JP4215987B2 - 印刷制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷装置においては、印刷処理を効率的に行うために、フォームデータを印刷装置に登録する場合がある。
【0003】
例えば、商店の伝票、医療機関の医療明細等の印刷を行う場合、前記伝票、医療明細等の様式、すなわち、フォームは、毎回同一のものを使用し、該フォームの各欄に印刷される金額、名称等の印刷データだけが毎回異なっている。このような場合、あらかじめ前記フォームを印刷するためのデータ、すなわち、フォームデータを登録しておき、紙等の印刷媒体に前記伝票、医療明細等を印刷する時に、印刷データに前記フォームデータを被せて印刷するフォームオーバレイ印刷が行われている。
【0004】
この場合、複数種類のフォームを印刷することができるようにするために、フォームデータを登録する際に、該フォームデータを識別するための識別子も合わせて登録するようになっている。なお、該識別子は、通常、数字や文字列から成り、前記フォームデータと同時に登録される。そして、印刷装置を使用してフォームオーバレイ印刷を行う時には、前記印刷装置の操作者は、フォームデータの識別子を入力することによって所望のフォームを選択することができる。
【0005】
これにより、印刷データがその内容に合致したフォームに印刷された印刷物を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の印刷制御方法においては、フォームデータの識別子を入力しないと所望のフォームをオーバレイ印刷することができなかった。
【0007】
そのため、印刷装置の操作者は、前記識別子とフォームデータとの対応関係をあらかじめ覚えておく必要があった。また、印刷を行う度に、フォームデータの識別子を入力する必要があるので、操作に時間がかかり、操作者は煩わしく感じてしまう。さらに、誤った識別子を入力した場合には、印刷データがその内容に合致しないフォームに印刷された印刷物が作成されてしまうので、印刷媒体が浪費されてしまう。
【0008】
本発明は、前記従来の印刷制御方法の問題点を解決して、フォームデータの識別子を入力しなくても、自動的に適切なフォームデータが選択され、操作者が煩わしく感じることなく、操作が短時間で済み、常に印刷データがその内容に合致したフォームに印刷された印刷物を得ることができる印刷制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の印刷制御方法においては、印刷時に使用するコピーページ数と、各コピーページに対応するとともに各コピーページ毎に異なるフォームデータとを印刷条件として記憶させ、印刷データを解析して該印刷データの印刷条件を抽出し、前記印刷データと、該印刷データの印刷ページ数に対応するフォームデータとを合成してフォームオーバレイ印刷を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【0012】
まず、フォームデータを印刷装置に登録する場合に、印刷装置における給紙位置との関連情報を持たせることによって、給紙位置毎に異なるフォームを選択してオーバレイ印刷を自動的に行うことができる本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0013】
図において、11はプリンタドライバ12を有するホスト装置、20は該ホスト装置11に接続された印刷装置である。ここで、前記ホスト装置11は、例えば、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ、携帯情報端末等であるが、スキャナ、デジタルカメラ等であってもよい。また、印刷装置20は、紙、プラスチックシート等の印刷媒体に印刷するための装置であり、例えば、電子写真式印刷装置、インクジェット式印刷装置、インクリボン式印刷装置等であるが、いかなる種類の印刷装置であってもよい。
【0014】
そして、前記印刷装置20は、前記ホスト装置11との通信を行うためのホストインターフェイス21、前記ホスト装置11から受信したコマンドを解析して処理するためのコマンド解析処理部22、印刷データ及びフォームデータに基づいてイメージデータを生成するイメージデータ生成部23、印刷データのイメージデータを格納する印刷データ展開エリア24、フォームデータを管理するフォームデータ管理部25、プリンタエンジンを制御するエンジン制御部26、電子写真式、インクジェット式、インクリボン式等のプリンタエンジンから成るプリンタエンジン部27、フォームデータを管理するための情報を格納するフォームデータ管理情報テーブル28、フォームデータを格納するフォームデータ格納部29、及び、印刷データにフォームデータを被せて印刷するフォームオーバレイ印刷を行わせるフォームオーバレイ処理部30を有する。
【0015】
ここで、フォームは、例えば、商店の伝票、医療機関の医療明細等の印刷を行う場合における前記伝票、医療明細等の様式である。そして、印刷データは、フォームの各欄に印刷される金額、名称等のデータである。また、フォームデータは、前記フォームを印刷するためのデータであり、あらかじめフォームデータ格納部29に格納される。さらに、フォームオーバレイ印刷は、印刷媒体としての用紙に前記伝票、医療明細等を印刷する時に、印刷データにフォームデータを被せて印刷することである。
【0016】
そして、ホスト装置11は、フォームデータの登録を行い、前記フォームデータの登録に関する情報を印刷装置20に送信する。一方、該印刷装置20のホストインターフェイス21は、前記ホスト装置11から送信された前記フォームデータの登録に関する情報を受信して、コマンド解析処理部22に転送するようになっている。また、該コマンド解析処理部22は、前記フォームデータの登録に関する情報の解析処理を行い、該解析処理の結果を出力する。なお、フォームデータ管理情報テーブル28、及び、フォームデータ格納部29が、前記解析処理の結果を格納する。
【0017】
また、前記ホスト装置11内のプリンタドライバ12は、印刷データを生成する。そして、前記ホストインターフェイス21は、前記印刷データを印刷装置20から受信し、前記フォームデータの登録に関する情報と同様に、コマンド解析処理部22に転送するようになっている。また、該コマンド解析処理部22は、前記印刷データに基づいて印刷条件の解析、印刷データの解析処理等を随時行うようになっている。そして、イメージデータ生成部23は、前記印刷データを展開し、印刷データ展開エリア24に送信する。該印刷データ展開エリア24は、展開された前記印刷データを格納する機能を有する。
【0018】
また、フォームデータ管理部25は、前記コマンド解析処理部22において解析された印刷条件に適合する登録済のフォームデータを検索するようになっている。ここで、前記印刷条件に適合するフォームデータがフォームデータ格納部29に格納されている場合、前記フォームデータは、イメージデータ生成部23によってイメージ展開されて、印刷データ展開エリア24に格納される。
【0019】
そして、フォームオーバレイ処理部30は、印刷媒体1ページ分の前記印刷データ及びフォームデータの展開が終了した時点で、展開が終了した前記印刷データ及びフォームデータのイメージデータにオーバレイ処理を施すようになっている。また、エンジン制御部26は、オーバレイ処理が施されたイメージデータを前記フォームオーバレイ処理部30から受信すると、プリンタエンジン部27を作動させる。これにより、印刷媒体に前記オーバレイ処理が施されたイメージデータを印刷して1ページの印刷が終了するようになっている。
【0020】
次に、前記構成の印刷装置の動作について詳細に説明する。
【0021】
まず、フォームデータの登録処理について説明する。
【0022】
図2は本発明の第1の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0023】
この場合、フォームデータの登録時に、ホスト装置11から印刷装置20に送信される登録データは、図2に示されるように、フォームデータ登録開始コマンド31、給紙位置情報コマンド32、フォームデータ33及びフォームデータ登録終了コマンド34によって構成される。そして、前記印刷装置20は、フォームデータ登録開始コマンド31を解析した時点でフォームデータの登録処理を起動する。ここで、前記給紙位置情報コマンド32はフォームデータ33と関連付けされる印刷条件としての印刷装置20の給紙位置情報であり、フォームデータ33はフォームオーバレイ時に展開されるフォームデータの実体である。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録終了コマンド34を解析した時点でフォームデータの登録処理を終了する。
【0024】
まず、印刷装置20は、フォームデータ登録開始コマンド31を受信し、解析を行った時点で、次に続くデータを解析し、印刷条件としての給紙位置情報を認識する。
【0025】
この場合、フォームデータ管理情報テーブル28内に同一の給紙位置情報のフォームが登録されているか否かが確認される。そして、同一のテーブルがある場合は、そのテーブルの削除が行われる。なお、給紙位置情報及びフォームデータは、印刷装置20内において1対1の関係が維持される。
【0026】
次に、給紙位置情報が認識された後、フォームデータ登録終了コマンド34が認識された時点で、給紙位置情報コマンド32以降のデータに基づいて、フォームデータ登録終了コマンド34の前のデータがフォームデータ33として認識され、フォームデータ格納部29に格納される。続いて、格納先及び給紙位置情報がフォームデータ管理情報テーブル28に追加される。これにより、給紙位置情報とフォームデータとの相関関係を関係付けた登録作業が終了する。
【0027】
ここで、前記フォームデータ管理情報テーブル28には、図3に示されるように、フォームデータの格納先と給紙位置情報とが1対1になるように格納される。図3に示される給紙位置情報フィールドにおける給紙位置とは、印刷媒体としての用紙が積載されている複数の給紙トレイ、手差しトレイ等である。このように、各トレイとフォームデータとを対応付けておくと、操作者が、フォームデータの識別子を把握していなくても、トレイを選択することによって、所望のフォームをオーバレイ印刷することができる。
【0028】
これは、いくつかの種類のフォームがある程度固定的に使用される商店の伝票印刷、医療機関の医療明細等の印刷を行う場合に利点がある。この場合、決められた用紙が積載されているトレイを使用して印刷を行う場合は、フォームデータの識別子を指定することなくフォームオーバレイ印刷を行うことができる。例えば、顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票との形式が異なる場合には、給紙トレイ1に対して顧客に渡す伝票の印刷を、給紙トレイ2に対して控え用の伝票の印刷を行うようすると、各トレイを指定することによって自動的にフォームデータが選択されることになる。
【0029】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 給紙位置情報を認識する。
ステップS2 フォームデータを取得する。
ステップS3 同一の給紙位置情報にフォームが登録されているか否かを判断する。登録されている場合はステップS4に進み、登録されていない場合はステップS5に進む。
ステップS4 登録データを削除する。
ステップS5 フォームデータを格納する。
ステップS6 フォームデータ管理情報テーブル28の更新を行う。
【0030】
次に、印刷データを印刷装置20が受信し、処理を行う場合の登録済フォームデータのオーバレイ処理について説明する。
【0031】
図5は本発明の第1の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【0032】
まず、印刷装置20は、受信した印刷データ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているので、給紙位置情報も認識している。
【0033】
次に、印刷装置20は、フォームデータ管理情報テーブル28から認識した給紙位置情報に一致するフォームデータを検索し、存在している場合、該フォームデータを印刷イメージデータに展開する。最後に、先に展開されていた印刷イメージデータにフォームデータのオーバレイ処理を施し、印刷を開始する。そして、同様に連続する以降のページに対しても処理を行う。
【0034】
このような動作によって、印刷装置20が給紙位置毎に異なるフォームデータを自動的に選択してオーバレイ処理を施した印刷を行うことができる。
【0035】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 受信した印刷データのコマンド解析を行い、ページ区切りを検出する。
ステップS12 印刷データの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS13 フォームデータ管理情報テーブル28に認識した給紙位置情報に一致するフォームデータが存在しているか否かを判断する。存在している場合はステップS15に進み、存在していない場合はステップS14に進む。
ステップS14 印刷データの印刷イメージデータの印刷処理を行い、ステップS18に進む。
ステップS15 フォームデータの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS16 印刷データとフォームとのオーバレイ処理を行う。
ステップS17 オーバレイ処理データの印刷を行う。
ステップS18 すべての印刷ページが終了したか否かを判断する。終了している場合は処理を終了し、終了していない場合はステップS11に戻る。
【0036】
このように、本実施の形態においては、フォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデータの識別子を印刷時に指定する必要がなく、各給紙位置に対応したフォームデータが自動的に選択される。したがって、操作者は、煩わしさを感じることがなく、給紙位置を選択するだけで、所望のフォームをオーバレイ印刷することができるので、使い勝手が向上する。また、誤った識別子を入力することによる印刷ミスを低減することができる。
【0037】
例えば、いくつかの種類のフォームがある程度固定的に使用される場合、決められた用紙が積載されているトレイを選択することにより、フォームデータの識別子を指定することなく、所望のフォームを使用してオーバレイ印刷を行うことができる。また、例えば、顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票との形式が異なる場合には、給紙トレイ1に対して顧客に渡す伝票の印刷を、給紙トレイ2に対して控え用の伝票の印刷を行うようすると、各トレイを指定することによって自動的にフォームデータが選択されることになる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における印刷装置の構造については、前記第1の実施の形態における印刷装置の構造と同様であるので、図1を援用して説明する。
【0039】
本実施の形態においては、フォームデータを印刷装置に登録する場合に、印刷媒体サイズとの関連情報を持たせることによって、使用される印刷媒体サイズ毎にフォームを選択してオーバレイ印刷を自動的に行うことができる。
【0040】
まず、フォームデータの登録処理について説明する。
【0041】
図6は本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図、図7は本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図、図8は本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図、図9は本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0042】
この場合、フォームデータの登録時に、印刷装置20に送信されるデータは、図6に示されるように、フォームデータ登録開始コマンド41、用紙サイズ情報コマンド42、フォームデータ43及びフォーム登録終了コマンド44によって構成される。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録開始コマンド41を解析した時点でフォームデータの登録処理を起動する。ここで、前記用紙サイズ情報コマンド42は、フォームデータ43と関連付けされる印刷条件としての印刷装置20で使用される用紙情報の1つである用紙サイズ情報であり、フォームデータ43はフォームオーバレイ時に展開されるフォームデータの実体である。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録終了コマンド44を解析した時点でフォームデータの登録処理を終了する。
【0043】
まず、印刷装置20は、フォームデータ登録開始コマンド41を受信し、解析を行った時点で、次に続くデータを解析し、印刷条件としての用紙情報の1つである用紙サイズ情報を認識する。
【0044】
この場合、フォームデータ管理情報テーブル28内で同一の用紙サイズ情報のフォームが登録されているか否かが確認される。そして、同一のテーブルがある場合は、そのテーブルの削除が行われる。なお、用紙サイズ情報及びフォームデータは印刷装置20内において1対1の関係が維持される。
【0045】
次に、用紙サイズ情報が認識された後、フォームデータ登録終了コマンド44が認識された時点で、用紙サイズ情報コマンド42以降のデータに基づいて、フォームデータ登録終了コマンド44の前のデータがフォームデータ43として認識され、フォームデータ格納部29に格納される。続いて、格納先及び用紙サイズ情報がフォームデータ管理情報テーブル28に追加される。これにより、用紙サイズ情報とフォームデータとの相関関係を付けた登録作業が終了する。
【0046】
ここで作成されたフォームデータ管理情報テーブル28は、図7に示されるように、フォームデータの格納先と用紙情報とが1対1になっている。また、図8に示されるように、用紙の種類についても対応付けることができる。この場合、用紙情報は、A4、A3等の用紙サイズ情報だけではなく、用紙の種類、厚紙、薄紙、OHP用紙等の情報であってもよい。
【0047】
これは、いくつかの種類のフォームがある程度固定的に使用される商店の伝票印刷、医療機関の医療明細等の印刷を行う場合に利点がある。この場合、決められた用紙を使用して印刷を行う場合は、フォームデータの識別子を指定することなくフォームオーバレイ印刷を行うことができる。例えば、顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票との形式が異なる場合には、第1の用紙に顧客に渡す伝票の印刷を、第2の用紙に控え用の伝票の印刷を行うようすると、各用紙の種類を指定することによって自動的にフォームデータが選択されることになる。
【0048】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 用紙サイズ情報を認識する。
ステップS22 フォームデータを取得する。
ステップS23 同一の用紙サイズ情報にフォームが登録されているか否かを判断する。登録されている場合はステップS24に進み、登録されていない場合はステップS25に進む。
ステップS24 登録データを削除する。
ステップS25 フォームデータを格納する。
ステップS26 フォームデータ管理情報テーブル28の更新を行う。
【0049】
次に、印刷データを印刷装置20が受信し、処理を行う場合の登録済フォームデータとのオーバレイ処理について説明する。
【0050】
図10は本発明の第2の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【0051】
まず、印刷装置20は、受信した印刷データ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているので、用紙サイズ情報も認識している。
【0052】
次に、印刷装置20は、フォームデータ管理情報テーブル28から認識した用紙サイズ情報テーブルに一致するフォームデータを検索し、存在している場合、該フォームデータを印刷イメージデータに展開する。最後に、先に展開されていた印刷イメージデータにフォームデータのオーバレイ処理を施し、印刷を開始する。そして、同様に連続する以降のページに対しても処理を行う。
【0053】
このような動作によって、印刷装置20が印刷時に使用する用紙サイズ毎に異なるフォームデータを自動的に選択してオーバレイ処理を施した印刷を行うことができる。
【0054】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 受信した印刷データのコマンド解析を行い、ページ区切りを検出する。
ステップS32 印刷データの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS33 フォームデータ管理情報テーブル28に認識した用紙サイズ情報に一致するフォームデータが存在しているか否かを判断する。存在している場合はステップS35に進み、存在していない場合はステップS34に進む。
ステップS34 印刷データの印刷イメージデータの印刷処理を行い、ステップS38に進む。
ステップS35 フォームデータの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS36 印刷データとフォームとのオーバレイ処理を行う。
ステップS37 オーバレイ処理データの印刷を行う。
ステップS38 すべての印刷ページが終了したかどうかを判断する。終了している場合は処理を終了し、終了していない場合はステップS31に戻る。
【0055】
このように、本実施の形態においては、フォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデータの識別子を印刷時に指定する必要がなく、各用紙の種類に対応したフォームデータが自動的に選択される。したがって、操作者は、煩わしさを感じることがなく、用紙を選択するだけで、所望のフォームをオーバレイ印刷することができるので、使い勝手が向上する。また、誤った識別子を入力することによる印刷ミスを低減することができる。
【0056】
例えば、いくつかの種類のフォームがある程度固定的に使用される場合、決められた用紙を選択することにより、フォームデータの識別子を指定することなく、所望のフォームを使用してオーバレイ印刷を行うことができる。また、例えば、顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票との形式が異なる場合には、第1の用紙に顧客に渡す伝票の印刷を、第2の用紙に控え用の伝票の印刷を行うようすると、各用紙を指定することによって自動的にフォームデータが選択されることになる。
【0057】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における印刷装置の構造については、前記第1の実施の形態における印刷装置の構造と同様であるので、図1を援用して説明する。
【0058】
本実施の形態においては、フォームデータを印刷装置に登録する場合に、両面印刷の表面印刷と裏面印刷との関連情報を持たせることによって、両面印刷時の表面と裏面とに異なるフォームデータを使用したフォームオーバレイ印刷を自動的に行うことができる印刷制御方法について説明する。
【0059】
まず、フォームデータの登録処理について説明する。
【0060】
図11は本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図、図12は本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図、図13は本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図、図14は本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第3の図、図15は本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0061】
この場合、フォームデータの登録時に、印刷装置20に送信されるデータは、図11に示されるように、フォームデータ登録開始コマンド51、両面印刷表裏情報コマンド52、フォームデータ53及びフォームデータ登録終了コマンド54によって構成される。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録開始コマンド51を解析した時点でフォームデータの登録処理を起動する。ここで、前記両面印刷表裏情報コマンド52はフォームデータ53と関連付けされる印刷条件としての両面印刷時の表裏情報であり、フォームデータ53は両面印刷の表裏それぞれのフォームデータであり、フォームオーバレイ時に展開されるフォームデータの実体である。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録終了コマンド54を解析した時点でフォームデータの登録処理を終了する。
【0062】
まず、印刷装置20は、フォームデータ登録開始コマンド51を受信し、解析を行った時点で、次に続くデータを解析し、両面印刷表情報であるか両面印刷裏情報であるかを認識する。
【0063】
この場合、フォームデータ管理情報テーブル28内で両面印刷表裏情報のフォームが登録されているか否かが確認される。そして、同一のテーブルがある場合は、そのテーブルの削除が行われる。なお、両面印刷表裏情報及びフォームデータは印刷装置20内において1対1の関係が維持される。
【0064】
次に、両面印刷表裏情報が認識された後、フォームデータ登録終了コマンド54が認識された時点で、用紙サイズ情報コマンド52以降のデータに基づいて、フォームデータ登録終了コマンド54の前のデータがフォームデータ53として認識され、フォームデータ格納部29に格納される。続いて、格納先及び両面印刷表裏情報がフォームデータ管理情報テーブル28に追加される。これにより、両面印刷表裏情報とフォームデータとの相関関係を付けた登録作業が終了する。
【0065】
ここで、作成された前記フォームデータ管理情報テーブル28は、図12に示されるように、フォームデータの格納先と両面印刷表裏情報とが1対1になっている。なお、本実施の形態においては、両面印刷の表裏のフォームデータを印刷装置20内で1対1の対応付けを行って格納するようになっているが、前記第1及び第2の実施の形態と組み合わせて格納することもできる。
【0066】
この場合、フォームデータの識別子を指定する必要がなく、また、図13に示されるように、給紙位置、用紙種類、両面・片面印刷を組み合わせることができる。
【0067】
そして、操作者が識別子を全く指定しないという考え方だけでなく、なるべく識別子で指定することを少なくする考え方を採用することもできる。この場合、両面印刷を行う時に、表面と裏面とに印刷されるフォームデータは対応付けられたフォームデータが使用されることが多いことに着目することができる。そして、両面印刷を行う時に、表面印刷のフォームデータが操作者によって指定されると、前記表面印刷のフォームデータに対応してあらかじめ設定されている裏面印刷のフォームデータが自動的に選択されるようにする。
【0068】
これにより、操作者は、従来のように、表面、裏面印刷に対してそれぞれ別々にフォームデータを指定する必要がなく、表面印刷のフォームデータだけを指定すればよいので、煩わしさを感じることがない。この場合、図14に示されるようなテーブルを用意しておくことが望ましい。例えば、両面印刷を行う時に、操作者がフォームデータNO.1を指定すると、裏面のフォームデータを指定しなくても、自動的にフォームデータNO.5が読み出されて裏面印刷時に合成されて印刷が行われる。
【0069】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 両面印刷表裏情報を認識する。
ステップS42 フォームデータを取得する。
ステップS43 両面印刷表裏情報にフォームが登録されているか否かを判断する。登録されている場合はステップS44に進み、登録されていない場合はステップS45に進む。
ステップS44 登録データを削除する。
ステップS45 フォームデータを格納する。
ステップS46 フォームデータ管理情報テーブル28の更新を行う。
【0070】
次に、印刷データを印刷装置20が受信し、処理を行う場合の登録済フォームデータとのオーバレイ処理について説明する。
【0071】
図16は本発明の第3の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【0072】
まず、印刷装置20は、受信した印刷データ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているので、両面印刷が指示されている印刷データであるか否かを認識している。
【0073】
そして、両面印刷が指示されていた場合、印刷装置20は、フォームデータ管理情報テーブル28から認識した両面印刷表情報テーブルから一致するフォームデータを検索する。そして、存在している場合は、前記フォームデータを印刷イメージデータに展開する。最後に、先に展開されていた印刷イメージデータとフォームデータとをオーバレイ処理を施し、印刷を開始する。このようにして、両面印刷の表に関するオーバレイ処理が完了する。
【0074】
次に、同様に、次のページのページ区切りを検出し、両面印刷の裏のオーバレイ処理を行う。そして、同様に表面及び裏面に関する処理を交互に繰り返してすべての印刷ページが終了するまで行う。
【0075】
このような動作によって、印刷装置20が両面印刷時に表面と裏面とで異なるフォームデータを自動的に選択して、オーバレイ処理を施した印刷を行うことができる。
【0076】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS51 受信した印刷データのコマンド解析を行い、ページ区切りを検出する。
ステップS52 印刷データの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS53 フォームデータ管理情報テーブル28に認識した両面印刷表裏情報に一致するフォームデータが存在しているか否かを判断する。存在している場合はステップS55に進み、存在していない場合はステップS54に進む。
ステップS54 印刷データの印刷イメージデータの印刷処理を行い、ステップS58に進む。
ステップS55 フォームデータの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS56 印刷データとフォームとのオーバレイ処理を行う。
ステップS57 オーバレイ処理データの印刷を行う。
ステップS58 両面印刷の裏面の印刷が終了したか否かを判断する。終了している場合はステップS59に進み、終了していない場合はステップS51に戻る。
ステップS59 すべての印刷ページが終了したか否かを判断する。終了している場合は処理を終了し、終了していない場合はステップS51に戻る。
【0077】
このように、本実施の形態においては、フォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデータの識別子を印刷時に指定する必要がなく、両面印刷時にフォームデータが自動的に選択される。したがって、操作者は、煩わしさを感じることがなく、所望のフォームをオーバレイ印刷することができるので、使い勝手が向上する。また、誤った識別子を入力することによる印刷ミスを低減することができる。
【0078】
また、表面のフォームデータに対応してあらかじめ裏面印刷のフォームデータを設定しておくと、表面印刷のフォームデータだけを指定すればよいので、操作者は煩わしさを感じることがない。
【0079】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における印刷装置の構造については、前記第1の実施の形態における印刷装置の構造と同様であるので、図1を援用して説明する。
【0080】
本実施の形態においては、フォームデータを印刷装置に登録する場合に、印刷装置のコピー機能によって同一内容が複数枚印刷される印刷条件の各ページとの関連を持たせることによって、同一内容の印刷を印刷装置のコピー機能によって行う場合、各ページ毎に異なるフォームデータを使用したフォームオーバレイ印刷を自動的に行うことができる。
【0081】
まず、フォームデータの登録処理について説明する。
【0082】
図17は本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図、図18は本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図、図19は本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図、図20は本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0083】
この場合、フォームデータの登録時に、印刷装置20に送信されるデータは、図17に示されるように、フォームデータ登録開始コマンド61、コピーページ指定情報コマンド62、フォームデータ63及びフォームデータ登録終了コマンド64によって構成される。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録開始コマンド61を解析した時点でフォームデータの登録処理を起動する。ここで、前記コピーページ指定情報コマンド62はフォームデータ63と関連付けされる印刷条件としてのコピーページ指定情報であり、フォームデータ63はフォームオーバレイ時に展開されるフォームデータの実体である。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録終了コマンド64を解析した時点でフォームデータの登録処理を終了する。ただし、コピーページとして複数指定することができるので、テーブルの最大数は印刷装置20のコピー可能最大数となる。
【0084】
まず、印刷装置20は、フォームデータ登録開始コマンド61を受信し、解析を行った時点で、次に続くデータを解析し、コピーページ指定情報を認識する。
【0085】
この場合、フォームデータ管理情報テーブル28内でコピーページ指定情報のフォームが登録されているか否かが確認される。そして、同一のテーブルがある場合は、そのテーブルの削除又は修正が行われる。なお、コピーページ指定情報及びフォームデータは印刷装置20内において1対1の関係が維持される。
【0086】
次に、コピーページ指定情報が認識された後、フォームデータ登録終了コマンド64が認識された時点で、コピーページ指定情報コマンド62以降のデータに基づいてフォームデータ登録終了コマンド64の前のデータがフォームデータ63として認識され、フォームデータ格納部29に格納される。続いて、格納先及びコピーページ指定情報がフォームデータ管理情報テーブル28に追加される。これにより、コピーページ指定情報とフォームデータとの相関関係を付けた登録作業が終了する。
【0087】
ここで、作成されたフォームデータ管理情報テーブル28は、図18に示されるように、フォームデータの格納先とコピーページ指定情報とが1対1になっている。本実施の形態は、例えば、顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票の形式とが異なる場合に、有効に使用することができる。そして、ホスト装置11は、同じデータを送信するだけで、異なるフォームの印刷を行うことができる。この場合においても、フォームデータをそれぞれ指定する必要はない。
【0088】
また、フォームデータ管理情報テーブル28を図19に示されるように設定すると、例えば、コピー枚数3を指定すると、1部目のコピーはフォームデータNO.1で印刷が行われ、2部目のコピーはフォームデータNO.2で印刷が行われ、3部目のコピーはフォームデータNO.3で印刷が行われる。さらに、ホスト装置11から送信されるデータを印刷装置20内で保持するようにしておくと、ホスト装置11からは1部のデータを送信するだけで、それぞれ異なるフォームデータで3部の印刷を行うことができる。
【0089】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS61 コピーページ指定情報を認識する。
ステップS62 フォームデータを取得する。
ステップS63 コピーページ指定情報にフォームが登録されているか否かを判断する。登録されている場合はステップS64に進み、登録されていない場合はステップS65に進む。
ステップS64 登録データを削除又は修正する。
ステップS65 フォームデータを格納する。
ステップS66 フォームデータ管理情報テーブル28の更新を行う。
【0090】
次に、印刷データを印刷装置20が受信し、処理を行う場合の登録済フォームデータとのオーバレイ処理について説明する。
【0091】
図21は本発明の第4の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【0092】
まず、印刷装置20は、受信した印刷データ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているので、コピー印刷であるか否か、及び、コピー枚数を認識している。
【0093】
次に、印刷装置20は、フォームデータ管理情報テーブル28から認識した1ページ目のコピー印刷用に登録されているフォームデータを検索し、存在している場合は、フォームデータを印刷イメージデータに展開する。最後に、先に展開されていた印刷イメージデータにフォームデータのオーバレイ処理を施し、印刷を開始する。このようにして、同様に、随時残りのコピーに対して適合するフォームデータをフォームデータ管理情報テーブル28から検索し、印刷イメージデータにフォームデータのオーバレイ処理を施して印刷を行っていく。
【0094】
このような動作によって、印刷装置20がコピー印刷時に異なるフォームデータを自動的に選択して、オーバレイ処理を施した印刷を行うことができる。
【0095】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS71 受信した印刷データのコマンド解析を行い、ページ区切りを検出する。
ステップS72 印刷データの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS73 フォームデータ管理情報テーブル28にコピーページ指定情報に登録されているフォームが存在しているか否かを判断する。存在している場合はステップS75に進み、存在していない場合はステップS74に進む。
ステップS74 印刷データの印刷イメージデータの印刷処理を行い、ステップS78に進む。
ステップS75 フォームデータの印刷イメージデータ展開処理を行う。
ステップS76 印刷データとフォームとのオーバレイ処理を行う。
ステップS77 オーバレイ処理データの印刷を行う。
ステップS78 コピー分のすべての印刷が終了したか否かを判断する。終了している場合はステップS79に進み、終了していない場合はステップS71に戻る。
ステップS79 すべての印刷ページが終了したか否かを判断する。終了している場合は処理を終了し、終了していない場合はステップS71に戻る。
【0096】
このように、本実施の形態においては、フォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデータの識別子を印刷時に指定する必要がなく、かつ、コピーモードでの印刷において、同一の内容の印刷データに対して異なるフォームデータを使用することができる。そのため、従来、コピーモード時は各ページに対して異なるフォームデータを使用することが不可能であったのに、同一の内容の印刷データに対して異なるフォームデータを使用することができるようになった。
【0097】
したがって、操作者は、煩わしさを感じることがなく、所望のフォームをオーバレイ印刷することができるので、使い勝手が向上する。また、誤った識別子を入力することによる印刷ミスを低減することができる。
【0098】
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態における印刷装置は、いかなる種類のフォームであっても印刷することができるものであるが、本実施の形態においては、説明の都合上、フォームとして帳簿の台紙を印刷する場合について説明する。
【0099】
図22は本発明の第5の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【0100】
図において、70はホスト装置、80は該ホスト装置70に接続された印刷装置である。ここで、前記ホスト装置70は、例えば、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力装置72、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置73、通信インターフェイス等を備えるコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ、携帯情報端末等であるが、スキャナ、デジタルカメラ等であってもよい。また、印刷装置80は、紙、プラスチックシート等の印刷媒体に印刷するための装置であり、例えば、電子写真式印刷装置、インクジェット式印刷装置、インクリボン式印刷装置等であるが、いかなる種類の印刷装置であってもよい。
【0101】
また、ホスト装置70は、さらに、帳簿の台紙のフォームを示す台紙データからオーバレイするフォームデータを作成するためのアプリケーション(AP)71及びプリンタドライバ74を有する。そして、アプリケーション71を起動し、入力装置72に所定の事項を入力することによって、帳簿の台紙データを作成することができる。さらに、前記台紙データに基づいて、プリンタドライバ74又はアプリケーション71を作動させて、前記帳簿の台紙のフォームデータを作成する。そして、該フォームデータを印刷装置80に送信して、ダウンロードする。
【0102】
ここで、該印刷装置80は、記憶装置81を有し、ホスト装置70から受信してダウンロードした前記帳簿の台紙のフォームデータを前記記憶装置81に格納することができるようになっている。なお、一つ一つのフォームデータをまとめてモジュール化して、一つのデータとして管理するために印刷装置80又はホスト装置70がモジュールを作成し、該モジュールを前記記憶装置81に格納するようになっている。
【0103】
このように、印刷装置80の記憶装置81に帳簿の台紙のフォームデータをモジュール化して登録しておくと、印刷毎に台紙のフォームデータを作成する手間を省くことができ、さらに、フォームデータを転送する手間を省くことができる。
【0104】
次に、前記構成の印刷装置の動作について詳細に説明する。まず、台紙データ作成処理の動作について説明する。
【0105】
図23は本発明の第5の実施の形態における帳簿の例を示す図、図24は本発明の第5の実施の形態におけるオーバレイ用のフォームデータの例を示す図、図25は本発明の第5の実施の形態における台紙データ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【0106】
まず、ホスト装置70は、図23に示されるような帳簿の台紙データを作成し、作成が終了すると、台紙データに基づいて図24に示されるようなオーバレイ用のフォームデータを作成する。
【0107】
続いて、ホスト装置70は、他の帳簿の台紙データがあるか否かを判断し、他の帳簿の台紙データがない場合は、フォームデータに管理データを付与して、印刷装置80に送信する。
【0108】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS81 帳簿の台紙データを作成する。
ステップS82 帳簿の台紙データの作成が終了しているか否かを判断する。終了している場合はステップS83に進み、終了していない場合はステップS81に戻る。
ステップS83 台紙データに基づいてオーバレイ用のフォームデータを作成する。
ステップS84 他の帳簿の台紙データがあるか否かを判断する。他の帳簿の台紙データがある場合はステップS81に戻り、他の帳簿の台紙データがない場合はステップS85に進む。
ステップS85 フォームデータに管理データを付与して印刷装置80に送信する。
【0109】
次に、フォームデータ登録処理の動作について説明する。
【0110】
図26は本発明の第5の実施の形態における管理テーブルの例を示す図、図27は本発明の第5の実施の形態における管理テーブルに登録されたフォームデータの例を示す図、図28は本発明の第5の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0111】
まず、印刷装置80は、フォームデータ及び管理データを受信し、図26に示されるような管理テーブルを記憶装置81内に作成し、前記管理テーブルに図27に示されるようにフォームデータを登録する。
【0112】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS91 フォームデータ及び管理データを受信する。
ステップS92 管理テーブルを作成する。
ステップS93 フォームデータを登録する。
【0113】
次に、印刷処理の動作について説明する。
【0114】
図29は本発明の第5の実施の形態における帳簿の入力データの例を示す図、図30は本発明の第5の実施の形態における管理データの例を示す図、図31は本発明の第5の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【0115】
まず、印刷装置80は、図29に示されるような帳簿の入力データ及び図30に示されるような管理データを受信する。そして、該管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。続いて、印刷装置80は、前記フォームデータ番号に従って、例えば、図24に示されるようなフォームデータを記憶装置81から読み出し、前記フォームデータと、前記図29に示されるような帳簿の入力データとを合成する。そして、合成されたデータを展開して印刷を行う。これにより、図23に示されるような帳簿が印刷される。そして、すべての帳簿データの印刷が完了するまで前述された処理を繰り返す。
【0116】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS101 帳簿の入力データ及び管理データを受信する。
ステップS102 管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。
ステップS103 フォームデータ番号に従ってフォームデータを読み出す。
ステップS104 フォームデータと受信した帳簿の入力データとを合成する。
ステップS105 データを展開し、印刷を行う。
ステップS106 すべての帳簿データの印刷が完了したか否かを判断する。完了した場合は処理を終了し、完了していない場合はステップS102に戻る。
【0117】
なお、本実施の形態においては、印刷装置80が管理テーブルを作成する場合について説明したが、ホスト装置70が管理テーブルを作成して、図示されない記憶手段に格納してもよい。この場合、印刷装置80は、フォームデータと番号の対応に関するデータを記憶装置81に格納する。
【0118】
このように、本実施の形態においては、帳簿の印刷を指定するだけで帳簿に必要な枚数分を自動的に印刷することができるので、枚数の指定を間違えることがない。また、印刷データが帳簿の入力データだけで済むので、印刷データの転送時間及び台紙の印刷データの作成時間を短縮することができ、印刷時間自体の短縮にもつながる。
【0119】
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、第1及び5の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0120】
図32は本発明の第6の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【0121】
この場合、印刷装置80は複数の給紙トレイ、例えば、給紙トレイ1〜3を備えている。そして、記憶装置81には、フォームデータが前記給紙トレイのそれぞれに対応するように、例えば、フォームデータ1〜3のように、それぞれ、独立して格納されている。
【0122】
次に、前記構成の印刷装置の動作について説明する。まず、フォームデータ登録処理の動作について説明する。
【0123】
図33は本発明の第6の実施の形態における管理テーブルの例を示す図、図34は本発明の第6の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【0124】
まず、印刷装置80は、フォームデータ及び管理データを受信し、図33に示されるような管理テーブルを作成し、フォームデータを給紙トレイに対応させて登録する。
【0125】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS111 フォームデータ及び管理データを受信する。
ステップS112 管理テーブルを作成する。
ステップS113 フォームデータを登録する。
【0126】
次に、印刷処理の動作について説明する。
【0127】
図35は本発明の第6の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【0128】
まず、印刷装置80は、前記第5の実施の形態における図29に示されるような帳簿の入力データ、及び、図30に示されるような管理データを受信する。そして、該管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。続いて、印刷装置80は、前記フォームデータ番号に従って、例えば、前記第5の実施の形態における図24に示されるようなフォームデータを記憶装置81から読み出し、前記フォームデータと、前記図29に示されるような帳簿の入力データとを合成する。そして、図33に示されるような管理テーブルからトレイを選択する。続いて、印刷装置80は、合成されたデータを展開して、印刷を行う。これにより、前記第5の実施の形態における図23に示されるような帳簿が印刷される。そして、すべての帳簿データの印刷が完了するまでこのような処理を繰り返す。
【0129】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS121 帳簿の入力データ及び管理データを受信する。
ステップS122 管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。
ステップS123 フォームデータ番号に従ってフォームデータを読み出す。
ステップS124 フォームデータと受信された帳簿の入力データとを合成する。
ステップS125 管理テーブルから給紙トレイを選択する。
ステップS126 データを展開し、印刷を行う。
ステップS127 すべての帳簿データの印刷が完了したか否かを判断する。完了した場合は処理を終了し、完了していない場合はステップS122に戻る。
【0130】
このように、本実施の形態においては、帳簿の印刷を指定するだけで帳簿に必要な枚数分を自動的に印刷することができるので、枚数の指定を間違えることがない。また、印刷データが帳簿の入力データだけで済むので、印刷データの転送時間及び台紙の印刷データの作成時間を短縮することができ、印刷時間自体の短縮にもつながる。
【0131】
さらに、フォームデータに対応してトレイも選択されているので、台紙に合ったサイズ、厚さ、種類の用紙を自動的に選択することができる。
【0132】
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。なお、第1及び5の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0133】
図36は本発明の第7の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【0134】
この場合、印刷装置80は、記憶装置81、入力装置82、及び、印刷データを作成する印刷データ作成装置83を備える。該印刷データ作成装置83は、帳簿の入力データが空であり、かつ、入力装置82から入力された台紙のフォームデータを使用する印刷データを作成する。なお、84はプリンタエンジン部である。
【0135】
次に、前記構成の印刷装置の動作について説明する。まず、印刷処理の動作について説明する。
【0136】
図37は本発明の第7の実施の形態における入力データの例を示す図、図38は本発明の第7の実施の形態における空の帳簿データの例を示す図、図39は本発明の第7の実施の形態における帳簿の台紙の例を示す図、図40は本発明の第7の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【0137】
まず、入力装置82から図37に示されるような入力データとしての台紙印刷及び管理データが入力されると、印刷装置80は、前記管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。続いて、印刷装置80は、フォームデータ番号に従ってフォームデータを読み出し、対応するフォームデータに対して図38に示されるような空の帳簿データを作成する。そして、空の帳簿データとフォームデータとを合成して印刷を行う。これにより、図39に示されるような帳簿の台紙が印刷される。そして、指定枚数の印刷が完了するまでこのような処理を繰り返す。
【0138】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS131 台紙印刷及び管理データを入力する。
ステップS132 管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。
ステップS133 フォームデータ番号に従ってフォームデータを読み出す。
ステップS134 対応するフォームデータに対して空の帳簿データを作成する。
ステップS135 空の帳簿データとフォームデータとを合成して印刷を行う。
ステップS136 指定枚数の印刷が完了したか否かを判断する。完了した場合は処理を終了し、完了していない場合はステップS135に戻る。
【0139】
なお、本実施の形態においては、空の帳簿データを作成してフォームデータと合成するようにし、通常のフォームオーバレイ印刷手順と変わらない処理を実行しているが、空の帳簿データを作成せずに、指定されたフォームデータだけを印刷してもよい。
【0140】
このように、本実施の形態においては、台紙だけの印刷を行う際に、ホスト装置70を必要とすることなく、印刷を行うことができる。
【0141】
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、第1及び5の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0142】
図41は本発明の第8の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【0143】
この場合、印刷装置80は、記憶装置81、ラスタライズ処理装置85、画像変換装置86及び入出力装置87を備える。ここで、ラスタライズ処理装置85はフォームデータを印刷する時にラスタライズする。また、画像変換装置86は、ラスタライズされた前記フォームデータをJPEG(Joint Photographic Expert Group)、ビットマップ(bit map)等の画像フォーマットに変換するようになっている。
【0144】
また、ホスト装置70は、入力装置72及び出力装置73に加えて通信ソフト75を備える。該通信ソフト75は、印刷装置80から受信した画像を出力装置73の画面等に表示する機能を備えている。
【0145】
次に、前記構成の印刷装置の動作について説明する。
【0146】
この場合、ホスト装置70で印刷データを作成する際に、画像フォーマットへの変換命令、及び、それをホスト装置70に転送する命令を付加する。このように作成された印刷データを印刷装置80にダウンロードする。
【0147】
そして、この印刷データを受け取った印刷装置80は、通常の印刷時にも使用される印刷データをラスタライズするラスタライズ処理装置85にこの命令を通知する。続いて、該ラスタライズ処理装置85はラスタライズデータを作成し、そのデータをJPEG、ビットマップ等の画像フォーマットに変換する画像変換装置86に転送する。そして、該画像変換装置86は指定された画像フォーマットへの変換処理を行い、変換された画像とホスト装置70上の印刷装置80と通信する機能を備えた通信ソフト75に対して変換された画像を転送した旨を通知する命令をホスト装置70に転送する。該ホスト装置70上に備えられている通信ソフト75が印刷装置80からの通知を受け取ると、印刷装置80上で作成された印刷データの画像を表示する。なお、オーバレイのホスト装置70上での表示もこれと同様な処理で行うことができる。
【0148】
次に、プレビュー処理の動作について説明する。
【0149】
図42は本発明の第8の実施の形態における管理データの例を示す図、図43は本発明の第8の実施の形態におけるプレビュー処理の動作を示すフローチャートである。
【0150】
まず、印刷装置80は、前記第5の実施の形態における図29に示されるような帳簿の入力データ、及び、図42に示されるような管理データを受信する。そして、該管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。続いて、印刷装置80は、前記フォームデータ番号に従って、例えば、前記第5の実施の形態における図24に示されるようなフォームデータを記憶装置81から読み出し、前記フォームデータと、前記図29に示されるような帳簿の入力データとを合成する。
【0151】
そして、印刷装置80は、転送命令があるか否かを判断し、転送命令がない場合は印刷を行い、転送命令がある場合は、データを変換してホスト装置70に送信し、該ホスト装置70に表示する。これにより、前記第5の実施の形態における図23に示されるような帳簿が印刷又は表示される。
【0152】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS141 帳簿の入力データ及び管理データを受信する。
ステップS142 管理データを解析し、対応するフォームデータ番号を決定する。
ステップS143 フォームデータ番号に従ってフォームデータを読み出す。
ステップS144 フォームデータと受信された帳簿の入力データとを合成する。
ステップS145 転送命令があるかどうかを判断する。転送命令がある場合はステップS147に、転送命令がない場合はステップS146に進む。
ステップS146 印刷を行う。
ステップS147 データを変換し、ホスト装置70に送信する。
ステップS148 ホスト装置70に表示する。
【0153】
このように、本実施の形態においては、操作者は、印刷装置80に登録されている帳簿の台紙等のフォームデータを、帳簿を作成するホスト装置70において視覚的に確認することができる。また、実際に印刷を行う際、一般的なアプリケーションの印刷プレビュー機能では、フォームデータやフォントなどのプリンタリソースに依存した画像の表示を行うことができないが、本実施の形態においては、印刷装置80のリソースを使用することによって、プリンタリソースに依存した画像が表示された印刷プレビューを行うことができる。
【0154】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0155】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、印刷制御方法においては、印刷時に使用するコピーページ数と、各コピーページに対応するとともに各コピーページ毎に異なるフォームデータとを印刷条件として記憶させ、印刷データを解析して該印刷データの印刷条件を抽出し、前記印刷データと、該印刷データの印刷ページ数に対応するフォームデータとを合成してフォームオーバレイ印刷を行う。
【0156】
この場合、フォームデータの識別子を入力しなくても、自動的に適切なフォームデータが選択されるので、操作者が煩わしく感じることなく、操作が短時間で済み、常に印刷データがその内容に合致したフォームに印刷された印刷物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第3の図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ登録データの構造を示す図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施の形態におけるフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第5の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態における帳簿の例を示す図である。
【図24】本発明の第5の実施の形態におけるオーバレイ用のフォームデータの例を示す図である。
【図25】本発明の第5の実施の形態における台紙データ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【図26】本発明の第5の実施の形態における管理テーブルの例を示す図である。
【図27】本発明の第5の実施の形態における管理テーブルに登録されたフォームデータの例を示す図である。
【図28】本発明の第5の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図29】本発明の第5の実施の形態における帳簿の入力データの例を示す図である。
【図30】本発明の第5の実施の形態における管理データの例を示す図である。
【図31】本発明の第5の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【図32】本発明の第6の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【図33】本発明の第6の実施の形態における管理テーブルの例を示す図である。
【図34】本発明の第6の実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図35】本発明の第6の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【図36】本発明の第7の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【図37】本発明の第7の実施の形態における入力データの例を示す図である。
【図38】本発明の第7の実施の形態における空の帳簿データの例を示す図である。
【図39】本発明の第7の実施の形態における帳簿の台紙の例を示す図である。
【図40】本発明の第7の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【図41】本発明の第8の実施の形態における印刷装置の構成を示す図である。
【図42】本発明の第8の実施の形態における管理データの例を示す図である。
【図43】本発明の第8の実施の形態におけるプレビュー処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11、70 ホスト装置
20、80 印刷装置
32 給紙位置情報コマンド
33、43、53、63 フォームデータ
42 用紙サイズ情報コマンド
52 両面印刷表裏情報コマンド
62 コピーページ指定情報コマンド
Claims (6)
- (a)印刷時に使用するコピーページ数と、各コピーページに対応するとともに各コピーページ毎に異なるフォームデータとを印刷条件として記憶させ、
(b)印刷データを解析して該印刷データの印刷条件を抽出し、
(c)前記印刷データと、該印刷データの印刷ページ数に対応するフォームデータとを合成してフォームオーバレイ印刷を行うことを特徴とする印刷制御方法。 - 複数の前記フォームデータをモジュールとして記憶させる請求項1に記載の印刷制御方法。
- 前記フォームデータは、前記印刷装置又はホスト装置において作成されて記憶される請求項2に記載の印刷制御方法。
- 前記フォームデータのみの印刷を行う請求項3に記載の印刷制御方法。
- 前記印刷データの画像又はフォームデータの画像を前記ホスト装置に表示させる請求項4に記載の印刷制御方法。
- 前記印刷データとフォームデータとを合成した画像を前記ホスト装置に表示させる請求項4に記載の印刷制御方法。
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