JP2009122455A - 画像表示装置 - Google Patents

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賢治 長島
Atsuhiko Chikaoka
篤彦 近岡
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誠二 竹本
Hiroki Matsubara
宏樹 松原
Yutaka Takahashi
裕 高橋
Ken Nishioka
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Abstract

【課題】従来のレーザープロジェクタと比べて部品数が少ないレーザープロジェクタを提供する。
【解決手段】本発明に係るレーザープロジェクタは、緑色レーザー106、2波長レーザー302、PBS304、コリメートレンズ112、2軸ガルバノミラー114、レンズ群116、スクリーン118を備える。緑色レーザー106は、緑色のレーザー光を出射する。また、2波長レーザー302は、赤色と青色のレーザー光を出射する。PBS304は、それぞれのレーザーを出射したレーザー光の光路が交差する位置に配置されており、これらの光路を重ね合わせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、レーザー光を被投射面に照射して画像を表示するための画像表示装置に関する。
レーザー光をスクリーン、壁などの被投射面に照射して画像を表示する、いわゆる、レーザープロジェクタでフルカラーを再現するには、赤色、緑色、青色の3原色のレーザー光を準備することが必要である。
例えば、特開2003−021800号公報(特許文献1)には、独立の3つの光源からの光ビームを被投射面に向けて走査し、かつ、走査中に光ビームを画素間で区切ることでパルス光として放射することを特徴とする投射型表示装置が開示されている。
特開2004−219480号公報(特許文献2)、特開2006−154032号公報(特許文献3)にも、3色のレーザー光を用いた表示装置についての開示がある。これらの文献に記載の表示装置においても、3色のレーザー光を発生させるために独立の3つの光源が用いられている。
また、特開平9−152640号公報(特許文献4)には、単一のレーザーからのレーザー光の波長を、3つの波長変換器により変換し、3色のレーザー光を発生させるレーザー装置が開示されている。このレーザー装置は、3色のレーザー光を厳密に同時に出射することはできないため、人の目に3色の光が合成されて認識されるように、3つの波長変換器を同一円周上に配置した波長変換器保持板および波長変換器保持板を回転させる回転駆動手段を備えている。
特開2003−021800号公報 特開2004−219480号公報 特開2006−154032号公報 特開平9−152640号公報
特許文献1から特許文献3に記載の装置は、3色レーザー光を得るために多くの部品および多くの調整を必要とする。このことを図1を参照しつつ説明する。図1は、従来技術における3色レーザー光を得るための光学系(以下、従来の光学系とよぶ)を説明するための図である。
図1に示すように、従来の光学系は、青色レーザー102と、赤色レーザー104と、緑色レーザー106と、第1のPBS(Polarized Beam Spritter、偏光ビームスプリッタ)109と、第2のPBS110と、コリメートレンズ112と、2軸ガルバノミラー114と、レンズ群116と、スクリーン118とを備える。また、緑色レーザー106は、赤外レーザー107と第2高調波発生(SHG;Second−Harmonic Generation)素子108とからなる。
なお、各素子のかわりに同様の機能を持つ他の素子を用いた装置に対しても、以下の説明は変わらない。例えば、他の構成の緑色レーザーを用いた装置に対しても、以下の説明はあてはまる。
青色レーザー102、赤色レーザー104、緑色レーザー106は、それぞれ、青色、赤色、緑色のレーザー光を出射する。第1のPBS109は、赤色レーザー光の光路と緑色レーザー光の光路とを重ね合わせる。第2のPBS110は、第1のPBS109からの出射光の光路と、青色レーザー光の光路とを重ね合わせる。コリメートレンズ112は、第2のPBS110の出射光を収束させて、平行光にする。2軸ガルバノミラー114は、コリメートレンズ112を通過した光を走査する。レンズ群116は、ガルバノミラー114で反射された光をスクリーン118上にフォーカスさせる。スクリーン118は、レーザー光の被投射面である。
このように、従来の光学系には、3つのレーザー、それぞれのレーザーからの光の光路を重ね合わせるための2つのPBSなど多くの部品が必要である。したがって、プロジェクタが大型になる。また、2つのPBSを用いるため、レーザー光の伝達率が低減し、光量が低下する。さらに、レーザー光を重ね合わせるために、多くの箇所を調整する必要がある。
また、3つのレーザーのかわりに、特許文献4に記載のレーザー装置を用いれば、PBSは不要ではあるが、波長変換器保持板や回転駆動手段が必要であり、かえって多くの部品が必要となる。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであって、従来のレーザープロジェクタと比べて部品数が少ない、もしくは調整箇所を低減するレーザープロジェクタを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願発明は、3色のレーザー光を被投射面に照射して被投射面に画像を表示するための画像表示装置であって、3色のうち1色のレーザー光を出射する単一波長レーザーと、3色のうち2色のレーザー光を出射するレーザー素子を単一のパッケージ内に収納した2波長レーザーと、1色のレーザー光の光路と2色のレーザー光の光路とを重ね合わせる合成素子と、合成素子を通過する3色のレーザー光を画像の画素ごとに選択的に被投射面に照射する走査装置とを備える。
好ましくは、2波長レーザーの発光点隔差による被投射面上の色ずれを補正するための補正手段をさらに備える。
さらに好ましくは、補正手段は、発光点隔差による2色のレーザー光の間の光路のずれを補正するホログラム素子である。
さらに好ましくは、補正手段は、色ずれを補正するように2色のレーザー光の出射のタイミングを制御する制御手段である。
好ましくは、2波長レーザーは赤色レーザー光と青色レーザー光とを出射し、単一波長レーザーは緑色レーザー光を出射する。
さらに好ましくは、単一波長レーザーは、赤外レーザー光を出射する赤外レーザーと、赤外レーザーが出射する赤外レーザー光を緑色レーザー光に変換する第2高調波発生素子とを含む。
好ましくは、合成素子は、1色のレーザー光の光路と2色のレーザー光の光路とが交差する位置に配置された偏光ビームスプリッタである。
好ましくは、走査装置は、合成素子を通過した3色のレーザー光を被投射面に画素ごとに照射するための走査素子を含む。
さらに好ましくは、走査素子は、2軸ガルバノミラーである。
本発明に係るレーザープロジェクタは、2波長レーザーを備える。したがって、従来のレーザープロジェクタに比べ、部品数を削減することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係るレーザープロジェクタの構成をブロック図形式で表わす図である。図2を用いて、レーザープロジェクタの構成について説明する。
レーザープロジェクタは、大きく分けて、バックエンドブロック200と、フロントエンド用FPGA(Field Programmable Gate Array)210と、DSP(Digital Signal Processor)220と、緑色レーザー駆動回路222と、赤色レーザー駆動回路224と、青色レーザー駆動回路226と、光学系230と、スクリーン118とからなる。
バックエンドブロック200は、スクリーン118に投射されるべき画像信号の処理を行なう。バックエンドブロック200は、Video I/F(interface)201と、外部I/F203と、CPU205とを含む。Video I/F201は、外部ビデオ信号202を受信する。外部I/F202は、SDカード204等の外部記録媒体のデータを読み込む。CPU205は、Video I/F201、外部I/F202の取り込んだ信号を処理する。その処理の際には、SDRAM(Synchronous
Dynamic Random Access Memory)206でプログラムが実行される。そして、CPU205は、Video RAM207(あるいは、SDRAM)に、スクリーン118に表示される画像データを書き込む。
フロントエンド用FPGA210は、データコントローラ211と、タイミングコントローラ212と、ビットデータ変換部213と、発光パターン変換部214とを含む。データコントローラ211は、Video RAM207から、画像データを読み出す。ビットデータ変換部213は、データコントローラ211が読み出したデータをビットデータに変換する。発光パターン変換部214は、ビットデータを各レーザーの発光パターンを表わす信号に変換する。タイミングコントローラ212は、上に述べたデータコントローラ211、ビットデータ変換部213の動作タイミングを制御する。また、タイミングコントローラ212は、CPU205および後述するミラーサーボブロック221の動作タイミングも制御する。
DSP220は、画像処理を行なう部分である。DSP220は、ミラーサーボブロック221を含む。ミラーサーボブロック221は、タイミングコントローラ212からの信号に基づき、2軸ガルバノミラー230の動作を制御する。
緑色レーザー駆動回路222は、発光パターン変換部214が出力する信号に基づき、緑色レーザー106を駆動する。赤色レーザー駆動回路224、青色レーザー駆動回路2
26は、発光パターン変換部214が出力する信号に基づき、2波長レーザー302を駆動する。
光学系230について、図3を用いて説明する。図3は、第1の実施の形態に係るレーザープロジェクタの光学系を説明するための図である。図3に示すように、レーザープロジェクタは、緑色レーザー106、2波長レーザー302、PBS304、コリメートレンズ112、2軸ガルバノミラー114、レンズ群116、スクリーン118を備える。
緑色レーザー106は、緑色のレーザー光を出射する。また、2波長レーザー302は、異なる2色のレーザー光を出射するレーザー素子を単一のCANパッケージ内に収納したもので、本実施例においては、赤色と青色のレーザー光を出射するものとする。PBS304は、それぞれのレーザーを出射したレーザー光の光路が交差する位置に配置されており、これらの光路を重ね合わせる。2波長レーザー302は、緑色レーザー106に対して、光軸方向について90度回転した方向に配置されており、PBS304は、緑色レーザー光をほぼ100%透過し、赤色レーザー光および青色レーザー光をほぼ100%反射する。なお、PBS304は複数の光路を重ね合わせる合成素子の一例であって、PBS304のかわりにダイクロイックミラーなどを用いてもよい。
なお、本実施の形態では、緑色レーザー106は、赤外レーザー107とSHG素子108とを組み合わせたものであるとするが、他の構成のものであってもよい。
また、緑色レーザー106のかわりに、赤色(あるいは青色)レーザーを用い、青色(あるいは赤色)レーザーと緑色レーザーを組み合わせた2波長レーザーを用いてもよい。ただし、現時点においては、緑色レーザーは赤色レーザーや青色レーザーに比べてチップ化しにくく、2波長レーザーに組み込むことが難しいため、図示した構成が望ましい。
ここで、2波長レーザーの具体例について説明する。2波長レーザーの1つに、モノシリック2波長レーザーがある。これは、2種類のレーザーを1つのチップに集積したものであり、例えば、東芝レビューVol.55 No.8(2000)(以下、非特許文献1とよぶ)に開示がある。
図4は、非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーの断面構造を示した図である。非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーは、DVDの読出し用の波長650nm帯LD(Laser Diode)とCDの読出し用の波長780nm帯LDを集積したものである。図4に示すように、非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーは、共通電極401、n−GaAs基板402、AlGaAs活性層404、CD側電極405、n−InGaAlPクラッド層407、InGaP MQW活性層408、p−InGaAlPクラッド層409、InGaPエッチングストップ層410、n−GaAs電流ブロック層411、p−GaAsコンタクト層412、p−InGaP413、DVD側電極414、p−InGaAlPリッジ型光ガイド415を備える。このレーザーのCD発光点403とDVD発光点406の間隔(発光点間隔)は、±1μmの精度で制作される。
図5は、非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーをパッケージに組み込んだ製品の構成を示す図である。パッケージには、2波長LDチップ501、モニタ用のPD(photodiode)502が組み込まれている。2波長LDチップ501から発振される650nmレーザービーム504および780nmレーザービーム505は、ウインドーガラス503から取り出される。DVDアノード506、CDアノード507、PDアノード508は、共通カソード509で結線されている。
図6は、非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーのマウント部を示す図である。2波長レーザーチップ601は、共通カソード電極602、へき開面(前面)端面保護膜603、へき開面(裏面)端面保護膜604からなる。2波長レーザーチップ601は、熱放出のため、絶縁性アルミナイトライド(AIN)サブマウント609にマウントされている。絶縁性AINサブマウント609には、DVDアノードボンディングパット607、CDアノードボンディングパット608がパターニングされている。絶縁性AINサブマウント609は、さらに、ヒートシンク610にマウントされている。
モノシリック2波長レーザーと異なる種類の2波長レーザーに、2チップ1マウント化2波長レーザーがある。これは、サブマウント上に、2種類のレーザーチップを治具で取り付けたものである。治具で取り付けるため発光点間隔はモノシリックのものより劣るが、各々のチップは通常の単一波長レーザーのチップをそのまま流用することができるという利点がある。
本発明においては、上述の2種類の2波長レーザーのいずれも用いることができる。また、他の構成の2波長レーザーを用いても構わない。
再び、図3を用いて光学系について説明する。コリメートレンズ112は、PBS304を透過した光を平行光にする。2軸ガルバノミラー114は、コリメートレンズ112を通過した光を走査する。なお、2軸ガルバノミラー114はレーザー光の走査を行なうための走査素子の一例であって、液晶、DMD(Digital Micro−mirror Device)などの空間変調器を2軸ガルバノミラー114のかわりに用いてもよい。レンズ群116は、2軸ガルバノミラー114で反射された光をスクリーン118上にフォーカスさせる。
このように、本発明は、従来CD/DVDの光学ピックアップに用いられていた2波長レーザーをレーザープロジェクタに組み込む構成を有する。したがって、本発明に係るレーザープロジェクタは、従来のレーザープロジェクタに比べて部品点数が少なくできる。よって、従来のレーザープロジェクタに比べ小型化できる。また、本発明は、従来のレーザープロジェクタでは2つ必要であった合成素子を1つに減らすことができるので、レーザーの伝達率の低減を防止することができる。したがって、出力される光量の低下を防止することもできる。さらに、レーザーの調整箇所を低減することができる。
ところで、2波長レーザーには図4等で示したように発光点隔差が存在する。よって、図3に示すように、2波長レーザーの赤色レーザーの発光点と青色レーザーの発光点はわずかではあるがずれている。したがって、赤色光の光路と青色光の光路とは厳密には重ならず、この結果、スクリーン上の像の色ずれが生じる。この色ずれを補正することができる本実施の形態の変形例について、以下、説明する。
例えば、図7に示すような、ホログラム素子700をさらに備える光学系を用いることによりこの色ずれを補正できる。本実施の形態においては、ホログラム素子700は、図7に示すように、2波長レーザー302とPBS304との間に配置されているものとする。
ここで、ホログラム素子700について図8を用いて説明する。図8は、ホログラム素子700の構造を示す図である。図8に示すように、ホログラム素子700は、ステップ構造のブレーズド型回折格子である。このステップの溝の深さは、一方のレーザー光が方向を変えずにホログラム素子を透過し、他方のレーザー光を方向を変化させて透過するように、設計されている。
具体的には、溝深さは、青色レーザー光810の波長の整数倍の波長差が生じる深さに設計されている。そのため、青色レーザー光810については、主に0次光が透過する。したがって、青色レーザー光810の光軸方向は、ホログラム素子700の透過前と透過後とで変化しない。また、溝深さは、赤色レーザー光820の1次光が最大となるように調整されている。したがって、赤色レーザー光820については、主に1次回折光が通過する。したがって、赤色レーザー光820がホログラム素子700を透過すると、その光軸方向は変化する。
このような構造を持つホログラム素子700を用いることで発光点隔差の影響を補正することができる。したがって、色ずれを補正することができる。
また、図9に示すようなシステムにより色ずれを補正することもできる。図9は、色ずれを補正するためのシステムについて説明するための図である。ある色のレーザー光の光軸方向が他の2色のレーザー光の光軸方向とずれている場合、スクリーン上では、その色のビームは、常に、他のビームと一定間隔ずれた点に照射される。そこで、発光パターン変換部214は、図9に示すように、色ずれのある色(ここでは赤色)のアドレス位置をずらしてデータを読む。そして、アドレス位置をずらしたデータに基づき、緑色レーザー駆動回路222、赤色レーザー駆動回路224、青色レーザー駆動回路226の動作を制御する。この構成により、視覚的に色ずれのない像を得ることができる。
ここで、アドレス位置をずらす量は、スクリーン上のずれに応じて決定される。例えば、発光パターン変換部214はアドレス位置をずらす量を指定する指示を受付け、指示に応じてアドレス位置をずらす量を決定する。この構成によれば、利用者がスクリーンの画像を確認し、色ずれの調整を行うことができる。
さらに、色ずれをシステムによりセルフキャリブレーションすることもできる。このためには、図20に示すような光学系を用いる。つまり、図9の光学系において、2軸ガルバノミラー114とレンズ群116の間に、ビームスプリッタ2000を配置した光学系を用いる。ビームスプリッタ2000は、2軸ガルバノミラー114で反射された画像表示用のレーザー光の一部を切り出す。そして、切り出されたレーザー光を検出する位置に、光検出器1020が配置されている。光検出器1020は、検出した光に応じた信号を出力する。また、光検出器1020は、その検出面が複数のセルからなる多分割検出器であるとする。図11に、光検出器1020の検出面を示す。図11に示すように、本実施例に係る光検出器1020の検出面は、A〜Dの4セルに分割されている。ただし、セル数はこれに限られない。少なくとも、検出面が2つのセルに分割されていればよい。また、4セルよりも細かく分割されていてもよい。
セルフキャリブレーションを行うには、まず、例えば、プロジェクタの起動時に、RGB各々単色で順に1フレームスキャンさせる。そうすれば、色ずれがない場合、各色ごとに図13のような信号が得られるはずである。一方、色ずれがあれば、図19のような信号が得られるはずである。この性質を基に、判定部1030は、光検出器1020の検出信号のT1,T2の比、およびT3,T4の比からズレ量を算出する。ズレ量が分かれば、ズレ量に応じて、発光パターン変換部214が、各光源に送るデータのタイミングをずらすことで、色ずれを補正することができる。
また、ビームがある程度の面積をもっており、ピクセル間の移動の振れ角が各ビームの幅と比較して極めて小さい場合、duty比を比較しなくても、RGB各ビームに対し、A,B,C,Dの各セルの光量比から、ビームスポットが検出器の中心に位置した瞬間を求めることができる。例えば、(セルAの光量+セルBの光量)と(セルCの光量+セルDの光量)の比、あるいは、(セルAの光量+セルCの光量)と(セルBの光量+セルD
の光量)の比が最小になるタイミングを、ビームスポットが検出器の中心に位置した瞬間とする。判定部1030は、これらの算出結果から各光源の時間ズレを算出する。そして、時間ズレに応じて、発光パターン変換部214が、各光源に送るデータのタイミングをずらすことで、色ずれを補正することができる。
なお、上に述べた2種類の補正は、併用してもよい。例えば、ホログラム素子700により、発光点隔差を概ね修正した上で、駆動回路の制御により厳密な色ずれ補正を行なうこともできる。
(変形例)
また、上述したシステムによる色ずれ補正は、発光点隔差の補正を主の目的としなくてもよい。上述の色ずれ補正システムを、他の構成の光学系を持つレーザープロジェクタに適用する変形例について説明する。
レーザープロジェクタにおいては、2波長レーザーの発光点隔差の他にも様々な原因により、被投射面上においてレーザー光の色ずれが生じる。例えば、初期の光学系の配置によるレーザー光の光路のずれにより、色ずれが生じる場合がある。また、経時変化によって、光学部品の一部がずれて色ずれが発生することもある。
このような色ずれを、メカ調整により補正することもできる。例えば、光学系に含まれるレンズ、ビームスプリッタなどの光学部品の位置や角度を調整する。
しかし、レーザープロジェクタには、多数の部品が含まれており、メカ調整により色ずれを補正するのは手間がかかり、また、困難である場合がある。
これに対し、本発明は、上述のように、色ずれ量に応じて各レーザーの出射タイミングを制御することにより色ずれを補正する。したがって、メカ調整が不要である。
本変形例に係るレーザープロジェクタには、各レーザーの出射のタイミングを制御する制御システムを備えるものを用いる。例えば、図9に示したような光学系を用いる。ただし、図9に示したような2波長レーザーと単一波長レーザーを組み合わせる構成でなくても構わない。図1に示すような3つの独立のレーザーを用いる光学系であってもよい。また、図20に示すような光学系と組み合わせて、セルフキャリブレーションを行うようにしてもよい。
本変形例によれば、上に説明した方法により、異なるレーザー間の色ずれ(図9の場合、緑色レーザー光と他のレーザー光との間の色ずれ)の初期調整を行うこともできる。また、経時変化によって、光学部品の一部がずれて色ずれが発生した場合も、容易にシステムで補正することが可能である。
以上説明したように、本発明に係るレーザープロジェクタは、色ずれの補正を行なうこともできる。
(第2の実施の形態)
レーザー光をスクリーンなどの被投射面に照射して画像を表示する装置、いわゆる、レーザープロジェクタにおいて、レーザー光の走査に異常が発生すると、スクリーン上のある一点に対して高いエネルギー密度のレーザー光が連続して照射されることとなり、危険である。場合によっては、周囲の人に対して危険を及ぼすこともある。
従来、このような危険を回避するための技術がいくつか提案されている。例えば、特許
第3680842号(特開2004−341210号公報)に記載のレーザープロジェクタは、走査素子として用いられているガルバノミラーに赤外光を照射し、その反射光をスクリーンの外周部に設けられた複数の受光素子で検出する。そして、その検出状態により走査状態を判定し、走査異常の場合、レーザーの照射を停止する。
また、特開2007−3687号公報には、被走査面のオーバースキャン領域に受光手段を設け、被走査面上の光束の走査が行なわれる時に、受光手段からの信号が所定の時間間隔で出力されているか否かを判定し、判定結果に応じて光束の出射を制御する画像表示装置が開示されている。
また、特開2000−194302号公報に記載の投影表示装置には、実際に射出されたレーザービームの走査タイミングを、主走査ポリゴンミラーの近傍に設置した主走査ビームセンサで監視し、タイミングが異常の場合、レーザーを消灯する投影表示装置が開示されている。
上に挙げた特許第3680842号、特開2007−3687号公報に記載の発明は、スクリーンの外周部に設けた受光手段からの信号により、走査の異常を発見するものである。また、特開2000−194302号公報に記載の発明は、主走査ポリゴンミラーからの反射光を検出することで走査異常を検出するものである。よって、いずれの発明も、走査状態を常に監視できるわけではない。したがって、実際に異常が生じてから、異常が検知されるまでの時間が長くなってしまうおそれがある。また、異常の検出の精度も低い。
本実施の形態に係る発明は、上述の問題を解決するためになされたものであって、迅速に走査異常を検出するレーザープロジェクタを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願発明は、レーザー光を被投射面に照射して被投射面上に画像を表示するための画像表示装置であって、レーザー光を出射するレーザーと、レーザー光を走査する走査装置と、走査装置により走査された光であって、かつ、被投射面への方向とは異なる方向に出射される参照光を生成する参照光生成部と、参照光を検出する複数のセルを有する多分割検出器と、各セルからの検出信号が異常かどうか判定し、検出信号が異常であると判定した場合、走査が異常であると判定する判定手段とを備える。
好ましくは、判定手段は、検出信号の周期が異常である場合、検出信号が異常であると判定する。
好ましくは、走査が異常であると判定された場合、レーザー光の被投射面への照射を抑制する手段をさらに備える。
好ましくは、走査装置は、レーザー光を被投射面に画素ごとに照射するための可動ミラーを含み、参照光生成部は、レーザー光と異なる光を可動ミラーに向けて出射する光源であり、多分割検出器は、可動ミラーで反射されたレーザー光と異なる光を検出する。
さらに好ましくは、可動ミラーは2軸ガルバノミラーである。
好ましくは、走査装置は、レーザー光を被投射面に画素ごとに照射するための走査素子を含み、参照光生成部は、走査素子と被投射面との間に配置されたビームスプリッタである。
本実施の形態に係る発明は、多分割検出器を用いて参照光を検出する。したがって、迅速に走査異常を検出するレーザープロジェクタを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の第2の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
第2の実施の形態に係るレーザープロジェクタは、第1の実施の形態において図2を用いて説明したように、大きく分けて、バックエンドブロック200と、フロントエンド用FPGA210と、DSP220と、緑色レーザー駆動回路222と、赤色レーザー駆動回路224と、青色レーザー駆動回路226と、光学系230と、スクリーン118とからなる。
次に、光学系230について図10を用いて説明する。図10は、第2の実施の形態に係るレーザープロジェクタの光学系を説明するための図である。図10に示すように、レーザープロジェクタは、緑色レーザー106、2波長レーザー302、PBS304、コリメートレンズ112、2軸ガルバノミラー114、レンズ群116、スクリーン118を備える。
緑色レーザー106は、緑色のレーザー光を出射する。また、2波長レーザー302は、異なる2色のレーザー光を出射するレーザー素子を単一のCANパッケージ内に収納したもので、本実施例においては、赤色と青色のレーザー光を出射するものとする。PBS304は、それぞれのレーザーを出射したレーザー光の光路が交差する位置に配置されており、これらの光路を重ね合わせる。2波長レーザー302は、緑色レーザー106に対して、光軸方向について90度回転した方向に配置されており、PBS304は、緑色レーザー光をほぼ100%透過し、赤色レーザー光および青色レーザー光をほぼ100%反射する。なお、PBS304は複数の光路を重ね合わせる合成素子の一例であって、PBS304のかわりにダイクロイックミラーなどを用いてもよい。
なお、本実施の形態では、緑色レーザー106は、赤外レーザー107とSHG素子108とを組み合わせたものであるとするが、他の構成のものであってもよい。
また、緑色レーザー106のかわりに、赤色(あるいは青色)レーザーを用い、青色(赤色)レーザーと緑色レーザーを組み合わせた2波長レーザーを用いてもよい。ただし、現時点においては、緑色レーザーは赤色レーザーや青色レーザーに比べてチップ化しにくく、2波長レーザーに組み込むことが難しいため、図示した構成が望ましい。
なお、ここでは、2波長レーザーを用いる例を示したが、2波長レーザと1つのPBSのかわりに、赤色レーザー、青色レーザー、および、2つの合成素子を用いてもよい。
コリメートレンズ112は、PBS304を透過した光を平行光にする。2軸ガルバノミラー114は、コリメートレンズ112を通過した光を走査する。レンズ群116は、ガルバノミラーで反射された光をスクリーン118上にフォーカスさせる。
レーザープロジェクタは、さらに、参照レーザー1010と、光検出器1020と、判定部1030とを備える。参照レーザー1010は、2軸ガルバノミラー114に向けて参照レーザー光を出射する。本実施例においては、参照レーザーは赤外レーザーであるとして説明を進める。光検出器1020は、2軸ガルバノミラー114で反射された参照レーザー光を検出し、検出した光に応じた信号を出力する。また、光検出器1020は、その検出面が複数のセルからなる多分割検出器であるとする。図11に、光検出器1020の検出面を示す。図11に示すように、本実施例に係る光検出器1020の検出面は、A〜Dの4セルに分割されている。ただし、セル数はこれに限られない。少なくとも、検出
面が2つのセルに分割されていればよい。また、4セルよりも細かく分割されていてもよい。
光検出器1020の出力する信号から、走査の異常を知ることができる。このことを、以下に説明する。
まず、2軸ガルバノミラー114が正常に動作している場合、図12で示したような軌跡で検出面上の走査が行われることとなる。なお、図12のx方向は、スクリーン上で地面と平行な方向、y方向は地面と垂直な方向であるとする。
この場合の検出器の各セル(A,B,C,D)の出力を図13に示す。この場合、A,B,C,Dの検出器の出力の1フレームあたりの積分値は均等であり、T1とT2は同じになる。また各セルで出力されるパルスの周期も一定であり、duty比も50%である。図13では検出器へ照射されるビームが極めて小さいと仮定したために、各検出器のセルの出力が矩形波状となってが、大きなスポットで検出器に照射された場合は正弦波上となる。しかしながら、ある閾値で2値化することで同様な波形を得ることができる。
2軸ガルバノミラー114がまったく動作しない時は、検出器上のビームも所定位置に静止した状態となる。図14では例としてセルAに停止している状態を示している。このように2軸ガルバノミラー114が停止した後の各セルの出力は、図15に示すように、Aのみ出力がある状態となる。
また、2軸ガルバノミラー114のy軸方向についての動作が停止した場合について、図16、図17を用いて説明する。この場合、図16に示すようにセルAとセルBをビームが走査するようになる。したがって、図17に示すように、光検出器1020の出力は、セルAおよびセルBのみからのパルス信号となる。なお、2軸ガルバノミラー114のx軸方向についての動作が停止した場合は、光検出器1020の出力は、セルAおよびセルCのみ(あるいは、セルBおよびセルDのみ)からのパルス信号となる。
さらに、2軸ガルバノミラー114のミラーの振れが正常でない場合(あるいは、セット内の光軸がずれた場合)の、検出信号の異常について説明する。例えば、2軸ガルバノミラー114の振れ中心位置もしくは光軸の中心位置が、検出器の位置に変換して、Xの正方向および、Yの正方向にシフトしている場合、検出面上でのビームの軌跡は、図18に示すようになる。そして、各セルの出力は、図19に示すようになる。x方向のズレは、各パルスのDuty比のずれ(図中のT3,T4比)となって現れる。また、y方向のズレは、A−B間とC−D間の周期、すなわちT1,T2の比となって現れる。
判断部1030は、検出信号が異常かどうか判定し、前記検出信号が異常であると判定した場合、前記走査が異常であると判定する。具体的には、正常な走査が行われているときに得られるべき検出信号と光検出器1020が出力した検出信号とを比較することで、走査の異常を判定する。例えば、判断部1030は、正常な走査が行われているときの検出信号を記憶しておき、光検出器1020が出力した検出信号が記憶している検出信号と異なる場合、走査が異常であると判断する。
この比較にあたっては、検出信号の周期を利用できる。例えば、判断部1030は、光検出器1020が出力した検出信号の周期Tの正常時の周期Tに対する比(T/T)が、定められた範囲内である場合に、走査は正常であると判断し、それ以外の場合、走査は異常であると判断する。
本発明では、多分割検出器を用いて走査状態の判定を行うため、迅速に走査の異常を検
出することができる。また、上で説明したように、様々な走査異常のパターンを検出することができる。
さらに、レーザープロジェクタは、判断部1030が走査が異常であると判断した場合に、レーザー光のスクリーンへの照射を抑制する機構を備えていてもよい。例えば、判断部1030は、走査が異常であると判断した場合、各レーザー駆動回路に、レーザー光の出力を弱めさせる、もしくは、レーザー光の発振を停止させるための信号を送る。あるいは、シャッターなどのレーザー光を物理的に遮断する装置に信号を送り、レーザー光を遮断してもよい。このような機構により、レーザープロジェクタの安全性を高めることができる。
なお、走査異常を検出するための光学系は、図10に示したものに限られない。例えば、図20に示すような光学系を用いることができる。この光学系では、2軸ガルバノミラー114とレンズ群116の間に、ビームスプリッタ2000が配置されている。ビームスプリッタ2000は、2軸ガルバノミラー114で反射された画像表示用のレーザー光の一部を切り出す。そして、切り出されたレーザー光を検出する位置に、光検出器1020が配置されている。また、図21に示すような光学系を用いることができる。この光学系は、参照レーザーとして赤外レーザーではなく、レンズ付LED(light−emitting diode)2100を用いている。
(第3の実施の形態)
レーザー光をスクリーンなどの被投射面に照射して画像を表示する装置、いわゆる、レーザープロジェクタにおいては、レーザーから出力したレーザー光が、微小な平行光であることが必要である。
平行光を得るためによく用いられる素子に、コリメートレンズがある。例えば、特開2003−021800号公報(特許文献1)には、コリメートレンズを備える投射型表示装置が開示されている。
また、平行光を得るためのレーザービーム補正機構が、特開平5−291659号公報に記載されている。このレーザービーム補正機構は、レーザーの軌道上の互いに離れた2つの位置に設置され、その位置におけるビーム投影像を出力する2つのビーム撮像手段と、2つのビーム撮像手段それぞれが取得した画像信号を処理し、ミラーおよびレンズの位置を制御する信号を出力する画像処理手段を備える。
しかし、上述のコリメートレンズを用いる方法では、温度などの条件の変化により、常に平行光が得られるわけではない。
また、特開平5−291659号公報に記載のレーザービーム補正機構は、ビーム撮像手段が2つ必要であるなど大掛かりである。
本発明は上述の問題を解決するためになされたものであって、レーザー光を平行光とするための簡易なキャリブレーション機構を備えたレーザープロジェクタを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願発明は、レーザー光を被投射面に照射して被投射面上に画像を表示するための画像表示装置であって、レーザー光を出射するレーザーと、レーザーから出射されたレーザー光を収束させるコリメートレンズと、コリメートレンズを通過したレーザー光の部分光を切り出すビームスプリッタと、部分光が入射し、入射した部分光の1次回折光および−1次回折光を生成するホログラム素子と、1次回折光の広が
りと−1次回折光の広がりとの差を検出する検出器と、差に基づき、コリメートレンズを通過したレーザー光の収束状態を判定する判定手段と、判定手段の判定結果に基づき、コリメートレンズを通過したレーザー光が平行光となるようにコリメートレンズの位置を調整する移動装置とを備える。
好ましくは、検出器の検出面は、第1の領域と第2の領域とからなり、第1の領域は、1次回折光の中心付近にあり、1次回折光が広がっているほど小さな信号を出力し、第2の領域は、−1次回折光の中心付近にあり、−1次回折光が広がっているほど小さな信号を出力し、検出器は、第1の領域が出力する信号と、第2の領域が出力する信号との差を計算する減算器を含む。
好ましくは、検出器の検出面は、第1の領域と第2の領域とからなり、第1の領域は、1次回折光の周辺にあり、1次回折光が広がっているほど大きな信号を出力し、第2領域は、−1次回折光の周辺にあり、−1次回折光が広がっているほど大きな信号を出力し、検出器は、第1の領域が出力する信号と、第2の領域が出力する信号との差を計算する減算器を含む。
好ましくは、検出器の検出面は、第1の領域と第2の領域とからなり、第1の領域は、1次回折光の中心付近の領域および−1次回折光の周辺の領域からなり、1次回折光が広がっているほど小さな信号を出力し、−1次回折光が広がっているほど大きな信号を出力し、第2の領域は、−1次回折光の中心付近の領域および1次回折光の周辺の領域からなり、−1次回折光が広がっているほど小さな信号を出力し、1次回折光が広がっているほど大きな信号を出力し、検出器は、第1の領域が出力する信号と、第2の領域が出力する信号との差を計算する減算器を含む。
本実施の形態に係る発明は、ホログラム素子を通過したレーザー光の一部の1次回折光の広がりと−1次回折光の広がりとの差を検出し、レーザー光の平行度を判定する。したがって、レーザー光を平行光とするための簡易なキャリブレーション機構を備えたレーザープロジェクタを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の第3の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
第3の実施の形態に係るレーザープロジェクタは、第1の実施の形態において図2を用いて説明したように、大きく分けて、バックエンドブロック200と、フロントエンド用FPGA210と、DSP220と、緑色レーザー制御回路222と、赤色レーザー制御回路224と、青色レーザー制御回路226と、光学系230と、スクリーン118とからなる。
次に、光学系230について図22を用いて説明する。図22は、第3の実施の形態に係るレーザープロジェクタの光学系について説明するための図である。図10に示すように、レーザープロジェクタは、レーザープロジェクタは、緑色レーザー106、2波長レーザー302、PBS304、コリメートレンズ112、2軸ガルバノミラー114、レンズ群116、スクリーン118を備える。
緑色レーザー106は、緑色のレーザー光を出射する。また、2波長レーザー302は、異なる2色のレーザー光を出射するレーザー素子を単一のCANパッケージ内に収納したもので、本実施例においては、赤色と青色のレーザー光を出射するものとする。PBS304は、それぞれのレーザーを出射したレーザー光の光路が交差する位置に配置されて
おり、これらの光路を重ね合わせる。2波長レーザー302は、緑色レーザー106に対して、光軸方向について90度回転した方向に配置されており、PBS304は、緑色レーザー光をほぼ100%透過し、赤色レーザー光および青色レーザー光をほぼ100%反射する。なお、PBS304は複数の光路を重ね合わせる合成素子の一例であって、PBS304のかわりにダイクロイックミラーなどを用いてもよい。
なお、本実施の形態では、緑色レーザー106は、赤外レーザー107とSHG素子108とを組み合わせたものであるとするが、他の構成のものであってもよい。
また、緑色レーザー106のかわりに、赤色(あるいは青色)レーザーを用い、青色(赤色)レーザーと緑色レーザーを組み合わせた2波長レーザーを用いてもよい。ただし、現時点においては、緑色レーザーは赤色レーザーや青色レーザーに比べてチップ化しにくく、2波長レーザーに組み込むことが難しいため、図示した構成が望ましい。
なお、ここでは、2波長レーザーを用いる例を示したが、2波長レーザと1つのPBSのかわりに、赤色レーザー、青色レーザー、および、2つの合成素子を用いてもよい。
コリメートレンズ112は、PBS304を透過した光を平行光にする。2軸ガルバノミラー114は、コリメートレンズ112を通過した光を走査する。レンズ群116は、ガルバノミラーで反射された光をスクリーン118上にフォーカスさせる。
レーザープロジェクタは、さらに、ビームスプリッタ2200と、ホログラム素子2210と、検出器2220と、信号処理装置2230と、移動装置2240とを備える。ビームスプリッタ2200は、コリメートレンズ112を通過した光の一部を切り出す。例えば、ある1波長のレーザー光の一部を切り出す。この場合、出力に余裕のある波長のレーザー光の一部を切り出すのが望ましい。ホログラム素子2210は、ビームスプリッタ2200で切り出された光を集光する。検出器2220は、ホログラム素子2210を通過した光を検出し、検出した光量に応じた信号を出力する。信号処理装置2230は、検出器2220が出力した信号に基づき、ビームスプリッタ2200で切り出された光の収束状態を判定する。移動装置2240は、コリメートレンズ112を光軸方向に沿って図中の位置Aから位置Cの間を移動させる。なお、位置Bがコリメートレンズ112からの出射光が平行となる位置であるとする。
ここで、本実施の形態において用いられる検出器2220について図23を参照しつつ、説明する。図23は、検出器2220の構成を説明するための図である。図23に示すように、検出器2220は、検出領域Aと検出領域Bとからなる検出面2222と、減算器2224とからなる。
検出領域Aは、検出面2222の左半分の領域からスリット部分を除いた領域と、検出面2222の右半分の領域中のスリット部分とを合わせた領域である。検出領域Bは、検出面2222のうち、検出領域A以外の部分である。
減算器2224には、入力された検出領域Aで検出された光量に対応する信号Aと、検出領域Bで検出された光量に対応する信号Bとが入力される。減算器2224は、信号Aと信号Bとの差分を計算し、計算結果A−Bを出力する。
このような検出器2220をホログラム素子2210に組み合わせて用いることにより、ビームスプリッタ2200により切り出された光の収束状態を判定することができる。このことを、図24から図27を用いて説明する。
図24は、ホログラム素子2210のレンズ効果を説明するための図である。ホログラム素子2210はレンズ効果のあるパターンを偏心させたもので、光が入射すると±1次の回折光が出る。図25は、図24に示した受光系の斜視概略図である。
図26は、ホログラムへの入射光の平行度による検出光の変化を説明するための図である。この図は、コリメートレンズ112が図22に示す位置A、B、Cのそれぞれにある場合の、検出面2222への入射光の様子および検出面2222上の入射光の広がり(以下、スポットサイズとよぶ)を示す。図に示すように、入射光の平行度に応じて、1次回折光および−1次回折光それぞれのスポットサイズが変化する。これらのスポットサイズは、平行度の変化に対して、互いに相反する方向に増減する。コリメートレンズ112が位置Aあるいは位置Cにあり、入射光が平行光でない場合は、2つのスポットサイズは大きく異なるが、入射光が平行光に近づくにつれ、スポットサイズの差は小さくなる。
図27は、検出器2220が出力する信号の図である。図26を用いて説明したように、(A−B)の出力はコリメートレンズ112の移動位置により変化する。図27中の(A)、(B)、(C)は、それぞれ、コリメートレンズ112が図22に示す位置A、B、Cにある場合に対応する。図26に示すように、信号出力は、S字カーブとなり、このグラフが0を横切る点が、コリメートレンズ112を透過したビームが平行光になるときである。よって、A−Bの出力が負の場合、移動装置2240は、A−Bの信号が0となるように、コリメートレンズ112をAからCの方向へ移動する。逆に、A−Bの出力が正の場合は、移動装置2240は、A−Bの信号が0となるように、コリメートレンズ112をCからAの方向へ移動する。
なお、検出器2220の検出面は、1次回折光のスポットサイズと−1次回折光のスポットサイズとの差を検出できるように設計されているものであればよく、上述のものに限られるわけではない。例えば、検出面は、±1次回折光それぞれの中心付近の光を検出するスリット状のものであってもよいし、逆に、±1次回折光それぞれの周辺部の光を検出する、いわば逆スリット状の検出面のものであってもよい。
移動装置2240の動作は、検出信号に応じて制御される。すなわち、本発明は、検出信号についてのフィードバック機構を含むものになっている。そのため、ビームの平行度を自動で保つことができる。具体的には、例えば、信号処理装置2230は、レーザー光が平行光に調整されている時の検出器2220の出力を記憶しておく。そして、信号処理装置2230は、検出器2220の出力からレーザーが平行光の時の出力をオフセットとして差し引いた信号に基づき、移動装置2240の動作を制御する。
信号処理装置2230は、ビームの平行度の確認を、常時行ってもよいし、一定の時間間隔で行ってもよい。また、レーザープロジェクタの電源投入時にビームの平行度の確認を行ってもよい。あるいは、信号処理装置2230が、プロジェクタ内の温度を測定する温度センサを備えている場合、信号処理装置2230は、温度変化に応じてビームの平行度の確認を行ってもよい。例えば、信号処理装置2230は、プロジェクタ内の温度が所定の温度以上、あるいは所定の温度以下になったときに、平行度の確認を行う。一般に、レーザー光の波長および平行度は、温度変化に応じて変化する。したがって、温度変化に応じて平行度を確認することで、レーザー光の平行度を保つことができる。
以上に説明したように、本発明は、簡易な光学システムにより、高精度に自動でプロジェクタからの出力光を微小な平行光にすることができる。
従来の光学系を説明するための図である。 第1の実施の形態に係るレーザープロジェクタの構成をブロック図形式で表わす図である。 第1の実施の形態に係るレーザープロジェクタの光学系を説明するための図である。 非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーの断面構造を示した図である。 非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーをパッケージに組み込んだ製品の構成を示す図である。 非特許文献1に記載のモノシリック2波長レーザーのマウント部を示す図である。 ホログラム素子700をさらに備える光学系を説明するための図である。 ホログラム素子700の構造を示す図である。 色ずれを補正するためのシステムについて説明するための図である。 第2の実施の形態に係るレーザープロジェクタの光学系を説明するための図である。 光検出器1020の検出面を示す図である。 正常なスキャンが行われている場合のレーザー光の軌跡を示す図である。 正常なスキャンが行われている場合の各セルの出力を示す図である。 2軸ガルバノミラー114の動作が完全に停止した場合のレーザー光の軌跡を示す図である。 2軸ガルバノミラー114の動作が完全に停止した場合の各セルの出力を示す図である。 2軸ガルバノミラー114のy軸方向の動作が停止した場合のレーザー光の軌跡を示す図である。 2軸ガルバノミラー114のy軸方向の動作が停止した場合の各セルの出力を示す図である。 2軸ガルバノミラー114の振れ中心位置もしくは光軸の中心位置がずれた場合のレーザー光の軌跡を示す図である。 2軸ガルバノミラー114の振れ中心位置もしくは光軸の中心位置がずれた場合の各セルの出力を示す図である。 画像表示用のレーザー光の一部を切り出す光学系を説明するための図である。 図10に示した参照レーザー1010の変形例を説明するための図である。 第3の実施の形態に係るレーザープロジェクタの光学系について説明するための図である。 検出器2220の構成を説明するための図である。 ホログラム素子2210のレンズ効果を説明するための図である。 図24に示した受光系の斜視概略図である。 ホログラムへの入射光の平行度による検出光の変化を説明するための図である。 検出器2220が出力する信号の図である。
符号の説明
102 青色レーザー、104 赤色レーザー、106 緑色レーザー、107 赤外レーザー、108 SHG素子、109 第1のPBS、110 第2のPBS、112
コリメートレンズ、114 2軸ガルバノミラー、116 レンズ群、118 スクリーン、200 バックエンドブロック、202 外部ビデオ信号、203 外部I/F、204 SDカード、205 CPU、206 SDRAM、207 Video RAM、210 フロントエンド用FPGA、211 データコントローラ、212 タイミ
ングコントローラ、213 ビットデータ変換部、214 発光パターン変換部、220
DSP、221 ミラーサーボブロック、222 緑色レーザー駆動回路、224 赤色レーザー駆動回路、226 青色レーザー駆動回路、230 光学系、302 2波長レーザー、304 PBS、401 共通電極、402 n−GaAs基板、403 CD発光点、404 AlGaAs活性層、405 CD側電極、406 DVD発光点、407 n−InGaAlPクラッド層、408 InGaP MQW活性層、409 p−InGaAlPクラッド層、410 InGaPエッチングストップ層、411 n−GaAs電流ブロック層、412 p−GaAsコンタクト層、413 p−InGaP、414 DVD側電極、415 p−InGaAlPリッジ型光ガイド、501 2波長LDチップ、503 ウインドーガラス、504 650nmレーザービーム、505 780nmレーザービーム、506 DVDアノード、507 CDアノード、508 PDアノード、509 共通カソード、601 2波長レーザーチップ、602 共通カソード電極、603 へき開面(前面)端面保護膜、604 へき開面(裏面)端面保護膜、605 DVD発光点、606 CD発光点、607 DVDアノードボンディングパット、608 CDアノードボンディングパット、609 絶縁性AINサブマウント、610 ヒートシンク、700 ホログラム素子、810 青色レーザー光、820 赤色レーザー光、1010 参照レーザー、1020 光検出器、1030 判定部、2000 ビームスプリッタ、2100 レンズ付LED、2200 ビームスプリッタ、2210 ホログラム素子、2220 検出器、2222 検出面、2224 減算器、2230 信号処理装置、2240 移動装置。

Claims (13)

  1. 3色のレーザー光を被投射面に照射して前記被投射面に画像を表示するための画像表示装置であって、
    前記3色のうち1色のレーザー光を出射する単一波長レーザーと、
    前記3色のうち2色のレーザー光を出射するレーザー素子を単一のパッケージ内に収納した2波長レーザーと、
    前記1色のレーザー光の光路と前記2色のレーザー光の光路とを重ね合わせる合成素子と、
    前記合成素子を通過する前記3色のレーザー光を前記画像の画素ごとに選択的に前記被投射面に照射する走査装置とを備える、画像表示装置。
  2. 前記被投射面上の色ずれを補正するための補正手段をさらに備える、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記補正手段は、前記2波長レーザの発光点隔差による前記2色のレーザー光の間の光路のずれを補正するホログラム素子である、請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記補正手段は、前記色ずれを補正するように前記3色のレーザー光の出射のタイミングを制御する制御手段である、請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記色ずれの量を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された前記色ずれの量に基づいて、前記3色のレーザー光の出射のタイミングを制御する、請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記2波長レーザーは赤色レーザー光と青色レーザー光とを出射し、
    前記単一波長レーザーは緑色レーザー光を出射する、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記単一波長レーザーは、
    赤外レーザー光を出射する赤外レーザーと、
    前記赤外レーザーが出射する前記赤外レーザー光を前記緑色レーザー光に変換する第2高調波発生素子とを含む、請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記合成素子は、前記1色のレーザー光の光路と前記2色のレーザー光の光路とが交差する位置に配置された偏光ビームスプリッタである、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記走査装置は、前記合成素子を通過した前記3色のレーザー光を前記被投射面に前記画素ごとに照射するための走査素子を含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記走査素子は、2軸ガルバノミラーである、請求項9に記載の画像表示装置。
  11. 3色のレーザー光を被投射面に照射して前記被投射面に画像を表示するための画像表示装置であって、
    前記3色のレーザー光を出射するレーザー光源と、
    前記3色のレーザー光の光路を重ね合わせる合成素子と、
    前記合成素子を通過する前記3色のレーザー光を前記画像の画素ごとに選択的に前記被投射面に照射する走査装置と、
    前記被投射面上の色ずれを補正するために前記レーザー光源による前記3色のレーザー光の出射のタイミングを制御する補正手段を備える画像表示装置。
  12. 前記色ずれの量を検出する検出手段をさらに備え、
    前記補正手段は、前記検出手段により検出された前記色ずれの量に基づいて、前記3色のレーザー光の出射のタイミングを制御する、請求項11に記載の画像表示装置。
  13. 前記レーザー光源は、
    前記3色のうち1色のレーザー光を出射する単一波長レーザーと、
    前記3色のうち2色のレーザー光を出射するレーザー素子を単一のパッケージ内に収納した2波長レーザーとを含む、請求項11または12に記載の画像表示装置。
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