JP4086571B2 - 回線制御方法及び回線制御装置及び回線制御装置の制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

回線制御方法及び回線制御装置及び回線制御装置の制御プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御方法及び回線制御装置及び回線制御装置の制御プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の回線制御における回線の別名称に関しては、例えば、図8に示すように回線1〜回線nが、送信機能を有する送信元印刷装置の物理的な回線1〜回線nと1対1の関係である場合に、
(1)図8に示すように予め回線1〜回線nが用意されている。
【0003】
(2)図11に示すように回線1〜回線nと、更には、回線x(xは、1〜n)に予め外線1、外線2及び内線1といった固定的な別名称が用意されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の技術においては、予め用意された名称を使用することはできるが、別名称を任意に物理的な回線と結び付けることはできない。
【0005】
また、上記(2)の場合には、例えば、送信元印刷送信の回線1用スロットにISDNボード、回線2用スロットにPSTN*1(公衆回線)ボードが装着されている場合に、外線1が回線1用の別名称で、内線1が回線2用の別名称であると予め定義する必要がある。このため、内線1用にはISDNボードを利用しようとする場合には、送信元印刷装置の回線1用スロットに装着されているISDNボードを、回線2用スロットに装着しなおす必要がある。
【0006】
本発明は上記従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、ユーザビリティに富んだ回線制御方法及び回線制御装置及び回線制御装置の制御プログラム及び記憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の回線制御方法は、データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御方法であって、ユーザによる入力に基づいて回線に別名称を設定する回線別名称設定工程と、前記回線別名称設定工程で別名称が設定された場合には当該別名称を回線の選択情報として表示し、前記回線別名称設定工程で別名称が設定されていない場合にはデフォルトの回線名称を回線の選択情報として表示する回線選択表示工程と、前記回線選択表示工程で表示された別名称による選択情報又はデフォルトの回線名称による選択情報の選択に応じて回線を選択する回線選択工程とを有することを特徴とする。
【0008】
また、上記目的を達成するために本発明の回線制御装置は、データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御装置であって、ユーザによる入力に基づいて回線に別名称を設定する回線別名称設定手段と、前記回線別名称設定手段で別名称が設定された場合には当該別名称を回線の選択情報として表示し、前記回線別名称設定手段で別名称が設定されていない場合にはデフォルトの回線名称を回線の選択情報として表示する回線選択表示手段と、前記回線選択表示手段で表示された別名称による選択情報又はデフォルトの回線名称による選択情報の選択に応じて回線を選択する回線選択手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また、上記目的を達成するために本発明の回線制御装置の制御プログラムは、データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、ユーザによる入力に基づいて回線に別名称を設定する回線別名称設定工程と、前記回線別名称設定工程で別名称が設定された場合には当該別名称を回線の選択情報として表示し、前記回線別名称設定工程で別名称が設定されていない場合にはデフォルトの回線名称を回線の選択情報として表示する回線選択表示工程と、前記回線選択表示工程で表示された別名称による選択情報又はデフォルトの回線名称による選択情報の選択に応じて回線を選択する回線選択工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする。
【0010】
更に、上記目的を達成するために本発明の記憶媒体は、前記制御プログラムを格納したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態に係る回線制御装置を有する印刷システムの構成を示すブロック図であり、この印刷システムは、クライアント・コンピュータ100と、第一及び第二の印刷装置200,300と、それらを接続する第一及び第二の通信回線400,500とから構成されている。
【0013】
クライアント・コンピュータ100は、表示部101と、入力部102と、入出力データ制御部103と、インタフェース制御部104と、記憶媒体読取部105と、記憶部106と、データ制御部107と、このデータ制御部107の中に位置する回線制御部1071と、情報管理DB1072と、クライアント・コンピュータ100全体の動作を制御する中央演算処理部108と、これらを接続するシステム・バス109とを備えている。
【0014】
表示部101は、CRT(陰極線管)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。入力部102は、キーボードやマウス等のポインティング・デバイスである。入出力データ制御部103は、入出力データを制御するものである。インタフェース制御部104は、インタフェースを制御するものである。記憶媒体読取部105は、FD(フロッピー(登録商標)・ディスク)、CD−ROM、ROM、DVD、磁気テープ等の記録媒体に記録されたプリンタドライバ、ソフトキャリブレーション等のプログラムや画像データ等を読み取ることができる。記憶部106は、プログラム等を格納するものである。データ制御部107は、クライアント・コンピュータ100内の印刷データの一部を形成する回線指定に対する回線別名称設定処理機能、回線選択表示処理機能、回線選択処理機能を有する回線制御部1071及びそのための情報管理DB1072を有している。データ制御部107は、Fax(ファクス)のように宛先指定機能を持つプリンタドライバである。プリンタドライバとは、クライアント・コンピュータ100上に常駐しているオペレーティング・システムと第一の印刷装置200との間において、アプリケーション等で生成された印刷データをプリンタに応じて加工すると共に、第一の印刷装置200を制御するプログラムであり、記憶部106或いは記憶媒体読取部105で読み取られる記憶媒体上に格納されている。ここで、プリンタドライバが形成する印刷データにおいて、その一部に任意の回線を指定した制御コマンドを有しているものとする。
【0015】
一方、第一及び第二の印刷装置200,300は、それぞれ印刷装置全体を制御するコントローラ部201,301と、印刷処理するエンジン部202,302とを備え、且つ印刷データを受け取り、これをファクシミリ用の画像データに変換してファクシミリの手順により送受信することが可能なファクス機能を備えている。
【0016】
また、第一の印刷装置200は、複数回線を利用可能なファクスボードを装着できる機能を有しており、本実施の形態では、その一例として、n個のファクスボードが装着され、n回線利用できる状態を有しているものとする。
【0017】
第一の通信回線400は、通常のLAN(ローカルエリアネットワーク)若しくはIEEE1394やUSBといった双方向シリアルインタフェース等である。
【0018】
また、第二の通信回線500は、通常のPSTN、ISDNといったFax(ファクス)機能を実現するためのインターフェースである。
【0019】
記憶媒体読取部105は、FD(フロッピー(登録商標)・ディスク)、CD−ROM、ROM、DVD、磁気テープ等の記録媒体に記録されたプリンタドライバ、ソフトキャリブレーション等のプログラムや画像データ等を読み取ることができる。
【0020】
次に、回線に別名称を付けて、回線を制御する際のデータ制御部107の原理動作について、図2を用いて説明する。
【0021】
図2は、データ制御部107の原理動作の流れを示すフローチャートである。
【0022】
図2において、まず、ステップS201でデータ制御部107に対して、印刷データを形成するための処理を指示する入力処理を行う。次に、ステップS202で回線別名称設定処理を伴った印刷処理を行った後、本処理動作を終了する。
【0023】
前記ステップS202における印刷処理は、回線別名称設定処理を行うステップS2021と、回線選択表示処理を行うステップS2022と、回線選択処理を行うステップS2023と、印刷データを形成する通常の印刷処理(宛先指定、データ形成等)を行うステップS2024とから成る。
【0024】
尚、図2において、1073は登録ファイルで、情報管理DB1072内に存在している。
【0025】
図3は、図2における回線別名称設定処理ステップS2021を詳細に示すフローチャート、図4は、図2における回線選択表示処理ステップS2022を詳細に示すフローチャート、図5は、図2における回線選択処理ステップS2023を詳細に示すフローチャート、図6は、データ制御部107の中の回線制御部1071によって制御され且つデータ制御部107の中で利用される情報管理DB1072に格納されているマトリックスの一例を示す図である。
【0026】
また、図7〜図10は、本発明が適用されたユーザインタフェースの一例を示す図である。
【0027】
図7は、回線選択ユーザインタフェースの一例を示す図であり、同図に示すように、本実施の形態においては、回線1〜n迄のn個の回線が選択可能であり、それぞれが第一の印刷装置200の物理的な回線1〜nと、1対1で対応付けられている。
【0028】
図8は、本実施の形態と従来例とを兼ねた回線別名称を設定していない状態での回線選択リスティングの一例を示す図である。
【0029】
図9は、本実施の形態に係る回線制御装置における回線別名称を設定するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。
【0030】
図10は、本実施の形態に係る回線制御装置における回線別名称を設定した後の回線選択リスティングの一例を示す図である。
【0031】
図11は、従来例の回線固定別名称が設定されている状態での回線選択リスティングの一例を示す図である。
【0032】
ここで、回線1〜n迄のn個の回線は、前記した図7と同じであり、更に、図11では、予め回線1用の別名称として外線1、回線2用の別名称として外線2、回線3用の別名称として内線1が定義されており、これは、例えば、外線1を選択した場合には、回線1を選択した場合と同等の機能を果たすことを意味する。つまり、図7の例とは異なり、第一の印刷装置200の物理的な回線とは、多(複数)対1の関係を保持している。
【0033】
次に、このように構成された本実施の形態に係る回線制御装置の動作について、図1〜図11を参照しながら説明する。
【0034】
まず、図1におけるクライアント・コンピュータ100の表示部101、入力部102より、回線に対する別名称設定及び送信機能を有する送信元である第一印刷装置200に対する送信指示の入力操作が行われる(図2のステップS201)。
【0035】
次に、図2のステップS2021である回線別名称設定処理として、第1の印刷装置200の回線に対して、別名称を設定する方法を図3を用いて説明する。
【0036】
図7及び図9にその一例を示す通り、まず、図7の回線選択に対して、回線別名称設定ボタン701を押下することにより、図9にその一例を示す通り、回線に別名称を設定するための設定画面を表示する(図3のステップS301)。
【0037】
続いて、図9に示すように、第一の印刷装置200における回線1〜nに対して、任意の名称を設定する(図3のステップS302)。本実施の形態では、回線2、回線3に対して、それぞれ<外線用>、<内線用>という別名称を設定し、その確定を実現するために、図9における[OK]ボタン901を押下するものとする。
【0038】
尚、ここで図9の[キャンセル]ボタン902を押下すれば、設定した別名称がキャンセルされることは言うまでもない。
【0039】
次に、回線に対して別名称が設定されたか否かを判定し(図3のステップS303)、設定されたと判定された場合は、設定した回線別名称に関する情報を、情報管理DB1072内の登録ファイル1073に登録する(図3のステップS304)。この登録処理が終了した場合、或いは前記ステップS303において、設定されないと判定された場合は、いずれも本処理動作(図2のステップS2021)を終了する。
【0040】
登録ファイル1073の一例を図6に示す。
【0041】
本実施の形態では、登録ファイル1073は、第二の印刷装置200の回線とその別名称とから構成されており、先に図3のステップS302において設定したように、回線2には、その別名称として“外線用"、回線3には、その別名称として“内線用"という別名称がそれぞれ設定されており、更に、別名称が設定されていない回線に対しては、“ ”として登録されていることが分る。この別名称は操作者により回線毎に任意な名称が設定可能である。また操作者別での設定も可能である。
【0042】
尚、本実施の形態では、情報管理DB1072内の登録ファイル1073に設定情報を登録しているが、オペレーティングシステムのレジストリや外部記憶装置、メモリ等にも同様の設定情報の登録が行えることは言うまでもない。
【0043】
次に、図2におけるステップS2022である回線選択表示処理について、図4を用いて説明する。
【0044】
尚、図2におけるステップS2022は、図8のデフォルトのリスティング状態から、先の図2におけるステップS2021にて回線に別名称を設定することにより、図10に示すリスティング状態へ変更する処理を意味している。
【0045】
まず、最初に、情報管理DB1072へアクセスし、登録ファイル1073から回線別名称に関する情報を確認する(図4のステップS401)。
【0046】
本例では、先の図2のステップS2021において、図6に示した通り、回線2と回線3には別名称が設定されており、これら以外の回線には別名称が設定されていないこととする。
【0047】
次に、任意の回線に対して別名称が登録されているか否かを判定し(図4のステップS402)、登録されていると判定された場合は、情報管理DB1072内の登録ファイル1073から、別名称が設定されている回線に対する、その設定されている別名称の情報を取得する(図4のステップS403)。
【0048】
本例では、回線2と回線3の別名称である<外線用>、<内線用>という設定情報を取得するものとする。
【0049】
続いて、別名称が設定されている回線に対して、その回線名称を設定された別名称に置き換える(図4のステップS404)。
【0050】
本例では、回線2と回線3の名称が、それぞれ、<回線2>から<外線用>へ、<回線3>から<内線用>へ、それぞれ置き換わることを意味する。
【0051】
そして、図10に示すように、任意の回線については、別名称に置き換わった状態で、リスティング表示する(図4のステップS405)。このリスティング表示処理が終了した場合は、本処理動作(図2のステップS2022)を終了する。
【0052】
また、前記ステップS402において、登録されていないと判定された場合は、前記図4のステップS404をスキップして図4のステップS405へ進む。
【0053】
尚、リスティング表示自体は、図7の回線選択コントロールのリスティング表示ボタン[▼]702を押下することにより表示されることは言うまでもない。
【0054】
更には、本例のリスティング表示を実現する回線選択コントロールは、その表示手段としては一例に過ぎないことは言うまでもない。
【0055】
次に、図2のステップS2023である回線選択処理について、図5を用いて説明する。
【0056】
まず、使用する回線を選択する(ステップS501)。
【0057】
本例では、図7に示す回線選択コントロールにおいて、図10に示すようなリスティング表示を行い、<外線用>を選択したものとする。
【0058】
次に、選択した回線が別名称であるか否かを判定するために、選択回線の登録情報を情報管理DB1072内の登録ファイル1073へアクセスし、選択した回線の情報を取得する(ステップS502)。
【0059】
本例では、先に前記ステップS501において<外線用>を選択したことにより、登録ファイル1073の一例を示す図6へアクセスし、<外線用>と設定されている回線が回線2であることの情報を取得することを意味する。
【0060】
次に、選択した回線が別名称であるか否かを判定し(ステップS503)、選択した回線が別名称であると判定された場合は、その選択した回線の本来の回線が何であるのかを確定する(ステップS504)。
【0061】
本例では、選択した回線の本来の回線が回線2であることを確定することを意味する。
【0062】
一方、前記ステップS502において、選択した回線が別名称ではないと判定された場合或いは前記ステップS504の処理が終了後は、いずれも本処理動作(図2のステップS2023)を終了する。
【0063】
次に、図2に示す通り、図2のステップS2023において選択した回線を伴った通常の印刷処理、即ち、第一印刷装置200において処理可能な通常の印刷データ形式のジョブを形成し、このジョブが第一印刷装置200へ送付される。この第一印刷装置200では、送付されたジョブを解析し、印刷処理ではなくファクシミリ送信の指示であることを判別し、印刷データをファクシミリ用の画像データに変換し指定された回線を使用して、ファクシミリ通信手順に従って第二の印刷装置300へデータを送付する。
【0064】
(他の実施の形態)
本発明のプログラムは、FD(フロッピー(登録商標)・ディスク)、CD−ROM、ROM、DVD、磁気テープ等の記録媒体に記憶して、クライアント・コンピュータではなく、サーバ・コンピュータの記憶媒体読取装置により読み取ることも可能である。
【0065】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0066】
更に、本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも適用される。
【0067】
この場合、本発明に係わるプログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成することになる。そして、前記記憶媒体からプログラムをシステム或いは装置に読み込ませることによって、そのシステム或いは装置が予め定められた方法で動作するものである。
【0068】
また、接続形態として、図1においては、クライアント・コンピュータの他に、クライアント/サーバ・システム、即ち、クライアント・コンピュータ100の回線制御部1071、情報管理DB1072を分散して機能することも可能である。
【0069】
また、情報管理DB1072は、第一印刷装置200の中にあり、情報管理DB1072とのアクセスを第一の通信回線400を介して双方に、クライアント・コンピュータ100と第一の印刷装置200との間で情報の制御を行うことも可能である。
【0070】
また、上述した一実施の形態においては、情報管理DB1072内の登録ファイル1073に設定情報を登録している場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、オペレーティングシステムのレジストリや外部記憶装置、メモリ等にも同様の設定情報を登録することも可能である。
【0071】
また、上述した一実施の形態の図2におけるステップS2021は、その後のステップS2022以降とは分離独立させ、非同期に回線に別名称を設定することも可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユーザビリティに富んだ回線制御を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置を有する印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置におけるデータ制御部の動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線別名称設定処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線選択表示処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線選択処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線別名称に関する情報を管理する情報管理DBの中の登録ファイル一覧表の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線選択ユーザインタフェースの一例を示す図である。
【図8】従来例を兼ねた本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線別名称を設定していない状態での回線選択リスティングの一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線別名称を設定するためのユーザインタフェースの一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線別名称を設定した後の回線選択リスティングの一例を示す図である。
【図11】従来例の回線制御装置のクライアント・コンピュータにおける回線固定別名称が設定されている状態での回線選択リスティングの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 クライアント・コンピュータ
101 表示部
102 入力部
103 入出力データ制御部
104 インタフェース制御部
105 記憶媒体読取部
106 記憶部
107 データ制御部
108 中央演算処理部
109 システム・バス
200 第一の印刷装置
201 コントローラ部
202 エンジン部
300 第二の印刷装置
301 コントローラ部
302 エンジン部
400 第一の通信回線
500 第二の通信回線
1071 回線制御部
1072 情報管理DB
1073 登録ファイル

Claims (7)

  1. データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御方法であって、
    ユーザによる入力に基づいて回線に別名称を設定する回線別名称設定工程と、
    前記回線別名称設定工程で別名称が設定された場合には当該別名称を回線の選択情報として表示し、前記回線別名称設定工程で別名称が設定されていない場合にはデフォルトの回線名称を回線の選択情報として表示する回線選択表示工程と、
    前記回線選択表示工程で表示された別名称による選択情報又はデフォルトの回線名称による選択情報の選択に応じて回線を選択する回線選択工程とを有することを特徴とする回線制御方法。
  2. 前記回線別名称設定工程は、
    回線別名称を設定するためのユーザインタフェースを提供する回線別名称設定画面表示工程と、回線に別名称を設定処理する回線別名称設定処理工程と、前記回線別名称設定処理工程により回線に別名称が設定処理されたか否かを判定する回線別名称設定判定工程と、前記回線別名称設定判定工程により前記回線に別名称が設定処理されたと判定された場合に当該設定処理された回線別名称を保存する回線別名称保存工程とを有し、
    前記回線選択表示工程は、各回線に対しての別名称に関する情報を確認する回線別名称情報確認工程と、回線に別名称が登録されているか否かを判定する回線別名称登録判定工程と、前記回線別名称登録判定工程により回線別名称が登録されていると判定された場合に当該登録されている回線別名称情報を取得する回線別名称取得工程と、デフォルトの回線名称を前記回線別名称設定処理工程により設定処理された回線別名称に置き換える回線別名称置換工程と、前記回線別名称置換工程により置き換えられた回線名称と先の回線別名称登録判定工程において回線別名称が登録されていないと判定された場合のデフォルトの回線名称とを表示する回線名称表示工程とを有し、
    前記回線選択工程は、前記回線名称表示工程により表示された回線名称から使用する回線を選択処理する回線選択処理工程と、前記回線選択処理工程により選択処理された回線の登録情報を取得する選択回線登録情報取得工程と、前記回線選択処理工程により選択処理された回線が別名称か否かを判定する選択回線種別判定工程と、前記回線選択処理工程により選択処理された回線名称が別名称であると前記選択回線種別判定工程により判定された場合に使用する回線を確定する選択回線判別工程とを有することを特徴とする請求項1記載の回線制御方法。
  3. データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御装置であって、
    ユーザによる入力に基づいて回線に別名称を設定する回線別名称設定手段と、
    前記回線別名称設定手段で別名称が設定された場合には当該別名称を回線の選択情報として表示し、前記回線別名称設定手段で別名称が設定されていない場合にはデフォルトの回線名称を回線の選択情報として表示する回線選択表示手段と、
    前記回線選択表示手段で表示された別名称による選択情報又はデフォルトの回線名称による選択情報の選択に応じて回線を選択する回線選択手段とを有することを特徴とする回線制御装置。
  4. 前記回線別名称設定手段は、
    回線別名称を設定するためのユーザインタフェースを提供する回線別名称設定画面表示手段と、回線に別名称を設定処理する回線別名称設定処理手段と、前記回線別名称設定処理手段により回線に別名称が設定処理されたか否かを判定する回線別名称設定判定手段と、前記回線別名称設定処理手段により前記回線に別名称が設定処理されたと前記回線別名称設定判定手段により判定された場合に当該設定処理された回線別名称を保存する回線別名称保存手段とを有し、
    前記回線選択表示手段は、各回線に対しての別名称に関する情報を確認する回線別名称情報確認手段と、回線に別名称が登録されているか否かを判定する回線別名称登録判定手段と、前記回線別名称登録判定手段により回線別名称が登録されていると判定された場合に当該登録されている回線別名称情報を取得する回線別名称取得手段と、デフォルトの回線名称を前記回線別名称設定処理手段により設定処理された回線別名称に置き換える回線別名称置換手段と、前記回線別名称置換手段により置き換えられた回線名称と先の回線別名称登録判定手段において回線別名称が登録されていないと判定された場合のデフォルトの回線名称とを表示する回線名称表示手段とを有し、
    前記回線選択手段は、前記回線名称表示手段により表示された回線名称から使用する回線を選択処理する回線選択処理手段と、前記回線選択処理手段により選択処理された回線の登録情報を取得する選択回線登録情報取得手段と、前記回線選択処理手段により選択処理された回線が別名称か否かを判定する選択回線種別判定手段と、前記回線選択処理手段により選択処理された回線名称が別名称であると前記選択回線種別判定手段により判定された場合に使用する回線を確定する選択回線判別手段とを有することを特徴とする請求項3記載の回線制御装置。
  5. データを送信するために使用する回線に名称を付けて制御する回線制御装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムであって、
    ユーザによる入力に基づいて回線に別名称を設定する回線別名称設定工程と、前記回線別名称設定工程で別名称が設定された場合には当該別名称を回線の選択情報として表示し、前記回線別名称設定工程で別名称が設定されていない場合にはデフォルトの回線名称を回線の選択情報として表示する回線選択表示工程と、前記回線選択表示工程で表示された別名称による選択情報又はデフォルトの回線名称による選択情報の選択に応じて回線を選択する回線選択工程とをコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする回線制御装置の制御プログラム。
  6. 前記回線別名称設定工程は、
    回線別名称を設定するためのユーザインタフェースを提供する回線別名称設定画面表示工程と、回線に別名称を設定処理する回線別名称設定処理工程と、前記回線別名称設定処理工程により回線に別名称が設定処理されたか否かを判定する回線別名称設定判定工程と、前記回線別名称設定判定工程により前記回線に別名称が設定処理されたと判定された場合に当該設定された回線別名称を保存する回線別名称保存工程とを有し、
    前記回線選択表示工程は、各回線に対しての別名称に関する情報を確認する回線別名称情報確認工程と、回線に別名称が登録されているか否かを判定する回線別名称登録判定工程と、前記回線別名称登録判定工程により回線別名称が登録されていると判定された場合に当該登録されている回線別名称情報を取得する回線別名称取得工程と、デフォルトの回線名称を前記回線別名称設定判定工程により設定処理された回線別名称に置き換える回線別名称置換工程と、前記回線別名称置換工程により置き換えられた回線名称と先の回線別名称登録判定工程において回線別名称が登録されていないと判定された場合のデフォルトの回線名称とを表示する回線名称表示工程とを有し、
    前記回線選択工程は、前記回線名称表示工程により表示された回線名称から使用する回線を選択処理する回線選択処理工程と、前記回線選択処理工程により選択処理された回線の登録情報を取得する選択回線登録情報取得工程と、前記回線選択処理工程により選択処理された回線が別名称か否かを判定する選択回線種別判定工程と、前記回線選択処理工程により選択処理された回線名称が別名称であると前記選択回線種別判定工程により判定された場合に使用する回線を確定する選択回線判別工程とを有することを特徴とする請求項5記載の回線制御装置の制御プログラム。
  7. 請求項5及び6記載の制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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