JPH0973141A - 原稿サイズ検知装置 - Google Patents
原稿サイズ検知装置Info
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- JPH0973141A JPH0973141A JP7250179A JP25017995A JPH0973141A JP H0973141 A JPH0973141 A JP H0973141A JP 7250179 A JP7250179 A JP 7250179A JP 25017995 A JP25017995 A JP 25017995A JP H0973141 A JPH0973141 A JP H0973141A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用許容距離範囲を拡大し適用条件を緩和し
た原稿サイズ検知装置を得る。 【解決手段】 発光素子1、レンズ2、4および受光素
子アレー5とを有して構成される原稿サイズ検知装置1
0において、LED等の発光素子1から発せられた光
は、レンズ2を通して原稿台7上の原稿8を、原稿台7
に対して斜め方向から線分状に照明する。この線分状の
照明による原稿8からの反射光(散乱光)は、原稿台7
に対して垂直方向に配置したレンズ4により集光され
る。この集光の中心は、発光素子1と平行に配置され、
線分状の照明部位の垂直下に設置された受光素子アレー
5上に結像される。この構成によれば、線分状の照明部
と受光素子の受光面とが線対象となり、受光素子の前後
の位置における倍率は略一致する。よって、原稿台高さ
が変っても原稿検知分解能を一定とすることができる。
た原稿サイズ検知装置を得る。 【解決手段】 発光素子1、レンズ2、4および受光素
子アレー5とを有して構成される原稿サイズ検知装置1
0において、LED等の発光素子1から発せられた光
は、レンズ2を通して原稿台7上の原稿8を、原稿台7
に対して斜め方向から線分状に照明する。この線分状の
照明による原稿8からの反射光(散乱光)は、原稿台7
に対して垂直方向に配置したレンズ4により集光され
る。この集光の中心は、発光素子1と平行に配置され、
線分状の照明部位の垂直下に設置された受光素子アレー
5上に結像される。この構成によれば、線分状の照明部
と受光素子の受光面とが線対象となり、受光素子の前後
の位置における倍率は略一致する。よって、原稿台高さ
が変っても原稿検知分解能を一定とすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿サイズ検知装
置に関し、例えば、複写機・FAX等に適用される原稿
サイズ検知装置に関する。
置に関し、例えば、複写機・FAX等に適用される原稿
サイズ検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機・FAX等では原稿用紙の
サイズを自動で判別する原稿サイズ検知装置が、一般に
装備され用いられるようになってきている。このような
状況において、不定形の原稿サイズや設定位置を、簡易
・廉価且つ高精度・高分解能で行う原稿サイズ検知装置
が求められる。
サイズを自動で判別する原稿サイズ検知装置が、一般に
装備され用いられるようになってきている。このような
状況において、不定形の原稿サイズや設定位置を、簡易
・廉価且つ高精度・高分解能で行う原稿サイズ検知装置
が求められる。
【0003】原稿サイズや位置の検出を高分解能で行う
ことを目的とした従来例として、特開平2−20723
7号がある。本従来例は、原稿の反射光と圧板からの反
射光との差を、CCD等のラインセンサに結像させて検
知する方法を用いている。この手順は画像形成前のプレ
スキャンで行われる。
ことを目的とした従来例として、特開平2−20723
7号がある。本従来例は、原稿の反射光と圧板からの反
射光との差を、CCD等のラインセンサに結像させて検
知する方法を用いている。この手順は画像形成前のプレ
スキャンで行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、レンズでラインセンサに結像しているの
で、レンズ、ラインセンサおよび処理回路をセンサユニ
ットとした場合には、コンタクトガラスとセンサ間を一
定にしないと倍率が合わず、検知位置が一定とならな
い。一般的に、原稿サイズ検知装置は多種多様な機種に
適用され、機種毎に投光発光源・レンズ・検出対象等の
位置関係が微妙に相違する。よって、原稿サイズ検知装
置を、これらの複写機毎に対応させると、適用される機
種に応じて多種多様のセンサユニットを作らなければな
らない問題を伴う。
従来例では、レンズでラインセンサに結像しているの
で、レンズ、ラインセンサおよび処理回路をセンサユニ
ットとした場合には、コンタクトガラスとセンサ間を一
定にしないと倍率が合わず、検知位置が一定とならな
い。一般的に、原稿サイズ検知装置は多種多様な機種に
適用され、機種毎に投光発光源・レンズ・検出対象等の
位置関係が微妙に相違する。よって、原稿サイズ検知装
置を、これらの複写機毎に対応させると、適用される機
種に応じて多種多様のセンサユニットを作らなければな
らない問題を伴う。
【0005】本発明は、使用許容距離範囲を拡大し適用
条件を緩和した原稿サイズ検知装置を提供することを目
的とする。
条件を緩和した原稿サイズ検知装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の原稿サイズ検知装置は、線分状の照明光を
原稿台に対して斜め方向に発する照明手段と、原稿台に
対して垂直方向であり、受光面が線分状の照明光に対し
平行に配置された受光素子とを有することを特徴として
いる。
め、本発明の原稿サイズ検知装置は、線分状の照明光を
原稿台に対して斜め方向に発する照明手段と、原稿台に
対して垂直方向であり、受光面が線分状の照明光に対し
平行に配置された受光素子とを有することを特徴として
いる。
【0007】また、上記の受光素子は、複数の受光素子
の受光面が照明手段の放射面と平行に配列されてアレー
状とし、さらに受光素子の受光面の幅は、照明手段に近
い方が大きく、遠い方が小さく構成するとよい。
の受光面が照明手段の放射面と平行に配列されてアレー
状とし、さらに受光素子の受光面の幅は、照明手段に近
い方が大きく、遠い方が小さく構成するとよい。
【0008】なお、受光素子の受光面の形状を、原稿台
に被検出の原稿を設置する原稿基準位置に近い辺が、原
稿検知方向に対して垂直とし、受光素子を、ホトダイオ
ードアレーまたはCCDとするとよい。さらに、照明手
段は、レンズ、スリット、ミラーの少なくとも1つと発
光素子とを有するとよい。
に被検出の原稿を設置する原稿基準位置に近い辺が、原
稿検知方向に対して垂直とし、受光素子を、ホトダイオ
ードアレーまたはCCDとするとよい。さらに、照明手
段は、レンズ、スリット、ミラーの少なくとも1つと発
光素子とを有するとよい。
【0009】
【作用】したがって、本発明の原稿サイズ検知装置によ
れば、線分状の照明光を透明な原稿台に対して斜め方向
に発し、受光素子を、原稿台に対して垂直方向であり、
受光面が線分状の照明光に対し平行に配置している。こ
の構成によれば、線分状の照明部と受光素子の受光面と
が線対称となり、受光素子の前後の位置における倍率は
略一致する。
れば、線分状の照明光を透明な原稿台に対して斜め方向
に発し、受光素子を、原稿台に対して垂直方向であり、
受光面が線分状の照明光に対し平行に配置している。こ
の構成によれば、線分状の照明部と受光素子の受光面と
が線対称となり、受光素子の前後の位置における倍率は
略一致する。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による原稿サ
イズ検知装置の実施例を詳細に説明する。図1〜図9を
参照すると本発明の原稿サイズ検知装置の実施例が示さ
れている。これらの図の図1〜図8が実施例の構成・作
用等を説明するための図であり、図9が実施例の画像読
取装置への適用例を示す図である。
イズ検知装置の実施例を詳細に説明する。図1〜図9を
参照すると本発明の原稿サイズ検知装置の実施例が示さ
れている。これらの図の図1〜図8が実施例の構成・作
用等を説明するための図であり、図9が実施例の画像読
取装置への適用例を示す図である。
【0011】(発光素子と受光素子アレーの配置方法に
関する実施例)図1は本実施例の原稿サイズ検知装置の
構成を概念的に示す図である。図1において、実施例の
原稿サイズ検知装置10は、発光素子1、レンズ2、4
および受光素子アレー5を有して構成される。この構成
において、LED等の発光素子1から発せられた光は、
レンズ2を通して原稿台7上の原稿8を、原稿台7に対
して斜め方向から線分状に照明する。レンズ2は、レン
ズ、スリットのうちの少なくとも1つを用い、照明部が
線分状となる光束を構成する。この線分状の照明による
原稿8からの反射光(散乱光)は、原稿台7に対して垂
直方向に配置したレンズ4により集光される。この集光
の中心は、発光素子1と平行に配置され、線分状の照明
部位の垂直下に設置された受光素子アレー5上に結像さ
れる。受光素子アレー5は、ホトダイオードアレー、C
CD等により構成される。
関する実施例)図1は本実施例の原稿サイズ検知装置の
構成を概念的に示す図である。図1において、実施例の
原稿サイズ検知装置10は、発光素子1、レンズ2、4
および受光素子アレー5を有して構成される。この構成
において、LED等の発光素子1から発せられた光は、
レンズ2を通して原稿台7上の原稿8を、原稿台7に対
して斜め方向から線分状に照明する。レンズ2は、レン
ズ、スリットのうちの少なくとも1つを用い、照明部が
線分状となる光束を構成する。この線分状の照明による
原稿8からの反射光(散乱光)は、原稿台7に対して垂
直方向に配置したレンズ4により集光される。この集光
の中心は、発光素子1と平行に配置され、線分状の照明
部位の垂直下に設置された受光素子アレー5上に結像さ
れる。受光素子アレー5は、ホトダイオードアレー、C
CD等により構成される。
【0012】図1における発光素子1とレンズ2とによ
り原稿8面に収束された照明3の光束面は、レンズ4と
受光素子アレー5とにより構成される受光面と平行であ
る。また図2は、上記の図1の実施例の光学系の側面図
であり、原稿の高さ位置と受光素子アレー5の受光面と
の関係を顕在化して表している。
り原稿8面に収束された照明3の光束面は、レンズ4と
受光素子アレー5とにより構成される受光面と平行であ
る。また図2は、上記の図1の実施例の光学系の側面図
であり、原稿の高さ位置と受光素子アレー5の受光面と
の関係を顕在化して表している。
【0013】図2において、記号P0、P1、P2は原稿
8の位置、つまり原稿台7上の原稿表面位置80、81、
82である。記号P0'、P1'、P2'が、レンズ4による
記号P0、P1、P2に対する焦点位置を表す。また、記
号a0、a1、a2およびb0、b1、b2は、それぞれ記号
P0、P1、P2およびP0'、P1'、P2'と、レンズ4間
の距離を表す。この距離関係において、それぞれの距離
での倍率mは、下記の式(1)となる。 m=b0 /a0 =b1 /a1 =b2 /a2 …(1)
8の位置、つまり原稿台7上の原稿表面位置80、81、
82である。記号P0'、P1'、P2'が、レンズ4による
記号P0、P1、P2に対する焦点位置を表す。また、記
号a0、a1、a2およびb0、b1、b2は、それぞれ記号
P0、P1、P2およびP0'、P1'、P2'と、レンズ4間
の距離を表す。この距離関係において、それぞれの距離
での倍率mは、下記の式(1)となる。 m=b0 /a0 =b1 /a1 =b2 /a2 …(1)
【0014】上記の式(1)において、原稿台−レンズ
間の距離が変化(a0〜a2)した場合でも、倍率mは一
定となる。故に、原稿台の高さが変化しても受光素子へ
の結像の倍率が変わらないので、原稿台高さが変っても
原稿検知分解能を略一定とすることができる。さらに、
色々な機種に対して原稿サイズ検知装置の適用が容易と
なり、コストダウンが図れる。
間の距離が変化(a0〜a2)した場合でも、倍率mは一
定となる。故に、原稿台の高さが変化しても受光素子へ
の結像の倍率が変わらないので、原稿台高さが変っても
原稿検知分解能を略一定とすることができる。さらに、
色々な機種に対して原稿サイズ検知装置の適用が容易と
なり、コストダウンが図れる。
【0015】上記の特性により、原稿台7を構成するコ
ンタクトガラスと受光素子アレー間の距離を±10%程
度の範囲で変えても、原稿面上での分解能を実用上略一
定とする。よって、画像読取分解能において原稿サイズ
検知装置10の適用範囲を拡大することが可能となる。
ンタクトガラスと受光素子アレー間の距離を±10%程
度の範囲で変えても、原稿面上での分解能を実用上略一
定とする。よって、画像読取分解能において原稿サイズ
検知装置10の適用範囲を拡大することが可能となる。
【0016】(受光素子アレーの形状に関する実施例)
図3は、原稿サイズ検知装置10を構成する受光素子ア
レー5の実施例を示す。図3において、受光素子アレー
5は、複数の素子アレーD1、…、Dnにより構成され
る。個々の受光素子D1、…、Dnは、図3に示すよう
に、受光面が台形をしている。この台形形状は受光面の
表面形状である。発光素子1に近い方(図2のP2'側)
の辺11に比べ、遠い方(図2のP1')の辺12の幅が
狭くなっている。よって、受光位置により受光感度が相
違する。
図3は、原稿サイズ検知装置10を構成する受光素子ア
レー5の実施例を示す。図3において、受光素子アレー
5は、複数の素子アレーD1、…、Dnにより構成され
る。個々の受光素子D1、…、Dnは、図3に示すよう
に、受光面が台形をしている。この台形形状は受光面の
表面形状である。発光素子1に近い方(図2のP2'側)
の辺11に比べ、遠い方(図2のP1')の辺12の幅が
狭くなっている。よって、受光位置により受光感度が相
違する。
【0017】図2の原稿位置P0、P1、P2は、受光素
子アレー5上の位置P0'、P1'、P2'に結像される。そ
れぞれの受光位置における受光面の照度は、P1'>P0'
>P2'の関係を満たすようにセンサ幅を変えている。そ
れぞれの受光位置に対応してセンサの感度が相違し、結
果的に受光素子アレー5としての光出力は、受光位置に
係り無く一定となるよう構成されている。よって、原稿
の高さ位置の変化に関らず、受光素子アレー5の受光量
は略一定となる。故に、原稿台高さが変化しても検知濃
度を一定とすることができる。
子アレー5上の位置P0'、P1'、P2'に結像される。そ
れぞれの受光位置における受光面の照度は、P1'>P0'
>P2'の関係を満たすようにセンサ幅を変えている。そ
れぞれの受光位置に対応してセンサの感度が相違し、結
果的に受光素子アレー5としての光出力は、受光位置に
係り無く一定となるよう構成されている。よって、原稿
の高さ位置の変化に関らず、受光素子アレー5の受光量
は略一定となる。故に、原稿台高さが変化しても検知濃
度を一定とすることができる。
【0018】上記の特性により、原稿台のコンタクトガ
ラスと受光素子アレー間の距離が±10%程度変化して
も、受光素子アレーが検知する濃度範囲を実用的に略一
定とすることが可能となる。
ラスと受光素子アレー間の距離が±10%程度変化して
も、受光素子アレーが検知する濃度範囲を実用的に略一
定とすることが可能となる。
【0019】(受光素子アレーの形状の変形例)図4〜
図7は、受光素子アレーの形状の変形例であり、鋸刃状
とした場合である。図4は第1の変形例であり、受光素
子の原稿基準に近い側の辺31を検知方向と垂直とした
場合である。また、図6は第2の変形例であり、受光素
子の原稿基準に遠い側の辺32を検知方向と垂直とした
場合である。図5および図7は、上記図4および図6の
変形例を原稿サイズの検知に適用し、原稿が大きくなっ
た場合の、受光位置と各受光素子のON/OFF理論特
性との関係を表している。
図7は、受光素子アレーの形状の変形例であり、鋸刃状
とした場合である。図4は第1の変形例であり、受光素
子の原稿基準に近い側の辺31を検知方向と垂直とした
場合である。また、図6は第2の変形例であり、受光素
子の原稿基準に遠い側の辺32を検知方向と垂直とした
場合である。図5および図7は、上記図4および図6の
変形例を原稿サイズの検知に適用し、原稿が大きくなっ
た場合の、受光位置と各受光素子のON/OFF理論特
性との関係を表している。
【0020】上記の第1および第2の変形例を原稿読取
装置へ適用した場合、図4および図5に示す第1の変形
例は、原稿の基準位置に近い受光素子の辺31が検知方
向に対して垂直であるので、結像位置が変化しても各受
光素子がONする位置が一定となる形態を表している。
これに対して図6および図7に示す第2の変形例は、原
稿の検出辺を基準位置から遠く設定した場合を表してい
る。図6の受光位置P1'、P2'、P3'に対する各受光素
子D1、D2、D3の動作例を、図7の各記号P1(D1、
D2、D3)、P2(D1、D2、D3)、P3(D1、D2、
D3)で示すタイミング波形が表している。この状態で
の原稿の、受光素子アレー上の結像位置に対する各受光
素子がONする位置は変化する。よって、第1の変形例
の方が、検出位置精度が優れている。
装置へ適用した場合、図4および図5に示す第1の変形
例は、原稿の基準位置に近い受光素子の辺31が検知方
向に対して垂直であるので、結像位置が変化しても各受
光素子がONする位置が一定となる形態を表している。
これに対して図6および図7に示す第2の変形例は、原
稿の検出辺を基準位置から遠く設定した場合を表してい
る。図6の受光位置P1'、P2'、P3'に対する各受光素
子D1、D2、D3の動作例を、図7の各記号P1(D1、
D2、D3)、P2(D1、D2、D3)、P3(D1、D2、
D3)で示すタイミング波形が表している。この状態で
の原稿の、受光素子アレー上の結像位置に対する各受光
素子がONする位置は変化する。よって、第1の変形例
の方が、検出位置精度が優れている。
【0021】よって、原稿基準位置より遠くなる方向に
受光素子の形状が検知方向と垂直とした場合、原稿サイ
ズ検出位置の精度を向上させることができる。上記の特
性により、原稿台を構成するコンタクトガラスと受光素
子アレー間の距離が±10%程度変化しても、受光素子
アレーが検知する検知位置を実用的に一定とすることが
可能となる。
受光素子の形状が検知方向と垂直とした場合、原稿サイ
ズ検出位置の精度を向上させることができる。上記の特
性により、原稿台を構成するコンタクトガラスと受光素
子アレー間の距離が±10%程度変化しても、受光素子
アレーが検知する検知位置を実用的に一定とすることが
可能となる。
【0022】(受光素子アレーの配置に関する実施例)
図8は、原稿サイズ検知装置10を、複写機の読取部に
適用した配置例を概念的に示している。主走査方向21
と副走査方向22に配置した原稿サイズ検知装置10の
2組で、原稿サイズを検知する適用例である。原稿8
は、基準位置40に突き当てて置かれるため原稿のサイ
ズが大きくなると矢印方向21、22に占拠位置が伸び
る。一方、受光素子アレー5の受光面では、原稿像が原
稿と反対の矢印方向21'、22'へ伸びる。
図8は、原稿サイズ検知装置10を、複写機の読取部に
適用した配置例を概念的に示している。主走査方向21
と副走査方向22に配置した原稿サイズ検知装置10の
2組で、原稿サイズを検知する適用例である。原稿8
は、基準位置40に突き当てて置かれるため原稿のサイ
ズが大きくなると矢印方向21、22に占拠位置が伸び
る。一方、受光素子アレー5の受光面では、原稿像が原
稿と反対の矢印方向21'、22'へ伸びる。
【0023】(実施例の画像読取装置への適用例)原稿
サイズ検知装置10の、複写機等の画像読取装置への適
用例を以下に説明する。図9は、適用例に係る画像読取
装置の要部の構造を示す概略構成図である。図9におい
て、複写機等の画像読取装置100は、上面に原稿8を
載置する原稿台7a(コンタクトガラス)と、原稿台7
aの左右方向に2組の原稿サイズ検知装置10a、10
bを用いた適用例を表している。一方の原稿サイズ検知
装置10aが小サイズの原稿サイズ、他方の原稿サイズ
検知装置10bが大サイズの原稿のサイズを、それぞれ
検知する。図9は、画像読取装置100の左右方向につ
いて示しているが、同様に前後方向においても不図示の
1組または複数組の原稿サイズ検知装置が配置されてい
る。これらの原稿検知センサ10a、10bの出力信号
により、原稿のサイズを判断する。
サイズ検知装置10の、複写機等の画像読取装置への適
用例を以下に説明する。図9は、適用例に係る画像読取
装置の要部の構造を示す概略構成図である。図9におい
て、複写機等の画像読取装置100は、上面に原稿8を
載置する原稿台7a(コンタクトガラス)と、原稿台7
aの左右方向に2組の原稿サイズ検知装置10a、10
bを用いた適用例を表している。一方の原稿サイズ検知
装置10aが小サイズの原稿サイズ、他方の原稿サイズ
検知装置10bが大サイズの原稿のサイズを、それぞれ
検知する。図9は、画像読取装置100の左右方向につ
いて示しているが、同様に前後方向においても不図示の
1組または複数組の原稿サイズ検知装置が配置されてい
る。これらの原稿検知センサ10a、10bの出力信号
により、原稿のサイズを判断する。
【0024】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
原稿サイズ検知装置は、線分状の照明光を透明な原稿台
に対して斜め方向に発し、受光素子を、原稿台に対して
垂直方向であり、受光面が線分状の照明光に対し平行に
配置している。この構成によれば、線分状の照明部と受
光素子の受光面とが線対象となり、受光素子の前後の位
置における倍率は略一致する。よって、原稿台の高さが
変っても原稿検知分解能を一定とすることができる。さ
らに、色々な機種に対応できるのでコストダウンが図れ
る。
原稿サイズ検知装置は、線分状の照明光を透明な原稿台
に対して斜め方向に発し、受光素子を、原稿台に対して
垂直方向であり、受光面が線分状の照明光に対し平行に
配置している。この構成によれば、線分状の照明部と受
光素子の受光面とが線対象となり、受光素子の前後の位
置における倍率は略一致する。よって、原稿台の高さが
変っても原稿検知分解能を一定とすることができる。さ
らに、色々な機種に対応できるのでコストダウンが図れ
る。
【図1】本発明の原稿サイズ検知装置の実施例の構成を
示す概念図である。
示す概念図である。
【図2】図1の動作を説明するための縦断面概念図であ
る。
る。
【図3】実施例の受光素子の構成例を説明するための概
念的平面図である。
念的平面図である。
【図4】サイズ検知の手順を説明するための受光素子ア
レーの配置例一を表す図である。
レーの配置例一を表す図である。
【図5】図4の受光素子アレーの出力タイミング例を表
す図である。
す図である。
【図6】サイズ検知の手順を説明するための受光素子ア
レーの配置例二を表す図である。
レーの配置例二を表す図である。
【図7】図6の受光素子アレーの出力タイミング例を表
す図である。
す図である。
【図8】図1の原稿サイズ検知装置を用いたサイズ検知
の手順を説明するための概念図である。
の手順を説明するための概念図である。
【図9】図1の原稿サイズ検知装置の原稿読取装置への
適用例を説明するための概念的縦断面図である。
適用例を説明するための概念的縦断面図である。
1 発光素子 2、4 レンズ 3 照明 5 受光素子アレー 7 原稿台 8 原稿 10 原稿サイズ検知装置 21 主走査方向 22 副走査方向 100 画像読取装置
Claims (6)
- 【請求項1】 線分状の照明光を原稿台に対して斜め方
向に発する照明手段と、 前記原稿台に対して垂直方向であり、受光面が前記線分
状の照明光に対し平行に配置された受光素子とを有する
ことを特徴とする原稿サイズ検知装置。 - 【請求項2】 前記受光素子は、複数の受光素子の受光
面が前記照明手段の放射面と平行に配列されてアレー状
に構成されたことを特徴とする請求項1記載の原稿サイ
ズ検知装置。 - 【請求項3】 前記受光素子の受光面の幅は、前記照明
手段に近い方が大きく、遠い方が小さく構成されたこと
を特徴とする請求項1または2記載の原稿サイズ検知装
置。 - 【請求項4】 前記受光素子の受光面の形状は、前記原
稿台に被検出の原稿を設置する原稿基準位置に近い辺
が、原稿検知方向に対して垂直であることを特徴とする
請求項1から3の何れか1項に記載の原稿サイズ検知装
置。 - 【請求項5】 前記受光素子は、ホトダイオードアレー
またはCCDであることを特徴とする請求項1から4の
何れか1項に記載の原稿サイズ検知装置。 - 【請求項6】 前記照明手段は、レンズ、スリット、ミ
ラーの少なくとも1つと発光素子とを有することを特徴
とする請求項1から5の何れか1項に記載の原稿サイズ
検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250179A JPH0973141A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 原稿サイズ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250179A JPH0973141A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 原稿サイズ検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0973141A true JPH0973141A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17204001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7250179A Pending JPH0973141A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 原稿サイズ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0973141A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7209702B2 (en) | 2003-11-20 | 2007-04-24 | Ricoh Company, Ltd. | Electricity waste suppressing original document size detection apparatus |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP7250179A patent/JPH0973141A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7209702B2 (en) | 2003-11-20 | 2007-04-24 | Ricoh Company, Ltd. | Electricity waste suppressing original document size detection apparatus |
US7330692B2 (en) | 2003-11-20 | 2008-02-12 | Ricoh Company, Ltd. | Electricity waste suppressing original document size detection apparatus |
CN100380242C (zh) * | 2003-11-20 | 2008-04-09 | 株式会社理光 | 原稿尺寸检测方法,原稿读取装置及图像形成装置 |
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