JP2004312347A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビーム状のレーザ光を画像信号に応じて変調して供給するレーザ光源10と、レーザ光源10からのレーザ光を少なくとも一次元方向に走査する走査部30と、第1の力F1で走査部30を駆動する走査駆動部50と、第2の力F2で走査部50を所定位置で停止させて保持する保持部40と、保持部40により保持されている走査部30からのレーザ光を遮光する遮光部70と、を有し、走査駆動部50は、第1の力F1が第2の力F2より大きい場合に、走査部30が保持部40により保持されている状態を解除して走査部30を駆動し、保持部40は、第2の力F2が第1の力F1よりも大きい場合に、走査部30を所定位置で停止させて保持する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ、特に、変調されたレーザ光を走査することにより画像を表示するプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタは、コンピュータ等の画像供給装置から供給された画像信号に応じた光を投写することにより、画像を表示する画像表示装置である。従来、プロジェクタの光源部には、超高圧水銀ランプ等のメタルハライドランプが主に用いられている。近年、光源光にレーザ光を用いるレーザプロジェクタが提案されている。レーザ光は、単色性及び指向性が高いことを特徴とする。また、レーザ光源を用いることにより、プロジェクタの光学系を小型にすることができる。このため、レーザプロジェクタは、従来のメタルハライドランプを使用するプロジェクタに比較して、小型かつ軽量で、色再現性の良い投写像を得られるという利点を有する。
【0003】
レーザ光を用いて画像を表示するためには、ある程度の大きな強度を必要とする。そのため、例えば、故障等により走査が停止したレーザ光が直接眼に入射した場合に、眼に悪影響を及ぼすおそれがある。また、吸収率の高い物体に一定時間以上レーザ光が照射した場合には、発火のおそれもある。特に、レーザ光の走査が停止した場合、スクリーンの焼損を引き起こすおそれが考えられる。このため、レーザ光の走査が何らかの理由により停止した場合、瞬時にレーザ光の発生を遮断することにより、不具合な事態の発生を確実に回避する必要がある。レーザ光を安全に作動させるための技術は、例えば、下記の特許文献1に提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開昭57−60309号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術によると、レーザ光の走査が正常に行われない状態にあることを確認し、レーザ光発生を遮断するまでには、制御回路を介する処理経路を経る必要がある。レーザ光発生の遮断は、レーザ光源に対して直接的に行うのではなく、制御回路を介して間接的に行われる。レーザ光発生の遮断が間接的に行われると、制御回路自体の支障によって不具合な事態の発生の回避が不十分となるため問題である。本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、レーザ光の走査が正常に行われない状態にあるときにレーザ光の発生を直接的に遮断でき、高い安全性のプロジェクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、ビーム状のレーザ光を画像信号に応じて変調して供給するレーザ光源と、前記レーザ光源からの前記レーザ光を少なくとも一次元方向に走査する走査部と、第1の力で前記走査部を駆動する走査駆動部と、第2の力で前記走査部を所定位置で停止させて保持する保持部と、前記保持部により保持されている前記走査部からの前記レーザ光を遮光する遮光部と、を有し、前記走査駆動部は、前記第1の力が前記第2の力より大きい場合に、前記走査部が前記保持部により保持されている状態を解除して前記走査部を駆動し、前記保持部は、前記第2の力が前記第1の力よりも大きい場合に、前記走査部を所定位置で停止させて保持することを特徴とするプロジェクタを提供することができる。ここで、レーザ光源が線状のレーザ光を供給する場合、走査部は、線状の長手方向に略垂直な一次元方向に、線状のレーザ光を走査する。また、レーザ光源が点状のレーザ光を供給する場合、走査部は、二次元方向に点状のレーザ光を走査する。
【0007】
走査部は、走査駆動部からの第1の力によって、走査動作を行う。また走査部は、保持部からの第2の力によって、所定位置に停止して保持される。ここで第1の力と、第2の力とは打ち消し合うように作用する。このため走査部は、第1の力が第2の力より大きい場合に、保持されている状態を解除して走査動作を行う。何らかの理由により、第1の力が、第2の力を打ち消しさらに走査動作を行うには十分ではない、即ち不十分な場合、又は第1の力が0となった場合、走査部は、正常な走査動作を行うことが困難となる。走査部の走査動作が正常に行われない状態とは、例えば、走査動作が完全に停止しているか、又は一定の周期ではなく、かつ所定の速度ではない場合をいう。第1の力が不十分、又は0となると、走査部は、保持部からの第2の力の作用によって、所定位置で停止し、保持される。このとき遮光部は、走査部からのレーザ光を遮光する。これにより、レーザ光が正常に走査されない状態にあるときに、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、高い安全性のプロジェクタを得られる。
【0008】
また、本発明の好ましい態様としては、前記レーザ光源を駆動する光源駆動部と、前記遮光部へ入射する前記レーザ光を検出する検出部と、を有し、前記光源駆動部は、前記検出部が前記レーザ光を検出したときに、前記レーザ光源からの前記レーザ光の供給を停止することが望ましい。光源駆動部は、検出部がレーザ光を検出したときに、瞬時にレーザ光源からのレーザ光の供給を停止する。これにより、レーザ光の発生を直接的に遮断するうえに、遮光部の焼損を防ぐことができる。この結果、高い安全性のプロジェクタを得られる。
【0009】
また、本発明の好ましい態様としては、前記走査駆動部は、電流を流すことにより前記第1の力である磁力を発生するコイルを有し、前記保持部は、前記第2の力である付勢力を発生する弾性部材を有することが望ましい。第1の力が、第2の力を打ち消しさらに走査動作を行うには不十分な場合、又は第1の力が0となった場合、走査部は、正常な走査動作を行うことが困難になる。このとき、保持部である弾性部材による第2の力が、第1の力を上回る。そのため、第2の力によって、走査部を所定位置に停止し、保持することができる。これにより、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、高い安全性のプロジェクタを得られる。
【0010】
また、本発明の好ましい態様としては、前記走査駆動部は、電流を流すことにより前記第1の力である磁力を発生するコイルを有し、前記保持部は、前記第2の力である磁力を発生する永久磁石を有することが望ましい。第1の力が、第2の力を打ち消しさらに走査動作を行うには不十分な場合、又は第1の力が0となった場合、走査部は、正常な走査動作を行うことが困難になる。このとき、保持部である永久磁石による第2の力が、第1の力を上回る。そのため、第2の力によって、走査部を所定位置に停止し、保持することができる。これにより、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、高い安全性のプロジェクタを得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す。プロジェクタ100は、レーザ光源10を有する。光源駆動部20は、制御回路80からの画像信号に応じてレーザ光源10を駆動する。レーザ光源10は、線状のレーザ光を画像信号に応じて変調し供給する。
【0012】
図2に、レーザ光源10と光源駆動部20との詳細な構成を示す。レーザ光源10は、第1色レーザ光を射出する第1色レーザ光源10Rと、第2色レーザ光を射出する第2色レーザ光源10Gと、第3色レーザ光を射出する第3色レーザ光源10Bを有する。ここで、第1色レーザ光は赤色レーザ光(以下、「R光」という。)、第2色レーザ光は緑色レーザ光(以下、「G光」という。)、第3色レーザ光は青色レーザ光(以下、「B光」という。)である。R光、G光、B光の各色光は、光源駆動部20からの信号によりそれぞれ変調される。さらに、各色光は、それぞれ線状光に整形される。光源駆動部20は、各レーザ光源10R、10G、10Bを、それぞれ画像信号に応じて駆動する。各レーザ光源10R、10G、10Bには、半導体レーザや、固体レーザを用いることができる。
【0013】
ダイクロイックミラー12Gは、R光を透過し、G光を反射する。ダイクロイックミラー12Bは、R光とG光とを透過し、B光を反射する。各レーザ光源10R、10G、10Bからの各色光は、ダイクロイックミラー12G、12Bで合成されて、開口部15から射出する。このようにして、レーザ光源10は、各色光の変調光を合成して射出する。
【0014】
図1に戻って、レーザ光源10からのR光、G光、B光の変調光は、走査部であるガルバノミラー30に入射する。レーザ光は、図1において紙面に垂直な方向である第1の方向に平行な線状光に整形されているとする。ガルバノミラー30は、所定軸AXを中心に反射面を回動する。これにより、ガルバノミラー30は、レーザ光源10からの光を、第1の方向に略垂直な方向である第2の方向に走査させる。ガルバノミラー30は、所定軸AXを中心に往復して回動運動をする。スクリーン90において、レーザ光は、線状の長手方向に略垂直な方向である第2の方向に往復して走査する。これをくり返すことにより、プロジェクタ100は、投写像を表示する。なお、ガルバノミラー30は、ガルバノミラー30の一辺の略中央内部に、永久磁石Mを有する。
【0015】
走査駆動部50は、制御回路80からの画像信号によって、ガルバノミラー30を駆動する。走査駆動部50の駆動により、ガルバノミラー30は走査動作を行う。走査駆動部50は、コイル52と、ドライバ54とからなる。ドライバ54は、制御回路80からの画像信号に応じた電流をコイル52に流す。コイル52は、ドライバ54からの電流が流れることによって磁力を発生する。コイル52は、ガルバノミラー30の端部近傍位置に配置される。ガルバノミラー30は、コイル52と永久磁石Mとを対向するように配置する。コイル52は、コイル52に電流が流れることにより、永久磁石Mとの間に磁界を発生させる。そして、コイル52と永久磁石Mとの間の磁力によって、引力が発生する。従って、ガルバノミラー30は、コイル52に電流を流すことにより、永久磁石Mとコイル52とが互いに引き合う向きに回動する。ここで、コイル52に電流が流れることにより発生する引力を、第1の力とよぶ。図1において、第1の力を矢印F1で表す。
【0016】
保持部は、弾性部材であるばね40からなる。ばね40の一方の端は、ガルバノミラー30に固着されている。ばね40は、ガルバノミラー30のコイル52に対向する面と同一面であって、コイル52と対向している位置と軸AXに対し略対称な位置に固着されている。ばね40の他端は、プロジェクタ100の壁面に固定されている。ばね40は、収縮することによってガルバノミラー30を所定位置で停止し、保持する。ここで、ばね40が収縮することによって発生する付勢力を、第2の力とよぶ。図1において、第2の力を矢印F2で表す。
【0017】
ガルバノミラー30は、走査駆動部50による第1の力F1と、ばね40による第2の力F2とを受ける。第1の力F1と第2の力F2とは、互いに打ち消し合うように作用する。第1の力F1が第2の力F2より大きい場合、ガルバノミラー30には、第1の力F1が作用する。このとき、ガルバノミラー30は、コイル52と永久磁石Mとが互いに引き合う向きに回動する。また、第2の力F2が第1の力F1より大きい場合、ガルバノミラー30には、第2の力F2が作用する。このときガルバノミラー30は、コイル52と永久磁石Mとが互いに離れる向きに回動する。
【0018】
ドライバ54は、コイル52に一定の大きさ(強度)を有する電流を流す。コイル52は、電流の大きさに応じた磁界を発生する。走査駆動部50は、電流の大きさに応じた磁界を発生することによって、第1の力F1の強弱を周期的に変化させる。これに対して、第2の力F2は、常に一定である。このため、第1の力F1の強弱を周期的に変化することにより、ガルバノミラー30は周期的に回動する。これによりガルバノミラー30は、走査動作を行う。例えば、ガルバノミラー30は、線状のレーザ光が走査する方向の画素数(解像度)n×60(Hz)で、走査動作を行う。
【0019】
図3と図4とを用いて、ガルバノミラー30が走査動作を行う様子と、ばね40により保持される様子とを示す。図3は、走査駆動部50によるガルバノミラー30の走査動作と、ばね40によるガルバノミラー30の保持状態とを表すものである。また、図4は、ガルバノミラー30の傾き角度の変位と時間との関係をグラフに表したものである。図4に示すグラフは、横軸に時間、縦軸にガルバノミラー30の傾き角度を示す。ガルバノミラー30の傾き角度は、ガルバノミラー30がばね40により保持されている所定位置を基準値0として表す。図4中角度αは、ガルバノミラー30が走査動作をしている間の基準位置であるオフセット位置の角度を示す。また、角度θは、ガルバノミラー30の振れ角を示す。走査動作中のガルバノミラー30は、角度αを中心として、角度±θの範囲を回動する。
【0020】
図3(a)は、ガルバノミラー30が、走査駆動部50による駆動を開始するときの状態を示す。このときの時刻を、時刻t0とする。ガルバノミラー30は、ばね40の第2の力F2により、所定位置に保持されている。コイル52には、ガルバノミラー30をオフセット位置の角度αにまで移動するために必要な電流が流れる。その後、時刻t1において、ガルバノミラー30は、最初にオフセット位置の角度αに到達する。ここから、ガルバノミラー30は、走査動作を行う。走査駆動部50は、コイル52に流す電流をさらに大きくする。第1の力F1がより大きくなるため、ガルバノミラー30は、時刻t0から時刻t1までの時間に回動した方向と同じ方向へ回動する。図3(b)は、時刻t2において、ガルバノミラー30が角度α+θにまで回動した様子を示す。このとき、ガルバノミラー30は、走査動作中における最大振れ角にある。この角度位置から、ガルバノミラー30は、回動の向きを逆方向に転換する。
【0021】
図3(b)に示す状態から、走査駆動部50は、第1の力F1を徐々に弱くする。このとき、ガルバノミラー30は、第2の力F2によってコイル52と永久磁石Mとが引き離される方向に動く。このように、ガルバノミラー30は、図3(b)に示す状態の位置から回動の向きを逆方向に転換する。図3(c)に示すように、時刻t3において、ガルバノミラー30は、角度α−θの位置にある。このとき、ガルバノミラー30は、走査動作中における最小振れ角にある。この角度位置から、ガルバノミラー30は、再び回動の向きを逆方向に転換する。ガルバノミラー30は、これをくり返すことによって、線状のレーザ光を走査する。
【0022】
ここで、何らかの理由により、走査駆動部50に流れる電流が停止又は所定値以下となる場合を考える。このとき、ガルバノミラー30を走査するために必要な第1の力F1は、第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うには十分ではない、即ち不十分、又は0となる。このように第1の力F1が不十分、又は0である状態が続くと、ガルバノミラー30は、正常な走査動作を行うことが困難となる。ガルバノミラー30の走査動作が正常に行われない状態とは、例えば、走査動作が完全に停止しているか、又は一定の周期ではなく、かつ所定の速度ではない場合をいう。第1の力F1が不十分、又は0となると、ガルバノミラー30は、ばね40からの第2の力F2によって、最小振れ角(図3(c)参照)方向に移動する。さらに、ガルバノミラー30は、角度が0である基準位置にまで移動する。そして、ガルバノミラー30は、ばね40からの第2の力F2によって、角度が0である所定位置に保持される。図3(d)に、時刻t5以降、ガルバノミラー30が、ばね40からの第2の力F2により保持されている状態を示す。ガルバノミラー30は、図3(a)と同じ位置に戻る。このときガルバノミラー30からのレーザ光は、遮光部70で遮光される(図1参照)。これにより、レーザ光がプロジェクタ100の外部へ射出することを防止できる。
【0023】
このように、何らかの理由により第1の力F1が第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うには不十分な場合、又は第1の力F1が0となった場合、ガルバノミラー30は、正常な走査動作を行うことが困難になる。そして、第1の力F1が不十分、又は0の状態となると、ガルバノミラー30は、ばね40からの第2の力F2の作用によって、所定位置で停止し、保持される。このとき遮光部70は、ガルバノミラー30からのレーザ光を遮光する。これにより、ガルバノミラー30による走査動作が正常に行われない状態となった場合に、レーザ光が射出された状態となることを防ぎ、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、プロジェクタ100の安全性を高めることができるという効果を奏する。また、ガルバノミラー30による走査動作が正常に行われない状態にあるときに、ばね40による第2の力F2が第1の力F1を上回る。そのため、第2の力F2によって、ガルバノミラー30を所定位置に停止し、保持することができる。これにより、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、プロジェクタ100の安全性を高めることができるという効果を奏する。
【0024】
図5に、ガルバノミラー30と、走査駆動部50と、ばね40との他の構成例を示す。図5(a)に示すように、ガルバノミラー30に関してコイル52とは反対側に、当接部45を設けることとしても良い。当接部45を設けることによって、ばね40によって保持されているガルバノミラー30を、より安定して保持することができる。ガルバノミラー30を所定位置においてより安定に保持することにより、ガルバノミラー30からのレーザ光を、遮光部70においてより正確に遮光することができる。これにより、ガルバノミラー30が正常な走査動作を行うことが困難なときに、プロジェクタ100の外部へのレーザ光の射出をより正確に防止することができる。また、図5(b)に示すように、ばね40を、ガルバノミラー30に関してコイル52とは反対側に固着する構成としても良い。
【0025】
図5(c)には、ばね40が、ガルバノミラー30に関し、コイル52とは反対側の面であって、さらに軸AXに関し略対称な位置に固着されている例を示す。図1に示すばね40は、収縮することにより付勢力を発生する。これに対し、図5(c)に示すばね42は、伸張することにより付勢力を発生する。ガルバノミラー30は、ばね42が最大限伸張した状態のときに停止する。または、図5(c)に示すように、ガルバノミラー30は、ばね42の伸張過程において、当接部45に当接することにより停止することとしても良い。
【0026】
図6(a)、(b)、(c)、(d)には、保持部として永久磁石を用いる例を示す。図6(a)に示す走査駆動部50のコイル52の中心部には、永久磁石58が設けられている。永久磁石58と、ガルバノミラー30の永久磁石Mとは、互いの磁界によって斥力を発生する。例えば、図6(a)に示すように、永久磁石58と、永久磁石Mとは、互いにS極を対向させて配置する。このとき永久磁石58と永久磁石Mとの間に発生する斥力を、第2の力F2とする。そして、コイル52に電流を流すと、コイル52には、永久磁石58の磁界を打ち消すような磁界を発生する。このときコイル52と、ガルバノミラー30の永久磁石Mとは、互いの磁界によって引力を発生する。コイル52に電流を流すことにより、コイル52と永久磁石Mとの間に発生する引力を、第1の力F1とする。ガルバノミラー30は、保持部としてばね40を使用する場合と同様、第1の力F1と、第2の力F2とを受ける。
【0027】
ここで、走査駆動部50に流れる電流が停止又は所定値以下となる場合を考える。このとき、第1の力F1は、第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うには不十分、又は第1の力F1が0となる。そして、ガルバノミラー30は、正常な走査動作を行うことが困難になる。このとき、永久磁石58と永久磁石Mとによる第2の力F2の大きさが、第1の力F1の大きさを上回る。このため、ガルバノミラー30は、第2の力F2によって、永久磁石58から引き離される方向に回動する。そして、第2の力F2によって、ガルバノミラー30を、所定位置に停止し、保持することができる。このようにして、保持部として永久磁石58と永久磁石Mとを用いることによって、ガルバノミラー30を所定位置に停止し、保持することができる。これにより、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、プロジェクタ100の安全性を高めることができるという効果を奏する。また、図6(a)に示すように、ガルバノミラー30が保持される位置に当接部45を設けることとしても良い。当接部45を設けることによって、第2の力F2により保持されているガルバノミラー30を、より安定して保持することができる。
【0028】
また、図6(b)に示すように、永久磁石58とガルバノミラー30の永久磁石Mとは、永久磁石58のS極と永久磁石MのN極とを対向させて配置しても良い。永久磁石58と永久磁石Mとは、互いの磁界によって引力を発生する。このとき永久磁石58と永久磁石Mとの間に発生する引力を、第2の力F2とする。そして、コイル52に電流を流すと、コイル52には、永久磁石58の磁界を打ち消すような磁界が発生する。このとき、コイル52と、永久磁石Mとは、互いの磁界によって斥力を発生する。コイル52に電流を流すことにより、コイル52と永久磁石Mとの間に発生する斥力を、第1の力F1とする。第2の力F2が第1の力F1を上回ると、ガルバノミラー30は、永久磁石58に引き寄せられる方向に回動する。そして、ガルバノミラー30は、永久磁石Mが永久磁石58に当接することにより、所定位置に停止し、保持される。
【0029】
また、永久磁石は、コイル52の中心部ではなく、ガルバノミラー30に関し、コイル52とは反対側に設けることとしても良い。図6(c)には、ガルバノミラー30に関し、コイル52とは反対側に永久磁石59を設けた例を示す。永久磁石59と、ガルバノミラー30の永久磁石Mとは、互いの磁界によって引力を発生する。例えば、図6(c)に示すように、永久磁石59と、永久磁石Mとは、永久磁石59のN極と、永久磁石MのS極とを対向させて配置する。このとき永久磁石59と永久磁石Mとの間に発生する引力を、第2の力F2とする。そして、コイル52に電流を流すと、コイル52は、永久磁石Mの磁界と引き合うような磁界を発生する。このときコイル52と、永久磁石Mとは、互いの磁界によって引力を発生する。コイル52に電流を流すことにより、コイル52と永久磁石Mとの間に発生する引力を、第1の力F1とする。第2の力F2が第1の力F1を上回ると、ガルバノミラー30は、永久磁石59に引き寄せられる方向に回動する。そして、ガルバノミラー30は、永久磁石Mが永久磁石59に当接することにより、所定位置に停止し、保持される。
【0030】
図6(d)には、ガルバノミラー30の軸AXに関して対称な2辺の略中央内部にそれぞれ永久磁石M1、M2を設けた例を示す。コイル52は、永久磁石M1と対向する位置に設けられる。また、永久磁石59は、ガルバノミラー30に関してコイル52と同じ側であって、永久磁石M2と対向する位置に設けられる。永久磁石59と、ガルバノミラー30の永久磁石M2とは、互いの磁界によって引力を発生する。例えば、図6(d)に示すように、永久磁石59と、永久磁石M2とは、永久磁石59のS極と、永久磁石M2のN極とを対向させて配置する。このとき、永久磁石59と永久磁石M2との間に発生する引力を、第2の力F2とする。そして、コイル52に電流を流すと、コイル52は、永久磁石M1の磁界と引き合うような磁界を発生する。このときコイル52に電流を流すことにより、コイル52と永久磁石M1との間に発生する引力を、第1の力F1とする。第2の力F2が第1の力F1を上回ると、ガルバノミラー30は、永久磁石59に引き寄せられる方向に回動する。そして、ガルバノミラー30は、永久磁石59に当接することにより、所定位置に停止し、保持される。
【0031】
次に、本実施形態の変形例について説明する。図7に、本実施形態の変形例であるプロジェクタ700の概略構成を示す。何らかの理由により第1の力F1が第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うには不十分な場合、又は第1の力F1が0となった場合を考える。ガルバノミラー30は、上記のプロジェクタ100と同様、ばね40からの第2の力F2によって、所定位置に保持されている。このときガルバノミラー30からのレーザ光は、遮光部70に入射する。プロジェクタ700は、遮光部70へ入射するレーザ光を検出する検出部77を有する。検出部77は、レーザ光を検出することにより、光源駆動部20に信号を伝達する。図7に示すように、検出部77から光源駆動部20への信号の伝達には、制御回路80を介することとしても良い。光源駆動部20は、検出部77からの信号の伝達があった場合、瞬時にレーザ光源10からのレーザ光の供給を停止する。これにより、ガルバノミラー30による走査動作が正常に行われない状態となった場合に、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。また、これにより、レーザ光が遮光部70に照射する期間が長時間となることを防止することにより、遮光部70の焼損を防止することができる。この結果、プロジェクタ700の安全性を高めることができるという効果を奏する。
【0032】
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す。上記第1実施形態のプロジェクタ100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態のプロジェクタ800は、保持部により走査部を停止する2つの所定位置を有することを特徴とする。レーザ光源10からのR光、G光、B光の変調光は、走査部であるガルバノミラー830に入射する。図10(a)に、ガルバノミラー830の例を示す。ガルバノミラー830は、ガルバノミラー830の軸AXに関して対称な2辺の略中央内部に、それぞれ永久磁石M1と永久磁石M2とを有する。
【0033】
レーザ光は、図8において紙面に垂直な方向である第1の方向に平行な線状光に整形されているとする。ガルバノミラー830は、所定軸AXを中心に反射面を回動する。これにより、ガルバノミラー830は、レーザ光源10からの光を第1の方向に略垂直な方向である第2の方向に走査させる。ガルバノミラー830は、所定軸AXを中心に往復して回動運動をする。図8に示すスクリーン90において、レーザ光は、線状の長手方向に略垂直な方向である第2の方向に往復して走査する。これをくり返すことにより、プロジェクタ800は、投写像を表示する。
【0034】
図8に戻って、走査駆動部850は、制御回路80からの画像信号によって、ガルバノミラー830を駆動する。走査駆動部850の駆動により、ガルバノミラー830は走査動作を行う。走査駆動部850は、第1のコイル851と、第2のコイル852と、第1のドライバ853と、第2のドライバ854と、第3のドライバ857とからなる。第3のドライバ857は、第1のドライバ853と第2のドライバ854とに、画像信号を送る。第1のドライバ853は、画像信号に応じた電流を第1のコイル851に流す。第2のドライバ854は、画像信号に応じた電流を第2のコイル852に流す。
【0035】
第1のコイル851の中心部には、永久磁石855が設けられている。ガルバノミラー830は、第1のコイル851と永久磁石M1とが対向するように配置されている。永久磁石855と、ガルバノミラー830の永久磁石M1とは、互いの磁界によって引力を発生する。また、第2のコイル852の中心部には、永久磁石856が設けられている。ガルバノミラー830は、第2のコイル852と永久磁石M2とが対向するように配置されている。永久磁石856と、ガルバノミラー830の永久磁石M2とは、互いの磁界によって引力を発生する。このとき永久磁石855と永久磁石M1との間に発生する引力と、永久磁石856と永久磁石M2との間に発生する引力とを、それぞれ第2の力F2とする。
【0036】
第1のコイル851に電流を流すと、第1のコイル851には、永久磁石855の磁界を打ち消すような磁界を発生する。このとき第1のコイル851と、ガルバノミラー830の永久磁石M1とは、互いの磁界によって斥力を発生する。また、第2のコイル852に電流を流すと、第2のコイル852には、永久磁石856の磁界を打ち消すような磁界を発生する。このとき第2のコイル852と、ガルバノミラー830の永久磁石M2とは、互いの磁界によって斥力を発生する。このとき、第1のコイル851に電流を流すことにより、第1のコイル851と永久磁石M1との間に発生する斥力と、第2のコイル852に電流を流すことにより、第2のコイル852と永久磁石M2との間に発生する斥力とを、それぞれ第1の力F1とする。ガルバノミラー30は、保持部として弾性部材を使用する場合と同様、第1の力F1と、第2の力F2とを受ける。
【0037】
走査駆動部850は、第3ドライバ857から第1ドライバ853に流す電流と、第2ドライバ854に流す電流との位相を1/2周期分シフトさせる。こうして、第1のコイル851と永久磁石M1との間に発生する斥力が強い期間と、第2のコイル852と永久磁石M2との間に発生する斥力が強い期間とが交互となるようにして、第1の力F1の強弱を周期的に変化させる。これに対して、第2の力F2は、常に一定である。このため、第1の力F1の強弱を周期的に変化させることにより、ガルバノミラー830は周期的に回動する。これにより、ガルバノミラー830は、走査動作を行う。
【0038】
何らかの理由により、走査駆動部850に流れる電流が停止又は所定値以下となる場合を考える。このとき、ガルバノミラー830を走査するための第1の力F1は、第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うには不十分、又は第1の力F1が0となる。第1の力F1が不十分、又は0となった場合、第2の力F2の大きさが、第1の力F1の大きさを上回る。そして、ガルバノミラー830は、永久磁石855と永久磁石M1との間に発生する第2の力F2によって、永久磁石855に当接する。または、ガルバノミラー830は、永久磁石856と永久磁石M2との間に発生する第2の力F2によって、永久磁石856に当接する。これにより、ガルバノミラー830は、所定位置に停止し、保持される。なお、永久磁石855、856のそれぞれがガルバノミラー830を所定位置で停止させて保持する。従って、プロジェクタ800は、ガルバノミラー830を停止させて保持する2つの所定位置を有する。
【0039】
図9(a)は、ガルバノミラー830の傾き角度変位と時間との関係をグラフに表したものである。図9(a)のグラフは、横軸に時間、縦軸にガルバノミラー830の傾き角度を示す。ガルバノミラー830の傾き角度は、ガルバノミラー830が永久磁石855に当接している状態を基準値0とする。また、ガルバノミラー830の傾き角度が角度Aであるとき、ガルバノミラー830が永久磁石856に当接している状態にあるとする。図9(b)は、第1のコイル851に流れる電流I1の強度と時間tとの関係を示す。図9(c)は、第2のコイル852に流れる電流I2の強度と時間tとの関係を示す。
【0040】
時刻t0では、永久磁石855と永久磁石M1との間に発生する引力により、ガルバノミラー830は、永久磁石855に当接し、所定位置に保持されている。時刻t0では、永久磁石856と永久磁石M2との間に発生する引力により、ガルバノミラー830は永久磁石856に当接し、所定位置に保持されていることとしても良い。この場合、時刻t0において、ガルバノミラー830は、角度Aの位置にある。時刻t1において、ガルバノミラー830は、走査基準位置である角度αの位置にある。時刻t0から時刻t1までの時間、第1のコイル851には、ガルバノミラー830を角度αの位置にまで回動するのに必要な電流Iα1を流す。また、時刻t0から時刻t1までの時間、第2のコイル852には、ガルバノミラー830が永久磁石856に当接することを防ぐのに必要な電流Iα2を流す。
【0041】
時刻t1から時刻t3までの時間、第1のコイル851に流れる電流と、第2のコイル852に流れる電流との位相を1/2周期分シフトさせる。これにより、時刻t1から時刻t3までの時間、ガルバノミラー830は、走査動作を行う。ここで、何らかの理由により、走査駆動部850に流れる電流が停止し又は所定値以下となる場合を考える。このとき、ガルバノミラー830を走査するために必要な第1の力F1は、第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うには十分ではない、即ち不十分、又は0となる。このように第1の力F1が不十分、又は0である状態が続くと、ガルバノミラー830は、正常な走査動作を行うことが困難となる。例えば、時刻t3において走査駆動部850に流れる電流が停止した場合を考える。このとき、ガルバノミラー830は、走査動作の基準位置である角度αに関して、永久磁石855と比較して永久磁石856に近接する位置にある。このため、永久磁石856と永久磁石M2との間に発生する第2の力F2が第1の力F1を上回ると、ガルバノミラー830は、角度Aの位置まで回動し、永久磁石856に当接する。これにより、ガルバノミラー830は、永久磁石856と永久磁石M2との間に発生する第2の力F2によって、所定位置に停止して保持される。図9(a)は、時刻t3以降、ガルバノミラー30が角度Aの位置にまで回動することを示す。このときのガルバノミラー830からのレーザ光は、遮光部875にて遮光される(図8参照)。
【0042】
次に、時刻t2において走査駆動部850に流れる電流が停止した場合を考える。このとき、ガルバノミラー830は、走査動作の基準位置である角度αに関して、永久磁石856と比較して永久磁石855に近接する位置にある。このため、永久磁石855と永久磁石M1との間に発生する第2の力F2が第1の力F1を上回ると、ガルバノミラー830は、角度0の位置にまで回動し、永久磁石855に当接する。これにより、ガルバノミラー830は、永久磁石855と永久磁石M1との間に発生する第2の力F2によって、所定位置に停止して保持される。このときのガルバノミラー830からのレーザ光は、遮光部870にて遮光される(図8参照)。
【0043】
このように、ガルバノミラー830は、何らかの理由により第1の力F1が第2の力F2を打ち消しさらに走査動作を行うのに不十分な場合、又は第1の力F1が0となった場合、正常な走査動作を行うことが困難となる。そして、第1の力F1が不十分、又は0である状態となると、ガルバノミラー830は、第2の力F2によって、永久磁石855、856のいずれかに当接する。ガルバノミラー830は、永久磁石855、856のいずれかに当接することによって、所定位置に停止し、保持される。このとき遮光部870、875は、ガルバノミラー830からのレーザ光を遮光する。これにより、ガルバノミラー830による走査動作が正常に行われない状態となった場合に、レーザ光が射出された状態となることを防ぎ、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、プロジェクタ800の安全性を高めることができるという効果を奏する。また、永久磁石855、856と永久磁石M1、M2とを使用することによって、ガルバノミラー830による走査動作が正常に行われない状態にあるときに、永久磁石855と永久磁石M1との間、又は永久磁石856と永久磁石M2との間に発生する第2の力F2が第1の力F1を上回る。そのため、第2の力F2によって、ガルバノミラー830を所定位置に停止し、保持することができる。これにより、レーザ光の発生を直接的に遮断することができる。この結果、プロジェクタ800の安全性を高めることができるという効果を奏する。
【0044】
なお、第1実施形態の変形例と同様に、プロジェクタ800の遮光部870、875に入射するレーザ光を検出する検出部を有することとしても良い。このとき、光源駆動部20は、検出部によるレーザ光の検出があった場合、瞬時にレーザ光源10からのレーザ光の供給を停止する。これにより、第1実施形態の変形例に係るプロジェクタ700と同様、プロジェクタ800の安全性を高めることができるという効果を奏する。
【0045】
上記各実施形態のプロジェクタ100、700、800において、ガルバノミラー30、830は、レーザ光を一次元方向に走査するのみならず、二次元方向に走査することとしても良い。このとき、レーザ光源10は、点状のレーザ光を発生する。ガルバノミラー30、830は、第1の軸と、第1の軸に略直交する第2の軸とを中心に回動することにより、点状のレーザ光を二次元方向に走査する。この場合にも、本発明を適用することができる。また、走査部には、ガルバノミラーに限らず、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の技術により製造されたマイクロミラーを使用することができる。図10(b)に、レーザ光を二次元方向に走査するマイクロミラーの構成例を示す。マイクロミラーは、第1の軸であるAX1と、第1の軸AX1に略直交するAX2との2軸を中心に回動する。これにより、マイクロミラーの略中心に入射するレーザ光を二次元方向に走査する。マイクロミラーは非常に小型であることから、マイクロミラーにばねを取り付けることは困難である。また、コイルと磁石とを使用することも困難である。そこで、マイクロミラーには、例えば、電極E1、E2、E3、E4を設ける。電極E1、E2、E3、E4の近傍には、さらに他の電極を設ける。マイクロミラーは、マイクロミラーに設けられた電極と、その近傍に設けた他の電極とにより発生する静電力によって、走査動作と、所定位置における保持とを行うことができる。これにより、マイクロミラーの走査動作が正常に行われない状態にあるとき、レーザ光の発生を遮断することができる。
【0046】
また、上記各実施形態ではいわゆるフロント投写型のプロジェクタを用いて説明している。これに限らず、スクリーンの背面から変調光を投写する、いわゆるリア型プロジェクタにも、本発明を適用することができる。さらに、上記各実施形態に係るプロジェクタは、レーザ光を走査する構成であるが、ビーム状の光を走査するものであれば、これに限られない。例えば、光源にレーザダイオードを用いるプロジェクタにも、本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図2】レーザ光源と光源駆動部との構成を示す図。
【図3】ガルバノミラー、保持部、走査駆動部の構成を示す図。
【図4】ガルバノミラーの傾き角度の変位と時間との関係を表す図。
【図5】ガルバノミラー、保持部、走査駆動部の他の構成例を示す図。
【図6】ガルバノミラー、保持部、走査駆動部の他の構成例を示す図。
【図7】第1実施形態の変形例に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図8】本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図9】走査動作と電流の強度とを表す図。
【図10】ガルバノミラー、マイクロミラーの概略構成を示す図。
【符号の説明】
10 レーザ光源、10R 第1色レーザ光源、10G 第2色レーザ光源、10B 第3色レーザ光源、12G,12B ダイクロイックミラー、15 開口部、20 光源駆動部、30,830 ガルバノミラー、40 ばね、45 当接部、50,850 走査駆動部、52,851,852 コイル、54,853,854,857 ドライバ、58,59,855,856,M,M1,M2永久磁石、70,870,875 遮光部、77 検出部、80 制御回路、90 スクリーン、100,700,800 プロジェクタ、AX 回転軸、F1 第1の力、F2 第2の力
Claims (4)
- ビーム状のレーザ光を画像信号に応じて変調して供給するレーザ光源と、
前記レーザ光源からの前記レーザ光を少なくとも一次元方向に走査する走査部と、
第1の力で前記走査部を駆動する走査駆動部と、
第2の力で前記走査部を所定位置で停止させて保持する保持部と、
前記保持部により保持されている前記走査部からの前記レーザ光を遮光する遮光部と、を有し、
前記走査駆動部は、前記第1の力が前記第2の力より大きい場合に、前記走査部が前記保持部により保持されている状態を解除して前記走査部を駆動し、
前記保持部は、前記第2の力が前記第1の力よりも大きい場合に、前記走査部を所定位置で停止させて保持することを特徴とするプロジェクタ。 - 前記レーザ光源を駆動する光源駆動部と、
前記遮光部へ入射する前記レーザ光を検出する検出部と、を有し、
前記光源駆動部は、前記検出部が前記レーザ光を検出したときに、前記レーザ光源からの前記レーザ光の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記走査駆動部は、電流を流すことにより前記第1の力である磁力を発生するコイルを有し、
前記保持部は、前記第2の力である付勢力を発生する弾性部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。 - 前記走査駆動部は、電流を流すことにより前記第1の力である磁力を発生するコイルを有し、
前記保持部は、前記第2の力である磁力を発生する永久磁石を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
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