JP3179857B2 - 原稿サイズ検知装置 - Google Patents

原稿サイズ検知装置

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JP3179857B2
JP3179857B2 JP11596192A JP11596192A JP3179857B2 JP 3179857 B2 JP3179857 B2 JP 3179857B2 JP 11596192 A JP11596192 A JP 11596192A JP 11596192 A JP11596192 A JP 11596192A JP 3179857 B2 JP3179857 B2 JP 3179857B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機、画像
読取装置、ファクシミリ等に利用される原稿サイズ検知
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図21に示すように、原稿台(図示せ
ず)の下方に、幅検知器A51と幅検知器B52とを主
走査方向に配列し、長さ検知器A53と長さ検知器B5
4と長さ検知器C55と長さ検知器D56と長さ検知器
E57とを副走査方向に配列し、これらの検知器からの
検知信号を取り込み、表1に示すテーブルデータを基準
に原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知装置がある。
表1において、○印は原稿を検知した検知信号、×印は
原稿なしの状態を示す検知信号である。
【0003】
【表1】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図21に示す原稿検知
装置は、原稿の幅方向のサイズ及び長さ方向のサイズ毎
に多数の検知器を必要とし、また、これらの検知器は個
々に発光素子と受光素子とを必要とするため、全体とし
て光学素子の数が増えコストが増大する問題を有してい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
が載置される透明な原稿台に対向する一つの発光素子と
この発光素子からの照明光を前記原稿の平面方向に向け
て複数本のビームに分割する分光器とにより原稿面に対
する照明光の照射範囲が一定に定められた照明部を形成
し、受光レンズと複数の受光素子とにより受光部を形成
し、前記照明部と前記受光部とを組み立ててなる複数組
の検知手段を原稿に対する検知距離を変えて原稿台の複
数位置に対向させて配設し、各前記検知手段の複数の前
記受光素子を前記受光レンズに対向させてその受光レン
ズに対面する方向から見ても側面から見ても円弧上の位
置に所定の間隔をもって配列した
【0006】
【0007】請求項の発明は、請求項1において、原
稿に対して5°〜40°なる入射角をもって照明光を出
射させる位置に分光器と発光素子とよりなる照明部を配
置し、前記原稿に対する垂直線と前記照明部との間に受
光レンズと受光素子とよりなる受光部を配設した。
【0008】請求項の発明は、請求項1において、受
光レンズによる原稿面上の検知点の検知径を、前記受光
レンズの光軸より外側に向かうに従い大きな検知径に設
定した。
【0009】請求項の発明は、請求項1において、受
光レンズの光軸近傍に対向する受光素子の受光面の面積
より、受光レンズの光軸の外側に対向する受光素子の受
光面の面積の方を大きな値に設定した。
【0010】請求項の発明は、請求項1において、受
光レンズの光軸と直交する垂直面に対して受光素子の受
光面を傾斜させた。
【0011】請求項の発明は、請求項1において、原
稿台上の原稿を押える原稿押え板を支点部を中心に回動
自在に設け、受光レンズと受光素子とよりなる受光部よ
りも発光素子と分光器とよりなる照明部を前記支点部側
に位置させた。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、画像を読み取るための光学
系内に複数の検知手段を配設する場合に、配設位置によ
っては原稿内容を読み取るためのスキャナとの干渉を防
止すべく、原稿面に対する個々の検知手段の検知距離を
変える必要性が生ずることがあるが、この場合には、個
々の検知手段によって原稿から受光部までの光路長が異
なっても、複数の受光素子を受光レンズに対面する方向
から見ても側面から見ても円弧上の位置に所定の間隔を
もって配列したことにより、各検知手段の受光レンズと
受光素子とを共通使用してコストダウンを図ることがで
きる。
【0013】
【0014】請求項の発明は、照明部から原稿面に対
して5°〜40°の入射角をもって照明光を入射し、原
稿面から照明部側に反射する反射光を受光部で受光する
ことにより、原稿台や原稿押え板の反射による外乱光の
影響を小さくし、かつ、原稿のセット位置のずれに対し
ても検知誤差を小さくすることができる。
【0015】請求項の発明は、原稿面から反射されて
受光レンズを通る光は、その光軸の外側を通る光程 cos
4則に従い低下するが、受光レンズによる原稿面上の検
知点の検知径を、前記受光レンズの光軸より外側に向か
うに従い大きな検知径に設定することにより、各受光素
子に均一の光を入射させることができ、また、原稿のセ
ット位置が多少ずれたとしても検知誤差を小さくするこ
とができる。
【0016】請求項の発明は、受光レンズを単レンズ
により形成した場合には、光軸外における光程分散され
るが、受光レンズの光軸近傍に対向する受光素子の受光
面の面積より、受光レンズの光軸の外側に対向する受光
素子の受光面の面積の方を大きな値に設定することによ
り、原稿のセット位置のずれに対しても検知誤差を小さ
くすることができる。
【0017】請求項の発明は、受光レンズを通る光の
一部が受光素子の受光面で反射したとしても、その反射
光を受光素子の傾斜させた受光面で外方に反射させるこ
とができ、これにより、外乱光が受光素子に入射される
ことによる検知誤差をなくすことができる。
【0018】請求項の発明は、原稿台に原稿を載せる
前に原稿押え板を開いた場合においても発光部からの照
明光は開いた原稿押え板により反射されるが、受光レン
ズと受光素子とよりなる受光部よりも発光素子と分光器
とよりなる照明部を前記支点部側に位置させることによ
り、開いた原稿押え板からの反射光を受光部から逸脱す
る上方に向けることができ、これにより、原稿押え板か
らの反射光を受光部で受光して原稿が有るとの誤検知の
発生を防止することができる。
【0019】
【実施例】請求項1、請求項2の発明の一実施例を図1
ないし図9に基づいて説明する。まず、図4に画像読取
装置1の原理を示す。図中、1は透明な原稿台で、この
原稿台1の一端にはスケール2aが設けられている。原
稿台2の下方には第一スキャナ3と第二スキャナ4とが
往復動自在に設けられている。第一スキャナ3は、原稿
台2上に載置される原稿を照明する光源5と原稿からの
反射光を反射するミラー6とを有する。第二スキャナ4
は、ミラー6からの反射光を反射する複数のミラー7,
8を有する。また、原稿台2の下方には、ミラー8から
の反射光中の赤外線をカットするフィルタ9と、このフ
ィルタ9を通した反射光を収束するレンズ10と、この
レンズ10を通した反射光を受光する固定撮像素子11
とが設けられている。
【0020】次いで、図1に原稿サイズを検知するため
の検知手段12の構成を示す。この検知手段12は、原
稿13を照明する照明部14と原稿13からの反射光を
受光する受光部15とよりなる。照明部14は、一つの
発光素子16と一つの分光器17とよりなる。この分光
器17は、発光素子16から発光されてレンズ17aを
通る光を、回折格子17bにより0次光(透過光)と±
1次光(回折光)とに分割するものである。前記受光部
15は、一つの受光レンズ18と三つの受光素子19,
20,21とよりなる。一側の受光素子19は原稿13
面の検知点aからの反射光を受光し、中央の受光素子2
0は原稿13面の検知点bからの反射光を受光し、他側
の受光素子21は原稿13面の検知点cからの反射光を
受光するように、それぞれ受光レンズ18に対向されて
円弧上に配列されている。ここで、検知点abの間隔と
検知点bcの間隔とは等しいLなる値に定められてい
る。したがって、この間隔Lに対応して受光素子19,
20,21間の間隔も等しく定められている。
【0021】図2に示すように、前記原稿台2に載置さ
れた原稿13を押える原稿押え板22が支点部23を中
心に回動自在に設けられ、また、この原稿押え板22を
閉じた時にオンとなるスイッチ24が設けられている。
【0022】図3は前記原稿台2における原稿13の載
置位置とその原稿のサイズとの関係を示す平面図で、全
ての原稿13はその一角を原稿台2の一角に指定された
基準点25に合わせてセットされる。しかして、前記検
知手段12が原稿台2の各位置に対向するA,B,Cの
各位置に位置させて複数組配設されている。ここで、前
記第一スキャナ3のホームポジションHP(図4参照)
とは反対方向となるA位置に配設された検知手段12は
検知点における原稿13の有無を検知し、B位置
に配設された検知手段12は検知点における原稿
13の有無を検知し、C位置に配設された検知手段12
は検知点における原稿13の有無を検知する。検
知点は図1における検知点aに対応され、同様
に、検知点は図1における検知点bに対応され、
検知点は図1における検知点cに対応されてい
る。したがって、表2に示すテーブルデータに基づい
て、各検知点〜における原稿13の有無を検知する
ことにより、原稿13のサイズが検知される。表2にお
いて、○印は原稿を検知した検知信号、×印は原稿なし
の状態を示す検知信号である。
【0023】
【表2】
【0024】また、ホームポジション側のB,C位置に
配設された検知手段12は前記第二スキャナ4との干渉
を避けるために、図5(b)に示すように、原稿台2に
対して長い検知距離h2をもって取り付けられている。
これに対して、A位置に配設された検知手段12は、図
5(a)に示すように、第二スキャナ4との干渉がない
ため、原稿台2に対して短い検知距離h1をもって取り
付けられている。
【0025】次に、前記検知手段12の前記照明部14
と受光部15との配置関係を図6に示す。照明部14
は、原稿13に対して5°〜40°なる入射角αをもっ
て照明光を出射する位置に配置されている。受光部15
は、原稿13に対する垂直線から照明部14側に0°〜
αなる角度β内に配設されている。
【0026】このような構成において、原稿押え板22
を上方に開いた状態で原稿13は原稿台2の上にセット
される。次に、各検知手段12の発光素子16にパルス
が供給され、発光素子16から出射された照明光が分光
器17により原稿13面に2Lの範囲にわたって分割さ
れる(図1、図5参照)。原稿13面からの反射光は受
光レンズ18により収束されて受光素子19,20,2
1に入射される。図1に示す照明光の照射範囲2Lにお
いて、この照射範囲内に原稿13が存在すれば、検知点
aからの反射光は受光素子19に入射され、検知点bか
らの反射光は受光素子20に入射され、検知点cからの
反射光は受光素子21に入射される。したがって、各検
知点abcにおける原稿13の有無により、受光素子1
9,20,21のオンオフ状態が変わる。このような動
作を、図3におけるABCの各位置に配設された検知手
段12が行うことにより、原稿台2上の原稿13のサイ
ズが検知される。
【0027】次に、原稿13のサイズ検知開始動作を図
7に示すフローチャートを参照して説明する。まず、原
稿台2に原稿13をセットし原稿押え板22を閉じると
スイッチ24がオンとなる(図2参照)。このスイッチ
24からの信号は制御部(図示せず)に入力される。ス
イッチ24からの信号のみでスタートキーが動作した時
は、スイッチ24からの信号を基にサイズ検知開始信号
が出力される。また、スイッチ24からの信号がなくて
スタートキーが動作した時は、スキャナ3,4を駆動す
るための駆動信号を基にサイズ検知開始信号が出力され
る。
【0028】図8に示すように、サイズ検知開始信号が
出力されると、LED(発光素子16)にパルスが供給
され、受光データーが読み取られる。すなわち、発光素
子16により原稿13面が照明され、原稿13面からの
反射光が受光素子19,20,21により受光される。
このデータは表1に示すテーブルデータと比較され、そ
のテーブルデータに一致するデータの場合には原稿のサ
イズデータとして読み取られ、不一致の場合には、表示
手段(図示せず)に異常が表示される。
【0029】図9に示すように、スイッチ24の信号に
基づく原稿13のサイズデータ、或いは、駆動信号に基
づく原稿13のサイズデータは、コピー用の用紙データ
と比較され、両者が一致した場合には、対応する用紙が
あるものとして確認され、LED(検知手段12の発光
素子16)がオフになり、検知した原稿13のサイズと
コピー用の用紙データとが不一致の場合には、表示手段
に用紙無しの表示がなされる。
【0030】以上のように、請求項1の発明としての検
知手段12は、複数の受光素子19〜21を具備する
が、発光素子16と分光器17と受光レンズ18とは一
つで足り、しかも、一つの検知手段12により複数種の
原稿13を検知することができる。したがって、光学素
子の数を少なくしてコストダウンを図ることができる
また、発光素子16と分光器17とにより原稿面に対す
る照明光の照射範囲2Lが一定に定められた照明部14
を形成し、受光レンズ18と複数の受光素子19〜21
とにより受光部15を形成し、前記照明部14と前記受
光部15とを組み立ててなる複数組の検知手段12を、
図5(a)(b)に示すように原稿13に対する検知距
離h 1 ,h 2 を変えて原稿台2の各位置ABCに対向させ
て配設し、各検知手段12の複数の受光素子19〜21
を受光レンズ18に対向させて配列したが、複数の受光
素子19〜21を受光レンズ18に対面する方向から見
ても側面から見ても円弧上の位置に所定の間隔をもって
配列することにより、各検知手段12の受光レンズ18
と受光素子19〜21とを共通使用してコストダウンを
図ることができる。
【0031】
【0032】さらに、請求項の発明として、図6に示
すように、照明部14から原稿13面に対して5°〜4
0°の入射角をもって照明光を入射し、原稿13面から
照明部14側に反射する反射光を受光部15で受光する
ことにより、原稿台2や原稿押え板22の反射による外
乱光の影響を小さくし、かつ、原稿13のセット位置の
ずれに対しても検知誤差を小さくすることができる。
【0033】次いで、請求項の発明の一実施例を図1
0に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符
号を用い説明も省略する(以下同様)。本実施例では、
原稿台2のB位置に対向配置された検知手段12につい
て説明するが、他のAC位置に位置する検知手段12に
ついても同様である。受光レンズ18による原稿13面
上の検知点の検知径は、受光レンズ18の光軸よ
り外側に向かうに従い大きな検知径に設定されている。
【0034】したがって、原稿13面から反射されて受
光レンズ18を通る光は、その光軸の外側を通る光程 c
os4則に従い低下するが、上記の設定により各受光素子
19〜21に均一の光を入射させることができる。ま
た、原稿13のセット位置が多少ずれたとしても検知誤
差を小さくすることができる。
【0035】さらに、請求項の発明の一実施例を図1
1に基づいて説明する。図11(a)は、図1における
検知点bからの反射光を受光レンズ18の光軸18a上
に位置する受光素子20で受光する状態を示す。図11
(b)は、図1における検知点cからの反射光を受光レ
ンズ18の光軸18aの外側に位置する受光素子21で
受光する状態を示す。図1における検知点aからの反射
光を受光レンズ18の光軸18aの外側に位置する受光
素子19で受光する状態は、図11(b)と対称である
ので説明を省略する。
【0036】受光レンズ18を単レンズにより形成した
場合には、光軸18a外における光程分散されるが、本
発明においては、受光レンズ18の光軸18a近傍に対
向する受光素子20の受光面の面積より、受光レンズ1
8の光軸18aの外側に対向する受光素子19,21の
受光面の面積の方を大きく定めたので、原稿13のセッ
ト位置のずれに対しても検知誤差を小さくすることがで
きる。
【0037】さらに、請求項の発明の一実施例を図1
2に基づいて説明する。一般に、原稿サイズ検知用の発
光素子16は、操作者に気づかれないように赤外線を発
光するものが用いられるが、赤外線の反射光の減衰率は
低い。このため、原稿13面からの反射光は受光素子1
9〜21に受光されるが、一部の光が受光素子19〜2
1の受光面上で再反射し、さらに、受光レンズ18に反
射して再度受光素子19〜21に入射されるおそれがあ
る。そこで、本発明は、受光レンズ18の光軸18aと
直交する垂直面に対して受光素子19〜21の受光面を
2°〜5°なる角度をもって傾斜させたものである。
【0038】したがって、受光レンズ18を通る光の一
部が受光素子19〜21の受光面で反射したとしても、
その反射光を受光素子19〜21の傾斜させた受光面で
影響のない外方に反射させることができ、これにより、
外乱光が受光素子に入射されることによる検知誤差をな
くすことができる。
【0039】さらに、請求項の発明の一実施例を図1
3ないし図16に基づいて説明する。図中、a,b,c
は原稿13面上の検知点である。本発明は、受光レンズ
18と受光素子19〜21とよりなる受光部15より
も、発光素子16と分光器17とよりなる照明部14を
原稿押え22の支点部23側に位置させたものである。
したがって、原稿台2に原稿13を載せる前に原稿押え
板22を開いた場合においても、照明部14からの照明
光は開いた原稿押え板22により反射されるが、点線で
示すように、開いた原稿押え板22からの反射光を受光
部15から逸脱する上方に向けることができ、これによ
り、原稿押え板22からの反射光を受光部15で受光し
て原稿13が有るとの誤検知の発生を防止することがで
きる。
【0040】次に、原稿13と光学系の検知点との関係
位置を変えた変形例を図16に示す。A位置に配設され
た検知手段12の場合、検知点間の距離及び検知点
間の距離はL1であるが、副走査方向に投影した検
知点間の距離及び検知点間の距離はL1より小
さいL1’である。B位置に配設された検知手段12の
場合、検知点間の距離はL2’であり、検知点
間の距離はL2であるが、副走査方向に投影した検知点
間の距離及び検知点間の距離はL2より小さい
2’である。C位置に配設された検知手段12の場
合、検知点間の距離及び検知点間の距離はL3
であるが、副走査方向に投影した検知点間の距離及
び検知点間の距離はL3より小さいL3’である。し
たがって、検知点間の実質的な距離は、図3の場合に比
較して大きいため、各受光素子19,20,21の間隔
も広げられている。
【0041】次に、受光部15の他の例を図17及び図
18に示す。本実施例は、四角形のケース26の上面開
口部に受光レンズ18を設け、ケース26の底部にミラ
ー27を設け、さらに、ケース26の内部に三辺の中央
に位置させて受光素子19,20,21を配設したもの
である。図17におけるa,bは原稿13面における検
知点を示し、図18におけるa,b,cは原稿13面に
おける検知点を示すものである。したがって、検知面a
からの反射光は受光レンズ18を透過しミラー27に反
射されて受光素子19に受光され、検知面bからの反射
光は受光レンズ18を透過しミラー27に反射されて受
光素子20に受光され、検知面cからの反射光は受光レ
ンズ18を透過しミラー27に反射されて受光素子21
に受光される。したがって、受光レンズ18から受光素
子19〜21までの光路長を確保しながらケース26を
薄型化することができる。
【0042】なお、図19及び図20に示すように、ミ
ラー27に代えてピラミッド形のミラー28をケース2
6に設け、受光レンズ18を透過した光をミラー28の
各反射面で受光素子19〜21に向けて反射させるよう
にしても同様の目的を達成することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、発光素子と分光器と
により原稿面に対する照明光の照射範囲が一定に定めら
れた照明部を形成し、受光レンズと複数の受光素子とに
より受光部を形成し、前記照明部と前記受光部とを組み
立ててなる複数組の検知手段を原稿に対する検知距離を
変えて原稿台の複数位置に対向させて配設し、各前記検
知手段の複数の前記受光素子を前記受光レンズに対面す
る方向から見ても側面から見ても円弧上の位置に所定の
間隔をもって配列したので、画像を読み取るための光学
系内に複数の検知手段を配設する場合に、配設位置によ
っては原稿内容を読み取るためのスキャナとの干渉を防
止すべく、原稿面に対する個々の検知手段の検知距離を
変える必要性が生ずることがあるが、この場合には、個
々の検知手段によって原稿から受光部までの光路長が異
なっても、複数の受光素子を受光レンズに対向させて円
弧上に所定の間隔をもって配列することにより、各検知
手段の受光レンズと受光素子とを共通使用してコストダ
ウンを図ることができる効果を有する。
【0044】
【0045】請求項の発明は、請求項1において、原
稿に対して5°〜40°なる入射角をもって照明光を出
射させる位置に分光器と発光素子とよりなる照明部を配
置し、前記原稿に対する垂直線と前記照明部との間に受
光レンズと受光素子とよりなる受光部を配設したので、
照明部から原稿面に対して5°〜40°の入射角をもっ
て照明光を入射し、原稿面から照明部側に反射する反射
光を受光部で受光することにより、原稿台や原稿押え板
の反射による外乱光の影響を小さくし、かつ、原稿のセ
ット位置のずれに対しても検知誤差を小さくすることが
できる等の効果を有する。
【0046】請求項の発明は、請求項1において、受
光レンズによる原稿面上の検知点の検知径を、前記受光
レンズの光軸より外側に向かうに従い大きな検知径に設
定したので、原稿面から反射されて受光レンズを通る光
は、その光軸の外側を通る光程 cos4則に従い低下する
が、上記検知点の検知径の設定により各受光素子に均一
の光を入射させることができ、また、原稿のセット位置
が多少ずれたとしても検知誤差を小さくすることができ
る等の効果を有する。
【0047】請求項の発明は、請求項1において、受
光レンズの光軸近傍に対向する受光素子の受光面の面積
より、受光レンズの光軸の外側に対向する受光素子の受
光面の面積の方を大きな値に設定したので、受光レンズ
を単レンズにより形成した場合には、光軸外における光
程分散されるが、前記受光素子の受光面積の設定によ
り、原稿のセット位置のずれに対しても検知誤差を小さ
くすることができる効果を有する。
【0048】請求項の発明は、請求項1において、受
光レンズの光軸と直交する垂直面に対して受光素子の受
光面を傾斜させたので、受光レンズを通る光の一部が受
光素子の受光面で反射したとしても、その反射光を受光
素子の傾斜させた受光面で外方に反射させることがで
き、これにより、外乱光が受光素子に入射されることに
よる検知誤差をなくすことができる効果を有する。
【0049】請求項の発明は、請求項1において、原
稿台上の原稿を押える原稿押え板を支点部を中心に回動
自在に設け、受光レンズと受光素子とよりなる受光部よ
りも発光素子と分光器とよりなる照明部を前記支点部側
に位置させたので、原稿台に原稿を載せる前に原稿押え
板を開いた場合においても発光部からの照明光は開いた
原稿押え板により反射されるが、開いた原稿押え板から
の反射光を受光部から逸脱する上方に向けることがで
き、これにより、原稿押え板からの反射光を受光部で受
光して原稿が有るとの誤検知の発生を防止することがで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2の発明の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】その側面図である。
【図3】その原稿台と検知手段との関係を示す平面図で
ある。
【図4】その画像読取装置の内部構造を示す正面図であ
る。
【図5】その原稿台に対する検知手段と検知距離の違い
を示す説明図である。
【図6】その照明部と受光部との配置関係を示す説明図
である。
【図7】その原稿サイズ検知開始動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】その原稿サイズ検知動作を示すフローチャート
である。
【図9】その用紙選択動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】請求項の発明の一実施例を示すもので、原
稿台と検知手段との関係を示す平面図である。
【図11】請求項の発明の一実施例を示すもので、受
光部の説明図である。
【図12】請求項の発明の一実施例を示すもので、検
知手段の説明図である。
【図13】請求項の発明の一実施例を示すもので、検
知手段と原稿押え板との関係を正面から示す説明図であ
る。
【図14】その一部を上方から見た説明図である。
【図15】その一部を側面から見た説明図である。
【図16】原稿台に対する検知手段の他の配列状態を示
す平面図である。
【図17】受光部の他の例を示す断面図である。
【図18】その平面図である。
【図19】受光部の他の例を示す断面図である。
【図20】その平面図である。
【図21】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 原稿台 12 検知手段 13 原稿 14 照明部 15 受光部 16 発光素子 17 分光器 18 受光レンズ 18a 光軸 19〜21 受光素子 22 原稿押え板 23 支点部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−58511(JP,A) 特開 平4−242767(JP,A) 特開 平3−175305(JP,A) 特開 昭63−186103(JP,A) 特開 平2−130507(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/62 H04N 1/00 106

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される透明な原稿台に対向す
    る一つの発光素子とこの発光素子からの照明光を前記原
    稿の平面方向に向けて複数本のビームに分割する分光器
    とにより原稿面に対する照明光の照射範囲が一定に定め
    られた照明部を形成し、受光レンズと複数の受光素子と
    により受光部を形成し、前記照明部と前記受光部とを組
    み立ててなる複数組の検知手段を原稿に対する検知距離
    を変えて原稿台の複数位置に対向させて配設し、各前記
    検知手段の複数の前記受光素子を前記受光レンズに対向
    させてその受光レンズに対面する方向から見ても側面か
    ら見ても円弧上の位置に所定の間隔をもって配列した
    とを特徴とする原稿サイズ検知装置。
  2. 【請求項2】 原稿に対して5°〜40°なる入射角を
    もって照明光を出射させる位置に分光器と発光素子とよ
    りなる照明部を配置し、前記原稿に対する垂直線と前記
    照明部との間に受光レンズと受光素子とよりなる受光部
    を配設したことを特徴とする請求項1記載の原稿サイズ
    検知装置。
  3. 【請求項3】 受光レンズによる原稿面上の検知点の検
    知径を、前記受光レンズの光軸より外側に向かうに従い
    大きな検知径に設定したことを特徴とする請求項1の原
    稿サイズ検知装置。
  4. 【請求項4】 受光レンズの光軸近傍に対向する受光素
    子の受光面の面積より、受光レンズの光軸の外側に対向
    する受光素子の受光面の面積の方を大きな値に設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の原稿サイズ検知装置。
  5. 【請求項5】 受光レンズの光軸と直交する垂直面に対
    して受光素子の受光面を傾斜させたことを特徴とする請
    求項1記載の原稿サイズ検知装置。
  6. 【請求項6】 原稿台上の原稿を押える原稿押え板を支
    点部を中心に回動自在に設け、受光レンズと受光素子と
    よりなる受光部よりも発光素子と分光器とよりなる照明
    部を前記支点部側に位置させたことを特徴とする請求項
    1記載の原稿サイズ検知装置。
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