JP5446450B2 - レーザプロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光源からの光を投影面に走査して画像を表示させるレーザプロジェクタに関する。
レーザを光源とするレーザプロジェクタとして、例えば、共振ミラーによる反射によって、レーザ光源からのレーザ光を2軸方向に走査してスクリーンに照射し、画像を投影する技術が知られている。
また、共振ミラーを振動させる駆動信号のデューティ比と信号振幅の何れかを変更することで、共振ミラーの振り幅を調整する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−275757号公報
しかしながら、上記従来技術の場合、共振ミラーを駆動させる駆動信号の精度は、クロック信号の分解能に依存するので、その駆動信号の周波数と共振ミラーを最適に駆動する共振周波数とに差異が生じてしまうことがある。
そして、共振周波数とずれがある駆動信号で共振ミラーを駆動させた場合、共振ミラーの振り幅が小さくなってしまうなどして、スクリーンに投影される画像の画質が低下してしまうことがあるという問題があった。
本発明の目的は、好適に投影画像を表示できるレーザプロジェクタを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
レーザ光を照射するレーザ光源と、
前記レーザ光源からのレーザ光を投影面上の主走査方向および副走査方向に走査する走査手段と、
前記走査手段が前記レーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段と、
前記走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、前記走査手段を主走査方向に往復させる駆動手段と、
を備え、主走査方向に走査された前記レーザ光の軌跡を前記主走査方向と直交する副走査方向に並べるように、前記投影面に画像を形成するレーザプロジェクタにおいて、
前記走査手段が最適な主走査方向の走査を可能にする共振周波数の周期に基づき、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の基本周期と、前記共振周波数の周期と前記基本周期との差分に相当する周期誤差を、前記走査信号生成手段によるパルス信号の生成開始から累積して前記クロック信号の分解能に応じて生成可能な補正周期量を設定する周期設定手段を備え、
前記走査信号生成手段は、前記周期設定手段により設定された前記基本周期のパルス信号を生成するとともに、前記補正周期量とするために前記周期誤差を前記パルス信号の生成開始から累積した第一の累積数ごとに、前記基本周期に前記補正周期量を加算した周期のパルス信号を生成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーザプロジェクタにおいて、
前記共振周波数に対応して良好なパルス幅に基づき、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の基本パルス幅と、前記共振周波数に対応して良好なパルス幅と前記基本パルス幅との差分に相当するパルス幅誤差を、前記走査信号生成手段によるパルス信号の生成開始から累積して前記クロック信号の分解能に応じて生成可能な補正パルス幅量を設定するパルス幅設定手段を備え、
前記走査信号生成手段は、前記パルス幅設定手段により設定された前記基本パルス幅のパルス信号を生成するとともに、前記補正パルス幅量とするために前記パルス幅誤差を前記パルス信号の生成開始から累積した第二の累積数ごとに、前記基本パルス幅に前記補正パルス幅量を加算したパルス幅のパルス信号を生成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレーザプロジェクタにおいて、
前記共振周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段を備え、
前記走査信号生成手段は、前記ウォブリング信号設定手段により設定されたパルス信号を生成することで、ウォブリングされたパルス信号のうちの何れかを前記共振周波数に近似させたパルス信号を生成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のレーザプロジェクタにおいて、
前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
前記ウォブリング信号設定手段は、前記投影区間と前記非投影区間とからなる1フレーム毎に周波数が異なるパルス信号を設定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のレーザプロジェクタにおいて、
前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
前記ウォブリング信号設定手段は、前記非投影区間において周波数がウォブリングされたパルス信号を設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載のレーザプロジェクタにおいて、
前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
前記ウォブリング信号設定手段は、前記非投影区間毎に異なる周波数のパルス信号を設定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載のレーザプロジェクタにおいて、
前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
前記ウォブリング信号設定手段は、前記投影区間と前記非投影区間とからなる1フレーム期間を1周期とするように、周波数がウォブリングされたパルス信号を設定することを特徴とする。
本発明によれば、レーザプロジェクタが、所定のクロック信号の分解能に起因して、走査手段が最適な主走査方向の走査を可能にする共振周波数に対応する周期のパルス信号を生成できなくても、クロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号であり、例えば、共振周波数の特性に限りなく近似した基本周期を有するパルス信号を生成することができ、また、その生成したパルス信号に含まれてしまう誤差分をクロック信号の分解能に応じて生成可能な補正パルス幅量であって、共振周波数の周期と基本周期との差分に相当する周期誤差を第一の累積数、累積してなる補正パルス幅量によって補正することができるので、走査手段を好適に走査させて、投影面に投影画像を好適に表示することが可能になる。
本発明に係るレーザプロジェクタの要部構成を示すブロック図である。 電磁駆動型走査ミラーの構造を示す斜視図である。 レーザプロジェクタの駆動信号生成部の構成を示すブロック図である。 駆動信号生成部の周期補正部の構成を示すブロック図である。 駆動信号生成部のパルス幅補正部の構成を示すブロック図である。 レーザプロジェクタがスクリーンに画像を投影する際にパルス信号を切り替えるタイミングに関する説明図である。 レーザプロジェクタによる投影区間と、非投影区間に関する説明図である。 周波数のウォブリングに関する説明図である。 周波数がウォブリングされたパルス信号の一例を示す説明図である。 周波数がウォブリングされたパルス信号の一例を示す説明図である。 周波数がウォブリングされたパルス信号の一例を示す説明図である。 周波数がウォブリングされたパルス信号の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
(実施形態1)
レーザプロジェクタ100は、図1に示すように、筐体100a内に、操作部1、レーザ光を照射するレーザ光源2、レーザ光源2からのレーザ光を合波するミラー部3、レーザ光源2からのレーザ光を投影面であるスクリーンS上に走査する電磁駆動型走査ミラー4、所定の周波数の駆動信号を生成する駆動信号生成部6、駆動信号生成部6により生成された駆動信号に基づいて電磁駆動型走査ミラー4を駆動するミラー駆動部7、スクリーンSに走査する画像の画像データを記憶する画像メモリ8、画像データに基づいてレーザ光源2を駆動する光源駆動部9、制御部10等を備えて構成される。
レーザ光源2は、例えば、半導体レーザ(LD:Laser Diode)であり、画像メモリ8における画像データに基づく光源駆動部9の駆動により、それぞれ赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のレーザ光を出力する。
ミラー部3は、例えば、特定の波長の光を透過して、それ以外の波長の光を反射するダイクロイックミラー等であり、複数のレーザ光源2からの各色レーザ光を合波して1軸の光軸を有するレーザ光とし、そのレーザ光を電磁駆動型走査ミラー4に出射する。
電磁駆動型走査ミラー4は、電磁的な駆動によって、レーザ光源2からのレーザ光を二次元方向に反射させ、スクリーンSにレーザ光を投射して走査する走査手段として機能する。この電磁駆動型走査ミラー4は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems:微小電気機械システム)技術を利用した電磁駆動型のMEMSミラーを用いるものとする。MEMSミラーは、マイクロマシニング技術を利用して、シリコンウエハ上に機械的な機構と電気回路とを集積することにより製造される微小な装置であり、このMEMSミラーを用いることにより、装置全体の小型化を図ることができる。
電磁駆動型走査ミラー4としてのMEMSミラーは、図2に示すように、レーザ光を反射するミラー基板31、ミラー基板31を囲むように形成された内側フレーム32、内側フレーム32を囲むように形成された外側フレーム33を備えている。
ミラー基板31は、内側軸34によって内側フレーム32の内側に支持され、内側軸34の軸周りに揺動可能となっている。また、内側フレーム32は、内側軸34と直交する方向の外側軸35によって外側フレーム33の内側に支持され、外側軸35の軸周りに揺動可能となっている。
ミラー基板31の表面の略中央部にはミラーMが設けられており、ミラーMを囲む周縁部に平面状のコイル311が形成されている。また、内側フレーム32の表面の周縁部には平面状のコイル312が形成されており、各コイル311、312の両端は電極36に電気的に接続されている。
また、外側フレーム33の側面には、2対の永久磁石37、38が、N極とS極とが互いに対向するように配置されている。なお、対を成す永久磁石37は、内側軸34の軸線方向に対向しており、対を成す永久磁石38は、外側軸35の軸線方向に対向している。
駆動信号生成部6は、制御部10による制御に応じて、電磁駆動型走査ミラー4を主走査方向と、主走査方向と直交する副走査方向に駆動させるための駆動信号を生成する。
特に、駆動信号生成部6は、走査信号生成手段として機能し、電磁駆動型走査ミラー4がレーザ光を左右方向に主走査するための駆動信号であるパルス信号を生成する。また、駆動信号生成部6は、電磁駆動型走査ミラー4がレーザ光を上下方向に副走査するための駆動信号を生成する。
なお、電磁駆動型走査ミラー4による左右方向の主走査は速く、上下方向の副走査は遅いものであり、左右方向に1往復の主走査が行われた後のタイミングに、下方向に一段ずれる副走査が行われるようになっている。ただし、最下行の主走査を行った後は、最上行の主走査を行うために上方向に比較的早く戻る副走査が行われる。
ここで、駆動信号生成部6を具体的に説明する。
駆動信号生成部6は、例えば、図3に示すように、基準となる所定のクロック信号が入力される信号生成部61と、信号生成部61に周期設定データを入力する周期補正部62と、信号生成部61にパルス幅設定データを入力するパルス幅補正部63と、デューティ指示信号に基づくパルス幅指示信号をパルス幅補正部63に入力するパルス幅演算部64等を備えている。
信号生成部61は、制御部10による制御に応じて、入力されるクロック信号、周期設定データ、パルス幅設定データに基づき、電磁駆動型走査ミラー4がレーザ光を左右方向に主走査するためのパルス信号を生成し、ミラー駆動部7に出力する。
なお、信号生成部61は、生成して更新した更新パルス信号を周期補正部62とパルス幅補正部63にフィードバックする。
周期補正部62は、例えば、図4に示すように、補正周期演算部62aと、補正タイミング生成部62bと、を備えている。
周期補正部62は、制御部10による制御によって、周期指示信号PRDに基づく基本周期信号PRDbaseに対応する基本周期に関するデータを、補正周期演算部62aが周期設定データとして信号生成部61に出力する。なお、基本周期とは、電磁駆動型走査ミラー4の固有の共振周波数の周期に限りなく近似したものである。
また、周期補正部62は、制御部10による制御によって、周期指示信号PRDに基づく周期誤差信号PRDeを補正タイミング生成部62bでカウントして所定数(第一の累積数)となる補正タイミングに対応し、周期誤差信号PRDeを所定数累積した補正周期量Δpに関するデータを、補正周期演算部62aが周期設定データとして信号生成部61に出力する。
パルス幅補正部63は、例えば、図5に示すように、補正パルス幅演算部63aと、補正タイミング生成部63bと、を備えている。
パルス幅補正部63は、制御部10による制御によって、パルス幅指示信号PWに基づく基本パルス信号PWbaseに対応する基本パルス幅に関するデータを、補正パルス幅演算部63aがパルス幅設定データとして信号生成部61に出力する。なお、基本パルス幅とは、電磁駆動型走査ミラー4の固有の共振周波数のパルス幅に限りなく近似したものである。
また、パルス幅補正部63は、制御部10による制御によって、パルス幅指示信号PWに基づくパルス幅誤差信号PWeを補正タイミング生成部63bでカウントして所定数(第二の累積数)となる補正タイミングに対応し、パルス幅誤差信号PWeを所定数累積した補正パルス幅量Δwに関するデータを、補正パルス幅演算部63aがパルス幅設定データとして信号生成部61に出力する。
ミラー駆動部7は、電磁駆動型走査ミラー4の電極36に接続され、駆動信号生成部6において生成された駆動信号に基づき電磁駆動型走査ミラー4を駆動する。特に、ミラー駆動部7は、駆動信号生成部6において生成されたパルス信号に応じて、電磁駆動型走査ミラー4を主走査方向(左右方向)に往復させる駆動手段として機能する。
そして、電磁駆動型走査ミラー4における、コイル311、312の両端の電極36に駆動信号に応じた駆動電圧を印加して駆動電流を流すと、永久磁石37、38によって発生する磁界との相互作用によりローレンツ力が生じ、内側軸34と外側軸35を軸心としてミラー基板31及び内側フレーム32がそれぞれ傾斜する。
従って、電磁駆動型走査ミラー4に流す駆動電流を制御することで、電磁駆動型走査ミラー4を、内側軸34と外側軸35を軸心とする直交する2つの方向(左右方向及び上下方向)に自在に揺動させることができる。
この電磁駆動型走査ミラー4に所定の周期で変動する駆動信号であるパルス信号を流すと、電磁駆動型走査ミラー4は、そのパルス信号の周期(周波数)に応じた所定の周期で振動することとなる。特に、共振周波数fで駆動した場合、電磁駆動型走査ミラー4はその電流値における最大の振れ角で揺動するため、低電力で最も効率よく大きな画像を表示させることができる。つまり、電磁駆動型走査ミラー4を共振周波数fのパルス信号で駆動した場合、最適な主走査方向の走査が可能になる。
操作部1は、筐体100aの表面に設けられており、レーザプロジェクタ100がスクリーンSに対して設置された距離や角度などの各種データの入力や、操作入力等を受け付けて、そのデータや操作信号を制御部10に出力する。
画像メモリ8は、スクリーンSに表示させる画像の画像データを記憶する。なお、画像データの供給源はこれに限らず、筐体100aに接続されたPC(Personal Computer)、ビデオカメラ等の各種の記憶装置に記憶された画像データを用いてもよい。
光源駆動部9は、画像メモリ8から読み出した画像データに基づきレーザ光源2を駆動し、画素毎のレーザ光を調整して、ミラー部3で合波されるレーザ光の色を切り替える。
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)101、CPU101のワークエリアとして利用されるRAM(Random Access Memory)102、各種データやプログラム等を格納するROM(Read Only Memory)103、クロック信号生成部104等を備えて構成される。
クロック信号生成部104は、所定の分解能を有するクロック信号を生成し、CPU101や駆動信号生成部6に出力する。
CPU101は、レーザプロジェクタ100の各部から入力される入力信号に応じて、ROM103に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、レーザプロジェクタ100の動作全般を統括制御する。
ROM103は、プログラム格納エリアに、パルス信号設定プログラム103a、周期設定プログラム103b、パルス幅設定プログラム103c、ウォブリング信号設定プログラム103d等を格納している。
また、ROM103には、電磁駆動型走査ミラー4が最適な主走査方向の走査を可能にする共振周波数に関するデータ、例えば、共振周波数に対応する良好なパルス幅のデータが記憶されている。なお、共振周波数に対応する良好なパルス幅とは、その共振周波数で電磁駆動型走査ミラー4を駆動させた際に、電磁駆動型走査ミラー4がより良好に駆動することに適したパルス幅のことであり、電磁駆動型走査ミラー4を駆動させる共振周波数における最適なパルス幅(デューティ比)、又は最適とみなせる好適なパルス幅(デューティ比)であるといえる。
パルス信号設定プログラム103aは、例えば、CPU101に、駆動信号生成部6が生成するパルス信号のパルスパターンを設定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU101は、パルス信号設定プログラム103aの実行において、駆動信号生成部6が生成するパルス信号の周期とパルス幅を変調させるなど、パルス信号のパルスパターンを変化させる。
CPU101は、かかるパルス信号設定プログラム103aを実行することにより、パルス信号設定手段として機能する。
周期設定プログラム103bは、例えば、CPU101に、共振周波数の周期に基づき、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の基本周期と、共振周波数の周期と基本周期との差分に相当する周期誤差を所定数(第一の累積数)累積した補正周期量であって、クロック信号の分解能に応じて生成可能な補正周期量を設定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU101は、周期設定プログラム103bの実行において、駆動信号生成部6が生成するパルス信号であって、所定のクロック信号の分解能に応じて周期を変調させたパルス信号を設定する。
CPU101は、かかる周期設定プログラム103bを実行することにより、周期設定手段として機能する。この周期設定手段はパルス信号設定手段の一部であるといえる。
なお、周期設定手段としてのCPU101は、共振周波数の周期を有するパルス信号を設定することが理想であるが、駆動信号生成部6は、所定のクロック信号を基準にパルス信号を生成することになっているため、CPU101は、クロック信号の分解能で生成可能なパルス信号を設定しなければならない。
そこで、周期設定手段としてのCPU101は、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の周期であって、共振周波数の周期に近似する基本周期(PRDbase)と、そのクロック信号の分解能では表現できない誤差であって共振周波数の周期と基本周期との差分に相当する周期誤差(PRDe)を、所定数(第一の累積数)累積することでクロック信号の分解能に応じて生成可能となる補正周期量(Δp)を演算等により求めて、その基本周期(PRDbase)と補正周期量(Δp)に基づき、パルス信号の周期を設定するようになっている。
そして、駆動信号生成部6は、周期設定手段としてのCPU101により設定された基本周期(PRDbase)のパルス信号を生成するとともに、補正周期量(Δp)とするために周期誤差(PRDe)を累積した第一の累積数ごとに、基本周期に補正周期量を加算したパルス信号を生成する。
パルス幅設定プログラム103cは、例えば、CPU101に、共振周波数に対応して良好なパルス幅に基づき、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の基本パルス幅と、共振周波数に対応して良好なパルス幅と基本パルス幅との差分に相当するパルス幅誤差を所定数(第二の累積数)累積した補正パルス幅量であって、クロック信号の分解能に応じて生成可能な補正パルス幅量を設定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU101は、パルス幅設定プログラム103cの実行において、駆動信号生成部6が生成するパルス信号であって、所定のクロック信号の分解能に応じてパルス幅を変調させたパルス信号を設定する。
CPU101は、かかるパルス幅設定プログラム103cを実行することにより、パルス幅設定手段として機能する。このパルス幅設定手段はパルス信号設定手段の一部であるといえる。
なお、パルス幅設定手段としてのCPU101は、共振周波数に対応する最適なパルス幅を有するパルス信号を設定することが理想であるが、駆動信号生成部6は、所定のクロック信号を基準にパルス信号を生成することになっているため、CPU101は、クロック信号の分解能で生成可能なパルス信号を設定しなければならない。
そこで、パルス幅設定手段としてのCPU101は、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号のパルス幅であって、共振周波数に対応する最適なパルス幅に近似する基本パルス幅(PWbase)と、そのクロック信号の分解能では表現できない誤差であって共振周波数に対応して良好なパルス幅と基本パルス幅との差分に相当するパルス幅誤差(PWe)を、所定数(第二の累積数)累積することでクロック信号の分解能に応じて生成可能となる補正パルス幅量(Δw)を演算等により求めて、その基本パルス幅(PWbase)と補正パルス幅量(Δw)に基づき、パルス信号のパルス幅を設定するようになっている。
そして、駆動信号生成部6は、パルス幅設定手段としてのCPU101により設定された基本パルス幅(PWbase)のパルス信号を生成するとともに、補正パルス幅量(Δw)とするためにパルス幅誤差(PWe)を累積した第二の累積数ごとに、基本パルス幅に補正パルス幅量を加算したパルス信号を生成する。
ウォブリング信号設定プログラム103dは、例えば、CPU101に、共振周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU101は、ウォブリング信号設定プログラム103dの実行において、駆動信号生成部6が生成するパルス信号であって、所定のウォブリング周期で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定する。
CPU101は、かかるウォブリング信号設定プログラム103dを実行することにより、ウォブリング信号設定手段として機能する。このウォブリング信号設定手段はパルス信号設定手段の一部であるといえる。
次に、レーザプロジェクタ100が、スクリーンSに画像を投影する際、好適に画像を表示するためにパルスパターンを変化させてパルス信号を切り替えるタイミングについて、図6を参照して説明する。
図6に示すように、レーザプロジェクタ100は、周期設定手段としてのCPU101によって設定された、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能な基本周期(PRDbase)を有し、且つ、パルス幅設定手段としてのCPU101によって設定された、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能な基本パルス幅(PWbase)を有するパルス信号を駆動信号生成部6が生成し、そのパルス信号を駆動信号として電磁駆動型走査ミラー4を駆動させ、レーザ光の走査を行ってスクリーンSに画像を表示する。
そして、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能な補正周期量(Δp)を得るために周期誤差(PRDe)を累積した第一の累積数に相当する周期誤差信号をカウントする度に、基本周期(PRDbase)に補正周期量(Δp)を加算したパルス信号を生成する。
なお、第一の累積数ごとに生成される、基本周期(PRDbase)に補正周期量(Δp)を加算したパルス信号を出力するタイミングは、補正タイミング生成部62b(図4参照)が第一の累積数の周期誤差信号をカウントした際に出力される周期補正信号(図6参照)に基づいている。
また、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能な補正パルス幅量(Δw)を得るためにパルス幅誤差(PWe)を累積した第二の累積数に相当するパルス幅誤差信号をカウントする度に、基本パルス幅(PWbase)に補正パルス幅量(Δw)を加算したパルス信号を生成する。
なお、第二の累積数ごとに生成される、基本パルス幅(PWbase)に補正パルス幅量(Δw)を加算したパルス信号を出力するタイミングは、補正タイミング生成部63b(図5参照)が第二の累積数のパルス幅誤差信号をカウントした際に出力されるパルス幅補正信号(図6参照)に基づいている。
このように、本発明に係るレーザプロジェクタ100における駆動信号生成部6は、クロック信号の分解能に応じて生成可能であって、電磁駆動型走査ミラー4の固有の共振周波数特性に限りなく近似したパルス信号である、基本周期(PRDbase)と基本パルス幅(PWbase)を有するパルス信号を生成することができ、さらに、その近似したパルス信号に含まれる誤差分を補正するため、基本周期(PRDbase)に補正周期量(Δp)を加算したパルス信号と、基本パルス幅(PWbase)に補正パルス幅量(Δw)を加算したパルス信号を生成することができる。
そして、駆動信号生成部6が生成したパルス信号により電磁駆動型走査ミラー4を駆動させることで、電磁駆動型走査ミラー4の左右の振り幅を共振周波数に準じたものとすることができるので、スクリーンSに投影画像を好適に表示することが可能になる。
つまり、このレーザプロジェクタ100は、クロック信号の分解能に起因して、電磁駆動型走査ミラー4の固有の共振周波数を有するパルス信号を生成できないが、クロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号であって、共振周波数の特性に限りなく近似した基本周期(PRDbase)と基本パルス幅(PWbase)を有するパルス信号を生成することができ、また、その近似したパルス信号に含まれてしまう誤差分を補正するためのパルス信号を生成することができるので、共振周波数に準じた左右の振り幅で電磁駆動型走査ミラー4を駆動させることが可能となり、スクリーンSに投影画像を好適に表示することができる。
よって、レーザプロジェクタ100に、高精度のクロック信号が得られる構成や機能を付与することなく、共振周波数に準じた左右の振り幅で電磁駆動型走査ミラー4を駆動させることができ、スクリーンSに投影画像を好適に表示することができる。
(実施形態2)
次に、本発明に係るレーザプロジェクタ100の実施形態2について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
まず、レーザプロジェクタ100において、レーザ光の走査位置が切り替えられる区間について説明する。
図7に示すように、レーザプロジェクタ100における電磁駆動型走査ミラー4によってレーザ光の走査が行われる区間には、電磁駆動型走査ミラー4がレーザ光を左右方向(主走査方向)に走査しつつ、フレームの始端である最上行側からフレームの終端である最下行側の上下方向(副走査方向)に走査位置が切り替えられて、スクリーンSに画像が形成される投影区間(区間a)と、終端である最下行側から始端である最上行側に戻る上下方向へ電磁駆動型走査ミラー4による走査位置が切り替えられる非投影区間(区間b)と、がある。なお、電磁駆動型走査ミラー4による走査が最上行(「+θ」の位置)から最下行(「−θ」の位置)に移行する間における、最上行より僅かに下側の行と最下行より僅かに上側の行との間が、実際にレーザ光が走査されて画像が形成される投影区間(区間a)となっている。
そして、この投影区間(区間a)と非投影区間(区間b)とからなる1フレームの画像を連続して投影することで、スクリーンSに画像が表示される。
次に、電磁駆動型走査ミラー4の駆動信号であるパルス信号の周波数をウォブリングさせることについて説明する。
ウォブリング信号設定手段としてのCPU101は、例えば、図8に示すように、共振周波数fを挟む所定範囲(Δf)で周波数がウォブリングされるパルス信号であって、所定のウォブリング周期で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定する。なお、周波数のウォブリングとは、例えば、共振周波数fを中心とした微小周波数範囲(Δf)内で、駆動信号(パルス信号)の周波数を時間的に変化させることである。
そして、ウォブリングするように設定されたパルス信号を駆動信号生成部6が生成することで、ウォブリングされたパルス信号のうちの何れかのパルス信号の周波数を共振周波数fに近似させて、パルス信号を生成する。なお、共振周波数fに近似する周波数のパルス信号であれば、電磁駆動型走査ミラー4の左右の振り幅を共振周波数に準じたものとすることができる。
例えば、ウォブリング信号設定手段としてのCPU101は、投影区間(区間a)と非投影区間(区間b)とからなる1フレーム毎に周波数が異なるパルス信号を設定する。
具体的には、図9に示すように、例えば、12フレーム分の期間を1周期とするウォブリング周期で周波数をウォブリングさせて、フレーム毎に異なる周波数を設定することで、ウォブリングされたパルス信号のうち、1フレーム目と7フレーム目のパルス信号の周波数を共振周波数fに近似させる。
また、ウォブリング信号設定手段としてのCPU101は、非投影区間(区間b)において周波数がウォブリングされたパルス信号を設定する。
具体的には、図10に示すように、例えば、非投影区間(区間b)を8分割し、8分割された非投影区間(区間b)を1周期とするウォブリング周期で周波数をウォブリングさせて、その8分割された期間(第一期間から第八期間)毎に異なる周波数を設定することで、ウォブリングされたパルス信号のうち、非投影区間(区間b)における第一期間と第五期間のパルス信号の周波数を共振周波数fに近似させる。
また、ウォブリング信号設定手段としてのCPU101は、非投影区間(区間b)毎に異なる周波数のパルス信号を設定する。
具体的には、図11に示すように、例えば、非投影区間(区間b)毎に6種の周波数を切り替えるように、共振周波数fを挟む所定範囲で周波数をウォブリングさせるパルス信号を設定することで、投影区間(区間a)におけるパルス信号の周波数を共振周波数fに近似させる。
また、ウォブリング信号設定手段としてのCPU101は、投影区間(区間a)と非投影区間(区間b)とからなる1フレーム期間を1周期とするように、周波数がウォブリングされたパルス信号を設定する。
具体的には、図12に示すように、例えば、共振周波数fを挟む所定範囲で周波数をウォブリングさせるパルス信号を設定し、ウォブリングによって低周波数から高周波数へ周波数が変調される際や、高周波数から低周波数へ周波数が変調される際に、一時的に共振周波数fとするようにして、パルス信号の周波数を共振周波数fに近似させる。
このように、本発明に係るレーザプロジェクタ100において、共振周波数fを挟む所定範囲(Δf)で周波数をウォブリングさせて、ウォブリングされたパルス信号のうちの何れかを共振周波数fに近似させたパルス信号として生成することができる。
そして、駆動信号生成部6が生成したパルス信号により電磁駆動型走査ミラー4を駆動させることで、電磁駆動型走査ミラー4の左右の振り幅を共振周波数に準じたものとすることができるので、スクリーンSに投影画像を好適に表示することが可能になる。
なお、電磁駆動型走査ミラー4の共振周波数fは、周囲の温度変化などによって変動することがあるが、微小周波数範囲でのウォブリングを行うことにより、電磁駆動型走査ミラー4の振り幅を維持しつつ、共振周波数fに駆動信号のパルス周波数が一致するように周波数追従できるため、上記のような変動があっても投影画像を好適に保つことができる。
なお、本発明の適用は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、実施形態1における処理(共振周波数の特性に限りなく近似した基本周期(PRDbase)と基本パルス幅(PWbase)を有するパルス信号を生成する処理)に、実施形態2における処理(共振周波数を挟む所定範囲で周波数をウォブリングさせて、ウォブリングされたパルス信号のうちの何れかを共振周波数fに近似させたパルス信号として生成する処理)を組み合わせて行うことに限らず、例えば、実施形態1における処理と、実施形態2における処理を、それぞれ独立して行うようにしてもよい。
1 操作部
2 レーザ光源
3 ミラー部
4 電磁駆動型走査ミラー(走査手段)
6 駆動信号生成部(走査信号生成手段)
61 信号生成部
62 周期補正部
63 パルス幅補正部
7 ミラー駆動部(駆動手段)
8 画像メモリ
9 光源駆動部
10 制御部
101 CPU(周期設定手段、パルス幅設定手段)
102 RAM
103 ROM
103a パルス信号設定プログラム
103b 周期設定プログラム
103c パルス幅設定プログラム
103d ウォブリング信号設定プログラム
100 レーザプロジェクタ
S スクリーン(投影面)

Claims (7)

  1. レーザ光を照射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源からのレーザ光を投影面上の主走査方向および副走査方向に走査する走査手段と、
    前記走査手段が前記レーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段と、
    前記走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、前記走査手段を主走査方向に往復させる駆動手段と、
    を備え、主走査方向に走査された前記レーザ光の軌跡を前記主走査方向と直交する副走査方向に並べるように、前記投影面に画像を形成するレーザプロジェクタにおいて、
    共振周波数の周期に基づき、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の基本周期と、前記共振周波数の周期と前記基本周期との差分に相当する周期誤差を、前記走査信号生成手段によるパルス信号の生成開始から累積して前記クロック信号の分解能に応じて生成可能な補正周期量を設定する周期設定手段を備え、
    前記走査信号生成手段は、前記周期設定手段により設定された前記基本周期のパルス信号を生成するとともに、前記補正周期量とするために前記周期誤差を前記パルス信号の生成開始から累積した第一の累積数ごとに、前記基本周期に前記補正周期量を加算した周期のパルス信号を生成することを特徴とするレーザプロジェクタ。
  2. 所定のパルス幅に基づき、所定のクロック信号の分解能に応じて生成可能なパルス信号の基本パルス幅と、前記共振周波数に対応して良好なパルス幅と前記基本パルス幅との差分に相当するパルス幅誤差を、前記走査信号生成手段によるパルス信号の生成開始から累積して前記クロック信号の分解能に応じて生成可能な補正パルス幅量を設定するパルス幅設定手段を備え、
    前記走査信号生成手段は、前記パルス幅設定手段により設定された前記基本パルス幅のパルス信号を生成するとともに、前記補正パルス幅量とするために前記パルス幅誤差を前記パルス信号の生成開始から累積した第二の累積数ごとに、前記基本パルス幅に前記補正パルス幅量を加算したパルス幅のパルス信号を生成することを特徴とする請求項1に記載のレーザプロジェクタ。
  3. 前記共振周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段を備え、
    前記走査信号生成手段は、前記ウォブリング信号設定手段により設定されたパルス信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザプロジェクタ。
  4. 前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
    前記ウォブリング信号設定手段は、前記投影区間と前記非投影区間とからなる1フレーム毎に周波数が異なるパルス信号を設定することを特徴とする請求項3に記載のレーザプロジェクタ。
  5. 前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
    前記ウォブリング信号設定手段は、前記非投影区間において周波数がウォブリングされるパルス信号を設定することを特徴とする請求項3に記載のレーザプロジェクタ。
  6. 前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
    前記ウォブリング信号設定手段は、前記非投影区間毎に異なる周波数のパルス信号を設定することを特徴とする請求項3に記載のレーザプロジェクタ。
  7. 前記走査手段がレーザ光を主走査方向に走査しつつ、始端から終端の副走査方向に走査位置が切り替えられて前記投影面に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る副走査方向へ前記走査手段による走査位置が切り替えられる非投影区間と、を有し、
    前記ウォブリング信号設定手段は、前記投影区間と前記非投影区間とからなる1フレーム期間を1周期とするように、周波数がウォブリングされたパルス信号を設定することを特徴とする請求項3に記載のレーザプロジェクタ。
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