JP3876229B2 - 原稿読取装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、原稿読取台にセットされた原稿を読取る原稿読取装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナなどの原稿読取装置には、原稿をセットするための読取台を有しているものがある。この種の原稿読取装置は、読取台にセットされた原稿を読取ることで、原稿の画像データを生成するようになっている。
この種の原稿読取装置は、1葉の原稿を読取る場合もあれば、本のように綴じられた原稿(以下、「ブック原稿」という)を見開き状態で読取る場合もある。1葉の原稿を読取る場合には、原稿が読取台から浮き上がることがなく、鮮明に読取ることができる。
【0003】
しかし、ブック原稿を見開き状態で読取台にセットした場合、ブック原稿の綴じ部(中央部)が読取台から浮き上がり隙間ができてしまう。このため、ブック原稿の中央部に影が生じてしまい、読取られた原稿の画像には影が生じてしまう。
そこで、読取台と原稿との間に隙間が生じているか否かを判別し、隙間が生じていると判別した部分を消去してコピーを行う画像形成装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
また、読取台にセットされた原稿に隙間があるか否かを自動的に検知し、これに基づいて薄葉の原稿であるかブック原稿であるかを判断し、ブック原稿であると判断したときに、隙間が生じている部分を白帯部にしてコピーを行う画像形成装置も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−247422号公報。
【特許文献2】
特開平11−109727号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブック原稿を見開き状態で読取台にセットした場合、ブック原稿の中央部が上側に撓んでしまう。このため、この部分の画像が歪んだ状態で原稿画像が読取られてしまう。ユーザは、これを防ぐため、ブック原稿を両手で押さえる必要がある。
この場合、ユーザは、スタートキーを操作した後、原稿読取開始までの短時間に急いで手を動かさなければならない。このため、ブック原稿の押さえつけが不十分となり、原稿画像が歪んだ状態で読取られてしまう虞があった。さらに、原稿読取時にブック原稿がずれてしまう虞があった。
【0007】
同様の課題は、原稿読取装置に限らず、複写機などの画像形成装置においても存在する。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、読取台から浮き上がった原稿を読取ることを防止でき、かつ、歪んだ原稿画像を読取ることを防止できる原稿読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
また、この発明の他の目的は、原稿読取時に原稿がずれることを防止できる原稿読取装置および画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、原稿(B)をセットするための原稿読取台(2)と、原稿読取台に対して開閉可能に設けられ、閉じられた状態で原稿読取台上を覆い、開かれた状態で原稿読取台への原稿のセットが可能になるように開閉するカバー(3)と、原稿読取台にセットされた原稿を読取る読取手段(6)と、読取手段による原稿読取動作の開始を指示するための操作キー(4)と、カバーの開閉状態を検知して出力する開閉検知手段(5)と、開閉検知手段がカバーの開状態を検知しているときに、操作キーから開始指示が与えられたことに応答して、所定時間経過後に読取手段による原稿読取を開始させる開始遅延手段(7)と、を有し、上記開始遅延手段(7)は、操作キー(4)が押操作されている時間を計測する計測手段(7)を有し、押操作終了後、計測した押操作時間(t)だけ遅延させて読取手段(6)による原稿読取を開始させることを特徴とする原稿読取装置(1)である。
【0009】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、カバーが開いていると検知しているときには、操作キーが押操作されてから原稿読取開始までの時間を、所定時間遅らせることができる。このため、ブック原稿読取の際、ユーザは、操作キーを押操作してから所定時間が経過するまでの間に、ブック原稿を両手で確実に押さえることができる。
【0010】
ブック原稿が十分に押さえられた状態で原稿読取を行うことができるため、読取台から浮き上がったブック原稿を読取ることを防止できる。このため、読取ったブック原稿の画像に影が生じてしまうことを防止できる。さらに、ブック原稿の撓みにより歪んだ原稿画像を読取ることを防止できる。また、ユーザは、ブック原稿を急いで押さえる必要が無いため、原稿読取時にブック原稿がずれてしまうことを防止できる。
【0011】
さらに、カバーが開いていると検知しているときにのみ、原稿読取動作の開始を遅らせることができる。このため、カバーを閉じた状態で原稿を読取る通常の原稿読取動作の開始を遅らせることはない。
また、開閉検出手段は、従来から用いられている、カバーの開閉センサを用いて実現できる。さらに、従来から用いられている制御部の設定を変更することで開始遅延手段としての機能を実現することができる。このため、新たな部品を設けることなく、この発明をコスト安価に実施できる。
【0012】
また、操作キーが押操作されていた時間だけ、操作キーの押操作終了から原稿読取開始までの時間を遅らせることができる。このため、ユーザは、原稿読取開始時点を任意に設定することができる。すなわち、操作キーを押操作してからブック原稿を両手で確実に押さえるのに必要な時間を任意に設定することができる。したがって、使い勝手が良い。
【0016】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の原稿読取装置(1)と、上記読取手段(6)により読取られた原稿(B)の画像データに基づいて、原稿の複写画像を作成する画像形成部とを有することを特徴とする画像形成装置である。
【0017】
この発明によれば、ブック原稿の複写画像を作成する場合、ユーザにより十分に押さえられたブック原稿を読取ることができる。このため、影が生じておらず、かつ、歪みのない複写画像を作成することができる。さらに原稿がずれた状態で複写画像を作成することを防止でき、ミスコピーを防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態にかかる原稿読取装置1の構成を示す図解的な斜視図である。図1を参照して、この原稿読取装置1は、たとえばスキャナであって、原稿を読取って原稿の画像データを生成するためのものである。
原稿読取装置1は、原稿読取台2と、カバー3と、スタートキー4(操作キー)と、開閉センサ5(開閉検知手段)とを有している。
【0019】
原稿読取台2は、原稿をセットするためのものである。原稿読取台2の上部には、開口部21が形成されており、この開口部21にコンタクトガラス22が嵌め込まれている。
カバー3は、原稿読取台2の上部に奥側を図示しないヒンジなどを介して取り付けられており、原稿読取台2に対して開閉可能となっている。このカバー3は、原稿読取台2上を覆うように閉じ、また、原稿読取台2への原稿のセットが可能となるように開く。1葉の原稿を読取る通常の場合、原稿読取動作は、原稿読取台2に原稿がセットされ、カバー3が閉じられた状態で行われるようになっている。一方、ブック原稿を読取る場合、原稿読取動作は、原稿読取台2にブック原稿がセットされ、カバー3が開かれた状態で行われるようになっている。
【0020】
スタートキー4は、原稿読取台2の手前側に設けられており、ユーザにより操作され得るようになっている。スタートキー4は、後述する読取装置6による原稿読取動作の開始を指示するためのものである。
開閉センサ5は、原稿読取台2の上部のたとえば右奥側に配設されている。この開閉センサ5は、原稿読取台2に対するカバー3の開閉状態を検知して出力するものである。開閉センサ5は、原稿読取台2から突出する突起51を有している。この突起51は、原稿読取台2に対して上下方向に移動可能となっており、カバー3により押され得るようになっている。
【0021】
カバー3が閉じており、突起51が押されて下側位置にある場合、開閉センサ5はたとえばオン状態となり、カバー3が閉じていることを検知する。一方、カバー3が開いており、突起51が押されずに上側位置にある場合、開閉センサ5はたとえばオフ状態となり、カバー3が開いていることを検知する。
図2は、原稿読取装置1の電気的構成を説明するための図である。図2を参照して、原稿読取台2の下方には、読取装置6(読取手段)が設けられている。読取装置6は、原稿読取台2にセットされた原稿を読取るものである。
【0022】
この読取装置6による原稿読取動作は、マイクロコンピュータで構成された制御部7により制御されるようになっている。制御部7は、スタートキー4および開閉センサ5と接続されており、これらスタートキー4および開閉センサ5からの出力信号が制御部7に入力されるようになっている。
また、制御部7は、読取装置6と接続されており、読取装置6で読取られた原稿の画像データは、制御部7に入力されるようになっている。
【0023】
制御部7には、読取装置6を駆動するための駆動装置8が接続されている。駆動装置8は、読取装置6と接続されている。
ユーザによりスタートキー4が操作されると、制御部7に原稿読取開始を指示する出力信号が与えられる。この出力信号を受けた制御部7は、駆動回路8に出力信号を与え、読取装置6を駆動させる。
これにより、読取装置6は、黒塗り矢印で示すように、原稿読取台2のコンタクトガラス22の下方を待機位置から右側へ移動しつつ、コンタクトガラス22を通して原稿を読取り、読取った原稿の画像データを制御部7へ与える。
【0024】
一葉の原稿の読取を行う場合には、原稿と原稿読取台2との間に影が生じることはないが、ブック原稿B(原稿)の読取を行う場合、ブック原稿Bの中央部がコンタクトガラス22に対して浮き上がってしまい、影F(ハッチングにて図示)が生じてしまう。このため、ブック原稿Bの読取を行う場合、ユーザは、白抜き矢印で示すように、ブック原稿Bを両手で押さえて影Fを目立たなくする必要がある。
【0025】
この画像読取装置1は、カバー3が開いていると検知しているときにスタートキー4が操作されると、スタートキー4が操作されてから所定時間経過後に、原稿読取動作を開始することができる。ユーザは、この所定時間の間に、ブック原稿Bを両手で押さえることができる。
図3は、原稿読取時の制御部7による制御内容の一例を示すフローチャートである。図3を参照して、制御部7は、開閉センサ5がオン状態にあるか否かを判定する(ステップS1)。
【0026】
開閉センサ5がオン状態にあり(ステップS1でYES)、カバー3が閉じていると検知している場合、制御部7は、処理を終了する。一方、開閉センサ5がオフ状態にあり(ステップS1でNO)、カバー3が開いていると検知している場合、制御部7は、スタートキー4が操作されているか否かを判定する(ステップS2)。
ユーザによりスタートキー4が操作されると(ステップS2でYES)、制御部7は、スタートキー4が操作されている時間tを計測する(ステップS3)。制御部7は、スタートキー4が操作されている間(ステップS4でNO)、操作時間tの計測を行う。ユーザによるスタートキー4の操作が終了すると(ステップS4でYES)、制御部7は、操作時間tを判定する(ステップS5)。
【0027】
操作時間tがたとえば3秒以上である場合(ステップS5でYES)、制御部7は、スタートキー4の操作終了後、計測した操作時間tが経過するのを待つ(ステップS6)。すなわち、読取装置6による原稿読取の開始を操作時間tだけ遅延させる。なお、スタートキー4の操作終了後の待ち時間は、操作時間tに限らず、予め定められた時間(たとえば2秒)であっても良い。
制御部7は、スタートキー4の操作終了後、操作時間tが経過すると、駆動装置8に出力信号を与え、読取装置6による原稿読取を開始させて(ステップS7)、処理を終了する。
【0028】
一方、スタートキー4の操作時間tが3秒未満である場合(ステップS5でNO)、制御部7は、スタートキー4の操作終了後、直ちに駆動装置8に出力信号を与え、読取装置6による原稿読取を開始させて(ステップS7)、処理を終了する。
この実施形態によれば、カバー3が開いていると検知しているときに、スタートキー4が3秒以上操作されると、スタートキー4の操作終了から原稿読取開始までの時間を、操作時間tだけ遅らせるようになっている。このため、ブック原稿Bの読取の際、ユーザは、スタートキー4を3秒以上押すだけで、原稿読取の開始を操作時間tだけ遅らせることができ、この間にブック原稿Bを両手で確実に押さえることができる。
【0029】
ブック原稿Bが十分に押さえられた状態で原稿読取を行うことができるため、原稿読取台2から浮き上がったブック原稿Bを読取ることを防止できる。このため、読取ったブック原稿Bの画像に影が生じてしまうことを防止できる。さらに、ブック原稿Bの撓みにより歪んだ原稿画像を読取ることを防止できる。また、ユーザは、ブック原稿Bを急いで押さえる必要が無いため、原稿読取時にブック原稿Bがずれてしまうことを防止できる。
【0030】
さらに、カバー3が開いていると検知しているときにのみ、読取装置6による原稿読取動作の開始を遅らせることができる。このため、カバー3を閉じた状態で原稿を読取る通常の原稿読取動作の開始を遅らせることはない。
また、カバー3が開いていると検知しているときでも、スタートキー4の操作時間tが3秒以下である通常の場合には、原稿読取動作の開始を遅らせないようになっている。このため、ユーザが所望する場合にのみ原稿読取動作の開始を遅らせることができる。
【0031】
また、開閉センサ5は、従来から用いられている。さらに、従来から用いられている制御部7の設定を変更することで、開始遅延手段および計測手段としての機能を実現することができる。このため、新たな部品を設けることなく、この発明をコスト安価に実施できる。
さらに、スタートキー4の操作時間tだけ、スタートキー4の操作終了から原稿読取開始までの時間を遅らせるようにすれば、スタートキー4を操作してからブック原稿Bを両手で確実に押さえるのに必要な時間を任意に設定することができる。したがって、使い勝手が良い。
【0032】
図4は、この発明の他の実施形態にかかる、原稿読取時の制御部7による制御内容の一例を示すフローチャートである。図4を参照して、制御部7は、開閉センサ5がオン状態にあるか否かを判定する(ステップT1)。
開閉センサ5がオン状態にあり(ステップT1でYES)、カバー3が閉じていると検知している場合、制御部7は、処理を終了する。一方、開閉センサ5がオフ状態にあり(ステップT1でNO)、カバー3が開いていると検知している場合、制御部7は、スタートキー4が操作されているか否かを判定する(ステップT2)。
【0033】
ユーザによりスタートキー4が操作されると(ステップT2でYES)、制御部7は、読取装置6に原稿の本読取に先立つ前読取を行わせる(ステップT3)。
前読取とは、読取装置6が原稿端部の画像を読むことで、原稿端部の画像が固定されているか、原稿の変位により変動しているかを読取るものである。前読取を行う場合、読取装置6は、その待機位置で、原稿読取台2にセットされた原稿の端部の画像を読取ることができるようになっている。前読取で読取られた原稿端部のデータは制御部7へ与えられ、原稿が原稿読取台2に対して固定されたか変動中であるかを判別できる。
【0034】
制御部7は、読取装置6で読取られた原稿端部のデータがデータ変動を生じている間(ステップT4でYES)、すなわち、原稿が変動している間、読取装置6に前読取を継続させる(ステップT3)。
読取装置6で読取られた原稿端部のデータがデータ変動を生じなくなると、(ステップT4でNO)、すなわち、原稿が固定されると、制御部7は、読取装置6に原稿の本読取を行わせ(ステップT5)、処理を終了する。
【0035】
この実施形態によれば、カバー3が開いていると検知しているときに、操作キー4が操作されると、原稿の前読取を行うようになっている。この前読取で読取った原稿のデータが原稿の変位などによるデータ変動を生じなくなったとき、すなわち、原稿が原稿読取台2に固定されたときに、原稿の本読取を行うようになっている。
これにより、ブック原稿Bを読取る際、ユーザにより操作キー4が操作され、さらにブック原稿Bが両手で確実に押さえられて固定されたときに、原稿読取を開始することができる。ブック原稿Bが十分に押さえられた状態で原稿読取を行うことができるため、原稿読取台2から浮き上がったブック原稿Bを読取ることを防止できる。このため、読取ったブック原稿Bの画像に影が生じてしまうことを防止できる。さらに、ブック原稿Bの撓みにより歪んだ原稿画像を読取ることを防止できる。
【0036】
また、ブック原稿Bが固定されるまで原稿読取を開始しないようになっているため、ユーザは、ブック原稿Bを急いで押さえる必要がない。したがって、原稿読取時にブック原稿Bがずれてしまうことを防止できる。
さらに、カバー3が開かれていると検知しているときにのみ、原稿が固定されるまで原稿読取を開始しないようになっている。このため、カバー3を閉じた状態で原稿を読取る通常の原稿読取動作の開始を遅らせることはない。
【0037】
また、開閉センサ5は、従来から用いられている。さらに、従来から用いられている制御部7の設定を変更することで、読取制御手段としての機能を実現することができる。このため、新たな部品を設けることなく、この発明をコスト安価に実施できる。
なお、この発明は、上記の各実施形態に限定されない。たとえば、上記の各実施形態において、図示しない画像形成部をさらに設け、原稿読取装置1と画像形成部とを接続して画像形成装置を構成するようにしても良い。この場合、画像形成部は、原稿読取装置1の読取装置6により読取られた原稿の画像データに基づいて、原稿の複写画像を作成する。
【0038】
より具体的には、画像形成部は、原稿読取装置1の読取装置6により読取られた原稿の画像データに基づいて、電子写真方式によりトナー像を形成する。さらに、形成したトナー像をコピー用紙に転写して原稿の複写画像を作成し、その画像をコピー用紙に定着する。
この画像形成装置でブック原稿Bの複写画像を作成する場合、ユーザにより十分に押さえられたブック原稿Bを読取ることができる。このため、影が生じておらず、かつ、歪みのない複写画像を作成することができる。さらに、原稿がずれた状態で複写画像を作成することを防止でき、ミスコピーを防止できる。
【0039】
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる原稿読取装置の構成を示す図解的な斜視図である。
【図2】原稿読取装置の電気的構成を説明するための図である。
【図3】原稿読取時の制御部による制御内容の一例を示すフローチャートである。
【図4】この発明の他の実施形態にかかる、原稿読取時の制御部による制御内容の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿読取装置
2 原稿読取台
3 カバー
4 スタートキー(操作キー)
5 開閉センサ(開閉検知手段)
6 読取装置(読取手段)
7 制御部
B ブック原稿(原稿)
t 操作時間
Claims (2)
- 原稿をセットするための原稿読取台と、
原稿読取台に対して開閉可能に設けられ、閉じられた状態で原稿読取台上を覆い、開かれた状態で原稿読取台への原稿のセットが可能になるように開閉するカバーと、
原稿読取台にセットされた原稿を読取る読取手段と、
読取手段による原稿読取動作の開始を指示するための操作キーと、
カバーの開閉状態を検知して出力する開閉検知手段と、
開閉検知手段がカバーの開状態を検知しているときに、操作キーから開始指示が与えられたことに応答して、所定時間経過後に読取手段による原稿読取を開始させる開始遅延手段と、を有し、
上記開始遅延手段は、
操作キーが押操作されている時間を計測する計測手段を有し、
押操作終了後、計測した押操作時間だけ遅延させて読取手段による原稿読取を開始させることを特徴とする原稿読取装置。 - 請求項1に記載の原稿読取装置と、
上記読取手段により読取られた原稿の画像データに基づいて、原稿の複写画像を作成する画像形成部とを有することを特徴とする画像形成装置。
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