JP2003237167A - 印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御方法

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JP2003237167A
JP2003237167A JP2002042868A JP2002042868A JP2003237167A JP 2003237167 A JP2003237167 A JP 2003237167A JP 2002042868 A JP2002042868 A JP 2002042868A JP 2002042868 A JP2002042868 A JP 2002042868A JP 2003237167 A JP2003237167 A JP 2003237167A
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崇 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォームデータの識別子を入力しなくても、自
動的に適切なフォームデータが選択され、操作者が煩わ
しく感じることなく、操作が短時間で済み、常に印刷デ
ータがその内容に合致したフォームに印刷された印刷物
を得ることができるようにする。 【解決手段】フォームデータを印刷条件に対応して記憶
させ、印刷データを解析して該印刷データの印刷条件を
抽出し、前記印刷データと、該印刷データの印刷条件に
対応するフォームデータとを合成してフォームオーバレ
イ印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷装置においては、印刷処理を
効率的に行うために、フォームデータを印刷装置に登録
する場合がある。
【0003】例えば、商店の伝票、医療機関の医療明細
等の印刷を行う場合、前記伝票、医療明細等の様式、す
なわち、フォームは、毎回同一のものを使用し、該フォ
ームの各欄に印刷される金額、名称等の印刷データだけ
が毎回異なっている。このような場合、あらかじめ前記
フォームを印刷するためのデータ、すなわち、フォーム
データを登録しておき、紙等の印刷媒体に前記伝票、医
療明細等を印刷する時に、印刷データに前記フォームデ
ータを被せて印刷するフォームオーバレイ印刷が行われ
ている。
【0004】この場合、複数種類のフォームを印刷する
ことができるようにするために、フォームデータを登録
する際に、該フォームデータを識別するための識別子も
合わせて登録するようになっている。なお、該識別子
は、通常、数字や文字列から成り、前記フォームデータ
と同時に登録される。そして、印刷装置を使用してフォ
ームオーバレイ印刷を行う時には、前記印刷装置の操作
者は、フォームデータの識別子を入力することによって
所望のフォームを選択することができる。
【0005】これにより、印刷データがその内容に合致
したフォームに印刷された印刷物を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の印刷制御方法においては、フォームデータの識別子
を入力しないと所望のフォームをオーバレイ印刷するこ
とができなかった。
【0007】そのため、印刷装置の操作者は、前記識別
子とフォームデータとの対応関係をあらかじめ覚えてお
く必要があった。また、印刷を行う度に、フォームデー
タの識別子を入力する必要があるので、操作に時間がか
かり、操作者は煩わしく感じてしまう。さらに、誤った
識別子を入力した場合には、印刷データがその内容に合
致しないフォームに印刷された印刷物が作成されてしま
うので、印刷媒体が浪費されてしまう。
【0008】本発明は、前記従来の印刷制御方法の問題
点を解決して、フォームデータの識別子を入力しなくて
も、自動的に適切なフォームデータが選択され、操作者
が煩わしく感じることなく、操作が短時間で済み、常に
印刷データがその内容に合致したフォームに印刷された
印刷物を得ることができる印刷制御方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
刷制御方法においては、フォームデータを印刷条件に対
応して記憶させ、印刷データを解析して該印刷データの
印刷条件を抽出し、前記印刷データと、該印刷データの
印刷条件に対応するフォームデータとを合成してフォー
ムオーバレイ印刷を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施の形態における
印刷装置の構成を示す図である。
【0012】まず、フォームデータを印刷装置に登録す
る場合に、印刷装置における給紙位置との関連情報を持
たせることによって、給紙位置毎に異なるフォームを選
択してオーバレイ印刷を自動的に行うことができる本発
明の第1の実施の形態について説明する。
【0013】図において、11はプリンタドライバ12
を有するホスト装置、20は該ホスト装置11に接続さ
れた印刷装置である。ここで、前記ホスト装置11は、
例えば、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、
磁気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入
力手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータ
としてのパーソナルコンピュータ、携帯情報端末等であ
るが、スキャナ、デジタルカメラ等であってもよい。ま
た、印刷装置20は、紙、プラスチックシート等の印刷
媒体に印刷するための装置であり、例えば、電子写真式
印刷装置、インクジェット式印刷装置、インクリボン式
印刷装置等であるが、いかなる種類の印刷装置であって
もよい。
【0014】そして、前記印刷装置20は、前記ホスト
装置11との通信を行うためのホストインターフェイス
21、前記ホスト装置11から受信したコマンドを解析
して処理するためのコマンド解析処理部22、印刷デー
タ及びフォームデータに基づいてイメージデータを生成
するイメージデータ生成部23、印刷データのイメージ
データを格納する印刷データ展開エリア24、フォーム
データを管理するフォームデータ管理部25、プリンタ
エンジンを制御するエンジン制御部26、電子写真式、
インクジェット式、インクリボン式等のプリンタエンジ
ンから成るプリンタエンジン部27、フォームデータを
管理するための情報を格納するフォームデータ管理情報
テーブル28、フォームデータを格納するフォームデー
タ格納部29、及び、印刷データにフォームデータを被
せて印刷するフォームオーバレイ印刷を行わせるフォー
ムオーバレイ処理部30を有する。
【0015】ここで、フォームは、例えば、商店の伝
票、医療機関の医療明細等の印刷を行う場合における前
記伝票、医療明細等の様式である。そして、印刷データ
は、フォームの各欄に印刷される金額、名称等のデータ
である。また、フォームデータは、前記フォームを印刷
するためのデータであり、あらかじめフォームデータ格
納部29に格納される。さらに、フォームオーバレイ印
刷は、印刷媒体としての用紙に前記伝票、医療明細等を
印刷する時に、印刷データにフォームデータを被せて印
刷することである。
【0016】そして、ホスト装置11は、フォームデー
タの登録を行い、前記フォームデータの登録に関する情
報を印刷装置20に送信する。一方、該印刷装置20の
ホストインターフェイス21は、前記ホスト装置11か
ら送信された前記フォームデータの登録に関する情報を
受信して、コマンド解析処理部22に転送するようにな
っている。また、該コマンド解析処理部22は、前記フ
ォームデータの登録に関する情報の解析処理を行い、該
解析処理の結果を出力する。なお、フォームデータ管理
情報テーブル28、及び、フォームデータ格納部29
が、前記解析処理の結果を格納する。
【0017】また、前記ホスト装置11内のプリンタド
ライバ12は、印刷データを生成する。そして、前記ホ
ストインターフェイス21は、前記印刷データを印刷装
置20から受信し、前記フォームデータの登録に関する
情報と同様に、コマンド解析処理部22に転送するよう
になっている。また、該コマンド解析処理部22は、前
記印刷データに基づいて印刷条件の解析、印刷データの
解析処理等を随時行うようになっている。そして、イメ
ージデータ生成部23は、前記印刷データを展開し、印
刷データ展開エリア24に送信する。該印刷データ展開
エリア24は、展開された前記印刷データを格納する機
能を有する。
【0018】また、フォームデータ管理部25は、前記
コマンド解析処理部22において解析された印刷条件に
適合する登録済のフォームデータを検索するようになっ
ている。ここで、前記印刷条件に適合するフォームデー
タがフォームデータ格納部29に格納されている場合、
前記フォームデータは、イメージデータ生成部23によ
ってイメージ展開されて、印刷データ展開エリア24に
格納される。
【0019】そして、フォームオーバレイ処理部30
は、印刷媒体1ページ分の前記印刷データ及びフォーム
データの展開が終了した時点で、展開が終了した前記印
刷データ及びフォームデータのイメージデータにオーバ
レイ処理を施すようになっている。また、エンジン制御
部26は、オーバレイ処理が施されたイメージデータを
前記フォームオーバレイ処理部30から受信すると、プ
リンタエンジン部27を作動させる。これにより、印刷
媒体に前記オーバレイ処理が施されたイメージデータを
印刷して1ページの印刷が終了するようになっている。
【0020】次に、前記構成の印刷装置の動作について
詳細に説明する。
【0021】まず、フォームデータの登録処理について
説明する。
【0022】図2は本発明の第1の実施の形態における
フォームデータ登録データの構造を示す図、図3は本発
明の第1の実施の形態におけるフォームデータ管理情報
テーブルの構造を示す図、図4は本発明の第1の実施の
形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0023】この場合、フォームデータの登録時に、ホ
スト装置11から印刷装置20に送信される登録データ
は、図2に示されるように、フォームデータ登録開始コ
マンド31、給紙位置情報コマンド32、フォームデー
タ33及びフォームデータ登録終了コマンド34によっ
て構成される。そして、前記印刷装置20は、フォーム
データ登録開始コマンド31を解析した時点でフォーム
データの登録処理を起動する。ここで、前記給紙位置情
報コマンド32はフォームデータ33と関連付けされる
印刷条件としての印刷装置20の給紙位置情報であり、
フォームデータ33はフォームオーバレイ時に展開され
るフォームデータの実体である。そして、前記印刷装置
20はフォームデータ登録終了コマンド34を解析した
時点でフォームデータの登録処理を終了する。
【0024】まず、印刷装置20は、フォームデータ登
録開始コマンド31を受信し、解析を行った時点で、次
に続くデータを解析し、印刷条件としての給紙位置情報
を認識する。
【0025】この場合、フォームデータ管理情報テーブ
ル28内に同一の給紙位置情報のフォームが登録されて
いるか否かが確認される。そして、同一のテーブルがあ
る場合は、そのテーブルの削除が行われる。なお、給紙
位置情報及びフォームデータは、印刷装置20内におい
て1対1の関係が維持される。
【0026】次に、給紙位置情報が認識された後、フォ
ームデータ登録終了コマンド34が認識された時点で、
給紙位置情報コマンド32以降のデータに基づいて、フ
ォームデータ登録終了コマンド34の前のデータがフォ
ームデータ33として認識され、フォームデータ格納部
29に格納される。続いて、格納先及び給紙位置情報が
フォームデータ管理情報テーブル28に追加される。こ
れにより、給紙位置情報とフォームデータとの相関関係
を関係付けた登録作業が終了する。
【0027】ここで、前記フォームデータ管理情報テー
ブル28には、図3に示されるように、フォームデータ
の格納先と給紙位置情報とが1対1になるように格納さ
れる。図3に示される給紙位置情報フィールドにおける
給紙位置とは、印刷媒体としての用紙が積載されている
複数の給紙トレイ、手差しトレイ等である。このよう
に、各トレイとフォームデータとを対応付けておくと、
操作者が、フォームデータの識別子を把握していなくて
も、トレイを選択することによって、所望のフォームを
オーバレイ印刷することができる。
【0028】これは、いくつかの種類のフォームがある
程度固定的に使用される商店の伝票印刷、医療機関の医
療明細等の印刷を行う場合に利点がある。この場合、決
められた用紙が積載されているトレイを使用して印刷を
行う場合は、フォームデータの識別子を指定することな
くフォームオーバレイ印刷を行うことができる。例え
ば、顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票との形
式が異なる場合には、給紙トレイ1に対して顧客に渡す
伝票の印刷を、給紙トレイ2に対して控え用の伝票の印
刷を行うようすると、各トレイを指定することによって
自動的にフォームデータが選択されることになる。
【0029】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 給紙位置情報を認識する。 ステップS2 フォームデータを取得する。 ステップS3 同一の給紙位置情報にフォームが登録さ
れているか否かを判断する。登録されている場合はステ
ップS4に進み、登録されていない場合はステップS5
に進む。 ステップS4 登録データを削除する。 ステップS5 フォームデータを格納する。 ステップS6 フォームデータ管理情報テーブル28の
更新を行う。
【0030】次に、印刷データを印刷装置20が受信
し、処理を行う場合の登録済フォームデータのオーバレ
イ処理について説明する。
【0031】図5は本発明の第1の実施の形態における
フォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャートで
ある。
【0032】まず、印刷装置20は、受信した印刷デー
タ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印
刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印
刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷
装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているの
で、給紙位置情報も認識している。
【0033】次に、印刷装置20は、フォームデータ管
理情報テーブル28から認識した給紙位置情報に一致す
るフォームデータを検索し、存在している場合、該フォ
ームデータを印刷イメージデータに展開する。最後に、
先に展開されていた印刷イメージデータにフォームデー
タのオーバレイ処理を施し、印刷を開始する。そして、
同様に連続する以降のページに対しても処理を行う。
【0034】このような動作によって、印刷装置20が
給紙位置毎に異なるフォームデータを自動的に選択して
オーバレイ処理を施した印刷を行うことができる。
【0035】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS11 受信した印刷データのコマンド解析を
行い、ページ区切りを検出する。 ステップS12 印刷データの印刷イメージデータ展開
処理を行う。 ステップS13 フォームデータ管理情報テーブル28
に認識した給紙位置情報に一致するフォームデータが存
在しているか否かを判断する。存在している場合はステ
ップS15に進み、存在していない場合はステップS1
4に進む。 ステップS14 印刷データの印刷イメージデータの印
刷処理を行い、ステップS18に進む。 ステップS15 フォームデータの印刷イメージデータ
展開処理を行う。 ステップS16 印刷データとフォームとのオーバレイ
処理を行う。 ステップS17 オーバレイ処理データの印刷を行う。 ステップS18 すべての印刷ページが終了したか否か
を判断する。終了している場合は処理を終了し、終了し
ていない場合はステップS11に戻る。
【0036】このように、本実施の形態においては、フ
ォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデー
タの識別子を印刷時に指定する必要がなく、各給紙位置
に対応したフォームデータが自動的に選択される。した
がって、操作者は、煩わしさを感じることがなく、給紙
位置を選択するだけで、所望のフォームをオーバレイ印
刷することができるので、使い勝手が向上する。また、
誤った識別子を入力することによる印刷ミスを低減する
ことができる。
【0037】例えば、いくつかの種類のフォームがある
程度固定的に使用される場合、決められた用紙が積載さ
れているトレイを選択することにより、フォームデータ
の識別子を指定することなく、所望のフォームを使用し
てオーバレイ印刷を行うことができる。また、例えば、
顧客に渡す伝票の形式と控えとして残す伝票との形式が
異なる場合には、給紙トレイ1に対して顧客に渡す伝票
の印刷を、給紙トレイ2に対して控え用の伝票の印刷を
行うようすると、各トレイを指定することによって自動
的にフォームデータが選択されることになる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における印刷装置の構造
については、前記第1の実施の形態における印刷装置の
構造と同様であるので、図1を援用して説明する。
【0039】本実施の形態においては、フォームデータ
を印刷装置に登録する場合に、印刷媒体サイズとの関連
情報を持たせることによって、使用される印刷媒体サイ
ズ毎にフォームを選択してオーバレイ印刷を自動的に行
うことができる。
【0040】まず、フォームデータの登録処理について
説明する。
【0041】図6は本発明の第2の実施の形態における
フォームデータ登録データの構造を示す図、図7は本発
明の第2の実施の形態におけるフォームデータ管理情報
テーブルの構造を示す第1の図、図8は本発明の第2の
実施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの
構造を示す第2の図、図9は本発明の第2の実施の形態
におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【0042】この場合、フォームデータの登録時に、印
刷装置20に送信されるデータは、図6に示されるよう
に、フォームデータ登録開始コマンド41、用紙サイズ
情報コマンド42、フォームデータ43及びフォーム登
録終了コマンド44によって構成される。そして、前記
印刷装置20はフォームデータ登録開始コマンド41を
解析した時点でフォームデータの登録処理を起動する。
ここで、前記用紙サイズ情報コマンド42は、フォーム
データ43と関連付けされる印刷条件としての印刷装置
20で使用される用紙情報の1つである用紙サイズ情報
であり、フォームデータ43はフォームオーバレイ時に
展開されるフォームデータの実体である。そして、前記
印刷装置20はフォームデータ登録終了コマンド44を
解析した時点でフォームデータの登録処理を終了する。
【0043】まず、印刷装置20は、フォームデータ登
録開始コマンド41を受信し、解析を行った時点で、次
に続くデータを解析し、印刷条件としての用紙情報の1
つである用紙サイズ情報を認識する。
【0044】この場合、フォームデータ管理情報テーブ
ル28内で同一の用紙サイズ情報のフォームが登録され
ているか否かが確認される。そして、同一のテーブルが
ある場合は、そのテーブルの削除が行われる。なお、用
紙サイズ情報及びフォームデータは印刷装置20内にお
いて1対1の関係が維持される。
【0045】次に、用紙サイズ情報が認識された後、フ
ォームデータ登録終了コマンド44が認識された時点
で、用紙サイズ情報コマンド42以降のデータに基づい
て、フォームデータ登録終了コマンド44の前のデータ
がフォームデータ43として認識され、フォームデータ
格納部29に格納される。続いて、格納先及び用紙サイ
ズ情報がフォームデータ管理情報テーブル28に追加さ
れる。これにより、用紙サイズ情報とフォームデータと
の相関関係を付けた登録作業が終了する。
【0046】ここで作成されたフォームデータ管理情報
テーブル28は、図7に示されるように、フォームデー
タの格納先と用紙情報とが1対1になっている。また、
図8に示されるように、用紙の種類についても対応付け
ることができる。この場合、用紙情報は、A4、A3等
の用紙サイズ情報だけではなく、用紙の種類、厚紙、薄
紙、OHP用紙等の情報であってもよい。
【0047】これは、いくつかの種類のフォームがある
程度固定的に使用される商店の伝票印刷、医療機関の医
療明細等の印刷を行う場合に利点がある。この場合、決
められた用紙を使用して印刷を行う場合は、フォームデ
ータの識別子を指定することなくフォームオーバレイ印
刷を行うことができる。例えば、顧客に渡す伝票の形式
と控えとして残す伝票との形式が異なる場合には、第1
の用紙に顧客に渡す伝票の印刷を、第2の用紙に控え用
の伝票の印刷を行うようすると、各用紙の種類を指定す
ることによって自動的にフォームデータが選択されるこ
とになる。
【0048】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS21 用紙サイズ情報を認識する。 ステップS22 フォームデータを取得する。 ステップS23 同一の用紙サイズ情報にフォームが登
録されているか否かを判断する。登録されている場合は
ステップS24に進み、登録されていない場合はステッ
プS25に進む。 ステップS24 登録データを削除する。 ステップS25 フォームデータを格納する。 ステップS26 フォームデータ管理情報テーブル28
の更新を行う。
【0049】次に、印刷データを印刷装置20が受信
し、処理を行う場合の登録済フォームデータとのオーバ
レイ処理について説明する。
【0050】図10は本発明の第2の実施の形態におけ
るフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャート
である。
【0051】まず、印刷装置20は、受信した印刷デー
タ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印
刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印
刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷
装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているの
で、用紙サイズ情報も認識している。
【0052】次に、印刷装置20は、フォームデータ管
理情報テーブル28から認識した用紙サイズ情報テーブ
ルに一致するフォームデータを検索し、存在している場
合、該フォームデータを印刷イメージデータに展開す
る。最後に、先に展開されていた印刷イメージデータに
フォームデータのオーバレイ処理を施し、印刷を開始す
る。そして、同様に連続する以降のページに対しても処
理を行う。
【0053】このような動作によって、印刷装置20が
印刷時に使用する用紙サイズ毎に異なるフォームデータ
を自動的に選択してオーバレイ処理を施した印刷を行う
ことができる。
【0054】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 受信した印刷データのコマンド解析を
行い、ページ区切りを検出する。 ステップS32 印刷データの印刷イメージデータ展開
処理を行う。 ステップS33 フォームデータ管理情報テーブル28
に認識した用紙サイズ情報に一致するフォームデータが
存在しているか否かを判断する。存在している場合はス
テップS35に進み、存在していない場合はステップS
34に進む。 ステップS34 印刷データの印刷イメージデータの印
刷処理を行い、ステップS38に進む。 ステップS35 フォームデータの印刷イメージデータ
展開処理を行う。 ステップS36 印刷データとフォームとのオーバレイ
処理を行う。 ステップS37 オーバレイ処理データの印刷を行う。 ステップS38 すべての印刷ページが終了したかどう
かを判断する。終了している場合は処理を終了し、終了
していない場合はステップS31に戻る。
【0055】このように、本実施の形態においては、フ
ォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデー
タの識別子を印刷時に指定する必要がなく、各用紙の種
類に対応したフォームデータが自動的に選択される。し
たがって、操作者は、煩わしさを感じることがなく、用
紙を選択するだけで、所望のフォームをオーバレイ印刷
することができるので、使い勝手が向上する。また、誤
った識別子を入力することによる印刷ミスを低減するこ
とができる。
【0056】例えば、いくつかの種類のフォームがある
程度固定的に使用される場合、決められた用紙を選択す
ることにより、フォームデータの識別子を指定すること
なく、所望のフォームを使用してオーバレイ印刷を行う
ことができる。また、例えば、顧客に渡す伝票の形式と
控えとして残す伝票との形式が異なる場合には、第1の
用紙に顧客に渡す伝票の印刷を、第2の用紙に控え用の
伝票の印刷を行うようすると、各用紙を指定することに
よって自動的にフォームデータが選択されることにな
る。
【0057】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における印刷装置の構造
については、前記第1の実施の形態における印刷装置の
構造と同様であるので、図1を援用して説明する。
【0058】本実施の形態においては、フォームデータ
を印刷装置に登録する場合に、両面印刷の表面印刷と裏
面印刷との関連情報を持たせることによって、両面印刷
時の表面と裏面とに異なるフォームデータを使用したフ
ォームオーバレイ印刷を自動的に行うことができる印刷
制御方法について説明する。
【0059】まず、フォームデータの登録処理について
説明する。
【0060】図11は本発明の第3の実施の形態におけ
るフォームデータ登録データの構造を示す図、図12は
本発明の第3の実施の形態におけるフォームデータ管理
情報テーブルの構造を示す第1の図、図13は本発明の
第3の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テー
ブルの構造を示す第2の図、図14は本発明の第3の実
施の形態におけるフォームデータ管理情報テーブルの構
造を示す第3の図、図15は本発明の第3の実施の形態
におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【0061】この場合、フォームデータの登録時に、印
刷装置20に送信されるデータは、図11に示されるよ
うに、フォームデータ登録開始コマンド51、両面印刷
表裏情報コマンド52、フォームデータ53及びフォー
ムデータ登録終了コマンド54によって構成される。そ
して、前記印刷装置20はフォームデータ登録開始コマ
ンド51を解析した時点でフォームデータの登録処理を
起動する。ここで、前記両面印刷表裏情報コマンド52
はフォームデータ53と関連付けされる印刷条件として
の両面印刷時の表裏情報であり、フォームデータ53は
両面印刷の表裏それぞれのフォームデータであり、フォ
ームオーバレイ時に展開されるフォームデータの実体で
ある。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録
終了コマンド54を解析した時点でフォームデータの登
録処理を終了する。
【0062】まず、印刷装置20は、フォームデータ登
録開始コマンド51を受信し、解析を行った時点で、次
に続くデータを解析し、両面印刷表情報であるか両面印
刷裏情報であるかを認識する。
【0063】この場合、フォームデータ管理情報テーブ
ル28内で両面印刷表裏情報のフォームが登録されてい
るか否かが確認される。そして、同一のテーブルがある
場合は、そのテーブルの削除が行われる。なお、両面印
刷表裏情報及びフォームデータは印刷装置20内におい
て1対1の関係が維持される。
【0064】次に、両面印刷表裏情報が認識された後、
フォームデータ登録終了コマンド54が認識された時点
で、用紙サイズ情報コマンド52以降のデータに基づい
て、フォームデータ登録終了コマンド54の前のデータ
がフォームデータ53として認識され、フォームデータ
格納部29に格納される。続いて、格納先及び両面印刷
表裏情報がフォームデータ管理情報テーブル28に追加
される。これにより、両面印刷表裏情報とフォームデー
タとの相関関係を付けた登録作業が終了する。
【0065】ここで、作成された前記フォームデータ管
理情報テーブル28は、図12に示されるように、フォ
ームデータの格納先と両面印刷表裏情報とが1対1にな
っている。なお、本実施の形態においては、両面印刷の
表裏のフォームデータを印刷装置20内で1対1の対応
付けを行って格納するようになっているが、前記第1及
び第2の実施の形態と組み合わせて格納することもでき
る。
【0066】この場合、フォームデータの識別子を指定
する必要がなく、また、図13に示されるように、給紙
位置、用紙種類、両面・片面印刷を組み合わせることが
できる。
【0067】そして、操作者が識別子を全く指定しない
という考え方だけでなく、なるべく識別子で指定するこ
とを少なくする考え方を採用することもできる。この場
合、両面印刷を行う時に、表面と裏面とに印刷されるフ
ォームデータは対応付けられたフォームデータが使用さ
れることが多いことに着目することができる。そして、
両面印刷を行う時に、表面印刷のフォームデータが操作
者によって指定されると、前記表面印刷のフォームデー
タに対応してあらかじめ設定されている裏面印刷のフォ
ームデータが自動的に選択されるようにする。
【0068】これにより、操作者は、従来のように、表
面、裏面印刷に対してそれぞれ別々にフォームデータを
指定する必要がなく、表面印刷のフォームデータだけを
指定すればよいので、煩わしさを感じることがない。こ
の場合、図14に示されるようなテーブルを用意してお
くことが望ましい。例えば、両面印刷を行う時に、操作
者がフォームデータNO.1を指定すると、裏面のフォ
ームデータを指定しなくても、自動的にフォームデータ
NO.5が読み出されて裏面印刷時に合成されて印刷が
行われる。
【0069】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS41 両面印刷表裏情報を認識する。 ステップS42 フォームデータを取得する。 ステップS43 両面印刷表裏情報にフォームが登録さ
れているか否かを判断する。登録されている場合はステ
ップS44に進み、登録されていない場合はステップS
45に進む。 ステップS44 登録データを削除する。 ステップS45 フォームデータを格納する。 ステップS46 フォームデータ管理情報テーブル28
の更新を行う。
【0070】次に、印刷データを印刷装置20が受信
し、処理を行う場合の登録済フォームデータとのオーバ
レイ処理について説明する。
【0071】図16は本発明の第3の実施の形態におけ
るフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャート
である。
【0072】まず、印刷装置20は、受信した印刷デー
タ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印
刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印
刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷
装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているの
で、両面印刷が指示されている印刷データであるか否か
を認識している。
【0073】そして、両面印刷が指示されていた場合、
印刷装置20は、フォームデータ管理情報テーブル28
から認識した両面印刷表情報テーブルから一致するフォ
ームデータを検索する。そして、存在している場合は、
前記フォームデータを印刷イメージデータに展開する。
最後に、先に展開されていた印刷イメージデータとフォ
ームデータとをオーバレイ処理を施し、印刷を開始す
る。このようにして、両面印刷の表に関するオーバレイ
処理が完了する。
【0074】次に、同様に、次のページのページ区切り
を検出し、両面印刷の裏のオーバレイ処理を行う。そし
て、同様に表面及び裏面に関する処理を交互に繰り返し
てすべての印刷ページが終了するまで行う。
【0075】このような動作によって、印刷装置20が
両面印刷時に表面と裏面とで異なるフォームデータを自
動的に選択して、オーバレイ処理を施した印刷を行うこ
とができる。
【0076】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS51 受信した印刷データのコマンド解析を
行い、ページ区切りを検出する。 ステップS52 印刷データの印刷イメージデータ展開
処理を行う。 ステップS53 フォームデータ管理情報テーブル28
に認識した両面印刷表裏情報に一致するフォームデータ
が存在しているか否かを判断する。存在している場合は
ステップS55に進み、存在していない場合はステップ
S54に進む。 ステップS54 印刷データの印刷イメージデータの印
刷処理を行い、ステップS58に進む。 ステップS55 フォームデータの印刷イメージデータ
展開処理を行う。 ステップS56 印刷データとフォームとのオーバレイ
処理を行う。 ステップS57 オーバレイ処理データの印刷を行う。 ステップS58 両面印刷の裏面の印刷が終了したか否
かを判断する。終了している場合はステップS59に進
み、終了していない場合はステップS51に戻る。 ステップS59 すべての印刷ページが終了したか否か
を判断する。終了している場合は処理を終了し、終了し
ていない場合はステップS51に戻る。
【0077】このように、本実施の形態においては、フ
ォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデー
タの識別子を印刷時に指定する必要がなく、両面印刷時
にフォームデータが自動的に選択される。したがって、
操作者は、煩わしさを感じることがなく、所望のフォー
ムをオーバレイ印刷することができるので、使い勝手が
向上する。また、誤った識別子を入力することによる印
刷ミスを低減することができる。
【0078】また、表面のフォームデータに対応してあ
らかじめ裏面印刷のフォームデータを設定しておくと、
表面印刷のフォームデータだけを指定すればよいので、
操作者は煩わしさを感じることがない。
【0079】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における印刷装置の構造
については、前記第1の実施の形態における印刷装置の
構造と同様であるので、図1を援用して説明する。
【0080】本実施の形態においては、フォームデータ
を印刷装置に登録する場合に、印刷装置のコピー機能に
よって同一内容が複数枚印刷される印刷条件の各ページ
との関連を持たせることによって、同一内容の印刷を印
刷装置のコピー機能によって行う場合、各ページ毎に異
なるフォームデータを使用したフォームオーバレイ印刷
を自動的に行うことができる。
【0081】まず、フォームデータの登録処理について
説明する。
【0082】図17は本発明の第4の実施の形態におけ
るフォームデータ登録データの構造を示す図、図18は
本発明の第4の実施の形態におけるフォームデータ管理
情報テーブルの構造を示す第1の図、図19は本発明の
第4の実施の形態におけるフォームデータ管理情報テー
ブルの構造を示す第2の図、図20は本発明の第4の実
施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示す
フローチャートである。
【0083】この場合、フォームデータの登録時に、印
刷装置20に送信されるデータは、図17に示されるよ
うに、フォームデータ登録開始コマンド61、コピーペ
ージ指定情報コマンド62、フォームデータ63及びフ
ォームデータ登録終了コマンド64によって構成され
る。そして、前記印刷装置20はフォームデータ登録開
始コマンド61を解析した時点でフォームデータの登録
処理を起動する。ここで、前記コピーページ指定情報コ
マンド62はフォームデータ63と関連付けされる印刷
条件としてのコピーページ指定情報であり、フォームデ
ータ63はフォームオーバレイ時に展開されるフォーム
データの実体である。そして、前記印刷装置20はフォ
ームデータ登録終了コマンド64を解析した時点でフォ
ームデータの登録処理を終了する。ただし、コピーペー
ジとして複数指定することができるので、テーブルの最
大数は印刷装置20のコピー可能最大数となる。
【0084】まず、印刷装置20は、フォームデータ登
録開始コマンド61を受信し、解析を行った時点で、次
に続くデータを解析し、コピーページ指定情報を認識す
る。
【0085】この場合、フォームデータ管理情報テーブ
ル28内でコピーページ指定情報のフォームが登録され
ているか否かが確認される。そして、同一のテーブルが
ある場合は、そのテーブルの削除又は修正が行われる。
なお、コピーページ指定情報及びフォームデータは印刷
装置20内において1対1の関係が維持される。
【0086】次に、コピーページ指定情報が認識された
後、フォームデータ登録終了コマンド64が認識された
時点で、コピーページ指定情報コマンド62以降のデー
タに基づいてフォームデータ登録終了コマンド64の前
のデータがフォームデータ63として認識され、フォー
ムデータ格納部29に格納される。続いて、格納先及び
コピーページ指定情報がフォームデータ管理情報テーブ
ル28に追加される。これにより、コピーページ指定情
報とフォームデータとの相関関係を付けた登録作業が終
了する。
【0087】ここで、作成されたフォームデータ管理情
報テーブル28は、図18に示されるように、フォーム
データの格納先とコピーページ指定情報とが1対1にな
っている。本実施の形態は、例えば、顧客に渡す伝票の
形式と控えとして残す伝票の形式とが異なる場合に、有
効に使用することができる。そして、ホスト装置11
は、同じデータを送信するだけで、異なるフォームの印
刷を行うことができる。この場合においても、フォーム
データをそれぞれ指定する必要はない。
【0088】また、フォームデータ管理情報テーブル2
8を図19に示されるように設定すると、例えば、コピ
ー枚数3を指定すると、1部目のコピーはフォームデー
タNO.1で印刷が行われ、2部目のコピーはフォーム
データNO.2で印刷が行われ、3部目のコピーはフォ
ームデータNO.3で印刷が行われる。さらに、ホスト
装置11から送信されるデータを印刷装置20内で保持
するようにしておくと、ホスト装置11からは1部のデ
ータを送信するだけで、それぞれ異なるフォームデータ
で3部の印刷を行うことができる。
【0089】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS61 コピーページ指定情報を認識する。 ステップS62 フォームデータを取得する。 ステップS63 コピーページ指定情報にフォームが登
録されているか否かを判断する。登録されている場合は
ステップS64に進み、登録されていない場合はステッ
プS65に進む。 ステップS64 登録データを削除又は修正する。 ステップS65 フォームデータを格納する。 ステップS66 フォームデータ管理情報テーブル28
の更新を行う。
【0090】次に、印刷データを印刷装置20が受信
し、処理を行う場合の登録済フォームデータとのオーバ
レイ処理について説明する。
【0091】図21は本発明の第4の実施の形態におけ
るフォームオーバレイ処理の動作を示すフローチャート
である。
【0092】まず、印刷装置20は、受信した印刷デー
タ内のコマンド解析を行い、ページ区切りを検出し、印
刷イメージデータに展開し、該印刷イメージデータを印
刷データ展開エリア24に格納する。この時点で、印刷
装置20は1ページ分のコマンド解析を終了しているの
で、コピー印刷であるか否か、及び、コピー枚数を認識
している。
【0093】次に、印刷装置20は、フォームデータ管
理情報テーブル28から認識した1ページ目のコピー印
刷用に登録されているフォームデータを検索し、存在し
ている場合は、フォームデータを印刷イメージデータに
展開する。最後に、先に展開されていた印刷イメージデ
ータにフォームデータのオーバレイ処理を施し、印刷を
開始する。このようにして、同様に、随時残りのコピー
に対して適合するフォームデータをフォームデータ管理
情報テーブル28から検索し、印刷イメージデータにフ
ォームデータのオーバレイ処理を施して印刷を行ってい
く。
【0094】このような動作によって、印刷装置20が
コピー印刷時に異なるフォームデータを自動的に選択し
て、オーバレイ処理を施した印刷を行うことができる。
【0095】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS71 受信した印刷データのコマンド解析を
行い、ページ区切りを検出する。 ステップS72 印刷データの印刷イメージデータ展開
処理を行う。 ステップS73 フォームデータ管理情報テーブル28
にコピーページ指定情報に登録されているフォームが存
在しているか否かを判断する。存在している場合 はステップS75に進み、存在していない場合はステッ
プS74に進む。 ステップS74 印刷データの印刷イメージデータの印
刷処理を行い、ステップS78に進む。 ステップS75 フォームデータの印刷イメージデータ
展開処理を行う。 ステップS76 印刷データとフォームとのオーバレイ
処理を行う。 ステップS77 オーバレイ処理データの印刷を行う。 ステップS78 コピー分のすべての印刷が終了したか
否かを判断する。終了している場合はステップS79に
進み、終了していない場合はステップS71に戻る。 ステップS79 すべての印刷ページが終了したか否か
を判断する。終了している場合は処理を終了し、終了し
ていない場合はステップS71に戻る。
【0096】このように、本実施の形態においては、フ
ォームオーバレイ印刷を行う場合、所望のフォームデー
タの識別子を印刷時に指定する必要がなく、かつ、コピ
ーモードでの印刷において、同一の内容の印刷データに
対して異なるフォームデータを使用することができる。
そのため、従来、コピーモード時は各ページに対して異
なるフォームデータを使用することが不可能であったの
に、同一の内容の印刷データに対して異なるフォームデ
ータを使用することができるようになった。
【0097】したがって、操作者は、煩わしさを感じる
ことがなく、所望のフォームをオーバレイ印刷すること
ができるので、使い勝手が向上する。また、誤った識別
子を入力することによる印刷ミスを低減することができ
る。
【0098】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態における印刷装置は、い
かなる種類のフォームであっても印刷することができる
ものであるが、本実施の形態においては、説明の都合
上、フォームとして帳簿の台紙を印刷する場合について
説明する。
【0099】図22は本発明の第5の実施の形態におけ
る印刷装置の構成を示す図である。
【0100】図において、70はホスト装置、80は該
ホスト装置70に接続された印刷装置である。ここで、
前記ホスト装置70は、例えば、CPU、MPU等の演
算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、キ
ーボード、マウス等の入力装置72、CRT、液晶ディ
スプレイ等の出力装置73、通信インターフェイス等を
備えるコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ、
携帯情報端末等であるが、スキャナ、デジタルカメラ等
であってもよい。また、印刷装置80は、紙、プラスチ
ックシート等の印刷媒体に印刷するための装置であり、
例えば、電子写真式印刷装置、インクジェット式印刷装
置、インクリボン式印刷装置等であるが、いかなる種類
の印刷装置であってもよい。
【0101】また、ホスト装置70は、さらに、帳簿の
台紙のフォームを示す台紙データからオーバレイするフ
ォームデータを作成するためのアプリケーション(A
P)71及びプリンタドライバ74を有する。そして、
アプリケーション71を起動し、入力装置72に所定の
事項を入力することによって、帳簿の台紙データを作成
することができる。さらに、前記台紙データに基づい
て、プリンタドライバ74又はアプリケーション71を
作動させて、前記帳簿の台紙のフォームデータを作成す
る。そして、該フォームデータを印刷装置80に送信し
て、ダウンロードする。
【0102】ここで、該印刷装置80は、記憶装置81
を有し、ホスト装置70から受信してダウンロードした
前記帳簿の台紙のフォームデータを前記記憶装置81に
格納することができるようになっている。なお、一つ一
つのフォームデータをまとめてモジュール化して、一つ
のデータとして管理するために印刷装置80又はホスト
装置70がモジュールを作成し、該モジュールを前記記
憶装置81に格納するようになっている。
【0103】このように、印刷装置80の記憶装置81
に帳簿の台紙のフォームデータをモジュール化して登録
しておくと、印刷毎に台紙のフォームデータを作成する
手間を省くことができ、さらに、フォームデータを転送
する手間を省くことができる。
【0104】次に、前記構成の印刷装置の動作について
詳細に説明する。まず、台紙データ作成処理の動作につ
いて説明する。
【0105】図23は本発明の第5の実施の形態におけ
る帳簿の例を示す図、図24は本発明の第5の実施の形
態におけるオーバレイ用のフォームデータの例を示す
図、図25は本発明の第5の実施の形態における台紙デ
ータ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【0106】まず、ホスト装置70は、図23に示され
るような帳簿の台紙データを作成し、作成が終了する
と、台紙データに基づいて図24に示されるようなオー
バレイ用のフォームデータを作成する。
【0107】続いて、ホスト装置70は、他の帳簿の台
紙データがあるか否かを判断し、他の帳簿の台紙データ
がない場合は、フォームデータに管理データを付与し
て、印刷装置80に送信する。
【0108】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS81 帳簿の台紙データを作成する。 ステップS82 帳簿の台紙データの作成が終了してい
るか否かを判断する。終了している場合はステップS8
3に進み、終了していない場合はステップS81に戻
る。 ステップS83 台紙データに基づいてオーバレイ用の
フォームデータを作成する。 ステップS84 他の帳簿の台紙データがあるか否かを
判断する。他の帳簿の台紙データがある場合はステップ
S81に戻り、他の帳簿の台紙データがない場合はステ
ップS85に進む。 ステップS85 フォームデータに管理データを付与し
て印刷装置80に送信する。
【0109】次に、フォームデータ登録処理の動作につ
いて説明する。
【0110】図26は本発明の第5の実施の形態におけ
る管理テーブルの例を示す図、図27は本発明の第5の
実施の形態における管理テーブルに登録されたフォーム
データの例を示す図、図28は本発明の第5の実施の形
態におけるフォームデータ登録処理の動作を示すフロー
チャートである。
【0111】まず、印刷装置80は、フォームデータ及
び管理データを受信し、図26に示されるような管理テ
ーブルを記憶装置81内に作成し、前記管理テーブルに
図27に示されるようにフォームデータを登録する。
【0112】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS91 フォームデータ及び管理データを受信
する。 ステップS92 管理テーブルを作成する。 ステップS93 フォームデータを登録する。
【0113】次に、印刷処理の動作について説明する。
【0114】図29は本発明の第5の実施の形態におけ
る帳簿の入力データの例を示す図、図30は本発明の第
5の実施の形態における管理データの例を示す図、図3
1は本発明の第5の実施の形態における印刷処理の動作
を示すフローチャートである。
【0115】まず、印刷装置80は、図29に示される
ような帳簿の入力データ及び図30に示されるような管
理データを受信する。そして、該管理データを解析し、
対応するフォームデータ番号を決定する。続いて、印刷
装置80は、前記フォームデータ番号に従って、例え
ば、図24に示されるようなフォームデータを記憶装置
81から読み出し、前記フォームデータと、前記図29
に示されるような帳簿の入力データとを合成する。そし
て、合成されたデータを展開して印刷を行う。これによ
り、図23に示されるような帳簿が印刷される。そし
て、すべての帳簿データの印刷が完了するまで前述され
た処理を繰り返す。
【0116】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS101 帳簿の入力データ及び管理データを
受信する。 ステップS102 管理データを解析し、対応するフォ
ームデータ番号を決定する。 ステップS103 フォームデータ番号に従ってフォー
ムデータを読み出す。 ステップS104 フォームデータと受信した帳簿の入
力データとを合成する。 ステップS105 データを展開し、印刷を行う。 ステップS106 すべての帳簿データの印刷が完了し
たか否かを判断する。完了した場合は処理を終了し、完
了していない場合はステップS102に戻る。
【0117】なお、本実施の形態においては、印刷装置
80が管理テーブルを作成する場合について説明した
が、ホスト装置70が管理テーブルを作成して、図示さ
れない記憶手段に格納してもよい。この場合、印刷装置
80は、フォームデータと番号の対応に関するデータを
記憶装置81に格納する。
【0118】このように、本実施の形態においては、帳
簿の印刷を指定するだけで帳簿に必要な枚数分を自動的
に印刷することができるので、枚数の指定を間違えるこ
とがない。また、印刷データが帳簿の入力データだけで
済むので、印刷データの転送時間及び台紙の印刷データ
の作成時間を短縮することができ、印刷時間自体の短縮
にもつながる。
【0119】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、第1及び5の実施の形態と同じ構造を
有するものについては、同じ符号を付与することによっ
てその説明を省略する。
【0120】図32は本発明の第6の実施の形態におけ
る印刷装置の構成を示す図である。
【0121】この場合、印刷装置80は複数の給紙トレ
イ、例えば、給紙トレイ1〜3を備えている。そして、
記憶装置81には、フォームデータが前記給紙トレイの
それぞれに対応するように、例えば、フォームデータ1
〜3のように、それぞれ、独立して格納されている。
【0122】次に、前記構成の印刷装置の動作について
説明する。まず、フォームデータ登録処理の動作につい
て説明する。
【0123】図33は本発明の第6の実施の形態におけ
る管理テーブルの例を示す図、図34は本発明の第6の
実施の形態におけるフォームデータ登録処理の動作を示
すフローチャートである。
【0124】まず、印刷装置80は、フォームデータ及
び管理データを受信し、図33に示されるような管理テ
ーブルを作成し、フォームデータを給紙トレイに対応さ
せて登録する。
【0125】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS111 フォームデータ及び管理データを受
信する。 ステップS112 管理テーブルを作成する。 ステップS113 フォームデータを登録する。
【0126】次に、印刷処理の動作について説明する。
【0127】図35は本発明の第6の実施の形態におけ
る印刷処理の動作を示すフローチャートである。
【0128】まず、印刷装置80は、前記第5の実施の
形態における図29に示されるような帳簿の入力デー
タ、及び、図30に示されるような管理データを受信す
る。そして、該管理データを解析し、対応するフォーム
データ番号を決定する。続いて、印刷装置80は、前記
フォームデータ番号に従って、例えば、前記第5の実施
の形態における図24に示されるようなフォームデータ
を記憶装置81から読み出し、前記フォームデータと、
前記図29に示されるような帳簿の入力データとを合成
する。そして、図33に示されるような管理テーブルか
らトレイを選択する。続いて、印刷装置80は、合成さ
れたデータを展開して、印刷を行う。これにより、前記
第5の実施の形態における図23に示されるような帳簿
が印刷される。そして、すべての帳簿データの印刷が完
了するまでこのような処理を繰り返す。
【0129】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS121 帳簿の入力データ及び管理データを
受信する。 ステップS122 管理データを解析し、対応するフォ
ームデータ番号を決定する。 ステップS123 フォームデータ番号に従ってフォー
ムデータを読み出す。 ステップS124 フォームデータと受信された帳簿の
入力データとを合成する。 ステップS125 管理テーブルから給紙トレイを選択
する。 ステップS126 データを展開し、印刷を行う。 ステップS127 すべての帳簿データの印刷が完了し
たか否かを判断する。完了した場合は処理を終了し、完
了していない場合はステップS122に戻る。
【0130】このように、本実施の形態においては、帳
簿の印刷を指定するだけで帳簿に必要な枚数分を自動的
に印刷することができるので、枚数の指定を間違えるこ
とがない。また、印刷データが帳簿の入力データだけで
済むので、印刷データの転送時間及び台紙の印刷データ
の作成時間を短縮することができ、印刷時間自体の短縮
にもつながる。
【0131】さらに、フォームデータに対応してトレイ
も選択されているので、台紙に合ったサイズ、厚さ、種
類の用紙を自動的に選択することができる。
【0132】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。なお、第1及び5の実施の形態と同じ構造を
有するものについては、同じ符号を付与することによっ
てその説明を省略する。
【0133】図36は本発明の第7の実施の形態におけ
る印刷装置の構成を示す図である。
【0134】この場合、印刷装置80は、記憶装置8
1、入力装置82、及び、印刷データを作成する印刷デ
ータ作成装置83を備える。該印刷データ作成装置83
は、帳簿の入力データが空であり、かつ、入力装置82
から入力された台紙のフォームデータを使用する印刷デ
ータを作成する。なお、84はプリンタエンジン部であ
る。
【0135】次に、前記構成の印刷装置の動作について
説明する。まず、印刷処理の動作について説明する。
【0136】図37は本発明の第7の実施の形態におけ
る入力データの例を示す図、図38は本発明の第7の実
施の形態における空の帳簿データの例を示す図、図39
は本発明の第7の実施の形態における帳簿の台紙の例を
示す図、図40は本発明の第7の実施の形態における印
刷処理の動作を示すフローチャートである。
【0137】まず、入力装置82から図37に示される
ような入力データとしての台紙印刷及び管理データが入
力されると、印刷装置80は、前記管理データを解析
し、対応するフォームデータ番号を決定する。続いて、
印刷装置80は、フォームデータ番号に従ってフォーム
データを読み出し、対応するフォームデータに対して図
38に示されるような空の帳簿データを作成する。そし
て、空の帳簿データとフォームデータとを合成して印刷
を行う。これにより、図39に示されるような帳簿の台
紙が印刷される。そして、指定枚数の印刷が完了するま
でこのような処理を繰り返す。
【0138】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS131 台紙印刷及び管理データを入力す
る。 ステップS132 管理データを解析し、対応するフォ
ームデータ番号を決定する。 ステップS133 フォームデータ番号に従ってフォー
ムデータを読み出す。 ステップS134 対応するフォームデータに対して空
の帳簿データを作成する。 ステップS135 空の帳簿データとフォームデータと
を合成して印刷を行う。 ステップS136 指定枚数の印刷が完了したか否かを
判断する。完了した場合は処理を終了し、完了していな
い場合はステップS135に戻る。
【0139】なお、本実施の形態においては、空の帳簿
データを作成してフォームデータと合成するようにし、
通常のフォームオーバレイ印刷手順と変わらない処理を
実行しているが、空の帳簿データを作成せずに、指定さ
れたフォームデータだけを印刷してもよい。
【0140】このように、本実施の形態においては、台
紙だけの印刷を行う際に、ホスト装置70を必要とする
ことなく、印刷を行うことができる。
【0141】次に、本発明の第8の実施の形態について
説明する。なお、第1及び5の実施の形態と同じ構造を
有するものについては、同じ符号を付与することによっ
てその説明を省略する。
【0142】図41は本発明の第8の実施の形態におけ
る印刷装置の構成を示す図である。
【0143】この場合、印刷装置80は、記憶装置8
1、ラスタライズ処理装置85、画像変換装置86及び
入出力装置87を備える。ここで、ラスタライズ処理装
置85はフォームデータを印刷する時にラスタライズす
る。また、画像変換装置86は、ラスタライズされた前
記フォームデータをJPEG(Joint Photo
graphic Expert Group)、ビット
マップ(bit map)等の画像フォーマットに変換
するようになっている。
【0144】また、ホスト装置70は、入力装置72及
び出力装置73に加えて通信ソフト75を備える。該通
信ソフト75は、印刷装置80から受信した画像を出力
装置73の画面等に表示する機能を備えている。
【0145】次に、前記構成の印刷装置の動作について
説明する。
【0146】この場合、ホスト装置70で印刷データを
作成する際に、画像フォーマットへの変換命令、及び、
それをホスト装置70に転送する命令を付加する。この
ように作成された印刷データを印刷装置80にダウンロ
ードする。
【0147】そして、この印刷データを受け取った印刷
装置80は、通常の印刷時にも使用される印刷データを
ラスタライズするラスタライズ処理装置85にこの命令
を通知する。続いて、該ラスタライズ処理装置85はラ
スタライズデータを作成し、そのデータをJPEG、ビ
ットマップ等の画像フォーマットに変換する画像変換装
置86に転送する。そして、該画像変換装置86は指定
された画像フォーマットへの変換処理を行い、変換され
た画像とホスト装置70上の印刷装置80と通信する機
能を備えた通信ソフト75に対して変換された画像を転
送した旨を通知する命令をホスト装置70に転送する。
該ホスト装置70上に備えられている通信ソフト75が
印刷装置80からの通知を受け取ると、印刷装置80上
で作成された印刷データの画像を表示する。なお、オー
バレイのホスト装置70上での表示もこれと同様な処理
で行うことができる。
【0148】次に、プレビュー処理の動作について説明
する。
【0149】図42は本発明の第8の実施の形態におけ
る管理データの例を示す図、図43は本発明の第8の実
施の形態におけるプレビュー処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【0150】まず、印刷装置80は、前記第5の実施の
形態における図29に示されるような帳簿の入力デー
タ、及び、図42に示されるような管理データを受信す
る。そして、該管理データを解析し、対応するフォーム
データ番号を決定する。続いて、印刷装置80は、前記
フォームデータ番号に従って、例えば、前記第5の実施
の形態における図24に示されるようなフォームデータ
を記憶装置81から読み出し、前記フォームデータと、
前記図29に示されるような帳簿の入力データとを合成
する。
【0151】そして、印刷装置80は、転送命令がある
か否かを判断し、転送命令がない場合は印刷を行い、転
送命令がある場合は、データを変換してホスト装置70
に送信し、該ホスト装置70に表示する。これにより、
前記第5の実施の形態における図23に示されるような
帳簿が印刷又は表示される。
【0152】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS141 帳簿の入力データ及び管理データを
受信する。 ステップS142 管理データを解析し、対応するフォ
ームデータ番号を決定する。 ステップS143 フォームデータ番号に従ってフォー
ムデータを読み出す。 ステップS144 フォームデータと受信された帳簿の
入力データとを合成する。 ステップS145 転送命令があるかどうかを判断す
る。転送命令がある場合は ステップS147に、転送命令がない場合はステップS
146に進む。 ステップS146 印刷を行う。 ステップS147 データを変換し、ホスト装置70に
送信する。 ステップS148 ホスト装置70に表示する。
【0153】このように、本実施の形態においては、操
作者は、印刷装置80に登録されている帳簿の台紙等の
フォームデータを、帳簿を作成するホスト装置70にお
いて視覚的に確認することができる。また、実際に印刷
を行う際、一般的なアプリケーションの印刷プレビュー
機能では、フォームデータやフォントなどのプリンタリ
ソースに依存した画像の表示を行うことができないが、
本実施の形態においては、印刷装置80のリソースを使
用することによって、プリンタリソースに依存した画像
が表示された印刷プレビューを行うことができる。
【0154】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0155】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印刷制御方法においては、フォームデータを印刷
条件に対応して記憶させ、印刷データを解析して該印刷
データの印刷条件を抽出し、前記印刷データと、該印刷
データの印刷条件に対応するフォームデータとを合成し
てフォームオーバレイ印刷を行う。
【0156】この場合、フォームデータの識別子を入力
しなくても、自動的に適切なフォームデータが選択され
るので、操作者が煩わしく感じることなく、操作が短時
間で済み、常に印刷データがその内容に合致したフォー
ムに印刷された印刷物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における印刷装置の
構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるフォームデ
ータ登録データの構造を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるフォームデ
ータ管理情報テーブルの構造を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるフォームデ
ータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるフォームオ
ーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデ
ータ登録データの構造を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデ
ータ管理情報テーブルの構造を示す第1の図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデ
ータ管理情報テーブルの構造を示す第2の図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるフォームデ
ータ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるフォーム
オーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態におけるフォーム
データ登録データの構造を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態におけるフォーム
データ管理情報テーブルの構造を示す第1の図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるフォーム
データ管理情報テーブルの構造を示す第2の図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるフォーム
データ管理情報テーブルの構造を示す第3の図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるフォーム
データ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施の形態におけるフォーム
オーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第4の実施の形態におけるフォーム
データ登録データの構造を示す図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態におけるフォーム
データ管理情報テーブルの構造を示す第1の図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態におけるフォーム
データ管理情報テーブルの構造を示す第2の図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態におけるフォーム
データ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施の形態におけるフォーム
オーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第5の実施の形態における印刷装置
の構成を示す図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態における帳簿の例
を示す図である。
【図24】本発明の第5の実施の形態におけるオーバレ
イ用のフォームデータの例を示す図である。
【図25】本発明の第5の実施の形態における台紙デー
タ作成処理の動作を示すフローチャートである。
【図26】本発明の第5の実施の形態における管理テー
ブルの例を示す図である。
【図27】本発明の第5の実施の形態における管理テー
ブルに登録されたフォームデータの例を示す図である。
【図28】本発明の第5の実施の形態におけるフォーム
データ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図29】本発明の第5の実施の形態における帳簿の入
力データの例を示す図である。
【図30】本発明の第5の実施の形態における管理デー
タの例を示す図である。
【図31】本発明の第5の実施の形態における印刷処理
の動作を示すフローチャートである。
【図32】本発明の第6の実施の形態における印刷装置
の構成を示す図である。
【図33】本発明の第6の実施の形態における管理テー
ブルの例を示す図である。
【図34】本発明の第6の実施の形態におけるフォーム
データ登録処理の動作を示すフローチャートである。
【図35】本発明の第6の実施の形態における印刷処理
の動作を示すフローチャートである。
【図36】本発明の第7の実施の形態における印刷装置
の構成を示す図である。
【図37】本発明の第7の実施の形態における入力デー
タの例を示す図である。
【図38】本発明の第7の実施の形態における空の帳簿
データの例を示す図である。
【図39】本発明の第7の実施の形態における帳簿の台
紙の例を示す図である。
【図40】本発明の第7の実施の形態における印刷処理
の動作を示すフローチャートである。
【図41】本発明の第8の実施の形態における印刷装置
の構成を示す図である。
【図42】本発明の第8の実施の形態における管理デー
タの例を示す図である。
【図43】本発明の第8の実施の形態におけるプレビュ
ー処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11、70 ホスト装置 20、80 印刷装置 32 給紙位置情報コマンド 33、43、53、63 フォームデータ 42 用紙サイズ情報コマンド 52 両面印刷表裏情報コマンド 62 コピーページ指定情報コマンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA12 AB05 BA03 BA05 BB02 BD02 BD08 BD53 CA05 CB12 DA17 5B021 AA01 FF03 KK00 LA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)フォームデータを印刷条件に対応
    して記憶させ、(b)印刷データを解析して該印刷デー
    タの印刷条件を抽出し、(c)前記印刷データと、該印
    刷データの印刷条件に対応するフォームデータとを合成
    してフォームオーバレイ印刷を行うことを特徴とする印
    刷制御方法。
  2. 【請求項2】 前記印刷条件は、印刷装置の給紙位置情
    報である請求項1に記載の印刷制御方法。
  3. 【請求項3】 前記印刷条件は、前記印刷装置において
    使用する用紙情報である請求項1又は2に記載の印刷制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記印刷条件は、前記印刷装置において
    使用する両面印刷の表裏情報である請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 前記印刷条件は、前記印刷装置において
    使用するコピー印刷時のコピーページ指定情報である請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 複数の前記フォームデータをモジュール
    として記憶させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 前記フォームデータは、前記印刷装置又
    はホスト装置において作成されて記憶される請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記フォームデータのみの印刷を行う請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 前記印刷データの画像、フォームデータ
    の画像又は前記印刷データとフォームデータとを合成し
    た画像を前記ホスト装置に表示させる請求項1〜8のい
    ずれか1項に記載の印刷制御方法。
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