JP4932103B2 - ガルバノミラー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば、光磁気ディスクドライブ、追記型ディスクドライブ、相変化型ディスクドライブ、CD−ROM、DVD、光カード等の光記録媒体に対して情報を記録および/または再生する情報記録再生装置や、光スキャナ、光通信用の光偏向機等の光学装置に使用するガルバノミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
光磁気ディスクドライブ、追記型ディスクドライブ、相変化型ディスクドライブ、CD−ROM、DVD、光カード等の光記録媒体に対して情報を記録および/または再生する情報記録再生装置等の光学装置や、光スキャナ、光走査顕微鏡等の光学装置においては、光束を傾けるためにミラー等の光学素子支持装置が使用される。
【0003】
光学素子支持装置としては、例えば特開平11−85314号公報においては、図24、図25に示すようなプレーナー型2軸ガルバノミラー装置が開示されている。図24(A)は上面図、図24(B)は側面断面図であり、図25はプレーナー型ガルバノミラーを説明するための斜視図である。
【0004】
プレーナー型2軸ガルバノミラー130は全反射ミラー145が形成された半導体素子140、基板150、台座160、永久磁石170、ヨーク180、ステム190等で形成されている。複数のステム190は半導体素子140に駆動信号を供給するためのものであり、半導体素子に形成された電極パターン146A,146B,147A,147Bとステム190の上端はワイヤーにより接続されている。
【0005】
プレーナー型2軸ガルバノミラー130は、シリコン基板からなる半導体素子140対角外側に2つの永久磁石170が配置されている。半導体素子140には内側可動板141に、全反射ミラー145を囲むようにして、枠状に、内側可動板141を駆動するための薄膜のコイル144を形成してある。内側可動板141と外側可動板142はシリコン基板140で一体形成されたトーションバー141A,141Aで接続している。外側可動板42はシリコン基板140の枠状部とトーションバー142B,142Bで接続している。一方、外側可動板142の上面には、外側可動板142を駆動するための薄膜コイル143が形成されている。
【0006】
外側可動板142に形成された駆動用薄膜コイル143に電流を流すと第1のトーションバー142A,142Bを支点として外側可動板42が電流方向に応じて回転する。この際に内側可動板141も外側可動板142と一体に回転する。
【0007】
一方、内側可動板41上面に形成された駆動用薄膜コイル144に電流を流すと第2のトーションバー141A,141Bを支点として内側可動板141が回転する。外側可動板142駆動用薄膜コイル143に電流を流すと共に、内側可動板141駆動用薄膜コイル144にも電流を流せば外側可動板142の回転方向と直角方向に、内側可動板141が回転する。この場合には、全反射ミラー145でレーザー光を偏向走査すると二次元的な走査が行なえる。
【0008】
可動板の周囲はエッチングにより窓148A,148B,149A,149Bが形成されており、可動板はトーションバー141A,141B,142A,142Bによってのみ保持されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術のように全反射ミラーを囲むように形成される内側可動板141、外側可動板42がトーションバー142A、142Bで連結された構造で全反射ミラーを駆動させた場合、バネ変形などの影響により図25のX軸周りの回転あるいはY軸まわりの回転方向の共振モードが発生した場合は、駆動特性が劣化し、図26のように全反射ミラーのレーザー光に対する角度が安定しないことにより、光軸傾きにズレが生じ、問題となる。
【0010】
また、この構造では図25のZ方向の剛性が弱く、このガルバノミラーが固定されたユニットがZ方向の外部振動を受けた場合、あるいは駆動時にZの方向の共振モードが発生した場合は容易に全反射ミラーがZの方向に異常振動し、駆動特性が劣化し、図27のようにレーザー光の偏光後の光軸にずれを生じ、問題である。
【0011】
このような問題を解決するためにはX、Y軸回りの回転モードの共振および、Zの方向の直線モードの共振を抑える必要があるが、可動部をバネで支持する構造をした駆動装置の共振を抑える場合は、通常、ダンピング材をバネに付着させて共振を抑える方法が広く用いられている。例えば、この従来技術のプレーナー型2軸ガルバノミラーの場合、トーションバー141A、141B、142A、142Bにダンピング材を付着させて共振を抑制する方法が考えられる。
【0012】
しかしながら、例えば内側可動板141がY軸まわりの方向に回転振動する場合、外側可動板142とトーションバー142A,142Bはほとんど変形しないため、トーションバー142A、142Bに付着したダンピング材は内側可動板141のY軸回りの回転振動に対してほとんど影響を及ぼさない。また、トーションバー142A、142Bに付着したダンピング材は側可動板142の回転軸上にあるため、ダンピング材の変形量は少ない、ということはダンピング材料の粘弾性によってもたらされる、バネの過度の振動、変形を抑制するという効果、すなわちダンピング効果が少ない。
【0013】
一方、外側可動板142がX軸まわりの方向に回転振動する場合、トーションバー141Aと141Bは外側可動板142と一体となって回転するため変形せず、141A、141Bに付着したダンピング材のダンピング効果はない。また、142A、142Bに付着したダンピング材は外側可動板142の回転軸上にあるため、ダンピング材の変形量は少ない、すなわち上述したようにダンピング効果が少ない。
【0014】
さらに、図25のZの方向に直線振動する共振モードが発生した場合は、先述のようにトーションバー141Aとトーションバー141B、142A、142Bはこの方向の剛性が弱く、容易にバネ変形、振動しやすい。このトーションバー141A、141Bとトーションバー142A、142Bにダンピング材を付着してダンピング効果を得ようとしても、固定部材である台座160に対する全反射ミラー45のZ方向の変位量は、トーションバー141A、141Bの変形による変位量とトーションバー142A、142Bの変形による変位量が加算された変位量であるため大きくなり、トーションバー141A、141B、142A、142Bのみにダンピング材を付着しても効果的なダンピングとはいえない。
【0015】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ミラーを第1軸および第2軸に傾けて駆動するガルバノミラーにおいて、ミラーの回転振動、さらにミラ一面に垂直な方向の振動に対して効果的なダンピングを得ることのできるガルバノミラーを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のガルバノミラーは、少なくとも反射面を有する可動部と、この可動部を固定部材に対して第1の軸回りに傾き可能に支持するバネと、前記可動部を前記第1の軸の回りに駆動する第1の駆動手段とを有するガルバノミラーにおいて、前記可動部と前記固定部材が、前記反射面に平行な平面上で、かつ前記第1の軸に直交する軸上であって前記可動部の両端部においてダンピング材で連結するように構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0018】
図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は光路切り替え装置の概略の構成を示した図、図2は図1のガルバノミラーの構成を斜視図で示した図、図3は図1のガルバノミラーの構成を分解して示した図、図4は図1のガルバノミラーの垂直方向からの断面構造を示した図、図5は図1のガルバノミラーを正面から見た図、図6は図5のX−X線断面を示す図、図7は図5のY−Y線断面を示す図である。
【0019】
図1に示すように、光通信用の光路切り替え装置10には第1の実施の形態のガルバノミラー1が採用されている。
1本の光ファイバ3から出射される光通信用信号伝送用の光はレンズ4で平行光にしてその入射光5はガルバノミラー1を構成するミラー6の前面(表面)の反射面6aに投射され、この反射面6aで反射されて反射光7となる。
【0020】
ミラー6は、互いに直交する2つの方向の回転軸AとBとで回転自在に支持されており、後述する2つのコイルに駆動信号を印加することにより、ミラー6を回転軸AとBの周りで自由に回動変位させて、反射面6aの傾き方向を自由に設定できるようにしている。
【0021】
上記ミラー6の反射面6aでの反射光7はこの反射光7の方向に略垂直な平面上に、例えば3段(行)、3列に配置された合計9つのレンズ11−1,11−2,…,11−9の内の一つに選択的に入射され、各レンズ11−i(i=1,2,…,9)の光軸上にそれぞれ配置された9本の光ファイバ12−iの内の1本に選択的に入射される(ように駆動信号でミラー6の反射面6aの傾き方向が制御される)。
【0022】
例えばミラー6を回転軸Aの周りに傾けることによりミラー6での反射光7を図1の左右方向であるX方向に偏向させ、ミラー6を回転軸Bの周りに傾けることによりミラー6での反射光7を図1の上下方向であるY方向に偏向させ、9つのレンズ11−1から11−9に選択的に入射させて、光ファイバ12−1から12−9に選択的に入射させることができる。
【0023】
これにより入射側の一本の光ファイバ3からの光を出力する光ファイバを9本の光ファイバ12−iから選択して出力する光路切り替えを行うことができる。この入射光5と反射光7はガルバノミラー1のミラー6で偏向する主な光線である。以下、このガルバノミラー1の具体的な構成を図2ないし図5を参照して説明する。
【0024】
図2に示すようにガルバノミラー1は、ハウジング13の前側開口部に取り付けたマグネットホルダ14の中央部に配置したミラー6を垂直方向及びこれに直交する水平方向の2軸A,Bの周りで回動自在に支持する支持駆動機構と、またミラー6の2軸方向での回転変位をミラー6の裏面側のハウジング13内に配置した(2次元或いは2方向に対する光を利用した)位置検出装置とで構成されている。
【0025】
図2等に示すようにミラー6は正方形(ないしは長方形)の板形状であり、その表側の反射面6aは、例えば光通信に用いる主な光の波長1.5μmに対しての反射率が高い様にコーティング膜が施されている。また、このミラー6の裏面6b(図3参照)はセンサ用の光を発生するレーザ17(図3参照)の例えば波長780nmに対する反射率が高い様にコーティング膜が施されている。
【0026】
このミラー6は四角枠状のミラーホルダ18の中央部の取り付け凹部18aに収納され、位置決めして周囲が接着固定されている。
【0027】
このミラーホルダ18は、図4に示すように外側に四角枠状に形成された第1の成形部19とその内側にほぼ四角枠状に形成される第2の成形部20とからなり、第2の成形部20の前面内にミラー6が収納固定されている。第2の成形部20の外側における前後方向の略中央位置に第1の成形部19が段差状に形成され、この第1の成形部19(の段差部)とその前後に隣接する第2の成形部20の外周面とで第1のコイル21及び第2のコイル22を固定保持するコイルホルダの機能を持つ。
【0028】
また、この第1の成形部19の外周位置には略円弧形状にした4本のバネ23(図2参照)が配置され、このバネ23の両端はマグネットホルダ14にインサート成形される。図2では、バネ23とマグネットホルダ14とが分解して別体で示してあるが、以下のように、バネ23はマグネットホルダ14内にインサート成形される。
【0029】
ミラーホルダ18の第1の成形部19とマグネットホルダ14とがプラスチックで成形される時に、(ベリリウム銅の20μmの箔をエッチング加工し表面に金メッキされた)4本のバネ23が、その内側部分はミラーホルダ18の第1の成形部19に、外側部分はマグネットホルダ14に最初にインサート成形され、その両端が保持される。
【0030】
その次にバネ23の前後両側に第1のコイル21と第2のコイル22とが第2の成形部20の成形時にインサート成形されて、ミラーホルダ18に固定される。ミラー6が取り付けられたミラーホルダ18、及びこのミラーホルダ18の外周面に取り付けられる第1のコイル21と第2のコイル22は可動部を構成する。
【0031】
図5に示すように4本のバネ23はミラーホルダ18の回転軸Aに近い上面中央及び下面中央のそれぞれ2箇所に一端が固定されている。その固定端付近は回転軸Aに平行となるように変形された第1の変形部23aを有する。
【0032】
このバネ23の他端はマグネットホルダ14の回転軸Bに近い左右の側面壁でそれぞれ2箇所固定されている。その他端の固定端付近は回転軸Bに平行となるように変形された第2の変形部23bを有する。
【0033】
第1の変形部23aと第2の変形部23bを連結する連結部23cがミラーホルダ18の4角を取り囲む様に配置されている。この4本の変形部23a、連結部23c、変形部23bを有するバネ23が本実施の形態における支持部材となる。
【0034】
第1の変形部23a付近にはその第1の変形部23aにミラーホルダ18の内部で接続されている半田付け部(図示せず)が配置され、合計4箇所の半田付け部に第1コイル21及び第2のコイル22の両端の端末が導電性接着剤にて固定されている。
【0035】
第2の変形部23bの端部がマグネットホルダ14にインサートされているが、このインサート部はマグネットホルダ14の中を通り、マグネットホルダ14の外面に突出する4つの端子26に至っている。この4つの端子26にフレキシブルケーブルをハンダ付けすることによりフレキシブルケーブルを経て給電することにより4本のバネ23を介して2つのコイル21,22に駆動信号を供給し、可動部を回動させることができる。
【0036】
図3、図4、図5等に示すように水平方向に着磁された2つのマグネット31がその背面にヨーク32が接着されて、その内側に第1のコイル21が臨むようにしてその左右両側の位置でマグネットホルダ14に接着固定されている。
【0037】
そして、マグネット31による磁界がその内側に対向配置された第1のコイル21に作用するような磁気回路を構成している。
【0038】
ミラーホルダ18とマグネットホルダ14は非導電性プラスチックである例えばチタン酸ウイスカ入りの液晶ポリマーで成形されている。
【0039】
図3の様に上下方向に着磁された2つのマグネット33が背面にヨーク34が接着されて、その内側に第2のコイル22が臨むようにしてその上下両側の位置で、マグネットホルダ14に接着されている。
【0040】
略四角枠状のマグネットホルダ14は例えば亜鉛ダイキャストで成形されたハウジング13の開口する前面の取り付け面13aに接着されている。
【0041】
上述のようにミラー6を取り付けたミラーホルダ18、第1及び第2のコイル21、22は可動部を構成し、図4に示すように、可動部の重心Gは回転軸A上で、かつ回転軸B上ともなるようにしている。また、可動部の慣性主軸は回転軸Aと回転軸Bに一致している。
【0042】
また、バネ23は回転軸Aと回転軸Bが構成する平面上に一致する様に配置されている。また、図5に示す第1の変形部23aは回転軸Aにほぼ一致する位置に配置され、第2の変形部23bは回転軸Bにほぼ一致する位置に配置されている。
【0043】
図4に示すように前後に取り付けられた第1のコイル21と第2のコイル22との中央位置にバネ23を配置するのでなく、ミラー6が配置された第1のコイル21寄りの位置にバネ23を配置して、これによりミラー6を含めた重心位置をバランサ無しで、回転軸A,Bに一致させることが出来るようにしている。
【0044】
また、第1のコイル21に発生する力は駆動点D1に、この図4の紙面内で上下方向に発生する。この結果、両駆動点D1、D1を結ぶ中点D1−1を中心とするトルクが発生する。なお、図4は回転軸Bを含む水平面で切断した場合の断面を示す。そして、駆動点D1及びD1−1を中心とするトルクは、回転軸Bを含む水平面上にある。
【0045】
また、第2のコイル22には図4の紙面裏表方向の辺に力が発生し、その力は図4の駆動点D2に図4の紙面垂直な上下の面に上下方向に発生する。この結果両駆動点D2、D2を結ぶ中点D2−1(図4上では2つの点D2、D2と点D2−1が一致する)を中心とするトルクが発生する。
【0046】
図4に示すようにD1−1を中心とするトルクと、D2−1を中心とするトルクは重心Gに近い距離となるように形成されている。
【0047】
また、ハウジング13には回転軸A、Bでの回転によるミラー6の傾き面を検出するセンサを取り付けている。
図3に示すようにセンサ用の光源であるレーザ(ダイオード)17がハウジング13の後端の開口部13bに圧入して固着される。また、このレーザ17から出射されるレーザ光はその前方位置に、1/4λ板35が接合された偏光面36aを有するPBS(偏光ビームスプリッタ)36が、その一方の側面による接着面36bがハウジング13の(一方の)内壁面に接着固定される。
【0048】
また、このPBS36の前方位置にレンズ37がハウジング13に配置され、接着固定される。そして、レーザ17によるレーザ光はPBS36、1/4λ板35、レンズ37を経て集光され、レンズホルダ18に保持されたミラー6の裏面6bに入射されるようにしている。なお、レンズホルダ18の後面側の内壁形状は円形の開口18bが形成されるようにしている(図5参照)。
【0049】
また、PBS36における接着面36bと反対側の側面に対向するように、投射される光の2方向の光照射中心位置を検出する位置検出センサ(PSD)38がハウジング13の側面に設けた開口部に接着固定される。このPSD38はその受光部38aに投射された光の2方向(X,Y方向)の中心位置を電圧で出力する2次元位置センサであり、例えば浜松ホトニクス(株)のS5990−01,S7848−01等を採用することができる。
【0050】
図5においてダンピング材51はバネ端部23を包括するように付着されると同時にミラーホルダ18、マグネットホルダ14に付着、すなわちミラーホルダ18とマグネットホルダ14を連結するように保持される。このように連結させることによる効果を以下に述べる。
【0051】
ミラーホルダ18が図5のAの方向に回転駆動する場合、可動部側(ミラーホルダ18側)の平面端部53は、可動部のなかでミラーの回転軸から最も離れた部位であるため、回転による変位量が最も大きくなる。それゆえに可動部側の平面端部53と、これに接近して対向する固定部側(マグネットホルダ14側)の端部52との相対変位量は最も大きくなる。この相対変位量の最も大きな部位どうしを粘弾性体、例えば紫外線硬化型のシリコーンゲルなどで図6に示す断面図のように連結すれば、ダンピング材51の変形量が大きくなり、粘弾性によりダンピング材51が与える抵抗も大きくなるため強固なダンピング効果が得られる。
【0052】
またミラーホルダ18の回転方向の共振に対してのみならず、図5の紙面表裏方向の共振に対しても、可動部側の平面端部53と固定部側)の端部52を直接連結しているので、同様に強固なダンピング効果が得られる。
【0053】
また、ミラーホルダ18が図5のBの方向に、回転する場合には部位54と55どうしの相対変位量がもっとも大きくなる。そこで図7に示す断面図ようにダンピング材51を連結すれば上述したような強固なダンピング効果が得られる。また第1の変形部23a側のダンピング材51と第2の変形部23b側のダンピング材51の両方を組み合わせればAの方向の回転方向、Bの方向の回転方向の両方の共振に対して確実なダンピング効果が得られ、さらに紙面表裏方向の共振に対するダンピング効果も倍増する。
【0054】
図8ないし図10は本発明の第2の実施の形態に係わり、図8はガルバノミラーを正面から見た図、図9は図8のX−X線断面を示す図、図10は図8のガルバノミラーの変形例を正面から見た図である。
【0055】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0056】
次に図8を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態はミラーホルダ18のダンパー付着部にダンパー付着部分に突起57を成形したものである。この突起を成形したことによる効果を以下に述べる。
【0057】
第1の実施の形態においてはミラーホルダ18のダンパー付着部分は平面であるため、粘度の低い、たとえば5000cps程度の紫外線硬化型シリコーンゲルを使用する場合は、液体は平面に広がろうとする性質が作用することから連結したまま保持されにくく、塗布してから数秒経過すると連結中間部において容易に分裂してしまう。すなわち紫外線照射により硬化が完了する前に容易に断裂しやすく、可動部側(ミラーホルダ18側)と固定部側(マグネットホルダ14側)を連結させる状態を作りにくい。
【0058】
本実施の形態では図9に示す断面図のように突起57を包括するようにダンピング材51を付着することで、塗布直後のダンピング材51の保持力を向上させることが可能であり、粘度の低いダンパ材料でも適用することが可能となる。
【0059】
またミラーホルダ18が駆動した場合においても保持力は維持され、相対変位量の大きい部位どうしを連結した場合においてもダンピング材51は確実に保持され、可動部固定部連結による確実なダンピング効果が得られる。またこの場合は可動部側(ミラーホルダ18側)に限らず固定部材側(マグネットホルダ14側)に突起を設けても良い。図10のように固定部材側(マグネットホルダ14側)に突起を設け、この突起を包括するようにダンピング材51を連結させても良い。
【0060】
また、図8において部位54と55の位置にダンピング材51を連結する場合にも同様に固定部材側に突起88を設けることでBの回転方向の共振に対して同様な効果が得られる。突起は部材と一体成型が好ましいが、別部材をつけても良い。
【0061】
図11ないし図13は本発明の第3の実施の形態に係わり、図11はガルバノミラーを正面から見た図、図12は図11のX−X線断面を示す図、図13は図11のX−X線断面の変形例を示す図である。
【0062】
第3の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0063】
次に図11を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態では可動部のダンパー付着部分の上面、下面の両端2ヵ所を対向するように突出部59を設ける。ダンピング材51はこの2つの突出部59に充填されるようにして塗布され可動部(ミラーホルダ18)に付着する。同時にダンピング材51は固定部(マグネットホルダ14)にも付着させる。この突出部59を設けたことによる効果を以下に述べる。
【0064】
可動部と固定部を連結するダンピング材51は図12に示す断面図のように突出部59に挟まれて保持されるようになり、相対変位量の大きい部位どうしをダンピング材51で連結してもダンピング材51の保持力を維持することが可能となる。
【0065】
よって第1実施の形態で述べたような可動部固定部連結による確実なダンピング効果が得られる。
【0066】
また突出部は可動部に限らず、図13のように固定部に突出部60を設けてもよい。
【0067】
図14ないし図17は本発明の第4の実施の形態に係わり、図14はガルバノミラーを正面から見た図、図15は図14の凹み部を拡大した図、図16は図14のガルバノミラーの第1の変形例を示す図、図17は図14のガルバノミラーの第2の変形例を示す図である。
【0068】
第4の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0069】
次に図14を参照して本発明の第4の実施形態を説明する。本実施形態では可動部の一部に凹み部61を設け、この凹み部61にダンピング材51を充填するように塗布して可動部(ミラーホルダ18)に付着させる。同時にダンピング材51は固定部(マグネットホルダ14)にも付着させる。この実施の形態の効果を以下に述べる
可動部と固定部を連結するダンピング材51は図14及び図15のように凹み部61に収まった形で保持されるので、相対変位量の大きい部位どうしを連結した場合においてもダンピング材51の保持力を維持することが可能となる。
【0070】
よって第1の実施の形態において述べたような可動部固定部連結による確実なダンピング効果が得られる。
【0071】
また本実施の形態は可動部に限らず、図16のように固定部、あるいは図17のように可動部と固定部両方に凹み部を設けてもよい。
【0072】
図18ないし図23は本発明の第5の実施の形態に係わり、図18はガルバノミラーを正面から見た図、図19は図18のフィルムを示す図、図20は図18のフィルムの作用を説明する図、図21は図18のガルバノミラーの第1の変形例を示す図、図22は図18のガルバノミラーの第2の変形例を示す図、図23は図18のガルバノミラーの第3の変形例を示す図である。
【0073】
第5の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0074】
次に図18を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。本実施の形態はミラーホルダ18に薄いフィルム71、例えば厚さ10μm〜30μm程度のポリエステルフィルムをレーザー切断により図19に示すような形状に切り出し、このフィルム71をホルダに固定させる。ダンピング材51は図18のようにこのフィルム71を包括するようにして可動部に付着し固定部と連結される。この実施の形態による効果を以下に述べる。
【0075】
フィルム71にダンピング材51を付着することで第2の実施の形態において述べたようにダンピング材51の初期保持力が向上させることが可能となる。
【0076】
さらにミラーホルダ18を駆動した場合にも、図20のようにフィルム71先端がダンピング材51に保持されるような状態でフィルム71が変形し、フィルム71と固定部の相対変位は可動部(ミラーホルダ18)と固定部(マグネットホルダ14)の相対変位より小さくなる。よってこの場合、可動部と固定部を連結していながらも、ダンピング材51の中間部分に作用する負荷が小さくなり、ダンピング材51の寿命を長くすることが可能となる。同時にダンピング材51に要求される耐性強度も軽減されるのでダンピング材51の選定も容易となる。
【0077】
また本実施の形態は図21のようにフィルム71を可動部の異なる2面に固定し、フィルム71でダンピング材51を挟むようにしてもよい。
【0078】
またフィルム71は可動部に固定するに限らず、図22のように固定部に、あるいは図23のように可動部、固定部両方にフィルム71を固定してもよい。
【0079】
以上、第1の実施の形態から第5の実施の形態について説明してきたが、これらの実施の形態においてダンピング材51は紫外線硬化型のシリコーンゲルに限らず、ホルダの構造上、紫外線の当たりにくい形状の場合は熱硬化型のシリコーンゲル等を用いても良い。さらにアクリルゲル、溶剤等によって液状となったブチルゴムなどを使用しても良い。
【0080】
以上、図1から図23を用いて説明したように本発明によれば、ガルバノミラーを駆動させたときに発生する異常振動を強固に抑制するダンピング構造が得られる。またダンピング材の保持力を向上させることが可能となる。
【0081】
特に請求項4においては、ダンピング材に作用する負荷を軽減することでダンピング材の選定を容易にし、製品寿命を長くすることが可能となる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ミラーを第1の軸回りに傾けて駆動するガルバノミラーにおいて、ミラーの回転振動、さらにミラ一面に垂直な方向の振動に対して効果的なダンピングを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光路切り替え装置の概略の構成を示した図
【図2】図1のガルバノミラーの構成を斜視図で示した図
【図3】図1のガルバノミラーの構成を分解して示した図
【図4】図1のガルバノミラーの垂直方向からの断面構造を示した図
【図5】図1のガルバノミラーを正面から見た図
【図6】図5のX−X線断面を示す図
【図7】図5のY−Y線断面を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るガルバノミラーを正面から見た図
【図9】図8のX−X線断面を示す図
【図10】図8のガルバノミラーの変形例を正面から見た図
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るガルバノミラーを正面から見た図
【図12】図11のX−X線断面を示す図
【図13】図11のX−X線断面の変形例を示す図
【図14】本発明の第4の実施の形態に係るガルバノミラーを正面から見た図
【図15】図14の凹み部を拡大した図
【図16】図14のガルバノミラーの第1の変形例を示す図
【図17】図14のガルバノミラーの第2の変形例を示す図
【図18】本発明の第5の実施の形態に係るガルバノミラーを正面から見た図
【図19】図18のフィルムを示す図
【図20】図18のフィルムの作用を説明する図
【図21】図18のガルバノミラーの第1の変形例を示す図
【図22】図18のガルバノミラーの第2の変形例を示す図
【図23】図18のガルバノミラーの第3の変形例を示す図
【図24】従来技術の2軸ガルバノミラーを示す上面図及び側面図
【図25】従来技術の2軸ガルバノミラーを示す斜視図
【図26】従来技術の反射ミラーの回転方向の共振による光軸傾きズレを説明する図
【図27】従来技術の反射ミラーに垂直な方向の共振による光軸ズレを説明する図
【符号の説明】
1…ガルバノミラー
6…ミラー
13…ハウジング
14…マグネットホルダ
17…レーザ
18…ミラーホルダ
19…第1成形部
20…第2成形部
21…第1のコイル
22…第2のコイル
23…バネ
51…ダンピング材

Claims (6)

  1. 少なくとも反射面を有する可動部と、この可動部を固定部材に対して第1の軸回りに傾き可能に支持するバネと、前記可動部を前記第1の軸の回りに駆動する第1の駆動手段とを有するガルバノミラーにおいて、
    前記可動部と前記固定部材が、前記反射面に平行な平面上で、かつ前記第1の軸に直交する軸上であって前記可動部の両端部においてダンピング材で連結することを特徴とするガルバノミラー。
  2. 少なくとも反射面を有する可動部と、この可動部を固定部材に対して第1の軸回りに傾き可能に支持するバネと、前記可動部を前記第1の軸の回りに駆動する第1の駆動手段とを有するガルバノミラーにおいて、
    前記可動部と前記固定部材が、前記反射面に平行な平面上で、かつ前記可動部が前記第1の軸回りに傾くときに前記可動部と前記固定部材の相対変位が最も大きい部分をダンピング材で連結することを特徴とするガルバノミラー。
  3. 前記可動部と前記固定部材との少なくとも一方に突出部を設け、この突出部にダンピング材を付着したことを特徴とする請求項1または2に記載のガルバノミラー。
  4. 前記可動部と前記固定部材との少なくとも一方に凹部を設け、この凹部にダンピング材を充填したことを特徴とする請求項1または2に記載のガルバノミラー。
  5. 前記可動部と前記固定部材との少なくとも一方に薄いフィルムを固定し、このフィルムにダンピング材を付着したことを特徴とする請求項1または2に記載のガルバノミラー。
  6. 前記可動部は前記第1の軸と直行する第2の軸回りに傾き可能に支持され、前記可動部を前記第2の軸回りに駆動する第2の駆動手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のガルバノミラー。
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