JPH1131059A - 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷情報に依存しないで、ユーザが意図する
結果を得たい印刷装置を視覚的に認識しながら、所望の
印刷結果を得たい印刷装置を容易に選択することであ
る。 【解決手段】 キーボード９等によりＣＲＴ１０に表示
される印刷イメージに対する選択指示に基づいてＣＰＵ
１がアプリケーションからの印刷情報を対応するいずれ
かのプリンタに転送する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数の印刷装置と通信して印刷情報を転送制御す
る印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ホストコンピュータ等のデータ処
理装置側において印刷情報を転送制御する印刷制御装置
においては、ホストコンピュータをプリンタサーバと接
続することにより、複数あるプリンタの情報を取得し
て、印刷したいファイル（画像）の種類（サイズ，色な
ど）に応じて最適なプリンタを選択し印刷させていた。

【０００３】例えば、取得したプリンタの情報に基づい
てカラー写真データを含むファイルならカラープリンタ
が選択され、モノクロデータのみならモノクロのプリン
タが選択されて印刷されていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
によるプリンタ選択処理では、プリンタサーバと接続さ
れている場合に有効であり、かつすべてを自動的に行わ
せているため、以下のような問題点があった。

【０００５】すなわち、印刷したいファイルに対して所
望のプリンタが選択されなかったり、カラー写真データ
を含むファイルであっても白黒プリンタで印刷したいの
に、カラープリンタで印刷されてしまうという問題点が
あった。

【０００６】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の目的は、印刷指示に基づく画
面表示時に、選択可能なそれぞれの印刷装置の印刷資源
を利用して印刷される印刷イメージを表示し、該印刷イ
メージの選択指示に基づいて印刷情報の転送先を切り替
え制御することにより、印刷情報に依存しないで、ユー
ザが意図する結果を得たい印刷装置を視覚的に認識しな
がら、所望の印刷結果を得たい印刷装置を容易に選択指
示できる印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピ
ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
を提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、所定の通信媒体を介して複数の印刷装置と通信して
印刷情報を転送制御する印刷制御装置であって、各印刷
装置から取得した印刷資源情報に基づいて作成される印
刷設定情報を記憶する記憶手段と、アプリケーションか
らの印刷要求指示時に、前記記憶手段に記憶された前記
印刷設定情報に基づいて任意の頁の印刷イメージ一覧を
表示部に表示する表示制御手段と、前記表示部に表示さ
れた各印刷装置の印刷イメージ一覧中から所望の印刷イ
メージを選択指示する指示手段と、前記指示手段による
前記印刷イメージ選択指示に基づいて前記アプリケーシ
ョンからの印刷情報を対応するいずれかの印刷装置に転
送する転送制御手段とを有するものである。

【０００８】本発明に係る第２の発明は、前記表示制御
手段は、前記任意の頁の印刷イメージ一覧中の印刷イメ
ージを印刷イメージから縮小された縮小イメージとして
表示部に表示するものである。

【０００９】本発明に係る第３の発明は、所定の通信媒
体を介して複数の印刷装置と通信して印刷情報を転送制
御する印刷制御装置であって、各印刷装置から取得した
印刷資源情報に基づいて作成される印刷設定情報を記憶
する記憶手段と、アプリケーションからの印刷要求指示
時に、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定情報に基
づいていずれかの印刷装置に対応する任意の頁の印刷イ
メージおよび選択可能な印刷装置候補一覧を表示部に表
示する表示制御手段と、前記表示部に表示された印刷装
置の印刷イメージから所望の印刷イメージを選択指示す
る指示手段と、前記指示手段による前記印刷イメージ選
択指示に基づいて前記アプリケーションからの印刷情報
を対応する前記印刷装置に転送する転送制御手段とを有
するものである。

【００１０】本発明に係る第４の発明は、前記表示制御
手段は、前記表示部に表示された印刷装置候補一覧中に
対する選択指示に基づいて表示する印刷イメージを切り
替え表示するものである。

【００１１】本発明に係る第５の発明は、前記表示制御
手段は、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定情報に
基づいてあらかじめ選択されているあるいは通常使用す
る印刷装置による任意の頁の印刷イメージおよび選択可
能な印刷装置候補一覧を表示部に表示するものである。

【００１２】本発明に係る第６の発明は、所定の通信媒
体を介して通信して複数の印刷装置に対する印刷情報の
転送を制御する印刷制御方法であって、アプリケーショ
ンからの印刷要求指示時に、記憶された各印刷装置から
取得した印刷資源情報に基づいて作成される印刷設定情
報に基づいて任意の頁の印刷イメージ一覧を表示部に表
示する表示工程と、前記表示部に表示された各印刷装置
の印刷イメージ一覧中から所望の印刷イメージを選択指
示する指示工程と、前記指示工程による前記印刷イメー
ジ選択指示に基づいて前記アプリケーションからの印刷
情報を対応するいずれかの印刷装置に転送する転送工程
とを有するものである。

【００１３】本発明に係る第７の発明は、所定の通信媒
体を介して通信して複数の印刷装置に対する印刷情報の
転送を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを格納した記憶媒体であって、アプリケーションから
の印刷要求指示時に、記憶された各印刷装置から取得し
た印刷資源情報に基づいて作成される印刷設定情報に基
づいて任意の頁の印刷イメージ一覧を表示部に表示する
表示工程と、前記表示部に表示された各印刷装置の印刷
イメージ一覧中から所望の印刷イメージを選択指示する
指示工程と、前記指示工程による前記印刷イメージ選択
指示に基づいて前記アプリケーションからの印刷情報を
対応するいずれかの印刷装置に転送する転送工程とを有
するものである。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。

【００１５】図１は、本発明の印刷制御装置を適用可能
なプリンタ制御システムの概念図である。

【００１６】図において、ＰＣ１はスタンドアロンのコ
ンピュータであり、本実施形態の特徴であるプリンタ制
御を行う以外にも印刷データの作成などの各種処理を行
う。ＰＣ２〜ＰＣ４はコンピュータであり、コンピュー
タＰＣ１と同様の処理を行うことも可能である。また、
コンピュータＰＣ１〜ＰＣ４とは、例えばイーサネット
等を介して相互に通信可能に構成されている。

【００１７】なお、Ｐ１はプリンタで、コンピュータＰ
Ｃ１のローカルプリンタとして接続されている。Ｓ１は
赤外線通信装置で、他の赤外線通信装置Ｓ２と所定のプ
ロトコルで通信可能に構成されている。なお、赤外線通
信装置Ｓ１はコンピュータＰＣ１の背面にある外部機器
接続用の拡張ポートに接続され、赤外線通信装置Ｓ２は
プリンタＰ６の拡張ポートに接続され、赤外線通信装置
Ｓ１から無線送信されたデータを赤外線通信装置Ｓ２が
受信できるよう好適な位置に配置されている。

【００１８】また、Ｐ２はプリンタで、コンピュータＰ
Ｃ２のローカルプリンタとして接続されている。さら
に、Ｐ３はプリンタで、コンピュータＰＣ３のローカル
プリンタとして接続されている。また、Ｐ４はプリンタ
で、コンピュータＰＣ４のローカルプリンタとして接続
されている。Ｓｅｒｖ１はサーバであり、プリンタＰ５
の制御を行う。

【００１９】なお、プリンタＰ２〜Ｐ４は各々共有プリ
ンタとしてネットワーク上の各コンピュータから選択可
能に設定されている。ここで、本実施形態の説明のた
め、コンピュータＰＣ１及びプリンタＰ１及び赤外線通
信装置Ｓ１の組み合わせをＧ１、コンピュータＰＣ２及
びプリンタＰ２の組み合わせをＧ２、コンピュータＰＣ
３及びプリンタＰ３の組み合わせをＧ３、コンピュータ
ＰＣ４及びプリンタＰ４の組み合わせをＧ４、サーバＳ
ｅｒｖｅ１及びプリンタＰ５の組み合わせをＧ５、プリ
ンタＰ６及び赤外線通信装置Ｓ２の組み合わせをＧ６と
し、組み合わせＧ１では、ファイルの編集や保存などの
一連の作業を行い、そのファイルを印刷する際、組み合
わせＧ２〜Ｇ６から最適なプリンタを選択する。

【００２０】また、本実施形態を適用可能なシステム
は、図１に示した構成に限らず、例えば、組み合わせＧ
２〜Ｇ６にネットワークボード付きのプリンタを用いる
ことも可能であり、さらにプリンタの追加や削除を行う
ことも可能である。

【００２１】さらに、プリンタに限らず、ファクシミリ
機能や、コピー機能とプリンタ機能とファクシミリ機能
を備えた複合機などを用いることも可能である。

【００２２】〔第１実施形態〕図２は、本発明の第１実
施形態を示す印刷制御装置を適用可能な印刷システムの
制御構成を説明するブロック図である。

【００２３】図において、３０００はホストコンピュー
タ（情報処理装置）で、ＲＯＭ３のプログラム用ＲＯＭ
に記憶された制御手順に基づいてプリンタ１０００とデ
ータ通信する。また、ＲＯＭ３のプログラム用ＲＯＭに
は、ＣＰＵ１の制御プログラム等を記憶し、ＲＯＭ３の
フォント用ＲＯＭにはフォントデータ等を記憶し、ＲＯ
Ｍ３のデータ用ＲＯＭは各種データを記憶する。２はＲ
ＡＭで、ＣＰＵ１の主メモリ，ワークメモリ等として機
能する。４は前記ホストコンピュータ３０００のシステ
ムバスである。

【００２４】５はキーボードコントローラ（ＫＢＣ）
で、キーボード９や図示しないポインティングデバイス
からのキー入力を制御する。６はＣＲＴコントローラ
（ＣＲＴＣ）で、ＣＲＴディスプレイ（ＣＲＴ）１０の
表示を制御する。７はメモリコントローラ（ＭＣ）で、
フォントデータ，ユーザファイル，編集ファイル等を記
憶するハードディスク（ＨＤ），フロッピーディスク
（ＦＤ）等の外部メモリ１１とのアクセスを制御する。

【００２５】８はプリンタコントローラ（ＰＲＴＣ）
で、所定のインタフェース２１を介してプリンタ１００
０に接続されて、プリンタ１０００との通信制御処理を
実行する。

【００２６】なお、ＣＰＵ１は、例えばＲＡＭ２上に設
定された表示情報ＲＡＭへのアウトラインフォントの展
開処理を実行し、ＣＲＴ１０上でのＷＹＳＩＷＹＧを可
能としている。

【００２７】また、ＣＰＵ１は、ＣＲＴ１０上の図示し
ないマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて
登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理
を行う。

【００２８】プリンタ１０００において、１２はプリン
タＣＰＵ（ＣＰＵ）で、ＲＯＭ１３のプログラム用ＲＯ
Ｍに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ１
４に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバ
ス１５に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括
的に制御し、印刷部インタフェース１６を介して接続さ
れる印刷部（プリンタエンジン）１７に出力情報として
の画像信号を出力する。

【００２９】また、ＲＯＭ１３のフォント用ＲＯＭに
は、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデー
タ等を記憶し、ＲＯＭ１３のデータ用ＲＯＭにはハード
ディスク等の外部メモリ１４が無いプリンタの場合に
は、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶し
ている。

【００３０】ＣＰＵ１２は、入力部１８を介してホスト
コンピュータ３０００との通信処理が可能となってお
り、プログラム内の情報をホストコンピュータ３０００
に通知可能に構成されている。

【００３１】１９はＲＡＭで、ＣＰＵ１２の主メモリ，
ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに
接続されるオプションＲＡＭによりメモリ容量を拡張す
ることができるように構成されている。なお、ＲＡＭ１
９は、出力情報展開領域，環境データ格納領域，ＮＶＲ
ＡＭ等に用いられる。前述したハードディスク，ＩＤカ
ード等の外部メモリ１４はメモリコントローラ（ＭＣ）
２０によりアクセスが制御される。

【００３２】以下、本実施形態の特徴的構成について図
２等を参照して説明する。

【００３３】上記のように構成された、所定の通信媒体
（ネットワーク，インタフェース）を介して複数の印刷
装置（プリンタ１０００或いはプリンタＰ１〜Ｐ６）と
通信して印刷情報を転送制御する印刷制御装置であっ
て、各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて作
成される印刷設定情報（図４参照）を記憶する記憶手段
（外部メモリ１１または図示しないハードディスク等の
二次記憶装置）と、アプリケーションからの印刷要求指
示時に、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定情報に
基づいて任意の頁の印刷イメージ一覧を表示部（例えば
ＣＲＴ１０）に表示する表示制御手段（ＣＰＵ１がＲＯ
Ｍ３あるいは図示しない他のメモリ資源に記憶された制
御プログラムを実行してＣＲＴＣ６を介して表示制御
（図３参照）する）と、前記表示部に表示された各印刷
装置の印刷イメージ一覧中から所望の印刷イメージを選
択指示する指示手段（キーボード９あるいは図示しない
ポインティングデバイスを操作してカーソルが指示して
いる印刷イメージをクリック指示あるいはダブルクリッ
ク指示する））と、前記指示手段による前記印刷イメー
ジ選択指示に基づいて前記アプリケーションからの印刷
情報を対応するいずれかの印刷装置に転送する転送制御
手段（ＣＰＵ１がＲＯＭ３あるいは図示しない他のメモ
リ資源に記憶された制御プログラム（プリンタドライバ
を含む）を実行して転送制御する）とを有するので、選
択可能な各印刷装置とそれぞれの印刷装置で印刷しよう
としている印刷情報の印刷イメージとを視覚的に確認し
て、所望の印刷装置を正確、かつ自由に選択することが
できる。

【００３４】また、ＣＰＵ１，ＣＲＴＣ６は、前記任意
の頁の印刷イメージ一覧中の印刷イメージを印刷イメー
ジから縮小された縮小イメージとしてＣＲＴ１０に表示
するので、印刷イメージ表示処理負担を強いることな
く、選択可能な各印刷装置とそれぞれの印刷装置で印刷
しようとしている印刷情報の印刷イメージを表示して、
視覚的に印刷イメージを容易に確認することができると
ともに、印刷イメージから印刷装置候補を直接選択指示
できるので、視覚イメージで捉えている印刷イメージと
対応する印刷装置とが食い違う事態を回避し、意図する
印刷結果を得ることができる所望の印刷装置を誤りなく
容易に選択できる。

【００３５】図３は、図２に示したホストコンピュータ
３０００のＣＲＴ１０にユーザインタフェースとして表
示される印刷設定画面の一例を示す図である。

【００３６】図において、ＰＩ−１〜ＰＩ−６は印刷イ
メージ表示で、各プリンタＰ１〜Ｐ６による固有の印刷
イメージ（カラープリンタであれば、カラー表示するの
でカラーイメージ表示となる）を縮小イメージ（サムネ
イル）として表示される。なお、印刷イメージ表示ＰＩ
−１〜ＰＩ−６の下部には、当該プリンタのプリンタ名
（本実施形態ではＰ１〜Ｐ６）が表示（選択中のプリン
タ名は実線枠で表示され、非選択中のプリンタ名は破線
枠表示される）される。

【００３７】ＩＭはプリンタ印刷設定情報枠で、現在選
択しているプリンタに関する印刷設定情報、例えば図４
に示す印刷資源テーブル情報を参照して印刷方式，カラ
ー／モノクロ印刷の別，選択可能な用紙サイズ，印刷目
的，設置場所等を表示することが可能になっている。

【００３８】ＢＴ−１〜ＢＴ−３はボタンで、ボタンＢ
Ｔ−１を押下指示することにより印刷イメージ表示が開
始され、ボタンＢＴ−２を押下指示することにより印刷
設定画面の表示が開始され、ボタンＢＴ−３を押下指示
することにより印刷設定ウインドウＷ１が閉じられる。

【００３９】なお、プリンタ印刷設定情報枠ＩＭには、
各プリンタの資源情報が表示されるが、選択されている
プリンタから他のプリンタに選択状態が切り替わると、
表示される設定情報は、新たに選択されたプリンタの設
定情報に新たに変更される。その際の設定は、本実施形
態では、使用するプリンタの駆動プログラムであるドラ
イバのデフォルト状態、あるいは最後に使用した状態を
読み込んでいるが、これに限らず他の方法で行うことも
可能である。

【００４０】図４は、図２に示したホストコンピュータ
３０００の外部メモリ１１に記憶される印刷資源テーブ
ル情報の一例を示す図である。

【００４１】図において、４１はプリンタ名で、図１に
示したプリンタＰ１〜Ｐ６に対応するプリンタ名（本実
施形態ではＰ１〜Ｐ６）が記憶されている。４２は印刷
方式種別で、各プリンタ名毎にインクジェット／電子写
真／熱転写等の方式が記憶されている。４３はカラー／
モノクロ種別で、各プリンタ名毎にカラー／モノクロの
いずれかが記憶されている。４４は用紙種別で、各プリ
ンタ名毎に使用可能な普通紙／専用光沢紙／専用紙のい
ずれかが記憶されている。４５は用紙サイズ種別で、各
プリンタ名毎に選択可能な用紙サイズが記憶されてい
る。４６は印刷材料種別で、各プリンタ名毎に使用され
る印刷材料としてのカラー／モノクロのいずれかが記憶
されている。４７は印刷目的種別で、各プリンタ名毎に
印刷する対象としての文書／図形／写真／ＤＴＰのいず
れかが記憶されている。４８は設置場所で、図１に示し
たプリンタＰ１〜Ｐ６の設置場所が記憶されている。

【００４２】次に、上記したユーザインタフェースにつ
いて詳細に説明する。

【００４３】なお、組み合わせＧ１のコンピュータＰＣ
１には、プリンタＰ１〜Ｐ６を制御するプリンタ制御プ
ログラムが組み込まれており、印刷開始を行うと、図３
に示したユーザインタフェースが起動する。そして、フ
ァイルに対し所望のプリンタの選択やプリンタの設定確
認ができる。

【００４４】本実施形態においては、前記ユーザインタ
フェースが起動する際、現在のプリンタの接続状況や印
刷時設定情報を確認し、確認した結果を一覧として表示
させる。また、一覧は、各々のプリンタに対する印刷イ
メージを縮小させ行数・列数に分けて表示させている
（例えば、サムネイル表示）。ここで、一覧表示された
画像をコマンドボタンとし、押下すると印刷が開始され
る構成としてもよく、キーボードやマウスなどを利用し
て行ってもよい。

【００４５】さらに、予め各プリンタの設定が図４のよ
うに定められていると、前記ユーザインタフェースでは
それに応じて、設定情報表示枠には選択したプリンタの
設定情報が表示される。

【００４６】例えば、プリンタ名としての「Ｐ１」を選
択すると、設定情報表示枠には、「現在選択しているプ
リンタ：Ｐ−１，種類：インクジェット，用紙：普通紙
（Ａ４）、印刷目的：文書，カラー」と表示される。な
お、表示方法は、この限りではなく、絵柄による表示で
もよく、また別の表示枠を設けてそこに表示させるなど
様々な方法を用いることができる。

【００４７】また、プリンタの設置場所やネットワーク
の場合接続先を示すキューなどを表示させることもでき
る。

【００４８】次に、図１に示したプリンタ制御システム
の一連の動作を図５に示すフローチャートおよび図２等
を参照して説明する。

【００４９】図５は、本発明に係る印刷制御装置のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
（１）〜（１０）は各ステップを示す。

【００５０】まず、図２に示したキーボード９等を操作
して所望のファイルをアプリケーションソフトによりＣ
ＲＴ１０上に表示させたり、編集したり、保存するなど
の作業を行う（１）。次に、該編集処理されたファイル
に対し、印刷を開始するための印刷開始コマンドを入力
する（２）。本実施形態においては、例えば外部メモリ
１１から読み出して動作中のアプリケーションソフトの
メニューから印刷を選択する、あるいはメニューバーの
印刷開始アイコンをクリックすることで印刷を開始す
る。なお、印刷開始の方法はこの限りではなく、他の方
法を使うことも可能である。

【００５１】次に、印刷を開始するとプリンタ制御プロ
グラムのユーザインタフェースが起動して図３に示した
印刷設定ウインドウＷ１に接続されているプリンタの一
覧が表示される（３）。ここで、所望のプリンタに対す
る印刷設定を見たり、印刷イメージを表示させたり、印
刷開始（プリンタ動作開始）を行うことが可能な状態と
なり、入力されるボタンの種別を判定する（４）。

【００５２】ステップ（４）で、直接印刷を開始しよう
として、所望のプリンタ名がある表示部分をダブルクリ
ックすることにより選択されたと判定した場合には
（５）、コンピュータは選択したプリンタに印刷データ
を送信し、印刷が開始され、所望のファイルの印刷が完
了して（１０）、処理を終了する。

【００５３】一方、所望のプリンタの印刷設定情報を調
べたい場合は、その表示をクリックして選択状態とし
て、設定表示ボタンとしてのボタンＢＴ−２を押下する
と、ステップ（４）からステップ（６）へ進み、プリン
タ印刷設定情報を設定表示し、該表示後は、印刷指示が
なされたかどうかを判定して（７）、ＮＯならば元のユ
ーザインタフェースに戻すため、ステップ（４）へ戻
り、ＹＥＳならば、ステップ（１０）へ進み、印刷開始
する。

【００５４】一方、ステップ（４）で、所望のプリンタ
に対する印刷イメージを表示させるためにイメージ表示
用のボタンＢＴ−１が指示されたと判定した場合には、
ステップ（８）へ進み、印刷イメージを図３に示すよう
にイメージを縮小表示し、該表示後は、印刷指示がなさ
れたかどうかを判定して（９）、ＮＯならば元のユーザ
インタフェースに戻すため、ステップ（４）へ戻り、Ｙ
ＥＳならば、ステップ（１０）へ進み、印刷開始する。

【００５５】これにより、選択可能なプリンタの出力イ
メージを確認し、該出力イメージを直接選択指示すると
いう操作により、編集した出力情報を意図する結果が得
られる印刷装置に転送して印刷処理することができる。

【００５６】以下、本実施形態の特徴的構成についてさ
らに図５を参照して説明する。

【００５７】上記のように構成された所定の通信媒体
（ネットワーク，インタフェース）を介して通信して複
数の印刷装置（プリンタ１０００あるいは図１に示した
プリンタＰ１〜Ｐ６）に対する印刷情報の転送を制御す
る印刷制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介
して通信して複数の印刷装置（プリンタ１０００あるい
は図１に示したプリンタＰ１〜Ｐ６）に対する印刷情報
の転送を制御するコンピュータ（３０００）が読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、アプリ
ケーションからの印刷要求指示時に、記憶された各印刷
装置から取得した印刷資源情報に基づいて作成される印
刷設定情報に基づいて任意の頁の印刷イメージ一覧を表
示部に表示する表示工程（図５のステップ（２），
（３），（８））と、前記表示部（例えばＣＲＴ１０）
に表示された各印刷装置の印刷イメージ一覧中から所望
の印刷イメージを選択指示する指示工程（図２のステッ
プ（４））と、前記指示工程による前記印刷イメージ選
択指示に基づいて前記アプリケーションからの印刷情報
を対応するいずれかの印刷装置に転送する転送工程（図
５のステップ（１０））とを有するので、選択可能な各
印刷装置とそれぞれの印刷装置で印刷しようとしている
印刷情報の印刷イメージとを視覚的に確認して、所望の
印刷装置を正確、かつ自由に選択することができる。

【００５８】〔第２実施形態〕上記第１実施形態では、
選択可能な印刷装置で出力される印刷イメージの縮小イ
メージ一覧を印刷指示画面上に表示して、直接縮小イメ
ージを選択指示する操作により出力する印刷装置候補を
選択する場合について説明したが、現在選択中または通
常使用されている印刷装置の出力イメージを表示し、か
つ選択可能な他のプリンタ名等の情報を表示して、該プ
リンタ名を指示することにより、出力される出力イメー
ジを切り替え表示して、出力イメージを確認できるよう
に構成してもよい。以下、その実施形態について説明す
る。

【００５９】図６は、本発明の第２実施形態を示す印刷
制御装置におけるユーザインタフェースの一例を示す図
であり、図３と同一のものには同一の符号を付してあ
る。

【００６０】本実施形態におけるユーザインタフェース
は、図３に示したユーザインタフェース同様、印刷開始
の指示をを行うと表示される。

【００６１】ただし、本実施形態においては、予めプリ
ンタを選択している、または通常使われるプリンタに再
選択可能なボタンＢＴ−１１〜ＢＴ−１６を設け、現在
選択中の印刷装置に対応するボタンが実線表示され、他
の非選択中のボタンが破線表示されて識別できるように
構成されている。

【００６２】なお、印刷イメージの表示は、縮小された
ものでも、等倍のものでもよく、プリンタ印刷設定情報
表示の方法もこの限りではない。また、プリンタ選択ボ
タンもこの限りではなく、絵柄を用いてアイコン表示さ
せたり、ドロップダウンメニューを用いるなど様々な方
法で行うことが可能である。さらに、プリンタ制御シス
テムを自動化させた場合、印刷の際にユーザインタフェ
ースを起動させ、プリンタの確認や印刷イメージの確
認，プリンタの変更，印刷設定の確認などを行うことも
可能である。

【００６３】以下、本実施形態の特徴的構成について図
２および図６等を参照して説明する。

【００６４】上記のように構成された所定の通信媒体
（ネットワーク，インタフェース）を介して複数の印刷
装置（プリンタ１０００或いはプリンタＰ１〜Ｐ６）と
通信して印刷情報を転送制御する印刷制御装置であっ
て、各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて作
成される印刷設定情報を記憶する記憶手段（外部メモリ
１１または図示しない他のメモリ資源であって、ハード
ディスク等の二次記憶装置を含む）と、アプリケーショ
ンからの印刷要求指示時に、前記記憶手段に記憶された
前記印刷設定情報（図４参照）に基づいていずれかの印
刷装置に対応する任意の頁の印刷イメージおよび選択可
能な印刷装置候補一覧を表示部（ＣＲＴ１０）に表示す
る表示制御手段（ＣＰＵ１がＲＯＭ３あるいは図示しな
い他のメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行し
てＣＲＴＣ６を介して表示制御（図６参照）する）と、
前記表示部に表示された印刷装置の印刷イメージから所
望の印刷イメージを選択指示する指示手段（キーボード
９あるいは図示しないポインティングデバイスを操作し
てカーソルによりイメージを指示し、クリック，ダブル
クリック等の操作指示を行う）と、前記指示手段による
前記印刷イメージ選択指示に基づいて前記アプリケーシ
ョンからの印刷情報を対応する前記印刷装置に転送する
転送制御手段（ＣＰＵ１がＲＯＭ３あるいは図示しない
他のメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して
転送制御する）とを有するので、選択可能な印刷装置中
で印刷実行可能に現在設定されている印刷装置とその印
刷装置で印刷しようとしている印刷情報の印刷イメージ
とを視覚的に確認しながら、所望の印刷装置を正確、か
つ自由に選択することができる。

【００６５】また、ＣＰＵ１，ＣＲＴＣ６は、ＣＲＴ１
０に表示された印刷装置候補一覧中に対する選択指示に
基づいて表示する印刷イメージ（図６の印刷イメージＰ
Ｉ−１）を切り替え表示するので、選択可能な印刷装置
中で印刷実行可能に現在設定されている印刷装置を切り
替えながら、対応するそれぞれの印刷装置で印刷しよう
としている印刷情報の印刷イメージとを視覚的に確認し
ながら、所望の印刷装置を正確、かつ自由に選択するこ
とができる。

【００６６】さらに、ＣＰＵ１，ＣＲＴＣ６は、外部メ
モリ１１等に記憶された前記印刷設定情報に基づいてあ
らかじめ選択されているあるいは通常使用する印刷装置
による任意の頁の印刷イメージおよび選択可能な印刷装
置候補一覧を表示部に表示するので、意図する頁の印刷
イメージを確認して、最良の結果を得ることができる印
刷装置を容易に選択できる。

【００６７】なお、上記実施形態では、印刷イメージを
表示する際に、自動選択される、例えば印刷するファイ
ルの第１頁目を表示する場合を例としたが、ユーザが意
図する頁を指定して、表示状態を確認したり、各頁を回
覧するように表示して、印刷装置を最終的な印刷装置候
補を画像選択できるように構成してもよい。

【００６８】以下、図７に示すメモリマップを参照して
本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。

【００６９】図７は、本発明に係るデータ処理装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。

【００７０】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。

【００７１】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。

【００７２】本実施形態における図５に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリやＦＤ等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。

【００７３】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。

【００７４】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。

【００７５】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。

【００７６】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【００７７】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。

【００７８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、所定の通信媒体を介して複数の印刷装
置と通信して印刷情報を転送制御する印刷制御装置であ
って、各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて
作成される印刷設定情報を記憶する記憶手段と、アプリ
ケーションからの印刷要求指示時に、前記記憶手段に記
憶された前記印刷設定情報に基づいて任意の頁の印刷イ
メージ一覧を表示部に表示する表示制御手段と、前記表
示部に表示された各印刷装置の印刷イメージ一覧中から
所望の印刷イメージを選択指示する指示手段と、前記指
示手段による前記印刷イメージ選択指示に基づいて前記
アプリケーションからの印刷情報を対応するいずれかの
印刷装置に転送する転送制御手段とを有するので、選択
可能な各印刷装置とそれぞれの印刷装置で印刷しようと
している印刷情報の印刷イメージとを視覚的に確認し
て、所望の印刷装置を正確、かつ自由に選択することが
できる。

【００７９】第２の発明によれば、前記表示制御手段
は、前記任意の頁の印刷イメージ一覧中の印刷イメージ
を印刷イメージから縮小された縮小イメージとして表示
部に表示するので、印刷イメージ表示処理負担を強いる
ことなく、択可能な各印刷装置とそれぞれの印刷装置で
印刷しようとしている印刷情報の印刷イメージを表示す
して、視覚的に印刷イメージを容易に確認することがで
きるとともに、印刷イメージから印刷装置候補を直接選
択指示できるので、視覚イメージで捉えている印刷イメ
ージと対応する印刷装置とが食い違う事態を回避し、意
図する印刷結果を得ることができる所望の印刷装置を誤
りなく容易に選択できる。

【００８０】第３の発明によれば、所定の通信媒体を介
して複数の印刷装置と通信して印刷情報を転送制御する
印刷制御装置であって、各印刷装置から取得した印刷資
源情報に基づいて作成される印刷設定情報を記憶する記
憶手段と、アプリケーションからの印刷要求指示時に、
前記記憶手段に記憶された前記印刷設定情報に基づいて
いずれかの印刷装置に対応する任意の頁の印刷イメージ
および選択可能な印刷装置候補一覧を表示部に表示する
表示制御手段と、前記表示部に表示された印刷装置の印
刷イメージから所望の印刷イメージを選択指示する指示
手段と、前記指示手段による前記印刷イメージ選択指示
に基づいて前記アプリケーションからの印刷情報を対応
する前記印刷装置に転送する転送制御手段とを有するの
で、選択可能な印刷装置中で印刷実行可能に現在設定さ
れている印刷装置とその印刷装置で印刷しようとしてい
る印刷情報の印刷イメージとを視覚的に確認しながら、
所望の印刷装置を正確、かつ自由に選択することができ
る。

【００８１】第４の発明によれば、前記表示制御手段
は、前記表示部に表示された印刷装置候補一覧中に対す
る選択指示に基づいて表示する印刷イメージを切り替え
表示するので、選択可能な印刷装置中で印刷実行可能に
現在設定されている印刷装置を切り替えながら、対応す
るそれぞれの印刷装置で印刷しようとしている印刷情報
の印刷イメージとを視覚的に確認しながら、所望の印刷
装置を正確、かつ自由に選択することができる。

【００８２】第５の発明によれば、前記表示制御手段
は、前記記憶手段に記憶された前記印刷設定情報に基づ
いてあらかじめ選択されているあるいは通常使用する印
刷装置による任意の頁の印刷イメージおよび選択可能な
印刷装置候補一覧を表示部に表示するので、意図する頁
の印刷イメージを確認して、最良の結果を得ることがで
きる印刷装置を容易に選択できる。

【００８３】第６，第７の発明によれば、所定の通信媒
体を介して通信して複数の印刷装置に対する印刷情報の
転送を制御する印刷制御方法であって、あるいは所定の
通信媒体を介して通信して複数の印刷装置に対する印刷
情報の転送を制御するコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、アプリケーショ
ンからの印刷要求指示時に、記憶された各印刷装置から
取得した印刷資源情報に基づいて作成される印刷設定情
報に基づいて任意の頁の印刷イメージ一覧を表示部に表
示する表示工程と、前記表示部に表示された各印刷装置
の印刷イメージ一覧中から所望の印刷イメージを選択指
示する指示工程と、前記指示工程による前記印刷イメー
ジ選択指示に基づいて前記アプリケーションからの印刷
情報を対応するいずれかの印刷装置に転送する転送工程
とを有するので、選択可能な各印刷装置とそれぞれの印
刷装置で印刷しようとしている印刷情報の印刷イメージ
とを視覚的に確認して、所望の印刷装置を正確、かつ自
由に選択することができる。

【００８４】従って、印刷情報に依存しないで、ユーザ
が意図する結果を得たい印刷装置を視覚的に認識しなが
ら、所望の印刷結果を得たい印刷装置を容易に選択指示
できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の印刷制御装置を適用可能なプリンタ制
御システムの概念図である。

【図２】本発明の第１実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能な印刷システムの制御構成を説明するブロック図
である。

【図３】図２に示したホストコンピュータのＣＲＴに表
示される印刷設定画面の一例を示す図である。

【図４】図２に示したホストコンピュータの外部メモリ
に記憶される印刷資源テーブル情報の一例を示す図であ
る。

【図５】本発明に係る印刷制御装置のデータ処理手順の
一例を示すフローチャートである。

【図６】本発明の第２実施形態を示す印刷制御装置にお
けるユーザインタフェースの一例を示す図である。

【図７】本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。

【符号の説明】

１ ＣＰＵ ２ ＲＡＭ ３ ＲＯＭ ８ プリンタコントローラ １２ ＣＰＵ １３ ＲＯＭ １８ 入力部 １９ ＲＡＭ １０００ プリンタ ３０００ ホストコンピュータ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 所定の通信媒体を介して複数の印刷装置
   と通信して印刷情報を転送制御する印刷制御装置であっ
   て、 各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて作成さ
   れる印刷設定情報を記憶する記憶手段と、 アプリケーションからの印刷要求指示時に、前記記憶手
   段に記憶された前記印刷設定情報に基づいて任意の頁の
   印刷イメージ一覧を表示部に表示する表示制御手段と、 前記表示部に表示された各印刷装置の印刷イメージ一覧
   中から所望の印刷イメージを選択指示する指示手段と、 前記指示手段による前記印刷イメージ選択指示に基づい
   て前記アプリケーションからの印刷情報を対応するいず
   れかの印刷装置に転送する転送制御手段と、を有するこ
   とを特徴とする印刷制御装置。
2. 【請求項２】 前記表示制御手段は、前記任意の頁の印
   刷イメージ一覧中の印刷イメージを印刷イメージから縮
   小された縮小イメージとして表示部に表示することを特
   徴とする請求項１記載の印刷制御装置。
3. 【請求項３】 所定の通信媒体を介して複数の印刷装置
   と通信して印刷情報を転送制御する印刷制御装置であっ
   て、 各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて作成さ
   れる印刷設定情報を記憶する記憶手段と、 アプリケーションからの印刷要求指示時に、前記記憶手
   段に記憶された前記印刷設定情報に基づいていずれかの
   印刷装置に対応する任意の頁の印刷イメージおよび選択
   可能な印刷装置候補一覧を表示部に表示する表示制御手
   段と、 前記表示部に表示された印刷装置の印刷イメージから所
   望の印刷イメージを選択指示する指示手段と、 前記指示手段による前記印刷イメージ選択指示に基づい
   て前記アプリケーションからの印刷情報を対応する前記
   印刷装置に転送する転送制御手段と、を有することを特
   徴とする印刷制御装置。
4. 【請求項４】 前記表示制御手段は、前記表示部に表示
   された印刷装置候補一覧中に対する選択指示に基づいて
   表示する印刷イメージを切り替え表示することを特徴と
   する請求項３記載の印刷制御装置。
5. 【請求項５】 前記表示制御手段は、前記記憶手段に記
   憶された前記印刷設定情報に基づいてあらかじめ選択さ
   れているあるいは通常使用する印刷装置による任意の頁
   の印刷イメージおよび選択可能な印刷装置候補一覧を表
   示部に表示することを特徴とする請求項３記載の印刷制
   御装置。
6. 【請求項６】 所定の通信媒体を介して通信して複数
   の印刷装置に対する印刷情報の転送を制御する印刷制御
   方法であって、 アプリケーションからの印刷要求指示時に、記憶された
   各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて作成さ
   れる印刷設定情報に基づいて任意の頁の印刷イメージ一
   覧を表示部に表示する表示工程と、 前記表示部に表示された各印刷装置の印刷イメージ一覧
   中から所望の印刷イメージを選択指示する指示工程と、 前記指示工程による前記印刷イメージ選択指示に基づい
   て前記アプリケーションからの印刷情報を対応するいず
   れかの印刷装置に転送する転送工程と、を有することを
   特徴とする印刷制御方法。
7. 【請求項７】 所定の通信媒体を介して通信して複数の
   印刷装置に対する印刷情報の転送を制御するコンピュー
   タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
   って、 アプリケーションからの印刷要求指示時に、記憶された
   各印刷装置から取得した印刷資源情報に基づいて作成さ
   れる印刷設定情報に基づいて任意の頁の印刷イメージ一
   覧を表示部に表示する表示工程と、 前記表示部に表示された各印刷装置の印刷イメージ一覧
   中から所望の印刷イメージを選択指示する指示工程と、 前記指示工程による前記印刷イメージ選択指示に基づい
   て前記アプリケーションからの印刷情報を対応するいず
   れかの印刷装置に転送する転送工程と、を有することを
   特徴とするコンピュータが読み出し可能なプログラムを
   格納した記憶媒体。