JP2009042923A - 回答支援サーバ及び回答支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】回答の迅速化を図れる回答支援サーバを提供する。
【解決手段】質問者が用いるクライアント2aから質問を受信して記憶部13に記憶する質問記憶手段と、第三者が用いるクライアント2cに第三者用画面の表示用データを送信する第三者用画面送信手段と、第三者用画面において入力された意見を受信して記憶部13に記憶する意見記憶手段と、回答者が用いるクライアント2bに質問と意見とを表示するとともに回答を入力可能な回答者用画面の表示用データを送信する回答者用画面送信手段と、回答者用画面において入力された回答を受信して記憶部13に記憶する回答記憶手段と、回答を表示する質問者用画面の表示用データをクライアント2aに送信する質問者用画面送信手段と、を有する回答支援サーバ1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、質問者が回答者に発した問い合わせ(質問)に対して、回答者が迅速に回答するための回答支援サーバ及び回答支援システムに関する。
近年、工事現場で発生した種々の問題に対して迅速に対応するための取り組みとして、施工業者が発注者に問い合わせを行った場合、発注者は基本的に1日以内に回答するものとする「ワンデーレスポンス」が国土交通省によって提唱されている。
回答者へ迅速な回答を促すための装置としては、下記特許文献1に記載された回答ファイル管理装置がある。この回答ファイル管理装置は、問い合わせに対する回答を電子メールに添付して送信するものであり、回答期限を過ぎても送付されない回答ファイルが存在する場合には、アラートを出して、回答者へ回答ファイルの送付を促している。
特開2005−258553号公報
ところで、工事等において発生する問題には、問い合わせ元(質問者)と問い合わせ先(回答者)との間だけでは解決し難いものがあり、かかる問題に対しては、現場の他のメンバー等、問い合わせ元と問い合わせ先以外の第三者の意見を参考にしながら解決を図ることが望ましい。
しかし、上記回答ファイル管理装置では、問い合わせ元と問い合わせ先以外の第三者の意見を参照することができないため、回答者が容易に回答を作成することができず、迅速な回答が困難であるという問題があった。
この発明は、上述した問題を解決するものであり、問い合わせ元と問い合わせ先以外の第三者の意見を参照することが可能であるため、回答の迅速化を図れる回答支援サーバを提供することを目的とする。
本発明の回答支援サーバは、画面の表示用データに基づいて画面を表示する手段と表示した画面において情報を入力する手段とを備えた複数のクライアントと交信可能であり、複数の利用者の識別情報が記憶された記憶部を備えた回答支援サーバであって、質問者が用いるクライアントから質問を受信して、前記質問者の前記識別情報と、前記質問に回答すべき回答者の前記識別情報とに関連付けて、前記記憶部に記憶する質問記憶手段と、前記質問者でも前記回答者でもない利用者が用いるクライアントに、前記質問を表示するとともに意見を入力可能な第三者用画面の表示用データを送信する第三者用画面送信手段と、前記第三者用画面において入力された意見を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する意見記憶手段と、前記回答者が用いるクライアントに、前記質問と前記質問に対する意見とを表示するとともに回答を入力可能な回答者用画面の表示用データを送信する回答者用画面送信手段と、前記回答者用画面において入力された回答を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答記憶手段と、前記質問者が用いるクライアントに、前記質問に対する回答を表示する質問者用画面の表示用データを送信する質問者用画面送信手段と、を有することを特徴とする。
なお、「意見」とは、考えの表明に限らず、単なる事実を述べるもの等、広くメッセージ全般を言うものとする。
ここで、前記記憶部に前記複数の利用者の送信先情報が記憶され、前記質問に対する回答期限を設定して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答期限設定手段と、前記回答期限までに前記質問に対する回答を受信していない場合、前記回答者の前記送信先情報に基づいて特定される送信先の装置に、注意喚起情報を送信する注意喚起手段と、を有することが好ましい。
また、打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、前記記憶部に記憶されている回答と意見とに基づいて、当該回答と意見とが編集可能に表示され前記回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、送信する打合せ簿作成画面送信手段と、前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、打合せ簿を作成するための打合せ簿フォームを送信する打合せ簿フォーム送信手段と、を有することとしてもよい。
また、打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、前記記憶部に記憶されている回答と意見とに基づいて、当該回答と意見とが編集可能に表示され前記回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、送信する打合せ簿作成画面送信手段と、前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントから受信した前記打合せ内容を用いて、打合せ簿を作成し、前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに送信する打合せ簿作成送信手段と、を有することとしてもよい。
さらに、前記回答記憶手段が、回答日を前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶するように構成され、記憶しておいた前記回答日に基づいて回答に要した日数の分析を行い、当該分析結果を、分析要求を送ってきたクライアントに送信する分析手段、を有することとしてもよい。
本発明の回答支援システムは、複数の利用者の識別情報が記憶された記憶部を備えた回答支援サーバと、前記回答支援サーバと交信可能であって、前記回答支援サーバから受信した画面の表示用データに基づいて画面を表示する手段と、表示した画面において情報を入力する手段とを備えた複数のクライアントと、を備えた回答支援システムであって、前記回答支援サーバが、質問者が用いるクライアントから質問を受信して、前記質問者の前記識別情報と、前記質問に回答すべき回答者の前記識別情報とに関連付けて、前記記憶部に記憶する質問記憶手段と、前記質問者でも前記回答者でもない利用者が用いるクライアントに、前記質問を表示するとともに意見を入力可能な第三者用画面の表示用データを送信する第三者用画面送信手段と、前記第三者用画面において入力された意見を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する意見記憶手段と、前記回答者が用いるクライアントに、前記質問と前記質問に対する意見とを表示するとともに回答を入力可能な回答者用画面の表示用データを送信する回答者用画面送信手段と、前記回答者用画面において入力された回答を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答記憶手段と、前記質問者が用いるクライアントに、前記質問に対する回答を表示する質問者用画面の表示用データを送信する質問者用画面送信手段と、打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、前記記憶部に記憶されている回答と意見とに基づいて、当該回答と意見とが編集可能に表示され前記回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、送信する打合せ簿作成画面送信手段と、前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、打合せ簿を作成するための打合せ簿フォームを送信する打合せ簿フォーム送信手段と、を有し、前記各クライアントが、前記打合せ簿作成画面において作成された前記打合せ内容と、前記打合せ簿フォームとを用いて、打合せ簿を作成して印刷出力する打合せ簿作成手段、を有することを特徴とする。
ここで、前記記憶部に前記複数の利用者の送信先情報が記憶され、前記回答支援サーバが、前記質問に対する回答期限を設定して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答期限設定手段と、前記回答期限までに前記質問に対する回答を受信していない場合、前記回答者の前記送信先情報に基づいて特定される送信先の装置に、注意喚起情報を送信する注意喚起手段と、を有することが好ましい。
本発明によれば、回答支援サーバが、質問者でも回答者でもない利用者(第三者)が用いるクライアントに、質問を表示するとともに意見を入力可能な第三者用画面を送信して、第三者用画面において入力された意見を受信し記憶する。そして、回答者が用いるクライアントに、質問と意見とを表示するとともに回答を入力可能な回答者用画面を送信する。したがって、回答者は、回答者用画面において第三者の意見を参照しながら回答を作成できるので、回答の作成が容易になり、回答の迅速化を図ることができる。
また、回答支援サーバが、回答期限までに未回答の質問については、注意喚起情報を回答者の送信先の装置に送信することとすれば、回答者に回答遅れを知らせることができるので、回答の迅速化をさらに図ることができる。
また、回答支援サーバが、回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、クライアントに送信し、打合せ簿作成画面で作成された打合せ内容を用いて、クライアントあるいは回答支援サーバが打合せ簿を作成して、クライアントが印刷出力することとすれば、それまで出た意見や回答を容易に利用して打合せ簿を作成可能となり、打合せ簿の作成が容易になる。
また、回答支援サーバが、回答に要した日数の分析を行い、その分析結果をクライアントに送信することとすれば、その分析結果を、「ワンデーレスポンス」の実現のための資料として利用でき、「ワンデーレスポンス」の推進に役立つこととなる。
以下、本発明の一実施形態である回答支援システムSについて、図面に基づいて説明する。
1.構成概要
図1に示すように、回答支援システムSは、回答支援サーバ(以下、「サーバ」と略す。)1と複数のクライアント2とから構成されている。各クライアント2は、インターネットを含む通信回線を介して、サーバ1と交信可能である。
サーバ1は、コンピュータからなり、図1に示すように、入力部11、演算・制御部12、記憶部13、通信部14、及び、表示部15を備えている。サーバ1には、OS(オペレーティング・システム)と、Webサーバプログラム、メールソフト等そのOS上で動作するプログラムとがインストールされている。
入力部11は、キーボード、及び、マウス等のポインティング・デバイスから構成されて、オペレータの操作に応じて各種データや各種指令等を演算・制御部12に入力する。
記憶部13は、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成されている。記憶部13には、工事テーブル、ユーザテーブル、問い合わせテーブル、投稿テーブル、添付ファイルテーブル等の各テーブル、及び、質問者用画面、回答者用画面、第三者用画面等の各画面の表示用データが記憶されている。
演算・制御部12は、CPU、CPUのワークエリアとなるRAM、固定データを格納したROM等から構成されている。演算・制御部12は、記憶部13や通信部14等と協働して、質問記憶手段、第三者用画面送信手段、意見記憶手段、回答者用画面送信手段、回答期限設定手段、回答記憶手段、質問者用画面送信手段、注意喚起手段、打合せ簿作成画面送信手段、打合せ簿フォーム送信手段、及び、分析手段として機能する。
通信部14は、通信回線を介してサーバ1と他のコンピュータとを接続するときのインタフェースとなる部分である。
表示部15は、CRTまたは液晶ディスプレイ等から構成され、演算・制御部12からの表示命令に応じて各種の画面を表示する。
各クライアント2は、パーソナル・コンピュータからなり、図1に示すように、入力部21、演算・制御部22、記憶部23、通信部24、表示部25、及び、印刷部26を備えている。各クライアント2には、OSと、Webブラウザ、メールソフト等そのOS上で動作するプログラムとがインストールされている。
入力部21は、キーボード、及び、マウス等のポインティング・デバイスから構成されて、ユーザの操作に応じて各種データや各種指令等を演算・制御部22に入力するものであり、表示部25に表示した画面において各種情報を入力する手段として機能する。
記憶部23は、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成されている。
演算・制御部22は、CPU、CPUのワークエリアとなるRAM、固定データを格納したROM等から構成されている。演算・制御部22は、印刷部26と協働して、打合せ簿作成手段として機能する。
通信部24は、通信回線を介してクライアント2と他のコンピュータとを接続するときのインタフェースとなる部分である。
表示部25は、CRTまたは液晶ディスプレイ等から構成され、演算・制御部22からの表示命令に応じて各種の画面を表示するものであり、サーバ1から受信した各種画面の表示用データに基づいて各種画面を表示する手段として機能する。
印刷部26は、プリンタから構成され、演算・制御部22からの印刷命令に応じて各種の帳票を印刷するものである。
図2に示すように、ユーザテーブルには、各ユーザ(利用者)について、そのユーザが所属する企業の企業ID・企業名、及び、そのユーザの社員ID・役職名・社員名・メールアドレスが格納されている。なお、「ID」は「識別情報」の意であり、例えば企業IDは企業毎に異なるように定められ、社員IDは同じ企業の中では社員毎に異なるように定められる。企業IDと社員IDとを組み合わせたものが利用者の識別情報(以下、「ユーザID」という。)に相当し、メールアドレスが送信先情報に相当する。
工事テーブルには、各工事について、現場ID、現場名、及び、その工事に関係する各メンバーのユーザID(すなわち、企業ID及び社員ID)が格納されている。現場ID、現場名は、それぞれ、工事毎に異なるように定められている。
図3に示すように、問い合わせテーブルには、サーバ1が受信した各問い合わせ(質問)について、問い合わせ毎に異なるように定められた問い合わせID、その問い合わせがどの工事についてのものかを示す現場ID、その問い合わせの件名、問い合わせ元(質問者)のユーザID(すなわち、質問者企業ID及び質問者社員ID)、問い合わせ先(回答者)のユーザID(すなわち、回答者企業ID及び回答者社員ID)、その問い合わせの処理状況・タイプ・登録日時、及び、その問い合わせが属するカテゴリ種別が格納される。
問い合わせの処理状況とは、回答期限前で回答が未登録である「期限前回答待ち」、回答期限後で回答が未登録である「期限後回答待ち」、回答が登録されたが問い合わせ元からの了承が得られていない「了承待ち」、回答が登録され問い合わせ元からの了承が得られた「了承済み」のいずれかを示すものであり、本実施形態では、「期限前回答待ち」を0、「期限後回答待ち」を1とする等、数字を用いる。
問い合わせのタイプとは、その問い合わせが工事開始前の「事前協議」か、工事開始後の「緊急協議」かを示すものであり、本実施形態では、「事前協議」を1、「緊急協議」を0とする。
カテゴリ種別とは、「現場測量結果など(中心線、地盤線、用地境界線等)」、「地質条件(土工、法面工、支持地盤等)」、「施工方法(工法、使用機械等)」等、予め定められた15種類のカテゴリを示すものであり、本実施形態では各カテゴリに振られた1〜15の番号を用いる。
投稿テーブルには、サーバ1が受信した各投稿について、その投稿がどの問い合わせについてのものかを示す問い合わせID、投稿ID、投稿内容(メッセージ)、投稿者のユーザID(すなわち、投稿者企業ID及び投稿者社員ID)、投稿種別、回答期限、投稿に添付された添付ファイルのID、その投稿の登録日時が格納される。投稿IDは、同じ問い合わせに対する投稿の中では投稿毎に異なるように定められる。
投稿種別とは、その投稿が、「問い合わせ」、「協議」、「回答」、「期限回答」、「完了」のいずれであるかを示すものであり、本実施形態では、「問い合わせ」を0、「協議」を1とする等、数字を用いる。なお、期限回答とは、期限を延長する旨の回答をいう。回答期限は、投稿種別が「問い合わせ」及び「期限回答」の場合にのみ登録される。
添付ファイルテーブルには、各投稿に添付された各添付ファイルについて、その添付ファイルがどの問い合わせのどの投稿に添付されたかを示す問い合わせID及び投稿ID、その添付ファイルのID・ファイル名・ファイルサイズ・ファイル種別、及び、その添付ファイルの登録日時が格納される。ファイル種別とは、ファイル形式を示すものであり、本実施形態では、例えばJPEGなら0、PDFなら1とする等、数字を用いる。
2.サーバ1の動作
次に、問い合わせを受信してから、その問い合わせを解決済み(すなわち、了承済み)とするまでのサーバ1の動作について、図4に基づいて説明する。
サーバ1は、問い合わせ(すなわち、種別が「問い合わせ」の投稿)をクライアント2から受信すると(ステップS01)、その問い合わせについての情報を問い合わせテーブル及び投稿テーブルに登録(すなわち、格納)する。なお、回答期限はその問い合わせの登録時刻から24時間後に設定し、処理状況を「期限前回答待ち」とする(S02)。また、添付ファイルがあるときは、その情報を添付ファイルテーブルに登録する。かかる登録処理については後に詳述する。
そして、工事テーブル及びユーザテーブルを参照して、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、問い合わせがあった旨を通知するとともにその問い合わせ内容を表示する電子メール(以下、「メール」と略す。)を送信する(S03)。
次に、サーバ1は、その問い合わせについての回答期限が経過したか否かを調べる(S04)。そして、回答期限を経過していない場合には、新たな投稿を受信したか否かを調べる処理(S07)に進む。一方、回答期限を経過している場合には、処理状況が「期限前回答待ち」か否かを調べ(S05)、「期限前回答待ち」でなければステップS07に進み、「期限前回答待ち」であれば、「期限後回答待ち」とするとともに、問い合わせ先のメールアドレスに回答期限が経過している旨の注意喚起情報を送信してから(S06)、ステップS07に進む。
サーバ1は、ステップS07において、その問い合わせについて新たな投稿を受信したか否かを調べ、受信していない場合には再び回答期限が経過したか否かの判断(S04)に戻り、受信している場合には投稿者の判断(S08)に進む。
サーバ1は、問い合わせテーブルを参照して、投稿者が、その問い合わせの問い合わせ元か、問い合わせ先か、そのいずれでもないその他メンバー(すなわち、第三者)かを調べる(S08)。
そして、投稿者が第三者であれば、サーバ1は、その投稿についての情報を投稿テーブルに登録する(S09)。そして、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信し(S10)、ステップS04の処理に戻る。
また、投稿者が問い合わせ先であれば、サーバ1は、投稿種別を調べる(S11)。そして、投稿種別が「期限回答」であれば、処理状況を「期限前回答待ち」とし、受信した回答期限情報に基づいて回答期限を再設定して、投稿内容等とともに投稿テーブルに登録する(S12)。そして、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信し(S13)、ステップS04の処理に戻る。一方、投稿種別が「回答」であれば、サーバ1は、処理状況を「了承待ち」とし、投稿についての情報を投稿テーブルに登録する(S14)。そして、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信し(S15)、ステップS04の処理に戻る。
また、投稿者が問い合わせ元であれば、サーバ1は、投稿種別を調べる(S16)。そして、投稿種別が「協議」であれば、処理状況が「了承待ち」か否かを調べ(S17)、「了承待ち」でなければ、投稿についての情報を投稿テーブルに登録し(S19)、「了承待ち」であれば、処理状況を「期限前回答待ち」として(S18)、投稿についての情報を投稿テーブルに登録する(S19)。そして、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信し(S20)、ステップS04の処理に戻る。一方、投稿種別が「完了」であれば、投稿についての情報を投稿テーブルに登録するとともに、処理状況を「了承済み」とする(S21)。そして、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信する(S22)。
3.回答支援システムSの動作
3−1.問い合わせ処理
次に、回答支援システムSの動作について、問い合わせ元からの問い合わせ、その問い合わせに対する第三者からの投稿、問い合わせ先からの期限回答、問い合わせ先からの回答、その回答に対する問い合わせ元からの了承が、この順に行われた場合を例にとって、図5−1〜図5−3を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においてはクライアント2を区別するために、図1に示すように、質問者、回答者、第三者が使用するクライアント2を、それぞれクライアント2a、2b、2cと表記する。
3−1−1.問い合わせ元からの問い合わせ
問い合わせ元のユーザ(ここでは「鈴木太郎」とする。)は、クライアント2aにおいて、サーバ1にアクセスし、所定の問い合わせ一覧要求操作を行う。問い合わせ一覧要求操作とは、サーバ1にアクセスしたときに表示される所定のID入力画面において、自分のユーザID(すなわち、企業ID及び社員ID)を入力し、表示されたメニュー画面において、問い合わせの対象とする工事の現場名を選択するとともに、画面上の「問い合わせ一覧」ボタンをクリックする操作である。この操作に応じてクライアント2aは、問い合わせ一覧の要求情報をサーバ1に送信する(S101)。この要求情報には、選択された現場名が含まれている。これに応じて、サーバ1は、問い合わせテーブル及び投稿テーブルを参照して、選択された現場に関する問い合わせ一覧画面の表示用データをクライアント2aに送信し(S102)、クライアント2aは、図6に示すような問い合わせ一覧画面を表示する(S103)。
問い合わせ一覧画面には、選択された現場名(図6では「○○拡張工事」)の現場について登録されている問い合わせの件名、更新日時、登録日時、処理状況が一覧表示される。更新日時とは、その問い合わせについての最新の投稿がサーバ1に登録された日時であり、登録された投稿がないときは「投稿なし」と表示される。登録日時とは、その問い合わせがサーバ1に登録された日時である。処理状況とは、その問い合わせの処理状況であり、問い合わせテーブルにおける処理状況に対応して、「回答待ち」、「了承待ち」、「了承済み」がある。なお、問い合わせテーブルにおける処理状況が「期限前回答待ち」又は「期限後回答待ち」の場合は、「回答待ち」に対応する。
また、件名に付されたマークM1は解決済み、すなわち、処理状況が「了承済み」の問い合わせを示し、マークM2は「緊急協議」として登録された問い合わせを示し、マークM3は回答期限を経過した問い合わせを示す。サーバ1は、図4のステップS04において回答期限経過と判断した場合、その問い合わせについてはマークM1を表示する。
なお、問い合わせはカテゴリ別に表示される。また、問い合わせ選択欄32において、カテゴリや処理状況を選択すると、選択されたカテゴリや処理状況の問い合わせのみが表示される。
ユーザが新規作成ボタン31をクリックすると、クライアント2aは問い合わせ登録画面の要求情報をサーバ1に送信し(S104)、これに応じて、サーバ1は、問い合わせ登録画面の表示用データをクライアント2aに送信し(S105)、クライアント2aは、図7に示すような問い合わせ登録画面を表示する(S106)。
ユーザは、問い合わせ登録画面のタイプ欄33において「事前協議」又は「緊急協議」を選択し、件名欄34に件名(ここでは「地盤改良の件」)を入力し、カテゴリ種別欄35でカテゴリ種別を選択する。なお、カテゴリが不明な場合等には、「設定種別なし」を選択することもできる。件名は、同じ現場内では問い合わせ毎に異なるものとする。
また、問い合わせ先欄36は、該当する現場(ここでは「○○拡張工事」)のメンバーの氏名が一覧表示されるように構成されている。メンバーの氏名は、サーバ1が、選択された現場名に関連付けられているユーザIDを、工事テーブルから取得し、そのユーザIDに基づいてユーザテーブルから取得したものである。なお、同姓同名の虞がある場合等には、氏名と共に企業名や役職名を表示するように構成してもよい。ユーザは、問い合わせ先欄36において問い合わせ先のユーザ名(ここでは「田中太郎」)を選択し、内容欄37に問い合わせ内容を入力し、添付ファイルがある場合には、添付ファイル欄38、39にファイル名を入力する。
そして、ユーザが登録ボタン40をクリックすると、クライアント2aは、現場名と、問い合わせのタイプと、件名と、カテゴリ種別と、問い合わせ先ユーザ名と、問い合わせ(すなわち、問い合わせ内容)とを含む問い合わせ情報を、サーバ1に送信する(S107)。また、添付ファイルがあるときは、そのファイル名が問い合わせ情報に含まれ、問い合わせ情報に付随してその添付ファイルがサーバ1に送信される。
サーバ1は、問い合わせ情報を受信し(S108)、登録する(S109)。この登録処理(S109)について、以下、詳述する。
サーバ1は、問い合わせ情報を受信すると、問い合わせ毎に異なる問い合わせIDを決定する。また、現場名に基づいて工事テーブルから現場IDを取得し、問い合わせ先ユーザ名に基づいてユーザテーブルから問い合わせ先のユーザIDを取得する。そして、それらの情報を、受信した件名、問い合わせ元のユーザID、タイプ、カテゴリ種別と共に、問い合わせテーブルに格納する。また、処理状況は「期限前回答待ち」とし、登録日時はその問い合わせを問い合わせテーブルに登録した日時とする。
なお、問い合わせ元のユーザIDは、問い合わせ一覧要求操作の際に入力されたユーザIDをサーバ1が保存しておいて用いる。後述する登録処理(S122、S135、S148、S161)においても同様である。
また、問い合わせも投稿の一種であるので、サーバ1は、投稿IDを決定し、問い合わせ元のユーザIDを投稿者のユーザIDとし、投稿種別を「問い合わせ」とし、回答期限をその問い合わせの登録日時から24時間後として、受信した問い合わせ内容(投稿内容に該当。)と共に、投稿テーブルに登録する。なお、投稿IDは、同じ問い合わせに対する投稿内で投稿毎に異なるように定めればよい。また、投稿種別が「問い合わせ」の場合、その投稿の投稿テーブルにおける登録日時は、問い合わせテーブルにおける登録日時と同じとする。
また、添付ファイルを受信したときは、添付ファイルIDを決定して投稿テーブルに登録する。なお、添付ファイルIDは、サーバ1内におけるファイルの所在(アドレス)を示すものとする。添付ファイルが2つある場合には、各添付ファイルIDを登録する。そして、問い合わせID、投稿ID、添付ファイルIDと共に、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、及び、登録日時を、添付ファイルテーブルに登録する。なお、添付ファイルの登録日時は、その添付ファイルが添付された投稿の投稿テーブルにおける登録日時と同じとする。
以上のように問い合わせの登録処理(S109)を行った後、サーバ1は、工事テーブル及びユーザテーブルを参照して、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに対して、投稿(ここでは、問い合わせ)があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信する(S110)。なお、問い合わせ先に対しては、回答者である旨や回答期限を強調するようなメールを送信することとしてもよい。各クライアント2は、このメールを受信する(S111、112、113)。
3−1−2.第三者からの投稿
次に、第三者のユーザ(ここでは「丸山丸男」)は、問い合わせに対して意見を投稿したい場合、クライアント2cにおいて、サーバ1にアクセスし、上述したような所定の問い合わせ一覧要求操作を行う。この操作に応じて、クライアント2cは、問い合わせ一覧の要求情報をサーバ1に送信し(S114)、サーバ1は、問い合わせ一覧画面の表示用データをクライアント2cに送信し(S115)、クライアント2cは、図8に示すような問い合わせ一覧画面を表示する(S116)。
図8に示す問い合わせ一覧画面は、図6に示したものと同様であるが、新たにサーバ1に登録された問い合わせ「地盤改良の件」が追加表示されている。
ユーザが問い合わせ「地盤改良の件」のクリック等の選択操作を行うと、クライアント2cは、投稿画面要求情報を、サーバ1に送信する(S117)。投稿画面要求情報には、選択された問い合わせを特定可能な情報(以下、「問い合わせ特定情報」という。)が含まれる。ここでは、問い合わせ特定情報は、現場名及び件名とするが、サーバ1から送信する問い合わせ一覧画面の表示用データに各問い合わせの問い合わせIDを含ませておき、その問い合わせIDを用いてもよい。
サーバ1は、問い合わせ一覧要求(S114)の際に入力されたユーザIDが、選択された問い合わせの問い合わせ元または問い合わせ先のユーザIDか否かを調べる。そして、いずれにも該当しない(すなわち、第三者である)ので、第三者用画面の表示用データをクライアント2cに送信し(S118)、クライアント2cは、図9に示すような第三者用画面を表示する(S119)。
第三者用画面には問い合わせ表示部41が設けられ、問い合わせ表示部41には、選択された問い合わせについて、問い合わせ先、件名、問い合わせ内容、及び、処理状況が表示され、問い合わせに添付された添付ファイルがある場合には、その内容がサムネイル画像42で表示される。なお、表示されるこれらの情報は、サーバ1が問い合わせテーブル、投稿テーブル等を参照して表示用データに含めたものである。また、サムネイル画像42をクリックすると、添付ファイルが開くように構成されている。
また、第三者用画面には、意見を入力可能な投稿部43が設けられており、投稿部43には、投稿者欄44、投稿種別欄45、内容欄46、添付ファイル欄47、48が設けられている。そして、投稿者欄44には、入力されたユーザIDに基づいてサーバ1がユーザテーブルを参照することにより特定したユーザ名が、表示されている。また、第三者用画面の場合、投稿種別欄45は「協議」に固定されている。
ユーザは、内容欄46に投稿内容である意見を入力し、添付ファイルがあるときは、添付ファイル欄47、48にそのファイル名を入力する。そして、ユーザが登録ボタン49をクリックすると、クライアント2cは、問い合わせ特定情報と共に投稿情報をサーバ1に送信する(S120)。投稿情報には、投稿種別(ここでは「協議」)と、投稿(すなわち、投稿内容)とが含まれる。また、添付ファイルがあるときは、そのファイル名が投稿情報に含まれ、投稿情報に付随してその添付ファイルがサーバ1に送信される。
サーバ1は、投稿情報を受信し(S121)、登録する(S122)。この登録処理(S122)について、詳述すると、サーバ1は、投稿情報を受信すると、投稿IDを決定し、その投稿IDと、問い合わせ特定情報に基づいて特定した問い合わせIDと、投稿者のユーザIDと、「協議」を示す投稿種別と、受信した投稿内容と、登録日時とを、投稿テーブルに登録する。登録日時は、その投稿を投稿テーブルに登録した日時とする。なお、第三者からの投稿の場合、回答期限は登録しない。また、添付ファイルを受信したときは、添付ファイルIDを決定して投稿テーブルに登録するとともに、問い合わせID、投稿ID、添付ファイルID、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、及び、登録日時を、添付ファイルテーブルに登録する。
以上のように投稿情報の登録処理(S122)を行った後、サーバ1は、ステップS110と同様に、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信する(S123)。各クライアント2は、このメールを受信する(S124、125、126)。
3−1−3.問い合わせ先からの期限回答
次に、問い合わせ先であるユーザ(ここでは「田中太郎」)は、問い合わせに対して期限回答を投稿したい場合、クライアント2bにおいてサーバ1にアクセスし、上述したような所定の問い合わせ一覧要求操作を行う。この操作に応じて、クライアント2bは、選択された現場に関する問い合わせ一覧の要求情報をサーバ1に送信し(S127)、サーバ1は、問い合わせ一覧画面の表示用データをクライアント2bに送信し(S128)、クライアント2bは、図10に示すような問い合わせ一覧画面を表示する(S129)。
図10に示す問い合わせ一覧画面は、図8に示したものと同様であるが、問い合わせ「地盤改良の件」について投稿があったので、更新日時にその投稿の登録日時が表示されている。
ユーザが問い合わせ「地盤改良の件」のクリック等選択操作を行うと、クライアント2bは、投稿画面要求情報をサーバ1に送信する(S130)。投稿画面要求情報には、選択された問い合わせの問い合わせ特定情報が含まれる。サーバ1は、問い合わせ一覧要求(S127)の際に入力されたユーザIDが、選択された問い合わせの問い合わせ元または問い合わせ先のユーザIDか否かを調べ、問い合わせ先であるので、回答者用画面の表示用データをクライアント2bに送信し(S131)、クライアント2bは、図11に示すような回答者用画面を表示する(S132)。
回答者用画面には、選択された問い合わせについて問い合わせ表示部41と同様に表示する問い合わせ表示部51が、設けられている。
また、回答者用画面には、回答を入力可能な投稿部53が設けられており、投稿部53には、投稿者欄54、投稿種別欄55、内容欄56、添付ファイル欄57、58が設けられている。そして、投稿者欄54には、入力されたユーザIDに基づいてサーバ1がユーザテーブルを参照することにより特定したユーザ名が、表示されている。また、回答者用画面の場合、投稿種別欄55は「回答」か「期限回答」かを選択可能にされており、「期限回答」を選択した場合には、何日後を回答期限とするかが回答期限欄60で選択可能にされている。
さらに、回答者用画面には、図12に示すような協議内容一覧部61が、投稿部53の下方に設けられている。協議内容一覧部61には、選択された問い合わせについてサーバ1に登録されている投稿(但し、投稿種別が「問い合わせ」のものは除く。)が、その投稿者の氏名や、その投稿に付された添付ファイルのサムネイル画像62と共に、一覧表示され、サムネイル画像62をクリックすると、その添付ファイルが開くように構成されている。図12の例では、上述したように「丸山丸男」からの投稿があったので、その投稿が表示されている。
なお、第三者用画面にも、選択された問い合わせについて、その画面の表示の際にサーバ1に「問い合わせ」以外の投稿が登録されている場合には、同様の協議内容一覧部が設けられ、かかる投稿についての表示がなされる。但し、図9の例では、まだサーバ1に「問い合わせ」以外の投稿が登録されていない状態なので、協議内容一覧部は表示されていない。
ユーザは、回答を延期する場合、投稿種別欄55で「期限回答」を選択し、回答期限を選択し、内容欄56に投稿として期限回答を入力し、添付ファイルがあるときは、添付ファイル欄57、58にそのファイル名を入力する。
そして、ユーザが登録ボタン59をクリックすると、クライアント2bは、問い合わせ特定情報と共に、投稿情報をサーバ1に送信する(S133)。投稿情報には、投稿種別(ここでは「期限回答」)と、何日後を回答期限にするかを示す回答期限情報と、投稿(すなわち、投稿内容)とが含まれる。また、添付ファイルがあるときは、そのファイル名が投稿情報に含まれ、投稿情報に付随してその添付ファイルがサーバ1に送信される。
サーバ1は、投稿情報を受信し(S134)、登録する(S135)。この登録処理(S135)について、詳述すると、サーバ1は、投稿情報を受信すると、投稿IDを決定し、その投稿IDと、問い合わせ特定情報に基づいて特定した問い合わせIDと、投稿者のユーザIDと、「期限回答」を示す投稿種別と、受信した投稿内容と、登録日時とを、投稿テーブルに登録する。また、回答期限情報に基づいて、例えば「3日後」であれば問い合わせの登録日時から72時間後に設定する等、回答期限を再設定して登録する。また、添付ファイルを受信したときは、添付ファイルIDを決定して投稿テーブルに登録するとともに、問い合わせID、投稿ID、添付ファイルID、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、及び、登録日時を、添付ファイルテーブルに登録する。そして、問い合わせテーブル内の該当する問い合わせの処理状況を、「期限前回答待ち」とする。
以上のように投稿情報の登録処理(S135)を行った後、サーバ1は、ステップS110と同様に、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信する(S136)。各クライアント2は、このメールを受信する(S137、138、139)。
3−1−4.問い合わせ先からの回答
次に、問い合わせ先であるユーザ「田中太郎」は、回答を投稿したい場合、上記ステップS127〜S129と同様にして、クライアント2bに問い合わせ一覧画面を表示させる(S140〜S142)。この問い合わせ一覧画面は、図10に示したものと同様であるが、問い合わせ「地盤改良の件」の更新日時に上記期限回答の登録日時が表示されている。この問い合わせ一覧画面において、ユーザは上記ステップS130〜S132と同様にして、クライアント2bに、図13に示すような回答者用画面を表示させる(S143〜S145)。
図13に示す回答者用画面は、図11に示すものと同様であり、回答を入力可能な投稿部53が設けられ、その下方に協議内容一覧部61(図12参照)が設けられている。但し、この協議内容一覧部61は、図12に示す状態から、上述した期限回答が追加された状態となっている。ユーザは、投稿種別欄55で「回答」を選択し、内容欄56に回答を入力し、添付ファイルがあるときは、添付ファイル欄57、58にそのファイル名を入力する。
そして、ユーザが登録ボタン59をクリックすると、クライアント2bは、問い合わせ特定情報と共に投稿情報を、サーバ1に送信する(S146)。投稿情報には、「回答」を示す投稿種別と、回答(すなわち、回答内容)とが含まれる。また、添付ファイルがあるときは、そのファイル名が投稿情報に含まれ、投稿情報に付随してその添付ファイルがサーバ1に送信される。
サーバ1は、投稿情報を受信し(S147)、登録する(S148)。この登録処理(S148)について、詳述すると、サーバ1は、投稿情報を受信すると、投稿IDを決定し、その投稿IDと、問い合わせ特定情報に基づいて特定した問い合わせIDと、投稿者のユーザIDと、「回答」を示す投稿種別と、受信した回答内容(すなわち、投稿内容)と、登録日時とを、投稿テーブルに登録する。また、添付ファイルを受信したときは、添付ファイルIDを決定して投稿テーブルに登録するとともに、問い合わせID、投稿ID、添付ファイルID、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、及び、登録日時を、添付ファイルテーブルに登録する。そして、問い合わせテーブル内の該当する問い合わせの処理状況を、「了承待ち」とする。
以上のように投稿情報の登録処理(S148)を行った後、サーバ1は、ステップS110と同様に、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿(ここでは、回答)があった旨を通知するとともにその投稿内容(ここでは、回答内容)を表示するメールを送信する(S149)。各クライアント2は、このメールを受信する(S150、151、152)。
3−1−5.問い合わせ元からの了承
次に、問い合わせ元であるユーザ「鈴木太郎」が、上記ステップS101〜S103と同様にして、クライアント2aに問い合わせ一覧画面を表示させると(S153〜S155)、この問い合わせ一覧画面は、図14に示すような構成であり、図10に示したものと同様であるが、問い合わせ「地盤改良の件」の更新日時が上記回答の登録日時とされ、処理状況は「了承待ち」となっている。
ユーザが問い合わせ「地盤改良の件」のクリック等選択操作を行うと、クライアント2aは、選択された問い合わせの問い合わせ特定情報が含まれた投稿画面要求情報を、サーバ1に送信する(S156)。サーバ1は、問い合わせ一覧要求(S153)の際に入力されたユーザIDが問い合わせ元のユーザIDであるので、質問者用画面の表示用データをクライアント2aに送信し(S157)、クライアント2aは、図15に示すような質問者用画面を表示する(S158)。
図15に示す質問者用画面には、選択された問い合わせについて問い合わせ表示部41、51と同様に表示する問い合わせ表示部71が、設けられている。
また、質問者用画面には、投稿を入力可能な投稿部73が設けられており、投稿部73には、投稿者欄74、投稿種別欄75、内容欄76、添付ファイル欄77、78が設けられている。そして、投稿者欄74には、入力されたユーザIDに基づいてサーバ1がユーザテーブルを参照することにより特定したユーザ名が、表示されている。また、質問用画面の場合、投稿種別欄75は「協議」か「完了」かを選択可能にされている。
さらに、質問者用画面には、図16に示すように、協議内容一覧部61と同様の協議内容一覧部80が、投稿部73の下方に設けられている。協議内容一覧部80には、選択された問い合わせについてサーバ1に登録されている投稿が、投稿種別が「問い合わせ」のものを除き、一覧表示される。図16の例では、上述したように、「丸山丸男」からの投稿、「田中太郎」からの期限回答、「田中太郎」からの回答が、この順にあったので、それらの投稿が登録の新しい順に表示されている。
ユーザは、回答内容を見て、了承できないので協議を続行したい場合は投稿種別欄55で「協議」を、了承できるので協議を完了したい場合は「完了」を選択する。ここでは、「完了」を選択するものとする。
そして、ユーザが、内容欄76に投稿内容を入力し、添付ファイルがあるときは添付ファイル欄77、78にそのファイル名を入力し、登録ボタン79をクリックすると、クライアント2aは、問い合わせ特定情報と共に、投稿情報をサーバ1に送信する(S159)。投稿情報には、「完了」を示す投稿種別と、投稿とが含まれる。また、添付ファイルがあるときは、そのファイル名が投稿情報に含まれ、投稿情報に付随してその添付ファイルがサーバ1に送信される。
サーバ1は、投稿情報を受信し(S160)、登録する(S161)。この登録処理(S161)について、詳述すると、サーバ1は、投稿情報を受信すると、投稿IDを決定し、その投稿IDと、問い合わせ特定情報に基づいて特定した問い合わせIDと、投稿者のユーザIDと、「完了」を示す投稿種別と、受信した投稿内容と、登録日時とを、投稿テーブルに登録する。また、添付ファイルを受信したときは、添付ファイルIDを決定して投稿テーブルに登録するとともに、問い合わせID、投稿ID、添付ファイルID、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル種別、及び、登録日時を、添付ファイルテーブルに登録する。そして、問い合わせテーブル内の該当する問い合わせの処理状況を、「了承済み」とする。したがって、この後に、図14に示すような問い合わせ一覧画面をクライアント2において表示させると、問い合わせ「地盤改良の件」についても解決済みマークM1が表示されることとなる。
以上のように投稿情報の登録処理(S161)を行った後、サーバ1は、ステップS110と同様に、該当する現場のメンバー全員のメールアドレスに、投稿があった旨を通知するとともにその投稿内容を表示するメールを送信する(S162)。各クライアント2は、このメールを受信する(S163、164、165)。
以上の図5−1〜図5−3で示したような処理を行いつつ、サーバ1は周期的に回答期限経過か否かの判断(図4のステップS04)を行い、回答期限を経過した場合には、問い合わせ先のメールアドレスに、例えば「「○○拡張工事」についての問い合わせ「地盤改良の件」は回答期限を経過しています。」等の注意喚起情報をメールで送信する(図4のステップS06)。また、サーバ1は、回答期限を経過した問い合わせについて問い合わせ一覧画面に表示するときは、マークM3を表示するように、問い合わせ一覧画面の表示用データを構成する。なお、サーバ1は、各問い合わせの回答期限を、その問い合わせに対して投稿テーブルに登録されている回答期限(但し、その問い合わせに対して期限回答が登録されている場合には、最新の期限回答で設定された回答期限)として判断する。
3−2.打合せ簿作成処理
次に、解決済みの問い合わせについて打合せ簿作成処理を行うときの回答支援システムSの動作について、図17に基づいて説明する。
打合せ簿を作成したいユーザは、クライアント2においてサーバ1にアクセスし、上述したステップS101〜S103等と同様にして、問い合わせ一覧画面をクライアント2に表示させる(ステップS201〜S203)。ここでは、図14に示すような問い合わせ一覧画面で、問い合わせ「地盤改良の件」にも解決済みのマークM1が付されたものが表示されたものとする。
ユーザが問い合わせ一覧画面において、問い合わせ「地盤改良の件」をクリック等選択操作すると、クライアント2は、解決済み問い合わせ画面の要求情報をサーバ1に送信する(S204)。この要求情報には、選択された問い合わせの問い合わせ特定情報が含まれる。サーバ1は、これに応じて、解決済み問い合わせ画面の表示用データをクライアント2に送信し(S205)、クライアント2は、解決済み問い合わせ画面を表示する。この解決済み問い合わせ画面は図示しないが、図15、16の質問者用画面において投稿部73が無い状態のものと同様である。以下、解決済み問い合わせ画面については、図15、16の符号を用いて説明する。
解決済み問い合わせ画面には、問い合わせを表示する問い合わせ表示部71が設けられるとともに、その下方に、「問い合わせ」以外の投稿を一覧表示する協議内容一覧部80が設けられる。なお、図15、16とは異なり、問い合わせ表示部71の処理状況は「了承済み」とされ、協議内容一覧部80には、上部に、[No.4]として、投稿者「鈴木 太郎」からの「了承しました。」というメッセージが追加されている。
ユーザが、解決済み問い合わせ画面に設けられた打合せ簿作成ボタン70をクリックすると、クライアント2は、サーバ1に打合せ簿作成画面の要求情報(打合せ簿作成要求に相当。)を送信し(S207)、これに応じてサーバ1は、打合せ簿作成画面の表示用データをクライアント2に送信し(S208)、クライアント2は、図18に示すような打合せ簿作成画面を表示する(S209)。
打合せ簿作成画面には、発議者欄81、発議年月日欄82、発議事項欄83、工事名欄84、内容欄85、処理・回答欄86、印刷ボタン87が設けられている。この工事名欄84には、現場名が表示されている。また、内容欄85に設けられた投稿内容部88には、問い合わせ表示部71に表示されていた問い合わせ内容及び協議内容一覧部80に表示されていた各投稿内容(回答及び意見を含む。)が、登録の古い順に並んで表示されており、これらは1纏りの文章をなして編集可能(すなわち、文字の追加、削除、変更等が可能)とされている。
ユーザは、発議者欄81で発注者か請負者かを選択し、発議年月日欄82に発議年月日を入力し、発議事項欄83で発議事項の種類を選択する。また、ユーザは、投稿内容部88に表示されている投稿内容に対し編集を行うことにより、打合せ内容を作成し、処理・回答欄86で、該当するものを選択して年月日を入力する。クライアント2には、それらのデータが入力される(S210)。
そして、ユーザが印刷ボタン87をクリックすると、クライアント2は、サーバ1に打合せ簿の様式を有する印刷フォーム(打合せ簿フォームに相当)を要求し(S211)、これに応じてサーバ1は印刷フォームをクライアント2に送信し(S212)、クライアント2は、受信した印刷フォームに上記入力されたデータを当て嵌めることにより、打合せ簿の印刷データを作成し、図19に示すような打合せ簿を印刷出力する(S213)。打合せ簿には、投稿内容部88で作成された打合せ内容が、打合せ内容欄90に印刷される。
3−3.分析処理
次に、ある現場についての問い合わせの分析処理を行うときの回答支援システムSの動作について、図20に基づいて説明する。
ユーザは、クライアント2においてサーバ1にアクセスし、上述したステップS101〜S103等と同様にして、分析処理をさせたい現場の問い合わせ一覧画面をクライアント2に表示させる(ステップS301〜S303)。
ユーザが問い合わせ一覧画面に設けられた分析ボタン30(図14参照)をクリックすると、クライアント2は、分析の要求情報(分析要求に相当。)をサーバ1に送信する(S304)。この要求情報には、現場を特定可能な情報(例えば、現場名)が含まれる。
この要求情報を受信したサーバ1は、現場を特定可能な情報によって特定される現場についてのデータを、工事テーブル、ユーザテーブル、問い合わせテーブル、投稿テーブル等から取得して、分析を行い(S305)、その分析結果を表示する分析結果画面の表示用データをクライアント2に送信し(S306)、クライアント2は、図21に示すような分析結果画面が表示される(S307)。
この分析結果画面の現地情報部91には、分析対象の現場の現場名、関係者の企業名・氏名・役職名、タイプ別の問い合わせ登録数が表示される。関係者の企業名・氏名・役職名は、サーバ1が、現場名に基づいて、工事テーブル及びユーザテーブルを参照して取得したものである。問い合わせタイプ別の登録数は、サーバ1が、問い合わせテーブルを参照して、分析対象の現場に関する各問い合わせのタイプ(事前協議か緊急協議か)を調べ、事前協議のものを事前登録数、緊急協議のものを緊急登録数としてカウントし、全体の件数に対する比率を計算したものである。なお、これらの登録数や件数については、解決済みの問い合わせのみをカウントする。以下の件数についても同様である。
また、分析結果画面の質問別内容別の回答件数表92には、分析対象の現場に関する問い合わせ件数が、カテゴリ毎かつ回答日数毎に分類されて表示されている。例えば、カテゴリ「現場測量結果など(中心線、地盤線、用地境界線等)」に属する問い合わせで、1日以内に回答があったものは3件である。これらの件数は、サーバ1が、問い合わせテーブル、投稿テーブル等を参照して、分析対象の現場に関する各問い合わせのカテゴリ種別と回答日数とを調べ、分類・集計したものである。なお、回答日数は、問い合わせの登録日時と、それに対する回答(すなわち、投稿種別が「回答」の投稿)の登録日時とから算出する。また、回答者からの回答があったにもかかわらず質問者が「協議」を選択して協議が続行され、その後にまた回答があった場合等、同じ問い合わせに対して複数の回答があった場合には、最後の回答の登録日時から算出する。
また、分析結果画面の回答日を予告した期間(以下、「回答予告期間」という。)と件数表93には、分析対象の現場に関する問い合わせのうち期限回答があったものの件数が、カテゴリ毎かつ回答予告期間毎に分類されて表示されている。回答予告期間とは、期限回答時に回答期限欄60で入力された日数である。例えば、カテゴリ「地質条件(土工、法面工、支持地盤等)」に属する問い合わせで、3日以内を回答予告期間とした期限回答があったものは3件である。さらに、表93には、各カテゴリについて、問い合わせ総件数に対する、期限回答があった問い合わせの件数の割合が、「総件数に占める割合」として表示されている。これらの件数は、サーバ1が、問い合わせテーブル、投稿テーブル等を参照して、分析対象の現場に関する各問い合わせのカテゴリ種別と回答期限とを調べ、分類・集計したものである。なお、回答予告期間は、問い合わせの登録日時と、種別が「期限回答」の投稿の回答期限とから算出する。同じ問い合わせに対して期限回答が複数あった場合には、最後の期限回答で定められた回答期限を用いる。
4.実施形態の効果
回答支援システムSによれば、問い合わせに対して、回答者のみならず、第三者も意見を投稿できる。そして、回答者が用いるクライアント2bに、回答を入力可能な回答者用画面が表示され、その回答者用画面には、問い合わせ元からの質問のみならず、その問い合わせに対して第三者が投稿した意見が表示される。したがって、回答者は、回答者用画面において第三者の意見を参照しながら回答を作成できるので、回答の作成が容易になり、回答の迅速化を図ることができる。
また、回答支援システムSでは、質問に対して関係者全員が投稿可能であるとともに投稿された意見が日付け順に表示されるブログ或いは電子掲示板に似た形式を採っているので、関係者全員で問題を共有でき、上司がメンバー同士のやり取りを把握して助言を行ったり、若手メンバーがベテランメンバーに意見を求めたりすることが容易に行える。このため、世代間の技術の伝承(いわゆる団塊の世代の大量退職に伴う2007年問題の解決)や若手の育成に資することができる。
また、問い合わせ一覧画面において、緊急な問い合わせ、回答期限を過ぎた問い合わせ等にマークが付されるので、回答者の注意を喚起することができる。また、問い合わせその他の投稿に添付された写真等が、メッセージと共にサムネイル画像で表示され、そのサムネイル画像をクリックするとその写真等を有する添付ファイルが開くので、写真等の閲覧が容易である。
また、問い合わせがあった旨は、回答者のみならず関係者全員にメールで知らされるので、関係者全員の協議への参加を促すことができる。
また、回答期限までに回答が受信されない場合、注意喚起情報が回答者のクライアント2bに送信されるので、回答者に回答遅れを知らせることができ、回答の迅速化をさらに図ることができる。
また、打合せ簿作成画面に、質問と回答と意見とが編集可能に表示され、それらを編集したものを打ち合わせ内容とする打合せ簿を、印刷出力可能であるので、打合せ簿の作成が容易である。
また、回答に要した日数や回答予告期間の分析結果がクライアント2に表示されるので、その分析結果を、「ワンデーレスポンス」の実現のための資料として利用でき、「ワンデーレスポンス」の推進に役立つこととなる。
また、上記分析において、事前登録数は、工事開始前に問題を提起した件数であるので、施工業者の技術力を示すものとなる。
5.変形例
なお、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、本発明は種々の構成を採り得る。以下に例を示す。
(1)クライアント2は、パーソナル・コンピュータとは限らず、インターネット接続機能及びWebブラウザを有する携帯電話機や携帯情報端末等であってもよい。
(2)質問者、回答者、第三者は別々のクライアント2を使用しなくてもよく、例えば、質問者と第三者とが同じクライアント2を用いることとしてもよい。
(3)注意喚起情報や投稿があった旨のメールを受信するのは、クライアント2とは別の装置(例えば、携帯電話機)であってもよい。すなわち、回答者の送信先情報によって特定される送信先の装置とは、クライアント2とは限らない。また、メール以外の方法で注意喚起情報を送信してもよい。
(4)第三者用画面、回答者用画面、質問者用画面等の各画面は、それぞれ、1つの画面から構成されるものとは限らず、複数の画面から構成されるものであってもよい。
(5)回答期限を問い合わせの登録日時から起算するのではなく、クライアント2における問い合わせの送信日時や、サーバ1における問い合わせの受信日時から起算してもよい。また、期限回答による回答期限の再設定時に、問い合わせの登録日時から起算するのではなく、その期限回答の登録日時や受信日時、送信日時から起算してもよい。
(6)最初に設定される回答期限は24時間後とは限らない。また、問い合わせのタイプが「事前協議」か「緊急協議」かによって、最初に設定される回答期限を変えてもよい。例えば、「事前協議」の場合を「緊急協議」の場合よりも回答期限を長くしてもよい。また、工事テーブルに工事開始日を登録しておき、「事前協議」の場合、工事開始日を回答期限とすれば、工事開始までの解決を図ることができる。
(7)打合せ簿作成画面で入力されたデータから打合せ簿を作成する処理を、クライアント2ではなくサーバ1が行うこととしてもよい。具体的に説明すれば、打合せ簿作成画面で入力されたデータ(打合せ内容を含む)を、印刷ボタン87のクリック等を契機として、クライアント2からサーバ1に送信し、サーバ1が、それらのデータを打合せ簿フォームに当て嵌めること等により、打合せ簿を作成し、その打合せ簿をクライアント2に送信して、クライアント2が印刷出力することとしてもよい。すなわち、サーバ1は打合せ簿フォーム送信手段は有さないこととして、サーバ1が、クライアント2から受信した打合せ内容を用いて、打合せ簿を作成し、クライアント2に送信する打合せ簿作成送信手段を有することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る回答支援システムの構成図である。 ユーザテーブル、工事テーブルのそれぞれ一部の構成概要図である。 問い合わせテーブル、投稿テーブル、添付ファイルテーブルのそれぞれ一部の構成概要図である。 回答支援サーバの動作を示すフローチャートである。 問い合わせ処理における回答支援システムの動作を示すフローチャートである。 図5−1の続きのフローチャートである。 図5−2の続きのフローチャートである。 問い合わせ一覧画面の例である。 問い合わせ登録画面の例である。 問い合わせ一覧画面の例である。 第三者用画面の例である 問い合わせ一覧画面の例である。 回答者用画面の例である。 回答者用画面の協議内容一覧部の例である。 回答者用画面の例である。 問い合わせ一覧画面の例である。 質問者用画面の例である。 質問者用画面の協議内容一覧部の例である。 打合せ簿作成処理における回答支援システムの動作を示すフローチャートである。 打合せ簿作成画面の例である。 打合せ簿の例である。 分析処理における回答支援システムの動作を示すフローチャートである。 分析結果画面の例であり、各表については一部のみを示したものである。
符号の説明
1…回答支援サーバ
2…クライアント
13…記憶部

Claims (7)

  1. 画面の表示用データに基づいて画面を表示する手段と表示した画面において情報を入力する手段とを備えた複数のクライアントと交信可能であり、複数の利用者の識別情報が記憶された記憶部を備えた回答支援サーバであって、
    質問者が用いるクライアントから質問を受信して、前記質問者の前記識別情報と、前記質問に回答すべき回答者の前記識別情報とに関連付けて、前記記憶部に記憶する質問記憶手段と、
    前記質問者でも前記回答者でもない利用者が用いるクライアントに、前記質問を表示するとともに意見を入力可能な第三者用画面の表示用データを送信する第三者用画面送信手段と、
    前記第三者用画面において入力された意見を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する意見記憶手段と、
    前記回答者が用いるクライアントに、前記質問と前記質問に対する意見とを表示するとともに回答を入力可能な回答者用画面の表示用データを送信する回答者用画面送信手段と、
    前記回答者用画面において入力された回答を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答記憶手段と、
    前記質問者が用いるクライアントに、前記質問に対する回答を表示する質問者用画面の表示用データを送信する質問者用画面送信手段と、
    を有することを特徴とする回答支援サーバ。
  2. 前記記憶部に前記複数の利用者の送信先情報が記憶され、
    前記質問に対する回答期限を設定して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答期限設定手段と、
    前記回答期限までに前記質問に対する回答を受信していない場合、前記回答者の前記送信先情報に基づいて特定される送信先の装置に、注意喚起情報を送信する注意喚起手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の回答支援サーバ。
  3. 打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、前記記憶部に記憶されている回答と意見とに基づいて、当該回答と意見とが編集可能に表示され前記回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、送信する打合せ簿作成画面送信手段と、
    前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、打合せ簿を作成するための打合せ簿フォームを送信する打合せ簿フォーム送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の回答支援サーバ。
  4. 打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、前記記憶部に記憶されている回答と意見とに基づいて、当該回答と意見とが編集可能に表示され前記回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、送信する打合せ簿作成画面送信手段と、
    前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントから受信した前記打合せ内容を用いて、打合せ簿を作成し、前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに送信する打合せ簿作成送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の回答支援サーバ。
  5. 前記回答記憶手段が、回答日を前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶するように構成され、
    記憶しておいた前記回答日に基づいて回答に要した日数の分析を行い、当該分析結果を、分析要求を送ってきたクライアントに送信する分析手段、
    を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の回答支援サーバ。
  6. 複数の利用者の識別情報が記憶された記憶部を備えた回答支援サーバと、
    前記回答支援サーバと交信可能であって、前記回答支援サーバから受信した画面の表示用データに基づいて画面を表示する手段と、表示した画面において情報を入力する手段とを備えた複数のクライアントと、
    を備えた回答支援システムであって、
    前記回答支援サーバが、
    質問者が用いるクライアントから質問を受信して、前記質問者の前記識別情報と、前記質問に回答すべき回答者の前記識別情報とに関連付けて、前記記憶部に記憶する質問記憶手段と、
    前記質問者でも前記回答者でもない利用者が用いるクライアントに、前記質問を表示するとともに意見を入力可能な第三者用画面の表示用データを送信する第三者用画面送信手段と、
    前記第三者用画面において入力された意見を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する意見記憶手段と、
    前記回答者が用いるクライアントに、前記質問と前記質問に対する意見とを表示するとともに回答を入力可能な回答者用画面の表示用データを送信する回答者用画面送信手段と、
    前記回答者用画面において入力された回答を受信して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答記憶手段と、
    前記質問者が用いるクライアントに、前記質問に対する回答を表示する質問者用画面の表示用データを送信する質問者用画面送信手段と、
    打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、前記記憶部に記憶されている回答と意見とに基づいて、当該回答と意見とが編集可能に表示され前記回答と意見とを編集することにより打合せ内容を作成可能な打合せ簿作成画面の表示用データを、送信する打合せ簿作成画面送信手段と、
    前記打合せ簿作成要求を送ってきたクライアントに、打合せ簿を作成するための打合せ簿フォームを送信する打合せ簿フォーム送信手段と、
    を有し、
    前記各クライアントが、
    前記打合せ簿作成画面において作成された前記打合せ内容と、前記打合せ簿フォームとを用いて、打合せ簿を作成して印刷出力する打合せ簿作成手段、
    を有する
    ことを特徴とする回答支援システム。
  7. 前記記憶部に前記複数の利用者の送信先情報が記憶され、
    前記回答支援サーバが、
    前記質問に対する回答期限を設定して、前記質問に関連付けて前記記憶部に記憶する回答期限設定手段と、
    前記回答期限までに前記質問に対する回答を受信していない場合、前記回答者の前記送信先情報に基づいて特定される送信先の装置に、注意喚起情報を送信する注意喚起手段と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の回答支援システム。
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