識別情報として登録番号を用いて、給紙トレイへの割り付けとオーバレイフォームの登録及びこれらの割り付けと登録の関連付けを行って管理しているが、識別情報としては、番号に限るものではなく、適切に給紙トレイへの割付とオーバレイフォームの登録及びこれらの割り付けと登録の関連づけを適切に行うことのできるものであれば、記号その他の適宜の情報を利用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、印刷データをオーバレイフォームに重ね合わせて、給紙トレイから送給される用紙に印刷するフォームオーバレイ印刷処理を行うレーザプリンタ、複合装置等の画像形成装置一般に適用することができる。
本発明の画像形成装置の第1実施例を適用したレーザプリンタのブロック構成図。
図1のレーザプリンタによるフォーム選択制御処理を伴うフォームオーバレイ印刷処理を示すフローチャート。
本発明の画像形成装置の第2実施例を適用したレーザプリンタによるフォーム選択制御処理を伴うフォームオーバレイ印刷処理を示すフローチャート。
本発明の画像形成装置の第3実施例を適用したレーザプリンタによるフォーム選択制御処理を伴うフォームオーバレイ印刷処理を示すフローチャート。
本発明の画像形成装置の第4実施例を適用したレーザプリンタによるフォーム選択制御処理の説明図。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 コントローラ
3 オペレーションパネル
4 ハードディスク
5 プリンタエンジン
6 メインパワー
NW ネットワーク
11 ホストI/F
12 プログラムROM
13 フォントROM
14 パネルI/F
15 ディスクI/F
16 CPU
17 RAM
18 NVRAM
19 エンジンI/F
20 ネットワークI/F 30 ホスト装置
31 ハードディスク