JP5245829B2 - レーザプロジェクタ - Google Patents

レーザプロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5245829B2
JP5245829B2 JP2008534264A JP2008534264A JP5245829B2 JP 5245829 B2 JP5245829 B2 JP 5245829B2 JP 2008534264 A JP2008534264 A JP 2008534264A JP 2008534264 A JP2008534264 A JP 2008534264A JP 5245829 B2 JP5245829 B2 JP 5245829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection angle
laser
mirror
light
element array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008534264A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008032485A1 (ja
Inventor
俊二 對田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008534264A priority Critical patent/JP5245829B2/ja
Publication of JPWO2008032485A1 publication Critical patent/JPWO2008032485A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5245829B2 publication Critical patent/JP5245829B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/101Scanning systems with both horizontal and vertical deflecting means, e.g. raster or XY scanners
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/02Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes by tracing or scanning a light beam on a screen
    • G09G3/025Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes by tracing or scanning a light beam on a screen with scanning or deflecting the beams in two directions or dimensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2330/00Aspects of power supply; Aspects of display protection and defect management
    • G09G2330/02Details of power systems and of start or stop of display operation
    • G09G2330/026Arrangements or methods related to booting a display

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、レーザ光をラスタ走査して画像を投射表示するレーザプロジェクタに関し、特にレーザの水平走査用振動ミラーの振れ角調整機能を備えたレーザプロジェクタに関する。
レーザ光をラスタ走査して画像を投射表示するレーザプロジェクタには、水平走査に数十kHz乃至100kHz程度の高い動作速度に加え、光学角で±20°以上の高い振れ角を必要とするものがある。このような高速動作、高振れ角の走査を実現する手段として、振動ミラーを共振点近くで動作させて使用する方法がある。
この振動ミラーは、共振周波数近くのわずかな動作周波数範囲では高い振れ角を実現できるが、動作周波数が共振周波数からずれると極端に振れ角が減少する。また、この共振周波数は、材質・形状・温度等に依存し、製造ばらつき及び動作温度により変化する。そのため、振動ミラーを高い振れ角で動作させるためには共振周波数と動作周波数をできるだけ接近させて使用する必要があり、振動ミラーの共振周波数を所定の動作周波数に接近させるか、又は、動作周波数を振動ミラーの共振周波数に接近させるように調整して使用される。
一方、振動ミラーは振れ角を高くすればするほど動作故障を起こす可能性が増大する。このため、振動ミラーを高い振れ角で動作させるような場合には、その振れ角が規定の振れ角を越えないように制御することが望ましい。また、振動ミラーの動作周波数を共振周波数から外れて動作させた場合には、共振周波数で動作させた場合よりも入力信号の強度を高くする必要が生じるため、振動ミラーを駆動する回路に対する負荷が増大する。
従って、振動ミラーを高触れ角で動作させる場合の振れ角調整時には、振動ミラーの振れ角が所定の振れ角を超えないようにすること、および、共振周波数で動作するように調整されることが望ましい。
振動ミラーの振れ角調整を行う際には振動ミラーの振れ角を正確に検知する必要がある。振動ミラーの振れ角の検知方法として、光センサを使用して光センサ上を光が通過するタイミングから振動ミラーの振れ角を検知する方法が広く取り入れられている。
例えば、特開2004−053943号公報(特許文献1)では、走査開始側と走査終端側に対応した部分に同期センサを設置し、振動ミラーの振れ角を検知すると共に、検知結果を基に駆動周波数を補正する手法が示されている。図1を用いて、特許文献1に記された振動ミラーの振れ角を検知し、調整する方法について説明する。図1(a)は、特許文献1に記載された半導体レーザ、可動ミラーの駆動制御を表すブロック図、(b)は、可動ミラーの振幅と駆動パルスのタイミングチャートである。
図1(a)において、符号901は駆動パルス生成部、902は可動ミラー駆動部、904は同期検知センサ、905は終端検知センサ、906はLD駆動部、907はクロックパルス生成部、908は位相同期部、909は倍率演算部、910は振幅演算部を夫々示す。
駆動パルス生成部901は、基準クロックをプログラマブル分周器(不図示)で分周し、図1(b)に示すように可動ミラーの1/2周期に1回、且つ最大振幅時から水平となるまでの期間のみに、電圧パルスが印加されるように駆動周波数fd(=1/T0)の2倍の周波数でデューティが50%以下のパルス列(T<T0/4)を生成し、PLL回路により所定の位相遅れδを生じさせて駆動周波数fdとして可動ミラー駆動部902に与える。
電源投入時、及び待機状態から起動する際には、プログラマブル分周器で連続的に分周比を変えることで、駆動周波数fdを高周波側から可変して励振し、同期検知センサ904で光ビームが検出されるまで走査角が拡大したことをもって共振振動帯域であることを判断する。それと共に、走査開始側と走査終端側との時間差から走査角を算出し、可変ミラーの振れ角(振幅)が所定値となるように駆動周波数が設定される。
また、実用新案第2524140号公報(特許文献2)では、レーザ光を走査するレーザ走査装置において、レーザ光とは異なる入射角でスキャンミラーに照射光を照射し、スキャンミラーから反射された照射光を受光する受光手段としてラインセンサを設置し、ラインセンサでスキャナの振れ角を検出し、スキャンミラーの振れ角のずれを補正する手法が記されている。
図2は、特許文献2に記載のレーザ光走査装置の構成を示す斜視図である。以下に、図2を用いて、特許文献2に記された振動ミラーの振れ角を検知する方法について説明する。
図2において、レーザ発振器(Nd:YAGレーザ発振器など、図示せず)からの主レーザ光210は、ミラー203とガルバノメータ型オプティカルスキャナ(以下、スキャナという)201のスキャンミラー202とfθレンズ204とを介して試料面205上に集光され、スキャンミラー202が回動されることにより位置決めされる。
ここで、主レーザ光210はスキャンミラー202に対して入射角45°で入射し、スキャンミラー202で95°に折返されて、即ち出射角135°でfθレンズ204に向う。
一方、半導体レーザ206から出射されたレーザ光211はコリメートレンズ207で平行束になった後にスキャンミラー202に入射するが、このスキャンミラー202への入射角は主レーザ光210の入射角とは異なっており、主レーザ光210の出射角とは異なった角度でスキャンミラー202から反射され、円柱レンズ208を介してラインセンサ209上に集光される。
スキャナ201自身の動作発熱等の影響によりスキャナ201の最大振幅の振れ角が変化すると、スキャンミラー202から反射した半導体レーザ206のレーザ光211のラインセンサ209上での集光位置も変化し、ラインセンサ209からの位置情報が変化する。この位置情報を基にスキャナ201を駆動する信号を補正することで主レーザ光210を正確に位置決めすることができる。
更に、特許文献3(特開2005−241482号公報)では、レーザディスプレイ装置に搭載された振動ミラーの共振周波数の検出方法について記載されている。
図3は、特許文献3に記載のレーザディスプレイ装置を模式的に示した斜視図である。以下に、図3を用いて、特許文献3に記されたレーザディスプレイ装置に搭載された振動ミラーの共振周波数の検出方法について説明する。
図3において、受光素子(ラインセンサ)301、光源401、偏向手段402、出射光403、偏向光404及び405、走査線410、第2の偏向手段411、偏向光412、遮蔽部413、走査領域414、走査線の軌跡415、投影面420が図示されている。図3の装置は、レーザである光源401から出射光403を出射し、偏向手段402と第2の偏向手段411により2次元走査することにより、投影面420に画像を表示するレーザディスプレイ装置である。
また、図4(a)は、図3に示す受光素子301上を偏向光が往復する様子を表し、図4(b)は、偏向光の振れ角が異なる場合の様子を表した模式図である。図4に示すように、ラインセンサである受光素子301は、複数の受光領域302に分かれており、一番左側の受光領域を“1”とし、右方向に順に“N”まで番号が付されている。また、符号303は偏向光が走査される領域を示す。
レーザディスプレイ装置の電源がONされると制御が開始され、光源401が全点灯する。次に、偏向手段402への印加信号の周波数は、予め設定された開始周波数に設定され、その周波数での偏向光の折り返し位置を、受光素子301を用いて検出する。その後、予め設定されたステップ分だけ周波数を変化させる。そして、予め設定された終了周波数になるまで、周波数変化と折り返し位置の検出が繰り返し行われる。
ここで、偏向光の折り返し位置が一番左の受光領域にある場合、折り返し位置は「1」と検出され(図4(a)を参照)、折り返し位置が左側からp番目にあるとすると、「p」と検出されるものとする(図4(b)を参照)。また、折り返し位置が受光素子301を通り過ぎてしまっている場合(受光素子301の右側に位置している場合)には、折り返し位置は「N+1」とし、逆に、折り返し位置が、受光素子301に到達していない場合には、折り返し位置は「0」とする。これにより、受光素子301又はその近傍上での折り返し位置を検出することにより、偏向手段402の偏向状態を検出することができる。
偏向手段402への印加信号の周波数と受光素子301から得られた偏向光の折り返し位置との関係をグラフ化した例を図5に示す。グラフ化されたプロット点はほぼ線対称となり、対称軸に相当する周波数が共振周波数fcとして算出される。この算出結果を元に、偏向手段402への印加信号の周波数が決定される。
特開2004−053943号公報 実用新案第2524140号公報 特開2005−241482号公報
しかしながら、上述の関連技術には以下に示すような問題点がある。
特許文献1に記載の振動ミラーの振れ角検知方法においては、振動ミラーの動作周波数が共振周波数に一致しない場合には、共振周波数で動作させた場合に比べ動作周波数における入力信号の強度を高くしなければならず、電力をより消費するという問題点がある。この原因は、予め入力信号の強度を高く固定しておいて、動作周波数を変化させて振動ミラーが所定の振れ角になるように動作周波数を調整しているためである。これは、レーザの走査幅が確実に同期検知センサと終端検知センサとの間隔以上になるようにするために、予め入力信号強度を高くしておかなければならないためである。
また、特許文献2に開示された振動ミラーの振れ角検知方法にも問題点がある。即ち、部品点数が多くなり、小型化、低コスト化の弊害となる点である。この原因は、画像表示に使用するレーザ光源以外に振動ミラーの振れ角を検出するための光源を別途準備しなければならないためである。
また、特許文献3に開示されたレーザプロジェクタ装置に搭載された振動ミラーの共振周波数検出方法及び動作周波数の調整方法においては、レーザ光の振れ幅の調整が正確にできないこと、画像投射開始後の振動ミラーの共振周波数変化に対して短時間で共振周波数に調整することが困難であるという問題点がある。この原因は、受光素子が、調整されるべきレーザ光の振れ幅の範囲内におけるある程度狭い領域に設けられているため、調整されるべきレーザ光の振れ幅の端部近傍におけるレーザ光の情報、特に、偏向走査光の折り返し位置についての情報、を正確に得ることが困難だからである。また、共振周波数を検出するためには、ある程度広い周波数範囲で駆動周波数を変化させる必要があるからである。
更に、レーザ光はエネルギー密度が高い状態で人体、特に目に当たると損傷を与え得るため、レーザの走査が正常な状態でレーザ光を投射する必要がある。このため、走査ミラーの異常により正常なレーザ走査ができなくなった場合には、レーザ光の投射を瞬時に遮断できる構造を備えることが望ましい。しかしながら、上述の関連技術は、このような安全性の問題に対処するものではない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、レーザ光をラスタ走査して画像を表示するレーザプロジェクタにおいて、水平走査に使用する振動ミラーの振れ角が低い場合でも画像表示用のレーザ光源以外に光源を設けることなく振れ角を確実に検知でき、振動ミラーが共振周波数で所定の振れ角になるように調整する際、所定の振れ角を越えずに精度良く調整できるレーザプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係るレーザプロジェクタは、レーザ光を発光する発光源と、
投射画像に応じてレーザ光の強度を変調する変調部と、
強度変調されたレーザ光を共振動作により水平走査する振動ミラーと、
強度変調されたレーザ光を垂直走査する垂直走査ミラーと、
前記振動ミラーの振れ角を検出する振れ角検出部と、
前記振動ミラーの振れ角を検出した結果を基に前記振動ミラーの振れ角を調整する振れ角調整部と、を有し、
前記振れ角検出部は、前記振動ミラーによるレーザ光の水平走査方向と平行に配列された複数個の光検知素子から構成される光検知素子アレイを有し、この光検知素子アレイは、該光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子が、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の水平走査範囲を含むより広い範囲の中央部から両端部に亘って配置されていることを特徴とする。
また、前記光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子は、等間隔では配列されていないように構成することができる。
また、前記光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子の配列は、その中央部より端部においてより密であることが好ましい。
また、前記光検知素子アレイは、透明基板上に配置された半導体層から形成することができる。
また、前記振れ角調整部は、前記振動ミラーの駆動信号の周波数及び強度を調整することができる。
また、前記振れ角調整部は、前記振動ミラーの駆動信号の周波数を共振周波数に一致させた後、前記振動ミラーの駆動信号の強度を変化させることで、前記振動ミラーの振れ角を調整することが好ましい。
また、前記振動ミラーの振れ角調整時に、レーザ光が前記光検知素子アレイ上を水平走査するように、前記垂直走査ミラーの向きを固定することができる。
また、前記振動ミラーの振れ角は垂直ブランキング期間毎に検知され、前記振れ角調整部により、前記振動ミラーの振れ角が調整されることが好ましい。
本発明に係るレーザプロジェクタは、レーザ光を発光する発光源と、投射画像に応じてレーザ光の強度を変調する変調部と、
強度変調されたレーザ光を共振動作により水平走査する振動ミラーと、
強度変調されたレーザ光を垂直走査する垂直走査ミラーと、前記振動ミラーの振れ角を検出する第1の振れ角検出部と、
前記振動ミラーの振れ角を検出した結果を基に前記振動ミラーの振れ角を調整する第1の振れ角調整部と、
前記垂直走査ミラーの振れ角を検出する第2の振れ角検出部と、
前記垂直走査ミラーの振れ角を検出した結果を基に前記垂直走査ミラーの振れ角を調整する第2の振れ角調整部と、を有し、
前記第1の振れ角検出部は、前記振動ミラーによるレーザ光の水平走査方向と平行に配列された複数個の光検知素子から構成される第1の光検知素子アレイを有し、この第1の光検知素子アレイは、該第1の光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子が、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の水平走査範囲を含むより広い範囲の中央部から両端部に亘って配置されており、前記第2の振れ角検出部は、複数個の光検知素子を有し、この複数個の光検知素子は、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の垂直走査終端部を含むように配列されていることを特徴とする。
また、前記第1の振れ角調整部における前記第1の光検知素子アレイと前記第2の振れ角調整部における複数個の前記光検知素子とが、同一の透明基板上に夫々配置された半導体層から形成されていることが好ましい。
また、前記第1の振れ角検出部は、前記第1の光検知素子アレイに加えて第2の光検知素子アレイを有し、この第2の光検知素子アレイは、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の水平走査方向端部に沿って配置され、前記透明基板上に配置された半導体層から形成されていることが好ましい。
また、前記透明基板上に成膜された金属膜をエッチングすることにより、レーザ光の投射口を形成することができる。
本発明においては、水平走査用の振動ミラーの振れ角を検知、調整するための光検知素子アレイがレーザ光の水平走査方向と平行に配置されており、この光検知素子アレイは調整されるレーザ光の振れ角範囲よりも広い範囲に配置されている。本発明によれば、画像の表示に使用されるレーザ光源以外に振動ミラーの振れ角検知用の光源を準備することなく、水平走査用の振動ミラーの振れ角が小さい場合においても振れ角を検知できるようになり、振動ミラーの動作周波数が共振周波数に一致するように調整する際に、オーバードライブによる振動ミラーの故障を回避することができる。そして、規定の振れ角が確保できない場合には、レーザ光がレーザプロジェクタから出射されないように制御することで安全性が確保できる。
また、振動ミラーの振れ角検知用の光検知素子アレイと共に、垂直走査ミラーの振れ角検知用光素子と画像投射時の水平走査用振動ミラーの振れ角検知用素子とを例えば透明基板である同一部品に作り込むことにより、部品点数を増やすことなく垂直走査ミラーの振れ角の検知と、画像投射時の振動ミラーの振れ角の検知とが可能となる。また、振れ角は規定の範囲を確保できない異常時には、瞬時にレーザ光の投射を停止することにより、安全性が確保できる。
更に、映像投射開始後もフレーム間毎に振動ミラーの振れ角を検知し、振れ角の補正がなされるので、振れ幅が安定した画像投射を維持することができる。
図1(a)は、特許文献1に記載された半導体レーザ、可動ミラーの駆動制御を表すブロック図、図1(b)は、可動ミラーの振幅と駆動パルスのタイミングチャートである。 図2は特許文献2に記載のレーザ光走査装置の構成を示す斜視図である。 図3は、特許文献3に記載のレーザディスプレイ装置を模式的に示した斜視図である。 図4(a)は、図3に示す受光素子上を偏向光が往復する様子を表し、図4(b)は、偏向光の振れ角が異なる場合の様子を表した模式図である。 図5は、図3に示すレーザディスプレイ装置において、偏向手段への印加信号の周波数と受光素子から得られた偏向光の折り返し位置との関係をグラフ化した例である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るレーザプロジェクタの構造を示す斜視図である。 図7は、図6に示すレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。 図8は、図7に示す光検知素子アレイと外部回路との接続を表す模式図である。 図9は、図6に示すレーザプロジェクタの動作制御を表すブロック図である。 図10は、本発明の第1の実施形態の別の構成例を示す斜視図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。 図12は、本発明の第3の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。 図13は、本発明の第3の実施形態の別の構成例を示す斜視図である。 図14は、本発明の第4の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。 図15は、本発明の第5の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。
符号の説明
11;半導体レーザ
12;集光レンズ
13;変調器
14;コリメートレンズ
21;水平走査ミラー
22;垂直走査ミラー
30;フレーム
32;光検知素子アレイ
33;PINフォトダイオード
34;垂直走査用光検知素子
35、36;水平走査用光検知素子
26;FPC
40;投射口
41;走査領域
42;投射領域
51;制御回路
52;レーザドライバ
53;映像処理回路
54;水平走査ミラードライバ
55;垂直走査ミラードライバ
56;振れ角検知回路
111;半導体レーザ
112;集光レンズ
113;変調器
114;コリメートレンズ
115;ダイクロイックミラー
次に、本発明の実施の形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係るレーザプロジェクタの構造を示す斜視図である。また、図7は、図6に示すレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。
図6に示すように、本実施形態のレーザプロジェクタは、レーザ光源である半導体レーザ11と、半導体レーザ11から出射されたレーザ光を集光する集光レンズ12と、集光レンズ12により集光されたレーザ光を入力してレーザ光の光強度を変調して出力する変調器13と、変調器13から出力されたレーザ光を平行光化するコリメートレンズ14と、コリメートレンズ14により平行光となったレーザ光を受けてレーザ光を水平方向に走査する振動型ミラーである水平走査ミラー21と、水平方向に走査されたレーザ光を更に垂直方向に走査するリニア走査型ミラーである垂直走査ミラー22と、を備えている。
レーザ光が二次元走査される領域内で、投射画像に対応したレーザ光強度を変調器13により制御することで投射口40から投射領域42に画像を表示する。振動型ミラーである水平走査ミラー21は、レーザ光を水平方向に往復偏向させ、この水平走査ミラー21の駆動信号周波数を水平走査ミラー21の固有共振振動数と一致させることにより、より大きな振れ幅を得ることができる。
図6及び図7に示すように、本実施形態のレーザプロジェクタは、例えばアルミニウム製のフレーム30に内蔵されており、このフレーム30の一側面には、レーザ光がレーザプロジェクタ内部から外部へ出射するための投射口40が形成されている。レーザ光は投射口40を含む走査領域41を走査する。投射口40の形状は例えば矩形であり、フレーム30における投射口40の上縁に沿って、例えばガラスからなる透明基板31が配置されている。その透明基板31上には、例えばアモルファスシリコン膜を半導体層としたPINフォトダイオード33のアレイが形成され、これらは光検知素子アレイ32としてレーザ光の水平走査方向と平行となるようにパターニングされている。
図8は、図7に示す光検知素子アレイと外部回路との接続を表す模式図である。図8に示すように、光検知素子アレイ32を構成する各フォトダイオード33のアノード側は共通電極として配線され、カソード側は夫々独立して配線され、これらはFPC(Flexible Printed Circuit)36を介して振れ角検知回路56に接続されている。
図9は、図6に示すレーザプロジェクタの動作制御を表すブロック図である。図9に示すように、振れ角検知回路56は、光検知素子アレイ32の出力情報から、水平走査ミラー21の振れ角を検知する。制御回路51は、振れ角検知回路56から水平走査ミラー21の振れ角情報を得ると共に、レーザドライバ52、映像信号処理回路53、水平走査ミラードライバ54、垂直走査ミラードライバ55を制御する。レーザドライバ52は、半導体レーザ11から出力するレーザ光のON、OFFを切り替えると共に、定出力制御を行う。映像信号処理回路53は水平走査ミラー21側に出力するレーザ光の強度を制御する変調器13へ信号を入力する。水平走査ミラードライバ54は、水平走査ミラー21に入力する信号の周波数と強度を制御する。垂直走査ミラードライバ55は、垂直走査ミラー22に入力する信号の強度を制御する。
次に、上述の如く構成された本実施形態のレーザプロジェクタの動作について説明する。レーザプロジェクタの立ち上げ時には、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように以下のように設定する。垂直走査ミラードライバ55の出力信号を制御し、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きを固定する。
次に、水平走査ミラードライバ54により水平走査ミラー21の動作周波数と共振周波数とが一致した場合でも、振れ角が所定の振れ角を越えない程度の信号強度により水平走査ミラー21の走査を開始する。レーザドライバ52により半導体レーザ11からレーザ光の出射を開始すると共に、光検知素子アレイ32の出力から、光を検知する素子と検知しない素子との境界情報を基に、振れ角検知回路56で水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の周波数を変化させ、水平走査ミラー21の振れ角が最大となるように駆動周波数を調整し、動作周波数を共振周波数に一致させる。
更に、水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の強度を上げ、水平走査ミラー21の振れ角が規定の振れ角になるように調整する。振れ角が規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光の出射を停止する。
水平走査ミラー21の振れ角が所定の振れ角に調整された後、変調器13によるレーザ光強度変調のタイミングと光検知素子アレイ32を構成する各検知素子の出力情報から、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21へ入力される信号と水平走査ミラー21の振動の位相差を測定する。
その後、水平走査ミラー21の振動を基準として垂直走査ミラー22の走査を開始すると共に、映像信号処理回路53により変調器13を制御することで、投射画像に対応したレーザ光の強度変調を行う。画像投射開始後は、1フレーム分の画像を表示後、次のフレームの画像を表示するまでの間に、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きが固定され、水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角が規定値から外れた場合には水平走査ミラードライバ54による駆動信号の調整を行い、規定の振れ角になるように調整する。この際、規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光出射を停止する。
本実施形態のレーザプロジェクタによれば、画像の表示に使用される半導体レーザ11以外に振動型ミラーである水平走査ミラー21の振れ角検知用の光源を準備することなく、水平走査ミラー21の振れ角が小さい場合においても振れ角を検知できる。そして、動作開始時の振れ角の調整、即ち、水平走査ミラー21の動作周波数が共振周波数に一致するように調整する際に、振れ角が規定の振れ角を超えないので、オーバードライブによる水平走査ミラー21の破壊を防ぐことができる。また、1フレーム表示毎に水平走査ミラー21の振れ角を検知し、振れ角の調整が行われるので、安定した走査幅を実現できる。更に、水平走査ミラー21が正常な振れ角に調整できない場合には、レーザ光がプロジェクタから投射されないので安全である。
なお、上述した実施形態では、レーザ光源である半導体レーザは1つであるが、図10に示すように、複数個の波長の異なる半導体レーザ111を光源として使用し、夫々の半導体レーザ111に対し、集光レンズ112、変調器113、及びコリメートレンズ114を設置し、複数経路を伝播し夫々平行光化されたレーザ光を、ダイクロイックミラー115を用いて同一軸上にまとめ、水平走査ミラー21及び垂直走査ミラー22を用いて二次元走査し、画像を投射してもよい。なお、図10におけるその他の構成は、図6に示す構成と同様である。そのため、同一の構成物には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態に係るレーザプロジェクタについて説明する。図11は、第2の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。
本実施形態と第1の実施形態との違いは、透明基板上にパターニングされた光検知素子アレイを構成する光検知素子の配置が、本実施形態では水平走査ミラーの振れ角が規定の振れ角になる位置の周辺でより密になっている点である。
図11に示すように、レーザプロジェクタのフレーム30には、レーザ光を通過させる投射口40が形成されており、レーザ光はこの投射口40を含む走査領域41を走査する。また、投射口40の形状は例えば矩形であり、フレーム30における投射口40の上縁に沿って、例えばガラスからなる透明基板31が配置されている。その透明基板31上には、例えばアモルファスシリコン膜を半導体層としたPINフォトダイオード33のアレイが形成され、これらは光検知素子アレイ32としてレーザ光の水平走査方向と平行となるようにパターニングされている。更に、本実施形態においては、検知素子の配列は、アレイ中央部より端部側でより密になっている。
次に、第2の実施形態のレーザプロジェクタの動作について説明する。レーザプロジェクタの立ち上げ時には、先ず、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように設定する。即ち、垂直走査ミラードライバ55の出力信号を制御し、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きを固定する。
次に、水平走査ミラードライバ54により水平走査ミラー21の動作周波数と共振周波数とが一致した場合でも振れ角が所定の振れ角を越えない程度の信号強度で水平走査ミラー21の走査を開始する。レーザドライバ52により半導体レーザ11からレーザ光の出射を開始すると共に、光検知素子アレイ32の出力から、光を検知する素子と検知しない素子との境界情報を基に、振れ角検知回路56で水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の周波数を変化させ、水平走査ミラー21の振れ角が最大となるように駆動周波数を調整し、動作周波数を共振周波数に一致させる。
更に、水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の強度を上げ、水平走査ミラー21の振れ角が規定の振れ角になるように調整する。振れ角が規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光の出射を停止する。
水平走査ミラー21の振れ角が所定の振れ角に調整された後、変調器13によるレーザ光強度変調のタイミングと光検知素子アレイ32を構成する各検知素子の出力情報から、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21へ入力される信号と水平走査ミラー21の振動の位相差を測定する。
その後、水平走査ミラー21の振動を基準として垂直走査ミラー22の走査を開始すると共に、映像信号処理回路53により変調器13を制御することで、投射画像に対応したレーザ光の強度変調を行う。画像投射開始後は、1フレーム分の画像を表示後、次のフレームの画像を表示するまでの間に、レーザ光が光検知素子アレイ上を走査するように垂直走査ミラー22の向きが固定され、水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角が規定値から外れた場合には水平走査ミラードライバ54による駆動信号の調整を行い、規定の振れ角になるように調整する。この際、規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光出射を停止する。
本実施形態のレーザプロジェクタによれば、第1の実施形態で得られる効果に加え、水平走査ミラー21の振れ角の検知精度を向上させることができる。これは、レーザ光の水平往復走査における折り返し位置を、より密に配置された光検知素子により、精度良く検知することができるからである。
次に、本発明の第3の実施形態に係るレーザプロジェクタについて説明する。図12は、第3の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。本実施形態と第2の実施の形態との違いは、本実施形態では、レーザが走査する範囲を囲むように透明基板が配置され、垂直走査用の光検知素子が、垂直走査終端側にパターニングされている点である。
図12に示すように、本実施形態においては、レーザプロジェクタのフレーム30には、レーザ光を通過させる投射口40が形成されている。レーザ光はこの投射口40を含む走査領域41を走査する。また、レーザ光の走査領域41を囲うように、透明基板31が配置されている。そして、透明基板31上には、PINフォトダイオードアレイが光検知素子アレイ32としてレーザ光の水平走査方向と平行となるように投射口40の上縁に沿って設置されている。更に、レーザ光の垂直走査方向にもPINフォトダイオードが光検知素子34として配置されている。即ち、透明基板31上における投射口40の下縁の中央部には、レーザ光の垂直走査方向に沿って複数個(図示例では、3個)の光検知素子34が配置され、これらの光検知素子34がレーザ光の垂直走査終端部を検出するように配置されている。
次に、図9を参照して、レーザプロジェクタの動作制御について説明する。振れ角検知回路56は、光検知素子アレイ32の出力情報から、水平走査ミラー21の振れ角を検知すると共に、光検知素子34の出力情報から、垂直走査方向の振れ角を検知する。制御回路51は、振れ角検知回路56から水平走査ミラー21の振れ角及び垂直走査ミラー22の振れ角情報を得るとともに、レーザドライバ52、映像信号処理回路53、水平走査ミラードライバ54、垂直走査ミラードライバ55を制御する。レーザドライバ52は、半導体レーザ11から出力するレーザ光のON、OFFを切り替えると共に、定出力制御を行う。映像信号処理回路53は水平走査ミラー21側に出力するレーザ光の強度を制御する変調器13へ信号を入力する。水平走査ミラードライバ54は、水平走査ミラー21に入力する信号の周波数と強度を制御する。垂直走査ミラードライバ55は、垂直走査ミラー22に入力する信号の強度を制御する。
次に、本実施形態に係るレーザプロジェクタの動作について説明する。レーザプロジェクタの立ち上げ時には、先ず、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように設定する。このため、垂直走査ミラードライバ55の出力信号を制御し、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きを固定する。
次に、水平走査ミラードライバ54により水平走査ミラー21の動作周波数と共振周波数とが一致した場合でも振れ角が所定の振れ角を越えない程度の信号強度で水平走査ミラー21の走査を開始する。レーザドライバ52により半導体レーザ11からレーザ光の出射を開始すると共に、光検知素子アレイ32の出力から、光を検知する素子と検知しない素子との境界情報を基に、振れ角検知回路56で水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の周波数を変化させ、水平走査ミラー21の振れ角が最大となるように駆動周波数を調整し、動作周波数を共振周波数に一致させる。
更に、水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の強度を上げ、水平走査ミラー21の振れ角が規定の振れ角になるように調整する。振れ角が規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光の出射を停止する。
水平走査ミラー21の振れ角が所定の振れ角に調整された後、変調器13によるレーザ光強度変調のタイミングと光検知素子アレイ32を構成する各検知素子の出力情報から、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21へ入力される信号と水平走査ミラー21の振動の位相差を測定する。
次に、垂直走査ミラードライバ55により垂直走査終端となる信号を垂直走査ミラー22へ入力する。垂直走査用光検知素子34の出力情報から振れ角検知回路56で垂直走査ミラー22の振れ角を検知し、調整が必要な場合は垂直走査ミラードライバ55からの信号を調整する。調整完了後、水平走査ミラー21の振動を基準として垂直走査ミラー22の走査を開始すると共に、映像信号処理回路53により変調器13を制御することで、投射画像に対応したレーザ光の強度変調を行う。
画像投射開始後は、1フレーム分の画像を表示後、次のフレームの画像を表示するまでの間に、垂直走査用光検知素子34により垂直走査ミラー22の振れ角を検知し、調整が必要な場合は垂直走査ミラードライバ55からの信号を調整する。その後、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きが固定され、水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角が規定値から外れた場合には水平走査ミラードライバ54による駆動信号の調整を行い、規定の振れ角になるように調整する。この際、規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光出射を停止する。
本実施形態のレーザプロジェクタによれば、第2の実施形態で得られる効果に加え、垂直走査ミラー22の振れ角についてもモニタし、調整することが可能となる。
なお、上述の実施形態では、垂直走査用光検知素子34は水平走査の中央部に配置されているが、これ以外の箇所でもよく、図13に示すように、例えば水平走査の終端部に配置されてもよい。即ち、図13においては、垂直走査用光検知素子34は、レーザ光の水平走査の終端部である2箇所に夫々3個ずつ配置されている。また、垂直走査用光検知素子34は、レーザ光の垂直走査の下方終端部を含むように、レーザ光の垂直走査方向に沿って配置されている。
次に、本発明の第4の実施形態に係るレーザプロジェクタについて説明する。図14は、第4の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。本実施形態と第3の実施形態との違いは、本実施形態においては、透明基板31上における投射口40の左縁及び右縁に沿って、光検知素子アレイ35及び36がパターニングされている点である。
図14に示すように、本実施形態においては、レーザプロジェクタのフレーム30には、レーザ光を通過させる投射口40が形成されている。レーザ光はこの投射口40を含む走査領域41を走査する。透明基板31上には、光検知素子アレイ32がレーザ光の水平走査方向と平行となるように投射口40の上縁に沿って設置されている。また、透明基板31上には、投射口40の下縁の中央部には、レーザ光の垂直走査方向に沿って複数個(図示例では、3個)の光検知素子34が配置されている。更に、透明基板31上における走査領域41内には、投射口40の左縁及び右縁に沿って光検知素子アレイ35が配置されている。更にまた、透明基板31上には、走査領域41境界のうちレーザ光の水平走査方向の端部から形成される境界に沿って、光検知素子アレイ36が配置されている。即ち、光検知素子アレイ36は、光検知素子アレイ35に並ぶように配置されており、投射口40に対して光検知素子アレイ35の外側に配置されている。
次に、図9を参照して、レーザプロジェクタの動作制御について説明する。振れ角検知回路56は、光検知素子アレイ32の出力情報から、水平走査ミラー21の振れ角を検知し、光検知素子34の出力情報から、垂直走査方向の振れ角を検知すると共にに、光検知素子アレイ35、36の出力情報から水平走査ミラー21の振れが正常であるかどうかを検知する。制御回路51は、振れ角検知回路56から水平走査ミラー21の振れ角及び垂直走査ミラー22の振れ角情報を得るとともに、レーザドライバ52、映像信号処理回路53、水平走査ミラードライバ54、垂直走査ミラードライバ55を制御する。レーザドライバ52は、半導体レーザ11から出力するレーザ光のON、OFFを切り替えると共に、定出力制御を行う。映像信号処理回路53は水平走査ミラー21側に出力するレーザ光の強度を制御する変調器13へ信号を入力する。水平走査ミラードライバ54は、水平走査ミラー21に入力する信号の周波数と強度を制御する。垂直走査ミラードライバ55は、垂直走査ミラー22に入力する信号の強度を制御する。
次に、本実施形態のレーザプロジェクタの動作について説明する。レーザプロジェクタの立ち上げ時には、先ず、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように設定する。即ち、垂直走査ミラードライバ55の出力信号を制御し、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きを固定する。
次に、水平走査ミラードライバ54により水平走査ミラー21の動作周波数と共振周波数とが一致した場合でも振れ角が所定の振れ角を越えない程度の信号強度で水平走査ミラー21の走査を開始する。レーザドライバ52により半導体レーザ11からレーザ光の出射を開始すると共に、光検知素子アレイ32の出力から、光を検知する素子と検知しない素子との境界情報を基に、振れ角検知回路56で水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の周波数を変化させ、水平走査ミラー21の振れ角が最大となるように駆動周波数を調整し、動作周波数を共振周波数に一致させる。
更に、水平走査ミラー21の振れ角を検知しながら、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21に入力する駆動信号の強度を上げ、水平走査ミラー21の振れ角が規定の振れ角になるように調整する。振れ角が規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光の出射を停止する。
水平走査ミラー21の振れ角が所定の振れ角に調整された後、変調器13によるレーザ光強度変調のタイミングと光検知素子アレイ32を構成する各検知素子の出力情報から、水平走査ミラードライバ54から水平走査ミラー21へ入力される信号と水平走査ミラー21の振動の位相差を測定する。
次に、垂直走査ミラードライバ55により垂直走査終端となる信号を垂直走査ミラー22へ入力する。垂直走査用光検知素子34の出力情報から振れ角検知回路56で垂直走査ミラー22の振れ角を検知し、垂直走査ミラー22の振れ角の調整が必要な場合は、垂直走査ミラードライバ55からの信号を調整する。調整完了後、水平走査ミラー21の振動を基準として垂直走査ミラー22の走査を開始すると共に、映像信号処理回路53により変調器13を制御することで、投射画像に対応したレーザ光の強度変調を行うことで画像投射を開始する。
画像投射開始後は、1水平方向ラインの画像出力前後の水平ブランキング期間において、光検知素子アレイ35の出力情報から、水平走査ミラー21の振れが規定の振れ角かどうかをモニタする。振れ角が不足している場合は、更に光検知素子アレイ36の出力情報から、レーザの振れが光検知素子アレイ36まで振れているかどうかを検知する。光検知素子アレイ36まで振れていないと検知した場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光出射を停止する。
1フレーム分の画像を表示後、次のフレームの画像を表示するまでの間に、垂直走査用光検知素子34で、垂直走査ミラー22の振れ角を検知し、調整が必要な場合は垂直走査ミラードライバ55からの信号を調整する。その後、レーザ光が光検知素子アレイ32上を走査するように垂直走査ミラー22の向きが固定され、水平走査ミラー21の振れ角を検知する。水平走査ミラー21の振れ角が規定値から外れた場合には水平走査ミラードライバ54による駆動信号の調整を行い、規定の振れ角になるように調整する。この際、規定の振れ角に調整できない場合には、レーザドライバ52により半導体レーザ11からのレーザ光出射を停止する。
本実施形態のレーザプロジェクタによれば、第3の実施形態で得られる効果に加え、水平走査ミラーの振れ角異常に対して瞬時にレーザ光の遮断が可能となるため、より安全なレーザプロジェクタの動作が可能となる。また、光検知素子アレイ32に加えて、垂直走査用光検知素子34と画像投射時の水平走査用の光検知素子アレイ35、36とが、同一の透明基板31上に作り込まれているため、部品点数を増やすことなく垂直走査ミラー22の振れ角の検知と、画像投射時の水平走査ミラー21の振れ角の検知とが可能となる。
次に、本発明の第5の実施形態に係るレーザプロジェクタについて説明する。図15は、第5の実施形態に係るレーザプロジェクタの投射口側フレームをレーザプロジェクタの内側から見た平面図である。
図15に示すように、本実施形態のレーザプロジェクタのフレームは、透明基板38上に例えばCr(クロム)からなる金属膜を成膜して形成されており、この金属膜の一部をエッチングすることにより投射口40が形成されている。また、このフレームの金属膜が形成された面が、レーザプロジェクタの外部に面している。そして、透明基板38上の金属膜が形成された面とは反対側の面上には、第4の実施形態に示した光検知素子アレイ32、34、35、及び36が第4の実施形態と同様にパターンニングされている。即ち、光検知素子アレイを形成する半導体層が、レーザプロジェクタの内部側になるように配置されている。
本実施形態のレーザプロジェクタによれば、第4の実施形態で得られる効果に加え、透明基板38をフレーム本体としているため、部品点数の削減及び部品の位置合わせの簡略化といった効果が得られる。
なお、特許文献3では、偏向光の折り返し位置を検出できる受光素子を光偏光器に設け、この受光素子を利用して光偏向器における偏向手段の共振周波数を検出している。そして、受光素子としては、複数個の受光領域から構成されるラインセンサを使用している。しかしながら、特許文献3においては、ラインセンサは調整されるべきレーザ光の振れ角範囲よりも小さい範囲、即ち、振れ角範囲の一部に設置されている。この関連技術は、その振れ角検出方法及び共振周波数の調整方法から、画像投射開始前の振れ角の初期調整に対しては有効であるが、画像投射開始後における振れ角調整に対しては適用が困難である。一方、本発明においては、調整されるべきレーザ光の振れ角範囲よりも広い範囲に光検知素子アレイを配置しており、画像投射開始後にもフレーム間毎に振れ角の調整が可能となっている。
この出願は、2006年9月15日に出願された日本出願特願2006−250324を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (12)

  1. レーザ光を発光する発光源と、
    投射画像に応じてレーザ光の強度を変調する変調部と、
    強度変調されたレーザ光を共振動作により水平走査する振動ミラーと、
    強度変調されたレーザ光を垂直走査する垂直走査ミラーと、
    前記振動ミラーの振れ角を検出する振れ角検出部と、
    前記振動ミラーの振れ角を検出した結果を基に前記振動ミラーの振れ角を調整する振れ角調整部と、を有し、
    前記振れ角検出部は、前記振動ミラーによるレーザ光の水平走査方向と平行に配列された複数個の光検知素子から構成される光検知素子アレイを有し、この光検知素子アレイは、該光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子が、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の水平走査範囲を含むより広い範囲の中央部から両端部に亘って配置されていることを特徴とするレーザプロジェクタ。
  2. 前記光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子は、等間隔では配列されていないことを特徴とする請求項1に記載のレーザプロジェクタ。
  3. 前記光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子の配列は、その中央部より端部においてより密であることを特徴とする請求項2に記載のレーザプロジェクタ。
  4. 前記光検知素子アレイは、透明基板上に配置された半導体層から形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザプロジェクタ。
  5. 前記振れ角調整部は、前記振動ミラーの駆動信号の周波数及び強度を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーザプロジェクタ。
  6. 前記振れ角調整部は、前記振動ミラーの駆動信号の周波数を共振周波数に一致させた後、前記振動ミラーの駆動信号の強度を変化させることで、前記振動ミラーの振れ角を調整することを特徴とする請求項5に記載のレーザプロジェクタ。
  7. 前記振動ミラーの振れ角調整時に、レーザ光が前記光検知素子アレイ上を水平走査するように、前記垂直走査ミラーの向きが固定されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレーザプロジェクタ。
  8. 前記振動ミラーの振れ角は垂直ブランキング期間毎に検知され、前記振れ角調整部により、前記振動ミラーの振れ角が調整されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレーザプロジェクタ。
  9. レーザ光を発光する発光源と、投射画像に応じてレーザ光の強度を変調する変調部と、
    強度変調されたレーザ光を共振動作により水平走査する振動ミラーと、
    強度変調されたレーザ光を垂直走査する垂直走査ミラーと、前記振動ミラーの振れ角を検出する第1の振れ角検出部と、
    前記振動ミラーの振れ角を検出した結果を基に前記振動ミラーの振れ角を調整する第1の振れ角調整部と、
    前記垂直走査ミラーの振れ角を検出する第2の振れ角検出部と、
    前記垂直走査ミラーの振れ角を検出した結果を基に前記垂直走査ミラーの振れ角を調整する第2の振れ角調整部と、を有し、
    前記第1の振れ角検出部は、前記振動ミラーによるレーザ光の水平走査方向と平行に配列された複数個の光検知素子から構成される第1の光検知素子アレイを有し、この第1の光検知素子アレイは、該第1の光検知素子アレイを構成する複数個の光検知素子が、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の水平走査範囲を含むより広い範囲の中央部から両端部に亘って配置されており、前記第2の振れ角検出部は、複数個の光検知素子を有し、この複数個の光検知素子は、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の垂直走査終端部を含むように配列されていることを特徴とするレーザプロジェクタ。
  10. 前記第1の振れ角調整部における前記第1の光検知素子アレイと前記第2の振れ角調整部における複数個の前記光検知素子とが、同一の透明基板上に夫々配置された半導体層から形成されていることを特徴とする請求項9に記載のレーザプロジェクタ。
  11. 前記第1の振れ角検出部は、前記第1の光検知素子アレイに加えて第2の光検知素子アレイを有し、この第2の光検知素子アレイは、画像投射領域外に配置されると共に、レーザ光の水平走査方向端部に沿って配置され、前記透明基板上に配置された半導体層から形成されていることを特徴とする請求項10に記載のレーザプロジェクタ。
  12. 前記透明基板上に成膜された金属膜をエッチングすることにより、レーザ光の投射口が形成されていることを特徴とする請求項10又は11に記載のレーザプロジェクタ。
JP2008534264A 2006-09-15 2007-06-21 レーザプロジェクタ Active JP5245829B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008534264A JP5245829B2 (ja) 2006-09-15 2007-06-21 レーザプロジェクタ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006250324 2006-09-15
JP2006250324 2006-09-15
JP2008534264A JP5245829B2 (ja) 2006-09-15 2007-06-21 レーザプロジェクタ
PCT/JP2007/062497 WO2008032485A1 (fr) 2006-09-15 2007-06-21 Projecteur laser

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008032485A1 JPWO2008032485A1 (ja) 2010-01-21
JP5245829B2 true JP5245829B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=39183554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008534264A Active JP5245829B2 (ja) 2006-09-15 2007-06-21 レーザプロジェクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8519324B2 (ja)
JP (1) JP5245829B2 (ja)
CN (1) CN101517455B (ja)
WO (1) WO2008032485A1 (ja)

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5095311B2 (ja) * 2007-08-30 2012-12-12 株式会社日立製作所 画像表示装置、及び画像表示装置における反射鏡の振動状態調整方法
KR101340163B1 (ko) * 2008-01-08 2013-12-10 오스람 게엠베하 적어도 하나의 광빔 투사방법과 적어도 하나의 광빔 투사장치
JP5109751B2 (ja) * 2008-03-26 2012-12-26 船井電機株式会社 レーザプロジェクタ
JP4720844B2 (ja) * 2008-03-31 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 画像表示装置
JP2010020091A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Funai Electric Co Ltd 画像表示装置
JP5220120B2 (ja) * 2008-10-17 2013-06-26 パナソニック株式会社 走査型画像表示装置
JP5509612B2 (ja) * 2009-02-10 2014-06-04 リコーイメージング株式会社 表示装置
JP5509611B2 (ja) * 2009-02-10 2014-06-04 リコーイメージング株式会社 表示装置
CN101505389B (zh) * 2009-02-13 2011-10-12 深圳市纳宇电子有限公司 激光投影显示装置及实现方法
JP5375309B2 (ja) * 2009-04-28 2013-12-25 リコーイメージング株式会社 マイクロミラー装置
JP5446450B2 (ja) * 2009-05-20 2014-03-19 船井電機株式会社 レーザプロジェクタ
JP5428541B2 (ja) * 2009-06-03 2014-02-26 リコーイメージング株式会社 マイクロミラー装置
JP5471213B2 (ja) * 2009-09-11 2014-04-16 船井電機株式会社 光走査装置
JP5312302B2 (ja) * 2009-11-30 2013-10-09 日本信号株式会社 光走査装置
JP5557913B2 (ja) * 2010-07-22 2014-07-23 パイオニア株式会社 画像生成装置
JP5828323B2 (ja) * 2010-12-08 2015-12-02 日本電気株式会社 映像投影装置、映像投影方法
JP5914979B2 (ja) * 2011-04-11 2016-05-11 セイコーエプソン株式会社 光走査装置および画像形成装置
JP5838585B2 (ja) * 2011-05-10 2016-01-06 セイコーエプソン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP5806006B2 (ja) * 2011-06-14 2015-11-10 日本信号株式会社 光走査装置
FR2993831B1 (fr) * 2012-07-27 2015-07-03 Valeo Vision Systeme d'eclairage adaptatif pour vehicule automobile
US10507759B2 (en) 2012-07-27 2019-12-17 Valeo Vision Adaptive lighting system for an automobile vehicle
CN103868675B (zh) * 2012-12-13 2016-08-17 光宝科技股份有限公司 激光投影机及其激光光束扫描角度范围的检测方法
JP5505529B2 (ja) * 2013-02-12 2014-05-28 船井電機株式会社 画像表示装置
JP6229309B2 (ja) * 2013-05-24 2017-11-15 株式会社リコー 光走査装置、画像形成装置、画像投影装置
JP2016031522A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 船井電機株式会社 レーザ走査装置
DE102014220115B4 (de) 2014-10-02 2020-10-08 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zum Ansteuern einer Ablenkeinrichtung für eine Projektionsvorrichtung, Ablenkeinrichtung für eine Projektionsvorrichtung und Projektionsvorrichtung
JP6754074B2 (ja) * 2015-03-31 2020-09-09 ミツミ電機株式会社 光走査制御装置
CN105182667A (zh) * 2015-09-18 2015-12-23 成都虹昇光电科技有限公司 一种新型激光投影仪
DE102015222523A1 (de) * 2015-11-16 2017-05-18 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Ablenken eines Lichtstrahls
DE102016200503A1 (de) * 2016-01-16 2017-07-20 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Erzeugen von Licht mittels eines Leuchtstoffs
DE102016200599A1 (de) * 2016-01-19 2017-07-20 Robert Bosch Gmbh MEMS-Vorrichtung und Betriebsverfahren für eine MEMS-Vorrichtung
JP6781930B2 (ja) * 2016-07-06 2020-11-11 株式会社リコー 光走査装置、投影装置及び表示装置
CN107664922B (zh) * 2016-07-29 2019-09-17 上海微电子装备(集团)股份有限公司 扫描反射镜振幅测量装置及测量方法
DE102017220813A1 (de) * 2017-11-22 2019-05-23 Robert Bosch Gmbh Laserprojektionsvorrichtung
JP6990573B2 (ja) * 2017-12-18 2022-01-12 スタンレー電気株式会社 光走査装置
JP7001455B2 (ja) * 2017-12-18 2022-01-19 スタンレー電気株式会社 光走査装置
DE102018200696A1 (de) 2018-01-17 2019-07-18 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Projizieren eines Bildes
JPWO2019163526A1 (ja) * 2018-02-22 2021-02-12 パイオニア株式会社 測定装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
WO2020008750A1 (ja) * 2018-07-05 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像表示装置および光学機器
US10474296B1 (en) * 2018-07-12 2019-11-12 Microvision, Inc. Laser scanning devices and methods with touch detection
JP7195078B2 (ja) * 2018-07-20 2022-12-23 スタンレー電気株式会社 光照射装置
CN109309825B (zh) * 2018-11-26 2024-01-23 长兴博泰电子科技股份有限公司 一种激光动画投影装置及控制方法
CN111487762B (zh) * 2019-01-25 2023-06-09 青岛海信激光显示股份有限公司 激光显示设备的调节方法和激光显示设备
JP7177351B2 (ja) * 2019-02-25 2022-11-24 ミツミ電機株式会社 光走査装置及びその制御方法
EP4086688A1 (en) * 2021-05-06 2022-11-09 Nokia Technologies Oy Apparatus for positioning components in optical systems
CN114176768B (zh) * 2021-12-10 2024-01-30 北京市汉华环球科技发展有限责任公司 一种点阵激光治疗仪中振镜偏转超时检测方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131151A (ja) * 2001-07-11 2003-05-08 Canon Inc 光偏向装置、それを用いた画像形成装置およびその駆動方法
JP2004110030A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Texas Instruments Inc 光検出器タイミングを使用して、共振走査ミラーの偏向振幅とオフセットを制御する方法とシステム
JP2005241482A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Canon Inc 光偏向器、光偏向器における偏向手段の共振周波数を検出する検出装置及び方法
JP2006220745A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Sumitomo Precision Prod Co Ltd マイクロミラースキャナ及びこれを用いたレーザ光走査装置
JP2006243225A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Seiko Epson Corp 光走査装置及び画像表示装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2524140B2 (ja) 1987-01-09 1996-08-14 日東電工株式会社 通気性袋用袋材
JPS63298213A (ja) 1987-05-28 1988-12-06 Fujitsu Ltd 走査型撮像装置
US5032924A (en) * 1989-04-10 1991-07-16 Nilford Laboratories, Inc. System for producing an image from a sequence of pixels
JPH07159711A (ja) 1993-12-10 1995-06-23 Olympus Optical Co Ltd 振幅制御装置
JP3543473B2 (ja) 1996-02-20 2004-07-14 ブラザー工業株式会社 光走査装置
US6426781B1 (en) * 1999-03-26 2002-07-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Laser video projector
WO2001057635A1 (fr) * 2000-02-02 2001-08-09 Fujitsu Limited Detecteur de position optique
JP4620901B2 (ja) * 2001-06-04 2011-01-26 キヤノン株式会社 2次元光走査装置、及び該2次元光走査装置の駆動方法
US6937372B2 (en) * 2001-07-11 2005-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Light beam deflecting apparatus, image forming apparatus utilizing the same and drive method therefor
JP4219631B2 (ja) 2002-07-19 2009-02-04 株式会社リコー 光走査装置および画像形成装置
US7036938B2 (en) * 2002-10-31 2006-05-02 Microsoft Corporation Pen projection display
CN1438510A (zh) * 2003-01-08 2003-08-27 王青山 一种分区多行扫描式激光投影机
US20050224967A1 (en) * 2004-04-01 2005-10-13 Brandenburg Scott D Microelectronic assembly with underchip optical window, and method for forming same
US20050231781A1 (en) 2004-04-20 2005-10-20 Seiko Epson Corporation Apparatus for and method of forming image using oscillation mirror
JP2005305773A (ja) 2004-04-20 2005-11-04 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
US7182263B2 (en) * 2004-09-30 2007-02-27 Symbol Technologies, Inc. Monitoring light beam position in electro-optical readers and image projectors

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131151A (ja) * 2001-07-11 2003-05-08 Canon Inc 光偏向装置、それを用いた画像形成装置およびその駆動方法
JP2004110030A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Texas Instruments Inc 光検出器タイミングを使用して、共振走査ミラーの偏向振幅とオフセットを制御する方法とシステム
JP2005241482A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Canon Inc 光偏向器、光偏向器における偏向手段の共振周波数を検出する検出装置及び方法
JP2006220745A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Sumitomo Precision Prod Co Ltd マイクロミラースキャナ及びこれを用いたレーザ光走査装置
JP2006243225A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Seiko Epson Corp 光走査装置及び画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090316243A1 (en) 2009-12-24
WO2008032485A1 (fr) 2008-03-20
JPWO2008032485A1 (ja) 2010-01-21
CN101517455B (zh) 2012-01-11
US8519324B2 (en) 2013-08-27
CN101517455A (zh) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5245829B2 (ja) レーザプロジェクタ
US9651774B2 (en) Optical scanning observation apparatus having variable sampling time, and method and computer readable storage device
US6800844B2 (en) Two-dimensional optical scanner and method of driving the same
KR100499879B1 (ko) 광빔편향장치, 그것을 이용한 화상형성장치 및 그구동방법
US7576315B2 (en) Scanning type image display apparatus having a synchronization control circuit and a light transmitting area on the last surface of a scanning optical system
US9188846B2 (en) Scanning-type image display device and its image display method
JP6694772B2 (ja) レーザ投射表示装置
US7235778B2 (en) Optical scanner reflecting and outputting light with controlled intensity and image forming apparatus using same
US20080310002A1 (en) Scanning Type Image Display Apparatus
JP5163321B2 (ja) 画像表示装置
WO2007010981A1 (ja) 光走査装置、画像表示装置及び光スキャナの共振周波数変更方法並びに反射ミラー位置の補正方法
JP2018005007A (ja) 光走査装置、プロジェクタ装置およびヘッドアップディスプレイ装置
JP2007025522A (ja) 画像表示装置及び画像表示装置の制御方法
US7491919B2 (en) Circuit for detecting a clock error in a scanned-image system and related circuits, systems, and methods
JP4620905B2 (ja) 2次元光走査装置
US10078259B2 (en) Optical scanning control device
JP2009244799A (ja) 画像投影装置
JP2011075949A (ja) 画像表示装置
JP2010271663A (ja) 静電駆動型光スキャナ
JP2006220745A (ja) マイクロミラースキャナ及びこれを用いたレーザ光走査装置
WO2011108395A1 (ja) 光走査装置及びそれを備えた画像表示装置
JP5426939B2 (ja) 表示装置
WO2013179494A1 (ja) 投影装置、ヘッドアップディスプレイ、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2007334162A (ja) 光走査装置、画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置
JP2006011332A (ja) 画像投影装置及び画像投影装置におけるdfbレーザの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5245829

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3